同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

【耳かき音声】安眠少女 愛華編 【添い寝・ささやき】

サークル「Eryps」さんの同人音声作品。
耳かき、添い寝、囁きなどの癒し系作品をメインに制作されているサークルさんです。
こちらは全年齢向けの作品になります。

挿し絵のイメージにピッタリの可愛い女の子が
お兄ちゃんを耳かきと癒し、2つの方法で癒してくれます。

それ以外にも短時間の何気ない会話パートが
側面から作品の雰囲気づくりをサポートするなど
サークルさんの細かい心遣いが感じられる作品です。



お兄ちゃんが大好きな愛華
妹の愛華に耳かきや添い寝をしてもらうお話。

「あっ お兄ちゃん 待ってたよー」
愛華はおっとりした感じの、可愛い声の女の子。
日々塾通いに勤しむお兄ちゃんを心配して
公園まで迎えに来てくれます。

愛華はお兄ちゃんに対してとても健気で
自分も部活で疲れているはずなのに、そんな顔は微塵も見せず
ただただお兄ちゃんの事だけを気遣ってくれます。
そんな一途で献身的な姿に、心温まるものを感じることでしょう。

本作品のメインは耳かきと添い寝の2つに分かれており
耳かき11分、添い寝15分と割と手ごろな長さになっています。

「お兄ちゃんのお耳に おじゃましまーす」
耳かきは外のお掃除→浅い部分→深い部分の順で進められます。

耳かき音は別サークルさんが作成された素材を使用されており
全体的に軽めの乾いた音となっています。
イメージとしては薄めの紙を引っ掻いているような感じで
耳かき音として十分リアルな効果音と言えるでしょう。

耳かきが普通に耳をかいている時は、それほど感覚は伝わってこないものの
耳垢にぶつかったのか、時折少しだけ止まり
そして再開する際の「ぐぐっ」という音が、耳に心地よい感覚を与えてくれます。

上手い具合に不規則な音を演出されているのは良いですね。

また耳かきをしている際に聞こえてくる愛華の微かな呼吸が
場の静かな雰囲気を作り出す良い手助けになっています。

時間がやや短い点を除けば、かなりクオリティは高いと言えるでしょう。



心温まる添い寝
「お兄ちゃんが安眠できるように 愛華が寝付かせてあげる」
添い寝パートでは愛華が3種類の方法で、お兄ちゃんを寝かせようとします。

ここでの特徴は、愛華がずっと囁き声になること。
眠りにつこうとするお兄ちゃんを妨げないようにと
彼女が静かに静かに語り掛けてくれます。

「もし嫌な事があっても 愛華がこうやって 癒してあげる」
「ずっと側にいて お兄ちゃんを支えるよ」

ここではお兄ちゃんに安心してもらえるようにと
愛華が癒しの言葉を沢山投げかけてくれます。
静かな空間とも相まって、きっと心が安らぐことでしょう。

他にも愛華が創作した「つまらない話」を聴くことができます。
実際聴いた限りでは、つまらない話からは程遠い
とある人物の義侠心に溢れた良いお話でした。
心安らぐというよりは、涙ぐんでしまうお話です。



妹の健気さに心溶かされる作品
100%癒しのみで構成された作品です。

全年齢作品でも「お姉ちゃんに欲情しちゃった?」などのセリフを入れることで
軽くエッチなイメージを呼び起こすシーンの存在する作品もあるのですが
そういった要素がすべて排された、純粋な癒し系作品です。

やっぱり愛華の可愛さに癒されます。
純粋に兄を助けたい、支えになりたい、そんな気持ちが伝わってくるかのように
耳かきも添い寝も一生懸命にやってくれます。

「ねぇお兄ちゃん 一緒にテレビ観ようよ ポチっとな」
耳かきと添い寝以外にも、小話として2分程のパートがあるのですが
2人の何気ないやり取りが収められており
その仲睦まじい様子が心を温めてくれます。

この手の作品を聴いていてつくづく思うのが
何気ない日常って大切なんだな、って。

常にあるものだからこそ忘れやすい。
そんなことを再認識させてくれるような作品です。

CV:月宮怜さん
総時間 31:22


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

女将としっぽり、温泉露出交尾 ~噂の即尺生ハメ旅館、淫語増量サービス中~

サークル「にっち音声工房」さんの同人音声作品。
およそ半年ぶりに発売された、同サークルさんの最新作になります。

本作品はお相手が旅館の女将、つまり年上の女性でありながら
癒してもらったり、リードをしてもらうような展開ではなく
恥ずかしがる彼女を主人公が解きほぐし、開放し、乱れさせるといった
年上モノとしての立場が逆転した流れが特徴的です。

もちろん、サークルさんの売りであるアヘ声も健在で
「普段はおっとり落ち着いた感じの女性が、一転して獣のような声でよがり狂う」
このギャップを存分に楽しむことができます。



一風変わった「特別サービス」のある旅館
とある旅館の女将と、濃厚なエッチを繰り広げるお話。

「おかえりなさいませ お客様」
女将は落ち着いた、それでいて色っぽい声の女性。
この旅館はとある部屋に宿泊すると
女性スタッフと性行為ができるシステムになっており
主人公に今日のお相手を確認したところ、女将が指名されることになります。

「私のような年増が相手で 本当によろしいのですか?」
女将は特殊な旅館を運営している割にはごく普通の女性で
自分が指名されたことを素直に驚き、戸惑いながらも了承してくれます。
また、お風呂で裸を見られると恥ずかしがるなど
年上の女性の割には可愛い一面をよく見せてくれます。

本作品は主人公が自慢の肉棒を駆使して
この女将の心を少しずつ蕩かし、そして最後には1匹の淫らなメスに変えてしまう。

その過程を楽しめるのが醍醐味です。



次第に理性を失っていく女将
エッチシーンはチャプター2~4の3パートに渡り、時間は合計でおよそ43分。
プレイはキス、手コキ、フェラ、相互愛撫、SEXと堅実なラインナップです。

効果音は露天風呂のシーンで、水の滴る音やお湯の揺れる音が聞こえてきます。
ただエッチに関する効果音はありません。

「わかりました では早速お着物をお脱ぎくださいませ」
美味しい食事でお腹を満たした後、汗を流すように促す女将に対して
辛抱堪らなくなった主人公は、この場でのご奉仕をおねだりします。

主人公がオプションサービスである「淫語増量」をリクエストしたこともあって
本作品では実に数多くの淫語を聞くことができます。

「手の平全体で包み込んで 立派なお肉棒 しこしこいたします」
「ぶっとくて硬い お・ち・ん・ぽ」
「喉奥目がけて ありったけザー汁発射なさってください」
「お客様の濃厚ちんぽミルク 大変美味にございました」


このように、時と場合によって同じ対象にも違う言葉が使われており
後になればなるほど、より下品な淫語が待ち構えています。

最近は耳かきなどの癒し系に押されて
下品な淫語を連発してくれる作品は減少傾向にありますから
そういう意味では貴重な作品と言えるでしょう。

そして、にっちさんと言えばもちろん「アヘ声」は外せない要素です。

露天風呂でのSEXシーンで聴くことができるのですが
女将が唐突にアヘり出すわけではなく
きちんと順を追ってエスカレートしていく、とても丁寧な流れとなっています。

「唇まで優しく奪われて 私がご奉仕しなくてはならないのに…」
最初はごく普通の女性として、お客への配慮を気にしていた女将が
「恥ずかしい… 恥ずかしいのに 興奮する」
徐々に女将ではなく、一人の女としての顔を見せ始め
「おぉぉぉぉう」「あぁぁ イグイグイグぅぅぅ」
とうとう一匹の獣として、ひたすら快楽を貪るようになります。

「イッグゥ イグイグ イっウぅぅぅ! おっおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
最後の絶頂シーンはまさに咆えるような絶叫です。
「あんなに上品に話していた女性が、ここまで下品になれるのか」
その強烈なギャップには、男を興奮させる確かな力を感じました。



しっかりとした存在感のある作品
最大の特徴であるアヘ声はもちろん
そこに持っていくまでの流れや、女将のキャラに作品としての個性があります。

女将は己の立場を忘れないよう、主人公に対してあくまで恭謙に振る舞います。
そんな彼女の心を開放するために、後ろからそっと押してあげる。
そうなったらもう止まりません。
久々に味わう女の悦びに打ち震え、よがり狂うだけのメスに成り果てます。
その過程が自然に描写されているなと感じました。

年上の女性が無茶苦茶にされるというシチュもいいですね。
「優しくリードされるのもいいけど、時には思うさま蹂躙したい」
そう思う方もいるのではないでしょうか。

そしてアヘ声。
きちんとした流れの果てに登場するおかげで、ごく自然に物語に溶け込んでいます。
このへんはアヘ声専門のサークルさんならではですね。

総合的に見て、以前よりパワーアップした印象を受けました。
ストーリー周りのクオリティが上がった分、より大衆向けになったかも。
もちろんほとんどがエッチシーンですから、抜き用の作品と言えます。

今回も体験版に全編の台本が収録されています。
どういった作品か、イマイチ掴めなかった方はそちらもご覧ください。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 49:30


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

ヒプノマルチボイス

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

「催眠巫女~憑依と浄霊~」と同時にコミックマーケット84で発売された
同サークルさんの最新作になります。

本作品は非催眠の方ではもはや主流となっている、バイノーラル録音が採用されており
タイトルの通り、登場するキャラが複数の声で語り掛けてくるのが特徴です。

複数の声が聞こえてくる音声の代表作と言えば
「双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」を挙げる方も多いでしょう。
サークルさんもその辺を意識されたのか、双子っぽい作風となっています。



お姉さんの声に心と体を預けよう
複数のお姉さんが声で快楽を与えてくれるお話。

「私は あなたを気持ちよくするために存在している 空想の人物」
お姉さんは柔らかく穏やかな声の女性。
最初は一人で登場し、主人公に対して
まずは彼女の言葉に身を任せ、従うようにと語り掛けてきます。

催眠導入はおよそ19分間。
軽く深呼吸を行った後、お姉さんが声を右へ左へと移動させながら
暗示を含めたお話をしてくれます。

本作品はバイノーラル録音のため、とにかく声が良く動きます。
ある時は右から、またある時は左からと
催眠音声としてはかなり頻繁に、声の位置を移動させながら進められます。

そして、「すぅー」と軽く息を吸う音が聞こえるほどに声が近い。
まるで耳元で囁かれているかのような臨場感を味わえることでしょう。

「今 この時だけは あなたはわがままでいい 好き嫌いをしてもいいのよ」
お姉さんは聴き手にとって都合のいい暗示だけを
心に染み込ませていくように教えてくれます。

お話の内容は作品の趣旨通り、声に関するもので
特に声のする方向へ意識を向けさせようとしてきます。

そして適度に声の位置を反転させ
不意を突くことで心に隙を生み出し、そこから意識をぼやけさせていく
そんな形の催眠が繰り広げられます。

詳しい理由は総評に回しますが
普段とは違った意味で初心者向けの内容と言えるでしょう。



声による寸止め地獄
エッチシーンは20分30秒ほど。
プレイは耳舐め、全身舐め、フェラと「舐め」に特化した構成です。

本作品はちゅぱ音の有無を選択できるようになっており
無しの場合、一番最初に右耳を舐められる際に鳴るちゅぱ音以外は
一切ちゅぱ音が鳴らなくなります。

またプレイ内容の通り、セルフはありません。

「これから始まることは 言葉によるレイプ」
いつの間にか複数に増えたお姉さんに裸にされ、押さえつけられた主人公は
右耳を舐められる一方で、左耳から暗示を受けることになります。
ちなみに、個々のお姉さんの声質にほとんど差はありません。

エッチでの最大の特徴は、複数のプレイを同時に味わえること。
最初の耳舐め+囁きに始まり、両耳を同時に舐められたり
さらに全身舐めが追加されるなど、後になるに従ってお姉さんが増えていき
ちゅぱ音有りの場合はちゅぱ音も増えていきます。

左右から別々のちゅぱ音が鳴る作品は
非催眠ではそこそこありますが、催眠では見たことがありません。
催眠を専門に聴いている方だと、ちょっとした驚きを味わえるのではないでしょうか。

音の位置取りもしっかりとしており
足の指を舐められている時は遠く小さく、胸のあたりになると近く大きくと
実際の体に即した音を聴けるのも魅力の一つです。

「さぁ あなたを言葉の海へ 放り投げてあげる」
エッチでの山場はカウントダウンを絡めての寸止めで
本当に何度も何度も、これでもかというくらいに寸止めをしてきます。

ちょっと普通の寸止めとは違う部分があるため
人によっては途中で達してしまうかもしれません。
そうならないためにも、お姉さんの声にしっかりと耳を傾け
できるだけ彼女の指示に従うようにしていきましょう。

催眠音声ではあまり無いタイプのエッチが楽しめるのは良いですね。
最後の絶頂シーンは複数のお姉さんに立て続けに語り掛けられる
まさにマルチボイスなフィニッシュを迎えることになります。



非催眠における流行要素を取り入れた作品
バイノーラル録音の利点を最大限に活用するため
声や音の位置にかなり気を配った作品です。

催眠音声ではバイノーラルの恩恵をあまり受けられないからか
採用されている作品はなかなかありません。
そういう意味では、こういった試みは非常に興味深く感じます。

催眠は非催眠の音声作品における初心者が
一番かかりやすいのではないか、と私は考えています。
つまり、催眠音声の経験はあまり関係ありません。

というのも、音の位置取りについては非催眠の方が進んでおり
本作品のように声が動き回る作品がそれなりにあります。
そのため、そちらの経験が豊富な方だと
最も大切な「驚き」を十分に得られないのではないかと思うのです。

今回、当サイトではやや厳しい点数とさせていただきました。
それは私自身が、非催眠をそれなりに聴いてしまっているからです。
おそらくごく一般的な方が聴いた場合、もっと良い作品だと評価するでしょう。

エッチは複数人による同時プレイの時点でレアシチュと言えます。
ちゅぱ音有りの場合は、最大3種類ほどが同時に聴けますから
まさにちゅぱ音の海に溺れるような感覚を味わえるでしょう。

ただサークルさん自身が初回は無しを推奨していますし
まずは純粋に声に浸るために、無しで聴いてみてください。

最後に、タイトルであるマルチボイスについて
複数の声が一気に襲い掛かるわけではなく
色々な位置から声を被せず、一人一人が畳みかけるように語り掛けてきます。
この使い方だと確かに双子テイストなのかなと。

CV:紗藤ましろさん
総時間 46:20(通常版) 46:53(ちゅぱ音有り版)


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
こういう形で催眠と非催眠の接点を見ることができたのは新鮮でした。
そのうち耳かき催眠とか出てくれないかな…
「耳かきをされるのは気持ちいい そうでしょ?」


2017年1月27日追記
再レビューを公開しました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/68877375.html

おだやかな催の眠り

サークル「Novel-Trance-Lab」さんの催眠音声作品。
今回は全年齢向けの催眠音声となります。

タイトルからもなんとなくわかるように
本作品は催眠による安眠を目的としています。
寝つきが悪い方などが、寝る直前に聴くのが最も効果的でしょう。

そして、すべての人間が生まれてくる場所である
母親の胎内をイメージさせるように作られており
胎内音の流れるバージョンが用意されているのも特徴的です。



心地よい音に包まれて
お姉さんが催眠によって穏やかな眠りに導いてくれるお話。

「心と体を 優しく和ませて 穏やかな催の眠りに 導いてあげたい」
お姉さんは穏やかな声の女性。
日頃お疲れの皆さんに対して、心地よい眠りを提供するために
話すペースを落とし、かつ行間を置くゆっくりとした調子で語り掛けてきます。

催眠はほぼ全編にあたる20分間。
最初は自分のペースで5回ほど深呼吸を行うことになります。
時間は十分に用意されていますから
焦らずにゆっくりとやってみてください。

開始から2分後、深呼吸が丁度終わった頃から
「どっ どん」という、やや響きのあるリズミカルな音が聞こえてきます。
これが本作品の売りである胎内音で、終了までずっと流れ続けます。

実際に聴いてみると、ビートが強いおかげで
最初はちょっと気になるかもしれません。
ただお姉さんの声を邪魔しないように、控えめな音量になっていますから
聴いていくうちに慣れるはずです。

そして、一定のリズムで頭を軽く叩かれているような感覚が
私には妙に心地よく思えました。
環境音などと同じく、本能がこの音を「いい音」と勝手に認識しているのかもしれません。

この胎内音に包まれながら、5分ほどの時間をかけて
ゆっくりと脱力していくことになります。



穏やかな言葉に包まれて
残りの13分間は、カウントダウンと暗示が中心となっています。

カウントダウンはたった1回しか行わないものの
それなりに大きな数字を、1カウントごとに簡単なセリフを交えて行いますので
ペースは作品の雰囲気に合った、ゆっくりとしたものになっています。

「ゆっくりと 穏やかなリラックスを 味わってください」
お姉さんは後半になると「穏やか」「リラックス」といった
心身を落ち着けようとする言葉を意識的に交えながら
その声で少しずつ聴き手を眠りの世界へと導いていきます。

「深い眠り 深い眠り 穏やかな深ーい眠りです」
心を傷つける類の単語は一切登場しませんから
終始安心して聴くことができるでしょう。

このように、過去作の「サイニィコンディショナー 」と同じく
本作品は催眠部分だけで構成されているのが特徴です。



安眠効果のある作品
あくまで安眠を目的として作られており
催眠はそのサポート役に留めてあります。

催眠も深呼吸と脱力をした後は、本当にお姉さんの声を聴くだけで
特に難しいイメージを聴き手に要求することはありません。
心身のリラックスにのみ専念できるのはありがたいです。

胎内音は環境音ほどに万人受けする音とも思えませんので
好き嫌いについては人それぞれでしょう。
オプションで有無を選択できますから
気になる方は鳴らない方を聴けば問題はありません。

総合的に見ると、催眠要素のあるリラクゼーションボイスでしょうか。
催眠にかかる事を目的として聴く作品ではないと思います。
そういう意味では「サイニィコンディショナー」とは方向性の違う作品です。

ちなみに、体験版では胎内音を聴くことができません。
このへんはちょっと不親切かな、と思ってしまいます。

CV:美咲さゆりさん
総時間 23:27


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

2020年4月7日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/82534460.html

ゆうわく取調べ室 ~お姉さん、ボクがやりました~

サークル「ネイティファス」さんの同人音声作品。

現時点における同サークルさんの最新作で
婦警さんによる取り調べがテーマとなっています。
婦警さんが登場する作品は非常に少なく、かなりレアなジャンルと言えるでしょう。

ネイティファスさんと言えば、シナリオ重視の作品スタイルで有名ですが
本作品はお得意のシナリオに加えて、エッチの時間も長く取られており
ストーリーを楽しみたい方、純粋に抜きたい方の両方に対応した作品です。

また、プレイは種類を絞っているおかげで密度があり
特に粘度の高いやや下品なちゅぱ音を、たっぷりと楽しむことができます。



犯罪者に仕立て上げられた主人公
冤罪で捕まえられた主人公が、婦警さんの取り調べで罪を認めてしまうお話。

「ごめんねぇ なんかうちのバカたちが 無理矢理君を吐かせようとしてたって聞いてさ」
婦警さんはやや軽いノリの、物腰柔らかな女性。
拷問じみた方法で吐かせようとしていた男性陣に代わって
彼女なりのやり方で取り調べを行うことにします。

「君はそんな事する人間じゃない ちょっと運が悪くて とばっちり…ね?」
婦警さんは先の取り調べ風景を見ていたのか
基本的にはとてもとても優しく接してくれます。
そうやって相手に心の隙を作り、そこを突くのが彼女流の取り調べなのでしょう。

婦警さんは囁くような優しい声で誘惑したり、若干語気を荒げて突き放したりと
様々な方法で主人公を追い詰めようとします。
このへんのやり取りは、サークルさんが得意としているところですから
自然とお話の世界に引き込まれていくような力を感じます。

このように、導入部分は物語の雰囲気をがっちり掴めるように
エッチな要素は最小限に留め、純粋に2人のやり取りを楽しめるように作られています。



フェラとキス、2つのちゅぱ音を存分に堪能できるエッチ
エッチシーンは時間にしておよそ35分30秒。
プレイはフェラ(イラマチオ)、SEX、キス、キス+手コキとなります。
効果音はありません。

「電車の中で どんな事しちゃったか 早くお姉さんに お・し・え・て」
言葉だけで罪を認めさせるのは難しいと判断した婦警さんは
自分を被害者に見立てて、痴漢の様子を再現させようとします。

大まかなプレイは4種類あるものの
フェラに14分30秒、キスに13分30秒(+手コキの2分30秒を含む)が割かれているため
ちゅぱ音を長時間に渡って楽しめるのが最大の特徴と言えるでしょう。

「それじゃ 最後の喉奥マンコに射精するところまで 頑張って再現しましょうね」
フェラは全体的にペースがゆっくりとしており
おちんちんをちゅーちゅーと吸ったり、口の中で舌を使ってかき回したりと
大人の女性ならではの、ねっとりとしたプレイが繰り広げられています。

時折「ぶぶぶるるるん」といった感じの唾音を鳴らすなど
かなり下品な音で演出されているのがいいですね。
合間に漏れる苦しそうな声も、痴漢っぽさを上手に演出しています。

バキュームフェラをするシーンがあるのですが
「ぶぶびるぐおおろろろ ぶぶるるうびりゅおろる」
聞いたままに文字にするとこのような、やや長い爆音を鳴り響かせながら
主人公のおちんちんを執拗に責めたてます。
ディープなフェラが好きな方には、特に向いているのではないでしょうか。

「ほら 自分が保てなくなっちゃう 自分が何をしているかわからなくなっちゃう」
キスシーンは婦警さんが暗示をかけるように、何度も何度も言い聞かせながら
ぴったりと唇を重ね合わせているかのような、濃厚なキスが楽しめます。

キスシーンの長い作品自体がそこまで多くありませんし
そういう意味では貴重かもしれません。
舌を絡ませて唾液を交換するような音が登場するなど
こちらも大人なちゅぱ音となっています。



ストーリーとエッチのバランスが取れた作品
ネイティファスさんの過去作と比べると、エッチに重点が置かれている印象です。
もちろんストーリーもしっかりしていますから
両方のニーズにより応えられるようになっているように思えます。

ストーリーはテレビドラマなどでおなじみの、非常にわかりやすいシチュで
最終的にはややブラックな終わり方になるものの
お姉さんのキャラのおかげで、そこまで暗い気分にはなりません。
後日談が収録されていないのも救いではあります。

エッチは若干方針を変えられたのか、思いのほかボリュームがあります。
下品なちゅぱ音に的を絞っているおかげで密度が高く
プレイも疑似的イラマチオが取り入れられているなど
サークルさんの作品テーマである、背徳感が十分に演出されています。

個人的には作風が今までとは若干違う点に最も惹かれました。
次回作も既に予告が発表されていますし
そちらもどういった展開の作品になるか、期待しております。

CV:野上菜月さん
総時間 1:02:12


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

公開奴隷催眠~ガールズバーの裏の顔~

サークル「まいろりん」さんの催眠音声作品。
音声作品以外にもCG集やゲームなど、手広く活動されているサークルさんです。

本作品は催眠にかかった主人公が、大衆に向けて痴態を晒してしまう
言うところの「公開オナニー」をプレイのメインに据えており
見る側の視線にもスポットが当てられています。

視線重視の作品と言うと、私は「催眠音声魔界ステージ」くらいしか思いつきません。
かなりレアな嗜好と言えるでしょう。

また、本作品は本編が2パターン用意されており
フィニッシュ後に自分の精液を飲む/飲まないを選択できます。



バーはあくまで仮の姿
とあるバーに立ち寄った主人公が、催眠をかけられ痴態を晒してしまうお話。

「あら いらっしゃいませ こんな時間にお一人ですか?」
バーの店員であるみさきは、しっとりとした声の女性。
閉店間際に押し掛けた主人公にも嫌な顔一つせず、ウィスキーを用意してくれます。
しかし、そのウィスキーにはとある細工が施してあるのでした。

プロローグは物語の雰囲気を出すために、BGMが流れるようになっています。
本編ではきちんと無音になりますから、そのへんは大丈夫。

催眠はおよそ5分間とかなりの短さ。
深呼吸をしたり、彼女の指示に従って体を動かしながら脱力をしたりと
基本的にはよくある手順が採られています。

ここでの特徴は、リラックスをより効果的に行うために
メトロノームの音を聴かせてくれることです。

「コッ コッ」と規則正しく左右に揺れる音を聴いていると
不思議と落ち着いてくるのがわかるでしょう。

「何も考えずに 私の言った言葉通りに 行動すればいいの」
彼女の行間を長めに取った暗示を聞いていき
最後はカウントダウンによって、催眠の世界へ引きずり込まれていくことになります。

という流れなのですが、いかんせん時間が厳しいかなと…
メトロノームのおかげで、リラックスするあたりまではいけますが
そこから先、催眠にかける部分がかなり端折られているため
かかったとしてもごく浅いレベルになると思われます。



多くの女性の視線を感じながら
エッチシーンは約15分。
プレイはビデオカメラで撮影されながらの公開オナニーとなります。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「今日の奴隷のチンポは こうなってまーす」
Sの本性を現したみさきは、若干嗜虐的な声に変化し
彼女の言いなりになった主人公に屈辱的な命令を与えます。

「どう? みんな見ているわよ あなたの汚いケツの穴」
ここでは「見られることによる快感」に重点が置かれており
自分の痴態をどのような人たちが、どのような形で見入っているのかを
割と事細かにみさきが説明してくれます。

露出プレイなんかが好きな方向けのシチュと言えるでしょう。

「それを口の中に入れて 口の中で味わいなさい」
精飲シーンがあるのも珍しいですね。
これもただ単に飲むわけではなく、大勢に見られながら飲むことが
プレイをより背徳的にしています。

このように、かなり変態的なプレイを聴くことができます。
完全にM向けのプレイながらも、みさきの口調が割と丁寧なおかげで
そこまできつい印象は受けません。



催眠よりプレイ重視の作品
みさきが最後に「催眠にかかっていたから、プレイの記憶は失われる」と言うなど
催眠を現実よりやや誇張して表現していることなどを考えると
純粋な催眠音声よりは、催眠をテーマとしたボイスドラマの色が強いです。

催眠はもう少し時間があれば、というところでしょうか。
進め方が無難なだけに、早々に切り上げてしまったのは残念です。
メトロノームの音を流すのはいいですね。

エッチは見られていることを、とにかく意識させてくれます。
女性のオナニーもイメージさせるように作られていますから
そういう系統が好きな方もいける内容ではあります。

催眠音声としてはやや厳しくさせていただきましたが
ストーリーはまとまっているし
本作品そのものが、そこまで悪いとは思いません。
先に書いた通り、催眠風ボイスドラマとしてなら十分に楽しめるでしょう。

CV:桃山小鳥さん
総時間 7:31(共通パート) 25:42(精飲あり本編) 24:04(精飲なし本編)


オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

おててレッスン! ぱられる☆ ~お嬢様の妹が性奴隷の兄に手コキ命令~

サークル「しらあえプロジェクト」さんの同人音声作品。

ややきつい性格の妹に、終始命令を受けながらオナニーをするというもので
系統としてはオナサポに属する作品です。

時間は24分とやや短めであるものの
プレイをオナニーに搾っているおかげで密度があり
プレイ中は扱くペースをいちいち命令してくれるなど
妹がかなり細かい部分まで管理してくれるのが特徴です。



兄は妹のオナニー奴隷
妹に命令されてオナニーをするお話。

「私がお兄様のオナニー お手伝いをして差し上げますわ」
妹は言葉遣いが丁寧でプライドの高そうな女の子。
Sっ気がかなり強く、M男である兄に対して
命令という形でオナニーを手伝ってあげることにします。

妹は言葉遣いが丁寧ではあるものの
語気の強い典型的なお嬢様キャラとなっています。

「いいですかお兄様 何度も言わせないでくださいね 服を脱ぎなさい!」
まごまごしている兄には平気で罵声を叩き付けてきますし
「それでこそ私のお兄様 ご期待通りたっぷりと苛めて差し上げますわ」
兄を苛めたくてうずうずしている様子が言葉から伝わってきます。

このように終始罵倒されながらのプレイとなりますので
かなりM向けの作品と言うことができるでしょう。

実際にオナニーを開始する前に、妹は軽く深呼吸をするよう命令してきます。
内容的に気持ちを落ち着ける必要はあまり感じませんが
ご主人様の命令は絶対ですので、深呼吸をしながら英気を養ってください。



妹の声に合わせて扱いてみよう
エッチシーンはほぼ全編に当たる22分間。
プレイはオナニー(乳首、おちんぽ)となります。
効果音はありません。

「さあお兄様 そろそろ触ってみましょうか」
まずは前菜として、乳輪と乳首をいじるように命令されます。

本作品は女性に苛められながらのオナニーですから
妹はかなり焦らしに焦らしてきます。

おちんぽに比べると感度の低い乳首をいじらせる事から始まって
実際におちんぽを触る許可が下りても
動かすことは許さずに軽く揉む程度に留めるなど
射精時の快感を上げるための準備に、それなりの時間が割かれています。

そしてようやく扱く許可が下りるのですが、ここでも焦らされます。

「勝手に手を早めたりしたら その汚らわしいおちんぽ
二度と使い物にならなくしてさしあげますわ」

「お前は奴隷なのだから、おちんぽも当然私の物」と言わんばかりに
きちんと釘を刺した後
「しこ しこ しこ しこ」
彼女のセリフに合わせておちんぽを扱いていくことになります。

最初はゆっくり、徐々に速くと
割と細かくペースの指示を出してくれますので
できるだけその通りに進めてみましょう。

「こんな変態の遺伝子なんて 後世に残すべきではありませんから」
「お兄様は人間以下の 変態ですのね」

そして当然のごとく、合間合間に罵声を叩き付けられます。
ただ妹のキャラがお嬢様設定のため、言葉遣いは比較的丁寧ですから
殴られるというよりは、針でちくりと刺される感じの罵声です。



それなりに細かく指示してくれる作品
オナサポとして堅実な作品という印象です。

妹は正統派なドSで、威圧感のある声で命令してくれますから
Mっ気が強ければ強いほどに楽しめると思います。
ノーマルでもいけるといえばいけますが
声の圧力が耳についてしまうかもしれません。

エッチは細かく徹底的に管理されますから
ただ彼女の声だけに集中して、ひたすらに手を動かしましょう。
妹は射精の直前まで何度も焦らしてきますので
溜まっている方は暴発しないようにご注意ください。

短時間ながらもしっかりまとめられていますし
良い作品だとは思うのですが、残念ながら価格が…
25分で700円は若干厳しいです。

この時間なら500円くらいが標準的な価格になりますから
属性的にドストライクな方でもなければ
体験版で8分間聴くことができますし、それで十分かもしれません。

CV:maiさん
総時間 24:43


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

魔女っ子催眠

サークル「everestpeak」さんの催眠音声作品。

タイトルの通り、魔女が登場する作品で
キャラの特性を活かすために、催眠を魔法として扱っています。

主人公は最終的に彼女のペットにされてしまうのですが
奴隷ではなく愛玩動物に近い形で扱われることになるため
調教モノにしては割とノーマルな方でも聴ける内容になっています。



魔女の助手になるためのテスト
魔女さんに魔法をかけられ、ペットにされてしまうお話。

「ようこそ 魔女の館へ 歓迎するね」
魔女さんはどちらかというと、魔女っ子と呼んだ方がしっくりくるような
くだけた口調で明るい声の女の子。
彼女の助手になるためにやってきた主人公に対して
適性試験として、魔法への耐性をテストすることになります。

催眠導入はおよそ17分間。
魔女さんの説明を聴きながら、その指示に従う形で進められます。

最初の深呼吸は、大きく息を吸った後
5カウントダウンを挟んでから吐くちょっと珍しいタイプです。
魔女さん曰く「脳に送られる酸素を少なくすることで、思考が弱くなる」のだとか。

魔女さんがキャラに似合わずえらく論理的であるため
時間の割には、聴き手が実際に動く場面はそこまで多くありません。
彼女の話は魔法(=催眠)に関する話題が中心になっており
その声に耳を傾けていると、次第に意識がぼやけていくのを感じることでしょう。

そして最後は彼女にちょっとした魔法をかけてもらい
その後カウントダウンに合わせて、ゆっくりと意識を沈めていくことになります。

短時間の割には、比較的深いところまで催眠に入れると思います。
上記以外にもちょっとしたトレーニングを行わせるなど
独自性があってなかなか面白い内容と言えます。



優しい優しいペットの躾け
エッチシーンは2パートに分かれており、合計で12分ほど。
プレイは乳首責めとオナニーになります。
エッチな効果音はありません。
セルフは当然ありになります。

「それじゃ 今から主従の契りを結ぼうね」
とある事情から、助手ではなくペットになることが決まった主人公は
そのための儀式として、彼女の目の前でオナニーを始めます。

「大丈夫だよ 私が可愛がってあげるからね」
「いいんだよ 君のはしたない所 いっぱい見せて」

魔女さんにそこまでSっ気がないからか
ペットという人間以下の存在に成り下がる割には
彼女は主人公をかなり手厚く、大事に扱ってくれます。

やや恥ずかしい体勢でのオナニーとなるため
そのことを口に出して教えることで、羞恥心を煽る場面はあるものの
基本的にはとってもあまあまな雰囲気で進められます。
属性はノーマル~ややMあたりの方に向いているでしょう。

「フラリル ハプラル クパレル パン!」
最後はちょっとした魔法をかけて、感覚を増幅した後
カウントダウンに合わせて絶頂を迎えます。

1カウントごとにセリフを挟む、ゆっくりとしたタイプですから
彼女に優しく見守られていることを想像しながら
己の興奮を少しずつ高めていきましょう。



どちらかというと催眠重視の作品
催眠を魔法に例えて、魔法をかけることで聴き手の心を少しずつ開放していく。
物語の雰囲気とマッチした、自然な展開が魅力です。

確かに催眠は一種の魔法なのかもしれません。
でも結局のところ、一番大事なのは本人の意思です。
自分で跳ねのけようとすれば催眠を解くことはできますし
逆にかかりたいと思えば勝手に体が動くこともあります。

そんな催眠における初歩の初歩を、改めて思い出させてくれる作品です。

催眠は気づいたらかかっているようなタイプです。
彼女の言うことに従いながら
脳を油断させて、その隙に体の力を抜いていき
そして最後の最後で、催眠にかかっていることを自覚することになります。
初心者でも十分に楽しめることでしょう。

エッチはイメージ重視です。
喘ぎ声やちゅぱ音といった直接的なエロは少なく
雰囲気も甘いため、むしろドライに向いている内容かもしれません。
実際私はドライでイっています。
射精もできますが、何か別におかずが要るかなと。

総合的に見て、催眠重視の面白い作品という印象です。
短時間ながらも催眠効果はかなりありますし
ぼんやりとした意識を壊さないように
魔女さんが優しい声で射精へと導いてくれます。

私個人はえらくどっぷりと催眠に入ることができました。
きちんと解除音声を聴いて、顔も洗った上でこの記事を書いているのですが
聴き終わって2時間ほど経っているのに、まだ頭がぽわぽわしています。
セルフありなのにドライでイけたのも、この作品が初めてでした。

CV:ゆづきひな。さん
総時間 38:43


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

ささやき庵 添い寝屋本舗 流撫 弐

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品。
「ささやき庵 添い寝屋本舗 流撫」の続編にあたる
全年齢向けながらも人気のある作品です。

本作品も前作と同様に、物語の大部分が流撫の幻想的なお話で構成されており
彼女の可愛い囁き声と、微かに耳を叩くような感触に包まれていると
このまま眠ってしまいたい衝動に駆られることでしょう。



囁き声のみで構成されている作品
添い寝屋本舗で流撫に囁き声の物語を聞かせてもらうお話。

「空を見て いいの そのまま目を閉じて 聞いていて」
流撫はちょっと幼い感じの、可愛い声の女の子。
来店時のやり取りなどは完全に省略されており
いきなり彼女の囁き声からお話は始まっています。

本作品は「ささやき庵」シリーズの中でも、特に囁きに力が入れられており。
全編100%が囁き声となっています。

このシリーズは私もそこそこ聴いて参りましたが
全てが囁き声の作品はこれが初めてです。
囁き声が大好きな方には、願ってもない作品なのではないでしょうか。



月に見届けられながら、生命の故郷へ
前作の売りであったお話は、前置きと呼べる部分が端折られているおかげで
ほぼ全編に当たる24分間聴くことができます。

「人は海から生まれたの そう みんな海から生まれたのよ」
内容は彼女の名前「流撫」=月に焦点を当てる所から始まり
全ての生命が生まれた場所、海を2人で探検することになります。

彼女のお話は幻想的でありながら
彼女らしくちょっぴり子供っぽい部分も持ち合わせており
聴き手をマイナス面の感情に追いやるような場面はほぼ登場しないため
きっと終始ゆったりと、安心した気分で聴くことができるでしょう。

また、聴き手のイメージをサポートするための描写がかなり細かく
どこに何があり、そこからどう進むと目的地に着くかなど
流撫がきちんと説明してくれますから
比較的感情移入はしやすいと思います。

今回はとある大作映画を思い起こさせてくれるような
ちょっぴり悲しい恋人たちの物語となっています。

彼らの想いは主人公と流撫に引き継がれ
「大丈夫 またきっと会えるわ」
後日の再開を約束しつつ、最後は深い眠りにつきます。



静かな安らぎのひと時を与えてくれる作品
癒しのパワーに満ちた作品と言えます。

彼女の声が常に囁きであるおかげで
静かな空間を最後まで楽しむことができます。
夜寝る前に聴くのはもちろん、聴いたまま寝てしまってもまったく問題はありません。

今回のお話は前作に比べると、やや月の存在が薄くなってはいますが
月に始まり、月に終わる展開ですから
やはり月の役割は重要だと思います。

短時間ながらもお話はうまくまとまっているし
内容的には満足しているのですが
本作品は価格がかなりお高くなってまして…
27分で1000円はさすがに厳しいです。

また、お話の最後で流れる安眠促進のための寝息も
2分間と短くなっており、若干もったいなく感じます。

上記2点を考慮して、前作よりは点数を下げさせていただきました。

CV:るくさん
総時間 26:42


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
コスパについては30分500円、1時間1000円を基準に評価しています。
現在はこのあたりの価格帯が非常に多く、半ば相場になっているからです。

もちろん価格が高かったとしても、それを上回るクオリティを持った作品ならば
考慮しないことも普通にあります。
実際、高いと感じてもよく売れている作品はありますから。

私個人は同人作品に相場は無いと思っています。

雑談です。
早いもので、8月も終わりを告げようとしています。

7月末の時点で「8月は新作に力を入れますよ」みたいなことを書きましたが
結果的には発売から1か月前後の作品が13本と
実に半分に届くほど多くの作品を紹介することができました。

時期が時期だけに発売数が多かったのもありますけど
割と注目度の高い作品が、うまく週末に発売されたおかげで
こちらとしてもスムーズに進められたところが大きいです。
発売当日の掲載が3本ありましたし、上々の結果と考えています。

9月以降も注目度の高い新作は、できるだけ優先していきます。
ただ今月ほど慌ただしくはないでしょうから
従来通り旧作メインのスタイルに戻るでしょう。
旧作もまだまだたくさんいい作品がありますしね。

今月はやはりURLの変更が一番大きな出来事でした。
サイト運営経験者でないと変更する意味はわからないでしょうけど
長期的に見ると、ページランク、googleでの検索結果、サイトとしての信頼度など
様々な面で独自ドメインの方が有利になります。

今後このアドレスに変更がかかることはありません。
だから早い段階で変更できたのは良かったと思ってます。

9月はさすがに何事もなく平穏無事に終わるでしょう。
ここ2か月は色々な事があったし、そうあって欲しいものです。

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