サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。
開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第120回目は人の眠気を食べて生きてる睡魔が
眠そうな男性に催眠をかけたり甘めのエッチをしてスッキリさせます。
時間に対してやることを減らしゆっくり丁寧に進めるのが特徴で
全編を通じてしゃべる速度を落としてのんびりできる空間を作り
催眠は脱力と感度強化&深化、エッチは暗示とちゅぱ音を組み合わせて癒しと快感を与えます。
睡魔がする気持ちいいおまじない
「こんばんはぁ。わたしー? わたしはねー… 眠りを、司るもの」
睡魔はのんびり話す穏やかな声のお姉さん。
主人公に自己紹介して悪意がないことを教えると
眠いのに頑張ろうとしてる彼を布団へ案内します。
本作品は睡眠を削って無理をしてる人の前にだけ現れる彼女が
彼におよそ90分間の穏やかなサービスをします。
彼が疲れてるのを知ってるのでエロよりも癒し重視で進め
エッチも前半は心身へ負担がかからないやり方でドライに導きます。
「そんな風にぃ、力を抜いていくとぉ、余計なものは、ぜーんぶなくなってぇ… おふとんのあったかさ、気持ち良さを、いーっぱい、受け取れるようになるんだよぉ」
しゃべる速度を通常よりも遅くしたり、やや語尾を伸ばして語り掛けるなど
聴けば聴くほど眠りたくなる要素をいくつも盛り込んで進めます。
催眠も脱力に長めの時間を割いてますし、疲れてる人が聴いたら途中で寝堕ちするかもしれません。
彼女の性格も善良でM向けの要素はまったくないです。
催眠はおよそ46分間。
ベッドや布団へ横になって目を瞑り、まずは彼女に言われた部位を個別に脱力します。
「ほら… 右腕が…重い… 重い…重い… 右腕が、ずーんと、重い… でも…なんだか、きもちいー」
右腕、左腕、右足、左足、全身と大まかなパーツに分けて
それぞれに「重い」「気持ちいい」と暗示を厚めに入れるなかなか丁寧な誘導です。
全身の時だけは逆に浮遊感や温かさを与えるなど、多少の揺さぶりをかけて実感しやすくします。
この脱力だけで22分くらいかけてて本当にスローな展開です。
「ふわふわ」「ぽかぽか」といった擬声語も適度に入れてセリフに柔らかさを持たせます。
後半は深化とエッチに向けた準備。
前者は空から落ちるイメージ、後者はピンクの霧を吸い込むイメージをします。
「ぐぅ…っと、全身が、どこかに引き寄せられていく… 深い…深いところに、引き寄せられていく。引き寄せられて…ふかぁい所へ、堕ちていく」
「ゾクゾク、ゾクゾク… 心のそこから、快感が湧き上がる… どんどん、どんどん… 淫らな欲望に、染まっていくぅ…♪」
ここも「深い」「落ちる」「ゾクゾク」と鍵になる暗示を定め
それを多めに投げかけながらほぼ同時に進めて感覚を徐々に伝えます。
感度強化は淫語をできるだけ使わない催眠色の強いものです。
彼女が露骨にエロく振る舞うこともないですし、技術を駆使して盛り上げます。
前半は脱力、後半は深化と感度強化を行うシンプルで入念な催眠です。
聴き手の疲れを取り除きながら普段よりも敏感にすることを目的に
手足を中心とした分割弛緩法、イメージと暗示を組み合わせた深化&感度強化と進みます。
やることを絞り込んでるおかげでひとつひとつがかなり濃いです。
しゃべる速度がゆっくりだから慌ただしくならないようにこうしたのでしょう。
暗示の入れ方や表現方法も的確で深いところまで入れました。
感度強化は布団をかけて聴いてると肌が多少ピリピリするかもしれません。
まったく違うやり方でイかせるエッチ
プレイはピンク色の布団をかけて撫でる、カウントによる絶頂、キス、フェラ、玉舐め、パイズリです。
パイズリの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありません。
「それじゃ…そろそろ… 掛け布団、かけてあげるねぇ♪ ピンク色の、やわらかーい、掛け布団…」
長めの催眠で主人公をしっかり癒した後
睡魔はピンク色の布団を彼にかけて全身の感度をさらに上げます。
エッチは前半と後半でプレイが大きく変わります。
最初の11分間はイメージと暗示でイかせる催眠色の強いプレイ。
ピンク色の布団が勝手に動き、彼の全身を優しく撫でる様子を主観視点で語ります。
「全身をぐるぐる回る快感が、また、頭の中に集まってくる… 全身を回って、大きくなった快感が、頭の中で、圧縮される… 快感で、頭が真っ白に染まっていくぅ…♪」
催眠パートの後半で感度強化したのに、ここでも再度やる入念なアプローチです。
淫語をできるだけ使わずに体がゾクゾクしたり頭が真っ白になる感覚を与えます。
実際に布団をかけて聴いたほうが実感しやすいでしょう。
最後はカウントダウンに合わせてドライオーガズムを迎えます。
続く19分間は同人音声に近い内容。
キス、フェラ、玉舐めなどをやってからパイズリフェラで追い込みます。
ここは暗示よりもちゅぱ音を鳴らすシーンが多く
キスはちゅぱちゅぱついばむ、フェラは舐め+すすりと鳴らし方を変えて行います。
口が塞がってる間はまったくしゃべらないので催眠からやや脱線してるかなぁと。
パイズリも効果音が鳴りますし、1回目よりもエロさを大幅に強化してます。
このように、催眠音声における正統派のプレイとやや風変わりなプレイを組み合わせた甘めのエッチが繰り広げられてます。
のんびりしてる作品
睡魔は眠いのにまだ頑張ろうとする主人公に安らぎを与えようと
まずは50分近くの時間を割いてリラックス重視の催眠をかけます。
そしてエッチは最初は布団のイメージを使う非現実的なプレイ
次は彼女が口で直接ご奉仕する通常のプレイと方針を変えて2度イかせます。
声も態度も穏やかな睡魔が疲れてる男性に癒し、眠気、快楽を提供するシチュ
古典催眠の技術をベースに脱力、深化、感度強化をやる濃いめの催眠
催眠音声ならではのプレイと同人音声寄りのプレイをやる割と幅広いエッチ。
睡魔らしさを出しつつ催眠重視で作品を組み立ててます。
「うとうと…うとうと… 眠い…眠い…」
中でも催眠は50分近くあるのにやることが3つだけなのに加え
しゃべる速度を遅くしたり、擬声語を小まめに挟んで癒しのパワーを上げてます。
途中でストレートに眠らせる暗示も入れるから意識のぼやけや眠気を実感しやすいです。
時間が普段よりもゆっくり流れてるように感じました。
エッチは最初のプレイは催眠音声の持ち味を活かしてて良いのですが
次のキスやフェラは暗示の量が少なくてややイマイチと見てます。
こういう場合、今はちゅぱ音に暗示を込めるアプローチがされてます。
音モノというジャンルが確立されてなかった時代の作品なので仕方ないです。
ちなみに本作品は音モノの草分け的存在である「レイプ・サウンド・ガール♪」と同じ日に発売されてます。
絶頂シーンは2回。
ちゅぱ音それなり、淫語とくちゅ音そこそこ、喘ぎ声はありません。
以上を踏まえて前回と同じ点数とさせていただきました。
(作品本来の点数という意味。コスパ分を加点したので実際は1点上げてます)
おまけはエロ無しの安眠用として本編のファイルを編集したものです。
CV:霜月 優さん
総時間 本編…1:30:06 おまけ…1:03:25
オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点
体験版はこちらにあります
追記
作品自体の点数は7点。
90分で770円とコスパが良いので+1してあります。
2025年2月12日まで15%OFFの654円で販売されてます。








