同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:真宮ひいろ

   ● 【リラックス野焼き】道草屋-稲5-野焼きと古めのお正月【レトロ耳かき】
   ● 露出中毒者の始め方‐露出性癖と壊れ始める日常生活‐
   ● 【バスでうたた寝】道草屋-なつな 田舎のバスとたぬきさん。【雨と耳かき】
   ● 【足水と西瓜】道草屋-稲4 何でもない日の夏休み。【立体怪談】
   ● 道草屋-夏の日。【片手間用音声】
   ● 【雨音喫茶】道草屋 すずしろ7-雨のち晴れの日【目隠しマッサージ】
   ● 癒し系専属ナースのケアを体験できちゃうバイノーラル
   ● はなまるシスター~とにかくあなたを褒めてくれるシスターさん~
   ● 【思い出す音】道草屋-稲3 どろたんぼ。他【静かめ耳かき】
   ● 【温泉素潜り】道草屋-いのこ2 湯けむりいのこ旅慕情【昔話耳かき】




サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、いい意味で店員らしくないのんびりした女の子が
遠路はるばるやって来たお客を3つの手段でじっくりもてなします。

季節感やレトロを感じるリアルで優しい音をたっぷり鳴らしながら
彼女が1人で、もしくは他のキャラと一緒にお世話して癒しと没入感を与えます。
寒い日を道草屋で暖かく
道草屋の店員「稲」と「すずな」が3種類のサービスをするお話。

「はいもしもし 道草屋でございます」
稲はのんびり話す穏やかな声の女の子。
予約の連絡を入れた主人公にスケージュールや名前を確認すると
軽く雑談してから電話を切ります。

本作品は農家の娘で他の店員よりも抜けてる性格の彼女が
彼を相手におよそ160分間の癒しと若干エッチなご奉仕をします。
新年を迎えた頃のお話ということで暖かさを感じる要素や音を色々用意し
彼女たちとの会話も交えて道草屋で過ごしてる雰囲気を作ります。

稲「なんで(焼き芋を)顔の前で折るの?」
すずな「折った時が一番いい匂いがします」
また今作はサブヒロインとしてすずながそれなりに活躍します。
ずぼらな稲としっかり者のすずなが掛け合うシーンは2人の違いがわかりやすいです。
おかゆやコーヒーを用意して寒い体を温めるなど
細かな気配りを随所で見せて作品全体を引き締めます。

道草屋と言えばリアルな音も忘れてはいけません。
野焼きする時はぱちぱち燃える音、部屋に移動した後は火鉢や振り子時計の音がバックで流れます。
他にも古いタイマーやマッサージ機といったレトロを感じる器具も登場します。
田舎でのんびり過ごす様子に懐かしさを加えて癒しのパワーを上げてます。
音と会話で癒すサービス
最初の「お正月は野焼き。(約39分)」は野外の出来事。
道草屋へ向かう途中で野焼きしてる稲とすずなに会い
一緒に焼き芋を食べたり野焼きの様子を見てのんびり過ごします。

稲「嫌いじゃないからいいんですけどね 野焼き」
稲はいい加減そうなキャラですけど農業に関する知識や技術は十分に持っており
ここでは野焼きを監督する割としっかりした姿を見せてくれます。
そしてこれらの合間にすずなとの会話を挟んでキャラを立たせます。
焼き芋や寺の鐘など何気ない話題ばかりです。

過去作もそうですけど道草屋シリーズはキャラと音のバランスが良いです。
無言になって野焼けの音を楽しむシーンもありますし
道草屋の世界にいる気分をしっかり与えて聴き手の心を掴みます。

次の「新年福茶とマッサージ。(約51分)」はマッサージ中心。
客室に到着した後で耳拭き、髭剃り、顔パック、器具を使ったマッサージをします。

稲「手回し式のあんま機」
すずな「初めて見ました あぁ 優しい振動です」
ここは前項で説明したレトロな要素が出てきます。
ゼンマイを巻いて使うタイマーと、挿し絵に描かれてる手動のマッサージ機です。
どちらも懐かしさを感じる優しい音で電動式とは違う良さを持ってます。
また途中でやる髭剃りは散髪を得意とするすずなが担当します。
刃物を使うのでセリフは挟まずにややざらつきのある音を鳴らします。

セリフごとの間を長く取ってるのでどのサービスも進み具合はゆっくりです。
効果音や環境音を楽しみやすくなっており、客室にいる気分がリアルに味わえます。

最後の「古い映画と耳掃除。(約65分)」は稲が1人で担当するシーン。
バックで古い映画を流しながら耳マッサージ、耳かき、耳の甘噛みをします。

稲「お正月って いつまでなんですかねぇ… 黙ってると 先に寝そうで」
野焼きやマッサージで疲れたのか、ここの彼女は普段以上に眠そうです。
でもさすがにお客の前で寝るわけにはいきませんから
コーヒーを飲んだりあれこれ雑談して最後までやり遂げようとします。
今年の抱負や正月の定義など季節を感じる話題が中心です。

耳かきは以前と同じく耳かき棒と洗浄液付きの綿棒を使います。
耳かき棒は長めのストロークで「ずりりっ」という乾いてて優しい音
綿棒はじょりじょりしたやや湿り気のある音をゆっくり鳴らしてました。
古い映画は音量がかなり小さいので耳かき音や時計の音のほうがよく聞こえます。

このように、1日を3つのシーンに分けてまったり過ごす穏やかなサービスが繰り広げられてます。
ゆるーい作品
寒い季節を乗り切る暖かさを与えてくれるほのぼのした作品です。

稲は新年早々に道草屋を利用してくれた主人公を満足させようと
まずは外で偶然会った彼に焼き芋を振る舞ったり3人で野焼きを鑑賞します。
そして到着後はマッサージ→耳かきと繋げて色んなことを話します。

のんびりした性格の店員が昼間から夜にかけてお客を健全にもてなすシチュ
季節やレトロを感じる効果音と環境音を多く盛り込んだASMR色の強い作り
序盤から中盤にすずなを登場させて稲との違いを鮮明にする演出。
シリーズの強みを活かしながらテーマ性が出るように作品を組み立ててます。

中でも効果音と環境音は他の癒し系作品では見かけないものが色々出てきます。
野焼きは焚火に近い音なので聴けば聴くほど心がほぐれますし
タイマーやマッサージ機も素朴で柔らかさを感じます。
環境音を複数組み合わせて道草屋の世界を作るなど、相変わらず作りが丁寧で完成度が高いです。

以上を踏まえてサークルさんでは34本目の満点とさせていただきました。

CV:稲…真宮ひいろさん すずな…藤堂れんげさん 芹…雁庵うずめさん(「06-ずなさんと交代」に少しだけ登場)
総時間 2:39:13

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


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追記
作品自体の点数は9点。
159分で880円とコスパが良いので+1してあります。



サークル「MayThird」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、生前から露出を趣味にしてる女の子の幽霊が
男性の体に乗り移り催眠を交えた露出プレイを味わわせます。

暗示よりもシチュやイメージを使って興奮させるのが特徴で
教室、電車内、公園とパートごとに場所を変えながら
露出の醍醐味を語ったり、多少のスリルを与えて快感と背徳感を与えます。
幽霊の力を借りて露出の快感を
浮舟ゆらりに催眠をかけられ3つのシチュで露出オナニーするお話。

「お兄さん お兄さん お兄さんは今からオナニーをするんですよね?」
ゆらりは丁寧語で話す可愛い声の女の子。
これからオナニーしようとしてる主人公に話しかけると
自己紹介してから露出プレイに興味があるか尋ねます。

本作品は何らかの理由で幽霊になった後も露出プレイをしたがってる彼女が
彼の体に憑依しておよそ70分間のアブノーマルなエッチをします。
彼女の性格は至って温厚で彼の体を無理矢理乗っ取ったりはしません。
露出の魅力を丁寧に教えてから実際にやってみて快感とゾクゾク感を与えます。

「そこに誰もいなくても この広い空間で裸になってしまう この背徳感とドキドキは 何度しても興奮しちゃいますね」
そして彼女は露出プレイをするにあたって暗示をそこまで使わず
シチュやイメージといった露出の長所が出る部分を強化して進めます。

催眠に入ってれば通常よりもイメージ力が向上しますから
その状況を活かして自分が実際に露出オナニーしてる気分を疑似体験させます。

また催眠パートで彼女が憑依し2人の思考や感覚を繋げる描写があるため
エッチの最中に彼女視点で情景や心情を語るシーンが何度も出てきます。
シチュやイメージで興奮させることも含めて、やや遠回しに働きかけることを意識してます。
リラックス重視の堅実な催眠
催眠はおよそ16分間。
ベッドや椅子で楽な姿勢になってから深呼吸と脱力で心身をリラックスさせます。

「私とお兄さんの呼吸のリズムが重なって ひとつになっていきます」
そして彼女は深呼吸の合図を出しながら一緒に呼吸音を鳴らしたり
脱力の時は体が温まる暗示を入れて一体感を出します。
エッチでオナニーするからでしょうけど、脱力は軽めで温感を重視してました。
変わった催眠をやりたがるMayThirdさんでは珍しくスタンダードな誘導になってます。

お次は彼女が生前露出に目覚めた経緯や快感を語って心の準備を整え
最後にイメージで作ったトンネルを通って最初の舞台となる教室へ移動します。

「感度を高めるように性感帯を触るとか 焦らして興奮するとか 私がその時の感情とか動きを言いますから」
露出に関するお話は露出に対する興味関心を高めるのと同時に
これからどういうやり方でエッチするかの説明もしてくれます。
本作品は一般的な催眠音声よりもイメージに寄せた独特な作りになってますから
事前に教えておいたほうが戸惑わずに済んでやりやすくなります。

「ゆっくりと沈んで 足首 膝 太ももが トンネルの中に入っていく 頭まで体がトンネルの中に入ると 一度お兄さんの意識が落ちてしまいます」
そしてお話で催眠からやや脱線したぶんをトンネルのイメージで上手く補ってます。
「落ちる」「沈む」といった暗示を適度に入れる堅実なアプローチです。
ちなみにエッチの最中にも同じやり方で再度深化させるシーンがあります。

リラックス→露出のお話→深化と進める無駄のない催眠です。
ゆらりと感覚を繋げたうえで露出に興味を持たせることを目的に
深呼吸から入って分割弛緩法、彼女の体験談、トンネルのイメージを使った深化とほぼ一直線に進めます。

事前のリラックスや小話で心身をほぐしてから深化に移るおかげで
彼女の暗示に合わせて体がストンと落ちる感覚がしました。
体のほうは手のひらや足の裏が多少火照った程度で脱力感はあまりないです。
オナニー主体のエッチならこれくらいが丁度いいと思います。
イメージ力とスリルを掻き立てるエッチ
エッチシーンは3パート42分間。
プレイは露出、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りです。
エッチの序盤で服を脱ぐ指示が出ます。

「準備も終わって教室を出ようとしたとき ふと思ったんです ここで裸になったら どんな気持ちになるんだろうって」
催眠を使って主人公の体に憑依したゆらりは
自分が初めて露出プレイをした時のことを主観視点で語ります。

エッチは彼女の話を聞きながら自由なやり方でオナニーします。
最初の「03_教室露出(約10分)」は露出だけを楽しむパート。
誰もいない教室内で服を脱ぎ自分の机→教壇の順に移動します。

「もしも今 誰かが教室の前を通り抜けたら 私の人生は終わっちゃうんです それなのに 私はまだ この異様な空間にいたいと思っていたんです」
学生が教室内で自分の椅子に座ったり教壇へ上がるのは特別なことじゃありません。
しかしそこに「裸で」が加わると一気に非日常的な行為へ変わります。
彼女もそのことを語りながら誰かに見られる危険性を多少くすぐってスリルを与えます。
またパート終盤ではそれを強化するイベントも登場します。

ここは聴き手を露出の世界に引き込むことだけを見据えた内容です。
彼女も「私は」と言って聴き手が自分と同じ視点でイメージできるようにしてます。
この時点で2人は一体化してますから、彼女視点のセリフは彼に向けたものでもあると言えます。

続く2パート32分間は純粋な快感を加えます。
「04_電車露出(約16分)」は人が滅多に来ない一番前の車両
「05_公園露出(約16分)」は大きな森林公園の木陰で露出オナニーを楽しみます。

「ドキドキしちゃいますね それに なんだか体がピリピリと痺れちゃう」
ここも公共の場所で恥ずかしい行為をする快感や
それを他人に見られるかもしれないスリルを煽って射精感を高めます。
オナニーの指示は開始、停止、絶頂のタイミングを教えるだけとかなり緩いです。
シコシコボイスも流さないので自分の好きなペースでできます。

実際に聴いた感想ですが、まず催眠は王道のやり方で中程度くらいまで入れました。
元々そこまでがっつりかけるタイプじゃないですしこの深さまで行ければ十分です。
そしてエッチは内容をほぼ露出オナニーに絞り込み、パートによって舞台を変えて徐々に追い込みます。
最初は暗示をあまり入れないスタイルに戸惑いましたが
イメージや彼女の心情描写がしっかりしててその場にいる気分を味わいやすかったです。

露出は体よりも心の刺激が強いプレイですから
シチュやイメージを重視して、その合間に暗示を軽く入れるやり方は理に適ってます。
オナニーの時間が30分くらいあれば普通に気持ちよくなれますからね。
具体的にどこをいじるかの指示がないところを見ると乳首も一緒にいじってよさそうです。

このように、露出の快感と純粋な快感を組み合わせたM向けのエッチが繰り広げられてます。
イメージ重視のアブノーマルな作品
催眠は手堅くこなしてエッチをみっちりやる個性の強い作品です。

ゆらりは生前ハマってた露出オナニーをまた味わおうと
主人公にお願いしてから乗り移り、まずは催眠を通じてお互いの感覚を同調させます。
そしてエッチは彼女が過去に露出を体験した場所を渡り歩き
その中でイメージ力を膨らませながら自由にオナニーします。

暗さや怖さがまったくない幽霊が、男性に実践形式で露出オナニーの魅力を伝えるシチュ
時間を切り詰めリラックスと深化を行う小さくまとまった催眠
暗示よりもイメージや心の快感を与えることに注力してるテーマ性の強いエッチ。
催眠は必要最低限に留めて露出の良さが出るように作品を組み立ててます。

催眠が軽めだしエッチで入れる暗示も少なめですから
催眠特有の感覚を味わいたい人にはあまり向きません。
でも露出がテーマの作品ならイメージ重視のエッチをしたほうが
臨場感や没入感が高まってその場にいる気分が味わいやすくなります。
私が聴いた時もその場の情景が頭の中に自然と浮かんできました。

「変わった作りだけどちゃんと考えて作られてる」というのが私の意見です。
イメージ主体の作品が好きな人には相性が良いです。
誰かに見つかって破滅することはなく、ギリギリの線を突いて背徳感を与えてくれます。
控えめな音量でいいから環境音が入ってたらよりイメージしやすくなったでしょう。

射精シーンは2回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

CV:真宮ひいろさん
総時間 1:14:24

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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追記
DLsite、FANZAどちらも2022年5月16日まで50%OFFの385円で販売されてます。
その場合の点数は8点です。



サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、道草屋ではなく村の役場で働いてる女の子が
遠路はるばるやって来たお客と偶然出会い癒しのご奉仕をします。

セリフ、効果音、環境音を違和感なく組み合わせた没入しやすい作りが魅力で
前半はバスの車内や休憩室で会話やお世話するシーンを中心に据え
その中に何気ない雑談や彼女の身の上話を挟んでゆっくりじっくり引き込みます。
シリーズの外伝っぽいお話になってますから普段と少し違う感覚で聴けるでしょう。
道草屋がくれた新たな出会い
橘なつなが会話や癒しのサービスをするお話。

「お電話ありがとうございます 道草屋受付でございます」
なつなは丁寧語で話す可愛い声の女の子。
主人公がかけた電話に出て訪問する日を尋ねると
その後どうすればいいかわからないのですずなに助けを求めます。

本作品は昨年に都会からここへ戻って今は役場の生活課に所属してる彼女が
道草屋を利用する彼と出会いおよそ120分に渡って癒します。
彼女は道草屋の店員ではありませんがすずしろ、稲、たびらこの友人にあたるため
この物語が始まる前からお店に何度も行ってる背景があります。
そのへんの事情は製品版についてる漫画の248以降を読めばわかるでしょう。

「ご旅行さんですか? 良かったら 花見にいいところ教えますよ」
バスの中で初めて会った時は観光客が珍しかったのかおすすめのスポットを教え
道草屋で再会した時も自分からお世話しようとする面倒見のいい性格をしてます。
良くも悪くも頑張り屋なせいで以前は色々と苦労したようですけど
今は田舎の生活にも慣れて穏やかな日々を送ってます。

お客ではなく友達っぽい距離感で接してきますから
これまでの道草屋シリーズとはやや違う感覚がします。
毎回お店のサービスだと世界観がどうしても狭まってしまうので
サークルさんがそれを憂慮し新しい要素を取り入れたのかもしれません。

サービスについてはバスの中での雑談、休憩室でのカッピング、そして耳かき&耳の甘噛みと
要所を押さえつつ彼女固有のものを取り入れてそのほぼすべてを音で表現します。
過去作に引き続き効果音と環境音の品質が抜群に高く
これだけで彼らがいる場所や時間帯がだいたいわかるようになってます。


今回はサービスが割とシンプルな代わりにそれ以外の音が充実してました。
バスに揺られてる時は空間全体で細かな振動がしてますし
トンビ、カエル、鹿といった動物の鳴き声も入ってて田舎らしさがあります。
時間に対する会話量を少なめに設定してるおかげで音による癒し効果がとても高いです。
3つのシーンでのんびりお世話
最初の「都会のたぬきさん。(約21分)」は主人公が道草屋へ向かう途中のお話。
同じバスに偶然乗り込んできたなつなが声をかけてきます。

「のどかですよね このへん 観光用のPRって言われて どうひねっても のどか以外出てこないんですよ そこがいいところなんですけどね」
彼女は仕事柄この村を発展させようと頑張ってるらしく
主に自分のことを話しながら彼にも尋ねて親睦を深めます。
彼女は移住、彼は癒しを求めてと目的は違いますが
都会から来た者同士として親近感が湧いたのでしょう。
会った時に彼の頭に葉っぱがついてたことから「たぬさん(タヌキ)」と呼ぶなど親しげに接します。

またここはバスの中が舞台なのでこれといったサービスはやりません。
彼らの雑談とバスの走行音だけを楽しむほのぼのしたシーンです。
小刻みな揺れを聴いてると次第に眠たくなるかもしれません。
途中から彼女が居眠りするなど時間がゆっくり流れていきます。

2番目の「雨の休憩室。(約30分)」は道草屋の休憩室が舞台。
寛いでた彼へ同じく泊まってたなつなが声をかけ
昼間のお礼に簡単なマッサージと美顔カッピングをします。
カッピングは対象の部位へ真空状態にしたカップを吸着させるサービスだそうです。

「きゅっ ぽんっ」という音が長めの間隔で鳴るシーンを用意し
前半は顔の左側、後半は右側をお世話して汚れを取ったり血流を良くします。
マッサージは時間が短くて音も大人しいですからこっちがメインと言えるでしょう。
道草屋の過去作には一度も出てないはずなので彼女固有のサービスにあたります。

稲「なっちゃんこないだアナグマ見つけてタヌキって言ってたよね 何でも指さしてあれモズ?って聞くし なっちゃんの分類は雑」
またここでは稲が登場してなつなと掛け合いながら進めます。
2人は小学校時代の友人ですから言うことも遠慮がありません。
そうやって彼にはまだ見せてない彼女の魅力を引き出します。
道草屋にいるのに店員が1人も出てこないのはおかしいので、それをカバーする意味合いもあります。

最後の「生活科の耳掃除。(約69分)」は耳のケアを重点的にやります。
場所を休憩室から彼が泊まってる部屋に移し
膝枕の状態で耳かき棒、綿棒、電動の産毛剃り機を使って綺麗にします。
そして合間に耳の甘噛みもして彼をドキドキさせます。

「仕事なくなったら ここの面接受けますかね 特技はCADとエクセルです」
前のシーンで彼にカッピングをやって他人をお世話する面白さに気づいたのでしょう。
最初からノリノリな様子で積極的にサービスします。
産毛剃りは優しい電動音、耳かき棒は「しゅりっ」という乾いてて若干ざらつきのある音
綿棒はやや湿ってて柔らかさもある音と器具ごとに異なる音を鳴らして臨場感を出します。
バックで流れる振り子時計の音も相まって静かな印象を受けました。

また最中は彼女が色んなことを話して別の癒しを与えます。
ここから引っ越す前の出来事が主な話題で、彼女にとって思い出深い土地なのが伝わってきます。
それらを話し終えた後に耳舐めを始めてるのを見ると
バスで会った時よりも彼に心を許すようになったのかもしれません。
恋愛感情とは違いますが、2人の間に何かしらの繋がりが生まれてるように思えます。

このように、彼女のキャラとリアルな音を上手に組み合わせたほのぼのする物語が繰り広げられてます。
世界観を広げてくれる作品
道草屋の世界を普段とは別の視点から描いてる作品です。

なつなはバスで偶然会った主人公に興味が湧いたのか
バスに乗ってる時は雑談して場を和ませ、休憩室ではマッサージやカッピングをします。
そして最後は膝枕による耳かきと耳舐めでちょっぴり大胆にお世話します。

役場で働いてる頑張り屋な女の子が道草屋の宿泊客を癒す変わった展開
様々な音を組み合わせて彼らのいる場所や時間帯を表現するリアルで癒される作り
今日会ったばかりの相手に親しく話しかけたりあれこれサービスする彼女の優しさ。
シリーズの特徴を受け継いだうえで新しいことに挑戦してます。

道草屋が舞台なのに店員を敢えて脇役に置いてるのが面白いです。
これによって主人公をお客ではなく友人に近い距離感でもてなすことができます。
彼女たちが住んでる地域に関する情報も出てきますし
本作品によって道草屋の世界がさらに広がったと私は考えてます。

サービスについては彼女の属性(店員じゃない)を考慮し耳かきを中心に据えてます。
カッピングは音が特徴的ですけど時間は約15分と控えめです。
全編を合わせると音の種類が非常に多く没入しながら聴くことができます。
耳舐めはR-15なのでエロよりも癒し重視のちゅぱ音です。

以上を踏まえてサークルさんでは27本目の満点とさせていただきました。

CV:なつな…丹羽うさぎさん 稲…真宮ひいろさん
総時間 2:04:31(予約電話…3:28 都会のたぬきさん。…21:35 雨の休憩室。…30:35 生活科の耳掃除。…1:08:53)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
124分で880円とコスパが良いので+1してあります。



サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、良い意味で店員っぽくないマイペースな女の子が
遠路はるばるやって来たお客を3つの手段でもてなします。

夏らしさを出しながら音と会話で癒すのが特徴で
セミの声、スイカを食べる音、怪談など両方に季節感を持たせ
シーンごとに異なるサービスをしながら何気ない会話も挟んで緩い雰囲気を作ります。
暑い季節に田舎でのんびり
道草屋の店員「稲」と「芹」が昼間から夜にかけてサービスするお話。

「はーい はいはいはい いらっしゃいませ お待ちしておりました」
芹は明るくて上品な声の女性。
とある夏の日、道草屋を訪れた主人公を急いで迎えると
部屋へ案内しながら軽く世間話します。

本作品は店員よりも友達っぽい態度と距離感で接してくる稲が
道草屋の店主にあたる芹と協力しておよそ180分の癒しを提供します。
「何でもない日の夏休み」「芹さんの納涼怪談」「稲さんと耳そうじ」と全編を大きく3つのシーンに分け
それぞれで時間帯とメインのサービスを切り替えながらリアルな音をたっぷり鳴らします。

道草屋シリーズではタイトルに名前がついてるキャラがメインヒロインを務めますけど
今回は珍しく稲の登場シーンを多くしたうえで芹にも活躍の場を与えてます。
具体的には2番目の怪談は芹が語り手を担当し、稲は彼と一緒にそれを聞く側にまわります。
また最初のシーンでも来店時の挨拶や飲食物の配膳は芹がやってます。

前作「道草屋-夏の日。」に入ってるテキストでサークルさんが
「次回は稲か芹」とおっしゃってましたから今作でそれを融合させたのだと思います。
芹が得意にしてる怪談は夏にやるのが一番なのでこういう形になったのでしょう。

稲「バス停の看板 お店の前に置いてくれませんかねー 汗だく」
今作の稲も今まで通りマイペース。
彼が来店した時は入浴中だったことを告げて応対できなかったことを謝り
それから横着なことを言って場を和ませます。
縁側で2人一緒にトウモロコシを食べたり、終盤の耳かきは添い寝でやるなど
道草屋の他の店員よりも砕けた態度で接することが多いです。

サービスについては足水を楽しみながらのASMR、怪談、耳かきと
セリフや音のバランスを状況によって変えながら両者を高い水準でお届けします。
音は以前から優れてるので抜群に癒されますし、セリフも稲とするのほほんとした会話と
芹のちょっぴりスリルを与えるお話がギャップを生み出してます。

全編を通じてセリフを区切りながらゆっくりのんびり話すおかげで
効果音や環境音を聴きやすく上手い形で共存できてます。
セミの声やスイカを食べる音など夏らしさを感じる要素もありますし
他の道草屋シリーズと同じく隙のない作品に仕上がってます。
ゆっくり時間が流れていくサービス
最初の「何でもない日の夏休み(約44分)」は午後あたりのお話。
道草屋に到着した主人公を芹が迎えて案内し、5分くらい後で稲に代わって縁側で寛ぎます。

「ここ 人差し指と 親指の付け根を押すんですよ んっ」
「さっきもいできたんですよ これ モロコシは鮮度が命ですからね」

暑い夏を乗り切るために彼へ汗が収まるツボを教えたり
つい先ほど収穫してきたトウモロコシを振る舞うなど
このシーンは稲の魅力を引き出すことに力を入れてます。
彼女の実家は農家ですから農作物に関する知識は深そうです。

やることは桶に入った水に足を浸しながらしゃべったり食べるだけなんですけど
キャラを活かした会話とリアルで多彩な音のおかげできちんとサービスになってます。
トウモロコシとスイカで食べる音がきちんと違うところにこだわりを感じました。
主人公が食べる時は軽い振動も加わって実際に食べてる感覚に近いです。

またシーンの後半からはASMR色が強くなります。
セミの声、麦茶のグラスに入った氷がぶつかる音、飲食する時の咀嚼音
そして漫画を読んでる時に鳴るページをめくる音と日常に関するものばかりで和みます。

続く「芹さんの納涼怪談(約73分)」は芹が活躍するシーン。
その日の夜、稲と一緒に別の部屋へ案内されて3つのお話を楽しみます。

芹「お客様 もう何度かこのあたりはいらしてますよね? でしたら1度くらいはお聞きになってるかもしれませんが 大井さんってご存じですか?」
大井さん、子供の頃の視点、一人隠れんぼとテーマを変えながら
普段よりも抑えた声でゆっくり丁寧に語ります。
内容をバラしたらつまらないでしょうからここでは伏せますけど
ものすごく怖いタイプのお話ではなく、多少そわそわするあたりに調整されてました。

この中で一番怖いのは一人隠れんぼでしょうね。
音声ならではの演出で物語に臨場感を与えてます。
ちなみにここでは同じく道草屋で働いてる「いのこ」と「はこべら」も登場してるようですが
完全な裏方に回ってるため普通に話すことはありません。

最後の「稲さんと耳そうじ(約69分)」は寝る前にする耳かき。
部屋に戻って最初のシーンとは違うツボを押したり甘噛みを挟んでから
左耳→右耳の順に耳かき棒と消毒液つきの綿棒で綺麗にします。
ファイル名は右耳→左耳になってますけど音声は順番が逆でした。

「もう旦那さんくらいにしか(甘噛み)しないんで やり方忘れますねぇ」
もうシリーズ4作目ということで2人は友達に近い仲になってます。
だから彼女のほうから彼の上に乗って耳を舐めるちょっぴり大胆なシーンも登場します。
上のセリフも彼女なりに信頼の気持ちを表してるのでしょう。
彼にしかやらないのなら彼専用の特別サービスになります。

本題の耳かきはおよそ34分かけてゆっくり丁寧にやります。
膝枕ではなく彼女も一緒に横になってする独自のスタイルを取り
耳かきは「ずすっ」という細くて乾いた音、綿棒は耳かき棒よりも広くて柔らかい音を鳴らします。
取れた耳垢をティッシュで処理するような音も入ってたりと
実況のセリフはほとんど挟まずに音だけでサービスの一部始終を表現します。

最中の会話も量が少なく、する時も他愛のない話題が中心になってます。
彼がもう眠そうになってるからそれを妨げない耳かきを心がけてました。
控えめな音量で鳴る虫の声も相まって静かで落ち着いたひと時が味わえます。

このように、癒しながら夏の中にある涼も提供する高品質なサービスが繰り広げられてます。
夏らしさで癒す作品
キャラ、セリフ、音、サービスを違和感なく共存させてる総合力の高い作品です。

稲と芹は暑い中わざわざ道草屋までやって来た主人公を満足させようと
まずは足水やスイカといった涼しいもので火照った体を冷まします。
そして夜は怪談で背筋をゾクゾクさせ、最後に耳かきでホッとさせます。

のんびりした性格の店員が店主と協力して癒す普段とはやや違う展開
様々な要素を組み合わせて夏らしさを演出する季節感のある作り
これらの最中に鳴るリアルで優しい音の数々。
サークルさんがこれまで培ってきたものを総動員して物語を作り上げてます。

中でも1番目は既存のルールを多少破ってて意外でした。
でも稲がお世話するシーンが一番長いのは確かですし
彼女らしい会話とサービスも色々あって雰囲気はきっちりできてます。
彼女と一緒に怪談を楽しむのも2人をできるだけ同じ立場に置きたかったからなのかなと。

あとは過去作に引き続き音が大変優れてます。
同じセミでも複数の鳴き声が混ざってますし、普段より大きく聞こえるシーンもあります。
花火みたいに派手な音はありませんが、素朴な音をいくつも組み合わせて深みを出してました。

以上を踏まえてサークルさんでは25本目の満点とさせていただきました。

CV:稲…真宮ひいろさん 芹…雁庵うずめさん いのこ…箱河ノアさん はこべら…琴香さん
総時間 3:04:21

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります



サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、夏の日に道草屋の休憩室で寛いでるお客が
そこでラムネを飲みながら店員たちの話に耳を傾ける様子を彼の視点で楽しみます。

彼女たちが聴き手に直接話しかけるシーンが一切ないのが最大の特徴で
シーンによって登場人物を割と頻繁に変えながら
遠くからややこもった声で何気ない会話をして日常感を出します。
バックで流れる夏にまつわる様々な音にも癒しを感じるでしょう。
夏の日を道草屋でのんびりと
道草屋の休憩室でごろごろするお話。

いのこ「こんちーっす」
芹「あ、いらっしゃーい」
夏の日の昼間、主人公がラムネを飲みながら寛いでると
すぐ隣の部屋で道草屋の店員たちが雑談を始めます。

本作品は道草屋の本編ではなくミニ音声っぽい作品。
道草屋を訪れた彼が昼頃に休憩してたところへ
同じく休憩中の彼女たちがあれこれ話してる様子をこっそり聴きます。

「01-夏の日」「02-夏の日」は総勢5名の店員が代わる代わる登場する賑やかなお話
「03-風鈴、蝉とボンボン時計」はそれらが終わり環境音だけが流れる、といった具合に
シーンによって内容が大きく変わります。

道草屋シリーズでは必ずタイトルにメインヒロインの名前が入ってるのですが
今作では珍しくそれがありません。
ただし彼女たちの会話はすずなが偶然捕まえたカブトムシの話題が中心になっており
出演時間もすずな>はこべら>芹=稲=いのことなってます。

すずな「出かけるんですか?」
稲「田んぼ水入れにねぇ」

道草屋に来てる客がたぶん彼1人だからでしょうけど
オフの時の彼女たちは伸び伸びとした表情を見せてくれます。
芹といのこは車やバイクに乗ってカブトムシ用の道具を探しに出かけ
稲はお店にふらりと来てアイスを食べたら実家の田んぼ仕事を手伝いに戻ります。

お客を直接お世話してる時はどうしても接客モードになるので
本作品は普段の彼女たちがどんな生活を送ってるかを中心に描いてます。
声の位置がやや遠く声も若干こもってますから、無理にセリフを全部聴こうとせず
ぼーっとしながら聞き流すほうが落ち着けると思います。

従来の道草屋と変わらない部分ももちろんあります。
物語の開始直後から蝉の鳴き声や部屋にある時計の音が鳴り始め
他にも風鈴、ラムネを注いだり飲む音、中盤以降は鳥の鳴き声など
夏を感じさせる音を数多く用意し、それらを組み合わせてお店にいる雰囲気を出します。

蝉の声が多いので暑苦しく感じる人がいるかもしれませんが
風鈴やラムネといった涼を感じる音がそれをある程度中和してます。
最後の03パートはセリフが一切ないので読書や睡眠のお供に聴くのもいいでしょう。

店員たちのやり取りを隣の部屋から聴く珍しいスタイルと季節を感じる音の数々。
シリーズに元からあるものとなかったものを融合させたほのぼのしてる作品です。
音と会話が織りなす癒しの空間
最初の2パート24分間は店員たちが登場するシーン。
「01-夏の日」はすずな、はこべら、芹、いのこ
「02-夏の日」はすずな、稲、はこべら、芹、いのこが夏らしい雑談をします。

稲「寝てた?」
彼女たちは主人公がすぐ隣の部屋にいることに気づいてないようで
普段よりも砕けた口調で色んなことを話します。
カブトムシの飼い方や好きな食べ物、稲の家で管理してる田んぼのこと
夕飯のメニューなど他愛もない話題が中心です。

各パートの登場人物は多めですけどずっといるわけではありません。
すずな以外のメンバーは代わる代わる登場することが多いです。
例えば01パートのいのこはカブトムシの話を聞いたらすぐさまバイクで出かけますし
芹も車に乗って外へ行くのですずなとはこべらの会話が中心となります。

そして彼女たちの会話がひと段落したところで彼がラムネを飲む音が入ります。
ビンの中にあるビー玉が転がる音やシュワシュワした炭酸の音に爽快感を覚えるでしょう。
道草屋シリーズの売りである「総合力の高さ」が今作でもしっかり発揮されてます。

最後の「03-風鈴、蝉とボンボン時計」は一転して静かなパート(約21分)。
彼女たちが休憩を終えていなくなった後、彼が休憩室で1人寛ぎます。
蝉の声、風鈴、時計といった背景音のみで構成されてるおかげで耳に優しく
セリフが一切入らないのも相まってぼーっとするのに最適です。

同じ音だけでは単調だとサークルさんが思われたのか
途中から別の音が加わって時間の流れを演出してました。
このパートはループ可の作りになってるので作業用BGMとしても役立ちます。

このように、タイトルの「夏の日」をふたつの視点で描いた質の高いサービスが繰り広げられてます。
ぼーっと聞ける作品
主人公が物語に直接絡まない変わった趣向の作品です。

道草屋の店員5名は夏の休憩時間を楽しく過ごそうと
すずなが捕まえたカブトムシを中心に色んな話をします。
そして主人公はその様子に耳を傾けながらラムネを飲んでのんびり過ごします。

店員たちの日常をこっそり楽しむ同人音声でもあまり見かけないシチュ
総勢5人の店員が代わる代わる登場して会話を楽しむ豪華な作り
夏を感じさせるリアルで優しい音の数々。
シリーズが元々重視してる季節感を大事にしながらよりASMR色の強い作品に仕上げてます。

道草屋は元々こういう演出を好む傾向があります。
以前の作品でも他の店員が遠くで作業する声や音をこっそり流してますし
「【夏休み耳かき】道草屋-すずな【散髪炭酸ヘッドスパ!●夏休み花火大会●みみかき日記】」では
主人公と3人の店員を2人ずつの組に分け、普通に会話しながら他の2人の会話を聞くシーンが登場します。

ただし、今作では登場人物の数を従来よりも増やしてることや
声の聞こえ方を変えてるといった違いも見られます。
ウィルスの影響で通常の録音ができなかったからというのが大きいのでしょうけど
今後の作品に向けた実験の意味合いもありそうです。

本腰で聴いても片手間で聴いても格別な癒しが得られる作品です。
45分で110円とコスパも抜群ですから、興味を持った方は是非お聴きください。

CV:すずな…藤堂れんげさん いのこ…箱河ノアさん 芹…雁庵うずめさん はこべら…琴香さん 稲…真宮ひいろさん
総時間 45:34

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【雨音喫茶】道草屋 すずしろ7-雨のち晴れの日【目隠しマッサージ】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、毎回色んなサービスに挑戦してる頑張り屋な店員さんが
夏の昼から夜にかけて常連客を癒したり気持ちよくします。

夏から連想される賑やかさを大幅に抑えた静かなサービスをするのが特徴で
昼間はセミの代わりに雨音やクラシックジャズを流し
夜も花火の音を遠くで適度に鳴らしながら彼女が熱っぽい吐息を漏らします。
暑さを和らげる癒しの雨
道草屋の店員「すずしろ」が色んなサービスをするお話。

「はい 道草屋でございます」
すずしろは可愛くて素朴な声の女の子。
予約の電話をかけてきた主人公に来店する日付を尋ねると
宿泊可能かを調べてから利用したいサービスを確認します。

本作品は梅雨が明けて本格的に暑くなる時期を舞台に
彼女がおよそ180分に渡って癒したりちょっぴりエッチな事をします。
昼間、夜、寝る前と全体を3つのシーンに分け
いずれも「静かさ」を大事にしながら音と会話を楽しませます。

「せっかく梅雨も抜けたのに もぅ お客様 雨男なんですか?」
例えば彼が道草屋を訪れた直後のシーンはバックで雨音が流れ
彼女もそのことに触れつつ優しい音をゆっくりペースで鳴らします。
そして夜の部は花火の音量や頻度を控えめにし
その代わり彼女の吐息やマッサージ音を多めに鳴らして2人きりの空間を表現します。

夏と言えばセミが鳴き、花火の豪快な音が鳴り、祭りの音頭が流れるなど
他に比べて賑やかなイメージの強い季節です。
しかし本作品ではそれをわざと弱めて落ち着いた雰囲気を出してます。
セリフを一切挟まず音だけで行為の一部始終を表現するシーンもありますし
実際に聴いてみると夏なんだけど夏っぽくない印象がするでしょう。

「もし晴れたら 結構な夜ふかしになりそうですね」
すずしろについては店員と友達両方の属性を持ったキャラに描かれてます。
今日は丁度花火大会があるのですが、直前に雨が降ってて開催するかどうか微妙な情勢です。
そのことに時々触れ、無事晴れた時は楽しんできて欲しいと言います。
そして彼が自分の意思で道草屋に残ったことを知ると少し不機嫌そうな表情でその理由を尋ねます。

7作目まで続いてるのにずっと他人行儀なのはさすがに味気ないですから
2人の立場を崩さない範囲でセリフを砕けさせたり親しさを感じる描写を盛り込んでます。
今作はエッチのやり方も今までと違いますし、少なくとも私には通常の道草屋よりもキャラ重視に映りました。
ちょっぴり大人になったすずしろ
一番最初の「すずしろ雨音喫茶」はおよそ60分間。
雨音を聴きながら主人公が泊まってる部屋で手の爪切りとコーヒー作りを楽しみます。

「珍しいですか? 人の爪切り お客様に 直接触れる部分ですからね チクっとさせないように」
「パチン」という軽快な音を長めの間隔で鳴らし
主人公→すずしろの順に行う中で何気ない会話を挟みます。
雨音と効果音だけが流れるひと時はとても静かで落ち着きました。
夏のイメージとは大きく違うことを最初にやって本作品の特徴をわかりやすく表現してます。

作中でASMR(音フェチ)要素が最も強いのはコーヒー作りでしょう。
別の店員である稲が持ってきた器具を使って丁寧に淹れます。

すずしろ「堪りませんねぇ じくじく豆の膨らむ音 できたての香り」
稲「期待も膨らみますよ」
焙煎したコーヒー豆を手動のミルに入れて細かく砕き
それをフィルターに入れたところへ一度熱湯を注いで蒸らし
ケトルを動かしながら再度お湯を注ぐ様子をほぼ音だけでお届けします。
2人の会話も説明より雑談の色が強くて和みました。
このシーンからはバックにクラシックジャズが流れたりと雰囲気作りにとても力を入れてます。

後になるほど雨音が弱くなり、代わりに鳥の鳴き声が聞こえ始めるのも良いですね。
花火大会が開催できそうなことをセリフではなく音で伝えます。
時間の流れを表現するのにも役立ってますし、このシーンはセリフよりも音の存在感が大きいです。

2番目の「花火と目隠し」は花火大会中のお話(約50分)。
せっかく晴れたのに花火を見に行かなかった彼に
当初は帰宅後にする予定だった体のマッサージをします。

「行かなかったんですか? やってますよ お祭り」
彼が部屋にいるのを見つけた直後は行かなかったことに不満そうだった彼女も
その理由をだいたい理解できたようで、すぐさま気持ちを切り替えお世話します。
うつ伏せになった彼へ主に指圧するので動きは控えめですが
専用のオイルを使ってるおかげで音が聞こえやすく臨場感も高いです。

その途中から始まるエッチシーンは2パート22分間。
プレイは耳舐め、手コキです。
手コキの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「あの… ちょっとお元気になっていませんか?」
彼のお腹をマッサージしてる最中、おちんちんが勃起してることに気づいたすずしろは
「エッチなことはしない」と明言したうえで右耳を舐め始めます。

エッチは終始彼女が責めます。
内容は彼女の過去作と同じく耳を舐めながらの手コキのみになっており
淫語と呼べるセリフを一切挟まず熱っぽい吐息と効果音でその様子を伝えます。

ただし、これまでとの違いを出すために若干の工夫がされてます。
ヒントはここのパート名「目隠しマッサージ」です。
サークルさんがわざとぼかされてるので本レビューでも具体的なやり方は伏せますが
彼女が以前よりも男性の扱いに慣れたことを強調してるように映りました。

実際に聴いた感じでは「すずしろファンなら抜けるかな?」といったあたりのエロさです。
音だけで興奮させるタイプですから通常のエッチよりも純粋なエロさは低めです。
でもエッチなことを滅多にやらない女性が相手してくれるシチュにはグッと来るものがあります。
音自体もかなりリアルですし、ある程度属性が合えば抜けると私は思います。

最後の「麦茶と耳かき」は王道の耳かき(約68分)。
エッチとその後に入ったお風呂の火照りを麦茶でひとまず冷まし
さらに軽いヨガを挟んでから耳かき棒と綿棒を使ってお掃除します。
息吹きは前半の右耳だけやります。

耳かき棒は「ずずっ」という乾いた平べったい音
綿棒は「ずりっ」という乾いててふわふわした音が使われており
前者は耳の溝、耳たぶ、穴の入り口、穴の中で動きと質感を微妙に変える
後者は耳の壁をなぞるようにゆっくり動かす、と器具の特徴が出る音と動きをします。
寝る直前なのでどの音も優しくて耳によく馴染みます。

「耳の溝の 上のほうに 耳かきが当たりましたね? ずっ ずっ お耳の汚れを 悪いものと一緒に 掻き出してしまいます」
最中の会話は右がボディスキャン(ストレス解消)を意識したもの
左は彼女が子供だった頃の思い出と内容が大きく変わります。
ボディスキャンは人によっては催眠暗示っぽく聞こえるかもしれませんね
色んなことに挑戦するすずしろの性格を踏まえて今回も新しい要素を盛り込んでます。

このように、時間帯によって内容が大きく変わる充実したサービスが繰り広げられてます。
静かな作品
良い意味であまり夏らしさを感じない作品です。

すずしろは花火大会に合わせて道草屋を訪れた主人公に寛いでもらおうと
店員としてきっちりサービスをこなしつつ、友達っぽい砕けた調子で色んな会話をします。
そして全編を通じて賑やかさよりも静けさを大事にしてシーンごとに異なる癒しを与えます。

道草屋で最古参の店員が多種多様なお世話をする癒し特化の作り
夏では定番の音をわざと抑えて静けさを出す変わった演出
腕はもちろん態度にも成長が見られる彼女のキャラ。
シリーズものとしての良さが出るよう色々捻りを加えて制作されてます。

中でも2番目は季節感を重視してきた道草屋の路線からわざと外してて面白いです。
控えめな音量で花火を鳴らしたり、耳かき前に麦茶を飲むシーンがありますから
夏の風物詩を完全に取っ払ってるわけではありません。
でも「夏にしては静かだな」と感じるように作られてるのも事実です。

私は「すずしろ雨音喫茶」が一番好きですね。
雨音、爪切り、コーヒー作りと音で癒やす傾向が非常に強くてかなり眠くなりました。
シーン最後の「7-お昼寝」はセリフが一際少なく安眠のお供にも役立ちます。
あと音が好きな人なら「麦茶と耳かき」の麦茶を飲むシーンにも感銘を受けるでしょう。
氷を口に含み砕く音がものすごくリアルです。

射精シーンは1回。
くちゅ音そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、淫語はありません。

以上を踏まえて条件つきの満点とさせていただきました。

CV:すずしろ…御崎ひよりさん 稲…真宮ひいろさん(「すずしろ雨音喫茶」のみ登場)
総時間 3:03:24(通話中…3:10 すずしろ雨音喫茶…1:01:21 花火と目隠し…50:07 麦茶と耳かき…1:08:46)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

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追記
作品自体の点数は9点。
183分で864円とコスパが良いので+1してあります。

癒し系専属ナースのケアを体験できちゃうバイノーラル

サークル「ya-ho-games」さんの無料の同人音声作品。

今回紹介する作品は、それぞれに違った魅力を持つ2人のナースが
入院中の男性に一対一で秘密のご奉仕をします。

耳やおちんちんをたっぷり舐めながら甘やかす温かいプレイが行われており
片方はセリフとちゅぱ音をバランスよく、もう片方はちゅぱ音重視とスタイルを変えながら
彼を気遣ったり全肯定する言葉を投げかけて心身両面をケアします。
弱った心と体を癒す気持ちいいお薬
ナースのしずえとあんずがご奉仕するお話。

「失礼します 本日専属ナースとしてお世話させていただきます しずえと申します」
しずえは上品で落ち着いた声のお姉さん。
入院中の主人公に挨拶しお風呂をすすめると
彼が嫌がるのでひとまずおちんちんだけでも綺麗にします。

本作品は女性の優しさと温かさを感じながら気持ちよく射精させることを目的に
彼女たちが45分近くに渡って3種類のエッチなサービスをします。
登場人物が2人いますが同時責めするシーンはなく
最初の2パートはしずえ、最後はあんずと手分けして個別にケアします。
2人とも彼のことを「旦那様」と呼んでるところを見ると身分の高い人物なのかもしれませんね。

しずえ「恥ずかしがらないで しずえにすべて 任せていいんですよ」
あんず「おちんちんをシコシコって撫でてあげて ふふっ 上手ですねー」
彼女たちは職業柄弱った人々を相手にすることが多いので
今回のエッチも最初から最後まで彼を全肯定する言葉を投げかけながら進めます。
お風呂に入ってないせいで汗まみれのおちんちんを嫌がるどころか愛おしそうに咥え込んだり
目の前でオナニーしても見下すことなく穏やかな表情で見守ります。

単にエッチするだけだとナースらしさがあまり出ませんから
サークルさんも彼女たちの言葉や態度に意識して柔らかさを持たせてます。
完全女性上位ですけどネガティブな描写が一切なく雰囲気はとても甘いです。

もうひとつの特徴はプレイそのもの。
フェラ、耳舐め手コキ、耳舐めオナニーと全パートで舐める行為を取り入れ
話しながらそれに合ったちゅぱ音をガンガン鳴らして射精を応援します。

しずえはセリフとちゅぱ音をほぼ半々にして交互に、あんずは舐めるほうをやや重視と責め方に若干の違いを持たせ
ちゅぱ音自体もそれぞれのキャラに合ったものを鳴らします。

先ほど言ったように本作品はセリフも大事な要素ですから
どちらかに専念すると魅力が大幅に下がってしまいます。
そのへんのさじ加減を取りながらタイミングよく射精できるように組み立てられてます。
価格は無料ですが有料作品にまったく引けを取らない品質を持ってます。
慈愛に満ちたエッチ
エッチシーンは3パート44分間。
プレイはフェラ、キス、耳舐め、手コキ、オナニーです。
手コキの際に効果音が鳴ります。

「皮の上から舐められるの いかがですか? くすぐったいですか?」
主人公のベッドに潜り込み皮被りのおちんちんに顔を近づけたしずえは
ひとまずそれを剥かずに舐めたり吸ったりして汗と汚れを取り除きます。

エッチはどのパートも女性側がリードします。
最初の2パート28分間はしずえが担当するサービス。
フェラ→耳舐め手コキと異なるプレイを組み合わせて少しずつ射精へ導きます。

「旦那さまのお元気精子 しずえのお口に びゅーっ びゅーってたくさんお射精して いいんですよ」
包茎おちんちんに嬉しそうな表情でむしゃぶりつき
表面はもちろん、皮の内側や亀頭に至るまで丁寧に舌を這わせます。
整った声に反してちゅぱ音がやや下品なのもいいですね。
多少のギャップを持たせて彼女が一心不乱にご奉仕してる様子を表現します。

もうひとつ、このシーンではどちらも射精後に2~4分ほどを割いてゆっくり責め続けます。
おちんちんや尿道についた精液を取り除きながら絶頂の余韻に浸らせるわけです。
エッチが終わった後の事まで気を配ってるところにナースらしさを感じました。

最終パートでするのはあんずの耳舐めオナサポ(約16分)。
主人公とは顔なじみのようで、親しげな挨拶を交わしてからすぐさまご奉仕に取り掛かります。

「旦那様ー ひとりエッチ いーっぱい頑張りましょうねー」
彼女はしずえよりも年下系のキャラでのんびり話すのが特徴です。
だからプレイについては耳舐めで応援する程度に留め、おちんちんのお世話はほぼ彼に任せます。
めんどくさがり屋というよりは彼自身がこういうプレイを望んでるように映りました。

耳舐めはしずえよりも水分を一段階下げコリコリした音を鳴らします。
セリフの量を少なめにしてひたすら舐める音フェチ寄りの責め方でした。
オナニーについては開始、ペースアップ、カウントダウンによる射精のみを指示し
それ以外はほぼ自由にやらせるかなり緩いスタイルです。

このように、患者を労りながら気持ちよくする甘めのエッチが繰り広げられてます。
いい気分で抜ける作品
エッチメインですが心へのケアにも気を配ってる作品です。

しずえとあんずは何らかの事情で入院してる主人公をスッキリさせようと
彼のすべてを受け入れつつ口や手を使って優しく刺激します。
そして射精が近づいてきたあたりから徐々にペースを上げ、事後は再びソフトに責めて余韻に浸らせます。

心優しい2人のナースが一対一でご奉仕する甘いシチュ
フェラや耳舐めといった口を使うプレイに力を入れたエッチ
その最中に投げかけられる全肯定の言葉の数々。
キャラ、プレイ、セリフに明確な個性を持たせて作品を組み立ててます。

「旦那様ー お久しぶりでーす 専属ナースの あんずです」
サークルさんが作品説明文でおっしゃられてる通り大まかな物語や設定だけを用意してあります。
主人公が何者なのか、どういう病気にかかってるのか、あんずと以前どこで会ったのかなどは語られてません。
エッチに直接関係ないからなのでしょうけど、聴き手にある程度イメージする余地も持たせたかったのだと思います。
本格的なボイスドラマでもない限りはこれくらい緩いほうが受け入れやすいんじゃないかなと。

エッチは声優さんが違うおかげで同じ耳舐めでも明確な違いがあります。
年上系のしずえはじゅるじゅると、年下のあんずはそれよりも抑えた音を鳴らします。
フェラも主人公をわざと包茎にしてお掃除する時のちゅぱ音を微妙に変える工夫がされてます。

射精シーンは3回。
ちゅぱ音多め、淫語とくちゅ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

おまけは別作品の予告です。

CV:しずえ…篠守ゆきこさん あんず…真宮ひいろさん
総時間 1:07:29(本編…48:08 おまけ…19:21)


こちらからダウンロードできます

はなまるシスター~とにかくあなたを褒めてくれるシスターさん~

サークル「すかーれっとどろっぷす」さんの同人音声作品(全年齢向け)。
道草屋シリーズの稲役などで活躍されてる真宮ひいろさんの個人サークルです。

今回紹介する作品は、シスターとして色んな人を手助けしてる女性が
日々頑張ってる男性に心温まるご奉仕をします。

タイトル通り褒めまくりながらお世話するのが特徴で
起床、朝ごはん、お風呂といった当たり前のことに対して何度も「偉い」と言い
さらにネガティブに感じることもポジティブに捉えて明日を生きる活力を与えます。
毎日をはなまるに過ごすあなたへ
シスター・リアが耳かきと添い寝をするお話。

「こんばんは 私 教会から迷える子羊さん あなたの生活を指導するよう派遣されました シスターのリアと申します」
リアは素朴で和やかな声の女の子。
主人公の家に来て日頃の生活チェックをしてたことを告げると
家に上がり一日の出来事を順番に評価します。

本作品は日々仕事や生活を頑張ってるのになかなか報われないでいる彼を元気づけようと
彼女がおよそ30分に渡って生活チェック、耳かき、添い寝をします。
「とにかくあなたを褒めてくれるシスター」の名の通り彼女はすべてをとことんポジティブに捉え
どんな些細なことでも「偉い」などの褒め言葉をガンガン投げかけます。


「まず 起床です うんっ お一人で起きられるなんて すっごく偉いです」
「(入浴は)結構体力消耗しますし 面倒に思っちゃったりしますよね でも 身だしなみに気をつけるのは 人付き合いの基本ですものね きちんと気を配れる子羊さん 素敵ですよ」

朝に無事起きられたこと、満員電車に耐えて職場にたどり着いたこと
入浴後に髪を乾かしたことなど我々が普段当たり前のように行ってることすべてにはなまるをあげます。
twitterを利用してる人なら「コウテイペンギンのあかちゃん」というキャラを聞いたことがあるのではないでしょうか。
あれと同じスタイルで褒めてくれますから聴けば聴くほど心が元気になります。

生活チェックを終えた後に始まるサービスも心温まるものばかり。
最初の耳かきは膝枕の状態で左耳→右耳の順に耳かき棒と濡れ綿棒で汚れを取り
その合間に数回息を吹きかけます。
そして次の添い寝は彼女が羊を数えながら一緒の眠りにつきます。

耳かき棒は「じじっ ずー」と細く乾いた音をやや速いペースで繰り返し掻き出す
綿棒は「くしゅっ」という湿り気を帯びた音を短いストロークで撫でる、といったように
どちらも器具の質感や特徴を捉えたリアルな音を鳴らします。
他サークルさんの素材を使用してるそうなので品質は大手サークルさんとほぼ同等です。

「自分のことくらい自分で認めてあげなくちゃ 今日もよく頑張った 自分偉いぞって心の中で思うくらいで 神様は怒ったりしませんよ」
「私と話をしてくれてありがとうございます」

そして彼女は耳かき中も彼のことを褒めちぎります。
頑張ってる人ほど自分の努力になかなか気づかないものです。
だからそれが実は凄いんだとはっきり伝えることで自分自身を褒めるきっかけをあげます。
最後に感謝の言葉を漏らすあたりにも彼に対する思いやりの気持ちがよく表れてます。

耳かき音と褒め言葉がぶつかり合わないようセリフの間をやや空けてあるのがいいですね。
癒しつつ褒める本作品の基本スタイルがしっかり出来上がってます。
時間は約8分と短いですがそれ以上の癒やし効果を持ってるサービスです。

最後の添い寝は彼女の声が左手に移動しひたすら羊を数えます。
聴き始めた直後は数えるペースが速いかなぁと思ったのですが
ある程度進むとそれを中和する要素が登場し安眠へ導いてくれます。

これから寝ようとしてるところへ褒め言葉をガンガン言うとかえってうるさくなりますから
割り切ってストレートに寝かしつけるのは良い判断だと思います。
このように、褒め言葉と癒しのサービスを組み合わせた明るいご奉仕が繰り広げられてます。
元気になれる作品
やる気と安らぎを同時に得られる作品です。

リアは毎日を一生懸命生きてる主人公の心身を少しでも休ませようと
彼の一日をチェックしながらその頑張りを素直に認め、ご褒美に耳かきと添い寝をします。
そしてひたすら褒める中にブレーキをかける言葉を盛り込んで彼が壊れないようケアします。

「偉い」「素敵」など心を潤す言葉を多く盛り込んだ作り
褒め言葉と効果音をバランスよく組み合わせた耳かき、安眠特化の添い寝。
作品の魅力をしっかり出しつつ癒すことを目指して物語を進めます。

「今日も沢山よき行いをしてください…って 言われなくても子羊さんはいつも偉いですものね」
これらを行う彼女もやる気と癒しに満ち溢れてます。
彼への奉仕をごく当たり前のことと捉え、終始明るく振る舞ってそのエネルギーを分け与えます。
褒める側に元気がないと効果が半減してしまいますからこれは結構重要です。

サービスについてはどちらも手堅くまとまってます。
どちらかと言うと耳かきのほうにより個性を感じました。
褒め言葉を多くし過ぎると耳かき音が聞こえなくなり、逆にすると普通の耳かきと変わらなくなってしまいます。
このへんの匙加減を考えた結果今の配分や表現方法に落ち着いたのでしょう。
欲を言うなら添い寝は羊数えのペースをもうちょっと落としてほしかったです。

仕事で辛いことがあった人、人生に重荷を感じてる人には特におすすめします。
おまけはシチュエーション別褒めボイス11種、ループ用寝息、羊数えです。

CV:真宮ひいろさん
総時間 44:43(本編…28:05 おまけ…16:38)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

【思い出す音】道草屋-稲3 どろたんぼ。他【静かめ耳かき】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、態度はのほほんとしてるけどやることはしっかりやる店員が
お店の中や近くの神社で初夏の1日をお客と一緒に過ごします。

前半は他の店員との掛け合いでのどかさや賑やかさを出し
後半はセリフをあまり挟まず一対一でまったりお世話する、といったように
シーンごとにスタイルを変えながらリアルな音をたっぷり鳴らして癒しと没入感を与えます。
緩やかな時の流れを感じながら
道草屋の店員「稲」と「すずな」があれこれお世話するお話。

「旦那様 神社にお散歩ですか?」
すずなは素朴で可愛い声の女の子。
ある日の昼頃、散歩へ出かけたお客と神社で偶然出会い声をかけると
お参りの後で近くの池にいる鯉の餌やりに誘います。

本作品は道草屋の店員の中で一際マイペースな彼女が
夏を間近に控えた時期のお昼から夜にかけておよそ2時間に渡る癒しのサービスをします。
昼間は神社での餌やり、夕方は田んぼでの草笛、夜は自室での甘噛み&耳かきと
時間の流れに合わせてやることを大きく切り替える雰囲気重視の作りです。

「旦那さん? これはだらしないところを…」
今回の主役を張る稲はとことんのんびりしてる女の子。
彼が来てものほほんとした声と態度で迎え、ふと思いついたことをいきなり始める風変わりな性格をしてます。
ある意味店員らしくないキャラなのですが道草屋の舞台となる田舎にマッチしており
聴いてる最中は普段よりも時間が緩やかに流れていく気分がします。

最中に流れる効果音と環境音もそれに大きく貢献してます。
水の流れる音、参拝時に鈴を鳴らす音、ラムネを開けたり飲んだりする音、鯉に餌をやる音など
自然や季節にまつわるものをタイミングよく鳴らしてリアルな空間を作り上げてます。


今回は総時間の約半分が野外での活動ということで、道草屋の中で過ごす時よりも音の種類が豊富です。
中でも生物はウグイス、カエル、鯉、カラス、ネズミと幅広く取り揃えており
それらを組み合わせることで彼らがいる場所や時の移りゆく様子を表現します。
もちろんサービスに関する音も定番のものから他では聴けないものまで多種多様です。
前半は賑やかに、後半はしめやかに
一番最初の「つちとお昼寝」は神社でのお話(約39分)。
すずなと2人でここに来ていた稲がお客と出会い、鯉に餌をやりながらまったり寛ぎます。

稲「枕が欲しい」
すずな「ダメです」
店員が2人、しかもお店の外ということで他愛もないやり取りをするシーンが多く
ずぼらな稲としっかり者なすずなの性格の差がよく出てます。
それでいてお客に対して自分から積極的にお世話するプロらしいところも見せてくれます。

お話の流れは参拝から入って稲に膝枕されながらラムネを飲む
寝転びながら彼女がスコップで土いじりする音を聴く、と個性的なものを取り揃えてます。
すべての行為に専用の効果音が用意されてますからそれらだけでも相当に癒されるでしょう。

すずな「ラムネは思い切って乗るくらい押さえるのがコツです」
稲「ドヤ顔」
全編を通じてセリフごとの間を長めに取ってあるのがいいですね。
無理に聴こうとしなくても効果音を楽しみやすく、まったり感の強化にも繋がってます。
それでいてキャラの存在感が薄くなってないのは個々の会話が自然で面白いからです。
道草屋シリーズの売りである総合力の高さが最初のシーンで早速発揮されてます。

続く「どろたんぼ」は道草屋へ帰る途中の出来事(約26分)。
昼寝を終え先に戻ろうとしてたお客に2人が後から合流し
稲の家が所有する目の前の田んぼに踏み入れたり、その場で作った草笛を吹いて遊びます。

すずな「田んぼの泥って 乾くとすごいさらさらですよね」
稲「毎年混ぜてるから」
稲は実家の農業を手伝ってるだけあって田んぼの知識に詳しく
珍しい体験にはしゃぐすずなに色んなことを教えます。
環境音も田んぼに住んでるカエルの声が二重三重に鳴り響いてかなり賑やかです。

お客と一緒に泥遊びするだけなのでお店のサービスとはやや違うのですが
初夏の1日を田舎で過ごす雰囲気がリアルに表現されていてとても和みました。
すずなの歌に合わせて稲が「ぴぷー」という高い草笛の音を鳴らすなど
道草屋にしかできない素朴な手段で彼を上手にもてなします。

最後の「ぐだぐだ耳かき」は夕飯を終え寝る直前にするサービス(約59分)。
これまでと違い1人で部屋を訪れた稲が添い寝しながら耳拭き、甘噛み、耳かきをします。
耳に息を吹きかけるシーンはありません。

「すぐ耳かきもなんですしねぇ このねぇ 寝る前のごろごろ 幸せですよねー」
お店に戻った後も彼女の態度は引き続きのんびり。
今日を楽しく過ごせたことに満足しつつ慣れた手つきでお世話します。
かなり眠そう声と口調で話しかけてきますから、それに釣られて眠気を催す人が結構いるでしょうね。
添い寝スタイルでの耳かきも彼女の性格に合ってます。

この耳かきを聴いて眠く感じるもうひとつの理由はセリフよりも音のほうがずっと優勢だから。
耳拭きは「くしゅっ ぞすぞす」というやや湿り気を帯びた音
甘噛みは18禁との違いを出すために水分とペースをかなり落とした癒し系の音
耳かき棒は「じじっ」という細めで乾燥した音、綿棒は「ぽしゅっ」という広くてぱちぱちした音をたっぷり鳴らします。
そしてこれらが後になるほど緩やかなペースに変わります。

眠そうな状態できびきび耳かきしたら不自然ですし、彼女の心情が音や動きにしっかり反映されてます。
バックで流れ続けるカエルの声も田んぼの時よりずっと控えめで耳に心地いいです。
すべての要素をまったり、のんびりしたものに揃えることで安眠できる環境を整えます。

このように、都会での慌ただしい生活とほぼ正反対の穏やかなサービスが繰り広げられてます。
すべてがゆるーい作品
聴けば聴くほど心が安らいでいく癒し効果の高い作品です。

稲は遠路はるばる道草屋へやって来たお客に楽しいひと時を送ってもらおうと
普段通りののんびりした態度で接しながら田舎ならではの遊びをすずなと一緒に提供します。
そして店に戻ってからは王道の耳かきをまったり続けてぐっすり眠らせます。

気が抜けてるようでしっかりしてる彼女のキャラ
すずなとの掛け合いによって魅力を引き出すお昼から夕方にかけてのシーン
多くを語らず音と雰囲気でさらに癒す夜の耳かき。
彼女たちが1日を楽しく過ごす様子を彼の視点で何気なく、そしてリアルに描きます。

「昼間ねぇ 餌やったじゃないですか? ふやけたパンって 美味しいんですかねぇ」
この作品を一言で言うなら「すべての要素が緩い」です。
まずは稲が終始のほほんとしてますし、作中でやることも専門性の低いものが主体です。
色んな環境音が鳴るのも作品全体に柔らかさを与えてます。

稲は過去作でも安眠を意識した作風でしたし
そこに季節感を持たせたり、たびらこ以外の店員を絡めることでさらなる個性を生み出してます。
最近の道草屋は今までなかった店員の組み合わせに挑戦していて新鮮さを感じます。

サービスについては昼から夕方にかけてのシーンに面白い音が登場します。
何をしてるか説明されなくても簡単にイメージできるものばかりで高い没入感が得られました。
耳かきも音フェチ成分が強くてよく話す普段の道草屋との違いが出てます。

忙しい日々を送っていて心に余裕のない人ほどよく効く作品です。

CV:稲…真宮ひいろさん すずな…藤堂れんげさん
総時間 2:06:06(お昼…39:44 夕方…26:29 夜…59:53)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


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【温泉素潜り】道草屋-いのこ2 湯けむりいのこ旅慕情【昔話耳かき】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、子供っぽさがまだ残ってる気さくな店員が
お店を再び訪れた男性をお風呂やお部屋でとことん癒します。

極めてリアルな効果音が織りなす完成度の高い世界観が魅力で
サービスだけでなくその前後のやり取りも臨場感抜群に表現しつつ
以前よりも彼女がちょっぴり成長した様子も描いて安心感と没入感を与えます。
春が近くても油断は禁物
道草屋の店員「いのこ」からサービスを受けるお話。

「…ん? お客様? ご入浴中でございましたか」
いのこは丁寧な言葉遣いをする元気な声の女の子。
入浴中のお客に許可をもらい風呂場へ入ると、シャワーで体を濡らしてから髪を洗ってあげます。

本作品は道草屋の中で今のところ最も新しい店員にあたる彼女が
2時間15分程度に渡って3種類の健全なサービスをします。
お風呂でのシャンプー&甘噛み、部屋でのドライヤー&マッサージ、そして耳かきと
定番のものから音声作品では珍しいものまで数多く取り揃えてます。
時間は1シーンあたり30~55分ですから3回に分けると無理なく聴けるでしょう。

「シャンプーは1回ざっと洗って もっかい洗うんでございます 2回目はめっちゃ泡立つんでございますよ」
彼女は一言で言うとマイペースで世話好きな性格。
自分を再び指名してくれた彼に心安らぐひと時を送ってもらおうと
最初から人懐っこい態度で色んなことをしたり話します。
店員なので言葉遣いは割と丁寧なのですが、上のセリフのように砕けた言葉を織り交ぜた独特な話し方をします。

店員になろうと頑張ってるけど素の自分がなかなか抜けきらない初々しさが魅力です。
子供っぽいことを割としてきますし、店員と友達の中間あたりに感じるでしょう。
でも前作「【ご旅行耳かき】道草屋 いのこ【乳液耳揉み】」を視聴済みなら彼女が成長したことも実感できます。

もうひとつのポイントは最中に鳴る様々な音。
耳かき、シャンプー、マッサージといったサービス自体の音はもちろん
その合間の細かなやり取りにまで専用の音を用意し、それらを組み合わせて道草屋の世界を作り上げてます。

季節が春先ということで環境音はお風呂場でお湯が流れる音と部屋で鉄瓶が沸騰する音だけですが
サービスの種類が多く新しい試みもされていて何度も驚かされました。
特にお風呂のシーンはマイクにお湯を直接ぶっかけたり湯船に沈める大胆なことをされてます。
セリフと音のバランスが取れており、どちらを目当てに聴いても楽しめる品質を持ってます。
声と音が生み出す癒しの空間
一番最初の「湯けむりいのこ温泉」はおよそ50分間。
風呂場の掃除が始まる前に入ろうと思って来たいのこが先にお客がいるのに気づき
一緒に入るついでにシャンプー、甘噛み、ちょっとしたゲームをします。

「もう温まった後でございますか? 体も、洗った? じゃこれから頭でございますね」
彼女は元々夜に耳かきする予定だったので今回のサービスは完全に突発的なものです。
しかし驚いたり困惑する様子を見せず、どこまで洗ったかを確認してから残った頭のケアに取り掛かります。
彼女はタオル1枚の格好ですがエッチな描写は一切ありません。
裸同士でもいつも通りリラックスした表情で接します。

シャンプーは「わしゃわしゃ くしゅっ」という泡混じりの摩擦音が使われており
1回目はやや力を入れてゴシゴシする感じに、2回目は全体を優しく撫でるように動きます。
同じシャンプーでも音の質感や動きに大きな違いがあるのが道草屋らしいですね。
合間に入るシャワーも位置や距離を小まめに動かしてリアリティを出してます。

このシーンで面白いのはシャンプーをシャワーで洗い流すところ。
シャワーが耳にあたるとごわごわした音が鳴り、少しの間声や音が若干聞こえにくくなります。
髪を洗ってる最中、お湯が耳に入った時の感覚を音でそのまま表現してます。
シャンプーをする作品は結構ありますが、こういう演出をするものは初めて聴きました。

「お客様 水泳は得意でございますか? 息止め勝負しましょう!」
その後に始まる素潜りでも2人が同時に湯船へ頭を入れることを考慮し
最中は水中特有のほのかな圧迫感が耳に感じられます。
いのこが泡を吐き出すのに合わせて耳が優しくくすぐられてとてもリアルでした。
これらの行為を聴き手が実際にやってる風に鳴らすから高い臨場感が味わえるわけです。

2番目の「いのたびドライヤー」はお風呂から上がった直後のお話(約31分)。
脱衣所に置いてあったドライヤーを借りたままお客の布団を準備してた別の店員「たびらこ」が
それを使って髪を乾かし、さらにシーン中盤頃に部屋を訪れたいのこの髪も綺麗にします。
このシーンだけは2人の店員が同時にお世話します。

たびらこ「この後 耳掃除?」
いのこ「その前に マッサージでございますなー 一緒に大浴場入ってたんでございますよ」
2人の年齢はそれほど離れてないはずですが、性格が大きく違うので母親と子供に近いやり取りをします。
ドライヤーはたびらこ、肩たたきやマッサージはいのこと役割分担できてるのもポイント。
複数の効果音が同時に鳴る今まで以上に心地いいひと時が味わえます。
音を通じて触覚も刺激してくるところが道草屋シリーズの大きな魅力です。

そうやって色んな出来事を経た後、いよいよ本題の耳かきが始まります(約55分)。
膝枕ではなく添い寝の姿勢で右耳→左耳の順に耳かき棒と洗浄液つきの綿棒でお掃除し
最後に弱めの風圧で息を吹きかけます。

耳かき棒は「ずりっ じじっ」という細くて乾いた音
綿棒は「ずすっ ぷしゅっ」という柔らかくてぱちぱちした音と器具ごとに質感を大きく変え
動きも前者は奥から手前へ掻き出すように、後者は耳の壁をなぞるようにゆっくり進めます。
長時間聴いても耳や頭が痛くならないようかなり優しい音で揃えてます。

「私 ガチガチでした もう手汗はかくし 話せば噛むし 散々でございます」
効果音以上に癒されるのが彼女との会話。
前半の右耳では彼を初めてお世話した時のことを懐かしそうに語ります。
当時のことを正直に語りつつ、とある事をちゃっかり自慢するあたりが彼女らしいなと。
店員としても人間としても成長したのが窺えます。

「むかーしむかしのお話で 冬山に1匹のイノシシがおりました」
それに対して後半の左耳は2つの昔話をします。
耳かき棒は彼女に馴染み深いイノシシとキツネの話
綿棒はタニシと虎の話とどちらも人間以外の生き物を登場人物に据えて和やかに語ります。
本作品の耳かきはどちらかと言えば効果音よりもこのお話が聴きどころだと思います。

このように、音とキャラの両方を引き立たせた完成度の高いサービスが繰り広げられてます。
ほっこりする作品
サークルさんの過去作と同じくすべての要素が優れてる作品です。

いのこは自分が初めて担当した相手を再び満足させようと
以前よりもずっとリラックスした表情で長時間に渡る様々なお世話をします。
そしてその一部始終をリアルかつ多彩な効果音で表現しつつ自身の魅力も伝えます。

腕はしっかりしてるけど性格は割と子供っぽい彼女のキャラ
耳に水がかかったり水中に潜る様子まで表現した高品質な音
定番のものに多少のアレンジを加えてさらなる癒しを与えるサービス。
音声作品を構成する色んなものすべてに力を入れて物語を組み立ててます。

全年齢やR-15はこのところ作品数が増えて全体のレベルが明らかに上がってます。
でもその多くは音が良いとかキャラに癒されるなど特定の部分に特化してます。
だからこそ道草屋が持つ総合力の高さは大きな強みと言えます。

「今日は やり遂げたでございますよ 修行の成果でございます」
その中でもキャラ作りが一際上手です。
前作より成長した部分を見せつつ変わらないところもちゃんと残してます。
主役を張るのはまだ2作目ですが他の作品でちょくちょく出てますし
今後も彼女の飾らない性格がシリーズの色んなところで発揮されると思います。

圧倒的な癒しのパワーを持つ作品です。

CV:いのこ…箱河ノアさん たびらこ…愛枝今日子さん 稲…真宮ひいろさん(「08-またあとで」でのみ登場)
総時間 2:16:41(湯けむりいのこ温泉…49:47 いのたびドライヤー…31:27 耳かき昔話…55:27)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


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