同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:セルフ

   ● アニマ2~女体化体験~
   ● ヒプノダークエルフ
   ● 幽霊さんといっしょ 第一部 関西弁版
   ● おゆうぎのじかん
   ● 催眠マンション103号室
   ● わんこ催眠
   ● Succubus Hypnosis Vol.01 -Wサキュバスの射畜催眠-
   ● ツンデレ女王様の強気な催眠隠語
   ● Parasite ~寄生概念~
   ● 強制絶頂催眠~彼女のおもちゃ~


アニマ2~女体化体験~

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。
女体化をテーマとした催眠風ボイスドラマを数多く世に送り出している
とても活動歴の長いサークルさんです。

本作品ももちろん女体化をテーマとしており
およそ50分間もの長い時間をかけて、主人公が冒険をしていくような流れで
少しずつ女性へと変化していく面白い形式が採られています。

また女体化後のエッチシーンは
調教モノと純愛モノの2パターンが用意されていますから
催眠後の気分や聴き手の好みに応じて、自由に選択できるのも魅力と言えるでしょう。

今回は女性声版(男性向け)のレビューとなります。



心は女、体は男
謎のお姉さんの声に従って、女の子へ変化していくお話。

「家に帰って あなたがすること それは女装をすること」
お姉さんは穏やかな声の女性。
催眠風ボイスドラマらしくナレーターも兼ねており
まずは主人公の男の子が心身の性の不一致に悩んでいる様子を語ってくれます。

「女の子になりたい 女の子になりたい 女の子になりたい」
そんな彼の願いを叶えるため、お姉さんの言葉に導かれながら
少しずつ女性へと変化していく。
これがお話の簡単な流れです。

催眠は時間にしておよそ44分間とかなり長め。
最初は天井を見つめながら、お姉さんのカウントに合わせて目を開閉していきます。

「重い 重い 瞼が重い」
本作品は全体を通して聴き手にイメージをさせる場面がとても多く
特に催眠では、お姉さんは念を押すように同じセリフを繰り返すことで
その言葉の持つイメージを強く心に印象付けようとします。


重要と思われる内容だと4回5回と繰り返されるケースもありますから
その回数によって重要性を把握していけば
より催眠にかかりやすくなるかもしれません。

作品の目玉である女体化パートはちょっとした冒険仕立てになっており
とある女性を追いかけながら、塔の最上階から階段を下りていく様子を
33分もの時間をかけて描いています。

「おちんちんはクリトリスへ その下には膣ができる」
1段、また1段とカウントを織り交ぜながら下りていくうちに
部分ごとに変化させていくかなり丁寧な運びです。

変化後の女性の姿かたちに関する表現が、やや具体性に欠けるため
何もない状態からイメージをするのは難しいかもしれません。
そうならないために、事前にある程度変化後の女性像を頭に入れておくことを
個人的にはお薦めします。

このように、女体化をメインに据えたテーマに対して忠実な催眠です。
途中やや抽象的な表現が登場する場面もありますが
そういったわかりにくい部分は、聞き流してしまっても問題はありません。



マゾ犬と恋人、正反対のプレイ
エッチシーンはおまけとして「SIDE A」と「SIDE B」が用意されており
2つのパートを合計すると40分30秒ほど。
プレイはSIDE Aが乳首責め、手マン、SEXを
SIDE Bはキス、乳責め、クンニをされます。

効果音はSIDE Bの冒頭で波の打ち寄せる音が聞こえてきますが
エッチに関してはありません。
セルフはごく一部で乳首やクリトリスをいじる指示が出ます。

「新しいおもちゃが欲しかったのよ 丁度良かったわ」
SIDE Aではやや高圧的な声の女性から調教を
「これからは 私とあなたの2人きりで生きていくの」
SIDE Bでは穏やかな声の女性と恋人同士のようなラブラブなエッチを、と
まるで正反対の位置にある2つのプレイが用意されているのが
本作品のエッチシーンにおける特徴です。

「おちんちん 欲しいでしょ? おまんこに 欲しいでしょ?」
中でも珍しいプレイはやはりSIDE AのSEXシーンでしょう。
ここで登場するお姉さんはふたなりのため
主人公は女性としておちんちんを体で受け止め
精液を膣内に注ぎ込まれることになります。


相手がふたなりで中出しまでされる作品は他に聞いたことがありません。
かなり貴重なプレイと言えるでしょう。

「可愛くて可愛くて仕方がないわ だから食べてしまいたい」
一方のSIDE Bは浜辺でイチャイチャする甘い展開。
プレイもSIDE Aに比べてかなりソフトですから
女の子になった幸せな気分を壊さずに聴けるのがいいですね。

どちらのパートもプレイそのものではなく状況説明をしていく感じで
喘ぎ声やちゅぱ音で興奮するタイプではなく
雰囲気やイメージで興奮するように作られています。



完成度は高いが中級者向けの作品
メインである女体化に多くの時間が割かれているおかげで
ある程度心に余裕をもって自分を変化させていくことができます。

エッチシーンもプレイにややハードな部分があるものの
イメージ主導、かつ合間に暗示やカウントダウンを織り交ぜているおかげで
女体化した状態を比較的維持しやすいと言えるでしょう。

ただ、女体化最中のお姉さんのセリフに「理想の唇へ」「理想の鼻へ」など
いきなり言われてもすぐにはイメージしにくい表現が含まれていたり
全体的にやや駆け足だったりと、初心者にはそれなりに厳しい部分もあるため
当サイトでは中級者向けとさせていただきました。

「催眠の経験はそこそこあるけど、女体化は初心者」という方なら問題ありません。

淡々と手順を踏んでいくような形ではなく
前に進むように女性へと変化していく様子は、確かに催眠風ボイスドラマですね。

私はKUKURIさんの有料作品は今回が初だったので
面白い作風だなと正直感心しました。

CV:森野めぐむさん(男性向け) 夜櫻さん(女性向け)
総時間
男性向け共通パート…50:52 SIDE A…22:51 SIDE B…27:14
女性向け共通パート…40:57 SIDE A…27:17 SIDE B…29:06


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2019年9月14日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/80956563.html

ヒプノダークエルフ

サークル「モルモットストリップ」さんの催眠音声作品。

今回登場するのはもちろんダークエルフ。
イメージとしては、一般的なエルフに比べると残忍ってところでしょうか。
本作品ではそのキャラを活かして
癒しにはほど遠い、屈辱的なプレイを味わうことになります。

ただモルストさんの作品としては比較的ソフトな部類ですから
「ザーメンミルク催眠」のような、ド変態向けの作品を敬遠していた方でも
サークルさんの作風を知るという意味で、割と聴きやすい作品ではあります。

本作品を聴く前に、以下の準備を行ってください。
・タオルなどで目隠しをする
・全裸になる(寒い時は上なら着てもOK 下は丸出しが望ましい)
・椅子に座る



気持ちいい世界へご招待
ダークエルフに魔界へ連れて行ってもらい、エッチな事をされるお話。

「これから 私があなたを あなたの知らない世界へ 連れて行ってあげます」
ダークエルフは礼儀正しく、やや温かみのある声の女性。
出会って早々変態的な格好をしている主人公に疑問を感じながらも
催眠を使って彼女の住む魔界へと連れて行ってくれます。

催眠はおよそ17分間。
軽く深呼吸をした後、カウントに合わせて
自分たちのいる空間そのものが下に降りていくことをイメージします。

30カウントとやや多めの数字を数えながら、ゆっくりと行われますから
時折聞こえてくる彼女の暗示に耳を傾けながら落ちていきましょう。
「落ちる」感覚さえ掴めていれば、問題なくついていけるはずです。

合間合間に彼女のキャラを引き立てるために
やや意地悪なことを言うシーンもありますが
基本的にはカウントと暗示を中心としたシンプルな作りです。

催眠にはある程度のところまでなら入れるんじゃないでしょうか。
最後に復唱を求められますので、可能であればやってみください。



エルフの唾は媚薬
エッチシーンは37分ほど。
プレイは屈辱的なポーズ、唾を吐きかけられる、フェラ、オナニーです。

効果音はありません。
セルフは有りになります。

「親切に説明してあげたところで 早速苛めてあげますね」
快楽に満ち溢れた魔界に到着し、体の自由を奪われた主人公は
ダークエルフの命令でおちんちんを丸見えにする
極めて恥ずかしいポーズを取らされます。

ここでは彼女の指示に従いながらプレイをしていくわけですが
前半はイメージが重視されており
主に精神的なダメージを受けることになります。

「それでじゃ 今から私の唾 いっぱいかけてあげますね」
その中でも唾を吐きかけられるシーンは特に屈辱的と言えるでしょう。
感度を上昇させるのが目的だとしても、明らかに見下されているのがわかります。

「じぶりゅるるる ぶっ」
イメージがしやすいようにきちんと下品な唾液音が流れますから
Mな方なら興奮できるのかもしれません。

「もっともっと あなたの恥ずかしい姿を 見せてくださいね」
一方後半は肉体的な責めが中心となっており
絶叫しながらおちんちんを扱き続ける、かなりハードなプレイが待ち構えています。

「自分から苛めてくれだなんて 今のあなた 最高に惨めですよ」
もちろん気持ちを高揚させるための言葉責めもきちんとあります。
適度に寸止めをするなど、かなり意地悪なメニューですから
少しずつ快感を蓄積させて最後に一気に解き放ちましょう。

このように、サークルさんならではの変態的なプレイを楽しめます。
無事完遂することができれば、ちょっとした達成感を味わえるかも。
どう見てもM向けの内容です。



変態入門用の作品
どちらかと言うと催眠よりエッチに力が入れられている作品です。

事前の準備やポーズ、声出しなど体を動かすシーンがありますから
雰囲気に浸りきることで催眠状態を維持する精神力と
度重なる寸止めにも暴発せず、射精後の苦痛にも耐えられる体力が求められます。

ただ、モルストさんの作品としてはかなりソフトなプレイです。
この作品なら十分完遂できるでしょう。
そういう意味で入門用の作品とさせていただきました。

催眠は手順を少なくしたおかげで、それぞれがゆったりと行われます。
やってる事は至って単純、説明も細かいからイメージしやすいです。
ただ脳がとろとろになるほどまではかかれないと思いました。
ちょっと暗示が弱めかなと。

エッチは見られると社会的に死ぬレベルの変態度です。
屈辱感を興奮に変換できる方ならばきっと楽しめるでしょう。
射精自体は1回ですが絶頂シーンは2回あります。
もう片方はドライを目指すようにしていけばイキやすいと思います。

ダークエルフはエッチに入ってもそこまで厳しい口調にはなりません。
軽くなじられる感じの言葉責めを味わうことになります。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:04:38


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

2020年11月24日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/84381920.html

幽霊さんといっしょ 第一部 関西弁版

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。
人外キャラを使うことで有名な同サークルさんの今回のテーマは「幽霊」です。

本作品はタイトルの通り、登場するキャラが関西弁で語り掛けてきます。
方言をしゃべる催眠音声は正直他に聴いたことがありません。
非催眠でも方言モノはかなり少ないですし、非常にレアな作品と言えます。

内容の方は一般的な作品にある催眠+エッチの構成に
さらに別の要素を加えることで、やや流れのある展開となっています。



大好きな人に声が届く喜び
幽霊さんと一緒に幽霊の世界へ行き、そこでデートするお話。

「こんばんは ていうても聞こえへんか」
幽霊さんはちょっぴりかすれた素朴な声の女の子。
普通の人間である主人公のことが好きらしく
毎晩枕元に来ては、聞こえるはずのない声で語り掛けています。

ところがある日、いつものように彼女が話していると
主人公に声が届いているらしく、反応が返ってくる。
意思の疎通ができたことを喜んだ彼女は、彼と一緒に出掛けることになります。

こんな感じで、催眠音声にしては珍しくストーリーがあります。
作品に一定の流れがありますから、最後まで飽きずに聴くことができるでしょう。

「うちな あんたのこと 好きやねん」
本作品最大の特徴は、全編を通して幽霊さんが関西弁でしゃべること。
声優さんが関西人なだけあって口調はとても自然で
声の素朴さと相まって、聴いているだけで心が和んでしまいます。
(あくまで関東人の感想です。関西の方だとどうなんだろう…)

催眠はおよそ33分間。
まずは幽霊さんと同じ霊体になるために
深呼吸や脱力をして体をリラックスさせていきます。

「ぎゅぅぅぅん ふいー」
深呼吸、脱力共に彼女と一緒にやっていく形が採られているため
初心者の方でもついていくのは難しくないでしょう。

「ぐるぐる ぐるぐる 声が回る ぐるぐる ぐるぐる 意識が回る」
面白いのが体をリラックスさせた後のシーンで
今度は心をリラックスさせるために
彼女の声を追っていく、声の鬼ごっこをすることになります。

彼女は中央・右・左と位置を変えながら語り掛けてきます。
声の方向に意識を向けていると
軽く頭の中をかき回されるような感覚を味わえるでしょう。

霊体になった後は幽霊さんとデートに出かけます。
ここでは前半とは打って変わってイメージ重視の内容となっています。
催眠要素を含んだ、初々しいカップルの様子が描かれていますから
2人で歩いている様子や、登場する美しいものを頭に思い浮かべてみてください。

このように前半は正統派な導入、後半は流れのある深化と
催眠としては割とオーソドックスな構成ながら、オリジナリティもあります。

声の鬼ごっこはとてもいいですね。
一番催眠らしい感覚を味わえるのではないでしょうか。



キャラにふさわしい初々しいエッチ
エッチシーンはおよそ25分。
プレイはキス、乳揉み、主人公への乳舐め、オナニーとソフト目です。

効果音はありません。
セルフは有りになります。

「なぁ くっついてもええかな? そしたらもっと 体温感じられるえ」
恋人として心だけでなく体も繋がりたい、そう思ったのか
幽霊さんは更なる温もりを求めて近づいてきます。

幽霊さんはかなりエッチに対しては奥手で
主人公から体を求めても、最初は触れる事すら許してくれません。

「ちょっとだけやったら 揉んでも ええよ」
おっぱいをいじるシーンでは最初は触るだけにして
心の準備ができた後、許可を出して揉ませます。

またキスは最初は軽く、後で改めて激しくと
段階的にレベルを上げていきますから
ややゆっくりとした歩調の、初々しいエッチを聴くことができます。

特徴的なのは最後のオナニーシーンでしょう。
ここでは幽霊ならではのプレイが繰り広げられます。
幽霊が人間に対して行いそうな事と言えば
なんとなくその内容がわかるのではないでしょうか。



珍しい要素が盛りだくさんな作品
関西弁でのしゃべりを初め、催眠にもエッチにもオリジナリティがあります。
催眠の後半部分がドラマっぽくもありますが
きちんと催眠音声として作られており、催眠風ボイスドラマにはなっていません。

また、敢えてフィニッシュをセルフにすることで
初心者にも楽しめるよう配慮がされているのもいいところ。
展開的に不自然な気はするのですが
それも幽霊キャラの特性を使って上手くカバーしています。

催眠は前半の12分間でどれだけ深く入ることができるかが重要です。
後半はそこまで催眠要素が強くないため
前半で入れないとそのままエッチに進んでしまうことになります。

若干時間が短いものの、きちんと手順を踏んで行われますから
ある程度の深さまでいけるのではないでしょうか。
非常にわかりやすい内容ですから、初心者が聴いても問題はありません。

エッチは2人が性に対して未熟な設定なのか、かなりソフトな部類のプレイです。
一般的な催眠音声と比べても、抜き要素は少な目と思ってください。
淫語はかなり少ないですが、ちゅぱ音はそこそこ。
またオナニーシーンでは幽霊さんの
声を小刻みに震わせるような荒い息遣いを聴くことができます。

総合的に見た場合、純粋な催眠音声としてはやや弱いかな?と感じました。
関西弁を活かすためにドラマっぽいシーンを取り入れたのでしょうけど
催眠音声らしく、声で責めてくるような展開を聴いてみたかったなと。

価格は1時間強で500円とかなりのコスパを誇ります。
「ふぁんたんとチュチュしたい。 ver2.00 「悪魔と姉妹」」のような
ストーリー性もある作品が好きな方に向いていると思います。

CV:星野ゆんさん
総時間 1:07:27


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
約3年前に発売された作品のため、それなりにノイズがあるのもご注意を。
これノイズなくなったら今よりずっと良くなると思うんだけどなぁ…

2015年4月16日追記
コスパのよさを考慮してオススメ度を7点から8点に引き上げました。

2015年4月19日追記
標準語で話す別バージョンレビューを掲載しました。
こちらもあわせて参考にしていただければ幸いです。
「幽霊さんといっしょ 第一部 標準語版」

2020年8月27日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/83752882.html


おゆうぎのじかん

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。
前作「ヒプノドラッグレディ」(以下HDL)から実に1年5か月振りとなる
同サークルさんの最新作になります。

催眠は「レイプ・サウンド・ガール♪」(以下RSG)、HDLと
ここ2作品ほどは音を中心としたものが続いていましたが
今回は幼児プレイにガラリとテーマを変えてきました。

本作品はそのシチュを生かすために
催眠は絵本を読み聞かせるように進める珍しい形式となっています。
また擬音語を多用しており、それに残響音をかけたり左右に動かすことによって
ある意味「音」として強く印象付けているのが特徴です。

「おはなしのじかん」(催眠パート 約68分)
「おゆうぎのじかん」(エッチパート 約73分)
「おわかれのじかん」(解除パート 約37分)

また、作品は大きく上記3つのパートに分かれており
さらにそれぞれが2~6のパートに分かれるなど
とてもとても長い作品であるのも特徴です。

とにかく聴くだけでも結構大変ですから、
基本的には休日など時間のある日に聴いた方がいいでしょう。



少しずつ絵本の人物に自分を重ね合わせていこう
とある少女に催眠をかけられ、幼児になってお漏らしをするお話。

「ねぇお兄さん お兄さんは 私に何をしてほしいの?」
少女はやや嗜虐的な口調で、甲高い声の女の子。
さる事情により、主人公を幻想の世界で優しく躾けて
幼児マゾペットにするために来ました。

「危なそうだったら 途中でやめればいいし」
催眠に入る前にちょっとした諸注意を言われるのですが
上のセリフのように軽く誘うシーンなどは
過去作である「Parasite ~寄生概念~」を思い出す方もいるのではないでしょうか。

催眠は事前のやり取りなどを除くと、4パート62分30秒ほど。
深呼吸などのよくあるものとはまったく違い
少女が絵本を読み聞かせながら進めてくれます。

物語はとある国の王子様を主人公としたもので
国の重要人物として衆望も厚かった彼が、ふとした出来事を機に堕落していく。
おおまかな内容としてはこんな感じです。

「すーっと すーっと 抜けていく」
「すーっと すーっと 薄れていく」

ここでは少女が意識して同じ言い回しを使っており
そうすることで言葉の音や印象を強く頭に植え付けていきます。


少女の声には常にエコーがかかっていますから
強く響いて少し残るその音を聴いていると
なんだか頭が軽く揺さぶられるような感覚が生まれるかもしれません。

「すーやすや すーやすや」
「ぎゅっ ぎゅっ ぎゅー」

また、眠りについたり抱きしめられたりと
物語の場面に応じて、強めの残響処理を施した擬音語が流れます。

この音は単に流れるだけではなく、音の聞こえてくる位置を右へ左へと変えたり
流れながら耳の中央から後ろの方に移動したりと
まるで生きているかのようにさまざまな動きをする
のが面白いですね。
こういう音の動かし方は「ヒプノマルチボイス」に近いものを感じます。

このように、どちらかというと物語の内容よりは
意味を持たない音を効果的に使うことで、心を責めてくるような催眠となっています。
そう考えると案外RSGやHDLに似ている作品なのかもしれません。

あと、催眠なのにエッチな表現が割と出てくるのも珍しいかも。



射精ではなく「お漏らし」
エッチシーンは5パート69分とこちらも長時間。
プレイは太ももを撫でる、おちんちんをにぎにぎする、オナニー、親指をしゃぶる
ママのおっぱいを吸う
、といかにも幼児プレイらしいラインナップ。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「これから 物語の王子様と同じように お漏らしさせてあげまちゅね」
催眠によって徐々に物語の王子と自分を重ね合わせ
「おゆうぎ室」へとたどり着いた主人公は
ママとなった少女にお漏らしを手伝ってもらうことになります。

「ボクが ママの子になるっていうなら お漏らしさせてあげてもいいでちゅよ」
ここでは、幼児プレイの醍醐味である赤ちゃん言葉を大量に聴くことができます。
非催眠ではそこそこあるのですが
催眠で赤ちゃん言葉を使う作品はかなり珍しいと言えるでしょう。

「しーこしこ しーこしこ」
「ちゅーぱちゅぱ ちゅーぱちゅぱ」

ここでも擬音語が非常に多く使われており
催眠状態を維持する手助けをしています。

催眠パートでは適宜流れていたのが、エッチでは常に流れる感じになりますから
やはりこの音にどれだけ体を慣らせるかがカギになるのではないでしょうか。

また、これだけでは足りないと判断したのか
序盤のおちんちんを握るだけのシーンでは同時に脱力していったり
少女が本当のママになるシーンでは契約を結ぶなど
催眠音声らしくエッチシーンでも催眠要素が数多く含まれています。

長い作品だとどうしても催眠状態を維持しにくいので
こういった配慮はかなりありがたいですね。

「あったかくて 柔らかいママの手で 優しく手助けして お漏らしさせてあげる」
メインとなるオナニーシーンでは、最初自分の手で行った後
射精させずに一旦止めて、今度は自分のパンツを被せながら扱きます。
パンツの温もりをママの手とイメージして優しく刺激していきましょう。

そして、目の前にあるママのおっぱいにむしゃぶりつく。
ママがちょっぴり意地悪に振る舞うシーンもありますが
基本的にはあまあまな展開となっています。

「ほらいくよ だらしなーくお漏らしをして ママの子に 完全に生まれ変わりましょうね」
フィニッシュは勢いよく飛び出す射精ではなく
おしっこを出すように精液を垂れ流す「お漏らし」をすることになります。

カウントダウンではなく、幾重にも重なり合う音で〆ているのは
ある意味キャンドルマンさんらしいフィニッシュと言えるでしょう。



声を音として効果的に使用している作品
赤ちゃんプレイを題材にした普通の作品だろうと思って蓋を開けてみたら
かなり音モノに近い作風という印象を受けました。

とにかく擬音語をこれでもか、というくらいに多用していて
そのすべてに残響処理がされています。
エッチシーンではママのプレイに合わせて左右からそれが鳴るなど
意識させようとする意図を強く感じます。

催眠は絵本を読むだけの型破りな手法です。
ただ物語の中にきちんとキーワードが潜んでいて
それが何度も登場することで、聴き手に自然と刷り込まれていきます。
中級者以上なら催眠に入れるとは思いますが
やや特殊なため、初心者にはあまりお薦めしません。

エッチはママに優しく抱かれながら射精させてもらう典型的な幼児プレイです。
自分の心を一時的に開放し、幼児になってたっぷりと甘える。
そんな甘美な時間がゆっくりと流れていきます。

自分の親指をしゃぶらせるところなどは実にいいですね。
放尿シーンはありません。

総合的に見ると、声という「音」を中心に据えた良作です。
キャンドルマンさんの過去作が好きな方なら、まず安心して聴けるでしょう。
それくらいサークルさんらしさを感じました。

CV:椎那 天さん
総時間 3:02:11


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
完成度はそこまで高くないと思う。
催眠と解除パートが非常に長いのはなんとも…
人間の集中力の持続時間が平均で50~90分と言われていることから
1時間30分以内に収まる作品が理想じゃないかなと。

催眠マンション103号室

サークル「everestpeak」さんの催眠音声作品。

お姉さんのペットにされてしまうM寄りな展開ながらも
そのお姉さんがとても優しいため
ノーマル向けと言えてしまうほどに癒しに特化した作品です。

また、催眠部分がやや特殊な内容になっており
作中で催眠に関する簡単なレクチャーをお姉さんがしてくれます。
若干専門的な内容も登場しますので
催眠そのものをもっとよく知りたい方には丁度いい作品だと思います。



運動を主体としたやや珍しい催眠
催眠マンションの住人である麗奈のお部屋に招待されるお話。

「こんばんは 待ってたわ 私は麗奈 よろしくね」
麗奈は落ち着いた、穏やかな声の女性。
2人の関係や彼女の思惑など、詳しい部分はわかりませんが
主人公を催眠マンションへと案内するため、催眠をかけてくれます。

催眠導入はおよそ22分間。
楽な姿勢になり、軽く全身を脱力させた後
目を閉じて麗奈の言う色を瞼の裏にイメージしていきます。

そしてお次は彼女のカウントに合わせて、目線を左右に揺らしていく。
このように、本作品の催眠は目の運動に特化したやや珍しいタイプです。
目の運動を取り入れている作品はそこそこありますが
これをメインにしているものはちょっと記憶にありません。

目線を左右に揺らす運動は100カウント分行うことになりますから
実際やってみるとかなり疲れます。
大きく動かして真横を見ようとはせずに、軽くずらす程度にして
時折少し休みを入れながら行うのがいいでしょう。

「作曲などの創作活動は 脳がまだα寄りになっている 朝に行う方がいいの」
前半での疲れを考慮してか、後半は体を動かさずに
麗奈の催眠に関するお話を聞くことになります。

内容は自己暗示の方法とか、暗示にかかりやすくなるためにはどうするかとか
催眠音声を聴いている方にとっては興味になりそうなことを
やや理論的に教えてくれますから、知らない方にはいい勉強になると思います。
詳しい内容については体験版に全編の台本が入っていますので
そちらをご確認ください。

このように、なかなか面白いタイプの催眠が繰り広げられます。
麗奈の指示に従っていくシンプルな進め方ではありますが
ある程度被暗示性のある方が楽しめることを考えれば
やや中級者寄りの内容と私は考えます。



優しく優しくペットにしてくれる
エッチシーンは5パートに分かれており、合計で27分ほど。
プレイは相互愛撫とオナニーです。
効果音はありません。
セルフは有りになります。

「ねぇ 横になって 私に触らせて キミの体を」
マンションの7つある部屋の中から麗奈の部屋を選んだ主人公は
生まれたままの姿になって彼女の愛撫を受けることになります。

「疲れたでしょう? このままうつ伏せになって 私が癒してあ・げ・る」
麗奈の口調は催眠時と変わらずとても穏やかで
すべてを包みこんでくれるような彼女の柔らかい言葉を聴いていると
自然に心身が解きほぐされていくことでしょう。

「キミは今から 私のペット ご主人様に従うしもべ」
後半になるとなぜか彼女のペットにされる展開になるのですが
口調は変わりませんし、下僕ではなく愛玩動物のような扱いを受けるため
Mじゃないと聴けないわけではありません。

隷属させるのではなく、主人公に気持ちよくオナニーをしてもらうために
見栄とか羞恥心といった、心を縛るものから開放させるためにペットにしている感じです。

「よかったわね 望みが叶って」
麗奈は主人公の精液を胸に浴びせられてもちっとも怒りません。
射精後もゆったりとした気分に浸ることができるでしょう。



あまあまな癒し系作品
聴くと心身が癒される作品です。
エッチに若干M要素を含むプレイが登場しますが
全体に流れるゆったりとした雰囲気を覆すほどではありません。

「大丈夫だよ 欲望のままに 自分を曝け出しても」
プレイ中、麗奈はしきりに心を解き放つように促してきます。
そして、彼女はそんな主人公のすべてを受け止めてくれます。

射精シーンの題名が「開放」であることも考えると
心を開放すればするほど、より楽しめる作品なのではないでしょうか。
なかなか難しいこととは思いますが、聴く際は是非挑戦してみてください。

催眠は前半が動、後半が静と両極端な内容が一つになっています。
後半は明確な暗示をかけてくることはないものの
その穏やかな声を聴いていると、眠くなってくるかもしれません。
ただ、ある程度他の作品で場慣れしてから聴いた方が楽しめると思います。

エッチは抱き合ったり愛撫したりとプレイはソフト目
さらに喘ぎ声やちゅぱ音がほぼ無しと、かなり控えめな内容なのですが
挿し絵のお姉さんに後ろから密着されながら、おちんちんをいじってもらったり
股間の茂みから愛液を掬いだす様子をイメージできれば
それなりに興奮できるのではないでしょうか。

本作品の体験版は導入パートを丸々聴くことができます。
台本もありますし、判断材料が十分にあるのはありがたいですね。

CV:月宮怜さん
総時間 57:33


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

わんこ催眠

サークル「催眠日記」さんの催眠音声作品。

同サークルさんが無料で配布されている「わんわん催眠」の続編的な作品で
その名前の通り、主人公はお姉さんによって犬にされてしまいます。
調教モノで犬扱いされる作品はあっても
本当の犬にされるものはほとんどありません。

また、催眠はカウントダウンを中心に据え
それに様々な変化を加えているなど
聴き手を飽きさせないようにと工夫が凝らされています。



ちょっとした冒険をしながら犬へと変化
お姉さんに犬に変えられ、調教を受けるお話。

「久しぶり 私のこと 覚えているかな?」
お姉さんは穏やかで可愛い声の女性。
過去に2人は会っているらしく、そのためか
軽く挨拶をするとすぐ催眠を始めようとします。

催眠はおよそ24分間。
まずはお姉さんの提示する言葉に軽く意識を向けさせてから
自分がとても高い建物にいることをイメージします。

「ゆっくり降下します それに合わせて あなたの催眠深度も下へ 下へ」
そしてそこから地上へとゆっくり降りていく。
この様子をカウントダウンを交えながら進めていきます。

階段などを降りる感覚と、「落ちる」感覚を重ね合わせていくことで
聴き手にイメージのしやすい状況を与えてくれているのはありがたいですね。

本作品はカウントダウンを多用しており
かつそれぞれのカウントが変化に飛んでいるのが特徴です。

例えば最初の建物を降りるシーンですと
50から30までは、2カウントごとに短いセリフを交えてゆっくりと
30からは慣性がついたかのように、加速度的にカウントのペースを上げるなど
聴き手の混乱を誘い、心の隙を突いていこうとする意図が窺えます。

「私があなたを固定してあげる あなたの あるべき姿を決めてあげる」
後半の犬に変化するシーンも、カウントダウンを使って進められています。
1歩前進するごとに刻々と変化する様子を丁寧に描いており
催眠初心者でも十分イメージできるほどにわかりやすい内容と言えるでしょう。

イメージ中心の展開であることを考えて
中盤以外はとても具体的な表現が使われています。
また軽く冒険をするように進められていることから
催眠でありながら、物語を聴いているような話の流れも若干感じます。



お姉さんの声の温度差が興奮を誘う
エッチシーンはおよそ15分間。
プレイは犬としての躾け、オナニー、ご主人様の指を舐めると調教ならではのラインナップ。

効果音はありません。
セルフは有りになります。

「ほら ご主人様に挨拶 ワンって咆えなさい」
催眠によって犬へと変えられてしまった主人公は
お姉さん改めご主人様に、犬としてのマナーを叩き込まれます。

エッチシーンになるとお姉さんは一気に嗜虐的になり
人ではなく、獣を見るような見下した様子で接してくるようになります。

特に声の変化が際立っており
小さな子供に教えるような、不気味なほど優しい声を発していたかと思えば
命令するときは一気にトーンが下がって高圧的になります。

怒鳴りつけるような激しい口調ではないものの
まるで生ゴミを見るかのような、妙に無機質な声で語り掛けられるのは
Mの方には堪らないのではないでしょうか。

言葉そのものよりは言葉を言う際の雰囲気で責める
そんなちょっと変わったタイプの言葉責めと言えます。

「犬 命令よ あなたの尻尾を前足で掴んで オナニーしなさい」
メインとなるオナニーシーンは、ご主人様の指を舐めながら行います。

ここでは若干催眠要素を含んだ内容になっていますから
時間的に解けかけていそうな方でも
再び催眠の世界に戻ることができるでしょう。



柔らかく心をえぐってくる作品
前半のお姉さんと後半のご主人様の違いが際立っている所が、大変面白く感じました。

ご主人様の口調はそれほど厳しいわけでもありません。
その代わり、主人公を「犬」と呼び捨てにしたり
幼稚園児を相手にしているかのように、基本的な事をわざと言ってきたりと
目に見えて馬鹿にしているような態度を取ってきます。

そういう言葉以外の要素もひっくるめて聴いていると
何やらかわいそうなものとして見られているかのような
精神的なダメージが徐々に蓄積されていくような気がします。

そして、そんな劣等感がなぜか興奮へと変換されていく。
かなりM向けの作品と言えるでしょう。

催眠は脱力から深化まで、イメージを絡めたカウントダウン1本で行っています。
さらにちょっとしたフェイクが合間に組み込まれていますから
人によっては軽く気が動転するような感覚を味わえるでしょう。
既に2、3作聴いているのならば、初心者でも問題ないかなと。

エッチは人扱いされません。
「マゾ犬ペット化催眠2」よりプレイはソフトながらも
雰囲気は若干厳しいと思います。
見下されるのが好きな方には打ってつけの作品でしょう。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 43:42


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2019年4月28日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/79652292.html

Succubus Hypnosis Vol.01 -Wサキュバスの射畜催眠-

サークル「Es_Lab」さんの催眠音声作品。
かの有名な「朝倉催眠診療所」シリーズの完結後
新たに始まったシリーズの第一作目に当たります。

本作品はWサキュバスの名の通り、2人のキャラが登場し
「双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」のように
左右から別々の声で語り掛けてくるのが特徴です。

また、プレイの内容がオリジナリティに溢れているなど
催眠音声にしてはかなりエッチにも力が入れられており
「催眠もエッチも満足したい」という欲張りな方のニーズにも
十分に応えられるほどのクオリティを誇る点も魅力です。

本作品を聴く前に、以下の準備をしておくのがいいでしょう。
・手のひらにデオドラントスプレーやコロンなで匂いをつける。
・可能ならローションも適量手に垂らしておく。

今回はコミケ後に追加されたデータを織り交ぜた
フルバージョンでのレビューとなります。



お姉様と少女、タイプの違う2人のサキュバス
アリアとミリア、2人のサキュバスに精液を搾り取られるお話。

「わけあって お前様の精を搾りに来たのよ」
アリア(挿し絵左)は「~じゃ」が口癖の、やや重厚な声に落ち着いた口調の女性。
「濃厚で どろっどろの精液 沢山出しちゃおうね♪」
ミリア(挿し絵右)は普通な言葉遣いの、元気な声で軽いキャラの女の子。

2人はサキュバスのセオリーとして、男の精液を求めており
今回主人公に白羽の矢が立った、簡単に言えばそんな流れです。

この性格も声質もだいぶ違う2人の女性が
アリアは右、ミリアが左に位置を固定して、左右から別々に話しかけてきます。


立て続けに話したり、同じセリフを同時に言ったり、左右別々のセリフを発したりと
2人は割と思い思いに話しかけてきてくれますから
「双子」シリーズを知っている方は、それにかなり近いものを感じることでしょう。
私自身も聴き始めてすぐに「これは双子の再来かな?」と思いました。

催眠は5個のパートに分かれており、合計で21分30秒ほど。
軽く深呼吸をした後、まずは首を動かすようにとの指示を受けます。

「ぐるぐると 世界全体が回る お前の頭の中も一緒に ぐるぐる回る」
この運動をすると、平衡感覚を失ったかのような
頭の中がぐらぐらと揺れるような感覚を味わうかもしれません。
ただ、気持ち悪いのではなく何やら心地よい感覚がしてきます。

「深い場所へ 降りていけばいくほど 心が穏やかになって 心地いい」
その後は本格的に催眠の世界に入るために、意識を少しずつ沈めていきます。
かなり長めのカウントを取ってのオーソドックスな手法ですから
軽く疲れた体の筋肉を緩めながら、ゆったりとした気持ちで声に身を預けましょう。

催眠は意識してわかりやすい表現が使われているため
初心者でも問題なくついていけるでしょう。
上記以外にもいくつかの行程を挟みながら
ゆっくりと、少しずつ催眠にかけていく丁寧な作りです。



人形として操られる心地よさ
エッチシーンは2パートに分かれており、合計で38分ほど。
プレイはオナニーと疑似SEXになります。

エッチな効果音は流れません。
セルフは有りになります。

「じゃあ これから楽しい楽しい お人形さん遊びの 開始だよ」
様々な方法を使っての催眠で、頭がとろとろになった主人公に
ミリアのお尻の匂いを嗅ぎながら、オナニーをするよう命令してきます。

エッチシーンはイメージ重視、かつ腕を動かすシーンがあるなど
かなり独特な内容となっています。
冒頭に書いた準備がなぜ必要なのか、ここでわかることになるでしょう。

「わらわたちの操り人形であるお前は 命令一つで 精液垂れ流す家畜になる」
ここでは2人がややSっぽい一面を見せるようになり
アリアが何度も何度も寸止めの指示をしてくることになります。

一般的な調教のように、ただ「ストップ」と命令するのではなく
若干催眠に絡めての寸止めなところは珍しいかも。
催眠にかかっていた場合「止めなきゃ」と
本能が自然と体に働きかけてくるかもしれません。

プレイで特徴的なのはやはり疑似SEXでしょう。
こういった形のプレイは今まで聴いたことがありません。
もう少しだけ言うと、手をおまんこに見立てて
ミリアとのSEXをイメージしながらのセルフになります。

「ミリアのおまんこ もっと激しくかき回してぇ」
ミリアの喘ぎ声をたっぷりと聴ける点も外せません。
アリアは残念ながら喘ぎませんが
ミリアがサービスということで、甘い声で聴き手を興奮させてくれます。
ここまで喘いでくれる催眠音声は本当に久しぶりに聴きました。

このように、エッチ面でも創意工夫が凝らされており
かなりオリジナリティに溢れたプレイを聴くことができます。



シリーズ一作目にしてかなり完成度の高い作品
「朝倉」シリーズで培われた、サークルさんの持ち味である催眠はもちろん
エッチでも聴き手を十分に満足させてくれる質の高いプレイが楽しめます。
双方のバランスがかなり取れた良作という印象を受けました。

2人で語り掛ける双子方式を作風としてはいますが
双子のように声に意識を集中させるよりは
催眠の手法そのもので引きずり込んでいくように感じられます。
だから双子チックではあっても、やっぱり双子とは違うのかなと。

催眠は様々な手法を織り交ぜた、まさに正攻法と呼べる内容です。
聴くだけのタイプに比べれば、若干聴き手側にも努力が求められますが
それを考慮して非常にわかりやすく丁寧に進められています。

エッチはかなり面白いタイプのプレイですね。
2人にやんわりと罵られながらのオナニーですから
属性的にM向けではありますが
口調がかなり穏やかなためノーマル寄りでもいけるでしょう。

付属の冊子でエッチの詳しいやり方を図解付きで説明するなど
こちらも初心者に合わせた新設設計なのはありがたいです。

CV:東十条 真里亜さん
総時間 1:13:51(選択するオプションにより多少前後します)


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
声優さんについて調べてみましたが、これといった情報がありません。
ただ演技自体は非常にしっかりとしているため
プロの声優さんが別名義で演じられているものと思われます。

あと「そうじゃろ?」を何度も言うのは絶対に狙ってるだろ…

9月26日追記
DL販売の開始を受けて、ネタバレを含め記事を更新させていただきました。
また宣伝の意味も兼ねて、改めてトップに掲載させていただいております。


2018年6月30日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/76731751.html

ツンデレ女王様の強気な催眠隠語

サークル「ワイルドストロベリー」さんの催眠音声作品。
主に癒し系の音声作品を作られているサークルさんです。

本作品は「淫語」をタイトルに入れているだけあって
催眠音声でありながら、序盤からそれなりに淫語が飛び交います。
導入部から淫語が登場するのはなかなか珍しいかも。

また、登場する2人がご主人様と下僕でありながら
ご主人様がとてもとても優しいおかげで
かなり対等に近い甘めのエッチが繰り広げられます。



ご主人様の暇つぶしに
ご主人様であるエリザにオナニーをさせられるお話。

「聞こえているのか 私だ お前の主 エリザだ」
エリザはご主人様らしい、やや高圧的な声の女性。
今日はどうも寝つきが悪いらしく
彼女が眠くなるまでの暇つぶしとして、主人公で遊ぶことにします。

「ちんちん ちんちん ちんちん ちんちん ちんちん ちんちん ちんちん ちんちん」
本作品は催眠音声を称しているには珍しく、エリザが冒頭から淫語を連発してきます。

催眠をかけるにあたって
最初から相手を性的に興奮させることが効果的なのかはよくわかりませんが
あまり見たいタイプの作品と言えるでしょう。

催眠導入は2つのパートにまたがっており、合計で7分ほど。
目を閉じて軽く深呼吸をした後
エリザはある3つの約束を主人公に言い聞かせてくれます。

「お前は 私の声だけで感じろ お前は 私が声で犯す」
後半はちょっとしたイメージ誘導により両手の自由を奪ってから
彼女の声に耳を傾けることをひたすら促します。

以上で催眠と思われるシーンは終わりです。
詳しい感想などは総評に回すとして
なんといいますか、かなり奇抜な内容ではあります。



彼女の鼓動を、吐息を感じて
エッチシーンはおよそ32分間。
プレイは愛撫、手コキ、乳首責め、疑似SEX(オナニー)となります。
効果音は鳴る/鳴らないの選択が可能で
鳴る場合は手コキと乳首責めの際に若干リアルな音が流れます。

「ほら 感じろ すぐ横にいる私を」
興奮しているけど、手が動かなくてちんちんをいじれない
そんなもどかしい主人公のために
エリザが寄り添うほど近寄り、その細い指で彼の体を撫で始めます。

ここでは部分的にエリザの声のボリュームが右側に傾くため
彼女がすぐそばにいるかのような感覚が味わえるでしょう。
(バイノーラルではありません。)

エリザは主人公に接する態度自体に変化はないものの
ご主人様にしては非常に寛容な性格なのか
下僕のちんちんを自らの手で扱いてあげるなど、とても献身的に相手をしてくれます。

「こうか? こうやってしゅっしゅすればいいのか?」
また、主人公にちんちんの感じる場所の指示を求めるなど
エリザは性に対する未熟な一面も持ち合わせています。

こういった弱みを見せるご主人様はあまりいませんから
面白いキャラ設定だと思います。

「私の小さなおまんこだ お前のためにとっておいた
お前のちんちん専用のおまんこだ」

ラストの疑似SEXは形式こそ疑似ではありますが、プレイはSEXそのもの。
彼女に馬乗りにされながら、騎乗位の体勢で繋がっている様子が描かれています。
その甘い声を聴いているだけで、自然と興奮が高まることでしょう。

このように、主従の関係にありながら
さながら恋人同士であるかのような
とても甘い雰囲気のエッチを聴くことができます。



エロボイスとしてなら、な作品
催眠音声よりも、催眠的な要素の入ったボイスドラマに近い作品です。
催眠にかかることを目的としてはいないように思えます。

最初のエリザの声に注意を向けさせる部分までは良い展開だったのですが
その先で主人公の心を責めるようなシーンもなく、エッチに突入してしまいます。

エッチシーンでは、エロいイメージを呼び起こす部分はあっても
「私の言葉はお前の願望 私の言葉に従うのは幸せ」みたいな
心を縛り付ける類の暗示はほぼ登場しません。

一方エロの方はというと、ご主人様が下僕に奉仕する時点で珍しいと言えます。
所詮は幻想、かりそめの関係にすぎないのはわかっているのですが
プレイ中のエリザの声はとても穏やかで
一時的にせよ彼女の恋人気分を味わえるでしょう。

時間に余裕があるおかげで、展開もかなりゆっくりとしたペースです。
淫語は標準よりやや多いくらいには登場します。
属性的にはノーマルに近いMでしょうか。
私はそこまで悪いとは思いません。

総合的に見ると、エロボイスとしてなら十分に良い作品ではないかなと。
そちらなら6点くらいの内容だと思います。
ただサークルさんが催眠音声と言われている以上
催眠音声として考え、以下の点数とさせていただきました。

CV:椎那 天さん
総時間 54:18


オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

Parasite ~寄生概念~

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。

「Mの素養がある人を、本当のマゾ豚に変えてしまおう」
そんな「Mへの開花」が作品のテーマとなっています。

本作品はM向けであることには間違いないのですが
最初はお姉さんが主人公をあくまでノーマルとして扱い
少しずつ心を解放させ、そして後戻りができないように追い込む。
そんな順を追うような展開が持ち味です。

また、同じテーマの作品である「ヒプノスレーブ ~Mへの覚醒~」のように
力技でMに変えるのではなく、最終的な判断を主人公に委ねているなど
割とソフトな路線のため、比較的万人向けである点も特徴と言えます。



「マゾになりたい」願望を叶えるために
お姉さんにマゾ豚に変えられ、終わりのないオナニーをさせられるお話。

「歓迎するね ところで 君は今 何回目?」
お姉さんは淡々とした口調で語り掛けてくる、落ち着いた声の女性。

人の心の奥深くに潜む願望を察知することに長けており
今回は主人公の「マゾになりたい」という願望を
催眠によって叶えてあげることにします。

催眠は2つのパートに分かれており、合計すると26分間。
前半は暗示にかかりやすくするための準備運動として
深呼吸をしたり、簡単なストレッチをすることで心と体をほぐしていきます。

「ふわふわとした気持ちよさが どんどん高まっていく そんな気がする」
深呼吸に合わせて体を動かす合間にも
お姉さんは平易な言葉を使って、きちんとイメージも植え付けてくれます。

やってることは本当に単純なのですが
お姉さんの声が加わっているおかげか
私はここだけで意識がぼんやりとしてしまいました。

後半は暗示によってマゾの本性を開花させていく流れになります。

「君は本当は心の奥底では 今よりもっとひどいマゾに堕ちることを 望んでいるから」
ここではお姉さんが囁き声で話すようになり
作品タイトルの通り、彼女が頭の中に寄生しているかのように
耳元で意識の変化を促すような暗示をかけてくれます。

催眠の段階では、主人公はマゾではなく一般人として扱われるため
お姉さんが見下したりせず、普通に向き合ってくれるのがポイントです。
この部分に関しては万人向けと言えるでしょう。
もちろん、初心者が聴いても十分に催眠に入れる内容だと思います。



「絶対に射精させない」強い意志を感じる寸止め
エッチシーンはおよそ34分、こちらも2つのパートに分かれています。
プレイは寸止めオナニーのみとなります。

効果音はありません。
セルフは有りになります。

「肉欲の虜になった 自分の姿 現実になるのは もうすぐ」
マゾになるための心の準備を完了した後は
彼女の目の前でオナニーをすることで、より完全なマゾ豚を目指すことになります。

ここで一般的なM向け作品と決定的に違うのは
彼女はあくまでマゾ豚になるための手助けをするだけで
最終的に主人公がそうなるかどうかは、彼自身に決めさせていることです。


「少しずつだけつまみ食いして すぐやめればいいだけ」
もちろん彼女の目的はわかりきってますから
焚き付けることで少しずつ前に進めようとはしてきます。

甘美な味をちょっとずつ覚えさせていき、後戻りできないように誘導していく。
そんな巧妙なやり取りをここでは聴くことができます。

「よくできました マ・ゾ・ぶ・た・くーん」
マゾ豚になることが決まった後は、彼女の態度が一気にSっぽくなり
彼女の声に従っての寸止め地獄が繰り広げられます。

ここでは本当に何度も何度も何度も何度も寸止めを行います。
寸止めとしては長めの時間が取られていますから
途中での暴発に注意しながらなんとか完遂してみてください。

このようにエッチシーンは前半ソフト、後半ハードと
メリハリのあるプレイが楽しめるのが特徴的と言えるでしょう。



こっそりと巧妙にMへと導いてくれる作品
お姉さんの巧妙な駆け引きによって、いつの間にかマゾの道へと引きずり込まれていく。
そんな流れるようなやり取りを聴くことができる、珍しい催眠音声です。

「君は救いようのないマゾ豚 気持ちわる-い 最低だね」
マゾ豚に成り下がった主人公に対して
お姉さんが言葉責めをするシーンがあるものの
言葉はともかく口調はかなりソフトなため、心が激しく傷つくことはまずありません。
ノーマル寄りの方でも聴ける作品だと思います。

催眠は至ってシンプルで、指示や暗示の内容もわかりやすく
初心者から上級者まで、誰にでも聴ける親切設計です。
このへんはいくつもの名作を生み出しているサークルさんですから
まったく問題はありません。

エッチは淫語の登場数がやや少ないことを考えると
僅かでもMの素養があった方がより楽しめるでしょう。
あと寸止めシーンでは、若干痛みを伴うことになりますのでご注意ください。
(金的ではありません。)

本作品は寸止めを完遂した方は「グッドエンド」
暴発してしまった方は「お漏らし嘲笑」という、それぞれ専用のパートが用意されています。

内容的にそこまで大きな違いはありませんが
最後の雰囲気づくりということで
結果に即したパートをどちらか選んで聴いてみてください。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 1:07:13(共通パート) 2:01(グッドエンド) 2:27(お漏らし嘲笑)


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2016年5月21日追記
再レビューを公開しました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/60187144.html

強制絶頂催眠~彼女のおもちゃ~

サークル「びおらんて」さんの催眠音声作品。
最近発売された同サークルさんの処女作になります。

催眠では久々の新規参入ということで
おそらく気になっていた方もいるのではないでしょうか。

この前のコミケでツクール製のRPGを出されていますが
音声作品はこれがまったくの初めてのようですし
色々と謎の多いサークルさんではあります。

本作品はお姉さんの人形として、命令に合わせて体を動かされてしまう
心身の支配がテーマの作品です。

途中で2か所ほどルート分岐があったり、ドライとセルフ両方での絶頂を味わえたりと
割と挑戦的な部分を見せる一方で、催眠については手堅く作られており
全体としてはかなり初心者向けの内容になっています。



カウントダウン主体の丁寧な脱力
お姉さんに催眠で人形にされ、体を操られてしまうお話。

「私に会いに来たってことは もう何するかわかってるんだよね?」
お姉さんはねっとりとした口調の女性。
「命令されてエッチな事をしたい」そんな願望を抱く主人公のために
催眠を使ってまず体の自由を奪うことにします。

催眠は3つのパートに分かれており、合計すると24分ほど。
最初はいつもの深呼吸と脱力からスタートします。

本作品は全編を通じてカウントダウンを中心に進められています。

特に脱力シーンでは、体を大きく足・手・頭の3箇所に分けて
1カウントごとにセリフを交えながら数え下ろしていく
これを10分かけて行うことから、かなり丁寧な運びと言えるでしょう。

「力が抜けていくのを感じる まるで風船に開いた小さな穴から 空気が抜けていくみたいに」
暗示も意識してそうしたのかはわかりませんが
具体的な表現を持ち出していることが多いため
まだ経験の浅い方にはわかりやすくて良いと思います。

「真っ白 もう真っ白 何もない」
体を空っぽにした後は心の支配です。
こちらもカウントダウンをしながら意識を沈めていく感じで
人によっては自然に体が動くことがあるかもしれません。

このように、かなりオーソドックスに作られています。
作品としてのオリジナリティにはやや欠けるものの
それだけに安心して聴けるため、やはり初心者向けかなと。



乳首とおちんちんの同時責め
エッチシーンは2パート12分。
プレイは言葉による絶頂とオナニーになります。

効果音はありません。
セルフは有りになります。

「今のあなたの体はとっても敏感 そこに私が 特別な刺激を与えてあげる」
心身を空っぽにされ、文字通り操り人形と化した主人公は
お姉さんの2種類の責めによって、いつもとは違った快楽を味わうことになります。

ドライはカウントアップに合わせて快感を増幅させていきます。
ちょっとしたフェイントも絡めることで
複数回の絶頂シーンが用意されているのはいいですね。
時間が4分と短いのと、カウント数がやや大きいため基本的にはこれだけです。

「すっかりいやらしくなった あなたの体に 今度は直接刺激を与えていきましょうか」
セルフは指で擦ったり、つまんでぎゅっとするなど
乳首に対する責めが登場するのが特徴です。
おちんちんをいじる際にも、乳首への刺激を命令されますから
乳首を開発済みの方にはうってつけのメニューではないでしょうか。



催眠音声としては完成度に難のある作品
催眠部分がそれなりにしっかりしている作品です。
奇抜な発想は極力排し、できるだけ催眠にかかりやすいよう
ストレートかつ丁寧に進められています。

ただ、そうであるが故に「この作品ならでは」の部分を
私には見出すことができませんでした。

カウントダウンが特徴と言われればそうなのですが
それならカウントのリズムを変えたり、止めたり、逆に進めたりと
ちょっとした変化も欲しかったかなと。

1作品目として十分なクオリティだと思います。
この先どういった方向性を見せてくれるのかに期待したいですね。

エッチはM向けのシチュながら、お姉さんの口調が終始穏やかだったり
これといった言葉責めが無いためかなりノーマル寄りです。
純粋なMにはおそらく物足りないでしょう。

CV:雨月紅羽さん
総時間 42:12(選択する音声により多少前後します)

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

追記
ヒプノマルチボイスあたりと比べると
作品説明にある「至近距離で感じるリアルな息づかい」も残念ながら。
囁き声も特には無かったような…

↑このページのトップヘ