同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

Man's Dreamさんで配布されている、無料の催眠音声作品。
代表作「メリーさんといっしょ」を初め、様々なフリーの催眠音声を作られています。

本作品はタイトルの通り、蜂蜜のビンが登場し
そこに蜂蜜が注がれていく様子をイメージする。
そんな面白い進め方をされているのが特徴です。

全体的にイメージ主導な内容なのですが
題材が誰でも知っていてる蜂蜜のおかげで、状況がわかりやすいことに加え
描写がかなり細かいなど、初心者が聴いても普通についていけるほどの
優しい設計である点も良い所です。



甘いものは心を幸せで満たしてくれる
お姉さんに蜂蜜を使った催眠で気持ちよくしてもらうお話。

「ねぇねぇ 君は甘いもの好き?」
お姉さんはちょっと鼻にかかった、甘い声の女の子。
甘いものが大好きな主人公のために
とっても甘くて素敵なプレゼントをくれるそうです。

催眠は2つのパートに分かれており、合計でおよそ25分間。
まずは多くの作品でおなじみの深呼吸を行うことになります。

「呼吸はとってもいいこと いいことをすると 気持ちいい」
ここで面白いのが、最初普通に深呼吸をさせた後
「呼吸が気持ちいい」ことをイメージさせながら、再度行わせる
ことです。

おそらく1回目と2回目の深呼吸の感覚に差を感じる方もいるでしょう。
こうやって意識することの大切さを、お姉さんは少しずつ教えてくれます。

「せっかくだからさ 今から私と一緒に 中身を注いでみようか?」
イメージに関する簡単なトレーニングを行った後
いよいよ蜂蜜のビンが登場し、そこに蜂蜜を注いでいくことになります。

本作品は対象の描写にも力が入れられており
今回使用するビンの大きさ、口の広さなどを事細かに教えてくれます。
誰が聴いても十分にイメージは可能なレベルと言えます。

「頭を空っぽにしちゃって 深い所に 沈んでいこう」
お姉さんは何度も何度も蜂蜜をビンに注ぎ、そして空にします。
それぞれに当てはまるイメージを頭の中に思い浮かべながら
繰り返し行うことで「落ちる」感覚を掴んでいきましょう。

このように、やや珍しい事をイメージさせる変わった趣向の作品ながら
イメージの対象が簡単なおかげで、比較的催眠に入りやすくなっています。



心も体もとろとろに
エッチシーンは約20分。
プレイは蜂蜜を塗りたくられる、お姉さんに舐められるとこちらも変わっています。
効果音はありません。
セルフは無しになります。

「蜂蜜の香りを意識してみて そうしたらもっと 気持ちよくなれるから」
先ほどまで蜂蜜を注いでいたビンの中へ招待された主人公は
甘い香りに包まれながら、全身を蜂蜜で包まれることになります。

本作品はエッチでも催眠が継続されており
序盤の蜂蜜を体に垂らされるシーンは、感度を強化する役割も担っています。
この流れは最後まで続くことになりますから
エッチパートでも比較的容易に催眠状態を維持できることでしょう。

プレイはカウントを交えながら進められており
カウントをわざと中断して、若干焦らしてくるなど
お姉さんがやや意地悪に振る舞ってくるようになります。

「全身で蜂蜜を味わうのって 幸せだね」
でも声と口調は最初のあまあまなままですし
様々な暗示と蜂蜜の力で、いつしか心も体も幸せで満たされていきます。
最後は彼女の声に包まれながら、絶頂を迎えることになるでしょう。

「おちんちん」など、性器を直接的に表す淫語が一切出てこなかったり
お姉さんとの接触が体を舐められるのみと、純粋なエッチの力は弱くなっています。

ただドライオーガズムを目指すように作られていますし
わかりやすいイメージを使って、ゆっくりと進めてくれるおかげで
心の中にぱぁーっと、何かが広がるような感覚を私は味わえました。



すべてが甘い作品
お姉さんの声と雰囲気、蜂蜜の匂いや味など、どれを取っても甘いです。

これだけ同じ要素が重なると、胃もたれを起こしそうにも思ってしまうのですが
お姉さんが時折呟くような囁き声に切り替えてくるなど、変化にも富んでいるため
一貫した雰囲気の中にもメリハリがあります。

催眠は蜂蜜を使う時点でユニークさが際立っています。
リアルで極端に甘いものが嫌いな方でもなければ大丈夫でしょう。
やっていることは至って単純ですから、イメージもとても簡単。
それなりの方が心が浮かび上がり、一気に落ちる感覚を味えるのではないでしょうか。
初心者が聴いても問題はありません。

エッチはこちらも蜂蜜を使うのですが
ローションプレイではなく心を責めてきます。
催眠ならではの感覚が味わえるように作られていますから
射精とは違ったタイプの気持ちいい感覚を味わってみてください。

有料でもまったく問題ないほどの高いクオリティを誇ります。
ドライに挑戦している方には是非聴いてみてほしいですね。

CV:星野ゆんさん
総時間 55:43

Man's Dream
http://mansdream.blog89.fc2.com/category6-1.html
(最初のエントリ「プロジェクト「はに~ぽっと♪ ver1.9」リリース」から落とせます)


2018年11月6日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/77929713.html

立体音響!弟を好き過ぎるお姉ちゃんの耳かき・手コキ・添い寝

サークル「Masters Of Ero(MOE)」さんの同人音声作品。
年上のお姉さん、とりわけ人妻が登場する作品をメインに作られているサークルさんです。

本作品もその例に漏れず、お姉ちゃんは既に結婚しています。
おねショタがテーマの作品はかなり多いですが
お姉ちゃんが人妻なケースはあまり聞きません。

そして、結婚していることを聴き手に敢えて意識させることで
ちょっとした背徳感を演出しているのが特徴です。

また、お姉ちゃん役が伊ヶ崎綾香さんということで
リアルで立体感のある音もポイントと言えるでしょう。



お姉ちゃんは弟くんが大大大好き
お姉ちゃんが弟のYOUくんに、耳かきや手コキをしてあげるお話。

「YOUくん YOUくんいるー?」
お姉ちゃんは甘くて優しい声の女性。
結婚後半年ぶりに再会した可愛い弟くんのために
以前日常的にやっていた耳かきをしてあげることにします。

「お姉ちゃんYOUくんのこと ずっと考えていたんだよ」
お姉ちゃんはかなりのブラコンらしく
YOUくんのお願いは基本的にすべて受け入れてくれます。
といってもYOUくんがまだ子供だからか、そこまで過激なお願いは登場しません。
そのため、物語は終始あまあまな雰囲気に満たされています。

耳かきの時間は5分30秒とかなり短め。
左耳→右耳の順で、外から中まで道具を使い分けながらお掃除してくれます。

「じょり じょり」と綿棒を使っている割には硬めの効果音が使われており
やや刺激的であるが故に、耳をなぞられるような感覚がそこそこ伝わってきます。
耳をかく長さやスピードの違う音のパターンが5種類ほど用意されていますから
実際の耳かきにかなり近い雰囲気を味わうことができるでしょう。

「ほーんと 掃除し甲斐があるお耳だね」
耳かき中のお姉ちゃんのセリフはかなり多く
どちらかというと、耳かきの音そのものを楽しむよりは
2人の仲の良い様子を楽しむ方に力が入れられているように思われます。



今だけはYOUくんのもの
エッチシーンはおよそ14分30秒。
プレイはキスと手コキになります。

「じゃあYOUくん おててでしてあげるから お姉ちゃんの結婚指輪 外してくれる?」
プレイの前に、お姉ちゃんはこの間だけは夫ではなくYOUくんのものになるために
人妻の象徴である結婚指輪を外すようにお願いしてきます。

「あーあ 外しちゃった 弟なのに お姉ちゃんの結婚指輪 外しちゃったね」
短い時間の中で敢えてこういった儀式を取り入れているのは
聴き手にお姉ちゃんが人妻であることを強く印象付けることと
その人妻が実の弟とはいえ、一時的に他の男のモノになる。
これによってプレイに背徳感を漂わせたいのではないか、私はそう考えています。

また、本作品は効果音にかなり力が入れられており
エッチも含めて、音の発生しそうなシーンのほぼすべてで効果音が流れます。
耳かき関係はもちろん、結婚指輪を床に落としたときに鳴る金属音まであります。
音自体もかなりリアルで、全体的にクオリティは高いと言えるでしょう。

手コキをする際の効果音もかなりリアルで
扱く速さが3段階あるのに加えて
ペースが上がるにつれて「くちゅ くちゅ」といった粘液音の割合が多くなります。

そして本作品のきめ細かさを一番感じたのが
金玉を揉む時にまで効果音が用意されていることです。
玉責めに効果音を入れている作品を私は他に知りません。

「お姉ちゃんの手で そんな顔してくれるYOUくんが だーいすき」
プレイの方はお姉ちゃんがYOUくんを溺愛していることもあって
おねショタの王道とも言えるような、優しいエッチが繰り広げられます。

上でああいうことを言っておきながらアレなのですが
甘い成分が強すぎて、ちょっと背徳感は伝わってこないかなぁと。
ただプレイ中も所々で匂わせるようにはしてありますし
スパイスの役割にはなっているのかもしれません。



細部にわたる効果音が光る作品
総時間が30分を切るほどの短さであることを考慮してか
濃度を上げるために、効果音にかなり気を配っていることがよくわかります。

声や音の質も立体音響のおかげでとってもリアル。
距離感もしっかりしていますから
作品の雰囲気はとてもイメージしやすいと言えます。

物語の方はお姉ちゃんを敢えて新妻にすることで
他のおねショタ系作品との差別化を図ろうとしています。

属性を利用して若干ブラックな演出をしているものの
サークルさん自身があまあまを目指しているため、それを覆すほどの力は感じません。
だからちょっと変わった要素のあるおねショタ、といったところでしょうか。
誰にでも聴ける万人向けの作品だと思います。

作品全体を通して「サー」とノイズが入っていますが
発売時期が今から1年以上前ですと、これも仕方ないかなと。
バイノーラル録音のノイズ除去は、ごく最近になって行われ始めた感じです。

個人的には結婚指輪を外すシーンが
サークルさんのこだわりが感じられてとても印象に残りました。
お姉ちゃんが自分で外すのではなく
YOUくんに外してもらっているのが凄くいいですね。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 27:22


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

強制絶頂催眠~彼女のおもちゃ~

サークル「びおらんて」さんの催眠音声作品。
最近発売された同サークルさんの処女作になります。

催眠では久々の新規参入ということで
おそらく気になっていた方もいるのではないでしょうか。

この前のコミケでツクール製のRPGを出されていますが
音声作品はこれがまったくの初めてのようですし
色々と謎の多いサークルさんではあります。

本作品はお姉さんの人形として、命令に合わせて体を動かされてしまう
心身の支配がテーマの作品です。

途中で2か所ほどルート分岐があったり、ドライとセルフ両方での絶頂を味わえたりと
割と挑戦的な部分を見せる一方で、催眠については手堅く作られており
全体としてはかなり初心者向けの内容になっています。



カウントダウン主体の丁寧な脱力
お姉さんに催眠で人形にされ、体を操られてしまうお話。

「私に会いに来たってことは もう何するかわかってるんだよね?」
お姉さんはねっとりとした口調の女性。
「命令されてエッチな事をしたい」そんな願望を抱く主人公のために
催眠を使ってまず体の自由を奪うことにします。

催眠は3つのパートに分かれており、合計すると24分ほど。
最初はいつもの深呼吸と脱力からスタートします。

本作品は全編を通じてカウントダウンを中心に進められています。

特に脱力シーンでは、体を大きく足・手・頭の3箇所に分けて
1カウントごとにセリフを交えながら数え下ろしていく
これを10分かけて行うことから、かなり丁寧な運びと言えるでしょう。

「力が抜けていくのを感じる まるで風船に開いた小さな穴から 空気が抜けていくみたいに」
暗示も意識してそうしたのかはわかりませんが
具体的な表現を持ち出していることが多いため
まだ経験の浅い方にはわかりやすくて良いと思います。

「真っ白 もう真っ白 何もない」
体を空っぽにした後は心の支配です。
こちらもカウントダウンをしながら意識を沈めていく感じで
人によっては自然に体が動くことがあるかもしれません。

このように、かなりオーソドックスに作られています。
作品としてのオリジナリティにはやや欠けるものの
それだけに安心して聴けるため、やはり初心者向けかなと。



乳首とおちんちんの同時責め
エッチシーンは2パート12分。
プレイは言葉による絶頂とオナニーになります。

効果音はありません。
セルフは有りになります。

「今のあなたの体はとっても敏感 そこに私が 特別な刺激を与えてあげる」
心身を空っぽにされ、文字通り操り人形と化した主人公は
お姉さんの2種類の責めによって、いつもとは違った快楽を味わうことになります。

ドライはカウントアップに合わせて快感を増幅させていきます。
ちょっとしたフェイントも絡めることで
複数回の絶頂シーンが用意されているのはいいですね。
時間が4分と短いのと、カウント数がやや大きいため基本的にはこれだけです。

「すっかりいやらしくなった あなたの体に 今度は直接刺激を与えていきましょうか」
セルフは指で擦ったり、つまんでぎゅっとするなど
乳首に対する責めが登場するのが特徴です。
おちんちんをいじる際にも、乳首への刺激を命令されますから
乳首を開発済みの方にはうってつけのメニューではないでしょうか。



催眠音声としては完成度に難のある作品
催眠部分がそれなりにしっかりしている作品です。
奇抜な発想は極力排し、できるだけ催眠にかかりやすいよう
ストレートかつ丁寧に進められています。

ただ、そうであるが故に「この作品ならでは」の部分を
私には見出すことができませんでした。

カウントダウンが特徴と言われればそうなのですが
それならカウントのリズムを変えたり、止めたり、逆に進めたりと
ちょっとした変化も欲しかったかなと。

1作品目として十分なクオリティだと思います。
この先どういった方向性を見せてくれるのかに期待したいですね。

エッチはM向けのシチュながら、お姉さんの口調が終始穏やかだったり
これといった言葉責めが無いためかなりノーマル寄りです。
純粋なMにはおそらく物足りないでしょう。

CV:雨月紅羽さん
総時間 42:12(選択する音声により多少前後します)

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

追記
ヒプノマルチボイスあたりと比べると
作品説明にある「至近距離で感じるリアルな息づかい」も残念ながら。
囁き声も特には無かったような…

だい だい だいすき。 ~ふたりで見るゆめ~

サークル「Atelier Honey*」さんの同人音声作品。

「だいすき。〜可愛い妹のえっちなひみつ〜」の続編にあたる作品で
前作の販売を受けて、いただいたファンのメッセージを参考に
エッチと癒し両方に磨きをかけた作品となっています。

また、作品がエロ→非エロの順と、やや珍しい構成になっているのも特徴です。
前半で性欲をスッキリさせて、後半はゆったりとした気分で聴く。
プレイ後のケアも考えられているのは良いですね。



兄妹以上の関係になりたい
妹の依月(いつき)とエッチな事をしたり、耳かきをしてもらうお話。

「お兄ちゃん 起きてる?」
依月はあどけない声の女の子。
実の兄に兄妹以上の感情を抱いており
夜ごと彼の寝ている間に布団に潜り込んでは
すぐ近くでオナニーをする日々を送っています。

ここまでが前作のおおまかな流れで、本作品ではここから先が描かれています。
一応前作を聴いていなくても楽しめる作品ではありますが
簡単な流れだけでも知っておいた方がきっと良いでしょう。

依月はとっても甘えん坊なキャラで
兄と一緒だと本当に安心しきった様子を見せてくれます。
2人きりになると「にいに」と呼ぶのも可愛いですね。

兄は彼女を妹として見ているようですが
彼女は妹ではなく一人の女として彼と相対したい、そんな願望を持っており
心と体を紛らわすために、彼を見ながら自分を慰めているわけです。



ついに結ばれる2人
エッチシーンは「えっちなゆめパート」パートに収録されており、時間はおよそ38分。
プレイはキス、耳舐め、手コキ、フェラ、性器同士の擦り合い、SEXとなっています。

効果音は手コキシーンの一部で、それっぽい音が聞こえてきます。
それ以外のシーン、例えばSEX時のくちゃ音などはありません。

「今日は手だけじゃなくて ここも 貸してくれる?」
以前も寝ている兄の指を使ってオナニーをしていたものの
それではもう満足できなくなったのか
依月は大胆にもおちんちんに手を伸ばしていきます。

依月が寝ている兄を起こさないように気を付けていることと
彼女自身がまだ男を知らないこともあって
一歩一歩確かめるかのように、ゆっくりとしたテンポで進められています。

エッチ全体を通しての特徴は、荒い息遣いが非常にリアルなことです。

兄を起こさないために、依月は声を押し殺して彼に語り掛けます。
声が小さくなった分、興奮した時の「はぁ はぁ」という吐息が際立ち
バイノーラル録音のクオリティも相まって
まるでその温もりが伝わってくるかのような、音の熱さを感じます。

また兄が起きるまでのプレイはゆっくり、起きた後のSEXシーンは激しくと
プレイの前後半でメリハリがはっきりとしているのもポイントです。

「にいに ありがとう ずっと…こうしたかった」
依月の大胆な行為に我慢ができなくなったのか
兄は不意に起き上り、気が動転している彼女に激しいキスをします。

お互いに想いを我慢してきた分、解放された時の爆発力はすさまじく
前半とは打って変わって、貪り合うような淫らなプレイを聴くことができます。

「にいに 好き 好き 好き 好き好き好き好き好き」
依月も初体験の痛みと、願いが叶った喜びに打ち震えながら
彼の熱いものを全身で受け止めることになります。

このように、2種類のエッチを同時に楽しめるようになっています。
雰囲気自体は終始あまあまで、心の方も満たされるものを感じました。



温かくもちょっぴり切ない作品
前作で消化不良だった部分が一気に解消されてすっきりとしました。

サークルさんは2人を結びつけることをためらっていたようですが
私はストーリー的にSEXはあって当然の展開だと思ってます。
お互いが望んだ上での行為ですから
近親相姦からイメージされるような背徳感とは無縁の雰囲気です。

そして本作品はプレイ終了後に、30分程の耳かき&ピロートークがあります。
2人を縛っていたものがなくなったおかげで
本当の恋人同士のような、仲睦まじいやり取りが心を温めてくれるでしょう。

「誰かに甘えてもらいたい」「誰かを守りたい」
そんな願望を持っている方に聴いてほしい作品です。

CV:野上菜月さん
総時間 1:18:41(本編) 11:37(フリートーク)


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

腕輪~bracelet~

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの催眠音声作品。
今から3年以上前に発売された、同サークルさんの6番目の有料作品になります。

タイトルや挿し絵からもなんとなくわかるように、テーマは「奴隷化」。
お姉さんの声が発する「音」そのものを強く印象付けることで
聴き手に声への依存心を強く植え付け、そこから隷属へと持っていく。
まさに催眠音声ならではの楽しさが味わえる作品です。

本作品にはお姉さんの命令で、それなりに体を動かすシーンがあります。
ある程度スペースのある場所で聴くことはもちろん
ヘッドホンやイヤホンはケーブルが長めのもの
もしくはワイヤレスを使うのがいいでしょう。



お姉さんの声を聞いているだけで幸せ
お姉様に催眠をかけられ、奴隷にされてしまうお話。

「怪しいお姉様に捕えられて おちんちんを犯される」
お姉様は落ち着いた、それでいて柔らかな声の女性。
主人公を幸せな気持ちでいっぱいにしてあげるために
まずは彼女の声に意識を向けさせようとしてきます。

催眠は2つのパートに渡っており、合計すると32分ほど。
深呼吸や脱力などの基本的なことを行いながら
「お姉様の声を聴く=気持ちいい」このイメージを徐々に植え付けていきます。

「あなたの好きなように リラックスしていってね」
基本的にはお姉様の指示に従いながら進めていくものの
行動の詳細、例えば具体的にどうやって深呼吸するかなどは
ある程度聴き手の判断に委ねられているのが特徴です。

「聞き逃してしまっても 気にしなくていいよ 余計な事は考えなくていいの」
「好きにしていい」と言われると、初心者の方は戸惑うかもしれません。
正直なところ、お姉様の声を聴いているだけで自然とリラックスできますので
あまり余計な事は考えず、彼女の声に耳を傾けてみてください。

「私の声が あなたの頭の中をゆっくりと 幸せで満たしていく」
後半はイメージ誘導がメインとなっており
よりお姉様の声無しではいられない心理状態に、聴き手を持って行ってくれます。

彼女の声を聴いていると、うとうとしてしまったり、頭がぽわぽわする方もいるでしょう。
でもそれは当たり前でとてもいいことです。
おそらく波間を漂っているような心地よさも同時に味わえるでしょうから
その幸せな感覚に浸りながら、ゆっくりと落ちていってください。

このように、かなり声に重点が置かれており
声に意識を向ければ向けるほど、より深く催眠に入ることができます。
私自身は脳味噌がとろとろになるような感覚を味わえました。

聴き手は本当に聴くだけの簡単な内容ですから
初心者が聴いても問題はありません。



依存から隷属へ
エッチシーンも2つのパートに渡っており、時間はおよそ29分間。
プレイは躾け(犬として体を動かす事、オナニー)というストレートな内容の調教です。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「もっとあなたに 奴隷として生きることの喜びを刻んであげる」
お姉様の声無しでは生きていけない体にされた後は
そのことを利用した彼女に、奴隷として仕えることを迫られます。

ここではお姉様の声がご主人様らしく若干高圧的になり
人間ではなく奴隷として、屈辱的な命令の数々を受けることになります。
本当に犬のような扱いを受けることになりますから、属性は完全にM向けでしょう。

冒頭で述べた通り、エッチシーンではそれなりに体を動かすことになります。
「体を動かしたら催眠が解けちゃうんじゃない?」
中にはそう考える方もいるかもしれません。

ただ催眠が解けるかどうかは、結局のところ本人の意識次第だと思いますので
無心になってお姉様の声に従っていれば大丈夫なはずです。
そもそも催眠自体がかなり深いため、解けにくいというのもあります。

「ここはあなたの縄張りだから マーキングしておきましょうね」
メインとなるオナニーシーンは2段階に分けられており
調教においてお約束の寸止めももちろん押さえてあります。
乳首をいじる命令があるのは若干珍しいかも。

「喜びを感じなさい すべて支配されているということに」
ラストはこれまた声に焦点が当てられており
お姉様の声に溺れながら果てることになります。

カウントダウンのように、明確な射精タイミングの指示はないものの
射精が許可される時間にかなりの余裕を持たせているおかげで
時間内の射精は十分可能と言えるでしょう。



催眠の気持ちよさにどっぷりと浸かることができる作品
最初から言ってしまうと、かなりの良作です。

催眠がとてもとても強力で、被暗示性の強い方などが聴いた場合
解除音声を何度も聴かないと、しばらく素の状態に戻れないかもしれません。
それくらい深い深い催眠の世界に引きずり込まれる可能性を秘めています。

私もきっちり解除まで聴いたにも関わらず
時間が経っても、まだ意識がなんとなくぼんやりとしているような…

催眠はイメージが難しい場合
自分なりに思いつくものに置き換えても良いと言われるなど
かなり聴き手に配慮した丁寧な作りとなっています。
有料作品1本目に聴いたとしても、きっと楽しめるでしょう。

「催眠にかかるってこういうことなのか!」
そんな驚きの感覚を、比較的簡単に掴み取ることができるはずです。

エッチはどちらかというと精神面の責めを重視しており
お姉様の指示に従い、変態的な行動をさせられることへの屈辱感と
その命令を達成することによる不思議な喜びを味わうことになります。

すくりぷさんはこういう精神支配系の作品を作るのが
本当に上手だなってつくづく思いました。

射精などしなくても十分気持ちよくなれる。
そんな催眠ならではの感覚を満喫できる素晴らしい作品です。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 1:05:35


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

立体音響娘2-先輩と図書館に行こう!-

サークル「シュミノサウンズ」さんの同人音声作品。
同サークルさんの作品は「立体音響娘1-彼女に耳かきしてもらおう!-」
以来4か月ぶりと、かなり久々の登場となります。

全年齢向けである本作品は「効果音を聴かせること」をメインとしています。
そのため、効果音は非常に多種多様かつリアルで幾重にも重ねられており
舞台である図書館の雰囲気が十二分に演出されています。

また作中で登場する先輩のセリフには、あまり深い意味を持たせず
あくまで効果音で作られた図書館の引き立て役に留めるなど
一般的な音声作品とは、立場を完全に逆転させている点も魅力と言えるでしょう。



図書館の何気ない風景を音だけで表現
図書館で主人公が本を読み、その隣で恋人である先輩がレポートをこなすお話。

本作品は図書館の何気ない風景を、効果音だけで表現している
まさに効果音が主役の作品です。

最初の「ひとりで本を読む」パートはセリフが一切ありません。
ここではすべてが効果音のみで構成されており
その音を聴くことで、自然と作品の世界に引き込まれていきます。

効果音は非常に複雑で、まず一番後ろにガヤ音(環境音)があり
1段手前に近くを人が通る時に鳴る足音、バッグのジッパーを開ける音
鼻をすする音、図書館の近くを車が通る音などの動きにより発生する音
そして最前列には主人公が本のページをめくる音と
3重に重ねられた音が不規則に鳴ることで、自然な雰囲気を生み出しています。

音自体も非常にリアル、かつ音量もきちんと考えられており
近くを人が通り過ぎる際には
足音が遠→近→遠とリアルで聞こえる音にかなり近く作られています。

そして、これらの音を聴いているとなぜかえらく落ち着いてくる。
音が自然であることと、それ自体に意味がないおかげで
無心になってこの空間に浸ることができるからかもしれません。



先輩の声もあくまで「付け合わせ」
「おまたせー」
開始から5分程経過すると、恋人である先輩が登場し
ここからは今までの音に、彼女が生み出す音が追加され
より複合的な効果音を楽しむことができます。

「カツ カツ スー」
場所が場所な事もあって、挨拶もそこそこに先輩はレポートを書き始めるのですが
書く際の鉛筆がレポート用紙にぶつかり、その上を滑る音が実に心地よいです。

やや乾いた音が使われており、それが6~8パターンほど用意されています。
耳かき音のように直接耳に響くようなものではありませんが
その独特の軽さとスピード感には、新鮮な驚きを感じました。
気になった方は体験版で直接ご確認ください。

「ふー ほー んーん」
時折先輩が声を上げるシーンがあるものの
そのほとんどが吐息だったり、何気ない質問だったりと
セリフに重要な役目が与えられていない点も特徴的です。

確かに先輩はそれなりに話すのですが
それがたとえ無くなったとしても、作品として成立するほどに軽い位置づけです。
彼女のセリフは、図書館の様子をよりリアルに演出するためのパーツに過ぎず
メインである効果音を邪魔しない程度に挟まれているように感じられます。

このように、最後の最後まで音を楽しませてくれる作りになっています。



逆転の発想によって生み出された名作
「音声作品は声を楽しむもの」そんな考えを見事に打ち砕いてくれた作品です。
正直、度肝を抜かれました。

効果音の質については、今まで聴いてきた作品の中でも
間違いなくナンバーワンと言い切れるほどに、飛びぬけて優れています。

「実際に録って来たんだよね?」と思えるほどに、とにかくリアル。

その音をさらに重ねることで、まるで本当にその場にいるかのような
ごく自然な空間を見事に演出しています。

メインである先輩のパートも、2人がそこに「いる」ことを意識させる程度に留め
そこから生まれてくる効果音の方に焦点が当てられています。
登場人物がこのように扱われている作品は
なかなかお目にかかれるものではありません。

聴いている最中は本当に音だけに集中できたおかげで
時間があっという間に過ぎていく気がしました。
そして聴き終えた時、素直に感動していたことをよく覚えています。

私自身が日々色々な音声作品を聴いているだけに
こういう際立った違いを持つ作品に対して、余計そう感じただけなのかもしれません。
ただ、実際に聴いていただければその違いにきっと気が付くはずです。

一言で言えば満点の作品です。
こういうコンセプトの作品はもっともっと増えてほしいですね。

CV:花茎ラルナさん
総時間 23:50


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
なんなんだこの作品は…次元が違いすぎる。
「『立体音響!電車で、電話で、お部屋で♪おねぇさんにイタズラされる音声』」以来
非催眠では久々に衝撃を受けた作品です。
ここまでくると、もう同人の域を超えたクオリティだなぁと。
個人的に次回作がとても楽しみなサークルさんです。

当サイトはレビューサイトとして
主に催眠オナニーの初心者に対してお薦めの作品を紹介しています。

しかし初心者にとってまず知りたいこと
つまり催眠オナニーに関するノウハウみたいなものがない
そんな片手落ちな状態が今まで続いてました。

そこでより楽しい催眠オナニーライフを送っていただくために
ここでは催眠音声を聴くにあたって、参考になりそうなことを
私なりの視点で初心者の方に向けてお送りしていきます。

第1回は催眠音声を聴く際の心構えについてです。
これはレビューの際に個別に書いていたりもするのですが
どこかに一度まとめておいた方がいいだろうということで
今回のテーマとしました。

<注意>
あくまで「私なりの」考えです。
もっと専門的な勉強をしたい方は、そういったサイトもありますから
googleなどで探してみてください。




1 催眠のかかりやすさは適正より熟練度
「催眠はMの方がかかりやすい」
こんな話を聞いたことがある方がいるかもしれません。

催眠音声はシステム的に、術者が聴き手に
一方的に言葉を投げかけてくることになりますから
「~をされる/してもらう」ことに抵抗の少ないMの方が
より早く、そして深く催眠にかかることができる。
私もそう思います。

ただこれはあくまで「適正」に過ぎません。
Sの方がMよりかかりにくいのかもしれませんが
Sだから催眠にかかれない、そんなことは絶対にありません。

というのも私自身がかなりのSだからです。
そんな私でも今では催眠にどっぷり浸かることができます。
だからSの方でも心置きなく聴いてみてください。

最初から催眠にしっかりかかることができる人は少ないと言われています。
これは作品の良し悪し以前に催眠音声に対する熟練度が低いからです。

催眠音声は慣れの重要度がそれなりに高く
作品を聴けば聴くほどより催眠にかかりやすくなっていきます。
これは催眠以外の様々な分野においても当てはまることです。

だから多少の差はあっても基本的には誰でも催眠にかかることができます。
今現在うまくかかれない方はあまり深く考えようとはせずに
他の作品を聴いてみるなり一度聴いた作品を聴き返してみましょう。
それを積み重ねていくことによって体がコツを掴むようになっていくのです。

ちなみに、催眠にかかるまでに必要な場数や期間は本当に人それぞれです。
私は3か月程度でしたが、いきなりかかる人もいれば1年以上かかる人もいます。



2 「催眠にかかりたい」と思うことから始めよう
催眠音声は精神活動ですから、聴き手の精神状態がかなり重要になります。

よく「うまく催眠にかかれない」と言う方がいますが
その時はまず自分自身の「心」を見つめなおしてみましょう。
良い精神状態を作るには環境も大事です。
体調はもちろん、落ち着いて聴ける場所にいるかも気にかけてみてください。

催眠音声を聴く際には、術者の声に対して前向きに接してみましょう。
「催眠にかかりたい」と敢えて書かせていただきましたが
これはわかりやすくするためにそうしただけで
別に聴いている最中にこのように念じる必要はありません。

例えば「ほら、右手が勝手に持ち上がってくる」と言われた場合
そうなっている自分をイメージする、これで十分だと思います。

イメージが難しい暗示については、とりあえず軽くだけでもやってみて
難しそうだと思ったら無理にイメージせずに聞き流してください。

確かに抽象的な表現をする作品も中にはあります。
ただすべての指示や暗示が抽象的である、そんな作品は絶対にありません。
それに1か所聞きそびれたところで催眠にかからなくなるわけでもありません。
むしろそのことを心の中で引きずってしまう方が余計問題になると思います。
無理なものは無理、そう割り切ることも大事です。

…思ったより長くなってしまったので、続きは中編で。


「催眠オナニー講座 その2 「催眠音声を聴く際の心得」 中編」

※2019年10月11日追記
表記を若干修正し以前よりも読みやすくしました。

あなたのママになってあげる。~幼児言葉と囁き淫語で責められる~

サークル「きなこんZ」さんの同人音声作品。
今年5月に発売された、同サークルさん最初の作品になります。

登場人物は実の母親ではなく、血の繋がっていないお義母さん。
そして主人公が少年であることから
ジャンルとしては近親相姦ではなくおねショタでしょうか。

本作品は挿し絵に書いてあるように、淫語と幼児言葉(赤ちゃん言葉)にこだわっており
前者はシーンによって、同じ対象にも違う単語を使っていたり
後者はこれでもか、と言うくらい「~でちゅ」を語尾に入れてくるなど
聴き手の対象を絞った濃い演出が魅力です。



本当の親子になりたいお義母さん
ボクちゃんがお義母(ねえ)さんとエッチなことをするお話。

「どうしたのボク? お義母さんのベッドに潜り込んじゃったりして」
お義母さんは暖かくもどこか艶めかしい声の女性
詳しい経緯はわかりませんが、ボクちゃんと一緒に暮し始めて以降
実の母親離れができない彼とはよそよそしい関係にありました。

それがこの日、母親が恋しくなったのか
お義母さんの寝ているところにやってくることになります。

お義母さんは大人の女性ならではの粘っこい声で
ボクちゃんに語り掛けてくるため
おそらくその声を聴いているだけで、股間に熱いものを感じることでしょう。

本作品はセリフとその話し方にとても力が入れられています。

「ボクちゃんは良い子だから できるよね? で・き・ま・ちゅ・よね?」
「ママのあったかくて大きいおっぱいに お顔うずめてあげまちゅ」

まずセリフはお義母さんがボクちゃんに語り掛ける際
その大部分で赤ちゃん言葉が使われています。


赤ちゃん言葉は前半パートが特に多く
およそ20分もの間、断続的に聴けるようになっています。
もちろん後半でも登場しますが、前半ほど多くはありません。

赤ちゃん言葉の出る作品自体が少ないですし
その中でも部分的にしか使われていなかったりと
この手の成分に飢えていた方にとっては
かなり満足できる内容と言うことができるでしょう。

一方話し方は、お義母さんが囁き声を多用するようになっており
彼女の熱い吐息を至近距離で聴くことができます。

その際には普通のセリフにもかかわらず
耳を微かに叩かれるような感覚を覚えることでしょう。
バイノーラル録音にしてはノイズもほとんど無いため
クリアでリアルな音声を存分に楽しむことができます。



プレイはソフト、淫語はハード
エッチシーンは前後半合わせて41分ほど。
プレイは玉責め、手コキ、オナニー、パイズリと若干変わった組み合わせです。
効果音はありません。

「えらいえらいボクちゃんに ママがもう一つ ご褒美をあげちゃいまちゅ」
ようやく親子として打ち解けることができたお義母さんは
ボクちゃんのパンパンになった金玉を揉みほぐし始めます。

ボクちゃんのキャラがMの童貞であるため
基本的にはお義母さんがリードする形で進められていきます。

「ボクちゃんがおねだりできるまで ママ ボクちゃんの金玉さん
指でぷにぷにしちゃうね」

ただ、血は繋がっていても関係が親子であることから
お義母さんはボクちゃんを躾けるように語り掛けてきます。

彼女は自分からは行動せず、あくまでボクちゃんからのおねだりを求めます。
そうすることで一種の上下関係のようなものを
彼に叩き込もうとしているのかもしれません。

エッチシーンではお義母さんが意識して淫語を使い分けているおかげで
種類・ボリューム共に非常に多くの淫語を聴くことができます。

「いい たーんと ボクちゃんの金玉さんから 精子 精液 おちんぽミルク
ちんぽ汁 赤ちゃんの素 種汁 金玉ジュース 吐き出すのよ」

このセリフは実際に登場する中でも非常に極端な例ですが
1つの対象にもシーンによって色々と単語が使い分けられており
聴き手を飽きさせないように工夫されているのがよくわかります。

実際のエッチの様子はというと、プレイのラインナップを見ていただければわかるように
どれも効果音が無いと臨場感を出しにくいものばかりです。

「おちんちんを ぱんぱん 包茎おちんちんを大きなおっぱいで ぱんぱん」
本作品は効果音や様子など、それらすべてを
擬音語を交えたセリフのみで表現しています。
こういうタイプの作品はなかなか珍しいかも。

「びゅっ びゅー びゅびゅびゅー」
当然フィニッシュシーンもお義母さんのセリフが担当しています。

このように、声に頼らずきめ細かいセリフの数々で
舞台のすべてを表現しようとしている作品です。



細かな描写と熱い吐息がうまく融合した作品
隅から隅まで語ってくれる、非常に説明の行き届いたシナリオに
バイノーラル録音の声の位置や臨場感が加わることで
作品としてのレベルが一層高まっている、そんな印象を受けました。

おそらく最初は熱が伝わってくるように思えるような
お義母さんの声や息遣いに驚くことでしょう。
普通に話しているだけで、耳に音の感触が伝わってくる作品はなかなかありません。

そして聴き進めていくうちに「おや 結構細かいところまで説明してるな」と気づきます。
後半パートの、オナニーで射精した後のおちんちんの描写などは特にそう感じました。

プレイ自体は本番が無いのに加えて
ちゅぱ音を生み出すフェラや舐めもなかったりとかなりソフトなのですが
それらを声の質や淫語でしっかりと補っています。
だから、十分に抜ける作品なのではないかなと。

囁き声で罵られるシーンがかなり新鮮でした。
「変態」「包茎」「童貞」など、チクリとくる言葉を交えながらも
雰囲気自体はとってもあまあま。
属性的にはややMといったところでしょう。

CV:野上 菜月さん
総時間 59:26


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

催眠的な彼女1月号

サークル「スマイル戦機」さんの催眠音声作品。
同サークルさんの最初の作品になります。

本作品は催眠音声としては珍しく、極端なほどにエッチに傾倒しています。
それに加えて、プレイの内容が他の作品では聴いたことがないような
非常に独特なラインナップで構成されているのもポイントでしょう。

詳しくは後に回しますが、カテゴリとしては汚物に該当するため
食事をすぐ後に控えている方や、今まさにお食事中の方は
ひとまず食べ終えてからこの先を読むことをお薦めします。



催眠はプレイに絡めて暗示中心
姉に催眠をかけられながら、アブノーマルなお仕置きを受けるお話。

「生理中はブラが窮屈なのよねぇ 肩も凝るし」
姉はキリっとした、気の強そうな声の女性。
仕事から帰って部屋で着替えていたところ
弟がそれをこっそり覗いていることに気が付き、詰問します。

弟がド変態であることを知っているのか、姉は終始見下すように接してきます。
「もしかして あんたって女の子の汚れ物に興奮する類の変態なの?」
しかも弟は、おりものなどの女性が分泌する体液に強い執着心を持っている
かなり珍しい嗜好の、筋金入りの変態です。

そんなどうしようもない弟を、彼の性格に合った方法で躾ける。
こういった話の流れを、最初の10分でドラマ仕立てに教えてくれます。

催眠導入はその後から始まり、時間はおよそ5分間。
時間が時間なこともあって、軽く深呼吸をした後
彼女の声への依存心を植え付ける、基本的にはそれだけです。

ただ、本作品は最初からぶっ飛んでおり
深呼吸は姉のパンツの匂いを嗅ぎながら行います。
雰囲気を出すために、聴き手もハンカチなどを鼻に当てるのがいいかもしれません。

本作品はバイノーラル録音を売りとしており
今から2年半前に発売された作品にもかかわらず
現在でも通用するほどのクオリティを誇っています。

「気持ちいいことしか考えられない 私のことしか考えられない」
そのことを最大限に生かして、姉は適宜声を右に左に移動させながら語り掛けてきます。
催眠中は1フレーズごとに移動するシーンなどもあって
おそらくちょっとした驚きを体験することになるでしょう。

導入はあくまで準備運動程度に留め
その後のエッチシーンでプレイをしながら暗示をかけていく
そんな形の催眠が採られています。

本作品の次回作に当たる「催眠的な彼女2月号」でも
同じような展開でしたから、これがサークルさんのスタイルなのでしょう。



前代未聞のプレイの数々
エッチシーンは46分とかなりの長時間。
プレイはニーソでペニスを縛る、ペニス踏みつけ、姉の足を舐める、足コキ
姉の下着装着、その格好でお散歩、ナプキンコキ
と独特過ぎる品揃えです。

効果音はドアを開けたり、ニーソで縛る際に鳴りますが
くちゃ音など、エッチに直接結びつくものについてはありません。
またセルフもありません。

「こうして さっきまで私が履いていたニーソックスで 縛ってあげる」
ド変態な弟の性格を知ってからか、姉は足の匂いが染みついたニーソを使って
ペニスが赤くはれ上がるほどに強く縛り上げます。

「ほんと最低ね そんなに汚いものが好きなの? 汚らわしい!」
本作品のエッチは匂いにスポットが当てられており
姉の衣類に染みついた汗の匂いや、パンツに張り付いた女の子特有の匂いなど
普通の人なら顔を背けたくなる類の匂いを、姉が執拗に嗅がせ
そのことで聴き手に強く意識させようとします。

こういった趣向の作品はあまりありませんし
匂いフェチの方にはたまらないのではないでしょうか。

「はぁい あんたが大好きな 脱ぎたての生理用ナプキン」
プレイそのものはどれも異質ですが
その中でもナプキンプレイは一際異彩を放っています。

弟の目の前で装着していたナプキンを取り出し
その経血まみれのものでペニスを扱くように命令してきます。

このようなプレイは未だかつて聴いたことがありません。

「あんたの頭の中はもう 変態行為でいっぱい」
催眠はエッチが始まっても継続していて
姉は時折暗示をかけるかのようなセリフを投げつけてきます。

ただあくまでプレイの合間にといった程度で
そこまで頻繁ではありませんから
基本的にはエッチそのものを楽しむ形になります。



鍛え抜かれたドM向けの作品
催眠にかかることより、プレイを楽しむことに重点が置かれていることから
作品名の通り正統な催眠音声とは違った、あくまで催眠的な作品です。

とにかくプレイの内容が他に類を見ないほどに特殊なため
人によって大きく評価が分かれることになるでしょう。

催眠は最初からエッチと絡めた珍しい形のもので
全体を通してイメージが重視されています。

私は聴いていたらなぜか眠くなってしまったのですが
みんながみんなそうなるかと言われると、どうも疑問を感じてしまいます。
どちらかといえば中級者以上向けかなと。

エッチは世間的には汚物とされている
おりものが登場するなどこちらもかなり異質です。
非常にレアであるため、好きな方ならハマるのではないでしょうか。

当サイトでは残念ながら辛くさせていただきましたが
唯一無二と言えるほどにニッチであるため、十分に需要のある作品だと思います。

CV:御苑生メイさん
総時間 1:11:02


オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

追記
グロとか汚物は人を選ぶんだけど、十分に需要もあるのよね。
同人誌でもそういったタイプの作品があるけど
一般人から見て「これどう考えても売れないだろ」って内容の作品が
なぜか飛ぶように売れたりする。
そういうことがあるから同人は面白い。

田舎の幼馴染と一緒のおふとんで… -見せ合いっこ-

サークル「にこみどり」さんの同人音声作品。

今年の4月に処女作である本作品を発売されてから
1か月に1本とかなり速いペースで制作をされているサークルさんです。

テーマはタイトルの通り「見せ合いっこ」。
かつ幼馴染で発育途中の少女が登場と、なかなか珍しい要素を合わせ持つ作品です。

エッチも隣部屋で両親が寝ており、満足に声も出せない状況で
必死に押し殺すように耐えながら、次第に女としての快楽に目覚めていく。
そんな少女の心境の変化を、モノローグという形で上手に演出しています。



最初は軽い気持ちで言ってみたつもりが
主人公のおちんちんを見たいと言い出した幼馴染に見せ合いっこを提案し
そのまま襲ってしまうお話。

「起きてるなら こっち 向いてくれないかな?」
幼馴染は素朴な感じの女の子。
久々に彼女の家に泊まりに来た主人公と一緒に寝ていると
ある意味年頃の女の子らしいお願いをしてきます。

「おちんちん 見せてくれないかなーって」
こういったお願いをストレートにしてくる時点で
2人はかなり仲がいいのでしょう。
それでは不公平と感じたのか、主人公が見せ合いっこに条件を変更し
恥ずかしさを感じながらも、彼女はそれを了承します。

舞台が夜の寝床、しかも田舎と静かな要素が重なっているため
幼馴染は終始囁き声に近い、押し殺したような声で語り掛けてきます。

また、話す際に舌を微かに動かしたときの唾液音や、唾を飲む音など
音声作品においてはノイズと判断されるような音を敢えて残すことで
その場の静かさや2人の距離の近さが表現されています。


これは「囁きシリーズその壱〜超耳元に御用心〜」など
比較的最近の作品で、それなりに見られるようになってきました。
一つの演出方法として、好んでいる方はそれなりにいるんじゃないでしょうか。



「気持ち悪い」から「気持ちいい」へ
エッチシーンは34分間。
プレイは性器の見せ合い、クンニ、手マンとなっています。

効果音は数パターンの布団の擦れる音から、くぱぁ音やおまんこを舐める音まで
音自体のリアルさはもちろん、音量や鳴らすタイミングなどもバランスが取れた
クオリティの高いものとなっています。

処女作でここまで効果音の質が高いのは、凄いと言う他ありません。

「あぁぁ えっ? 何これ!」
小さい頃以来、久々に見たおちんちんは猛々しく変貌しており
そのグロテスクな姿に驚きながらも、幼馴染はまじまじと見入ります。

エッチは2人が年齢的に異性をよく知らないことを踏まえて
まずはお互いの性器を知るところから始められています。

「豆っていうか… クリトリスって言うの」
ここでは幼馴染が自分でおまんこを広げて見せながら
各部位の説明をしてくれる
シーンが聴きどころ。
幼馴染が男をまだ知らないこともあって、余計に興奮してしまいます。

メインのプレイは21分にも及ぶクンニ&手マンで
ここでは押し殺したような喘ぎ声と、彼女の心境の変化がポイントとなります。

「あっ はんっ うんっ ぐっ おっ こっ きゅ」
すぐ隣で両親が寝ていることもあって
主人公の責めに対して、幼馴染は声を押し殺そうと必死になって耐え続けます。

普段よく聴く喘ぎ声もいいですが、本作品のようにやや苦しそうな
時折漏れるように生み出される声も、いじらしくてたまりません。

「気持ちいい 気持ちいいの 気持ち悪いんだけど 気持ち…いい」
作中の彼女の心境を正確に描写するために
いくつかモノローグの流れるシーンが挟まれており
そこでは小説を読むように客観的な口調で状況を説明しながら
女の悦びに目覚めていく様子が事細かに描かれています。

このように、プレイ自体もさることながら
より聴き手にイメージしやすいよう配慮もされている
かゆい所に手が届くような作りが特徴です。



処女作ながら完成度の高い作品
狙ったかのようなライバルの少ないシチュ選択から始まり
プレイも敢えて相互愛撫に留めておくなど、作り手のこだわりが感じられる作品です。

基本的にはエッチをメインにしながらも
初めて触れる異性の新鮮さや驚き、そして自分自身の性への目覚めといった
キャラの年齢に即した心の変化をも追っていくなど、描写の細かさが光っています。

効果音はかなりクオリティが高く
特におまんこを指で広げた時の「くっ ちっ」という音などは
粘質や音量がバッチリで印象に残りました。

エッチは喘ぎ声やくちゃ音は秘めやかでとても良いのですが
合間合間に登場するモノローグは賛否両論でしょう。

オリジナルバージョンの場合、ピアノのBGMが一緒に流れるため
状況説明や、幼馴染の心境を描く際のやや客観的な口調とも相まって
ここで一気に息子が萎えてしまう方がいるかもしれません。

喘ぎ声だけではわかりにくい部分もありますし
このような演出を挟むのは仕方ないとも思うのですが…

一応別バージョンとしてBGMなしのものもあります。
ただこちらだと今度は効果音も一緒に消えてしまうのが難点。
BGMなし、効果音ありのバージョンもできれば同梱してほしかったところです。

総合的に見た場合、オリジナリティに溢れている一方で
純粋に抜き目的で聴くには弱点があると判断し、以下の点数とさせていただきました。

CV:黒岡 奈々緒さん
総時間 39:48(オリジナル) 38:30(VOICE ONLY ver.)


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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