同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2014年05月

   ● 甘夏


えっちで真面目な先生のぽかぽか催眠

サークル「ヒプノズッキーニ」さんの催眠音声作品。
今回が処女作となる新規のサークルさんです。

本作品は挿し絵のイメージにぴったりな癒し系ボイスの先生が
聴き手に催眠で勇気とエッチな気分を味わわせてくれます。
1つの物語の中で2回催眠を行うかなり珍しい作りが特徴で
催眠に慣れていない人ほど1回目と2回目で大きな感覚の違いが味わえるでしょう。

エッチは先生がちょっぴり意地悪になって焦らしながら責めてくれます。
ちゅぱ音・くちゅ音・喘ぎ声といったエッチな音声もバッチリ入ってますから
催眠的な感覚とエッチな気分が両方同時に楽しめます。



成績を上げるにはまず気持ちから
先生に2種類の催眠をかけてもらうお話。

「失礼しまーす こんにちは どうも 初めまして」
先生は癒しを感じる甘く柔らかい声の女性。
学校の成績が悪い主人公の家庭教師を務めることになった彼女は
催眠を使って彼にやる気を出してもらおうとします。

冒頭でも書いた通り本作品では催眠を2回行います。
1回目は勉強をやる気にするための暗示で非エロ
2回目は先生と簡単な主従関係を結んでからのエッチで
いずれも古典系催眠の色が強いですが細かい進め方は大きく違います。
内容的にも独立していますし時間が厳しければ分けて聴くのもいいでしょう。
もちろんどちらにも解除音声が用意されています。

1回目の催眠は27分ほど。
最初は15分ほどの長い時間を取って深呼吸と脱力を行います。

「右腕が 温かい それと同時に 腕が だんだんと 重くなっていく」
タイトルに「ぽかぽか催眠」とあるように、先生は適度に体に温かさを感じさせてきます。
お風呂に浸かっている時をイメージしながら取り組むと実感しやすいかもしれません。
作品全体を通して先生が非常にゆっくりと話しかけてくれますから
単に声を聴いているだけでもある程度のリラックス効果が見込めます。

「あなたは 頑張れる 頑張れる 頑張れる」
お次は自分の内面をイメージし、そこにまず泣いている自分を置き
彼女の励ますような暗示を聴きながら次第に笑っている自分を浮かび上がらせ
泣いている自分を遠くに追いやることで心に活力を注ぎ込みます。

リラックス部分では割と穏やかだった彼女の声が
ここでは一気に語気を強めて音でも元気を与えてくれているのが印象的でした。
「~しなければならない」と決めつけるようなセリフがやや多い点が気になりましたが
ダメな自分を消し去るのではなく遠ざけている表現はとても良いと思います。

入念にリラックスしてから暗示を入れる至ってシンプルな催眠です。
エッチな要素も一切なく終始落ち着いた気持ちで聴けますし
途中で寝落ちしてしまう方がいるかもしれません。
彼女のキャラと声に合った心身が癒されるひと時を過ごせます。

「そうだ 吸う時間の2倍かけて 息を吐きだすんだった」
今回は先生がまだ催眠にそれほど慣れていない設定がされていて
彼女が進めていく中で何度かミスをします。
これらに加えて催眠における深化の役割を担う部分が無いことから
リラックスはできても深い催眠状態に入れる人はそこまで多くないと私は考えています。

上で触れた決めつけるようなセリフなども含めておそらくすべて演出なのでしょう。
催眠音声でわざと失敗することの是非については敢えて明言を避けさせていただきます。



先生の特訓の成果はいかに?
2回目の催眠は28分30秒ほど。
楽な服装に着替えたり布団に潜り込んでリラックスできる環境を整えてから
前回と同様に深呼吸と脱力を始めます。

「あれ? なんだろう? 頭の中に 小さな光の玉が 浮かんできた」
今回は先生が色々と練習をしてきたうえでの催眠ということで
最初の心遣いに始まって、深呼吸では並行して催眠に効果的なイメージを交えたり
脱力では一旦力を入れてから抜くのを何度も繰り返すなど
全体的に進め方が丁寧になってパワーアップしています。

特にリラックスしている最中に流れ続けるメトロノームの音がいいですね。
「カツ カツ」とゆっくり刻まれる規則正しい音を聴いていると
なんだかとっても心が安らいでくるのを感じます。

「ここは どこだろう あたり一面に 暗闇が広がっている」
そして心身を十分にリラックスさせた後は
暗い空間にうっすらと見える階段を下りていきます。
カウントを刻みながら下りる催眠音声ではお馴染みの方法で
同時に入る「深い」などの暗示で一気に心を沈めてくれます。

大まかな流れは1回目とさほど変わらないのですが
細かい部分に気を配ってくれていたり、進め方がやや変則的だったりと
催眠の威力と面白さの両方が進化していると感じました。
イメージも漠然と「体が温かくなる」ではなく「額が冷たい」「お腹が温かくなる」など
聴き手を催眠へと持っていこうとする明らかな意思が窺えます。

1回目でしっくりこなかった人もこちらは満足していただけるのではないでしょうか。
個人的には暗示の言い回しのバリエーションをもっと多彩にした方が良いと思うのですが
進め方については特に問題を感じません。



とことん焦らして感度を高める
エッチシーンは58分と長め。
プレイは愛撫、耳吹き、耳舐め、乳首責め、亀頭責め、キス、フェラ、SEX(騎乗位)です。

SEXで膣で締め上げる時とピストン時にリアルなくちゅ音が鳴ります。
セルフはありません。

「じっくり じっくり追い詰めて 私じゃなきゃ ダメな体にしてあげる」
階段を下りた後とある部屋へとやってきた主人公は
そこで先生らしきお姉さんに体を拘束されて快楽漬けにされます。

エッチは身動きが取れない状態にされたまま彼女から一方的に責められます。
先生のキャラなら甘やかされながら抜いてくれるのだろうと思っていただけに意外です。
でも声質はいつもとさほど変わりませんし雰囲気は割と甘い方ですね。

「ゾクゾクとした刺激が 耳から 全身へ広がる」
進め方は催眠らしく客観的な描写に暗示を絡めながら
実際に彼女の相手をしているかのように聴き手に感覚を刷り込んでいきます。
ただそこまで暗示でガチガチに縛るようなスタイルではなくて
ちゅぱ音や喘ぎ声といったエッチな音声も鳴らす雰囲気重視の作りです。

「そうだ いい提案があるの 私以外を 頭からなくすの」
暗示は健忘に挑戦しているのが珍しいですね。
主人公が他の女性に移り気しないように情報そのものを抹消するわけです。
記憶支配と呼ばれる難度の高い催眠で、被暗示性の非常に高い人なら
もしかしたら一時的にリアルの彼女さんの名前を忘れたりすることがあるかもしれません。

エッチは最初に指が触れるか触れないかの弱い刺激の愛撫をするところから
乳首やおちんちんををわざとスルーしたりと徹底的に焦らすプレイが繰り広げられます。
女性にじわじわと体を犯されていくワクワクする感覚が味わえるでしょう。
もちろん射精は彼女が許可するまでできません。
(といってもドライ系なので射精の表現がされないという意味です)

「うふふっ 食べちゃった」
中でも挿入後にピストンせずにおちんちんを刺激するプレイが強力で
先生は腰を落とした状態で「にちゃ ぬちゅ」といやらしい音を立てながら締め上げます。
効果音がエロくてそれだけで興奮できますし、軽い暗示も入れてくれますので
非現実的にも思えるのですがプレイの雰囲気はわかりやすいです。
清楚系キャラの彼女がそんな淫乱な責めを見せてくれる点もすごく燃えるものがあります。

絶頂は中盤の亀頭責めと最後の連続絶頂でいずれもドライです。
特に最後のは事前のプレイのエロさでパワーが十分に集まっているのと
艶めかしい喘ぎ声や何度も刻まれるカウントのおかげでイきやすく
脳や股間に熱さや気持ちよさを感じやすいと思います。

このように、ちょっぴり意地悪な女性に弄ばれる若干M向けなエッチが楽しめます。



のんびりとした空気に包まれた作品
先生が終始意識して間を長く取りながら語り掛けてくれて
聴いている最中はとても時間が緩やかに流れているように感じられました。

催眠に入る前に10分ほどの時間を割いて聴き手との信頼関係を築こうとしたり
2回とも深呼吸と脱力の時間を長めに取ったりとリラックスに力が入れられていて
比較的経験の浅い方に対しても彼女の暗示を受け入れやすい環境を作り上げています。
その後についてはこのタイプの催眠だとある程度被暗示性に左右されてしまうのですが
少なくともより多くの人に催眠を楽しんでもらいたいと願う意思は感じられます。

処女作でありながらそういった雰囲気を作り上げるのに成功している
サークルさんの気配りに私は素直に拍手を送りたいです。
それと同時に今後の作品に大きな期待も持てました。

しかし催眠音声として見た場合、全体的に暗示が薄いとも感じました。
時間がとんでもなく長いため終始暗示を入れ続けるのが難しいのはわかるのですが
イメージや客観的な描写を頑張るあまり肝心の暗示がその分疎かになって
状況を聴いて聴き手が勝手に反応することを要求される場合がしばしばあります。
特にエッチシーンの後半でその傾向が強く見られました。
また長時間であることを考えて適度に催眠をかけ直してくれなかったのも残念です。

催眠は敢えて大きな冒険はせずに
基本的には手堅く効果的な方法を使って確実に催眠状態へと導いてくれます。
1回目よりも2回目の方が確実に深く入れるでしょう。

エッチは先生が主人公を虜にしたいこともあってわざと焦らしながら
こちらが彼女により大きな快感をおねだりしたくなるように誘導します。
催眠音声の中ではちゅぱ音をまき散らしたり喘ぐシーンが多めのため
純粋にエッチな気分を維持しやすいと言えます。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもそれなりです。

一部で手厳しいことも言わせていただきましたが
処女作として考えた場合とてつもなくレベルの高い作品です。
おそらく今後経験を積むにしたがって上で述べた諸々の問題は解決されていくでしょう。
これからの活躍が大いに期待できるサークルさんだと思います。

おまけは卯月杏奈さんのフリートークです。

CV:卯月杏奈さん
総時間 本編…2:31:37 おまけ…2:23


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の評価は5点。
コスパを考えて+1してあります。
1回目の催眠が無ければもう1点プラスしてました。
あと声は癒し系ですがプレイはそうじゃない点もご注意ください。


ヒプノガストリップ

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

本作品は研究施設での実験台として女研究者に様々なガスを注入されながら
少しずつ心と体を彼女の言いなりになるように作り変えられます。
今回は椅子に拘束されてプレイを行うややハードな内容となっており
人を選ぶ部分もありますが手足の自由や体の感覚を操られる気分は味わいやすいです。

エッチは大人のおもちゃを使って半ば強引に絶頂へと追い込まれます。
襲い掛かってくる彼女の声と器具のモーター音によって
自分の意思とは裏腹に勝手に股間に熱が集まってくるのを感じることでしょう。

作品を聴く前に使い捨てでもいいのでできればマスクを用意してください。
必須ではありませんがあったほうがずっと作品の世界に入りやすくなります。



器具とガスで体を拘束
謎の部屋で気持ちのいい実験を受けるお話。

「こんばんは ようこそ私の部屋へ」
お姉さんは優しく清らかな声の女性。
とある部屋の前にやってきた主人公に対して
ここへ入れるようにするために早速催眠をかけ始めます。

催眠はおよそ37分間。
最初は部屋に入るための準備として深呼吸・脱力・カウントダウンをしながら
聴き手を軽い催眠状態へと導いてくれます。

「ずしーんと思い そう 最初は 腕が重いような そんな気がする というように なんとなくでいいんです」
脱力は全身をいくつかのパーツに分けて、特に手足を入念に行います。
別にこの段階で手足に重さを感じるほどまで脱力する必要はありませんが
彼女の言う通り気持ちだけでも重くなったフリをしてみましょう。
そうすることでこの先の物語により没入しやすい環境ができあがります。

「はじめまして 私はこの地下研究所の 研究長をしている者です」
その後ようやく部屋へと招待されるのですが…
そこはコンクリートの壁に椅子が1つだけ置かれた牢屋のような場所。
ここからは大人っぽい妖艶な声の研究長がメインの語り手に切り替わって
ガスを使った様々な実験をすることになります。

「いつのまにか 肺いっぱいに満たされ 頭が あの気持ちいい催眠状態へ 切り替わっていく」
今回登場するガスは催眠ガス、神経ガス、感度を鋭くするガス、そして興奮ガスと
いずれも被験者の精神や感覚への働きかけを目的としたものばかり。
それらを吹きかけながら同時に暗示を入れることで
聴き手に実際にガスを吸い込んでいるような感覚を引き起こさせる
わけです。
こういう表現方法を思いつくアイデア力が素晴らしいですね。

「ほら 何もかもわからなくなりぼーっとしていく 体の力はぐったりと抜ける」
中でも神経ガスによる体の制御が最も味わいやすい感覚と言えるでしょう。
冒頭のやや入念な脱力に始まり、部屋に入ってからも椅子に拘束されたりと
研究長は言葉だけでなく雰囲気によっても手足が動かせないことをしきりに伝えてきます。
ガスと暗示による効果も加わって「動かせない」「動かしたくない」といった感覚が
他の作品よりかなり実感しやすいのではないでしょうか。

聴き手に実験を被験者になりきって楽しんでもらうために
イメージしやすい描写と内容やタイミングが的確な暗示を使って
少しずつ彼女の言った通りの感覚を心と体に浸透させていく割と手堅い催眠です。

今回は内容が内容なだけあって催眠音声にありがちなお願いするようなスタンスではなく
「拘束」「強制」などの押さえつけるような単語を遠慮なく使って
彼女の声に逆らえない実験の雰囲気を植え付けてきます。
ただ暗示の表現は聴き手の立場に立った柔らかいものばかりですから
聴いていてそこまで嫌な印象は受けないでしょう。

またメインの語り手が途中でお姉さんから研究長に切り替わるのも珍しいです。
交代する際にすんなり移行できるようにきちんと暗示を入れてくれていますし
声優さんが同じ、かつ意識してか声質をそこまで大きく変えてはこないので
不安や戸惑う感覚はそこまで湧いてこないと思います。



意思とは関係なく絶頂させられる感覚
エッチシーンは11分ほど。
プレイは電マ責めとオナホ責めです。

電マとオナホを動かす際にリアルな効果音が流れます。
セルフはありません。

「さーて 今からあなたのおちんちんに 電マを当ててあげる」
4種のガスを代わる代わる吹きかけて主人公を骨抜きにした研究長は
実験の仕上げとして器具を使っておちんちんへの刺激を開始します。

エッチはガスの時と同様研究長に一方的に責められるスタイル。
しかも目的が気持ちよくするためではなくただ射精させることに絞られているだけあって
その責めには一切の容赦がありません。
女性から文字通り精液を搾り取られるような感覚が味わえます。

「息が 自然と荒くなる 気持ちいい 気持ちよすぎて 溶けてしまいそう」
またどちらのプレイにも効果音が用意されているのも大きいです。
イメージ重視の内容ですし雰囲気づくりに気を配ってくれているのはありがたいですね。
最初の電マの「ヴイィィン」と響く音と暗示を同時に聴いていると
おちんちんのあたりにじんじんとした感覚が湧いてくるかもしれません。

「おかしくなる でも おかしくなりたくない でも 気持ちいい でもこれ以上は辛い」
そして最後はおまんこの感覚そのものを味わえる特注オナホで果てます。
最後に僅かに残った理性すらも完全に消し去るために
SEXとは段違いの超高速なピストン音を鳴り響かせる彼女の怒涛の責めに
性的興奮の度合いとは関係なく一気に股間が熱くなる方もいるでしょう。
声による責めも十分なパワーがありますしドライは狙いやすい方だと思います。

このように、愛や優しさが微塵も感じられないとてもハードなエッチが繰り広げられます。



没入感がカギになる作品
若干のドラマ性を含んだ個性的な世界観が耳を惹く作品です。

今回は調教を通り越して拷問に近いような内容で
研究長はこちらの抵抗感や拒絶感を一切無視して強引に実験を進めます。
しかしかける言葉に細心の注意が払われているため
えげつない展開でありながら受けていてなぜかちっとも嫌な気がしません。

最終的に気持ちよくしてくれるからというのもあるのでしょうけど
作品を最後まで聴いてもらうための作り手の心遣いが随所に見られます。

今回はただ催眠をかけるのではなくストーリー性があるのもいいですね。
作品の世界に入っていくのと同時に催眠も深めていく。
面白いゲームをプレイしている時のような「ハマる」感覚もある程度味わえます。
没入感が強くなればなるほど暗示による感覚もより得やすくなるでしょう。

催眠は序盤が恐ろしくシンプルだったので少々不安だったのですが
部屋に入った後は実に個性的かつ効果的で非常に楽しめました。
進め方も丁寧ですし、前に施した暗示が後々活きるように組み立てられていたりと
色々と考えて作られているのがよくわかります。
内容に抵抗さえ無ければ初心者が聴いても大丈夫。

エッチはセリフ以上に効果音がプレイのハードさを物語っています。
されるがままに女性に心と体を蹂躙されることから
ややM以上の属性を持っているのが望ましいでしょう。
私はそこまでM性が強いわけではないので股間が軽く痙攣した程度でしたが
ハマればとてつもない感覚が体に押し寄せるのではないでしょうか。
そんな大きな可能性を聴いていて感じました。
くちゅ音そこそこ、淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

エロトランスさんらしいチャレンジ精神に溢れた作品です。
作品によっては「?」と感じる場合もあるサークルさんなのですが
今回はテーマと催眠の親和性が高く完成度はかなり高いと言えます。

CV:男性向け…紅月ことねさん 女性向け…あきらさん
総時間 男性向け…55:13 女性向け…43:57


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2020年3月12日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/82423981.html

実演!?敗北ヒロイン強制オナニーボイス05「強制絶頂拷問で屈服!妖伐組総長・近衛藍梨」

サークル「カオティックブリード」さんの同人音声作品。

こちらは妖魔に捕まったヒロインが強制的に機械に犯される姿と
逆に自分から機械による快楽を求める2つの側面が楽しめる作品です。
いわゆる悪堕ちをテーマにした作品なのですが時間が短いことを考えて
ストーリーはそこそこにエッチをたっぷりと楽しめる作りになっています。

エッチは凛々しい女の子が快楽に耐え続ける前半と
快楽に堕ちた後の後半で雰囲気がガラリと変わります。



開放を賭けたゲーム
妖伐組総長「近衛藍梨(このえ あいり)」がオナニーを実況するお話。

「今まで通り牢獄で辱めればいいのに わざわざ神聖な道場で こんな…」
藍梨は勝ち気で勇ましい声の女の子。
妖魔との戦いに敗れて捕まり2日間快楽拷問を受けた彼女は
彼らととある勝負をするために隊の道場へとやってきました。

「15分間の快楽責めで 一度も私がイかなければ そのまま解放って 約束だからね」
勝負の内容は妖魔から15分間電マによる責めを受け続けて
その間一度も絶頂しなかったら解放されるというもの。
一部始終をネットで実況放送される女の子にとってはかなり過酷なゲームなのですが
恥を忍んで受けて立つところがいかにも総長らしいですね。

本作品は藍梨がどのように電マの責めを耐え続けるか
そして勝敗が決した後に彼女がどういった反応を見せるのか
が一番の聴きどころです。
前半と後半で彼女のキャラがガラリと変わりますから
その大きな落差にちょっとした失望と大きな興奮を覚えることでしょう。



総長の顔からマゾ犬の顔へ
エッチシーンは25分間。
プレイは電マによる乳首&クリトリス責め、バイブと電マを使ってのオナニーです。
電マとバイブを作動させた際にモーター音が鳴ります。

「私は 妖魔に敗北して 妖魔の牢獄で 2日間休むことなく 凌辱と 調教を受けてきたのだけども…ああっ」
ネットの観客に対して自己紹介をしていた藍梨が
妖魔から唐突に乳首に電マをあてがわれる形でゲームは始まります。

「らめっ 乳首っ もうらめ やめぇ」
藍梨は挿し絵の通りおっぱいが大きいからか乳首がかなり弱く
電マの振動を受けると普段とは打って変わって子犬のような可愛い喘ぎ声を上げます。

強制的に刺激を受ける作品の場合、女の子が呻いたりもがいたりする場合もあるのですが
彼女が事前に快楽漬けにされていることもあって強硬に抵抗する様子はなく
基本的には感じているのを露わにしながら絶頂だけを耐えようとします。
この声だけでもかなりの性的興奮が得られるでしょう。

「あぁぁぁぁん んふぅぅ いぃぃぃ …イ イってない イってない」
そして「イったら負け」のルールがあるおかげで
藍梨は絶頂しているにも関わらずそれを頑なに否定します。
聴いた限りでは最中に3回ほど絶頂っぽい声を漏らすシーンがありました。

女性の場合男性の射精のように目に見えて絶頂がわからない部分もありますが
今回はちょっとした設定があって彼女は絶頂すればするほどそれを隠すのが難しくなります。
だんだんと激しくなる彼女の声を聴けばその過酷さがなんとなく掴めるはずです。

後半は藍梨が敗北を認める形で決着がついた後
すべてが吹っ切れたのか今度は自ら進んで快楽を貪る様子が描かれています。

「藍梨は 今 自分で マゾマンコ かき混ぜちゃってますぅ」
ここでは先ほどの女総長らしさがすっかり消えて
甘くだらしない声を上げながら一心不乱におまんこを慰め続けます。
ネットの観客に対して嬉しそうに痴態を見せつけるその姿は
まさにマゾ犬と呼ぶのが最もふさわしいでしょう。

このように、同一人物とは思えないほどに際立った違いを持つエッチが楽しめます。



悪堕ちをエロくストレートに描いた作品
凛とした様子の正義のヒロインが快楽奴隷へと堕ちる展開と
藍梨の変貌っぷりが興奮を掻き立ててくれる作品です。

藍梨は物語が始まって勝敗がつくまでは明らかに総長としての誇りを持っており
喘ぎ声を漏らさないように耐えたりするわけではないのですが
その声には確かな理性が感じられます。

おそらく開始前の時点でイくのを我慢できるとは思ってなかったのでしょう。
だから逆に声を上げて快感を発散させながら絶頂の勢いをなるたけ抑えて
15分間ひたすらその事実をごまかし続けるのを狙ったのだと思います。

それが勝負を終えてすべてを失ったことで完全に崩壊し
以降はひたすら快楽を得るためだけに生き続ける奴隷へと成り果てます。
後半はストレートにエロを描くような感じですからここだけでも十分抜けるのですが
前半の凛々しかった彼女が堕ちたからこそ激しく興奮できるのだと思います。
ヒロインの体だけでなく心も汚されるシチュが一番の魅力と言えるでしょう。

エッチは終始機械に犯されるプレイが続きますが
前半と後半で意味合いが180度転換します。
特に喘ぎ声の質がまったく違いますので飽きずに楽しめるでしょう。
個人的には甘い声でおねだりする後半の藍梨の方によりエロさを感じました。
喘ぎ声多め、淫語そこそこ、ちゅぱ音はありません。

作中で妖魔とSEXしたり彼らの子を孕むこともありませんし
悪堕ちをテーマとしていながらも割と誰でも聴ける作品です。
何よりお値段が100円と激安ですので
安くて手軽に抜ける作品をお探しの方にかなりお薦めしたいです。

CV:白夜あこさん
総時間 26:25


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

Transparent Chorionさんで配布されている、無料の催眠音声作品。

こちらは久々に再会した幼馴染の女の子と一緒に夏祭りへ行く情景を描きながら
ちょっと変わったスタンスで催眠を行う珍しいタイプの作品です。
催眠音声でよくある「~してください」といった表現がほとんどなく
普通に彼女の話を聞いていくうちに催眠状態に入っていきますから
「いつの間にか頭がぼーっとしていた」みたいな感覚が味わえます。

エッチは初めて同士なこともあって初々しい雰囲気に包まれています。
ちょっぴり痛がりながらもこちらを気持ちよくさせるために頑張る彼女の様子に
可愛さや愛おしさを感じつつも興奮を覚えることでしょう。



女らしくなった幼 馴染と夏祭りへ
幼馴染と一緒に夏祭りに行くお話。

「起きて 起きて ほーら いつまで寝てるのよ?」
幼馴染は温かくて優しい声の女の子。
主人公とは小さい頃一緒によく遊んでいましたがその後転校したため
久々の再会を喜びながら寝ている彼を起こしにかかります。

催眠はおよそ22分間。
浴衣姿の彼女に興奮した主人公を落ち着かせるために深呼吸をしてから
お祭りの会場である神社へと向かいながら彼女のお話を聞きます。

本作品は作中で催眠という単語が特に出てきませんし
彼女が「これから催眠を開始します」なんてことも一切言いません。
でも聴いていると自然と催眠状態に入ってしまう、これが最大の特徴です。
よくある催眠音声とはまったく違った印象を受けることでしょう。

「赤い空がゆっくりと紫に変わりながら 次第に深い闇の色に変わっていくね」
お話は目の前で暮れていく夕日を眺めながら子供の頃の思い出を語ります。
内容自体は本当に世間話のように感じられるかもしれませんが
「深い」「暗い」「落ちる」など催眠と関わりのある単語が非常に多く登場し
かつそれらを強調して発音することで聴き手に無意識的な喚起を促してきます。


意識では「ああなんか色々話してるなぁ」と思いつつも
体の重さや頭がぼーっとする感覚が徐々に広がっていきます。
それは無意識が彼女の言葉を受け入れて催眠状態へと移行しようとしているからです。

「光がすーっと流れて 深い闇にすーっと落ちていく」
お話は2人でペルセウス座流星群を眺めた時のことへと続きます。
次々と流れる流星を描写する彼女の言葉を聞いていると
意識が文字通りすーっと落ちていく/沈んでいく感覚を受けるかもしれません。

「くしゅ っと微かな音がして 甘い綿あめがちぎれる 口の中でふわっと溶けて 君の意識が消えていく」
そして最後はお祭り会場に到着して綿あめを食べるイメージをしながら
残っている僅かな意識をさらに小さくして催眠状態を深めていきます。
こちらは「意識が消えていく」と指示的な表現が使われていますから
催眠に入っていればその言葉通りの感覚が得られるはずです。

物語の雰囲気や内容にあまり催眠らしさを感じさせないような作りではありますが
実は少しずつ確実に催眠状態へと導こうとしている一風変わった催眠が繰り広げられます。

幼馴染は終盤まで聴き手に対して直接的なアプローチは一切せず
ただ彼女の記憶の中にある昔の様子を割と細かい描写で語り続けます。
それを我々が勝手に自分のこととして解釈し、結果催眠へと落ちていく。
そんな非常に独特なアプローチに面白味を感じました。
おそらく被暗示性の低い人ほどより大きな変化を感じられるでしょう。



野外での初エッチ
エッチシーンは16分30秒ほど。
プレイはキス、手コキ、SEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「ねぇ キス してもいいかな?」
お祭りの後、他に誰もいない境内でお互いの気持ちを確認した2人は
主人公の希望でそのまま初めてのSEXをすることになります。

エッチは2人とも初体験ということであまりプレイに捻りを加えず
2人が愛し合う様子をストレートに描いています。
軽く唇に触れるところから始まって長めに唇を重ね、その後舌を絡めるなど
キスシーンにやや力を入れているところが印象的でした。

「細い指の感触と 柔らかい手のひらの感触 どっちが気持ちいい?」
プレイ中は催眠音声らしく彼女が適度にエッチの感覚をイメージさせてきます。
客観的な描写+感覚の暗示とかなり聴き手を意識した作りになっていて
プレイを自分が主人公になったような視点で味わいやすいです。

「熱く濡れて きゅって締め付けられるような 包み込まれるような気持ちよさ?」
特に山場であるSEXシーンは膣の感触を緻密に描写してくれます。
同時に「幸せ」「大好き」といった心を温めてくれる言葉を浴びせながら
聴き手の心と体を盛り上げてくれているきめ細かいプレイが楽しめます。

ちなみにラストはカウントではなく声に急き立てられるような形で絶頂を迎えます。
ここだけはやや経験が求められる場面かもしれません。



一風変わった催眠が楽しめる作品
催眠誘導の部分がとても珍しく特徴的な作品です。

深呼吸をして、脱力して、カウントするorイメージする、といった型にはまったタイプではなく
普通に会話をしながら徐々に催眠を深めていってくれます。
いわゆる現代催眠の色が濃い催眠で、命令されることに抵抗を感じている人にとっては
比較的取り組みやすく、そして催眠に入りやすい作品と言えます。

幼馴染が心と体をガチガチに操ろうとはしてこないため
脳がぐちゃぐちゃ、とろとろになる感覚はそこまでしないでしょうが
彼女の言葉に自分の体が勝手に反応しているのがわかると思います。
このへんも一般的な催眠音声との違いの1つですね。
私は「深い」と言われた時に体が軽くストンと落ちる感覚を何度も味わいました。

エッチは主人公になりきってダイレクトに感覚を味わってもらうような作りです。
特にSEXシーンでおちんちんが急に温かくなったり
勝手にビクビク動き出す感覚が起こりやすいでしょう。
ドライ絶頂については助走が短めのため初回での成功は難しいと考えています。
ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

「へー 催眠音声ってこんなのもあるのか」と新しい発見をさせてくれる作品です。
現代催眠の技術自体は大手のサークルさんでそれなりに使用されているのですが
ここまで寄った作品はそれほど多くありません。
聴いていて新鮮味に溢れていてとても良い刺激を与えてくれました。

CV:三森 愛乃さん
総時間 42:46

Transparent Chorion
http://chorion.sub.jp/?page_id=11


2019年9月25日追記
現在はこちらからダウンロードできます。
http://blog.livedoor.jp/anmo31min/archives/3577523.html

雨の音と彼女に癒される安眠音声

サークル「添音亭」さんの同人音声作品(全年齢向け)。
今回が処女作となる新規のサークルさんです。

本作品は優しい雰囲気の彼女が耳かきと添い寝で癒してくれます。
いずれも癒しの要素としてメジャーではありますが
それ故に類似作の多い競争率の高いジャンルとしても有名です。
そこでこの作品ではタイトルにある雨の音を織り交ぜることで
物語の世界観を得やすくするのと同時に作品としての個性と打ち出しています。

雨音、川の水が流れる音、木々の揺れる音などの環境音は人間の本能に根付いた音です。
聴いているだけで多くの人がきっと心安らぐものを感じることでしょう。



飲み物と彼女の声でほっと一息
彼女に耳かきと添い寝をしてもらうお話。

「はい ホットミルク作ったよ 蜂蜜を少し入れてみたから ほんのり甘くておいしいと思うんだけど」
彼女は柔らかく優しい声の女の子。
主人公とは既に同棲しているほど仲の良い間柄で
まずは仕事帰りの彼を飲み物と言葉で労わってあげます。

本作品は大きく耳かきと添い寝の2つのパートに分かれており
添い寝に耳かきの2倍強とかなり長い時間が取られているのが特徴です。
耳かき音声よりも安眠音声と呼んだ方が妥当な作品でしょう。
ちなみに目玉要素の雨音は添い寝パートにのみ登場します。

最初に行う耳かきは18分30秒ほど。
彼女らしく膝枕をしながら右→左の順に耳かき棒でお掃除し
最後に息を吹きかけるとてもシンプルなものです。

耳かき音は「ズズッ ジョー」とざらつきのある力強い音が使われており
それが耳かきらしい短めのストロークを刻みながら終始流れ続けます。
かなり耳の中をゴリゴリされるので感覚が耳に伝わりやすい音と言えるでしょう。
ただここれだとリアルでやられたらさすがに痛そうだなとも思います。

「私 同棲始めるまで あんまり料理しなかったから まだ慣れてなくって」
また耳かき中の彼女はちょっぴり話しかけてくる程度で
会話の内容も恋人らしい何気ないものがほとんどです。
相手が疲れているのを気遣って敢えてそうしたのかもしれません。
効果音と彼女の吐息だけが聞こえ続ける落ち着いた空間では
時間がゆっくりと流れているようで徐々に心が落ち着いてくるのを感じました。



激しくも優しい雨音
耳掃除を終えた後は最初彼女に膝枕されたままで
しばらくすると眠くなった彼女に添い寝される形で眠りにつきます。

「…雨 降ってきたみたい」
ここではタイトルにもなっている雨音が開始直後からずっと流れ続けるのがポイント。
環境音はすべての人間に対して癒しの感覚を与える万能の音ですから
聴いている時間が長くなるほどきっと眠くなるでしょう。

雨音は「しとしと」と「ざーざー」の中間くらいで
最初弱めだった雨足がしばらく経つと一段階強いものに変化します。
音質が実録だよね?と思えるほどにリアルですし
外で雨が降っている雰囲気が十二分に演出されていると思います。

「ごめん 私も眠くなってきちゃった 隣 寝るね」
ここでの彼女のセリフも耳かき同様雰囲気づくりの色が強く
添い寝中は穏やかな寝息をたてながら一緒に寝てくれます。
雨音と吐息だけが流れる時間が非常に長くセリフに集中する必要がないため
これらが耳にもたらす心地よい感覚だけをたっぷりと楽しめるでしょう。



心を洗い流してくれる作品
雨音や耳かき音といった効果音をメインで楽しむ作品です。

彼女のセリフは最低限に留めてこれらの効果音をたっぷり聞かせてくれます。
そういう意味では彼女の役割がやや薄くなっている部分もあるのですが
諸々のサービスを通じて感じられる彼女との密着感や一体感が
その不足分をある程度補ってくれています。

特に後半の添い寝パートは本当に頭を空っぽにして聴けます。
終始静かで落ち着いた雰囲気が漂っていますし
気にならないのなら流したまま寝てしまってもいいほどです。
雨音は若干ボリュームが大きいのですが聴いていてうるささをまったく感じません。
やはり環境音の癒しのパワーは絶大です。

ただ本当に雨音と寝息だけが流れ続けるシーンばかりなので
もう少しひねりが欲しいとも思いました。
具体的には寝物語や子守唄あたりを入れても良かったのではないかなと。
添い寝パートが20分程度ならこの構成でも気にならなかったのですが…

耳かきは処女作として見ればレベルが高いです。
一線級のサークルさんのものと比べるとさすがに厳しいのですが
まだ始まったばかりのサークルさんですし、現時点でどうこう言うのは控えたいです。
今後作品を重ねていく度にもっともっと良くなることを期待しています。

サークル名を見る限り今後も音を重視した作品を作られるのでしょう。
最近環境音を取り入れた癒し系作品がちらほら出始めてきてますし
それらに対抗してどういった個性を見せてくれるかがとても楽しみです。

CV:浅見ゆいさん
総時間 1:07:07


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

すんどめ!!!! 超寸止め催眠

サークル「カジハラエム」さんの催眠音声作品。

「すんどめ☆超寸止め催眠 CV紅月ことね編」で有名なシリーズ5作目となるこちらは
お姉さんにナンパされて催眠の力で心を操られながら寸止めオナニーをします。
女性の前で行う恥ずかしさを感じながら何度も我慢した末に訪れる射精には
普段より一回り大きな快感と心が晴れ渡るような解放感が感じられるでしょう。

催眠はエッチを十分に楽しんでもらうようにと非常に短くシンプルにまとまっています。
頭がとろけるような感覚を得る方はさすがに少ないでしょうが
オナニーの際に射精したくても素直にできない引っかかるものを心の奥で感じるはずです。



モデルからの逆ナン
菜月に催眠をかけられてオナニーするお話。

「ちょっと ちょっとー ねぇ そこのイケメンくん」
菜月は甘く可愛い声の女性。
モデルをやるほどにスタイルの良い彼女は男のアヘ顔を見るのが趣味らしく
自分好みの顔を持つ主人公に声をかけホテルに連れ込みます。

催眠部分はおよそ6分間。
まずは4分ほどをかけて彼女の呼吸音に合わせて深呼吸をしながら
暗示を使ってエッチをする際に邪魔となる理性を取り除いていきます。

本作品は全編において菜月の声が左右と中央に頻繁に動くのが特徴です。
実際聴いてみると軽く脳を揺さぶられるような感覚がして
次第に頭の中にぽわんとした感覚が湧いてくるのがわかるでしょう。

暗示もきちんと息を吐いて心身が弛緩している時に入れてくれるのがいいですね。
催眠のとっかかりとしてかなり手堅い作りだと思います。

「あなたはエロの獣になる エロいことしか考えられない」
ほどよくリラックスできた後はカウントを数えて理性を吹き飛ばします。
カウント中に彼女が言うちょっとしたイメージを聴きながら
理性が光にのまれて本能がむき出しになる自分を思い浮かべていきましょう。

アヘ顔を晒せる環境を作るための理性の除去を目的とした催眠です。
時間がとても短いため深呼吸とカウントのみの簡素な作りではありますが
暗示のボリュームがそれなりにあり、入れ方やタイミングもしっかりとしています。
加えて声をとても頻繁に振って聴き手を軽く混乱させようとしてくるおかげで
少なくとも時間分以上の催眠効果は見込めると思います。



限界の限界に挑戦
エッチシーンは13分ほど。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「あなたの腰 あなたの胸 じわじわじんじん 震えて熱い」
催眠を使って主人公の心を開放した菜月は
彼をもっと快感に狂わせるためまずは暗示で性感を高めていきます。

エッチは催眠らしく暗示で誘導しながら射精を目指します。
作品のテーマが寸止めであることからもわかるように普通の射精は許されません。
快感を高めて、オナニーで射精感をどんどん高め、そこでじっと我慢し続ける。
性感を溜めに溜めてから爆発させる苦しくも気持ちいい射精を味わうことになります。

「イきそうになっても イけない お・ま・じ・な・い」
実際にオナニーするのは10分ほどで、事前にとあるキーワードを射精のトリガーとして設定し
菜月の刻むカウントで感度をさらに上げながら必死にしごき続けて射精の時を待ちます。
ちなみにオナニーのしごく強さやペースについては完全にこちらの自由です。
途中で手を止めてはいけないとも言われませんし
皆さんのお好きなスタイルで取り組めばいいと思います。

「ちんぽの中 溢れまくった精液 ぜーんぶ出せ!」
何度も何度もカウントを刻んでからようやく迎える射精の直前でも
彼女はわざとカウントを間違えてさらにもどかしい思いを味わわせてきます。
キーワードが用意されているおかげで0と言っても射精できないのがポイントです。

多くの催眠音声が0で〆るためここで射精する方もいるでしょうが
催眠の深さによっては「射精してもいいのかな?」と心の中で躊躇する方もいるでしょう。
そういったちょっぴり不思議な感覚を味わわせてから射精を許可するところが
いかにも催眠音声らしく面白さを感じました。

このように催眠音声らしい心と体を操られるエッチが楽しめます。



射精への我慢を応援してくれる作品
暗示の力で普段より少し爆発力のある射精を味わわせてくれる作品です。

射精自体は本人にも制御できない運動ですから完全に抑え込むのは不可能なのですが
「射精を我慢したくなる」と心に軽く楔を打つことで僅かながら抑えることは可能です。
それを小まめに繰り返しながら少しずつ伸びしろを作っていき
最後の最後で心のストッパーを外して一気に放出させる。
射精による肉体的な快感と同時に心の方も解き放たれた感覚を受けるかもしれません。

ただ元々の催眠が時間の関係でそこまで入念ではないことに加えて
菜月がエッチの最中に時折「でもダメ まだ出すな」と命令口調になることから
精神が繊細な方ほど催眠状態を維持するのは困難に思われます。
エッチ中もある程度催眠をかけ直してくれる作りならよかったのですが…

催眠はひょっとしたら当サイトで最短かもしれないほどに時間が短いです。
しかし意外と催眠的な感覚は味わえます。
声を左右に適度に振り分けてくれるおかげでしょうか。
初心者にはお薦めしません。

エッチはシーンを通じて常に暗示で性感を高めながら射精感と戦い続けます。
痴態を罵倒されるシーンはありませんからMでなくてもいけます。
淫語少々、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

総合的に見て若干エッチに不満を感じるものの
非常にコンパクトにまとまったとっつきやすい作品と言えます。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 26:58


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
エフェクト有りのバージョンでは全編で声にリバーブがかかります。
あまり催眠的な効果は期待できないためエフェクト無しで聴くのをお薦めします。
あと解除音声有りです。


魔女の魔法~魔女様の言うとおり…~

サークル「みじんこ」さんの同人音声作品。

こちらは大人っぽい魔女さんが優しくオナニーを手伝ってくれる作品です。
魔女らしく魔法を使って聴き手の脳をとろとろにしてから行うオナニーは
普段よりもずっと上の気持ちよさと幸福感をもたらしてくれるでしょう。

作品のジャンルに「催眠」タグがついているように
催眠風の作品に仕上がっているのも特徴です。
上下左右に小まめに移動しながら聞こえてくる彼女の声によって
本当に脳みそをかき回されているかのような不思議な気分が味わえます。



気持ちよくなるための契約
魔女の声に従って気持ちのいいオナニーをするお話。

「私は魔女 名前? そんなもの 必要かしら?」
魔女はおっとり落ち着いた声の女性。
主人公の「気持ちよくなりたい」気持ちに惹かれてやってきた彼女は
彼に対してその願いを叶える条件としてとある契約をするように言ってきます。

「例えば 私が体が温かくなる と言えば 温かくなるように努力する」
魔女を相手に行う契約と言うと色々やばそうな印象を受けるでしょうが
今回は「彼女の声に従う」これだけです。
というのも作品のコンセプトがかなり癒しに傾倒しており
彼女は応援したり褒めたりと、基本的にはとっても優しく接してくれます。

彼女の声に従うのもそうした方がより気持ちよくなりやすいからであって
主人公の心身を操るためではありません。
セリフの内容もそうですが声の雰囲気からも彼女に害意が無いのがよくわかります。
また命令も「~をして」とお願いするようなマイルドな表現が使われています。

「じゃあまずは 頭の中を空っぽにしていくわ」
契約後はまず深呼吸をしながら彼女の声を聴いていきます。
ここでは「ぐーるぐーる」の声に合わせて声が左右に小まめに動き
それによって本当に頭の中をかき回されているかのような感覚が味わえるでしょう。

声の位置が頻繁に動き回るところが本作品の大きな特徴の一つです。

すくりぷてっどこねくしょんさんの「第5弾」にも登場している方法で
多くの人が段々と意識がぼやけていくのを感じるはずです。
体験版でも聴けますから気になった方は是非お試しください。



快楽にどっぷり浸かる至福のひととき
エッチシーンは4パート14分ほど。
プレイは魔女に見られながらのオナニーです。
エッチな効果音はありません。

「さぁ あなたがいつもしてるように オナニーして 私に見せて」
魔女の魔法で頭はとろとろ、体は敏感になった主人公は
彼女に言われるままにおちんちんを慰め始めます。

「私が しゅっしゅ しこしこ って言ってあげるから それに合わせてオナニーして」
エッチは「しこしこ」「しゅっしゅっ」の声に合わせて行うオナサポ方式。
軽いリバーブのかかった時折動く彼女の声を聴き
命令に従うことに喜びを感じながら射精へ向けて興奮を高めていきます。

途中で適度に優しい語調で命令をしてきたり
わざとペースを落としてやきもきさせるシーンもあることから
ややMあたりの属性を持っている人が一番楽しみやすいと思います。
反面ガチガチに縛られたいような方には物足りなく感じるかもしれません。

「あなたがみじめに 一人で射精するシーンを 見ていてあげる」
またプレイ中は魔女が適度に痴態を見ていることを意識させてきます。
こちらもちょっぴり羞恥心をくすぐって興奮を促すための行為で
そのまなざしは冷たさではなく温もりに溢れています。
リアルではまずありえないですけど母親に見守られながらする感じでしょうか。

射精は最後の最後に声に促される形で行います。
ここまでさんざん彼女の声に従うように言われてきたおかげで
私の場合は指示が出たときに一気に股間が熱くなるのを感じました。

このように、魔法をかけられたかのような軽く感覚を操られるエッチが楽しめます。



充実したオナニーを提供してくれる作品
サークルさん自身が言われているように催眠風のオナサポ作品です。

プレイは終始魔女の言いなりになって進められるわけですが
彼女が押し付けるのではなくお願いをしたり協力を求めるような姿勢をとるおかげで
やらされている感がまったくしないのが素晴らしいです。
他にも「ぐーるぐる」と言いながら声をかき回してくるシーンなど
催眠音声で登場するような要素が随所にちりばめられています。

ただ催眠音声における運動支配や感覚支配の暗示を明確な形で入れてこないことから
当サイトでは純粋な意味での催眠音声とはちょっと違うと判断しました。
他にも違う部分があるのを感覚的には理解しているのですが
うまく言葉にできないのでとりあえずこれだけとさせてください。

命令とか擬音語が間接的にせよ暗示になっているとも思うんですけどね…
このへんについてはおそらく人によって見方が分かれるでしょう。
ただし催眠に入った時のような感覚が味わえる人は割と多いと思います。

エッチは心地いい気分を持続させたまま心満たされる射精へと導いてくれます。
魔女が声でペースを作る一方で別に無理に合わせなくてもいいと言ってくれますし
気持ちよければどんな風にしごいても構わない自由度があります。
でも彼女と呼吸を合わせながら気持ちを高めたほうが
きっと充実した射精を迎えられるはずです。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

今回はわけあって同人音声側にカテゴライズさせていただきましたが
同人と催眠の両方の要素を兼ね備えたとても魅力的な作品です。

価格も50分オーバーで600円とお手頃ですし
バリバリの催眠音声ではないことを理解したうえで聴くのならば
絶対に損をしないと言えるほどのクオリティを持っています。

おまけは誠樹ふぁんさんのフリートークです。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 本編…54:13 おまけ…17:42


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
※本作品を同人音声にカテゴライズした理由について

当サイトで高得点をつけている催眠音声は
ごく一部の例外を除いていずれも純粋な催眠音声です。
そして催眠風ボイスドラマなどの準催眠音声をそれらより下に位置づけています。
これの良し悪しは置いといてうちではそういう基準で格付けを行っています。
あと純粋なものとそうでないものの違いも説明が長くなるので省かせてください。

上の基準でいくとこの作品は催眠音声側だと良くて7点止まりです。
でも7点ではどう考えても申し訳ないと思えるほどの素晴らしさを持っています。
かといって催眠音声で9点にすると色々誤解されてまずいことになる。
だから同人音声の方で9点をつけさせていただきました。

この作品は同人・催眠どちらとも言えるような作風を持っています。
もういっそ催眠風ボイスドラマっていうカテゴリを作れとも思うのですが
逆に皆さんを混乱させることになるでしょうから当分は同人と催眠の2つでいきます。
判定が微妙な作品についてはこうやって説明していきますので
それでなんとかなるんじゃないかなと。


メイドさんのご奉仕催眠

サークル「国屋敷」さんの催眠音声作品。

前作「ご主人様のお人形さん化催眠2」から5か月ぶりの新作となるこちらは
同サークルさんとしては珍しく癒しをテーマに
可愛いメイドとラブラブなエッチを繰り広げます。
彼女の持つ甘く可愛い声が作り出す温かい雰囲気に包まれながら
一緒に気持ちよくなっていくことで心が充実するのを感じることでしょう。

催眠は過去作同様オーソドックスな手法とテーマに即した暗示によって
少しずつ確実に催眠を深めてくれます。
お姉さんに調教される作品の多いサークルさんなのですが今回は終始あまあま。
好意を真っ直ぐに伝えながらこちらが心を開放できるように導いてくれます。



メ イドの声を聞いているだけで幸せ
メイドに催眠をかけられて気持ちよくなるお話。

「お帰りなさいませ ご主人様」
メイドは明るく可愛い声の女の子。
お仕事でお疲れな様子のご主人様を癒すために
早速催眠に入るための準備を始めます。

本作品は催眠導入・深化が26分、エッチが12分とかなり催眠に傾倒しているのが特徴です。
タイトルの通りメイドが優しく優しくリフレッシュさせてくれる流れで
国屋敷さんの作品に多い調教的な表現やプレイはほぼ出てきません。
だからどちらかというと精神的に疲労を感じている人に向いている作品と言えます。

催眠はまずお馴染みの深呼吸と脱力で心身をリラックスさせます。

「左腕から力が抜ける 感覚も抜けていく 感覚が抜けていくと 重さを感じなくなっていきます」
脱力は右腕、左腕、右足、左足の4つのパーツに対して
言い回しを小まめに変えながら何度も暗示を入れてきます。

最初はそれほど重さを感じなかった手足が先に進むにつれて
なんだかうまく動かせなかったり、動かしたくない気分が湧いてくるようになるでしょう。
こういった暗示の入れ方は数々の催眠音声を作られてきたサークルさんなだけあって
聴いていて心地良く安定感があります。
同時にさらりとメイドの声を聴くと幸せになる暗示を入れているところも見事です。

「これから私の言うことに従っていただければ 今よりも もっと気持ちよくなれます」
後半の深化パートではカウントを絡めた暗示を聴いて意識をぼやけさせながら
さらに彼女の声に夢中になり、離れられなくなるように心を導きます。

彼女の声は気持ちいい、癒される。だからもっと聴きたくなる、従いたくなる。
声自体がとても優しく魅力的なこともあって
聴いているだけで体がほんのり熱くなったり心が浮かび上がる感覚がするかもしれません。
セリフの内容だけでなく雰囲気にも従いやすくなるものを感じます。

「少しずつ 少しずつ ご主人様の大事なところを 私に見せてください」
最後は頭を空っぽにしてエッチを楽しむために
2人の心を内を扉に例えてそれを少しずつ開いていきます。
こちらだけでなくメイドも心のすべてをさらけ出してくれますから
彼女に対してより親近感や一体感が感じられるのではないでしょうか。

メイドの声に対して気持ちよさや幸福感を抱かせることを目的に
割とオーソドックスな流れで進められている手堅い催眠です。

テーマが癒しなだけあって声の雰囲気や使われる単語を柔らかいもので統一し
こちらに拒絶感を抱かせないようにしながら声のイメージを刷り込みます。
元々彼女にこちらを操ったり支配する意思があまりないこともあって
声に従うことにそれほど嫌な感じはしないでしょう。

深呼吸と脱力に10分以上もの十分な時間が取られていてリラックスしやすいですし
その後の暗示も押し付けるのではなく一緒に幸せになる方向で進められます。
彼女自身も心の奥底を見せてくれる設定がいいですね。
だからこちらも心置きなく彼女にすべてをさらけ出せるのだと思います。

序盤の深呼吸の間をもう少し長く取った方がいいのと
カウントの数え方をもう少し工夫したほうがいいようにも思えましたが
全体的な作りについてはそれほど問題は感じません。



2人で一緒に気持ちよくなる
エッチシーンは2パート12分。
プレイはSEXとオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「ご主人様ぁ 私のここに 早くください」
催眠を通じて心を通わせ2人だけの世界へ到着したメイドは
早速濡れ濡れのおまんこを見せつけながらご主人様に挿入をおねだりします。

エッチはドライ→セルフの順に行われる国屋敷さん伝統の方式です。
メイドのご奉仕ということで彼女が一方的にあれこれしてくれるのかと思いきや
いずれのプレイも2人で一緒に取り組んで気持ちよくなる形が取られています。
これも聴き手に心の充実感を得させたかったからかもしれません。

「ご主人様にこんなに愛していただけるなんて メイドとして幸せです」
最初のドライパートはメイドとのSEX(体位は不明)。
ここでは2人の性器が絡み合っている様子を客観的に描きながら
彼女がご主人様と1つになれた幸せに打ち震えている様子を楽しみます。

女性が自分のおちんちんで幸せになってくれているのを見ると
男ならやっぱりいい気分がするものです。
プレイを通じて肉体的にも精神的にも繋がり合うことで
彼女の幸せな気持ちがこちらにも自然と伝わってくるように感じられました。

「手を止めようとしても 止められません 自分でオナニーをしているはずなのに メイドにおちんちんをしごかれているかのよう」
続くセルフパートは形式的にはオナニーなのですが
彼女が手を添えて一緒におちんちんをしごいてくれます。
上のセリフのように若干運動を制御するようなセリフが登場しますから
こちらのパートの方がより催眠音声らしく感じるかもしれません。

いずれのパートも最後はカウントに合わせて連続絶頂を迎えます。
セルフは1分30秒ほどの間に3連続での射精を促されるかなりハードな展開で
これを完遂できる人はさすがにいないでしょう。
最初もしくは最後に合わせるのが無難です。

このように、あまあまな雰囲気ながらもなかなかにハードなエッチが楽しめます。



心のスキマを埋めてくれる作品
精神面への働きかけをとても重視した作品です。

メイドは催眠を通じてご主人様に抱いている好意を
言葉だけでなく行為によってもまっすぐ伝えてくれます。
そういった彼女のとても健気な様子に心が洗われて満たされました。
女性に好かれる・愛される喜びをそれなりに感じることができます。

催眠はテーマの違いで若干違った部分もありますが
基本的には過去作同様古典的な催眠法とテーマに沿った暗示で
聴き手を少しずつ声の虜にしていきます。
メイドに癒される展開に強烈なリビドーを感じない限りは
過去作をお持ちの方が敢えて本作品を聴く必要を感じません。
国屋敷さんの作品を未経験で、なおかつノーマルな属性の方にのみお薦めします。
上記の条件に合っているのならば初心者でも問題はありません。

エッチはメイドの心境や痴態にある程度スポットを当てながら進められます。
彼女との一体感は感じられるでしょうがプレイ中に感覚支配の暗示がほぼ無いため
聴いていて本当に気持ちよくなれるかは聴き手の素質にある程度左右されます。
時間がどちらも短いからやむを得ないとも思うのですが
もう少し聴き手が主観的に楽しめるように配慮してほしかったなと。
淫語と喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

あとコスパがなんとも。
40分で1200円はさすがに厳しいです。
予告時点では未定だったのでもう少し安くなるだろうと期待していたのですが…
残念です。

途中でやや手厳しいことも言わせていただきましたが
導入および深化部分での進め方やアプローチの仕方が実に見事な作品です。

CV:みる☆くるみさん
総時間 41:21


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

少女の世界に弾丸を

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

本作品は女学生であり超常現象対策組織の一員でもある水橋由那になって
悪の組織と対峙する様子を彼女自身になって楽しむことができます。
いわゆる女体化音声の中でもしっかりとしたストーリーがあり
それを楽しみながら催眠も楽しめる、そんな欲張りなところが魅力です。

エッチは女研究者、謎生物、そして親友を相手に様々なプレイが繰り広げられます。
乳首と股間を中心に襲い掛かる激しいプレイの数々を通じて
女性ならではの継続的な快楽を嫌と言うほど味わわせてくれます。



弾丸に思いを乗せて
水橋由那になってミズチやヒルコに犯されるお話。

「何でも構いませんので 目の前にある目立つものを目印としてください」
お姉さんはのんびりとした調子で話す可愛い声の女の子。
催眠者であり作品の案内役でもある彼女の声に従って
早速催眠の世界に入るための準備を進めていきます。

催眠は4パート38分間。
最初の2パートは純粋に催眠導入・深化と女体化を
後の2パートは作品の世界に浸りながら由那になりきる心を養います。

「何でも構いませんので 目の前にある目立つものを目印としてください」
導入はまず敢えて目を開けたままの状態で部屋の中の1点を凝視し
同時に瞼が重くなる暗示を聴くことで体を効果的にリラックスさせます。
催眠音声では時々登場する方法ですからご存知の方も多いでしょう。
身体的な疲労を誘発しながら行うので誰にでも通用するのが長所です。

「人差指を曲げて弾丸を発射するたびに あなたの眠りはどんどんと深くなっていきます」
ついで深呼吸、脱力とお馴染みの方法で十分にリラックスした後
タイトルにある弾丸を放つ様子をイメージします。
手を銃を持つような形にして引き金を引くのと同時に
リアルの嫌なことを忘れて心を開放していきましょう。

こういう作品に合ったイメージを上手に織り交ぜてくるのが
KUKURIさんの作品の優れているところだと思います。
見栄や世間体やストレスを的にして撃ち抜く発想も非常に面白いですね。
カウントを何度も刻んで撃つのと同時に催眠を深めていく流れも見事です。

「膣がじわじわと気持ちよくなるのに対して (クリトリスは)直接的な快感がありますよ」
女体化は挿し絵の黒髪の女の子に心を重ねていきます。
体を部分ごとに変化させるのではなく一気に変身するタイプなのですが
エッチで重要になるおまんこの感覚だけは割と入念に刷り込んでくれます。
キャラのイメージが固まっている分取り組みやすいのではないでしょうか。

ミズチ「あっはっはっは 無様な姿ね由那 これですべての鍵は揃ったわ」
そして最後に15分ほどをかけて物語のあらすじや
他の登場人物とのやり取りを聴きながら更に催眠を深めていきます。

ここからは敵役であるミズチや由那の親友の和美なども登場しますが
お姉さんが中心になってお話を進めてくれるスタンスはそのまま
かつほとんどのセリフが由那に語り掛けてくるようなものばかり。
そのため単なるボイスドラマに留まらず、由那になりきらせる役割をきちんと果たしています。

効果的な催眠法で確実に催眠状態へと持って行ってから
体→心の順に少しずつ由那へと作り変えてくれる丁寧で親しみやすい催眠です。

流れ自体はKUKURIさんの他の作品とそれほど変わらないのですが
弾丸を絡めたイメージやドラマパートにおける情景の描写とセリフの内容
そしてそれらにカウントを違和感なく絡めての更なる深化と
催眠とボイスドラマをごく自然に融合させている点に正直驚きました。

ドラマパートがイメージの延長のような形になっているため
催眠状態を維持したまま由那になりきって聴き続けることができるでしょう。
催眠音声としてもきっちり落としてくれていますし
女体化に抵抗さえなければ初心者でも聴ける内容だと私は考えています。



愛銃に処女を捧げる
エッチシーンは3パート46分間。
プレイはミズチとのキス、乳責め、おまんこ愛撫、失禁、手マン、銃挿入
ヒルコの全身愛撫、乳責め、クリトリス責め、触手挿入
和美の全身舐め、クンニ
と様々です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「いい顔してるわね 本番の前に少し楽しませてもらうわ」
悪の女研究者ミズチに敗れ手足を拘束された由那は
まずは彼女に全身を責められて女の快感をたっぷりと味わいます。

本作品のエッチでは由那以外に3人のキャラクターが登場します。
ミズチは上の通りで、ヒルコは触手を持ったスライム的な謎生物
和美は由那と子供の頃からの付き合いで友達と恋人の中間あたりの関係です。
女性からの凌辱、触手との交合、百合が同時に楽しめる作品はなかなかありません。

「全身をヒルコ水で犯されます 体中が熱くなり 胸が おまんこが むずむずしてきます」
エッチはお姉さんの細かい客観描写を中心に進められ
要所でカウントを絡めた感覚操作の暗示を入れてくる催眠音声にとても近い作りです。
特に感度アップを行うケースが非常に多く
体全体だけでなく乳首やおまんことパーツごとに仕掛けてもくれますから
彼女の言われた通りに熱さや気持ちよさを感じていきましょう。

「そろそろいいかしらね どうせ処女なんだろうから 初体験は忘れられないようにしてあげる」
ミズチが由那の愛用している銃口をおまんこにあてがってトリガーを引き
それに恐怖した彼女が失禁したり、銃口で処女を奪われる
シーンなど
本作品でしか味わえないようなプレイが登場するのもポイント。

前者は敵に醜態を見られた恥ずかしさを強烈に煽ってくれますし
後者は男ではなく武器に大切なものを奪われる口惜しさを植え付けてくれます。
体だけでなく心の方もしっかり責め立ててくれるわけです。

「さぁ 舌を伸ばしてみましょう そしてぺろぺろとおまんこを舐めてみてください」
続くヒルコからも過酷な責めを受けた後
最後の最後に和美とのとってもあまあまなエッチが繰り広げられます。
基本的には和美が責めることになりますが
シックスナインの体勢になっておまんこを舐め合うシーンもあったりと
お互いを愛し、気持ちよくなるのを目的としていますから
心も体も満たされるひと時を味わうことができるでしょう。

このように、奇抜なプレイを主観的に体験させてくれるハイレベルなエッチが楽しめます。



催眠風ボイス ドラマの1つの完成形
催眠風ボイスドラマの中ではかなりの良作です。

多くの催眠風ボイスドラマが一時的にせよ作中で催眠を放棄しているのに対して
本作品は終始聴き手の視点に立って何らかの働きかけを行ってくれています。
そうでありながらきちんとストーリーが組み立てられていてボイスドラマとしても楽しめる
両方を最後までしっかりやり遂げているのが実に見事です。

「ヒルコはあなたのいらないものを具現化した生物です」
ストーリーで登場する悪役をリアルでの障害に見立てて
それを打ち破ることで心をリフレッシュさせているのもポイント。
作品としての明確なテーマを持ち、それを催眠にも絡めています。
聴き終えた時には気持ちよさに加えてちょっとした爽快感も味わえることでしょう。

催眠は凝視法、深呼吸、脱力とオーソドックスな形で始まって
その後のイメージやドラマパートで徐々に作品らしさを演出しています。
特にドラマパートの言い回しが催眠を非常に意識していて印象的でした。
ちょっとした回想シーンを入れていてドラマとしての展開にも面白味があります。

エッチはKUKURIさんお得意の触手凌辱だけではなく
お漏らしや器具による処女喪失といった背徳的なプレイも登場します。
一部で開始前に迫ってくる表現を交えているのもいいですね。
処女喪失の際に銃が処女膜へと迫り、突き破る様子などを演出することで
精神的にも程よい刺激を与えてくれています。
淫語それなり、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

総合的に見て催眠とドラマの親和性がとても高いハイレベルな作品と判断しました。
催眠風ボイスドラマと呼んでいますがほぼ催眠音声と思ってもらって構いません。
ちょっとしたストーリーを楽しみながら催眠の感覚も味わえる、そんな夢のような作品です。

CV:津軽りんごさん
総時間 1:42:59


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

久々の雑談です。

当サイトでは催眠音声のレビューの総評部分において
「この作品は催眠風ボイスドラマです」と言うことがしばしばあります。
でも「催眠音声と催眠風ボイスドラマって何が違うの?」と思っている方もいるでしょう。
そこで今回は私が何を基準にこれらを分類しているかについて説明します。

といってもそもそも明確な基準自体がまだ設けられていないはずなので
あくまで当サイト内でのみ通用する基準と思ってください。



ポイントはどれだけ催眠を行い続けているか
結論から言いますと、当サイトでは
作品内で一定の時間及び割合で催眠者が催眠を放棄している催眠音声を
催眠風ボイスドラマと呼んでいます。

もう少し具体的に言うと、催眠導入を行った後に
同人音声のように暗示無しで普通にエッチする作品は催眠風ボイスドラマです。
あと途中でメインの語り手が交代する作品もそうだと私は考えています。

これは催眠には
「催眠者は一度催眠を始めたら最後まで必ずやり遂げなければならない」
というとっても大切なルールがあるからです。
だから催眠を途中で放棄する行為自体が現実の催眠ではまずありえません。
(途中でお姉さんが話すのをやめて無音になるシーンのある作品もありますが
それは沈黙法という立派な催眠法で催眠状態を深めるために行います)

例えば病院で手術を受けている最中に担当医が途中で投げ出すことはありませんよね?
催眠は時間が経つにつれて解除されていくのでそこまで深刻ではないのですが
精神面での治療を施すわけですから当然最後までやり通す必要があります。

語り手の交代については催眠者と聴き手の信頼関係を壊す要因になります。
催眠にとって両者の信頼関係(ラポール)は最も大切なものであり
催眠者はこれを極力損なわないように注意しながら催眠を進めます。

聴き手目線で考えてもいきなり登場したお姉さんに「言うことをきいてね」と言われても
普通はすんなり従えないでしょう。
意識が許容しても無意識が拒絶します。

細かい点を挙げていくときりがないのでこれくらいにしておきますが
当サイトで催眠風ボイスドラマとして紹介している作品のほとんどが
何らかの形で催眠を途中で、もしくは一部で止めています。
逆にドラマ性があってもきちんと催眠を行い続けている作品は催眠音声と呼んでいます。

具体的にどれくらいの時間/割合かについては作品によってまちまちです。
現代催眠のように普通に会話をしているようで実は催眠を施している作品もありますし
催眠を意識していなくても効果的と思えるセリフを言う作品も存在します。
(そもそも現代催眠を仕掛けてくるサークルさんは一握りですし
彼らは絶対に催眠を途中で止めないので催眠風ボイスドラマにはまずなりませんけど)



催眠風ボイスドラマ=悪ではない
ここまでを読んで
「じゃあ催眠風ボイスドラマって聴く価値ないんじゃない?」
と思った方がきっといるでしょう。
でもそうじゃないんです。

別に私は催眠風ボイスドラマを叩いたり排斥したいわけではありません。
KUKURIさんを始め催眠風ボイスドラマを専門に作られているサークルさんもいますし
既に1つのジャンルとして確立されていると思っています。

催眠は前項で挙げたルールがある以上表現方法に一定の限界があります。
それをぶち破って別の方向から楽しませてくれるのが催眠風ボイスドラマなんです。


例えば催眠状態になって感度上昇の暗示を受けた後でエロボイスを聴くと
普段よりずっと気持ちよく感じるはずです。
催眠音声ではシステム的にお姉さんがあんあん喘ぐことはほとんどありません。
これは常に暗示を使って聴き手の無意識に働きかける必要があるからです。

でも気持ちいい状態でエロエロなボイスやちゅぱ音を聴きたいって人もいますよね?
そのへんの需要を満たすために催眠風ボイスドラマが存在するのだと思います。
あとは世界観をしっかりさせたいとか、ストーリー性を持たせたいとか。
プレイに臨場感を持たせるために催眠を織り交ぜている作品なんかも存在します。

要は自分の目的に合わせて作品を選べばいいのです。
私だって催眠風ボイスドラマを聴きたいなと思うときが普通にあります。
そういうときに作品選びを間違えないように
催眠音声と催眠風ボイスドラマを分けているんです。
催眠風ボイスドラマにだって名作は当然あります。

以上、随分と長くなってしまいましたが
私なりの催眠風ボイスドラマの定義とその存在意義について説明させていただきました。

ぶっちゃけKUKURIさんの作品は本当にライン引きに悩むところなんですよね…
それくらい催眠音声に近い質の高い催眠風ボイスドラマを作られているサークルさんです。

↑このページのトップヘ