サークル「ヒプノシカ」さんの催眠音声作品。
今回紹介する作品は、可愛い声とややSな性格を合わせ持つ双子が
軽い催眠と長めのエッチでじっくり弄びます。
催眠の要素は薄めにして耳舐め重視のエッチをするのが特徴で
催眠誘導の6倍近くの時間を取って序盤から中盤はとことん焦らし
最後だけは2人と順番にSEXしてストレートに甘やかします。
可愛い双子の快楽奴隷に
「私たちの お部屋にようこそ」
優衣と美羽は若干トーンの違う穏やかな声の女の子。
主人公の左右に密着して自己紹介すると
催眠を始める前にいくつか注意事項を話します。
本作品は女の子の奴隷になり弄ばれながら射精することを目的に
彼女たちがおよそ120分に渡ってエッチな催眠をかけます。
催眠15分、エッチ83分と後者の時間を大幅に長く取り
3つのパートに分けて協力しながら焦らしたり気持ちよくします。
タイトルに「双子」が入ってること、挿し絵に2人の女性が描かれてることから
「双子のい・い・な・り」のような作品だと思う人がそれなりにいると思います。
しかし私は「これっぽっちも双子催眠じゃない」と断言します。
2人が交互に話しかけるスタイルで進めるところは双子催眠っぽいですけど
しゃべる速度、セリフごとの間、しゃべり方などはすべて1人の時と一緒です。
元々1人でできる催眠を2人に分けてるだけなので構造がまったく違います。
「私たちが問いかけた時 心の中で 返事をすること 当たり前のことでも ちゃんと答えてね 心の中で一言 『はい』って答えて? いい?」
もうひとつ、販売ページの説明文を読んでいただくとわかるのですが
本作品は現代催眠を売りのひとつに掲げてます。
冒頭で彼女たちとする約束の中に、質問に対して『はい』と答える項目があります。
これはたぶん現代催眠のテクニックであるイエスセットを意識してるのだと思います。
しかし作中で彼女たちがこういう質問をしてくるシーンはあまりありません。
催眠パートで少しあるものの、エッチに入るとほとんどせず無意味な存在になります。
また質問する時もすぐさま次のセリフを言うため『はい』と答える間がありません。
頻度が少なく、運用方法もイマイチで残念ながら作品の売りと呼べる要素になれてないです。
他にも許容暗示っぽいセリフがちょこちょこありましたが
大手サークルさんが出されてる現代催眠の作品とは比較にならないくらい低品質です。
少なくとも現代催眠に期待して本作品を聴くのは止めたほうがいいでしょう。
ここまでを読んで「こいつネガティブなことばっかり書いてるな」と思う人がいるんじゃないでしょうか。
先に言ってしまうとそういう作品ってことです。
リラックス重視の簡素な催眠
仰向けになって目を瞑り、まずは深呼吸と脱力で心身をリラックスします。
「触られたところから 力が抜けていくね 両手で 柔らかく 包み込みながら 肘のところまで 上がって」
深呼吸は「吸って」「吐いて」と合図を出し
脱力は双子に体を触られてるイメージを交えて腕と足を中心に行います。
現代催眠を使う作品だからそういうアプローチをするのだろうと思いきや
使用する技術、暗示の表現や入れ方は思いっきり古典催眠でした。
また開始から3分後あたりで彼女たちの声が反響し始め
7分ほど経つと「うぅぅぅぅぅん」という車や電車が加速する時のようなうねる音が鳴ります。
これは無限音階と呼ばれるもので、以前空心菜館さんの作品でも聴いたことがあります。
バックでひたすら流すだけで技術と絡めることはありませんから
リラックスを後押しするおまけ程度の存在です。
ちなみに声のエフェクトは有無を選択できます。
私はセリフを聴き取りにくくなるから無しにしました。
「首のところまで お風呂に 浸かった時みたいに 温かくて 気持ちよくて 力が抜けていくね」
一通り終わった後はお風呂に浸かってるイメージに切り替えて
今度は体が温かくなる暗示を入れます。
そして無限音階の音量が以前よりも少し大きくなります。
本作品の催眠には深化と呼べるシーンがありません。
深呼吸と脱力だけで終わるから深く入れる人はそんなにいないと思います。
せめてエッチシーンで深化させるように組み立ててくれればよかったのですが…うーん。
催眠音声における超基本的なことだけやるシンプルな催眠です。
聴き手の心身を脱力させることを目的に
深呼吸から入って彼女たちに触れられてるイメージ→お風呂に入るイメージで脱力します。
構造が双子催眠の誘導になってませんし、声と演技も1人でしゃべる時とほぼ一緒です。
現代催眠にあたる要素もごく僅かで正直なところ褒められる点が見当たりません。
これが2014年の作品ならもっとフォローしますけど、2024年なら酷評せざるを得ないです。
ちゅぱ音をたっぷり鳴らすやや意地悪なエッチ
プレイは耳への息吹き、耳舐め、乳首責め、金玉/おちんちん/鈴口の愛撫、手コキ、フェラ、SEX(体位不明)、キスです。
手コキ、SEX、射精の際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありません。
「あなたは 私たちに エッチなことをされて 気持ちよく なりにきたんだよね?」
軽い催眠をかけて主人公を普段よりも無防備にした双子は
簡単な質問をしてから耳と乳首をソフトに責めます。
エッチは終始彼女たちがリードします。
最初の2パート60分間は思いっきり焦らして彼を悶えさせるシーン。
「トラック02 欲望解放、気持ちよすぎる耳責め&乳首責め、そして...(約24分)」は息吹き、耳舐め、乳首責め、おちんちんや金玉の愛撫
「トラック03 催○射精管理(約36分)」は耳舐め、手コキ、フェラをします。
「お腹の下の 深いところが もやもやしてきたり 体が 落ち着かなくて おかしくなりそうで でも 気持ちいいでしょ?」
そして2人は連携を取りながらソフトに責めて心身の感度を上げます。
トラック02はおちんちんへの刺激をほとんど与えず
代わりに耳舐めを多くやったり乳首責めをして別の部分を気持ちよくします。
感度を上げる暗示も少しは入れてきますが、それよりもプレイの様子を実況するほうがずっと多いです。
またこの後のパートも含めて本作品のエッチは耳舐めをたっぷりやります。
催眠とは全然関係ない要素ですけど、耳舐めが好きな人には向いてそうな内容です。
片方がセリフ、もう片方が耳舐めを同時にやるシーンもあって2人いる状況を活かせてます。
乳首責めは「すーり すーり」「カリカリ」といった掛け声を8分くらい出します。
作中で乳首をいじるのはほぼここだけなので、開発してるかどうかはほとんど関係ないです。
またトラック02の終盤で無限音階が5分ほど流れます。
「熱くて ぬるぬるで おちんちん 溶けそうなくらい 気持ちよくて 精子も 上がってきてるのに 出せそうで 出せないのが 気持ちいいのに 辛くて 苦しい」
それに対してトラック03は耳とおちんちんを同時に責める一歩踏み込んだプレイ。
引き続き暗示はちょろっと入れる程度に留め
実況とちゅぱ音を組み合わせてゆっくりじっくり追い込みます。
ここも両耳舐め+手コキ、片耳舐め+フェラと同時責め主体でやってました。
ちゅぱ音が多く鳴るので同人音声のエッチだと割り切って聴けば楽しめると思います。
ちなみにここの射精はルーインドオーガズムでした。
(射精が始まった瞬間に手を離して甘出しする行為)
体への刺激を弱め、さらに満足な絶頂もさせないなかなか意地悪なプレイです。
最後の「トラック04 双子とご褒美セックス(約23分)」は逆に甘やかすシーン。
耳舐めを続けながら彼女たちと順番にSEXして2回の射精を迎えます。
耳舐めをガンガンやるので2人とも喘ぎ声はほとんど漏らしません。
ちゅぱ音を鳴らしながら合間に吐息を漏らす割とソフトな描写です。
このへんまでくると催眠の要素はほぼなくなりますから完全なエロボイスです。
このように、序盤から中盤は焦らして終盤だけ優しくする耳舐め重視のエッチが繰り広げられてます。
エッチを頑張り過ぎてる作品
優衣と美羽は自分たちに会いに来た主人公をおもちゃにして遊ぼうと
まずは古典の技術をベースにした簡単な催眠をかけます。
そしてエッチは耳舐め+乳首責め、耳舐め+手コキやフェラ、耳舐め+SEXと
毎回必ず耳舐めを絡めたうえで別の性感帯も焦らし気味に責めます。
声は可愛いけど性格は意地悪な双子が協力して男性を弄ぶシチュ
エッチを長く楽しめるように時間をかなり切り詰めた催眠
耳舐め、キス、フェラといったちゅぱ音を至るところで鳴らし
それと同時におちんちんをソフトに刺激して生殺しにするエッチ。
催眠音声よりも「催眠つきの同人音声」と呼ぶほうがしっくりくる作品に仕上がってます。
中でもエッチは最初から最後まで耳舐めをガンガンやるところは個性があるし
強めに焦らしてからご褒美のSEXをする流れもメリハリがあって良いです。
2人が同じプレイを同時にやることもあれば、違うプレイを手分けしてやることもあります。
同人音声に分類される要素に関してはそれなりにいいものを持ってると言えます。
しかし本作品は催眠音声なので催眠の品質が何よりも重視されます。
その観点から見れば「厳しい」と言うしかないです。
催眠誘導は超がつくほどベタな技法なのに加えてなぜか深化を省略してるし
エッチも時々暗示を入れる程度で8割くらいはプレイの実況や言葉責めに割いてます。
そして最も残念なのが売りと呼べる要素がことごとく台無しになってることです。
双子催眠はうわべだけを真似てるまったくの別物ですし
現代催眠もごく一部にだけ使われており運用方法もいい加減です。
私は元々ヒプノシカさんを低く評価してるから、この作品にも期待してませんでした。
でも実際に聴いたら予想をさらに下回る内容で「どうしてこうなった?」と頭が痛くなりました。
双子催眠にしても、現代催眠にしても事前の勉強や研究が足りなすぎます。
さすがに今挑戦するのは無謀なので、もっと難度の低いところから始めてみてはいかがでしょうか。
射精シーンは3回。
ちゅぱ音多め、淫語とくちゅ音それなり、喘ぎ声ごく僅かです。
以上を踏まえて今回は大変厳しい点数とさせていただきました。
そろそろライターに外注するのは止めて自分でシナリオを書くことをおすすめします。
CV:柚木つばめさん
総時間 2:01:25
オススメ度
■■■□□□□□□□ 3点

体験版はこちらにあります
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