同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2013年10月

   ● まどろみ世界
   ● 現代催眠風


ささやき庵 蜜香

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品。

ささやき庵というと、囁き声を中心とした割と手堅い構成の作品が多い
そんな印象を私は持っていました。
ところが、今回の作品は色々な所にアブノーマルな要素を散りばめた
このシリーズの中でもイレギュラーな部類
に属します。

具体的な内容については後に回すとして
「ささやき庵シリーズが好きだけど、最近ちょっとマンネリ気味」と思っている方には
丁度良い刺激になる作品と言えるでしょう。



蜜柑とこたつと猫が大好き
ささやき小町の「蜜香(みか)」に相手をしてもらうお話。

「またいらしてくれたんですね いつもご贔屓にしていただいて ありがとうございます」
蜜香はややかしこまった口調の、明るい声の女の子。
主人公は彼女の常連でいつものように指名したのですが
今日の彼女は何やらいつもと様子が違います。

前半の2パートはエッチな要素がほぼ無く
蜜香とこたつに入りながら蜜柑を食べたり、タロット占いをした後
彼女に添い寝をされながら眠ることになります。

「はい むけました どうぞ あーん」
2人がかなり顔なじみのようで、非常に打ち解けた雰囲気ですから
ゆったりと落ち着いた気分で聴くことができるでしょう。

非エロパートの目玉である添い寝シーンはおよそ11分間。
いつもの囁き声で、蜜柑とこたつと猫が大好きな女の子のお話をしてくれます。

「ほんとに あなたを運命の人だと信じてる 信じたい」
ここでは今日の彼女の様子がいつもと違う理由が語られています。
若干湿っぽい内容ではあるのですが、あまり深くは考えずに
彼女の声とその心地よい圧力を感じながら眠りにつきましょう。



いい意味で「ささやき庵」らしくないエッチ
エッチシーンは2パート52分間。
プレイは全身舐め、性器の相互愛撫、パンツ交換、フェラ、キス、SEXです。
エッチな効果音はありません。

「おはようございまーす 蜜香にゃんですにゃ」
「にゃんにゃんコース」ということで、猫のコスチュームに着替えた蜜香は
チューブ型のチョコを使って主人公の乳首にハートを描き、それを舐め始めます。

こんな感じで初っ端からアブノーマルなプレイが登場するのが
本作品のエッチ最大の特徴です。

「お客様のパンツと 蜜香にゃんのパンツ 交換しませんか?」
中でも極めつけはやはりパンツの交換でしょう。
蜜香がパンツフェチのため、彼女は主人公の大きなトランクスを
主人公はおちんちんがはみ出してしまうくらい小さな
彼女のパンツを履くことになります。

そして追い打ちをかけるように、おちんちんにチョコレートを垂らしてのフェラ。
衛生面でどうというのは置いておいて、なかなか珍しいプレイと言えるでしょう。

もちろん彼女の猫語も外せません。
主人公がクリトリスを責め上げてイカせた後に、拗ねたように言う
「…恥ずかしいにゃん イっちゃったにゃん」
このセリフにはグッとくるものを感じます。

「入れてください 蜜香のおまんこに 大きくなった硬いおちんちん」
また、後半パートで本シリーズでは禁止されている
SEXシーンが登場するのも大きな特徴です。

ここでは猫語は使わずに、長めのキスをしたり、手を繋いだりと
恋人同士のような、しっとりとしたエッチが繰り広げられますから
ある意味いつもの「ささやき庵」らしいシーンと言えるでしょう。

このように前半は奇抜なエッチ、後半は王道のエッチが聴けます。
特に前半はサークルさんのイメージとはちょっと違った、ややぶっ飛んだもので
非常に新鮮さを感じました。



ちょっと変わった「ささやき庵」を体験できる作品
プレイの奇抜さが一際目を引く作品です。

エッチの前半は猫語に加えて舐めを中心としたプレイとなっており
蜜香の可愛い声と、プロらしい確かな舐め音の差が興奮を誘います。

そして後半は打って変わって非常に堅実な内容に変化。
一気にセリフを減らし、震えるような吐息を左右に揺らすことで
シーンの臨場感を上手に引き出しています。

さらにちょっとした追加要素もあったりと
終始聴き手を飽きさせまいとする心遣いを随所に感じました。

囁き声が3パート合計でおよそ38分間と
このシリーズとしてはやや少ないのが残念ではありますが
その分エッチが充実している事を考えれば已む無しかなと。

フェラシーンが〆ではないのも特徴と言えば特徴かも。
(「ささやき庵」シリーズは最後にフェラで抜くのがセオリー)
既存の型にはまらない、色々な意味で面白い作品と言えるでしょう。

CV:野中みかんさん
総時間 1:22:17


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

まどろみ世界

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。
「ヘミシンク音」という特殊な音を使用している、とても珍しい作品です。

過去当サイトでも
「【音責め】あまラブ堕天使のH昇天トランス!【催眠】」
「第3弾」
の2作品で登場していますが、改めて簡単に説明すると

イヤホンの左右から別々の周波数の音を流すことで、頭の中に音のうねりを発生させ
その周波数の差に当たる分のα波を脳に強制的に生み出させる。
それにより脳の状態をコントロールする、といったものらしいです。

つまりヘミシンク音を聴いていると、自然と気持ちがよくなってきます。
本作品ではその状態になった聴き手に色々と意識をさせることで
ドライオーガズム-精神的な絶頂を誘発するように進められています。

今回は男性向けバージョンでのレビューとなります。



まずはヘミシンク音に体を慣らしていこう
ヘミシンク音を聴きながら、お姉さんに言葉でイかされるお話。

「早速ですが 今から音を流します」
お姉さんはとても落ち着いた声の女性。
簡単な注意事項を話した後、早速ヘミシンク音を流しながら
どういった姿勢でこの音に向き合えばいいか、などの心得を説明してくれます。

本作品の主役であるヘミシンク音は
「ブオーン」と小刻みに震えるような音をしており
聴いていると全身が軽く揺さぶられるような感覚を受けるかもしれません。

ただ、長時間聴いていても頭が痛くなるほどの揺れではないので
途中で投げ出す方はそこまでいないのではないでしょうか。
「聴き慣れない音だけど、嫌ではない」そんな感じです。

基本的には作品のほとんどの時間で流れ続けますから
自分でも聴き続けられるかについては
実際に体験版を聴いて確認してみてください。

ちなみに、作中では全部で7つの音が用意されており
催眠の深度が進むにつれて段階を上げていくことになります。

催眠は時間にして39分ほど。
最初は深呼吸や脱力を行いながら、少しずつヘミシンク音を体になじませていきます。

「あなたの脳は ゆっくりと そして確実に溶かされていく」
ヘミシンク音を実際に聴いてみると、まず頭がぼんやりしてくるのがわかるでしょう。
それにお姉さんのセリフを区切った、ゆったりとした声が加わることで
自然と眠くなってしまうかもしれません。

「考える力も 脳味噌も 脳味噌のしわが無くなっていき 溶けて 液体となっていく」
お姉さんはヘミシンク音の段階を少しずつ上げながら
主人公の心をとろとろに溶かしていきます。
意識が混濁した状態の中で、なんだか体がふわふわと浮いているような
そんな不思議な感覚を私は味わうことができました。



体の敏感な部分を意識することで、より感じるようになる
エッチシーンはおよそ9分間とかなり短め。
プレイは言葉による絶頂が表現としては一番わかりやすいでしょう。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「7の音は あなたを性的な快楽へ導くために 特化した音」
ヘミシンク音を徐々に変化させることで
まどろみの世界へと引きずり込まれた主人公は
お姉さんの言葉により、快感を意識してしまうことになります。

「あなたの乳首を吸う いやらしい音が リアルに聞こえてくる」
よくある言葉責めのような「変態」などの罵声を浴びせかけるタイプではなく
本作品ではお姉さんがシチュなどを口に出すことで主人公に意識をさせて
それによって快感を誘発する
、そんなかなり珍しいプレイが繰り広げられます。

乳首、股間と意識を向けさせた後はカウントダウン。
短いスパンで何度も何度も繰り返すことで、感度を上昇させていき
とどめはビシッと叩き付けるような声で、絶頂へと導いてくれます。

私の場合は下半身が痙攣するような感覚でしたが
この瞬間にどういった感覚が生まれるかは
本当に人それぞれなのではないでしょうか。

以上のように精神を責めるような形で進められていながらも
お姉さんが言葉で痛めつけるようなタイプではなく
聴き手にイメージを浮かび上がらせ、自発的に気持ちよくなる手助けをするような
ちょっと変わった切り口のプレイとなっています。



「脳がとろとろになる」感覚を味わいやすい作品
催眠特有の「脳が気持ちよくなる」状態を比較的簡単に体験できる作品です。
流れ続けるヘミシンク音を聴いていれば自然に意識がぼやけ
心地よい気分に浸ることができるでしょう。

プレイは一応股間を触っていいみたいなことを言われるため
セルフも有りと言えば有りなのですが
直接的なエロではなく、聴き手にイメージさせて興奮を促すタイプで
イかせ方自体は完全にドライを意識していますから
どちらかというとドライの方が目指しやすいと思います。

属性はSでもMでもいける万人向けでしょうか。
初心者には…私はあまりお薦めしません。
たぶん経験を積んでから聴いた方がずっと楽しめます。
だから初心者の段階で聴いてしまうのはちともったいないかなと。

ヘミシンク音も段階的に徐々にきつくしていく丁寧な運びですから
精神に過度な負担がかかる可能性は低いでしょう。

ただ、気持ちいいからといって必要以上に聴き続けるのは体に毒です。
複数回聴く場合は、連続で何回もループさせて聴くようなことはせずに
きちんとある程度の期間を開けながら聴いていってください。

CV:卯月杏奈さん(男性向け) 輝さん(女性向け)
総時間 1:02:03(男性向け) 40:51(女性向け)


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2017年10月27日追記
再レビューを公開しました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/73140185.html

今回はまさにタイトルの通り催眠音声を初体験するにあたって
具体的にどの作品を選べばよいか、それをズバリ書きます。

もったいぶってもアレですから早速結論を。

「双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」

私は催眠音声を初めて聴こうとするすべての方に、この作品をお薦めします。

今回のお話自体はこれで終了と言えば終了なのですが
ただ「これを聴いてください」と言うだけで納得する方は普通いないでしょう。
ここから先はこの作品を選んだ理由について説明していきます。



作品自体の特徴が非常に初心者向けである
まずは純粋に初心者向けの作りだからです。
初めて聴くにあたってその人に向いていそうな作品を薦める。
これはごく当たり前のことです。

じゃあ具体的にどこがそうなのか。

1、導入前にきちんとした説明がある
最近の催眠音声だとこれがなかったりするのですが
実際に催眠を行う前に色々と説明をしてくれる作品は非常にありがたいです。

催眠に入るためにはまず心構えが大事です。
でも初心者は当然それを知りません。
だから始める前にきちんと説明する。
これはとても大切な事なのです。

2、導入がとても単純
この作品は全体の半分ほどの時間が催眠導入に当てられています。
そして時間内に聴き手が行うことと言えば深呼吸をしながら声を聴くくらいです。
深呼吸をするくらいなら初めて催眠音声を聴く方でも問題なくできるでしょう。
そういった「やりやすさ」は初心者にとって非常に重要な要素になります。

3、催眠に引きずり込むための用意がしっかりとされている
ネタバレになるため詳しくは書きませんが
この作品には初見殺しの罠が設置されています。
おそらくこれを初回で無事回避できる方はそこまでいないでしょう。

高確率で催眠に「落ちていく」感覚が味わえる。
これは初体験として聴き手に強烈な印象を与えるはずです。

4、時間が丁度良い
多くの催眠音声に触れた方ならば
自分にとってどれくらいの長さの作品が向いているかを把握していると思います。
例えば私の場合は50~70分ですが、これは本当に人それぞれでしょう。

でも初心者の方はそういった感覚がもちろんありません。
だからいきなり60分くらいの作品を聴くのは
肉体的、精神的な負担の面でも避けた方が良いと私は考えています。

かといって20分以内の短すぎる作品では
そもそも催眠の感覚を十分に味わえないまま終わってしまいます。
これでは聴く意味がありません。

その点この作品は30分程度で終わりますから
長すぎず短すぎず非常にお手ごろな時間と言えるでしょう。
このへんは運動などに例えた方がわかりやすいのかもしれません。

他にも色々あると思うのですが
基本的にはこのあたりが初心者にとって重要な部分かなと。



作品としてのオリジナリティがあり、かつ優れている
前項では主に構造面での優秀さをピックアップしましたが
もちろんそれだけで選んでいるわけではありません。
作品として強烈な個性があり、かつ優れているから選ぶのです。

その理由はもちろん「左右から別々の声で語り掛けられる心地よさ」これに尽きます。

体験版を聴いていない方は一度軽く聴いていただきたいのですが
この作品は可愛い2人の女の子が左右にそれぞれ陣取るような形で
まったく別々の内容のセリフを時には思い思いに、時には揃えるようにして言ってきます。

そして、特に2人同時に声を出すときはハモっているような音が生まれ
それがなんとも言えない不思議な感覚を聴き手に与えます。
このような感覚を味わえる作品は有料・無料合わせてもごく少数です。

おそらく最初聴いた時は軽く混乱するような感覚を受けるでしょう。
でも双子がこの声をどういった姿勢で聴けばいいのかをきちんと教えてくれますから
じきに慣れ、そして気持ちよくなってくるはずです。

この声とそこから生まれてくる感覚が非常にオリジナリティに溢れており
結果的に作品としてのクオリティを高めている。
だからこの作品を私は薦めるわけです。



なぜ敢えて有料を選ぶのか
以上が私なりのおおまかな理由なのですが
おそらくこれを読んだ上でこう言う方がいると思います。

「初心者に有料を薦めるのっておかしくね?」

たぶん「最初にどの作品を聴くべきか」という質問を受けた場合
大抵の方が「無料から自分に合いそうなものを選べ」と言います。

ただちょっと私の考えは違いまして、今回はたまたまテーマが催眠音声でしたが
催眠音声に限らずどんなことでも初体験って大事だと思うんです。

当サイトはアダルトサイトですから
初体験といえばSEXを思い浮かべる方が多いでしょうけど
SEX以外にも人生には様々な初体験があり
それはなんだかんだでその人の記憶に長く残ります。

「長く記憶に残る可能性があるのだから、それなら良い記憶として残してほしい」
だから敢えて有料でも優れた作品を薦めるわけです。

もちろんこれは私個人の考えですから別に賛同を求めているわけではありません。
ただ私なりにきちんとした根拠があってそうしている
そのことを理解してもらいたかっただけです。

裏を返すと、2作品目以降は有料/無料問わず
基本的には好きに選んでいいと思っています。
ただし1作品目にはこだわってほしい、これが私の考えです。


…なんか最後の方は脱線してしまいましたが
以上の理由で私はこの作品を強く薦めます。

「無料作品の中で」という条件がついたらどうなるか
書きながら考えてはみたのですが
正直今のところ「双子のい・い・な・り」に匹敵する作品が思いつきません。
これについては後日時間があれば改めて記事にしてみます。


「催眠オナニー講座 その5 「始めたばかりの方に向いている作品」」

※2019年10月11日追記
表記を若干修正し以前よりも読みやすくしました。

みじんこ15分間クッキング

サークル「みじんこ」さんの同人音声作品。
今から4年近く前とかなり昔に発売された作品です。

まずは一番大事な事を。
本作品は催眠音声ではありません。
オナサポ系の同人音声になります。
作品情報のジャンルに「催眠」のタグがありますが
違いますのでご注意ください。

タイトルの通り、料理番組を模したような流れとなっており
料理する工程をエッチな行為に置き換えているという
非常に面白いコンセプトが本作品の特徴です。



本日のお料理、その名も
お姉さんの指示に従いながら「料理」を作るお話。

「今日はとろとろおまんこと くたくたキノコのミルクソース和えを ご紹介いたします」
お姉さんはニュースのアナウンサーのような、淡々とした口調の女性。
本日の料理をする前に、今回必要となる素材についての説明をしてくれます。

「調味料は 新鮮なザーメンを一発分と 愛液を 手のひら一匙」
本作品は時間が15分と非常に短いため、初期の段階から淫語が飛び交います。
そしてお姉さんは「おまんこ」や「おちんちん」をとても冷静に口にします。

このギャップにはなぜかぐっとくるものを感じてしまいます。
事務的に話しながら性処理をする作品が好きな方には
かなり向いていると言えるでしょう。



時間と回数を定めた細かいオナニー指導
エッチシーンはおよそ14分間。
プレイはオナニーの見せ合いになります。
効果音はありません。

「スカートを脱ぎ 足を広げました パンティーの中に 手を潜り込ませます」
「おちんちんを握って いつもしているように オナニー 始めてください」

お姉さんはとろとろおまんこを、主人公はキノコとミルクソースを作るために
お互いを見せ合うような形で料理を開始します。

ここではお姉さんのカウントダウンが中心となっており
彼女がカウントに合わせて、おちんちんを扱く回数までも指定してきます。

オナサポ作品の場合、ゆっくりとか速くとかペースを指定する作品は多いですが
時間や扱く回数まで制限する作品はなかなかありません。
(一応「奴隷属~どれいぞく~」に似たプレイがあるにはあります)

かつそれを何度も何度も行うことになりますから
かなりきっちりとした管理を受けることになります。

「本気でおまんこほじりますから あなたも本気でおちんちん扱いてくださいね」
主人公が料理をするのと並行して、お姉さんも自分を料理しています。
カウントと同時に聞こえる彼女の甘い喘ぎ声が
料理の進度をより早めてくれるでしょう。

そして、食材を十分に仕込んだ後は
濃厚なミルクソースをおまんこに和えて完成となります。



抜きボイスとして優秀な作品
有料作品としては非常に短時間ながらも
きちんと抜ける作品に仕上がっています。

多分普通のオナニーの見せ合いっこだったら
ここまで興奮することはなかったでしょう。
料理を作るように、エロっぽくなく淡々と行うからこそ
この不思議な高揚感が生まれるのだと思います。

オナサポとして機能するように、敢えて挿入させずに
オナニーの見せ合いに徹するのもポイント。

道中はかなり細かく指示を受けますが
フィニッシュだけは聴き手に自由な形の射精許可が下りますから
お姉さんの喘ぎ声をオカズに、好きなタイミングでぶっかけられます。

「催眠音声ではない」これを理解した上で聴くのならば
十分に満足できる作品と言えるでしょう。

おまけはいつものふぁんさんによる雑談です。
なぜか本編より長くなってますが…

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 15:28(本編) 17:58(おまけ)


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

ヒプノダークエルフ

サークル「モルモットストリップ」さんの催眠音声作品。

今回登場するのはもちろんダークエルフ。
イメージとしては、一般的なエルフに比べると残忍ってところでしょうか。
本作品ではそのキャラを活かして
癒しにはほど遠い、屈辱的なプレイを味わうことになります。

ただモルストさんの作品としては比較的ソフトな部類ですから
「ザーメンミルク催眠」のような、ド変態向けの作品を敬遠していた方でも
サークルさんの作風を知るという意味で、割と聴きやすい作品ではあります。

本作品を聴く前に、以下の準備を行ってください。
・タオルなどで目隠しをする
・全裸になる(寒い時は上なら着てもOK 下は丸出しが望ましい)
・椅子に座る



気持ちいい世界へご招待
ダークエルフに魔界へ連れて行ってもらい、エッチな事をされるお話。

「これから 私があなたを あなたの知らない世界へ 連れて行ってあげます」
ダークエルフは礼儀正しく、やや温かみのある声の女性。
出会って早々変態的な格好をしている主人公に疑問を感じながらも
催眠を使って彼女の住む魔界へと連れて行ってくれます。

催眠はおよそ17分間。
軽く深呼吸をした後、カウントに合わせて
自分たちのいる空間そのものが下に降りていくことをイメージします。

30カウントとやや多めの数字を数えながら、ゆっくりと行われますから
時折聞こえてくる彼女の暗示に耳を傾けながら落ちていきましょう。
「落ちる」感覚さえ掴めていれば、問題なくついていけるはずです。

合間合間に彼女のキャラを引き立てるために
やや意地悪なことを言うシーンもありますが
基本的にはカウントと暗示を中心としたシンプルな作りです。

催眠にはある程度のところまでなら入れるんじゃないでしょうか。
最後に復唱を求められますので、可能であればやってみください。



エルフの唾は媚薬
エッチシーンは37分ほど。
プレイは屈辱的なポーズ、唾を吐きかけられる、フェラ、オナニーです。

効果音はありません。
セルフは有りになります。

「親切に説明してあげたところで 早速苛めてあげますね」
快楽に満ち溢れた魔界に到着し、体の自由を奪われた主人公は
ダークエルフの命令でおちんちんを丸見えにする
極めて恥ずかしいポーズを取らされます。

ここでは彼女の指示に従いながらプレイをしていくわけですが
前半はイメージが重視されており
主に精神的なダメージを受けることになります。

「それでじゃ 今から私の唾 いっぱいかけてあげますね」
その中でも唾を吐きかけられるシーンは特に屈辱的と言えるでしょう。
感度を上昇させるのが目的だとしても、明らかに見下されているのがわかります。

「じぶりゅるるる ぶっ」
イメージがしやすいようにきちんと下品な唾液音が流れますから
Mな方なら興奮できるのかもしれません。

「もっともっと あなたの恥ずかしい姿を 見せてくださいね」
一方後半は肉体的な責めが中心となっており
絶叫しながらおちんちんを扱き続ける、かなりハードなプレイが待ち構えています。

「自分から苛めてくれだなんて 今のあなた 最高に惨めですよ」
もちろん気持ちを高揚させるための言葉責めもきちんとあります。
適度に寸止めをするなど、かなり意地悪なメニューですから
少しずつ快感を蓄積させて最後に一気に解き放ちましょう。

このように、サークルさんならではの変態的なプレイを楽しめます。
無事完遂することができれば、ちょっとした達成感を味わえるかも。
どう見てもM向けの内容です。



変態入門用の作品
どちらかと言うと催眠よりエッチに力が入れられている作品です。

事前の準備やポーズ、声出しなど体を動かすシーンがありますから
雰囲気に浸りきることで催眠状態を維持する精神力と
度重なる寸止めにも暴発せず、射精後の苦痛にも耐えられる体力が求められます。

ただ、モルストさんの作品としてはかなりソフトなプレイです。
この作品なら十分完遂できるでしょう。
そういう意味で入門用の作品とさせていただきました。

催眠は手順を少なくしたおかげで、それぞれがゆったりと行われます。
やってる事は至って単純、説明も細かいからイメージしやすいです。
ただ脳がとろとろになるほどまではかかれないと思いました。
ちょっと暗示が弱めかなと。

エッチは見られると社会的に死ぬレベルの変態度です。
屈辱感を興奮に変換できる方ならばきっと楽しめるでしょう。
射精自体は1回ですが絶頂シーンは2回あります。
もう片方はドライを目指すようにしていけばイキやすいと思います。

ダークエルフはエッチに入ってもそこまで厳しい口調にはなりません。
軽くなじられる感じの言葉責めを味わうことになります。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:04:38


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

2020年11月24日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/84381920.html

オナナビ ~綾華のオナニーナビゲーション~

サークル「ヤマネ紳士会」さんの同人音声作品。
同サークルさんの処女作になります。

本作品は本編だけでも24個に及ぶ、細かい音声ファイルで構成されており
それらを聴き手の好きなように組み合わせて聴くことができる
そんなカスタマイズ性を売りにしています。

内容の方はお姉さんの「シコシコ」の指示と、カウントダウンに特化しています。
どちらでもフィニッシュできるように、2種類のエンディングが用意されていますから
日によって変えるなどもできるのは面白いところです。

ちなみに、DLsiteさんのジャンルタグには催眠が入っていますが
本作品は催眠音声ではありません。
催眠音声のフィニッシュシーンっぽい内容を含んだ同人音声です。



好みの長さ、好みのプレイにカスタマイズ
ナビゲーターの綾華にオナニーのサポートをしてもらうお話。

「この度は 性欲解消のご指名いただき ありがとうございます」
綾華は丁寧でちょっと艶っぽい声の女性。
彼女自身が何者なのかなど、物語の背景については一切語ることもなく
早速コースの詳細を説明してくれます。

冒頭でも触れた通り、本作品は最初と最後を除いたメインの部分について
総時間や順序などを、聴き手が自由に決めることができるのが最大の特徴です。

手短に終わらせたいならファイル数を少なくすればいいし
長時間焦らして焦らして気持ちよく射精したいなら長めにすればいい。
そんな都合のいいコース設定ができるのはいいですね。

もちろん編集なんてめんどくさい、と思っている方のために
時間や目的に合わせて組まれた8個のコースも同梱されています。
時間はいずれも12~18分と割と手ごろな長さです。



フィニッシュは4種類が選択可能
ほぼすべての時間がエッチにあてられています。
プレイは綾華に指示を受けながらのオナニーのみ。
効果音はありません。

ファイル単位で説明してもわかりにくいでしょうから、ここからは

「ロング1 シコシコフィニッシュ」(約18分)
「ロング2 カウントフィニッシュ」(約17分)

用意されている上記2つのコースを聴いた上でのレビューとなります。
この2つでほぼすべてのファイルを聴くことができます。

「頭を空っぽにして オナニーをコントロールされる快感を お楽しみください」
まずは綾華の指示に従いながら、シコシコとカウントの簡単な練習を行います。

「しーこ しーこ しーこ しーこ」
「しこしこ しこしこ しこしこ しこしこ」

扱くペースはゆっくり、ふつう、はやくの3種類が用意されており
本番ではこれらとカウントダウンを絡めながら、少しずつ快感を高めていき
最後の最後で一気に射精させる、これが大まかな流れです。

「射精したくなっても 私の指示なしで射精するのは許しませんよ?」
綾華は性格がややSなのか、それとも純粋に主人公に楽しんで欲しいのか
途中で何度も何度も焦らしてきます。

シコシコ指示では激しく扱かせたかと思えば
次で一気にペースを落として快感を沈めさせたり
カウントではゆっくり数えたり、0の直前で止めたりと
プレイ中は徹底的に射精を管理されることになります。

フィニッシュがシコシコ指示とカウントで2パターン用意されているのはいいですね。
(おまけとして不意に射精させるパターンも有り、それも合わせると4種類)

カウントダウンの場合は、射精中も更なる絶頂を促すように作られていますし
シコシコ指示でも扱き続けるよう命令されるなど
最後の1滴を吐き出すまでしっかりと管理してくれます。



聴き手によって違った楽しみ方のできる作品
大まかな枠組みだけ用意して、あとは聴き手にすべて任せる。
かなりフリーダムな作品と言えるでしょう。

用意されたコースを聴くのもいいですが
好きなフレーズの入ったファイルを何回も織り交ぜたり
適当に突っ込んでランダム再生するなど
先の展開を見えなくしてしまった方がより楽しめると思います。

特におまけにある「不意打ち」を入れると
突然射精の指示を出されて面白いかもしれません。
いきなり当たってしまった場合はさすがに困りますが…

作品の性質上、ストーリーはもちろんありませんし
綾華は指示をするだけで、その体に触れることはできません。
これらのおかげでやや人を選ぶ作品とは思います。

あとコスパがなんとも。
実質20分程度で900円と厳しいお値段になっています。
900円なら最低でも40分は欲しいところです。

CV:みる☆くるみさん
総時間 23:31(分割ファイルを合計した時間で、あくまで目安です)


オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

へっぽこ術師の催眠音声さんで配布されている、無料の催眠音声作品。
無料作品の配布以外にも、催眠に関する理論の掲載をされています。

本作品はタイトルにある現代催眠を使用しているのが最大の特徴です。

現代催眠はミルトン・エリクソンという
つい30年ほど前まで生きていた方が創始した方法で
催眠としてよくある「あなたはだんだん眠くなる」などの押し付けるようなタイプではなく
「あなたは眠くなってもいいし、眠くならなくてもいい」のように
表現を婉曲にして、ある程度相手の自由にさせるスタンスが採られています。

こうすることで聴き手が術者の声を受け入れやすくなり
結果的に催眠にかかりやすくなる、らしいです。
(あくまでネットの受け売りです。私自身はわざと催眠を勉強しないようにしています。)



聴き手はお姉さんの声を聴くだけ
お姉さんのお話を聴きながら、催眠に入っていくお話。

「これから あなたがとても気持ちのいい状態になる お手伝いをさせていただきます」
お姉さんはちょっぴり気の抜けた、柔らかい声の女性。
詳しい経緯については触れられていませんが
主人公を気持ちよくするために色々な事を話してくれます。

現代催眠は術者が雑談をするような形で進められるため
基本的に聴き手は彼女の話を聴くだけで、他にすることはあまりありません。

「ゆっくりと深呼吸をしてください」とか
「右手が重くなるのをイメージしてください」などの指示がありませんから
本当に彼女の声だけに集中することができるでしょう。

「じっと聴いてもらってもいいですし 聴き流してもらってもいいですよ」
また、お姉さんは断定的な言葉を使わずに
「~してもいい」「~かもしれない」と、婉曲な表現を用いることで
聴き手に選択の自由を与えてくれます。


「~しなさい」と言われると「そうしないといけないな」とか「できなかったらどうしよう」と
やや後ろ向きな感情が生まれてくる方がいるかもしれません。
でも「~してもいいし、しなくてもいい」と言われれば
「じゃあこうしてみるか」と、少なくとも言葉に固執する事態は回避できます。

そうやって心を慣らしていくことで、少しずつ催眠状態に持っていく。
現在世に出ている作品の多くが古典的な手法を採用しているため
このようなタイプの催眠はおそらく新鮮に感じることでしょう。



お姉さんの言葉の中から、ピンとくる単語を釣り上げる
最初の23分くらいまでは、エッチな要素ほぼ抜きで
意識と無意識に関することや、催眠状態とは何なのかを話してくれます。

「意識と無意識は紙一重であり 自然と 意識から無意識へ
無意識から意識へと 移ることができます」

上のセリフのような、やや専門的に感じる内容も登場します。
ただ初心者にもわかりやすいように、きちんと具体例を挙げて説明してくれますから
頭が痛くなることはさすがに無いでしょう。
もし痛くなりそうに感じたら聞き流せばいい、それだけです。

ここでは「お姉さんが言葉に出すことで、初めて意識する」そんな感覚を味わえます。
例えば、自分の利き足に意識を向けるシーンがあるのですが
彼女に「利き足が重くなっているかもしれないし、逆の足がそうかもしれない」と言われて
私の右足(利き足)が本当に重く感じたのを覚えています。

「言われてそうなった」ではなく「言われたらそうなっていた」
この古典催眠とはまったく逆の視点は、現代催眠ならではなのかもしれません。

「あなたが一番 興奮するエッチは どんなものでしょう?」
終盤の9分間はエッチな要素が登場するようになります。
ただ一般的な作品とはまったく違い
エッチをする相手のタイプ、服装、プレイなどを箇条書きにするように言葉にして
聴き手がその中から琴線に振れるものをイメージする、そんな感じです。

「舌と舌を絡み合わせてのキス 目と目を見つめ合いながらのフェラ
豊満な胸でパイズリ ニーソックス越しの足コキ 顔面騎乗
顔射 ごっくん アナルファック 中出し」

このように、かなりのバリエーションをお姉さんが言ってくれますから
自分の好きなものを意識してみましょう。
そうすることで興奮が生まれてきます。

「あなたが あなたの好きなペースで あなたの好きなやり方で 何度でもどこまでも
あなたが一番興奮するプレイを 想像してみて」

ここでもお姉さんは断定を避け、聴き手の自由に任せます。

これといった指示はありませんので、基本的にはドライというか
気持ちの良い気分に浸るのが目的なのでしょうけど
別にオナニーして射精するのも私はいいと思います。
ただエロ要素はかなり少ないため、本当に想像力次第になります。

このように、どちらかというと精神の充実を目指す形で作られています。



意識することの大切さを教えてくれる作品
30分強とやや短い作品ながら、非常に面白い体験をさせていただきました。

前々から聴くだけのタイプの作品にも触れてはいましたが
それが一体どういうものかを知ることができたような気がします。
色々と勉強になったし、考えさせられた作品です。

その中でも一番は「意識することの大切さ」でしょうか。
普段何とも思っていないことも、意識すると見方ががらりと変わってくる。
当たり前のことなのかもしれませんけど、私には新鮮に感じました。

婉曲な表現についての好みは人それぞれでしょう。
被暗示性の高い方などは、指示される方がやりやすいだろうし
逆に催眠にかかれず悩んでいる方には、いい刺激になるかもしれません。

私の場合は頭の方はすっきりしたままで、体だけが重たくなりました。
人によってそれなりにかかり方も違う作品なのかも。

こういうタイプの作品はもっと聴いてみたいですね。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 36:52

へっぽこ術師の催眠音声
http://hypno.meganecco.net/
(ページ中ほど「現代催眠風」からダウンロードできます)


全力でうざい姉がさらに添い寝や耳かきを強いてくるMP3

サークル「チキンハーツ」さんの同人音声作品。
「全力でうざい姉が添い寝や耳かきを強いてくるMP3」の続編にあたる
全年齢向けの作品になります。

本作品は姉のキャラがウザい、これが最大の特徴で
「さらに」がついたことにより、前作よりもウザさがパワーアップしています。
ただ純粋にウザいだけでは単なる憎まれキャラになってしまいますから
可愛い一面も兼ね備えることで、善悪のバランスが取られています。

また今回は効果音にやや力が入れられており
「立体音響娘2-先輩と図書館に行こう!-」のように
意識してセリフを排し、効果音だけを聴かせてくれるシーンが登場します。

効果音中心のパートがある作品はほとんどありませんから
こういう作品はかなり貴重と言えるでしょう。



帰ってきたウザ可愛い姉
姉と部屋で一緒にくつろいだり、彼女に耳かきをしてもらったりするお話。

「おーかーえーりー あ? 何してるのって? 漫画読んでるの漫画」
姉は気さくに話しかけてくるやや甘い声の女性。
弟が家に帰ってくると当然のように彼の部屋に居座り
そこで漫画を読みながらくつろいでいます。

この姉がとんでもなくウザいキャラで
「そりゃ 姉ちゃんのパーフェクトワガママボディに惹かれるのは
仕方ないなーって思うし」

弟に凝視されると性的な危機感を勝手に感じ取ったり
「そうよね 姉ちゃんのことはもう飽きたんだよね…」
邪険に扱うと急にへこんで同情を誘おうとしたりと
とにかく色々な手段を使って弟に構ってもらおうとします。

「なんかごめんね 迷惑だったよね 姉ちゃん空気読まないから ごめんね」
ただ自分がウザいことは重々承知しているようで
弟に対して申し訳ない気持ちもきちんと持ち合わせています。
さらに彼女の声が元気で可愛い点もプラスに働いて
彼女はウザいながらも憎めないキャラに感じてしまうことでしょう。

一番最初の「日常パート」では、そんな2人のやり取り以外に
2人が部屋で過ごしている際に出る効果音だけが流れるシーンがあります。
ここではセリフが一気に減るおかげで、純粋に効果音だけを楽しめるのがいいですね。

姉がベッドで漫画を読んでいる風景なのですが
ページをめくる音、お菓子の袋を開ける音、食べる音、飲み物を飲む際に喉が鳴る音など
かなりリアルな効果音を適宜流すことによって、その雰囲気を作り出しています。

弟に関する効果音が一切入っていないのは残念ですが
少なくとも彼女のくつろいでいる様子は十分に演出されていると思います。



耳かきは吹きかけられる息がポイント
作品のメインとなる耳かきシーンは16分ほど。

「やーだー したいしたい みーみーかーきー させてよー」
子供っぽく駄々をこねる姉に、弟は仕方なく付き合ってあげることにします。

耳かき音は「ザリザリ」とやや軽くて乾いた音が使われており
近い時期に発売された「立体音響♪シロクマ耳かき店へようこそ!」や
「耳かき・耳舐め・耳マッサージ!~2人のお姉さんに癒されて~」など
他の耳かき音声に比べると、ややリアリティに欠ける印象を受けました。

ただ、お掃除が終わった後に行う息の吹きかけはとてもリアルで
「ふー」という風の圧力が耳に伝わると、ゾワゾワっとした感覚が生まれます。

最近は耳かき音声が数多く発売されていますが
この吹きかける息が耳に伝わってくる作品はあまり多くありません。

「そいやさ 今年はお花見行けなかったね」
姉は黙っているのが苦手なのか、耳かき中も色々と話しかけてきます。
ここでは2人の仲睦まじい様子を十分に楽しめるでしょう。



強引にでも構ってくれる作品
ウザ可愛いキャラの姉と、それに振り回される弟。
この2人のやり取りの様子が、ややコミカルなタッチで描かれています。

タイトルにある添い寝や耳かきといったシチュよりも
姉のキャラや2人のやり取りに注目した方がおそらく楽しめます。
前作経験者として比較してみると
今作はウザさが倍くらい、癒しは7割くらいになっていると感じました。

姉はなんだかんだいって可愛いです。
やや病気じみた部分もありますが、何かにつけて弟を頼って求めてくる。
そんなどうしようもない姉に対して
こちらもなんだかんだで応じてしまう。
2人のほのぼのとした様子には心落ち着くものがあります。

「1人暮らしをしていて、家に帰ると寂しく感じる」とか
「誰かに強烈に構ってほしい」とか
人恋しさを感じている方に聴いてみてほしい作品です。

CV:月宮怜さん
総時間 1:02:24


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

幽霊さんといっしょ 第一部 関西弁版

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。
人外キャラを使うことで有名な同サークルさんの今回のテーマは「幽霊」です。

本作品はタイトルの通り、登場するキャラが関西弁で語り掛けてきます。
方言をしゃべる催眠音声は正直他に聴いたことがありません。
非催眠でも方言モノはかなり少ないですし、非常にレアな作品と言えます。

内容の方は一般的な作品にある催眠+エッチの構成に
さらに別の要素を加えることで、やや流れのある展開となっています。



大好きな人に声が届く喜び
幽霊さんと一緒に幽霊の世界へ行き、そこでデートするお話。

「こんばんは ていうても聞こえへんか」
幽霊さんはちょっぴりかすれた素朴な声の女の子。
普通の人間である主人公のことが好きらしく
毎晩枕元に来ては、聞こえるはずのない声で語り掛けています。

ところがある日、いつものように彼女が話していると
主人公に声が届いているらしく、反応が返ってくる。
意思の疎通ができたことを喜んだ彼女は、彼と一緒に出掛けることになります。

こんな感じで、催眠音声にしては珍しくストーリーがあります。
作品に一定の流れがありますから、最後まで飽きずに聴くことができるでしょう。

「うちな あんたのこと 好きやねん」
本作品最大の特徴は、全編を通して幽霊さんが関西弁でしゃべること。
声優さんが関西人なだけあって口調はとても自然で
声の素朴さと相まって、聴いているだけで心が和んでしまいます。
(あくまで関東人の感想です。関西の方だとどうなんだろう…)

催眠はおよそ33分間。
まずは幽霊さんと同じ霊体になるために
深呼吸や脱力をして体をリラックスさせていきます。

「ぎゅぅぅぅん ふいー」
深呼吸、脱力共に彼女と一緒にやっていく形が採られているため
初心者の方でもついていくのは難しくないでしょう。

「ぐるぐる ぐるぐる 声が回る ぐるぐる ぐるぐる 意識が回る」
面白いのが体をリラックスさせた後のシーンで
今度は心をリラックスさせるために
彼女の声を追っていく、声の鬼ごっこをすることになります。

彼女は中央・右・左と位置を変えながら語り掛けてきます。
声の方向に意識を向けていると
軽く頭の中をかき回されるような感覚を味わえるでしょう。

霊体になった後は幽霊さんとデートに出かけます。
ここでは前半とは打って変わってイメージ重視の内容となっています。
催眠要素を含んだ、初々しいカップルの様子が描かれていますから
2人で歩いている様子や、登場する美しいものを頭に思い浮かべてみてください。

このように前半は正統派な導入、後半は流れのある深化と
催眠としては割とオーソドックスな構成ながら、オリジナリティもあります。

声の鬼ごっこはとてもいいですね。
一番催眠らしい感覚を味わえるのではないでしょうか。



キャラにふさわしい初々しいエッチ
エッチシーンはおよそ25分。
プレイはキス、乳揉み、主人公への乳舐め、オナニーとソフト目です。

効果音はありません。
セルフは有りになります。

「なぁ くっついてもええかな? そしたらもっと 体温感じられるえ」
恋人として心だけでなく体も繋がりたい、そう思ったのか
幽霊さんは更なる温もりを求めて近づいてきます。

幽霊さんはかなりエッチに対しては奥手で
主人公から体を求めても、最初は触れる事すら許してくれません。

「ちょっとだけやったら 揉んでも ええよ」
おっぱいをいじるシーンでは最初は触るだけにして
心の準備ができた後、許可を出して揉ませます。

またキスは最初は軽く、後で改めて激しくと
段階的にレベルを上げていきますから
ややゆっくりとした歩調の、初々しいエッチを聴くことができます。

特徴的なのは最後のオナニーシーンでしょう。
ここでは幽霊ならではのプレイが繰り広げられます。
幽霊が人間に対して行いそうな事と言えば
なんとなくその内容がわかるのではないでしょうか。



珍しい要素が盛りだくさんな作品
関西弁でのしゃべりを初め、催眠にもエッチにもオリジナリティがあります。
催眠の後半部分がドラマっぽくもありますが
きちんと催眠音声として作られており、催眠風ボイスドラマにはなっていません。

また、敢えてフィニッシュをセルフにすることで
初心者にも楽しめるよう配慮がされているのもいいところ。
展開的に不自然な気はするのですが
それも幽霊キャラの特性を使って上手くカバーしています。

催眠は前半の12分間でどれだけ深く入ることができるかが重要です。
後半はそこまで催眠要素が強くないため
前半で入れないとそのままエッチに進んでしまうことになります。

若干時間が短いものの、きちんと手順を踏んで行われますから
ある程度の深さまでいけるのではないでしょうか。
非常にわかりやすい内容ですから、初心者が聴いても問題はありません。

エッチは2人が性に対して未熟な設定なのか、かなりソフトな部類のプレイです。
一般的な催眠音声と比べても、抜き要素は少な目と思ってください。
淫語はかなり少ないですが、ちゅぱ音はそこそこ。
またオナニーシーンでは幽霊さんの
声を小刻みに震わせるような荒い息遣いを聴くことができます。

総合的に見た場合、純粋な催眠音声としてはやや弱いかな?と感じました。
関西弁を活かすためにドラマっぽいシーンを取り入れたのでしょうけど
催眠音声らしく、声で責めてくるような展開を聴いてみたかったなと。

価格は1時間強で500円とかなりのコスパを誇ります。
「ふぁんたんとチュチュしたい。 ver2.00 「悪魔と姉妹」」のような
ストーリー性もある作品が好きな方に向いていると思います。

CV:星野ゆんさん
総時間 1:07:27


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
約3年前に発売された作品のため、それなりにノイズがあるのもご注意を。
これノイズなくなったら今よりずっと良くなると思うんだけどなぁ…

2015年4月16日追記
コスパのよさを考慮してオススメ度を7点から8点に引き上げました。

2015年4月19日追記
標準語で話す別バージョンレビューを掲載しました。
こちらもあわせて参考にしていただければ幸いです。
「幽霊さんといっしょ 第一部 標準語版」

2020年8月27日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/83752882.html



幼なじみのお姉ちゃん~お姉ちゃんがエッチなことしてあげる~

サークル「Ak Voice」さんの同人音声作品。
声優の紅月ことねさんが運営されているサークルさんで
こちらはその2作目にあたります。

本作品はタイトルの通り幼なじみがテーマとなっており
近所に住む可愛いお姉ちゃんが、主人公のためにエッチなご奉仕をしてくれます。

ただ、よくあるお姉ちゃんが慣れた手つきでリードするような作品とは違って
彼女が性に関して未熟な、子供っぽい部分を見せてくれたり
逆にお姉ちゃんを飛び越えて、母親のような大らかさを見せてくれたりと
キャラそのものに多様性を持たせているのが特徴です。



お姉ちゃんは世話を焼くのが好き
幼なじみのお姉ちゃんとエッチな事をするお話。

「もう そんなこと言わないで 君とお姉ちゃんの仲じゃない」
お姉ちゃんは挿し絵のイメージよりずっと軽い感じの、明るくて元気な声の女の子。

主人公とは小さい頃からの長い付き合いらしく
今日もいつものように彼の部屋へ押しかけると
布団の中にエッチな本を隠しているのに気付きます。

「け 経験あるから あるんだから 別に緊張なんてしてないんだから」
お姉ちゃんはやや意地っ張りな性格をしており
実際は大してエッチの経験がないのに、年上としての面目を保つため
ややどもりながら経験豊富な振りをしてみせます。

傍から見れば明らかに動揺しているのですが
それを必死になって隠そうとする様子が
何やら子供っぽくて可愛く見えてしまいます。
お姉ちゃんのキャラが人間味に溢れているのはいいですね。



とてもとても癒される授乳プレイ
エッチシーンは4パートに渡り、合計するとおよそ62分。
プレイはキス、手コキ(素手とパンツ)、フェラ、疑似授乳、SEXです。

手コキ、ピストンなど音の鳴りそうなシーンで
若干リアルな効果音が流れます。

「わかったわよ 手で…くらいだったら 別にやってあげてもいいわよ」
「経験豊富なら実際にやってみせろ」主人公の挑発にまんまと乗せられたお姉ちゃんは
おそるおそる彼のおちんちんへ手を伸ばします。

最初の2パートは、お姉ちゃんがカウパーを精液と勘違いしたり
「手コキで出した精液は顔で受け止めるのが常識」という
主人公のウソを本気で信じてしまうなど
お姉ちゃんの性に対する未熟っぷりがたっぷり楽しめるでしょう。

熟達したお姉ちゃんは安心できていいですが
こういう初々しいお姉ちゃんもまた違った良さを感じます。

そんな彼女もだんだん男に慣れてきたのか
後半の2パートでは、年上としてきっちりとリードをしてくれる様子が楽しめます。

「ほら おっぱいの時間でちゅよー いっぱい吸いまちょうね」
特に素晴らしのが3番目のパート。
何か悪い事でもあったのか、気落ちしている主人公を慰めるために
お姉ちゃんが本当の母親のように
おっぱいを吸う彼に赤ちゃん言葉で語り掛けながら、優しく手コキをしてくれます。

「お姉ちゃんがここにいてあげるから お姉ちゃんが君の嫌なこと
全部受け止めてあげるから」

お姉ちゃんの彼を愛する心がそうさせたのか
ここでの彼女は本当に慈愛に満ちており
聴いている側も自然と心が癒されることでしょう。

このように、お姉ちゃんの2つの顔を楽しめる構成になっています。
やはり3番目のパートが飛びぬけていいですね。
赤ちゃんプレイが好きな方にはたまらないのではないでしょうか。



お姉ちゃんの魅力が満載の作品
「年上としてちゃんとリードしなきゃ」
そんなお姉ちゃんの頑張っている様子がとても愛らしく魅力的でした。

前半は子供っぽいお姉ちゃん、後半は年上らしいお姉ちゃんと
1つの作品で2種類のニーズに応えられるのもいいところ。

こういう作品の場合、クオリティが中途半端になるケースが多いのですが
時間的にバランスがほぼ半々、かつ総時間がやや長いこともあって
どちらも十分に楽しめると思います。

「幸せ? 好きな人と繋がるて とっても幸せだよね」
最後のSEXシーンは恋人同士のようにとってもラブラブ。
性器同士を繋げるだけではなく、キスをして手も繋ぐことで
2人が心も体もひとつになっていく様子が上手に描かれています。

お姉ちゃんが意地悪をしたり、言葉責めをしてくるような
M向けの要素が一切無いため、終始安心して聴くことができるでしょう。
万人向けの作品です。

個人的にはことねさんの赤ちゃん言葉が最も印象的でした。
「ずるい」って言いたくなるほどに破壊力抜群です。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:14:02


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
1点だけ追加で特徴を。
前半の2パートでは2種類のくちゃ音が同時に流れます。

例えば最初のパートだと左が手コキ音、右が玉揉み音と
それぞれ片方だけから流れますので
複数のちゅぱ音やくちゃ音を、左右から同時に聴きたい人にもいいかなと。
体験版でも聴けます。

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