同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:環境音

   ● 青姦催眠
   ● 夢見月の湯宿その2~専属仲居2名付き極上プラン(ハイレゾ音源)~
   ● 東方入眠抄12 ぱるすい~と ~パルスィに狂おしいほど愛される入眠音声~
   ● ヒプノフィルター
   ● ささやき魔 紅葉
   ● 【バイノーラル】センパイ2人っきりで水泳の居残り練習…しましょう?【逆レイプ・ささやき耳かき】
   ● 【耳かき・耳舐め】四季のまほろば庵・涼夏【バイノーラル・ハイレゾ】
   ● 田舎のバス停で雨宿り-都会デート編-
   ● 【不健全はみがき】道草屋 すずしろ-はなびの日【ゆっくり按摩】
   ● 鈴の音を聞きに


青姦催眠

サークル「俺だけが得する音声工房」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、大人の色気漂う上品なお姉さんが
現実世界では決して味わえないエッチな体験をプレゼントします。

タイトルの「青姦」をテーマにした2種類のエッチが魅力で
片方は誰もいない公園で行為を見られるかもしれないスリルを味わわせながら
もう片方は街中で大勢の人々の視線を浴びながら、と方向性を変えて異なる快感を与えてくれます。
見られながら果てる快感をあなたに
お姉さんに催眠をかけられ2種類のシチュでSEXするお話。

「あら、いらっしゃい 今日はどうしたの?」
お姉さんはややトーンの低い上品な声の女性。
以前彼女としたエッチな体験をまた味わいたくてやって来た主人公を温かく迎えると
早速催眠に関する簡単な注意事項を説明します。

本作品は現実世界ですると捕まるかもしれない「青姦」を主観的に楽しんでもらうことを目的に
彼女がオーソドックスながらも丁寧な催眠を施した後
練習がてらに普通のSEXを行ってから野外でのプレイへと移行します。

青姦と言えば青空の下で生まれたままの姿になり、女性とエッチに励む開放感に加えて
場所によっては誰かに見られる、あるいは写真を撮られるスリルも味わえます。
それを踏まえて最中は彼女がイメージを膨らませたり、視線を強く意識させて興奮を促すシーンが数多く登場します。
プレイそのものよりもシチュでイかせる独特なエッチが最大の魅力です。

催眠はおよそ24分間。
仰向けに横になり目を開けた状態でまずは3分ほど深呼吸をし
それから短めのカウントに合わせてゆっくりと目を閉じます。

「深呼吸をしていると、なんだか眠くなってくる もしかしたら、目をもう閉じちゃってるかもしれない」
この作品のエッチはイメージ力がとても重要です。
だから彼女は深呼吸の時間を長めに取ったり
「~かもしれない」など柔らかい表現の暗示を多めに使って十分にリラックスさせます。

「目を閉じた瞬間、深い所へ落ちていくような感覚を感じる すとーんと落ちていくかもしれないし、ゆーっくりと沈んでいくかもしれない」
ある程度我慢させてから目を閉じる合図を出してくれるおかげで
閉じた瞬間には瞼の周辺や脳に心地よい感覚が自然と湧いてきます。
直後に敢えて無言の時間を設けて催眠に入りつつあるのを実感させてもくれます。

青姦は彼女と2人でするわけですからお互いを信頼してるのが望ましいです。
催眠を通じて彼女の声に対する依存心や服従心も少しずつ育てていきます。

お次はより深い催眠の世界に入れるように体全体を脱力します。
右腕、左腕、右脚、左脚、胴体と全身を主要なパーツに分け
それぞれにカウントを数えて「重い」などの暗示を何度も丁寧に入れます。

「4…右腕に、力が入らない 5…右腕が、なんだか重い 6…右腕が、とっても重い」
「意識を向けた右腕が、なんだか温かくなってくるのを感じる じんわりと、右腕が温かくなってくる」

1カウントごとに区切って小まめに暗示を入れてくれるのがいいですね。
左右を別々にやってくれるおかげで重さの違いを楽しみながら深化できます。
また一通り行った後に別の暗示を入れて深化具合の確認もしてくれます。
欲を言うなら単に「重い」「力が入らない」を繰り返すのではなく比喩も交えて欲しかったです。

シンプルながらも細かな気遣いが随所に見える比較的レベルの高い催眠です。
一定以上の深さの催眠に入り、彼女の言葉を受け入れやすくすることを目的に
深呼吸や分割弛緩法といったリラックスに効果的な手法を多めに用意し
シーンごとに暗示を小まめに入れて心地いい感覚を徐々に広げます。

技術自体はそれほど真新しいものではありません。
ですがセリフの表現に大人の女性特有の余裕や優しさが漂っていて心落ち着くものを感じます。
暗示の分量や入れるタイミングもしっかりしてますし、中程度の深さまでならいけるのではないかなと。
このエッチならそこまで深く誘導する必要はないとサークルさんが考えられたのだと思います。
スリルや羞恥を軸に据えた奇抜なエッチ
エッチシーンは3パート55分間。
プレイはSEXのイメージ、公園/街中でのSEX(騎乗位)、キス、写真撮影/録画です。

SEX、写真撮影/録画の際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフは無しですが射精表現はあります。

「ねぇ…これから二人で一緒に、もーっと気持ちいいことしない?」
催眠を使って2人だけの世界に案内したお姉さんは
青姦をする前の準備運動として主人公に自分とSEXする様子をイメージさせます。

エッチは終始彼女にリードされる形で進みます。
最初の17分間は本番に向けて雰囲気に浸ることを目的としたプレイ。
彼女とSEXするイメージである程度気持ちを盛り上げてから実際に繋がります。

「あなたの硬く勃起したオチンチンが、愛液でとろとろになった私のオマンコを、何度も何度も突き上げるの」
「気持ちいいセックスであればあるほど、あなたの射精は、射精する快感はずーっと長く続く」

イメージするシーンでは彼女のおまんこに挿入して腰を振る様子や
彼女が責められて感じ、より激しい刺激を求める様子
そして2人同時に絶頂へと上り詰め射精するまでを綿密に実況します。

SEXの快感を彼女が暗示で伝えてくれないので、残念ながら実際にやってる感覚は味わえませんが
とあるキーワードをトリガーに定め、それを何度も言って気持ちを盛り上げてくれます。
イメージ力がどれくらい高まってるのかの確認を兼ねてるのかもしれません。

「たくさんのひだが、あなたのオチンチンにねっとりと絡み付いて… 私のオマンコの中、とっても熱くて、気持ちいいでしょぉ…?」
それに対して本番のSEXシーンは彼女がキスのちゅぱ音や喘ぎ声を漏らし
挿入後はにちゃにちゃした効果音が流れるなどエッチな要素が一気に増えます。
最中のセリフも繋がって腰を振る気持ち良さを主観的に味わわせてくれるものが多いです。
催眠音声の中でも比較的エロい部類に属するプレイです。

そうやって心と体をしっかり温めた後にようやくメインの青姦が始まります。
最初の「公園で」パートは誰もいない公園が舞台。
プレイ中に2人が突然移動し、それと同時に風の音や鳥の声といった環境音が流れ始めます。
ちなみに、このパートと「大勢の前で」パートはどちらか片方を選んで聴きます。

「ここは公園です」と言われるよりもずっとわかりやすい演出ですね。
環境音が今まで流れてなかったこともあり、自分が明らかに別の場所にいるのを肌で感じます。

「今は誰もいないみたいだけど…もしかしたら、誰か来ちゃうかもね もし誰か来たら…私たちのセックス、その誰かに見られちゃうね」
「誰か来るかもしれない、誰かに見られるかもしれない そう思うと、なんだか今まで以上に、ドキドキしてくる」

場所の移動に合わせて彼女のセリフもガラリと変わります。
声や口調はそのままに、エッチを他人に見られるかもしれないスリルを適度に煽ります。
そして羞恥やドキドキを感じるほどより快感が得られるように誘導します。


青姦パートに入ると彼女はSEXそのものに関する状況説明をあまりしなくなります。
その代わり周りの状況をイメージしやすい形で説明して興奮を高めます。
催眠音声では定番の感覚操作の暗示ではなく、シチュによって絶頂へと追い込みます。

もうひとつの「大勢の前で」パートはさらにハードな青姦。
公園の時とはまるで違うリアルなガヤ音がバックで流れ始め
しばらくするとカメラのシャッター音や録画開始の音まで鳴り始めます。

「ほら、みんな私たちの繋がったところを見ているわよ…? 我慢汁と愛液と精液でぐちゃぐちゃになった私たちのオチンチンとオマンコ、みーんなが見てる…」
自分たちの裸体だけでなく結合部までを見知らぬ人たちの視線に晒し続け
最後は彼らの目の前で中出しまで決める。
お姉さんはこんな状況にあっても腰の動きを決して緩めず、むしろ見せつけるように責め続けます。
この優しさが彼女との一体感を強く感じさせてくれます。

明らかにアブノーマルなシチュなんだけど雰囲気はとてつもなく甘いです。
野外オナニーとは違い彼女も一緒の立場でプレイに取り組むのが大きいです。
ドM向けの描写も特に無いですし、興味があるならノーマルあたりの人でも聴けるとっつきやすさがあります。

このように、見られる/見せつける快感でイかせるテーマ性の強いエッチが繰り広げられています。
ゾクゾクする作品
催眠よりもエッチのほうがずっと充実してる作品です。

お姉さんは主人公が自分と一緒に野外に出てSEXする快感を味わえるように
リラックス重視のシンプルな催眠を施してからステップアップする形で青姦へと導きます。
ニッチなテーマとはまるで違う雰囲気の柔らかさとお姉さんの優しさ
そして他人の視線や存在を強く意識させ射精を促すアプローチなど
青姦につきもののデメリットを一切感じさせず、メリットのみをたっぷり味わわせます。

「私達がセックスをすればするほど、多くの視線が、私たちに注がれる 視線を感じれば感じるほど、私たちの体の感度は上がって、更に互いを求めるようになる」
彼女は青姦の最中に「私たち」とお互いをひとくくりにして暗示を入れます。
「恥ずかしい思いをしてるのは君だけじゃないよ」と暗に伝えて安心感を与えます。
実際にプレイ中は彼女も積極的に喘いだりキスをします。
彼女の存在がこの難しいプレイをとてもやりやすくしています。

催眠は青姦とほぼ関連性が無いのが気になるものの内容は良いほうです。
適度な疲労を与えてから目を閉じさせる序盤の流れや
弛緩後に温感操作の暗示を入れて確認する、といった細かな心遣いが光ります。

エッチはプレイ展開が秀逸です。
いきなり青姦に突入しても戸惑うだけだろうと判断し、SEXに一旦のめりこませてから場所を変えます。
暗示の方向性も他の作品とは明らかに違って面白いです。
ノーハンドでの射精はさすがに無理でしょうが、ドライ慣れしてる人ならドライは普通に可能です。
射精あるいはお漏らしした時のようなじんわりした温かさと快感が股間に湧いてきました。

絶頂シーンは2回。
くちゅ音それなり、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこです。

珍しいテーマに果敢に挑戦し、ある程度の成功を収めている作品です。
青姦が好き、見られながらエッチしたり絶頂するシチュが好きな人におすすめします。

CV:岩清水椿さん
総時間 1:25:15

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

夢見月の湯宿その2~専属仲居2名付き極上プラン(ハイレゾ音源)~

サークル「シロクマの嫁」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、自然溢れる静かな旅館を舞台に
二人の上品な仲居さんが個別に、あるいは同時に様々なサービスをします。

耳かきやマッサージ音だけでなく、場所によって変化する環境音や時計の音など
リアルかつ多彩な「音」を軸にした癒し特化の作りが最大の魅力です。
極上の癒し再び
夢見月の湯宿で二人の仲居さんからサービスを受けるお話。

「いらっしゃいませ 前回に引き続き 本日も当旅館をご利用いただきまして ありがとうございます」
蓮は上品で艶っぽい声のお姉さん。
「初めまして 本日 蓮さんと一緒に 旦那様のお世話をさせていただく 茜と申します」
茜は明るくて落ち着いた声のお姉さん。
前作のサービスが気に入ったのか、夢見月の湯宿を再び訪れたお客に丁寧な挨拶をすると
蓮は飲み物の、茜はお風呂の準備を早速始めます。

本作品は今年4月に発売された
「極上の癒し~夢見月の湯宿一泊二日専属仲居付きスイートプラン」の続編。
場所や茜以外の登場人物を引き継ぐ形でクオリティアップしたおもてなしを提供します。
非エロが85分、エロが33分とかなり癒しに寄った構成です。

続編扱いになってますがこのシリーズはキャラやストーリーではなく音が主役ですから
前作を聴いてなくても特に問題はありません。
「お客が蓮に以前お世話してもらったことがある」これだけ知ってれば十分です。
むしろ音の品質的にこちらから入ったほうが高い満足感を得られます。

サービスの方は非エロがお茶出し・お風呂での塩マッサージ・耳かき・手による肩と背中のマッサージ
エロはダブル耳舐め&SEXと、声よりも音で表現するものばかりです。
中でも耳かきは前半が茜、後半が蓮と担当を変えながら2パート45分以上もの長さに渡って行います。
キャラに合わせて器具や周りの環境も切り替わるのでそれぞれを新鮮な感覚で楽しむことができます。

一番最初の「ご挨拶」は二人が挨拶をしてから次に向けて準備するパート。
茜が風呂場の用意をしてる間、蓮が水出しのお茶をその場で作り差し出します。
グラスを用意し、氷を入れ、お茶を注ぎ、それをお客が飲むところまで
行為の一部始終をリアルな音だけで表現する本作品らしいシーンです。

さらに素晴らしいのがバックで流れる環境音。
音声開始1秒の時点で緩やかな風の音や水の流れる音が同時に聞こえ始め
パート終盤の茜に案内されて風呂場に向かうシーンでは
彼が部屋の障子を開けた途端にそれらの音が大きくクリアに聞こえるようになります。

前作との大きな違いはこの環境音の扱いです。
簡単に言うとお客のいる場所や移動に合わせて環境音がリアルタイムで変化します。
しかも近くの音は大きく、遠くは小さくといったように複数の環境音を距離感を持たせながら同時に鳴らします。
音声の開始から終了までほぼずっと流れ続けるおかげで別の場所にいるような感覚が味わえます。
効果音ももちろんリアルですけど、環境音が好きな人には特におすすめしたい作品です。
音を巧みに組み合わせた質の高いサービス
ここからは各サービスの詳細を説明します。

お茶を飲んだ後に始まる「お風呂&お塩まっさぁじ」はお風呂の入浴と塩マッサージ。
入浴は茜が一人で、塩マッサージは蓮も加わり二人同時にお世話します。
エッチな描写は特にありません。

茜「はぁ~ 外の風が涼しくて 気持ちいいですよね」
入浴は軽い雑談をするシーンがあるものの、基本的にはお風呂場で流れる様々な音を楽しみます。
湯船へ浸かる前に桶でお湯を掬い体にかける音、「こぽこぽ」と外から湯船にお湯が流れ込む音
入浴中に茜が手でお湯をかきわける音、バックで流れる滝のような音です。
場所が場所なので水に関する音が非常に多く、そのリアルな質感に大きな癒しを感じます。

前項で説明したように本作品は音でサービスを表現してますから
蓮や茜はどんなサービスをするか軽く話す程度でそれ以外はほぼ無言になります。
彼女たちと仲良くする感覚を味わわせるのではなく、旅館にいる気分に浸らせることを目的としています。

続く塩マッサージは専用のベッドに寝た彼の体に二人が手で塩を塗りこみます。
「しゅりー じょりじょり」という若干ざらつきのある水音が耳に心地よく
ちょろちょろ流れる打たせ湯っぽい水音も相まって臨場感が極めて高いです。
同じ風呂場でも場所によって水の音が変化するあたりにサークルさんのこだわりが出ています。

短い休憩を挟んだ後に始まる「茜さんのお耳掃除」パートでするのはもちろん耳かき。
蓮は退出し彼女だけで膝枕をしてから耳マッサージ→煤竹耳かき棒でのお掃除→梵天の順にお世話します。
息吹きは最後にするのではなく、耳かき棒の途中から梵天の終了時まで断続的に行います。

耳マッサージは若干弾力のある摩擦音
耳かき棒は「ずりずり すすっ」という細く柔らかい音
梵天は「ぷすぷす くしゅっ」という軽くて柔らかい音が使われており。
いずれも現実のサービスさながらの変化に富んだ動きをします。

茜「煤竹というのは 囲炉裏の煙で100年ほど燻された竹のことなんですよ」
このパートで特に印象的だったのが耳かき棒の音。
特別な素材を使ってるだけあって一般的な耳かき棒よりも音が柔らかく感じます。
ゴリゴリした振動がまったくないため20分近く聴いても耳や頭が痛くなりません。
音の境界線がぼんやりしてると言いますか、温かみのある実に不思議な音です。

こういう耳かき音は初めて聴きました。
息吹きも回数が多い代わりに風圧が抑えられていて耳にこそばゆい感覚をもたらします。
旅館や彼女たちの雰囲気にぴったりな風情のある優しい耳かきです。

対する蓮の耳かきが登場するのは終盤の「お外でお耳掃除」パート。
エッチでスッキリした後に彼女が彼の散歩に付き合い、敷地内にある木陰の椅子で行います。

蓮「ほら 可愛い鈴のついた耳かき これでお耳掃除をして差し上げますね」
膝枕の状態で耳かき棒と梵天を使い分ける部分は茜とまったく同じですが
場所が外なので風の吹き抜ける音やセミの鳴き声が近く大きく感じられます。
また彼女は鈴のついた耳かき棒を使っており、手の動きに合わせて涼やかな音が鳴ります。

主役となる耳かき棒についても「ぞり ずり」と茜の時より硬くて響く音が使われてます。
こちらのほうがよく聴くタイプの耳かき音ですね。
多少パワフルな音なのですが、周りの環境音がそれをある程度中和しています。

他にも掃除する耳を切り替える際、お客が体を動かすのに合わせて環境音の聞こえ方も変わったりと
サービスの流れを二人でわざと同じにし、その中の音で明確な違いを出してます。
通しで聴くとパートごとに随分違った印象を受けるでしょうね。
ちゅぱ音まみれの高密度なエッチ
エッチシーンは2パート33分ほど。
プレイは耳舐め、ダブル耳舐め、SEX(騎乗位?)です。
SEXの際に効果音が鳴ります。

蓮「前回は 旦那様に寝顔を見られてしまいましたので 仕返しです ふふっ」
癒し系サービスを受け続けてお客が寝た次の日の朝
蓮はお部屋にこっそり忍び込み、睡眠中の彼の耳を激しく舐め始めます。

エッチは彼女たちに弄ばれる形で進みます。
最初の「ゆめうつつ」は時間的にも内容的にもメインにあたるパート(約27分)。
序盤の5分は蓮が一人で、その後は用があって部屋にやって来た茜も加わり二人同時に耳を責めます。

本作品のエッチは開始から終了までほぼずっと彼女たちが耳を舐め続けます。
セリフを言う時にほんの少し中断するシーンがある程度です。
しかもダブル耳舐めが2パート合わせて約26分間と非常に長いのも魅力です。
ダブル耳舐めはそもそもやる作品自体が少なく、ここまで固めて鳴らすのも稀です。
別の声優さんなだけあって蓮はコリコリした特徴的な音、茜は合間の吐息が多めとプレイに違いが見られます。

プレイの流れはしばらく耳舐めを続けた後に蓮とのSEXが始まりそのまま中出し
続く「お若い殿方用」パートでは茜と同じくSEX&中出しをします。
エッチな音の量と密度が高く、特に耳舐め好きな人ほど興奮できるでしょう。
作風を崩さないために淫語はかなり少なくなってます。

途中で彼女たちが彼の手を拘束したり目隠しするシーンもありますが
本当の意味でいじめるのではなく彼の興奮を高める演出の色が強いです。
女性に弄ばれるシチュなのでややMあたりの人に向いてるプレイと言えます。

このように、耳舐めを中心とした音でイかせるエッチが繰り広げられています。
シンプルな音フェチ作品
今年流行しているASMR(音フェチ)要素が極めて強い良作です。

緑豊かな旅館とそれにぴったりな佇まいの仲居さんたちが
それぞれに趣向を凝らしたきめ細かなサービスでお客の心と体をリフレッシュさせます。
癒し系音声では定番の耳かきやマッサージを複数種類用意し
さらにパートごとの環境音をリアルタイムに変化させて旅館にいる雰囲気を出しています。

音フェチ系の作品は今年に入ってかなり聴いてきましたが
本作品のように音の品質だけでなく扱い方も優れてる作品はまだまだ少ないです。
伊ヶ崎さんのことですから夢見月の湯宿のような場所へ実際に出向いて録音されたのでしょう。
すべての要素が違和感なく組み合わさっていて自然と心が落ち着きます。

サービスについては耳かきとマッサージを中心に置き、その合間に小さなおもてなしが入ります。
どちらも定番ですが使用する器具や周りの環境で個性を出してます。
個人的には煤竹耳かき棒が登場する茜の耳かきが一番の聴きどころではないかなと。
既存の耳かきとは随分違う優しい刺激が味わえます。
紹介できなかった「蓮さんの按摩」パートも音の多彩さにおいて優れたものを持ってます。

エッチは耳舐めが好きかどうかで評価が分かれそうです。
多少言葉足らずな部分があるものの、非エロの時とはまるで違う激しい責めを繰り出します。
まさに「むしゃぶりつく」と表現するのがぴったりなちゅぱ音ですね。
SEXの効果音や喘ぎ声も流れますが耳舐めに比べると存在感は薄いです。

射精シーンは全部で2回。
ちゅぱ音多め、くちゅ音と喘ぎ声そこそこ、淫語ごく僅かです。

最大の武器である「音」を前面に押し出した大変癒される作品です。
2時間25分で700円ならコスパも申し分ありません。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは9本目の満点とさせていただきました。

おまけは効果音の詰め合わせと耳舐めです。

CV:蓮…伊ヶ崎綾香さん 茜…藤川なつさん
総時間 2:25:16(本編…2:08:21 おまけ…16:55)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

東方入眠抄12 ぱるすい〜と 〜パルスィに狂おしいほど愛される入眠音声〜

サークル「Re:Volte」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、東方シリーズに登場するキャラ「水橋パルスィ」が
自分の持ち味を活かした催眠でゆっくりと眠りの世界に導きます。

催眠と並行して彼女との絆も深めていくヤンデレ要素をそれなりに含んだ展開が魅力で
二人で一緒に地底へと行く様子を催眠の技術を絡めて描きながら
「私だけを愛して?」「誰にも渡さない」など独占欲の強さを感じさせる言葉を適度に投げかけます。
ヤンデレ彼女の一途な催眠
水橋パルスィに安眠できる催眠をかけてもらうお話。

「…来ちゃった なんだか寂しくて」
パルスィは淡々とした口調で話す優しい声の女の子。
恋人にあたる主人公に会いたくなって突然やって来ると
お疲れ気味な彼の様子を心配し一緒に寝てあげます。

本作品は彼女と既に付き合ってる設定を活かし
恋人らしい愛の言葉をたっぷり交えた催眠でまずは彼女の故郷に赴き
そこで昔話やとある音を聞きながら抱き合って眠りにつきます。

「何かあったらさ いつでも言ってくれていいんだからね? 私は そのためにいるんだから」
彼女は原作では非常に嫉妬深いキャラとして描かれており
「他人の嫉妬心を操る」という変わった能力も持ってます。
そのため作中では彼女が彼の心身を独占しようとする言葉が数多く登場します。

それなりに強いヤンデレ属性を持った女性です。
しかし彼も彼女のことを深く愛しており浮気する素振りも見せないおかげで
体を拘束する、傷つけるといった過激な描写は特にありません。
セリフが多少重い程度ですから苦手な人でもなければ無理なく聴けると思います。

また「一緒に眠ろう?」以降のパートはバックで軽い環境音が流れます。
聴き始めた直後はノイズかな?とも思ったのですが、注意事項を説明するパートは音質がクリアでしたから
おそらくは安眠にプラスに働く音を意図的に流してるのだと思います。
「ブォンブォン」と小刻みに振動するような音です。
緑色の川が流れる橋の上で
催眠は4パート34分間。
催眠を受ける際の心構えを聴いてからまずは深呼吸と簡単な運動をします。
この時点では目を開けたまま行います。

「抜ける 抜ける 力が抜ける」
「痺れてしまった君の体は もう動かない 痺れてしまった君の頭は もう 私のことしか考えられない」

深呼吸の最中は体の力が抜ける暗示、運動中は浮遊感や痺れる暗示といったように
パルスィはシーンに応じて暗示の内容を切り替えつつ的確に投げかけます。
「もう私のことしか考えられない」はいかにも彼女らしいセリフですね。

運動シーンは腕・足・首を個別に持ち上げ合図で脱力するのを繰り返すので
脱力した瞬間やもう一度行う際に力がうまく入らない感覚がします。

東方入眠抄シリーズはキャラの特性を活かした催眠を施すことで有名ですが
催眠の基本となる技術においても安定したクオリティを持ってます。
特にイメージの選択と表現、暗示を入れるタイミングがしっかりしています。

お次は目を瞑って暗闇の中に緑色の光が灯り
彼女の数えるカウントに合わせてそれが広がっていく様子をイメージします。

「少しずつ大きくなって 閉ざした視界が緑色に染まってゆきます」
「暖かな緑色 気持ちいい? 君のことを大好きな私の色が 君の中で 広がってゆくよ」

緑は植物の葉などに代表される癒しに適した色であり、彼女の瞳の色でもあります。
それが暗闇の中に広がっていくイメージは心にリラックスを与えるだけでなく
彼女の色に染まっていく、つまり独占されることも意味します。

直後に長めのカウントと深化の暗示を入れて催眠状態をさらに深めてもくれます。
バックで流れるゆったりした曲調のピアノBGMにも癒しを感じます。

地底に着いた後は彼女が以前身投げしたとされる橋を通って
森の中にある古びた祠へ赴き、そこで寄り添いながら眠りにつきます。
ちなみに彼女は「橋姫」という女性が元ネタになってるそうです。

「約束して? 私だけを愛してくれるって 私だけを 見ていてくれるって 約束…して?」
「ずっとここに 縛りつけてあげる 大好き 大好きだよ」

どちらも自分に縁の深い場所だからか、彼女は以前にも増して強い愛の言葉を投げかけます。
カウントを何度も数えながら意識の力をさらに弱めたり、特殊な音を鳴らして暗示を入れるシーンもありますが
やはり彼女の彼に対する想いの強さが一番の癒し要素と言えます。
ストレートに眠らせるのではなく、彼女との繋がりを通じて安らぎを与えるアプローチが採られています。
ちょっぴり重く愛してくれる作品
一途な女性がとことんまで愛してくれる作品です。

パルスィは恋人になった主人公がいつまでも自分を好きでいてくれるように
「好き」「愛してる」といった愛情深い言葉を多めに投げかけながら催眠を施します。
彼が眠れずにいるのを見てお世話してあげたり、自然のある場所に移動して寄り添うなど
彼のことを大事に思う気持ちが言葉以外の部分にも滲み出ています。

「愛してくれるなら 仮初めだって構わない ううん 本当は 爛れるように愛し合いたいの」
彼女はヤンデレキャラでは定番の強い独占欲を持つ一方で
彼が自分から離れていくことに対してもある程度の諦めを持ってる女性です。
暗示を使って彼の心を強引に引き寄せるようなこともしませんし
好きな人に尽くす一途さ、健気さが十分に感じられます。

催眠は過去作同様イメージの扱いに気を配ってます。
中でも最初の深化にあたる暗闇と緑の光を掛け合わせたイメージが秀逸です。
短いカウントと暗示を繰り返すシーンで、後になるほど数えるペースを遅くする細かな工夫も見られます。

嫉妬深い女性を極力マイルドに表現した作品です。
ヤンデレキャラが好きな人におすすめします。
おまけは「それでも浮気したダメな君を愛するオシオキ催眠音声~」とBGM2曲です。

CV:萱沼千穂(かやぬま ちほ)さん
総時間 1:05:04(本編…42:20 おまけ…22:44)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

ヒプノフィルター

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、優しくて人懐っこい声と態度の女の子が
「フィルター」をテーマにした催眠とエッチで気持ちいい体験をプレゼントします。

聴き手を主人公に限りなく近づけることを目指した臨場感のあるサービスが行われており
彼女は様々な環境音を交えた催眠によってまずはその場にいる気分に浸らせ
エッチも多くのシーンで密着しながら暗示と音を巧みに組み合わせたリードをします。
音が織り成す癒しの世界にようこそ
女の子から催眠とエッチなご奉仕を受けるお話。

「さてさて ちょっとこの作品 うるさいよね? ははっ」
女の子は砕けた口調で話す明るい声の女の子。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると、様々な音を使った催眠をかけ始めます。

本作品は彼女と二人きりで同じ時間を過ごす幸せな気分を存分に味わってもらうことを目的に
総時間およそ50分をほぼ均等に分けて催眠→エッチの順に行います。

催眠音声は女体化など現実世界では難しい行為を擬似的に体験させる作品が多いです。
しかしこの作品は擬似的ではなく実際に体感できるように彼女がリードします。
簡単に言えば臨場感がとてつもなく高いということです。

その最もわかりやすい要素がバックで流れる効果音と環境音。
音声開始直後から催眠パート終了時まで扇風機、洗濯機、掃除機など家でよく聴く音が流れ続けます。

聴き始めた直後はちょっとうるさく感じるかもしれませんが
音質が良く日常生活でよく聴く種類の音ばかりなので、ある程度経つとむしろ落ち着きを感じるようになります。
現在独り暮らしをしてる人は実家にいるような気分を抱くかもしれませんね。
もちろん彼女も言葉を使ってそう感じるようにサポートします。

ちなみに、この後説明する催眠パートは通常版の他に効果音の音量が大きいバージョンもあります。
聴いた限りでは通常版の方が効果音の音量が丁度良く感じました。
音量の大きなものを用意した理由は、パート終盤に登場するとある音を聴きやすくしたかったからだと思います。

「いきなりこんなノイズや環境音だらけの音声だったら どんなクソ音声だよって思うもん 作者はちゃんとノイズカットしろよーってね ふふっ」
彼女の人懐っこいキャラも大きなポイント。
冒頭から上のセリフのような親しみを感じる口調で語りかけます。
二人の関係は特に触れられてませんが、恋人か幼馴染あたりなのだと思います。
エッチに入っても彼を気持ちよくすることを第一に考えたあまあまな責めをします。
音と意識の性質を利用した独創的な催眠
催眠はおよそ23分間。
今回施す催眠のコンセプトを軽く説明してから、まずは周りで聞こえる音に意識を向け
それから彼女に言われた通りに深呼吸や瞬きをします。

「窓の外から聞こえてくる 工事の音 洗濯機や扇風機 時計の音 色々な音が聞こえてくるよね」
最中は右、左、中央の3箇所で別々の音が同時に鳴り響きます。
しかもお話が進むのに合わせて特定の音が消えたり逆に鳴り始めたりします。
彼女も特定の音に意識を向けさせて癒しを与え、催眠状態を深めようとします。
普段は脇役に位置づけられるこれらの音を活用して催眠をスムーズに進めます。

「吸う時と 吐く時 それが切り替わる時に 瞬きをする」
「すーっと(目を)閉じる すーっと閉じる そして 閉じると さらに気持ちよく 深い深い世界へと入っていく」

深呼吸と瞬きについては初めは深呼吸だけ、少し経つと深呼吸+瞬きといったように
意識する要素の数を徐々に増やしてから減らすスタイルを採ります。
人間は何かに意識を向けるとそれ以外への注意が疎かになりますから
これらを行ってる最中は周りの音がそれほど気にならないはずです。
自然なリラックスを与えつつ、まずは音に囲まれてる環境に馴染ませようとします。

お次は特定の音や自分の体に意識を向けさせながら
体が重くなったり意識がぼやける暗示を入れて催眠状態をさらに深めます。

「だんだん両腕が重くなっていたり それを実感したり そして今 腕に意識を向けていると また掃除機の音が聞こえていなかったことに気がついたりする」
「あっちへこっちへ意識を向けて 頭が疲れたせいか さらにボーっとしてくる そして いつの間にか消えている 扇風機の音の存在を思い出したり 洗濯機の音が止まっていることに 驚いたりするかもしれない」

彼女は様々なものへ意識を向けさせることで聴き手の心に多少の疲れを感じさせ
隙ができたのを見計らって的確な暗示を投げかけます。
脳の処理能力を超える情報を一気に流し込んで混乱させる、みたいなアプローチはしてきませんから
心地いい気分を抱きながら体の重さも感じることになるでしょう。
「~かもしれない」などの許容暗示を多く使うことで、聴き手自身に催眠に入りつつあるのを自覚させようともします。

「環境音やノイズ そういったものがぜーんぶなくなって 私の声だけが あなたを支配する」
そして最後はすべての音を消して彼女の声だけに集中させます。
今まで色んな音が流れていただけに無音の時間はとても静かに感じます。
そんな中で聞こえる彼女の言葉は心に深く突き刺さり、しばらく残り続けるでしょう。

作品の持ち味である「音」を活用した極めて個性的な催眠です。
心のフィルターを取り除き、彼女と二人だけの世界に行くことを目的に
音声の最初から複数の音を鳴らしたり消したりし、それらに意識を向けさせながらタイミングよく暗示を入れます。

世間一般的な催眠音声とは全体の作りや進め方がかなり違うため
聴き始めた当初は「本当に催眠音声なの?」と戸惑うかもしれません。
ですが、彼女は人間なら誰でも持ってる「何かに意識を向ける」能力を活用して催眠を進めます。
そして後になるほど自分の声に集中し、言葉を素直に受け入れられる心になるよう誘導します。

彼女が作中で何度も言っている「フィルターを取る」は
「音声の行為を実際の行為と錯覚させる」ことだと私は考えています。
だからこそ現実世界でも馴染みの深い音をこれほどまで多く用意したのでしょう。

効果音や環境音を聴いてるだけでも比較的早い段階から心が安らぐのを感じます。
そして中盤以降は手足の重さや意識のぼやけを強烈に実感しました。
この内容なら催眠音声の経験が浅い人でも不思議な感覚を味わいやすいと思います。
距離の近さを感じるちょっぴり意地悪なエッチ
エッチシーンは23分ほど。
プレイは耳舐め、ローター責め、手コキ、フェラです。

ローター責めの際にリアルなモーター音が鳴ります。
セルフはなしですが絶頂シーンに射精っぽい表現があります。

「ほら…ふふっ あなたの世界に来ちゃった」
催眠を使って二人だけの自由な世界に案内した女の子は
エッチな事がしたい主人公の気持ちを察して左耳を舐め始めます。

エッチは終始彼女に責められる形で進みます。
前半シーンで行われるのは耳舐めと感度強化。
左耳→右耳の順に比較的ハイペースで水分高めのちゅぱ音を耳元至近距離から鳴らし
体が適度に温まったところで今度は催眠音声らしく言葉を使って心を盛り上げます。

「例えば 今から耳を舐めるよって言って舐めると 本当にそう感じる それは 想像で楽しむのではなく 本当に舐められてるように感じる」
そして彼女は一人でも多くの聴き手が自分に実際に舐められてる感覚を得られるように
多くのシーンで密着し囁き声で語りかけます。
バイノーラル録音なだけあって音質は非常に良く、耳舐めの合間に漏れる吐息にも温もりを感じます。

肝心の舐められてる感触については最初の時点だといまいちだったのですが
2分くらい経つと耳のあたりがゾワゾワしたり熱を帯び始めました。
今回の感覚は今まで聴いてきた耳舐め作品たちとは違う不思議で独特なものでした。
バッチリとは言わないまでもある程度成功しています。

「心の奥底からいやらしい感情がぶわーって溢れて ゾクゾクしてくる」
もうひとつの感度強化は彼女に好意を抱かせて心をぽかぽかさせたり
淫語をあまり使わずに感覚支配の暗示を入れてエッチな気分を高めます。
私の場合は上のセリフを聴いた瞬間になぜか突然勃起しました。
催眠パートを聴き終えた時点ではピンとこなかった人も、エッチでその効果を実感することになるでしょう。

対する後半はさらに踏み込んだプレイが登場します。
用意したローターをカリに当てて起動し、同時に手コキもした後フェラで絶頂へと追い込みます。

「あなたの性器に ローターを当ててあげるね ほーら」
この中で最も特徴的なプレイはやはりローター責めでしょう。
実際に効果音が鳴るのに加えて軽く刺激を与えた後にすぐさま停止し
追加の暗示を入れてから再開する焦らしを意識したリードをします。

女性に一方的に責められるシチュですが彼女に彼を調教する気持ちは一切ありません。
最後の瞬間をより気持ちよく迎えてもらえるように敢えて意地悪をします。
エロトランスさんの作品はエッチがそれほどエロくないケースをよく見かけますが
この作品はちゅぱ音がそれなりに鳴りますし、責め方も男性を喜ばせることをいつも以上に意識しています。


その部分が最も色濃く出てるのが最後に行うフェラ。
十分に性感を高めたところで中央やや遠くの位置から下品で激しいちゅぱ音が鳴り響きます。

フェラ開始から絶頂までの時間が約3分と短いのが気になるものの
最中はセリフよりもちゅぱ音の割合が多く、舐めっぷりもパワフルかつエロいです。
カウントではなく絶頂を許可するセリフに合わせてイきます。

このように、エロさを持たせつつ技術もきっちり盛り込んだバランスのいいプレイが繰り広げられています。
臨場感抜群な作品
作品の世界にいる感覚を抱きながら気持ちよくなれる作品です。

女の子は聴き手が主人公とできるだけ近い位置でサービスを楽しめるように
二人がいる場所を多種多様な効果音と環境音を使ってリアルに表現し
その上でそれらを活用しながら意識の力を弱めたり、暗示を入れて催眠状態を深めます。

かれこれ7年以上も活動を続け、その中で数多くの名作を生み出されてるサークルさんなだけあって
催眠パートの展開や誘導のアプローチは抜きん出たものを持っています。
使用する音の種類がどれも家庭を意識していて大衆的ですし
鳴らし方や変化のさせ方も聴き手の興味を引き、集中力が自然と高まるように考えながら行っています。
「ヒプノレイン」や「ヒプノタイマー」といった他の音系作品とは作りが明らかに違って面白いです。

「私とあなたは今 繋がっている 幸せだね」
そして何より彼女の声・言葉・態度に心が温められます。
他人とは思えない親しみを感じるやり取りが緊張を解きほぐし、催眠にとって重要な信頼関係を無理なく構築します。
彼女との心の距離をあまり感じないから心が開きやすくなり、それがフィルターの除去を助けています。
効果音と彼女のキャラ、この2つの要素がしっかり噛み合ってるからこそ強い癒しを感じるのです。

エッチは従来の暗示主体の責めではなく、ちゅぱ音やローター音といった純粋なエロ要素をやや多く組み込んでいます。
実際にされてる感覚を味わうには責めてもらわないと始まらないからこうしたのでしょう。
催眠パートと違って環境音が鳴らないので声やエッチな音に集中できます。
初回でドライまではいけなくても、耳や股間がムズムズするくらいなら割と味わえるのではないでしょうか。

絶頂シーンは最後に1回。
ちゅぱ音そこそこ、淫語とローター音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

コンセプト・構成・展開など様々な部分が個性的かつハイレベルな作品です。
リアリティのある作品、変わった作品を聴きたい人におすすめします。

CV:そらまめ。さん
総時間 52:59

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

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2024年9月12日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/93753271.html

ささやき魔 紅葉【超リアル仕様】

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、リラクゼーションスポットで働く従姉妹のお姉さんが
帰省したついでに様々なプロの技を実演形式で披露します。

サービスの最中に鳴るリアルな効果音、夏を感じさせる環境音など
音を中心に据えて癒しを提供するのが大きな特徴です。
音声作品ではまだあまり見かけない音も登場しますから
彼女の親しげな声と態度も相まって聴けば聴くほど心がほぐれるのを感じるでしょう。
癒しのスペシャリストがお家でご奉仕
従姉妹の紅葉から3つのサービスを受けるお話。

「んーっ 重かったぁ あ、来てたんだ」
紅葉は明るくて元気な声のお姉さん。
夏休みを利用しておばあちゃんの家に遊びに来た彼女が
偶然家にいた主人公と再会し、お互いの近況を話すところから物語は始まります。

本作品はサークルさんの代表シリーズ「ささやき庵」に登場している彼女が
お店ではなく田舎で身内の男性に耳かき、音叉ヒーリング、耳舐めをします。
ささやき庵のほうではお客だった男性と恋人の関係になってるようですが
今作ではそういった背景にはほとんど触れず、2人が仲良く過ごす様子だけを描いてます。

タイトルの「ささやき魔」から囁き声が売りの作品と思われる方がきっといるでしょう。
しかしこの作品における最大の魅力は「音」です。
今年に入って俄かに作品数が増えてるASMR(音フェチ)成分が非常に強くなってます。

例えば2人が出会い会話する最初のパートでは音声開始直後からセミの鳴き声が流れ
それが後のパートになるとスズムシの声へと変化します。
時間の流れを音で表現し、賑やかな雰囲気と静かな雰囲気の両方を感じさせてくれます。

もちろん各サービスの主役を務める効果音もハイレベル。
耳かきの繊細な音と動きは耳に微かな刺激が伝わってくるほどに近く
耳舐めも舌が耳のどこをどのように責めてるかが音だけでなんとなくイメージできます。

そしてこの作品で最も聴いて欲しいのは音叉の音です。
挿し絵にも描いてある独特な形状の金属を彼女が何度も鳴らし
左右の耳に近づけて美しい音や振動を至近距離から味わわせてくれます。
体験版の1分40秒あたりで聴けますから興味の湧いた方は是非お試しください。

「お、いいこと言うねぇ そう 癒しのスペシャリスト それなんだな 紅葉は」
紅葉については相手が従兄弟なこともあり終始親しげな態度で接します。
年齢は同じらしいのですが彼女がお姉さん、彼が弟に近い立場でやり取りすることが多いです。
お店と違って堅苦しい部分が一切ないところにも別の癒しを感じます。
特徴的な音を上手に組み合わせたサービス
紅葉が一番最初にするサービスは耳かき(約17分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順にまずはウェットティッシュで汚れを取り
軽く揉んで温めてから耳かき棒を使ってお掃除します。
息吹きはここではやらず最終パートの耳舐めでほんの少し行います。

ウェットティッシュは「すりすり じょじょっ」という若干ざらつきのある摩擦音
耳マッサージはそれよりも弾力のある摩擦音
耳かき棒は「じりじり ずずっ」という細く硬めの音が使われており
どのシーンも実際のサービスさながらの繊細な動きをします。

「耳かきっていうのは すっごいリラックス効果があるんだよ 特に男の人が好きだよね」
中でもメインにあたる耳かき棒は主人公が前日に耳掃除していることを踏まえて
耳垢を掻き出すよりはマッサージを兼ねて耳の中全体を丁寧になぞるような動きをよくします。
闇雲に効果音を鳴らすのではなく目的に合わせた動きをしてるところが素晴らしいですね。
バックで流れるセミの声もシーンによって音量を微妙に変化させ、2人との距離の違いを表現しています。

夕食やお風呂を終えた後に始まる2番目のサービスは音叉ヒーリング(約17分)。
3種類の音叉を片方の耳近くで鳴らしたり、左右にスライドさせたりして音の違いを楽しんでもらいます。

「きんっ ふぉぉぉん」という澄んだ響く音が間を置いて流れ続けるひと時は静かで心地よく
音自体の臨場感の高さや、振動が耳にもたらす微かな刺激にも癒しを感じます。
実際に聴いてみると音に明確な強弱があります。
鳴らした直後は大きかったのが徐々に小さくなっていくのでとてもリアルです。

さらに紅葉はパート中盤に差し掛かるとトーンの低い音叉を
またしばらくすると今度は逆にトーンの高い音叉を鳴らします。
位置や距離だけでなく音の種類にも変化をつけてくるわけです。
特徴的な音に決して甘えず、演出面にも目を見張るものを持ってるサービスです。

そして最後は彼女が舌を使って彼の耳に直接ご奉仕します(約11分)。
R-15なので18禁ほどにエロさを感じる音は出てきませんが
普通の舐め→耳の内側を舌で力強く舐めるといったようにここも変化をつけて責めます。
最中に漏れる吐息も熱っぽく、彼女の存在を近くに感じます。

このように、リアルかつ多彩な音で癒す個性的なサービスが繰り広げられています。
音で癒してくれる作品
最中に鳴る効果音や環境音が一際耳を惹く作品です。

紅葉は久しぶりに再会した恋人のいない主人公に幸せな気分を味わってもらうと
多くのシーンで体を密着させながらお店でするのとほぼ同じサービスを提供します。

的確で程よい力加減の耳かき、幻想的でスッキリする音叉、女性の温もりが感じられる耳舐め。
「音で癒す」というテーマは同じですが、そのやり方はパートによって大きな違いがあります。
それでいてちゃんとひとつのお話になってるのが実に見事です。

VOICE LOVERさんはこのところより良い音を出すことに力を入れてるサークルさんです。
他の作品で培ってきたノウハウを結集させたのがこの作品なのだと思います。
音の質だけでなく鳴らし方とタイミングにこだわってそれぞれを進めてます。
癒し系作品が非常に多い現在においてもなかなかできないことです。

特に音叉は作品を象徴するサービスなだけあって相当に練られてます。
複数の音叉を鳴らすのに加えて音の位置取りを変化させてきます。
このパートだけは窓を閉め切って環境音を鳴らさないようにもしています。
こういった細かな気配りがサービスの質をさらに高めてます。

「今日は特別に 彼女のいないあんたのために 紅葉が気持ちいいことしてあげる」
これらを行う紅葉については世話好きなキャラに描かれてます。
小さい頃から知ってる相手なので異性でも意識してる部分はまったくありません。
ささやき庵で元々インパクトの強かったキャラをそのまま登場させてます。
音重視といってもやり取りはちゃんとしてますし、彼女の存在感も十分に出ています。

高品質な音フェチ向け作品です。
リアルな音を楽しみたい人には強くおすすめします。
おまけは耳舐め3種です。

CV:柚木朱莉さん
総時間 1:05:49(本編…56:38 おまけ…9:11)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

【バイノーラル】センパイ2人っきりで水泳の居残り練習…しましょう?【逆レイプ・ささやき耳かき】

サークル「おさんぽソフト」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、水泳部のマネージャーをしている献身的な女の子が
気になる先輩に積極的なアプローチをして心と体をモノにします。

多くのシーンで密着し囁き声で語りかけたり微かな吐息を漏らす演出や
意地悪さよりも愛と優しさを強く感じる初々しいエッチなど
肉体・精神両面の近さを強く意識したあまあまラブラブなエッチが行われています。
真夏のプールでひっそりと
後輩とプールサイドでエッチするお話。

「せーんぱいっ もう さっきから呼んでたんですよ?」
後輩は可愛くて整った声の女の子。
水泳部の練習中、調子があまりよくない先輩のことが心配になって声をかけると
学校の授業が始まるまでの間、2人だけで特訓しようと言います。

本作品は大きく2つのシーンに分かれており
1日目にあたる4パート35分間は2人きりで練習し、そのままエッチになだれ込む様子が
2日目の2パート18分間はすっかり打ち解けた2人が耳かきや追加のエッチをする様子が描かれています。
エッチ重視→癒し重視という音声作品ではあまり見かけない流れです。

「もしかして 手、繋いでるからですか? うふふっ 恋人みたいですね」
サークルさんは後輩のことを小悪魔キャラと呼ばれてますが
彼女は先輩のことが純粋に好きなだけで本当に意地悪したいわけではありません。
自ら積極的に手を繋いだり、体を密着し囁きながら練習のアドバイスをするなど
弄ぶのではなく親身になって接することで彼の心を引き寄せようとします。

彼が奥手だから敢えて大胆に振舞う感じですね。
全編を通じて囁き声や微かな息遣いを漏らすシーンが非常に多く、彼女との距離の近さを感じます。
彼女に処女設定があるのも相まってエッチを積極的にリードする姿にはむしろ健気さがあります。
M向けの要素がほとんどない純愛系作品です。

そして2人がプールでイチャイチャする様子を効果音や環境音を使ってリアルに演出します。
冒頭の練習シーンでは先輩がプールで体を動かすのに合わせて水の音が鳴り
バックでは夏の定番とも言えるセミの声が適度に流れます。
セリフ以外の部分でも物語の雰囲気を盛り上げてくれるのでそれなりの没入感が得られます。

エッチの説明に入る前に、本作品唯一の非エロパートにあたる耳かきについて説明します。

後輩が耳かきをしてくれるのは2日目の最初にあたる「プールサイドでスク水囁き耳かき」パート。
1日目に激しいエッチをした末に先輩とほぼ恋人同士の関係になった彼女が
プールサイドでスク水を着たまま膝枕をし、耳かき棒と梵天を使ってお掃除します(約11分)。
作中で行われるのは片方の耳だけで右耳と左耳の2パターンが用意されてます。
耳に息を吹きかけるサービスはありません。

耳かき棒は「ずりずり ずずっ」という乾いた細い音
梵天は「さすさす すりゅっ」という滑らかで柔らかい音が使われており
前者は耳の壁を擦ったり奥から手前に掻き出すように、後者は穴の中をくまなく擦るように動きます。

効果音は他のサークルさんが販売されてる素材を使用しており
音質・動きどちらも十分に耳かきらしいクオリティを持ってます。
しかし、耳かきしてない側からセミの音やチャルメラといった環境音が何度も流れる演出には疑問を感じます。

膝枕をする場合、反対側の耳は彼女の太ももで塞がれてますから音は当然聞こえにくくなります。
しかし本作品では耳かき音よりも大きな音量でそれらを頻繁に流します。
耳かきしてる側のみ音量を抑えて流すのがいいでしょう。

他にも2人きりの場所なのになぜか男性が咳をする音が流れる不自然なシーンもありました。
個々の環境音を散発的に流すのではなく、違和感が出ないようにきちんと接合させて欲しかったです。
想いの強さを形にしたラブラブなエッチ
エッチシーンは5パート31分30秒ほど。
プレイは耳舐め、キス、手コキ、太ももコキ、フェラ、素股、SEX(騎乗位)です。
手コキ、太ももコキ、SEXの際に効果音が鳴ります。

「先輩のエッチ でも 2人きりだから 先輩も期待してますよね?」
練習を始めたものの自分のアドバイスが頭にまったく入らない先輩を見て
後輩は彼の欲求不満を解消しようとすかさず耳を舐め始めます。

エッチはどのパートも彼女がリードする形で行います。
一番最初の「2人っきりの居残り練習」は先輩後輩から男女の関係になるきっかけにあたるパート。
水泳の練習を名目に彼女が彼の耳や唇を舐めて親密度を一気に上げようとします。

「先輩の唇 ねぶっちゃいました でもこれは 息継ぎの練習ですよ?」
彼女は確かに積極的ですがいきなりハードなプレイに持ち込もうとはしません。
このパートでは耳舐めとキスだけを行い彼の心を少しずつ開こうとします。
最中に鳴るちゅぱ音はどちらもペースが速くねっとりしていてリアルです。
本作品のエッチは彼女がちゅぱ音を鳴らすシーンが比較的多いです。

本格的なプレイが始まるのは次の「小悪魔ちゃんに、囁かれながら弄ばれ」パートから。
練習どころじゃなくなった先輩の様子を見てプールから上がると
最初は水着越し、少し経つと直におちんちんを手や太ももを使って責め上げます。

「私の手と太ももで挟んで 気持ちよくしてあげます」
このパートのポイントはやはり後半から始まる太ももコキでしょう。
おちんちんを手と太ももの間に挟んでゆっくりしごきます。

ちょっぴりアブノーマルなプレイに興奮したのか、彼女の息遣いが今までよりも荒くなり
カウパーが滲み出でると効果音も下品になるなど雰囲気的なエロさが漂っています。
初めて男性とエッチするからこそ見せる彼女の初々しい反応も魅力的です。

最も盛り上がるのは1日目の最後を飾る「センパイ、私のナカに出して下さい」パート。
先輩のおちんちんにたっぷり触れ、2回もの射精を見てすっかり発情した後輩が
自ら彼の上に跨っておねだりし、そのまま腰を下ろして繋がります。

「先輩の熱くて硬いおちんぽ すごいっ もっと気持ちよくなりたいです」
「ダメッ 腰の動き 止まらない…ですっ」

挿入直後に痛みでちょっぴり苦しい声を漏らしキスを求める姿や
しばらくピストンを繰り返した結果、彼のおちんちんにすっかり馴染んで制御できなくなる姿など
ここでも処女らしさを感じる愛らしい仕草を見せてくれます。

ですがSEXの純粋な時間が6分程度と短く、初めてにしては慌しくも感じます。
重要なシーンですしもっと時間をたっぷり取ってがっつり聴かせて欲しかったです。
個々の演出はすごく良かっただけにもったいないなと。

このように、不慣れな女性が一生懸命ご奉仕する愛情たっぷりなエッチが繰り広げられています。
甘さの強い作品
年下の女性がすべてを投げ打って尽くすシチュが魅力の作品です。

後輩は密かに好意を抱く先輩が自分に興味を持ち、異性として好きになってくれるように
練習を名目に2人きりになれる機会を用意し、その上で自分の体を使ってたっぷり責め上げます。
多くのシーンで囁き声や微かな息遣いが流れることや、プレイ自体に強引さがほとんどないことから
彼女に犯されるよりはご奉仕されるエッチと呼ぶほうが妥当な印象を受けます。

「これから毎日 2人きりで居残り練習しましょう せ・ん・ぱい」
彼女は良くも悪くもとても純真な女の子です。
大好きな人とずっと一緒にいるには何をすればいいか考え、ストレートに実行します。
学校に通ってる年頃の男子がこんなことをされたら間違いなく落ちるでしょうね。
明らかな色仕掛けなんだけど、そのやり方は非常に初々しくて思いやりに溢れてます。

私が音声作品をたくさん聴いてるからというのもありますが
彼女に対して「小悪魔」「逆レイプ」といった用語は当てはまらないと思います。
小悪魔ならもっと意地悪さが、逆レイプなら男性が女性にする時のような強引さが欲しいです。
サークルさんが掲げられてる作品のコンセプトと内容に若干のズレがあります。

エッチについては効果音・ちゅぱ音・息遣いといったセリフ以外の部分に力を入れてます。
特に息遣いはシーンによって大きく変化しますし、彼女の気持ちが直感的に伝わってきます。
これによって得られる一体感がプレイに臨場感を与えています。
欲を言うならスク水を活用したプレイがひとつくらいはあってもよかったかなと。

射精シーンは全部で4回。
くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語と喘ぎ声そこそこです。

多感な年頃の男女が愛し合う様子をストレートに描いた作品です。

CV:紗藤ましろさん
総時間 55:08

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

【耳かき・耳舐め】四季のまほろば庵・涼夏【バイノーラル・ハイレゾ】

サークル「ねむりぬこ」さんの同人音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、涼やかな声で語りかけてくる世話好きなお姉さんが
山里にある旅館で男性の疲れた心と体をたっぷり癒します。

彼女の名前や季節を強く意識した風情のあるサービスが行われており
彼女自身の声や態度はもちろん、彼を喜ばせることを第一に考えた徹底したお世話っぷりや
バックで常に流れ続けるリアルな環境音の数々が自然な癒しを与えてくれます。
大和撫子と2人きりでのんびり
まほろば庵の店員「涼夏」から様々なサービスを受けるお話。

「あっ お目覚めになられたんですね お加減はどうですか?」
涼夏は明るくてお淑やかな声のお姉さん。
とある夏の日、暑さでぐったりしていた主人公を宿に運んで介抱すると
目覚めた彼に自己紹介や事情の説明をしてから引き続き癒してあげます。

本作品はバス停で偶然見かけた彼を根本から癒すことを目的に
彼女が耳かき・耳舐め・エッチなご奉仕といったサービスを50分近くに渡って行います。

まほろば庵は名前のイメージから癒し系専門店に思われがちですが
実際は個室風呂などを備えた旅館だそうです。
そのため彼女のサービスも全体的に家庭寄りのものになってます。
心の距離や堅苦しさがまったくないので実家に帰ったかのような安心感を覚えます。

「どうですか? 夕方になると いい風が入ってきて とても気持ちいいんですよ このお部屋」
この作品の特徴としてまず挙げられるのが環境音。
音声開始直後から終了時まで、何らかの自然に関する音が控えめな音量で流れ続けます。

季節が夏ということでセミの声も時折聞こえてくるものの
時間帯を考慮し風鈴の音、鈴虫など夜に鳴く虫の声、吹き抜ける爽やかな風など
賑やかさよりも静けさを感じさせる音のほうが圧倒的に多いです。
そしてこれらをシーンに応じて割合を変化させながらタイミングよく鳴らします。
処女作として見る限りは相当にレベルの高い演出と言えます。

「はい お礼の代わりに 精一杯のおもてなしをさせてください」
もうひとつのポイントは涼夏のキャラ。
見ず知らずの男性に対してまるで家族のように親しげに接し
サービス中は身も心も捧げる形で誠心誠意尽くします。

彼女自身が作中でも言ってるのですが、とにかく誰かに対してお世話するのが大好きな女性です。
かといって押しつけがましく感じないのは彼がどうしたら喜ぶかを考えてするからでしょう。
アダルトゲームで活躍されてる篠原ゆみさんの声と演技にも艶があり彼女にとてもマッチしてます。

緑豊かな場所で上品なお姉さんにまったり癒してもらう。
人間なら誰にでも通用する癒しの要素をいくつも組み込んでいる作品です。
シンプルで心の篭った耳かき
涼夏が一番最初にするサービスは耳かき(約14分30秒)。
膝枕の状態で左耳→右耳の順に耳かき棒と綿棒でお掃除します。
息吹きは次の耳舐めパートで行うためこの時点ではありません。

耳かき棒は「すりすり しゅるっ」という滑らかな摩擦音
梵天は「すりゅっ さすさす」という柔らかく滑らかな音が使われており
前者は一定のリズムで掻き出すように、後者はゆっくり回転させるように動きます。

どちらも音質は比較的良いのですが、聴いた限りではループ音を使用しているように思えます。
ペースや動きがどのシーンも同じですし、明らかに同じと思える音が何度も聞こえます。
現在の耳かき音声の多くはリアルタイムで録音してますから
同じ器具を使っていても左右や器具の位置によって随分と違う音が鳴ります。

耳かきが流行り始めた2013年頃ならこの演出でも通用したのでしょうが…。
正直なところ品質的に厳しいと私は考えてます。

「お世話を焼くのが 私の 生き甲斐みたいなものですから」
ただし、前項で説明したリアルな環境音や合間に投げかけられる彼女のセリフがそれをカバーしてます。
耳かきされてる感覚はともかく、まほろば庵にいる気分は味わえるんじゃないかなと。
耳かきにこだわりを持ってる人でなければ普通に楽しめるサービスです。

続く耳舐めはおよそ6分30秒間。
耳かきの最中に主人公の耳が敏感なことを察知した彼女が
目を瞑ってもらってから右耳→左耳の順にご奉仕します。

この段階ではまだエッチに突入してないことを考慮し
ゆっくりペースで水分高めの比較的上品なちゅぱ音を鳴らします。
バイノーラル録音のおかげで声や音の位置が非常に近く、プレイに臨場感があります。
欲を言うならもう少し長く聴きたかったですね。
涼夏のキャラを強く反映した初々しいエッチ
エッチシーンは12分ほど。
プレイは手コキ、耳舐め、フェラです。
手コキの際にリアルな効果音が鳴ります。

「それは、その… もし 望んでいただけるのなら そちらのお世話もしてあげたいなって」
耳舐めですっかり目が覚めた主人公をお風呂場へと案内した涼夏は
タオル一枚の姿で背中を流した後、勢いで前の方もお世話したいと言います。

エッチは彼女に耳やおちんちんをたっぷり慰めてもらいます。
前半シーンに行うのは手コキ。
後ろから抱きつく感じで股間に手を伸ばし、泡交じりのいやらしい音をゆっくり鳴らします。

「あっ すごいっ これが男の人の…」
「涼夏のこと あなた好みの女にしてください」

エッチに入っても彼女の清楚なキャラはいささかも変わりません。
こういう行為に慣れてないことを素直に告げ、彼にどうしたら気持ちよくなるかを訊きながらご奉仕します。
そして彼が罪悪感を感じないようにと優しくてエッチな言葉を投げかけます。

責め方はゆっくりなんだけど非常に積極的なプレイです。
「ぎゅぷっ ぴちっ」という粘性を帯びた艶かしい水音も興奮を掻き立ててくれます。
しばらく経つと耳舐めが加わり2種類のエッチな音が同時に流れるようにもなります。

「こんな風に舌で (ちゅぱ音+効果音) ってすると 喜んでもらえるんだって もう覚えちゃいましたから」
対する後半は手コキしながらおちんちんを咥えてよりストレートに射精へと導きます。
上のセリフのように言葉に合わせて効果音を鳴らすきめ細かな演出が実にいいですね。
前半の手コキもループではなく彼女の手の動きに連動して効果音が鳴ります。

このように、性に不慣れな女性が尽くしてくれる癒しに満ちたプレイが繰り広げられています。
風情のある作品
涼夏のキャラと様々な効果音・環境音を組み合わせてひとつの落ち着いた世界を作り上げている作品です。

涼夏は具合の悪そうな主人公をバス停で見かけるとすぐさままほろば庵へと運び
つきっきりで看病するどころか耳かきやエッチなお世話までしてあげます。
最中に投げかけられる言葉も温かさや思いやりに溢れており
男性が女性に対して潜在的に抱いている依存心を存分に満たします。

「全然嫌じゃないですよ あなたが喜んでくれるのが 私の喜びなんです」
彼女は全編を通じて彼に何も求めず自ら進んで与え続けます。
この極めて強い奉仕の心が彼女の一番の魅力です。
エッチにおいて必要以上に乱れさせなかったのも良い判断だと思います。

そして都会から離れた場所で2人がのんびり過ごす様子を
多種多様かつリアルな環境音で表現しています。
私も聴く前は「処女作だからどんなものかなぁ」と期待半分、不安半分でしたが
最初のパートを聴いた時点でサークルさんが明確なビジョンを持ち、それに形にしてるのがわかりました。

夏と言われたら真っ先に思いつくセミの声を敢えて少なめにし
代わりに夏の中にある涼しい音を多めに組み込んで癒しを与えてくれます。
エッチシーンで流れるお湯の音も耳に心地よい刺激をもたらします。
この作品を語る上で環境音は絶対に外せない要素です。

唯一残念だったのは前々項でも書いた耳かき音です。
ここをしっかり仕上げていれば今よりもずっと良い作品になったでしょう。
シリーズ化を匂わせるセリフもありましたし、次回作以降でどうなるかに期待したいです。

エッチは責めるペースの遅さをちゅぱ音や効果音といった抜ける要素を重ねることで補ってます。
ストレートな淫語をほとんど言わずに雰囲気で盛り上げるプレイです。
効果音の鳴らし方がしっかりしてるので1回くらいは抜けるんじゃないかなと。

射精シーンは最後に1回。
ちゅぱ音それなり、くちゅ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

物語の世界に引き込み癒してくれる作品です。
優しい女性にお世話されるのが好き、環境音が好きな人におすすめします。

CV:篠原ゆみさん
総時間 51:14

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

田舎のバス停で雨宿り-都会デート編-

サークル「はーべすと」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、人間と狐の特性を併せ持つ愛らしい女の子が
夫になった人間の男性と都会でデートしたり濃厚なエッチをします。

2人の仲の良さを前面に押し出したあまあまラブラブなエッチが魅力で
お店やホテルで彼に何度求められてもすべて受け入れる健気な姿が癒しを
アヘ声交じりのエロ可愛い喘ぎ声を漏らし、精液を子宮で受け止め続ける姿が興奮を与えてくれます。
都会でのイチャラブデート
前藻 玉(まえも たま)と都会でデートやエッチをするお話。

「おーい! こっちこっち」
玉は明るくて可愛い声の女の子。
自宅のある田舎から都会へはるばるやって来た彼女が
彼と待ち合わせて洋服屋に行くところから物語は始まります。

本作品は「田舎のバス停で雨宿り」「田舎のバス停で雨宿り-その後-」に続く第3作目。
前作で久しぶりに出会った2人が激しいエッチの末に夫婦となり
今度は彼女が都会に出向いて彼と色んな場所を回ります。

タイトルと内容にほとんど関連性が無いと思う人もいるでしょうが
2人が初めて出会いエッチした場所に因んだシリーズ作品ですから問題はありません。
今作は舞台を大きく変えて新鮮味のあるやり取りを楽しませてくれます。

「それにしても…。ほんっ…とに人多いね! 都会の中枢って感じ…すごい!」
玉は人間の男性と狐の女性との間に生まれた妖怪っぽい存在。
普段はごく普通の女の子の姿をしてますが、感情が高ぶると獣の耳や尻尾が出てしまいます。
そして長い間田舎で暮らしてたこともあり、作中では初めて見る都会の風景やお店に新鮮な反応を示します。

エッチももちろん重要なポイントですが、この彼女の仕草が初々しくて可愛いです。
唯一の家族となった主人公との親しげなやり取りにも癒しを感じます。
「初めての都会デート」を強く意識した描写が数多く登場します。

また作中ではシーンや場所に応じて環境音が適度に変化します。
過去作では雨音や焚き火の音といった自然にまつわるものが中心でしたが
今回は場所が場所なのでエンジン音やガヤ音といった人工的なものが多いです。
声との音量バランスも丁度良く、現実世界のノイズを遮断し作品の世界へ自然に引き込んでくれます。
夫婦だからこそできる激しく濃厚なエッチ
エッチシーンは6パート40分30秒ほど。
プレイはフェラ、キス、クリ責め、SEX(騎乗位、立ちバック?、正常位)、耳舐めです。
クリ責め、SEX、射精の際に効果音が鳴ります。

「…店員さんにバレちゃう? そんな焦らなくても大丈夫だよ、静かに“して”あげるし」
洋服店での試着中、その可愛い姿に思わず勃起してしまった主人公を見て
玉はすかさず彼を試着室の中に誘いその場でフェラをしてあげます。

エッチはシーンによって責め手を切り替えながら行います。
一番最初の「興奮しちゃった?」パートは試着室でのプレイ。
序盤は舌で、それ以降は口に咥えておちんちんを執拗に刺激し射精へと追い込みます。

「もっともっと、気持ちよくさせちゃうんだから」
玉は可愛い声や幼さを感じる容姿を持ってますが一応人妻です。
エッチに入るとキャラよりもずっと上手に、かつ下品なちゅぱ音を鳴らします。
精液が服につかないよう口で一生懸命受け止める姿も健気でエロいです。
過去作でもかなり激しいエッチをしてましたし、都会に移動してもエッチは相変わらず濃い目です。

フェラ開始から射精までの時間が4分程度と短いのが残念ですが
この後のシーンが充実してるのを考えると、サークルさんが準備運動あたりの位置づけにしてるのかもしれません。
このシリーズは野外でのエッチをよくするから、というのもあります。
欲を言えば他人にばれるスリルを多少なりとも組み込んでもよかったかなと。

残りの5パート33分間はすべてラブホテルでのエッチ。
部屋に入るとすぐさま主人公が彼女を押し倒してキスするところから始まり
その後も部屋とお風呂場を舞台に様々な体位でお互いを激しく求め続けます。
キスや耳舐めは並行してやるスタイルですからプレイはほとんどSEXと思ってください。

「いいよ…中でいっぱい出しちゃおう。あなたの精液、んっ…はぁ、はぁ、私の中でいっぱい出して」
「そんな、獣の交尾みたいにっ、ひんっ…ふぁっ、んっ、んんっ! 激しい、よぉぉっ…」

彼は彼女と都会でデートできて余程嬉しかったのでしょう。
洋服店の時とは打って変わって終始積極的に責め続けます。
そして彼女も嫌な顔を一切見せずにすべてを受け止め、エロ可愛い喘ぎ声を漏らします。

6回ある射精シーンすべてで中出しを決めるのが良いですね。
彼が今回のデートで種付けを狙ってるように見えます。
人間よりも獣に近い荒々しさを感じるSEXです。

個人的に印象的だったのが「キスしよ? キス欲しいの……。」パート。
部屋→風呂場→部屋と3セットのSEXを終えてもまだまだ性欲の衰えない主人公が
再び彼女にキスをしながら腰を激しく打ちつけます。

「キスされながら、エッチするの、しゅきぃ…らいしゅきらの」
お互いを貪り合うような力強いキス音、合間に漏れるちょっぴりアヘった彼女の喘ぎ声など
大切な人だからこそ見せられる甘く恥ずかしい描写が2人の絆の強さを感じさせてくれます。
SEX開始以降にキスをする時間が全パート合わせて16分程度あるのも特徴的です。
単に激しいだけではなく、お互いを思いやる気持ちがしっかりと込められています。

このように、夫婦だからこそできるハードかつ愛のあるプレイが繰り広げられています。
隅から隅まで甘く温かい作品
仲のいい男女が普段とは別の場所で幸せなひと時を過ごす純愛色の強い作品です。

田舎で生まれ育ってきた素朴な女の子がまったく環境の違う場所へ行き新しい体験をします。
周囲を行き交う多くの人々、お洒落で魅力的なお店、変わった形をした美味しいデザート。
そのすべてに対して彼女は驚き、興味津々な様子で眺めたり体験します。
田舎が舞台だった過去2作に対しお話の展開が随分違います。

「また、いっぱい、種付けしちゃったね…。あなた、大好き…」
しかし周りの環境がどんなに違っても彼女のキャラや主人公との関係はまったく変わりません。
聴いてるこっちが恥ずかしくなるようなセリフを言ったり
エッチの最中はお互いの体を激しく求めて何度も何度も種付けします。

新しい要素を取り入れつつ、変わってはいけないものをきちんと残してるところがこの作品の魅力だと思います。
3作目となればシリーズのファンもそれなりにいるはずです。
同じ展開やエッチを続けていては彼らの期待に応えるのは難しいです。
だけど玉の純朴さや愛らしさをなくしてしまったら作品の良さが根本から崩れてしまいます。
シリーズ作品が陥りがちな問題をある程度上手くクリアしています。

エッチは以前の作品以上にSEXに寄せた構成になってます。
夫婦でお互いがその気なら中出しもガンガンできますし、繋がりを深くして恋人同士との違いを出してます。
ですが肝心のピストン音にもう少し重量感が欲しいとも思います。
腰同士よりも手を打ちつけてるような軽い感じの音が使われてます。

絶頂シーンは主人公が7回、玉は2回+α。
くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語と喘ぎ声そこそこです。

これまで培ってきた長所を伸ばし、さらに新しいことにも挑戦している作品です。
今作から入っても大丈夫ですが過去2作を聴いてるほうがずっと楽しめます。

CV:藍沢夏癒さん
総時間 1:10:33(本編…1:08:34 フリートーク…1:59)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


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【不健全はみがき】道草屋 すずしろ-はなびの日【ゆっくり按摩】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品。

道草屋シリーズで一番最初に登場した店員「すずしろ」。
その第5作目にあたるこちらは、夏の終わりの時期を舞台に
彼女が2日間に渡って癒しとちょっぴりエッチなサービスを行います。

前半は花火見物や耳かき、後半はマッサージとサービスの内容を大きく切り替え
その一部始終を多種多様な効果音と環境音によってリアルに表現しています。
終わりゆく夏を惜しんで
道草屋の店員「すずしろ」から様々なサービスを受けるお話。

「すずしろです お時間よろしいですか?」
すずしろは若干幼さを感じる可愛い声の女の子。
ある日の夜、お客が宿泊してる部屋にやって来ると
これから始まる花火大会を一緒に見ようと言います。

本作品は大きく2つのシーンに分かれており
前半の「花火大会」は耳かきをしながら花火を眺め、その後線香花火を楽しむ様子
後半の「歯磨きとマッサージ」「おやすみマッサージ」は次の日に全身マッサージをする様子が描かれています。

時間がどちらも1時間程度にまとめられてますから
通しで聴くのが難しい人は2回に分けると丁度いいでしょう。
前半は非エロ、後半はエロ込みと内容にも大きな違いがあります。

作品の説明をする前に触れておかないといけないのが声優さんについてです。
今年4月に亡くなられた餅よもぎさんに代わり、今作から御崎ひよりさんが担当されてます。
過去4作を聴いて研究されたのか、声の感じや演技は初代すずしろにとても近いです。
シリーズをずっと聴いてる人でもそれほど違和感を覚えることはないと思います。
また今作では敢えて過去作と似たシチュでサービスするシーンも登場します。

この作品のテーマは「夏の終わり」。
暑い日差しや賑やかなセミの声が聞こえる昼間を避け、2日とも夜にサービスを行います。
道草屋の特徴とも言える環境音もスズムシの鳴き声が非常に多く、全編を通じて静かな雰囲気が漂っています。
サービス自体はシンプルにして風情を感じさせる演出に力を入れています。
華やかで儚い音を聴きながら
前半の「花火大会」は5パート56分間。
部屋にやって来たすずしろが豚さん線香に火を灯し
耳を手ぬぐいで軽く拭いてから甘噛み→耳かきの順に行います。

「すりすり」と滑らかな摩擦音がゆっくり鳴る耳拭きから始まり
唇をゆっくり動かして上品なちゅぱ音を鳴らす甘噛み
「そり ずり」と軽い摩擦音がゆっくり鳴る耳かき棒、「ずずー じりっ」と柔らかくてざらざらした綿棒など
最中はサービスに応じたリアルな効果音がタイミングよく鳴って耳を楽しませます。

「この子 いつからいるんでしょうね 私がここに来たときには もう働いてましたし きっと大先輩ですね うふふっ」
すずしろについてもお客との付き合いが長いだけあって堅苦しさはほとんどなく
豚さん線香の話や直後に始まる花火大会の思い出をのんびりした口調で語ります。
前半、後半ともに敢えてしゃべらないシーンがあるのでキャラは若干弱くなってますが
子供っぽさの残る彼女の存在が癒しにプラスに働いてるのも事実です。

このシーン最大の魅力はもちろん花火。
右耳の耳かきを終えた頃から「どーん」というお馴染みの音が鳴り始め
その後およそ14分間に渡って時折間を置きながら何度も打ち上げられます。

会場とお店がやや離れてることもあり、花火の音は遠くから聞こえてる感じになってます。
耳かき音や他の環境音をかき消さないレベルの音量ですね。
音の鳴り具合もループとは明らかに違う不規則さがあります。
特に終盤は最後を飾るかのように連続して激しく鳴り響きます。
現実世界の花火大会をそのまま切り取ってきたようなリアリティがあります。

「きっと寂しくなるだろうと思いましたので 少しだけ 余韻に浸ろうかなって」
花火大会の直後に始まる線香花火(約13分)も大きなポイント。
「ぷすぷす ぱちぱち」という控えめな炸裂音が30秒程度鳴り、最後に火種が「じゅっ」と落ちます。
打ち上げ花火に比べると華やかさに欠けるものの、夏の終わりに感じるそこはかとない寂しさが音に表れています。
同じ花火を使ってまったく違う雰囲気を生み出してるあたりが道草屋らしいなと。
3度目の正直だったのに…
後半の「歯磨きとマッサージ」および「おやすみマッサージ」は7パート63分間。
部屋の中に吊るしてある蚊帳に入ったすずしろが
前日お客が寝る前に歯磨きしてなかったのを見て自らお世話してあげます。
そして口の中がスッキリしたところで肩、腕、背中、腰、足を丁寧に揉みほぐします。

歯磨きは「ぽり しょり」という小気味良い音が使われており
左右に往復させたり上下に擦ったりと変化に富んだ動きをします。
下の歯→上の歯→前歯と順に行ってくれるおかげで音の位置の違いもわかりやすく
彼の体を後ろから支える彼女の息遣いも耳元至近距離から聞こえます。

「オイルを使ったマッサージなんですけど その…ダメですよ?」
「この体勢だと 何かと思い出しちゃいますね…」

また彼女はサービスの開始時や最中に思わせぶりなことを漏らします。
これは「【耳なめ】道草屋 すずしろ 連夜【マッサージ】」という作品にも登場したシーンで
最初に「エッチは禁止」と自分で言ったのに、つい流されて射精させてしまうプレイを彼女は過去に経験しています。

彼女もそれを思い出したのでしょう。
前半よりも明らかに熱っぽい吐息を漏らし始めます。
道草屋のエッチは淫語を一切言わず、息遣いや音を使って聴き手を興奮させます。

本作品唯一のエッチシーンは「ダメですよ?」パート(約14分)。
歯磨きとその後始末を終えて肩と腕のマッサージに取り掛かったすずしろが
そのままオイルで濡れた手を股間へ伸ばし、おちんちんをおもむろにしごき始めます。
プレイは手コキ、耳舐めで手コキの際にリアルな効果音が鳴ります。

「旦那様がいけないんですよ? いつもいつも こんなにするから」
事前に交わした約束を破って勃起した彼を軽く叱りつつ
彼女は粘液質の音を後になるほど激しいペースで鳴らして刺激を与え続けます。
普段の彼女のキャラとは随分違うパワフルな責めっぷりです。
並行して行う耳舐めも前半の甘噛みとは明らかに違うエロに寄せたちゅぱ音です。

プレイの様子をほとんど実況しないのである程度想像力を要求されますが
少なくとも効果音は抜きに使えるクオリティを持っています。
癒し専門店の店員がこういうサービスに及んでるシチュにもそそります。
ちょっぴり背徳感のあるエッチと言えるでしょう。

このように、最大の武器である音を使った生々しいエッチが繰り広げられています。
移り変わりを感じる作品
リアルな効果音と環境音を駆使して2つの節目、変わり目を描いている作品です。

夏の盛りを過ぎ、秋が近づきつつある時期を舞台に
道草屋の代表的な店員さんが2日間をかけて心と体の両方を癒します。
打ち上げ花火の華やかな音を聴きながらする耳かき、スズムシの声を聴きながらする歯磨きとマッサージ。
前半は夏らしさを、後半は秋らしさを感じさせる要素を多く盛り込み違いを打ち出しています。

同じ夏を扱った作品でも前作「【ノスタルジ-耳かき】道草屋-芹 おもいで【二人で怪談】」とは随分違います。
ですが寂しい感じはそれほどせず、むしろ安眠しやすい作品に思えます。
特に線香花火のシーンは音が鳴る時間と鳴らない時間のメリハリがあって余計静かに感じます。

この作品におけるひとつ目の節目はもちろん季節です。
そしてもうひとつの節目は声優さんです。
シリーズ第一作目からずっと活躍されてきた餅よもぎさんに対する惜別の思いが込められてます。
後半シーンにおける約束やエッチにその部分が色濃く出ています。

「さ、気を取り直して 今度こそマッサージいたしますよ」
そして最後の「おやすみマッサージ」ではこれまでの出来事を振り払うかのように一生懸命マッサージします。
故人を惜しむのはもちろん大事だけど生きてる者は前に進まなくてはならない。
「気を取り直して」とすずしろに言わせてるのはそういった気持ちの現れなのだと思います。

私の勝手な推測なのであまり真に受けないでください。
ですがすずしろの代替わりが多少なりとも影響してるのは事実です。
御崎さんのすずしろが今後どういう活躍をするか楽しみです。

エッチはこの作品から聴いた人には展開が掴みにくいと思います。
すずしろのキャラやお客との仲の良さを知っててこそ抜けるプレイかなと。
メインのサービスはどう考えても非エロですからそれほど問題とは思いません。

射精シーンは1回。
くちゅ音とちゅぱ音(甘噛み含む)そこそこ、淫語と喘ぎ声はありません。

ちょっぴりしんみりした気分を感じながら癒される作品です。
これまでのすずしろをすべて聴いてる人には強くおすすめします。

CV:御崎ひよりさん
総時間 2:00:27

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


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鈴の音を聞きに

サークル「とみみ庵」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、古風な言葉使いをするちょっぴりツンデレな巫女が
神社を再び訪れた主人公に様々な耳かきをしてあげます。

シーンごとに雰囲気・道具・場所が異なる多彩な耳かきが行われており
最中に鳴るリアルな効果音やバックで流れる涼やかな環境音が癒しや眠気を与えてくれます。
真夏を彩る涼やかな物語
神社の巫女テンに3種類の耳かきをしてもらうお話。

「ふー こうも暑いと掃除も身が入らぬ」
テンは可愛くて落ち着いた声のお姉さん。
とある夏の日、久しぶりに神社を訪れた主人公を嬉しそうに迎えると
境内にある建物へ案内し麦茶とスイカを振舞います。

本作品は今年4月に発売された「鈴の緒を引けば」の続編にあたり
久しぶりの日、別の日、また別の日の3日間を2人が過ごす様子が描かれています。
シリーズ作品ですが内容は独立してますので本作から聴き始めても問題ありません。
むしろ今の時期ならこちらから聴いた方が季節がマッチしていて楽しみやすいと思います。

各シーンの流れは参拝に来た彼が拝殿に吊るされてる鈴を鳴らし
来訪に気づいた彼女が現れ、軽い会話の後耳かきをします。
そして事後は彼女に膝枕されながらゆっくりと眠りにつきます。
基本的な流れや時間はほぼ同じになってますから、一気に聴かずに日を分けたほうがいいでしょう。

マッサージやヘッドスパなど様々なタイプの癒し系作品が出ている現在において
耳かき一本で勝負するのは味気なく感じるかもしれません。
しかし実際は日ごとに耳かきの内容や周りの環境がガラリと変化し
その一部始終を高品質かつ多彩な効果音や環境音で極めてリアルに表現しています。

「耳かき」というひとつのサービスをとことん掘り下げ、磨き上げてる作品です。
耳かき音声を数多く作られてるとみみ庵さんだからこそできる要素がいくつも登場します。
他にも麦茶を入れる音やスイカを食べる音など、耳かき以外の部分でも必ず効果音が鳴ります。
最中は都会の喧騒を忘れ、神社に本当にいるような心安らぐ気分が味わえます。

「いつぞやのこと覚えておるか? 年長者の誘いは 断ってはならぬと言うたからの ふふふ」
耳かきをしてくれるテンの存在も忘れてはいけません。
前作で何度か耳かきしている経緯もあって最初から親しげな態度で語りかけ
その度に喜んだり、すねたり、恥ずかしがったりと多彩な表情を見せてくれます。
そして彼女が体を動かす際には「ちりりん」と涼やかな鈴の音が鳴ります。

口調だけを見ると近寄りがたい雰囲気を感じるのですが
実際は自分の気持ちを素直に伝えられない寂しがり屋な女の子です。
ツンデレっぽい部分も持ち合わせていて愛嬌を感じます。
音が良いだけでなくキャラも立ってる作品と言えます。

ビャク「明日たらふく食べようとおっしゃってたではないですか? この方と食べたかったんですよね?」
テン「ビャークー 余計なことは言わんでよい」
ちなみに今作では彼女の弟子にあたるビャクという女の子も登場します。
各シーンの冒頭や終わりにほんの少し顔を出す程度なのですが
テンが密かに思ってることを代弁して彼女を困らせる和やかなやり取りが交わされます。
一人ぼっちだった前作に比べると賑やかな印象を受けます。
キャラと音の両方で癒すリアルな耳かき
ここからは各シーンの特徴や魅力を紹介します。

一番最初の「久しぶりの日」は二人が久々の再開を喜ぶところから始まり
境内にある建物に移動してから麦茶とスイカを味わい耳かきへと移ります。

夏らしいセミの声がやや遠くから聞こえてたかと思えば
二人が建物に近づくにつれて小川の音が流れ始め、その音量が徐々に大きくなるなど
物語の序盤から持ち味の音を使って作品の世界に引き込んでくれます。
特に小川の音は耳かき中も流れるのでこれだけでも相当な癒しが得られます。

メインとなる耳かきはおよそ30分間。
膝枕の状態でまずは手ぬぐいを使って顔の汗を拭き取り
それから右耳→左耳の順に2種類の耳かき棒と尻尾で綺麗にし、最後に弱めの風圧で息を吹きかけます。

耳かき棒は「そりそり ずずっ」と若干硬くて尖った音が使われており
ゆっくりペースで耳の壁を大きくなぞったり小さく掻き出すように動きます。
サークルさんの過去作と同じく音質・動き・力加減すべてに気を遣っていてとてもリアルです。

「次は耳の奥なんじゃが この匙のところが ハケのようになっている耳かきを使おうと思っていてな」
この日の耳かきで最も特徴的なのが2番目に登場する耳かき棒。
普通のものとは違って先端がブラシ状になっており、耳の奥にある汚れを上手に絡め取ります。
「ぱちぱち ぷちっ」という通常の耳かきよりも細く軽い音も耳に心地いい刺激をもたらします。
本作品の耳かきは音のバリエーションが非常に多彩で聴いていて本当に面白いです。

その直後に登場する尻尾での仕上げも本作品ならでは。
「しゅるっ すりすり」と梵天よりもサイズが大きく滑らかで柔らかな音が耳を包み込みます。
ふわふわとしたきめ細かな感触を音だけでここまで表現している作品はなかなかありません。
耳の中でリズミカルに回転させたり軽く払う動きもリアルです。

「わしも ぬしにする耳かきを 恋しく思うておった」
最中のテンは手を動かしてる間は微かな息遣いを漏らすことが多く
合間合間に入る休憩の際に今の気持ちを素直に語ります。
冒頭のパートよりも穏やかな口調や飾らないセリフに別の癒しを感じるでしょうね。
音重視なんだけど彼女の魅力もきちんと引き立ってるところが見事です。

二番目の「別の日」は雨の日のお話。
大粒の雨がそれなりに激しく降る中、同じ建物でテンが別タイプの耳かきをプレゼントします。

「この道具はな 直接耳を掃除するものではなく 緊張をほぐし 癒しを得るものなのじゃ」
このシーンで最も特徴的な音は最初に出てくる不思議な鐘。
左右の耳に挿入し、鐘を叩く音で耳垢を浮かせたり癒しを与えます。
「ぶぉぉぉん」という軽い振動音が左右交互に鳴り響く感覚はなんとも独特で
耳かき音声を数多く聴いてきた人でも新鮮な感覚で楽しめます。

他のもので例えるならごくごく微弱なモーター音といったところでしょうか。
こういう器具を使う作品は私も初めて聴きました。

耳かきについては膝枕の状態で先ほどの器具を使用し
綿棒・梵天・息吹きを順に使い分けて汚れを隅々まで落とします。
同じ耳かきでも使用する器具が初日とまったく違うわけです。
当然のようにどの器具も非の打ち所が無いほどクオリティが高く
バックで流れ続ける小川の音や雨音も相まって聴けば聴くほど眠くなってきます。

最後に登場する「また別の日」はさらに後のお話。
主人公を普段の建物ではなく離れへ案内したテンが基本に立ち返った耳かきをします。

「今はガラスの風鈴が主流じゃったな 鉄器の風鈴もいい音色じゃろ?」
ここでは今までずっと聞こえていた小川の音に代わって鉄の風鈴が鳴り響き
ガラスよりも反響が弱い澄んだ音に夏の風情を感じます。
獣や虫があまり寄りつかない建物ということで環境音がほとんど聞こえず
以前の2つのシーンに比べて静かで落ち着いた雰囲気が漂っています。

耳かきについては方針を大きく転換し耳かき棒と梵天だけでお手入れします。
しかし耳垢をはがして取り出すシーンになると効果音がジャリジャリしたり
奥をお掃除する際に変わったサービスをするなど、シンプルな中に工夫を込めたご奉仕が楽しめます。
テンのちょっぴりしんみりした会話も心を潤します。

このように、高品質な音を駆使した幅広く奥深い耳かきが繰り広げられています。
風情を感じる作品
純粋な癒しだけでなく涼しさも感じさせてくれる作品です。

夏の暑い日に緑豊かな神社に訪れた主人公が可愛らしい巫女と再会し
他愛もない会話や耳かきをしてゆっくり、のんびり過ごします。
音声の開幕から丁度いい音量で流れ続ける環境音がとても心地よく
現実世界のノイズを遮断し作品の世界にすんなり引き込んでくれます。

音声作品はこのところ声や音の品質が格段にレベルアップしてますが
それでも本作品のように環境音を常に流し、シーンや場所に応じて使い分ける作品は少ないです。
今回は小川が近くにある建物、雨の日、静かな建物と大きな違いを設け
聴き手が自然と「その場にいる」気分が味わえる演出がなされています。
特に水の音のボリュームと質感が良いのでスッキリした気分が得られます。

環境音と対を成す効果音についても砂利道を歩く音、雨粒が傘にぶつかる音
体を動かしたときに微かに鳴る布の摩擦音など、本当に細かいところまできちんと用意されてます。
耳かき自体の音ももちろん大事ですが、こういった脇役が作品の没入感をより強めるのに役立ちます。
全体の作りがシンプルだからこそ、細部にとことんこだわり品質を押し上げています。

「会いにきてくれて ありがとう」
テンについては本レビューではあまり説明できませんでしたが
前作に比べると丸くなったと言いますか、素直に気持ちを伝えることが増えたように感じます。
自分にひたすら甘えてくる主人公に感化されたのかもしれません。
一緒に住み始めたビャクの存在も含めて今後どうなるかが楽しみです。

しっかりした世界観に基づく極上の耳かきが楽しめる作品です。
総時間195分でたったの300円とコスパも抜群。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは9本目の満点とさせていただきました。

おまけはビャクの耳かきです。

CV:テン…藤堂れんげさん ビャク…小日向さくらさん
総時間 3:15:52(本編…2:47:34 おまけ…28:18)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

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