2013年はバイノーラル&耳かき、2014年はASMRの第一歩と順調に成長してる同人音声。
では2015年にはどんな出来事があったか見てみましょう。
音のさらなる進化とあるサークルさんの活躍
2015年における主な話題は3つ。
ハイレゾ作品の登場、B-bishopさんの活躍、実演作品の一時的な流行です。

ハイレゾ作品は2013~14年の流れをそのまま受け継いでると言えます。
当時の音声は特にバイノーラルだとノイズの混じってる作品が多かったので
今よりも良いものにしようと考えるのは自然です。
その手段としてハイレゾに着目したのだと思います。

ただし、耳かきみたいにいきなり沢山出たわけではありません。
この時点では道草屋シリーズが主にやっており、他のサークルさんが追従します。
後の時代でもまず誰かがやって、それに引っ張られて流行するケースが何度も出てきます。

B-bishopさんの活躍については具体的なデータがあるので紹介します。
2015年は21本の作品を出されてるのですが
そのうち10本が年間ランキングのトップ100に入ってます。


ひとつのサークルさんが10分の1を占めるというのはそうそうないことですし
しかも出した作品のおよそ半分と驚異的なヒット率を叩き出してます。
今ほど多くなかったとはいえ、活動されてるサークルさんの数は結構増えてました。

もう少し掘り下げてみますと21本のうち8本がオナサポです。
その中の6本がランキングに入ってるところを見ると
オナサポがこうなる大きなきっかけになったと読み取ることができます。
これ以前のB-bishopさんは機械人形シリーズなどオナサポじゃないM向け音声を主に作ってましたから
このへんからオナサポに強いサークルさんのイメージが強くなります。

最後の実演作品の一時的な流行は実際に作品が多く出たのは2016年なのですが
この年に一際売れた作品がありまして、それがきっかけになってます。
現在実演があまり振るわないのは、この時に似たような作品しか作れなかったのが影響してると私は思います。

AVと違って音声は視覚を一切使わずに他との違いを出す必要がありますから
女の子がただオナニーするだけの作品では皆さんの興味を引くのは難しいです。
それぞれを象徴する作品たち
では実際にどんな作品が出たのか見てみましょう。
前項の内容を踏まえて各特徴からひとつずつ選びました。

「【176khzハイレゾ】道草屋 すずしろ-雨の日【耳かき&マッサージ】」


道草屋シリーズで今のところ最も多く売れてる作品。
ただでさえ高品質な声や音がハイレゾでさらにパワーアップしました。
2年間の活動を経て道草屋の売りである総合力の高さが既に出来上がってます。

「意地悪な少女に完全支配される音声 地獄級射精禁止オナニーサポート」


B-bishopさんの音声で最も多く売れてるオナサポ作品。
意地悪な女の子が1回の射精に向けて多種多様な責めを繰り出します。
この後にもシリーズ作品が6本出てるのですがどれも高い人気を誇ります。

「約1時間24分!ネット声優がダミーヘッドマイクで実演オナニー!本気の自慰録音!」


先ほど説明した一際売れてる実演作品。
現時点で12000本と実演の中では飛び抜けた実績を叩き出してます。
2015年の9月に発売し、たった3か月で4000本いってましたから私も驚いたのを覚えてます。
その理由は素朴なキャラとガチなオナニーのギャップです。

以上になります。
2013年や14年に比べてミクロな内容に感じたかもしれません。
でも歴史は小さな変化と大きな変化の組み合わせで成り立ってます。

次回は催眠音声の2015~16年の出来事を紹介します。
同人音声業界の歴史 その6 「催眠音声編(2015~16年)」