サークル「ホラーステップ」さんの催眠音声作品。

今回紹介するサークルさんの処女作は、声も態度も穏やかな語り部が
怪談を交えたエッチな催眠でスリルと快感を与えます。

催眠の技術を使って物語の主人公になりきらせながら進めるのが特徴で
誘導は短く済ませてから怪談をしっかり話し
エッチは語り部、ヒロイン、雪女が協力する形で非現実的なプレイを疑似体験させます。

ネタバレを極力防ぐために普段よりも伏せ気味に書いてますのでご了承ください。
怪談と催眠で暑い時期を乗り切ろう
語り部に催眠をかけられ、幼馴染の和(のどか)や雪女とエッチするお話。

「いらっしゃいませ 私はあなたを物語の世界へいざなう 語り部です」
語り部は上品で落ち着いた声の女性。
音声を聴く際の注意事項や作品のコンセプトを簡単に説明すると
いくつか準備してから催眠をかけ始めます。

本作品は雪山で遭難した男女が実際に体験した出来事を疑似体験することを目的に
彼女がおよそ60分に渡って催眠、怪談、エッチを組み合わせたサービスをします。
彼女は催眠者兼案内役として天の声を務め、他の2人は普通に話しながら直接責める役を担当します。

和「吹雪はまるで弱まる気配がなく 何日も続いて いよいよダメかなって思った時 外を見ると 吹雪の向こうから女の人が1人 歩いてくる」
最大の特徴は怪談を話しながら暗示を入れたりエッチすること。
軽い催眠誘導をした後に20分くらいかけて和が怪談をし(怪談の中でも怪談するスタイル)
その後は和の怪談に沿った形で割とスリリングなプレイをします。

怖がらせたりゾクゾクさせながら絶頂へ持っていくことを目指してるので
純粋なエロさよりもシチュで興奮させる意味合いが強いです。

具体的にはやってはいけないことをする快感とか、自分がダメになる快感ですね。
ものすごく怖いお話ってわけではないので、苦手な人でもない限り最後まで聴けると思います。

催眠誘導はおよそ5分間。
横になって目を瞑り、深呼吸とカウントでリラックスや深化をします。

「体の力が抜けて 心地いい脱力感がしてきます」
「明かりが消え あなたの意識は深く深く落ちていく」

これが1作目のサークルさんだから聴く前はどうかなーと思ってたんですけど
基本に忠実な誘導をしてて中程度くらいまでは入れました。
深呼吸は吐いた直後にだけ脱力する暗示を入れ、カウントもイメージと組み合わせてわかりやすくしてます。
催眠音声の出演が非常に多い琴音有波さんを起用されてるのも良いです。

ここだけで深いところまで入れる人はあまりないでしょうから
意識が多少ぼやけるくらいの変化があれば十分だと思います。
この後から始まる怪談では集中力とイメージ力を高めてくれますし
エッチも語り部が実況しながら気持ちよくなる暗示を入れて臨場感を出します。

処女作として見るぶんには十分な品質を持ってます。
スリルと背徳感を与えてくれるエッチ
エッチシーンは2パート26分間。
プレイはハグ、キス、性器の相互愛撫、○○、オナニーです。

手コキの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありです。

和「ねぇ もっとくっつかない? 少しでも密着したほうが温かいよ」
雪女に関する怪談を終えた和は
吹雪がまったく収まらず不安がってる主人公を見て自分から密着します。

エッチは和と雪女が役割分担して責めます。
最初の「04 Hパート(1)禁忌<タブー>を犯す禁断の交わり(約17分)」はイチャラブ寄りのプレイ。
ハグから始まりキス、性器の相互愛撫と繋げて一緒の絶頂を目指します。

語り部「彼女のことを意識すればするほど 興奮が高まり 止められない」
和は彼のことがずっと好きだったけど今まで告白できずにいました。
しかしお互いに助かるかどうかわからない状況になって自分の想いを伝えます。
そして彼女の温もりや手コキの快感を語り部が主観視点で話して臨場感を出します。
幼馴染が恋人になる状況だけを見れば甘く温かいプレイと言えます。

しかし本作品は怪談をテーマにしてるのでそのまま終わることはありません。
途中から雪女が登場しある行為をするように呼び掛けます。
それが何かは音声を聴けば誰でもわかるし、やり方も至って簡単です。
実際にやってみればスリルや没入感がさらに高まるでしょう。

またパート終盤ではこの行為を絡めた面白い言葉遊びが登場します。
他の作品だと「スパイの快楽尋問催眠」や「生徒紙導」で使われてて珍しいです。
やってはいけないことをする快感も含めて本作品らしいやり方で心と体を盛り上げます。

続く「05 Hパート(1)禁忌<タブー>のその先~雪女との洗脳同化H~(約9分)」はオナニー。
事前に交わした約束を破った罰として雪女が憑依や洗脳しながらおちんちんをしごかせます。

語り部「あなたと 雪女の境目がなくなり ひとつになる」
ここでも先ほど説明したある行為を積極的に絡めます。
暗示を使って自分が自分でなくなる感覚も与えてきますし
悪い女性に弄ばれる様子を主観的に体験させてマゾ射精へ追い込みます。
プレイ時間が短めなので事前に2日くらい溜めておいたほうが抜きやすいかなと。

実際に聴いた感想ですが、私は冒頭に催眠をちょろっとやって
あとは普通に怪談を話したり同人音声と同じエッチをするのだろうと予想してました。
でも実際は怪談、催眠、エッチが相互に協力するなかなか凝った作品になってて良かったです。
催眠パートは短いですけどかけ方はしっかりしてますし
エッチも語り部と他の2人で役割やセリフの表現に明確な違いがあります。

作品の売りである怪談も語り部がするもの(全編)と
和がするもの(03 ドラマパート)を組み合わせてあって面白いです。
一度流れを教えてから聴き手が体験する形にしたほうがイメージ力と没入感が上がります。
私はそこまで怖いとは思わなかったのですが、人によっては違う感想を抱くのかもしれません。
面白い切り口の作品
怪談をただ話すのではなく、催眠との連携を取ってお届けするややM~M向けの作品です。

語り部は主人公を物語の世界へどっぷり浸らせようと
軽い催眠をかけてからドラマパートへ繋げて没入感を与えます。
そしてエッチは和とする純愛系のプレイと、雪女の憑依プレイを組み合わせて
スリルや背徳感をはらんだ射精に導きます。

語り部が雪山で遭難した男女に関する怪談をしながら暗示を入れるシチュ
怪談の中で怪談をし、その出来事をエッチで実際に体験する変わった演出
前半はイチャラブ系のプレイ、後半はスリリングなプレイをする落差の大きいエッチ。
サークルさんが掲げてる「【ホラー×快楽】」に沿った個性的で涼しい作品に仕上がってます。

中でも怪談は内容が面白かったし催眠との絡め方も考えられてて良いです。
こういうタイプの作品は物語しながら催眠をかけるほうが良質になるんですけど
これが1作目のサークルさんにそれを求めるのはさすがに酷だと思います。
現時点で催眠の腕はそれなりの水準に達してるので、経験さえ積めばより良くなると見てます。

エッチは序盤でも書いたようにエロさよりもシチュで興奮させます。
憑依や洗脳を扱ってることを考えればある程度Mな人のほうが相性は良いでしょう。
うるさく感じないレベルで音楽や音響効果も使ってて雰囲気作りが上手いです。

価格がたったの110円と激安のも大きな魅力です。
(2022年10月31日まで。その後は700円になるそうです)
内容を理解したうえで聴くならまず損はしません。
手を抜いてると感じる部分も特にないですし、今後のご活躍が期待できるサークルさんだと思います。

射精シーンは1回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:琴音有波さん、恋鈴桃歌さん
総時間 1:03:19

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
63分で110円とコスパが良いので+1してあります。
700円に上がった後もコスパは良いと思うので+1を継続します。