同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

TS催眠!-女体化エンドレスオーガズム-

サークル「カジハラエム」さんの催眠音声作品。

こちらは催眠の力で女性に変身し、男性ではまず味わえない連続絶頂を楽しむ作品です。
よくある女体化作品のように元々の体を変化させるシーンが特になく
とあるタイミングで変身した後、その事実を自覚させるようなアプローチがされています。
また誘導時の進め方がとにかく丁寧で質・量ともに暗示のレベルが高く
意識を失いそうになるほど頭の中がとろとろになる感覚が味わいやすいです。



女体化しやすい静かな世界で
アイミスに女体化の催眠をかけられて女性の快感を味わうお話。

「ようこそ トランスセクシュアルを実現する世界に」
アイミスは礼儀正しく上品な声の女性。
女体化に都合のいい世界の案内人としてここの簡単な説明をしてから
主人公と催眠を行うにあたっての簡単な約束をします。

催眠はおよそ26分30秒間。
まずは深呼吸をしながら彼女の声に耳を傾けます。
ちなみにこの深呼吸は開始から11分程度と結構長い時間に渡って行います。

「あなたの体は もっと もっと安らぎ 穏やかになる」
アイミスは自分自身も呼吸する音を鳴らしながら
全身を落ち着かさせたり、心に軽さを感じさせたり、幸福感を感じさせたりと
一つ一つ順を追って少しずつ違った感覚を刷り込んできます。
呼吸をすると落ち着く、落ち着くと力が抜ける、力が抜けると気持ちいい、気持ちいいから幸せ
こういった違和感のない暗示の連鎖が自然なリラックスを生み出します。

これらの暗示をすべて息を吐いた直後にのみ入れてくるのもポイント。
息を吐いたときは吸うときに比べて心がずっと緩んだ状態で
それはつまり暗示を非常に受け入れやすい状態でもあります。
そこに的確に暗示を入れてくるのだから効果が無いわけがありません。
時間が経つにつれて体に良い意味での違和感を徐々に感じるようになるはずです。

「もう虜 私の声の虜 だから 私の声に 反射的に反応 私の声 気持ちのいい声の言いなり」
十分にリラックスできたところで今度は彼女の声に対する依存心を養っていきます。
彼女の声は気持ちいい、だから彼女の声を聞いていないとなんだか落ち着かない。
合間にわざと無音の時間を設けてその存在感を存分に実感させながら
彼女は表現に気をつけつつ何度も何度も声の虜になるよう暗示を入れてきます。
聴き手が自分からすがりたくなるように誘導しているところが実にいいですね。

「キラキラ キラキラ キラキラの光が あなたを白く 包み込んでいきます」
そして最後はまばゆい光が全身を包み込むイメージを交えながら
意識を少しずつ弱めてさらに深い催眠状態へと導きます。
終盤のアイミスの囁き声が穏やかで優しさに満ちており
セリフの内容だけでなく雰囲気によっても大いに安らぐものを感じました。
ストーンと一気に落ちるのではなく底なし沼に飲み込まれていくような感覚が味わえます。

ほぼ暗示のみで行っている非常に珍しいタイプの催眠です。
事前に聴き手に声をなぞるようにお願いして声への注意を軽く引きつけたうえで
できるだけ違和感や拒絶感を感じさせないように少しずつ表現をシフトさせながら
催眠がより深くなるように心を誘導しています。

特に序盤の深呼吸をしながら暗示を入れていくシーンが本当に丁寧で
1呼吸ごとにわかりやすい表現で何度も語り掛けてきます。
これだけの時間深呼吸をするだけでも十分にリラックス効果が見込めますし
その後の声の虜にするシーンの進め方も緻密で隙がありません。
「声を聞いているとなんとなく落ち着くな」と多くの人が感じるでしょう。

「天使の輪が常に光る 黒髪ロング 楚々とした黒い瞳 それを大きく見せる 長い睫毛」
肝心の女体化についてはアイミスの催眠で意識を失い、その後目覚めた主人公が
起きたら女の子になっていました、という表現がされています。
一種の記憶操作みたいなものでしょうか。
容姿はもちろん生い立ちなんかも事細かに語ってくれていて
聴いた限りだと大和撫子風の巨乳の美少女と思われます。

女体化のタイプとしては変身型が最も近いでしょう。
催眠のかかり具合によってはこの事実を無意識が拒絶してしまう可能性もあることから
ある程度催眠や女体化に慣れ親しんでおいたほうが取り組みやすいと思います。



波が押し寄せるような立て続けに訪れる快感
エッチシーンは14分ほど。
プレイは乳揉み、クンニ、クリ舐めです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「ほら こんな風に 私があなたの巨乳を ゆさ ゆさ」
言葉を巧みに操って主人公に自分が女だと自覚させることに成功したアイミスは
早速女の悦びを教えるためにその立派なおっぱいへと手を伸ばします。

エッチはアイミスが終始責め続ける形で行われます。
前半の流れから感覚支配の暗示で固めてくるのかと思いきや
主人公のおまんこの形や性癖といった特徴を事細かに語りながら
同時に責めることでさらに自分が女性であることをわからせていきます。

またクンニやクリを舐める際にアイミスがやや下品なちゅぱ音を鳴り響かせます。
プレイの様子を多めに描いてそのイメージで感じさせるスタイルですね。
ちゅぱ音が多めで興奮を高めやすい方だと思います。

「視界が 真っ白く 暗転 波が引いた後に残るのは 幸せの余韻 満ち足りた感覚」
そして「エンドレスオーガズム」の名の通りアイミスは何度も絶頂を促してきます。
最初に刻まれるカウントに合わせて絶頂を迎えた直後に追加で何度も行うややハードなもので
彼女の言う通り波が押し寄せるようなイメージを抱きながら
そのイキ声に合わせて何度も気持ちを盛り上げてみてください。
基本的には最初の1回を頑張って後は追加で行う感じです。

このように、心の女性化もある程度見据えたテーマに沿ったエッチが繰り広げられます。



催眠に浸る心地よさが味わいやすい作品
テーマは女体化なのですが、それよりも催眠の誘導方法に優れたものを感じる作品です。

多くのサークルさんが凝視法、弛緩法、逆算法といった古典系の技術に頼る中
敢えて暗示の連結のみで催眠を深めていくそのスタンスが奇抜で素晴らしいです。
このタイプの催眠はすくりぷてっどこねくしょんさんが得意とされていて
ある種すくりぷさんの専売特許的なものだったのですが
ここにきてカジハラさんも似たような催眠を作られたことに非常に驚きました。

タイプが似ていると言ってるだけでもちろん同じではありません。
細かい部分は色々と違いが見られます。
でも催眠としての独自性は高く一定以上の効果も見込めることから
やはり「優れている」と表現するのが妥当な催眠です。

ただそれ以降の女体化については残念と言わざるを得ません。
男性であることをまず否定して女性らしさを感じさせるアプローチなのですが
記憶操作は催眠の中でもかなり難しい方でして
今回の催眠で果たしてうまくいくかというと私は疑問を感じます。

無難に体を変化させて女性の感覚を刷り込むタイプの女体化の方が
この作品には合っていたのではないかなと。
もしくは最後に一気に深い催眠へと落としてからなら
深度的に記憶支配も何とかなりそうですし、そのどちらかです。
ただし、変化後の女性像は本当にしっかりしていてわかりやすいです。
自分が女性であることをすんなり受け入れられればきっと楽しめます。

エッチはあまり窮屈にせずに聴き手がある程度自由に楽しむ余地を与えています。
女性になりきった気分で聴いていれば自然と股間が熱くなるかもしれません。
ドライは最初の1回が一番狙いやすいです。
その後については自分の無意識に任せて楽しむ感じでしょうか。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

催眠がしっかりしていて催眠状態特有の感覚が楽しみやすい作品です。

CV:紅月ことねさん
総時間 47:56


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
解除音声はあります。

捕虜になった女騎士 腹パンサンドバッグ

サークル「ケチャップ味のマヨネーズ」さんの同人音声作品。(R-15指定)

本作品は捕らわれの身となった女騎士が盗賊たちにとことん腹パンをされます。
(腹パン…腹パンチ、ボディブローのこと)
音声作品の中でも非常にニッチでちょっと他に思いつく作品がありません。
このジャンルが好きな人は「ようやく来たか!」と喜んだのではないでしょうか。

ジャンルのユニークさに胡坐をかくことなく音声作品としてもきちんと作り込まれており
腹パンの1発1発についてどこをどのように殴るかを綿密に描写し
食らった瞬間の女騎士の反応とその後の肉体および精神へのダメージ具合を
呻き声や荒い息遣いで臨場感たっぷりに表現しています。

※この先、精神衛生上あまりよろしくない表現がいくつか登場します。
できれば食事の前後には読まないことをお薦めします。



礼儀正しい騎士と気さくな盗賊
女騎士が盗賊から様々なタイプの腹パンを何度も食らうお話。

「騎士であるこの私が 盗賊団を捕まえに来たのに 反対に捕らわれてしまうなんて」
女騎士は礼儀正しく甘い声の女性。
仲間の静止を振り切って一人で盗賊の隠れ家に乗り込んだところ
落とし穴にはまって逆に彼女たちの捕虜になってしまいます。

本作品はいきなり腹パンをするのではなく、そこに至るまでのストーリーも描かれており
最初の2パートは彼女を捕えている盗賊団のリーダーと軽いやり取りをします。
音声作品としてはやや珍しくこの2人が掛け合う形で物語は進行します。

内容は女騎士がリーダーに1対1の決闘を申し込む、といったもので
今回は相手を殺さないように武器は使わず素手で行います。
戦闘なら明らかに女騎士が有利に思えるかもしれませんが
彼女は落とし穴に落ちた際に足を痛めていて思うように動けません。
キャラの性格や物語の背景などもきちんと設定し、違和感なく腹パンへともっていきます。
ボイスドラマとしても結構楽しめるのではないかなと。

「おい! さっきから何をごそごそしてるんだ?」
盗賊団のリーダーはやや粗い言葉遣いをするトーンの低い声の女性。
女だけで構成されている盗賊団の頭目である彼女は、女騎士の半ば無茶な申し出に対して
意外にも快くそれを承諾し、女騎士の縄を解いてやります。
盗賊よりは義賊っぽい印象がする彼女の言動に好感を持つ人がおそらくいるでしょう。

「騎士様ってかなり可愛いし 殴って欲しそうなほど お腹露出させてるし あぁ すごくエロい声出して苦しむんだろうなぁ」
しかし彼女は盗賊ですから当然正々堂々と戦う気はありません。
「殴ってください」と言わんばかりに露出した女騎士のお腹をいかに気持ちよく殴るか
そのための算段をきちんと立てているから受けるのです。



殴り方にまでこだわった濃厚な腹パン
腹パンシーンは4パート合わせて45分ほど。

最初は決闘で女騎士の隙を伺いながら盗賊が何度か攻撃し
その後若干ルールが変更されると彼女の部下たちも加わって立て続けに腹パンをかまします。
当サイトでは前者を「決闘」、後者を「リンチ」と勝手に命名してこの先説明していきます。
テーマがテーマなので女騎士が反撃するシーンは一切ありません。
また殴ったり嘔吐する際にリアルな効果音が鳴ります。

「腹パンを音声としてどう表現するのか?」ここが一番の焦点になるわけですが
本作品では殴る前後の様子をとても丁寧に描写することで
女騎士の苦しみと盗賊の愉悦をバランスよく聴き手に伝えています。


「でも今の一撃 結構深くめり込んでたよね?」
「お腹を ぐちゅっと潰す感じのアッパーですね でも こういう攻撃は 何度も食らったことありますから」

決闘での腹パンはやり取りをしながら1発ごとの効き具合を確認するスタイル。
数分ごとに一撃を入れながら、盗賊が女騎士に「痛いでしょ?」と訊いてきます。
この時点では腹筋も使えるし腰を引いてダメージを軽減できるため
女騎士は普通に受け答えするし、のたうち回ったりもしません。
腹パンの入門編ってところでしょうか。

「効いてませんから 全然平気ですから…」
女騎士も訓練で何度も腹パンを食らった経験があるそうで
平気とまではいきませんが強がりを言うくらいの心の余裕が見られます。
騎士ですしメンタル面は相当に鍛えられているのでしょう。

「やめてください お腹に膝蹴りは… えへっ えうぅ ごほっ」
しかし数発攻撃を受けて盗賊が相当な達人であることを思い知ると
その仮面もだんだんと剥がれて悲痛な声を漏らし始めます。
特に終盤に登場する膝蹴りシーンは強烈で、食らった時の声もそうですが
その後の呻き声を上げながら必死に嘔吐感を抑えようとする姿に心が痛みます。
普通の聴き手ならこのあたりでギブアップするのではないでしょうか。

「額を地面に擦りつけて 身動き一つ取れないなんて …可愛すぎるっ!」
それに追い打ちをかけるように放たれる盗賊のセリフも容赦がありません。
女騎士が悶絶する姿に大いに喜び、この後さらに手厳しい攻撃を加えようとします。
この2人の様子の落差が非常に大きくその場の凄惨さを何よりも克明に物語っています。

対するリンチシーンは殴り方にこだわるスタイル。
女騎士を実験台にして腹パンに未熟な部下たちに殴り方をレクチャーしたり
試しに殴らせてそれぞれを評価したりします。
完全にサンドバッグ状態ですね。

「お腹の真ん中 特にうっすらと筋が浮いているだろう? そこを狙って殴ればいいからね」
「お臍あたりの腸は 腹膜に守られているけど 胃袋は守られてないからね」

レクチャーの内容は単に「どこをどう殴る」だけではなく
人間の体の構造、特に筋肉や内臓の位置についても言及している本格的なもので
盗賊が腹パンに対して並々ならぬ情熱を持っているのがひしひしと伝わってきます。

「じゃあ次は 胃袋を掴むいじめ方をしようか ストマッククローね」
「ぐっ えぐっ ぐはっ えっ えへうぅ」

極めつけは最後の方に登場するストマッククロー。
一度腹パンをして拳をお腹にしっかりめり込ませてから
指を使って胃袋の位置を探し当て、掴みます。

途中で何度か失敗して他の部位を掴んでしまうのですが
その時の声と胃袋を掴んだ時の声が明らかに違って
女騎士がこの攻撃にどれだけ苦しみを感じているかがよくわかります。
私も記事を書くのでなければきっとイヤホンを外していたでしょう。

ちなみに腹パンの回数はおよそ19回です。
紹介した以外にもエグい殴り方がたくさんありますので
腹パンフェチな方でもおそらく満足していただけます。

このように、とことんまで腹パンを追求したぶっ飛んだプレイが楽しめます。



腹パン好きにはたまらない作品
一番の売りである腹パンに加えてボイスドラマとしても優秀な作品です。

礼儀正しく正直な女騎士と狡猾な盗賊とのやり取りが普通に面白く
女騎士の自尊心を煽ってリンチプレイへ持って行ったりと
キャラの個性を活かして腹パンを始めるまでの道筋やその後の展開を組み立てています。
作品のコアとなる腹パンも1発ごとに意味や価値を明確に定め
それらを食らわせながら女騎士の心と体が徐々に崩れていく様子も描いています。

そして後になるほど生気を失っていく女騎士とは正反対に
どんどん活気づく盗賊の姿が非常に残酷で印象的でした。
盗賊が話している間も後ろで女騎士の息遣いが聞こえるのがいいですね。
2人の様子が把握しやすく、その場のヤバさが伝わってきます。

女騎士の声も最初はまだ可愛さが残っていたのが
終盤は嘔吐するようなややグロい声を上げて苦しみを露わにします。
正直かなり人を選ぶ声ですが好きな人ならゾクゾクするかなと。

腹パンについても人によって大きく好みがわかれるでしょうが
ボイスドラマ的な観点から見ると恐ろしいほどに洗練されています。
聴く前は漠然と「ドカドカ殴りまくるのかな?」と予想していただけに驚きました。

そして殴られた際の女騎士の反応も殴り方や殴られた部位でどれも違って
視覚的な情報無しでも十分イメージできるような演技がされています。
声優さんもかなり考えながら演技をされたとのことで、その努力が結実していると言えます。
私も聴き終えた際にお腹のあたりに軽い痛みを感じていました。

ジャンルのニッチさを考慮して当サイトではやや低い点数とさせていただきましたが
完成度が非常に高く好きな人ならまず確実に満足できる作品です。

おまけは長瀬さんと渡会さんによるフリートークです。

CV:女騎士…長瀬ゆずはさん 盗賊…渡会ななせさん
総時間 本編…1:04:59 おまけ…12:05


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

ソープランド~ヒプノ~

サークル「フラワー症候群」さんの催眠音声作品。

こちらは作品名の通りソープ嬢のお姉さんにエッチな催眠をかけられます。
ソープなのに型どおりに催眠を行うのはおかしいとサークルさんが考えられたかのように
誘導の段階からおっぱいを押し付けたりおちんちんをいじるエッチなプレイを交えながら
それらに付随する感覚を使って催眠を深めていく珍しいアプローチが特徴です。

エッチは時間に対する射精回数を少な目に設定し、やや焦らすような形で行います。
プレイの描写が全体的に細かくイメージがしやすいため
聴いているうちに股間を中心に自然と熱さが湧いてくるでしょう。



ぬるぬるのローションで催眠の世界へ
ソープ嬢のお姉さんに催眠をかけられてからエッチするお話。

「はーい お客さん 待たせちゃってごめんね」
お姉さんは挿し絵のイメージよりずっと大人びた素朴で優しい声の女性。
初めてソープランドへやってきた主人公がサービスを満喫できるように
早速催眠を使って彼の緊張を解きほぐします。

催眠はおよそ19分間。
少しの間普通に深呼吸を行った後、彼女の合図に合わせて首を上げ下げします。
同時に首を上げる時に息を吐き、下げる時には吸うようにとの指示が出ます。

「息を吐くと首が下がる どんどん下がる 吐けば吐くほど下がっていく 一度下がるともう下がるのを止められない」
最初に数回行ってから最後だけやや変則的なタイプに切り替わり
同時に入る暗示で枕に首がすーっと吸い寄せられるのを感じるかもしれません。
首の上だけですが軽く運動をすることで自然なリラックスができるでしょう。

「柔らかなおっぱいが押し付けられて 全身の力が抜ける」
お次は多めのカウントをこちらが数え、それと同時に彼女が脱力する暗示を入れてきます。
舞台がソープランドであることを踏まえて、おっぱいを押し当ててその柔らかさで脱力させるなど
ソフトなプレイを行うような形で催眠を進めているのがいいですね。
テーマに沿った催眠を施して作品の世界に引きずり込もうともしています。

同時にカウントを数える理由は聴き手の意識をそちらに向けて
彼女の声に対しては無防備な状態を作り出すのが目的と思われます。
人間の脳は2つのまったく違うことを同時に処理するのが苦手ですから
軽く混乱して頭がクラクラしてくる人もいるでしょう。

「ローションが塗られていく 塗られるとぬるぬると気持ちいい」
そして最後はローションを体に塗られたりおちんちんを軽くいじられながら
合間に深呼吸をしてさらに催眠を深めます。
おちんちんをいじる際に強めに握って最初に痛みを感じさせ
直後にたまたまを優しく揉んでくすぐったさを感じさせているなど
正反対の感覚を味わわせて心を揺さぶろうとしているのがよくわかります。

一応古典系の技法を使っていますが、内容や進め方が変則的な珍しいタイプの催眠です。
ソープランドで催眠を行うことへの違和感を抱かせないことを第一に考え
それぞれの工程を前戯をするような表現にアレンジして進めています。
本番への助走的な役割も果たしており感度上昇も並行して行っていました。

「私に身を任せたまま 言葉を聞いて そして 繰り返し繰り返し考えなさい」
「くすぐられて膝が笑っても我慢 舐められても頑張って耐えましょう」

オリジナリティは大いに感じるのですが、例えば最初の首を上下させる際に
最後の1回だけは首を上げる時に息を吸う、下げる時に吐くと行動が真逆になっていたり
一部で命令や心に棘を感じるセリフを使っていたりと若干気になるところもあります。
ある程度の経験を積んでから聴いたほうがおそらく楽しめるでしょう。



巧みなテクでとことん焦らしながら
エッチシーンは38分ほど。
プレイはキス、玉揉み、亀頭責め、お姉さんへの乳揉み、手コキ、フェラ、性器の擦りあわせ、SEX(騎乗位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフも無しですが射精表現はあります。

「それじゃあ 早速キスしちゃいましょ?」
催眠で主人公の体を適度に興奮させたお姉さんは
いよいよ本題のエッチなサービスを開始します。

エッチはソープらしく基本的にはお姉さんが奉仕します。
しかしそれだけだとリアリティに欠けると思ったのか、若干彼女にも刺激を与えるシーンを入れて
その感じている姿を描写しながら聴き手の興奮を上げようともしてきます。

「敏感なあなたの舌が 私の舌に触れるたびに とろりとした唾液と 柔らかい舌の感触が伝わってきます」
大まかな流れは事前に短いカウントを刻んでからプレイを開始し
客観的な描写をしながら暗示を入れて該当する部位に熱さや気持ちよさを感じさせてきます。
1つのプレイを延々と行い続けるのではなく、主人公に射精の兆候が現れると
咄嗟に刺激を弱めたり別の責めを開始して焦らす比較的リアルなプレイが楽しめます。
ある程度の深さの催眠に入っていれば体が勝手に反応するかもしれません。

「あなたが興奮して おちんちんを膨らませるたびに おまんこが いっぱい擦れて 私もなんだか すごくエッチな気持ちになっちゃう」
山場となるのはもちろん15分に及ぶ最後のSEXシーン。
主人公の上に跨ってまずは入れずにお互いの性器を擦りあわせて
2人の心と体の準備が整ってからゆっくりと挿入して一つになります。

プロらしくおまんこを使っておちんちんを絞り上げる一方で彼女自身も感じており
動く際に漏れる可愛くて切ない喘ぎ声が股間をさらに熱くしてくれるでしょう。
そして十分に興奮が高まったところでカウントを刻み、最後は彼女の膣内で果てます。

このように、プロらしいサービスにほんのり愛情も混じったエッチが繰り広げられます。



催眠音声として見るにはやや厳しい作品
サークルさん自身が言われているように催眠風ボイスドラマに近い作りの作品です。

ソープでのプレイを踏まえてできるだけエッチな雰囲気を作る努力がされており
催眠の段階からそこそこ淫語が登場して継続的な興奮を与えてくれます。
そして催眠の2倍近い時間のエッチでそれをさらに高めながらやや我慢させて溜めて
折りのいいところで放出するように導いてくれます。

絶頂シーンはフェラで1回、SEXで1回と無理のない回数で
タイミングもよく催眠に入ってさえいれば腰が一気に熱くなるかもしれません。
SEXの前までは暗示中心、SEXは彼女の乱れる様子を中心に描いて
聴き手にマンネリ感を与えないような工夫もされています。

催眠はリラックスさせる所までの進め方がユニークで楽しめます。
しかし深化が実質深呼吸の最中に暗示を入れるのみとやや威力が弱いため
中程度以上の催眠状態に入れる可能性はちょっと低いかなと。

もちろん聴き手が息を吐くのに合わせてうまく暗示を入れればいけるかもしれませんが
本作品では任意のペースで深呼吸をさせながら普通の語気で暗示を入れてきます。
もう1つくらい明確に落としてくるシーンが欲しいところです。

エッチはソープ特有のプレイを避けてイメージしやすいもので固めています。
カウントをプレイ開始の合図のような役割で使用している点だけが残念ですが
プレイの描写と同時に感覚系の暗示を丁寧に入れてくれています。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

注意点としては本作品には解除音声が入っておりません。
フリーの作品でもいいですから必ず別途解除音声をご用意ください。

催眠部分の進め方がやや決め手に欠けることや
ボイスドラマのように催眠要素抜きで普通に会話をするシーンがそれなりにあることを考えて
当サイトではやや厳しい点数とさせていただきました。

CV:久佐ちあきさん
総時間 1:02:49


オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は6点。
解除音声が無いため1点マイナスしています。

耳かき研究部 入門編&文化祭ver2.0

今年6月に発売された「耳かき研究部 入門編&文化祭」のバージョンアップとして
最近「海の家シロクマ」編が追加されました。
夏コミに向けた完全新規の音声ということで
今回はその部分のみのレビューを別に掲載します。
(本編については4行上の作品名からレビューへと飛べます)



波の音と効果音のハーモニー
浜辺で女の子にマッサージのサービスを受けるお話。

「夏休みのアルバイト編 海の家シロクマへようこそ」
女の子は端正で可愛い声の女の子。
主人公に波の音を聞きながらのマッサージサービスを行います。

このパートは舞台が浜辺ということで、音声開始直後から波の打ち寄せる音が聞こえ始めます。
結構波に勢いがあることから昼間に行っているのでしょう。
合間に適度に鳥の鳴き声が聞こえたりと爽やかな雰囲気が漂っています。

サービスの方はまず肩・背中・腰にタオルを乗せてしばらく温め
その上から軽く擦った後取り除いてオイルで全身をマッサージ
最後にシャワーで洗い流す専門店に近い本格的なものです。

タオルで擦る際は「ズジョー スー」と滑らかだが若干粗さも感じる音で
押し付けるような長めのストロークをゆっくりと
オイルはやや粘液質のリアルな水音を塗り込むように小刻みに動かすなど
音のリアルさだけでなく実際のサービスに即した動きがされています。

オイルを塗る際に体の部位に応じて音に距離を持たせているのもポイント。
肩のあたりに塗る時は近く大きく、腰や足の時はやや遠くして
彼女がどのあたりにいるのかを音だけできちんと表現しています。
このへんがバイノーラルの持ち味の一つですね。

「ほら ここ コリコリって 音が鳴ってますね 同じ姿勢でいると 肩が凝りやすくなっちゃいますよ」
施術中の女の子はと言うと、相手がお客であることを考えてあまり馴れ馴れしくはせずに
今回使うオイルの情報だとか、簡単な健康知識などのためになる系のお話をします。
といってもそこまでべらべらしゃべるわけではありませんから
リアルで立体的な諸々の音を中心に楽しむことができるでしょう。



短時間でリフレッシュできる作品
効果音を中心とした安眠特化の音声です。
今回は最近流行りの環境音も取り入れており
従来の質の高い効果音と合わさってリフレッシュ効果が増しています。

昨年は耳かきが癒し系音声のキーワードだったのですが
今年はこの環境音が作品の大きなカギを握るようになるのかもしれません。
現時点でもいくつかのサークルさんがそれぞれに合った良い音を作られています。

シロクマさんも今回このような音声を作られたということは
今後そういう系統の作品を予定されているのかもしれません。
作品自体の質の高さに加えて、将来の展望も窺える音声にも思えました。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 11:48



体験版はこちらにあります

ご耳愛部!~夏の章~

サークル「藤和工場」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

サークルさんの人気作品「ご耳愛部!」の続編にあたるこちらは
夏の太陽のように明るい女の子が耳かきと添い寝で心身を癒します。
前作同様雰囲気を出すための環境音に非常に力を入れており
夏にちなんだ様々な音が耳に心地よさを与えてくれます。



邪魔にならない柔らかな効果音の数々
ご耳愛部の部長「紬愛莉(つむぎあいり)」から耳を中心とした癒しを受けるお話。

「ようこそ ご耳愛部へ」
愛莉は明るく溌剌とした声の女の子。
心が落ち込んでいる主人公を励ますために
学校が決めた「浴衣デー」に合わせて浴衣姿で彼を明るく出迎えます。

本作品は夏の日の午後から夕方にかけてを舞台に
その様子を声だけでなく環境音によってもわかりやすく表現しています。
具体的にはセミや鳥の鳴き声、それから風鈴が時折鳴って風情を出しています。

最近こういった環境音をバックで流す作品が徐々に増えてきていますが
藤和工場さんの環境音はどれも音の感じが柔らかく
長時間聴いていてもあまり気にならないところが一番の特徴です。
「自然に溶け込んでいるような音」とでも言えばいいのでしょうか。

この前発売されたAtelier Honey*さんの「雨恋女の子守唄」でも
環境音を担当されていて非常に好評でした。
本作品でも多くの人がこれらの音に安らぎを感じることでしょう。

「君 少し汗ばんでるから これで拭くわね じっとしてて」
お話は最初に軽いやり取りがあった後、準備として上半身をペーパータオルで拭き
その後左右の肩を擦るようにマッサージします。

ペーパータオルは「スッスー シャッシャ」とやや湿り気のある乾いた音
マッサージは「スイーッ」とペーパータオルより重く滑らかな音が使われており
ペーパータオルは擦るように左右に小まめに、マッサージは右から左へ長くと
それぞれの素材や目的に合わせたリアルな音を鳴らします。

特にペーパータオルは愛莉が言った部位に合わせて数秒ごとに音が変化する細かい作りで
実際の行為に非常に近い表現がされています。
メインのサービスではないため合わせて3分ほどと短時間なのですが
ここだけでもサークルさんの作品に対する熱意が十分に伝わってきました。



環境音と効果音が織りなす静かなひととき
メインとなる耳かきは左右合わせて14分ほど。
愛莉に膝枕をしてもらいながら耳かき棒のみを使って右→左の順にお掃除します。
ちなみに合間に何回かに分けて息吹きを挟むやや変則的な部分もあります。

耳かき音は「ポリ ジョリ」と乾いたざらつきのある音が使われており
下から上に短いストロークで軽く円を描くように動きます。
「どこをどうやってお掃除します」といったセリフを敢えて挟まずに
3段階くらいのペースを小まめに変化させながら行うリアル志向の耳かきです。

特にペースを遅くしてぐぐっと力強くかき出す際に
耳の中をこしょこしょと軽くくすぐられるような感覚がするでしょう。
耳の外側・内側みたいな概念が無く1カ所を集中攻撃されますから
これらの感覚を比較的長時間に渡って味わえるのもポイントです。

「風鈴 鉄器なのよ ガラスのともまた違う 凛とした 澄んだ音色でしょ?」
また耳かき中の愛莉はそこまで多くをしゃべらずに熱心に奉仕をしてくれます。
耳かきの効果音とバックの環境音、そして時折存在感のある音を鳴らす風鈴。
効果音と環境音が見事に融合してそれがとても安らぐ空間を形成しています。
安眠効果の高い耳かきと言えるでしょう。

このように、作品の長所を活かした趣のある耳かきが楽しめます。



何もかもが優しい作品
愛莉のキャラ、諸々のサービス、環境音と効果音
これらすべてが優しさに溢れていて大いに癒しを感じる作品です。

「こうして 何事も無く ただ 夏の声を聞いてるっていうのも 悪くないでしょ?」
前作のビシッとご耳愛する、みたいなスタイルからやや方針を変えて
愛莉はサービスを行いながら人の温もりや生きることの素晴らしさを説くことで
主人公の心に光をもたらそうと働きかけます。
2人の仲が若干進展したのか、女の子らしい仕草を見せてくれるシーンもありますし
彼女との心の距離の近さもある程度感じられて心を温めてくれました。

環境音については間違いなくトップクラスです。
実際に野外で録られた音だからとても自然で聴けば聴くほど耳に馴染んできます。

「あら 目が覚めたかしら? 君 ちょっと眠ってたのよ」
耳かきが終わって最後に愛莉が添い寝をする際に
これまで鳴いていた蝉の声がニイニイゼミからヒグラシに変わっていたりと
環境音によって時間の変化を伝えているところが特に素晴らしいです。
一つの表現方法として今後の作品にも通用しそうな要素と言えます。

効果音についてもバイノーラルでない分、位置や距離の面では劣る部分もあるのですが
音質はどれもレベルが高くそれぞれに適した動きがされています。
耳かき棒をあまり尖っていない音にしたのも安眠を妨げたくなかったからでしょう。
音のリアルさだけでなく性質についても考えながら作られているように思えます。

最大の武器である環境音を活かした雰囲気重視の作品です。
聴いているだけで自然と眠くなるほどに心安らぐひと時を過ごすことができました。

おまけはさくら真咲さんのフリートークです。

CV:さくら真咲さん
総時間 本編…37:25 おまけ…4:09


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

【実験】単純な妹にジョーク品を手渡してみるお話

サークル「妄想研究所」さんの同人音声作品。

今から約1年前に発売された
「【実験】単純な妹に睡眠薬と銘打った砂糖菓子を手渡して寝たふりを続けてみた一ヶ月のお話」
の続編にあたるこちらの作品は
とある実験をテーマに兄妹の仲睦まじい様子が描かれています。
妹は純真無垢なキャラで兄の言うことをまったく疑いません。
そんな彼女の性格とエッチでの献身的な奉仕が心と股間を温めてくれます。



妹が惚れ薬を飲ませる相手とは
妹に偽物の惚れ薬をあげて彼女の様子を見守るお話。

「ターマちゃーんやー ほれー マータタビだじぇー ほらほらー」
妹は元気で可愛い声の女の子。
縁側で野良猫を相手に遊んでいたところへ帰ってきた兄に声をかけると
彼からとある珍しいプレゼントをもらって大いに喜びます。

続編ということで2人の関係について簡単に説明しますと
前作で兄がお菓子を睡眠薬と称して彼女に手渡したところ
彼に好意を寄せていた妹がそれを何度も飲ませて様々なエッチな悪戯を行い
最終的には最後の一線を越えて近親相姦に及んでいます。

ここだけ聞くと若干じめじめした内容に思われそうですが
妹のキャラがとてつもなく明るいおかげで雰囲気はとってもほのぼのとしています。
元々近親相姦よりも妹の挙動にスポットを当てているような作風ですので
この手のジャンルが苦手な人でもなければ普通に聴けると思います。

そして今回の実験テーマは
「ジョーク品を惚れ薬と言って手渡したら妹がそれをどうするか?」。
液体で飲んだ人が相手を好きになる効果があると兄はもっともらしく語ります。
それでも普通の人ならすんなり信用することはまずないでしょう。

「そんなお薬があるだなんて 聞いたことなかったけど この見た目 簡単に手に入るものじゃありませぬな」
ですが妹は彼の言うことなら何の躊躇もなく信じる性格をしています。
彼女としても何かと煮え切らない兄の心を射止めたかったのかもしれません。
貴重な惚れ薬をあっさりと彼に使って逆に反応を見守り始めます。
自分が観察対象になっていることにまったく気づかないあどけなさも可愛いですね。



兄への愛に溢れたエッチ
エッチシーンは本編が2パート30分、おまけが14分で合わせて44分間。
プレイはキス、乳揉み、フェラ、SEX(バック)、手コキです。
手コキと射精時にややリアルな効果音が鳴ります。

「じゃあ じゃあ うんしょ 私の顔が こんなに近くにあったら チュー したくなる?」
夜、兄の布団で彼と一緒に寝ることになった妹は
惚れ薬の効果を本格的に確かめるために積極的なアプローチを始めます。

エッチは本編が実験内容を絡めたものでパートごとに攻守が入れ替わり
おまけはそれ抜きで妹がひたすら兄を責め続けます。

「おかしいな なんで私だけ こんなにドキドキしてるのに」
最初のパートは惚れ薬の効果を信じ切っている妹が
兄が自分に興奮していると勘違いしてやや暴走気味のプレイを行うところを
彼がきちんと相手のことを考えて行動するようにと諭します。
そしてその後は彼にプレイのリクエストをきいたり
過去の経験を活かして気持ちいいだろうと思う部分を優しく責め上げます。

前半のやや空回りした、焦燥感のある妹の様子と
後半の余裕のある慈愛に満ちた様子がまったく違い
それがボイスドラマとしての面白さを引き出しています。
キャラやシナリオにこだわっているサークルさんならではの展開と言えるでしょう。

「先っぽに近づけば近づくほど ピクピクピクーって 小刻みに反応してるよ」
「じゃあ 唇で おちんちんの窪みのとこ きゅって引っかけながら 先っぽ舐めてあげる」

プレイについては一心不乱に舐め続けるのではなく小まめに部位を変えながら
その都度どのように舐めるかまでをセリフでわかりやすく教えながら進めてくれます。
彼女は兄の弱点を既に知っており、やや下品な唾音を鳴らしながらゆっくりと的確に責めます。
普段の様子がエッチとは無縁だからこそ、このギャップに股間が熱くなるものを感じました。
すべてを愛おしそうに舐める姿に心満たされる方もいるでしょう。

「腰掴んで 後ろからパン パンて突かれるの 好きぃ」
対する2番目のパートは兄が責める番。
彼女をうつ伏せにしてお尻を持ち上げた体勢で後ろからゆっくりと挿入します。
下の階に両親がいる設定があるため、妹が声を押し殺しながら必死に耐える姿がエロ可愛く
合間に漏れるとろけるような喘ぎ声も手伝ってかなり興奮できるシーンになっています。
シチュが色々と考えられていてそれで抜けるシーンかなと。

「イっちゃった後のおちんちんは敏感だから 間髪入れずに刺激を与えなきゃ」
唯一本編と無関係なおまけパートはフェラ+手コキがメイン。
ここでは妹がおちんちんをおもちゃにするように休憩なしの3連続射精を目指します。

本編に比べるとちゅぱ音・くちゅ音のボリュームが増えていて
サークルさんがかなり抜きを意識して作られたように思えます。
プレイもかなりハードで本編だけでは物足りないと感じた人でも
ここならおそらく満足していただけるのではないでしょうか。
彼女が男性の体にそこまで詳しくないこともあって本当に執拗な責めをしていました。

このように、2人の心の推移を絡めた密度の高いエッチが繰り広げられます。



妹の可愛さに胸が締め付けられる作品
実験のテーマ(=シナリオ)とエッチを中心とした2人のやり取り(=キャラ)の
両方に大きな魅力を持っている作品です。

シナリオは設立当初から実験シリーズを続けられている経験を活かして
他のサークルさんではまず見かけないちょっぴり非現実的で
あまり危なさを感じない、そして登場人物の特性に適した題材を用意しています。
今回は続編であることを考慮してあまり伏線を敷かずストレートな展開にし
その分エロボイスの要であるエッチシーンのボリュームを増やしています。

続編と言っても妹が信じ込みやすい性格であることだけ知っていれば
聴いていて違和感を覚えることはほとんどありません。
元々3時間クラスの長編をいくつも作られているサークルさんですから
「そこまで長いのはちょっと…」と今まで敬遠されていた方には特にお薦めしたいです。

キャラについては純真な妹にひねくれ者の兄と性格が正反対で
彼女が彼に騙されながらも真っ直ぐについていく姿に心が洗われます。
子供らしくやや抜けているところもあってそれに合わせた演技もされていますし
聴いていて自然とほっこりしてくるような温かい雰囲気を持っています。

エッチはプレイのバリエーション自体は少な目にして
その分を最中のセリフの量や内容に注ぎ込みイメージしやすくしています。
兄だけに見せる妹の女の顔が妙に淫靡で
前作に比べてほんのり成長しているようにも感じられました。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

最近めっきり数が減ってしまった正統派のボイスドラマです。
導入部分からの展開が面白く作品の世界にすんなり入ることができるでしょう。
こういう芯のあるサークルさんは私としてもできるだけ応援していきたく思います。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 本編…54:24 おまけ…20:54


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

レズえっち3~凛々しかった勇者(男)は魔王(女)に負けたあげく女体化されて、淫乱な奴隷妻になって気持ちよくアヘご奉仕しちゃうの。

サークル「風呂井戸ソフト」さんの催眠音声作品。

前作から約1年ぶりの新作となるこちらは、ファンタジーな世界の勇者になりきり
仲間の婚約者や魔法使いと長時間に渡るエッチを楽しみます。
女体化音声は大抵の場合深化した直後に女体化するものなのですが
この作品では一度男としての絶望を味わった末に行うやや珍しいスタイルがとられています。



現実逃避して二次元の世界へ
勇者エリザークになって2人の女性に犯されるお話。

「こんにちは ヒーリングカウンセリングルーム リップルへようこそ」
マリナは落ち着いた穏やかな声の女性。
現実世界の辛さに耐えかねてゲームの世界に逃げたいと言う主人公に
催眠療法士としてゲームをテーマにした催眠を施します。

本作品では主人公と彼女の他にも2人の人物が登場しますが
基本的には彼女がナビゲーター兼ナレーターとしてメインの誘導を行います。
そして催眠を開始する前に以下の2つの約束をします。

1、マリナが「聞いて」と言って指を鳴らしたらその後の言葉を受け入れる
2、彼女が「そうよね?」と言ったら深く考えずに納得する

どちらも催眠に対して聴き手も協力するように呼び掛ける内容ですね。
実際のところ、こちらが催眠にかかろうと思うだけでも随分と結果に差が出ます。
彼女もそこまで無茶な注文をしてきませんので無理なく受け入れられると思います。

催眠は3パート24分ほど。
事前に軽い運動をしてからまずは深呼吸と脱力をして全身をリラックスさせます。
ちなみに最初のパート(約16分30秒)だけはバックで幻想的な効果音が流れ続けます。
若干ボリュームが大きいようにも思えますが、聴き続けているとそれほど気にならなくなります。

「体の上に 砂袋がどしんと置かれたように 重くなって どうやっても動かなくなる」
本作品はこの後のエッチも含めて全体的に描写が細かく丁寧で
どこにどういった感覚をイメージすればいいのかを事細かに
それでいてくどさを感じない程度に教えてくれます。

また重要な場面では必ず先ほどの「聞いて」を言ってから暗示を入れてくれる親切設計です。
とりあえずそこに注意しながら聴くだけでも一定以上の催眠状態に入れるでしょう。

「私の声を聞いていると だるーい気持ちになってくる 私の声を聞くのが とても好きになる」
ある程度意識の力が弱まった後、ようやく本題の声に対するイメージの刷り込みに入ります。
マリナは声に抵抗を感じなくなり、気持ちよさを感じ、従いたくなるように
ところどころ表現を変えながら何度も何度も入念に暗示を入れてくれます。
このあたりで頭がぼんやり、ぽわぽわした感覚が一気に強くなるのを感じることでしょう。

地中へと落ちていくイメージを交えながらカウントを数えて
物語の舞台となる異世界へと降り立った後は
自分が勇者エリザークで3人の仲間と魔王ベヒモスの城にいることや
その戦いの様子が7分程度の短い時間で描かれています。

「身長は3メートル 体重は750キロくらいかしら 顔はマントヒヒを凶悪にした感じ」
婚約者で賢者のシェリル、魔法使いのサキ、僧侶のクリャフトの紹介に加えて
魔王ベヒモスの容姿までもが詳細に描かれており
そういったイメージしやすい環境がこの世界への没入を助けてくれます。
緊迫したシーンにふさわしいマリナのテンションの上がった声も非常に印象的でした。

催眠法自体は古典系の至ってシンプルなものなのですが
事前の約束、その後の進め方、セリフの表現が聴き手にとても優しく
その結果マリナの声を受け入れやすい環境がうまく形成されています。

異世界での戦闘の様子やエッチがイメージ+暗示を中心にしていることを考えて
声への興味・関心を持たせる部分を催眠の要として特に力を入れており
とにかく繰り返しできるだけ良い印象を持ってもらえるように
心を込めて声をかけてくれているのが伝わってきます。
バックの効果音の影響もあってか比較的早い段階から催眠に入った時の感覚が得られました。

転移後は敢えて催眠を意識せずボイスドラマに近いような内容にしていますが
頭の中でその情景がありありと思い浮かべられるほどに描写が細かくわかりやすく
純粋に吸い込まれていくような面白さを持っています。
シェリルとサキの2人が要所でしゃべって
客観的に話さざるを得ないマリナのセリフの弱点を補ってもいます。
催眠風ボイスドラマを得意とされているサークルさんらしいハイブリッドな催眠です。



婚約者を寝取られ奴隷に
エッチシーンは25パート107分間と長時間。
プレイはサキとシェリルのSEX、女体化、シェリルとのキス/全身愛撫/手マン、サキとのSEX(立ちバック、駅弁)です。
手マン、SEX、サキが射精するシーンでリアルで下品な効果音が鳴ります。

サキ「ようやく目が覚めた? エリザーク 筋弛緩剤で全身に力が入らないでしょ?」
魔王にとどめを刺した直後にサキの魔法で眠らされたエリザークは
壁と床がすべて肉でできた不気味な部屋に連れていかれ
そこでサキの正体とシェリルとの関係について彼女自身の口から説明を受けます。

エッチは序盤が男として彼女たちが交わる様子を眺めるシーン
その後は女体化してシェリル、サキの順に1対1で責めを受けます。
エッチシーンの途中で女体化する作品は他に覚えがありません。

「美しいシェリル 大好きな婚約者 その彼女がサキに詰られて犯されている」
また序盤でNTR要素の強いプレイが登場すのも大きなポイントと言えます。
事前にシェリルの淫らな裸体の視覚的な特徴やメスの匂いを克明に描き
その彼女が目の前で25㎝もあるサキのおちんちんに貫かれ、歓喜の声を上げる。
冒険後に結婚を予定していたエリザークにとってその精神的ダメージは計り知れません。
まさに頭の中が真っ白になるシーンです。

シェリルがややアヘッた喘ぎ声を上げているところも敗北感をより強くしています。
ある程度のM性がある方ならここの絶頂シーンで
おちんちんが勝手にビクビクするかもしれません。
少なくとも心を打ちひしがれる感覚はそこそこ味わえるでしょう。

「チンコの先端は 金玉と一緒に 体の中に引っ込んでいく おちんちんが 体の中に裏返っていく」
女体化はマカイニョタカズラという多数の触手を持った植物に全身を絡め取られ
肌、口内、胸、おちんちんに特殊な体液を塗られて少しずつ変化します。

痛いシーンやグロい表現も無く変化していくような描写で
やや駆け足な気もしますが進め方自体はそこまで問題を感じません。
その直後のパートで容姿と共におっぱいの重さや股間の違和感を認識させるなど
アフターケアもしっかりしていてその後のプレイへの準備をきちんと整えてくれます。

女体化後はシェリルが感度の上昇を目的に比較的ソフトなプレイを
その後ふたなりのサキがほぼ前戯無しでのSEXとハードなプレイを担当します。
どれもプレイの描写とともに感覚系の暗示を入れるとても丁寧な進め方で
要所ではきちんと「聞いて」とカウントを刻んで気持ちよさをしっかりと叩きこんでくれます。

「あなたはサキ様が大好き サキ様はあなたの憧れ サキ様は美しい女神様 サキ様の声を聞いていると 発情しちゃう」
ここではプレイを行うのと同時に暗示によって奴隷の心を植え付けようともしてきます。
見栄や世間体といった余計なものを捨て、1匹のメスになり下がることで
その先のプレイをより楽しく、より気持ちよく聴くことができるでしょう。
段階的に心を責めていく流れも催眠音声らしくて実に面白いです。

「解放感のようなものが ペニスが抜け出ていくたびに感じられる サキ様がゆっくりと抜いて差すたびに たまらない快感が生まれる」
「全身がビクンと痙攣し 快感が弾ける サキ様の体が弓なりに反りかえる それと共に 精液が発射される その幸せな熱が股間の一番奥まで届く」

またサキとのSEXは数分ごとにカウントを刻んで絶頂を促すとってもハードなものです。
その数なんと5回。
毎回上のような暗示がやや強い語気で心を押し上げるように入りますし
ほぼ休憩なしの連続絶頂に近いタイプですから体力的にも精神的にもかなり疲れます。

長時間の作品の終盤ということである程度催眠が弱まっている可能性もありますから
全部を無理に行おうとせず2、3回に絞って気持ちを盛り上げたほうが
比較的ドライを成功させやすいかなと。
でもそれぞれきちんと催眠を意識した進め方をしていてやりやすさは感じます。

このように、M向けの様々な要素を織り交ぜた斬新なエッチが繰り広げられます。



世界観の優れた作品
催眠音声としての部分よりもキャラ、ストーリー、シチュといったボイスドラマの部分に
光り輝くものを感じる催眠風ボイスドラマです。

ヴァーチャルでゲームの世界を体験する設定から始まって
クリャフト以外の登場人物に明確な個性や人間関係を持たせ
それを予め強烈に印象付けてからゆっくりと崩していき
同時にエリザークの心の崩壊や女体化・奴隷化を推し進めています。

個々の要素だけでも十分に面白いのですが、この絡め具合が絶妙で素晴らしいです。
ファンタジーを題材にしたりNTRを取り入れている点も非常に個性的。
風呂井戸さんのようなサークルさんでないとなかなか作れない作品と言えるでしょう。

催眠についてはあまり変わったことをやろうとせずに
聴き手をしっかりと、効率よく催眠状態へと導くことだけに集中しています。
しかし一般的な作品に比べると暗示のボリュームがやや多く
その分言われた通りの感覚が比較的得やすくなっています。

カウントの刻み方やその前後の暗示の入れ方、語気やスピードも場面に応じて変化させ
雰囲気によっても催眠者の意思を伝えようとする姿勢が見られます。
催眠風ボイスドラマですから純粋な催眠音声に比べると
誘導していない時間がそれなりにあるのですが、大事なところでは適切な暗示を入れてきます。
作品スタイルがやや催眠から離れているだけであって
サークルさんの催眠の技術は十分に高く、安心して聴けるレベルにあります。
構成上の問題と時間の長さから初心者にはあまりお薦めしません。

エリザーク「サキ様の硬いおちんぽを マゾエリの おまんこに 早くぅ お願いします」
エッチはプレイ自体もやや背徳的で面白いのですが
全体を通じて心を責めることにかなり力を入れているように思えます。
バージョンによってはエリザーク自身のセリフも登場し
彼女自身の心境も知ることでより作品の世界に引き込まれていきます。

プレイはあまりあれこれやらずに1つ1つを濃厚に行うスタイルで
プレイを変更するインターバルやどんなプレイかをその都度描く手間が減る分
客観的な部分も内面的な部分も重厚に、わかりやすく表現されています。
暗示でガチガチに縛るのではなくある程度登場人物同士の会話も織り交ぜて
ボイスドラマ的な面白さを持たせながら、主観的に感じられるように暗示で導いてくれます。
淫語それなり、くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

内容的にもボリューム的にも催眠風ボイスドラマの大作と判断しました。
このような独自の世界観を持った作品を作っているサークルさんは本当に少なく
そういった希少性においても非常に価値のある作品と言えます。
時間の長さを考えて、ある程度の経験を積んだMな方が最も楽しめるでしょう。

CV:マリナ…花見るんさん エリザーク…西浦のどかさん サキ…紅月ことねさん シェリル…野上菜月さん
総時間 2:20:50


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


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アニマの素敵な下ごしらえ

サークル「ふしぎラボ -Mystiska Lab-」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。
全年齢向けの癒し系作品を専門に作られているサークルさんです。

本作品は少女にお菓子の世界へと導かれて
そこで心と体をとろとろに溶かして気持ちよさを味わいます。
体をお菓子に変えられる作品は他だと「ちょこれーとになっちゃう催眠音声。」が挙げられますが
催眠状態にいる時の心地いい感覚にイメージが似ており
お菓子の持つ甘さや美味しさも手伝って幸福感が割と簡単に得られます。



不思議な音を聞きながらお菓子の世界へ
謎の少女「アニマ」と一緒にお菓子の世界へ行くお話。

「初めまして それとも またお会いしたのかしら?」
アニマは幼さを感じる可愛い声の女の子。
主人公を楽しくて素敵なお菓子の世界へと案内するやめにやってきた彼女は
そこに行くための準備として彼の体を声を使ってリラックスさせます。

本作品は作中でバイノーラルビートの有無を選択可能で
有りの場合は開始序盤から終了直前まで軽く振動するような音が聞こえます。
(バイノーラルビートの詳細については「妖怪娘催眠噺~座敷わらしの章~」をご覧ください)

これ単体で聴くと人によっては頭が痛くなりそうなタイプの音なのですが
今回は環境音の裏でこっそり流すような演出が施されており
事前に知らないと流していること自体に気づかないかもしれません。
あくまでリラックスの促進をサポートするような控えめな役割に留めています。

催眠はほぼ全編にあたる40分ほど。
最初はお馴染みの深呼吸と脱力で心身を程よくほぐします。

「ここは 落ち着ける環境 誰もあなたの心を邪魔する人はいないから ゆったりと 自由に心を開放して 寛ぐことができると思うわ」
催眠でよく使われる手法なだけに、これ自体にも十分なリラックス効果があるのですが
アニマがこれらにゆったりと取り組めるように意識してのんびりと話していたり
この段階から聞こえ始める滝の水が流れるような環境音も加わって
割と序盤から作品の世界に没入することができます。

神経質な人や周りがややうるさい地域に住んでいる人だと
声だけでは無音の時間に雑音が聞こえてなかなか集中できないケースもあります。
しかし本作品はほぼ常に何らかの環境音が流れている作りですから
それらが邪魔な音をシャットアウトして、作品をより楽しめるようにしてくれています。

「こねればこねるほど 芯まで柔らかくなって どんどん力が抜けていくわ」
お次は実際にお菓子の生地をこねるように彼女がパーツごとに全身を揉みます。
ここでも「ぽわん むをん」というやや立体的な不思議な効果音が流れ
お菓子作りの雰囲気を盛り上げてくれます。

誰かにマッサージを受けている場面をイメージし、その気持ちよさを思い浮かべながら
さらにリラックスして意識をぼんやりとさせていきましょう。
そうやって心と体の境目を取り除き、ただのお菓子へと自分を作り変えていくわけです。
私の場合はこのシーンで肩のあたりがかなり重くなるのを感じました。



あまーい世界でアニマとひとつに
ある程度お菓子の土台ができあがったら今度は味付け。
アニマはバニラとチョコレートを主人公に注いでかき混ぜながら
甘い味と香りを植え付けて幸せなひと時を味わわせます。

「バニラがあなたに混ざっていくと あなたの体が 優しいバニラの香りと味に ふわふわあまあまの バニラクリームに 変化していくの」
どちらもアイスでよく見かける味なだけに誰でもイメージが可能で
かつ甘いものが嫌いな人でもなければ好ましく思う素材です。
どちらかといえば女性の方が楽しみやすい内容でしょうね。

彼女が意識して話を止めて、聴き手にイメージを膨らませてもらう時間がここから多くなり
自分の無意識に眠っているそれらの感覚や印象を余裕をもって確かめることができます。

「2人の隙間はなくなり 合わさったところから混じりあい 同化して あなたの体は 私の中にゆっくりと 沈んでいくの」
そして最後に主人公が変化してできたお菓子を彼女が美味しくいただきます。
本作品では「食べる」だとイメージ的にマイナスに働くと考えたのか
実際は彼女と溶けあって同化するといった描写がされています。

液体の中にいるイメージにふさわしい水中で泡が弾ける音を背後に聴きながら
白い液体に染まってすべてを真っ白にし、体の芯からリフレッシュします。
おそらくこの段階で頭の中がとろとろになっている感覚を強烈に味わっているでしょうから
あとは彼女の声を聞きながらそれに浸るだけでも十分に気持ちよくなれます。
エッチな要素が一切ないおかげで癒しに専念できるのがいいですね。

このように、イメージを中心とした幻想的な催眠が繰り広げられます。



現実逃避できる作品
アニマの不思議なキャラ、わかりやすくファンシーなイメージ
そして諸々の効果音が合わさって仮想世界にいるような錯覚を見せてくれる作品です。

アニマは聴き手を不安がらせる表現をできるだけ避けながら
実際にお菓子を作る要領で気持ちよさや心地よさを味わわせようとします。
こねる際も「むにーん むにむにん むにゅーん」と可愛い声と擬音語を使っていて
そういったやや子供っぽい部分が和みや癒しを生み出しています。
甘いお菓子を作るイメージも彼女のキャラに合っており違和感なく聴けます。

効果音についてはちょっと鳴らしすぎかな?とも思うのですが
音自体はクオリティが高くイメージも適していると言えます。
アニマの声と環境音・効果音にほぼ同等のウェイトを置いて
別々の方向からリラックスやリフレッシュへと導いているように感じられました。

催眠は分割弛緩法、イメージ法、沈黙法といった古典系の技術が使われています。
しかし、それらを型どおりになぞることに力を入れるあまり肝心の暗示のボリュームが少なく
どちらかというと彼女の声に導かれるというよりは
彼女の与えたイメージを材料に、こちらがそれを料理して心地よさを感じる作りになっています。
具体的には体をこねている際にその様子をわかりやすく伝えてくれますが
「こねられた部分が温かくなり、気持ちよさを感じる」といった暗示はほとんど入れてきません。

正直なところ、一般的な催眠音声と比べると催眠的な効果はやや弱いです。
ですが世界観がしっかりしていて没入感を得やすく
その結果リフレッシュ効果は大いに見込めると思われます。
私自身が聴いている最中は来客があったのに気づかないほどのめり込んでいました。

総合的に見て、純粋な催眠音声と呼ぶには厳しい部分もあるのですが
作品の目的である癒しの効果は一定以上得られると判断しました。

サークルさんも作品説明文で「催眠の技法を用いています」とは書いていませんし
作中でも「催眠」と一切言わないなど催眠らしさを敢えて消している姿勢が見られます。
だから本気の催眠ではなく催眠の要素を取り入れて
より効率的に癒しを与えてくれる作品と考えるのが妥当でしょう。

CV:七凪るとろさん
総時間 48:36


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
解除音声はもちろんあります。

おとはな!_えす後輩-菜月さんの場合-

サークル「おとはな!」さんの同人音声作品。
今回が最初の作品となる新規のサークルさんです。

本作品はSっ気のある後輩がちょっぴり意地悪なご奉仕をします。
プレイやセリフの表現がSMの中ではかなりソフトな部類で固められており
後輩の素朴なキャラも相まって割と誰でも聴ける雰囲気を持っています。
今の自分とは別の属性を試してみたいような人に適した作品と言えるでしょう。

エッチは耳元で囁きながらの舐めが中心で
最中はセリフをあまり挟まずエッチな唾液音と生温かい息遣いをたっぷり聴かせてくれます。



先輩の秘密を発見した後輩の反応は…
後輩の菜月からエッチなご奉仕を受けるお話。

「お おじゃましまーす きょ 今日は お母さん いないんですか?」
菜月は大人しくて可愛い声の女の子。
一緒に宿題をするために先輩の家にやってきた彼女は
彼の部屋でたまたま発見したSM関係の本を餌にとあるお願いをします。

「今日は先輩のためにおめかししてきたのにぃ 私怒りました」
菜月は先輩に一定以上の好意を抱いており
彼に可愛いと褒められると無邪気に喜ぶとっても素直なキャラをしています。
年上に対する礼儀も弁えていて言葉遣いがとても丁寧ですし
体験版や本編の序盤を聴いた段階ではそこまでSMっぽさは感じないでしょう。

「もし先輩が マゾヒストだったなんて考えると ショックで 学校のみんなに言っちゃうかもしれませんよ」
しかし彼女には彼をモノにしたいという強い願望があります。
そのためにたまたま握った彼の弱みをダシにして軽く脅すシーンを聴くと
やはり彼女にはある程度のSっ気が備わっているのがよくわかります。

目に見えるタイプではなく密かに隠し持っているタイプとでも言えばいいのでしょうか。
普段が内気な印象だからこそ、本性を現して積極的になった時との落差が大きく
その際に背筋がゾクゾクするようなものを感じます。



ちゅぱ音を主体とした距離の近さを感じるエッチ
エッチシーンはトラック2と3の2パート22分30秒ほど。
プレイはリボンでの拘束、乳首責め、耳舐め、手コキ、フェラです。
エッチな効果音はありません。

「ま・ず・は 手を貸してください 両手をです」
先輩に一つのおねがいをきく約束をさせた菜月は
彼の両手をリボンで縛ると服の中に手を差し入れて乳首を撫で始めます。

エッチはSな彼女がMな彼を責め続けるスタイル。
最初に拘束プレイを入れていたり軽く心を責めるセリフをぶつけたりと
聴き手にSMらしさを感じさせる要素がちょこちょこ登場します。
またフェラシーン以外は彼女が右の耳元で囁きかけながらプレイを行うため
彼女に寄り添われながら責められている気分がたっぷりと味わえます。

プレイの方は前半のパートが耳舐め、後半はフェラが中心となっており
最中は極端にセリフを減らしてちゅぱ音だけを集中して楽しめます。
耳舐めの時は舐めを中心にややコリッとした音を響かせて耳に熱を送り
フェラでは最初はゆっくり、後になるにつれてペースと水分の両方が徐々に上がります。
バイノーラル録音のおかげで音の違いや臨場感もバッチリ。
聴いているとだんだんエッチのボルテージが上がるのを感じることでしょう。

「もうこんなに大きくなってる これ…触るんですよね?」
「えっ? 先っぽは敏感? ごめんなさい 痛かったですか?」

フェラを行う際に彼女が戸惑って先輩にいじり方を尋ねるところもいいですね。
明らかに男を知らないのに一生懸命おちんちんをしゃぶる姿がとっても健気で
結果的に彼女の口を汚してしまった事実も合わせて大いに興奮できました。

最後に精液を飲み干した時も不味いはずなのに嬉しそうで
彼女が本当に先輩を異性として愛していることが伝わってきます。

このように、初々しいプレイの中にちょっぴり変わった要素を交えたエッチが繰り広げられます。



比較的ソフトなSM作品
SMらしさを前面に押し出すようなタイプではなく
SM的な要素をスパイスにしてストーリーやプレイに面白さを持たせている作品です。

タイトルのイメージから色々とハードそうに思う方もいるでしょうが
作品全体の雰囲気は思っていたよりもずっと穏やかで
菜月は年齢や経験相応の割と控えめなプレイを仕掛けてきます。

ガチなSMプレイを望む人にはちょっと物足りないかもしれませんが
その分SMの持つマイナスのイメージがあまり感じられなくてとっつきやすくなっています。
彼女の声もとっても可愛いですし、ノーマルな方でも割と抵抗なく聴けるのではないかなと。

「もう 照れちゃって 先輩のそういうところ 可愛いです」
菜月は先輩を本当の意味で隷属化させたいわけではなく
彼がそういうプレイを望んでいるからしてあげているように思えます。
ちょっぴり変わった性癖を持つ2人がうまい具合に噛みあって
その結果今回のプレイが行われたのでしょう。
これはこれで一つの愛情表現としてきちんと成立しています。

エッチは明らかに処女な菜月の舐め具合に注視しながら聴いていたのですが
全体的に意識してペースを落とし、舐めのバリエーションも減らしていて
彼女のエッチに対する拙さが上手に表現されています。
でもフェラの最後の追い込みは十分な速さだし音も下品できっちり抜けます。
彼女らしさと抜きを適度に両立させた舐めと言えるでしょう。
ちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

ややブラックな要素をマイルドに料理した個性的な作品です。
癒しが圧倒的に優勢な現状下でどういった活躍を見せるのか
サークルさんの今後の動向についても期待しながら見ていきたいです。

CV:野上菜月さん
総時間 38:29


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

おやすみボイス 伊千花編

サークル「音撫屋」さんの同人音声作品。

サークルさんの18禁処女作にあたるこちらは
メイド・彼女・先生の3人の女性が色んなシチュで癒しと快感を提供します。
発売されたのが今から約1年半前とやや昔なためバイノーラルではありませんが
サークルさんが得意とされている耳かきや耳舐めといった耳への刺激を中心に
様々な音が耳に心地よさや熱さをもたらしてくれます。



三者三様のスタイルでご奉仕
メイドと彼女と先生に1対1でご奉仕されるお話。

「ようこそ ご主人様 私 メイドの伊千花と申します」
メイド版伊千花は穏やかで可愛い声の女性。
お疲れな様子のご主人様を丁寧な耳かきで癒してあげます。

本作品はメイド3パート(非エロ2)、彼女1パート(非エロ)、先生2パートで構成された短編集で
名前は全員同じ伊千花なのですがメイドは礼儀正しく、彼女は親しげといったように
演じるキャラによって若干声質や口調が変化します。
音撫屋さんと言うと現在は癒し系作品で有名なサークルさんですが
先生編だけは軽く意地悪をされたり罵られるややM向けの作りになっています。

「それではご主人様 まずは お耳の周りを 軽くお拭きします」
非エロの目玉となる耳かきはメイド編にのみ登場し、時間は2パート23分30秒。
最初のパートは左→右の順に汚れを拭いてから耳かき棒で外側を
綿棒で奥を掃除して息を吹きかける手の込んだものです。

耳を拭くときは「ズズッ スイー」と布っぽい若干ざらつきのある音
耳かき棒は「ススッ ジイー」とかなり滑らかな音
綿棒は「ジョリ ズリッ」と乾いた若干重みのある音と個々に別々の音が使われており
それが耳の内外の形状に合わせた動きをします。

今だとこれらは当たり前のように行われているのですが
耳かきが流行する前の当時の状況を考えると画期的だったのではないでしょうか。
音の質も十分にそれらしさが伝わってきますし
多くの聴き手がこの耳かきを聴いて驚きを受けたと思います。

「舌で お耳をマッサージしているんですから どうぞ リラックスしていてください」
もう一つの耳かきは彼女が耳を使って綺麗にするちょっぴりエッチなタイプ。
合間にコリッとした音を鳴らしながら、粘性が高めのちゅぱ音が耳に襲い掛かります。
これ以外のパートでも耳舐めや息吹きをするシーンが多いのが特徴で
サークルさんが今でも得意とされている部分がこの作品でも如何なく発揮されています。

※作品説明文だとここはアダルトパートになっていますが
耳舐めは現在全年齢向けとして認定されているため、当サイトでは非エロ側で紹介しています。

「一緒の布団にいるってだけで すごく嬉しい」
彼女が登場する唯一のパートは添い寝。
2人で1つの布団に入って何気ない会話をしながらゆっくりと眠りにつきます。
意識して言葉を区切ったセリフが静かさを演出し、心に落ち着きをもたらしてくれるでしょう。
「嬉しい」「幸せ」などの簡潔でストレートな好意の言葉も心を温めてくれました。



心と体を縛られながら快感を高める
エッチシーンは3パート41分ほど。
プレイは催眠、耳舐め、オナニー、手コキ、SEX(騎乗位)、顔面騎乗、フェラです。
エッチな効果音はありません。

「あら? どうしたの? もしかして また眠れないのかな?」
エッチのメインとなる先生編では、ちょっぴり嗜虐的な声の伊千花が
やや意地悪に振る舞いながら生徒に性的な気持ちよさを味わわせます。
部分的にせよ催眠を絡めたパートが登場するのが特徴です。

「どう? 意識しただけでも 気になって 触りたくなるでしょ? でもダメ 触っちゃダメよ」
ここでは彼女が体をパーツごとに意識させ、気持ちよくなるように仕向けておきながら
なかなか触る許可を出さず聴き手にもどかしさを感じさせたり
耳元でちゅぱ音を鳴らして興奮を煽ったりする焦らしプレイが繰り広げられます。

…が、結論から言いますと残念ながらこれは催眠とは呼べません。

「決して 体を動かしてはダメ 顔が痒くなったりしても 掻いてはダメよ 絶対に体を動かさないで」
催眠を始める際に彼女が上のようなセリフを言っているのが理由の一つです。
諸々の技術を使って聴き手が体を動かしたくなくなるよう心を誘導するのが催眠であって
最初から押さえつけるようなことを言うものではありません。
このパートで行われている行為は命令もしくは調教にあたります。
理由は他にも色々ありますが、差し当たりこれだけで十分だと思います。

「あら あなたのおちんちん すごく小さいわね 縮こまっちゃってるのかしら?」
催眠を絡めないもう一つのパートは純粋なM向けのエッチ。
裸になった生徒のおちんちんを貶して興奮を煽ったり
男性側にとっては屈辱的な顔面騎乗の体勢が登場したりと
そういう属性を持っている人にはたまらないプレイが繰り広げられます。
終盤に登場するフェラも速めのペースでねっとりとした音をまき散らすエロい音で
女性に自分の大事なところを貪られる感覚が十分に味わえるでしょう。

「おちんちんが ご主人様のおちんちんが 気持ちいい…です」
メイド編唯一のエロパートは夜のご奉仕としてご主人様と一つになります。
耳かきの時は余裕たっぷりだった彼女が裸になると途端に少女らしさを表し
もじもじと恥ずかしがりながら彼のおちんちんを受け入れようとします。

音声作品だと惜しげもなく淫語を連発するようなキャラが多いだけに
こういう初心な女性は珍しく、グッとくる人が多いのではないでしょうか。
私は恥ずかしがるキャラが大好きでかなりツボに入りました。

このように、ノーマル~ややM向けの個性的なプレイが繰り広げられます。



様々なニーズに対応できる作品
1つの作品とは思えないほどに多くの要素が詰まっている、ある意味欲張りな作品です。

献身的なメイド、優しい彼女、Sっ気のある先生と3人の違ったキャラを登場させ
それぞれに合ったサービスを用意することで属性や好みを幅広くカバーしています。
タイトルの通り基本的には安眠へと導くのを目的としている作品ですが
その方向性がまったく違ってパートごとに新鮮さを抱きながら楽しめるでしょう。

中でもやはり耳かきと耳舐め・息吹きのクオリティが高いです。
耳かきはさすがに今の音撫屋さんを含めた一流のサークルさんには及びませんが
標準的なレベルの耳かき音として今でも通用するものを持っています。
当時から耳かきに対するこだわりをかなり持たれていたのでしょう。
耳舐めについても意識的に多く盛り込んで作品としての個性を生み出しています。
もちろん音声作品の主役である鹿乃仔さんの声の使い分けにも注目です。

催眠パートは手厳しいことを言いましたが
本作品におけるメインの要素ではないため私はそこまで気にしていません。
あくまで一つのシチュとして、そういった要素を絡めたものとのみ考えています。
ですが催眠音声のレビューも行ってる者として白黒だけはつけさせていただきました。

エッチはサークルさんの作風からソフトだろうと思っていただけに
顔面騎乗などのややアブノーマルなプレイがあるところに若干驚きました。
言葉責めがソフト系なぶん雰囲気はマイルドで、ややMあたりが妥当に思います。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

やや癒しを重視した、現在ではあまり見かけないタイプの作品です。
最近サークルさんのファンになった方が聴くと色々驚くかもしれません。

CV:鹿乃仔さん
総時間 1:23:14


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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