同人音声の部屋

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タグ:現代催眠

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サークル「Hypnotic_Yanh」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、声も態度も穏やかなお姉さんが
催眠を使ってメスに堕ちる喜びをゆっくりじっくり教えます。

ほぼ全編が暗示やイメージで構成されてる重厚な作りが魅力で
前半はメス堕ちに関する色んなお話をしながらリラックスと深化を進め
後半はメスになった自分をイメージしたり、男たちにご奉仕する様子を語って快感と幸福感を与えます。
今回は絶頂あり・解除ありを聴いてのレビューをお送りします。

本作品の発売とほぼ同じタイミングでサークルさんのXアカウントが凍結されました。
現在は以下のアカウントで情報を発信してますから
興味がある方は是非チェックやフォローをしてみてください。
https://x.com/yanh998hyp
聴けば聴くほどメス堕ちが進む音声
お姉さんに催眠をかけられメスになりきるお話。

「この音声を最後まで聞いてしまったら、あなたは完全に、メスに堕ちてしまう」
お姉さんは上品で穏やかな声の女性。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
横になって目を閉じ脱力するように言います。

本作品はメス堕ち願望がある人はもちろん、そうじゃない人にもその魅力を教えることを目的に
彼女がおよそ60分に渡って催眠をかけたり独特なエッチをします。
販売ページのジャンルに「性転換(TS)」が入ってますけど女体化する描写は特になく
男の体のままメスに堕ちる快感や幸福感を味わわせます。
心だけをメスに変えるという意味で入れてるのだと思います。

「そう、この声は、あなたの疲れた心を、癒してくれます。あなたの心の隙間に入り込み、穏やかに、穏やかに落ち着かせます」
序盤は彼女の声や言葉に対して良い印象を与える
中盤はメスに堕ちるメリットを教えたりそうなった自分をイメージする
終盤は3人の男にご奉仕して精液を浴びる、と一歩ずつ前進する形で進めます。
販売ページにも書いてあるように、ほぼ全編でメス堕ちの暗示を入れる非常に尖った作りです。
催眠特有の心地よさも強めに味わえるのでリフレッシュ効果もあります。

催眠のかけ方は割と独特です。
普通に会話するような言い回しでリラックス、深化、メス化の暗示を入れます。
催眠をよく知らない人が聴いたら「これ本当に催眠かけてるの?」と思うかもしれません。
しかし実際は現代催眠のテクニックが数多く使われてます。

Hypnotic_Yanhさんの場合、催眠の冒頭と終盤は古典でその間に現代を入れることがあるのですが
今作はほぼずっと現代式のアプローチをするので聴き心地が普段と違います。
私が聴いた時は早い段階から意識がぼやけてきて、その後は脳がとろとろになった感覚が味わえました。
シチュで気持ちよくすることを強く意識しており、幸せイキが味わいやすい作品だと思います。

また製品版には全部で4つの構成がありまして
絶頂あり・解除あり、絶頂あり・睡眠移行
絶頂なし・解除あり、絶頂なし・睡眠移行の中からどれかひとつを選びます。

今回紹介する絶頂あり・解除ありは他の催眠音声とほぼ同じスタンダードな内容です。
絶頂あり・睡眠移行は暗示を敢えて残したまま眠りにつきます。
そして絶頂なしは絶頂シーンを省略してメス化だけやります。
初回は無難な構成を聴いて、2回目以降は他のに挑戦するのがいいでしょう。
繰り返し聴きやすくするために最長でも60分にまとめてます。
会話と暗示を組み合わせて落とす催眠
催眠はおよそ25分間。
楽な姿勢で目を瞑り、まずはお姉さんの話に耳を傾けます。

「ぼんやりと私の声を聴いていると、あなたの閉じた瞼の裏側に、さまざまなイメージが、浮かんでくるかも、知れませんし、逆に暗闇が、あなたを覆っていくように感じるかも、知れません」
まだ始まったばかりなので彼女もメス堕ちを絡めず
自分の声や言葉に対して興味を持たせるアプローチをかけます。
セリフを無理に全部聴く必要はないと言ったり、声を聴くほど心が落ち着くことを教えます。
実際のところいい声をしてるので嫌な印象を抱く人はいないでしょう。
メス堕ちだけを見据えてるから進度は遅めにして少しずつ確実に作り変えます。

「あらゆる人権と、尊厳を放棄し、お相手にご奉仕し、お相手を気持ち良くするだけの存在。そしてそのことに、圧倒的な幸福感をおぼえてしまう、それが、メス、メスなんです」
開始から10分くらい経つとメス堕ちに関する話題が増えてきます。
そもそもメスとは何か、メス堕ちするとはどういうことかなど基本的な説明から入り
その結果得るものと失うものを両方教えて彼を納得させます。
そしてこれらの中にある動作を挟んで聴き手の心を前向きにします。

詳細は伏せますが押しつけがましさをなくす効果も見込めるので
本作品のテーマと相性が良い要素だと思います。
誰でもできる簡単なことですから実際にやってみるといいでしょう。

「あなたはもう、ずっとメスのままなんです。犯す側ではなく、犯される側、気持ちよくなる権利を放棄して、お相手の快感にご奉仕するだけ」
そして終盤は本作品の売りである「不可逆性」について話します。
音声を聴いた後もメス化は進み、それはさらなる快感や幸福感を生むことを教えます。
催眠は誰でも時間が経てば解けますから、本当にずっと効果が続くわけではありません。
でも聴き手自身がそれを望めば視聴後もある程度は残り続けます。
彼女が無理矢理そうさせるのではなく、彼が自分で選択できる環境を作ります。

メス堕ちに関するお話をしながら暗示を入れる独特な催眠です。
彼女の声やメス堕ちに対する興味や関心を膨らませることを目的に
序盤は声に集中しやすくする暗示、中盤はある動作を交えたメス堕ちの話
終盤はメスに堕ちた場合どうなるかや視聴後のことを話します。

他の催眠音声でよく見る深呼吸して、脱力して、カウントを数えるみたいな構造ではありません。
催眠っぽさをぼかしながら暗示を忍ばせるやや遠回しなアプローチをかけます。
現代催眠を真面目に解説する場合、文節単位でテクニックや意図を説明する必要があるので
本レビューでは大まかな流れや特徴に絞って紹介しました。
この記事を書いてる今でも意識が多少ぼやけてるから結構強力な催眠だと思います。
イメージを駆使してもっとメスに堕とすエッチ
エッチシーンは29分間。
プレイはメスになった自分のイメージ、メス堕ちの契約、男たちにご奉仕するイメージ(フェラ、手コキ、男たちのオナニー)です。

射精の際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありません。

「お相手がどんな性別であっても、気持ちよくして差し上げる、それがあなたにとって最高の幸せになります。お相手を、気持ち良くする、気持ちよくなってもらう、それだけで、あなたは興奮し、頭の中が真っ白になってしまいます」
重厚な催眠で主人公のメス化をある程度進めたお姉さんは
具体的なイメージを絡めてよりリアルな快感を味わわせます。

エッチは体への刺激を一切与えず言葉とイメージでイかせます。
最初の18分間はメス化のさらなる促進と仕上げ。
おちんちんが欲しくなる暗示を入れたり、メス化した自分がどういう姿や気持ちになるか話します。
そして最後に催眠パートでも登場した動作と絡めてメスになりきります。

「鼻先に突き出され、顔や体に密着してくる、熱い肉棒、そこから漏れ出す匂い、そういうものに、あなたはさらに、さらに発情し、それをいとおしく思えてくるんです」
ホモでもない限り男の体で他人のおちんちんを欲しがることはないはずです。
だから彼女はそういう気分にしてメスに堕ちつつあることを実感させます。
このへんも暗示を駆使してやるから押しつけがましさはありません。
快感や幸福感といったメリットと引き換えにそうするのが大きいです。

次の11分間はその成果を確かめるシーン。
別の場所で挿し絵のような牛柄のビキニを着た自分が
3人の男に優しく責められる様子を主観視点で楽しみます。

「こうやって、お相手達を気持ちよくさせているだけで、あなたも気持ちよくなっていく。三人同時だから、あなたの快感も三倍ですよ」
ここも男たちにご奉仕してる自分に陶酔するアプローチをかけます。
プレイは手コキとフェラだけでアナルSEXはやりません。
ただし最後に彼らの精液をぶっかけられながらドライ絶頂します。
聴き手側が射精することはないのでご注意ください。

このように、メス化をさらに進めてから実戦に移るテーマ性の強いエッチが繰り広げられてます。
メス堕ちをとことん追求してるシチュ重視の作品
ほぼすべての時間を使ってメス堕ちを進めていくM向けの作品です。

お姉さんは男の体のままメスに堕ちる快感を味わわせようと
まずは総時間の約半分を使ってそれを絡めた会話調の催眠をかけます。
そしてエッチは実際にメスになった自分をイメージしたり
3人の男たちにご奉仕する様子を描いて恍惚感や幸福感を与えます。

穏やかなお姉さんが催眠を使ってゆっくりじっくりメス堕ちさせるシチュ
一般的な誘導とは違う形で深化させたりメス堕ちへの興味を引く催眠
物理的な快感は与えず暗示とイメージを組み合わせてイかせるエッチ。
アブノーマルな内容ですけど暗さや重さは特にない和やかな作品に仕上がってます。

中でも催眠はサークルさんが得意なスタイルを貫いてて個性が強く
エッチも催眠色をかなり強くして実際にメス堕ちした気分を膨らませます。
シチュで気持ちよくする意味合いが強いから純粋なエロさはそんなに高くありません。
自分に酔いしれて絶頂するイメージ主体のサービスになってます。

ものすごく重厚なリードをしますから、これなら確かにノンケでもメスの魅力に気付けるかもしれません。
2桁回数イキまくる普段のサークルさんとは違い絶頂シーンも少ないです。
体よりも心を責める作品だからこうしたのでしょう。

絶頂シーンは1回。
淫語それなり、くちゅ音ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえてサークルさんでは17本目の満点とさせていただきました。

CV:恋鈴桃歌さん
総時間 絶頂あり・解除あり…59:57 絶頂あり・睡眠移行…1:01:02
絶頂なし・解除あり…49:40 絶頂なし・睡眠移行…50:44

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
2026年9月18日まで20%OFFの880円で販売されてます。



「人生舐めてる先輩の恋ドレイ化マインドコントロール(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「04.人生舐めてる先輩の恋ドレイ化マインドコントロール」のエッチシーンの様子を中心に紹介します。
初体験と引き換えに心を絡め取るエッチ
エッチシーンは60分間。
プレイはキス(唇と耳)、好き好き連呼(するのは聴き手)、乳輪を撫でる、乳首オナニー、SEX(騎乗位)です。

SEXの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありです。

「いい子へのご褒美はぁ 甘いキス」
重厚な催眠で主人公の心と体をとろとろにした先輩は
ご主人様と奴隷の関係になる見返りに甘いキスをプレゼントします。

エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の40分間はアブノーマルなやり方で主従関係を定着させるシーン。
唇と耳へのソフトなキス、乳輪撫で&乳首オナニー、前立腺への刺激と
後になるほど同時にやるプレイを増やしながら何度もドライ絶頂へ追い込みます。

「キスで告白遮られて だけど 胸がきゅって切なくて キスのたびに 脳がイキそうになる」
彼女は彼が自分に強い好意を持ってることを知ってますから
キスという飴をあげるのと同時に従う喜びも教えます。
ちゅぱ音は左右中央のどれかで軽く鳴らす程度ですけら
純粋なエロさよりもシチュと技術で気持ちよくする意味合いが強いです。
タイトルの「恋ドレイ」に合わせてエッチが進むほど彼女のことがより好きになるよう誘導します。

ちなみに前編でよくやってた質問は頻度が一気に下がります。
だから一般的な調教に近い内容かなと。
でもキスや甘い言葉で心酔させるところは独特で多少の甘さも感じます。

「乳首をいじっただけで 前立腺が痺れて 脳がイっちゃう!」
乳首と前立腺についてはどちらも刺激が弱めです。
前者は乳輪撫でが基本でカウントダウンに合わせて絶頂する時だけ乳首をいじります。
後者はPC筋トレーニングみたいにどこかを動かすのではなく意識を向けます。
乳首イキじゃなく脳イキを目指しますから、乳首の開発度合いはあまり影響しないと見てます。
私が聴いた時も脳のほうがずっと気持ちよかったです。

終盤の20分間は童貞の彼に忘れられない思い出を刻み付けるシーン。
先ほどよりもずっと濃厚なベロチューをしてから騎乗位で繋がり
後になるほどピストンの速度を上げて幸せな絶頂に導きます。

「初めての人は 人生でたった1人 特に男にとって その相手は特別な存在になる」
彼にとってこのプレイは童貞を卒業できるご褒美なのと同時に
これからずっと彼女のことを忘れられなくなる呪いの効果も持ってます。
といってもやることは割とノーマルな筆おろしですから暗さや重さは特に感じません。
彼女も「このシーンだけは恋人になってあげる」と言って彼と一緒に楽しみます。
F・A・Sさんの作品で本番があるのは珍しいなと。

またSEX中はバックで彼女の喘ぎ声が流れます。(乱れっぷりは控えめ)
ピストン音も後になるほど激しくなっててなかなかエロいです。
同時に彼女も話しますから声や音の密度が高いプレイです。
体験版2番目の終盤を聴けばどんな感じかわかっていただけると思います。

このように、焦らすプレイと優しいプレイを組み合わせた比較的ソフトな調教が繰り広げられてます。
心をたっぷり染め上げてくれる作品
先輩に対する好意や恍惚感を強めに感じながらイケるややM向けの作品です。

先輩は職場の後輩で自分に強い好意を持ってる主人公を従順な恋奴隷にしようと
遊園地デートを楽しんでから宿泊先のホテルで質問形式の催眠をかけます。
そしてエッチは乳首や脳を重点的に責めるプレイ→筆おろしSEXと繋ぎ
その中で彼女のことをもっと好きになるアプローチをかけて主従関係を定着させます。

怠け者で男を手玉に取るのが得意なお姉さんが後輩の男性を優しく調教するシチュ
音を使ったレクリエーションやドラマパートで癒しと没入感を十分に与えてから
古典催眠と現代催眠の技法を組み合わせて徐々に落とす個性的で高度な催眠
彼女の言いなりになる代わりに連続ドライ絶頂や童貞卒業を応援する飴と鞭を組み合わせたエッチ。
悪い女性に弄ばれる快感を普段よりも柔らかいタッチで味わわせます。

中でも催眠は様々な質問をしながらリラックスと深化を促すスタイルが面白いですし
長めのドラマパートもあるおかげで彼女のキャラや物語の雰囲気を掴みやすいです。
今作は恋奴隷がテーマになってますから、相手の存在が鮮明になるほどそれを実感しやすくなります。
エッチは序盤から中盤はいつものサークルさんに近い内容ですが
終盤の筆おろしSEXは珍しい試みで新鮮味を感じます。

総時間がかなり長いことを気にかける人がいるかもしれません。
でも02のマインドフルネス瞑想と、03のドラマパートは初回だけ必聴になります。
2回目以降は省略可能なので2時間弱まで短縮できます。

絶頂シーンは9回。
淫語とちゅぱ音それなり、くちゅ音と喘ぎ声そこそこです。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:野上菜月さん
総時間 2:44:53

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

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サークル「F・A・S」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、同じ職場で教育係をしてる気さくなお姉さんが
入社したばかりの新人君に催眠を交えたエッチなご褒美をあげます。

事前に長めのドラマパートを挟んだり、色んな質問をする形で催眠状態を深めるなど
普段のサークルさんとは違うやり方で快感と没入感を与えます。

総時間が165分もあるので前編(01~04の催眠)、後編(04のエッチ)の2回に分けてお送りします。
男の扱いが上手い先輩と
職場の先輩とデートして催眠をかけられたりエッチするお話。

「作品を聴く前に まずは 音を深く感じるための訓練をしましょう」
お姉さんは上品で穏やかな声の女性。
音声を聴く際の注意事項や環境について説明すると
本編をより楽しめるようになるレクリエーションを始めます。

本作品は職場の男たちを巧みに誘惑して自分の仕事を楽にしてる彼女が
新入社員で現在教育中の彼におよそ160分間の濃厚なサービスをします。
彼が歓迎会の幹事をする見返りにデートする約束をするところから始まり
遊園地→ホテルと移動して彼女にお世話される様子をゆっくりじっくり描きます。

全編を通じて言える特徴はふたつ。
ドラマ性を重視した作りになってること、質問するシーンをいくつも用意してることです。

先輩「へぇ 今朝のミーティング メモ取っといてくれたんだ これ? えへへ よしよし サンキュー」
前者は本編に入る前に30分程度のドラマパートがありまして
そこでは2人が職場やデート先で色んな話をする様子を和やかに描きます。
催眠の技術と言える要素もありますけど、基本的には通常の会話で雰囲気作りの意味合いが強いです。
彼や男性社員に仕事を任せる代わりにご褒美をあげるシーンもあって男の扱いに慣れてるのがわかります。

しかし性格は終始明るくて色々サービスもしてくれるから悪女と言うほどではありません。
今回のデートも普通に楽しんでますし、良くも悪くもマイペースな性格なのだと思います。
F・A・Sさんの過去作に出てくるキャラと比べたら結構優しいキャラですね。

「君は私のことが好き そうだよね?」
後者は彼の心情や性癖を確認するために様々な質問を投げかけます。
「はい」か「いいえ」で答えるように言われますが
ほとんどは「はい」と答えられる内容になってて難しく考える必要はありません。
催眠の終盤では質問に答えるほど深化する暗示を入れるなど、本作品における大事な要素になってます。

販売ページの説明文に書いてあるので先に言ってしまうと
これは現代催眠で使われてるイエスセットという技法です。
闇雲に質問してるわけじゃなく、それを通じて聴き手の無意識をコントロールすることを見据えてます。
癒しのトレーニングと綿密なドラマ
1分程度の説明をした後から始まる「02.深く音を感じるためのレクリエーション(約18分)」は準備。
楽な姿勢で目を瞑り、お姉さんが鳴らす色んな音に意識を向けます。

「水滴の音だけに集中していると 他の音が 少し遠くで鳴っているように 感じたかもしれないし 水滴の音だけが 近く感じたかもしれない」
水滴、鳥の声、焚火の音など癒しを感じる音が多く
それらを同時に流しながらひとつに集中するのを繰り返します。
サークルさんがこのところ毎回取り入れてるマインドフルネス瞑想です。
これ単体でも効果があるので暇な時間にやってみるといいリフレッシュになるでしょう。

続く「03.ドラマパート(約30分)」は先輩に催眠をかけてもらうまでの経緯を描くシーン。
遅れて出社した彼女が主人公と色んな雑談をするところから始まり
彼が手配した飲み会でデートの約束をしてから遊園地やホテルに行きます。
ちなみにここから解除音声の終了まで雰囲気に合った音楽が流れます(シーンごとに変えてて曲の種類も多いです)。

「もし片付けもやっといてくれたら 君がいつもちらちら見てるこのおっぱい ちょっとだけ触らしてあげよっかな」
彼女は彼が童貞なことを既に見抜いており
雑用をお願いする代わりにちょっぴりエッチなご褒美をあげます。
飲み会も本当は彼女が幹事をする予定だったそうですから
大変な思いをさせる(鞭)のと、それに対する見返り(飴)を組み合わせて上手に手懐けます。

「私の香水の匂い 落ち着く?」
そしてパートの後半では本作品の特徴である質問が登場します。
香水の匂い、女性と密着するのは初めてかなど当たり障りのないところから始まり
後になるほど踏み込んだ内容に切り替えて少しずつ自分の言いなりにします。

多額のお金を貢ぐとか、破滅的なことをさせるみたいなひどいものはありません。
この後から始まる催眠やエッチをより楽しむための環境作りをします。
古典と現代を組み合わせた催眠
本格的な催眠はおよそ38分間。
冒頭に4分くらい質問してから深呼吸と脱力で心身をリラックスさせ
さらにカウントを交えた別の質問で催眠状態を深めます。

「口全体が弛緩したから 頬も緩んでくる 顔の筋肉がリラックスして だんだんと 表情が微笑みに変わってくる」
脱力は足のつま先から始まって膝、太もも、腰と全身を下から上へ流すように行います。
そしてこれらひとつひとつで「力が抜ける」などの暗示を丁寧に入れて少しずつ確実に伝えます。
マインドフルネス瞑想やドラマパートの効果も相まって結構な重さを感じました。
古典催眠と現代催眠の技法を組み合わせてスムーズに落とします。

「催眠状態で指示されたら もっと気持ちよさそうだね?」
脱力の後から始まる質問は催眠により入りやすくすることを見据えた内容。
1カウント毎に別の質問を投げかけ、それらすべてに「はい」と答えて彼女の言葉を受け入れます。
0を宣言した直後に追い込み暗示を入れますし、このへんから意識のぼやけも強くなります。

シーン後半の18分間はさらなる深化とエッチに向けた仕込み。
ふたつのキーワードを設定してから今までと違う質問をいくつも行い
それと並行して深化の暗示も入れて心地いい感覚を強化します。

「君は私の 『○○』が大好き 言われると また深い催眠にすーっと落ちるの」
「私に童貞を奪って欲しいって ずっと思ってたってこと?」

質問という行為そのものを起点に深化させるのが面白いですね。
ふたつのキーワードに違う効果を持たせて先ほどとは違う落とし方をします。
また質問は後になるほどエッチな話題が多くなります。
彼女に自分の性癖をさらけ出すマゾの快感も味わえるでしょう。

どちらかと言えばリラックスよりも深化に力を入れてるテーマ性の強い催眠です。
先輩に対して己の欲望を素直にさらけ出せるようにすることを目的に
軽い質問と深呼吸から入って分割弛緩法、カウントと質問を組み合わせた最初の深化
ふたつのキーワードを絡めた質問によるさらなる深化と進めます。

事前のマインドフルネス瞑想やドラマパートのおかげで
本編を聴き始める頃には集中力や没入感が十分に高まってるはずです。
だから深化を厚めにしてより深いところまで入れるようにしたのでしょう。
体の脱力を入念にやるからリラックスも特に問題ないと見てます。

古典催眠と現代催眠のハイブリッド型になってるのも良いですね。
技術的に上手く融合させてるから個性を出しつつ効果も出る催眠に仕上がってます。
質問形式の誘導は他だと.␣[Dot-Space]さんの「[Enquete]」くらいしかないのでかなり珍しいです。

後編へ続く…。
「人生舐めてる先輩の恋ドレイ化マインドコントロール(後編)」

CV:野上菜月さん
総時間 2:44:53


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サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第100回目は声も態度も穏やかなお姉さんが
変わった催眠とセルフ系のエッチで心地よさともどかしい快感を与えます。

現代催眠の技法を主軸にしたアプローチをするのが魅力で
「力が抜ける」などのストレートな暗示を入れない代わりに
具体例を交えて催眠に入った時の感覚を呼び起こすようにリードします。
エッチも催眠重視の内容ですからぽわぽわした感覚に浸りながら抜けるでしょう。
短い時間で催眠の心地よさを
お姉さんに催眠をかけられ寸止めオナニーするお話。

「こんばんは この催眠音声を聴いていると 自分の体に変化が起きるかもしれません」
お姉さんは丁寧語で話す可愛い声の女性。
自己紹介や背景説明といった前置きは省略し
主人公にこの音声を聴いたらどういう体験ができるか教えます。

本作品は体を操られる感覚を味わいながら射精を目指すことを目的に
彼女がおよそ20分に渡って催眠をかけたりセルフ系のエッチをします。
総時間が短いので音声開始から1分後には早速催眠を始め
様々な技法を駆使して後になるほど意識のぼやけを強くします。

「ゆっくり入る人もいれば 一気に 深いところまでいく人 普通の状態と 催眠状態との切り替わりが はっきりわかる人もいれば 気づいたら 催眠状態だった、という人 あなたは どんな入り方かしら?」
最大の特徴は現代催眠寄りのアプローチをすること。
一般的な催眠音声よりもセリフの表現を曖昧にしたり
遠回しなやり方で催眠の感覚を呼び起こして深化を応援します。
「催眠経験者を主にした作品」とサークルさんがおっしゃられてるように
催眠に入ったことがある人に効果的な誘導をします。

エッチについてはやることをほぼオナニーに絞り込み
途中で寸止めを数回挟んでから射精の許可を出すシンプルなものです。
同人音声のようにシコシコボイスやカウントを使わず
手が勝手に動く暗示を入れて聴き手が自分で寸止めするようにします。

事前に2~3日溜めてから聴いたほうが抜きやすいと思いますが
ちゃんと催眠に入れれば彼女の言う通りにしたほうが落ち着く不思議な感覚が味わえます。
寸止めの回数も少なめなのでノーマル~ややMあたりの人に向いてます。
過去の体験を呼び覚ます催眠
催眠はおよそ8分間。
楽な姿勢で目を瞑り、まずはお姉さんの言葉に耳を傾けます。

「あの催眠の気持ちよさ 内から湧き出る興奮 あの催眠状態 思い出せるかな?」
そして彼女は聴き手が好きなタイミングで催眠に入れるように柔らかく働きかけます。
今すぐ催眠に入る必要はないし、無理にリラックスする必要もないと言ってゆとりを与え
学校で授業を受けてる時やお風呂に入る時などのわかりやすいイメージを投げかけます。

「これから催眠を始めます」とかは言わないので
本当に催眠をかけてるのか気づかない人もいると思います。
でも実際は様々な技法を駆使してるのでこれも立派な催眠です。
私が聴いた時も開始から5分後には意識のぼやけを強めに感じました。

テーマを絞り込んで短くまとめた無駄のない催眠です。
聴き手が過去に体験した催眠の感覚を呼び起こすことを目的に
それをイメージさせるところから入って学校の出来事を交えたリラックス
軽い深呼吸やお風呂のイメージと組み合わせた深化、とほぼ一直線に進めます。

こういう催眠をかける音声は現在でも少ないから個性がありますし
技術的にも洗練されてて催眠に入ったことがある人ならあっさり入れると思います。
たった8分とは思えないほど深く入れて驚きました。
出したくても出せないエッチ
エッチシーンは10分間。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。

「あの時のエッチ あの時の 興奮した思い出 すると あなたの手は ひとりでに動き出します」
主人公に今までで一番興奮した時のことをイメージさせると
お姉さんは手が勝手に動き出す暗示を入れてオナニーを始めます。

エッチは指示ではなく暗示を駆使して寸止めさせます。
内容は手が勝手に動き出す暗示→おちんちんを握る暗示と繋ぎ
オナニー開始後はほぼ自由にしごかせながら寸止めの仕込みをします。

「止めたいと思えば 思うほど より一層 体が快感を求めて 手が動くでしょう」
同人音声のオナサポみたいに指示や命令を出して制御するのではなく
聴き手がひとりでにそうなるようにリードする
のが大きな特徴です。
これのおかげで無理矢理感がまったくなく意地悪度の低い寸止めが味わえます。

本当に腕が止まるというよりは「なんとなく止めたほうが落ち着く」みたいな感覚です。
きっかけを作ったのは彼女ですけど、実際にやってるのは聴き手自身になります。

ちなみに最後の射精は明確なタイミングを設けてません。
彼女が指定した回数だけ寸止めを行い、その後は自由に出させてくれます。
終盤に1分30秒ほど無言になるのでその間に出す形です。

このように、催眠状態だからこそできるまろやかな寸止めが繰り広げられてます。
短くても個性のある作品
発売から14年近く経った今でも十分な個性を持ってる作品です。

お姉さんは短い時間で催眠の感覚や寸止めの快感を味わわせようと
まずは催眠を通じて主人公が過去に体験した心地よさを呼び覚まします。
そしてエッチはやることをオナニーに絞り込み、暗示で腕を制御して寸止め→射精と繋ぎます。

穏やかなお姉さんがコンパクトな催眠とエッチをするシチュ
現代催眠のテクニックを主軸に据えた風変わりな催眠
指示を出すのではなく、聴き手が自分で寸止めするように導くエッチ。
現在の催眠音声とは随分違う特徴と魅力を持つ作品になってます。

中でも催眠は作品がこれだけ多く出てる現在でも
現代催眠メインで組み立ててるものは少ないです。
だからこそ新鮮味があるし、催眠慣れしてる人なら効果もあります。
長時間化が進んでる今の状況を考えれば20分程度でまとまってるのも魅力です。

射精シーンは1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて前回と同じ点数にさせていただきました。

CV:紗藤ましろさん
総時間 21:35

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
FANZAの体験版はこちら

サークル「いぶき屋」さんの無料の催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、声も態度も穏やかなお姉さんが
普段とは少し違うやり方で癒しの催眠をかけます。

現代催眠(エリクソニアン催眠)の技術を使ってリードするのが特徴で
「~かもしれない」「~することもできる」と婉曲な言い回しで語り掛け
その中に癒しを感じる要素をいくつも盛り込み集中力、イメージ力、リラックスを高めます。
変わった催眠で短時間の癒しを
お姉さんに現代催眠風の催眠をかけてもらうお話。

「ようこそ、いらっしゃいませ」
お姉さんは穏やかな声の女性。
自己紹介や背景説明といった前置きはすべて省略し
主人公に楽な姿勢を取ってもらってから催眠をかけ始めます。

本作品は時間のない人や被暗示性が低めな人でも楽しめるように
彼女が10分ほどを使って健全な催眠を施します。
タイトル通り現代催眠の手法を中心に据えてまして
体をパーツごとに脱力させたりカウントを数える通常の催眠とは進め方が違います。

「自分の意識が、気持ちよく、催眠に入ってしまうまで、自分で気付くことはありません。そして、そうやって催眠について頭で考えている間も、体は楽な姿勢でいるぶん、リラックスしていきます」
一番わかりやすいのは「力が抜ける」みたいな指示的な暗示を使わないこと。
聴き手のすべてを受け入れたうえで催眠状態が深くなるよう導きます。
現代催眠には色んなテクニックがあるのでこれはほんの一部に過ぎません。
でも「いつも聴いてる催眠とは違うな」とか「なんとなく優しいな」と感じる人は多いと思います。

催眠はほぼ全編にあたる10分間。
楽な姿勢になって彼女の言葉に耳を傾けます。

「何も見えないときは、そのぶん、しっかり音だけに意識を向けることができます。そうやって音に耳を傾ければ、私の言葉を、しっかりと聞くことができます」
柔らかい口調で手、足、肩、背中がリラックスしてることを実感させたり
目を閉じた後は音(=彼女の声)に対する集中力を高めるなど
催眠にとって重要な「リラックス+集中」の状態を自然に作り上げます。
VOICEROIDが声を担当してますけど全然気にならなかったです。

ある程度リラックスできた後はイメージを使って催眠状態を深めます。
自然物に関するイメージを通じて心をリフレッシュし
最後に簡単な動作をして心地いい催眠の感覚に浸ります。

「あなたの無意識が、気持ちの良いと思う風を、吹かせることができます。それは強く吹き付ける風かもしれませんし、優しいそよ風かもしれませんが、とても気持ちのいい風です」
ここでも具体的な情景を敢えて語らず聴き手の自由に任せ
空の青さや風の強さといった大まかなところに触れて臨場感を出します。
催眠慣れしてる人ならこのへんでもう催眠に入ってる感覚がするでしょう。
私が聴いた時も意識が程よくぼやけていて心地よかったです。

このように、聴き手の無意識へやんわり働きかける変わった催眠が繰り広げられてます。
短くまとまってる作品
明確な個性を持ってる癒し特化の作品です。

お姉さんは主人公にスムーズな形で癒しを与えようと
余計な前置きはすべて省略し、早速柔らかい口調で催眠をかけます。
そしてその中に現代催眠のテクニックを盛り込み雰囲気も柔らかくします。

お姉さんが健全な催眠をかける誰でも聴けるシチュ
現代催眠の技術を駆使して誘導するタイトルに即した催眠。
サークルさんは「小ネタ」とおっしゃられてますけど、ちゃんと催眠に入れるように作られてます。

現代催眠は扱いが難しくて内容も多岐に渡るからか
催眠音声に盛り込んでるのはほとんど大手サークルさんです。
最近の作品にも細かなところで結構使われてます。
ただここまで前面に押し出してる作品はあまり見かけません。

聴いた時の第一印象はあまり催眠っぽく感じないのではないでしょうか。
でも聴いていけば何かしらの変化を実感できるはずです。
指示的な催眠を苦手としてる人にはむしろ入りやすいかもしれませんね。

無料ですから興味の湧いた方は是非お試しください。

CV:VOICEROID+結月ゆかりさん
総時間 10:50

視聴&ダウンロードはこちら
https://ci-en.dlsite.com/creator/2173/article/285450

(催眠)私と激あまあま、とろとろエッチしませんか? 空想うさぎ、なでうさぎ

サークル「ユリイカ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、空想の世界に住む女の子の姿をしたうさぎが
独特な催眠と愛情たっぷりなエッチで男性の心と体を癒します。

現在の催眠音声でもまだまだ使われることの少ない現代催眠型の誘導
彼女が分身し左右から暗示を投げかけ興奮と絶頂を促すエッチなど
独自の要素を多めに盛り込んだ短時間ながらも濃厚なサービスが繰り広げられています。
ストレスを分離させまっさらな心と体に
うさぎに催眠をかけられ愛し合うお話。

「うふふっ ねぇ ねぇねぇ 瞼を閉じてみて?」
うさぎは明るくて可愛い声の女の子。
主人公に瞼を閉じたり開いたりする指示を数回してから自己紹介すると
自分が住む空想の世界へ案内するための催眠を始めます。

本作品は一時的に現実とは別の世界に行って心身をリフレッシュすることを目的に
彼女がおよそ30分に渡って催眠とエッチなサービスをします。

催眠音声と言えば深呼吸や体の脱力を行ってからカウントを数えるなど
ある程度定められたパターンがあることに気づいてる人がいると思います。
しかし本作ではそういったお決まりの手法をほとんど使用せずに誘導します。

世間話をするようなスタイルで進めてくれますから
しばらくして気がついたら催眠に入ってた、なんて体験をするかもしれませんね。
「現代催眠」という新しいタイプの技術を軸に据えた催眠が楽しめます。

催眠はおよそ20分間。
最初の12分間は彼女が過去に体験したことやその時の感覚に関するお話に耳を傾けます。
彼女は特に言ってきませんが仰向けに横になって聴くのがいいでしょう。

「左足が眠りに入って そして歩くために立ち上がった時 その足には まだ強いじーんとした感じのような 微妙な感覚がしているの」
「それ(腕)が ちょっとでも動くと すーっと すーっと高く」

お話の内容は右腕を枕にして寝たら起きた後も違和感があったとか
ある日突然両腕が空中に持ち上がった、など不思議なことばかり。
それらすべてを聴き手が自分自身のことと捉えるような言いまわして語ります。

最中に「眠る」「すーっと高く」などの単語をよく言ってたことから
お話を通じて両腕や両足の動きをコントロールしようとしてるのだと思います。
「腕が持ち上がる」みたいなストレートな言い回しを一切してこないため、実際にそうなるかどうかは人それぞれでしょうね。
被験者に直接指示する言葉を徹底的に避けるのは現代催眠が持つ特徴のひとつです。

「そして」や「あれ」「それ」を多用してるおかげで言い回しが独特です。
その代わり聴き手の心と体を操作するキーワードだけははっきり伝えてきます。
お話の内容を理解しようとするよりも聞き流した方が催眠に入りやすいと思います。

「そして 何かを忘れちゃう どういうわけか だんだんと それを忘れちゃう そして時間と距離が 現実を分離させてくれる 数分間…いや数時間 そしてその時それは 遅い時間になってきちゃう」
またシーンの後半に入ると何かを忘れる(健忘)や時間感覚の操作(歪曲)と思しき言葉も登場します。
催眠にはいくつかの段階があり、それが進むほどできることが増えます。
本作品でもいきなり高等な暗示を入れず段階的にレベルを上げる形で進めます。

続く8分間は彼女のセリフが一転してストレートな表現になります。
彼の体を撫でるイメージを通じてその部分を温めたり
お馴染みのカウントを使って両足が勝手に開く暗示を入れます。

「背中が なでなで 撫でられ とろけてく 背中だけが分離して 温かい手で撫でられて 温かい」
「その感覚に集中すると 分離して どんどん溶けていく 全部 全部 分離して 溶けていく」

彼女は彼を癒すために催眠をかけてるわけですから
彼の心が無防備になっても今まで通りの優しい声と態度でたっぷり温めます。
それと同時に催眠状態がさらに深まる言葉をかけて気持ちよくもします。
最後に足を開かせるのもこの後始まるエッチの準備ですし、全体にしっかりした流れがあります。

催眠音声ではあまり見かけない技術で深化させる個性的な催眠です。
聴き手を彼女が住む空想の世界に連れて行くことを目的に
彼女が体験談を話す形で後になるほど催眠状態が深まるようにリードします。

専門書に書かれてるような表現のセリフが多く、彼女のキャラと若干合ってない気もしますが
催眠の流れ自体は練られていて実に面白いです。
私の場合は腕が勝手に上がることはなかったものの、中盤頃には催眠特有の心地いい感覚が湧いてきました。
音声を聴いてて「妙に癒されるなぁ」と感じる人がそれなりにいると思います。

勘違いされると困るのではっきり言っておきますと、音声で現代催眠を実現させるのは不可能です。
現代催眠は被験者一人一人が持つ特質を活かして催眠をかけます。
例えば車が好きな人ならドライブする時の楽しい感覚を喚起しながら暗示を入れます。
ですからこの作品で行われてるのはあくまで現代催眠っぽい催眠だと思ってください。
女性の声と温もりに包まれながら
エッチシーンは11分30秒ほど。
プレイはフェラ、手マン(30秒程度)、SEX(体位不明)です。

手マン、SEXの際に効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「あなたのおちんちんに ご奉仕させてください」
催眠を使って主人公を気持ちいい世界へ招待したうさぎは
彼にもっと気持ちよくなってもらおうとお口でおちんちんにご奉仕します。

エッチは二人がほぼ対等な立場で恋人同士のように愛し合います。
序盤の4分間は彼の開いた足に彼女が入り込みフェラするシーン。
バックでちゅぱ音を鳴らしながら口の温もりや得られる快感を暗示の形で伝えます。

右「どんどんと 血液が真っ赤に沸騰していく ある一点に集中して」 
左「その赤い血液が 体中を駆け巡り やがて 欲望の詰まった 白い液体に生まれ変わる」

エッチシーン全体の特徴は彼女の声が左右に分離し語りかけてくること。
ほぼ同じ声質で交互に、あるいは同時に別々のことを言って興奮と絶頂を後押しします。
プレイ時間だけを見ると短く感じるでしょうが、この演出のおかげで結構密度の高いプレイが楽しめます。

続くSEXもこのスタイルを維持しつつ、今度は彼女の視点を中心にその様子をあれこれ実況します。

左「あなたを好きという私の思いは 私の膣内を あなただけの名器に変える」
右「そこで感じるのは 女の子の膣の柔らかさ 女の子の膣内の温かさ」

催眠音声におけるエッチは聴き手の立場でプレイの様子や気持ち良さを描写することが多いです。
しかし本作品は敢えて彼女の心情を描くことで「相手がいる」ことを強く意識させます。
SEXは一人じゃできない行為ですから、相手の存在を身近に感じることも重要です。
そしてこれは彼女の目的である「彼の心身を癒す」ことにも繋がります。

しかし甘いだけでは満足しない人もいるだろうと考えたのか
終盤にはおよそ3分間で6回連続絶頂するハードなシーンも登場します。
ここまで聴いてれば少なくとも心は満たされてるでしょうから
彼女たちのカウントに合わせて胸の内や股間が自然と盛り上がってくる不思議な体験ができるかもしれません。
純愛色を前面に出しつつ気持ちよくもなれるようにリードしてくれます。

このように、彼女の優しさをストレートに表現したあまあまラブラブなエッチが繰り広げられています。
個性の強い作品
催眠・エッチいずれも独自色が強く新鮮味に溢れた作品です。

うさぎは主人公が幸せな気分をできるだけ満喫できるように
催眠っぽさを極力ぼかした催眠を手短にかけたうえで愛情たっぷりなエッチをします。
現代催眠で使われる技術を数多く盛り込んだ催眠パート
彼女の存在を身近に感じさせながら声で包み込みイかせるエッチパート。
どちらも催眠音声ではあまり見かけない要素を盛り込みサービスを進めます。

現代催眠は内容が複雑でして、レビューで技術をいちいち語ると文字数がとんでもなく増えます。
そのため今回は魅力的な要素や術者の意図に焦点を当てて書きました。
ユリイカさんは以前から現代寄りの催眠をかけてましたし
本作を聴いた限りでも相当な勉強をされてるのでしょう。
奇抜なスタイルですがやってることは結構理に叶ってると思います。

エッチはフェラとSEXでセリフの方向性を大きく切り替えてるのが印象的でした。
前者はおちんちんを通じて得られる純粋な快楽、後者は彼女とSEXしてる雰囲気で心と体を潤します。
最後の絶頂シーンは幸せイキに近い感覚を味わうのではないでしょうか。
催眠に目が行きがちですがこちらも面白い部分をちゃんと持ってます。

絶頂シーンは全部で6回(連続絶頂)。
くちゅ音そこそこ、淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

変わった方法で癒しと快感を与えてくれる作品です。
30分強で1100円と割高なため、初心者よりは色んな作品に触れてきた人におすすめします。

CV:藤村莉央さん
総時間 33:24

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
33分1100円と割高なので-1してあります。

サークル「エロトランス」さんの無料の催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、仕事や生活でストレスを感じてる人を対象に
お姉さんが「感謝」をテーマにした簡単なお話で元気づけます。

催眠っぽさをまったく感じない会話調のセリフや
日常にある小さな幸せを具体的に挙げながら心にプラスに働く暗示を入れるなど
サークルさんらしい独自色の強い作りが一番の魅力です。
枯れかけた心に恵みの光を
お姉さんのお話を聴いてリフレッシュするお話。

「自分にとって必要と思う部分だけ 受け入れることができます」
お姉さんは甘く温かい声のお姉さん。
作品のコンセプトや効果的な聴き方を手短に説明すると
主人公がリフレッシュできるよう柔らかな言葉をかけ始めます。

本作品は何らかの事情で行き詰ってる人を立ち直らせることを目的に
14分程度の短い時間を使って気持ちを切り替えるきっかけを与えます。

「力を抜いてもらったほうが 集中できるという人もいますが 無理に意識せず 自分の聴きやすいように聴いてもらって構いません」
彼女は一般的な催眠音声のように「これから催眠を始めます」とは言いませんし
最中は催眠っぽさをかなりぼかした表現で語りかけます。
暗示を使って聴き手を誘導するのではなく、様々な具体例を通じて気づかせるアプローチがとられてますから
押しつけがましさをそれほど感じずに聴けると思います。
「意識向上」の名の通り自己啓発っぽい要素も持ってる作品です。

催眠はほぼ全編にあたる13分30秒ほど。
リラックスできる場所と姿勢になったのを確認してから
彼女は日常生活にあるどんなものにも感謝できることを教えます。

「例えば 感謝というものを捜してみると 調味料ひとつからでも それを作ってる人の苦労と試行錯誤の末の結晶ということに 気づくことができます」
「生命たちを育てる太陽や水 そのすべてに感謝という言葉を送ることができます」

調味料・家・木材といった人工物から始まり道端の雑草・川・山・海・空など
我々にとって身近なものを具体的に挙げながら
それらの美しさや存在自体に感謝してみようと呼びかけます。
これ以降のシーンでも彼女はたびたび「感謝」をセリフに交えながらお話を進めます。

また一人でも多くの聴き手が自分の言葉を受け入れられるようにと
彼女は誰にでも通用するイメージを使って語ります。
特に植物などの自然物に関するイメージが多く、それによって遠まわしに癒しを与えます。
付属のテキストでサークルさんご自身も言われてるように現代催眠寄りの誘導を行っています。

「あなたにとっていいことはもちろん あなたにとって害をなすことや ものや人ですら そこに あなたに対するアドバイスがあることに気づけます」
「たぶん いいものも悪いものも あなたにとって 本当に役立たないものは ないことに気づくでしょう」

お次は深呼吸しながら自分の周りにある良いものと悪いもの両方を吸い込むイメージをします。
会社で仕事をしてるとどうしても受け付けない人がいる場合があります。
そういった存在ですら自分の人生に役立てようと呼びかけます。

人はストレスを感じたり追い込まれるとネガティブ思考に陥りがちです。
だからこそ彼女はポジティブ思考にシフトするきっかけを与えてるのだと思います。
実際のところ、同じことでも捉え方ひとつで印象が随分変わります。

「よりよい人生を歩き出すと 不思議なことに 揺るぎない自信があり 誰とでも 自分らしく付き合うことができます」
「生まれてきたこと 自分を支えてくれている人に感謝し その気持ちで満たされるかもしれません」

そして最後は音声を聴き終えた後を見据えて心にプラスに働く暗示を入れつつ
改めて自分の身の回りにある様々なことに感謝してみるよう呼びかけます。
ここでも彼女は「~かもしれません」「~することもできます」と婉曲な表現で暗示を入れます。

感謝することは確かに大事だけど他人に押しつけられてするものでもない。
言葉の中に込められた彼女の思いやりもリフレッシュを助けています。

このように、お話を通じて気持ちを切り替える手助けをする変わった催眠が繰り広げられています。
心を立て直してくれる作品
弱った心に潤いを与えてくれる作品です。

お姉さんは何らかの事情で気落ちしてる主人公がやる気を取り戻せるように
「感謝の気持ち」をテーマにした簡単なお話をします。
善悪を問わず世の中にある様々なものに感謝の気持ちを抱き
それによって生まれた小さな幸せを積み上げていくことでリフレッシュへと導きます。

私もレビューサイトを運営してるとメールやコメントで苦言をいただくことがしばしばあります。
それに対して「めんどくさいなぁ」と思うより「なるほど、こういう考え方もあるのか」と捉えて返信したほうが
結果的に丸く収まるし自分の糧になることを知ってます。
ですから彼女の考えやお話にはある程度共感できました。

催眠は許容暗示を交えながらポジティブに聞こえるようにセリフの表現が工夫されてます。
使用するイメージも考えられてますし、数多くの名作を生み出されてるサークルさんらしい冴えがあります。

目的をしっかり見据えたコンパクトな作品です。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 13:51

エロトランス日記
http://erotrance.blog.fc2.com/blog-entry-2.html

乱交催眠騎乗位リレー

サークル「ユリイカ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、ほぼ同じ声質を持つ双子の催眠術師に催眠をかけられてから
リアルではなかなか味わえない騎乗位リレーを楽しみます。

普通に会話をするような口調で催眠へと導く現代式の誘導が魅力で
彼女たちはトランスの感覚を遠まわしに話したり、他の人物がリラックスしている様子を描きながら
聴き手が自然とそれらに自分を当てはめられるよう少しずつリードします。

今回は2nd Editionのみのレビューをお送りします。
少女を使い捨てる不思議な世界へ
双子の催眠術師に導かれて騎乗位リレーを楽しむお話。

「あなたが ここに 今日こうやって 私たちの声を聞いてくれているので 私たちは 非常に喜んでいます」
姉は穏やかで落ち着いた声の女性。
音声を聴く際の諸注意を簡単に説明すると
早速催眠に関するお話を始めます。

本作品はイメージの中にある教室に行き、そこにいる少女たちと乱交するのを目的に
彼女たちが他の催眠音声ではあまり見られないタイプの催眠をかけます。

双子の催眠術師というと「双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」のような
双子が左右からリズミカルに話しかけてくる催眠をイメージするかもしれません。
ですが本作品ではメインの語り手を姉が務め、合間合間に妹がちょっぴり語りかけてくる形で進みます。
2人の声質に違いがほとんどありませんので術者が1人の催眠とほぼ同じ感覚で聴けます。

ちなみに本作品には発売当初から入っている「1st Edition」と
発売後に寄せられたユーザーの意見を取り入れた「2nd Edition」の2種類が存在します。
サークルさんが2nd Editionを正式版と言われているため1st Editionの内容はすべて伏せますが
内容にある程度の違いがあるそうです。

催眠はおよそ20分間。
最初はこれから体験する催眠オナニーに関するお話に耳を傾けます。

「私たちの声を聴き続けているのですから あなたは 私たちの話に興味があるのかもしれませんし または 別のことに興味を持ち始めるかもしれませんし または 別の何かについてだったり 時には何も考えてないのかもしれないのです」
姉は多くのシーンで聴き手にいくつかの選択肢を提示し
その中からひとつを選ばせる言い回し
を心がけながらお話を続けます。
どれでもいいので選びながら聴いてみると催眠に入りやすくなるかもしれませんね。
口調も普通の会話に近くて催眠っぽさをあまり感じないと思います。

「気持ちのいい催眠オナニーができるかどうかについても考えましたし 軽いトランスや それとも中程度のトランスについても興味があって そのことについても 思いをめぐらせました」
また姉はお話の中に「トランス」という単語を意識して盛り込み、それだけを囁くような弱めの語気で言ってきます。
後になるほどこの単語が特別なものに思えてくるのはないでしょうか。
そうやって彼女は遠まわしにトランスに対する興味を引こうとします。

その次は彼女たちが以前出会った3人の人物に関するお話を聴きます。
催眠術師をやってる背景を考えるとクライアントと思われます。

「深く 非常に軽くて 楽しい トランスの状態に入っていきました」
「別の軽いトランス と それよりもより深い2つのトランス 中程度のトランス と 深いトランスについても考えました」

お話自体は他人がトランスに入っていく様子を描いているだけです。
ですが聴いていくうちに自分の体が妙に重いとか、意識がぼんやりする感覚がしてくる人がいるでしょう。
ここでもキーワードの「トランス」を上手に活用してその感覚を引き出しています。

そして最後はとある効果音をトリガーに半覚醒状態と催眠状態を何度も往復し
自分がトランスに入りつつあるのを感じながらさらに深いところに落ちてゆきます。

姉「どんどんと 右腕の感覚がなくなる そうなっても 恐くありません」
妹「左腕が どこにあるのか わからない」
ここでは腕の脱力や感覚のぼやけに焦点を絞った暗示を入れており
人によっては実際になくなったような不思議な感覚が味わえると思います。
そうでない人も実感できるレベルの脱力感を感じるでしょうね。
今まで行っていた選択式の暗示ではなく、ストレートに感覚を伝えるセリフを投げかけてきます。

現代催眠式のアプローチを中心に据えたやや珍しいタイプの催眠です。
聴き手を一定以上の深さの催眠へ落とすことを目的に
「~かもしれません」「~することもできます」といった許容暗示やダブルバインド
他の人物を通じて過去に味わった催眠の感覚を喚起するアプローチを組み合わせて進めます。

深呼吸や分割弛緩といった催眠音声ではお馴染みの技法を特に使わないため
「本当に催眠をかけてくれてるの?」と思うかもしれません。
ですが双子は聴き手を催眠状態に導こうとする明らかな意図を持ってこれらを行っています。
意識のぼやけや腕の脱力が特に実感しやすいでしょう。

ただし、以前催眠に入ったことがあるのを想定した作りになってますから
催眠の感覚がまだ掴めていない初心者の方々には不向きと言えます。
その点だけご注意ください。
色んな少女と代わる代わるSEX
エッチシーンは40分ほど。
プレイは少女たちとのSEX、カウントによる絶頂です。

SEXの際に数種類のピストン音が鳴ります。
セルフはありません。

「手の指先で スカートの感触を楽しんだら そっと そーっと スカートの裾をめくり上げます」
主人公を深い催眠状態へ導いた双子は、彼にとある教室をイメージさせ
そこにいる少女のスカートをめくりパンツを下ろさせます。

エッチは様々な少女と短時間のSEXを繰り返します。
最初の12分間は乱交リレーの準備運動に近いプレイ。
3人の少女と代わる代わるSEXをしながら双子が彼女たちの素性について説明します。

「10回おちんちんを膣で擦ったら 別の膣に入れなくてはならないからなのです おまんこは使い捨てなんです」
最初から言ってしまうと、本作品のエッチは乱交するシチュ自体に焦点を当てており
彼女たちのおまんこがどう気持ちいいかを双子が暗示で伝えてくれるシーンはほとんどありません。
イメージ上の世界だからか、姉が上のセリフのような特殊ルールを設け
それに従ってプレイしながら年頃の女の子たちを使い捨てにする快感を味わいます。

「彼氏とカラオケボックスでデートしてる時も あなたのオナホとして使われたいと 彼女は心から願っています」
最初に相手する普通の女の子は約2分、次のアイドル好きな子は3分
3人目の彼氏持ちの子とは約4分エッチを楽しみます。
特に3人目の子は彼氏の目の前でSEXするだけでなく
どこでも性欲処理をすると宣言するほど主人公に惚れ込んでいる様子を見せます。

女の子が会った直後に無条件で体を差し出す展開は都合が良すぎるようにも思えますが
男からすれば嬉しいことなのも事実です。
プレイを通じてリアルではなかなか味わえない優越感や幸福感を双子は与えてくれます。

その後の時間はいよいよメインとなる騎乗位リレーを楽しみます。
先ほどのように特定の女性とSEXするのではなく
双子が提示した条件を聴いて聴き手が自由にイメージするスタイルが取られています。

「思い浮かべて 背の高い子 思い浮かべて 痩せてる子」
「ぐちょぐちょが濃厚だったり 軽かったり」

もう少し具体的に言うと少女たちのおまんこの感覚、背の高さ、髪型、服装、部活動など
数分ごとにテーマを変えつつ「思い浮かべて」と何度も言ってきます。
そしてセリフを言うごとに心臓の鼓動音を鳴らします。

こういう子とエッチしているシチュを楽しむ作りですね。
「おちんちんが柔らかく温かな感触に包まれ気持ちいい」みたいな暗示を入れるシーンはなく
プレイの細かな様子や得られる快感はすべて聴き手のイメージ力任せです。

正直なところかなり難度の高いエッチをしています。
催眠状態下といってもここまで何もしてこないのはさすがにまずいかなと。

「だーめ まだイかせてあげない」
最後のフィニッシュシーンは騎乗位リレーから離れ、双子の数えるカウントに合わせてイきます。
数回カウントをストップして数えなおす焦らしプレイをしてくるものの
0カウントを数えた後に追い込み暗示を一切入れてこないのは非常に残念です。

これがあるのと無いのとではイきやすさに大きな違いが出ます。
私の場合も他の作品で味わったようなドライの感覚は特にありませんでした。

このように、プレイそのものよりはシチュに力を入れたエッチが繰り広げられています。
珍しい催眠が聴ける作品
どちらかというと催眠パートのほうに光るものを感じる作品です。

上品な印象を持つ双子の催眠術師が主人公に独特な催眠をかけ
仮想世界で数多くの少女を相手にする、男にとっては夢のようなエッチを提供します。
催眠に関するお話で興味を引き、他の人が味わって催眠の感覚を伝え
最後は古典催眠に近い技法で催眠状態を徐々に深める。
技術に沿って進めるのではなく、セリフの中に技術を組み込んだ比較的フリーダムな催眠が楽しめます。

現代催眠の技術自体は主に大手サークルさんの作品でよく使われています。
ですがそれ以外のサークルさんだとまともなレベルで使いこなせているケースはごく稀です。
教本の例文をそのままトレースして口調がキャラに合ってないとか
その作品の催眠にとって効果的に活用できていないなどです。

それに対し本作品は聴いた結果ある程度の深さにまで入れるクオリティを持っています。
これでもし双子を有効活用できていればもっと面白いものになったでしょうね。
催眠経験者にターゲットを絞り、段階的に催眠の感覚を強化してくれます。

しかし催眠の後に続くエッチは引っかかる部分が多々あります。
エッチをしてるのにその感覚を暗示でほとんど伝えてこないこと
双子がいきなり少女と10回しかピストンできない設定を押し付けてくること
肝心の騎乗位リレーで少女たちの特質をイメージさせるだけに終始していることなどが挙げられます。

騎乗位リレーのアプローチはおそらく現代式の誘導をしたからこうなったのだと思います。
ですがこのスタイルは聴き手の無意識に眠っている記憶や経験を引き出すことを意図しており
リアルで数十人の少女とSEXしたことがある聴き手でもなければイメージしにくいです。
簡単に言えば大衆性に欠けるエッチをしています。

名作と呼ばれる催眠音声はできるだけ多くの人が楽しめるアプローチを心がけます。
難しいテーマであればあるほどその色はより強くなります。
一方本作品はその真逆の道を歩んでいます。
この部分が私にはどうしても納得できませんでした。

絶頂シーンは最後に1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠は面白いのだけどエッチがうーん…な作品です。

CV:蒼紗さん
総時間 1st Edition…1:28:22 2nd Edition…1:04:12

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は4点。
2つのバージョンが入っていて900円とコスパがいいので+1してあります。
体験版は32分近くあります。

ボクっ子催眠

サークル「ホワイトピンク」さんの催眠音声作品。

先日のコミックマーケット88でサークルさんが出品されていたこちらの作品は
中性的な声の優しいボクっ子が催眠を使って気持ちいいひと時を提供します。

許容暗示を初めとする現代催眠の技術を織り交ぜながら行われる緩い催眠
色や女性の象徴的な部位といった一般的なイメージによって気持ちを盛り上げていくエッチ、など
聴き手に対してある程度の自由を与えながらサービスを行っているのが大きな特徴です。

特にエッチはストレートなエロ要素を極力排した催眠特有のプレイに挑戦されており
彼女の言葉につられてなぜか心と体が熱くなる不思議な感覚が味わいやすくなっています。
気持ちよくなりたいキモチが大事
ボクっ子の催眠で心身をリフレッシュするお話。

「こんばんは それとも こんにちは かな?」
ボクっ子は優しくて中性的な声の女の子。
気持ちよくなりたい願望を抱いてやってきた主人公を温かく出迎えると
催眠を使ったエッチな体験でそれを満たしてあげます。

本作品は男性・女性どちらでも楽しめるように
催眠パートはもちろん、エッチでも淫語などのストレートな表現はできるだけ使わず
色や物から連想される潜在的なイメージを使って心身を高ぶらせ
最終的にはドライオーガズムへと誘導する変わったプレイが行われています。

ごく一部で女性の性的な部分(おっぱいやお尻)を強く意識させたり
女性とのエッチを連想させて興奮を煽るシーンがありますが
それ以外の部分は男女どちらでも無理なく聴ける内容になっています。
ですから女性の方でも興味が湧いたのなら体験版を聴いてみることをお薦めします。

本作品のテーマはずばり「自由」。
ボクっ子は聴き手ができるだけ多くの束縛から解放され
いい気分に浸りながら自分のサービスを受けられるようにと
様々なシーンで選択肢を与えながら催眠やエッチを進めていきます。

「眠る体勢は 仰向けがいいかな お部屋の明るさは 真っ暗か 薄暗い感じがいいと思うよ」
例えば催眠を開始する直前に身の回りの環境を確認するシーンがあるのですが
彼女は上のセリフのように語尾の表現をやや曖昧にしながら
自分に合ったものを好きに選ぶよう呼びかけます。

人間は相手から決め付け、押し付けられると拒絶反応を示す一方で
複数の中から選ぶように言われると割と抵抗無くそれを受け入れることができます。
そうやって彼女はやや遠まわしに聴き手の心と体を誘導していくわけです。

催眠は2パート19分30秒ほど。
最初の誘導パートは彼女の暗示を受け入れやすくするために
深呼吸や脱力を行いながら心身をリラックスさせます。

「ぐっすり眠っていると 心が落ち着いて 気持ちいい 心が落ち着いて リラックスリラックス」
深呼吸を一通り終えた後に彼女が眠るときの心構えをレクチャーするシーンがあり
そこでは実際に眠ったときの感覚をイメージさせながら
「心が落ち着く」「気持ちいい」などの暗示を入れてよりリラックスした気分にさせてくれます。

本作品にはこういうインターバル部分にも様々な癒しのテクニックが潜んでおり
聴いているだけで自然にリラックスできるよう優しく導いてくれます。
普通に会話をするような言い回しばかりですから催眠っぽさをあまり感じないでしょうね。

「右腕からも 力がすーっと抜けていく 右腕全体から さらに力が抜けていく 風船の空気が抜けるように すーっと抜けていく」
続く脱力では右腕、左腕、右足、左足と体をいくつかのパーツに分けながら
その都度言われた部位を意識し、彼女の声に耳を傾けます。

よくある「力が抜ける」だけでなく簡単な比喩を取り入れているのがいいですね。
できるだけ多くの人が脱力感を得られるよう努めてくれています。
かなり初心者に配慮した作りをしていると言えます。

続く深化パートは雲の中のような周りがすべて真っ白な世界に場所を移し
そこで彼女が言うことを自分の好きなようにイメージします。

「一口に好きって言っても 色々あるかもしれないけれど 誰かを好きでいることは とっても幸せなんだってことは 変わらないね」
家族、友達、恋人、有名人など自分が好意を寄せいている人と一緒にいれば
誰だって自然に幸せな気分になるものです。
その心理を上手に活用し、彼女はその人と遊園地でデートをする様子をイメージさせながら
「楽しい」「幸せ」などの暗示を要所に交えて聴き手をより良い気分へと導きます。

終盤には遊園地ならではのアイテムを使って深化を促したりと
彼女がお話の流れに合わせながら催眠を進めてくれているのがよくわかります。
そういった違和感の無さが彼女の暗示に対して受け入れやすい気分にさせてくれるのです。

十分にリラックスさせてからイメージで深化するシンプルな作りながらも
その進め方や細部の言い回しなどが練りに練られているかなり個性的な催眠です。
ボクっ子の声を素直に受け入れる心を身につけてもらうことを目的に
序盤から選択肢を設けたり、小話を挟んで聴き手の興味を引いたり警戒心を解きながら
シーンに即した暗示を入れることで効果的に催眠状態を深めてくれます。

実際に聴いてみるとかなりゆるーい印象を受けるでしょうね。
暗示の表現方法・重ね方・使い方もしっかりしてますし
彼女の安らかな声にも大きな癒しを感じます。
私の場合は手足の脱力感が強かった反面、意識のぼやけはそれほどでもなかったのですが
技術的にそこまで問題があるとも思えませんし、逆あるいは両方の感覚を覚える人も普通にいるでしょう。

過去作との決定的な違いは現代催眠の技術をそれなりに取り入れていることにあります。
具体的には許容暗示、ダブルバインド、散りばめなどです。
これらを上手に使い分けながらリラックス→脱力→心地よさ→浮遊感と感覚をシフトさせ
ひとつの流れに沿う形で巧みに催眠状態を深めています。

ホワイトピンクさんといえば古典系の割と素直な催眠を今まで施されていただけに
良い意味で色々な部分が激変していて正直驚きました。
テーマである「自由」に合わせた技術を使われているところが素晴らしいです。

まとめると、大きな癒しを感じながら催眠に入れる比較的レベルの高い催眠です。
言葉のイメージだけでイカされる心地よさ
エッチシーンは3パート28分間。
プレイは声による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「今からこの真っ白な空間を とーってもいやらしい世界へと変えてあげる」
催眠を使って主人公を自分の声の虜に作り変えたボクっ子は
白い世界を少しずつピンク色に塗り替えながら彼のエッチな気分を高めていきます。

エッチは彼女の声や言葉で気持ちを高め、絶頂する催眠色の強いものです。
最初の2パート19分間は感度上昇がメイン。
ストレートに感度上昇の暗示を入れたり、エッチなイメージを用いながら
聴き手の股間にエッチな熱が集まるよう誘導します。

「おっぱい? それともお尻? むにむに ぎゅっぎゅーって押し付けられたり 甘い匂いを感じたり あるいは あそこを想像しちゃったり」
ここでも彼女の「聴き手に選ばせる」スタンスは健在。
特定のプレイを敢えて指定せず、性的に魅力を感じる部位や行為をリストアップすることで
こちらが無意識的に反応し、それらをイメージできるような環境を整えます。

例えばおっぱいが好きな人におっぱいの話をしたら
本人の意思に関わらずどうしてもそのイメージが頭をよぎるものです。
ピンクという色もエッチな気分を湧き上がらせるのによく使われますし
そういった無意識に眠っている「なんとなく興奮するもの」を呼び覚ましながら興奮を煽ってきます。
今までのホワイトピンクさんの作品とはまったく違うタイプのプレイです。

「ほら 一気に走り抜ける! 猛スピードで快楽の世界を走り抜ける! 快感が始める イクっ! イクっ!」
最後の絶頂もドライオーガズムへの道のりをとある乗り物に例え
高いところから駆け下りる様子とリンクさせながら暗示でイカせる独自性の強いものです。

催眠の入り具合によって得られる快感は変わるでしょうが
私の場合はおちんちんの根元から先っぽに向けてお湯が流れるように熱がこみ上げ
頭の方は軽く何かが爆発するような感覚がありました。
前者はややゆっくりと、後者は唐突に訪れる射精とは違ったタイプの快感です。

このように、言葉だけで感覚を操作し絶頂させる不思議なプレイが繰り広げられています。
あらゆる部分が挑戦的な作品
催眠・エッチいずれもサークルさんのならではの発想力をふんだんに盛り込んでいる意欲的な作品です。

「~かもしれないね」などの緩い言い回しを数多く交え
聴き手が自主的に催眠状態を深められるように誘導する催眠
エッチなシチュを選ばせながら気持ちを高めていくエッチなど
ボクっ子は聴き手が堅苦しさを感じないよう最大限の自由を与えながら
その心に眠っている諸々の情報をシーンに応じて引き出していきます。

彼女の穏やかな声が生み出す気配りの行き届いた言葉の数々はそれだけで十分に心地よく
それを聴いているだけでもぬるま湯に浸かっているようないい気分が湧いてきます。
良い印象を抱いている人物の言うことに従いたくなるのは当然の心理です。
その関係をできるだけ維持しながら彼女は最後のドライまで的確に心を操作します。
おかげで若干弱めではありますが十分に気持ち良いと言える快感が味わえました。

サークルさんのお名前にちなんだ色を有効活用しているところも面白いですね。
催眠パートではホワイトを使って意識の力が弱まっていく感覚を
エッチではピンクを使ってムラムラする気分を刺激しています。
色は他の催眠音声でも使われますし、素材としても有効だと思います。

エッチは幼児プレイや幼児化調教といった直接的なプレイではなく
間接的なイメージや暗示で段階的に絶頂へと追い込んでくれます。
過去2作とは随分と違うためファンの中でも好みが分かれるかもしれません。
催眠としては順当なのですが、そんなにエロくはないことだけご注意ください。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

癒しの気分や催眠特有の快楽が比較的味わいやすい作品です。
催眠そのものが好き、ドライオーガズムに挑戦したい人には特にお薦めします。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 57:44


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
コスパがいいので+1してあります。

2023年10月30日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/91646767.html

哀しみのイき人形《催眠音声・男女版同梱》

サークル「Hypnotic_Yanh」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、謎のお姉さんの導きで少女の姿をした人形になり
射精を伴わない絶頂(ドライオーガズム)を何度も味わいます。

メインとなるエッチシーンにおける奇抜な絶頂形式のみならず
催眠誘導も非常にユニークな方法を使って進められており
お姉さんのお話に耳を傾けているだけで自然と物語の世界へと没頭し
スムーズな形で人形へと生まれ変わることができます。

今回はサークルさんが初回の視聴を推奨されている
ノーマルバージョン(追加音声を除いたケース)でのレビューとなります。



人生で一番長い絶頂に挑戦
お姉さんの催眠でイき人形になり、絶頂し続けるお話。

「さて 唐突ですが あなた 1回の絶頂って 何秒ぐらい続きます?」
お姉さんはややトーンの低い穏やかな声の女性。
事前に今回のテーマについて軽くお話をしてから
催眠に入るための準備を始めます。

本作品は「できるだけ長い時間絶頂し続ける」ことを最終目標に掲げ
そのための準備や心身の誘導を催眠の技術を使ってサポートします。
男性の射精は通常6秒程度オーガズムが続くと言われていますが
本作品はなんと60秒もの長時間に渡るオーガズムに挑戦しています。
(追加音声ではさらに長いオーガズムを促すプレイも登場します)

射精のように刹那的でない、さらに賢者タイムも存在しないオーガズム。
男性にとってはまさしく夢のような快感へと誘ってくれるところが
本作品の最大の特徴であり魅力です。

催眠誘導および人形化はおよそ37分間。
暗い部屋で目を開けたまま仰向けに横になり
言われた部位を手のひらで擦ったり深呼吸をして軽くリラックスした後
彼女が話すとある昔話に耳を傾けます。

「むかーし ある町に 一人の男が住んでいました その男は 人形師 人形を作って生計を立てている男でした」
お話の内容は人形師の男性が一人の女性から依頼を受け
あれこれあった末に一体の人形を作った、というもの。
つまり挿し絵に描かれている人形に関するお話なのですが
それを本当の物語のようにとてもイメージしやすく語ってくれています。

「催眠音声なのになぜ昔話?」と思う人もいるかもしれません。
ですがこのお話には今回の催眠を完成させるための重要な役割があります。
キャラやストーリーもしっかりしていますから
しばらくすると自分がこれに夢中になっているのに気づくでしょう。

「スーッと 目を閉じる と 同時に意識が落ち始める ずんずん ずんずんと 落ち始める」
お話の中ほどに到達したあたりで目を閉じる指示が出るのですが
目を瞑った瞬間、高いところから落下する感覚と一緒に
逆に自分の体が宙に浮かび上がっていくような感覚も味わえました。
催眠状態が深くなりつつあるのを実感しやすいシーンと言えます。

「そして男は 自分がその人形の事を いつの間にか いとおしくて仕方なくなっている事に 気付きます」
後半に入るといよいよお話の結末が近づいてきます。
自分の作った人形にいつのまにか特別な感情を抱いた人形師が
最終的にどういった運命を辿るかを
聴き手がまるで人形師本人になったかのように思わせながら語り続けます。

お話自体が純粋に聴いていて面白いのもありますが
お姉さんはここまでのあらゆるシーンで時にはストレートに、時には遠回しに
自分の声に集中し、それを受け入れるよう暗示を入れてきます。
それらがあるからこそ彼女の言葉を自分自身へと自然に当てはめられるのです。

「スーッと 意識が消えて行く 自分の中から 消えて行く 消えて いく」
そして最後の最後に物語の結末と同じ方法で主人公を人形へと作り変えます。
前暗示→カウント→追い込み暗示というオーソドックスなスタイルではありますが
前後の暗示の入れ方が的確ですから
ここで一気に意識がぼんやりしたり、体が言うことを利かなくなったりするでしょう。

タイトルにあるイき人形の物語をイメージさせながら
段階的に催眠を深めていくかなり珍しいタイプの催眠です。

聴き手の魂を人形へと移し替えることを目的に
あまり催眠らしさを感じさせないよう遠回しな表現を使いながら
まずはお話に夢中にさせ、それから催眠を深めたり人形へと感情移入させてきます。
最中はそこまで催眠に入った感じがしないかもしれませんが
一番最後のシーンでそのことを強く思い知ることになるでしょう。

この手の催眠を施してくれる作品と言えば
他だとキャンドルマンさんの「おゆうぎのじかん」くらいしかありません。
ですから多くの人が新鮮な気分で楽しく聴くことができるでしょう。
催眠の効き目についてもこの後行うエッチで嫌と言うほど実感できます。



少しずつハードルを上げながらより長い絶頂へ
エッチシーンは1パート21分(追加音声込みだと3パート44分)。
プレイは声による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「ほうら 体がぞくぞくしてきた 人形の体がゾクゾクし始めた」
催眠をよって主人公をイき人形へと作り変えたお姉さんは
言葉を使って彼の心を上手に煽りながら長時間の絶頂へと追い込み始めます。

エッチはキーワードを絡めた感度の強化から始まり
カウントを使って絶頂開始のタイミングを知らせながら
その直後にトリガーと暗示を使って絶頂、再度のトリガーで絶頂終了
これを本編では合計3回行います。

先ほど「60秒の絶頂に挑戦する」と書きましたが
そんなに長い時間をいきなりやらせるわけではありません。
比較的多くの人が楽しめるよう回を重ねながら時間を長くしていきますから
あまり気負わず、無意識に任せる感じで気楽に取り組んでみてください。

「そう イき人形 あなたはその イき人形なんですよ 何度でも言ってあげますよ イ き に ん ぎょう」
一番最初の感度強化は自分が人形になったことを自覚させながら
イきっ放しの状態になる心の準備を進めます。

ストレートな淫語がほとんど登場しないにも関わらず
彼女の言葉で股間や脇腹にピリピリとした火照りが生まれ
それがやがて全身へと広がっていくのが強く実感できました。
キーワードに合わせて股間がきゅーっと締め付けられる感じもするかもしれません。

それは先ほどの物語を通じてイき人形の容姿や性質をしっかり心に刻み付け
さらに自分自身がそうなったことを受け入れているからです。
催眠の結果や効果をエッチでもしっかりと活かしながらプレイを行っています。

「ほうら イった 快感が爆発する 強烈な快感が暴走する そして止まらない イくのが止まらない 絶頂が止まらない」
そして十分に準備が整った後、いよいよカウントに合わせて絶頂を開始します。
最初は15秒と短い時間なのでそこまで強くは感じられないかもしれませんが
私の場合は股間にグンッと熱いものが盛り上がり
その状態を維持したまま非常に細かく痙攣し続けていました。

他の作品で味わった強烈なタイプのドライに比べるとやや弱いものの
彼女が指示した絶頂中は、その前後と明らかに違った感覚があったのは事実です。
正直なところ、ここまでいとも簡単に言葉で心身を操作されたのは初めてです。
気持ちよさに加えて不思議な気分もした瞬間でした。

「そう 受け入れる イき人形の体を 受け入れる そうすれば いくらでもイける 永遠に イき続けられる」
プレイを進めながら人形化の強化を行っているのもポイント。
これによって催眠状態を維持し、更なる絶頂に挑戦しやすくもしています。
各絶頂シーンの後には必ず軽い休憩を挟んでくれますし
それぞれの絶頂をきっちり楽しめるような心遣いが随所に見られます。

「途中で飽きちゃったら可哀想だから イってる途中で さらにカウントダウンしてあげる」
一番最後の絶頂は最も時間の長い60秒。
さらにお姉さんは絶頂中にカウントを数えてマルチプルオーガズムを促します。
簡単に言うと絶頂中に追加の絶頂をするわけです。

実際にやってみたところ、ノーマルの絶頂は先ほどと同じ感覚で
マルチプルオーガズムのタイミングになった時だけ
一段きつめの熱や締め付けを感じました。
射精直前のようなほんの僅かに痛みを伴う気持ちよさ、とでも言えばいいのでしょうか。
こういうタイプの快感を味わったのは催眠音声では初めてです。

このように、長時間に渡るドライオーガズムに的を絞ったエッチが繰り広げられます。



新しい快感に目覚めさせてくれる作品
ドライオーガズムをさらに尖らせたプレイが楽しめる唯一無二の作品です。

ドライ系作品の標準時間にあたる10~20秒をスタートにし
そこから段階的に時間を延ばしながら少しずつ高い領域へと上りつめます。
物珍しいプレイを売りにして個性を持たせているような作品もありますが
本作品はガチで長時間のドライオーガズムを味わってもらえるように作られています。
実際に私もこの気持ちよさをかなり鮮明に感じることができました。

そのための準備にあたる催眠誘導や人形化も洗練されています。
物語を聴かせる一風変わったスタンスを取りながら
人形化にとって必要不可欠な体の脱力感や声への従属感を膨らませています。
そして主役となる人形の見た目や性質のイメージをしっかりと心に刻み付けてきます。

肝心の聴き手の心を人形に移し替えていくシーンも
まず人形師というクッションを置き、予めそうなる感覚を抱かせてから
改めて行う、といったように相当慎重に行われています。
ストレートに「あなたは人形になる」とか言われるよりも
ずっと意識をかいくぐり、無意識に働きかけやすいアプローチだと思います。

エッチはタイミングに合わせてドライ絶頂する至ってシンプルなものです。
しかし内容がディープ、かつかなりの長時間に渡って快感が得られますから
物足りなさを感じる人はほとんどいないでしょう。
追加音声無しでも十分楽しめるほどに濃ゆいです。

強いて注意点を挙げるとするなら体力の消耗が激しいことです。
20分くらいは何もしたくなくなるほどへとへとになりました。
追加音声も合わせて聴いた場合、相当な疲労を伴いますので
休日前など余裕のある時にのみ聴くことをお薦めします。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠とエッチがいずれも個性的かつ効果的であること
実際に聴いてみた結果意図したものに近い快感が得られたことを踏まえて
本作品を満点とさせていただきました。

プレイの内容が比較的ノーマル、さらに男女両方の音声が用意されているのもポイント。
性別・属性問わずこの新しい快感に興味を持った方すべてにお薦めします。

CV:男性向け…分倍河原シホさん 女性向け…鷺沢萩さん
総時間
男性向け 共通ファイル…1:04:17 追加音声…23:14
女性向け 共通ファイル…1:04:28 追加音声…21:59


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

2021年11月15日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/87157706.html

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