サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。
開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第128回目は美しくて性欲旺盛なサキュバスがいる森で
そこを訪れた男性が体験したエッチな出来事を同じ視点で楽しみます。
ストーリー形式で催眠をかけて物語の世界へ引き込んだり
エッチは彼女の特殊能力を織り交ぜながらフェラだけやるなど
快感と没入感をバランスよく与えて実際にされてる気分を味わわせます。
森に潜む気持ちいい魔の手
「これは 人々の 心の中に存在する 催の森 そして そこに生息する サキュバスの ミーに犯される音声です」
ことねさんは穏やかな声の女性。
物語のヒロインにあたるミーの特徴を説明すると
目を閉じてその先にある暗闇を見つめるように言います。
本作品は非現実的な出来事をできるだけリアルに体験させることを目的に
彼女がおよそ60分に渡って催眠をかけたりややスリリングなエッチをします。
通常の催眠音声は声優さんが他のキャラになりきって話しますが
今回は彼女自身がやる設定でゆっくりのんびり進めます。
「私が『木』と言うと 1本の木を想像することができます それは大きいでしょうか? 小さいでしょうか?」
深呼吸しながら舞台となる催の森がどんな場所かイメージしたり
ミーが持つ特殊能力を使ってリラックスを促すなど
作品固有の要素やイメージを駆使して主人公と同じ感覚を与えます。
ボイスドラマ性のある誘導をしますから、実際に聴いてみるとあまり催眠っぽく感じないでしょう。
イメージを膨らませることを重視しており、それが臨場感や没入感を高めるのに役立ってます。
ミーに襲われた人間は死ぬか廃人になるそうですが
作中ではグロさやヤバさを抑えてスリルを与える方針を取ってます。
エッチについてはやることをほぼフェラに絞り込み
その様子を実況と暗示でわかりやすく伝えます。
エロさをできるだけ抑えたかったのか、ちゅぱ音を鳴らすことはありません。
このへんもイメージ重視で進めて催眠ならではの快感を与えます。
ちなみに主人公は射精しますが聴き手にオナニーの指示を出すことはないです。
だから絶頂形式はドライになります。
森の中へ案内する催眠
楽な姿勢で目を瞑り、まずは深呼吸しながら催の森がどんな場所かイメージします。
「ミーの唾液には麻痺成分 指先には針があり そこには弛緩成分 そして 眼力で人の動きを止める能力があります」
光があまり入ってこないほど植物が密集しており
そのせいで地面は湿気が高く走ることすらできません。
そんな場所に住んでるミーは男を捕食するための様々な能力を持ってます。
なんだかヤバそうですけど主人公は自分の意思でこの森を訪れたそうです。
ミーも出会った直後に逃げる機会を与えてますし、無理矢理感は特にありません。
聴き手が受け入れやすく感じるように調整してます。
「相手の手が ゆっくりと あなたの右手に近づいてきます そして ほんの少しだけ チクッという感触がしました その瞬間 右腕の力が すっと抜け 自分の意思では動けなくなります」
お次はミーの指についてる針や舌を使って体の動きを封じます。
針は右腕、右脚とパーツごとに分けてその様子を実況しながら脱力する暗示を入れます。
その後に登場する舌も麻痺の効果を持ってますし、脱力に結構力を入れてました。
キャラ、世界観、ストーリーを語りながら誘導するドラマ仕立ての催眠です。
聴き手を催の森へ案内して体を動けなくすることを目的に
深呼吸から入って催の森やミーのイメージ、出会うシーン、2種類の脱力と進めます。
一般的な催眠音声よりも暗示がやや少ないので中上級者向けだと思いますが
個性やテーマ性は強く、イメージが苦手じゃない人なら物語の世界へスムーズに入れます。
脱力も彼女の固有能力と暗示を組み合わせておりなかなか凝ってます。
じっくりフェラするシンプルで濃厚なエッチ
プレイはフェラ、カウントによる絶頂です。
エッチな効果音はありません。
セルフはありません。
「ミーはまず そっと あなたのおちんちん カリの部分に ちゅっとキスをしました それだけで ビクっとおちんちんが反応します」
針と舌を使って主人公を無防備にしたミーは
彼の服を脱がせて勃起したおちんちんにキスをします。
エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の17分間は感度を上げてから1回目の絶頂に追い込むシーン。
フェラの様子を実況しながら気持ちよくなる暗示を入れ
ある程度温まったところでカウントアップを始めます。
「ゆっくりと 美味しそうに 咥え込まれる その瞬間 あなたのおちんちんだけではない 股間全体 お腹や 太ももあたりまで じーんという感覚が 訪れました」
やることが非常にシンプルなのでイメージさせるセリフがあまりない代わりに
ミーのフェラでどういう快感が味わえるかを丁寧に語ります。
人間のフェラはおちんちんが気持ちよくなるのに対し
ミーのフェラはそこを起点に全身が気持ちよくなるように働きかけます。
ちゅぱ音は鳴らないので純粋なエロさは低いです。
だから催眠にしっかり入れてるかどうかがカギになります。
暗示の入れ方や表現方法が上手いから腰が自然とビクビクしました。
体の火照りも感じましたし、ちゃんと気持ちよくなれるプレイだと思います。
「あなたは ミーに捕食されるのを ただただ 見ていることしかできません それはもはや 薬づけにされた 中毒者です」
プレイ中の主人公の様子にも触れてるのがいいですね。
逃げだしたり絶望することはなく、今の状況を素直に受け入れます。
快楽堕ちっぽい展開になってて暗さや重さはあまりありません。
そもそも彼のほうからミーに会いに行ったのだから自業自得です。
次の10分間は再度の絶頂に追い込むシーン。
休憩をほとんど挟まずに2回戦を始め、引き続きフェラだけで射精させます。
「あなたはやっと 開放されました しかし それも束の間 ミーはもう一度 あなたのイったばかりのおちんちんを 咥え込みます その瞬間 あなたの全身に 電流が流れる」
ここも快感を前面に押し出してストレートに気持ちよくします。
1回目の絶頂から感度強化を省いたような内容で割とシンプルです。
個人的には1回目のほうが時間が長いからイキやすいと思います。
このように、グロさや重さをほとんど出さずにねっとりフェラする濃いめのエッチが繰り広げられてます。
キャラや世界観がしっかりしてる作品
ことねさんは主人公に催の森の出来事をできるだけリアルに体験させるために
まずは催眠を通じてイメージ力を膨らませて森へ案内します。
そしてエッチはミーがフェラする様子を話しながら暗示を入れて絶頂へ導きます。
催の森に住むサキュバスに搾精される様子を疑似体験するシチュ
総時間の約半分を使ってイメージを絡めた誘導をするストーリー性のある催眠
プレイをフェラだけにしてその様子をじっくり描く特化型のエッチ。
ミーのキャラだけでなく世界観などにも気を配って作品を組み立ててます。
中でも催眠は技術だけを見れば確かに古典的ですけど
催の森の情景やミーの能力を積極的に使うおかげで独特な聴き心地になってます。
映画を見てる時のような没入感を強めに味わえて満足しました。
エッチも1回だけですがイけましたし、十分な個性と品質を持ってます。
絶頂シーンは2回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。
以上を踏まえて前回より1点だけプラスしました。
CV:紅月ことねさん
総時間 1:03:54
オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点

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