同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

ヒプノクラウド

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

先日行われたコミックマーケット87に出展されたこちらの作品は
雲のようなふわふわとした雰囲気の女の子に導かれて催眠とエッチな快感を楽しみます。

作品のイメージに合わせた柔らかい言葉を選んだ催眠や
バイノーラルの長所を活かした左右から囁きかける立体的な暗示など
サークルさんらしい挑戦的な特徴が数多く盛り込まれており
その珍しさが興味を、純粋な技術の高さが催眠への入りやすさを引き立てています。



ふわふわした女の子とふわふわな世界へ
謎の女の子に連れられて雲の世界に行くお話。

「こんばんは もう 寝る時間かな?」
女の子は清らかで穏やかな声の女の子。
簡単な諸注意を述べて、その後主人公の前に姿を現した彼女は
本格的な催眠を始める前に一つの約束をお願いします。

その約束とは「ひたすら彼女についていく」こと。
作中ではバイノーラルの技術を活かして彼女の声が頻繁に動き回ります。
その立体感や動き方からまるで自分が引っ張られているように感じるでしょう。
ちょっとした旅行をしながら催眠へと導く面白いアプローチがとられています。

催眠はおよそ22分間。
まずは軽く3回深呼吸し、その後今度は呼吸に意識を向けながら再度行います。

「意識をして 吐く時に 力を抜いていっても構いません」
「息を吐くたびに 体の筋肉の緊張が どんどんほぐれていくように感じる人もいれば 体のスイッチが切れていくように感じる人もいます」

2セット目の深呼吸をする前に彼女が意識の向け方を丁寧に教えてくれますから
そのイメージを抱きながら行うと、先ほどとはまるで違った感覚を受けると思います。
具体的には肩や太ももを中心にぐったりとした脱力感がありました。

そしていよいよ彼女に手を取られながら雲の世界へと旅立ちます。
柔らかく温かい彼女の手を感じながら
深い霧で何も見えない空間を2人でひたすら前へ進んでいきます。

「女の子が遠ざかると すごく心細くて また姿が近くなると 安心感や 心強さで満たされる」
自分の足元すら見えないほど視界の悪い場所まで来ると
頼りになるのは当然先導役の彼女だけです。
その情景を描きながら、心細さを適度に感じさせながら
彼女は聴き手がより自分に依存し、その声に心を預けたくなる心境へと導きます。
作品のテーマに合わせながら暗示をより入れやすい環境を整えるわけです。

「目の前が 真っ白 頭の中も 真っ白 なんだか 体の力がどんどん抜けてきて すべてがどうでもいい めんどくさい」
その直後に訪れる上空からの落下シーンも非常に個性的。
彼女は実際に落ちている雰囲気を出すために
下から上へ何度も声を移動させながら暗示を入れてきます。

準備が整ったところで的確な暗示が入るだけでも十分催眠に入れるのに
こういう細かな演出を取り入れて作品の世界観にぐっと引き込む心遣いが見事です。
それにはまったかのように意識がぼやけたり太ももが軽く持ち上がる感覚がありました。

「まるで 体全体で酸素を取り入れているかのように 空気との境目がわからない でも それがすごく気持ちがいいよね?」
そして最後は自分自身が雲になり、存在を曖昧にしながら心地よさに浸ります。
「気持ちいい」を意識的に多く配置した彼女の声は雲のように柔らかく
その安心できる雰囲気が自然なリラックスを生み出すでしょう。
頭の中がぽわぽわしてとても幸せなひと時が味わえました。

雲の世界へ行くイメージに合わせて的確な暗示を入れてくるハイレベルな催眠です。

前半は「~かもしれません」などの許容暗示を中心とした現代催眠寄りのスタンス
後半は分割弛緩や沈黙法などの古典的な技術を用いるハイブリッドなタイプで
雲から連想されるふわふわとしたイメージを聴き手にしっかりと植え付け
同時に彼女の声に従いやすい心構えを身につけさせてから徐々に落としてきます。

前半を聴いている間はあまり催眠っぽさを感じないかもしれません。
でもなんだか妙に頭がぼんやりする不思議な感覚が湧いてきます。
そして開始から10分後、落下するシーンあたりでそれが一気に強くなります。
以降に入れられる重厚な暗示によっても頭の中がとろとろになるでしょう。

聴き手に嫌な感じを抱かせないスムーズな心の掴み方が実に見事です。
被暗示性のあまり高くない方でも催眠特有の感覚が味わいやすいと思います。



ピンクの雲で感度倍増
エッチシーンは15分30秒ほど。
プレイは言葉による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「向こうを見て 薄いピンク色の雲が流れてきている」
彼女に連れられて無事雲の世界へと到着し、心地よい気分を満喫していた主人公は
そこへ流れてきたピンク色の雲に包まれて今度はエッチな気分を膨らませます。

エッチは次々と流れてくるピンクや赤い雲に包まれながら
その都度感度を上昇させ最後に大きく絶頂します。
彼女に何かをする/されるといったシーンは一切ありません。
そのおかげで言葉に感覚を操られる気持ちよさがたっぷりと味わえます。

「気持ちのいい温かさが じんわりと染み込んでくる 幸せな感情や 心地よい思いが ぶわーっと溢れ出し 心が温かくなってくる」
序盤はあまり濃度が濃くないこともあって感度を上げる暗示を入念に入れてくれます。
エッチに入った当初はそれほどでもなかったのに
しばらくすると妙に体が熱を帯びているのを実感する人もいるでしょう。
彼女がそうなるための準備を着々と進めていたのですからある意味当たり前です。

「ほら 来る 来る 大きな波が来る ゆっくりとゆっくりと込み上がっていき そのうち 抑えきれなくなる」
それが中盤に入ると一気にスタイルが変わり
彼女は左右から交互に至近距離で囁きかけながら絶頂へと追い込み始めます。
この声のリアルさが抜群で、近さだけでなく温かさまで感じられます。

また左右交互、あるいは同時に暗示を入れてくるスタイルには
かの有名な双子シリーズを彷彿とさせるものがあります。
指一本触れずに、しかも淫語やちゅぱ音もほぼ無しになぜかおちんちんが勃起する
そんなちょっぴりイレギュラーな体験ができる面白いシーンです。

そして最後の最後、カウントと共に訪れる絶頂の瞬間には
他のドライ系作品で味わった脳と股間が弾けるような快感が味わえました。
射精のような刹那的かつ疲労を伴うものではないこの甘美な感覚は
本作品のテーマである雲に似たようなふわふわとしたものを持っています。

このように、言葉だけでドライオーガズムを引き起こす催眠音声らしいエッチが繰り広げられます。



雲になった気分にさせてくれる作品
ユニークなテーマの中で催眠とエッチを堅実に行っている安定感のある作品です。

堅苦しさを極力排した柔軟性の高い催眠
そして流れを崩さず段階的に絶頂へと追い込んでいくエッチ
いずれもエロトランスさんの実力が十分に発揮されており
がっつり催眠に入れるし肉体的な刺激無しでもかなり気持ちよくなれます。

チャレンジ精神旺盛なサークルさんなので時々ぶっ飛んだ作品を出されるのですが
今回は終始危なげなく安心して聴き続けることができました。
テーマで個性を出しているタイプですので内容は結構王道的だと思います。
それでも催眠の序盤~中盤にかけて行われる現代催眠の技術を取り入れた誘導は
エロトランスさんを初めごく少数のサークルさんしか形にできていません。
そういう意味では催眠も十分な個性を持っていると言えます。

特筆すべきはやはりテーマと催眠の親和性です。
両者をここまで違和感なく溶け込ませ、尚且つかなりの深さの催眠状態へと導く。
これを難なく成し遂げていることに驚きましたし感動もしました。
エッチもストレートなエロをかなり抑えて本当に技術だけでイカせてくれます。
催眠によって引き起こされる心地よさや快感を味わいたいのなら
自信をもってお薦めできるほどの高いクオリティを持っています。

エッチは完全なノーハンドで精神的な絶頂を目指します。
催眠音声初心者にはこのドライオーガズムという感覚は実感しにくいのですが
ある程度慣れている人なら割とあっさり体が反応するのではないかなと。
そこに至るまでの感度の増幅を繰り返し入念に行ってくれます。
淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

誰にでも聴ける安心感が光る作品です。
催眠の感覚を味わいたい、言葉だけで気持ちよくなる体験がしたい
そんな人に属性を問わずお薦めします。

CV:紗藤ましろさん
総時間 46:16


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
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2021年10月14日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/86957475.html

オナニー大好き少女のオナニー禁止地獄

サークル「ケチャップ味のマヨネーズ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、重度のオナニー中毒患者な女の子が
1か月間のオナ禁に挑戦する様子を彼女の心の推移を中心に描いています。

オナ禁を始めた初日、1週間後、3週間後と日を追うごとに
彼女が我慢する様子を吐息や喘ぎ声を使ってエッチに表現するだけでなく
貞操帯や媚薬といったアイテムも用意することで
最後まで何が起こるかわからないストーリーにも仕上がっています。



オナニー大好き少女に課せられた過酷な試練
聖涼院学園の一年生「星冬みか」が1か月のオナ禁に挑戦するお話。

「はぁ はぁ オナニー 気持ちいいよぉ」
みかは明るくて可愛い声の女の子。
小さい頃からオナニーをしまくっているオナニー大好きな彼女は
今日も自室で日課のオナニーを楽しんでいます。

本作品は学園の寮でオナニー三昧な生活をしている彼女への罰として
学園長が1か月間オナニーを禁止するよう言い渡します。
紳士淑女を育成する学園として破廉恥な行為を禁止しているのに加えて
共同生活の場で他の生徒に迷惑をかけていることが大きな理由です。

「(クリトリスを)ちょっと痛いくらいに強く擦るのが とっても気持ちよくて 刺激が強くて もう耐えられないって 声が出ちゃいそうになるの」 
しかし彼女はこの歳でディルドーをおまんこに挿入し
子宮に打ち付けるのが大好きなほど自分の体を開発しているオナニー中毒。
オナ禁前に流れるいつものオナニー風景を聴いただけでも
彼女がいかにオナニーを愛し、楽しんでいるかが強く伝わってきます。
何と言いますか、すべてを忘れて快楽に溺れているかのような幸せそうな声を上げます。

そんな彼女にオナニー禁止と言い渡したところで到底完遂などできません。
そこで学園長は革・金属・ガラスを使った特殊な貞操帯を装着させます。
しかもそれだけに留まらず、毎日とあるお薬を飲むようにも言います。

貞操帯はともかくこの薬が何なのか、彼女にどんな効果をもたらすのか。
ストーリー性だけでなくスパイスとなる小道具を登場させて
オナ禁という行為を面白く演出している
のが本作品の大きな特徴です。
ボイスドラマとして聴いても十分楽しめるクオリティを持っています。



壊れていく心と理性の狭間で
エッチシーンは7パート52分間。
プレイはオナ禁、オナニーです。
オナニーの際にリアルな効果音が流れます。

「こうして 私の罰が始まりました 罰の内容は 自慰行為の禁止」
オナ禁しない限り学園から追い出すと学園長に言い渡されたみかは
自分の日常を取り戻すために1か月間のオナ禁に挑戦します。

エッチはオナ禁開始当日、1週間後、3週間後の3つのシーンに渡って
彼女がオナニーできないもどかしさに必死に耐える姿が描かれています。
テーマがオナ禁ですからプレイらしいプレイはほとんど登場しないのですが
そのソフトさを興奮した彼女の吐息や息遣いが見事にカバーしています。

「すぐ近くまで 手が届くのに でも触れないなんて そんなの 生殺しだよぉ」
「おまんこぉ おまんこ ぐちゅぐちゅしたいよぉ」

初日の夜、無事に授業を終えて寮に戻ってきたみかは
これまでずっと日常的に行ってきたオナニーができなくなった事実に直面し
切ない声や荒い息を漏らしながら貞操帯を指で必死にかきむしります。
彼女からすると辛そうなのですが、聴いてる側からすると妙に艶めかしく感じます。

もちろんこれだけではありません。
前項で書いたお薬には媚薬効果があるらしく
そのあまりに強烈な効き目に彼女はメスのような恥ずかしい声を上げます。

「くぅぅぅぅん いぃぃぃぃぃ きたぁぁぁぁぁ これ やっぱりしゅごいぃぃぃ」
上のセリフはオナ禁開始1週間後にお薬を飲むシーンなのですが
アヘ声を漏らしながらオナニーしたい衝動に狂い始めます。
他の作品ではなかなか聴けないタイプの痴態ですね。

そして迎えた3週間目。
あまりにも過酷すぎる仕打ちに心が壊れそうになったみかは
せめて貞操帯だけでも外してもらおうと学園長に懇願し、割とあっさり了承されます。

これだけ聞くと事態は進展したように思えるかもしれません。
しかし実際はそのまったく逆で、ここから真の地獄が始まります。
彼女は自分の意思だけでオナニーしたい欲求と戦わなければならないからです。

「今 触れるっ 触れるっ 触れるんだよ …ダメェ ダメなの 触っちゃダメなのぉ」
今までどう頑張っても得られなかった快感がすぐ手の届くところにある。
そんな誘惑を目の前に彼女は自分に何度も言い聞かせながら必死に耐え続けます。

しかしこの日も当然例のお薬を飲まなければなりません。
最後の一線で頑張っていた彼女の心が最終的にどちらに傾くか。
このシーンが最大の山場であり最も心が高ぶるポイントと言えるでしょう。

このように、少女の心を中心とした綿密なエッチが繰り広げられます。



いつの間にか世界に引き込まれていく作品
純粋な抜きボイスよりはボイスドラマ的な要素の強い作品です。

自分なりに覚悟を決めて臨んだオナ禁に対して
オナニー大好きな少女が一生懸命頑張る様子をとてもリアルに描いています。
彼女はオナニー無しでは生きていけないと自負するほどの中毒者ですから
今回の試練は想像を絶するほどに過酷なはずです。
その苦悩っぷりを音声だけでここまではっきりと伝えてくれたことにとても驚きました。

しかも彼女の性格を考慮して貞操帯を用意し
最初の3週間は絶対に完遂できるようにストーリーが組み立てられています。
そして最後の最後に究極の試練を設ける。
聴き手が最後まで楽しく聴けるような仕掛けがきちんと用意されています。

お薬についても実は媚薬効果以外に特殊な効用があります。
それは本当に最後まで聴かないとわかりません。
単なる小道具に済ませず、明確な意味を持たせながら用いているのが見事です。

私はこの作品を聴き始めた当初、学園長が貞操帯とお薬を用意したのは
みかに対して意地悪をするためだと思っていました。
でも聴き終えてみればそれはまったく逆で
この2つのアイテムは彼女に完遂してもらうための優しさだったと考えています。
どういう形であれ、彼女がこれらに助けられていたのは事実です。

エッチは苦しみに耐える展開から悲痛な声を上げるシーンもあります。
しかしそれこそ耳を覆いたくなるほどに心が痛むタイプではありません。
ちょっぴり辛そうだけど興奮できるくらいのレベルに収まっています。
過去に腹パン作品を出されているようなサークルさんなのを考えると
今回は思いのほかソフトな雰囲気に留まっているなと。
喘ぎ声多め、淫語とくちゅ音そこそこです。

オナ禁をまったく逆の視点で描いている非常に珍しい作品です。
女の子をいじめることに興奮を覚える人や
ちょっと変わったスタイルのボイスドラマを楽しみたい人にお薦めします。

おまけはオナ禁後の日常風景です。

CV:みか…分倍河原シホ(彩瀬ゆり)さん 学園長…餅よもぎさん 友達…渡会ななせさん
総時間 本編…1:09:37 おまけ…5:17


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

※2019年9月24日追記
現時点で既に公開は終了しており視聴できません。


Transparent Chorionさんで配布されている無料の催眠音声作品。

こちらは「催眠オナニー気持ちよすぎ@wiki」にあるフリーの台本を三森さんが読まれたもので
お姉さんに優しく頭をなでなでされながら幸せなひと時を味わいます。
18禁作品ですが催眠状態特有の気持ちよさ、心地よさに浸るのを目的としており
頭の中がぽわぽわとするまどろむような感覚が割と得やすいです。



なでなでされる心地よいひと時
お姉さんに頭をなでなでされるお話。

「こんばんは また遊びに来ちゃいました」
お姉さんはホッとするような優しい声の女の子。
主人公の感じている姿やイキ顔を見るのが大好きな彼女は
再びそれを見るために彼に催眠をかけてあげます。

催眠はおよそ13分間。
最初はベッドに寝て目を瞑った状態で
両手両足に一度力を入れてから脱力したり、深呼吸をして心身をリラックスさせます。

「右手の力が抜けると そのまま右手は重く おもーくなっていきます」
脱力する瞬間や息を吐いた時に入る、トーンの低い重くゆっくりとした暗示によって
言われた部分が重く感じたり、動かしたくなくなるように感じることでしょう。
かなり声の落差が激しくて一気に感覚が広がってくるのがわかりやすいです。

「あなたがもっと 気持ちよくなるために 頭をなでなでしてあげますね」
そして十分にリラックスできたのを見計らって
今度は彼女の声により従いやすくなれるように、膝枕をしながら頭を撫でてくれます。
「なで なで」と語句を区切ってゆったりと刻まれる言葉のリズム、セリフの内容、温かい声
それらすべてが癒しの要素で固められており、とても心地よい気分が味わえます。

仕事で最近疲れている人が寝る前に聴くとそのまま寝てしまうでしょうね。
そうやって幸せな気分を与えることで、聴き手を声の虜にしていくわけです。

時間が短いこともあってかなり内容を絞ったシンプルな催眠です。
気持ちよさや心地よさを味わわせるのを目的としているため
できるだけ聴き手に不安を与えないようなセリフと声を心がけながら進めています。
そういった諸々の要素が徐々に緊張を和らげ、自然に心を穏やかにしてくれます。

お姉さん役の三森さんの声の使い方が特に印象的でした。
脱力する/息を吐く際に入れる暗示の声にすごく重さが伝わってきます。
「声の雰囲気につられてそうなる」気分を味わいやすい作品だと思います。



頭の中を撫でられる気持ちよさ
エッチシーンはおよそ11分。
プレイは脳をいじられての絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「次はもっと気持ちよくなっちゃう場所を なでなでしてあげるね」
主人公を気持ちのいい催眠の世界へと導いたお姉さんは
もっと気持ちよくするために彼の脳みそを直接なでなでし始めます。

エッチはおちんちんや乳首といった外側の性感帯には一切触れず
イメージを使って彼女に頭の中をいじられる感覚を味わいます。
性的な気持ちよさではなく脳でイク方向に特化した珍しいプレイです。
グロ系の表現はほとんど出てきませんが、プレイがプレイなのでやや人を選ぶかもしれません。

「なで なで なで なで 脳みそ気持ちいいね 脳みそ幸せだね」
こちらも外側を撫でた時と同様に「なでなで」「くちゅくちゅ」といった擬音語を言いながら
それらが持つイメージによって聴き手に感覚を伝えようとしてきます。
ある程度の深さの催眠状態に入っていれば
頭の側面や首のつけ根あたりにむずむず、じんじんするような感覚が湧いてくるでしょう。

「ねぇ知ってますか? 脳みそもおちんちんみたいに いっぱい刺激したら 潮 吹いちゃうんですよ」
そして最後は女性の潮吹きのように頭の中をエッチな汁で染め上げます。
背後で流れ続ける様々な擬音語と彼女の刻むカウントを聴きながら
少しずつ気持ちを高めて絶頂への準備を進めていきましょう。
内容的にドライを過去に経験済みであるほうがずっとイキやすいと思います。

このように、催眠音声ならではのちょっぴり変わったプレイが繰り広げられます。



心安らぐ作品
聴き手を催眠に持っていくまでの誘導部分に大きな癒しを感じる作品です。

短時間でできるだけ心身にリラックスの感覚を味わってもらえるように
セリフの無駄を省いてわかりやすく、一直線に催眠へと導いてくれます。
今回は内容的にそこまで深い催眠状態に導く必要もありませんし
彼女に気持ちよくさせられる気分が十分に味わえると思います。

エッチについてはプレイが独特なのもそうですが
脳みそをいじる際の表現に擬音語を多用していることもあって
具体的にどのあたりがどう気持ちいいのか、といった部分がやや弱くなっており
結果的にかなり聴き手の催眠の資質や想像力に頼る作りになっています。

だから彼女に脳をいじられてイク感覚はちょっと得にくいかもしれません。
でも催眠に入るところまではすごく簡単ですので
気持ちいい気分に浸りながら挑戦する感じでプレイを楽しんでみてください。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

短時間で催眠の感覚が味わえるリフレッシュに最適な作品です。
最近どうも寝つきが悪いとか、精神面の調子がよくない方には特にお薦めします。
ちなみに解除パートはそのまま寝るか覚醒するかを選択できます。

CV:三森 愛乃さん
総時間 共通パート…26:51 解除~睡眠…1:31 解除~覚醒…3:37

Transparent Chorion
http://chorion.sub.jp/?page_id=11

Fall in dream

サークル「添音亭」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介するこちらの作品は
穏やかな物腰の年上彼女が耳かきや添い寝で安らぎを提供します。
過去作で培ってきたリアルな効果音や環境音がもたらす抜群の臨場感に加えて
今回は聴き手のニーズに合わせて2通りの聴き方を用意するなど
安眠音声としての機能性がさらにパワーアップしています。

彼女と過ごす静かで安らぎに満ちたひと時が
徐々に心をほぐし、安らかな眠りへと誘ってくれるでしょう。



安眠スタイルに合わせた2つの聴き方
彼女に耳かきや添い寝をしてもらうお話。

「あっ ごめん 見つめちゃってた」
彼女は穏やかで温かい声の女性。
秋の夜、美味しそうに夕食を食べている主人公を嬉しそうに眺めながら
彼女が自分の淹れた熱いお茶を飲むところから物語は始まります。

本作品は大きく2つのシーンに分かれており
最初は純粋な癒し系音声として彼女に長めの耳かきと添い寝をしてもらい
その後どういうわけかほぼ同じサービスを短めの時間で2巡、3巡と繰り返します。

サークルさんによるとこの作品は普通の安眠音声としてだけでなく
ループ再生することを想定した構成がされているそうです。
なぜこんな作りになっているかはネタバレになるので伏せますが
ちょっと変わった要素を持った安眠音声であることだけ頭に留めておいてください。

ちなみに1巡目だけはショートバージョンとロングバージョンが存在します。
安眠目的ならロングを、ループ目的ならショートを再生するのがいいでしょう。

「第一 私のほうがお姉さんだしね 年上を敬いなさい」
彼女は同棲中の主人公を励ましたりなだめる年上らしい態度を見せる一方で
お昼に食べたカレーうどんの汁が服についてるのに気付かず働き続けるような
ちょっぴりお茶目な部分も持っている女性です。

この先行われる耳かき・添い寝でも彼女の声や仕草は慈愛に満ちており
その表裏のない姿に多くの人が自然な癒しを感じるでしょう。

しかしそんな彼女も実は一つだけ秘密を隠し持っています。
それがいったい何なのか、最後に語られる真相を聴くことで
本作品に対する印象がそれ以前とは違ったものへと変わるかもしれません。
安眠音声でありながらちょっとしたストーリー性があるのも魅力です。



自然な安眠をもたらす静かで心安らぐ雰囲気
1巡目の最初に行われる耳かきは11分30秒ほど。
膝枕の体勢で右耳→左耳の順に耳かき棒のみを使って中を掃除し
仕上げに息を吹きかけるシンプルなものです。

耳かき棒は「シャク ズリ」という乾いた軽い音が使われており
耳の穴の中で上から下に、あるいはその逆にゆっくりとかき出すように動きます。
耳の外側や穴の入口、奥といった部分ごとに分けて掃除をするわけではないので
音が動き回ることはありませんが音質はとってもリアルです。

「今年もそろそろ会社にひざ掛け持って行かなくちゃ」
また耳かき中の彼女は耳かきに集中して無口になることが多く
合間に入る会話も二言程度の他愛もない話題に留まっています。
おかげで耳かき音や微かに聞こえる彼女の吐息
そしてバックで常に流れ続ける虫の鳴き声を思う存分楽しむことができます。

静かな雰囲気を非常に重視した、安眠の妨げにならない耳かきですね。
耳を切り替えた時に虫の音の位置が移動するなど細かい演出にもこだわっています。

「ほんと… あったかい…」
続く40分に渡る安眠パートも会話を極力少なくした落ち着ける作りです。
右側至近距離からゆっくりとリズミカルに聞こえてくる彼女の寝息が
耳への適度な心地よさと眠気をもたらします。
「敢えてしゃべらない」ことを徹底したサークルさんらしいシーンですね。

ショートバージョンはロングバージョンに比べて
どちらも効果音・環境音・寝息だけが聞こえ続けるシーンをカットしています。
会話量が元々少ない作品ですので、ストーリーのほうが気になる方は
とりあえずショートを聴いてから後日改めてロングを聴くのもいいと思います。

続く2巡目と3巡目は前項で言った通りほぼ同じサービスを短い時間で繰り返します。
3巡目の耳かきシーンだけは耳マッサージに切り替わるのですが
6分程度の簡素なサービスに留まっています。

「ん? 不思議そうな顔してる もしかして これも覚えがあるの?」
「あっ でももしかしたら その夢って思ってるのが現実で 今が夢かもね」

先ほどとまったく同じサービスが繰り返されていることに戸惑う主人公ですが
彼女はそんなことがあったのすら知る由もありません。
彼が心身に疲れを感じていると判断し、いつも通りに癒してあげます。

3巡目の安眠パートを終えた先、最後に彼女が何を語るのか。
ここだけは聴いてのお楽しみということで伏せさせていただきます。

このように、安眠を重視しつつ謎も秘めている一風変わったサービスが繰り広げられます。



安眠効果の高い作品
セリフを極端に減らし、その分をリアルな効果音を巧み使って表現することで
聴き手が自然に頭を空っぽにできるようにしている安眠特化の作品です。

食事中にナイフやフォークが食器に当たる音、お茶を淹れる音
彼女が布団に潜り込む際に鳴るふんわりとした自然な布の擦れる音など
物語の雰囲気を演出する様々な効果音が耳を楽しませてくれます。

過去作でも効果音のレベルの高さに定評のあったサークルさんなのですが
今回は音の間に無音の時間を適度に設けて静けさが際立たせているように思えます。
音そのものも眠りを妨げない優しいものばかり。
この静かでしっとりとした空間に浸っているととても気持ちが落ち着きます。
特に1巡目の安眠パートは眠くて眠くて仕方ありませんでした。

そんな純粋な安眠性能の高さに留まらず
彼女にちょっとした謎を設けて聴き進める楽しさを提供しているところも見事です。
本当に最後の最後まで聴かない限りどう転ぶかがわかりません。
それほどまでに彼女は徹底して落ち着いた態度を貫き通します。

といっても癒し系作品ですからそこまでブラックな結末を迎えるわけではありません。
彼女の普段とは少し違った顔を垣間見ることができる程度です。
でも安眠音声ではあまり見かけないオチだと思います。

現在の長所を生かしつつ新しい事にも挑戦しようとする
サークルさんの心意気が感じられた作品です。
年上好きや安眠を求める人にお薦めします。

CV:浅見ゆいさん
総時間 共通パート…29:13 1巡目ショート…14:38 1巡目ロング…52:09


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

寝ながら乳首オナ専用ボイス─ソフトM向け入門編─

サークル「東山誠BRAND」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、普段乳首をまったくいじったことのない人のために
穏やかな物腰のお姉さんが乳首オナニーのやり方をレクチャーします。

乳首のいじり方だけでなく乳首オナニーをするにあたっての注意事項など
まさに入門向けにふさわしい様々なアドバイスをしてくれるのが特徴です。
一般的なオナニーにマンネリ感を抱いている人にとっては
きっと新しい快感の扉を開くいいきっかけになるでしょう。



乳首オナニーに慣れさせるための訓練法とは
最上澪(もがみ れい)先生の指導に従いながら乳首オナニーをするお話。

「こんにちは 今日からあなたの乳首オナニー 略して 乳首オナの 専属コーチを務めさせていただく 最上澪と申します」
澪先生は明るく穏やかな声の女性。
軽く自己紹介を済ませると、早速今回のレッスンの目的を説明します。

本作品は「ソフトM向け入門編」とあるように、乳首オナニーの初心者に向けて
乳首をいじることの気持ちよさを理解してもらうのを目的としています。
それを反映するかのように、作中で聴き手は100%乳首だけをいじり続けます。
(先生がおちんちんをいじってくれるシーンはあります)

主にM系の作品では乳首をいじらせるプレイを取り入れているものもありますが
こういう1から手とり足とり指導してくれるものはなかなかありません。
乳首開発に興味のある人にとってかなり魅力的な作品と言えるでしょう。
エクササイズ以外にも実践編として彼女とエッチをするシーンがあります。

今回のエクササイズの目的は2つ。
ひとつはオナニーをする際に乳首を愛撫する癖を身につけること
もうひとつは愛撫によって乳首の感度を上げていくことです。

先生も作中で言われていますが、乳首はすぐさま開発できるものではありません。
普通のオナニーをしながら継続的にいじっていくことで少しずつ気持ちよくなります。
私も開発まで3か月くらいかかりました。
ですから本作を1度聴いただけでいきなり気持ちよくなるとは思わないでください。
定期的に何度も聴いていくのを想定して作られています。

「初心者の方は 布ずれを利用したほうが刺激を感じやすいので シャツを1枚着た状態でエクササイズすることをお薦めします」
澪先生はこちらが乳首を一度もいじったことがないことを踏まえて
エクササイズのやり方の他に服装など細かいところまで指導してくれます。
言葉遣いもとても丁寧で受け入れやすく、多くの人がやりやすさを感じるでしょう。



最初は一人で、次は一緒に
エッチシーンは3パート33分間。
プレイは乳首オナニー、澪先生の乳首オナニー、足コキ、剃毛です。
足コキをする際に一部で手を擦りあわせるような効果音が鳴ります。

「まずは 人差指の腹で 円を描くように 乳頭を優しく撫でてみましょう」
諸注意を終えていよいよエクササイズに入ると
澪先生は主人公にまずは優しく乳首をいじるように指示します。

最初のパートは作品の本編にあたるエクササイズ(9分間)。
レクチャー1はオーソドックスに乳首を指でこねくり回すプレイ
レクチャー2は乳首を親指と人差し指でつまみ、上に引っ張ってから離します。
最初はソフトに、次はややハードにとステップアップする感じですね。

「はい 乳首をつまんでー そのままぐーっと体の外へと引っ張り スライドさせてスッと離す」
エクササイズはそれぞれ2つの行程が設けられていて
一通りのやり方を説明してから1回目はこちらの好きなようにいじらせます。
上のセリフのようにどのタイミングでどういじるかまで本当に詳しく教えてくれますので
何をすればいいかわからないことはまずないでしょう。

「つまんでぇ…んんっ ぐーっと持ち上げて スライドっ…うんっ 最後にスッと滑らす…はぁん」
そして2回目に入ると今度は先生も一緒に乳首オナニーに取り組んでくれます。
いつもの端正な声が刺激を与えるたびに艶めかしくなる様子がたまりません。
こうやってエクササイズに足りない精神的な興奮を煽ってくれるわけです。
乳首メインですが股間が思わず熱くなる人もいるでしょう。

その後の2パートは先生が家に来訪し、乳首の開発具合を確認しながら
おちんちんを主に足で慰めてくれます。
一人暮らし、親と同居、彼女と同居の3パターンがありますが
セリフが若干違うだけでプレイの流れはどれも同じです。

「ふっ きったない乳首 お前随分遊んでるな? お前は乳首オナ中毒者か?」
「そこに横になれ ほら さっさと横になれ チン毛を全部剃ってやるから」

中でもチャプター2の「ハードSなレイ先生にバカにされながらの乳首オナ」は
先生が今までとは打って変わってSっ気たっぷりのキャラになり
声のトーンが下がるだけでなく、手厳しい口調へと変化し様々な命令を下します。

一部で軽く怒鳴るシーンがあったり剃毛なんていうド変態向けなプレイも登場しますから
そういった要素に耐性の無い方が聴くとおそらくドン引きします。
乳首をいじらせながらシチュで興奮を高めてくれるM向けのプレイです。

このように、隅から隅まで乳首尽くしの変わったプレイが繰り広げられます。



乳首の快感に目覚めさせてくれる作品
コンセプト通り乳首オナニー未経験者にはかなりお薦めできる作品です。

比較的短時間ながらも乳首オナニーのノウハウを手とり足とり教えてくれます。
エクササイズや先生のレクチャーも非常に実践的。
彼女から教えられたやり方を頭に叩き込んでいじり続ければ
そのうちおちんちんとは違った乳首特有の気持ちよさに目覚めることもできるでしょう。
乳首開発済みの立場から見ても結構実用性の高い作品だと思います。

個人的には最初はレクチャー2のような強い刺激は避けて
レクチャー1のような比較的ソフトな責めを続けていくのをお薦めします。
最初のうちは単にくすぐったく感じるだけでしょうけど
だんだんと体に電流が走るようなピリッとした気持ちよさが湧いてきます。
そしておちんちんのみよりも両方同時の方がずっと気持ちいいのに気づくはずです。

乳首は真面目に開発すればガチで気持ちよくなる器官です。
興味のある方は騙されたと思ってとりあえず1か月くらいいじってみてください。

…話が少し脱線したので元に戻します。
そんな感じでレクチャーの内容や取り組みについてはすごく良いのですが
エクササイズの時間が実質9分間と非常に短いところは残念です。

何回も聴くことを想定してわざと短くされたのかもしれません。
ですがエクササイズの時間をもっと長く取ったほうが純粋にいじる時間が長くなりますし
先生と一緒にやることで開発に対する飽きを軽減することもできます。
本編よりおまけの方が長いという構成にも疑問を感じます。
淫語と喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

一部で惜しいところもあるのですが目の付け所は非常に面白い作品です。
一般的なオナサポとはまったく違ったスタンスの作品ですので
基本的には乳首での快感を楽しんでみたい初心者の方にのみお薦めします。

CV:織田リコさん
総時間 本編…11:12 おまけ…26:45


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
本作品は2015年2月1日まで半額の400円で販売されています。
その場合の点数は8点です。

紅月ことねの胎児期退行催眠

サークル「Novel-Trance-Lab」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、声優の紅月ことねさんが実の母親になって
甘やかしながら心身をリフレッシュさせてくれます。
心地よさを感じるイメージ、安らぎを感じるセリフの数々など
すべての要素が癒し一色に染まっており
聴いているだけで自然に眠くなったり意識がぼんやりとしてきます。

催眠誘導後の赤ちゃんになるシーンも癒し要素満点。
リアルの嫌なことを綺麗さっぱり忘れ
スッキリした新しい自分に生まれ変わることができます。



ことねさんの赤ちゃんになろう
紅月ことねさんの赤ちゃんになって癒されるお話。

「催眠が好きで わくわくしている方も 催眠は初めてで ちょっぴりドキドキしている君も ごきげんいかがですか?」
ことねさんは清らかで温かい声のお姉さん。
聴き手がリラックスして作品を聴けるように
まずは催眠に関する簡単なお話をしてから催眠誘導を始めます。

本作品は催眠音声ではあまり見かけない幼児退行をテーマとしており
最初の半分近くの時間は赤ちゃん要素一切なしにきっちり催眠状態へと誘導し
その後はイメージを使って彼女の赤ちゃんになった気分にさせてくれます。
生命の誕生にちなんだ用語(精子、卵子、子宮など)を言うシーンがあるものの
彼女がエッチなお世話をしてくれることは一切ありません。
純粋に女性に甘やかされて癒しを感じるのを目的としています。

世間一般的には催眠音声=エロの印象が強いのですが
催眠にあまり慣れていない人は本作品のような全年齢向けこそ
催眠に集中できるという意味で音声をより楽しみやすいと言えます。
また最近うまく催眠に入れないなどトラブルを抱えている人にも向いている作品です。

「突然ですが リンゴの皮を剥けますか?」
本格的な催眠を始める前のお話の内容はイメージに関するもの。
頭の中でリンゴの皮を剥き、飾り切りするまでを軽くイメージするように言われます。
催眠、赤ちゃんどちらにも直接関係ない話題に拍子抜けするかもしれません。
しかしこれは催眠にとって重要となる集中力のトレーニングになります。
こんな風に彼女はあまり堅苦しくないスタイルで聴き手を催眠に導いてくれます。



イメージに暗示を絡めた綿密な催眠
催眠誘導はおよそ26分間。
最初はことねさんに言われた通りの風景をイメージしながらリラックスします。

「白い綿菓子みたいな雲が ゆったりと 流れていく ゆーっくり ゆーっくり 流れていく」
今回イメージするのは彼女と2人で白いボートに乗り
波に揺られている、といったもの。
青い空、白い雲、そして心地よい日差しやほのかに伝わる波の揺れを
彼女はわかりやすく描きながら同時に心地よさを感じる暗示を入れてきます。

彼女の声が催眠開始前とは打って変わって穏やかになり
セリフを細かく区切りながらゆっくりと語り掛けてくれるのもポイント。
心安らぐイメージと声の雰囲気が見事に噛みあっているおかげで
開始10分もしないうちに強烈な眠気が襲ってきます。

「両肩の筋肉が 穏やかに とろーんと ほどけて 力が 抜けていく」
イメージの世界に十分に浸った後は脱力。
体を上から下になぞるように力を抜き、さらに同様の方法で温かさを感じます。
この時点でおそらく多くの人が体を動かしたくない衝動に駆られているでしょう。
「心地いいから体を動かしたくない」そんな自然な脱力感が味わえます。

「どんどん若くなっていきます そして 子供の頃に遊んた おもちゃを見つけます」
そうやって聴き手を十分に暗示を受け入れやすい状態にしてから
ことねさんはようやく長めのカウントを数えて幼児化を進めていきます。
1カウントごとに紡がれる子供の頃の思い出を引き出すセリフの数々が
そうなりたい願望を上手にサポートしてくれるでしょう。
そして0カウントの後に聞こえ始める心音が赤ちゃん気分を一気に膨らませてくれます。

古典系の催眠法にリラックスを促すイメージを織り交ぜた比較的オーソドックスな催眠です。
深化の直前まで幼児化を一切絡めずまずはしっかりと催眠を深め
それから表現をややぼかして遠回しに気付かせる形で童心に帰らせてくれます。
また全編を通じてかける言葉の表現に細心の注意が払われています。
ですから嫌な気分を一切抱かずにするすると催眠に入ることができるでしょう。

この催眠で個人的にすごく印象的だったところが2点あります。

「寄せては返す 波の音を感じていると さらに深く 深く ふかーく リラックスしていくから」
「とろーん とろーん 深く 深く ふかーく 寛いでいる」

一つ目は上のセリフのようにキーとなる暗示を必ず3回重ねて入れていることです。
しかもきちんとイメージに絡めてくるからくどさがまったくありません。
わざとらしさがないから受け入れやすく、その結果自然に催眠に入れます。

もう一つは最後に数えるカウントを20にしていることです。
数字の20はそれだけだと何の意味もありませんが
「20歳」と言うと日本人にとっては大人になることを意味します。
それを減らしていくことが何を表すかは言うまでもないでしょう。

催眠法自体に作品のテーマをしっかり絡めて違和感を無くしているわけです。
これはなかなかできることではありません。
誰にでも取り組みやすい極めてハイレベルな催眠と言えます。



赤ちゃんになることに奇跡を感じながら
ことねさんの催眠で無事赤ちゃんへと生まれ変わってからは
まず彼女の赤ちゃんになったことを満喫します。

「あなたはもう 何もしなくていいの すべての義務から 完全に解放されて ただそこで 安らかに息づいているだけでいい」
「私の子宮に灯った 命の温もりに ありがとう」

彼女の慈愛に溢れた言葉の数々を聴いていると
体の芯から蕩けてしまうような幸福感が一気に湧いてくるでしょう。
彼女も催眠誘導の時から声のトーンを少し下げ
母親らしい大人っぽい雰囲気を持たせながら語り掛けてくれます。

これだけでも十分に幼児退行気分が味わえて癒されるのですが
本作品の凄さはこれだけではありません。
生命の誕生をテーマとしたイメージを交えながら
聴き終えた後の人生に負けない勇気と活力を与えてくれます。


「いくつもの試練を乗り越えた あなたはエリート 子宮の揺りかごに抱かれる あなたは生命のエリート」
膣内に精子が放たれ、卵子と出会い、そして子供ができる。
言葉ではあまり実感できないのですが、そこに至るまでには数々の苦難があります。
まずは卵子にたどり着かないといけませんし
たどり着いたとしても無事子をなせるのは数億匹の中のたった1匹です。

自分が人間として生まれてきたことは奇跡であり
それを成し遂げたこと自体がまず素晴らしい。
だからもっと自分に自信をもって生きて欲しい。
自分で自分を褒めることができる心境へと導いてくれるわけです。

これだけ聞くと何やら催眠とはかけ離れているように感じるかもしれません。
しかし聴き手を違和感なくそう思わせるにはそれ相応の技術が必要です。
ですからこれも立派な催眠です。
具体的には様々なものをポジティブに捉えられるような暗示を入れてくれます。

「甘えていいよ 求めていいよ 泣いていいよ 腕に包みこまれて 肌の温もりを感じていてね」
そして最後は彼女の体から出て、今度は直に彼女の温もりを感じます。
腕に抱かれながらおっぱいを吸っているシーンで
「あぁ 生まれてきて良かった」と思う人がきっといるでしょう。
少なくとも作品を聴く前よりも自分がスッキリした気分になっているのを感じるはずです。

このように、癒しながらやる気を奮い立たせてくれる催眠が繰り広げられます。



新しい自分に生まれ変わった気分になれる作品
心身のリフレッシュに抜群の効果が見込める良作です。

心にプラスの印象を与える数々の暗示を駆使しながら徐々に催眠を深め
その先もテーマの幼児退行に沿ったイメージを上手に絡めながら
心を安らげ、明日への活力を注入してくれます。
テーマ性の珍しさだけでなく催眠音声としても非常に優れたものを持っています。

「幼児退行なんだから赤ちゃん気分に浸れるのかな?」くらいに思ってたのが
さらに一歩踏み出して心を晴れやかにしてくれるところが素晴らしいです。
催眠と言うとこの界隈ではエッチな気分にしてくれる印象が強いのですが
本来はこの作品のように心をケアするために使うのが正しいのです。

「あなたはもっと 能力 才能を 人に見せてもいい あなたにはそれができます」
「あなたは なりたい自分になれるし そうなってもいい人だから」

そして暗示を入れる際も「~になる」と押し付けるのではなく
聴き手を許容し、その可能性を伸ばす言い回しが徹底されています。
彼女にそう思い込まされるのではなく自分でそう思うからこそ
聴いた後にも暗示の内容がしっかりと心に残るのです。
聴き手の潜在能力を引き出す、実に催眠らしいアプローチと言えます。

幼児退行についてはお腹に入るまでは比較的シンプルに
その後、子宮内にいる気分や生まれる時、生まれた後に力が入れられています。
催眠自体がかなり入念なので割とすんなに赤ちゃん気分に浸れるでしょう。
赤ちゃん言葉は残念ながら登場しません。

テーマ、催眠、その後の暗示といくつもの優れたものを持っている作品です。
非エロを許容できるのなら癒しを求めるすべての人にお薦めします。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:08:00


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
本作品は2015年2月1日まで半額以下の700円で販売されています。
その場合の点数は10点です。

後輩のいいなり~事務的に搾られてマゾ奴隷に堕ちるまで~

サークル「F・A・S」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、正義感な先輩が冷静な後輩の奴隷へと成り下がる様子を
濃厚で変態的な5つのプレイを行いながら描いています。

これまで数々の男を手だまに取ってきただけあって
全編を通じて彼女のプレイは肉体、精神いずれに対してもとってもハード。
その的確で容赦の無い責めの数々がM心を確実に燃え上がらせます。



止めに来たはずなのにどんどん籠絡されていく先輩
お金を払って後輩に様々なエッチのサービスをしてもらうお話。

「はい 私に何のようでしょうか?」
後輩は淡々と話す無機質な声の女の子。
お金をもらって不特定多数の男子にエッチなサービスをしている彼女は
それを聞きつけた2つ上の先輩に呼び出され、止めるように言われます。

本作品は全部で5つのパートに分かれており
キス、足コキ、手コキ、パイズリ、SEXとパートごとにメインのプレイを変えながら
後輩が先輩を何度も射精させ、お金を貢ぐだけの奴隷へと心を塗り替えていきます。

射精シーンが少ない時でも2回、多い時は6回といずれも多く
プレイ内容はもちろん、その進め方も激しいものばかりですから
基本的には数回に分けて聴いたほうが作品をより濃厚に楽しめると思います。
72分で17回だと4分30秒に1回は射精してる感じですね。
通しで聴いたら精神的にも肉体的にも結構疲れます。

「恥辱に顔を染めながら 私に射精をするのではなく させられる側になった時の 情けない表情 うふふっ とても可愛いんですよ」
そしてプレイ以上に作品のハードさを際立たせているのが後輩の態度やセリフ。
彼女は入学以来毎日のように男子たちを射精させ続けていることもあり
短小包茎早漏童貞の先輩をいとも簡単に射精へと追い込みます。

その事務的な声質やゴミを見るような冷たい罵声も手伝って
突き放されたり素っ気なくされるのが好きな人ほどきっと興奮するでしょう。
詳しくはこの後のエッチで説明していきますが
本当に最後の最後まで彼女は徹底的に先輩を貶し続けます。



バランスのいい容赦の無い責めの数々
エッチシーンは5パート55分ほど。
プレイはキス、手コキ、足コキ、アナル責め、パイズリ、SEX(騎乗位、逆正常位)、掃除機責めです。
手コキ、足コキ、アナル責め、SEX、掃除機責め、放尿、射精時にややリアルな効果音が鳴ります。

「こういうキスをするのは初めてでしたか? ほら…」
説得しながらなぜか股間を勃起させている先輩を試すかのように
後輩は彼におもむろに近づきキスをします。

エッチは最初のパートは対等な関係で、その先は彼がお金を払い
金額に見合ったサービスを彼女がしてくれます。
いわゆる貢ぎプレイなのですが、払った金額はさらりと流す程度に留め
プレイそのものをクローズアップしながら進めてくれますので
金額が気になって抜きに集中できないことはまず無いです。

そして本作品におけるエッチの大きな特徴は
プレイと罵声の両方がハードかつハイレベルであることです。

一番最初のパートはキスだけで1回、その後に手コキでもう1回射精します。
これだけだと単に先輩が早漏なだけに思われるかもしれませんが
実際に聴いてみると後輩の心身両面に対する責めが極めて優れているのがわかります。

まず肉体面はキスはそのままですので置いておくとして
手コキは彼の包茎を利用し、包皮を目いっぱい引き延ばして亀頭を包み込み
そのうえで激しくしごきながら亀頭を指で撫でまわします。
プレイの進み具合で効果音のペースや質もきちんと変わります。

「見てください 皮がこんなに膨らんで 天然のコンドーム 便利ですね」
さらに面白いのが射精シーン。
先ほどの状態で亀頭と包皮の間に精液をそのまま吐き出させます。
こんな感じにあらゆるプレイが変態チックにアレンジされているわけです。
また全編を通じて射精直後にノンストップで刺激を与え続けるシーンが非常に多いです。

もちろん心への責めもそれに負けないほどにとってもハード。
いつもの冷静な声で聴き手の心を抉るセリフを容赦なく叩きつけます。

「キスだけで イっちゃいましたね 説教しようとして 返り討ちに遭うなんて 恥ずかしい人」
「チンポはこんなに粗末なのに 精子の量だけは一丁前なんて 救いようがないですね」

特に際立っているのが射精直後に必ずきつめの罵声をぶつけてくることです。
男にとって一番幸福な瞬間に敢えて心を折るセリフを叩きこむ。
M男をいじめるのが大好きな彼女らしいシーンと言えます。

作品の魅力が最も詰まっているのはもちろん一番最後のパート。
ここでは卒業間近な先輩が童貞も卒業しようと後輩に本番を懇願します。
様々なプレイですっかり骨抜きにされた彼に当初のプライドは一切なく
彼女の「靴を舐めろ」という命令にも嬉々として従うほどにまで堕落しています。

「全然気持ちよくなかったって言ったの 正直 先輩のおちんちんが 私の中にいるのかさえ よくわからなかったわ」
挿入後1回ピストンしただけで射精してしまった彼をその存在ごと否定したり
尚も食い下がる彼を屈辱的な恰好にし、ノンストップで何度も搾り取るなど
プレイ内容、射精回数、変態度、罵声のクオリティどれを取っても最高レベル。
女性に冷たくあしらわれ、貶される快感を嫌と言うほど味わわせてくれます。

特に一番最後に登場する掃除機責めがいいですね。
名前の通り掃除機のノズルにおちんちんを突っ込み、スイッチを入れて吸い上げます。
「ゴー ブオン ブオン ブオン」とノズルを小まめに動かして刺激を与える様子を
リアルな効果音を使って表現する演出力も光ります。
〆を機械に任せているところも、この作品の容赦の無さを物語っているように思えます。

このように、あらゆる要素が極めてハードなエッチが繰り広げられます。



色んな意味でぶっ飛んでいる作品
年下の女の子に事務的に籠絡されるシチュ、ハードなプレイや罵声と
あらゆる部分がM向けにチューニングされている芯の通った作品です。

パートごとにプレイをきっちり変え、射精回数=抜き場を増やし
さらにその都度絶妙な罵声を叩きこんで心も責める。
Mな人ならたまらない要素がこれでもか、というほど詰まっています。

射精回数が多いとか、1つの面で際立ったものを持っている作品はそこそこあるのですが
総合的に高いレベルを持っている作品はほとんどありません。
ですからそれを成し遂げている本作品はまさしく名作と呼ぶにふさわしいです。
そのプレイに興奮しましたし、数々の罵声に心が凹みました。

そういう意味ではシナリオが優れている作品に属するのですが
演出面でも目を見張る部分がいくつもあります。

例えば先ほど紹介できなかった4番目に登場するパイズリパートでは
最初の先輩を膝立ちにさせながらするときはしっとりとした水分の高い音
彼を寝かせて責める2回戦ではパンパンと肉のぶつかる音、といったように
同じプレイでも姿勢や責め方できっちり効果音を切り替えています。

効果音と言うと同人側では耳かきなどで大幅な技術の進歩が見られる一方
エロボイスはまだループ音を鳴らす作品がそれなりにあったりします。
そのイメージを打ち壊すような可能性も感じられました。
姉妹サークルのBrain Junctionさん共々、中の人が効果音にかなりこだわっておられます。

「少しは我慢できないのかしら チンポは弱すぎて お話にならないわ」
お相手を務める後輩については、先輩が性的に非常に不甲斐ないせいか
そのヘタレっぷりに呆れるセリフを言うシーンがそれなりにあります。
ですが言葉遣いは終始丁寧で耳を覆いたくなるほどのきつさは感じません。
あくまで冷たく突き放すレベルの作品テーマに沿った罵声に留まっています。
くちゅ音多め、淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

様々な美点を持っていることを踏まえて本作品を満点とさせていただきました。
痛みよりも気持ちよさを感じさせるプレイが多くとっつきやすいのもポイント。
Mな人はもちろん、ちょっぴり刺激的な作品を聴いてみたい人にもお薦めします。

CV:長瀬ゆずはさん
総時間 1:12:28


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

ひょーい!

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの催眠音声作品。

有料の18禁では「ラビットストラテジー」以来、実に1年半ぶりの新作となるこちらは
穏やかな声のお姉さんに憑依されながら2人で一緒に気持ちよくなります。

テーマに即した彼女との一体感が得られる催眠やエッチが繰り広げられるのが特徴で
時間をかけてじっくりとその声に対する抵抗感を削ぎ
さらにエッチに入っても入念に暗示を入れ続けて頭の中をトロトロにしてくれます。
老舗サークルさんらしい催眠を非常に重視した作りになっていますから
催眠特有の気持ちよさをたっぷりと味わうことができるでしょう。



体を持たない彼女と一緒に気持ちよくなる手段とは
謎のお姉さんに催眠をかけられ快感を共有するお話。

「ようこそ どうもどうも 今日あなたとご一緒させていただきます」
お姉さんはおっとり落ち着いた声の女性。
主人公の前に突如現れた彼女は、軽い挨拶を済ませると
2人が一緒に気持ちよくなるための準備を始めます。

本作品は催眠音声ではまだあまり見かけないバイノーラル録音が施されており
準備の段階でもヘッドホンやイヤホンを左右間違えずにつけているかを確認してきます。
そしてこの先の催眠とエッチでは要所で声の位置を前後左右に移動させながら
彼女との距離の近さを感じさせてくるシーンが随所に登場します。

「私とあなた 2人でいるとき専用(のパンツ) そう考えたら 穿いてるだけで大きくなっちゃうかも…ね」
またエッチをより楽しむためのアイテムとしてパンツを用意するようにも言われます。
この時も上のセリフのように2人でパンツを共有するような言い回しをするなど
本作品では2人の一体感を意識させるセリフが随所に登場します。

テーマの憑依に合致しているのはもちろん
純粋に催眠を円滑に進める意味でも有利に働くアプローチと言えるでしょう。

催眠はおよそ24分30秒。
仰向けに寝て目を瞑った状態で彼女が股間の上に乗り
その温かさや匂いをほんのり感じさせてから体の力を抜いていきます。

「力」「沈む」「抜ける」をやや強調しながら何度も語り掛けてくる彼女の声を聴いていると
何もしたくなくなるような心地よいだるさが
徐々に全身を覆っていくのが感じられるでしょう。

「肩が沈んでくると だんだん肩が楽になっていく 肩が楽になってくると 一緒に腕の力も抜けていることに気づきます」
単に「力が抜ける」を連呼するのではなく、他の感覚とリンクさせたり
あるいは誰にでもイメージできる具体的な例えを用いる、といったように
聴き手が嫌な感情を抱かないように気をつけながら
様々な方向から脱力感を伝えてくれるのがいいですね。

音声として聴いてて楽しいし、言われた通りの感覚もしっかり味わえる。
数々の名作を生み出してきたサークルさんの技術力の高さが光っています。
彼女の囁くような落ち着いた声にも心地よさを感じます。

「呼吸をするたび あなたの体はどんどん深くなってきます」
その後は最初は呼吸に、次は彼女の声に意識を向けながら深呼吸をします。
直前の脱力でかなりリラックスできていることもあって
体がぽかぽかと温かくなったり、頭がぼんやりする感覚が湧きあがってくるでしょう。

また彼女は同時に声を聴いていると幸せに感じる暗示も入れてくれます。
この先行うエッチは2人が一緒に気持ちよくなるのが大事。
催眠を進めながらそのための準備も並行して行ってくれるわけです。

「あとちょっと 心が落ちるだけで あなたはもう 私から離れられなくなる でもそれは とっても気持ちのいいこと」
そして最後は意識が沈む類の暗示にカウントを織り交ぜて
催眠状態を更に深いところへと持って行きます。
ここでは彼女が先ほどより声の位置を一気に近づけ、囁き声で語り掛けてくるのがポイント。
その言葉と声の力によって、頭がずーんと心地よい重さに侵されていくのが感じられました。

大まかな枠組みは古典催眠に近いのですが
催眠法にあまり頼らず感覚や印象を操作する暗示を主軸に据えている催眠です。
催眠の目的を心身を共有することに定め、そのために催眠が深まる暗示を入れながら
同時に彼女に対する親近感や、その声に対する心地よさを植え付けてきます。

催眠の進め方も型にはまっていなくて非常に個性的ですし
催眠特有の体が動かない感覚や意識がぼやける感覚が強烈に味わえます。
内容に興味があるのなら初心者でも大丈夫だと思います。



エッチをしながらさらに彼女の虜に
エッチシーンは37分ほど。
プレイは乳首オナニー、アナル責めです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「エッチな気分のまま エッチなとこ 触ろうね」
入念な催眠で主人公をその声の虜にしたお姉さんは
2人で一緒に気持ちよくなるため、まずは乳首をいじるように言います。

エッチは終始彼女の声に従う形で進められます。
しかしよくある催眠音声のように感度を上げながらプレイをするのとは少し違って
上記の行為をしながらさらに催眠状態を深めてくるのが大きな特徴です。

「乳首をひたすらゆっくり ゆっくりとこね回していくと まるで機械のように 指が快感を求め 動いていく」
最初の乳首オナニーは人差し指と親指を使うオーソドックスなスタイル。
普通に乳首をいじるわけですが、乳首開発済みの場合
軽く指を添えただけでも普段よりも大きな気持ちいい痺れが走るかもしれません。
少なくとも私はそうでした。

「ピクっと体が感じるたびに あなたの頭は真っ白になっていく」
しかも催眠を深めながらのプレイですから
体はピリピリ、頭はトロトロと別々の快感が同時に味わえます。
まさに催眠音声でしか味わえない面白い気持ちよさです。

「ほら アナルにエッチな棒が入ってるよ それは エッチな気持ちが大きいほど 太く硬く感じるの」
十分すぎるほど催眠を深めた後に行うアナル責めもとってもユニーク。
自分でお尻を掴んで広げ、彼女がエッチな棒を入れてくれます。
何も入っていないはずなのに何かが入っている異物感や異常な熱さ以外にも
最中に彼女が指を鳴らすたびにアナルがビクッと反応したのが驚きです。
彼女の声で心と体を操作されている気分を嫌と言うほど味わうでしょう。

このように、最近あまり見かけない催眠を非常に重視したエッチが繰り広げられます。



心も体も幸せになれる作品
全編に渡って重厚な催眠を施してくれる作品です。

催眠状態を深めながら声に良いイメージを持たせる催眠
さらに催眠を深めながら同時に気持ちよくしてくれるエッチと
何をするにも深化を必ず絡め、さらにその深化と状態維持に努め続けてくれます。

「催眠音声なんだから深化を絡めるのは当たり前」と言われればその通りなのですが
エッチに入ると催眠状態の維持をやや疎かにする作品をそれなりに見かける中
そのまったく逆を行く形でプレイを完成させているのは見事と言う他ありません。
おかげでずっと幸せな気分を感じながら体も気持ちよくなれました。
そして作品を聴き終えた今、すごく充実した気分でこの記事を書いています。

「私の声の力によって あなたの体は重さを感じたり すーっと心が深くなったり 頭がぼーっとしたりするかもしれないけど 全てはあなたが幸せになるために大事なことだから」
全編を通じて印象的だったのが、彼女は何らかの暗示を入れる際に
必ずと言っていいほど聴き手に対してそれを受け入れるメリットを提示していることです。

「言う通りにしてね」より「言う通りにすると気持ちよくなれますよ」と言ったほうが
なんとなく言う通りにすることに嫌な感じがしなくなるはずです。
そんな風に細かいレベルでも言葉を選びながら催眠を行ってくれるからこそ
やりやすさを感じ、催眠に入りやすくもなるのです。
様々な部分を本当に考えながら作ってくれています。

催眠は誘導完了時でもそれなりの深さにまで入れるのに
さらにさらに深くする念の入れようが丁寧できめ細かいです。
最後の方に差し掛かると何も考えられないほどまでに意識がぼやけます。
この感覚は是非多くの人に味わってほしいですね。

エッチは敢えてかなり内容を伏せました。
彼女がどのようにしてさらに催眠を深めるのか
冒頭でなぜパンツを用意したのかなどは内緒なほうがより楽しんでいただけるかなと。
特に前者はサークルさんのファンならニヤリとするシーンがあります。
絶頂シーンは乳首+アナル責めで1回、その後にもう1セットです。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

総合的に見て催眠重視の良作と判断しました。
催眠に入っていく感覚、入った後にもっと深くなる感覚
そして声に合わせて体が勝手に反応する不思議な感覚が存分に味わえます。
特に乳首の気持ちよさは未開発な人ほど顕著な変化が感じられるかもしれません。

以上を踏まえて本作品を当サイトでは10本目となる満点とさせていただきました。

CV:かの仔さん
総時間 1:10:08


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

2021年3月18日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/85383496.html

コミケで手に入れた戦利品でのオナニーを女性が一緒に見てくれているだけの音声。

サークル「JON」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、コミケの戦利品を使ってオナニーする様子を
優しいお姉さんが温かいまなざしで観察してくれます。

オナサポ系でありながら彼女が命令や指示をするシーンは一切無く
女性に見られているシチュで興奮を促す変わったアプローチが魅力です。



戦利品オナニーを見てもらう快感
オナニー支援センターの店員さんにオナニーを見てもらうお話。

「あっ おかえりなさいませ コミケ お疲れさまでした」
店員さんは素朴で穏やかな声のお姉さん。
コミケで得たたくさんの戦利品を手にやってきた主人公を暖かく出迎えながら
早速このお店のシステムを説明します。

「当店は コミケから帰ってきたお客様のなさる 戦利品での自慰行為を 私スタッフが傍で見守る オナニー支援センターとなっております」
このお店はコミケでの戦利品に限定した一風変わったオナクラ。
こちらがそれらをオカズにオナニーする一部始終を
彼女が邪魔にならないように見守ってくれます。

一応オナサポ系の作品にあたるのですが
作中で彼女がオナニーのペースや強さなどを指定することは一切ありません。
その代わり一緒にオカズ(同人誌)を眺めたり
オナニーの様子を実況することで聴き手の気持ちを高めようとします。

この彼女に至近距離で見られながらオナニーをするシチュこそが
本作品における最大の抜きポイントとなります。
ですから実際にコミケに参加された方だけでなく
女性に痴態を見られる、観察されるのが好きな人にも向いています。

「あっ これってすっごい壁サークルさんの本ですよね? 手に入れるの大変だったでしょう?」
店員さんはこの手のお店に勤めているだけあって
主人公の戦利品を興味津々に眺めたり、その苦労をねぎらうなど
同人に対する十分な知識と理解を持っている大らかな女性です。

同じ女性でも自分の趣味に理解を示してくれるかどうかで
オナニーを見られている時の充実感は大きく違うはずです。
そういった一体感を重視してプレイを展開させているところも特徴の一つです。



店員さんの温もりを感じながら
エッチシーンは7分ほど。
プレイはオナニーのみです。
エッチな効果音はありません。

「はい では (オナニー)どうぞ」
主人公に今回使うオカズを決めてもらったところで
店員さんは彼に自由にオナニーしてもらいながらその様子を観察します。

エッチはこちらが同人誌を見ながらオナニーし
彼女はそれを一緒に読みならがおちんちんの興奮具合を実況します。
彼女との絡みは一切ありませんし、最中に淫語を連発することもありません。
完全に見られる快感にターゲットを絞ったプレイとなっています。

「凄い おっきい へぇ ピクピクって言っちゃってますよ」
「我慢汁出てますよー そのページばっかり見てる 手コキ お好きなんですか?」

店員さんは主人公の痴態を見ても嫌な一つせず
彼のおちんちんを称えたり興奮っぷりを興味津々に見守ってくれます。
そういう意味では比較的M度の低いプレイなのですが
いい気分でオナニーできることだけは間違いありません。

「ほら 出して出して 頑張って もうちょっとですよー」
「おちんちん頑張れ 頑張れ頑張れ」

射精が近づいてきた後半に入ると彼女が一気に耳元に近づき
上のセリフのように応援する言葉をかけてくれるのがいいですね。
彼女の温もりが伝わってくるような温かい声が気持ちを高め
最後により充実した形での射精をもたらしてくれるでしょう。

このように、シンプルながらも心への責めを重視したエッチが繰り広げられます。



気持ちを盛り上げてくれる作品
今の時期に適したテーマとややMに適したプレイの噛み合わせが光る作品です。

この界隈で多くの人が体験しているだろう話題を取り上げ
それを否定せずむしろ全面的に受け入れてくれる店員さんを登場させることで
オナニーを開始する前の段階から充実した気分にさせてくれます。

そのうえで彼女と一緒に同人誌を読みながらオナニーに耽る。
気持ちよくも恥ずかしいシチュが射精感を高めてくれます。
直接的なエロ要素は少ないのですが、雰囲気づくりが上手ですし
オナサポの一つのスタイルとして成立していると思います。

「ねーんねーんー ころーりーよー おこーろーりーよー」
射精後に子守唄を唄って寝かしつけてくれるシーンも
賢者タイムの虚しさを和らげるのを手伝ってくれます。

気持ちよく抜き、安らかに終わらせてくれる。
短時間ながらも割としっかりした構成の作品と言えます。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

ある程度聴き手側のイメージ力に頼る部分があるため、人を選ぶところもありますが
価格が100円と非常に安く、納得して聴くなら損をすることはまずありません。
興味のある方は体験版だけでも是非お試しください。

CV:秋葉よいこさん
総時間 本編…13:03 NG集…1:37


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

あまっトロ巫女のH催眠お清め

サークル「pure voice」さんの催眠音声作品。

こちらは神秘的な雰囲気漂う巫女が催眠を使ったお清めをしてくれる作品です。
言霊、エナジーなど儀式的な意味合いを持つ言葉やイメージを使った催眠が特徴で
彼女の言葉に従いながらそれらを思い浮かべているうちに
自然と肩の荷が下りたようなリラックス感覚が芽生えてきます。

エッチも彼女に全身を撫でられたり口で愛してもらったりとお清め的要素が強く
一体感を抱きながら幸福感と興奮を高めていくことに力を入れています。



巫女と一緒に神様のいる世界へ
伊弉弥神社の巫女「伊弉弥 彌霊(いざなみ みれい)」に催眠お清めをしてもらうお話。

「こんばんは 改めまして 私は 伊弉弥神社の巫女 伊弉弥彌霊です」
彌霊は穏やかで可愛い声の女の子。
何らかの事情でお祓いが必要になった主人公に対して
彼女ならではの催眠お清めを施します。

催眠はおよそ20分間。
最初に軽く深呼吸をしてから綺麗な泉をイメージし
右腕、左腕、右足、左足、胸、頭の5カ所にその水をかけられ脱力します。

「この水で あなたに禊(みそぎ)をしていただき 清めます」
本作品は和風テイストの作風を徹底しており
深呼吸に合わせて「シャン」という鈴の音が鳴ったり
この先のイメージについても日本らしい静かな佇まいを取り入れています。
日本の自然の景色に心落ち着くのは日本人なら当然のこと。
作品としての個性を打ち出しながら催眠に適した環境づくりに努めています。

「足が 水面の下へ 沈んでいく 腕が 波の下へ 沈んでいく」
適度にリラックスした後は先ほどの泉が大きな池へと変化し
そこに浮かんでからゆっくりと沈んでいきます。
お馴染みのカウントを刻みながら1つずつ現在の状況を描き
聴き手にイメージしやすくしているところがいいですね。

一旦池の底についてからもう一度カウントを数えて2段階に落としてくるのも
催眠に入りにくい人に対する心遣いを感じます。

古典系の催眠法に作品のテーマを絡めた比較的オーソドックスな催眠です。
催眠の目的をまっさらな心になることに設定し
やや幻想的なイメージを使って現実逃避させながら催眠を深めてくれます。
聴いてみると「なんとなく和風だな」って感じる人が多いでしょうね。

しかし個々の催眠法を施すに際して「力が抜ける」とか「意識が沈む」といった
催眠を深める類の暗示が極端に少ないことから
この催眠を聴いて深い催眠状態に入れるかと言われれば正直疑問です。
私もそれなりに眠くはなったものの、催眠状態特有の感覚はほとんどありませんでした。

例えば体が池の底に沈んでいくイメージをさせるにあたって
「沈むとどう感じるのか」をきちんと暗示として伝えていれば
もっともっと催眠に入りやすい状態に持って行けたはずです。

また深呼吸の最中に鈴を鳴らすと言いましたが
その先の脱力やイメージをするシーンでもかなり間をあけながら鳴らしてきます。
深呼吸の際に「鈴の音に合わせて息を吸い、吐く」と彌霊が言っていたことから
その後でも鳴らし続けていると聴き手が勘違いをする可能性があります。
テーマに即した素材を一部で活かしきれていないようにも思えました。



エナジーと彼女の温もりを感じながら
エッチシーンは2パート28分ほど。
プレイは乳首舐め、エナジーによる全身愛撫、フェラ、SEX(体位は不明)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「触ってあげるね いっぱい クリクリしてあげる」
催眠を使って主人公を適度なリラックス状態へと導いた彌霊は
今度は性的快感を得てもらうために舌で彼の乳首を舐め始めます。

エッチは最初のパートがエナジーによる性感マッサージ
次のパートで彼女自身に口とおまんこで愛してもらいます。
お清めがテーマですからエッチに入っても雰囲気はとってもあまあま
彼女に甘えながら気持ちよくなる癒しを重視したプレイです。

ごくごく軽く乳首を舐められた後に登場するエナジーの全身愛撫は
この作品らしさを最も強烈に印象付けるプレイと言えます。
(作中でエナジーに関する明確な説明はされていません。気のようなもの?)

「あなたはもう とろとろのびちょびちょ エナジーに包まれ 弄ばれて 好きにされちゃう」
催眠と同様にこれがどういった感覚かを暗示で伝えてくれるシーンはないのですが
彼女の言う通りエナジーが上半身やおちんちんなど
全身を撫でているのをイメージしてみれば何か感じるかもしれません。
お尻の穴をくれるシーンはちょっぴり気恥ずかしくなりますね。

「私の中の 熱いひだひだがね あなたのおちんちんを 飲み込んでいくの」
そして後半に入るといよいよ彼女自身が相手をしてくれます。
やや控えめながらもねっとりとしたちゅぱ音によるフェラ
切なそうな吐息を漏らすSEXシーンなど
どちらかというと催眠音声よりエロボイス的な要素が強く
催眠的な感覚が得にくい反面、エッチな気分は高めやすいと言えます。

フェラとSEXの合計2回登場する絶頂シーンにおいて
暗示ではなく彼女のイキ声のみでその様子を表現しているのも
サークルさんが感覚操作による絶頂を目指していないのが見て取れます。

このように、作品の雰囲気に沿ったエッチが行われます。



催眠音声としてはやや厳しい
限りなくエロボイスに近い催眠風ボイスドラマです。

言霊や神様など和風なお清めに適した単語を数多く使い
作品の世界に浸らせながら物語を丁寧に進めてくれます。
催眠誘導で使うイメージもきちんと考えられていますし
そういう意味では世界観はすごく伝わりやすいです。

しかし催眠音声として見た場合、残念ながら指摘したくなる部分がいくつもあります。
全編を通じて暗示が絶対的に不足していること
エナジーなど専門用語に対する感覚的な説明の欠如
主にエッチシーンにおける表現方法などが挙げられます。

「私の中の 熱いひだひだがね あなたのおちんちんを 飲み込んでいくの」
例えば終盤に彼女と一つになるシーンで上のようなセリフが登場するのですが
私は「あなたのおちんちんが 私の中の熱いひだひだに飲み込まれていく」と
表現したほうが催眠にとっては有利に働くと考えています。

要は客観描写か主観描写かという話なのですが
名作と呼ばれる催眠音声のほとんどは後者を用いています。
そうしたほうが聴き手がプレイを実体験として受け取りやすいからです。
エッチを自分自身のこととして楽しめるのが催眠音声の一つの醍醐味です。
ですから聴き手にそう感じさせるための配慮をしてほしかったです。

…処女作に対してここまで言うのは私としても心が痛むのですが
テーマや内容はすごく面白いんです。
和風ファンタジーというテーマやイメージの着眼点がすごくいい。
だから聴いていてもったいないな、良くなってほしいなって思いました。

エッチは状況描写に力を入れながらプレイを進めています。
催眠誘導がイメージ主体だったのを受けて同じスタイルにされたのでしょう。
ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

ここまで述べた理由から今回はかなり厳しい点数とさせていただきました。
本作品は現在半額以下の600円で販売されています。
興味を持った方はセールが終わる2015年2月1日以前に買われることをお薦めします。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 55:59


オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

追記
上記の点数は標準価格を基につけています。
600円の場合の点数は5点です。

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