同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

カテゴリ: 同人音声サークル紹介

   ● 同人音声サークル紹介 その10「ベレス解部」
   ● 同人音声サークル紹介 その9「とみみ庵」
   ● 同人音声サークル紹介 その8「JON」
   ● 同人音声サークル紹介 その7「カモネギちゃんねる」
   ● 同人音声サークル紹介 その6「アイロンウェアー」
   ● 同人音声サークル紹介 その5「防鯖潤滑剤」
   ● 同人音声サークル紹介 その4「VOICE LOVER」
   ● 同人音声サークル紹介 その3「シロクマの嫁」
   ● 同人音声サークル紹介 その2「B-bishop」
   ● 同人音声サークル紹介 その1「桃色CODE」


前回は全年齢向けの耳かきやASMR音声で大活躍したとみみ庵さんを紹介しました。
今回はシナリオ力の高さに定評があるベレス解部さんの紹介です。
発想力と表現力が優れてるサークル
ベレス解部さんは2015年8月に「セクサロイドに木蓮を」を発売してから
年に1本くらいのペースで新作を出してる活動歴の長いサークルさんです。
キャラ、シチュ、世界観といったドラマ性の高い作品が多く
表現の巧みさも相まって聴けば聴くほど引き込まれるものを持ってます。

シリーズものも少し出てますが1話完結型のほうが多く
毎回まったく違う内容だから新鮮な気分で聴けます。
属性はノーマル~Mで、大衆性の高いものとマニアックなものを両方こなせる器用さがあります。

ベレス解部さんの最もすごいところは発想力と表現力がどちらも優れてることだと思います。
他のサークルさんでは見かけない奇抜な作品をいくつも制作してるし
非現実的な物語でもシナリオがしっかりしてるからあまり違和感を抱かずに聴けます。

あとキャラ作りがとても上手で感情移入しやすいです。
そう感じるのはヒロインが紡ぐセリフが属性や性格にバッチリ噛み合ってるからでしょう。
現実には存在しない人物を活き活きと描く点においてずば抜けた実力を持ってます。
登場人物が魅力的だと作品全体に安定感が産まれて質も自然と上がります。

実績は作品によって大きなムラがありますけど
前述の通り幅広い属性を扱ってるサークルさんですから、そうなるのは仕方ないと思います。
一番売れてるのはノーマル向けで興味を持つ人が多いのが影響してます。
内容がまったく違う名作たち
ここからは個人的に印象に残ってる作品をいくつか紹介します。

「深海生物コキ」


お姉さんと2人で海底探査艇に乗り込みエッチな生態調査をする作品。
ホシムシ、イソギンチャクなど合計5種類の深海生物を現地で捕獲し
それらでおちんちんをしごきながら彼女が軽めの言葉責めをします。

深海生物をエッチに活用する作品が他に存在しませんし
それぞれで異なる効果音を鳴らして臨場感とエロさを出します。
普通ならドン引きされてもおかしくない状況なのに
ダメな弟を見守る優しい姉のような態度で接する彼女も実に良いです。

この作品の販売ページにはこんな文言が掲載されてます。
「「海の生き物ってヌルヌルしてて気持ちよさそう! 海洋生物でシコりたい! でも見た目が気持ち悪くて怖いし、生臭そうで尻込みしちゃう……」そんな悩みを抱えていた方にオススメです!」
これを見た時に「あぁ、この人はただ者じゃないな」と思いました。
10年以上前の出来事ですけどインパクトが強すぎて未だによく覚えてます。

「ジト目を崩さない武器屋の娘に拝み倒して素股してもらう」


キャラ作りが非常に優れてる作品。
山に囲まれた村で武器屋をやってる女の子が
パーティーメンバーに捨てられた冒険者と色んなエッチをします。
最初は装備を売るだけだったのが、彼に助けてもらったことをきっかけに風俗サービスをするようになり
最終的にはいつでも挿入できる状態の際どい素股をしてもらうほど仲良くなります。

彼女は最初から最後まで毒舌を貫いており、表面上は彼をまったく好きには見えません。
しかし行為は結構優しくてデレてるのが伝わってきます。
この二面性も大きな魅力だと思います。
後に続編も出ておりサークルさんの中では人気が高いシリーズです。

「キスしないと好きになる一週間」


現時点で最も多く売れてる作品(42000DL)。
ある日突然キスしないとお互いを好きになる夢を見た男女がキス重視の甘いエッチをします。

物語が始まった直後の2人は同学年なだけのほぼ他人で
その効果を打ち消すためにエッチしてましたが
次第に本気で好きになってその気持ちをプレイにも反映させます。
後になるほど彼女がどんどん積極的になる展開も良いです。
これも約3年後に「依子リバーブレーション」という続編が出てます。

前回は非エロ、エロの両方で長く活動されてるJONさんを紹介しました。
今回は非エロ側で多大な貢献をされたとみみ庵さんの紹介です。
同人ASMRの普及に尽力したサークル
とみみ庵さんは2014年の8月に「縁側でまったり耳かきとお昼寝」を発売されてから
およそ4年間全年齢向けの作品だけを制作してきたサークルさんです。
有料は現時点で14本出てますが、他にもニコニコ動画やYoutubeで無料作品を数多く投稿されてます。

同人音声業界の歴史で以前話したように、この頃は18禁が圧倒的に優勢で
全年齢向けは規模が2周りくらい小さい状況でした。
しかしとみみ庵さんをはじめとするサークルさんたちの頑張りによって
現在は18禁と並ぶほどまでに成長してます。

具体的に何をしたかと言うと、同人音声におけるASMRの普及をしました。
2014年より前の全年齢向け有料作品はボイスドラマやキャラ重視の耳かき音声といった
登場人物がしゃべりながら音を鳴らすスタイルが主流でした。
しかし2015年以降はセリフを減らす代わりに音をたっぷり鳴らす作品も徐々に増えます。

「そうか、無理にしゃべらなくてもいいのか」という気づきを与えてくれたわけです。
今では当たり前のことですけど、私は当時とみみ庵さんの作品を聴いて衝撃を受けました。
効果音も抜群に優れており、現在でも全年齢向けにおいてはトップクラスの品質を持ってます。

作風は耳かき音声が非常に多く、2015年からはボイスドラマ要素を取り入れた作品にも挑戦してます。
「休日屋」シリーズは4本、「鈴の音」シリーズは5本出ており
そのすべてが10000DL超えという驚異的な実績を誇ります。

価格が軒並み安かったからというのもあるのでしょうけど
当時の業界の規模で5桁を安定して叩き出すのは「ほぼ不可能」と言っていいくらい至難の技です。
いいものを作って、たくさんの人に聴いてもらい、喜ばせる理想的な状況ができてます。
珠玉の作品たち
ここからはとみみ庵さんの代表作や、個人的に気に入ってるものをいくつか紹介します。

「休日屋」


前項でも触れたサークルさんの代表シリーズ1作目。
人里離れた場所にあるお店で女の子が健全なサービスをします。
最大の武器である耳かき以外に食事、散歩、シャンプー、爪切りなど幅広く取り揃え
ヒロインと一緒に1日を過ごす流れで多種多様かつリアルな音を鳴らします。

シリーズ4作目にあたる「後日家」では逆に彼女が彼の家に出向いてお世話するなど
客と店員から恋人みたいな関係になっていく様子をじっくり描きます。
後日屋は現在の全年齢向け作品でも滅多に見かけないシーンがあって独創性に溢れてます。

「鈴の緒を引けば」


休日屋と並ぶ人気シリーズの1作目。
古びた神社で巫女をしてる狐娘が、そこを訪れた男性を色んな耳かきでもてなします。
全体をいくつかのシーンに分けて使用する器具や環境音を毎回変え
さらに彼女との素朴な会話も交えて実際にお世話されてる雰囲気を作ります。
耳かきに並々ならぬこだわりを持ってるとみみ庵さんの集大成とも言える珠玉の1作です。

「声付き耳かき音を作ってみた(終)」


現時点で最も新しい無料の作品。
声はクールだけど性格は優しい女の子が通常の耳かきと指耳かきをします。
彼女は「炭酸ちゃん」と呼ばれてますが今回は炭酸を使うシーンを入れず
素朴で心地いい音をたっぷり鳴らしてストレートに癒します。
現在も公開されてますから興味が湧いた方は是非一度聴いてみてください。

「同人音声サークル紹介 その10「ベレス解部」」

前回はややM向けの作品を得意とされてるカモネギちゃんねるさんを紹介しました。
今回は非エロとエロの両方で活躍されてるJON(正式名称は「日本自慰放送網」)さんの紹介です。
耳かき音声の先駆者
JONさんは2008年に「射精天国 エロ落書き集(1) 女学生オーラルセックス編」というCG集を発売し
それから漫画、アドベンチャーゲーム、音声と幅広いジャンルを手掛けてるサークルさんです。
音声は43本中の23本と最も多く、長く続いてるシリーズも存在します。

JONさんについて語る場合、非エロとエロで分けたほうがわかりやすいので順番に話します。
まず非エロはDLsiteで最初に耳かき音声を発売したという輝かしい実績があります。
「耳かき」タグで検索したら最も古いのはJONさんでそれより前は存在しません。
およそ4か月後に「ささやき庵 双葉」が出ており、2010年はこの2本しかありませんでした。

この作品はその後シリーズ化されて今のところ2016年まで続いてます。
(2022年に出たのは総集編なので除外)
耳かきブームが始まるのは2013年ですから時代を先取りしてると言えます。

エロのほうは「子守小町の甘え屋添い寝本舗」「お姉ちゃんの「ちょっとHな」添い寝。」など
年上の女性が色々お世話してくれるシチュを得意とされてます。
他にはコミケの戦利品をオカズにオナニーする様子を見てくれる珍しい作品も存在します。
あまあまなんだけどやや捻ってる感じで非エロとは別の良さがあります。

そして何といっても秋葉よいこさんの存在が大きいです。
彼女はほぼJONさん専属の声優さんで、他のサークルさんに出演することは滅多にありません。
聴いてるだけでホッとするような癒し系の声が魅力です。
そしてこの声はお姉ちゃんとの相性が良いし、乱れた時のギャップも大きくなります。
声優さんの個人サークルみたいな特徴も持っており、彼女が出るから買う人は結構いると思います。
癒しもエロも楽しめる作品たち
ここからはJONさんの代表作や、個人的に気に入ってるものをいくつか紹介します。

「耳掻きマッサージ専門店・大和撫子~睡眠誘導&セクシャルリラクゼーション~」


前項で紹介した最初の耳かき音声。
専門店の店員さんがマッサージ、耳かき、エッチなご奉仕をします。
さすがに今の作品と比べたら品質は見劣りしますが、歴史的な価値は現在でも十分にあります。
確認したら2010年に1600本、2011年に1800本も売れてました。
当時の音声業界の規模を考えたらかなりすごいと言えます。

「射精天使☆イクミさんの包茎オナニーおてつだい。あなたのおチ○ポ…看護しちゃいます♪」


サークルさんの中で現在最も多く売れてる完全アダルトな内容の作品。
優しくて世話好きなナースが患者にエッチなご奉仕をします。
おちんちんの皮を剥いたりチンカスを掃除するシーンを入れて彼女の魅力を引き出し
さらに秋葉さんの優しい声で淫語をガンガン言って興奮を煽ります。

「保健室のセンセイに…ベッドでえっちな事いっぱいされちゃう一週間」


2023年に発売された比較的新しい作品。
保健室の先生が自分に好意を寄せてる男子生徒とイチャイチャします。
彼の気持ちを理解したうえで親身に接して癒しを与え
エッチもおねショタに近い雰囲気で色んなプレイをやって幸せな射精に導くなど
年上の女性が持つ優しさや温かさがしっかり詰まった満たされるサービスに仕上がってます。

「同人音声サークル紹介 その9「とみみ庵」」

前回は同人音声の黎明期から活躍されてるアイロンウェアーさんを紹介しました。
今回はそれにまったく引けを取らない実績を残してるカモネギちゃんねるさんの紹介です。
ややM向けの言葉責めが得意なサークル
カモネギちゃんねるさんは2014年の12月に処女作を出されて以来
現在まで休止を挟まずに活動を続けてる精力的なサークルさんです。
リリース頻度は年3本程度と少なめですが品質は非常に安定しており
どの作品も3000DLくらいを叩き出す根強い人気を誇ります。

全体を見て言える大きな特徴は言葉責めが優れてること。
「変態」「マゾ」みたいに見下すタイプではなく、相手の欲望をくすぐる言い回しが得意です。
だからマゾ向けの中では聴き心地がまろやかで、悪い女性に優しく弄ばれる快感が味わえます。

また近年では心情代弁に特化した作品をいくつも制作しており
言葉責めにおける新ジャンルの開拓に貢献してます。
どちらにも言えるのは「シナリオ力が高くないとできない」ということです。
聴き手が喜んだり興奮するツボを的確に突く文才を持ってるからできるのです。

あとはゲップ特化などかなりニッチなことにも挑戦してます。
1万DL超えの作品がありますし、扱いが難しいジャンルでも成功されててすごいです。
中の人が好きなことを突き詰めてみんなを喜ばせる理想的な状況ができてます。
他とは違う魅力を持つ作品たち
ここからはカモネギちゃんねるさんの代表作や、個人的に気に入ってるものをいくつか紹介します。

「援交JKツインズ! ~閉所密着濃厚エッチ~」


現時点で4本出てる人気シリーズ(DLsiteの累計DL数は43000本)。
現役JKがお世話してくれる風俗店で女の子たちが甘くてややアブノーマルなエッチをします。
体を密着させて責めるシーンが多く、2人いる状況も相まって濃厚なひと時が味わえます。
また2015年の発売でありながらロッカー内でイチャイチャするシステムも奇抜です。
現在ちょこちょこ出てるローションロッカーの元祖でまさに時代を先取りしてます。

「意地悪な後輩チアガール姉妹の射精我慢&マゾ彼氏調教コース!」


サークルさんの中で現在最も多く売れてる作品。
主人公と付き合ってるチアガール姉妹が、女性にとことん弱い彼をエッチな手段で鍛えます。
2人とも彼が大好きなので好意や応援のセリフをガンガン投げかけて甘やかし
さらに女性に負ける快感をたっぷり味わわせて幸せな射精に導きます。
甘やかしと意地悪をバランスよく配置してるところに実力の高さを感じます。

「【心情代弁特化】国宝級アイドルグループの爆乳担当のお姉さん2人とSNSエロコメバレ密着個室交流会」


2025年4月に発売された現時点で最も新しい作品。
超人気アイドルグループに所属してる女の子たちが熱烈なファンとエッチな交流会をします。
タイトル通り心情代弁のセリフが非常に多く
普通なら手の届かない女性たちが存分にもてなしてくれるシチュも相まって幸せな射精が味わえます。

「同人音声サークル紹介 その8「JON」」

前回は元祖淫語サークルとして名高い防鯖潤滑剤さんを紹介しました。
今回はそれよりもっと古い時代に活躍されてたアイロンウェアーさんの紹介です。
黎明期に活躍した万能サークル
アイロンウェアーさんは2007年の2月に処女作を発売し
それから2010年頃までものすごい勢いで制作されてた超老舗サークルさんです。
同人音声が活気づく2013年や、催眠音声が流行り始める2008年よりもさらに古く
しかも近年にも新作を出したりシナリオを担当した作品が出るという息の長さを誇ります。

ここ数年内に音声を聴き始めた方はご存じないでしょうけど
古参勢にとってはかなり有名な方だと思います。
あまあまからM向けまで幅広く制作されてたのが大きいです。
しかも当時としては珍しく同人音声、催眠音声両方を手掛けてました。

どちらかと言えばマゾ向けのほうが作品数は多いしキレがあります。
でも割と何でもできる方で器用な印象を受けてます。
扱ってるジャンルも王道からマニアックまで幅広くチャレンジ精神旺盛です。

「【脳舐め催○】ブレインリッカー【脳イキ/ドライオーガズム】」


普段ならここで代表的な作品を紹介するコーナーに移りますが
今回はその前にシナリオ担当で有名な作品をひとつ紹介します。
ブレインリッカーは2024年の5月に発売された催眠音声で
逢坂成美さんの個人サークル「逢縁喜縁」にて発売されてます(現在12000DL)。

2021年に出た「ヒプノパラサイト」も同じコンビで17000DLを叩き出しており
自サークルの新作をあまり出さなくなった現在でも十分な存在感を持ってます。
2016年以降は逢坂さんが声を担当してる作品が多いからその縁で協力してるのでしょう。
彼女が初出演した同人音声「DTコンプレックス~非モテ系男子必殺女子~援交JK藤村アイリ」も
アイロンウェアーさんが制作されてます(この時は「逢坂なる美」と名乗ってました)。
属性から催眠の有無まで手広く押さえた作品の数々
ここからは今までに出た作品の中で特に印象深いものをいくつか紹介します。

「こだわり淫語~事務的に射精させられる快楽編~」


色んな女の子が事務的プレイをするオムニバス形式の作品。
最近の事務的音声は声と態度がクールなだけで責めっぷりは比較的優しいですが
これは5パート中4パートで3回以上射精する超ハードな内容になってます。

好意や愛情を一切込めずに接するところも徹底しており
2009年の発売で4000DLと素晴らしい結果を残しました。
同人音声が発展する前の時代でこの数字は驚異的と言えます。

「乳首なぶりサキュバス~泣き喚く程えげつない乳首フェラ、肉ブラシ責めでメスイキ射乳アクメさせてあげる~」


2022年の7月に発売された現時点で最も新しい作品。
指、舌、尻尾といじり方の種類を増やし
さらに分身して左右同時にセリフと掛け声を出す高密度なプレイが味わえます。
催眠暗示っぽいセリフやイメージで心もケアするなど
一般的な乳首音声とは違うやり方にしてサークルさんの持ち味を出します。

「催眠淫語~お姉さんの癒らし催眠編~」


優しくて面倒見のいいお姉さんが癒しの催眠とあまあまなエッチをする催眠音声。
前の2作とは違い完全なノーマル向けで大衆性が高く
サービス自体も高品質で幸福感に包まれながら絶頂できます。
M向けとノーマル向け両方をここまできちんとこなせるサークルさんは現在でも希少です。

「同人音声サークル紹介 その7「カモネギちゃんねる」」

前回はささやき庵や耳舐めサキュバスなどシリーズものに強いVOICE LOVERさんを紹介しました。
今回は特定の要素をひたすら追求してる防鯖潤滑剤さんの紹介です。
元祖淫語系サークル
防鯖潤滑剤さんは2012年の9月に処女作を発売してから現在まで
ずっと最前線で活躍されてる息の長いサークルさんです。
現時点で作品数は131本と非常に多く、DL数も大抵が1000本を超える安定した実績があります。

全体を通じて言える大きな特徴は淫語にとても力を入れてることです。
「おちんぽ」などのやや下品な淫語を至るところで言いながらおちんちんも責めます。
初期の作品は特定のフレーズを繰り返すシンプルなものが多かったのですが
ある程度成熟した後はセリフの中に自然な形で盛り込む作風に変わってます。

淫語は同人音声において基本中の基本とも言える要素です。
だからこそ作者さんの力量やこだわりが見えやすくなってます。
12年以上淫語を練り続ける姿はまさに求道者で相当な熱量を感じます。

また2016年からはインゴヒゴという別サークルを立ち上げ、両方でコンスタントに新作を出してます。
そちらも合わせると200本に達しますからなかなか真似できない偉業です。
両サークルの違いは私にはわかりませんが、中の人が何かしらの線引きをしてるのかもしれません。

あとは同人音声業界の最大手とも言える上海飯店さんで長年ライターを務めた実績があります。
最近は減ってますけど他サークルさんのシナリオで何度も名前を見かけました。
サークル活動を長く続けてきたからこそライター業も成功してるのでしょう。
ボウサバGというサークル名でアドベンチャーゲームも作るなど幅広く活動されてます。
淫語まみれな名作の数々
ここからは今までに出た作品の中で特に印象深いものをいくつか紹介します。

「ゲームしながら自由におまんこを使わせてくれるゲーマーカノジョ」


防鯖潤滑剤さんの中で最も多く売れてる作品。
ゲームと主人公の両方が大好きな彼女と自宅でひたすらイチャイチャします。
パートごとに違うゲームをしながらエッチする独特な展開と
彼女が投げかける甘い言葉の数々でテーマ性と仲の良さを表現します。
発売後にシリーズ化して現在まで6本の作品が制作されてます。

「クールなシスターの事務的“聖処理”生活」


インゴヒゴさんのほうで最も多く売れてる作品。
声はクールだけど性格は非常に献身的なシスターが
サキュバスの呪いにかかった男性をエッチな手段で浄化します。
事務的に見えるキャラなのに淫語をガンガン言ってギャップを作り
プレイも彼に尽くす意味合いが強いものばかりでシスターらしさがしっかり出てます。
こちらも現在まで11本発売されてる人気シリーズです。

「ネトラれそうで絶対にネトラれることのないカノジョ」


緩そうに見えて実はガードが堅い彼女が疑似寝取られ報告をする作品。
パートごとに違うシチュを設定し、男たちから言い寄られた実話を話してから
彼らとエッチしたらどうなってたかを語ってスリルと興奮を与えます。
寝取られが持つデメリットを排除し、メリットだけを楽しめる作りが非常に新鮮でした。

防鯖潤滑剤さんは今年の10月、インゴヒゴさんは11月に新作を出されてるところを見ると
来年以降も今まで通り活動するのでしょう。
同人音声サークルの老舗として今後も長く活躍されることを期待してます。

「同人音声サークル紹介 その6「アイロンウェアー」」

前回は声優サークルとして長く活躍されてるシロクマの嫁さんを紹介しました。
今回はそれよりもさらに前から活動を続けてるVOICE LOVERさんの紹介です。
囁きと耳舐めで名を馳せてるサークル
VOICE LOVERさんは2010年の1月に処女作を発売されてから現在まで
休止することなくずっと活動を続けてる老舗のサークルさんです。
現時点で作品数は226本とかなりの量に達しており
特にささやき庵はその代表とも言える有名なシリーズです。

双葉、琥珀、牡丹、萌菜、紅葉など数多くの小町(店員)が在籍しており
そのほぼすべてを違う声優さんが担当されてる非常に豪華な内容です。
本家はR-18ですが全年齢やR-15のサービスをする添い寝屋本舗
方言キャラで構成されてるあまえた楼、M向けのサービスをするいじめた樓など
分家にあたるシリーズも現在まで数多く制作されてます。

以前ほどのハイペースではありませんが今年も「ささやき庵 琥珀 肆 -Undo-」
「ささやき庵 夢神楽幻想 夢衣 弐」「ささやき庵 万華鏡絵巻 瑠璃」の3本が発売してます。
少し前の時代を描いた夢神楽幻想という新シリーズが始まってますし
今後も新作がコンスタントに出続けることが予想されます。

姉妹サークルの運営を頑張ってるのも大きな特徴です。
2019年にHORNETという別のサークルを立ち上げ
そこではせんべろ、耳舐めサキュバスというささやき庵とは違う特徴のシリーズがあります。
他にはHONEYBEEという全年齢向けのサークルもありますが
こちらは2019年以降新作が出ておらずほぼ休止状態です。

あとはStudio Berryという自分のスタジオを持つなど
個人と商業両方の特徴を持つ存在になってます。
シリーズものを多く抱えてるサークルさんなのでこうしたほうがやりやすいのでしょう。
長く続いてるシリーズの数々
ここからは今までに出た作品の中で特に印象深いものをいくつか紹介します。

「ささやき庵 琥珀 弐」


ささやき庵シリーズの中で最も多く売れてる作品。
上品でサービス精神旺盛な小町が3時間近くに渡ってご奉仕します。
売りである囁き声と吐息を組み合わせて密着感や臨場感を出し
さらに「カスタムフェラ」と呼ばれる独自のアプリも用意するなど
強みを活かしたうえで新しいことにも挑戦する面白い一作に仕上がってます。

「ささやき庵 添い寝屋本舗 萌菜 拾 -終わらない物語をあなたに-」


添い寝屋本舗の中で最も長く続いてるシリーズの第10弾。
気さくでちょっぴりエッチなところもある小町が色んなシチュで癒します。
囁き声に加えて耳かき、耳舐め、音叉と様々な音を用意し
さらにパートごとに2人の関係を変えてそれぞれに合ったご奉仕をします。
萌菜の1作目が出たのは2013年ですから10年以上続いてるのは本当に素晴らしいです。

「耳舐めサキュバス3 -淫魔と堕ちる保健室の白昼夢-」


姉妹サークルのHORNETさんで最も多く売れてる作品。
保健室の先生をしながら男たちの精液を搾ってる上位のサキュバスが
同じ学校の男子生徒に長時間のエッチをします。
耳の外ではなく穴の中を重点的に責める独特な耳舐めと
彼女が持つふたつの顔を組み合わせて流れを作りながら気持ちよくします。

ここまでを読めばわかるように、VOICE LOVERさんはシリーズを大事にする作風を持ってます。
シリーズが長く続けば続くほど固定ファンが増えて運営も安定します。
しかし同じことを繰り返してたら当然飽きられるのでそれを防ぐ工夫をします。

例えばささやき庵なら同じ世界観で別の声優さんを出す
耳舐めサキュバスなら最新作「W耳舐めサキュバス -White Temptation-」のように
大ボリュームにしたうえでルート分岐するアドベンチャーゲームみたいな構造にします。
1からすべてを考える必要がない点は楽かもしれませんけど、人気を維持するのはなかなか難しいと思います。

「同人音声サークル紹介 その5「防鯖潤滑剤」」

前回はM向けやオナサポで活躍されてるB-bishopさんを紹介しました。
今回はまったく違うジャンルの普及に貢献したシロクマの嫁さんをお届けします。
耳かきと耳舐めに強い声優サークル
シロクマの嫁さんは2012年5月に有料処女作を発売し
それから現在までずっと活動を続けてる老舗サークルです。

活動初期から当時は珍しかったバイノーラル録音を採用したり
それと相性の良い耳かき音声を積極的に出すなど
現在の同人音声では定番のジャンルを強みにすることで絶大な人気を得ました。
伊ヶ崎綾香さんの個人サークルで彼女自身のファンが応援してるのも大きいです。

また2018年頃に流行した耳舐めを早い段階から取り入れており
その強みは現在までずっと受け継がれてます。
私もシロクマさんの紹介をする時は「耳かきと耳舐めに強いサークルさん」と言います。

ブラックマの嫁や伊ヶ崎綾香の庭といった姉妹サークルを複数持ってるのも特徴です。
シロクマの嫁はシナリオがアドリブ、ブラックマの嫁はライターさんが担当と
それぞれに違いを持たせて活動の幅を広げてます。
彼女自身が「声優もする経営者」と名乗ってるように、声優とサークル主を両方頑張る姿勢を維持してます。
定番ジャンルの開拓に貢献した作品たち
ここからは今までに出た作品の中で特に印象深いものをいくつか紹介します。

「シロクマ耳かき店へようこそ!2&シロクマの湯。」


同人音声のブームが起きた2013年の暮れに発売された初期の代表作。
シロクマ耳かき店、シロクマの湯というふたつのシーンを用意し
それぞれで耳かき、耳舐め、エッチをして癒しと興奮をバランスよく与えます。
実際の露天風呂を貸し切って録音するなど、制作に対する伊ヶ崎さんのこだわりも込められてます。

「【実際に行為をしていると感じる】あだると放送局5~綾姉と作品制作編~【声/音同時収録!】」


シロクマさんの中で最も多く売れてる作品。
綾姉という名のネット配信者がファンの男性と色んなエッチをします。
260分もの大ボリュームを3つのシーンに分け
綾姉と作品制作編は一対一、あだると放送局は配信形式とスタイルを変えてじっくり追い込みます。
このあだると放送局は2016年頃からずっと続いてる息の長いシリーズです。

「【安眠耐久ASMR】~お茶と囁き。お耳癒しとマッサージ~【音だけメニュー有】」


リアルで優しい音をたっぷり楽しめる全年齢向け作品。
時間に対するセリフの量を極端に削り、様々な音を組み合わせて耳かきやマッサージの様子を表現します。
声優さんのサークルでしゃべらないのは通常だとデメリットですけど
シロクマさんの場合は音のレベルが高いので声なしでも十分な満足感が得られます。

活動開始から12年経った今でも毎月のように新作を出されてるので
今後も続けられる限り制作を続けるのでしょう。
耳かき、耳舐め、ASMRは以前と比べたら新鮮味がないジャンルになってますが
根強い人気があるのも事実ですし、今後もこだわりを持った作品を制作されることを期待してます。

「同人音声サークル紹介 その4「VOICE LOVER」」

前回は道草屋シリーズで絶大な人気を得てる桃色CODEさんを紹介しました。
今回はそれと正反対の作風で君臨し続けてるB-bishopさんをお届けします。
マゾ向けやオナサポを普及してきたサークルさん
B-bishopさんは2012年の6月に処女作を発売し
それから12年間ずっと活動を続けてる息の長いサークルさんです。
初期は「心無き機械人形」というM向けのシリーズを主に制作してましたが
その1年くらい後からは単発で色んなテーマに挑戦します。

9種類の手コキをする、嘲笑を多めにやる、長身女に拘束されて犯されるなど内容は多岐に渡りますけど
M向けなところは共通しており多くの聴き手に支持されました。
当時の音声業界は催眠音声の知名度が高かった関係でユーザーもマゾが優勢です。
中の人が作りたいものとニーズがガッチリ噛み合ってるおかげでDL数も軒並み好調でした。

アイデアの引き出しがとにかく多いサークルさんで
過去の同人音声にはなかったテーマやジャンルを普及するのに貢献してます。

現在我々が何気なく聴いてる作品の中にもそれは脈々と受け継がれてます。

その中で最も知名度が高いのはやはりオナサポでしょう。
シコシコボイスに合わせてしごくスタイルは以前からありましたが
セリフとシコシコボイスを同時に流す形式や、女性が宣言した数字の分だけしごくノルマ式など
B-bishopさんが元祖と言っていい要素がいくつも存在します。
「同人音声業界の歴史 その5」でも触れましたが、特に2015年は獅子奮迅の活躍をされました。

昔の同人音声は耳かきを起点にブームが起こってるので
M向けのジャンルはまだまだ開拓されてない状況でした。
それをたった1人である程度成し遂げたことが一番の功績だと思います。
B-bishopさんがいなかったら今ほどオナサポは流行ってなかったかもしれません。
真新しくて良質な作品たち
ここからは今までに出た作品の中で特に印象深いものをいくつか紹介します。

「意地悪な少女に完全支配される音声 地獄級射精禁止オナニーサポート」


初めて1万DLを超えた初期の代表作。
セリフとシコシコボイスを同時に流す斬新なシステムでオナニーを丁寧にリードし
さらに全体を8つのシーンに分けてそれぞれで異なるプレイをします。

ハード、ベリーハード、ヘルの3モードがあることも含めて
現在当たり前のように使われてる要素をいくつも盛り込んだ珠玉の一品です。
後にシリーズ化され今のところ7本が世に出てます。

「眠れない添い寝 お布団の中で悪戯される音声」


全裸の女の子と同じ布団に入ってゆっくり責められる作品。
おちんちんを激しく責める一般的なM向けとは真逆の路線を取っており
ハグしながら耳舐め、乳首責め、玉揉みを30分くらいやって生殺し状態を作ってから
通常よりも緩い速度でおちんちんをしごく大変ハードな焦らしプレイを行います。

「恥ずかしいゲームオーバーへようこそ 罠だらけゲーム式オナニーサポート」


2020年に発売されたゲーム形式のオナサポ作品。
開始時に3つのアイテムを渡して聴き手が好きなタイミングで使えるようにしたり
オナニー中に鍵を集めてその個数で射精の内容が変わるなど
一本道なことが多いオナサポに変化をつけた面白味のあるプレイに仕上がってます。

B-bishopさんは作品数がとにかく多いので、これ以外にも様々な名作が存在します。
最近発売された「地獄徘徊オナサポ迷宮」も今までになかった要素を盛り込んでますし
現状に満足せず成長を続けようとする気概を持って制作されてます。

「同人音声サークル紹介 その3「シロクマの嫁」」

昨年末から告知してた同人音声サークルの紹介を始めます。
第1回は実力、実績、人気のすべてを兼ね備えた桃色CODEさんです。
癒し系作品の大御所
桃色CODEさんは2013年11月30日に音声処女作を出されてから
現在までのおよそ11年間ずっと活動を続けてる息の長いサークルさんです。
しかも制作した51本すべてが道草屋という同じシリーズになってます。

すずしろ、芹、すずな、はこべら、稲、たびらこ、いのこ、なつなと
現時点で8名のキャラが登場しており、毎回メインヒロインを変えて色んなサービスをします。
それぞれに何かしらの個性や得意分野が用意されてるし
一部の作品は複数人形式にして会話や連携によって人間関係も描きます。

2013年当時の同人音声業界は耳かきブームが始まったばかりで
多くのサークルさんは音作りなどサービスに力を入れる方針を取ってました。
しかし道草屋はシリーズ1作目からキャラの存在感を大きくして差別化を図ります。
これだけ長く続いてるのは最初の段階で大まかな骨組みができてたからでしょう。

全体を通じて言える大きな特徴は総合力の高さです。
初期の作品は耳かきの品質にやや難がありましたが
活動開始から1年後にはそれも改善され、さらに古い作品の効果音を差し替えてます。
環境音も古き良き田舎を感じるリアルで優しい音が非常に多く
音声を聴いてるだけで道草屋の世界に自然と引き込まれます。

大抵のサークルさんは得意な部分とそうでない部分を持ってます。
しかし桃色CODEさんの場合は癒し系の領域において弱点がありません。
すべての要素が高品質で抜群の安定感を誇ります。

またハイレゾ、ソルフェジオ、骨伝導マイクなど
より進んだ録音技術をいち早く取り入れる貪欲さも持ってます。
同じキャラの作品でも毎回何か新しい要素を盛り込んでますし
常にアップデートを続けたから第一線の活躍を維持できたのだと思います。

活動歴の長い人ほど作風が硬直したり新しいことに挑戦しなくなるので
ここは他の古参サークルとの決定的な違いと言えます。
桃色CODEさんは声以外のすべてを中の人が制作されており
作品を重ねるごとに挿し絵や付属の漫画の品質もどんどん上がります。
現状に満足せず努力を絶えず行い、結果を出し続けてきた人だけが持つ貫禄があります。
超大手による珠玉の作品たち
ここからは桃色CODEさんが制作した作品の中で特に印象深いものをいくつか紹介します。

「【耳なめ】道草屋 すずしろ 連夜【マッサージ】」


道草屋シリーズ初期の代表作。
前作では耳かきを中心とする健全なサービスをしてた女の子が
一転して背後に抱き着き耳舐め手コキでもてなします。
淫語を一切入れず音と息遣いだけでエッチを表現する手法は現在までずっと受け継がれており
音に絶対の自信を持つサークルさんならではのリアルなプレイが楽しめます。

この作品によって道草屋シリーズの認知度が一気に上がり大手サークルの仲間入りを果たしました。
今は亡き餅よもぎさん(今日が命日)の声と演技も心に染み入ります。

「【こたつ系】道草屋-芹-そんな冬の日【安心耳かき】」


道草屋の店主を務める芹さんが冬場にあれこれお世話するR-15作品。
石油ストーブの稼働音とそこに乗ったやかんの音で冬らしさを演出し
さらに全体を3つのシーンに分けて異なるサービスをしながら彼女が違う顔を見せてくれます。

手際よくお世話したりもてなす女将の顔、酒を飲みながら愚痴をこぼす子供っぽい顔
バスに乗り遅れた主人公にうどんを振る舞う母親のような顔をなど様々でキャラが立ってます。
私は芹さん推しなので彼女が出てくる作品は特に好きです。

「【焦らし系家具ごっこ】道草屋-はこべら8-備え付けのアメニティ【ひぐらし耳かき】」


2023年9月に発売された割と新しい作品。
上品で悪戯好きな店員さんが普段と大きく違う踏み込んだご奉仕をします。
具体的には彼女自身が部屋のアメニティ(設備)になり
口移しで紅茶を飲ませる、座椅子になりきって彼の背中に抱き着くなど
癒し重視の道草屋では珍しくエロに寄せた内容になってます。

ヒロインのはこべらは以前から「道草屋のエロ担当」なんて呼ばれてますから
この作品ではそれを存分に発揮して聴き手を喜ばせます。
エッチに持ち込むために非エロのサービスをすることも含めて
今までの道草屋シリーズとは随分違う特徴を持ってます。

この記事では3本まで絞りましたが他も高品質な作品ばかりです。
色んなタイプのキャラが出てくるので興味を持つ子がきっといるでしょう。
道草屋という架空の世界をここまで鮮明に表現できるのは本当に素晴らしいです。
今後も業界の柱石としてできるだけ長く活動を続けてくださることを心より願ってます。

「同人音声サークル紹介 その2「B-bishop」」

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