同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

ヒプノフィルター

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、優しくて人懐っこい声と態度の女の子が
「フィルター」をテーマにした催眠とエッチで気持ちいい体験をプレゼントします。

聴き手を主人公に限りなく近づけることを目指した臨場感のあるサービスが行われており
彼女は様々な環境音を交えた催眠によってまずはその場にいる気分に浸らせ
エッチも多くのシーンで密着しながら暗示と音を巧みに組み合わせたリードをします。
音が織り成す癒しの世界にようこそ
女の子から催眠とエッチなご奉仕を受けるお話。

「さてさて ちょっとこの作品 うるさいよね? ははっ」
女の子は砕けた口調で話す明るい声の女の子。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると、様々な音を使った催眠をかけ始めます。

本作品は彼女と二人きりで同じ時間を過ごす幸せな気分を存分に味わってもらうことを目的に
総時間およそ50分をほぼ均等に分けて催眠→エッチの順に行います。

催眠音声は女体化など現実世界では難しい行為を擬似的に体験させる作品が多いです。
しかしこの作品は擬似的ではなく実際に体感できるように彼女がリードします。
簡単に言えば臨場感がとてつもなく高いということです。

その最もわかりやすい要素がバックで流れる効果音と環境音。
音声開始直後から催眠パート終了時まで扇風機、洗濯機、掃除機など家でよく聴く音が流れ続けます。

聴き始めた直後はちょっとうるさく感じるかもしれませんが
音質が良く日常生活でよく聴く種類の音ばかりなので、ある程度経つとむしろ落ち着きを感じるようになります。
現在独り暮らしをしてる人は実家にいるような気分を抱くかもしれませんね。
もちろん彼女も言葉を使ってそう感じるようにサポートします。

ちなみに、この後説明する催眠パートは通常版の他に効果音の音量が大きいバージョンもあります。
聴いた限りでは通常版の方が効果音の音量が丁度良く感じました。
音量の大きなものを用意した理由は、パート終盤に登場するとある音を聴きやすくしたかったからだと思います。

「いきなりこんなノイズや環境音だらけの音声だったら どんなクソ音声だよって思うもん 作者はちゃんとノイズカットしろよーってね ふふっ」
彼女の人懐っこいキャラも大きなポイント。
冒頭から上のセリフのような親しみを感じる口調で語りかけます。
二人の関係は特に触れられてませんが、恋人か幼馴染あたりなのだと思います。
エッチに入っても彼を気持ちよくすることを第一に考えたあまあまな責めをします。
音と意識の性質を利用した独創的な催眠
催眠はおよそ23分間。
今回施す催眠のコンセプトを軽く説明してから、まずは周りで聞こえる音に意識を向け
それから彼女に言われた通りに深呼吸や瞬きをします。

「窓の外から聞こえてくる 工事の音 洗濯機や扇風機 時計の音 色々な音が聞こえてくるよね」
最中は右、左、中央の3箇所で別々の音が同時に鳴り響きます。
しかもお話が進むのに合わせて特定の音が消えたり逆に鳴り始めたりします。
彼女も特定の音に意識を向けさせて癒しを与え、催眠状態を深めようとします。
普段は脇役に位置づけられるこれらの音を活用して催眠をスムーズに進めます。

「吸う時と 吐く時 それが切り替わる時に 瞬きをする」
「すーっと(目を)閉じる すーっと閉じる そして 閉じると さらに気持ちよく 深い深い世界へと入っていく」

深呼吸と瞬きについては初めは深呼吸だけ、少し経つと深呼吸+瞬きといったように
意識する要素の数を徐々に増やしてから減らすスタイルを採ります。
人間は何かに意識を向けるとそれ以外への注意が疎かになりますから
これらを行ってる最中は周りの音がそれほど気にならないはずです。
自然なリラックスを与えつつ、まずは音に囲まれてる環境に馴染ませようとします。

お次は特定の音や自分の体に意識を向けさせながら
体が重くなったり意識がぼやける暗示を入れて催眠状態をさらに深めます。

「だんだん両腕が重くなっていたり それを実感したり そして今 腕に意識を向けていると また掃除機の音が聞こえていなかったことに気がついたりする」
「あっちへこっちへ意識を向けて 頭が疲れたせいか さらにボーっとしてくる そして いつの間にか消えている 扇風機の音の存在を思い出したり 洗濯機の音が止まっていることに 驚いたりするかもしれない」

彼女は様々なものへ意識を向けさせることで聴き手の心に多少の疲れを感じさせ
隙ができたのを見計らって的確な暗示を投げかけます。
脳の処理能力を超える情報を一気に流し込んで混乱させる、みたいなアプローチはしてきませんから
心地いい気分を抱きながら体の重さも感じることになるでしょう。
「~かもしれない」などの許容暗示を多く使うことで、聴き手自身に催眠に入りつつあるのを自覚させようともします。

「環境音やノイズ そういったものがぜーんぶなくなって 私の声だけが あなたを支配する」
そして最後はすべての音を消して彼女の声だけに集中させます。
今まで色んな音が流れていただけに無音の時間はとても静かに感じます。
そんな中で聞こえる彼女の言葉は心に深く突き刺さり、しばらく残り続けるでしょう。

作品の持ち味である「音」を活用した極めて個性的な催眠です。
心のフィルターを取り除き、彼女と二人だけの世界に行くことを目的に
音声の最初から複数の音を鳴らしたり消したりし、それらに意識を向けさせながらタイミングよく暗示を入れます。

世間一般的な催眠音声とは全体の作りや進め方がかなり違うため
聴き始めた当初は「本当に催眠音声なの?」と戸惑うかもしれません。
ですが、彼女は人間なら誰でも持ってる「何かに意識を向ける」能力を活用して催眠を進めます。
そして後になるほど自分の声に集中し、言葉を素直に受け入れられる心になるよう誘導します。

彼女が作中で何度も言っている「フィルターを取る」は
「音声の行為を実際の行為と錯覚させる」ことだと私は考えています。
だからこそ現実世界でも馴染みの深い音をこれほどまで多く用意したのでしょう。

効果音や環境音を聴いてるだけでも比較的早い段階から心が安らぐのを感じます。
そして中盤以降は手足の重さや意識のぼやけを強烈に実感しました。
この内容なら催眠音声の経験が浅い人でも不思議な感覚を味わいやすいと思います。
距離の近さを感じるちょっぴり意地悪なエッチ
エッチシーンは23分ほど。
プレイは耳舐め、ローター責め、手コキ、フェラです。

ローター責めの際にリアルなモーター音が鳴ります。
セルフはなしですが絶頂シーンに射精っぽい表現があります。

「ほら…ふふっ あなたの世界に来ちゃった」
催眠を使って二人だけの自由な世界に案内した女の子は
エッチな事がしたい主人公の気持ちを察して左耳を舐め始めます。

エッチは終始彼女に責められる形で進みます。
前半シーンで行われるのは耳舐めと感度強化。
左耳→右耳の順に比較的ハイペースで水分高めのちゅぱ音を耳元至近距離から鳴らし
体が適度に温まったところで今度は催眠音声らしく言葉を使って心を盛り上げます。

「例えば 今から耳を舐めるよって言って舐めると 本当にそう感じる それは 想像で楽しむのではなく 本当に舐められてるように感じる」
そして彼女は一人でも多くの聴き手が自分に実際に舐められてる感覚を得られるように
多くのシーンで密着し囁き声で語りかけます。
バイノーラル録音なだけあって音質は非常に良く、耳舐めの合間に漏れる吐息にも温もりを感じます。

肝心の舐められてる感触については最初の時点だといまいちだったのですが
2分くらい経つと耳のあたりがゾワゾワしたり熱を帯び始めました。
今回の感覚は今まで聴いてきた耳舐め作品たちとは違う不思議で独特なものでした。
バッチリとは言わないまでもある程度成功しています。

「心の奥底からいやらしい感情がぶわーって溢れて ゾクゾクしてくる」
もうひとつの感度強化は彼女に好意を抱かせて心をぽかぽかさせたり
淫語をあまり使わずに感覚支配の暗示を入れてエッチな気分を高めます。
私の場合は上のセリフを聴いた瞬間になぜか突然勃起しました。
催眠パートを聴き終えた時点ではピンとこなかった人も、エッチでその効果を実感することになるでしょう。

対する後半はさらに踏み込んだプレイが登場します。
用意したローターをカリに当てて起動し、同時に手コキもした後フェラで絶頂へと追い込みます。

「あなたの性器に ローターを当ててあげるね ほーら」
この中で最も特徴的なプレイはやはりローター責めでしょう。
実際に効果音が鳴るのに加えて軽く刺激を与えた後にすぐさま停止し
追加の暗示を入れてから再開する焦らしを意識したリードをします。

女性に一方的に責められるシチュですが彼女に彼を調教する気持ちは一切ありません。
最後の瞬間をより気持ちよく迎えてもらえるように敢えて意地悪をします。
エロトランスさんの作品はエッチがそれほどエロくないケースをよく見かけますが
この作品はちゅぱ音がそれなりに鳴りますし、責め方も男性を喜ばせることをいつも以上に意識しています。


その部分が最も色濃く出てるのが最後に行うフェラ。
十分に性感を高めたところで中央やや遠くの位置から下品で激しいちゅぱ音が鳴り響きます。

フェラ開始から絶頂までの時間が約3分と短いのが気になるものの
最中はセリフよりもちゅぱ音の割合が多く、舐めっぷりもパワフルかつエロいです。
カウントではなく絶頂を許可するセリフに合わせてイきます。

このように、エロさを持たせつつ技術もきっちり盛り込んだバランスのいいプレイが繰り広げられています。
臨場感抜群な作品
作品の世界にいる感覚を抱きながら気持ちよくなれる作品です。

女の子は聴き手が主人公とできるだけ近い位置でサービスを楽しめるように
二人がいる場所を多種多様な効果音と環境音を使ってリアルに表現し
その上でそれらを活用しながら意識の力を弱めたり、暗示を入れて催眠状態を深めます。

かれこれ7年以上も活動を続け、その中で数多くの名作を生み出されてるサークルさんなだけあって
催眠パートの展開や誘導のアプローチは抜きん出たものを持っています。
使用する音の種類がどれも家庭を意識していて大衆的ですし
鳴らし方や変化のさせ方も聴き手の興味を引き、集中力が自然と高まるように考えながら行っています。
「ヒプノレイン」や「ヒプノタイマー」といった他の音系作品とは作りが明らかに違って面白いです。

「私とあなたは今 繋がっている 幸せだね」
そして何より彼女の声・言葉・態度に心が温められます。
他人とは思えない親しみを感じるやり取りが緊張を解きほぐし、催眠にとって重要な信頼関係を無理なく構築します。
彼女との心の距離をあまり感じないから心が開きやすくなり、それがフィルターの除去を助けています。
効果音と彼女のキャラ、この2つの要素がしっかり噛み合ってるからこそ強い癒しを感じるのです。

エッチは従来の暗示主体の責めではなく、ちゅぱ音やローター音といった純粋なエロ要素をやや多く組み込んでいます。
実際にされてる感覚を味わうには責めてもらわないと始まらないからこうしたのでしょう。
催眠パートと違って環境音が鳴らないので声やエッチな音に集中できます。
初回でドライまではいけなくても、耳や股間がムズムズするくらいなら割と味わえるのではないでしょうか。

絶頂シーンは最後に1回。
ちゅぱ音そこそこ、淫語とローター音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

コンセプト・構成・展開など様々な部分が個性的かつハイレベルな作品です。
リアリティのある作品、変わった作品を聴きたい人におすすめします。

CV:そらまめ。さん
総時間 52:59

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
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2024年9月12日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/93753271.html

超人気SNSの反逆者再教育プログラム

サークル「amoroso」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、とある組織に所属する知的な印象のお姉さんが
反逆者の男性にエッチなお仕置きをして更生を呼びかけます。

元ネタを強く意識した個性的なセリフとパイズリ特化のエッチが魅力で
前者は女性に屈服させられるMの快楽を、後者は奉仕による純粋な快楽と興奮を与えてくれます。
反逆者への甘い罰
ギャルスタ運営チームのお姉さんに調教され反省文を書くお話。

「ああ お目覚めですか おはようございます ここはギャルスタ運営本部です」
お姉さんは冷めた口調で話す落ち着いた声の女性。
主人公を眠らせ拘束した上でギャルスタの本部に連行すると
目覚めた彼にこのような仕打ちを加えた理由を説明します。

本作品は現実世界にもつい先月まで実在したとある中高生専用SNSをモチーフに
ギャルスタに反抗的な彼を彼女が飴と鞭を使い分けたエッチで屈服させます。

元ネタがある作品なので簡単に説明しますと、このSNSはユーザーへの監視が非常に厳しく
運営に対して少しでも不利益になる言動があると利用権を剥奪します。
そして反省文を書き誠意を示すことで復帰できるシステムになってます。
私もそこまで詳しく知りませんがネットで結構話題になったようです。

「「運営には内緒 入りたかったら返信ちょーだい」とは随分我々も侮辱されたものですね」
また作中では上のような実際に使われたとされるセリフも登場します。
といってもメインはエッチですから元ネタを無理に調べておく必要はありません。
2人がエッチするきっかけ作りにこれらの要素が使われています。

今回行う再教育プログラムのコンセプトは「快楽による調教」。
彼が拘束されてるからといって痛めつけたり変な薬を飲ませることはせず
彼女の体と巧みな言葉責めによって少しずつ心を折りにかかります。

「ここ 温かいでしょう?手を抜くのがもったいないくらい… 大きさも少し自慢なんですよ」
前者は挿し絵にも強調して描かれてるおっぱいを使った責め、つまりパイズリをメインに据えてます。
途中で言葉責めが入ったり玉揉みに移行することもありますが
一度おちんちんをおっぱいで挟み込むと射精するまで離さず刺激を与え続けます。

音声作品におけるパイズリは他のプレイへの繋ぎに少しやるとか
一緒に亀頭を咥えてパイズリフェラをするなどあまり脚光を浴びないプレイです。
しかし本作品ではおっぱいにローションを塗りこむ様子、おちんちんを挟み込むだけにして焦らす様子
乳房を上下に動かして擦る様子などを別々の効果音で丁寧に表現します。
音質もリアルで彼女の責めっぷりが直感的にイメージできます。

「安心してください 我々に従うなら余計な心配は不要です あなたは弱い生物です しかし我々の支えがあれば話は別」
もうひとつの柱となる言葉責めはストレートに貶すことはもちろん
甘い言葉で抵抗心を奪い屈服させようとするテーマに沿ったセリフも登場します。
彼女のキャラは結構冷たい感じなのですが、プレイ中は優しく接するシーンが多いです。
そしてとあるタイミングで態度を急変させ手厳しい罵声を浴びせかけます。

強弱のしっかりした言葉責めとでも言えばいいのでしょうか。
罵声を言うシーンはどぎつい単語も数多く登場しますからドMの方でも満足できると思います。

パイズリ主体の責めと柔軟な言葉責め。
この2つを使って心と体をバランスよく盛り上げてくれます。
少しずつ確実に追い詰めていくエッチ
エッチシーンはおよそ30分間。
プレイは乳首舐め、ローションパイズリ、玉揉みです。
ローションパイズリ、玉揉みの際にリアルな効果音が鳴ります。

「暴力によって従わせたとしてもそれは一時的なもの…時間が経てばまた我々に反抗します ですからギャルスタ運営は快楽による再教育を採用しました」
諸々の事情を説明した後、主人公の態度に変化がないのを確認すると
お姉さんは彼の服を脱がせて胸や乳首を舐め始めます。

エッチは抵抗できない彼を彼女が一方的に責め続けます。
最初の10分間は純粋な快楽を与えて気持ちを蕩かせるスタンスのプレイ。
4分くらい乳首を舐めてから彼女も上着を脱いでおっぱいを取り出し
軽く手を挟んだ後にすっかり硬くなったおちんちんをゆっくりしごきます。

乳首舐めの際に鳴る平べったくて水分高めのちゅぱ音と
「ぎゅぷっと ちゅぴっ」というローション交じりの効果音がどちらもエロく
冒頭シーンよりもずっと穏やかな彼女の声と態度も相まって比較的甘い雰囲気が漂ってます。
快楽責めの第一歩として妥当なプレイと言えます。

「お前みたいなクズが我慢汁出せるほど気持ちよくなれるのはなんでだよ 考えろ」
「こんなこと言われてるのにちんぽ震わせてる変態! もうお前はただのちんぽ奴隷なんだよ 自分の立場を理解しろよ!」

しかし、彼女の目的は彼の調教ですから優しくするだけでは当然達成できません。
ある程度快楽を与えたところで彼のすべてを否定する大変厳しい言葉責めをぶつけます。
具体的には「キモイ」「価値が無い」などをバンバン言ってきます。
「ドM以外の人が聴いたら凹むんじゃないか」と思えるくらいに容赦ないです。

「大丈夫ですよ 我々にお任せくださればあなたも安心して生きていけます そうです あなたは何も心配する必要はありません」
「あなたは我々に従い続ければずっと気持ちよくしてもらえる…単純な話でしょう?」

そして罵声を一通り浴びせかけたところで今まで以上に優しい言葉を投げかけます。
あなたは無価値かもしれない、でも私たちについてくれば大丈夫。
大きく突き放した直後にしっかり抱き寄せて彼の心を激しく揺さぶります。

終盤の10分間は調教の仕上げとご褒美の射精。
カウパーの溢れ具合から射精のタイミングを判断し、ギリギリのタイミングで寸止めしたり
金玉への責めに切り替えることで彼の側から屈服するよう誘導します。

「あなたも味わってみたくないですか? 天国みたいな最高の射精…きっと病みつきになりますよ しかもそれを毎日楽しめるんです」
彼女はギャルスタに対して絶対的な忠誠を誓ってるのでしょう。
もし反省文を書けばおっぱいだけでなく口やおまんこも好きに使っていいとまで言います。
射精したくてもできないもどかしさと彼女の甘い誘惑。
プログラムの締めくくりを飾るに相応しい正反対の責めが彼を追い詰めます。

このように、様々な要素を内包した個性的なプレイが繰り広げられています。
優しく屈服させてくれる作品
心に多少引っ掛かるものを感じながら抜ける作品です。

お姉さんは自分の組織に反抗的な主人公を味方に引き入れようと
圧倒的に有利な状況を作り上げてから硬軟織り交ぜたエッチなお仕置きをします。
自慢のおっぱいでおちんちんをひたすらしごくストレートな責めと目的に沿った言葉責めを組み合わせ
さらにその方向性をシーンごとに大きく切り替えて彼の心と体を突き崩します。

「幸せだったでしょう? これをずっと味わうことができるのですよ…あなたの活躍次第で ですけど」
彼女はプレイが始まると敵同士とは思えないほど優しい態度で接します。
これは押さえつけるだけでは心を掴めないのをよく知ってるからです。
でも甘やかすだけだとつけ上がるから所々で厳しさを見せます。
これらの使い分けの妙が本作品の醍醐味だと思います。

ですが、ひとつだけどうしても納得できない部分があります。
実は彼が彼女に屈する決定打となったのは快楽でなく脅しです。
詳しい内容は伏せますが、彼は最後の最後まで仲間になるのを拒みます。
少なくとも私には已む無く従ったように映りました。

ここをストレートに快楽堕ちで締めくくったほうがスッキリしたのではないかなと。
あれこれエッチしてきたのにそれが最終目的の「更生」へと繋がってないのが残念です。

エッチはパイズリの演出が一際優れています。
ペースはもちろん、動かし方によっても効果音がきちんと変化します。
玉揉みの時は筋っぽい音が鳴りますし、音による興奮が結構得られます。

射精シーンは最後に1回。
くちゅ音それなり、ちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

現実世界で起きた事件とエロを上手く融合させた作品です。
パイズリ好き、女性に屈服させられるシチュが好きな人におすすめします。

CV:そらまめ。さん
総時間 36:27

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

スライムヒュプノシスリラクゼーションプログラム

サークル「あめいじんぐ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、母性豊かな声と態度のスライムが
人間には決してできない独特な方法で癒しと性的快感をプレゼントします。

彼女が脳内に直接侵入しサービスする催眠とエッチが魅力で
催眠パートでは脳を直接洗うイメージに効果音と暗示を絡めて心地いい気分を与え
エッチではMな主人公の好みに合わせた2つの快感で射精へと導きます。
スライムの柔らかな体に脳を包まれて
マザースライムのご奉仕を受けて心身をリフレッシュするお話。

「初めまして 今回 スライムヒュプノシスリラクゼーションプログラムにご参加いただき 誠にありがとうございます」
マザースライムはお淑やかで温かい声の女性。
主人公に今回行うプラグラムの目的や内容を簡単に説明すると
彼がより催眠に入りやすくなるように周りの環境を確認します。

本作品は「スライムだからこそできる癒し」をテーマに
彼女が催眠をかけながら彼の脳内に侵入し、心と体のコントロールを奪った上でセルフスタイルのエッチをします。
平たく言えば脳姦にあたるわけですが、できるだけ多くの人がこのサービスを受け入れられるように
催眠・エッチいずれも聴き手のことを第一に考え、願望を叶える形でリードします。

「難しく考える必要はありません 眠る時と同じように 体の力を抜いていきましょう」
そう言い切れる理由の第一は彼女のキャラ。
マザースライムの名に相応しい母性を感じる柔らかな声で語りかけるシーンが非常に多く
聴けば聴くほど母親に抱かれてる時のような心地いい感覚が湧いてきます。

サービスについても冒頭で「このプログラムに危険性は無い」とはっきり伝え
その上でシンプルな技法を作品のテーマに合わせてアレンジしながら進めます。
キーとなる脳姦も他のイメージに置き換えることで取り組みやすくしています。
初心者向けとまでは言いませんが聴き手に配慮してる部分が数多く見られます。

催眠は3パート27分30秒間。
ゆったりした服装で仰向けに横になって目を瞑り
まずは彼女に言われた部位に力を入れる→脱力するのを繰り返します。

「力が抜ける さっき入っていた力が すべて抜けてしまう」
「まるで指先から水が出て行くように 少しずつ力が抜け切っていく」

右腕、左腕、右足、左足と順に進めながら彼女はその都度厚めの暗示を入れます。
ストレートに「力が抜ける」と言ったり比喩を用いたりと時間をかけて丁寧に行います。

力を入れる時と抜いた時で彼女の口調が大きく切り替わるのがいいですね。
前者は力強くやや速いペースで、後者はゆったりのんびりしたペースで語りかけることで
言葉だけでなく雰囲気によっても脱力を効果的に促します。

体が適度にリラックスできた後は心のリラックス。
水中に漂ってる自分をイメージし、カウントに合わせて水底に少しずつ沈んでいきます。

「あなたの意識が どんどん 心の深くに沈んでいって まどろんでいきます」
ここも数カウントごとに「深い」「沈む」といった言葉を多めに盛り込んだセリフを投げかけ
およそ4分30秒をかけてじっくりと意識の力を弱めます。
彼女の大らかな口調も相まって後になるほど眠気を感じる人がきっといるでしょう。

またこのパートでは終盤に彼女が彼の脳内に侵入する様子も描かれています。
耳舐めのようなちゅぱ音を軽く鳴らすだけですから、余程苦手な人でもなければ受け入れられると思います。

そして最後の「理性、記憶の洗浄」パートはエッチを存分に楽しんでもらうために
理性や記憶といった頭の中に残ってる余計なものを彼女が直接取り除きます。

「私が頭の中を洗うと 少しずつ暗闇が晴れて あなたの周りが明るくなっていきます」
彼女の体が脳を包み込む様子を「ごぽごぽ」という泡が弾ける音
磨き上げる様子を「ぽりぽり しゅりっ」という泡交じりの水音で表現します。
前者は水中に潜ってる音、後者はスポンジで体を洗う音にとても近いです。
直接的な描写をできるだけ避け、癒しを感じる声や音を使ってイメージさせます。

パートの後半で記憶を消す=記憶支配の暗示を入れてきますが
残念ながら私の場合は一時的にせよ忘れた感覚は特にしませんでした。
この暗示はかなり深い催眠状態でないと通りにくいものですから
本気でそうさせたいのならもっと入念に施す必要があります。
この部分だけは引っ掛かりました。

十分にリラックスと深化をさせてからメインの暗示を入れるオーソドックスな催眠です。
マザースライムが頭の中に入り込み心身を操作されてる感覚を味わわせることを目的に
漸進的弛緩法、カウントとイメージを交えた深化、脳姦を別のイメージに置き換えた暗示といったように
古典系の技術を中心にそれぞれを慎重に行っています。

あめいじんぐさんは以前の作品だとセリフの表現方法に難のあるサークルさんでしたが
今作ではその部分が大幅に改善され、受け入れにくいプレイを癒しの要素で上手く包み込んでいます。
脳を犯す様子をお風呂で体を洗浄するイメージに例え、効果音を鳴らす工夫が特に印象的でした。
体の重さはいまいちですが、意識のぼやけや眠気はそれなりに感じるでしょう。
操られる快感と見られる快感
エッチシーンはおよそ14分間。
プレイはオナニー、痴態を観察されるです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「今度は頭の中だけでなく 体も気持ちよくしてあげるね」
癒しの催眠で主人公の脳をとろとろにしたマザースライムは
彼にもっと気持ちよくなってもらおうと様々な指示を出してオナニーをコントロールします。

エッチは彼女に言われた通りに手を動かしおちんちんを慰めます。
前半シーンは体よりも心の興奮に重点を置いたプレイ。
手をおちんちんに触れさせるだけで敢えて動かさず、そのまま亀頭を見せつける指示を出したり
「変態」など軽い言葉責めをして彼のM心をくすぐります。

「私の指示に従って あなたの恥ずかしいところを 私に見せつけて とっても変態さんですね うふふっ」
エッチに入ると彼女は打って変わって嗜虐的な声と口調に変化し
オナニーをわざと停止させる(寸止め)をしたり、自分にすべてを見られてることを強く意識させます。

催眠音声のエッチと言えば感度を上昇させる暗示を入れるのが定番なのですが
本作品の場合は手の動きを制御する暗示を中心に据え、言葉責めや視線で気持ちを高ぶらせます。
セルフ系の中でもあまり見かけないタイプのエッチです。

「もしイきたくなっても 手が勝手に遅くなっていきます」
後半に入っても彼女は腕が思い通りに動かなくなる暗示を入れたり
セリフを頻繁に挟みながらカウントをゆっくり数えて射精を限界まで遅らせます。
オナニーの純粋なプレイ時間が約7分と短いので1日くらいは溜めてから挑むのがいいでしょう。
うまく催眠に入っていれば暗示の効果でもどかしい思いを味わうことになります。

このように、心身をバランスよく責めるエッチが繰り広げられています。
癒し系人外作品
脳姦を極限までソフトに描いた個性的な作品です。

マザースライムはプログラムを受けてくれた主人公が充実した時間を送れるように
最初からどうやってサービスするかをはっきり告げ、その上で催眠を通じて自分の体を脳に滑り込ませます。
そしてエッチに入るとキャラを大きく切り替え羞恥を与えながらおちんちんを自由にいじらせます。

「あなたの好みや どうされたいかを分析した結果から あなたの気持ちよくなれる構成にしてみました」
彼女自身が最終パートでこう言ってるように、エッチで意地悪をするのもすべて彼を思ってのことです。
脳を掌握してる状況を利用して脅したり記憶を書き換えるといったシーンは一切ありません。
人間にとって最も大事な部分を気分良く預けてもらえるように言葉を選んで進めます。
隅から隅まで癒しの要素一色な作品です。

催眠はサークルさんの努力の跡が窺えます。
術者本位だったセリフを聴き手本位に大きく切り替え、難しいプレイに果敢に挑戦しています。
私個人はそこまで深いところまで入れませんでしたが、脳姦に対して嫌な気分をまったく抱かなかったのも事実です。
今後の作品に期待が持てる内容でした。

エッチは同人と催眠のハイブリッドと呼ぶのが妥当なプレイです。
暗示で手を制御し寸止めさせるアプローチはそのままに
視姦にも「彼女の視線を感じるほど体が熱くなる」などの暗示を絡めればより良くなったと思います。
脳を犯してるシチュならばやはり心に対する責めにも工夫がほしいです。

射精シーンは最後に1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

液体状の体を持つスライムならではのプレイが味わえる作品です。
脳姦好き、変わった癒し系作品を聴きたい人におすすめします。

CV:白夜あこさん
総時間 53:05

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

めいどいんへぶん -メイドと暮らす幸せな日々-

「めいどいんへぶん -メイドと暮らす幸せな日々-(前編)」に引き続いての後編です。
今回は後半にあたる「夜の暮らし」の模様を紹介します。
想いの強さが伝わってくるラブラブなエッチ
「夜の暮らし」は「私だけのご主人様」と「ご主人様だけの私」の2パートで構成されており
どちらもほとんどの時間でエッチをします。

エッチシーンはおよそ86分間。
プレイはキス、パンツ越しの手コキ、耳舐め、フェラ、玉舐め、SEX(正常位、後背位、対面座位)、スパンキングです。
スパンキングの際に効果音が鳴ります。

「そう…ですよ 癒海 ご主人様に 夜這いをしに来てしまったんです」
「お昼の暮らし」でご主人様にお風呂でのご奉仕をした日の夜
あの時の興奮が忘れられない癒海は彼の部屋にやって来て布団に入り込むと
エッチなご奉仕をさせて欲しいと懇願しキスをします。

エッチはパートごとにリードする役やプレイ内容がガラリと変わります。
最初の「私だけのご主人様」パートは彼女が彼を責めるスタイル。
キスをしてから勃起したおちんちんをパンツ越しに撫で始め、少し経つと耳舐めが加わり
十分に準備が整ったところでパンツを脱がし、竿・玉・鈴口などを丹念に舐め回します。

このパートにおける最大の特徴はちゅぱ音のボリュームがとんでもなく多いこと。
エッチをする55分のうち45分30秒間に渡って彼女がちゅぱ音を鳴らします。
内訳はキスが3分30秒、耳舐め7分、フェラ35分となっています。

そして彼女は多くのシーンで彼の体を敢えてゆっくり責めます。
音声作品における標準以上のペースで責めるのは終盤の6分程度と短く
それ以外はのんびり、まったり舌や唇を動かして少しずつ性感を高めます。
パート内での射精シーンが1回だけなので焦らしを非常に意識したプレイです。

「好き 好きです ご主人様 お慕いしております」
「発情メイドが 裸になって 一生懸命おちんぽご奉仕 させていただきますね」

責め方が緩いならエロくないかと言われれば決してそうではありません。
ちゅぱ音はどれも水分高めのねっとりした音ですし、彼女も言葉や行動で興奮させてくれます。
また状況を踏まえて彼女が最初から荒く色っぽい息遣いを漏らします。

特に「おちんぽ」などやや下品な言葉を積極的に言ってくれるのが実に良いです。
気持ちがさらに高ぶると「おちんちん様」と呼ぶようになり、愛おしそうな表情で刺激を与えます。
M向け作品に見られる露骨な意地悪さではなく、幸せな時間をできるだけ長く過ごしたいから焦らす感じです。

プレイについてはちゅぱ音の音質や舌使いが大きく切り替わるものの
最中にどこをどう責めてるかを実況するセリフがあまりなく、聴き手のイメージ力が多少要求されます。
フェラと一言で言っても色んな責め方がありますし、もう少しセリフで補っておけばより充実したプレイになったと思います。

続く「ご主人様だけの私」パートは彼が彼女を責めるスタイル。
1回射精してもまだまだ収まらない彼が彼女のおっぱいをすかさず責め始め
軽いキスを挟んでから3つの体位で何度も何度も腰を打ちつけ彼女をイかせます。

「奥まで入ってきてる あぁぁ ご主人様の おちんぽ」
大好きなご主人様と繋がれたことや今まで一度も絶頂してなかったこともあり
挿入後は軽く叫ぶような比較的激しい喘ぎ声を漏らします。
前のパートがちゅぱ音特化だったのに対し、こちらは喘ぎ声をメインの抜き要素に据えてます。
1回イクごとに泣き声交じりのちょっぴりだらしない声へと変わるのがエロくて良いです。

「これ 痛いのと 気持ちいいの 一緒に来て あぁっ! わからなくなるぅ」
このパートで最も特徴的なプレイはスパンキング。
正常位で彼女が先にイってしまった罰として四つん這いの体勢でお尻を叩きながらピストンします。

これまでのサービスとは随分違うアブノーマルなプレイですね。
ですが彼女がM寄りの性癖を持ってるので苦しむことはなく、むしろ嬉しそうな声を漏らします。
他人には決して見せられない姿を晒すことも立派な愛情表現ではないでしょうか。

このように、2人の気持ちを強く反映した濃密なエッチが繰り広げられています。
幸せいっぱいな作品
癒し、エロどちらを目的に聴いても満足できる充実した作品です。

ご主人様のことをメイド・異性両方の立場で深く愛してる女性が
朝起きた時から眠りにつくまでずっと寄り添って誠心誠意ご奉仕します。
主従関係からイメージされる心の距離や事務的感がまったくなく
まるで対等な恋人同士のようにお互いがお互いを思いやる様子が数多く描かれています。

「ご主人様の意地悪 でも 意地悪なご主人様も ずっと ずーっと 大好きですけど…ね」
全編を通じて感じられるとてつもなく甘い雰囲気、癒海の優しくて献身的なキャラ
良いところも悪いところも認め合う絆の強さなど聴き手の心を温め幸せにする要素が満載です。
サービスの内容自体は割とオーソドックスですが、キャラがしっかりしていて自然にのめりこめます。
音声を聴き終えてこの記事を書いてる今も胸のあたりがスッキリぽかぽかしています。

非エロのサービスは耳かきやマッサージといった王道のものよりも
ご主人様を目覚めさせる、寝かせるシーンのほうに真新しさがあります。
野上さんは数多くの催眠音声に出演されてますし、ご自身のサイトでフリーの催眠音声を公開されてもいます。
そういった経験を活かしてより多くの人に通ずる手段を用いています。

エッチはちゅぱ音・喘ぎ声・息遣いといった言葉以外の要素で盛り上げてくれます。
射精がフェラで2回、SEXで1回とプレイに偏りがあり回数も少ないのが個人的に残念ですが
音の質や動かし方にこだわっていて臨場感があります。
時間が非常に長いですし、オカズとしての実用度は高いです。

絶頂シーンはご主人様、癒海ともに3回。
ちゅぱ音超大量、淫語それなり、くちゅ音と喘ぎ声そこそこです。

聴いてるだけで心がふわふわしてくる作品です。
ご奉仕されるシチュが好き、ちゅぱ音が好きな人におすすめします。

CV:野上菜月さん
総時間 3:39:11(本編…3:27:02 おまけコメント…12:09)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


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追記
作品自体の点数は8点。
220分で1000円とコスパがいいので+1してあります。

めいどいんへぶん -メイドと暮らす幸せな日々-

サークル「Atelier Honey*」さんの同人音声作品。

前作からおよそ2年3ヶ月ぶりの新作にあたるこちらは、優しくて献身的なメイドが
長時間に渡る様々なお世話で愛するご主人様の心と体をスッキリさせます。

彼女の声・言葉・態度、サービスの内容や雰囲気といった作品を構成するすべての要素が極めて甘く
メイドが一日中お世話してくれるシチュも相まって聴けば聴くほどホッとしたり幸せな気分が湧いてきます。

総時間が3時間40分と非常に長いため、今回は前編後編の2回に分けてお送りします。
メイドさんと過ごす幸せな一日
メイドの「癒海(ゆうみ)」にたくさんご奉仕してもらうお話。

「ご主人様 …ご主人様 お加減はいかがでしょうか?」
癒海は甘く柔らかい声のお姉さん。
ある日の朝、ご主人様の寝室に訪れて声をかけると
まだ眠そうな彼がスッキリ目覚められるようにそのままお話を始めます。

本作品は彼が目覚めた時から眠りにつくまでを全部で7つのパートに分け
それぞれで彼女が時間や状況に合ったサービスをする様子が描かれています。

総時間が非常に長いことを踏まえて「お昼の暮らし」「夜の暮らし」という2つのシーンに分割し
前者は癒しを、後者はエロ重視の内容にして違いを出しています。
どちらも1時間30分程度ですから、ある程度まとめて聴く場合はこのあたりで区切るといいでしょう。
私のレビューも前編は「お昼の暮らし」、後編は「夜の暮らし」の順で紹介します。

ちなみにこの枠組みは時間帯が一緒だからそうなってるだけで、各パートの内容はほぼ独立しています。
ですから癒しを得たい人はエッチを飛ばして聴いてもいいですし
さっさと抜きたい人はエッチから聴き始めてもまったく問題ありません。
ストーリー性はあまり持たせず、2人のキャラやサービスそのものを濃密に描いています。

「ご主人様のリラックスのお手伝いをさせていただけて 癒海はとっても嬉しいです」
全編を通じて言える大きな特徴は彼女の優しさ。
どのパートも彼が幸せなひと時を送れるように心を込めてお世話します。
具体的には声や態度、最中に投げかけられる慈愛に満ちた言葉の数々、お世話する時の繊細な動きなど
より多くの聴き手が癒しや興奮を得られるようにすべての要素に気を配って行います。


簡単に言うと言葉以外の部分もとてつもない甘いです。
野上菜月さんご自身がシナリオを書かれてるだけあって癒海のキャラと演技がマッチしており
癒しのサービスについてもゆっくり、のんびり進めてくれるので時間の流れが緩やかに感じます。
彼女の動きに合わせて声の位置や距離が細かく変化する凝った演出もされてます。

さらにエッチが始まるとお淑やかだった彼女が別の顔を見せるようになります。
淫語ひとつ言うにも恥ずかしがる愛らしい仕草、彼のおちんちんを見て上気する息遣い
自分の体全体を使って一心不乱にご奉仕する姿など、淫乱とまではいきませんがかなり積極的に取り組みます。

大好きな人を満足させたいから敢えてエッチに振舞う感じです。
自分よりも彼を優先するところに彼女の性格が色濃く出ています。
非エロパートとエロパートで彼女の態度に大きなギャップがあるのもこの作品の魅力です。
常に相手の立場で行うきめ細かなサービス
ここからは「お昼の暮らし」に登場する各サービスの内容を紹介します。

一番最初の「今日も素敵な一日を」パートはご主人様が無理なくスッキリ目覚められるように
癒海が独特な方法で少しずつ眠気を覚まします(約10分)。

「ギリギリのお時間に アラームの音で飛び起きたりすると そのぶん体がびっくりして 疲れてしまいますから」
彼女自身が作中でこう言ってるように、眠い時に叩き起こされてもいい気分にはなれません。
だからこそ彼女はひとまず目を瞑ってもらい、お話をしながらまどろむ感覚を楽しませてあげます。
そしてある程度経つと寝返りを打ったり手足を伸ばす運動をさせて普段の心と体に近づけます。

「こうやって 赤ちゃんみたいに寝返りを繰り返していると 優しいふわふわの中で なんだか少しずつ くしゅぐったいような むずむずした感じが広がってきませんか?」
「もっとこのままこうしていたいけど なんだか楽しくなってきた」

さらに面白いのが彼女のセリフ。
軽い運動をさせながら眠たい気持ちと起きたい気持ちの両方を天秤にかけ
後になるほど後者の感覚が強くなるように誘導します。


彼女が起こすのではなく、彼が自発的にベッドから出たくなるように言葉をかけるんです。
他にも起きる直前に軽い自己暗示を入れさせるなど、ほんの少しですが催眠の要素を含んだお世話をします。

続く「休憩のおともをさせて頂きます」パートでするのは肩のマッサージと耳かき(約19分)。
ご主人様が効率よく仕事をこなせるように癒海が休憩時間を使って手短にお世話します。

マッサージは5分近くをかけて首の根元・肩・背中を手で優しく叩くシンプルなものです。
「ぺしぺし」という軽めの衝撃音が頭の後ろあたりで位置を変えながらリズミカルに鳴り響き
彼女も微かな吐息を漏らしながら黙々と取り組みます。
また背中を叩く時は肩や首に比べて効果音が若干低く鈍いものへと変化します。
時間が非常に短いのでやや物足りなくも感じますが、音の感じや動きは十分にリアルと言えます

もうひとつの耳かきは膝枕の状態で綿棒だけを使い右耳→左耳の順に汚れを取り
仕上げに弱めの風圧で息を吹きかけます。
休憩中のお世話ということでどちらも手短に済ませることを意識して行います。

綿棒は「しゅりしゅり ずずっ」という柔らかくてパチパチした音が使われており
耳の壁を隅々までなぞるようにゆっくり動きます。
音の面積が広いおかげでゾワゾワした刺激が伝わりやすく、息吹きもバイノーラル特有の微かな風圧が感じられます。
動きがやや単調に思えるもののレベルは比較的高いです。

このシーンで個人的に印象的だったのが音の位置関係と強弱。
音量や音の近さが効果音>声にきちんと設定されてます。
こういった細かな気配りがサービスの臨場感をさらに高めてます。

最後の「素敵な夢が見られますように」パートでするのは安眠のお手伝い。
パジャマ姿で同じ布団に入り様々な言葉をかけて眠らせます。

安眠させるサービスというと物語を聞かせたり寝息を流すのが定番です。
ですが彼女はここでも彼の立場に立った独自の方法で眠らせます
その方法はズバリ安眠系の催眠です。

「右腕から力が抜けていく ゆっくり ゆっくり 沈んでいく 重たくなっていく」
「意識が ゆっくりと 遠のいていく 優しい○○が 少しずつ 遠く 少しずつ 暗くなっていく」

体の力を入れてから抜く動作に始まり、少しの間深呼吸をしてから
右腕→左腕→背中→腰→右足→左足→全身の順に体が重くなる暗示を入れます。
そして最後にとあるイメージを使って徐々に眠らせます。

誘導の時間が短く内容も軽めなので音声を聴いても深い催眠状態にはおそらく入れません。
ですが意識が多少ぼんやりしたり体が重い、あるいは軽いと感じる人はいるはずです。
安眠しやすい環境を整えるために催眠の技術を使ってます。
初々しく激しいエッチ
「お昼の暮らし」唯一のエッチシーンは「おかえりなさいませご主人様」パート(約40分)。
プレイは体の洗浄、フェラ、パイズリ、癒海への乳首責め、手マン?です。
体の洗浄、乳首責め、手マンの際にリアルな効果音が鳴ります。

「ご主人様のお体 綺麗にさせていただきますね」
ある日の夕食前、仕事を終えて帰宅した主人公をお風呂に案内した癒海は
準備してから自分も風呂場に入り、体を使って彼の全身を隅々まで綺麗にします。

エッチは終始彼女がご奉仕する形で行います。
前半の17分間は純粋に体を洗うシーン。
腕、背中、お尻、足など主な部位にボディソープを塗りつけ
その後おっぱいやお腹を擦りつけて洗うソープランドのサービスに近いプレイをします。

「ご主人様の胸元も わ、私のお、おっぱいで 綺麗にいたします…ね」
ここでの彼女はおっぱいやおまんこを言うのも恥ずかしがるほどの初々しい仕草を見せます。
ですがご奉仕するのを嫌がったり躊躇することは一切なく
熱っぽい声を漏らしながら部位ごとに時間をかけて丁寧にお世話します。
彼女のキャラを考慮した大胆なサービスですね。

最中の効果音もボディソープを塗る時は「わしゃわしゃ」という泡交じりの水音だったのが
おっぱいを使い始めると立体感が増し、彼女の声と息遣いが近いづいたり遠ざかったりします。
セリフ以外の部分にもこだわってますから、どんな感じで洗ってくれてるかがイメージしやすいです。

対する後半はいよいよおちんちんのお世話に取り掛かります。
最初はお口で、しばらく経つとおっぱいも使うパイズリフェラなのですが
今まで大人しい印象だった彼女が一変して非常に積極的に責め始めます。

「はい とっても美味しいです ご主人様のおちんちん すごく美味しい」
彼の大事な部分にこびりついた汚れを少しでも多く落とせるようにと
竿や亀頭を舌で舐める、口をすぼめて吸い上げる、唇で啜る、ピストンするなど様々なちゅぱ音を複合的に鳴らし
さらには時間が経つほどそれらのペースを速めて少しずつ確実に射精へと追い込みます。

野上さんはちゅぱ音の扱いに定評のある声優さんでして
音の鳴らし方や組み合わせ方のレベルが高く、とてもエロいちゅぱ音が楽しめます。
本作では意図的に下品な音を鳴らして普段の彼女との違いを鮮明にしています。
気持ちが高ぶるにつれて呼吸や息遣いが荒くなるところも実に良いです。

「はぁ はぁ ごひゅひんさまのせーえき いっぱい らひていたらきまひて」
彼女はメイドですからもちろん彼を楽しませることを第一に考えてプレイします。
おちんちんを咥えたまま彼の精液をすべて受け止め、一旦舌に乗せてから飲み干す姿にはグッとくるものがあります。
そして彼も彼女の頑張りに応えようと直後に少しだけ体をいじってあげます。
(手マンに「?」がついてるのは音声だけでは判断しにくいプレイだからです)

好きな人だからこそエッチに振舞えるし自分のすべても捧げられる。
プレイを通じて2人の間にある強い絆も描かれています。

後編へ続く…。
めいどいんへぶん -メイドと暮らす幸せな日々-(後編)

CV:野上菜月さん
総時間 3:39:11(本編…3:27:02 おまけコメント…12:09)


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乱交催眠騎乗位リレー

サークル「ユリイカ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、ほぼ同じ声質を持つ双子の催眠術師に催眠をかけられてから
リアルではなかなか味わえない騎乗位リレーを楽しみます。

普通に会話をするような口調で催眠へと導く現代式の誘導が魅力で
彼女たちはトランスの感覚を遠まわしに話したり、他の人物がリラックスしている様子を描きながら
聴き手が自然とそれらに自分を当てはめられるよう少しずつリードします。

今回は2nd Editionのみのレビューをお送りします。
少女を使い捨てる不思議な世界へ
双子の催眠術師に導かれて騎乗位リレーを楽しむお話。

「あなたが ここに 今日こうやって 私たちの声を聞いてくれているので 私たちは 非常に喜んでいます」
姉は穏やかで落ち着いた声の女性。
音声を聴く際の諸注意を簡単に説明すると
早速催眠に関するお話を始めます。

本作品はイメージの中にある教室に行き、そこにいる少女たちと乱交するのを目的に
彼女たちが他の催眠音声ではあまり見られないタイプの催眠をかけます。

双子の催眠術師というと「双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」のような
双子が左右からリズミカルに話しかけてくる催眠をイメージするかもしれません。
ですが本作品ではメインの語り手を姉が務め、合間合間に妹がちょっぴり語りかけてくる形で進みます。
2人の声質に違いがほとんどありませんので術者が1人の催眠とほぼ同じ感覚で聴けます。

ちなみに本作品には発売当初から入っている「1st Edition」と
発売後に寄せられたユーザーの意見を取り入れた「2nd Edition」の2種類が存在します。
サークルさんが2nd Editionを正式版と言われているため1st Editionの内容はすべて伏せますが
内容にある程度の違いがあるそうです。

催眠はおよそ20分間。
最初はこれから体験する催眠オナニーに関するお話に耳を傾けます。

「私たちの声を聴き続けているのですから あなたは 私たちの話に興味があるのかもしれませんし または 別のことに興味を持ち始めるかもしれませんし または 別の何かについてだったり 時には何も考えてないのかもしれないのです」
姉は多くのシーンで聴き手にいくつかの選択肢を提示し
その中からひとつを選ばせる言い回し
を心がけながらお話を続けます。
どれでもいいので選びながら聴いてみると催眠に入りやすくなるかもしれませんね。
口調も普通の会話に近くて催眠っぽさをあまり感じないと思います。

「気持ちのいい催眠オナニーができるかどうかについても考えましたし 軽いトランスや それとも中程度のトランスについても興味があって そのことについても 思いをめぐらせました」
また姉はお話の中に「トランス」という単語を意識して盛り込み、それだけを囁くような弱めの語気で言ってきます。
後になるほどこの単語が特別なものに思えてくるのはないでしょうか。
そうやって彼女は遠まわしにトランスに対する興味を引こうとします。

その次は彼女たちが以前出会った3人の人物に関するお話を聴きます。
催眠術師をやってる背景を考えるとクライアントと思われます。

「深く 非常に軽くて 楽しい トランスの状態に入っていきました」
「別の軽いトランス と それよりもより深い2つのトランス 中程度のトランス と 深いトランスについても考えました」

お話自体は他人がトランスに入っていく様子を描いているだけです。
ですが聴いていくうちに自分の体が妙に重いとか、意識がぼんやりする感覚がしてくる人がいるでしょう。
ここでもキーワードの「トランス」を上手に活用してその感覚を引き出しています。

そして最後はとある効果音をトリガーに半覚醒状態と催眠状態を何度も往復し
自分がトランスに入りつつあるのを感じながらさらに深いところに落ちてゆきます。

姉「どんどんと 右腕の感覚がなくなる そうなっても 恐くありません」
妹「左腕が どこにあるのか わからない」
ここでは腕の脱力や感覚のぼやけに焦点を絞った暗示を入れており
人によっては実際になくなったような不思議な感覚が味わえると思います。
そうでない人も実感できるレベルの脱力感を感じるでしょうね。
今まで行っていた選択式の暗示ではなく、ストレートに感覚を伝えるセリフを投げかけてきます。

現代催眠式のアプローチを中心に据えたやや珍しいタイプの催眠です。
聴き手を一定以上の深さの催眠へ落とすことを目的に
「~かもしれません」「~することもできます」といった許容暗示やダブルバインド
他の人物を通じて過去に味わった催眠の感覚を喚起するアプローチを組み合わせて進めます。

深呼吸や分割弛緩といった催眠音声ではお馴染みの技法を特に使わないため
「本当に催眠をかけてくれてるの?」と思うかもしれません。
ですが双子は聴き手を催眠状態に導こうとする明らかな意図を持ってこれらを行っています。
意識のぼやけや腕の脱力が特に実感しやすいでしょう。

ただし、以前催眠に入ったことがあるのを想定した作りになってますから
催眠の感覚がまだ掴めていない初心者の方々には不向きと言えます。
その点だけご注意ください。
色んな少女と代わる代わるSEX
エッチシーンは40分ほど。
プレイは少女たちとのSEX、カウントによる絶頂です。

SEXの際に数種類のピストン音が鳴ります。
セルフはありません。

「手の指先で スカートの感触を楽しんだら そっと そーっと スカートの裾をめくり上げます」
主人公を深い催眠状態へ導いた双子は、彼にとある教室をイメージさせ
そこにいる少女のスカートをめくりパンツを下ろさせます。

エッチは様々な少女と短時間のSEXを繰り返します。
最初の12分間は乱交リレーの準備運動に近いプレイ。
3人の少女と代わる代わるSEXをしながら双子が彼女たちの素性について説明します。

「10回おちんちんを膣で擦ったら 別の膣に入れなくてはならないからなのです おまんこは使い捨てなんです」
最初から言ってしまうと、本作品のエッチは乱交するシチュ自体に焦点を当てており
彼女たちのおまんこがどう気持ちいいかを双子が暗示で伝えてくれるシーンはほとんどありません。
イメージ上の世界だからか、姉が上のセリフのような特殊ルールを設け
それに従ってプレイしながら年頃の女の子たちを使い捨てにする快感を味わいます。

「彼氏とカラオケボックスでデートしてる時も あなたのオナホとして使われたいと 彼女は心から願っています」
最初に相手する普通の女の子は約2分、次のアイドル好きな子は3分
3人目の彼氏持ちの子とは約4分エッチを楽しみます。
特に3人目の子は彼氏の目の前でSEXするだけでなく
どこでも性欲処理をすると宣言するほど主人公に惚れ込んでいる様子を見せます。

女の子が会った直後に無条件で体を差し出す展開は都合が良すぎるようにも思えますが
男からすれば嬉しいことなのも事実です。
プレイを通じてリアルではなかなか味わえない優越感や幸福感を双子は与えてくれます。

その後の時間はいよいよメインとなる騎乗位リレーを楽しみます。
先ほどのように特定の女性とSEXするのではなく
双子が提示した条件を聴いて聴き手が自由にイメージするスタイルが取られています。

「思い浮かべて 背の高い子 思い浮かべて 痩せてる子」
「ぐちょぐちょが濃厚だったり 軽かったり」

もう少し具体的に言うと少女たちのおまんこの感覚、背の高さ、髪型、服装、部活動など
数分ごとにテーマを変えつつ「思い浮かべて」と何度も言ってきます。
そしてセリフを言うごとに心臓の鼓動音を鳴らします。

こういう子とエッチしているシチュを楽しむ作りですね。
「おちんちんが柔らかく温かな感触に包まれ気持ちいい」みたいな暗示を入れるシーンはなく
プレイの細かな様子や得られる快感はすべて聴き手のイメージ力任せです。

正直なところかなり難度の高いエッチをしています。
催眠状態下といってもここまで何もしてこないのはさすがにまずいかなと。

「だーめ まだイかせてあげない」
最後のフィニッシュシーンは騎乗位リレーから離れ、双子の数えるカウントに合わせてイきます。
数回カウントをストップして数えなおす焦らしプレイをしてくるものの
0カウントを数えた後に追い込み暗示を一切入れてこないのは非常に残念です。

これがあるのと無いのとではイきやすさに大きな違いが出ます。
私の場合も他の作品で味わったようなドライの感覚は特にありませんでした。

このように、プレイそのものよりはシチュに力を入れたエッチが繰り広げられています。
珍しい催眠が聴ける作品
どちらかというと催眠パートのほうに光るものを感じる作品です。

上品な印象を持つ双子の催眠術師が主人公に独特な催眠をかけ
仮想世界で数多くの少女を相手にする、男にとっては夢のようなエッチを提供します。
催眠に関するお話で興味を引き、他の人が味わって催眠の感覚を伝え
最後は古典催眠に近い技法で催眠状態を徐々に深める。
技術に沿って進めるのではなく、セリフの中に技術を組み込んだ比較的フリーダムな催眠が楽しめます。

現代催眠の技術自体は主に大手サークルさんの作品でよく使われています。
ですがそれ以外のサークルさんだとまともなレベルで使いこなせているケースはごく稀です。
教本の例文をそのままトレースして口調がキャラに合ってないとか
その作品の催眠にとって効果的に活用できていないなどです。

それに対し本作品は聴いた結果ある程度の深さにまで入れるクオリティを持っています。
これでもし双子を有効活用できていればもっと面白いものになったでしょうね。
催眠経験者にターゲットを絞り、段階的に催眠の感覚を強化してくれます。

しかし催眠の後に続くエッチは引っかかる部分が多々あります。
エッチをしてるのにその感覚を暗示でほとんど伝えてこないこと
双子がいきなり少女と10回しかピストンできない設定を押し付けてくること
肝心の騎乗位リレーで少女たちの特質をイメージさせるだけに終始していることなどが挙げられます。

騎乗位リレーのアプローチはおそらく現代式の誘導をしたからこうなったのだと思います。
ですがこのスタイルは聴き手の無意識に眠っている記憶や経験を引き出すことを意図しており
リアルで数十人の少女とSEXしたことがある聴き手でもなければイメージしにくいです。
簡単に言えば大衆性に欠けるエッチをしています。

名作と呼ばれる催眠音声はできるだけ多くの人が楽しめるアプローチを心がけます。
難しいテーマであればあるほどその色はより強くなります。
一方本作品はその真逆の道を歩んでいます。
この部分が私にはどうしても納得できませんでした。

絶頂シーンは最後に1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠は面白いのだけどエッチがうーん…な作品です。

CV:蒼紗さん
総時間 1st Edition…1:28:22 2nd Edition…1:04:12

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は4点。
2つのバージョンが入っていて900円とコスパがいいので+1してあります。
体験版は32分近くあります。

ささやき魔 紅葉【超リアル仕様】

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、リラクゼーションスポットで働く従姉妹のお姉さんが
帰省したついでに様々なプロの技を実演形式で披露します。

サービスの最中に鳴るリアルな効果音、夏を感じさせる環境音など
音を中心に据えて癒しを提供するのが大きな特徴です。
音声作品ではまだあまり見かけない音も登場しますから
彼女の親しげな声と態度も相まって聴けば聴くほど心がほぐれるのを感じるでしょう。
癒しのスペシャリストがお家でご奉仕
従姉妹の紅葉から3つのサービスを受けるお話。

「んーっ 重かったぁ あ、来てたんだ」
紅葉は明るくて元気な声のお姉さん。
夏休みを利用しておばあちゃんの家に遊びに来た彼女が
偶然家にいた主人公と再会し、お互いの近況を話すところから物語は始まります。

本作品はサークルさんの代表シリーズ「ささやき庵」に登場している彼女が
お店ではなく田舎で身内の男性に耳かき、音叉ヒーリング、耳舐めをします。
ささやき庵のほうではお客だった男性と恋人の関係になってるようですが
今作ではそういった背景にはほとんど触れず、2人が仲良く過ごす様子だけを描いてます。

タイトルの「ささやき魔」から囁き声が売りの作品と思われる方がきっといるでしょう。
しかしこの作品における最大の魅力は「音」です。
今年に入って俄かに作品数が増えてるASMR(音フェチ)成分が非常に強くなってます。

例えば2人が出会い会話する最初のパートでは音声開始直後からセミの鳴き声が流れ
それが後のパートになるとスズムシの声へと変化します。
時間の流れを音で表現し、賑やかな雰囲気と静かな雰囲気の両方を感じさせてくれます。

もちろん各サービスの主役を務める効果音もハイレベル。
耳かきの繊細な音と動きは耳に微かな刺激が伝わってくるほどに近く
耳舐めも舌が耳のどこをどのように責めてるかが音だけでなんとなくイメージできます。

そしてこの作品で最も聴いて欲しいのは音叉の音です。
挿し絵にも描いてある独特な形状の金属を彼女が何度も鳴らし
左右の耳に近づけて美しい音や振動を至近距離から味わわせてくれます。
体験版の1分40秒あたりで聴けますから興味の湧いた方は是非お試しください。

「お、いいこと言うねぇ そう 癒しのスペシャリスト それなんだな 紅葉は」
紅葉については相手が従兄弟なこともあり終始親しげな態度で接します。
年齢は同じらしいのですが彼女がお姉さん、彼が弟に近い立場でやり取りすることが多いです。
お店と違って堅苦しい部分が一切ないところにも別の癒しを感じます。
特徴的な音を上手に組み合わせたサービス
紅葉が一番最初にするサービスは耳かき(約17分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順にまずはウェットティッシュで汚れを取り
軽く揉んで温めてから耳かき棒を使ってお掃除します。
息吹きはここではやらず最終パートの耳舐めでほんの少し行います。

ウェットティッシュは「すりすり じょじょっ」という若干ざらつきのある摩擦音
耳マッサージはそれよりも弾力のある摩擦音
耳かき棒は「じりじり ずずっ」という細く硬めの音が使われており
どのシーンも実際のサービスさながらの繊細な動きをします。

「耳かきっていうのは すっごいリラックス効果があるんだよ 特に男の人が好きだよね」
中でもメインにあたる耳かき棒は主人公が前日に耳掃除していることを踏まえて
耳垢を掻き出すよりはマッサージを兼ねて耳の中全体を丁寧になぞるような動きをよくします。
闇雲に効果音を鳴らすのではなく目的に合わせた動きをしてるところが素晴らしいですね。
バックで流れるセミの声もシーンによって音量を微妙に変化させ、2人との距離の違いを表現しています。

夕食やお風呂を終えた後に始まる2番目のサービスは音叉ヒーリング(約17分)。
3種類の音叉を片方の耳近くで鳴らしたり、左右にスライドさせたりして音の違いを楽しんでもらいます。

「きんっ ふぉぉぉん」という澄んだ響く音が間を置いて流れ続けるひと時は静かで心地よく
音自体の臨場感の高さや、振動が耳にもたらす微かな刺激にも癒しを感じます。
実際に聴いてみると音に明確な強弱があります。
鳴らした直後は大きかったのが徐々に小さくなっていくのでとてもリアルです。

さらに紅葉はパート中盤に差し掛かるとトーンの低い音叉を
またしばらくすると今度は逆にトーンの高い音叉を鳴らします。
位置や距離だけでなく音の種類にも変化をつけてくるわけです。
特徴的な音に決して甘えず、演出面にも目を見張るものを持ってるサービスです。

そして最後は彼女が舌を使って彼の耳に直接ご奉仕します(約11分)。
R-15なので18禁ほどにエロさを感じる音は出てきませんが
普通の舐め→耳の内側を舌で力強く舐めるといったようにここも変化をつけて責めます。
最中に漏れる吐息も熱っぽく、彼女の存在を近くに感じます。

このように、リアルかつ多彩な音で癒す個性的なサービスが繰り広げられています。
音で癒してくれる作品
最中に鳴る効果音や環境音が一際耳を惹く作品です。

紅葉は久しぶりに再会した恋人のいない主人公に幸せな気分を味わってもらうと
多くのシーンで体を密着させながらお店でするのとほぼ同じサービスを提供します。

的確で程よい力加減の耳かき、幻想的でスッキリする音叉、女性の温もりが感じられる耳舐め。
「音で癒す」というテーマは同じですが、そのやり方はパートによって大きな違いがあります。
それでいてちゃんとひとつのお話になってるのが実に見事です。

VOICE LOVERさんはこのところより良い音を出すことに力を入れてるサークルさんです。
他の作品で培ってきたノウハウを結集させたのがこの作品なのだと思います。
音の質だけでなく鳴らし方とタイミングにこだわってそれぞれを進めてます。
癒し系作品が非常に多い現在においてもなかなかできないことです。

特に音叉は作品を象徴するサービスなだけあって相当に練られてます。
複数の音叉を鳴らすのに加えて音の位置取りを変化させてきます。
このパートだけは窓を閉め切って環境音を鳴らさないようにもしています。
こういった細かな気配りがサービスの質をさらに高めてます。

「今日は特別に 彼女のいないあんたのために 紅葉が気持ちいいことしてあげる」
これらを行う紅葉については世話好きなキャラに描かれてます。
小さい頃から知ってる相手なので異性でも意識してる部分はまったくありません。
ささやき庵で元々インパクトの強かったキャラをそのまま登場させてます。
音重視といってもやり取りはちゃんとしてますし、彼女の存在感も十分に出ています。

高品質な音フェチ向け作品です。
リアルな音を楽しみたい人には強くおすすめします。
おまけは耳舐め3種です。

CV:柚木朱莉さん
総時間 1:05:49(本編…56:38 おまけ…9:11)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

援交JKアイリちゃん様のバイノーラル搾取!

サークル「アイロンウェアー」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、明るくてお金大好きなJkが
奴隷になった男性とエッチなゲームをしてお金を毟り取ります。

バイノーラル録音の長所を活かしたドM向けのプレイが行われており
彼女は多くのシーンで至近距離に寄り添い囁きかけながら
息を吹きかけたり耳を舐めたりしてしきりに興奮を煽り、女性に貢ぐ快感を骨の髄まで教え込みます。
Jkと過ごすとっても濃厚な30分
藤村アイリの音声を聴きながらオナニーするお話。

「…はーいっ。こんばんわー、おにーいさんっ」
アイリは甲高くて可愛い声の女の子。
最近自分の奴隷からプレゼントされたバイノーラルマイクで音声を収録すると
同じく奴隷として貢ぎ続けてる主人公に送りつけ、その中でとあるゲームを持ちかけます。

本作品はサークルさんが今年4月に発売された
「DTコンプレックス~非モテ系男子必殺女子~援交JK藤村アイリ」の続編。
度重なる手コキでJKに弄ばれる喜びと貢ぐ喜びにすっかりハマってしまった彼が
再び彼女の音声で同様の快感を味わい、それなりのお金を貢ぐことになります。

音声作品におけるシリーズものはお話が独立してる場合が多いのですが
この作品に限って言えば前作から通しで聴くことを強くおすすめします。
というのも作中で2人の関係やそうなった経緯が一切語られておらず
今作から聴いた人だと展開についていけない可能性があるからです。

サークルさんもその事情を踏まえて2作品をセットにしたものを別途販売されてます。
個別に買うより600円安いです。
「援交JK藤村アイリ~DTコンプレックス&バイノーラル搾取~お得セット版!」

「…うーん、超リアル。まるで本当に、お兄さんたちのお耳がここにあるみたい」
本作品の特徴としてまず挙げられるのが音質。
サークルさんでは初のバイノーラル録音を採用し、プレイ中はアイリが至近距離から囁き声で語りかけます。
実際に聴いてみた感じでは音だけでなく位置や距離にも気を遣われていてとてもリアルです。
他にも彼女が音声でご奉仕するシチュを利用した面白い演出も登場します。

前作から受け継いでる部分ももちろん数多くあります。
例えば彼女はプレイの際にこちらを見下す言葉責めを数多くぶつける一方で
そんなダメな男に構ってあげる自分を称え、見返りとしてお金を捧げるように要求します。
約30分の音声を聴いて射精を我慢できたら勝ち、できなかったら罰金というのがこのゲームのルールです。

「お兄さんはぁ、女の子に。それもずーっと年下のJKに敗北してぇ、頑張って稼いだお金を奪われるのがキモチイイ、貢ぎマゾ」
エッチにお金を絡めてくる作品はそこそこありますが
本作品のように貢ぐことそのものに快感を覚えさせようとするケースは珍しいです。
現実世界ではまずできないプレイだからこそ、好きな人ならとことんハマる魅力を秘めています。
生半可なMが聴いてもおそらく呆れるだけでしょうから基本的にはドMな人にのみ聴いてほしいです。
音声だからこそできる臨場感のあるプレイ
エッチシーンはほぼ全編にあたる25分間。
プレイはオナニー、擬似息吹き/耳舐めです。
エッチな効果音はありません。

右「あは…お耳をふーふー。どうお兄さん? けっこうリアルでしょ~? ふぅーっ…」
左「まるでアイリちゃんが隣にいてぇ、本当にお耳をふーふーされてるみたいだね? ふぅーっ…」

これから行うゲームのルールを手短に説明すると
アイリは声を左右に分けて密着し交互に、あるいは同時に囁きながら耳に息を吹きかけます。

エッチは終始彼女に責められる形で進みます。
一番最初に登場するプレイはダブル息吹き。
バイノーラル録音ならではの至近距離から弱めの風圧で何度もふーふーします。
ちなみにエッチの最中は彼女が複数人いるシチュでプレイを進めます。

音声を聴きながらオナニーするスタイルからオナサポ系のエッチを連想する人がいるかもしれません。
ですが本作品ではオナニー開始と射精の合図を出す以外は完全フリースタイルです。
シコシコボイスでペースやしごく回数を指定することはなく、エッチな音や言葉責めを使って興奮を煽ります。

右「そんなに弱いちんちんじゃ、ガマンしたって仕方がないね」
左「ムダな抵抗、時間のムダ。意地なんて張らないでぇ~…ちんちんシコっちゃお?」
左右「さっさとシコれ、この童貞マゾ」

彼女は既に彼のご主人様ですから言葉責めも容赦がありません。
左右で連携を取りながらおちんちんの弱さやJKにいいようにされる情けなさを指摘し
女性にいじめられるほど喜ぶMの心を刺激します。

ストレートに「変態」と言うことはほとんどなく、声や口調も普段通り明るいです。
ですがセリフにはこちらを明らかに見下す思いが込められています。
要所でトーンを落とし、「~しろ」など命令口調で言う姿にはMでなくてもちょっぴりゾクっとします。

「アイリちゃんを退屈させたバツとして、罰金一万円追加ねっ」
もうひとつの特徴は後になるほど支払う金額が増えていくこと。
彼のアヘ顔が気持ち悪い、すぐ降参するのはルール違反など様々な理由をつけて罰金を釣り上げます。
それと並行して彼女にお金を支払うことこそが自分の存在意義なのだと徹底的に教え込みます。

このへんは前作を聴いてないといまいちピンとこないと思います。
調教済みだからこそできるプレイですね。
破滅するほどではないにせよ最終的には結構な額まで上がります。

言葉責め以外の要素で面白いのは終盤に登場するダブル耳舐め(約5分30秒間)。
アイリがもう1人加わり左右は耳舐め、中央からは追加の言葉責めをして射精へと追い込みます。

「はぁ~いっ、ぴゅっぴゅー、どぴゅどぴゅ~。ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅ~うっ」
息吹きに関しては音質が良い反面、耳に風圧がほとんど感じられず残念でしたが
耳舐めはねっとりしたちゅぱ音がゆっくり鳴り響く濃厚なひと時が味わえます。
サークルさんではお馴染みの射精をセリフで表現する演出もありますし
貢いだお金に見合う快感を与えようと彼女も頑張ってくれます。

このように、録音環境やテーマを強く反映させたドM向けのプレイが繰り広げられています。
クセも個性も強い作品
JKにとことん見下され、お金を搾取される様子を臨場感を出して描いてる作品です。

アイリは自分のために日々お金を貢ぐ奴隷たちからさらなるお金を得るために
偶然手に入れた録音器具を使って音声だからこそできる調教プレイを行います。

本来1人であるはずの彼女が最大3人登場し、左右中央から間を置かずに語りかけてくるシチュ
耳元至近距離からちゅぱ音を同時に鳴らしてダブル耳舐め気分を味わわせるなどがいい例です。
音質が良く位置取りもしっかりしていて実際に寄り添われてる感覚が味わいやすいです。

もうひとつの「貢ぐ快感」については人によって大きく好みが分かれるところです。
私はM性がほとんどないので正直ピンとこなかったのですが
やり方は相当に本格的ですし、適正のある人が聴いたら楽しめるんじゃないかと思える要素を持ってます。
1万円から始めて徐々に金額を上げていく流れも面白いです。

しかし、アイリが複数人いるのにほぼ同じプレイを同時にさせてる点は首を捻ります。
女性が複数人いるなら別のプレイを手分けしてやったり
同じ内容でも表現が大きく違う、あるいは正反対のことを言って混乱させるなど
1人の時よりもずっと幅広く個性的な責めができます。
主人公がオナニーしてるのだから片方がそれを直接リードするのもいいでしょう。

彼女からしてみればお金さえもらえればどうでもいいと思ってるのかもしれませんが
聴き手としてはプレイにもう一工夫が欲しいです。
数々の名作を生み出されているアイロンウェアーさんの作品なら尚更です。
終盤は耳舐めと言葉責めの複合攻撃をしてくれましたらから、それより前のシーンが該当します。

射精シーンは最後に1回。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

ハードかつ破滅的な援交プレイが味わえる作品です。
前作の視聴が前提になってることやサービスの品質を踏まえて以下の点数とさせていただきました。

CV:逢坂成美さん
総時間 30:28

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
前作から通しで聴く必要があるとっつきにくさを考え-1してあります。

すんどめ☆超寸止め催眠 CV紅月ことね編

サークル「カジハラエム」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第12回目は男性のオナニーを見るのが趣味な肉食系お姉さんが
リラックス重視の催眠と暗示を中心に据えたエッチで快感をプレゼントします。

手を使わずにおちんちんをしごいてる感覚を与え絶頂させる独特なプレイが魅力で
彼女の言葉を聴いてるだけでお腹や股間を中心に自然と体が熱くなったり
射精する時のような熱いものがこみ上げてくる感覚を味わわせてくれます。
逆ナン女子の変わった趣味とは?
お姉さんに逆ナンされオナニーを披露するお話。

「…ねぇ。 ねぇ、ねぇっ。 ねぇってばぁ…」
お姉さんは明るくて色っぽい声の女性。
街中でぼーっとしてる主人公に突然声をかけると
彼の不安を解いた上で自宅に連れ込みオナニーを見せて欲しいと言います。

本作品は今までで最も強烈な射精感を聴き手に体験してもらうことを目的に
総時間をほぼ同じ長さに分けて催眠→エッチの順に行います。

作品名や作品説明文からエッチの最中にオナニーする、つまりセルフ系の作品と思われるでしょうが
彼女は作中でこちらに対して明確なオナニーの指示を出しません。
ただし進め方は手によるオナニーを想定してるようにも見て取れますので
いじる/いじらないを聴き手がある程度自由に選んでいいシステムなのだと思います。

私個人はドライ系の作品と見ています。
その理由の一番は催眠の技術を的確に行使し、しっかりと性感を高めてくれるからです。
ドライをある程度経験してる人ならノーハンドでも十分気持ちよくなれるクオリティを持ってます。
この作品がサークルさんの中でダントツのDL数を誇るのは純粋に優れてるからです。

音声開始直後の7分間は2人が出会ってから家に移動し催眠を始めるまでのシーン。
お姉さんは突然のナンパに不安がる彼がすんなり催眠に入りエッチで気持ちよくなれるように
最初から気さくな態度で接し、彼の気持ちを和らげるセリフを意識して投げかけます。

「ふふ。実はねぇ、お姉さん、キミの事が気に入ったの」
「私は、男の子が毎日オナニーするのなんて、全然、驚かない。男の子がオナニーしないとおかしいもんね」

具体的には彼に対して好意があることをはっきりと告げ
彼が毎日オナニーに勤しんでることをことを知っても嫌な顔ひとつせず
むしろ「若い男性ならやってて当たり前」と積極的に受け入れます。
そして催眠を始める際も無理矢理押しつけるのではなくメリットを提示した上で持ちかけます。

催眠とは直接関係ないシーンなのですが
セリフの端々から彼女との信頼関係を構築しようとする意図が見て取れます。
そしてこれは彼女の催眠を受け入れやすくするのに効果的です。
こういった細かな言葉使いにこだわってるところも本作品の魅力と言えます。
リラックス重視のシンプルな催眠
催眠はおよそ10分間。
最初はお姉さんの呼吸に合わせて4分近くゆっくり深呼吸します。
音声を聴く際の体勢は特に言われませんが、仰向けになり目を瞑るのがいいでしょう。

「吐く度に、緊張が、抜けていく。吐くたびに、リラックス、していく」
「深呼吸するたびに、おちんちんに集まっていく。おちんちんに、力がみなぎっていく。おちんちんだけが、元気。」

そして彼女は呼吸を2セット行うたび吐くのに合わせてリラックスする暗示を入れます。
深呼吸の時間が長めに取られてるだけでも気持ちが安らぐのに
穏やかな声と口調で優しい言葉をかけられたらより癒されるのは当たり前です。

催眠・エッチいずれも大部分で彼女が囁いてくれるのもそれを後押しします。
テーマの逆ナンとは随分違う静かで落ち着いた空気が終始漂っています。
並行しておちんちんが勃起する暗示も入れてきますが私の場合はさっぱりでした。
まだエッチが始まってませんし下準備的な意味合いなのだと思います。

「視界が真っ白になる。真っ白。頭の中も塗りつぶされる」
体が十分に安らいだ後はいよいよ催眠状態を深めます。
カウントを数えるお馴染みのスタイルに前後と最中の暗示を多めに交え
後になるほど意識の力が弱まり暗示を受け入れやすくなるよう上手に導きます。

事前のリラックスがしっかりしてるだけあって
カウントが進むたびに頭や体がずーんと重くなるのを強く感じます。
暗示を入れるタイミングも的確ですし、多くの人が同様の感覚を味わうのではないでしょうか。

深呼吸してからカウントを使って落とすだけの極めてシンプルな催眠です。
聴き手を催眠状態に誘導し、お姉さんの言いなりにすることを目的に
深呼吸させながらリラックスを促進する暗示を入れる→カウントを織り交ぜた深化の暗示を入れる、といったように
基本に忠実にそれぞれを進めて少しずつ確実に催眠に入れるよう進めます。

最近の作品に比べると個性の面で物足りない部分があるものの
今から5年以上も前に出た作品ですし、メインはエッチなのでまったく問題はありません。
むしろこれだけの短時間でここまで深く落とせるのが素晴らしいです。
声と言葉で快感をコントロール
エッチシーンは13分ほど。
プレイは言葉による寸止め/絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフも無しですが射精表現はあります。

「今から、キミは、私の言うとおりに、感じて、気持ちよくなっていく。私が一切、触らなくても、感じる」
催眠を使って主人公の心と体を従順にしたお姉さんは
引き続き声と言葉を使って彼の性感を高め、気持ちいい射精をさせてあげます。

エッチは終始彼女にリードされる形で進みます。
序盤に行うのは催眠音声ではお馴染みの感度上昇。
お腹を起点に腕、顔、足、おちんちんなど全身に温かい感覚を伝播させ
それをエッチな熱へと変えてオナニーしてる時のような快感を与えます。

「ジンジン、ジンジン。徐々に、じんわり、熱くなってくる。ジンジン、ジンジン。その熱が、どんどん、広がっていく」
「今すぐ、爆発しちゃいそうに、気持いい。でも、発射しちゃったら、気持よさが終わっちゃう。だから、発射は、できない」

彼を自分の言いなりにした後も彼女の態度は一切変わりません。
囁き声で擬声語を交えた暗示を入れ、中枢から末端にかけて体を温かくします。
そしてある程度高まったところで射精を制御し寸止め気分を味わわせます。

実際に聴いてみるとお腹や股間を中心に結構な熱が感じられます。
お腹はぽかぽか、股間はムズムズと若干違うものの気持ちいいのには変わりません。
物足りないなら射精しない程度におちんちんをしごくのもいいでしょう。
腕を動かなくする暗示は特に入れてきませんし、利き手を軽く上下させるくらいなら動くはずです。

続く後半は焦らし要素が一気に強くなります。
カウントをかなり多くの回数数えて性感をさらに高め、その上で射精をギリギリまで遅らせます。
このシーンだけは彼女がちょっとだけ意地悪になります。

「頭の中の、真っ白を全部っ、出っせぇええええっ!! 一発で金玉袋の中の精液を全っ部、出しきれっっ!!!」
ですが最後の瞬間は0カウントとハイペースかつ力強い口調で絶頂をちゃんと応援してくれます。
多少焦らしたおかげでそれなりの快感が得られました。
股間がキューッ、ビクンビクンと勝手に反応し心地いい痺れが走ります。
カウントの回数をもう少し減らし、その分を暗示に回していたらより良くなったと思います。

このように、催眠の技術を使ってイかせる独特なエッチが繰り広げられています。
ドライ系の秀作
最後の性的絶頂に向けてシンプルかつストレートに導いてくれる作品です。

彼女は「男性のオナニーや射精が見たい」という願望のために
会ったばかりの主人公とまるで友達のように接し、気持ちいい催眠とエッチを提供します。
彼女は逆ナンするほどですから明らかに肉食系女子なのですが
その手段は彼の心と体への気遣いや思いやりに溢れてます。
この彼女から滲み出る優しさ・温かさが催眠やエッチを楽しみやすい環境を作り上げています。

「私も、最高の射精を見られて満足だわ」
作中でするプレイがオナニーなのに実際にいじる指示が出ないとか
寸止めよりも焦らしのほうが強いなど気になる部分も確かにあります。
ですがサービスのレベルが高く、聴いてて気持ちよくなれるのも事実です。
内容を理解したうえで聴くなら普通に楽しめる確かな品質を持ってます。

催眠は実際にかけるシーンよりもその手前のほうがずっと印象的でした。
魅力的な女性とはいえ会ったばかりの人に心を開くのはそうそうできることではありません。
だからこそ主人公のことを第一に考え言葉を選んで上手に語りかけます。
このシーンがなかったら本番の催眠におけるかかり具合が随分落ちたでしょうね。

エッチはノーハンドでの射精を目指すとなると相当に難しいです。
何回か聴いてますが私も今のところ成功したことはありません。
ドライ慣れしてる人はドライを、未経験の方は普通にしごいて射精するのが無難です。

絶頂シーンは最後に1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

コンパクトにまとめられてるドライ向けの作品です。

CV:紅月ことねさん
総時間 34:39

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

ねえ、お姉ちゃん? 気持ち良くしてあげよっか?

サークル「なつこん」さんの同人音声作品。
百合をテーマにした音声・ゲーム・マンガを製作されてるサークルさんです。

今回紹介する作品は、人懐っこく献身的な妹が
お疲れ気味なお姉ちゃんに抱きつきながらゆっくり、じっくり責めて癒します。

女性同士の甘い関係(百合)を強く意識したラブラブなエッチが魅力で
年上のお姉ちゃんを「可愛い」と甘やかしながらちょっぴり意地悪に責めたり
個々のプレイ時間を長めに取って濃厚に行うなど、2人の絆の強さを感じさせる描写が数多く登場します。
愛する人に心の篭ったご奉仕を
妹と百合プレイを楽しむお話。

「おねえ~ちゃ~ん お・ね・え・ちゃーん」
妹は明るくて可愛い声の女の子。
ベッドで寝ていたお姉ちゃんのところにやって来て布団に入ると
お疲れ気味な彼女に優しい言葉をかけたりご褒美をあげます。

本作品は姉妹であり恋人同士でもある二人の女性が
ベッドの中で密着しながらイチャイチャしたり気持ちよくなる様子が描かれています。

男性向け音声作品では男性が主人公を務める場合がほどんです。
しかしこの作品に男性は一人も登場しません。
妹がお姉ちゃんを責める形で進みますから、聴き手はお姉ちゃんになりきるか傍観者になるのがいいでしょう。
隅から隅まで百合一色な甘さたっぷりの作品です。

「頑張ったねー、お姉ちゃん。よーしよしー、ご褒美に、なでなでしてあげるー」
今回エッチの相手をする妹はお姉ちゃんのことが大好き。
外では凛々しいキャラで通ってる彼女をまるで自分の妹のように可愛がります。
妹が「好き」以外に「可愛い」をよく言ってくるのが結構特徴的ですね。
大切な人だからこそ見せられる本当の姿をお互いに晒しながらプレイを楽しみます。

物語のメインとなるエッチもテーマの百合を強く意識してます。
ひとつのパートごとに責める部位を絞り込み
全体的にペースを落としてゆっくり、じっくりお姉ちゃんを責め上げます。


男性相手のエッチよりも刺激をソフトにして、そのぶん雰囲気を充実させてる感じです。
しかし同性なだけあって責め方はお姉ちゃんの喜ぶツボを押さえたものが多いです。
終盤に差し掛かると結構激しくなりますし、聴きながら1回抜くくらいのエロさは十分に持ってます。

普段は可愛がられる立場にある妹がお姉ちゃんを徹底的に可愛がり
さらに体だけでなく心も満たされるように愛を込めて責める。
特別な関係にある女性同士だからこそできる濃厚なプレイが本作品の大きな魅力です。
ちょっぴり意地悪なところもあるあまあまなエッチ
エッチシーンは4パート39分間。
プレイはキス、唾液交換、乳揉み、乳首責め、臍愛撫、クリ責め、手マン、子宮口責め、潮吹きです。
乳揉み、乳首責め、臍愛撫、クリ責め、手マン、子宮口責め、潮吹きの際に効果音が鳴ります。

「お姉ちゃんの匂い…凄いドキドキするの。抱っこしながら頭撫でてたら…凄いドキドキしちゃうの」
抱き合って寝るだけではお姉ちゃんが満足できないことを察した妹は
ちょっぴり熱っぽい息遣いで彼女に顔を近づけキスをします。

エッチは終始妹がリードする形で進みます。
一番最初の「お姉ちゃん、キスしよ?」パートでするのはもちろんキス。
唇を重ねるところから始まり唾液交換、舌を絡め合わせるディープキスへと発展します。
1パート8分間をまるまるキスに割くあたりにこの作品らしさが表れてます。

「ほら、お姉ちゃん、『欲しい』って、『ください』って、ちゃんと言ってみてー?」
「熱くてぬるぬるしてて溶けちゃいそうになっちゃった… お姉ちゃんの味がして…すごいおいしい…」

プレイ中の妹は普段とは逆のお姉さん役になってあれこれご奉仕するのですが
その際にわざと意地悪をしてお姉ちゃんの気持ちを盛り上げようとします。
具体的には服越しに体をいじって刺激を弱めたりおねだりを要求します。
そしてちゃんとできた場合はご褒美に優しい言葉をかけながらたっぷり責めてあげます。

百合というと私はストレートに愛し合うプレイをイメージするので
こういう焦らしを適度に交えたエッチは珍しく感じます。
といっても男性の時みたいに調教っぽさはなく、性感を高めるサービスの色が強いです。

キスの時に鳴るちゅぱ音はどれも蕩けるように甘く、唇を貪る感じも出ていて結構エロいです。
ですがキスと同時に鳴る布の擦れる音がやや大きく、ちゅぱ音が聴き取りにくくも感じました。

純粋なエロさが一気に上がるのは3番目の「お姉ちゃん、パンツの上からでもこんなに感じちゃうんだ?」から。
唇→おっぱいの順に責められて気持ち良さそうなお姉ちゃんを見て
妹はいよいよパンツの上からクリトリスやおまんこをいじり始めます。

「ほらほらー、お姉ちゃんー? 私、手を動かしてないのにくちゅくちゅ音がしてるよー?」
ここでも妹は比較的ゆっくりペースで大事な部分をいじりながら
お姉ちゃんのおまんこの濡れ具合を実況して興奮を誘います。
クリトリスをいじり始めると粘性高めのエッチな効果音も鳴ってそれを後押しします。

本作品ではおまんこをいじるシーンが17分近くあり
いじり方もパンツ越し→地肌のクリ&膣いじり、指の挿入など割と多彩です。
そしてそれらの多くで効果音の動きが微妙に変化します。
聴いた瞬間にわかるほどの大きな違いではなく、聴き比べるとやっぱり違うなと思うレベルです。
重要なシーンだからこそ細かい部分にもこだわってプレイを進めます。

最も盛り上がるのは最後の「お姉ちゃん、イカせてあ・げ・る♪」パート。
十分に出来上がったお姉ちゃんのパンツを脱がし、表面を軽くいじってから膣内へ指を挿入します。

「ちゃんと痛かったり苦しかったら言ってね? お姉ちゃんの一番奥に、触れさせて」
「お姉ちゃん 好き 大好きだよ、お姉ちゃん」

お姉ちゃんはもしかしたらまだ処女なのかもしれません。
大事な部分を傷つけ痛い思いをさせないようにと、妹は普段よりも慎重に指を動かします。
合間に投げかけられるセリフにも思いやりや愛情を強く感じます。
パートの終盤には指で子宮口をいじる変わったプレイも登場し、それに応えるようにお姉ちゃんが潮を吹きます。

大好きな人だからこそ自分の一番大事な部分を委ねられるし、恥ずかしい姿も見せられる。
2人の仲の良さを強く反映させた愛のあるエッチが繰り広げられています。
百合成分満載な作品
売りである百合プレイが最も耳を惹く作品です。

妹は何らかの事情で元気のないお姉ちゃんを慰めようと
一緒の布団に入り肌を密着させながら指や口を使ってじっくり責めます。
頭を撫でる、ぎゅっと抱きしめる、濃厚なキスをする、おっぱいやおまんこを巧みにいじるなど
普段の姉妹とはほぼ逆の立場で同性ならではのきめ細かなご奉仕をします。

「いっぱいいっぱいビクビクしておまんこぐっしょりにしてくれて、嬉しい」
途中で意地悪をするシーンが若干あるものの、妹の性格は優しさのほうがずっと勝ってます。
お姉ちゃんの絶頂後、彼女の体液まみれになりながら嫌な顔ひとつせず
彼女が気持ちよくなれたことに満足した表情を見せる姿にそれがよく表れてます。
妹が責められたりイくシーンがない点にも奉仕心の強さが出ています。

音声作品における百合は女体化を含んだ催眠音声くらいで
他のジャンルに比べると作品数が圧倒的に少ないです。
そういったレア度に加えてプレイのクオリティも高めと言えます。
全体的に責めが緩いところが人を選びそうですが、受け入れられるなら普通に楽しめます。

エッチはペースがゆっくりしてる分、ちゅぱ音や効果音を意識的にエロくしてます。
前半は気持ちを高めるシーン、後半は刺激を強くしてイかせるシーンとメリハリがあります。
欲を言うなら妹が感じたり乱れる様子もできれば聴きたかったです。

絶頂シーンは最後に1回。
くちゅ音それなり、淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

百合の要所を押さえた純愛色の強い作品です。

CV:綾奈まりあさん
総時間 52:12

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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