同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:現代催眠

   ● 温泉旅行催眠 男性向け
   ● 甘夏
   ● スンドメ
   ● 現代催眠風
   ● おゆうぎのじかん


森羅万象さんで配布されている、無料の催眠音声作品。
催眠音声の読み手として活動されているふくぱんさんのサイトです。

本作品はサークル暗中模索さんのシナリオを彼女が音声化したもので
恋人と温泉旅行に行って寛いだりエッチをします。
催眠誘導が一般的な催眠音声とはまったく違う非常に特徴的な作りをしており
電車に揺られて温泉旅館に行く様子を自然に描きながら催眠へと導いてくれます。

エッチは前戯や本番をしながら少しずつ性感を蓄え最後に放出します。
ドライオーガズムを意識した展開や暗示の入れ方がされているおかげで
フィニッシュに近づくほど体が熱くなったりもどかしくなる気分がより強くなるでしょう。



疲れた心と体を温泉で癒そう
彼女に温泉旅行にちなんだ催眠をかけられるお話。

「おかえりなさい 今日も一日 おつかれさま」
彼女は穏やかで可愛い声の女の子。
日々仕事に追われている主人公を気遣って
今度の休みに一緒に温泉旅行へ行くことを提案します。

催眠はおよそ19分間。
まずは朝早く起きて電車に乗って温泉地へ向かう様子を彼女が語ってくれます。
ちなみに本作品は2人が実際に温泉旅行に行くのではなく
彼女がその時の様子を語ってイメージさせるようなアプローチがとられています。

「頭の中はぼんやりとしてまぶたは重たくて 辺りには深いもやがかかっている」
「疲れやストレスが風に吹き飛ばされていく 要らないものはこの町に捨てて電車に乗り込もう」

お話の内容は至って普通の旅行風景なのですが
彼女はそれらを非常に催眠を意識したセリフを交えて進めていきます。
一般的な催眠音声のように「~してください」と明確に指示するシーンはほぼ無く
ただ聴いているだけなのに妙にリラックスする気分が味わえます。

電車に乗り込んだ後はふかふかの椅子に座って寛ぎながら
車外に映る緑豊かな景色を眺めてさらにリラックスします。

「ふわふわ ゆらゆら ガタン すーっと落ちる」
後になるほどよりゆっくりしたペースになる上のセリフを何度も聴いていると
電車の中でうとうとして、急に意識が飛びそうになる時に似た感覚がするかもしれません。
まさにちょっとした夢見心地が体験できる面白いシーンです。

「ぽかぽか ぽかぽか 暖かい ぽかぽか ぽかぽか 気持ちが良い」
そしてようやく目的地となる旅館へと到着し、そこにある温泉にのんびり浸かります。
十分なリラックス状態になっていれば特に手足に暖かさや熱さを感じると思います。
「ぽかぽか」を2回繰り返しながら入れられるリズミカルな暗示が
心と体をより深く安定した催眠状態へと導いてくれるでしょう。

催眠音声ではあまり見かけない現代催眠の技術を駆使した非常に珍しい催眠です。
「気持ちよくなりましょう」みたいに聴き手に直接働きかけるようなセリフを極力避けながら
会話の中にその手の単語を散りばめてやんわりとそう感じるよう誘導します。

「広い田んぼにゆらゆらと揺れる稲穂 風に吹かれて深くゆっくりと頭を垂れる」
例えば電車に乗って外の風景を眺めている際にこのようなセリフが登場するのですが
ここで皆さん自身が「ゆっくりと頭を垂れる」可能性も大いにあります。
他にも人間の脳の性質を利用した様々なアプローチによって
比較的初期の段階からえらく眠たい感覚が湧きあがってきます。

私の場合は音声開始5分頃に催眠に入るのが実感できました。
被暗示性の高低に左右されにくいタイプの催眠ですから
初心者を含めたすべての人に向いていると言えます。




焦らしに焦らして一気に解放
エッチシーンは4パート18分ほど。
プレイは耳へのキス、乳首責め、亀頭責め、SEX(騎乗位)です。

SEXの際にややリアルな効果音が鳴ります。(無しも選択可)
セルフはありません。

「夜になったらエッチしよ いっぱい気持ちよくしてあげる」
温泉に浸かるイメージによって主人公を深い安らぎへと導いた彼女は
より幸せになってもらうよう今度はエッチなイメージを刷り込み始めます。

エッチはキス、乳首責め、三点責め(両乳首+おちんちん)の3パートを通じて
段階的に感度を高めてから最後のSEXシーンで絶頂を目指します。
乳首責めと三点責めは任意で聴くパートなのですが
3分30秒、3分とどちらも短時間ですから通しで聴くのが一番いいでしょう。

「右の乳首と左の乳首一度に そっと触れて キュッと摘まむ 快感が電気のように体に流れる!」
「快感が溢れ出す 爪先から頭の先まで快感が埋め尽くす おちんちんが快感で満たされる 熱く疼く」

プレイは他の催眠音声と同じく彼女が責める様子を描きながら
言われた部分に性的な熱さやもどかしさを感じる暗示を何度も入れてきます。
催眠パートとはまるで違う彼女の力強く叩きつけるような声が
脳や股間をじわじわと熱くしてくれます。

温泉に入った時のぽかぽかではなく風邪を引いた時のようなかーっとなる熱さです。
亀頭のあたりが特にそう感じやすいのではないでしょうか。
私はそれほどでもなかったのですが乳首がじんじんする人もいるでしょうね。

そうして最後のパートでようやく彼女と一つになるわけですが…
ここまで来ても彼女は敢えて意地悪に振る舞いなかなか絶頂させてくれません。
最後に凄まじい絶頂ができるように、とことんまで性感を高めるプレイが繰り広げられます。

「おちんちんが飲み込まれていくよ 包み込まれ締め付けられる 根元まで熱く包まれる! 快感が弾ける ダメ! イったらダメ!」
挿入前におまんこを亀頭に擦りつけ、挿入後も最初は1回ずつゆっくり出し入れし
少しお預けしてからカウントを数えてゆっくりと追い込んでくるおかげで
最中はおちんちんが熱くむず痒くて仕方がありませんでした。
的確に入る暗示によって股間がきゅんきゅん締め付けられるような感覚も味わえます。
腹筋のあたりに自然にぐっと力が入ることもあるでしょう。

そして待ちに待った絶頂の瞬間、風船がしぼんでいくかのように
頭の中から瞬時に空気が抜けていくような不思議な感覚が湧いてきました。
ストレスが一気に吹っ飛んで行った時の爽快感に似た感覚と言えばいいのでしょうか。
今まで味わったドライとは少し違った面白い感覚です。

このように、ドライを強く意識した洗練されたエッチが繰り広げられます。



体の熱さが止まらない作品
癒されるし気持ちよくもなれるドライ系の名作です。

作品のテーマに合わせた個性的な催眠
溜めに溜めてからイかせるドライに適したタイプのエッチ
いずれも催眠音声としてこの上なく優れており
催眠に入る感覚や彼女の声で感覚を操作される体験がかなり味わいやすいです。
当サイトで満点をつけさせていただいている有料作品にも
まったく引けを取らないレベルを持っています。

何より優れているのはやはり催眠誘導パートです。
現代催眠における散在の技法をふんだんに盛り込んだ誘導なのですが
ここまで違和感なく作品のテーマに溶け込ませているのは驚きの一言です。
セリフのスピードや間を考えたふくぱんさんの演技によっても
さらに催眠に入りやすい雰囲気ができあがっています。

実際に聴いてみると普通に会話をしているだけで催眠っぽさをほとんど感じないはずです。
ですがしばらく聴いているとなんだか猛烈に眠くなってきます。
被暗示性の低い人ほどいつもと違った感覚をより強く実感するでしょう。
「色々聴いてみたけどうまくいかない」とお悩みの方にも強くお薦めしたいです。

エッチについても絶頂のタイミングを最後の瞬間に絞り込み
そこに持って行くまでの間に数多くの暗示を叩きこんでイキやすい環境を整えています。
焦らし系なので最中は結構やきもきするかもしれませんが
それらを一瞬で吹き飛ばしてくれるほど大きな快感が最後に訪れます。
淫語そこそこ、くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。

何度も唸らされたし感動もした作品です。
正直なところ絶賛する以外に思い当たる言葉が見つかりません。
時間的にもお手頃ですのでまだの方は是非一度聴いてみてください。

CV:ふくぱんさん
総時間 共通パート…42:21 お眠りパート…5:00 お目覚めパート…2:07

森羅万象
http://fukupan3.blog.2nt.com/blog-entry-12.html


※2026年8月8日追記
リンクが切れてたので新しいものに修正しました。
ご連絡いただきありがとうございます。

Transparent Chorionさんで配布されている、無料の催眠音声作品。

こちらは久々に再会した幼馴染の女の子と一緒に夏祭りへ行く情景を描きながら
ちょっと変わったスタンスで催眠を行う珍しいタイプの作品です。
催眠音声でよくある「~してください」といった表現がほとんどなく
普通に彼女の話を聞いていくうちに催眠状態に入っていきますから
「いつの間にか頭がぼーっとしていた」みたいな感覚が味わえます。

エッチは初めて同士なこともあって初々しい雰囲気に包まれています。
ちょっぴり痛がりながらもこちらを気持ちよくさせるために頑張る彼女の様子に
可愛さや愛おしさを感じつつも興奮を覚えることでしょう。



女らしくなった幼 馴染と夏祭りへ
幼馴染と一緒に夏祭りに行くお話。

「起きて 起きて ほーら いつまで寝てるのよ?」
幼馴染は温かくて優しい声の女の子。
主人公とは小さい頃一緒によく遊んでいましたがその後転校したため
久々の再会を喜びながら寝ている彼を起こしにかかります。

催眠はおよそ22分間。
浴衣姿の彼女に興奮した主人公を落ち着かせるために深呼吸をしてから
お祭りの会場である神社へと向かいながら彼女のお話を聞きます。

本作品は作中で催眠という単語が特に出てきませんし
彼女が「これから催眠を開始します」なんてことも一切言いません。
でも聴いていると自然と催眠状態に入ってしまう、これが最大の特徴です。
よくある催眠音声とはまったく違った印象を受けることでしょう。

「赤い空がゆっくりと紫に変わりながら 次第に深い闇の色に変わっていくね」
お話は目の前で暮れていく夕日を眺めながら子供の頃の思い出を語ります。
内容自体は本当に世間話のように感じられるかもしれませんが
「深い」「暗い」「落ちる」など催眠と関わりのある単語が非常に多く登場し
かつそれらを強調して発音することで聴き手に無意識的な喚起を促してきます。


意識では「ああなんか色々話してるなぁ」と思いつつも
体の重さや頭がぼーっとする感覚が徐々に広がっていきます。
それは無意識が彼女の言葉を受け入れて催眠状態へと移行しようとしているからです。

「光がすーっと流れて 深い闇にすーっと落ちていく」
お話は2人でペルセウス座流星群を眺めた時のことへと続きます。
次々と流れる流星を描写する彼女の言葉を聞いていると
意識が文字通りすーっと落ちていく/沈んでいく感覚を受けるかもしれません。

「くしゅ っと微かな音がして 甘い綿あめがちぎれる 口の中でふわっと溶けて 君の意識が消えていく」
そして最後はお祭り会場に到着して綿あめを食べるイメージをしながら
残っている僅かな意識をさらに小さくして催眠状態を深めていきます。
こちらは「意識が消えていく」と指示的な表現が使われていますから
催眠に入っていればその言葉通りの感覚が得られるはずです。

物語の雰囲気や内容にあまり催眠らしさを感じさせないような作りではありますが
実は少しずつ確実に催眠状態へと導こうとしている一風変わった催眠が繰り広げられます。

幼馴染は終盤まで聴き手に対して直接的なアプローチは一切せず
ただ彼女の記憶の中にある昔の様子を割と細かい描写で語り続けます。
それを我々が勝手に自分のこととして解釈し、結果催眠へと落ちていく。
そんな非常に独特なアプローチに面白味を感じました。
おそらく被暗示性の低い人ほどより大きな変化を感じられるでしょう。



野外での初エッチ
エッチシーンは16分30秒ほど。
プレイはキス、手コキ、SEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「ねぇ キス してもいいかな?」
お祭りの後、他に誰もいない境内でお互いの気持ちを確認した2人は
主人公の希望でそのまま初めてのSEXをすることになります。

エッチは2人とも初体験ということであまりプレイに捻りを加えず
2人が愛し合う様子をストレートに描いています。
軽く唇に触れるところから始まって長めに唇を重ね、その後舌を絡めるなど
キスシーンにやや力を入れているところが印象的でした。

「細い指の感触と 柔らかい手のひらの感触 どっちが気持ちいい?」
プレイ中は催眠音声らしく彼女が適度にエッチの感覚をイメージさせてきます。
客観的な描写+感覚の暗示とかなり聴き手を意識した作りになっていて
プレイを自分が主人公になったような視点で味わいやすいです。

「熱く濡れて きゅって締め付けられるような 包み込まれるような気持ちよさ?」
特に山場であるSEXシーンは膣の感触を緻密に描写してくれます。
同時に「幸せ」「大好き」といった心を温めてくれる言葉を浴びせながら
聴き手の心と体を盛り上げてくれているきめ細かいプレイが楽しめます。

ちなみにラストはカウントではなく声に急き立てられるような形で絶頂を迎えます。
ここだけはやや経験が求められる場面かもしれません。



一風変わった催眠が楽しめる作品
催眠誘導の部分がとても珍しく特徴的な作品です。

深呼吸をして、脱力して、カウントするorイメージする、といった型にはまったタイプではなく
普通に会話をしながら徐々に催眠を深めていってくれます。
いわゆる現代催眠の色が濃い催眠で、命令されることに抵抗を感じている人にとっては
比較的取り組みやすく、そして催眠に入りやすい作品と言えます。

幼馴染が心と体をガチガチに操ろうとはしてこないため
脳がぐちゃぐちゃ、とろとろになる感覚はそこまでしないでしょうが
彼女の言葉に自分の体が勝手に反応しているのがわかると思います。
このへんも一般的な催眠音声との違いの1つですね。
私は「深い」と言われた時に体が軽くストンと落ちる感覚を何度も味わいました。

エッチは主人公になりきってダイレクトに感覚を味わってもらうような作りです。
特にSEXシーンでおちんちんが急に温かくなったり
勝手にビクビク動き出す感覚が起こりやすいでしょう。
ドライ絶頂については助走が短めのため初回での成功は難しいと考えています。
ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

「へー 催眠音声ってこんなのもあるのか」と新しい発見をさせてくれる作品です。
現代催眠の技術自体は大手のサークルさんでそれなりに使用されているのですが
ここまで寄った作品はそれほど多くありません。
聴いていて新鮮味に溢れていてとても良い刺激を与えてくれました。

CV:三森 愛乃さん
総時間 42:46

Transparent Chorion
http://chorion.sub.jp/?page_id=11


2019年9月25日追記
現在はこちらからダウンロードできます。
http://blog.livedoor.jp/anmo31min/archives/3577523.html

スンドメ

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

エロトランスさん最初の有料作品である本作品は
お姉さんの指示に従いながら寸止めオナニーをします。
しかしこちらは催眠音声ですからただの寸止めではありません。
彼女に体を支配されるような不思議な感覚を受けたり
なぜかすんなりと射精できないもどかしい思いをすることになります。

催眠が一般的な作品とはかなり違うスタイルなのもポイント。
「なんだかよくわからないけどいつの間にか催眠にかかっていた」
そんな面白い体験をすることになるでしょう。



催眠状態に導かれている…かもしれない
お姉さんに催眠をかけられた後オナニーをするお話。

「この催眠音声を聴いていると 自分の体に 変化が起きるかもしれません」
お姉さんは丁寧に話す甘い声の女性。
彼女自身の素性や主人公との関係などには一切触れずに
早速催眠に関するお話を始めます。

催眠はおよそ9分間。
「~のようになる」といった明確な暗示は使わずに
会話をするようなスタンスで進められます。

「普通の状態と 催眠状態との切り替わりが はっきりわかる人もいれば 気づいたら 催眠状態だった という人」
「ねむーく ねむーくなって 催眠い入る人や ジェットコースターのように すとーんと 落ちるように入る人」

最初は催眠状態に入ったことのある方を想定して
催眠に入る感覚や、催眠状態になった際の気分などを連想させてきます。
その際、上のセリフのように聴き手にどちらかを選択させるような形で語り掛けてきます。

催眠音声を聴いたことのある方は、実際に感じたものに近い感覚を
本作品が初めてな方の場合は自分の中にある催眠に対するイメージに
より近いと思われる方を選択しながら聴いてみてください。
クイズじゃないので当たりはずれはありません。
大事なのは「どちらかを選択する」行為そのものにあります。

「深く 深く すーっと 入っていく」
そして最後の最後で深呼吸をしながら
彼女の催眠状態へと入る暗示を受けていきます。
きちんとお話を聞いていればある程度頭がぼんやりしているでしょうから
ここですとーんと落ちる感覚が味わえるでしょう。

このように、一般的な催眠音声とは違ったフリーダムな催眠が繰り広げられます。
「こんなやり方で本当に催眠に入れるの?」と思うかもしれませんが、入れます。
少なくとも9分間のいつもの催眠音声よりは深く入れるはずです。
催眠をかけられているような気がしないのは
お姉さんが無意識に働きかけるような形で催眠を進めているからです。



手を動かしたくなる感覚、止めたくなくなる感覚
エッチシーンは7分ほど。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「期待に胸を膨らませ 快感を求めているあなたの体は もう理性ではどうにもならなく 手がひとりでに 動き出すでしょう」
深い催眠状態に入った主人公に軽くエッチな思い出をイメージさせた後
お姉さんは先ほどよりやや力強い声で彼にオナニーをするように指示します。

サークルさんが「運動支配系の内容にした」と言われているように
彼女の暗示によって体をコントロールされるような形で進められます。
催眠パートとは打って変わってこちらはわかりやすい形です。

「その手は 動きます おちんちんの快感を求め 動きます」
うまく催眠状態に入っていれば、彼女の言葉に抗いがたいものを感じることでしょう。
実際に手を動かすようにはならなかったとしても
「動かしてみるのもいいかな?」といった気持ちが湧く方は結構いるはずです。
それが前半で彼女が我々の無意識に働きかけた結果なのです。

彼女は途中でとある罠を仕掛けたことを明かします。
それがもし心に深く突き刺さっているようならば
普段よりちょっぴりもどかしく感じるオナニーを味わうかもしれません。
罠と言っても苦しいとか痛いとかのレベルのものではありませんから
最後は晴れやかな気分で射精を迎えられるはずです。

ちなみに、本作品の絶頂シーンは完全な任意で
カウントや言葉責めによってタイミングを合わせるものではありません。
暗示を埋め込んだ後にある程度無音の時間があって、その間にイクことになります。



とても挑戦的な作品
どちらかというとエロよりも催眠状態特有の心地よさを楽しむ作品です。

聴き手を催眠状態に誘導することを第一に考えており
エッチも頭がとろとろになった状態での性的快感を楽しませようとしています。
今から4年半前の発売当時はきっと多くの方がこの催眠に驚いたのでしょう。
現在でもあまり見られないタイプですし
最近始めたような方でも十分に聴く価値のある作品です。

催眠は普通にコミュニケーションを取るような形で進められる特殊なものです。
ただ、このスタイル自体は催眠の手法として確立されているものですから
かなりの催眠効果が期待できます。
被暗示性の低い方には特に聴いてみてほしいですね。
2作目以降に聴くのならば初心者でも問題はありません。

エッチは催眠らしく暗示で制限をかけながら行われます。
タイプががらりと変わるおかげで少し戸惑うかもしれませんが
時間がかなり短いですし、プレイの内容的にこれが最善だろうとも思えます。
淫語若干、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

大抵のサークルさんが初期は無難な作品を作る中で
有料1作目からこういうオリジナリティに溢れたものを作られているのが
エロトランスさんが現在多くの方から支持を受けている理由なのでしょう。

短時間ながらもまとまっているのは見事と言うほかありません。
価格が標準よりちょっぴりお高いですが、それでも十分に薦められる作品と言えます。

CV:紗藤ましろさん
総時間 21:36


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
FANZAの体験版はこちら

追記
当サイトは催眠初心者にもわかりやすいように
ダブルバインドなどの用語を極力使わずに記事を書いています。
ご了承ください。


2023年3月13日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/90165663.html

へっぽこ術師の催眠音声さんで配布されている、無料の催眠音声作品。
無料作品の配布以外にも、催眠に関する理論の掲載をされています。

本作品はタイトルにある現代催眠を使用しているのが最大の特徴です。

現代催眠はミルトン・エリクソンという
つい30年ほど前まで生きていた方が創始した方法で
催眠としてよくある「あなたはだんだん眠くなる」などの押し付けるようなタイプではなく
「あなたは眠くなってもいいし、眠くならなくてもいい」のように
表現を婉曲にして、ある程度相手の自由にさせるスタンスが採られています。

こうすることで聴き手が術者の声を受け入れやすくなり
結果的に催眠にかかりやすくなる、らしいです。
(あくまでネットの受け売りです。私自身はわざと催眠を勉強しないようにしています。)



聴き手はお姉さんの声を聴くだけ
お姉さんのお話を聴きながら、催眠に入っていくお話。

「これから あなたがとても気持ちのいい状態になる お手伝いをさせていただきます」
お姉さんはちょっぴり気の抜けた、柔らかい声の女性。
詳しい経緯については触れられていませんが
主人公を気持ちよくするために色々な事を話してくれます。

現代催眠は術者が雑談をするような形で進められるため
基本的に聴き手は彼女の話を聴くだけで、他にすることはあまりありません。

「ゆっくりと深呼吸をしてください」とか
「右手が重くなるのをイメージしてください」などの指示がありませんから
本当に彼女の声だけに集中することができるでしょう。

「じっと聴いてもらってもいいですし 聴き流してもらってもいいですよ」
また、お姉さんは断定的な言葉を使わずに
「~してもいい」「~かもしれない」と、婉曲な表現を用いることで
聴き手に選択の自由を与えてくれます。


「~しなさい」と言われると「そうしないといけないな」とか「できなかったらどうしよう」と
やや後ろ向きな感情が生まれてくる方がいるかもしれません。
でも「~してもいいし、しなくてもいい」と言われれば
「じゃあこうしてみるか」と、少なくとも言葉に固執する事態は回避できます。

そうやって心を慣らしていくことで、少しずつ催眠状態に持っていく。
現在世に出ている作品の多くが古典的な手法を採用しているため
このようなタイプの催眠はおそらく新鮮に感じることでしょう。



お姉さんの言葉の中から、ピンとくる単語を釣り上げる
最初の23分くらいまでは、エッチな要素ほぼ抜きで
意識と無意識に関することや、催眠状態とは何なのかを話してくれます。

「意識と無意識は紙一重であり 自然と 意識から無意識へ
無意識から意識へと 移ることができます」

上のセリフのような、やや専門的に感じる内容も登場します。
ただ初心者にもわかりやすいように、きちんと具体例を挙げて説明してくれますから
頭が痛くなることはさすがに無いでしょう。
もし痛くなりそうに感じたら聞き流せばいい、それだけです。

ここでは「お姉さんが言葉に出すことで、初めて意識する」そんな感覚を味わえます。
例えば、自分の利き足に意識を向けるシーンがあるのですが
彼女に「利き足が重くなっているかもしれないし、逆の足がそうかもしれない」と言われて
私の右足(利き足)が本当に重く感じたのを覚えています。

「言われてそうなった」ではなく「言われたらそうなっていた」
この古典催眠とはまったく逆の視点は、現代催眠ならではなのかもしれません。

「あなたが一番 興奮するエッチは どんなものでしょう?」
終盤の9分間はエッチな要素が登場するようになります。
ただ一般的な作品とはまったく違い
エッチをする相手のタイプ、服装、プレイなどを箇条書きにするように言葉にして
聴き手がその中から琴線に振れるものをイメージする、そんな感じです。

「舌と舌を絡み合わせてのキス 目と目を見つめ合いながらのフェラ
豊満な胸でパイズリ ニーソックス越しの足コキ 顔面騎乗
顔射 ごっくん アナルファック 中出し」

このように、かなりのバリエーションをお姉さんが言ってくれますから
自分の好きなものを意識してみましょう。
そうすることで興奮が生まれてきます。

「あなたが あなたの好きなペースで あなたの好きなやり方で 何度でもどこまでも
あなたが一番興奮するプレイを 想像してみて」

ここでもお姉さんは断定を避け、聴き手の自由に任せます。

これといった指示はありませんので、基本的にはドライというか
気持ちの良い気分に浸るのが目的なのでしょうけど
別にオナニーして射精するのも私はいいと思います。
ただエロ要素はかなり少ないため、本当に想像力次第になります。

このように、どちらかというと精神の充実を目指す形で作られています。



意識することの大切さを教えてくれる作品
30分強とやや短い作品ながら、非常に面白い体験をさせていただきました。

前々から聴くだけのタイプの作品にも触れてはいましたが
それが一体どういうものかを知ることができたような気がします。
色々と勉強になったし、考えさせられた作品です。

その中でも一番は「意識することの大切さ」でしょうか。
普段何とも思っていないことも、意識すると見方ががらりと変わってくる。
当たり前のことなのかもしれませんけど、私には新鮮に感じました。

婉曲な表現についての好みは人それぞれでしょう。
被暗示性の高い方などは、指示される方がやりやすいだろうし
逆に催眠にかかれず悩んでいる方には、いい刺激になるかもしれません。

私の場合は頭の方はすっきりしたままで、体だけが重たくなりました。
人によってそれなりにかかり方も違う作品なのかも。

こういうタイプの作品はもっと聴いてみたいですね。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 36:52

へっぽこ術師の催眠音声
http://hypno.meganecco.net/
(ページ中ほど「現代催眠風」からダウンロードできます)

おゆうぎのじかん

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。
前作「ヒプノドラッグレディ」(以下HDL)から実に1年5か月振りとなる
同サークルさんの最新作になります。

催眠は「レイプ・サウンド・ガール♪」(以下RSG)、HDLと
ここ2作品ほどは音を中心としたものが続いていましたが
今回は幼児プレイにガラリとテーマを変えてきました。

本作品はそのシチュを生かすために
催眠は絵本を読み聞かせるように進める珍しい形式となっています。
また擬音語を多用しており、それに残響音をかけたり左右に動かすことによって
ある意味「音」として強く印象付けているのが特徴です。

「おはなしのじかん」(催眠パート 約68分)
「おゆうぎのじかん」(エッチパート 約73分)
「おわかれのじかん」(解除パート 約37分)

また、作品は大きく上記3つのパートに分かれており
さらにそれぞれが2~6のパートに分かれるなど
とてもとても長い作品であるのも特徴です。

とにかく聴くだけでも結構大変ですから、
基本的には休日など時間のある日に聴いた方がいいでしょう。



少しずつ絵本の人物に自分を重ね合わせていこう
とある少女に催眠をかけられ、幼児になってお漏らしをするお話。

「ねぇお兄さん お兄さんは 私に何をしてほしいの?」
少女はやや嗜虐的な口調で、甲高い声の女の子。
さる事情により、主人公を幻想の世界で優しく躾けて
幼児マゾペットにするために来ました。

「危なそうだったら 途中でやめればいいし」
催眠に入る前にちょっとした諸注意を言われるのですが
上のセリフのように軽く誘うシーンなどは
過去作である「Parasite ~寄生概念~」を思い出す方もいるのではないでしょうか。

催眠は事前のやり取りなどを除くと、4パート62分30秒ほど。
深呼吸などのよくあるものとはまったく違い
少女が絵本を読み聞かせながら進めてくれます。

物語はとある国の王子様を主人公としたもので
国の重要人物として衆望も厚かった彼が、ふとした出来事を機に堕落していく。
おおまかな内容としてはこんな感じです。

「すーっと すーっと 抜けていく」
「すーっと すーっと 薄れていく」

ここでは少女が意識して同じ言い回しを使っており
そうすることで言葉の音や印象を強く頭に植え付けていきます。


少女の声には常にエコーがかかっていますから
強く響いて少し残るその音を聴いていると
なんだか頭が軽く揺さぶられるような感覚が生まれるかもしれません。

「すーやすや すーやすや」
「ぎゅっ ぎゅっ ぎゅー」

また、眠りについたり抱きしめられたりと
物語の場面に応じて、強めの残響処理を施した擬音語が流れます。

この音は単に流れるだけではなく、音の聞こえてくる位置を右へ左へと変えたり
流れながら耳の中央から後ろの方に移動したりと
まるで生きているかのようにさまざまな動きをする
のが面白いですね。
こういう音の動かし方は「ヒプノマルチボイス」に近いものを感じます。

このように、どちらかというと物語の内容よりは
意味を持たない音を効果的に使うことで、心を責めてくるような催眠となっています。
そう考えると案外RSGやHDLに似ている作品なのかもしれません。

あと、催眠なのにエッチな表現が割と出てくるのも珍しいかも。



射精ではなく「お漏らし」
エッチシーンは5パート69分とこちらも長時間。
プレイは太ももを撫でる、おちんちんをにぎにぎする、オナニー、親指をしゃぶる
ママのおっぱいを吸う
、といかにも幼児プレイらしいラインナップ。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「これから 物語の王子様と同じように お漏らしさせてあげまちゅね」
催眠によって徐々に物語の王子と自分を重ね合わせ
「おゆうぎ室」へとたどり着いた主人公は
ママとなった少女にお漏らしを手伝ってもらうことになります。

「ボクが ママの子になるっていうなら お漏らしさせてあげてもいいでちゅよ」
ここでは、幼児プレイの醍醐味である赤ちゃん言葉を大量に聴くことができます。
非催眠ではそこそこあるのですが
催眠で赤ちゃん言葉を使う作品はかなり珍しいと言えるでしょう。

「しーこしこ しーこしこ」
「ちゅーぱちゅぱ ちゅーぱちゅぱ」

ここでも擬音語が非常に多く使われており
催眠状態を維持する手助けをしています。

催眠パートでは適宜流れていたのが、エッチでは常に流れる感じになりますから
やはりこの音にどれだけ体を慣らせるかがカギになるのではないでしょうか。

また、これだけでは足りないと判断したのか
序盤のおちんちんを握るだけのシーンでは同時に脱力していったり
少女が本当のママになるシーンでは契約を結ぶなど
催眠音声らしくエッチシーンでも催眠要素が数多く含まれています。

長い作品だとどうしても催眠状態を維持しにくいので
こういった配慮はかなりありがたいですね。

「あったかくて 柔らかいママの手で 優しく手助けして お漏らしさせてあげる」
メインとなるオナニーシーンでは、最初自分の手で行った後
射精させずに一旦止めて、今度は自分のパンツを被せながら扱きます。
パンツの温もりをママの手とイメージして優しく刺激していきましょう。

そして、目の前にあるママのおっぱいにむしゃぶりつく。
ママがちょっぴり意地悪に振る舞うシーンもありますが
基本的にはあまあまな展開となっています。

「ほらいくよ だらしなーくお漏らしをして ママの子に 完全に生まれ変わりましょうね」
フィニッシュは勢いよく飛び出す射精ではなく
おしっこを出すように精液を垂れ流す「お漏らし」をすることになります。

カウントダウンではなく、幾重にも重なり合う音で〆ているのは
ある意味キャンドルマンさんらしいフィニッシュと言えるでしょう。



声を音として効果的に使用している作品
赤ちゃんプレイを題材にした普通の作品だろうと思って蓋を開けてみたら
かなり音モノに近い作風という印象を受けました。

とにかく擬音語をこれでもか、というくらいに多用していて
そのすべてに残響処理がされています。
エッチシーンではママのプレイに合わせて左右からそれが鳴るなど
意識させようとする意図を強く感じます。

催眠は絵本を読むだけの型破りな手法です。
ただ物語の中にきちんとキーワードが潜んでいて
それが何度も登場することで、聴き手に自然と刷り込まれていきます。
中級者以上なら催眠に入れるとは思いますが
やや特殊なため、初心者にはあまりお薦めしません。

エッチはママに優しく抱かれながら射精させてもらう典型的な幼児プレイです。
自分の心を一時的に開放し、幼児になってたっぷりと甘える。
そんな甘美な時間がゆっくりと流れていきます。

自分の親指をしゃぶらせるところなどは実にいいですね。
放尿シーンはありません。

総合的に見ると、声という「音」を中心に据えた良作です。
キャンドルマンさんの過去作が好きな方なら、まず安心して聴けるでしょう。
それくらいサークルさんらしさを感じました。

CV:椎那 天さん
総時間 3:02:11


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
完成度はそこまで高くないと思う。
催眠と解除パートが非常に長いのはなんとも…
人間の集中力の持続時間が平均で50~90分と言われていることから
1時間30分以内に収まる作品が理想じゃないかなと。

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