前回の記事では2013~14年にかけて起こったふたつの出来事を紹介しました。
今回は少し時代がくだり催眠音声業界がさらに賑わうきっかけとなった要素を話します。
新ジャンルの登場と黄金時代
まず2015年は現在人気ジャンルとして定着してる催眠アニメが初めて登場しました。
今までの音声は名前の通り声と音だけで構成されてたわけですが
そこに映像を加えることでより幅広い表現が可能になります。
具体的には視線を利用した誘導、エフェクトによる没入感、そして女性の体がもたらす純粋なエロさです。

音声との違いを明確にするためでしょうけど
催眠アニメは目を開けてる状況を活かしてリードすることが多いです。
例えば誘導役の女性と見つめ合う、ヒプノディスクを回転させて視界を歪ませるなどです。
また目を閉じてる時よりもリラックスしにくくなるので催眠を入念にかける傾向が見られます。

ちなみに2022年の時点でコンスタントに制作されてるのはF・A・Sさんだけです。
音声よりも遥かに時間、労力、お金がかかるコンテンツですから
今後も年に1本くらいのペースで出てくれたらいいなぁと期待してます。

それに対して2016年は2回目の催眠音声ブームが到来します。
1回目は催眠音声が本格的に普及した2009~10年を指します。
主な特徴は1回目の時に参入し活躍された古参のサークルさんと
2013年以降に処女作を出して力をつけたサークルさんの両方が活躍されてることです。

この時期の作品を調べてみたら大手さんの代表作がいくつも出ててビックリしました。
新旧両名が競うように良作を出したから大きな賑わいが生まれたのでしょう。
ブームを支えた名作たち
では実際にどんな作品が発売されたのか見ていきましょう。
候補が多すぎてどれを紹介するか結構悩みました。

「瞳を覗けば熔かされる」(2015年5月発売)


日本で一番最初に出た催眠アニメ。
女の子の目を見つめる、音声とは真逆のアプローチーに加え
エッチはゲーム形式にして少しずつ負け射精へ導きます。
キャンドルマンさんは後年にも催眠アニメを制作するなど新ジャンルの開拓に多大な貢献をされてます。

「【催眠音声】マインドイーター」(2016年3月発売)


.␣[Dot-Space]さんの中で最も多く売れてる作品。
穏やかなお姉さんが脳イキをテーマにした催眠とエッチを行います。
催眠の段階から脳に意識を向ける工夫や、首から上だけを集中攻撃するエッチなど
射精とはまったく違う快感を追求したサービスになってます。

「アクメノイド・イリア《催眠音声》」(2016年9月発売)


Hypnotic_Yanhさんで最も多く売れてる作品。
異星人から地球を守るためアクメノイドになって戦うドラマ性の高い内容です。
壮大なストーリー、それを盛り上げる音の数々、絶頂回数がとんでもなく多いエッチなど
サークルさんの長所を残したまま過去作とは違う方向へ発展させてます。

「「ふたごあ~る」」(2016年3月発売)


「双子のい・い・な・り」などで有名な本家双子の最新作。
2人の女の子が左右に陣取り交互に、あるいは同時にテンポよく語り掛けます。
今作はシリーズ初のバイノーラル録音ということで声の臨場感が上がっており
過去作に引けを取らない品質の高さも相まって多くのファンを魅了しました。

「スパイの快楽尋問催眠」(2016年8月発売)


F・A・Sさんの中でNo.2の人気を誇る作品。
悪いお姉さんが国家機密を持ってる男性をエッチな催眠で篭絡します。
雰囲気に合った音楽を流しながらリードする独特な作風と
やってはいけないことをする背徳的なプレイを組み合わせて強烈な快感を味わわせます。

以上になります。
こうやって見ると2016年のラインナップはヤバいですよね。
これら以外にもちちのひ2016、リアルヒプノ、リアル術師の通話催眠体験といった
優れた作品たちが世に送り出されてます。

次回は当サイトの2015~16年に関するあれこれを語ります。
同人音声業界の歴史 その7 「管理人編(2015~16年)」