サークル「.␣ [Dot-Space]」さんの催眠音声作品。
開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第119回目は声も態度も穏やかなナビゲーターが
サキュバスからエッチな攻撃を受ける感覚を疑似体験させます。
3種類の音に暗示を込めて深化や絶頂を促す音モノ系のサービスが魅力で
催眠パートは頭の中にデータが流れ込んでいく音
エッチは「ぽーん」という魔法音と鳴らすものを変えながら
混乱、毒、魅了といった状態変化にかかる様子を暗示で伝えて射精とドライに導きます。
今回は初回用最長構成を聴いてのレビューをお送りします。
サキュバスの気持ちいい攻撃を受けるアトラクション
「ようこそ、ヒプノアドベンチャーの世界へ」
ナビゲーターは明るくて穏やかな声の女性。
この世界へやって来た主人公にどんな場所か教えると
催眠について軽く話してから深呼吸の指示を出します。
本作品はファンタジーゲームなどに登場する攻撃を受けて気持ちよくなることを目的に
彼女がおよそ90分に渡って催眠をかけたり独特なエッチをします。
耳に専用のデバイスを装着した状態でするからアトラクションのような行為なのでしょう。
彼が存分に楽しめるよう親切丁寧にリードします。
「この心地良い音は、「あなたを魔法に掛ける、幸せの音」 この音を聞くと、あなたは自分の意思に関わらず魔法に掛かり 相手の言うがままになってしまう」
そして彼女たちは作中の至るところで専用の音を鳴らして雰囲気を作ります。
催眠パートは「こぽこぽ」という水が沸騰するような音をバックで流し
エッチに入ると「ぽーん」というエフェクト音の後に気持ちよくなる暗示を入れます。
一部のシーンではそれよりややトーンの高い音を鳴らすなど、音モノ色の強い内容になってます。
それぞれに暗示を込めたうえで鳴らしますから
音が鳴るたびに何らかの反応が勝手に起きる可能性は十分にあります。
暗示も結構厚く入れるので音なしでも普通に楽しめる品質を持ってます。
サキュバス「なでなで、なでなで なでなで、なでなで 頭の中がとろとろ、とろとろ どんどん、おかしくなっちゃうね♪ 快感は頭だけじゃなくて、身体にもどんどん伝わっていくよ」
エッチについてはオナニーやSEXといった通常のプレイは一部のパートだけやり
それ以外は毒、麻痺、眠りなどの状態変化を与えるアプローチをかけます。
毒は吐息、麻痺は頭なでなでと他のプレイと組み合わせる形でやってました。
ネガティブな要素は特になく、聴き手が気分よく負けられるように優しく追い込みます。
また一部のパートは選択式になってまして
視聴時間は40分~90分と結構な幅があります。
全部繋げてもそんなに長くないので普通に通しで聴いたほうがいいでしょう。
セルフによる射精とドライ両方あって多くの聴き手に対応してます。
イメージと音を組み合わせた癒し系の催眠
楽な姿勢で目を開けたまま、まずは4分くらい深呼吸を続けます。
そして目を閉じた後は全身を上から下へなぞるように意識して脱力します。
ここはずっとナビゲーターが担当します。
「ほら、あなたの中に溜まった息をふーって吐くと、口から空気が流れ出る 空気と一緒に身体の余計な力が流れ出る、さらに意識も流れ出て、ぼーっとしてくる」
深呼吸する時は意識がぼやける感覚、脱力する時はその部分がとろける感覚と
それぞれに鍵となる要素を設けて暗示を小まめに入れる丁寧なリードがされてます。
またこれらの最中にひたいへ集中するようにも働きかけます。
リラックスさせながら意識を内面へ向けて深い催眠に入りやすくします。
本作品らしさが出てくるのはその次から。
前項で紹介した水が沸騰するような音をバックで流し
それを聞くほど頭が空っぽになって何も考えられなくなることを告げます。
さらにカウントを数えた「沈む」を何度も言ってストレートに落とします。
「さっきまでの違和感が嘘のように、何もかもがどんどん、心地よく沈んでいく この不思議な音が聞こえていることは、あなたにとって当たり前」
音と暗示を組み合わせながら誘導しますから
最初は違和感を覚えたとしても徐々に薄れて流れてるのが当たり前になるでしょう。
パート終盤には「ぽーん」という別の音も登場しますし
音に馴染ませながらエッチに向けた準備をします。
前半は王道の技術でリラックスさせ、後半から独自性を出す良質な催眠です。
聴き手をサキュバスにすぐ負けるマゾ勇者に変えることを目的に
深呼吸から入ってやや簡略化された分割弛緩法、音を流しながらする揺さぶり
カウントを交えた深化、そしてメインの暗示と目的意識を強く持った誘導をします。
技術自体は古典催眠における定番のものばかりですが
そこに効果音や作品独自のイメージを組み込んでおり結構個性的です。
音による癒しも得られますし、テーマ性があって完成度も高い催眠と言えます。
さらに落としてからイかせるエッチ
プレイは混乱/眠り/毒/麻痺/魅了攻撃、オナニー、キス、乳首舐め、SEX(騎乗位)です。
エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
サキュバス「うふふ、それじゃあ私の先制攻撃♪ まずはご挨拶代わりに、私の魔法で混乱状態にしてあげる」
独特な催眠で主人公を誘惑にすぐ負ける勇者に生まれ変わらせたナビゲーターは
サキュバスに交代し様々な状態異常を味わわせて気持ちよくします。
エッチは最初から最後までサキュバスが1~2人で責め続けます。
最初の5パート27分間は本作品の売りにあたる状態変化。
混乱(約4分)、眠り(約5分)、毒(約4分)、麻痺(約7分)、魅了(約7分)と
毎回内容を変えてそれぞれに応じたプレイをします。
「柔らかな白い光に包まれて、視界が真っ白になる 柔らかな私の腕に包まれて、ふわーっと、身体の力が抜けていく」
最初の混乱と眠りは相手の心に働きかける攻撃なので
体よりも心がとろける暗示をガンガン入れて実際にそうなってる雰囲気を作ります。
混乱は彼女の声を小まめに移動させてそれを追いかけるルールを定め
「くるくる」を多めに言いながら意識が揺さぶられる暗示を入れます。
そして眠りは体の力が抜けたり頭が真っ白になる感覚を与えます。
これらはエッチの序盤にあたりますが、聴き手をさらに深化させる意味合いが強いです。
だから催眠パートで多少かかりが悪かったとしてもここで安定するでしょう。
淫語やちゅぱ音といったエロ要素はほぼない催眠色の強いプレイです。
「吐息と一緒に、私の言葉もあなたの中に入っていく 代わりに全身の力が入らなくなって、外に追い出されていく 全身が心地よい熱でとろかされるような、甘ーい感覚に包まれる」
次の3パートは体にも影響がある状態変化なので
毒は吐息を吹きかける、麻痺は頭を撫でると体に弱い刺激も与えながら進めます。
毒は実際になったらヤバいですけど、これはあくまで疑似体験だからネガティブな要素はありません。
体が熱くなったり力が入らなくなるようにアプローチします。
最後の魅了は好き好き連呼や「好き」の復唱をする甘めのプレイです。
続く2パート23分間は絶頂シーン。
「4-1_操り自傷~カウントダウン(約11分)」はオナニーで射精
「4-2_生命吸収(約12分)」はキス、乳首舐め、SEXでドライを目指します。
これらは基本的にどちらか片方を選びます。
ただし「5-1_蘇生魔法」を間に挟めば繋げて聴いてもいいそうです。
「もう、何も分からなくなってもいいの うつろな目をしながら、一番敏感なところをくちゅくちゅするだけ」
前者は「くちゅくちゅ」をバックで流しながら
ほぼ自分の好きなペースでいじって興奮を高め、最後にカウントに合わせて絶頂します。
彼女がわざわざ「一番感じるところをいじる」と言ってたところを見ると
別におちんちん以外でオナニーしてもいいように見えます。
例えば乳首を選んだ場合はそこだけいじってドライを目指します。
彼女に体を操られながら絶頂するシチュを重視した内容です。
引き続き呪文の音も適度に出てきますし、音と技術を使って追い込むスタイルを取ってます。
はっきり言ってエロさは低いですから催眠状態になってることが前提です。
「私に吸われて、空っぽになったあなたの心と身体は、これで満たしてあげるから♪ ほら♪イけ♪イけ♪壊れちゃえ♪ うふ、うふふふふ…♪」
それに対して後者はサキュバスに搾られる正統派のプレイ。
早い段階からキスや乳首舐めのちゅぱ音を小まめに鳴らし
それと同時に快感や絶頂感が高まる暗示を入れてストレートに追い込みます。
彼女は吐息や喘ぎ声を一切漏らさないM向けのSEXです。
私はどちらかと言えばこっちのほうがイキやすく感じました。
体には一切触れずイメージ、音、技術で盛り上げる催眠音声ならではのものです。
ここも最後はカウントダウンに合わせてイキます。
このように、ファンタジーゲームや漫画に出てくる要素を使って気持ちよくする変わったエッチが繰り広げられてます。
珍しい切り口のサキュバス作品
ナビゲーターは主人公にサキュバスとのエッチを疑似体験させようと
古典催眠の技術に音を組み込んだ催眠で心と体を無防備にします。
そしてエッチはサキュバスに交代して状態変化を織り交ぜたアブノーマルなプレイをします。
サキュバスに色んな攻撃をされて負け射精&ドライするマゾ向けのシチュ
特殊な音とリラックスできる技法を使って落とす安定感のある催眠
様々な状態異常を味わわせてから絶頂へ追い込むシチュ重視のエッチ。
純粋な快楽を与えて骨抜きにする一般的なサキュバス作品とは違う方向で組み立ててます。
中でもエッチは約半分の時間を状態異常に割いてるところが面白いし
そのやり方も結構ソフトで聴き手を楽しませることを強く意識してます。
焦らし、寸止め、連続絶頂といった意地悪な要素はありません。
女性に負ける快感を味わわせるアトラクションとして行います。
私は前回この作品のレビューをした時に
「魔法の詠唱音を鳴らしすぎてる」と書きました。
そのことはよく覚えてたので意識しながら再度聴いてみたのですが
よく鳴らす時とそうでない時のメリハリをつけてます。
確かに連続して鳴らすシーンは数か所あります。
でもどのパートもガンガン鳴らすわけじゃないから
サークルさんなりに鳴らしどころを考えてらっしゃるように見て取れます。
作品の性質上音を鳴らさないと始まりませんし、十分許容範囲内じゃないかと考えを改めてます。
絶頂シーンは射精1回、ドライ1回。
ちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。
以上を踏まえて前回から1点プラスさせていただきました。
2022年に770円から1100円に値上がりしたので、コスパによる加点がなくなり表面上は同じ点数です。
7+1点が8点になったということです。
CV:彩音まりかさん
総時間 1:49:35(初回用最長構成は1:31:23)
オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点

体験版はこちらにあります
FANZAの体験版はこちら
追記
DLsiteで2025年2月12日まで30%OFFの770円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。





