サークル「.␣ [Dot-Space]」さんの催眠音声作品。
開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第94回目は声も態度も穏やかなお姉さんが
脳姦をテーマにしたエッチな催眠で非現実的な快感と絶頂感を与えます。
癖のあるテーマをできるだけ聴きやすくしながら進めるのが特徴で
催眠は手足をしっかり脱力してから頭へ意識を集中させて脳姦を楽しみやすい状況を作り
エッチはキスや耳舐めをしながら気持ちよくなる暗示をたっぷり入れて頭の中をとろとろにします。
セリフの表現にとても気を遣ってますから、興味があるならノーマルな人でも普通に聴けるでしょう。
メインディッシュはあなた
「ようこそ、お待ちしておりました 本日は私のパーティーにわざわざお越し下さり、ありがとうございます」
お姉さんは上品で色っぽい声の女性。
催眠術を応用した不思議なディナーショーへ参加した主人公に挨拶すると
すかさず「彼を食べたい」と言って反応を見ます。
本作品は女性に大事なものを奪われながら絶頂することを目的に
彼女がおよそ70分に渡って癒し系の催眠をかけたり独特なエッチをします。
「マインドイーター」の名の通り彼女に脳を食べられるわけですが
作中では知識や理性といった頭の中にある情報を吸い取られることを指します。
全編を通じて言える特徴はふたつ。
首から上に的を絞って責めること、グロさをできるだけ与えないようにリードすることです。
「貴方の脳内がぴりぴり、ぴりぴりと刺激される ぴりぴり、ぴりぴり まるで脳がじーーんと痺れて、震えているような錯覚」
前者は催眠の途中から頭に意識を向けさせるアプローチをかけ
脳内が気持ちよくなったり幸福感に包まれる暗示を数多く入れます。
おちんちんは触るどころか意識すらさせないので脳イキしやすいです。
また現実世界では体験できないプレイなのを考慮し、イメージを積極的に取り入れてわかりやすくしてます。
後者は聴き手に不安や恐怖を与えないように言葉を選んで進めます。
脳姦を始めるまでは焦らし重視で責めて期待と興奮を煽り
開始後は実況できるだけせず得られる快感を重点的に伝えて臨場感を出します。
頭の中を空っぽにしてダメになる快感も味わえるので属性は思いっきりM向けです。
終了後はちゃんと元通りにすると約束しますし
人を選ぶプレイをできるだけ多くの人に楽しんでもらう工夫が随所でされてます。
リラックス重視の穏やかな催眠
楽な姿勢で数回深呼吸してから右腕→左腕→右脚→左脚の順に脱力します。
そして再び深呼吸を挟んだ後、頭に意識を向けて催眠状態を深めます。
「ほら、左腕からも力が抜ける、エネルギーが抜けていく 腕そのものがぼーっとするなんて何だか不思議、それでも左腕がぼーっとしてくる」
お姉さんは主人公に今回のディナーショーを楽しんでもらいたいと思ってるので
終始穏やかな声と態度で接しながら技術を的確に行使して少しずるリラックスさせます。
脱力は力を入れてからカウントを数え抜いた直後に暗示を入れて後押しするし
深呼吸も吸う/吐く指示を出しつつ意識がぼやけるように働きかけます。
最初の10分間は心身の脱力に専念しますから、しばらく経つと心地いい感覚がするでしょう。
途中に目を閉じる指示を出すシーンがあってそれが一気に強くなりました。
テーマの脳姦とは無理に絡めずしっかり入れるように誘導します。
「そう、集まった意識と感覚の重みで、頭も段々、ずーーんと重たくなっていく ほら ずーーん 重い 重い 額の辺りが重い」
終盤の8分間は深化しながら頭へ意識を向けさせるシーン。
「ずーん」「重い」といった深化を意図する言葉を多めに言いながら
さらにカウントも数えて首から上の感度を良くします。
本作品は脳イキだけを見据えたエッチをしますからこうしたほうが後で上手くいきます。
前半はリラックス、後半は深化&脳の感度強化をする目的意識の強い催眠です。
普段よりも脳で気持ちよくなりやすい状況にすることを目的に
深呼吸から入って漸進的弛緩法、深呼吸やカウントを交えた深化、軽い沈黙法と
古典催眠の技術に本作品独自の要素を盛り込んで少しずつ確実に落とします。
元々技術力のあるサークルさんなだけあって誘導が丁寧ですし
体をだらんとさせてから脳に意識を向けさせる流れもテーマに沿ってます。
意識のぼやけが強めに味わえてかなり気持ちよかったです。
焦らし重視のスリリングなエッチ
プレイは吐息責め、指を使った脳姦、耳キス、疑似キス、脳みそを食べられるです。
エッチな効果音はありません。
セルフはありません。
「今から貴方の頭の中、快楽という名のシロップに漬け込んで とっても甘ーく、味付けしてあげますね」
催眠を使って主人公を無防備にしたお姉さんは
脳を食べる前に別の暗示を入れて美味しく味付けします。
エッチは首から上に的を絞って彼女が責め続けます。
最初の「3. secondo piatto(約26分)」は焦らし重視のプレイ。
吐息責め、指を使って脳をかき混ぜるイメージ、耳キス、彼女との疑似キスで期待と興奮を高め
十分過ぎるほど準備を整えた後にあるキーワードに合わせて脳の情報を吸い取ります。
「頭の中を物理的に犯される不思議な感覚、でもとても甘い、くすぐったい、気持ちいい 本当に頭がくるくる動いて円を描いてしまうかも、ふふ♪」
そしてここでは先ほど説明したグロさを与えないアプローチが光ります。
吐息責めの時は快感と幸福感が湧いてくる暗示を入れ
脳をかき混ぜる時も「くるくる」の擬声語をバックで流しながら心地よさを伝えます。
22分間焦らして最後の4分間でいただく流れになってますから
実際に聴いてみるとかなり焦らされてる感覚がするでしょう。
そしてこれは「早く脳姦してくれぇ」と聴き手に思わせることにも繋がります。
彼女が無理矢理するよりも、彼に望まれてするほうがまろやかになりますからね。
「知性を直接吸い取られる瞬間を想像しただけで、あっという間に頭の中がぼやけて、何も分からなくなってしまう まるで、一瞬で何も知らない赤ちゃんにされてしまったみたい」
脳姦を始める前にどんな感覚がするのか教えてくれるのもポイント。
軽く予行演習しておいたほうがどんなプレイか掴めるし、実際にやった時の臨場感も上がります。
.␣[Dot-Space]さんは他の作品でもイメージを有効活用することが多いです。
そしてじっくり準備したからこそ、最後の絶頂シーンでは強烈な快感が襲ってきます。
催眠の感覚をそのまま突き詰めてるとでも言えばいいのでしょうか。
射精で得られる性的快感よりも柔らかくて長い絶頂感が味わえました。
頭の中がドロドロに溶けてしまったような感じがしてすごく良かったです。
その一方で股間はほぼ反応がなく完璧な脳イキが成立してます。
まろやかな脳姦作品
お姉さんは主人公に頭の中の色んなものを食べられる快感を与えようと
まずは催眠を通じて体の力をしっかり抜き、脳だけで感じられる環境を整えます。
そしてエッチは料理する要領で快感や幸福感をたっぷり流し込んでから
カウント、キーワード、追い込み暗示を組み合わせて絶頂感を一気に爆発させます。
穏やかで変わった嗜好を持つお姉さんが脳姦をテーマにしたエッチな催眠をかけるシチュ
催眠の後半から脳への意識や集中力を高め、エッチも首から上を集中攻撃する尖った内容
聴き手の不安や抵抗を取り除くことに力を入れたきめ細かなアプローチ。
癖のある題材を見事に使いこなして比類なき脳イキ作品に仕上げてます。
前回レビューを書いた時も絶賛しましたが、改めて聴いても「やっぱりすごいわ」って思います。
脳イキをここまで突き詰めてる作品自体が少ないですし
そのやり方も聴き手に寄り添った内容になってて楽しみやすいです。
しかもこれらすべてを60分程度でまとめてます。
ドライを既に経験してる人はがっつり脳イキできるし
催眠に入れるけどドライはまだの人がそのトレーニングをするのにも向いてます。
脳姦というニッチなものをこれだけ大衆向けに表現できてる作品はそうそうありません。
音質も今の作品に比べて見劣りしてるとは思いませんし、まだまだおすすめできると私は考えてます。
絶頂シーンは2回以上。
ちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。
以上を踏まえて前回と同じ満点にさせていただきました。
CV:沢野ぽぷらさん
総時間 1:06:13
オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点
体験版はこちらにあります
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