同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:ホラーステップ

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サークル「ホラーステップ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、声も態度も穏やかな語り部が
深夜のドライブインで起きたエッチな怪異を疑似体験させます。

物語や作品固有の要素を駆使して快感、没入感、スリルを与えるのが特徴で
催眠は深呼吸やカウントに合わせて暗示を丁寧に入れるシンプルな誘導を行い
それからヒロインのオナニー→かくれんぼ→オナニー&憑依とホラー成分を少しずつ強化します。
ドライブインに潜む怪しい影
語り部に催眠をかけられオナニーしたり憑依されるお話。

「いらっしゃいませ、わたしはあなたを物語の世界へと誘う語り部です」
語り部はややトーンが低く落ち着いた声の女性。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
主人公の前でキセルを吸いながら雑談します。

本作品は怖くてエッチな出来事を疑似体験することを目的に
彼女がおよそ70分に渡って催眠をかけたり怪談形式のエッチをします。
彼女は催眠者&進行役なのでエッチに直接参加することはなく
代わりに挿し絵の湯檜曽(ゆびそ)はるなや亀姫が相手します。

謎の声「見てるよ!」
語り部「見られるのは気持ちいいですね もっと見られたいですね 見て欲しい見て欲しい もっと見て!」
一番の魅力はストーリー。
謎の存在とかくれんぼしたり、その結果自分が乗っ取られる感覚をリアルに味わいます。
「90分ぐらいのホラー映画の様な感覚で楽しめる作品を目指して作りました」とおっしゃってるように
催眠は割とシンプルにこなして怪談に力を入れてます。
でも誘導自体はしっかりしており、聴いてれば十分な深さまで入れるように作られてます。


大まかなあらすじを説明しますと、深夜のドライブインで休憩中の主人公にはるなが声をかけ
ここで起きる怪異の内容を話したり、その際にやってはいけない3つのことを教えます。
しかし彼は誘惑に負けてそれを破ってしまい、最後は心と体を乗っ取られます。

これらはあくまで語り部が話す物語ですから
聴き手に対してもそこまで過激な体験をさせることをありません。
他人に体を操られながらオナニーするとか、自分がダメになっていく快感を与えるあたりに留めます。
怖さよりも快感を前面に押し出してるので、少なくとも私はそんなに怖いって感覚はなかったです。
スリルやゾクゾク感といった程よい刺激が味わえます。
グロい要素はまったくないからそういうのが苦手な人でも普通に聴けます。
やることを絞った堅実な催眠
催眠はおよそ7分間。
横になって目を瞑り、まずは深呼吸しながら語り部の言葉に耳を傾けます。

「すって~、はいて~、体がふわりふわりとして心地のいい脱力感がしてくるかもしれませんね」
ここはまだ物語の世界へ移動する前にあたるので
怪談は無理に絡めず合図を出したりリラックスを促す暗示を入れます。
暗示の入れ方や表現方法が的確で聴けば聴くほど心がほぐれます。
こういう基本的な技法のほうがサークルさんの実力もわかりやすいです。

「カウントがゼロになると あなたは暗闇に落ちていく 足を踏み外して 奈落の底へと落ちていく」
お次は自分が暗い森の中にいる様子をイメージし
カウントダウンに合わせて全身が落ちていく感覚を与えます。
これも催眠音声では定番のアプローチで、ストンと落ちる面白い感覚が味わえます。
またここだけは彼女の声にエフェクトがかかって左右へ小まめに移動します。

深呼吸して、カウントダウンする非常にシンプルな催眠です。
聴き手を怪談の世界へ案内することを目的に
深呼吸する時はリラックス、カウントの時は深化の暗示を小まめに入れます。

時間が7分と短いことも含めて、このパート単体ではそこまで効果は強くありません。
しかしこの後エッチでさらに深化させるアプローチをかけますから
最終的にはそれなりの深さまで入れると思います。
作品全体で見れば結構しっかりしてる催眠と言えます。
スリルと快感を少しずつ高めるエッチ
エッチシーンは3パート46分間。
プレイははるなのオナニー、かくれんぼ、オナニー、憑依です。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。

はるな「ん…ぁっヤバッ…んッッッ、ぁ…きっ…あっ…くんっ…んひっ…」
語り部「押し殺すような喘ぎ声。声の主は先ほどの彼女」
語り部に催眠をかけられ夢の世界に降り立った主人公は
そこで物語のヒロインにあたるはるながオナニーしてる様子を眺めます。

エッチは語り部が実況や暗示を担当し、他のキャラが責める形で行います。
最初の2パート20分間は興奮、没入感、催眠の感覚を強化するシーン。
「【4】夢『彼女の痴態』(約3分)」ははるなのオナニーをこっそり覗き
「【5】Hパート1 怪異『おーい』(約17分)」は謎の声や亀姫とかくれんぼをします。

はるな「見てるんだろう?次は…あんたの番」
4番目のパートはシチュだけを見れば美味しいですけど
ここは夢の中で彼女が本当にオナニーしてるかどうかは怪しいです。
妖怪が恋人や家族に変身して相手を油断させるのと同じで、彼の興味を引くためにやってるのだと思います。
このへんは表現をぼかしてあるから人によって解釈が変わるんじゃないかなと。

5番目のパートは深化や感度強化といった準備の意味合いが強いプレイ。
「おーい」というやや野太い声が至るところで鳴り響き
それから逃げたり追いつかれる様子を描きながら暗示を厚めに入れます。

語り部「堕ちる落ちる意識が落ちる 底なしの落とし穴 意識がどこまでも落ちる さっきの暗闇の世界へと引き戻される」
ここは逃げるシーンで催眠状態をさらに深めるアプローチをかけており
またちょっとした罠を張ってそれを一気に加速させる面白い演出も登場します。
謎の存在の声に答えたり見つけられることに快感を覚えさせるなど
純粋なエロさを極力削って作品固有の要素で気持ちよくします。
やってはいけないことをする快感に近いものが味わえました。

最後の「【6】Hパート2 怪異『本当に』(約26分)」は本作品のメインパート。
序盤から中盤は謎の存在に体を乗っ取られた状態でオナニーし
射精後は憑依をさらに進めて彼の心まで奪い取ります。

はるな「ハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタ」
語り部「彼女の存在を強く感じる。体の中に彼女の存在を感じて、心の中にも彼女の存在を感じる」
ここは「おーい」の他に「ハイレタ」を連呼することが多く
語り部はそれに合わせて相手に体を乗っ取られるほど気持ちよくなる暗示を入れます。
自分がダメになる感覚とか、自分でなくなる感覚を与える形です。
不穏なBGMも流すなど、最も盛り上がるし怖さも味わえるパートと言えます。
BGMは流れないバージョンもあります。

オナニーはパート中盤に10分ほどやる割とシンプルなものです。
しかしここも特定のワードを起点にいじるルールで進めます。
フィニッシュの時も体を支配されるスリルを小まめに与えるシチュ重視のプレイです。
この内容なら2~3日溜めてから聴いたほうが抜きやすいでしょう。

語り部「彼女に見つかるたびにあなたの意識は薄れていく 『○○』というのがキモチイイ 見つけてもらえて気持ちいい 入ってもらえるのがキモチイイ」
終盤の7分間はタイトルにもなってる「取り憑かれ」を完成させます。
絶頂シーンはなく、意識が薄れたり自分が壊れる暗示を入れる感じです。
表現がまろやかですからそんなに怖さを感じることはないでしょう。
射精して終わりではなく、こういうシーンを用意するところにこだわりを感じます。

このようにエロさを極力抑えてシチュ、キーワード、暗示で気持ちよくする独特なエッチが繰り広げられてます。
変わってるがよくできてる作品
怪談と催眠を上手く組み合わせてるM向けの作品です。

語り部は深夜のドライブインで起きた怪異をできるだけリアルに味わわせようと
まずはコンパクトな催眠でリラックスと集中力を高めます。
そしてエッチはパートごとに違うことをやりながら暗示を厚めに入れて
快感、恍惚感、誰かに支配される感覚、ダメになる感覚を与えます。

語り部の物語を聴いてエッチな怪談を疑似体験するシチュ
導入は短くまとめ、エッチの最中も深化を進める風変わりな催眠
一般的なプレイよりもかくれんぼや憑依で心身両面を気持ちよくするテーマに沿ったエッチ。
怪談の臨場感を出すために催眠の技術を活用する形で作品を組み立ててます。

中でもエッチはあまりエロくないけどイメージ力が高まってるおかげで
今自分がどういう体験をしてるかを結構リアルに味わえてゾクゾクしました。
オナニーも上手く言葉にできませんが普段やるのとは少し違う感覚で満足してます。
射精よりも謎の存在に見つかったり、憑依されるほうが快感は強かったです。
良くも悪くもシチュ重視の作品かなと。

ホラー要素はごく一部で突然声を出したり、壊れたように同じ言葉を繰り返すのが当てはまります。
表現を結構ぼかしてるからガツンとくる感じではないです。
物語の主人公がその後どうなったかも語られてません。
視聴後は心が波立ってる様子はなく普段通りに活動できました。

射精シーンは1回。
喘ぎ声そこそこ、淫語ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
おまけは「古びたドライブインで起きた出来事」とフリートークです。

CV:語り部…琴音有波さん 湯檜曽はるな/亀姫…恋鈴桃歌さん 謎の声/男童…山田じぇみ子さん
総時間 1:30:43(本編…1:12:20 おまけ…18:23)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2025年9月25日まで50%OFFの385円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。



サークル「ホラーステップ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、声優をやりながら声の教室も開いてるお姉さんが
それに興味を持った男性に催眠を交えた気持ちいいレッスンをします。

色んな役になりきりそのセリフを復唱して気持ちよくなるのが特徴で
ハンバーガー屋の店員、少年、亡国の王女とシーンごとに役を変えながら
それぞれに応じたセリフを彼女の後に何度も言って没入感や陶酔感を膨らませます。
役になりきって気持ちよくなろう
葛ノ葉 夕菜に催眠をかけられ演技のレッスンをするお話。

「ようこそ、葛ノ葉アクターズスクールへ」
夕菜は上品で穏やかな声のお姉さん。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
スクールを訪れた主人公に自分のことを教えます。

本作品は声に関する幅広い活動をしてる彼女が
素人の彼をおよそ70分に渡って指導します。
風俗店じゃないので彼女と直接絡むことはない代わりに
レッスンの終盤でエッチなテーマを用意し主に心を盛り上げます。

「特に“演技をする喜び”この事をアクターズハイと言います」
タイトルにもなってるアクターズハイは「役を演じることで、役の気持ちを味わえる」こと。
役者や俳優がその人物になりきって演技するように
作中ではセリフを復唱するシーンを多く用意して陶酔感や没入感を与えます。
声に出すことを推奨してますから周りの環境にはくれぐれもご注意ください。

催眠音声では自己暗示を入れる意味で復唱する作品がそれなりにあります。
しかし本作品の場合は純粋に役になりきる意味合いが強いです。
セリフの内容は日常会話に近いもので、催眠を意図するものとは方向性が違うかなと。
催眠誘導の時間も短めですし、一般的な催眠音声に比べてボイスドラマ色の強い内容です。
リラックスして心を空っぽに
催眠はおよそ10分間。
ベッドや布団へ横になって目を瞑り、まずは合図に従って深呼吸します。
それから自分にとって楽しいことや辛いことをイメージします。

「全身の力が抜けていく、手足の力が抜けて筋肉がほぐれていく。体中にいきわたる血液の流れを意識すると、ほぐれた筋肉に新鮮な空気が行きわたるのが分かるね」
夕菜が見る限り今の彼は緊張してて伸び伸びと演技できる状況ではありません。
だから深呼吸させながらリラックスできる暗示を入れて心身をほぐします。
催眠の終盤にも改めてやりますし、時間が短いからシンプルにまとめてます。

「考えるだけで体が軽くなったような感覚までしてしまうかもね♪ そうフワフワとリラックスしてくるね♪ 全身がフワり、フワリとした感覚に包まれる」
イメージは楽しい時は体が軽くなる、辛い時は体が硬直すると
ほぼ正反対の暗示を順番に入れてそれぞれの違いを実感させます。

悲しいシーンで俳優さんが自然と涙を流すように
気持ち次第で自分に色んな影響を与えられることを教えます。

テーマ性を意識しながらリラックス重視で進める催眠です。
心を空っぽにして別の人物にやりきりやすくすることを目的に
深呼吸をしながら脱力の暗示を入れるところから始まり
楽しい→辛いの順にイメージするのに合わせて正反対の暗示を入れる、カウントによる深化と
古典催眠の技術をベースに作品固有の要素を盛り込んでスムーズに誘導します。

時間が短いから深いところまで入れる人はそんなにいないかもしれません。
でもやるべきことはやってるし、何よりテーマと絡めてるのが良いです。
本作品は復唱によって没入させることを狙ってますから
この先のレッスンで集中力やイメージ力が高まる人は普通にいると思います。
「中上級者向けだが悪くない」というのが私の考えです。
色んなセリフを演じて役になりきるエッチ
催眠パートの後に始まる2パート21分間は非エロのレッスン。
「04 レッスン1<座学 演技へのあこがれ>(約6分)」は演技に対する心構えを説明し
「05 レッスン2<実技>(約15分)」は3人の役になりきって違うセリフを復唱します。

「シチュエーションはハンバーガーとコーヒーを買うサラリーマンの男性に追加の注文を聞く定員。どう? 短いから簡単でしょ? 先生の後に続いて言ってごらん?」
ハーバーガー屋で注文を受ける店員、保育園の男の子、そしてお芝居に登場する女性。
役柄や状況をまったく違うものにして幅広く演技します。
夕菜が言ったセリフを直後に復唱するだけなのでそんなに難しいものではありません。
回数も多いですし、現実世界のレッスンに近いやり方で行います。

この2パートは催眠と呼べる要素はほとんどないので催眠音声からは脱線してるかなぁと。
レビューの序盤で「ボイスドラマ色の強い内容」と書いたのはこのへんが影響してます。
レッスンを通じて催眠状態がさらに深くなるようにリードしてたら随分違ったでしょう。

エッチシーンは26分間。
プレイは王女になって兵士に犯されるイメージ、エッチなセリフの復唱、カウントによる絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフはありません。

「君が演じるのは清廉潔白、年端もいかない王女様の役。敵国に責められ国を滅ぼされ敵国の兵士に凌辱される役」
実技レッスンを終えて主人公に演技の才能があると判断した夕菜は
今度は仮想世界の王女になりきり強姦されるシチュを用意します。

エッチは引き続き彼女が言ったことを復唱しながらその様子をイメージします。
最初の10分間は突然の出来事に王女が戸惑い抵抗するシーン。
1つ目のセリフを復唱しながら彼の中にある心の壁を取り除きます。
ちなみにエッチシーンだけ不穏なBGMが流れ続けます。

「台詞を言うたびに…デキナイの壁が崩れていく デキナイの壁が崩れるたびに演じる気持ち良さが強くなる」
練習とはいえいきなり女性役、しかもエッチな演技をするのは抵抗を感じます。
それを踏まえて彼女は復唱するほど演じる快感も強くなる暗示を入れます。
演技と催眠を組み合わせる良いアプローチと言えるでしょう。
非エロのレッスンの時点からこれをやっておけばより良かったです。

彼女が話すのは大まかな状況だけで、王女が具体的にどう犯されてるかの実況はありません。
エッチを最初から最後まで流すのではなく、いくつかのシーンを切り取って演技する感じです。
純粋なエロさは控えめですから役になりきれるかどうかで快感が結構変わります。

続く16分間は王女が快楽に堕ちていくシーン。
最初は嫌がってたのが兵士たちに犯されて少しずつ快感が芽生え
最後は自分からおちんちんを求めるメスになり下がります。

「演技するの気持ちいよね? 男どもに蹂躙されるの気持ちいよね? 女の子のフリしてよがるのキ・モ・チ・イ・イ…よね?」
ここも復唱の指示を小まめに出しながら犯される快感を上手に膨らませます。
アドリブで演技する指示も出しますし、今までやってきたことを応用してより強い快感を味わいます。
最後の絶頂はカウントに合わせて1回だけ行います。

このように、役になりきって演技するほど気持ちよくなる独特なエッチが繰り広げられてます。
ドラマ性重視の作品
催眠よりもレッスンに力を入れてるややM向けの作品です。

夕菜は演技に興味を持った主人公にその面白さを教えようと
軽い催眠をかけてからまずは非エロのレッスンで基本を教えます。
そしてエッチは清楚な王女が快楽奴隷になる様子を主観的に楽しませます。

声優と声の教師をしてるお姉さんが男性生徒にエッチな指導をするシチュ
レッスン中は指示されたセリフを何度も復唱する作り
最初は嫌がってたのに徐々に堕ちていく様子を王女になりきって体験するエッチ。
催眠音声はもちろん、同人音声でも見かけないテーマで作品を組み立ててます。

中でも復唱する作りは声の演技を学ぶ状況との親和性が高いですし
役になりきる点でも効果的な要素と言えます。
催眠の技術を使ってなりきらせるのとは意味合いが違いますけど
陶酔感や没入感を味わいやすい内容なのも事実です。

唯一気になったのは女体化誘導をしないこと。
レッスンで最も長くやる王女は女性だし、その前も女性役をやるシーンがあります。
それなら催眠パートの時点で女体化もやって
女性によりなりきりやすい状況を作ったほうが楽しめるんじゃないでしょうか。

男性のまま女性になりきるのもそれはそれで面白いですが
せっかく催眠音声を制作してるのだから使えるものは使うのがいいと思います。
本作品の内容は女体化とすごく相性がいいですからね。
あと一部のシーンで大きめの声を出すので、音量は小さめにしておいたほうがビックリせずに済みます。

絶頂シーンは1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
催眠自体は軽めなので催眠音声を数多く聴いてる中上級者におすすめします。

CV:恋鈴桃歌さん
総時間 1:14:21(本編…1:09:24 フリートーク…4:57)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
2023年12月まで110円で販売されてます。
その場合の点数は8点です。



サークル「ホラーステップ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、声も態度も穏やかな語り部が
とある小さな村で行われるエッチな奇祭を主観的に味わわせます。

催眠よりもストーリーにとても力を入れてるのが特徴で
冒頭の10分間で催眠を軽くかけてから長めのドラマパートを挟み
エッチは3つのシーンに分けて違うプレイをしながらその様子をリアルに描きます。
過激な要素がいくつも入ってますからホラー耐性がある人にだけおすすめします。
奇祭の取材に出かけたはずが…
語り部に催眠をかけられ柏木アカリ(挿し絵上)、班目セリカ(挿し絵下)と変わったエッチをするお話。

「いらっしゃいませ、わたしはあなたを物語の世界へと誘う語り部です」
語り部は上品で穏やかな声のお姉さん。
音声を聴く際の注意事項を説明すると
主人公にある男女が実際に体験したお話をします。

本作品はダム開発で廃村となった村に伝わる不思議な祭を疑似体験することを目的に
語り部がおよそ130分に渡って軽めの催眠と長めのエッチをします。
彼女は物語を読み聞かせる天の声、他の2人はその中で会話したり直接責める役を担当します。

ストーリーを簡単に説明すると、物語の主人公は大学生で民俗学を研究しており
全国の祭を取材してる先輩アカリに頼まれて今回の奇祭に参加します。
そして進行役を務める巫女のセリカに指示される形で3種類のエッチをします。

ドラマの冒頭ではボートで移動する様子を環境音で表現し
祭の最中もバックで祝詞を流しながらエッチするシチュ重視の作りです。
ボイスドラマ成分が非常に高い作品ですから、嗜好が合うならかなりの没入感が得られます。

ホラーステップさんは名前の通りホラーを題材にした音声を制作されてます。
前作の「愛が重いヤンデレ雪女の怪」は割とソフトな内容でしたが
今作はかなり人を選ぶ内容だと先に言っておきます。
具体的にはきつめの言葉責め、鞭打ち、リョナに属する描写が出てきます(しかも音あり)。
アカリやセリカが狂ったように笑い出すシーンもありますし、ホラーが好きかで満足度が随分変わります。
コンパクトで手堅い催眠
催眠はおよそ7分間。
楽な姿勢で目を瞑り、まずは語り部の合図に従って深呼吸します。
そして物語の舞台となる山奥の小さな村をイメージし、カウントに合わせて深化の暗示を入れます。

「私の言葉に合わせて深呼吸 すって~、はいて~、すって~、はいて~ 息を吐くたび体から力が抜けていくのを感じる」
本作品の催眠は物語をリアルに体験させるためのスパイスみたいな位置づけなので
時間、内容いずれもかなり軽くなってます。
一応物語に入った後も暗示を多少は入れてきますが
実況、通常の会話、罵倒、喘ぎ声といった催眠の技術ではない要素のほうが圧倒的に多いです。

古典催眠の技術をベースにした極めてシンプルな催眠です。
物語や語り部の声に対する集中力を高めることを目的に
深呼吸の合図を出しながらリラックスする暗示を入れる
物語の舞台をイメージさせてからカウントに合わせて暗示を入れると一直線に進めます。

技術自体は基本に忠実で良いのでもう少し時間を長く取ったほうがいいでしょう。
催眠は継続して働きかけることで初めて成り立つ行為ですから
ドラマ部分と技術のバランスや噛み合わせ方をもう少し気にかければより良くなります。
人から獣に堕ちるエッチ
エッチシーンは3パート71分間。
プレイはキス、服越しの素股(疑似SEX)、鞭打ち、SEX(騎乗位)、顔を舐められる、○○です。

鞭打ち、SEX、○○の際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありません。

セリカ「これから皆様方には獣になりきっていただき目の前の女性と姦淫をしていただきます、姦淫…と言っても実際にするわけではなく、服を着たまま性器を相手の性器へおしつけるだけにして下さい」
セリカは砕けた口調で話す明るい声の女の子(祭の時だけ丁寧語に変わります)。
祭の準備を終えてから主人公を含む参加者たちに演舞を披露すると
目隠ししたままお互いの性器を押し付ける指示を出します。

エッチは終始アカリやセリカがリードします。
最初の「04 Hパート1_姦姦蛇螺の神事―宵宮―(約15分)」は次の儀式の主役を決めるシーン。
アカリが上に跨る体勢で服越しの素股をします。

アカリ「これはそういうお祭だから…ね?…キミ私のこと好きでしょ?お祭だから何してもいいんだよ♪」
セリカ「メヌチ、ホトゥナ、ジャラカンカン、メヌチ、ホトゥナ、ジャラカンカン」
アカリは彼が自分に好意を持ってることを既に知ってるらしく
明るい態度でこの機会に己の欲望をぶつけるように誘惑します。
そしてセリカは彼らを含めた参加者たちが素股してる様子を眺めながら祝詞を唱えます。
やってることはエッチなんだけど、儀式っぽさを持たせてるところが本作品らしいです。
またパートの後半からはアカリが獣のような下品な喘ぎ声を漏らします。

語り部「これはお祭、神様へ奉納する神聖な儀式、しかしそれすらも獣のあなたには関係ない、頭の中は目の前の牝を孕ませる事でいっぱい」
語り部はエッチに直接参加せず、これらの様子を実況しながら主人公の気持ちを語ります。
催眠者は語り部1人でアカリやセリカは普通にしゃべる催眠ボイスドラマの構成です。
祝詞や効果音も入ってるからその場にいる気分を味わいやすくなってます。

2番目の「05 Hパート2_姦姦蛇螺の神事―祝祭―(約22分)」はより踏み込んだプレイ。
先ほどの宵宮で限られた者しか参加出来ない神事に出ることが決まり、今度は生でSEXします。

語り部「そのヒダの動きはまるで甘いキャンディーを味わうように男性器を舐めて溶かし、先端から出る甘い蜜を味わい尽くす…そんな男のすべてを一滴残らずしゃぶりつくす貪欲に精を貪る器官」
彼にとっては好きな女性とエッチできる美味しい展開ですがこの話には裏があります。
それが何かは伏せるとして、このへんからホラー要素が徐々に強くなります。
SEXしてるはずなのにフェラっぽい水音が鳴るのが良い例です。
人間同士がする甘いエッチではなく、獣がする激しくてドロドロしたプレイです。

セリカ「お前は畜生だ!お前らは獣だ!」
語り部「蔑まれるのがキモチイイ」
またここではセリカや神事を観覧してる人たちから罵声が浴びせられます。
そして彼女たちに罵られたり獣に堕ちる快感を語り部が与えてくれます。
スリルや屈辱感といった心の快感を重視してるシチュが売りのSEXです。

そして最後の「06 Hパート3_異説:姦姦蛇螺―呪祭―(約34分)」は堕ちた彼にさらなる追い打ちをかけます。
ここはサークルさんが内容を完全に伏せられてるので本レビューでも具体的には書きません。
ただここまでハードな展開だとホラー耐性がない人には結構きついんじゃないかなと。
私は最後まで聴けましたけど、催眠音声ではまずやらないことをやってます。

実際に聴いた感想ですが、前作に引き続きドラマ部分は面白くて良かったです。
14分のドラマパートを挟んでからエッチに進むので背景がわかりやすいし
エッチもパートごとに内容が結構違って個性が強いです。
ここで言う「面白い」はホラーとしての興味深さですから抜きにはあまり向きませんけど
ホラーが好きなサークルさんでそこが良いならOKなんじゃないでしょうか。

ただこの内容なら催眠はむしろ絡めないほうがいいと思います。
催眠とかなり相性の悪い要素が入ってますから。
相当に実力がある人でもこの題材で催眠音声として成り立たせるのは至難の業です。

イートミーや丸呑みを題材にした催眠音声もありますけど
それらは聴き手が受け入れやすく感じるようにセリフの表現を工夫してます。
本作品でも同様のことをしてたら随分違ったかもしれません。
ボイスドラマとしてなら
催眠よりも物語のほうがずっと魅力的なドM向け作品です。

語り部は小さな村で18年ぶりに開催された奇祭を主観的に楽しませようと
まずは軽めの催眠をかけたりストーリーを語って物語の世界に引き込みます。
そしてエッチはアカリやセリカのセリフも交えて後になるほどハードなプレイをします。

語り部に案内されて奇祭に参加し変わったエッチを体験するシチュ
物語の登場人物もしゃべりながら臨場感を持たせて進めるボイスドラマ性の高い作り
祭の流れに沿ってパートごとに違うプレイをするテーマに沿ったエッチ。
催眠よりも物語を楽しませる形で作品を組み立ててます。

中でもエッチは「随分攻めてるなぁ」と言えるくらい思い切ったことをしてます。
同人音声でも滅多に見かけないプレイなので個性が強いです。
私は「怖い」よりも「グロい」と感じました。
そういうのがいける人なら結構刺さるのではないかなと。

催眠については前作が技術とストーリーの絡め方が上手かっただけに
今作はそれよりもギクシャクしてる印象です。
チャレンジ精神は大いに買うので次回作では上手く形にされることを期待してます。

絶頂シーンは2回。
喘ぎ声それなり、淫語・くちゅ音・ちゅぱ音そこそこです。

CV:語り部…琴音有波さん 柏木アカリ…恋鈴桃歌さん 班目セリカ…御子柴泉さん
総時間 2:23:27(本編…2:12:12 フリートーク…11:15)

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
2023年3月31日まで330円で販売されてます。
その場合の点数は7点です。
2023年3月15日まで50%OFFの165円で販売されてます。



サークル「ホラーステップ」さんの催眠音声作品。

今回紹介するサークルさんの処女作は、声も態度も穏やかな語り部が
怪談を交えたエッチな催眠でスリルと快感を与えます。

催眠の技術を使って物語の主人公になりきらせながら進めるのが特徴で
誘導は短く済ませてから怪談をしっかり話し
エッチは語り部、ヒロイン、雪女が協力する形で非現実的なプレイを疑似体験させます。

ネタバレを極力防ぐために普段よりも伏せ気味に書いてますのでご了承ください。
怪談と催眠で暑い時期を乗り切ろう
語り部に催眠をかけられ、幼馴染の和(のどか)や雪女とエッチするお話。

「いらっしゃいませ 私はあなたを物語の世界へいざなう 語り部です」
語り部は上品で落ち着いた声の女性。
音声を聴く際の注意事項や作品のコンセプトを簡単に説明すると
いくつか準備してから催眠をかけ始めます。

本作品は雪山で遭難した男女が実際に体験した出来事を疑似体験することを目的に
彼女がおよそ60分に渡って催眠、怪談、エッチを組み合わせたサービスをします。
彼女は催眠者兼案内役として天の声を務め、他の2人は普通に話しながら直接責める役を担当します。

和「吹雪はまるで弱まる気配がなく 何日も続いて いよいよダメかなって思った時 外を見ると 吹雪の向こうから女の人が1人 歩いてくる」
最大の特徴は怪談を話しながら暗示を入れたりエッチすること。
軽い催眠誘導をした後に20分くらいかけて和が怪談をし(怪談の中でも怪談するスタイル)
その後は和の怪談に沿った形で割とスリリングなプレイをします。

怖がらせたりゾクゾクさせながら絶頂へ持っていくことを目指してるので
純粋なエロさよりもシチュで興奮させる意味合いが強いです。

具体的にはやってはいけないことをする快感とか、自分がダメになる快感ですね。
ものすごく怖いお話ってわけではないので、苦手な人でもない限り最後まで聴けると思います。

催眠誘導はおよそ5分間。
横になって目を瞑り、深呼吸とカウントでリラックスや深化をします。

「体の力が抜けて 心地いい脱力感がしてきます」
「明かりが消え あなたの意識は深く深く落ちていく」

これが1作目のサークルさんだから聴く前はどうかなーと思ってたんですけど
基本に忠実な誘導をしてて中程度くらいまでは入れました。
深呼吸は吐いた直後にだけ脱力する暗示を入れ、カウントもイメージと組み合わせてわかりやすくしてます。
催眠音声の出演が非常に多い琴音有波さんを起用されてるのも良いです。

ここだけで深いところまで入れる人はあまりないでしょうから
意識が多少ぼやけるくらいの変化があれば十分だと思います。
この後から始まる怪談では集中力とイメージ力を高めてくれますし
エッチも語り部が実況しながら気持ちよくなる暗示を入れて臨場感を出します。

処女作として見るぶんには十分な品質を持ってます。
スリルと背徳感を与えてくれるエッチ
エッチシーンは2パート26分間。
プレイはハグ、キス、性器の相互愛撫、○○、オナニーです。

手コキの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありです。

和「ねぇ もっとくっつかない? 少しでも密着したほうが温かいよ」
雪女に関する怪談を終えた和は
吹雪がまったく収まらず不安がってる主人公を見て自分から密着します。

エッチは和と雪女が役割分担して責めます。
最初の「04 Hパート(1)禁忌<タブー>を犯す禁断の交わり(約17分)」はイチャラブ寄りのプレイ。
ハグから始まりキス、性器の相互愛撫と繋げて一緒の絶頂を目指します。

語り部「彼女のことを意識すればするほど 興奮が高まり 止められない」
和は彼のことがずっと好きだったけど今まで告白できずにいました。
しかしお互いに助かるかどうかわからない状況になって自分の想いを伝えます。
そして彼女の温もりや手コキの快感を語り部が主観視点で話して臨場感を出します。
幼馴染が恋人になる状況だけを見れば甘く温かいプレイと言えます。

しかし本作品は怪談をテーマにしてるのでそのまま終わることはありません。
途中から雪女が登場しある行為をするように呼び掛けます。
それが何かは音声を聴けば誰でもわかるし、やり方も至って簡単です。
実際にやってみればスリルや没入感がさらに高まるでしょう。

またパート終盤ではこの行為を絡めた面白い言葉遊びが登場します。
他の作品だと「スパイの快楽尋問催眠」や「生徒紙導」で使われてて珍しいです。
やってはいけないことをする快感も含めて本作品らしいやり方で心と体を盛り上げます。

続く「05 Hパート(1)禁忌<タブー>のその先~雪女との洗脳同化H~(約9分)」はオナニー。
事前に交わした約束を破った罰として雪女が憑依や洗脳しながらおちんちんをしごかせます。

語り部「あなたと 雪女の境目がなくなり ひとつになる」
ここでも先ほど説明したある行為を積極的に絡めます。
暗示を使って自分が自分でなくなる感覚も与えてきますし
悪い女性に弄ばれる様子を主観的に体験させてマゾ射精へ追い込みます。
プレイ時間が短めなので事前に2日くらい溜めておいたほうが抜きやすいかなと。

実際に聴いた感想ですが、私は冒頭に催眠をちょろっとやって
あとは普通に怪談を話したり同人音声と同じエッチをするのだろうと予想してました。
でも実際は怪談、催眠、エッチが相互に協力するなかなか凝った作品になってて良かったです。
催眠パートは短いですけどかけ方はしっかりしてますし
エッチも語り部と他の2人で役割やセリフの表現に明確な違いがあります。

作品の売りである怪談も語り部がするもの(全編)と
和がするもの(03 ドラマパート)を組み合わせてあって面白いです。
一度流れを教えてから聴き手が体験する形にしたほうがイメージ力と没入感が上がります。
私はそこまで怖いとは思わなかったのですが、人によっては違う感想を抱くのかもしれません。
面白い切り口の作品
怪談をただ話すのではなく、催眠との連携を取ってお届けするややM~M向けの作品です。

語り部は主人公を物語の世界へどっぷり浸らせようと
軽い催眠をかけてからドラマパートへ繋げて没入感を与えます。
そしてエッチは和とする純愛系のプレイと、雪女の憑依プレイを組み合わせて
スリルや背徳感をはらんだ射精に導きます。

語り部が雪山で遭難した男女に関する怪談をしながら暗示を入れるシチュ
怪談の中で怪談をし、その出来事をエッチで実際に体験する変わった演出
前半はイチャラブ系のプレイ、後半はスリリングなプレイをする落差の大きいエッチ。
サークルさんが掲げてる「【ホラー×快楽】」に沿った個性的で涼しい作品に仕上がってます。

中でも怪談は内容が面白かったし催眠との絡め方も考えられてて良いです。
こういうタイプの作品は物語しながら催眠をかけるほうが良質になるんですけど
これが1作目のサークルさんにそれを求めるのはさすがに酷だと思います。
現時点で催眠の腕はそれなりの水準に達してるので、経験さえ積めばより良くなると見てます。

エッチは序盤でも書いたようにエロさよりもシチュで興奮させます。
憑依や洗脳を扱ってることを考えればある程度Mな人のほうが相性は良いでしょう。
うるさく感じないレベルで音楽や音響効果も使ってて雰囲気作りが上手いです。

価格がたったの110円と激安のも大きな魅力です。
(2022年10月31日まで。その後は700円になるそうです)
内容を理解したうえで聴くならまず損はしません。
手を抜いてると感じる部分も特にないですし、今後のご活躍が期待できるサークルさんだと思います。

射精シーンは1回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:琴音有波さん、恋鈴桃歌さん
総時間 1:03:19

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
63分で110円とコスパが良いので+1してあります。
700円に上がった後もコスパは良いと思うので+1を継続します。

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