同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

カテゴリ:催眠音声(トランス/暗示ボイス) > 8点.

   ● 妹催眠3-Little Sister Hypnosis-
   ● マリアの催眠another[魔護女神社の淫乱巫女] & レズえっち2拡張パック
   ● ヒプノアドベンチャー
   ● ディープシャングリラ
   ● 幽霊さんといっしょ 第一部 標準語版
   ● 傀儡巫女~陵辱神楽歌~
   ● 催眠音声時の天使
   ● 18禁フェチ催眠ドラマCD-妄想実現シリーズ1彼女の匂い-
   ● -催眠音声-Dozen Rose For Men vow eternal love
   ● 魅惑の口づけ~へべれけ若奥様のらぶらぶキッス~


妹催眠3-Little Sister Hypnosis-

サークル「Es_Lab」さんの催眠音声作品。

「朝倉催眠診療所」「Wサキュバスの射畜催眠」と並ぶサークルさんの人気シリーズ最終作となるこちらは
お兄ちゃんのことが好きで好きでたまらない妹が
催眠を絡めた2種類のエッチで癒しと幸福感を与えます。

過去2作と同様に妹とのあまあまラブラブなエッチをストレートに描いており
彼女はある時は母親のように、またある時は恋人として振舞いながら
優しい言葉やエッチな声で心と体の両方を少しずつ温めてくれます。

催眠についてもしっかりとストレッチを行い適度にリラックスさせてから
それを用いたイメージによって催眠を深めていくなど
催眠に不慣れな人でも取り組みやすさを感じる親切丁寧なアプローチがされています。
お兄ちゃんを自分だけのものにするために
妹に催眠をかけられてからエッチを楽しむお話。

「こんばんは! お兄ちゃん」
妹は明るくて可愛い声の女の子。
両親が寝静まった深夜、お兄ちゃんの部屋にやってくると
彼のエッチな欲求を満たすために催眠をかけてあげます。

妹催眠シリーズは聴き手に幸せな気分に浸りながらエッチを楽しんでもらうことを目的に
彼女が徹底的に甘やかしながら気持ちよくしてくれます。
Es_Labさんはアナル開発、お漏らしといった変態チックな作品も作られているサークルさんなのですが
今回はそういった要素も一切無く男女が愛し合う様子をあまあまなテイストで描いています。
幼児プレイに強い抵抗感でもなければ誰でも聴ける内容です。

「ほんのちょっとの運動でも 硬かった体がゆっくりほぐれていくのがわかるよね?」
もうひとつの特徴は催眠っぽさをぼかした言い回しが多いこと。
妹は肉親らしく常に砕けた口調で気さくに語りかけながら催眠を進めます。
声や話しぶりがとても人懐っこいキャラですから、聴いていくうちに自然と親しみが湧いてくるのではないでしょうか。
それは催眠にとって必要な信頼関係の構築にもプラスに働いています。

催眠は3パート27分30秒ほど。
最初は体のリラックスを目的に横になったままいくつかのストレッチを行います。
ちなみに作中ではお兄ちゃんが妹に膝枕をされています。

「力が抜けて なんだかふわふわした感じ 太ももに頭預けて? 柔らかくて ふわふわした感じ」
内容は膝を抱えて深呼吸する、腹筋するように上半身を起こすなど
筋肉の緊張をほぐすのに効果的なものばかり。
最中は妹が何をすればいいのか、どのタイミングで力を抜くのかをわかりやすく教えてくれます。

催眠音声だから暗示を適度に入れてくるのだろうと思いきや
中盤以降にちょろっと言うくらいで純粋なストレッチにかなり近いです。
催眠音声の経験に関わらず似たような軽い疲労感を感じるでしょうね。

体がリラックスできた後は心のリラックス。
事前に体をいくつかのパーツに分け、呼吸に合わせて力を入れたり脱力してから
今度はその様子を体を動かさずに頭の中でイメージします。

「ほら 力を入れて ぎゅーってするのをイメージすると 頭の中が少し ジンジンする」
「力を抜いてだらーんとするのをイメージすると 今度は ふわふわーっとした感覚が生まれてくる」

ごくごく簡単なストレッチ、しかもつい先ほどまでやっていたことですから
本当に誰でも簡単にイメージできます。
妹が力を入れる/抜くタイミングをリードし、それに合わせて心地よさを感じる暗示を入れてくれます。
おそらくこのあたりから手足がうまく動かせなくなってくるでしょう。

「意識が後ろに引っ張られるように すーっと落ちていって また深い催眠状態になる」
そして最後は妹の膝の柔らかさ、温かさを感じながら彼女の声に耳を傾けます。
途中で前作「妹催眠2-Little Sister Hypnosis-」に登場したキーワードを言ってくるシーンがありますから
既に聴いている人なら瞬間的に催眠が深まる感覚がするかもしれません。

途中から左右別々に言葉をかけてくるマルチボイス的な演出が登場したりと
より多くの聴き手が催眠に入れるよう様々なギミックが用意されています。
彼女の甘い声や言葉に頭がとろけるような幸せな気分が湧いてきました。

心と体を十分にリラックスさせてから落とすシンプルかつ堅実な催眠です。
お兄ちゃんを自分の声の虜にすることを目的に、まずは催眠要素をあまり交えずストレッチをし
それから精神面のリラックスと声に対する集中力が高まるよう働きかけてきます。
技術・声・言葉の使い方も優れており、聴いているだけで自然に催眠状態が深まっていきます。

催眠初心者を強く意識しているのか、どのシーンにおいてもわかりやすいイメージを用いているのが印象的でした。
テーマが年下の女性に愛されるという大衆性の高いものですし
サークルさんがそれに合わせて催眠をセッティングされたのだと思います。

まとめると、比較的多くの人が催眠の感覚を味わいやすい親切な催眠です。
女性に愛される快感に包まれながら
エッチシーンは2パート38分間。
プレイは授乳、手コキ、69、フェラ、SEX(騎乗位、正常位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「これから私がいーっぱい気持ちいいことしてあげる だから お兄ちゃんは赤ちゃんのままでいいんだよ?」
催眠を使ってお兄ちゃんを自分の声に従うお人形へと作り変えた妹は
さらに幼児退行の暗示を入れて彼を赤ちゃんにし、自分のおっぱいを飲ませてあげます。

エッチは最初のパートが赤ちゃんになりきりながらの授乳手コキ
後のパートが元のお兄ちゃんに戻してラブラブなSEXと方向性がまったく違います。
2つを繋げて聴くのがデフォルトですが片方ずつ楽しむこともでき
それ用のファイル構成も付属のテキストで説明されています。

「じゃあ 可愛い可愛い 赤ちゃんに おっぱいあげまちょうねー」
授乳手コキパートは赤ちゃんになったお兄ちゃんにまずはおっぱいを飲ませ
しばらくしてから彼女がおちんちんをしごき始めます。
そして幼児プレイのお約束として最中は妹が赤ちゃん言葉で語りかけてくれます。

「あぁ お兄ちゃんにちゅっちゅされてる 私のおっぱい ちゅっちゅされちゃってる」
本作品のエッチの特徴はプレイ中に妹の様子もきっちり描写していること。
おっぱいを吸われると甘い吐息を漏らしながら喜びますし
手コキを始めると熱いおちんちんや溢れ出すカウパーにうっとりします。

催眠音声と言うとおっぱいを吸う感覚、おちんちんを責められる感覚など
聴き手側の視点でセリフの表現を統一する作品が結構多いのですが
本作品は妹の幸せそうな様子を敢えて描き、聴き手の心を温めるアプローチが適度にされています。
自分だけでなく2人が一緒に気持ちよくなることを目指したエッチです。

「私のおっぱいミルク飲めば飲むほど 体の奥がジンジン痺れるような 甘い疼きが広がっていく」
もちろん催眠音声ですから暗示も合間にしっかり入れてくれます。
すっかり興奮した声でそれらを語る姿は普段とはまるで違う女としての艶かしさがあり
暗示の効果と雰囲気の両方から絶頂感が高まるのを感じるでしょうね。

特にこのパートは終盤にちょっぴり意地悪なことをされますし
イキたいけどイけないもどかしさも味わうことができます。
暗示漬けにするのではなくエッチしていることを実感させるプレイをしています。

対するSEXパートはしばらくフェラをしてから騎乗位→正常位でSEXするオーソドックスな展開。
ここでは催眠音声としては珍しく、妹がちゅぱ音や喘ぎ声をたっぷり聞かせてくれます。

「お兄ちゃんのおちんちんペロペロしてたら あそこ疼いちゃって 欲しくなっちゃった」
「ほーら 妹マンコの肉ヒダが絡み付いてくる」
「妹マンコ 気持ちいいね あったかくて ぬるぬるしてて とーっても気持ちいいね」
もう少し具体的に言うと、中央からは妹自身の声や乱れる姿が流れ
それと同時に左右から囁き声で感覚操作の暗示や状況説明&指示のセリフが入ります。
最大3人が同時に語りかけてくるマルチボイスシステム、とでも言えばいいのでしょうか。
これによって妹の快感とお兄ちゃんの快感の両方を同時に表現することに成功しています。

「お兄ちゃん こんなエッチな妹で ごめんね でもでも お兄ちゃんのこと 大好きなのぉ」
「お兄ちゃんー しゅきぃ らいしゅきなのぉ あぁぁぁぁぁん」

妹がややアヘった甘い声で愛の言葉を投げかけてくる様子もたまりません。
純粋にエロいのもありますが、自分のことをここまで想ってくれていることにすごく心が満たされます。

私の場合はそれに加えて股間の筋肉が自然と引き締まり
じんわりとした快感が継続的に湧いてきました。
ドライによる快感も若干弱かったのですが比較的長い時間楽しめています。

催眠音声でありながらきちんと妹という相手の存在を感じさせ
彼女と一緒に気持ちよくなる気分を味わわせながらエッチを行う。
作品のコンセプトに相応しいあまあまラブラブなエッチが繰り広げられています。
聴いてるだけで幸せになれる作品
妹の声や態度、催眠、エッチに至るまですべてが甘い作品です。

妹はお兄ちゃんを癒したり性的欲求を満足させながら自分の願望も叶えます。
元々の甘い声とざっくばらんな話しっぷり、時折漏らす笑い声がとても可愛く
「彼女の言うことなら多少は受け入れてもいいかな?」という気分に自然にさせてくれます。
単なる催眠者ではなく女性としての魅力も十二分に持ち合わせています。

そして彼女が施す催眠はすべてがとても優しいです。
イメージが容易なこともそうですが、何をするにしても手取り足取り教えてくれます。
おかげで頭を空っぽにし、気を楽にしたまま彼女の声に集中できる
つまり催眠に入りやすい精神状態に知らず知らずのうちに誘導してくれます。

内容も体のリラックス、心のリラックス、深化と至ってシンプルな構造にし
それぞれにほぼ同じ時間をとってじっくりと進めてくれます。
リラックスをしている時点ではそこまで催眠に入った感覚がしなかったのが
深化パートを聴き終える頃には普段との明らかな違いが実感できます。
頭の中がぽわぽわする、あるいはとろける感覚、無気力感、体の硬直などです。

エッチについてもプレイ自体がとことん甘いですし
妹がこちらと一緒にエッチを楽しんでくれている様子が強く伝わってきます。
女の子が自分のために尽くしてくれる、すべてを曝け出してくれることにも心満たされます。
どちらのプレイもいい気分に浸りながら聴き終えることができるでしょう。

個人的には授乳手コキパートの方がドライしやすいように思えます。
カウントを使って絶頂させるスタイルと、何度か寸止めして快感を蓄積させる動作があるからです。
SEXはマルチボイスがメインなのでやや人を選ぶ部分があるかなと。
喘ぎ声それなり、淫語とちゅぱ音そこそこです。

癒されるしエッチな欲求も満たされる充実した作品です。
甘やかされるシチュが好きな人、催眠に入りにくいと感じている人には特にお薦めします。

CV:いちるさん
総時間 1:21:47

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
シリーズ3作をセットにしたバージョンもあります(単品より300円お得)。
「妹催●1・2・3こんぷりーとぱっく」

上記ページがうまく表示されない場合は以下のコメントご覧ください。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/36419653.html#comments

2026年2月26日追記
再レビューを公開しました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/96770331.html

マリアの催眠another[魔護女神社の淫乱巫女] & レズえっち2拡張パック

サークル「風呂井戸ソフト」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、とあるリラクゼーションスポットのサービスとして
お姉さんが催眠を使って触手に犯される快感を楽しませてくれます。

多くの女体化作品が容姿などの外見を作り変えることに力を入れているのに対し
本作品はまず自分の存在を一度リセットし、その後女性としての人生を辿ることで
内面から女性になりきらせる本格的な女性化を行ってくれています。

その後のエッチについても登場人物やストーリーといった背景にもきちんと目を向け
その上で触手の質感や形、プレイそのもの、得られる感覚をバランスよく描写し
聴き手が主人公自身になりきりやすい環境を整えます。
とある運命を背負う巫女の一族
マリアの催眠で「みゆき」になり触手や母親に犯されるお話。

「いらっしゃいませ ヒーリングルーム リップルへようこそ」
マリアは明るく上品な声の女性。
お店にやってきたお客に丁寧な挨拶をしてから施術室へと案内すると
そこで催眠を使って気持ちいいリラックス状態へと導き始めます。

本作品はこれの1年近く前に発売された「マリアの悦楽音叉催眠~ダッチワイフにしてあげる」の
派生作品にあたる「マリアの催眠another」と
同じく過去作「レズえっち2~立場逆転TSレズ・年下お嬢様に虐められて~」の追加パートの2本立て。
前者は魔護女神社の巫女になりきってエッチを楽しむオリジナルストーリー
後者は元作品のエッチシーンに追加する拡張要素としての役割を持っています。

レズえっち2のほうはそれ単体では催眠音声としての機能を持っていないため
今回のレビューはマリアの催眠anotherに絞って紹介します。
これだけでも90分以上ありますから値段分の価値は十分にあります。

マリア催眠と言えば様々な音叉の音を使って催眠やエッチを行う作品として有名です。
しかしこちらは誘導部分で同じイメージを使用している部分があるものの
音叉や触手のうねる音といった効果音は一切登場しません。
そういう意味では大人しく感じるところもあるのですが、ストーリーやエッチが結構ぶっ飛んでますので
前作の要素を過度に期待しない限りは問題なく楽しめるでしょう。

催眠は5パート29分ほど。
最初に深呼吸をしっかり行って心身を軽くリラックスさせてから
自分がオレンジ色の海に漂い、その底に沈んでいくのをイメージします。

「深く もっと深く もーっと深く 気持ちいい 沈んでいくのは 気持ちいい」
「私の声を聞いていると あなたの体はだんだんととろけていきます」

海に沈むイメージをさせながら催眠を深めていく作品は結構多いのですが
本作品の場合はそれに加えて自分の存在自体が溶けて曖昧になる暗示を入れてきます。
これらの最中も聴き手は深呼吸を続けることになりますし
後になるほど意識がぼやける、眠くなるといった心地よい感覚が広がっていきます。

そして2番目のパート以降はみゆきになるための女体化を行います。
ここでは先ほどのイメージを活用し、生命が誕生する過程を描きながら
男性から女性になるのではなく元から女性だったように聴き手を思わせる様々な言葉を投げかけます。


「お股には割れ目があって おちんちんは…無い」
「一人称は あたし 心の中で考え事をするときも 女の子の口調で考えてしまうのよ」

女性として生まれてきたのだからおちんちんが無いのは当たり前
そして女学園に入学し、女友達に囲まれ、一定の年齢に達したら初潮を迎える。
男性的な部分をすべて排すことでより女性気分を味わいやすくさせてくれます。
女体化よりは女性化と言ったほうが妥当な内容です。

導入よりも女体化部分に力を入れている珍しいタイプの催眠です。
主人公のみゆきになりきらせることを目的に、まずは自分の男性部分を完全に切り離し
その後に女性ならではの要素を人生を描く形で積み重ねていきます。

導入が結構淡白なので催眠初心者には不向きなのですが
ある程度慣れている人ならエッチで面白い快感が味わえるでしょう。
「女性になった」ではなく「元から女性だった」とするアプローチが効果的に働いています。

「何本もの触手がママに絡み付いて ぬめりぬめりと蠢いている」
「時折体をビクビクって痙攣させて 気持ちよさそうに腰を振っている」

他にも女体化の最中にみゆきのママがとある洞窟へと赴き
そこで触手に体中を犯されている様子を描写しているシーンなんかも登場します。
これは覗き見る形で自分自身に訪れるエッチの体験を予めイメージさせ
本番で触手の責めがもたらす快感をより主観的に掴んでもらうのが目的と思われます。

催眠音声といえばひとまず催眠状態を深めてからエッチに臨む印象が強いのですが
本作品の場合は「エッチで楽しんでもらう」ことを大目標に掲げ
それに向けてできるだけ短かく、効果的な誘導を施そうとしています。

だからこういう流れになっているわけです。

まとめますと、シンプルかつ機能的な催眠です。
心を込めてハードに愛してくれるエッチ
エッチシーンは12パート52分間。
プレイは触手による全身愛撫、乳首責め、フェラ、クンニ、アナルSEX、ママとのSEX、キスです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「すると突然 左右の腕に しゅるしゅるっと触手が絡み付いて 外側へと引っ張り あなたの自由を奪う」
無事二十歳を迎えて大人の女性になったみゆきは
その夜不思議な音につられてママの痴態を覗き見た洞窟へと行き
そこにいた沢山の触手に拘束され、体の至るところを撫でられ続けます。

エッチは前半が大小様々な触手に性感帯を中心とした全身を刺激されるプレイ
後半はその一部始終を見ていたママが参戦し、前後の穴を同時に犯しながら何度も絶頂へと追い込みます。
触手プレイからイメージされる複数同時責めを中心としたハードなプレイです。

「触手は人肌と同じくらいに生温かくて 触られるとゾクっとする」
「舌が愛液に濡れるビラビラを舐め回し 舐められるたびに 股間から快感が生まれる」

そしてマリアは聴き手がこの仮想的なプレイを存分に楽しめるようにと
相手を務める触手の形状・サイズ・質感から始まり、最中にどこをどう責めているか
それによってどこにどのような感覚が得られるかを事細かに伝えながら進めています。


触手プレイを扱う作品ではプレイの客観描写+そこそこの感覚操作をする場合をよく見かけるのですが
本作品のようにありとあらゆる要素を満遍なく押さえ
それらバランスを維持しながらプレイを成り立たせている作品は本当に少ないです。
これによって現実ではありえないプレイのイメージがとてもしやすくなっています。

また触手プレイにつきものの陵辱色が意外に薄いのも大きな特徴です。
触手は手足を拘束し恥ずかしい格好にさせることはあるものの
責め自体は特殊な粘液を体外・体内の両方に染みこませて十分に感じられる体に作り変え
その上で乳首責め→クンニ→アナルSEXと段階的にレベルを上げていきます。

要はみゆきが嫌がらないようちゃんと気持ちよくさせているわけです。
プレイの最中にマリアが施す感覚操作の暗示も手伝って
ハードなんだけど受け入れやすい、快感に没頭しやすい雰囲気が出来上がっています。

本作品のプレイのハードさがもっとも強烈に味わえるのが後半シーン。
みゆきの痴態を興味深く眺めていたママが服を脱ぎ
股間についている触手型のおちんちんで彼女のおまんこを貫きます。

「引き抜かれるときには カリ首が膣壁をごりごりと引っ張りながら擦りあげていく」
「淫乱なメス マゾ 変態 犯されて喘ぐだけの存在 それがあなた」

極太のおちんちんが大事なところを擦る感覚、途中から追加される触手のアナル責め
合間にマリアがぶつけてくる言葉責め、短時間のうちに何度もドライ絶頂させるフィニッシュなど
触手という謎生物に激しく体を蹂躙される快感を言葉だけで見事に表現しています。

「全身に精液がぶっかけられる! 体の至るところで 快楽が弾ける!」
中でも一番最後のパートではおよそ4分間ひっきりなしに絶頂へと追い込むなど
ドMな方でも十分満足していただけるプレイが登場します。

長時間に渡ってイキ続けさせられるため、股間に生温かい快感が断続的に発生する一方で
股間がきりきりと締め付けられたり、腹筋のあたりに軽い筋肉疲労を起こす人もいるでしょう。
聴き手をそうさせるためにマリアが絶え間なくスピーディーな追い込み暗示を入れてくれます。
ちなみに全部の絶頂はカウントをトリガーとしますからわからないことはまずありません。

このように、触手を介して親子の交わる姿を描いた変わったエッチが繰り広げられています。
女性気分に浸りやすい作品
全編を通じての女性になりきらせるアプローチと個性的で臨場感のあるエッチが光る作品です。

マリアは催眠を使って多くの生命が生まれてくる場所「子宮」へと聴き手を案内し
そこで今あるすべてのものを一旦浄化してから生まれ変わる形で女体化を進めます。
女性が生まれてから成人するまでの過程を自分自身に置き換えられる描写で統一し
エッチにおいても女性の象徴的な部分を中心に責めています。

「あなたは女性になりました」みたいなストレートな表現は一切使わず
女性を感じさせる要素を数多く取り入れることでそう自覚させるように誘導しています。
このへんが徹底されているからこそ女性気分に浸りやすいわけです。
セリフの表現も考えられていますし、女体化専門サークルさんの実力が遺憾なく発揮されています。

もうひとつのポイントとなるエッチは触手プレイでありながら陵辱色をできるだけ薄め
女性として犯される快感に集中させるような暗示を小まめに入れています。
マリアの元々の目的が主人公をリラックスさせることにありますし
雰囲気的にはM性をあまり出したくなかったのかもしれません。
おかげでどぎついプレイの割には結構聴きやすくなっています。

「ママに種付けしてもらって幸せ すごく満たされた気分です」
プレイの相手に実の母親を選んでいるところ大きいです。
彼女となぜエッチすることになったのか、ふたなりなのかも作中で語られています。
それを聴く限り、彼女が大きな愛情を持ってみゆきを犯したことがわかります。
一風変わった親子愛を描いているところも個性的です。

催眠は音叉催眠に比べるとやや個性に欠けるのですが、エッチがそれを補って余りあります。
導入の時点ではそれほど催眠の感覚がなくても
女体化やエッチを聴き進めていくことで現実逃避感が強くなっていくでしょう。

エッチはプレイはハード、雰囲気はあまあまな珍しいタイプです。
股間が熱くなったりムズムズする感覚、絶頂指示に合わせて何かが盛り上がり弾ける感覚など
ドライオーガズムを経験済みなら様々な快感が味わえる可能性を秘めています。
淫語それなり、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

女体化でのエッチをとことんまで追求した作品です。
変わったタイプの女体化作品を聴いてみたい方には特にお薦めします。

CV:マリアの催眠another…夏深さん レズえっち2拡張パック…彩瀬ゆりさん、伊東もえさん、織田リコさん、涼貴涼さん
総時間 マリアの催眠another…1:32:29 レズえっち2拡張パック…44:16 合計…2:16:45

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
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ヒプノアドベンチャー

サークル「.␣ [Dot-Space]」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、催眠をかけられてファンタジー世界の勇者になりきり
その後サキュバスに様々なエッチな攻撃を受ける快感を楽しみます。

混乱・眠り・毒・麻痺などRPGの世界ではお馴染みの状態変化を
効果音を絡めた感覚操作の暗示によって伝えたり、エッチシーンではちゅぱ音を効果的に使うなど
作品の世界を様々な「音」を使って演出しているのが特徴です。

今回は最も時間の長いバージョンでのレビューをお送りします。
勇者になってエッチな責めを味わおう
RPGの世界に入り込んでサキュバスにエッチな攻撃をされるお話。

「ようこそ、ヒプノアドベンチャーの世界へ」
ナビゲーターは明るく穏やかな声のお姉さん。
女性型モンスターにいやらしく弄ばれたい欲求を抱く主人公の望みを叶えるため
催眠を使ってよりリアルにその感覚を味わわせてあげます。

本作品は聴き手にバーチャルな体験を味わってもらうことを目的に
催眠を使って勇者になった後、その世界に住むサキュバスを相手にエッチな戦いを繰り広げます。
「もんむす・くえすと」などで行われているプレイを具現化したと言えばわかりやすいでしょう。
それを反映するかのように作中では彼女が様々な攻撃を繰り出してきます。

催眠はおよそ27分間。
最初は深呼吸や脱力をしてリラックスしながら軽い催眠状態へと入ります。

「息を吐くときは 空気と一緒に身体の余計な力を吐き出して 身体の外に拡散させるイメージ」
主人公がこのサービスを初めて受けることを想定し
彼女は何をするにも簡単なイメージを交えながらわかりやすく心構えを教えてくれます。
深呼吸もただなんとなくするより意識しながら行うほうがずっと効果的です。

「もしかすると今のあなたには 感じられているかもしれませんね ほら おでこの辺りにある 何だかいつもとは違う感覚」
「意識の流れができたから 頭にあるふわふわが ほっぺたの方に流れ込んでいって ぽーっと ほのかに温かくなってくるかもしれません」

その次に行う脱力もまずは深呼吸で得られたリラックス感を頭の中に実感させ
それを顔→首→右肩→右腕→右手と徐々に広げる形で進めています。
言い回しも「~してください」と言いつけるのではなく「~かもしれません」と柔らかい表現が多く
それらが作品全体に穏やかで落ち着ける雰囲気を持たせています。

催眠に不慣れな人でもついていけるよう配慮がされているのがいいですね。
今回紹介したバージョン以外に2回目以降のショートバージョンも用意されていますし
より多くの人に作品を楽しんでもらえるための工夫が随所に見られます。

お次は作品世界の勇者になるための準備として
耳に装着したデバイスから頭の中にデータを流し込む様子を描きながら催眠を更に深めます。
ここからは本作品の重要な要素のひとつ「音」が耳を楽しませてくれます。

「そう これはあなたをさらに深い催眠状態に誘う 不思議な揺らぎをもった音」
一番最初に登場するのはデータを流し込む音。
お湯が沸いている時に鳴る「こぽこぽ」という音に近い音がバックで流れ始め
それのボリュームを微妙に変化させながら催眠が深まる暗示やカウントを入れていきます。
この音には脳波をリラックス状態に誘導するヘミシンクが混じっているらしく、適度な刺激が耳に心地いいです。

「あなたの目の前に現れたのは 柔らかくて今にもこぼれそうな 大きな胸とお尻をもった 美しい女性の姿をしたモンスター」
そして最後は今回のお相手を務めるサキュバスの容姿をイメージし
その声や指示に従いたくなるよう心を誘導します。
ここでもRPGで鳴るような短い魔法の詠唱音を鳴らしながら
それを聞くほど快感が湧いたり催眠が深くなる暗示を入れていくなど
仮想世界での出来事を音を使ってよりわかりやすく聴き手に伝えようとしています。

古典的な技法を作品のテーマに合わせてアレンジしている比較的堅実な催眠です。
専用のデバイスを使ってファンタジーな世界に赴く様子を描きながら
そのひとつひとつに催眠の技術を絡めて徐々に催眠が深まるように誘導しています。
全体的に進め方がゆっくり丁寧であること、ヘミシンク等の効果音を使っていることから現実逃避感が得やすく
それもテーマの勇者化に適しています。

ごく一部、具体的にはデータを流し込むシーンでボリュームを強弱させるところが
差がわかりにくく意図した結果が得にくいように感じることや
エッチシーンのキーとなる魔法の詠唱音に対する暗示の入れ具合が弱いようにも思えるのですが
それ以外の催眠の流れや組み立て方はしっかりしています。
何よりテーマと催眠の親和性・融合度が非常に高く感じました。
様々な魔法で心と体をドロドロに
エッチシーンは7パート43分30秒ほど。
プレイは混乱・眠り・毒・麻痺・魅了の魔法をかけられる、オナニー、SEX(騎乗位)、キス、乳首舐めです。

SEXの挿入時にのみゴムが擦れ合うような効果音が鳴ります。
セルフとドライ両方の絶頂形式があります。

「いろんな魔法でたーっぷり 可愛がってあ・げ・る」
サキュバスは明るく色っぽい声の女性。
催眠の世界にたどり着いた後はナビゲーターから彼女にバトンタッチし
主人公に様々なエッチな魔法をかけてあげます。
ちなみに彼女の声には常に軽いエフェクトがかかっており、何かをする際には例の魔法詠唱音が度々鳴ります。

エッチは彼の願望どおり終始彼女が責め続けます。
最初の4パート17分間は混乱・眠り・毒・麻痺の魔法をかけていくプレイ。
エッチな表現はほぼ無しに、催眠の技術を使ってそれぞれの感覚を伝えようとします。
内容的に作品の世界に浸りながらより催眠を深めるのを目的としているように思えます。

「追いかけるうちに頭がくるくると回って 混乱してくる そう 私の声を聞いていると 頭の中が回る 回る」
中でも一番最初の混乱は彼女の声が小まめに移動したり重なったりすることで
こちらの意識に揺さぶりをかけ、頭の中をぐにゃぐにゃにしてくれます。
声を追えば追うほど平衡感覚を失ったかのように頭の中がぐらついてくるのを感じるでしょう。

他の3つについても眠りは白い光の球を使って安らぎを与える
毒は色っぽい吐息を吹きかけながら力が抜ける暗示を入れる
麻痺は頭を撫でながら体の自由を奪っていく、といったように
それぞれで違うアプローチをしながらその都度暗示を入れてきます。

この4パートはオプション扱いなのでエッチを優先したいのなら飛ばしてもいいですし
催眠の入りが浅いとか、催眠そのものを楽しみたい人はお好みで入れてみるといいでしょう。
個人的には気になったものを1~2個が丁度いいと思ってます。

本格的なエッチが楽しめるのはその後の「魅了」「操り自傷~カウントダウン」「生命吸収」パート。
順番に見つめ合ってからのキス、オナニー、SEXしながらのキス&乳首舐めとなっています。

「私に命令されるというのは 私に愛されているということ とても幸せなこと 私の言う通りにすれば もっと幸せになれる」
「あなたの頭の中のハートから どくん どくんって 絶えず快感が送り込まれて 興奮がさらに高まっていく」

「操り自傷~カウントダウン」パートはオナニーの開始とフィニッシュのタイミングを設定し
その間は彼女が暗示を使って興奮を高める催眠重視のプレイ。
聴き手に声で操作される感覚を味わってもらうためにストレートな淫語をできるだけ避け
バックで「くちゅくちゅ」というセリフを流しながら声に犯される快感を伝えてくれます。

オナニーによる肉体的な快感と意識が混濁している時のようなふわふわした感覚。
この2つの快感を同時に味わいながら射精へと向かうことになるでしょう。
感度上昇の暗示をそこまで入れてこないので射精感はそれほど強烈でもないのですが
精神的な幸福感に浸りながらする分、事後の余韻の長さは結構違います。

「キスの音を聞くたびに 身も心もとろけちゃう キスされるたびに あなたの力が奪われていく」
対する「生命吸収」パートの絶頂形式はドライ。
こちらの上に跨り、挿入した状態でサキュバスが唇・首筋・乳首を舐めまくります。

メインのプレイがSEXでありながらちゅぱ音をかなり重視しており
バックで常にちゅぱ音を鳴らしながらちゅぱ音を聞くほど気持ちよくなる暗示を入れたり
彼女自身がキスをしてエッチな興奮を高めてくれます。
セルフに比べるとエッチな要素を多めにしたプレイですね。
こちらもセルフと同じく最後は10カウントに合わせて絶頂します。

このように、サキュバスの魔法を催眠に例えた一風変わったエッチが繰り広げられています。
世界観がしっかりしている作品
エロよりも催眠の感覚を重視している作品です。

ナビゲーターとサキュバスは仮想世界でのエッチな体験を聴き手が主観的に楽しめるように
まずはしっかりと催眠を深め、それから個々の感覚を暗示や音を使って生み出そうとします。

サキュバスとのエッチと言うと精液をとことん搾り取るハードなプレイが多いのですが
本作品はそれよりも精神的な快楽を追求する傾向が強く
状態変化を通じて彼女に心を操られる気持ちよさを味わわせたり
本番のエッチでもストレートな表現を避けながらイメージによる絶頂を促します。

エロエロな展開を期待して聴くと肩透かしを食らうかもしれません。
しかし催眠の醍醐味とも言える催眠状態に漂う感覚は得やすく
それが肉体面での快楽の不足を十分に補っています。
特に音をトリガーに感覚を呼び起こすアプローチは最近あまり見かけなくなっていますし
作品の舞台になっている仮想世界の雰囲気を出すのにも役立っています。

ただし、催眠部分の最後でも少し書きましたが
エッチシーンにおいて魔法の詠唱音を鳴らしすぎているところだけは引っかかりました。
私はてっきり絶頂シーンなどの肝心なところで使うものと思っていたのですが
何かの行動を開始する/切り替える際などに割とバンバン鳴らしてきます。

音自体がやや甲高いこと、鳴るタイミングが予測不可能なことから
人によってはびっくりするんじゃないかと危惧しています。
そして使用頻度が高い割には音に対するイメージの刷り込みが甘いため
催眠の補助よりも演出としての意味合いが強くなってしまっているように思えます。
使う場所を絞る、あるいはもう少し入念に音への暗示を入れたほうが効果的かなと。

エッチはセルフで擬声語、ドライではちゅぱ音をバックで鳴らし、それと暗示によって気持ちを高めていきます。
かなり独特なプレイなので催眠にどれだけ入れているかで得られる感覚が随分変わるでしょう。
ちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

催眠音声らしい夢を具現化したプレイが楽しめる作品です。
催眠好きな人、女性に弄ばれるのが好きな人にお薦めします。

CV:彩音まりかさん
総時間 1:31:22(最長バージョンの場合。組み合わせによって短くなります)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
コスパがいいので+1してあります。

2024年12月11日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/94325005.html

ディープシャングリラ

サークル「催眠日記」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、柔らかく温かい声の女の子の声に導かれながら
心地いい楽園へと行き、そこで催眠ならではの快感を楽しみます。

シャングリラ=理想郷をテーマとしているだけあって癒しをかなり重視した内容になっており
サークルさんらしいきめ細かな催眠と彼女の声を聴いているだけでも
心が落ち着くとか、リフレッシュするといった感覚が自然と湧いてきます。

エッチは最近ちょこちょこ登場している目を開けながら取り組むタイプ。
世界が溶けてしまったようなぼんやりとした視界の中で
言葉に合わせて体が勝手に熱を帯びたり痙攣する不思議な体験ができます。
催眠という名の理想郷を目指して
女の子に催眠をかけられてから連続絶頂を楽しむお話。

「今回の催眠のテーマは 楽園 あなたの意識を 幸せな楽園へ連れていきます」
女の子は穏やかで可愛い声の女の子。
作品のコンセプトや音声を聴く際の心構えを簡単に説明すると
主人公を楽園に導くための催眠を始めます。

本作品は催眠状態にいるときの心地よい感覚を楽園に例え
そこに到達するために順を追って少しずつ催眠を深めていきます。
楽園に行くわけですから当然聴き手には幸せな気分を味わってもらわなければなりません。
そのために彼女はかける言葉や口調をどれも優しいもので揃えています。
内容的にも雰囲気的にも多くの人が癒しを感じるでしょうね。

催眠はおよそ22分30秒間。
最初は自分の好きなペースで深呼吸をしながら彼女の声に耳を傾けます。

「最初はそんな感覚もないかもしれませんが 徐々に徐々に あなたの気づかないうちに 力が抜けていくと思います」
「その際 頭がぼーっとして ゆらゆら ふんわりとしてくるかもしれませんが 特に気にせずに その状態を楽しんでみましょう」

深呼吸をしているこちらに向けて催眠に関するちょっとした心構えを教えてくれるのですが
彼女はそれらのほとんどを「~かもしれません」「~することもできます」といった柔らかい表現で言ってきます。
かけられる言葉に堅苦しさが無いから彼女の言葉を受け入れやすく
その結果催眠になんとなく入りやすいと感じる環境が出来上がっています。

お次は最初は長めの、その先は短めのカウントを数えながら軽い催眠状態へと入ります。

「その風船は 徐々に軽くなって あなたの頭の中でふわふわと動き出す」
「上へ上がるたび あなたの意識は薄くなっていって 考えようと思っても 考えられなくなっていく」

最中に登場する自分の意識を真っ白な風船に例え、それが浮かび上がるのイメージするシーンでは
ぬるま湯にどっぷりと浸かっている時のような、もやもやとした心地よさが頭の中を覆っていくのを感じました。
暗示の内容も「軽い」「気持ちいい」「幸せ」など心が持ち上がる表現が多く
自分がいつもよりずっといい気分になっているのを実感し始めると思います。

そして最後はカウントに合わせて一旦催眠を解除し
直後に再び催眠に戻る動作を数回繰り返して催眠状態をさらに深めます。

「ほら もう目が離せない 瞬きの量が多くなって 瞼がおもーく おもーくなってきます」
「ふんわりとした幸せだけが あなたの体に入っていき あなたの考える 要らないものが すべて消えていく」

この先のエッチを想定してか、ここでは視線や瞼の重さに意識を向ける暗示が登場します。
回数を重ねるほどに視界が霞んだり瞼が重く感じるようになるでしょう。
そして目を瞑っているときにとても心が安らぐのを実感するはずです。
催眠を深めながら聴き手に催眠に入っていることを自覚させているアプローチが見事です。

聴いているだけで頭の中がぽわぽわしてくる癒しに満ちた催眠です。
現実から離れて楽園にいるような感覚を味わってもらうことを目的として設定し
カウントやイメージを絡めながら心にプラスに働く様々な暗示を入れて気持ちを操作しています。
展開は比較的大人しいのですが、かける言葉の一つ一つがとても優しく温かみがあり
その効果もあって後になるほど安心感や意識のぼやけが強くなっていきます。

「目を閉じて 催眠に入らないで 催眠に入って」
中でも催眠の終盤に登場するこちらのセリフを聴いた瞬間
頭と体の両方が一気にズーンと重くなる感覚が湧いてきました。
サークルさんの過去作と同じく催眠に入る/漂う心地よさを味わってもらうことに力を入れてますので
催眠そのものが好きな人は特に満足できると思います。
目を開けながらイク気持ちよさ
エッチシーンは13分ほど。
プレイは声による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「ボーっとしながら目を開けると 催眠にさらに入った感覚ありますよね?」
催眠によって主人公を心地いい楽園へと招待した女の子は
更なる幸福を味わってもらおうと言葉を使って絶頂へと導きます。

エッチは物理的な刺激や一般的なプレイを一切行わず、暗示だけでドライオーガズムを目指します。
催眠音声では珍しく目を開けながらエッチを行っているのが特徴で
視界がうまく定まらない朦朧とした意識の中
声に合わせて妙に体が熱くなったり痙攣する面白い感覚が味わえます。

もう一つの特徴はエッチシーンなのにエッチな要素が一切登場しないこと。
彼女はプレイの最中ちゅぱ音や喘ぎ声はおろか淫語すら一言も発しません。
そんなまったくエロくない状況でなぜか興奮しイってしまう。
まさに催眠音声でしか味わえない、暗示だけで気持ちを操作する個性的なプレイが行われています。

プレイは最初に準備としてある程度感度を高めてから
短めのカウントを何度も刻んでその都度絶頂を促します。

「もっともっと 見つめれば見つめるほど その感覚は大きくなっていく」
「あなたに訪れる変化に反応して 体がビクンと跳ねる 体中がゾクゾクして あなたの体が エッチな気持よさを受け入れていく」

先ほど言った「見つめる」ことをトリガーにした感度上昇や的確な暗示の数々によって
私の場合は特に腕の裏や脇腹にジンジンとした熱が感じられました。
催眠パートではまったく無かった感覚なのでその変化がとてもよくわかります。

「体に異変が生じる 快感が生じる あなたは瞬きするたびにイってしまう体になっているから 私がこうやって話している間にも 何回もイってるかもね」
終盤の連続絶頂シーンでは「瞬きをするたびに絶頂する」という変わった暗示も登場します。
その都度体中がビクビク震えるほどにはさすがにならなかったのですが
時間が進むほど股間を中心にムズムズとした快感が走るのは感じられました。
手を使ってオナニーしているときよりふた回り弱いくらいの気持ちよさです。
ノーハンドでこれなら十分ではないでしょうか。

「今までで一番の気持ちよさがあなたを襲う! 体が痙攣して 白目剥いちゃうくらいの気持ちよさ」
そして一番最後に登場する、長めのカウントと同時に行う絶頂シーンでは
股間が熱く盛り上がって痙攣したり脳内が小さく弾けるような気持ちいい感覚が味わえました。
プレイ時間や準備の短さを考えるとそこまで強烈なドライは狙いにくいと思います。
作品のコンセプトが癒しですし、それを考慮して控えめにしたのかもしれません。

このように、幸せを感じさせながらイカせるプレイが繰り広げられます。
癒しメインの作品
全編にわたって感じられる女の子の優しさや温もりが心を温めてくれる作品です。

主人公に楽園にいる気分を十分満喫してもらえるように
女の子は常に優しく、真心を持って接しながら催眠やエッチを進めています。
耳かきなどの癒し系音声を聴けばわかるように、女性に優しくされるだけでも結構な癒しの効果があります。
ましてやこの作品は催眠音声ですから、聴き手が主観的にそう感じられるようセリフの表現が練られています。
これらの相乗効果によって得られる癒しのパワーはやはり強烈です。

催眠そのものについてもカウントを多用しているのを考慮して
その前後の暗示のボリュームや表現、入れ方に特に気を遣われているように感じます。
かれこれ6年近くも活動されているサークルさんなだけあって技術力も高く
彼女の言葉に受け入れやすさを感じながら十分な深さの催眠に入ることができるでしょう。

エッチは過去作に比べるとやや挑戦的な内容になっています。
ある程度ドライ慣れしている人なら一定以上の快感は得られると思います。
ただしエッチな要素や変態的なプレイが一切無いため
催眠音声にインパクトを求めている人には物足りなく感じるかもしれません。
良くも悪くも催眠を非常に重視したプレイが行われています。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもありません。

癒しを得ながら催眠特有の感覚が味わえる個性的な作品です。
心身をリフレッシュしたい人、変わったタイプのドライを体験したい人に特にお薦めします。

CV:三森愛乃さん
総時間 40:29

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2021年ん9月6日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/86652084.html

幽霊さんといっしょ 第一部 標準語版

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、何らかの事情で幽霊になってしまった女の子が
主人公と一緒にデートをしたりエッチな事をします。

人間の体から幽霊へと変化していく過程や目的地に到着するまでの様子を
わかりやすく描きながら催眠状態を深めていく独特なスタイルの催眠を行っており
作品の世界に浸りながら体の重さや意識のぼやけが強くなるのを感じることができます。



幽霊になって2人だけの世界に
幽霊さんと2人でデートするお話。

「こんばんは …って言っても 聞こえないか」
幽霊さんは素朴で可愛い声の女の子。
普通の人間には感知できない自分の声に反応してくれた主人公に喜ぶと
そのお礼として気持ちよくなれるデートへと誘います。

この作品は以前紹介した「幽霊さんといっしょ 第一部 関西弁版」の姉妹作品で
タイトルの通り彼女が関西弁で語りかけていたあちらに対し
こちらはお馴染みの標準語で語りかけてきます。

方言で話す催眠音声がほんとんど無いのであちらのほうが個性的ではありますが
こちらは聴き慣れているぶん落ち着きやすい印象を受けます。
内容・価格・声優さんが同じですから皆さんのお好みで選ぶといいでしょう。
両方聴いた限りではやはり雰囲気に結構な違いが感じられます。

催眠はおよそ40分間。
最初は深呼吸をしたり体に力を入れてから脱力したり
手足を上下に動かしたりして体をリラックスさせます。

「手足を下げるとき ふぅ…っと力が抜けるのが 気持ちいいんだよ」
よくある言われた部分を意識するタイプの脱力に比べて
本作の脱力は実際に体を動かすぶん筋肉の解れを実感しやすく
合間に入る暗示も手伝って割と序盤から手足の重さが感じられます。

また彼女が「~しようね」みたいに普通の会話に近い口調で語りかけてくるおかげで
やらされている感じがあまりせず、その声に従いやすくなっています。
良い意味で催眠音声っぽさの無いボイスドラマ的な言い回しを終始心がけています。

体の準備ができた後は心の準備。
ここでは彼女が声をかけてくる位置に意識を向けるという
かなり珍しい方法で催眠を深めていきます。

「ぐるぐる ぐるぐる 声が回る ぐるぐる ぐるぐる 意識が回る」
「意識が ふわふわふわふわ 浮かんでいく 体が ずーんと沈みこんでいく」

左右と中央に小まめに位置を切り替え、スライドさせ、近づいたり遠ざかったりする様子は
さながら追いかけっこをしているように感じられます。
そして声を真面目に追いかけるほど頭の中がぐるぐるするような軽い混乱状態や
頭が妙に重くなる不思議な感覚を覚えるでしょう。
まさに幽体離脱したかのような精神と肉体が分離する感覚です。

そして無事彼女と同じ幽霊になったところで
月明かりの中、彼女に手を引かれながらとあるお花畑へと移動します。

「一歩一歩 足を進めるごとに ふんわりとした心地良さが広がっていく なんだか 開放的な気分 気持ちいい」
「体も 頭も とっても 気持ちいい ムズムズ とろとろ 気持ちいい」

イメージを描きながら「○歩」とカウントを刻んでいくオーソドックスな内容なのですが
セリフに「ぼんやり」「ふんわり」「気持ちいい」などの単語を数多く織り交ぜているため
多くの人が意識のぼやけが強くなるのを感じるでしょうね。

歩いて移動するからか私は追加で足だけが強烈に重くなるのを感じました。
このシーンで自分が催眠にどれだけ深く入れているかを実感できると思います。

幽霊さんと一緒に夜のお花畑に出かけながら催眠を施すレベルの高い催眠です。
古典系の技術を作品に合わせてアレンジし、さらには表現をややぼかすことで
彼女と普通に話しているかのようなボイスドラマに近い雰囲気が出来上がっています。

技術面についても誘導の流れや暗示の質・量共に申し分なく
先ほど説明した声を追いかけるシーンあたりから心と体に大きな変化が感じられます。
そして彼女の表裏の無い優しい声に癒しを感じるでしょう。
時間が長いのでかなりのリフレッシュ効果が得られると思います。
初心者から上級者まで誰が聴いても問題ありません。



幽霊の特性を活かしたエッチ
エッチシーンは20分ほど。
プレイは乳揉み、キス、幽霊さんによる乳首舐め、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「ちょっとだけなら 揉んでも いいよ そう 優しく…ね」
無事お花畑に到着し主人公にソフトなキスをすると
幽霊さんは意を決したように自分のおっぱいをいじるようおねだりします。

エッチは恋人同士に近い関係から責め手が適度に切り替わります。
彼女がエッチに関してそこまで貪欲なキャラではないためプレイはややソフトにし
その代わりに暗示を上手に使って得られる感覚をダイレクトに伝えてくれます。

「ほら もっと 揉んで? そしたら ほら 揉んでる手から 快感が 上がっていく」
「全身 さっきまで胸を揉んでいたときのムズムズに 包まれていく ムズムズが 気持ちいい 気持ちいいムズムズが どんどん広がっていく」

序盤の乳揉みや彼女からの乳首舐めは感度上昇の色が強いプレイ。
幽霊さんの声がエッチに入ると一気に熱っぽくなるのもあり
股間を中心に体が妙に熱くなるのを感じるでしょう。
合間に交わされるゆっくりとした濃厚なちゅぱ音によるキスも心をとろかします。
プレイはソフトなのに反して雰囲気は意外にエロいです。

最も個性的なプレイは一番最後に行うオナニー。
ここでは彼女が憑依しておちんちんをしごく変わったスタイルが採られています。

「最初は やさしーく 握ってー ゆーっくり ゆーっくり 上下に 擦る」
もちろん幽霊だからとりあえず憑依するわけではありません。
彼女は主に腕の動きを制御する類の暗示を入れながら
誰かに実際にしごかれているかのような気分を味わわせようとします。
十分な深さの催眠に入っていれば腕が勝手に動くところまではいかなくても
何かに釣り上げられてる感じとか、動かしていたほうが落ち着く気分がするはずです。

「あぁ なんなのコレ すごい気持ちいい 男の人って こんなに気持ちいいんだね」
初めて味わう男性の快感に酔いしれる彼女の仕草もポイント。
憑依しているということは感覚を共有していることになりますから
当然のように彼女も乱れ、より良い射精に必要な精神面への興奮を与えてくれます。

純粋にオナニーする時間が5分程度とやや短いのが残念ですが
ここまで段階的に気持ちを高めてくれているだけあって射精は十分可能です。
そして普段より1段階上の突き抜けるような気持よさが味わえました。
肉体と精神をバランスよく刺激してくれたからからだと思います。

このように、幽霊らしさを持たせたラブラブあまあまなエッチが繰り広げられます。



癒されるし気持よくもなれる作品
催眠重視なのですがエッチがセルフなおかげで性的快感も十分に得られる作品です。

幽霊さんと夜の散歩をしながら深めるストーリー性のある催眠
そして彼女自身の純真さや温かさが心を大いに潤します。
彼女は随分長い間誰にも相手をされなくて寂しい思いをしていたのでしょう。
主人公と一緒にいるこのひと時に幸せを感じているのが伝わってきます。

催眠自体も彼女の性格を反映するかのように柔らかで取り組みやすさを感じます。
一気に落としてくるタイプではないので催眠を実感しにくいところもあるのですが
後半部分の熱を感じさせる暗示やその後のエッチで得られる感覚など
入り具合を認識できるシーンがいくつも用意されています。
中でも意識のぼやけはかなり強烈に味わえるのではないかなと。

エッチは後半のセルフシーンが一番印象的でした。
やってることはオナニーなんだけどいつもと明らかに違う何かがあります。
それは手の軽さだったり熱だったり性的快感だったり色々あるでしょうが
どれにも言えることは「気持ちいい」ということです。
催眠に不慣れな人でもその変化が味わいやすいプレイだと思います。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。

しっかり催眠に入れて気持よくもなれる万人向けの作品です。
基本的には標準語版、関西弁版のいずれかをお好みで選ぶのがいいでしょう。
価格が500円と良心的なので本当に誰でも聴けます。

CV:星野ゆんさん
総時間 1:10:11


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
関西弁版と書いてる内容にかなりの違いがあるのは
催眠を本格的に勉強する前に書いたレビューだからです。
レビューの精度はこちらのほうがずっと上ですから
関西弁版に興味がある方もこちらを参考にしていただければと思います。

傀儡巫女~陵辱神楽歌~

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、魑魅魍魎と代々戦い続けている特殊な巫女が
触手型の物の怪に凌辱される様を彼女自身になりきって楽しみます。

リラックスを促しながら少しずつ物語の世界へと引き込んでいく催眠
人外相手でしか行えないハードで個性的なエッチと
数多くの女体化催眠音声を作られているサークルさんの実力が如何なく発揮されており
射精抜きの女性的な快感を比較的味わいやすくなっています。



和風テイストのイメージを織り交ぜた催眠
湍津(たぎつ)神社の戦巫女「天津 夏希(あまつ なつき)」になって触手や鬼に凌辱されるお話。

「こんにちは まずは私の声に耳を澄ませてください」
お姉さんは穏やかで温かい声の女性。
まずはこの音声の進行役を務める彼女の言葉に耳を傾けながら
深い催眠状態へと入るための準備を行います。

催眠は2パート27分ほど。
最初のパート(13分間)は主にリラックスするのを目的として
深呼吸をしたり、天井の一点を凝視したり、彼女に言われた部分を意識しながら脱力します。

「深呼吸をしていると 体が リラックスしていくのを感じます 体がぽかぽかしたのを感じ 全身の力が抜けていきます」
中でも脱力は体を20近くものパーツに細かく分けながら
その都度「力が抜けていきます」を何度も言って感覚を広げていきます。
直後にカウントを刻んだり今の心身の状況を確認したりもするおかげで
自分が音声を聴く前よりも明らかに落ち着いているのを実感できるでしょう。

「想像してください どこかの山の上に 小さな祠があります」
そしてそれらを行う合間に物語のキーとなるイメージも行います。
この時点では軽くするだけなのであまりピンと来ないでしょうが
後々で深い催眠に入るための重要なトリガーになります。
作品の雰囲気を感じさせながら催眠を深める面白いアプローチですね。

次のパートは夏希自身になりきるために
お姉さんが描く湍津神社の夏祭りの様子を思い浮かべながら
エッチの舞台となる裏山へと足を運びます。
もちろん情景を描くだけでなくカウントを使ってさらに脱力するよう働きかけてきますから
今までのこともあってえらく眠いような意識のぼやけを感じるでしょう。

「夏希の豊かな胸 漆黒の髪と 雪のように真っ白な肌 それが今のあなたです」
そして最後の最後、先ほどの小さな祠に到達したところで
とあるアイテムを使って夏希自身へと生まれ変わります。
体を部分ごとに変化させるのではなく、彼女自身と融合するような描写がされており
彼女の鼓動を感じながらその存在へと少しずつ自分を近づけていきます。
これの少し前に発売された「魔法少女☆リップル」に似たスタイルの女体化です。

「膣が クリトリスが 気持ちいいほど 全身に快感が何倍にもなって返ってきます」
女の子の体を馴染ませるため感覚の刷り込みも行われます。
エッチで重要になるおまんことクリトリスに焦点を絞り
それらが刺激を受けるととっても気持ちよくなる暗示を入れてくれますから
股間がなんとなく火照る感じがするかもしれません。

容姿だけの変化に留めていないところが
女体化音声メインのサークルさんらしい気配りを感じます。

凝視法、分割弛緩法、イメージによる深化などの古典的な技法を中心に据えつつ
合間に現代催眠特有の言い回しやアプローチを取り入れている催眠です。
聴き手にリラックスを促すことを目的としたシーンが非常に多く
ありとあらゆる手段を使って少しずつ効果的に心身の脱力感を強めていきます。

そして中盤からは物語のイメージを上手に催眠と絡めながら
更なるリラックス、催眠状態の強化、女体化を順を追って進めています。

聴き手を物語の世界に浸らせながら催眠を深めるのはなかなかに難しく
それを見事にやってのけているところに素晴らしさを感じました。

女体化は部分ごとの変化ではなく変身系にあたるため
私個人はある程度女体化催眠をこなした中級者以上に向いていると考えています。
元々の時間が短いのと一瞬で切り替わる流れを受け入れるには
女体化初心者だとさすがに抵抗があるのではないかなと。

それ以前の段階で自分が女性になることを自覚させる準備的なシーンがあれば
もう少し幅広く楽しめる女体化になったのかもしれません。
ここだけがいささか残念です。



心も体もハードに責め上げるエッチ
エッチシーンは1パート33分ほど。
プレイは触手による愛撫、乳揉み、乳首責め、クリ責め、SEX、アナルSEX、宿儺(すくな)とのSEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

楓「黄泉国(よもつくに)を支配する宿儺様の忠実な奴隷 それが私」
実の姉であり敵方へと寝返った天津楓の術で体の動きを封じられた夏希は
彼女の仲間「弥都波 千早(みずは ちはや)」と共に
スライムのような質感と無数の触手を持つ謎生物によって凌辱されます。

エッチは序盤~中盤がこの触手に体の穴という穴を一通り犯され
最後に敵方のボスにあたる宿儺とSEXし、中出しされます。
人外モノらしさを出すために同時責めなどハードなプレイをするシーンが多く
その様子を聴き手がイメージしやすいようにとても緻密に描写しています。


自然とのめり込めるような臨場感に溢れた表現、とでも言えばいいのでしょうか。
もしうまく催眠に入れなかったとしても十分楽しめるクオリティを持っていますから
夏希自身になりきれたらそれこそ言葉で言い表せないレベルの快感が味わえるでしょう。
私も聴いている最中はいくつものシーンでゾクゾクするものを感じました。

「ぬるぬるとした触手が 動くたびに背中がゾクゾクします」
「感度がぶわーっと高まります 乳首がジンジンしてたまりません 心とは裏腹に 乳首に触れて欲しくなります」

催眠音声の要とも言える暗示の存在も忘れてはいけません。
お姉さんは夏希が触手から受けている感覚を伝えるために
プレイの様子と並行して感覚を操作する系統の暗示を細かく入れてくれます。
適度にカウントを挟んで段階的に感度を高めるよう働きかけてくれますし
後になるほど胸や股間を中心に異常な熱を感じるに違いありません。

そして本作品が特に力を入れているのが「心への責め」。
楓は夏希を戦巫女から一匹のメスへと生まれ変わらせるために
2つの方向から彼女の心を突き崩そうとします。

1つ目はプレイの節目節目で相棒の千早が凌辱されているシーンを実況します。
彼女のほうが先に捕まったこともあり、一段階ハードなプレイをしているおかげで
これから先に自分自身が味わうプレイとその快感を予感させます。
そして自分の痴態も彼女に見られているのを感じさせ、羞恥心を煽っています。

「あなたは神聖な巫女なのに 触手に汚されて 快感を感じています」
2つ目は巫女である自分が汚されていくのを強烈に意識させてきます。
巫女と言うと多くの人が特別な存在、冒し難い存在と感じているでしょう。
その自分が得体の知れない生物に全身をまさぐられ、白濁液を塗りたくられ
最後にはおまんこだけでなくお尻の穴の処女まで奪われる。
このちょっぴりブラックなシチュが否が応にも興奮を掻き立てます。

プレイは全身を愛撫しながら媚薬効果のある液体を塗られ
おっぱい→クリトリス→おまんこ→アナルの順に責めが加わります。

「触手は躊躇なく おまんこに入ってきます 生温かい感覚に ゾクリとします」
心と体の両方が最も盛り上がるのはやはりSEXシーンでしょう。
成す術もなく触手が自分の一番大事な部分へと侵入し、処女膜を破る感覚を
敢えて痛みではなく気持ちよさを前面に押し出しながら体に伝えると同時に
彼氏ではなく触手に捧げてしまった口惜しさを心へと伝えます。
そして直後にアナルへも挿入して別方向からの快感を与えています。

心と体が十分に盛り上がるからこそ
最後に訪れる絶頂シーンで大きなオーガズムを感じることができるのです。
キャラ・シチュ・プレイなどあらゆる要素を上手に使って
お姉さんは聴き手にそうなるよう丁寧に導いています。

このように、他ではなかなか味わえない奇抜で背徳的なエッチが繰り広げられます。



汚される快感が楽しめる作品
ハードかつ個性的なエッチシーンが耳を惹く作品です。

女の子が触手に拘束されて犯される比較的シンプルな展開なのですが
責める部位を段階的に増やしながら感度を増幅させていくアプローチや
巫女というキャラを使った心の盛り上げ方が非常に優れています。

犯すのが躊躇われる子を犯すからいいんです。
ましてや自分がされる側に立ったら尚更そう思うでしょう。
実の姉に初めてを奪われたり友人を目の前に行うシチュも
興奮を誘う材料として十分すぎるほどに役立っています。

一方の催眠については今から4年以上前に出たのもありますが
今の作品に比べるとやや首をひねる点が見受けられます。

先ほど言った女体化の淡白さもそうですが
リラックスさせるべき序盤でお姉さんのセリフのペースが速く間が短かったり
シーンごとに古典と現代の技術を分けるように使っています。
後者は簡単に言えばセリフの言い回しがガラリと変わるため
聴いていると違和感を覚える可能性があります。
そんなわけで催眠に慣れている人向けの催眠だと思います。

エッチは触手の後に登場する宿儺とのSEXもなかなかにパワフル。
触手ではなかった中出しを絡めて凌辱感をより強めています。
時間に対して絶頂シーンが3回と丁度いいですし
きっちり催眠に入ることができればどのプレイも相当に楽しめると言えます。
淫語それなり、千早の喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音はありません。

催眠がやや人を選ぶものの、ハマればとことん楽しめる作品です。
他のサークルさんとは違ってボイスドラマ色が強いですから
一風変わったエッチな作品をお探しの人には特にお薦めします。

おまけは追加のエッチパートです。

CV:涼貴涼さん
総時間 本編…1:15:04 おまけ…14:28


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

催眠音声時の天使

サークル「暗中模索」さんの催眠音声作品。

有料では「催眠音声魔界ステージ」以来およそ2年半ぶりの新作となるこちらは
時に関する変わった技能を持つ天使が
主人公を天界へと招いてあまあまなエッチをします。

天界へ行く際に浮遊感や幸福感を暗示を使ってたっぷり感じさせたり
エッチでは入念な感度上昇を行いながら気持ちいい熱を伝えるなど
全編を通じて聴き手を癒すことに非常に力を入れているのが特徴です。



時の天使に霊力のおすそ分け
時の天使と一緒に天界に行って女体化し、その後エッチするお話。

「こんばんは あなたは天使って 信じますか?」
天使は素朴で温かい声の女の子。
時を司る女神の使者として様々な時代を行き来している途中
霊力が不足してしまったため、主人公に分けてくれるようお願いします。

催眠誘導と女体化はおよそ35分間。
事前に軽く深呼吸をしてから、彼女にキスをされた部分を順番に脱力していきます。

「何かがじわーっと広がっていくのを感じると それに伴うように力が抜けていく」
左右の腕や足に軽い口づけをしながら
彼女は「力が抜ける」「体が温かくなる」などリラックスを誘う暗示を何度も入れてくれます。
ほんわかとした温かい声でゆったり、のんびりと語り掛けてくれるのも手伝って
ぬるま湯に浸かっているかのような温かさと心地よさが広がっていくでしょう。

「心地のいい浮遊感に包まれる 体がふわふわと軽くなっていく ふわっと軽くなって 気持ちいい」
また霊力を受け取るためには主人公を一度天界に連れて行く必要があることから
彼女は脱力を進めるのと同時に浮遊感を伝えてきます。
見えない力に上へと引っ張られている感覚や
お風呂に入っている時のゆらゆらとした感覚に近いものと言えばいいのでしょうか。
催眠に入った時に得られる感覚を上手くテーマに絡めながら催眠を進めています。

全編に渡って暗示の入れ方が非常に丁寧ですから
聴き続けていくほどに少しずつそうなっていく気分が味わいやすいと思います。

「光が体に すーっと染み込むように消える 体がふわっと軽くなって 浮かんでいく」
開始からおよそ15分後、しっかりとリラックスした所でいよいよ天界へと舞い上がります。
彼女が振りまく金色の粉末に包まれながら
自分の体の中にある悪いものを洗い流すイメージと
「体が軽い」「幸せ」「安心」などの心地よさを感じる暗示が相まって
肩の力が抜けたり胸のつかえが取れるスッキリとした気分にしてくれます。

脱力時に呼び起こした浮遊感をそのまま増幅させていくアプローチがいいですね。
様々な癒しの要素に包まれて心がほんのり温かくなる思いがしました。

「意識が白く消えていく 真っ白に消えていく 意識が消えていく 思考が止まる」
続く深化は彼女の特徴に合わせた珍しいスタイル。
彼女はおよそ200秒もの間、催眠が深くなる暗示を立て続けに入れてきます。

またここでは時に関するちょっとしたギミックも絡んでおり
バックで「ブォーン」という軽い振動音も鳴り始めます。
聴いた限りだとおそらくヘミシンクでしょう。
声と音の両方を使って少しずつ確実に催眠の世界へと導いてくれます。

※ヘミシンクをご存じない方は「まどろみ世界」の記事をご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/doonroom/archives/32141868.html

「おままごとや 人形遊び 可愛らしい人形が あなたのお気に入り」
そして最後の最後に時間を巻き戻す形で女体化を行います。
小学生→幼児→赤ん坊→胎児と一旦成長を逆行し
再び時を進めながら今度は女の子としての記憶をたどっていきます。

女性特有の感覚には残念ながらほとんど触れられていないのですが
自分の記憶を一旦リセットしてから女性化していく分
体を変化させるタイプの女体化よりも受け入れやすさがあります。

天界へと移動しながら心身に癒しを与える天使らしい催眠です。
古典系の催眠法を繋ぎ合わせながら催眠を深めていくのですが
やることを増やすよりも暗示の質と量を高めることを優先しているため
心にゆとりを持ちながら彼女の声にしっかりと耳を傾けることができます。

そして天界に上ると同時に心身のストレスを振り落したり
女体化をしながら自分を新しい存在へと生まれ変わらせる、といったように
聴き手にリフレッシュしてもらおうとする真心が至るところに現れています。

この作品は18禁ですから性的快感を得るのが大きな目的なのは間違いありませんが
催眠自体は心をケアするために使われる技術です。
その大前提をしっかり押さえながら催眠を組み立てているところに
サークルさんの催眠に対する認識の深さや技術の高さを感じました。
聴いている間は別の世界にいるような安らかな気持ちでいっぱいになるでしょう。



ふたなり天使ちゃんとのラブラブSEX
エッチシーンは18分30秒ほど。
プレイは全身愛撫、乳首責め、クリ責め、SEXです。

SEXの際に若干リアルな効果音が流れます。
セルフはありません。

「私の力で あなたを快感で満たして 気持ちよくしてあげますね」
天界で主人公から無事霊力を受け取った天使は
その見返りとして彼に女の子の快感を味わわせてあげます。

エッチは彼女に責められる形で行われます。
彼女は元々男女両方の性器を持ち合わせているふたなりさんですから
女の子同士でありながら男女に近いプレイが楽しめます。

「乳首の快感で 体中がとろけていく 乳首が甘くとろけて 気持ちがいい」
プレイの序盤は全身愛撫をしながらの感度上昇。
彼女は全身をくまなく撫でながら体が疼く暗示を入れてくれます。
乳首と性器に対して入念に行ってくれるおかげで
特に股間が盛り上がったり急激に熱くなる感じがするでしょう。

淫語はそこそこ登場しますが露骨にエッチな口調で言ってこないため
言葉で心を操作される不思議な気分が味わやすくなっています。

「中を押し広げながら 熱が侵入してくる 満たされる 熱で満たされる 快感が溢れてくる」
一番の山場となるSEXシーンも感覚操作の暗示が中心。
おちんちんに体を貫かれ、大事な部分の粘膜を刺激される感覚を
聴き手視点で描写しながらしっかりと伝えてくれます。
軽く肉のぶつかるような効果音や彼女の上気した声も手伝って
エッチな気分だけでなく女性として愛される喜びが湧きあがってくる思いがしました。

このように、ふたなりの女性に愛される変わったシチュのエッチが繰り広げられます。



心が洗われる作品
聴いているだけで心が温まったり幸福感が湧いてくる癒しに満ちた作品です。

天使の声や佇まい、催眠の進め方や暗示の内容、そしてエッチに至るまで
すべての要素が聴き手を幸せに導くことへと収束しています。
中でも催眠誘導シーンは心にプラスに働く言葉で埋め尽くされていますから
心が疲れている人ほどいい気分転換ができます。
そしていい気分でエッチに突入するからスムーズに気持ちよくなれます。
このエッチに入るまでの気持ちの持って行き方に最も感銘を受けました。

また催眠やエッチを進めていく中で
天使はシーンに応じて声のトーンやペースを細かく切り替えながら
癒される雰囲気、催眠に落ちる雰囲気、興奮できる雰囲気を作り上げています。
中でも深化を行う200秒間暗示を入れるシーンでは
それ以前とはまるで違ったスピーディーな口調へと変化します。
タイトルにもなっている「時」を意識した変幻自在の演技も魅力です。

催眠は「温泉旅行催眠 男性向け」のような現代型の誘導を期待していたのですが
テーマに合わせにくいと判断されたのか、今回は古典寄りの誘導がされています。
ですが催眠のクオリティ自体は文句の付けどころがないほどに高く
テーマとの整合性に気をつけながら細部に至るまで手堅く行われています。
女体化必須のため初心者にはあまりお薦めしません。

エッチは女性向けに合わせたのかソフト目に抑えられています。
雰囲気の甘さも考えるとノーマル~ややMが適正でしょうか。
絶頂回数は2回、うち1回は連続絶頂です。
くちゅ音そこそこ、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声ごく僅かです。

抜きよりも心身のリフレッシュ目当てで聴くのに適した作品です。
癒しを求める人や女性に変わった形で愛されたい人にお薦めします。

CV:男性向け…三森愛乃さん 女性向け…ROCKLさん
総時間 男性向け…1:00:42 女性向け…1:01:02


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2022年4月14日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/88053836.html

18禁フェチ催眠ドラマCD-妄想実現シリーズ1彼女の匂い-

サークル「キャットハウス」さんの催眠音声作品。

こちらは優しい声のお姉さんが抱きしめながら
暗示によって主に聴き手の体の動きを操作する作品です。

今からおよそ9年半前と大昔に生まれた作品なのですが
そのクオリティは最近の作品にもまったく引けを取りません。
30分程度の短い時間で体が思うように動かなくなったり
逆に自分の意思に反して勝手に動いてしまう体験ができます。



お姉さんの柔らかさと匂いを感じながら
お姉さんに抱きしめられながら催眠をかけられるお話。

「ごめんなさい こんな所に呼び出しちゃって」
お姉さんは明るく清楚な声の女の子。
以前自分を助けてくれた主人公を2人きりになれる場所へと呼び出し
お礼として気持ちいい体験をさせてあげます。
舞台が学校ですからたぶん彼女は彼の先輩なのでしょう。

本作品は今で言うところの催眠風ボイスドラマの要素を色濃く持っており
彼女は作中で「催眠を始めます」などの催眠音声らしいセリフをほとんど言いません。
しかし普通に話をしたり触れ合う中で随所に暗示が登場し
聴いているとだんだん眠くなったり体が言うことをきかなくなってきます。
ストーリー性がある分楽しみながら聴けるでしょうね。

「私 いい匂いがするって? 嬉しい そう言ってもらえて」
また作中で彼女は自分のつけている香水の匂いに何度も意識を向けさせてきます。
催眠に直結するわけではないのですが、没入感を高める効果が見込めますので
もしお持ちならアロマなどを焚いて聴くとより催眠に入りやすくなるかもしれません。
必須ではなく雰囲気づくりの素材といった位置づけです。

催眠はおよそ15分間。
小柄な主人公を抱きしめたお姉さんは
香水の匂いとその大きな胸の柔らかさを感じさせながら深呼吸するように言います。

「ほら こうしてる間にも どんどん力が抜けちゃう」
「ほら 何も考えられない 瞼が重い 膝もガクガク 体はふらふら」

優しい声の女性に抱かれているシチュだけでも十分に心が癒されるのに
彼女は彼に語り掛けるようなスタイルで何度も何度もリラックスする暗示を入れてきます。
「力を抜いてください」みたいに他人行儀な口調を使わないのもいいところ。
作品の雰囲気に溶け込んだ表現を用いながら少しずつ催眠を深めてくれます。

「どんどん重くなるよ まるで腕に重りを吊るされてるみたい」
特に中盤あたりに登場するカウントを絡めた脱力シーンが強力で
1㎏、2㎏と数字を現実の重さに絡めながら入念に手足を動かなくしていきます。
キャットハウスさんは他の作品でもそうなのですが隠喩を用いることが多く
我々が常識的に持っているイメージを利用しながら感覚を正確に伝えてくれます。
聴き手が催眠に入りやすいように暗示をわかりやすく表現しているのもポイントです。

「君の意識も 力も 私の大きな胸に吸い取られていくのをイメージして」
「意識も むにゅむにゅ 力も むにゅ むにゅー 全部」

催眠状態をより深めるシーンも抱きしめながら行います。
上のセリフのように彼女のおっぱいに心身の力を吸いとられていくのをイメージしましょう。
割と入念に脱力を行うため、この時点でそれなりに意識がぼんやりしていると思います。
ベッドに寝ながら聴いていたら軽く落ちるような感じがするかもしれません。

授業が始まり教室へ戻ろうとする主人公を足止めするのを目的に
主に体が動かなくなる暗示を何度も入れてくる運動支配に特化した催眠です。
最初は素直に抱かれていた彼がしばらくすると抵抗を見せる場面があり
この状態を保ちたい彼女が暗示を徐々に強力にして体の力を奪っていきます。
単に「力が抜ける」だけではなく「立ってられない」「膝はガクガク」など
本当に多種多様な表現を用いて脱力感を擦りこむところが非常に印象的でした。

「あら? どうしたの? 意識もまだぼーっとしてるんじゃない?」
また要所要所で彼女は聴き手に上のようなセリフを投げかけてきます。
これによって聴き手自身が無意識的に催眠の入り具合を確認する機会が生まれ
その結果催眠に入る感覚や漂っている感覚をより実感しやすくなっています。
彼女との信頼関係の構築にも役立っていますし
初心者にも結構向いている催眠だと思います。



お姉さんの柔らかい太ももで果てる気持ちよさ
エッチシーンは8分ほど。
プレイは太もも&スカートコキです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「すっごく窮屈そう 今 楽にしてあげるからね」
催眠によって主人公の体の自由を奪ったお姉さんは
はちきれんばかりに勃起したおちんちんを鎮めようと彼のズボンとパンツを脱がします。

エッチは催眠音声らしく暗示を使って絶頂へと導きます。
時間がたったの8分しかないためプレイを1つに絞り込み
時間内にしっかり絶頂できるような環境を整えていきます。

「ゆっくり腰が動きます 私の太ももの上を滑るように」
「ほらほら どんどん速くなる 君の意思に関係なく 腰が動いちゃう」

今回行うプレイはおちんちんを彼女の太ももの上に乗せ
その上にスカートを被せてしごくというもの。
彼女はどんな風に刺激を与えているかを教えながら
体が勝手に動き始める暗示を入れて彼自身に腰を動かすよう促します。
他の催眠音声ではなかなか聴けない非常に珍しいプレイですね。

実際に聴いた限りではある程度の催眠に入っていれば
腰が自然に動くところまではいかなくても、動かさないと気持ち悪く感じるようになります。
「動かしていたほうが気分がいいから動かそう」といった感じでしょうか。
プレイの内容的におちんちんを手でやんわり掴みながら腰を振って楽しむのも有りですし
人によってドライにもセルフにもなるプレイと言えます。

「ほら 全部出しちゃいなさい ほらっ ほらっ ほらっ!!」
そして最後の最後で彼女の声に合わせて絶頂を迎えます。
絶頂の直前に放たれる上のセリフから始まって
絶頂後もしばらくの間語気を強めたセリフをぶつけ続けてくれますから
それに反応して股間にちょっとした刺激が走るのではないでしょうか。

私は今回ドライを目指してみたのですが
他の作品で得たドライ絶頂より一回り小さいくらいの感覚を味わうことができました。
彼女の声の言いなりになるよう何度も何度も念を押してくるおかげで
声によって感覚が自然と盛り上がる体験をする人は比較的多いと思います。

このように、短時間ながらも絶頂しやすいプレイが繰り広げられます。



短くまとまっている作品
短時間での性的なリフレッシュに適している催眠音声です。

ドラマっぽい柔らかなセリフを使ってリラックスしやすい雰囲気を作り上げ
暗示の内容を絞ってそれを何度も入れながら確実に体が動かなくなるよう導きます。
その先のエッチも催眠と同様に運動の制御をテーマとしており
催眠で得た感覚を流用する形でさらなる興奮を促し絶頂へと持って行きます。

催眠において体が動かなくなる類の反応は初期に起こることが多く
それだけに催眠の経験が浅い人でも割と味わいやすい感覚です。
手足が妙に重いとか、動かしたくないといった体験を多くの人がするでしょう。

しかし深い催眠状態に入った時のような
何も考えられなくなるほど頭の中がとろとろになる感覚は得にくいかもしれません。
というのも、お姉さんは体の脱力には確かに力を入れているのですが
その一方で心の脱力についてはそこまで入念に行っているわけでもないからです。

これは今回の催眠のテーマが運動支配に特化しているのが原因と思われます。
催眠は大きく分けて運動支配、感覚支配、記憶支配と3つのレベルがあるのですが
運動支配は比較的浅い催眠でもうまくいくことが多いため
お姉さんはわざと深い催眠状態へと誘導しなかった節が見られます。
あまりに深い催眠状態だと体を動かしたくない気持ちが異常に強くなり
その結果エッチで腰を動かす暗示を入れても効かない場合があるからです。

しっかりとした目的を定め、かつそれに最適な催眠を施しているのが実に見事です。

エッチは今の催眠音声では当たり前のようになっている感度の強化をほぼ行わず
彼女に抱かれながらヘコヘコ腰を動かしているシチュだけで興奮を高めています。
そういう意味では結構珍しいタイプのエッチなのですが
事前におっぱいの柔らかさや太ももの感触を十分に意識させてくるのもあって
予想以上に股間が熱く盛り上がっていきました。
個人的にはイキやすいエッチだと思います。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

長い時を経た今でも新鮮な気持ちで楽しめる万人向けの作品です。
30分で1000円はお高い部類に属するのですが
製作時期の古さやクオリティの高さを考慮して
特にマイナスせず以下の点数とさせていただきました。

CV:あんじゅさん、紅月ことねさん(冒頭の注意事項と解除音声でのみ登場)
総時間 30:57


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

-催眠音声-Dozen Rose For Men vow eternal love

サークル「Tuberose kiss」さんの催眠音声作品。

本作品は主人公を病的にまで愛している女の子が
12本のバラにちなんだ催眠とエッチをしてくれます。
前作「-催眠音声-DreamShop for Men」に引き続きドライ系作品としてのレベルは高く
シンプルで綿密な催眠によって段階的に催眠状態を深めてから
2つのプレイで違ったタイプのドライオーガズムを味わわせてくれます。

また声優さんとセリフの表現が違う2つのバージョンが用意されています。
今回は綾瀬桂吾さんによる敬語バージョンでのレビューとなります。
(お名前は男性ですが無料の作品に数多く出演されている女性の声優さんです)



幸福を呼ぶ12本のバラ
女の子にバラを扱った催眠をかけられ深く愛されるお話。

「ねぇ ダーズンローズって 知っていますか?」
女の子は甘く可愛い声の女の子。
主人公とおそらく恋人未満の関係にある彼女は
作品のテーマとなっているダーズンローズの話を早速始めます。

ダーズンローズは12本のバラの花を恋人に贈ると幸せになれるという欧米の言い伝えで
感謝 誠実 幸福 信頼 希望 愛情 情熱 真実 尊敬 栄光 努力 永遠の12の意味を持ち
それを贈った相手に誓うそうです。
日本ではなじみが薄いですが結婚式の演出として使われることもあるとか。

元々女性向けで販売された作品を男性向けにリメイクされただけあって
男性向け作品ではあまり見られないロマンチックな要素が含まれています。
もしお持ちでしたらバラの香りのするものをそばに置いておくといいでしょう。

催眠はおよそ27分30秒間。
まずはバラの香りを意識しながら深呼吸や脱力を行います。

「いい香りが心地よくて どんどん力が抜けて いい香りに包まれると 幸せな気分で一杯に満たされて 体はどんどん重くなる」
過去に嗅いだことのある人は鎮静効果や安眠効果をもたらすその匂いを思い出しながら
彼女の声に耳を傾け心を落ち着けていきましょう。
なんとなくいつもと違った香りがしてくる人もいるでしょうね。
かなり頻繁に意識させてきますから、過去に匂いを嗅いだことがあるなら十分にあり得ます

「枕元からバラを一本抜き取って 花びらを一枚ずつそっと外して 重たくなったあなたの右の肩に バラの花びらを一枚乗せる」
ある程度リラックスできたら今度はバラの花びらを乗せた部分に軽さを感じます。
直前に体が重くなる暗示を聴いているだけあって
まったく正反対の暗示に体が軽く釣り上げられるように思えるかもしれません。
そうやって彼女は聴き手に催眠に入りつつあることを実感させながら進めてくれます。

「まぶたが閉じる すーっと引きこまれるように意識が沈むと 体も重くなる どんどん重くなる」
そして最後はお馴染みのカウントを使ってより深い催眠状態へと導きます。
1度軽く催眠を解除した直後に行われるおかげで催眠に入る感覚が実感しやすく
心と体の両方がずーんと重くなるのを強烈に感じるでしょう。
カウントの前後の暗示がとても丁寧で比較的経験の浅い人でも無理なく取り組めます。

テーマのバラを絡めながら正反対の感覚を交互に植え付けて催眠を深めていく
シンプルで非常に効果的な催眠です。
バラの香りを意識させてリラックスできる雰囲気を作り上げてから
実生活で誰もが体験している重さと軽さの両方を暗示によって強烈に感じさせてくれます。
私は開始から7分経過したあたりで催眠に入る感覚が湧いてきました。

深化はカウントを使って半覚醒→催眠を2回行うのですが
1回目と2回目でカウント後の暗示の入れ方がまるで違うところがすごく面白いです。
多くの人がそれぞれでまったく別の感覚を覚えながら催眠に入ることになるでしょう。

進め方が丁寧であること、誰にでも取り組める内容であること
催眠に入る感覚が味わいやすいことから初心者にかなり向いている催眠だと思います。



ちょっぴり痛みを伴う愛を感じながら
エッチシーンは2パート34分ほど。
プレイはバラでの全身愛撫、キス、全身舐め、アナル責め、前立腺マッサージ、手コキ、SEX(騎乗位)です。

手コキとSEXの際にややリアルな効果音が鳴ります。(有無を選択可能)
セルフはありません。

「ここは私とあなたの二人だけの世界 誰にも邪魔されない、この素敵な世界で あなたに愛を誓わせて下さい」
催眠によって主人公を2人きりの世界へと導いた女の子は
自分の想いを伝えるために彼の全身をバラを使って愛撫し始めます。

エッチはあまあまな雰囲気の中、終始彼女に責められる形で進みます。
プレイ自体は割とソフトなものが多いのですが、彼女にややヤンデレの気があるため
彼の全てをモノにするかのような必死さも若干感じられます。

「これは幸福 あなたがいつでも幸せでいられるように あなたの幸せは私の幸せ 2人で幸せになりましょう」
最初に行う全身愛撫は全身を12の部位に分け
それぞれにダーズンローズの想いを込めながら丹念に撫でてくれます。
同時に放たれる彼女のストレートな愛の言葉にほんのり心が温められる感じがしました。
まさに永遠の愛を誓うにふさわしい、プレイと言うより儀式に近い行為です。

「あなたの感じる所はちゃんと分かってますよ ここの コリコリしてる所 ここを刺激したら おちんちんが疼いちゃうんですよね?」
その後については一般的な催眠音声と同じく
諸々のプレイを行いながら暗示を使って性的な熱さを徐々に高めてくれます。
こちらを四つん這いにさせて後ろからアナルを舐めてくるシーンなどもありますから
ややM以上の属性を持っているとより楽しめるでしょう。
水分控えめの上品なちゅぱ音を鳴らして舐め上げる姿にはゾクゾクするものがあります。

「すっと腰を浮かせて ぐっと奥まで沈めて 何度も打ち付けて 出し入れしたら ぐちゅぐちゅって水音が響いて すごくエッチですね」
心と体が最も盛り上がるのはもちろん最後のSEXシーン。
荒い息遣いを上げながら女の子が激しく腰を打ち付けてきます。
ここは特に快感を上昇させる暗示が多く、一気に体が熱くなるのを実感しやすいです。
最後のカウントを絡めた絶頂シーンでは
股間にきゅんきゅんとした熱さ、脳にぱーっと晴れあがるような快感の両方が襲ってきました。

一応この前にも手コキで絶頂を促すシーンがあるのですが
こちらの方が明らかにドライオーガズムを狙いやすいです。
カウント中の彼女のセリフ、0カウント時のイキ声が一気に心を押し上げてくれるでしょう。

このように、若干執拗さを感じる愛に溢れたエッチが繰り広げられます。



ロマンチックな作品
「バラを使って女性が永遠の愛を誓う」
女性向けをメインとされているサークルさんならではの珍しいテーマが光る作品です。

催眠、エッチのいずれもバラを有効活用しながら進めており
特に催眠パートではその匂いや質感をイメージさせることで
より催眠状態に入りやすい環境を整えています。

しかしバラはあくまで雰囲気づくりの素材に留めており
催眠導入および深化そのものは重厚な暗示によってしっかりと誘導しています。
テーマと整合させつつ催眠のレベルを高い領域まで押し上げているところが見事です。
かなり深いところにまでがっつり入ることができました。

「ふわふわ ふわふわ バラの香りも漂って ふわふわ ふわふわ とってもいい気持ち」
30分近くある時間の中でセリフに十分な間を持たせてゆったりとした雰囲気を作り
そのうえで内容を絞って一つ一つを本当に丁寧に行ってくれます。
他には上のセリフのように「ふわふわ」を必ず2回言ってリズムを作るなど
音感的な部分も考えながら催眠を行っています。

「貴方の背中 私のつけたキスマークでいっぱい まるでバラの花びらを散らしたみたいになりましたよ」
一方エッチはプレイをしながら彼女の行き過ぎた愛も描いています。
ごくごく一部でちょっぴり痛みを伴うプレイを入れているのも
彼女の独占欲の深さ故なのかもしれません。

しかし彼女はこちらの汚い部分まで心を込めて愛してくれます。
女性にここまで深く愛されるのは男性として本望なのではないでしょうか。
プレイ中の暗示の入れ方も的確でかなりドライが狙いやすいです。
淫語、くちゅ音、ちゅぱ音、喘ぎ声いずれもそこそこです。

催眠に入る感覚、漂う感覚、エッチで射精抜きで気持ちよくなる感覚
これらがいずれも楽しめるレベルの高い作品です。
テーマが女性的すぎて男性にはやや不向きにも思えるのですが
そこが気にならないのならきっと満足できるはずです。

CV:通常ver…佐内小鳥さん 敬語ver…綾瀬桂吾さん
総時間
通常ver 共通…48:29 覚醒…3:46 睡眠移行…2:55 おはようボイス…2:35
敬語ver 共通…1:07:11 覚醒…5:21 睡眠移行…3:53 おはようボイス…3:41


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

魅惑の口づけ~へべれけ若奥様のらぶらぶキッス~

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。

こちらはお酒を飲んで酔っ払った新妻が濃厚なキスをしてくれる作品です。
簡単な導入を行うとすぐにキスをしながら催眠を進める非常に珍しい展開が特徴で
彼女の甘い声とちゅぱ音を長時間に渡って存分に楽しめます。

エッチはテーマ通りキスのみと若干ソフトなのですが
それを補って余りあるほどに暗示が入念で
少しずつ感覚を操作される感覚が味わいやすくなっています。



帰りを待つ酔った人妻
奥さんにキスをされまくるお話。

「うにゃ~ ほえ? どうしたのって? 別に どうもしてませんよ」
奥さんはぼんやりとした声の女性。
缶チューハイを飲みながら夫である主人公の帰りを待っていた彼女は
呂律が回らない様子で彼にキスをしようと言い出します。

本作品は帰宅した時点で既に奥さんが酔っぱらっている設定があるため
音声開始直後から彼女がぼんやりとした眠そうな声で語り掛けてきます。
これが実に催眠的と言いますか、眠気を誘われやすい声で
人によっては催眠を始める前の段階で眠くてたまらなくなっているかもしれません。

また彼女は全編において語句を意識的に区切って間を長めに取りながら
とてものんびりとした調子で語り掛けてもきます。
この2つの要素がいい意味で聴き手の気力を奪い
催眠にかかりやすい状態へと自然に持って行ってくれるわけです。

催眠は22分ほど。
まずは軽く深呼吸をしてから自分が気持ちよくなれる瞬間をイメージします。

「あったかーいお風呂に入って ほわーんって リラックスしてるとき あれ 結構気持ちいいよね?」
お風呂に入った時や布団に潜り込んだ時など割と具体的な例を挙げて
彼女が同意を求めてきますから、心の中でほんの少し頷いてみてください。
それだけで無意識が勝手にその感覚を思い起こし
心身が一気にリラックスしてくるのが感じられるでしょう。

それからは催眠音声でお馴染みの脱力を行います。

「肩から 肘 指の先へ じーんわり 広がっていく ぽかぽか ぽかぽか 温かくて 気持ちよくて とーっても幸せな感覚が 広がっていく」
両手両足を片方ずつ4回に分けて行うのですが
パーツごとに時間をおよそ4分もかけて暗示を入念に入れてくれる重厚な脱力で
手足の存在を感じなくなるほどにまで力が抜けます。
頭はぼんやり、手足はぽかぽかする心地よい感覚を
比較的早い段階から味わうことができるでしょう。

深呼吸と脱力を行うだけの極めてシンプルな催眠です。
時間のほとんどをリラックスのみに費やし、かつ脱力がとんでもなく丁寧なおかげで
催眠に入るどころかそのまま寝てしまう人が続出するでしょう。
彼女の声も眠気に拍車をかけてくれます。

私は記事を書く関係で聴いている最中にとにかく寝ないことを心がけているのですが
今回ばかりは意識が消えかかるやばいところまでいったのをよく覚えています。
催眠音声なのですが安眠効果も高いと言えます。

物語の目的が気持ちいいキスをすることにあるため
この段階では彼女はそこまで自分の声の言いなりにしてきません。
ですがこの後のエッチでも引き続き入念な暗示をかけてくれており
エッチをしながら催眠を深めていくようなスタンスが取られている作品ですので
その準備としての役割さえ果たしていれば十分だと思います。



長時間に及ぶ甘く濃厚なキス
エッチシーンは46分間。
プレイはキスのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「どう? お姉さんの唇は 柔らかくて あったかくて ぷにぷにしてて 気持ちいいでしょ?」
催眠を使って主人公の手足の自由を奪った奥さんは
自分の願望を叶えるために早速彼にキスをします。

エッチは「キスだけでイかせる」を目標に、開始から終了まで断続的に彼女とキスをし続けます。
最中におっぱいを揉んだりすることも一切無い100%キスのみのエッチです。
キス特化の作品は他だと「ふぁんたんとチュチュしたい。 Ver1.03」が挙げられますが
それでもここまで偏った作りではありません。

ここで気になるのはやはり「46分間本当にキスだけで持つのか?」でしょう。
それについては催眠音声ですからずーっとちゅぱ音を鳴らし続けるわけではありません。
キスをする合間に唇を離して感覚を操作するタイプの暗示を入れてきます。

「つんつんって突いたり ふにふにつまんだり 触られるたびに 唇がどきどき どきどきしてくる」
暗示は臨場感を出すために実際のキスで得られる感覚を想定したものが多く
唇が温かくなるところから始まって、キスの感覚で頭がとろけそうになったり
体全体が熱くなったりと少しずつ暗示の内容をシフトさせながら
ドライオーガズムへとたどり着けるように導いていきます。

さらに序盤はキスよりも暗示のボリュームを増やしてまず雰囲気に浸らせ
後になるにつれてキスの割合を増やし、よりエッチな気分へ持って行こうともします。
キスのちゅぱ音は割と上品なものでペースもゆっくりなのですが
合間に漏れる奥さんの吐息がだんだん熱くなり、それによっても興奮が高められます。

「ふかーい ふかーい 絶頂が 全身を 脳を 犯していく」
特に終盤、十分に催眠が深まった後でかけられる諸々のセリフによって
私は股間が一気に熱くなるのを感じました。
夫婦の営みということで雰囲気がすごく甘く幸せに溢れており
2人の様子につられてこちらも心が盛り上がってくるのが感じられるでしょう。

絶頂はカウントなどの明確なタイミングは設けられておらず
上のシーンの後にある、しばらくちゅぱ音だけが流れるシーンで
こちらの任意のタイミングでイクものと思われます。
強烈な刺激を受けてイクようなタイプではないため
ある程度ドライ慣れしていないとちょっと難しいかもしれません。

私は軽くイケたかな?という程度でした。
でも数回聴けばイけそうな可能性は大いに持っていると言えます。

このように、キスだけに的を絞った他ではまず味わえないエッチが楽しめます。



幸せな気分に浸れる作品
催眠・エッチの両方が個性的なあまあま作品です。

まずエッチシーンをキス一色にし、作品として完成させているところが素晴らしいです。
一応ちゅぱ音が鳴るプレイだから音声でもいけると言えばいけるのですが
ソフトすぎて興奮を高めにくい弱点もあります。
それを暗示の力でうまくカバーして、イける環境を整えているところに
サークルさんの技術の高さが感じられます。
初回はイけないこともあるでしょうが、幸福感や充足感は十分に得られるでしょう。

催眠についても最初の部分は言ってしまえばありきたりなのですが
その後のキスを絡めた深化部分が面白味に溢れています。
簡単に言えばこの作品はキスのちゅぱ音をトリガーにしているんです。
「キスをすると体が熱くなる」「キスをすると全身が快感に痺れる」と。

おかげでエッチと催眠が上手い具合に混ざり合っていて
エッチをしながらさらに催眠を深めることにも成功しています。
一見するとキスをたっぷりと行う作品に思われがちなのですが
実際はとても催眠に寄った作品であると私は考えています。

前々項で脱力したところまでを催眠としたのもただ単にキリが良かっただけで
その後も奥さんは時間をかけてしっかりと催眠を施してくれます。
眠気を含めた催眠の感覚を結構得やすい作品と言えます。
作品に興味があるなら初心者でも大丈夫。

エッチはキス以外だと猫のように甘えてくる奥さんの仕草が可愛いです。
エロエロな展開には程遠いですが新婚気分は味わいやすいかなと。
ちゅぱ音それなり、喘ぎ声ごく僅か、淫語はありません。

サークルさんらしいテーマと催眠の親和性の高い作品です。
心が落ち込んでいる人が聴けばきっとプラスの効果が働くでしょう。

CV:あ、きのこさん
総時間 ノーカット版…1:28:31 時間調整版…1:15:15


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
時間調整版はノーカット版に比べてセリフの間が若干短くなっていたり
ちゅぱ音のボリュームが減っているようです。
基本的にはノーカット版を聴くのをお薦めします。

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