同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

わんこ催眠

サークル「催眠日記」さんの催眠音声作品。

同サークルさんが無料で配布されている「わんわん催眠」の続編的な作品で
その名前の通り、主人公はお姉さんによって犬にされてしまいます。
調教モノで犬扱いされる作品はあっても
本当の犬にされるものはほとんどありません。

また、催眠はカウントダウンを中心に据え
それに様々な変化を加えているなど
聴き手を飽きさせないようにと工夫が凝らされています。



ちょっとした冒険をしながら犬へと変化
お姉さんに犬に変えられ、調教を受けるお話。

「久しぶり 私のこと 覚えているかな?」
お姉さんは穏やかで可愛い声の女性。
過去に2人は会っているらしく、そのためか
軽く挨拶をするとすぐ催眠を始めようとします。

催眠はおよそ24分間。
まずはお姉さんの提示する言葉に軽く意識を向けさせてから
自分がとても高い建物にいることをイメージします。

「ゆっくり降下します それに合わせて あなたの催眠深度も下へ 下へ」
そしてそこから地上へとゆっくり降りていく。
この様子をカウントダウンを交えながら進めていきます。

階段などを降りる感覚と、「落ちる」感覚を重ね合わせていくことで
聴き手にイメージのしやすい状況を与えてくれているのはありがたいですね。

本作品はカウントダウンを多用しており
かつそれぞれのカウントが変化に飛んでいるのが特徴です。

例えば最初の建物を降りるシーンですと
50から30までは、2カウントごとに短いセリフを交えてゆっくりと
30からは慣性がついたかのように、加速度的にカウントのペースを上げるなど
聴き手の混乱を誘い、心の隙を突いていこうとする意図が窺えます。

「私があなたを固定してあげる あなたの あるべき姿を決めてあげる」
後半の犬に変化するシーンも、カウントダウンを使って進められています。
1歩前進するごとに刻々と変化する様子を丁寧に描いており
催眠初心者でも十分イメージできるほどにわかりやすい内容と言えるでしょう。

イメージ中心の展開であることを考えて
中盤以外はとても具体的な表現が使われています。
また軽く冒険をするように進められていることから
催眠でありながら、物語を聴いているような話の流れも若干感じます。



お姉さんの声の温度差が興奮を誘う
エッチシーンはおよそ15分間。
プレイは犬としての躾け、オナニー、ご主人様の指を舐めると調教ならではのラインナップ。

効果音はありません。
セルフは有りになります。

「ほら ご主人様に挨拶 ワンって咆えなさい」
催眠によって犬へと変えられてしまった主人公は
お姉さん改めご主人様に、犬としてのマナーを叩き込まれます。

エッチシーンになるとお姉さんは一気に嗜虐的になり
人ではなく、獣を見るような見下した様子で接してくるようになります。

特に声の変化が際立っており
小さな子供に教えるような、不気味なほど優しい声を発していたかと思えば
命令するときは一気にトーンが下がって高圧的になります。

怒鳴りつけるような激しい口調ではないものの
まるで生ゴミを見るかのような、妙に無機質な声で語り掛けられるのは
Mの方には堪らないのではないでしょうか。

言葉そのものよりは言葉を言う際の雰囲気で責める
そんなちょっと変わったタイプの言葉責めと言えます。

「犬 命令よ あなたの尻尾を前足で掴んで オナニーしなさい」
メインとなるオナニーシーンは、ご主人様の指を舐めながら行います。

ここでは若干催眠要素を含んだ内容になっていますから
時間的に解けかけていそうな方でも
再び催眠の世界に戻ることができるでしょう。



柔らかく心をえぐってくる作品
前半のお姉さんと後半のご主人様の違いが際立っている所が、大変面白く感じました。

ご主人様の口調はそれほど厳しいわけでもありません。
その代わり、主人公を「犬」と呼び捨てにしたり
幼稚園児を相手にしているかのように、基本的な事をわざと言ってきたりと
目に見えて馬鹿にしているような態度を取ってきます。

そういう言葉以外の要素もひっくるめて聴いていると
何やらかわいそうなものとして見られているかのような
精神的なダメージが徐々に蓄積されていくような気がします。

そして、そんな劣等感がなぜか興奮へと変換されていく。
かなりM向けの作品と言えるでしょう。

催眠は脱力から深化まで、イメージを絡めたカウントダウン1本で行っています。
さらにちょっとしたフェイクが合間に組み込まれていますから
人によっては軽く気が動転するような感覚を味わえるでしょう。
既に2、3作聴いているのならば、初心者でも問題ないかなと。

エッチは人扱いされません。
「マゾ犬ペット化催眠2」よりプレイはソフトながらも
雰囲気は若干厳しいと思います。
見下されるのが好きな方には打ってつけの作品でしょう。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 43:42


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2019年4月28日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/79652292.html

イヤートリートメントサロン・オレイユ ~柏木編~

サークル「シュミノサウンズ」さんの同人音声作品。
前作からおおそ1年ぶりと久々に発売された、全年齢向けの最新作になります。

以前紹介した「立体音響娘1-彼女に耳かきしてもらおう!-」や
それとは別に耳かき音の素材集も販売するなど
耳かき音にこだわりを持っているシュミノサウンズさんですが
今回、そのすべての効果音を作り直したそうです。

本作品は耳かき店でサービスを受けるお話ということで
一般的な耳かき音声とは段違いの
まさにプロにふさわしい様々な種類のなケアを聴くことができます。

そして、そのすべての行程で違う効果音が使われています。
本当に色々な音が登場しますから
耳かき音が好きな方にはたまらない作品と言えるでしょう。



大人のお姉さんによるきめ細かいケア
「イヤートリートメントサロン・オレイユ」で柏木さんにお耳のケアをしてもらうお話。

「いらっしゃいませ イヤートリートメントサロン・オレイユへようこそ」
柏木さんはいかにも大人の女性といった感じの、色っぽい声の女性。
今回が初の来店となる主人公のために
まずはお店の説明や、具体的にどういったことをするのかを教えてくれます。

彼女は挿し絵のイメージ通りとても落ち着いた女性なのですが
「これとこれと おっけいっと よしっと」
準備中に小さく掛け声を上げるなど、ちょっと可愛い一面も持ち合わせています。

本作品はお店でお金を払ってサービスを受けるわけですから
当然、普通に耳をお掃除するだけで終わるわけではありません。

耳以外にも頭、肩と合計3つの部位を扱い
頭が4行程、耳が片方につき10行程、肩が3行程と
それぞれにいくつものメニューが用意されています。

特に耳は本当に細かく手順を踏んでお掃除してくれますから
色々な効果音に触れることができるでしょう。

もちろん、耳掃除をしている「場」を形成するための効果音にも力が入れられており
足音、ドアを開ける音、服の擦れる音、椅子を動かす音など
音の発生するありとあらゆる場面に、立体的でリアルな効果音が用意されています。

このサークルさんの作品を初めて聴く方は
その音の質の高さにきっと驚くでしょう。
本当に効果音についてはずば抜けて優れていますから。



それぞれの音の違いを楽しもう
メインとなる耳かきは右→左の順で行われ
時間はどちらも18分程とかなり長めです。

「では 右の方に移動しますね よいしょ」
いつもの膝枕ではなく、主人公はリクライニングソファーに座り
柏木さんが車つきの椅子で動きながらお掃除をしてくれます。

冒頭でも述べたように、耳かきシーンで登場する効果音は
すべての行程で違う音が使われています。


お掃除は外側から始まって奥に進んでいくわけですが
外側を掃除している時は、ウェットティッシュだと「サッ サッ」
耳かきだと「シャリ ショリ」、綿棒は「ジョリ ジョリ」と
比較的軽めの乾いた音が使われているのに対して
奥の場合は耳かきは「グググッ」、綿棒は「ザザリ ザリザリ」と
外側に比べて力強い音が使われているのがよくわかります。

耳かき棒も専門店らしく、お客によってサイズや素材を変えているそうなので
外と奥で耳かき棒の音にも違った感覚を受けるかもしれません。
もちろん、耳をかくペースや強さも非常に多彩ですから
聴いていて飽きることはまずないでしょう。

また、実際にケアをしている際には柏木さんのセリフが一気に減り
耳かきの音に集中しやすくなっているのもいいところ。
相手が色々と話してくれながらの耳かきは、それはそれでよいものですが
こういう静かに楽しめる耳かきもいいですね。

音の中でも綿棒の音は本当に素晴らしいです。
まずナンバーワンと言い切って間違いないほどにリアルでびっくりしました。



耳かき音だけを見れば高水準の作品
サークルさんの売りである音の質の高さが上手に生かされています。
音によっては耳のみならず、体全体に心地よい感覚を与えてくれるでしょう。
浅い部分をお掃除されると耳がこそばゆく感じるかもしれません。

耳かき以外の音も本当に細かく
床が板なのか、歩く際に軽くきしむ音などはよくできてるなぁと感心しました。

注意点が2つほど。

本作品では柏木さんが息を吹きかけてくれるシーンはありません。
お店だからでしょうか、耳のお掃除をするまでです。
ただ、お話を聞く限りではあくまで「本作品では」のようですが…

あと、耳かきやマッサージ中は確かに柏木さんのセリフは減るのですが
「んっ」「ふんっ」といった吐息がかなり頻繁に聞こえてきます。
ボリュームのバランス的に効果音より声の方が大きいため
人によってはそれが気になってしまうかもしれません。

体験版が11分とかなり長めになっていますから
そのあたりは実際に聴いて確認をしてみてください。

CV:伊東もえさん
総時間 47:12


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

Succubus Hypnosis Vol.01 -Wサキュバスの射畜催眠-

サークル「Es_Lab」さんの催眠音声作品。
かの有名な「朝倉催眠診療所」シリーズの完結後
新たに始まったシリーズの第一作目に当たります。

本作品はWサキュバスの名の通り、2人のキャラが登場し
「双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」のように
左右から別々の声で語り掛けてくるのが特徴です。

また、プレイの内容がオリジナリティに溢れているなど
催眠音声にしてはかなりエッチにも力が入れられており
「催眠もエッチも満足したい」という欲張りな方のニーズにも
十分に応えられるほどのクオリティを誇る点も魅力です。

本作品を聴く前に、以下の準備をしておくのがいいでしょう。
・手のひらにデオドラントスプレーやコロンなで匂いをつける。
・可能ならローションも適量手に垂らしておく。

今回はコミケ後に追加されたデータを織り交ぜた
フルバージョンでのレビューとなります。



お姉様と少女、タイプの違う2人のサキュバス
アリアとミリア、2人のサキュバスに精液を搾り取られるお話。

「わけあって お前様の精を搾りに来たのよ」
アリア(挿し絵左)は「~じゃ」が口癖の、やや重厚な声に落ち着いた口調の女性。
「濃厚で どろっどろの精液 沢山出しちゃおうね♪」
ミリア(挿し絵右)は普通な言葉遣いの、元気な声で軽いキャラの女の子。

2人はサキュバスのセオリーとして、男の精液を求めており
今回主人公に白羽の矢が立った、簡単に言えばそんな流れです。

この性格も声質もだいぶ違う2人の女性が
アリアは右、ミリアが左に位置を固定して、左右から別々に話しかけてきます。


立て続けに話したり、同じセリフを同時に言ったり、左右別々のセリフを発したりと
2人は割と思い思いに話しかけてきてくれますから
「双子」シリーズを知っている方は、それにかなり近いものを感じることでしょう。
私自身も聴き始めてすぐに「これは双子の再来かな?」と思いました。

催眠は5個のパートに分かれており、合計で21分30秒ほど。
軽く深呼吸をした後、まずは首を動かすようにとの指示を受けます。

「ぐるぐると 世界全体が回る お前の頭の中も一緒に ぐるぐる回る」
この運動をすると、平衡感覚を失ったかのような
頭の中がぐらぐらと揺れるような感覚を味わうかもしれません。
ただ、気持ち悪いのではなく何やら心地よい感覚がしてきます。

「深い場所へ 降りていけばいくほど 心が穏やかになって 心地いい」
その後は本格的に催眠の世界に入るために、意識を少しずつ沈めていきます。
かなり長めのカウントを取ってのオーソドックスな手法ですから
軽く疲れた体の筋肉を緩めながら、ゆったりとした気持ちで声に身を預けましょう。

催眠は意識してわかりやすい表現が使われているため
初心者でも問題なくついていけるでしょう。
上記以外にもいくつかの行程を挟みながら
ゆっくりと、少しずつ催眠にかけていく丁寧な作りです。



人形として操られる心地よさ
エッチシーンは2パートに分かれており、合計で38分ほど。
プレイはオナニーと疑似SEXになります。

エッチな効果音は流れません。
セルフは有りになります。

「じゃあ これから楽しい楽しい お人形さん遊びの 開始だよ」
様々な方法を使っての催眠で、頭がとろとろになった主人公に
ミリアのお尻の匂いを嗅ぎながら、オナニーをするよう命令してきます。

エッチシーンはイメージ重視、かつ腕を動かすシーンがあるなど
かなり独特な内容となっています。
冒頭に書いた準備がなぜ必要なのか、ここでわかることになるでしょう。

「わらわたちの操り人形であるお前は 命令一つで 精液垂れ流す家畜になる」
ここでは2人がややSっぽい一面を見せるようになり
アリアが何度も何度も寸止めの指示をしてくることになります。

一般的な調教のように、ただ「ストップ」と命令するのではなく
若干催眠に絡めての寸止めなところは珍しいかも。
催眠にかかっていた場合「止めなきゃ」と
本能が自然と体に働きかけてくるかもしれません。

プレイで特徴的なのはやはり疑似SEXでしょう。
こういった形のプレイは今まで聴いたことがありません。
もう少しだけ言うと、手をおまんこに見立てて
ミリアとのSEXをイメージしながらのセルフになります。

「ミリアのおまんこ もっと激しくかき回してぇ」
ミリアの喘ぎ声をたっぷりと聴ける点も外せません。
アリアは残念ながら喘ぎませんが
ミリアがサービスということで、甘い声で聴き手を興奮させてくれます。
ここまで喘いでくれる催眠音声は本当に久しぶりに聴きました。

このように、エッチ面でも創意工夫が凝らされており
かなりオリジナリティに溢れたプレイを聴くことができます。



シリーズ一作目にしてかなり完成度の高い作品
「朝倉」シリーズで培われた、サークルさんの持ち味である催眠はもちろん
エッチでも聴き手を十分に満足させてくれる質の高いプレイが楽しめます。
双方のバランスがかなり取れた良作という印象を受けました。

2人で語り掛ける双子方式を作風としてはいますが
双子のように声に意識を集中させるよりは
催眠の手法そのもので引きずり込んでいくように感じられます。
だから双子チックではあっても、やっぱり双子とは違うのかなと。

催眠は様々な手法を織り交ぜた、まさに正攻法と呼べる内容です。
聴くだけのタイプに比べれば、若干聴き手側にも努力が求められますが
それを考慮して非常にわかりやすく丁寧に進められています。

エッチはかなり面白いタイプのプレイですね。
2人にやんわりと罵られながらのオナニーですから
属性的にM向けではありますが
口調がかなり穏やかなためノーマル寄りでもいけるでしょう。

付属の冊子でエッチの詳しいやり方を図解付きで説明するなど
こちらも初心者に合わせた新設設計なのはありがたいです。

CV:東十条 真里亜さん
総時間 1:13:51(選択するオプションにより多少前後します)


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
声優さんについて調べてみましたが、これといった情報がありません。
ただ演技自体は非常にしっかりとしているため
プロの声優さんが別名義で演じられているものと思われます。

あと「そうじゃろ?」を何度も言うのは絶対に狙ってるだろ…

9月26日追記
DL販売の開始を受けて、ネタバレを含め記事を更新させていただきました。
また宣伝の意味も兼ねて、改めてトップに掲載させていただいております。


2018年6月30日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/76731751.html

ツンデレ女王様の強気な催眠隠語

サークル「ワイルドストロベリー」さんの催眠音声作品。
主に癒し系の音声作品を作られているサークルさんです。

本作品は「淫語」をタイトルに入れているだけあって
催眠音声でありながら、序盤からそれなりに淫語が飛び交います。
導入部から淫語が登場するのはなかなか珍しいかも。

また、登場する2人がご主人様と下僕でありながら
ご主人様がとてもとても優しいおかげで
かなり対等に近い甘めのエッチが繰り広げられます。



ご主人様の暇つぶしに
ご主人様であるエリザにオナニーをさせられるお話。

「聞こえているのか 私だ お前の主 エリザだ」
エリザはご主人様らしい、やや高圧的な声の女性。
今日はどうも寝つきが悪いらしく
彼女が眠くなるまでの暇つぶしとして、主人公で遊ぶことにします。

「ちんちん ちんちん ちんちん ちんちん ちんちん ちんちん ちんちん ちんちん」
本作品は催眠音声を称しているには珍しく、エリザが冒頭から淫語を連発してきます。

催眠をかけるにあたって
最初から相手を性的に興奮させることが効果的なのかはよくわかりませんが
あまり見たいタイプの作品と言えるでしょう。

催眠導入は2つのパートにまたがっており、合計で7分ほど。
目を閉じて軽く深呼吸をした後
エリザはある3つの約束を主人公に言い聞かせてくれます。

「お前は 私の声だけで感じろ お前は 私が声で犯す」
後半はちょっとしたイメージ誘導により両手の自由を奪ってから
彼女の声に耳を傾けることをひたすら促します。

以上で催眠と思われるシーンは終わりです。
詳しい感想などは総評に回すとして
なんといいますか、かなり奇抜な内容ではあります。



彼女の鼓動を、吐息を感じて
エッチシーンはおよそ32分間。
プレイは愛撫、手コキ、乳首責め、疑似SEX(オナニー)となります。
効果音は鳴る/鳴らないの選択が可能で
鳴る場合は手コキと乳首責めの際に若干リアルな音が流れます。

「ほら 感じろ すぐ横にいる私を」
興奮しているけど、手が動かなくてちんちんをいじれない
そんなもどかしい主人公のために
エリザが寄り添うほど近寄り、その細い指で彼の体を撫で始めます。

ここでは部分的にエリザの声のボリュームが右側に傾くため
彼女がすぐそばにいるかのような感覚が味わえるでしょう。
(バイノーラルではありません。)

エリザは主人公に接する態度自体に変化はないものの
ご主人様にしては非常に寛容な性格なのか
下僕のちんちんを自らの手で扱いてあげるなど、とても献身的に相手をしてくれます。

「こうか? こうやってしゅっしゅすればいいのか?」
また、主人公にちんちんの感じる場所の指示を求めるなど
エリザは性に対する未熟な一面も持ち合わせています。

こういった弱みを見せるご主人様はあまりいませんから
面白いキャラ設定だと思います。

「私の小さなおまんこだ お前のためにとっておいた
お前のちんちん専用のおまんこだ」

ラストの疑似SEXは形式こそ疑似ではありますが、プレイはSEXそのもの。
彼女に馬乗りにされながら、騎乗位の体勢で繋がっている様子が描かれています。
その甘い声を聴いているだけで、自然と興奮が高まることでしょう。

このように、主従の関係にありながら
さながら恋人同士であるかのような
とても甘い雰囲気のエッチを聴くことができます。



エロボイスとしてなら、な作品
催眠音声よりも、催眠的な要素の入ったボイスドラマに近い作品です。
催眠にかかることを目的としてはいないように思えます。

最初のエリザの声に注意を向けさせる部分までは良い展開だったのですが
その先で主人公の心を責めるようなシーンもなく、エッチに突入してしまいます。

エッチシーンでは、エロいイメージを呼び起こす部分はあっても
「私の言葉はお前の願望 私の言葉に従うのは幸せ」みたいな
心を縛り付ける類の暗示はほぼ登場しません。

一方エロの方はというと、ご主人様が下僕に奉仕する時点で珍しいと言えます。
所詮は幻想、かりそめの関係にすぎないのはわかっているのですが
プレイ中のエリザの声はとても穏やかで
一時的にせよ彼女の恋人気分を味わえるでしょう。

時間に余裕があるおかげで、展開もかなりゆっくりとしたペースです。
淫語は標準よりやや多いくらいには登場します。
属性的にはノーマルに近いMでしょうか。
私はそこまで悪いとは思いません。

総合的に見ると、エロボイスとしてなら十分に良い作品ではないかなと。
そちらなら6点くらいの内容だと思います。
ただサークルさんが催眠音声と言われている以上
催眠音声として考え、以下の点数とさせていただきました。

CV:椎那 天さん
総時間 54:18


オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

触手×魔法少女

サークル「白蛙」さんの同人音声作品。
既に一つのジャンルとして確立されている触手が登場する作品です。

本作品は挿し絵を見ていただければわかるように
可愛い女の子が触手に凌辱されてしまうことになります。
その情景を様々な効果音とモノローグによって
聴き手にわかりやすいよう、精密に描いているのが特徴です。

また、得体の知れない謎生物に処女を捧げてしまったり
それに蹂躙され、最終的には快楽の虜にされるなど
ブラックな要素が充実していますから
背徳感をたっぷりと味わいたい方には向いている作品と言えるでしょう。



敗者に待ち構える運命とは
魔法少女が触手に種付けされるお話。

「は 離してぇ」
魔法少女はやや幼さを感じさせる声の女の子。
正義の味方として魔法生物と戦う日々を送っていますが
今日は戦いに敗れ、彼らの住む世界へと連れ込まれてしまいます。

本作品は女の子と謎生物の交合がテーマですから、想像力が大切になります。
それを考慮して触手のうごめく音、彼女を締め付ける音、彼女の衣服が破ける音など
およそ考えられる部分のすべてに効果音が用意されています。

触手の音などはなかなか現実では表現が難しい所もあるのですが
いかにもそれらしい音がきちんと使われていますから
彼の禍々しさが上手に表現されていると思います。

また、合間に魔法少女のモノローグを挟むことで
プレイだけではわかりにくい状況をきちんと説明してくれますので
感情移入はかなりしやすいと言えるでしょう。



拒み、戸惑い、そして受け入れる
エッチシーンは2つのパートに分かれており、ほぼ全編に当たる39分ほど。
プレイは愛撫、手コキ、フェラ、SEXを触手相手に行います。
シーンごとにリアル目のエッチな効果音が流れます。

「触手 気持ち悪いよぉ ぬるぬるべたべたで」
全身を締め付けられ、身動きの取れなくなった魔法少女に
グロテスクな触手たちがじわじわと襲いかかります。

「おっぱい気持ちいい おっぱいじんじん熱くなってるぅ おっぱい疼いてるぅ」
ここでは男を知らない魔法少女が、最初は激しく拒絶していたものの
触手のもたらす初めての感覚に驚き、戸惑い、それに溺れていく様子を
たっぷりと味わうことができるでしょう。

「触手さん ダメっ 私…初めてなんです 許してください」
山場はやはり処女を喪失するシーン。
おっぱいから伝わってくる甘い快感に浸っていた彼女も
ここでは一転して激しい抵抗を見せますが
それも空しく、とうとう触手に初めてを捧げてしまうことになります。
このへんは背徳感満点ですね。

白蛙さんの作品というと長い長い射精シーンもポイントです。

「出さないで 出さないで でもだめぇ 気持ちよくて何も考えられないよぉ」
痛みと快感を同時に味わい、混乱している彼女の無防備な膣内へ
何度も律動を繰り返しながら、40秒もの時間をかけて大量の精液を吐き出します。

音声作品の場合10~20秒がスタンダードですから
射精をされている最中の女性の様子をたっぷりと聴ける点で
かなり貴重な作品と言えるでしょう。

ちなみに後半でも射精シーンがありまして
そこでは1分10秒もの長時間に及ぶ射精シーンが楽しめます。



プレイはブラックながらも雰囲気はマイルドな作品
「可愛い女の子が醜い触手の子供を孕んでしまう」
展開としてはかなりブラックながらも、魔法少女の性への欲求がとても強いからか
彼女は泣き叫んだり絶望することもなく
意外にすんなりと快楽の海に沈んでいきます。

残酷性が薄められているため、そこまで雰囲気は暗くありません。
だからこの手の作品としては、やや万人向けに位置すると思います。
触手の子を産むシーンは収録されていませんから
グロ系が苦手な方でも大丈夫。

事後のお話もハッピーではないものの、突き落とされる感じでもありません。
聴き終わって気分が重くなる方はそこまでいないでしょう。
女の子を凌辱する内容ですからS向けの作品になります。

前半はノーマル、後半はアヘと2種類の喘ぎ声を使い分けることで
快楽に堕ちた様子を描いているのはいいですね。
ふぁさんさんのアヘ声を聴いたのは久しぶりだったので、そのへんも新鮮でした。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 40:45


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

催眠にょナニー(女体化催眠)

サークル「風呂井戸ソフト」さんの催眠音声作品。
女体化をテーマとした、同サークルさんの最初の催眠音声作品です。

本作品は事前に聴き手の理想の女性を具体的に頭に焼き付けておき
作品内でその女性に変化させることで
聴き手のイメージを容易にしているところが特徴です。

女体化のハードルの高さは、女性の感覚をイメージすることもさることながら
自分が女性になった際の具体像を思い浮かべるのが難しい所にもあります。
そう考えると、本作品は女体化初心者向けの作品と言えるでしょう。



憧れの女性になるために
お姉さんの催眠で自分が理想とする女性になり、オナニーをするお話。

「これからあなたを 催眠状態に導いていきます」
お姉さんはゆっくりとした口調の、か細い声の女性。
彼女自身の自己紹介をする暇もなく
主人公にいきなり横になるように指示をしてきます。

冒頭で書いたように
本作品の女体化の対象は「自分が理想とする女性」です。
2次元でも3次元でも構いませんから
好きな女性や女性キャラの画像を見て、その姿を頭にインプットしましょう。
それが鮮明であればあるほど、女体化後のイメージが楽になります。

催眠はおよそ17分間。
まずは腹式呼吸(深呼吸)をしながら、彼女の声に耳を傾けていきます。

開始から30秒ほどすると
鐘の音をぼかしてエコーをかけたような、不思議な効果音が流れ始めます。
この音を聴いていると、何やら小刻みに頭をゆすられているようで
私は3分ほどで頭がぼんやりとしてしまいました。

「体についている余計な考えや思いを 捨てていっちゃおうね」
お姉さんは女性として新しく生まれ変わるために
今の自分の心と体をすべて投げ捨てて、裸になるように促してきます。

彼女の声と効果音に身を委ねていれば
自然と頭が空っぽになり、一時的に今の自分を忘れることができるはず。
「脱ぎ捨てなきゃ」とか無理に考える必要はありません。

ここまででおよそ8分が経過し、残りの時間で女体化を行うことになります。
姿かたちについては具体的なイメージが可能ですから
あとは自分がその姿になったらどうなるかを想像し、この先のエッチに備えましょう。

聴く前は催眠と女体化を17分で行うのは難しいと考えていたのですが
効果音のおかげで、短時間の割には思ったよりずっと深く催眠に入ることができます。
女体化も具体的な材料があるおかげで、イメージしやすいのではないでしょうか。



彼女と向かい合いながらのオナニー
エッチシーンは4つのパートに分かれており、合計で18分30秒ほど。
プレイはオナニーのみとなります。

効果音はシーンに応じて、粘性の高いややリアルなくちゃ音が流れます。
セルフは女体化ですからありません。

「私たちはお互い通じ合ってる 愛し合ってるんだよ」
鏡の前に立ち、そこに映っているお姉さん(=自分)と向き合いながら
彼女の指示に従って己の体を慰めることになります。

エッチは主人公の状況や感情の推移などを
お姉さんが説明するような形で進められ
その合間合間にくちゃ音や喘ぎ声が聞こえる感じです。

プレイそのものよりは、雰囲気に浸ることで気持ちよくなるように作られていますから
ここでも想像力がカギを握ることになります。

途中で感度上昇のためにカウントダウンを行ってくるなど
エッチに入っても催眠は続きます。
催眠に深く入っていればいるほど
最後の連続絶頂でより気持ちいい感覚を味わえるでしょう。

もちろん女性での絶頂ですから、ドライオーガズムを目指すことになります。
私の場合、カウント中は会陰部のあたりがきゅーっと締まって
カウント0になるとそこにぱぁーっと甘い感覚が広がり、それが1分程続きました。



コンパクトにまとめられた女体化作品
1時間を超える長い作品の多い女体化音声の中で
45分と比較的お手軽に収まった聴きやすい作品です。

この手の作品に多い、自分の体を女性に変化させていく形式を敢えて避け
都合の良い女性をそのまま持ってくることで
リアルさは失われましたが、イメージの難度が格段に下げられています。

結局どうあっても自分が女性になることは不可能ですし
それならいっそこのような形にしてしまった方がいいのかもしれません。
具体的に想像できる材料があるのはとても大きいです。

催眠は効果音がかなり強力で、これだけでも自然に意識がぼやけてしまいます。
女体化は変化ではなく変身と言った方がいいでしょう。
ちょっとした儀式を通過すると、女性になった自分がそこにいる。
そんな感じで、初心者向けだと私は思います。

エッチは4パート中2パートが催眠的な内容だったりと
催眠要素が強めになっています。
「脳だけでイク」という感覚はなかなか難しいものなのですが
未経験の方でもこの作品なら、そのきっかけを掴めるかもしれません。

反面、純粋なエロの要素は少なくなっています。
喘ぎ声やくちゃ音は鳴りはするものの
合間合間に3秒程度が数回鳴る感じで、継続して聴けるタイプではありません。
淫語も口調が客観的なおかげで、興奮には繋がりにくいかなと。

まとめるとハードルが低めな女体化音声です。
女体化に興味のある方の入門用として、丁度いい作品だと私は思います。

CV:桃華れんさん
総時間 45:06


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2017年8月22日追記
再レビューを公開しました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/72178351.html

クールにデレる体の小さないもうと

サークル「MooNSHINeR」さんの同人音声作品。

今回登場するキャラは、音声作品ではなかなか見かけないクーデレです。
普段は淡々として落ち着いているのが、とあるタイミングが来ると一気にデレる。
そのギャップにぐっとくるのが人気の理由だそうです。

本作品に登場する女の子もその例に漏れず
本当に落ち着いた声で、日常のことから愛の告白まで行います。

そんなキャラがエッチになると小動物のような可愛い喘ぎ声を上げる。
このギャップが際立っているのが本作品の特徴です。



家族ではなく異性として兄を愛する妹
クールな妹が実の兄とエッチをしてしまうお話。

「兄よ 一つ聞きたいのだが 午後から何か予定はあるだろうか?」
妹は実年齢に比べると大人びた、とても落ち着いた声で話す女の子。
兄に対してもかなり他人行儀な言葉遣いをする子で
先日あったとある出来事を兄に報告することにします。

「さすがは私の好きな兄だな そういう優しさは 愛するに値するぞ」
妹は作品のタイトル通り本当にクールで
愛の告白と思われるセリフであっても、淡々とした口調でさらりと言ってのけます。
それだけ自分の気持ちに自信を持っているのでしょう。

「私は兄が好きだ 兄以外の男子に この言葉を囁く気にはならん」
彼女の言葉は清々しいほどにストレートで
その通りの意味以外に解釈しようがありません。
だからこそ、聴き手の心にも深く突き刺さります。

もじもじして言葉を区切りながらの告白もいいですが
こういうタイプの告白も面白いですね。
何の迷いもない彼女の口調には、兄に対する想いの深さを感じます。



エッチでは一人の少女に戻る妹
エッチシーンは9パートほどあり、合計でおよそ46分。
プレイはキス、愛撫、クンニ、手マン、フェラ、SEXとほぼ一通り揃っています。

効果音は鳴りそうなシーンすべてで流れます。
クンニでもきちんとちゅぱ音が入っているのはいいですね。

「私は… 私は 兄と近親相姦がしたいと 思ってるのだが」
自分の想いを伝え、それを兄に受け入れてもらえたことに安心した妹は
心だけではなく体でも繋がるため、少しずつ性の階段をのぼっていきます。

妹は性格がしっかりしていても体はまだ少女ですから
基本的には兄にリードされるような形でエッチは進められています。

ここでは妹の普段と大きなギャップが一番の聴きどころになるでしょう。

兄に突然キスをされて戸惑ったり、乳首に触れられて小さく叫んでしまうなど
妹はエッチになると、女の子として年齢相応の反応を示してくれます。

そして感じる時の彼女の声がとても甘い。

「クリトリス凄いっっ! そこ舐められると 体が跳ね上がっちゃって 声抑えきれなく」
おまんこを初めていじられた時の反応なども非常に初々しく
彼女が少しずつ女になっていく様子を聴いていると
自然と股間が熱くなってしまうでしょう。

また、プレイの合間合間のセリフには、兄に対する妹の純粋な愛が感じられます。

「愛する兄に 身も心も捧げたいと思う 近親相姦願望まみれの妹だ」
「私はいいのだよ 襲いかかられても 避妊されなくても」

妹はこれが近親相姦という禁断の行為であることを十分に理解しており
それでも尚一生兄を愛し、自分のすべてを捧げる覚悟を既に持っています。

「動いてくれ 好きなように 私の膣で 気持ちよくなってくれ」
山場となるSEXシーンでは、彼女が兄を満足させるため
体に走る痛みを必死に耐える様子がとても健気に映ります。

このように、キャラやシチュを活かした
ストーリー性の高いエッチを楽しむことができます。



清々しいほどにまっすぐな作品
妹の兄に対する愛情の強さがとてもわかりやすく表現されており
それが深く心に残りました。

全体で10のパートに細かく分けられているおかげで
インターバルに当たるような無駄な部分がなく
そのシーンだけを楽しめるように作られているのはありがたいです。
ボイスドラマの名の通り、ストーリーがしっかりとしています。

エッチはキスから始まりSEXに至るまでを、手順を追うような形で進められています。
キス、フェラといったちゅぱ音中心のパートと
クンニ、SEXなど喘ぎ声中心のパートのバランスが取れており
様々なニーズに対応できる内容と言えます。
純愛モノですから誰でも聴けるでしょう。

妹は本当にまっすぐなキャラで、何よりも兄の意向を最優先します。
今この関係を公表しないのも、SEXの時に避妊をするのも
すべては兄に迷惑をかけないためです。
そしてもし彼が望むのなら、今すぐにでも孕む覚悟すら持っています。
ここまで自分を犠牲にできるのも、愛の力なのでしょうか。

CV:木下鈴さん
総時間 1:17:51


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
妹のキャラはクーデレより素直クールの方が当てはまると思います。
タイトルとキャラに若干のズレがあるため
少しマイナスをさせていただきました。

前編では主に催眠音声を聴く前のことについて書きました。
中編と後編では実際に作品を聴く際に
気を付けた方がいいことに焦点を当てていきます。

内容的に前回と若干被る部分があるかもしれません。
その点についてはご容赦ください。



3 無理にすべてのセリフを聴く必要はありません
催眠音声の多くは1人の人物が聴き手に対して語り掛けてきます。
ただごく稀に2人以上登場するものも存在します。

代表的な作品だと
「双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」や「双子 白」が挙げられますが
このようなタイプのことを作品名を取って「双子形式」と私は呼んでいます。
(正式名称を調べても見つけられませんでした。無いのかもしれません。)
そしてこの双子形式には名作が多いのです。

双子形式の最大の特徴は2人が左右から別々の内容を語り掛けてくること。
大抵の作品は右・左の担当が決まっていて
掛け合いをやるような感じで進めてくれるのですが
実際聴いてみると音のうねりによって非常に不思議な感覚を得ることができます。

左右から別々の言葉が生まれるわけですから
聴き手は作品の流れを掴むため、それを追っていくことになります。
ここで大事なのが「すべてのセリフを無理に聴こうとする必要は無い」なのです。

すべてのセリフを追おうとすると当然頭の回転数が上がります。
でも催眠というのは意識をぼんやりさせることですから
結果的に相反する行動をとってしまうことになるわけです。
「催眠にかかろうとしていたのに逆にかかれなくなった」
これでは本末転倒です。

じゃあどうするか。
最初のうちはどちらか片方を決めて、そちらだけ追っていくのがいいでしょう。
そうすることでもう片方の言葉が、言葉ではなくただの「音」になり
催眠にかかるための手助けをしてくれるようになります。

慣れてくると2人の言葉を部分的に抜粋しながら聴くこともできるようになります。
おそらくそうした方が催眠にはかかりやすいと私は思うのですが
これもやはり人それぞれでしょう。
皆さんのかかりやすい方法で進めればいいのではないでしょうか。



双子形式以外の作品でも考え方は同じ
前項では敢えて双子形式の作品に絞ってみましたが
この考えは1人が語り掛けてくる作品にももちろん当てはまります。

例えば「催眠巫女~憑依と浄霊~」は
除霊師さんが催眠中に様々なことを話してくれる作品で
私は最初その流れを追っていったために催眠に上手くかかれませんでした。
そこで改めて先のやり方で臨んだら上手くかかれたのを覚えています。

セリフとセリフの間を置かず、矢継ぎ早に話しかけてくるタイプの作品は
セリフの内容以外にも流れにスピード感を持たせることで
聴き手を心理的に追い込もうとする意図があります。

そういう場合は話の内容に耳を傾けるより
「何かに追い立てられている」という危機感を
心に植え付けた方がいいのかもしれません。

結局のところ私が言いたかったのは、どんな作品にせよ
「流れに身を任せた方が催眠にかかりやすい」
これに尽きます。

そのための具体的な手段の一つとして
聞き流すことの大切さを書かせていただきました。


後編に続く...


「催眠オナニー講座 その3 「催眠音声を聴く際の心得」 後編」

※2019年10月11日追記
表記を若干修正し以前よりも読みやすくしました。

Parasite ~寄生概念~

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。

「Mの素養がある人を、本当のマゾ豚に変えてしまおう」
そんな「Mへの開花」が作品のテーマとなっています。

本作品はM向けであることには間違いないのですが
最初はお姉さんが主人公をあくまでノーマルとして扱い
少しずつ心を解放させ、そして後戻りができないように追い込む。
そんな順を追うような展開が持ち味です。

また、同じテーマの作品である「ヒプノスレーブ ~Mへの覚醒~」のように
力技でMに変えるのではなく、最終的な判断を主人公に委ねているなど
割とソフトな路線のため、比較的万人向けである点も特徴と言えます。



「マゾになりたい」願望を叶えるために
お姉さんにマゾ豚に変えられ、終わりのないオナニーをさせられるお話。

「歓迎するね ところで 君は今 何回目?」
お姉さんは淡々とした口調で語り掛けてくる、落ち着いた声の女性。

人の心の奥深くに潜む願望を察知することに長けており
今回は主人公の「マゾになりたい」という願望を
催眠によって叶えてあげることにします。

催眠は2つのパートに分かれており、合計すると26分間。
前半は暗示にかかりやすくするための準備運動として
深呼吸をしたり、簡単なストレッチをすることで心と体をほぐしていきます。

「ふわふわとした気持ちよさが どんどん高まっていく そんな気がする」
深呼吸に合わせて体を動かす合間にも
お姉さんは平易な言葉を使って、きちんとイメージも植え付けてくれます。

やってることは本当に単純なのですが
お姉さんの声が加わっているおかげか
私はここだけで意識がぼんやりとしてしまいました。

後半は暗示によってマゾの本性を開花させていく流れになります。

「君は本当は心の奥底では 今よりもっとひどいマゾに堕ちることを 望んでいるから」
ここではお姉さんが囁き声で話すようになり
作品タイトルの通り、彼女が頭の中に寄生しているかのように
耳元で意識の変化を促すような暗示をかけてくれます。

催眠の段階では、主人公はマゾではなく一般人として扱われるため
お姉さんが見下したりせず、普通に向き合ってくれるのがポイントです。
この部分に関しては万人向けと言えるでしょう。
もちろん、初心者が聴いても十分に催眠に入れる内容だと思います。



「絶対に射精させない」強い意志を感じる寸止め
エッチシーンはおよそ34分、こちらも2つのパートに分かれています。
プレイは寸止めオナニーのみとなります。

効果音はありません。
セルフは有りになります。

「肉欲の虜になった 自分の姿 現実になるのは もうすぐ」
マゾになるための心の準備を完了した後は
彼女の目の前でオナニーをすることで、より完全なマゾ豚を目指すことになります。

ここで一般的なM向け作品と決定的に違うのは
彼女はあくまでマゾ豚になるための手助けをするだけで
最終的に主人公がそうなるかどうかは、彼自身に決めさせていることです。


「少しずつだけつまみ食いして すぐやめればいいだけ」
もちろん彼女の目的はわかりきってますから
焚き付けることで少しずつ前に進めようとはしてきます。

甘美な味をちょっとずつ覚えさせていき、後戻りできないように誘導していく。
そんな巧妙なやり取りをここでは聴くことができます。

「よくできました マ・ゾ・ぶ・た・くーん」
マゾ豚になることが決まった後は、彼女の態度が一気にSっぽくなり
彼女の声に従っての寸止め地獄が繰り広げられます。

ここでは本当に何度も何度も何度も何度も寸止めを行います。
寸止めとしては長めの時間が取られていますから
途中での暴発に注意しながらなんとか完遂してみてください。

このようにエッチシーンは前半ソフト、後半ハードと
メリハリのあるプレイが楽しめるのが特徴的と言えるでしょう。



こっそりと巧妙にMへと導いてくれる作品
お姉さんの巧妙な駆け引きによって、いつの間にかマゾの道へと引きずり込まれていく。
そんな流れるようなやり取りを聴くことができる、珍しい催眠音声です。

「君は救いようのないマゾ豚 気持ちわる-い 最低だね」
マゾ豚に成り下がった主人公に対して
お姉さんが言葉責めをするシーンがあるものの
言葉はともかく口調はかなりソフトなため、心が激しく傷つくことはまずありません。
ノーマル寄りの方でも聴ける作品だと思います。

催眠は至ってシンプルで、指示や暗示の内容もわかりやすく
初心者から上級者まで、誰にでも聴ける親切設計です。
このへんはいくつもの名作を生み出しているサークルさんですから
まったく問題はありません。

エッチは淫語の登場数がやや少ないことを考えると
僅かでもMの素養があった方がより楽しめるでしょう。
あと寸止めシーンでは、若干痛みを伴うことになりますのでご注意ください。
(金的ではありません。)

本作品は寸止めを完遂した方は「グッドエンド」
暴発してしまった方は「お漏らし嘲笑」という、それぞれ専用のパートが用意されています。

内容的にそこまで大きな違いはありませんが
最後の雰囲気づくりということで
結果に即したパートをどちらか選んで聴いてみてください。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 1:07:13(共通パート) 2:01(グッドエンド) 2:27(お漏らし嘲笑)


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2016年5月21日追記
再レビューを公開しました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/60187144.html

ことね様のご褒美フェラ~ワンコインプライス~

サークル「human chair」さんの同人音声作品。

「ことね様のヒーリング喘ぎボイス~ワンコインプライス~」と同様に
今回はフェラのみで構成されている作品となります。

「頑張っている男の子へのご褒美」がコンセプトの本作品は
バキュームフェラに特化しており
おちんちんを吸い上げるような音が多数収録されています。

また、敢えてフェラのペースをあまり上げないことで
相手により長く楽しんでもらいたい、という
ことねさんの心遣いが感じられるのと共に
プレイ自体にあまあまな雰囲気が醸し出されているのも特徴です。



日頃頑張っているあなたのために
ことね様がバキュームフェラをしてくれるお話。

「何かに毎日頑張って打ち込んでる人に ことねがご褒美を与えます」
ことね様は大人っぽく落ち着いた声の女性。
仕事などで疲れた心と体を癒すために
ねっとりとしたバキュームフェラでご奉仕してくれることになります。

まずはどういった作品かを理解してもらうために
最初の2分間は体験版を兼ねた作品説明をしてくれます。

本作品の一番の目的は、もちろん性欲を満たすことになりますが
それ以外にも若干の癒しを提供したいと、ことね様は考えているのかもしれません。

「オナニーだって 打ち込んでる人は輝いてます」
ことね様は世間的には頑張っていると見られない人に対しても
等しく救いの手を差し伸べてくれます。

「今このひと時だけは、すべてを忘れて彼女にすべてを預けたい」
彼女の声にはそんな安心感を覚えました。



とても丁寧で独特なフェラ
本編の時間はおよそ15分30秒。
これのほぼすべてがフェラにあてられています。
フェラのみですので効果音はありません。

「あんっ じゅりゅるるぅ んはんっ んっ」
開始1秒の時点で、ことね様は既におちんちんを咥えており
甘い吐息とちゅぱ音が聞こえ始めます。

フェラと一言で言っても色々なタイプがありますが
本作品のフェラは、相手が射精するまでおちんちんから口を離しません。
といってもあくまで音だけですから
私にはそう聞き取れたという意味で捉えてください。

ちゅぱ音はバキュームフェラを行っていることがよくわかるように
「じゅるるる」と唾液を鳴らしながらの吸い付きと
「れろれろれろれろ」と口の中で舌を使って舐めまわす動作が軸になっています。
このへんがメインで聴ける作品はかなり珍しいですね。

もちろんそれらをただ交互に行っているわけではなく
1回の動作の時間やリズムを変えたりすることで
おちんちんが刺激に慣れてしまわないように気をつけながら
少しずつ射精へと導いてくれます。
だから、聴いていて途中で飽きることはまずないでしょう。

また合間に聞こえてくる吐息は、鼻にかかったやや篭ったものになっており
肉棒を咥え続けている様子をイメージしやすくなっています。
  
フェラのペース自体は、全体を通して意外にゆっくりとしており
後半になると若干ペースアップするものの
それでも一般的な作品のフェラヨリ少し速い程度です。

確かに唾音をまき散らすような激しいフェラもいいですが
本作品のフェラはあくまでご褒美。
すぐにイってしまっては、体はともかく心が満たされません。

そんなことも考えているのか、ことね様はゆっくりと、そして丹念に舐めてくれます。
愛すら感じてしまうような彼女の責めを聴いていると
知らず知らずのうちに心と体が興奮してしまうでしょう。

このように、短時間ながらも色々な要素が凝縮された
密度の濃いフェラを楽しむことができます。



フェラだけですべてを満たしてくれる作品
ことね様の温もりを感じる作品です。

彼女は相手のことをよく考えて、本当にゆっくり優しく射精させてくれます。
射精中もより多く精液を吐き出せるように
やや間隔を開けて弱めの刺激を送り続ける
など
「満足してもらいたい」という細かい心遣いが感じられます。

射精して体を満足させた後にかける言葉も慈愛に満ちており
そこで今度は心が満たされることになるでしょう。

ちゅぱ音の構成が独特なところもいいですね。
バキュームの唾音は「ぶばっ」ではなく「しゅるるる」というやや大人しい感じで
おちんちんが口の中で、柔らかく包まれているようなイメージが沸きました。

そして価格がたったの100円。
抜群のコスパを誇る、フェラ好きはもちろん
そうでない方もかなり満足できる作品と言えます。

CV:紅月ことねさん
総時間 17:30


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

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