サークル「ホラーステップ」さんの催眠音声作品。
今回紹介する作品は、声も態度も穏やかな語り部が
深夜のドライブインで起きたエッチな怪異を疑似体験させます。
物語や作品固有の要素を駆使して快感、没入感、スリルを与えるのが特徴で
催眠は深呼吸やカウントに合わせて暗示を丁寧に入れるシンプルな誘導を行い
それからヒロインのオナニー→かくれんぼ→オナニー&憑依とホラー成分を少しずつ強化します。
ドライブインに潜む怪しい影
「いらっしゃいませ、わたしはあなたを物語の世界へと誘う語り部です」
語り部はややトーンが低く落ち着いた声の女性。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
主人公の前でキセルを吸いながら雑談します。
本作品は怖くてエッチな出来事を疑似体験することを目的に
彼女がおよそ70分に渡って催眠をかけたり怪談形式のエッチをします。
彼女は催眠者&進行役なのでエッチに直接参加することはなく
代わりに挿し絵の湯檜曽(ゆびそ)はるなや亀姫が相手します。
謎の声「見てるよ!」
語り部「見られるのは気持ちいいですね もっと見られたいですね 見て欲しい見て欲しい もっと見て!」
一番の魅力はストーリー。
謎の存在とかくれんぼしたり、その結果自分が乗っ取られる感覚をリアルに味わいます。
「90分ぐらいのホラー映画の様な感覚で楽しめる作品を目指して作りました」とおっしゃってるように
催眠は割とシンプルにこなして怪談に力を入れてます。
でも誘導自体はしっかりしており、聴いてれば十分な深さまで入れるように作られてます。
大まかなあらすじを説明しますと、深夜のドライブインで休憩中の主人公にはるなが声をかけ
ここで起きる怪異の内容を話したり、その際にやってはいけない3つのことを教えます。
しかし彼は誘惑に負けてそれを破ってしまい、最後は心と体を乗っ取られます。
これらはあくまで語り部が話す物語ですから
聴き手に対してもそこまで過激な体験をさせることをありません。
他人に体を操られながらオナニーするとか、自分がダメになっていく快感を与えるあたりに留めます。
怖さよりも快感を前面に押し出してるので、少なくとも私はそんなに怖いって感覚はなかったです。
スリルやゾクゾク感といった程よい刺激が味わえます。
グロい要素はまったくないからそういうのが苦手な人でも普通に聴けます。
やることを絞った堅実な催眠
横になって目を瞑り、まずは深呼吸しながら語り部の言葉に耳を傾けます。
「すって~、はいて~、体がふわりふわりとして心地のいい脱力感がしてくるかもしれませんね」
ここはまだ物語の世界へ移動する前にあたるので
怪談は無理に絡めず合図を出したりリラックスを促す暗示を入れます。
暗示の入れ方や表現方法が的確で聴けば聴くほど心がほぐれます。
こういう基本的な技法のほうがサークルさんの実力もわかりやすいです。
「カウントがゼロになると あなたは暗闇に落ちていく 足を踏み外して 奈落の底へと落ちていく」
お次は自分が暗い森の中にいる様子をイメージし
カウントダウンに合わせて全身が落ちていく感覚を与えます。
これも催眠音声では定番のアプローチで、ストンと落ちる面白い感覚が味わえます。
またここだけは彼女の声にエフェクトがかかって左右へ小まめに移動します。
深呼吸して、カウントダウンする非常にシンプルな催眠です。
聴き手を怪談の世界へ案内することを目的に
深呼吸する時はリラックス、カウントの時は深化の暗示を小まめに入れます。
時間が7分と短いことも含めて、このパート単体ではそこまで効果は強くありません。
しかしこの後エッチでさらに深化させるアプローチをかけますから
最終的にはそれなりの深さまで入れると思います。
作品全体で見れば結構しっかりしてる催眠と言えます。
スリルと快感を少しずつ高めるエッチ
プレイははるなのオナニー、かくれんぼ、オナニー、憑依です。
エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
はるな「ん…ぁっヤバッ…んッッッ、ぁ…きっ…あっ…くんっ…んひっ…」
語り部「押し殺すような喘ぎ声。声の主は先ほどの彼女」
語り部に催眠をかけられ夢の世界に降り立った主人公は
そこで物語のヒロインにあたるはるながオナニーしてる様子を眺めます。
エッチは語り部が実況や暗示を担当し、他のキャラが責める形で行います。
最初の2パート20分間は興奮、没入感、催眠の感覚を強化するシーン。
「【4】夢『彼女の痴態』(約3分)」ははるなのオナニーをこっそり覗き
「【5】Hパート1 怪異『おーい』(約17分)」は謎の声や亀姫とかくれんぼをします。
はるな「見てるんだろう?次は…あんたの番」
4番目のパートはシチュだけを見れば美味しいですけど
ここは夢の中で彼女が本当にオナニーしてるかどうかは怪しいです。
妖怪が恋人や家族に変身して相手を油断させるのと同じで、彼の興味を引くためにやってるのだと思います。
このへんは表現をぼかしてあるから人によって解釈が変わるんじゃないかなと。
5番目のパートは深化や感度強化といった準備の意味合いが強いプレイ。
「おーい」というやや野太い声が至るところで鳴り響き
それから逃げたり追いつかれる様子を描きながら暗示を厚めに入れます。
語り部「堕ちる落ちる意識が落ちる 底なしの落とし穴 意識がどこまでも落ちる さっきの暗闇の世界へと引き戻される」
ここは逃げるシーンで催眠状態をさらに深めるアプローチをかけており
またちょっとした罠を張ってそれを一気に加速させる面白い演出も登場します。
謎の存在の声に答えたり見つけられることに快感を覚えさせるなど
純粋なエロさを極力削って作品固有の要素で気持ちよくします。
やってはいけないことをする快感に近いものが味わえました。
最後の「【6】Hパート2 怪異『本当に』(約26分)」は本作品のメインパート。
序盤から中盤は謎の存在に体を乗っ取られた状態でオナニーし
射精後は憑依をさらに進めて彼の心まで奪い取ります。
はるな「ハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタ」
語り部「彼女の存在を強く感じる。体の中に彼女の存在を感じて、心の中にも彼女の存在を感じる」
ここは「おーい」の他に「ハイレタ」を連呼することが多く
語り部はそれに合わせて相手に体を乗っ取られるほど気持ちよくなる暗示を入れます。
自分がダメになる感覚とか、自分でなくなる感覚を与える形です。
不穏なBGMも流すなど、最も盛り上がるし怖さも味わえるパートと言えます。
BGMは流れないバージョンもあります。
オナニーはパート中盤に10分ほどやる割とシンプルなものです。
しかしここも特定のワードを起点にいじるルールで進めます。
フィニッシュの時も体を支配されるスリルを小まめに与えるシチュ重視のプレイです。
この内容なら2~3日溜めてから聴いたほうが抜きやすいでしょう。
語り部「彼女に見つかるたびにあなたの意識は薄れていく 『○○』というのがキモチイイ 見つけてもらえて気持ちいい 入ってもらえるのがキモチイイ」
終盤の7分間はタイトルにもなってる「取り憑かれ」を完成させます。
絶頂シーンはなく、意識が薄れたり自分が壊れる暗示を入れる感じです。
表現がまろやかですからそんなに怖さを感じることはないでしょう。
射精して終わりではなく、こういうシーンを用意するところにこだわりを感じます。
このようにエロさを極力抑えてシチュ、キーワード、暗示で気持ちよくする独特なエッチが繰り広げられてます。
変わってるがよくできてる作品
語り部は深夜のドライブインで起きた怪異をできるだけリアルに味わわせようと
まずはコンパクトな催眠でリラックスと集中力を高めます。
そしてエッチはパートごとに違うことをやりながら暗示を厚めに入れて
快感、恍惚感、誰かに支配される感覚、ダメになる感覚を与えます。
語り部の物語を聴いてエッチな怪談を疑似体験するシチュ
導入は短くまとめ、エッチの最中も深化を進める風変わりな催眠
一般的なプレイよりもかくれんぼや憑依で心身両面を気持ちよくするテーマに沿ったエッチ。
怪談の臨場感を出すために催眠の技術を活用する形で作品を組み立ててます。
中でもエッチはあまりエロくないけどイメージ力が高まってるおかげで
今自分がどういう体験をしてるかを結構リアルに味わえてゾクゾクしました。
オナニーも上手く言葉にできませんが普段やるのとは少し違う感覚で満足してます。
射精よりも謎の存在に見つかったり、憑依されるほうが快感は強かったです。
良くも悪くもシチュ重視の作品かなと。
ホラー要素はごく一部で突然声を出したり、壊れたように同じ言葉を繰り返すのが当てはまります。
表現を結構ぼかしてるからガツンとくる感じではないです。
物語の主人公がその後どうなったかも語られてません。
視聴後は心が波立ってる様子はなく普段通りに活動できました。
射精シーンは1回。
喘ぎ声そこそこ、淫語ごく僅か、ちゅぱ音はありません。
以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
おまけは「古びたドライブインで起きた出来事」とフリートークです。
CV:語り部…琴音有波さん 湯檜曽はるな/亀姫…恋鈴桃歌さん 謎の声/男童…山田じぇみ子さん
総時間 1:30:43(本編…1:12:20 おまけ…18:23)
オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点

体験版はこちらにあります
追記
2025年9月25日まで50%OFFの385円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。
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