同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:女体化

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UTERUS

サークル「KUKURI」さんの無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、催眠を受けて女性へと生まれ変わった後に
以前仲良くしていていた謎の女の子と愛し合います。

生命のふるさとである海を舞台に、波の音などのリラックスに効果的な音を鳴らしながら
海の底に沈んで一度自分自身の存在をリセットし、女性として再構築するといった
UTERUS(子宮)の名前をそのまま反映したかのような催眠が繰り広げられています。

エッチはレズプレイの中でも相当にソフトな部類に留まっているものの
最中に感度強化を重点的に行ってくれるおかげで
エッチな熱が自然と湧き上がってくる体験がしやすいです。



母なる海に包まれながら
お姉さんの催眠で女の子になり、その後「みちる」とエッチするお話。

「月明かりに照らされた砂浜を歩く 月を眺めるために 砂浜に寝転がる」
お姉さんは明るくて優しい声の女の子。
昔一緒によく遊んでいたみちると月明かりに照らされた浜辺で偶然出会い
抱かれたりキスをされるところから物語は始まります。

本作品ではお姉さんが催眠誘導パートを
みちるがエッチパートのメインの語り手を担当する形で進められます。
みちるの声はお姉さんをちょっぴり幼くした程度の違いしかありませんから
たぶん聴いている最中は2人の違いを感じることはほとんどないでしょう。

催眠はおよそ17分30秒間。
まずは舞台となる夜の浜辺をイメージしながら
深呼吸をしたり、お姉さんに言われた部位を意識して脱力します。

「深呼吸が終わると 体の力が抜けて とてもリラックスした状態になります」
深呼吸による自然なリラックス、合間に入る彼女の暗示
そして音声の冒頭から流れる波の音やヒーリングミュージックのような音楽が
うまい具合に合わさって海に佇んでいる気分を感じさせてくれます。

声よりも音楽のほうがボリュームが大きいため
聴き始めた当初は声に集中しにくいかもしれませんが
催眠パートでは何らかの音が流れ続けますからそのうち慣れると思います。
聴いた限りですと上記以外にバイノーラルビートらしき振動音も混ぜていました。

適度にリラックスした後は水面に少しだけ浮かび
それから体が重くなる暗示を入れられながら海の底へと沈んでいきます。

「体が重たい 重たい 石のように重たい 体が重たい 重たい どんどん重たくなっていく」
右手・左手・両足・頭の中を順番に脱力していく定番の手法なのですが
最中のセリフに「重い」をかなり多く織り交ぜながら暗示を入れてくるおかげで
このあたりから体が重いとか、動かない感じがするのを実感し始めます。
彼女もそう感じてもらえるようトーンを下げた声で語りかけてくれます。

「お腹の中は とても温かくて ゆったりしてて 気持ちがいいの」
海の底に到達し、自分の体を泡に変えて一度存在を曖昧にしてから
最後に母親の胎内にいる様子をイメージし、同時に体に温かさを感じます。
ここまでとは違うゆったりとした調子のピアノBGMや環境音が登場し
今まで以上に安らげる思いがしました。

生命誕生の地である海を子宮に例え
そこに一度帰り、還元しながら心身をリフレッシュする催眠です。
KUKURIさんの作品では珍しく音楽や環境音を主軸に据えており
それらに感覚を操作する暗示を上手く合わせて催眠状態を深めていきます。

全体的にお姉さんのセリフのペースが速く間も短いため
催眠音声に不慣れな人だと慌しくて入りにくいかもしれません。
ですが多少場数を踏んでいる人なら音楽も含めてついて行けるのではないかなと。
暗示の内容から重感や温感をより強く感じる人が多いと思います。



とことんまで感度を高めていくエッチ
エッチシーンは41分ほど。
プレイはオイル塗り、全身舐め、キス、手マンです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「男の子から 女の子へ生まれ変わるんだよ?」
催眠によって一度赤ちゃんへと戻った主人公は
今度は女性として生まれ変わり
それから女の喜びを楽しむためにみちるとエッチをします。

エッチは最初の3分ほどを使って女体化の催眠を施した後
みちるに優しくリードされながら体の様々な部分を責められます。
ここからは環境音や音楽は一切流れません。

「適度な大きさの乳房と ピンク色の乳首 もちろん乳房の感度は抜群だよ」
「膣の中に何かが入ってきたら 気持よくて 仕方なくなっちゃう」

序盤の女体化は女性としてのおおまかな容姿と
象徴的な部位のみにスポットを当てたシンプルなタイプ。
本作品のエッチのテーマが「全身のおまんこ化」にあるだけに
そこを責められる快感に最も力が入れられています。

その後のみちるとのレズプレイは全身をいくつかのパーツに分けて
彼女に媚薬効果つきのオイルを塗りたくられたり体の隅々まで舐められます。
これだけを聞くとえらくソフトなプレイに思えるでしょうが
プレイ中は様々な手を使って何度も何度も感度を上昇させてきます。

「オイルを塗られた胸が かーっと熱くなる 熱い 熱い 熱くて仕方が無い」
実際のプレイの様子も感覚操作の暗示を入れてくるシーンが非常に多く
主人公自身になりきりながらプレイを聴きやすくなっています。
そして催眠パートの終盤で感じさせた温かさをエッチな熱へと変えていることから
顔や股間が火照ったり疼く感じがだんだんとしてくるはずです。

「体が触れ合うたびに全身を電気が走る ビクビクとして 快感の波が止まらない」
そうやって適度に感度を上げたところで
いよいよカウントを数えながらパーツごとに体をおまんこへと変えていきます。
あくまで例えですから本当にそうなるのではなく
とてつもなく敏感になるくらいに考えていただいくのが妥当です。
ですが肌がピリピリする感じは割と味わえました。

最後の絶頂シーンだけは2つのタイプがあり
通常版は心温まる言葉を何度もかけて幸せを感じさせながら
もうひとつのラスト違い版は引き続き全身を舐めてもう少し感度を上げてから
カウントを何度も数えて連続絶頂するようなフィニッシュを迎えます。

違いとなる部分の時間が7分程度とかなり短いため
どちらを聴いたとしても得られる快感の違いはほとんどありません。
ですから皆さんのお好きなほうをお選びください。
私個人は通常版のほうが優れていると思います。

このように、感じてもらうことを重視したあまあまなエッチが繰り広げられます。



催眠要素の強い作品
エッチをしながら言葉で感覚を操作される気分が味わいやすい作品です。

ボイスドラマ仕立ての作品が多いKUKURIさんの普段の作風とはかなり違い
お姉さんとみちるは運動操作や感覚操作の暗示を数多く交えながら
聴き手に重感、温感、エッチな気分の高まりを伝えます。
この内容なら正統派の催眠音声と言っても何ら問題はありません。
きめ細かい暗示を使って最初から最後まで上手に誘導しています。

ふたなりやペニバンも登場せずソフトなレズプレイをしていることから
サークルさんのファンだとエッチに物足りなさを感じるかもしれません。
ですが主人公が責めを受けてどう感じているかが把握しやすく
結果的には主人公自身になりやすいといったメリットもあります。
サークルさんもそれを狙って作られているように思えます。

催眠は得意とされている古典形の技術を
作品のテーマに合わせてアレンジしながら施しています。
女体化をもう少し重厚に行ってくれたら尚よかったです。

エッチは体の温かさをそのままエッチな熱へと変えています。
「カウントをするたびに感度が10倍になる」といった表現が大げさに感じますが
それ以外は至って丁寧に進めています。
どちらかというとエッチで思いっきり気持ちよくなるよりも
言葉で性的快感を操作される楽しさを味わうプレイだと思います。
ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

女性として女性に愛される喜びに浸りやすい作品です。
何度も言うようにエッチ自体は相当にソフトな部類に属します。
無料なので損はしませんが、これを理解した上でお聴きください。

CV:涼貴涼さん
総時間 導入…19:02 通常版…37:14 ラスト違い版…40:03

UTERUS
こちらからダウンロードできます

追記
リンク先のページがうまく表示されない場合は以下のリンクをお試しください。
http://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_054155zero/?i3_ref=search&i3_ord=1

※2026年8月30日追記
DLできなくなってるとのご連絡をいただきました(こちらでも確認済み)。
サークルさんが再アップされてる様子もないので現在は視聴できません。


催眠にょナニー2;触手洗脳

サークル「風呂井戸ソフト」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、お姉さんの催眠で女性になりきりながら
大小様々な触手に全身を犯される快感を楽しみます。

催眠誘導の時間はそこそこにしてエッチにかなりの時間を割いており
序盤は触手の質感や性質を確かめながら女性であることを自覚させ
それから乳首、口、おまんこ、アナルを順に責めていきます。

架空のプレイであることを考えて、最中の客観描写だけでなく
責められている主人公の心情やセリフもしっかり表現されていますから
作品の世界にどっぷりと浸かりながら女性の快感を楽しむことができます。



自分の理想の女性像を思い浮かべながら
お姉さんの催眠で女の子になり触手に犯されるお話。

「仰向けになって 寝転がってください」
お姉さんは穏やかで可愛い声の女性。
自己紹介などの前置きにあたる部分はすべて省略して
早速主人公への催眠誘導を始めます。

本作品はこれよりおよそ1ヶ月前に発売された
「催眠にょナニー(女体化催眠)」の続編に位置づけられており
あちらがオナニーをしながら女性の快感を確かめるプレイを行っていたのに対し
こちらは触手による陵辱、とエッチの内容が随分ハードになっています。

ちなみに催眠誘導パートの内容は確認したところまったく同じでした。
ですから前作を楽しめた人や催眠に入りやすく感じた人は
本作も同じような感じで楽しめると思います。
内容は独立してますのでこちらから聴いても問題はありません。

催眠は17分間。
まずは目を開けたままで深呼吸をしながら彼女の声に耳を傾けます。

「息を吐くたびに 体中の緊張がほぐれていきます」
催眠パートでは彼女が常にぼんやりとした穏やかな声で語りかけてくるため
それを聴いているだけでもなんだかえらく意識がぼんやりしてきます。
合間に入る暗示も表現やタイミングが的確ですし
割と早い段階から瞼が重くなるのを感じると思います。

他にも開始直後に「ポーン」という柔らかな金属音がバックで鳴り響き
聴き手がリラックスしやすい環境を作り上げていたりもします。
エッチがメインの作品ですが、催眠における癒しのパワーもなかなかのものです。

「だんだん体が上に上っていく 上に 上に どんどん上っていく」
「捨てるたびに上ってく 上るたびに幸せになっていく」

その次はより女性になりきりやすい精神状態を作り上げるために
体が浮かび上がるイメージを交えながら
理性・見栄・世間体など現実世界で背負っているものを捨てていきます。

多くの女体化音声が男性のまま女性へと切り替えていくのに対し
本作品は一度自分の存在をリセットしてから女体化に取り組んでいるのがいいですね。
マイナスの要素を捨て去ること自体にもリフレッシュ効果がありますし
この後のエッチをできるだけ楽しんでもらいたいとする心遣いが見られます。

「とくん とくん 2人の心臓の鼓動が重なり合って 互いの気持ちが通じ合います」
そうやって着実に準備を整えていった後で本題となる女体化を行います。
内容は事前に自分が理想とする女性を思い浮かべ
それを自分自身に重ね合わせていく、といったもの。
女性の容姿や性格については敢えて明確な描写を避けてありますから
あまり深く考えず、なんとなく浮かんだ女性と言われたとおりのイメージをしてみましょう。

時間内にできる限りリラックスさせてから女体化するシンプルで効果的な催眠です。
時間が短いことを考えて余計な部分を極力削り
その中で古典系の催眠法を駆使しながら暗示をかなり厚めに入れています。
先ほど挙げた声の質感や効果音も手伝って十分以上の癒しを感じますし
人によっては特に手の存在がなくなったかのような不思議な感覚もすると思います。

「ゆっくりと呼吸をするだけで気持ちいい 私の声を聞くだけで気持ちいい」
またお姉さんは催眠を進めながら
しきりに自分の声に良いイメージを持ってもらえるよう働きかけてきます。
本作品で行うエッチはイメージプレイですから、声を素直に受け入れる心構えも大事です。
他にもそれぞれの動作を行う際に軽く説得するようなセリフを交えたりと
聴き手にいい気分になってもらいながら誘導できるよう言葉を選んで語りかけています。

女体化はある程度聴き手に任せている部分があるので
女体化音声をまったく聴いたことのない人にはちょっと難しいかもしれません。
ですが多少経験を積んでいるのならそれほどでもないと思います。
むしろ自分で好きな女性に設定できるぶん、やりやすさを感じるのではないかなと。

まとめると短時間ながらも密度が濃くレベルの高い女体化催眠です。



触手に犯されながら女を感じるエッチ
エッチシーンは7パート61分と長時間。
プレイは触手の確認、触手による乳首責め、体液分泌、イラマチオ、おまんこ愛撫、SEX、アナルSEX、放尿です。
触手の確認以外のすべてのプレイで下品な効果音が鳴ります。

「しかもそれは 1本じゃない 股間の付け根から 2本 3本 4本と どんどんおちんぽが生えてきて 長く伸びていきます」
お姉さんの催眠で無事理想の女性の姿になれた主人公は
目の前に横たわる元の女性の股間になぜか生えているおちんちんが
どんどん成長して大小様々な触手へと姿を変えていったのを確認し
それに興味を持ったのか実際に握ってみたり匂いを嗅いでみます。

エッチはこの後触手たちに全身を拘束されてから
乳首、口、おまんこ、アナルの4箇所を徹底的に責められます。
一応お相手は理想の女性になるのですが、彼女自身が何かをするシーンはありません。

催眠音声の中でもかなりの長時間に渡ることを踏まえて
いきなりプレイに突入せず、まずは触手自体のイメージをしっかりと固めながら
自分がそれを受け入れる側、つまり女性になったことを自覚させるところから始まります。

「おちんぽの匂い 本当にくっさいね でも 興奮しちゃうね」
「犯して欲しい 犯して欲しい この臭い触手チンポに 激しく犯されたい おまんこをぐちゃぐちゃにされたい」

一番最初のパートは触手を目の前にして深呼吸をしながら
それが男性特有の匂いを放っていることや
自分がそれに犯されたがっていることを強烈に印象付けてきます。

自分が男性ならアレな人でもない限りこんな風に思うことはないはずです。
でも実際に聴いてみるとなんだか触手がえらく魅力的に感じる人もいるでしょう。
先ほど行った女体化をプレイをしながら定着させていくわけです。
女体化専門サークルである風呂井戸ソフトさんらしいアプローチですね。

「体を支配する快楽は 胸を揉まれるたびに 身をねじるほどになって 胸を襲う刺激がとても心地よくて あなたは甘い声を上げる」
主人公「あっ 気持ちいいっ ああっ」

本格的なプレイが始まるのは2番目の「愛撫&口に挿入」パートから。
これ以降はお姉さんの声に主人公の喘ぎ声や触手のうねる音が加わります。

といってもプレイの描写をした直後に短時間流す感じですから
それらが邪魔になって声に集中できないことはありません。
催眠音声として聴き手が楽しめることを第一に考えながら
主人公になりきりやすくするための触媒として適切に使用しています。

ここと3番目の「股間愛撫&口内射精」パートは感度の強化に力を入れており
お姉さんがプレイの様子を描写しながら合間に短めのカウントを何度も刻み
体の中にエッチな熱を段階的に蓄積させていきます。

「ますます快感が大きくなる おまんこが熱い 熱い!」
プレイ自体は前戯といいますか、比較的ソフトな部類に属するのですが
この暗示のおかげで全身、特に股間がカーッと熱くなるのを感じます。
本番にあたるSEXやアナルSEXに向けて本当に慎重に快感を高めてくれます。

「おちんぽが動くたびに 子宮が突かれるたびに ビクン ビクンと快感が全身を駆け巡る」
そして開始からおよそ30分後、ようやく触手がおまんこへと侵入します。
股間に微かに感じられる異物感、体の内側から溢れてくるとてつもない熱
無意識的に訪れる心地よい筋肉の収縮がプレイをより主観的に感じさせてくれます。
プレイ自体も2つの穴を同時に責められるとってもハードなものですし
そういうのが好きなMな人ほど楽しめるに違いありません。

最もハードなプレイが繰り広げられるのが一番最後のパート。
ここでは「射精連続絶頂」と題し、およそ8分間に渡って断続的に絶頂を繰り返します。
連続絶頂のかなりハードなバージョンってところです。

「触手から溜まりに溜まった精液が注ぎ込まれる あなたの体に溜まった熱も 一気に爆発する!」
「再び快楽の怒涛に流され あなたの意識は さらなる高みへと押し上げられる」

ほとんど間を置かずに何度も刻まれるカウント
それと同じように入れられる絶頂を促す暗示、そして合間に漏れる主人公のイキ声。
様々な要素が一丸となって聴き手をドライオーガズムへと追い込みます。

1回1回の快感はそこまで大きいわけでもないのですが
最中ずっと心と体を盛り上げられ続けることもあり
聴き終えた後で股間やお腹の筋肉が軽く引きつるほどまで疲れました。
でもそれは裏を返せば声だけで快感を操作されていたことを表します。

最後の最後でとどめの大きな絶頂も用意されていますし
ある程度ドライ慣れしている人なら結構な満足感が得られると思います。

このように、触手による陵辱を臨場感たっぷりに味わえるエッチが繰り広げられます。



聴きごたえのある女体化作品
長時間に渡る個性的なエッチが魅力の作品です。

触手に体の敏感な部分をいじられ、犯される感覚を
客観描写・暗示・主人公の喘ぎ声をバランスよく配置することで
聴き手が極めてイメージしやすく、そして主観的に感じられるよう表現しています。

女体化からの触手プレイ自体はKUKURIさんの作品などで割とお馴染みなのですが
本作品はその準備段階に力を入れているだけあって
挿入以降の本番シーンで没入感や得られる快感が大きく変わります。
中でもラストの連続絶頂は体に負担がかかるレベルで気持よさが味わえます。
ハードな女体化モノとしては相当にレベルの高い部類と言えます。

「膣の中が 硬いもので満たされて とっても幸せな気分」
本作品で何より面白いのが、これだけハードな陵辱を行っていながら
聴いてる側としてはちっとも嫌な気分がしないことです。
それはお姉さんがプレイをしながら言葉によって犯される喜びを伝えてくれるからです。

おちんちんに体を愛撫される幸せ、咥える幸せ、おまんこを貫かれる幸せ
これらはすべて少なくとも普通の男性では味わうことができません。
諸々のアプローチがより女性としてプレイを楽しみやすい雰囲気を作っています。
これが本作品の女体化音声として優れている部分ではないかなと。

催眠はバックの効果音に頼らずきちんと暗示を駆使して催眠を深めてくれます。
もう少し深化を入念にやってくれたほうが入りやすくも感じるのですが
限られた時間内での最善を尽くされているのは間違いありません。

エッチは終盤の挿入~連続絶頂パートが最も楽しめます。
それ以前にも絶頂を促すシーンが何度かありますが
カウントの後に追い込み暗示を特に入れてこないためイキにくさを感じます。
ですから道中でうまくいかなかったとしても気にすることはありません。
そういう人でも最後だけは大きな波を感じることができると思います。
くちゅ音多め、喘ぎ声それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅かです。

触手に犯される気分や快感をリアルに味わいやすい良作です。
触手好き、ハードに犯されるシチュが好きなど
作品の内容に抵抗を感じないMな方に強くお薦めします。

おまけは喘ぎ声3種、トランス効果音、メス犬洗脳音声、没テイクです。

CV:桃華れんさん
総時間 本編…1:27:08 おまけ…1:02:12


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2021年6月3日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/85986355.html

すくりぷてっどこねくしょんさんで配布されている無料の催眠音声作品。

こちらは2ちゃんねるの催眠音声スレに投稿された台本を
サークルさんが加筆修正されたというちょっと変わった経緯を持つ作品です。
ジャンルも女体化、触手、ふたなりとサークルさんの他作品とは全く違い
過去作をいくつか聴いている人でも新鮮な気持ちで楽しめます。

催眠はシーンごとに一つの目的を定め
多種多様な催眠法を使いながらそれに向かって聴き手を誘導していきます。



様々な技法を駆使しながら少しずつ催眠の世界へ
お姉さんの催眠でふたなりの女の子へと姿を変えられ
触手に犯されて気持ちよくなるお話。

「仰向けに寝転がって リラックスしましょう」
お姉さんは落ち着いた声の女性。
挨拶や自己紹介といった前置きは一切省いて早速催眠誘導を開始します。

催眠はおよそ29分30秒間。
最初に深呼吸や手足の脱力を行い軽く体をリラックスさせてから
自分が真っ白なミルクの海に浮かんでいるのをイメージします。

「重くなった体が ミルクの海に沈んでいく」
お風呂に入っているかのような温かく心地いい気分に全身を浸しながら
彼女の言う「沈む」感覚をイメージしてみましょう。
脱力の時に特に手足が「重くなる」感覚を暗示として入れられていることもあって
ベッドで寝て聴いている場合は吸い込まれていくような感じがするかもしれません。

「沈む 沈む どんどん沈む どこまでも沈んでしまう」
また彼女は聴き手にどう感じてほしいかを暗示として何度もストレートに伝えてくれます。
催眠音声にあまり慣れていない方はこの言葉を受け入れていけば大丈夫。
このように、シーンによって一つの感覚をテーマとして設定し
それを何度も何度も繰り返し語り掛けてくる
のが催眠における特徴の一つです。

途中で「深く」をかなり間を開けながら囁くような声で言ってくるシーンがあるのですが
私はそこで全身が一気に落ちていくような感覚が味わえました。

「白い空間のずっと先に ピンクの割れ目が見えます どんどんと近づいていきます」
軽く意識を落としながら湖の底に到着した後は、その感覚をさらに強めます。
柔らかく温かいピンクの割れ目に侵入して全身をとろとろに溶かしていきましょう。
淫語を一切使わず客観的な表現に徹しているのですが
場所が場所なだけにほんのりエッチな気分がしてくるかもしれません。
そうやって催眠を深めながらエッチを始めるための準備も整えていくわけです。

「心も体も女 でも男性のアレも股間にはついている 両性具有 それがあなたの求めていたもの」
そして最後の最後にその場所で女性へと生まれ変わり、外の世界に戻ります。
本作品の女体化は変化や変身ではなく再生と呼ぶのが最もふさわしく
具体的な描写がされていないこともあって自分の理想の容姿を自由にイメージできます。
自分がふたなり少女になるというのも展開的にちょっと珍しいですね。

凝視法、弛緩法、イメージ利用法、揺さぶり法といった古典系の技術を繋げながら
暗示の内容を少しずつシフトさせて催眠を深めていく割と手堅い催眠です。
聴き始めの段階ではちょっと慌ただしく感じるかもしれませんが
やってる事はシンプルですから暗示に集中してさえいればある程度の深さまで入れます。
暗示の内容も「重い」「沈む」「落ちる」「溶ける」とびっくりするほど簡潔なものばかりです。

ミルクの海に沈む、子宮に抱かれるといったイメージから安らぎを与えていたり
腕に重さを感じさせる際のカウントを「◯㎏」と表現するなど
聴き手に対して言葉だけでなく感覚的な側面でもアプローチを仕掛けてきています。
我々が普段の生活で培ってきた何気ない価値観、つまり無意識を利用して
暗示の効果を強めているところが実に見事です。



男女両方の気持ちよさを感じながら
エッチシーンは13分ほど。
プレイは触手責め、母乳噴出、出産です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「あなたの形をした透明なものが あなたに迫ってきます やがてそれが形を変える あちこちから触手を生やし始める」
ふたなり少女として元の世界に戻ってきた主人公は
目の前に現れた触手生物によって全身を犯され始めます。

エッチは時間のほとんどを触手にまさぐられるかなり特殊なプレイです。
こちらがついてこれるように何をしているのかをしっかりと伝えてくれますから
それを聴きながらここまでで得た感覚をエッチな気持ちよさへと変えていきましょう。
手足から始まってパーツごとに全身を撫でながら感度を高めたり
口に突っ込んで媚薬を流し込んだりと奇抜で背徳的な責めが繰り広げられます。

「先端が女性器のようになっている触手が あなたの男の部分に近づいてくる」
「触手が真ん中辺りまで入ってくる 真ん中 真ん中 真ん中 異物感が増す」

プレイはふたなりであることを最大限に活用して
最初はおちんちん、後におまんこと男女両方の快感を味わうのが一番の特徴です。
おちんちんはオナホのようなものをイメージすれば問題ないでしょう。

おまんこについても最初に異物感、のちに気持ちよさと
男性側に比べてやや丁寧な暗示を入れてプレイを楽しめるように導いてくれます。
股間を中心にかなりの熱さを感じるのではないでしょうか。

「育つ 大きくなる お腹が膨らむ 中から 中から 何かが出てくる」
もちろん最後に行われる出産シーンも外せません。
触手の精液を膣内で受け止め、その結果子供を孕む様子を
短い言葉を繋げる形でダイジェスト風に描写しています。
得体の知れない生物の子を出産するややブラックな雰囲気にゾクゾクする方もいるでしょう。
肉体的な快感を味わう先ほどとは違い、こちらは精神的な快楽を目的にしています。

このように、奇抜なジャンルを扱った他ではなかなか見られないプレイが繰り広げられます。



独特な世界観を持った作品
比較的古い作品だからか特にエッチシーンに個性を感じる作品です。

女体化されての触手責めからイメージされるハードな凌辱とは少し違い
触手に優しく愛撫されて気持ちよくなるようにお姉さんは誘導しています。
この手のジャンルで有名なKUKURIさんの作品に比べるとかなりソフトに感じました。

それは彼女の言葉の雰囲気が催眠に引き続き穏やかなのと
プレイの様子よりも得られる感覚を重点的に刷り込んでくるからだと思います。
触手プレイ初心者向けの作品とでも言えばいいのでしょうか。

この手のプレイにありがちな連続絶頂が無いのも理由の一つです。
それどころかカウントを刻んだり、叩きつけるような言葉で絶頂を促したりといった
明確な形での絶頂シーンもありません。
「あなたは射精してしまうかもしれない」とかなり曖昧な表現がされています。

ただ昔の作品だと18禁でも絶頂シーンの無いものがちらほらありますし
それ自体を悪いと言うつもりはありません。
声に従いながら性的快感を楽しみ続けるのも一つの立派なプレイです。
現在の18禁催眠音声ではあるのが当たり前なため、注意点として挙げさせていただきました。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

序盤のセリフの間が短いこと、深化を終えた後にも一時的に半覚醒させていることなど
若干気になる部分もあるためまったくの初心者にはお薦めしませんが
10作品程度の経験を積んだ方なら十分に楽しめる作品と言えます。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 47:47

すくりぷてっどこねくしょん
http://107baknyuata.blog.2nt.com/blog-date-200712.html
(上から3番目「第4弾(cv誠樹ふぁん)」が本作品です)

【無料】AV催眠~アダルトビデオの中の人になってアヘりまくれる催眠~

サークル「Hypnotic_Yanh」さんの無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、お姉さんの声に従って催眠を十分に深めた後
AVに出演している女優が味わっている快感を一緒に楽しみます。

AVの一幕を観ながら催眠を進めていく非常に個性的な作りをしており
古典と現代の催眠技術を上手に織り交ぜながら
的確な暗示を使って女優と自分自身を少しずつ重ね合わせていきます。



AV女優になった気分にさせてくれる催眠
お姉さんに催眠をかけられてからAVを観るお話。

「それでは 部屋を出来る限り暗くし ゆったりとした椅子に腰掛けて下さい」
お姉さんはお淑やかで落ち着いた声の女性。
音声を聴くにあたっての諸注意を手短に説明すると
早速催眠に入りやすくなるようリラックスを促します。

本作品はタイトルの通り聴き手自身がAV女優になりきることを目的としており
そのために実際にAVの静止画を観ながら音声を聴きます。
つまりAVが必須になりますので事前に必ずご用意ください。
具体的にどんなAVが適しているかはサークルさんが説明してくれています。
http://blog.livedoor.jp/yanh_japan/archives/7874547.html

私の場合はお風呂で女性がオナニーに耽っているAVを選んでみたのですが
基本的には女性が何らかの方法で責められ、イっているものなら大丈夫です。
ただしサークルさんの上の記事でも書かれているように
女性がガチでイってる作品を選んだ方がエッチを断然楽しみやすくなります。

作品によってはいかにも演技って感じのものもありますし
プレイ中の反応があまりにオーバーなのもやはり萎えます。
女性が素直に感じ、素直に絶頂しているものを使用するのがいいでしょう。
時間は10分程度の短いやつで十分です。

催眠はおよそ25分間。
椅子に座った状態でAVを絶頂シーン5分前あたりに静止しておき
まずは全身を軽くなぞるように脱力したり深呼吸をしながら
彼女がかけてくる声に耳を傾けます。

「足もダラーンと 投げ出してー 力を抜いてー そう そんな感じです」
語尾をやや伸ばしながら語りかけてくるのんびりとした調子の声を聴いていると
こちらもつられてなんだかのんびりした気分になるのを感じます。
また彼女は聴き手がきちんとついていけるようにと
現在の心身の状態を適度に確認してくれたりもします。
短時間の作品ですが細かい部分もきっちり作られていて完成度はとても高いです。

「まるで水の中の 骨のない生き物が 岩の上に ダラーンと横たわっている 今のあなたは もう そんな状態です」
また作中では比喩を使って感覚をわかりやすく伝えてくれるシーンも数多く登場します。
おかげで「体が重くなる」など言葉だけでの暗示よりもイメージがしやすく
それが結果的にリラックスや催眠に入りやすい環境を作り上げています。

適度にリラックスできた後はいよいよ本題へと移ります。
お姉さんに言われるままにAVの静止画をぼんやりと眺めながら
女優がこの後どのように感じ、そして絶頂するかに思いを馳せます。

「ほら じーっと見つめて そして この後どうなるのかを イメージして そうすると さっきまではっきりと見えていた顔や姿が どんどん どんどん ぼやけていく」
やってることはただただ画像を眺めるだけなのですが
心身が程よく脱力していることもあって、視界が妙にぼやけてきたり
あるいは瞼がやたらと重く感じるかもしれません。

「目を 閉じる…と同時にスーーッと 意識が落ちていく 意識が吸い込まれていく」
そしてしばらくしてからカウントに合わせて目を閉じた瞬間
とても心地いい気分が全身に広がり
平衡感覚を失ったときのような頭が軽く左右に揺れる感じがします。
お姉さんも閉眼と同時にスピーディな暗示を入れて催眠に入るのを手伝ってくれます。

「いいですよね? 溶けたって そのほうが あの映像と もっと簡単に 一体化できるんですからね」
この後は再び目を開けAV女優を眺めながら
カウントに合わせて目を閉じるのを数回繰り返します。
後になればなるほど目を閉じた際の気分の変化が大きくなり
目の前の女性が映像としての存在であるのがわからなくなっていくでしょう。
そうやって自分自身を彼女に溶け込ませていくわけです。

古典催眠の凝視法を中心に据えつつ
言い回しなどに現代催眠の技術を用いているハイブリッドな催眠です。
AV女優になった気分にさせることを目的に、その画像を適度に眺めさせながら
同時に脱力し、意識の力を弱める類の暗示を的確に入れてきます。

聴き手が辛さを感じないレベルで適度に目を開けさせながら進めていくため
カウントに合わせて目を閉じた時に催眠に入る感覚が鮮明に味わえます。
そして一定以上の深さになったところでAV女優との一体化を進める。
進め方や技術の使い方に隙が無く非常に安定していると言えます。

「でも (目を)閉じちゃダメですよ 閉じたら あなたが一生懸命保っている意思が 全部 崩れ落ちてしまいますからね」
個人的に印象に残ったのは比喩を意識的に多く用いていることに加えて
上のセリフのような逆説的な表現を用いて誘導しているシーンがあることです。
「目を閉じちゃダメですよ」と言われると反射的に目に意識が向き
音声を聴く前より瞼がずっと重くなっているのを感じるはずです。
しかも言い方がやや曖昧だから暗示を受け入れやすくなっています。

シンプルに見えて実は結構複雑に作られているところが面白いですね。
お姉さんの真意が徐々に明らかになる展開にもサークルさんらしさを感じました。



映像を観ながら一緒に感じる気持よさ
エッチシーンは4分30秒+AVの時間。
プレイはAVの鑑賞です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「次に目を開けると あなたは あの女性と 全く同じ心になります そして あの女性の感覚や 快感を あなた自身も 感じるようになります」
催眠を使って主人公をAV女優と重ね合わせることに成功したお姉さんは
いよいよ静止していた動画を再生させ、その快感を一緒に味わわせてあげます。

エッチは事前に快感のリンクや感度の強化に関する暗示を入れた後
音声を終了してAVを観るという非常に独特なものです。
再生中は当然暗示の類は一切なくなりますから
ここまでの段階でどれだけAV女優になりきれているかがカギになります。

以下は私が実際に行った上での感想になります。
物理的な刺激を一切与えずにドライを目指してみました。

まず動画を再生させた時点で股間がえらく熱くなっているのに気づきました。
そして女優がおっぱいやおまんこをいじるのに合わせて
こちらの股間にもピクピクするような弱い快感が走りました。

残念ながら乳首のほうは特に何も変化はなかったのですが
指でいじっていたら何らかの快感の違いがあったのかもしれません。
乳首を開発済みの人はそういうシーンがあるならいじってみるのもいいかなと。

そしておよそ5分後、女優の絶頂に合わせてこちらの股間も痙攣しています。
他のドライ系作品で味わったドライオーガズムの弱いバージョンくらいの感覚でしたが
それでも「気持ちいい」と思えるレベルのものだったのは確かです。

さすがにこれだけだと本当に催眠の結果なのかがよくわからなかったので
試しに数時間ほど時間を置いてから素の状態で同じを映像を観てみました。
そうするとやっぱり音声を聴いた時とは明らかに感覚が違うんですよね。
これが実感できたことがこの作品の一番の収穫であり驚きでした。

あくまで私個人の感想ですので皆さんには保障できかねるのですが
AVのチョイス次第では似たような体験ができる人もいると思います。



無限大の可能性を秘めている作品
技術力の高さを感じる堅実な催眠、AVを眺めて楽しむエッチと
催眠音声として実用性であり、かつ個性的でもある作品です。

前者は音声だけで催眠に入るのに十分な時間を取り
その中で聴き手に催眠の感覚を自覚させながら丁寧に進めています。
Hypnotic_Yanhさんは以前から現代催眠の技術をかなり取り入られているため
おそらく多くの人が他のサークルさんとは違うものに感じると思います。

今回も古典系の技術とまったく違和感無く融合させながら
作品のテーマとなるAV鑑賞へと繋げています。
このサークルさんに関して私が技術的に指摘できることは何もありません。
それくらいに高いレベルの催眠を施してくれます。

対するエッチは私は今回たまたまうまくいきましたが
選んだAVによってはイマイチに感じる人もいるかもしれません。
ですがそれは裏を返せばAVごとに違った快感が味わえる可能性も示しています。
実際何度も聴けるように音声自体の時間も短くなっていますし
ご自分に合ったAVを是非見つけてみてください。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠音声でありながら聴き手にプレイを選ぶ自由も与えている珍しい作品です。
無料ですから興味のある方は是非お試しください。

CV:綾瀬桂吾さん
総時間 33:08

【無料】AV催眠~アダルトビデオの中の人になってアヘりまくれる催眠~
こちらからダウンロードできます

きのこの里 ~たけのこは衰退しました~さんで配布されている無料の催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介するこちらの作品は、いやらしい画像を見るのが大好きな麻呂に
催眠をかけられたりエッチな事をされます。

甲高い声で「~でおじゃる」と公家らしい言い回しをする個性的なキャラや
zip探しをする奇想天外なストーリーなど様々な部分が突き抜けており
その独特な世界観に自然と吸い込まれていく不思議な気分が味わえます。

今回は私が最も気に入っているzeroさんのバージョンを紹介します。



麻呂と一緒にzip探しの旅へ
麻呂に催眠をかけられながらzipを探すお話。

「よくぞ参った 麻呂の館にようこそでおじゃる」
麻呂は上品だがやや甲高い声の男性。
お土産のzipも持たずにやってきた主人公を軽くたしなめると
一緒にzip探しの旅に行こうと誘います。

…まずこの展開についていけない人がいるでしょうから説明しますと
2ちゃんねるなどの掲示板で良質な画像を大量に掲載してくれている人に対して
「(いちいち確認するのが面倒だから、まとめて)zipでくれ」と言う人たちがいます。
その貴族のようなあまりに傲慢な振る舞いが逆にネタとなり
水戸黄門などの時代劇で登場する麻呂のアスキーアートとくっつくようになりました。

まったく関係ない2つの要素が合わさるインパクトも人気の理由でしょう。
具体的な使用例などは以下のサイトをご覧ください。
「ニコニコ大百科 単語記事: zipでくれ」

そんな背景を踏まえて本作品は麻呂と一緒にzipを探しながら催眠を深めます。
しかしネタ的な要素が強いテーマであっても催眠は決していい加減ではありません。
表現を上手に作品に合わせながらきちんとした技術を使って導いてくれます。

催眠は2パート15分ほど。
最初は自分のペースで、あるいは麻呂の声に合わせながら深呼吸をします。

「じぃぃぃぃっ ぷぅぅぅぅぅぅ じぃぃぃぃっ ぷぅぅぅぅぅぅ」
「zi」で息を吸い、「p」に合わせて吐くそのあまりに独特な呼吸法に
きっと多くの人が吹き出したり笑いをこらえるのに苦労するでしょう。
そして聴く前より肩の力がずっと抜けているのを感じるはずです。
深呼吸と彼のキャラを使って効果的にリラックスを促してくれます。

肩の力が適度に抜けたところでいよいよお目当てのzip探しに向かいます。
まるで大海原のようなzipの海にぷかぷか浮かぶイメージをしながら
麻呂のカウントに合わせて体を沈めていきましょう。

「ゆらゆら ゆらゆら ゆらゆら ゆらゆら おじゃおじゃ おじゃおじゃ 波に揺られるのは心地よいでおじゃるなぁ」
ここでは「ゆわゆら」「ふわふわ」などの擬態語を使うシーンが非常に多く
それらをリズミカルに言うことで音感的な心地よさを与えてもくれます。
私の場合は特に頭や両肩あたりに重さや軽さを比較的強く感じました。

続く2番目のパート(6分間)で行うのは女体化。
主人公がいやらしいzipの代わりに見つけてきたとあるデータを使って
その体を自分の理想の女性像へと作り変えていきます。
作者さんが男性でも聴けるようにと配慮して設けたシーンだと思うのですが
いつもの自分とは違う気分になりたい女性が聴くのもいいかもしれません。

「胸の膨らみ 腰のくびれ より鮮明に モノクロの写真のようにみえてくる」
麻呂も聴き手に自由にイメージしてもらいたいのか
女性像に関する具体的な表現をできるだけ避けながら進めています。
そういう意味では催眠の入り具合を確認するのにも向いてるかもしれません。
カウントを2回に分けてなりきる気持ちを段階的に強めてくれます。

リラックスしてからイメージを絡めたカウントで落としてくる極めてシンプルな催眠です。
しかし麻呂とzipを探しに行く様子と催眠が面白いくらいに融和しており
彼の声や展開に常に興味を持ちながら聴くことができます。


催眠状態というのは平たく言うと集中し、なおかつリラックスしている状態です。
その前者をキャラやストーリーが、後者を催眠の技術が上手にカバーしています。
暗示の内容が肉体的な重感に力を入れている一方、意識のぼやけなどは薄いため
頭は割とはっきりしてるけど体が動かない、動かしたくないという人がいると思います。
時間が短いのを考えて運動支配に照準を絞っている感じですね。

経験の浅い人が聴いても普通に楽しめるでしょう。
聴いてる最中の熱中度・没入感が半端ないです。



ちょっと残念な男性にイかされる快感
エッチシーンはおよそ10分間。
プレイは手足の拘束、乳首責め、手マン、SEX(正常位)、ディルド責めです。

SEX、ディルド責めの際に比較的リアルな効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「麻呂と一緒に気持ちよく きもちよーくなるでおじゃる」
不思議なzipの力で魅力的な女性へと変化した主人公に興奮した麻呂は
嫌がる彼女の手足をzipで拘束してから乳首やおまんこをいじり始めます。

エッチは身動きの取れなくなったこちらを麻呂が責め続けます。
時間に対するプレイのバリエーションが多いため個々の濃度は薄いのですが
どれも彼の特性を十二分に活かしながら行っています。

「乳首をホイールに見立て コリコリ コリコリ 両方同時に コリコリ コリコリ 乳房はマウスでおじゃる」
例えば序盤のカウントを絡めた拘束シーンではzipを展開するクリック音を鳴らしたり
その後の乳首責めでは乳首をマウスに見立てて執拗にクリクリします。

麻呂は世間的には身分の高い上品な人物のはずなのに
エッチにおいてはまるで正反対の下品な部分を見せながら責めてきます。
ちょっぴりアレなおじさんに弄ばれるM性をくすぐるシチュが印象的です。

「そなたは無理やりが好きでおじゃるからの 気持ちいいはずでおじゃる 激しく 激しく 乱暴だけど 気持ちいい」
対する後半は挿入してから30秒程度で果ててしまった早漏過ぎる麻呂が
彼女の体を鎮めるために張形(ディルド)を使っておまんこを責め上げます。

男性向けのような強烈なドライの感覚はさすがになかったものの
最後のカウントに合わせて程よく股間が盛り上がる感覚は味わえました。
女体化パートがあったからだと思います。

このように、作品の雰囲気を損なわないエッチが繰り広げられます。



とことんまで熱中できる作品
有料・無料合わせて他には絶対に無いものを持っている伝説的な作品です。

自分勝手だけどなぜか憎めない麻呂の強烈なキャラ
zipを探しながら催眠を深め、さらには女体化までするストーリーなど
あらゆる部分がまばゆいばかりの魅力に溢れています。

催眠自体は至って普通なのですが、この非常に個性的な要素の数々が
数多くの作品を聴いているような人でさえ魅入らせます。
「笑える」と「興味深い」の両方の意味でこれほど面白い作品はそうそうありません。
女性向けですが男性の方も是非一度聴いてみることをお薦めします。

「力が抜け 身体が重く 重くなるでおじゃる 布団と一体化するイメージでおじゃる」
最中に紡がれていく暗示についても全体的に堅実で隙がありません。
催眠初心者でもついていけるよう適度に具体的なイメージを交えながら
麻呂は少しずつ確実に聴き手の体の動きを封じていきます。

そして何よりzeroさんの演技が飛びぬけて優れています。
麻呂らしい声の合間に適度に見え隠れする落ち着いた穏やかな声が
心を解きほぐし、催眠に入りやすくなるような雰囲気を作り上げています。
特にカウントの間やトーンの具合が耳に心地良いです。
こういうキャラを演じながら催眠に入りやすいようにも配慮する。
シナリオと声優さんがガッチリかみ合っているからこそ、ここまで感動するのだと思います。

エッチについては時間の関係で感度を高めるシーンがほぼ無く
それがフィニッシュ時の快感に多少影響を与えるかもしれません。
ただ彼に何をされているかがすごくイメージしやすいですし
ちょっと残念な男性にいいようにされるシチュもスパイスにはなっています。
淫語・くちゅ音そこそこ、ちゅぱ音・喘ぎ声ごく僅かです。

催眠音声の魅力を独自の方向から教えてくれる作品です。
zeroさん以外にあ、きのこさんが演じられているバージョンなどもありますので
男性声に抵抗を感じる方はそちらを聴いてみるのもいいでしょう。

CV:zeroさん
総時間 31:51

きのこの里 ~たけのこは衰退しました~
http://kinokosaiminn.blog112.fc2.com/blog-entry-61.html

あ、きのこさんバージョンはこちら
http://kinokosaiminn.blog112.fc2.com/blog-entry-92.html

傀儡巫女~陵辱神楽歌~

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、魑魅魍魎と代々戦い続けている特殊な巫女が
触手型の物の怪に凌辱される様を彼女自身になりきって楽しみます。

リラックスを促しながら少しずつ物語の世界へと引き込んでいく催眠
人外相手でしか行えないハードで個性的なエッチと
数多くの女体化催眠音声を作られているサークルさんの実力が如何なく発揮されており
射精抜きの女性的な快感を比較的味わいやすくなっています。



和風テイストのイメージを織り交ぜた催眠
湍津(たぎつ)神社の戦巫女「天津 夏希(あまつ なつき)」になって触手や鬼に凌辱されるお話。

「こんにちは まずは私の声に耳を澄ませてください」
お姉さんは穏やかで温かい声の女性。
まずはこの音声の進行役を務める彼女の言葉に耳を傾けながら
深い催眠状態へと入るための準備を行います。

催眠は2パート27分ほど。
最初のパート(13分間)は主にリラックスするのを目的として
深呼吸をしたり、天井の一点を凝視したり、彼女に言われた部分を意識しながら脱力します。

「深呼吸をしていると 体が リラックスしていくのを感じます 体がぽかぽかしたのを感じ 全身の力が抜けていきます」
中でも脱力は体を20近くものパーツに細かく分けながら
その都度「力が抜けていきます」を何度も言って感覚を広げていきます。
直後にカウントを刻んだり今の心身の状況を確認したりもするおかげで
自分が音声を聴く前よりも明らかに落ち着いているのを実感できるでしょう。

「想像してください どこかの山の上に 小さな祠があります」
そしてそれらを行う合間に物語のキーとなるイメージも行います。
この時点では軽くするだけなのであまりピンと来ないでしょうが
後々で深い催眠に入るための重要なトリガーになります。
作品の雰囲気を感じさせながら催眠を深める面白いアプローチですね。

次のパートは夏希自身になりきるために
お姉さんが描く湍津神社の夏祭りの様子を思い浮かべながら
エッチの舞台となる裏山へと足を運びます。
もちろん情景を描くだけでなくカウントを使ってさらに脱力するよう働きかけてきますから
今までのこともあってえらく眠いような意識のぼやけを感じるでしょう。

「夏希の豊かな胸 漆黒の髪と 雪のように真っ白な肌 それが今のあなたです」
そして最後の最後、先ほどの小さな祠に到達したところで
とあるアイテムを使って夏希自身へと生まれ変わります。
体を部分ごとに変化させるのではなく、彼女自身と融合するような描写がされており
彼女の鼓動を感じながらその存在へと少しずつ自分を近づけていきます。
これの少し前に発売された「魔法少女☆リップル」に似たスタイルの女体化です。

「膣が クリトリスが 気持ちいいほど 全身に快感が何倍にもなって返ってきます」
女の子の体を馴染ませるため感覚の刷り込みも行われます。
エッチで重要になるおまんことクリトリスに焦点を絞り
それらが刺激を受けるととっても気持ちよくなる暗示を入れてくれますから
股間がなんとなく火照る感じがするかもしれません。

容姿だけの変化に留めていないところが
女体化音声メインのサークルさんらしい気配りを感じます。

凝視法、分割弛緩法、イメージによる深化などの古典的な技法を中心に据えつつ
合間に現代催眠特有の言い回しやアプローチを取り入れている催眠です。
聴き手にリラックスを促すことを目的としたシーンが非常に多く
ありとあらゆる手段を使って少しずつ効果的に心身の脱力感を強めていきます。

そして中盤からは物語のイメージを上手に催眠と絡めながら
更なるリラックス、催眠状態の強化、女体化を順を追って進めています。

聴き手を物語の世界に浸らせながら催眠を深めるのはなかなかに難しく
それを見事にやってのけているところに素晴らしさを感じました。

女体化は部分ごとの変化ではなく変身系にあたるため
私個人はある程度女体化催眠をこなした中級者以上に向いていると考えています。
元々の時間が短いのと一瞬で切り替わる流れを受け入れるには
女体化初心者だとさすがに抵抗があるのではないかなと。

それ以前の段階で自分が女性になることを自覚させる準備的なシーンがあれば
もう少し幅広く楽しめる女体化になったのかもしれません。
ここだけがいささか残念です。



心も体もハードに責め上げるエッチ
エッチシーンは1パート33分ほど。
プレイは触手による愛撫、乳揉み、乳首責め、クリ責め、SEX、アナルSEX、宿儺(すくな)とのSEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

楓「黄泉国(よもつくに)を支配する宿儺様の忠実な奴隷 それが私」
実の姉であり敵方へと寝返った天津楓の術で体の動きを封じられた夏希は
彼女の仲間「弥都波 千早(みずは ちはや)」と共に
スライムのような質感と無数の触手を持つ謎生物によって凌辱されます。

エッチは序盤~中盤がこの触手に体の穴という穴を一通り犯され
最後に敵方のボスにあたる宿儺とSEXし、中出しされます。
人外モノらしさを出すために同時責めなどハードなプレイをするシーンが多く
その様子を聴き手がイメージしやすいようにとても緻密に描写しています。


自然とのめり込めるような臨場感に溢れた表現、とでも言えばいいのでしょうか。
もしうまく催眠に入れなかったとしても十分楽しめるクオリティを持っていますから
夏希自身になりきれたらそれこそ言葉で言い表せないレベルの快感が味わえるでしょう。
私も聴いている最中はいくつものシーンでゾクゾクするものを感じました。

「ぬるぬるとした触手が 動くたびに背中がゾクゾクします」
「感度がぶわーっと高まります 乳首がジンジンしてたまりません 心とは裏腹に 乳首に触れて欲しくなります」

催眠音声の要とも言える暗示の存在も忘れてはいけません。
お姉さんは夏希が触手から受けている感覚を伝えるために
プレイの様子と並行して感覚を操作する系統の暗示を細かく入れてくれます。
適度にカウントを挟んで段階的に感度を高めるよう働きかけてくれますし
後になるほど胸や股間を中心に異常な熱を感じるに違いありません。

そして本作品が特に力を入れているのが「心への責め」。
楓は夏希を戦巫女から一匹のメスへと生まれ変わらせるために
2つの方向から彼女の心を突き崩そうとします。

1つ目はプレイの節目節目で相棒の千早が凌辱されているシーンを実況します。
彼女のほうが先に捕まったこともあり、一段階ハードなプレイをしているおかげで
これから先に自分自身が味わうプレイとその快感を予感させます。
そして自分の痴態も彼女に見られているのを感じさせ、羞恥心を煽っています。

「あなたは神聖な巫女なのに 触手に汚されて 快感を感じています」
2つ目は巫女である自分が汚されていくのを強烈に意識させてきます。
巫女と言うと多くの人が特別な存在、冒し難い存在と感じているでしょう。
その自分が得体の知れない生物に全身をまさぐられ、白濁液を塗りたくられ
最後にはおまんこだけでなくお尻の穴の処女まで奪われる。
このちょっぴりブラックなシチュが否が応にも興奮を掻き立てます。

プレイは全身を愛撫しながら媚薬効果のある液体を塗られ
おっぱい→クリトリス→おまんこ→アナルの順に責めが加わります。

「触手は躊躇なく おまんこに入ってきます 生温かい感覚に ゾクリとします」
心と体の両方が最も盛り上がるのはやはりSEXシーンでしょう。
成す術もなく触手が自分の一番大事な部分へと侵入し、処女膜を破る感覚を
敢えて痛みではなく気持ちよさを前面に押し出しながら体に伝えると同時に
彼氏ではなく触手に捧げてしまった口惜しさを心へと伝えます。
そして直後にアナルへも挿入して別方向からの快感を与えています。

心と体が十分に盛り上がるからこそ
最後に訪れる絶頂シーンで大きなオーガズムを感じることができるのです。
キャラ・シチュ・プレイなどあらゆる要素を上手に使って
お姉さんは聴き手にそうなるよう丁寧に導いています。

このように、他ではなかなか味わえない奇抜で背徳的なエッチが繰り広げられます。



汚される快感が楽しめる作品
ハードかつ個性的なエッチシーンが耳を惹く作品です。

女の子が触手に拘束されて犯される比較的シンプルな展開なのですが
責める部位を段階的に増やしながら感度を増幅させていくアプローチや
巫女というキャラを使った心の盛り上げ方が非常に優れています。

犯すのが躊躇われる子を犯すからいいんです。
ましてや自分がされる側に立ったら尚更そう思うでしょう。
実の姉に初めてを奪われたり友人を目の前に行うシチュも
興奮を誘う材料として十分すぎるほどに役立っています。

一方の催眠については今から4年以上前に出たのもありますが
今の作品に比べるとやや首をひねる点が見受けられます。

先ほど言った女体化の淡白さもそうですが
リラックスさせるべき序盤でお姉さんのセリフのペースが速く間が短かったり
シーンごとに古典と現代の技術を分けるように使っています。
後者は簡単に言えばセリフの言い回しがガラリと変わるため
聴いていると違和感を覚える可能性があります。
そんなわけで催眠に慣れている人向けの催眠だと思います。

エッチは触手の後に登場する宿儺とのSEXもなかなかにパワフル。
触手ではなかった中出しを絡めて凌辱感をより強めています。
時間に対して絶頂シーンが3回と丁度いいですし
きっちり催眠に入ることができればどのプレイも相当に楽しめると言えます。
淫語それなり、千早の喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音はありません。

催眠がやや人を選ぶものの、ハマればとことん楽しめる作品です。
他のサークルさんとは違ってボイスドラマ色が強いですから
一風変わったエッチな作品をお探しの人には特にお薦めします。

おまけは追加のエッチパートです。

CV:涼貴涼さん
総時間 本編…1:15:04 おまけ…14:28


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

【女体化】究極あまあま百合「陵辱」され過ぎ催眠【ビッチびち】

サークル「エコーズ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、優しいけどちょっぴりSっ気もあるルームメイトが
更なる女性の快感を求める主人公にハードなエッチをプレゼントします。

シリーズ2作目としての位置づけを活用した催眠誘導
綿密な描写と擬音語を組み合わせたエッチなど
様々な部分が女体化音声の経験を積んだ中上級者向けの内容となっており
ハードルがやや高い反面、ハマればどっぷり浸かれる魅力を秘めています。



より深い女の快感を追求するために
ルームメイトに女体化の催眠をかけられてからエッチするお話。

「ねぇ 今言ったこと ほんと?」
ルームメイトは甘く優しい声の女の子。
以前味わったエッチな催眠をもう一度かけて欲しいと言う主人公に対して
もっともっとハードなプレイを味わわせてあげます。

「以前味わった」と書いたように、本作品はサークルさんの処女作
「【女体化】激あま百合愛撫され尽くし催眠【全心身ま○こ化】」の続編として
体は女なのにずっと男として育てられてきた主人公が
ある日突然女性であることを告げられ全寮制の女子高へと入ることになり
そこで出会った彼女にエッチな催眠治療を施された背景があります。

催眠音声には様々なシリーズものがありますが
それらのほぼすべてが内容を独立させているのに対し
本作品は前作を聴いているのを前提とした催眠誘導やエッチを行ってきます。

実際に聴いた私も前作を聴いていたほうが明らかに楽しみやすいと思ってます。
サークルさんもそれを踏まえて個別に買うより1000円安くなる2作セットを出されています。
「【女体化あま百合催眠】シリーズ抱き合わセット【一周年記念】」
本作品を聴かれる場合は前作の後にするのを強く推奨します。

催眠はおよそ18分間。
深呼吸をしながら脱力する暗示を聞いて適度にリラックスした後
自分の体を実際に触りながら自分が女性であることを強く実感します。

「自分が男の子だった時 女の子の体に触りたいって思ったよね?」
主人公は長年男性として育てられてきた経緯もあり
まだ自分が女性であることを完全に受け入れることができていません。
だから彼女は女性の体に触れたい男性の心理を逆手に取って
まず自分の体だけでも女性そのものであるのを納得させようとします。

「無理に 女の子にならなくってもいい 無理に 男の子にならなくってもいい ただ触れ合って 気持ちいい感覚を受け入れればいいだけ そうだよね?」
今回行う催眠の目的は更なる女性的な快感の追及ですから
基本的には肉体面が女性になりさえすればそれでいいのです。
彼女も無理に内面まで女性になる必要はなく
自分のあるがままを受け入れるよう優しく教えてくれます。

「小ぶりで形のいい とっても綺麗なおっぱい」
そうやって心の抵抗力を上手に解きほぐしてから
髪・頬・唇・肩・腰など上から少しずつなぞっていく形で女体化を始めます。
元々女性の体を持っているのを再確認するだけですから
前作でその事実を受け入れてさえいればそれほど難しくはないはずです。
私はこのあたりで意識が強烈にぼやけてくるのも感じられました。

前作の状況を再確認してから女体化のみを進めていくかなり独特な催眠です。
2人に既に十分な信頼関係が形成されていることや
女体化催眠を一度経験している背景を最大限に活用し
自己紹介などの余計な部分は極力削ってやるべきことのみを行っています。
そういう意味では極めて合理的な催眠とも言えるでしょう。

私は記事の日付の通り前作を約2年前に聴いていて
本作のためにわざわざ聴きかえしたりもしなかったのですが
聴いていくうちにその時のイメージがだんだんと蘇ってくるのが感じられました。
結果的には若干かかりの悪いあたりに留まったものの
それほど間を置かずに聴けば十分楽しめそうな感触もありました。

曖昧な言い方で恐縮ですが経験を引き出すアプローチとしては結構有効だと思います。
前作必須であるのに加えて女体化催眠の経験がものを言いそうな側面もあるため
当サイトでは女体化催眠の中上級者にのみお薦めします。



ちょっぴり意地悪に、ハードに、でも愛を込めて責めるエッチ
エッチシーンは40分ほど。
プレイは裸体の鑑賞、腕の拘束、全身愛撫、クンニ、バイブ挿入、手マン、フィストファックです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「じゃあ 気持ちよくなるための準備をしよう」
主人公に自分の女の体を再確認させたルームメイトは
彼女に足を開かせてピンク色のおまんこをじっくりと観察し始めます。

エッチは終始彼女に責められる形で進みます。
序盤はソフトに、後になるほどハードかつ変態的になるプレイに反して
彼女は引き続き温かい声で優しく語り掛けてくれます。
一言で言えば「愛のある凌辱」といったところでしょうか。
またここでも催眠と同様に前作の記憶を引き出すアプローチが随所に見られます。

「ぜーんぶ丸見え いやらしい心も ぜーんぶ丸見え」
「もう腕が縛られて動かない 剥き出しの脇腹 剥き出しの脇の下 いいように触られるんだよ」

最初の10分間はエッチで気持ちよくなるための下準備的なシーン。
M字開脚のポーズになってパンツを脱がされ
さらには腕を頭の上に上げた状態で拘束されます。

恥ずかしいポーズをとらせて羞恥心を煽る目的もあるのでしょうが
同時に心を開く、腕が動かなくなると暗示を入れてくることから
催眠のかかり具合を確認するのも兼ねているように思われます。
心の開放はともかく腕が一時的に動かなく感じは割と味わいやすいです。

「ほら 子宮の入り口まで とんとん とんとん あんたの膣 バイブでいっぱいにされちゃった」
その後のプレイは全身を愛撫しながらおまんこだけはいじらないよう焦らしたり
舌・バイブ・指などでおまんこのみを徹底的に責め上げます。
ルームメイトがどんな風に責めているかをわかりやすく描きながら
主に擬音語を使ってその快感を刷り込んでくるのが大きな特徴です。

この擬音語を使った暗示はエコーズさんがよく使われている表現です。
他には全身愛撫だと「さわさわ」、バイブだと「ぐにゅぐにゅ」といった感じで
「股間に電流が走り全身へと広がる」みたいな暗示はほとんど登場しません。
感覚的に掴みやすい部分もあるのですが、他ではほとんど使われていないため
おそらく初回で気持ちよさをバッチリ掴むのは難しいと思います。

私も今まで計7作聴いてきて気持ちよくなれたのは2作程度です。
このあたりも本作品を中上級者向けと言っている理由の一つです。
ただプレイの様子は実にイメージしやすくかなりの没入感があります。

「最後は 私の握りこぶし 入れちゃうんだよ 入れて 滅茶苦茶に動かして ほんとにほんとの ガバマンになっちゃうんだよ」
最も特徴的なプレイはやはり最後に登場するフィストファックでしょう。
事前に指を合計8本挿入して十分に受け入れられる準備を整えてから
ルームメイトは拳を挿入し「ごちょごちょ」と言いながらゆっくり動かします。

かなりアレなプレイなのですが表現はある程度ぼかしてますし
痛さや苦しさを感じさせることも一切ありません。
凌辱プレイにふさわしい非常に個性的なシーンと言えます。

このように、催眠同様サークルさんらしさのある独特なプレイが繰り広げられます。



人を選ぶが魅力もある作品
男性の心を持つ女の子がプレイを通じて女の悦びに目覚めるシチュ
ルームメイトの意地悪ながらも愛を感じる独特な責め、など
催眠音声、女体化音声いずれの面でも他では聴けないものを持っている作品です。

ルームメイトは主人公が求める快感を与えるために
改めて女性を認識させてから段階的に刺激を強くしていきます。
展開的に序盤はぬるく感じたとしても
後半に入れば肉体的・精神的いずれにおいてもハードと感じるようになります。
催眠音声らしい聴き手を第一に考えたきめ細かい心配りがされています。

「ごめんね 本当は愛してるよ 大好きだよ」
一部でヤバそうなプレイをしたりこれらを録画してAVにすると脅すなど
常軌を逸した振る舞いをするシーンもありますが
それらも気持ちよさを前面に押し出したり直後に冗談と言ってきっちりフォローします。
プレイはハード、雰囲気はあまあま。
タイトルを裏切らない温かくて刺激的なプレイが行われているのも魅力です。

そんないいところを持っている反面、非常にとっつきにくい弱点も持っています。
前作を聴いているのが大前提になっていること
主にエッチシーンの暗示がほぼサークルさんオリジナルなことが挙げられます。
特に擬音語中心の暗示はかなり人を選ぶのではないかなと。
私もこの作品に限って言えば快感の度合いは今一つでした。

エッチは最後の最後にフィストファックで連続絶頂します。
ここだけはカウントとキーワードを併用する手堅い手法ですから
うまく波に乗れていればドライに近い快感が得られるかもしれません。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

良いところもあるのだけど聴き手を選ぶ要素が非常に強いことから
当サイトでは以下の点数とさせていただきました。
記事の内容を読んだ上で興味を持たれた玄人にのみお薦めします。

CV:霜月優さん
総時間 1:05:44


オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

追記
催眠はいいのだけどエッチが…うーん。

催眠音声時の天使

サークル「暗中模索」さんの催眠音声作品。

有料では「催眠音声魔界ステージ」以来およそ2年半ぶりの新作となるこちらは
時に関する変わった技能を持つ天使が
主人公を天界へと招いてあまあまなエッチをします。

天界へ行く際に浮遊感や幸福感を暗示を使ってたっぷり感じさせたり
エッチでは入念な感度上昇を行いながら気持ちいい熱を伝えるなど
全編を通じて聴き手を癒すことに非常に力を入れているのが特徴です。



時の天使に霊力のおすそ分け
時の天使と一緒に天界に行って女体化し、その後エッチするお話。

「こんばんは あなたは天使って 信じますか?」
天使は素朴で温かい声の女の子。
時を司る女神の使者として様々な時代を行き来している途中
霊力が不足してしまったため、主人公に分けてくれるようお願いします。

催眠誘導と女体化はおよそ35分間。
事前に軽く深呼吸をしてから、彼女にキスをされた部分を順番に脱力していきます。

「何かがじわーっと広がっていくのを感じると それに伴うように力が抜けていく」
左右の腕や足に軽い口づけをしながら
彼女は「力が抜ける」「体が温かくなる」などリラックスを誘う暗示を何度も入れてくれます。
ほんわかとした温かい声でゆったり、のんびりと語り掛けてくれるのも手伝って
ぬるま湯に浸かっているかのような温かさと心地よさが広がっていくでしょう。

「心地のいい浮遊感に包まれる 体がふわふわと軽くなっていく ふわっと軽くなって 気持ちいい」
また霊力を受け取るためには主人公を一度天界に連れて行く必要があることから
彼女は脱力を進めるのと同時に浮遊感を伝えてきます。
見えない力に上へと引っ張られている感覚や
お風呂に入っている時のゆらゆらとした感覚に近いものと言えばいいのでしょうか。
催眠に入った時に得られる感覚を上手くテーマに絡めながら催眠を進めています。

全編に渡って暗示の入れ方が非常に丁寧ですから
聴き続けていくほどに少しずつそうなっていく気分が味わいやすいと思います。

「光が体に すーっと染み込むように消える 体がふわっと軽くなって 浮かんでいく」
開始からおよそ15分後、しっかりとリラックスした所でいよいよ天界へと舞い上がります。
彼女が振りまく金色の粉末に包まれながら
自分の体の中にある悪いものを洗い流すイメージと
「体が軽い」「幸せ」「安心」などの心地よさを感じる暗示が相まって
肩の力が抜けたり胸のつかえが取れるスッキリとした気分にしてくれます。

脱力時に呼び起こした浮遊感をそのまま増幅させていくアプローチがいいですね。
様々な癒しの要素に包まれて心がほんのり温かくなる思いがしました。

「意識が白く消えていく 真っ白に消えていく 意識が消えていく 思考が止まる」
続く深化は彼女の特徴に合わせた珍しいスタイル。
彼女はおよそ200秒もの間、催眠が深くなる暗示を立て続けに入れてきます。

またここでは時に関するちょっとしたギミックも絡んでおり
バックで「ブォーン」という軽い振動音も鳴り始めます。
聴いた限りだとおそらくヘミシンクでしょう。
声と音の両方を使って少しずつ確実に催眠の世界へと導いてくれます。

※ヘミシンクをご存じない方は「まどろみ世界」の記事をご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/doonroom/archives/32141868.html

「おままごとや 人形遊び 可愛らしい人形が あなたのお気に入り」
そして最後の最後に時間を巻き戻す形で女体化を行います。
小学生→幼児→赤ん坊→胎児と一旦成長を逆行し
再び時を進めながら今度は女の子としての記憶をたどっていきます。

女性特有の感覚には残念ながらほとんど触れられていないのですが
自分の記憶を一旦リセットしてから女性化していく分
体を変化させるタイプの女体化よりも受け入れやすさがあります。

天界へと移動しながら心身に癒しを与える天使らしい催眠です。
古典系の催眠法を繋ぎ合わせながら催眠を深めていくのですが
やることを増やすよりも暗示の質と量を高めることを優先しているため
心にゆとりを持ちながら彼女の声にしっかりと耳を傾けることができます。

そして天界に上ると同時に心身のストレスを振り落したり
女体化をしながら自分を新しい存在へと生まれ変わらせる、といったように
聴き手にリフレッシュしてもらおうとする真心が至るところに現れています。

この作品は18禁ですから性的快感を得るのが大きな目的なのは間違いありませんが
催眠自体は心をケアするために使われる技術です。
その大前提をしっかり押さえながら催眠を組み立てているところに
サークルさんの催眠に対する認識の深さや技術の高さを感じました。
聴いている間は別の世界にいるような安らかな気持ちでいっぱいになるでしょう。



ふたなり天使ちゃんとのラブラブSEX
エッチシーンは18分30秒ほど。
プレイは全身愛撫、乳首責め、クリ責め、SEXです。

SEXの際に若干リアルな効果音が流れます。
セルフはありません。

「私の力で あなたを快感で満たして 気持ちよくしてあげますね」
天界で主人公から無事霊力を受け取った天使は
その見返りとして彼に女の子の快感を味わわせてあげます。

エッチは彼女に責められる形で行われます。
彼女は元々男女両方の性器を持ち合わせているふたなりさんですから
女の子同士でありながら男女に近いプレイが楽しめます。

「乳首の快感で 体中がとろけていく 乳首が甘くとろけて 気持ちがいい」
プレイの序盤は全身愛撫をしながらの感度上昇。
彼女は全身をくまなく撫でながら体が疼く暗示を入れてくれます。
乳首と性器に対して入念に行ってくれるおかげで
特に股間が盛り上がったり急激に熱くなる感じがするでしょう。

淫語はそこそこ登場しますが露骨にエッチな口調で言ってこないため
言葉で心を操作される不思議な気分が味わやすくなっています。

「中を押し広げながら 熱が侵入してくる 満たされる 熱で満たされる 快感が溢れてくる」
一番の山場となるSEXシーンも感覚操作の暗示が中心。
おちんちんに体を貫かれ、大事な部分の粘膜を刺激される感覚を
聴き手視点で描写しながらしっかりと伝えてくれます。
軽く肉のぶつかるような効果音や彼女の上気した声も手伝って
エッチな気分だけでなく女性として愛される喜びが湧きあがってくる思いがしました。

このように、ふたなりの女性に愛される変わったシチュのエッチが繰り広げられます。



心が洗われる作品
聴いているだけで心が温まったり幸福感が湧いてくる癒しに満ちた作品です。

天使の声や佇まい、催眠の進め方や暗示の内容、そしてエッチに至るまで
すべての要素が聴き手を幸せに導くことへと収束しています。
中でも催眠誘導シーンは心にプラスに働く言葉で埋め尽くされていますから
心が疲れている人ほどいい気分転換ができます。
そしていい気分でエッチに突入するからスムーズに気持ちよくなれます。
このエッチに入るまでの気持ちの持って行き方に最も感銘を受けました。

また催眠やエッチを進めていく中で
天使はシーンに応じて声のトーンやペースを細かく切り替えながら
癒される雰囲気、催眠に落ちる雰囲気、興奮できる雰囲気を作り上げています。
中でも深化を行う200秒間暗示を入れるシーンでは
それ以前とはまるで違ったスピーディーな口調へと変化します。
タイトルにもなっている「時」を意識した変幻自在の演技も魅力です。

催眠は「温泉旅行催眠 男性向け」のような現代型の誘導を期待していたのですが
テーマに合わせにくいと判断されたのか、今回は古典寄りの誘導がされています。
ですが催眠のクオリティ自体は文句の付けどころがないほどに高く
テーマとの整合性に気をつけながら細部に至るまで手堅く行われています。
女体化必須のため初心者にはあまりお薦めしません。

エッチは女性向けに合わせたのかソフト目に抑えられています。
雰囲気の甘さも考えるとノーマル~ややMが適正でしょうか。
絶頂回数は2回、うち1回は連続絶頂です。
くちゅ音そこそこ、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声ごく僅かです。

抜きよりも心身のリフレッシュ目当てで聴くのに適した作品です。
癒しを求める人や女性に変わった形で愛されたい人にお薦めします。

CV:男性向け…三森愛乃さん 女性向け…ROCKLさん
総時間 男性向け…1:00:42 女性向け…1:01:02


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2022年4月14日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/88053836.html

哀しみのイき人形《催眠音声・男女版同梱》

サークル「Hypnotic_Yanh」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、謎のお姉さんの導きで少女の姿をした人形になり
射精を伴わない絶頂(ドライオーガズム)を何度も味わいます。

メインとなるエッチシーンにおける奇抜な絶頂形式のみならず
催眠誘導も非常にユニークな方法を使って進められており
お姉さんのお話に耳を傾けているだけで自然と物語の世界へと没頭し
スムーズな形で人形へと生まれ変わることができます。

今回はサークルさんが初回の視聴を推奨されている
ノーマルバージョン(追加音声を除いたケース)でのレビューとなります。



人生で一番長い絶頂に挑戦
お姉さんの催眠でイき人形になり、絶頂し続けるお話。

「さて 唐突ですが あなた 1回の絶頂って 何秒ぐらい続きます?」
お姉さんはややトーンの低い穏やかな声の女性。
事前に今回のテーマについて軽くお話をしてから
催眠に入るための準備を始めます。

本作品は「できるだけ長い時間絶頂し続ける」ことを最終目標に掲げ
そのための準備や心身の誘導を催眠の技術を使ってサポートします。
男性の射精は通常6秒程度オーガズムが続くと言われていますが
本作品はなんと60秒もの長時間に渡るオーガズムに挑戦しています。
(追加音声ではさらに長いオーガズムを促すプレイも登場します)

射精のように刹那的でない、さらに賢者タイムも存在しないオーガズム。
男性にとってはまさしく夢のような快感へと誘ってくれるところが
本作品の最大の特徴であり魅力です。

催眠誘導および人形化はおよそ37分間。
暗い部屋で目を開けたまま仰向けに横になり
言われた部位を手のひらで擦ったり深呼吸をして軽くリラックスした後
彼女が話すとある昔話に耳を傾けます。

「むかーし ある町に 一人の男が住んでいました その男は 人形師 人形を作って生計を立てている男でした」
お話の内容は人形師の男性が一人の女性から依頼を受け
あれこれあった末に一体の人形を作った、というもの。
つまり挿し絵に描かれている人形に関するお話なのですが
それを本当の物語のようにとてもイメージしやすく語ってくれています。

「催眠音声なのになぜ昔話?」と思う人もいるかもしれません。
ですがこのお話には今回の催眠を完成させるための重要な役割があります。
キャラやストーリーもしっかりしていますから
しばらくすると自分がこれに夢中になっているのに気づくでしょう。

「スーッと 目を閉じる と 同時に意識が落ち始める ずんずん ずんずんと 落ち始める」
お話の中ほどに到達したあたりで目を閉じる指示が出るのですが
目を瞑った瞬間、高いところから落下する感覚と一緒に
逆に自分の体が宙に浮かび上がっていくような感覚も味わえました。
催眠状態が深くなりつつあるのを実感しやすいシーンと言えます。

「そして男は 自分がその人形の事を いつの間にか いとおしくて仕方なくなっている事に 気付きます」
後半に入るといよいよお話の結末が近づいてきます。
自分の作った人形にいつのまにか特別な感情を抱いた人形師が
最終的にどういった運命を辿るかを
聴き手がまるで人形師本人になったかのように思わせながら語り続けます。

お話自体が純粋に聴いていて面白いのもありますが
お姉さんはここまでのあらゆるシーンで時にはストレートに、時には遠回しに
自分の声に集中し、それを受け入れるよう暗示を入れてきます。
それらがあるからこそ彼女の言葉を自分自身へと自然に当てはめられるのです。

「スーッと 意識が消えて行く 自分の中から 消えて行く 消えて いく」
そして最後の最後に物語の結末と同じ方法で主人公を人形へと作り変えます。
前暗示→カウント→追い込み暗示というオーソドックスなスタイルではありますが
前後の暗示の入れ方が的確ですから
ここで一気に意識がぼんやりしたり、体が言うことを利かなくなったりするでしょう。

タイトルにあるイき人形の物語をイメージさせながら
段階的に催眠を深めていくかなり珍しいタイプの催眠です。

聴き手の魂を人形へと移し替えることを目的に
あまり催眠らしさを感じさせないよう遠回しな表現を使いながら
まずはお話に夢中にさせ、それから催眠を深めたり人形へと感情移入させてきます。
最中はそこまで催眠に入った感じがしないかもしれませんが
一番最後のシーンでそのことを強く思い知ることになるでしょう。

この手の催眠を施してくれる作品と言えば
他だとキャンドルマンさんの「おゆうぎのじかん」くらいしかありません。
ですから多くの人が新鮮な気分で楽しく聴くことができるでしょう。
催眠の効き目についてもこの後行うエッチで嫌と言うほど実感できます。



少しずつハードルを上げながらより長い絶頂へ
エッチシーンは1パート21分(追加音声込みだと3パート44分)。
プレイは声による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「ほうら 体がぞくぞくしてきた 人形の体がゾクゾクし始めた」
催眠をよって主人公をイき人形へと作り変えたお姉さんは
言葉を使って彼の心を上手に煽りながら長時間の絶頂へと追い込み始めます。

エッチはキーワードを絡めた感度の強化から始まり
カウントを使って絶頂開始のタイミングを知らせながら
その直後にトリガーと暗示を使って絶頂、再度のトリガーで絶頂終了
これを本編では合計3回行います。

先ほど「60秒の絶頂に挑戦する」と書きましたが
そんなに長い時間をいきなりやらせるわけではありません。
比較的多くの人が楽しめるよう回を重ねながら時間を長くしていきますから
あまり気負わず、無意識に任せる感じで気楽に取り組んでみてください。

「そう イき人形 あなたはその イき人形なんですよ 何度でも言ってあげますよ イ き に ん ぎょう」
一番最初の感度強化は自分が人形になったことを自覚させながら
イきっ放しの状態になる心の準備を進めます。

ストレートな淫語がほとんど登場しないにも関わらず
彼女の言葉で股間や脇腹にピリピリとした火照りが生まれ
それがやがて全身へと広がっていくのが強く実感できました。
キーワードに合わせて股間がきゅーっと締め付けられる感じもするかもしれません。

それは先ほどの物語を通じてイき人形の容姿や性質をしっかり心に刻み付け
さらに自分自身がそうなったことを受け入れているからです。
催眠の結果や効果をエッチでもしっかりと活かしながらプレイを行っています。

「ほうら イった 快感が爆発する 強烈な快感が暴走する そして止まらない イくのが止まらない 絶頂が止まらない」
そして十分に準備が整った後、いよいよカウントに合わせて絶頂を開始します。
最初は15秒と短い時間なのでそこまで強くは感じられないかもしれませんが
私の場合は股間にグンッと熱いものが盛り上がり
その状態を維持したまま非常に細かく痙攣し続けていました。

他の作品で味わった強烈なタイプのドライに比べるとやや弱いものの
彼女が指示した絶頂中は、その前後と明らかに違った感覚があったのは事実です。
正直なところ、ここまでいとも簡単に言葉で心身を操作されたのは初めてです。
気持ちよさに加えて不思議な気分もした瞬間でした。

「そう 受け入れる イき人形の体を 受け入れる そうすれば いくらでもイける 永遠に イき続けられる」
プレイを進めながら人形化の強化を行っているのもポイント。
これによって催眠状態を維持し、更なる絶頂に挑戦しやすくもしています。
各絶頂シーンの後には必ず軽い休憩を挟んでくれますし
それぞれの絶頂をきっちり楽しめるような心遣いが随所に見られます。

「途中で飽きちゃったら可哀想だから イってる途中で さらにカウントダウンしてあげる」
一番最後の絶頂は最も時間の長い60秒。
さらにお姉さんは絶頂中にカウントを数えてマルチプルオーガズムを促します。
簡単に言うと絶頂中に追加の絶頂をするわけです。

実際にやってみたところ、ノーマルの絶頂は先ほどと同じ感覚で
マルチプルオーガズムのタイミングになった時だけ
一段きつめの熱や締め付けを感じました。
射精直前のようなほんの僅かに痛みを伴う気持ちよさ、とでも言えばいいのでしょうか。
こういうタイプの快感を味わったのは催眠音声では初めてです。

このように、長時間に渡るドライオーガズムに的を絞ったエッチが繰り広げられます。



新しい快感に目覚めさせてくれる作品
ドライオーガズムをさらに尖らせたプレイが楽しめる唯一無二の作品です。

ドライ系作品の標準時間にあたる10~20秒をスタートにし
そこから段階的に時間を延ばしながら少しずつ高い領域へと上りつめます。
物珍しいプレイを売りにして個性を持たせているような作品もありますが
本作品はガチで長時間のドライオーガズムを味わってもらえるように作られています。
実際に私もこの気持ちよさをかなり鮮明に感じることができました。

そのための準備にあたる催眠誘導や人形化も洗練されています。
物語を聴かせる一風変わったスタンスを取りながら
人形化にとって必要不可欠な体の脱力感や声への従属感を膨らませています。
そして主役となる人形の見た目や性質のイメージをしっかりと心に刻み付けてきます。

肝心の聴き手の心を人形に移し替えていくシーンも
まず人形師というクッションを置き、予めそうなる感覚を抱かせてから
改めて行う、といったように相当慎重に行われています。
ストレートに「あなたは人形になる」とか言われるよりも
ずっと意識をかいくぐり、無意識に働きかけやすいアプローチだと思います。

エッチはタイミングに合わせてドライ絶頂する至ってシンプルなものです。
しかし内容がディープ、かつかなりの長時間に渡って快感が得られますから
物足りなさを感じる人はほとんどいないでしょう。
追加音声無しでも十分楽しめるほどに濃ゆいです。

強いて注意点を挙げるとするなら体力の消耗が激しいことです。
20分くらいは何もしたくなくなるほどへとへとになりました。
追加音声も合わせて聴いた場合、相当な疲労を伴いますので
休日前など余裕のある時にのみ聴くことをお薦めします。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠とエッチがいずれも個性的かつ効果的であること
実際に聴いてみた結果意図したものに近い快感が得られたことを踏まえて
本作品を満点とさせていただきました。

プレイの内容が比較的ノーマル、さらに男女両方の音声が用意されているのもポイント。
性別・属性問わずこの新しい快感に興味を持った方すべてにお薦めします。

CV:男性向け…分倍河原シホさん 女性向け…鷺沢萩さん
総時間
男性向け 共通ファイル…1:04:17 追加音声…23:14
女性向け 共通ファイル…1:04:28 追加音声…21:59


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

2021年11月15日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/87157706.html

天使のTS催眠!

サークル「カジハラエム」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、偶然下界へと舞い降りた本物の天使が
願いを叶えるために女体化催眠をかけてくれます。

総時間の実に7割近くを催眠誘導及び女体化に費やしており
じっくりとリラックスしてからイメージを使って少しずつ女の子を実感させてくれます。
その後のエッチは時間の関係上ややソフトな内容なのですが
催眠がしっかりしているおかげで体に熱が蓄積されていくのを感じやすくなっています。



天使が日常的に行っているエッチなお仕事とは
天使のメルフィに導かれて女の子の気持ちよさを味わうお話。

「いったぁ~い くぅ 落ちたぁ~」
メルフィは明るくて可愛い声の女の子。
天使庁への出勤途中、道端にあった穴に落ちて下界へとやってきた彼女は
そこに偶然いた主人公の密かな願望を叶えてあげます。

彼女の話によると天界に空いた穴は人間の欲望が具現化したものらしく
天使たちはそれを埋めるために様々な形で男性たちの性欲を満たしているそうです。
しかし主人公は女の子の快感を楽しみたい特殊な性癖を持っているため
今回特別に女体化催眠を施す、というのが物語の大まかな流れです。

催眠誘導及び女体化はおよそ30分間。
最初におよそ8分間じっくりと深呼吸をして十分にリラックスしてから
潮が引いた時にのみ現れる小さな島をイメージし、そこでのんびりと寛ぎます。

「心も体も 気分爽快 余計なモノが体の中から消えていく」
「頭のてっぺんから 足の指先まで 温かくていい気持ち」

青い空、穏やかな波、そしてぽかぽかと照り付ける温かな日差し。
彼女に言われた通りの情景を頭に思い浮かべていると
妙に心が穏やかになったり強烈な眠気が襲ってくるでしょう。

事前に入念すぎるほど入念に深呼吸をしているのと
このシーンに差し掛かると波や風のリアルな環境音が流れるおかげで
相当なリラックス効果が期待できます。
催眠に入る前の準備をとても丁寧に行ってくれています。

イメージ主体の催眠誘導はまだまだ続きます。

「霧が深くなるにつれて 体がどんどん軽くなる 重さを感じないくらい 軽くなる 軽々 ふわふわ」
今度はにわかに漂ってきた真っ白い霧に包まれる様子をイメージします。
「ふわふわ」などの擬態語を意識的に織り交ぜた彼女のリズミカルな声を聴きながら
体が軽くなったり頭の中が真っ白になる感覚を膨らませていきましょう。
霧で視界を真っ白にしながら頭の中をぼやけさせる自然なアプローチがいいですね。
自分の存在自体が曖昧になったかのような不思議な感覚が味わえます。

「くるくるかき回されて 気持ちいい なんともいえず 心地いい ぐるぐるされて 気持ちがいい 気持ちよくって 何も考えられない」
そして最後はパンの生地をこねくり回すような形で朧になった肉体を再構成します。
「くるくる」「こねこね」などの感覚的な単語を言いながら
実際に行っているかのように声を左右にスライドさせて彼女は語り掛けます。

催眠に入った時の感覚を「頭の中をかき混ぜられているようだ」と例える場合がありますが
本作品でもそれに似たような感覚が味わえるでしょう。
そして体を新しく作り変えることはそのまま女体化の準備にも繋がっているわけです。

深化後に始まる女体化は約3分。
新しく出来上がった女の子の体を確かなものとするために
メルフィは具体的な情景を描いて女の子の記憶を埋め込みながら
同時に顔立ちや体つきといった肉体的な変化も強く印象付けます。

「女の子が欲しかった両親に喜ばれ 大事に大事に育てられた 七五三の晴れ着姿は誰よりも似合って 可愛かった」
彼女の紡ぐ記憶は女の子でないと味わえないことばかり。
そうやって男性を否定するのではなく、元から女性だったように思い込ませてくれます。
女体化だから体が女性になるのをイメージさせるのは当たり前なのですが
それと並行して心も女の子にしてくれるところが本作品の大きな特徴と言えます。

メルフィの言葉を受け入れられる環境を十分に整えてから女体化へ進む丁寧な催眠です。
深呼吸をしながら適度にリラックスする暗示を入れてくれる序盤
環境音を取り入れながら誰にでもイメージできる素材を使って深化する中盤
深化から引き継ぐ形で心と体の両方を女性へと変える終盤、といったように
それぞれのシーンに明確な目的を定めて流れを作り上げています。
世界観がしっかりしているから聴いていてとてもいい気分に浸ることができました。

カジハラさんは昨年の夏に「TS催眠!-女体化エンドレスオーガズム-」という作品を出されていて
その時は主に女体化シーンに強引さを感じたのですが
本作ではその問題点をしっかり解消されているところに大いに驚きました。
実際に女体化気分を味わえるかは人それぞれですので保障できないものの
そう思わせるための段取りや持って行き方はかなりハイレベルだと思います。

また女体化シーンの時間が短すぎるように感じる方がいるかもしれませんが
この先のエッチシーンでは女体化催眠を継続する形でプレイを行っています。
ですから少なくとも私は不十分な女体化と思いません。
そういったところもきっちり考えながら作品を組み立てられています。



絶え間なく押し寄せる絶頂の波
エッチシーンは10分30秒ほど。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「ほどよい胸のふくらみ 軽く揺すると気持ちのいい重さを手のひらに感じる」
入念な催眠によって主人公を女の子の姿へと作り変えたメルフィは
引き続きおっぱいやおまんこといった女性の象徴部分の確認をしながら
同時にいじって女の子ならではの快感を味わわせます。

エッチは女体化催眠の延長として
今度は暗示を使って女性の感覚を刷り込みながら絶頂を目指します。
時間が短いことを考えてプレイを1つに絞り込み
その中でできる最大限のことを行っています。

「おちんちんを挿れる穴 子種の汁を注がれる穴 エッチな妄想をすると すぐに反応する 触らなくても すぐに湿ってゾクゾクする」
「ローターの振動は ヤバイ クリトリスが震えて 体が震える 震えるほど気持ちいい」

メルフィは聴き手がここまで築き上げてきた感覚をできるだけ崩さないように
すべてを女性視点で描きながらその気持ちよさを描写しています。
女の子気分が抜けにくいからプレイに取り組みやすく
体が自然にエッチで熱で盛り上がっていくのを感じるでしょう。
ストレートなエロは控えめなのですが、そういう気分になりやすい雰囲気を持っています。

「快感 爆発 快感で 真っ白 女の子の絶頂 止まらない」
そして最後に訪れる絶頂シーンでは4連続の絶頂を促してくれます。
男性では絶対にできないタイプの絶頂であるのに加えて
絶頂の回数が多い=イケるチャンスが多いことにもなります。
女性的な快感を得てもらうためのサークルさんの心遣いがここでも光っています。

このように、シンプルながらもイキやすいエッチが繰り広げられます。



流れを大事にしている作品
催眠誘導、女体化、エッチの3つの山場を上手に繋ぎ合わせている作品です。

無理に女体化を絡めずまずはしっかりと催眠を深め
そのうえで女体化を進めながらエッチを楽しませてくれます。
女体化作品はとりあえず女体化してからエッチするようなスタイルが多いのですが
それらに対し本作品は切れ目が無く、気持ちを維持したまま先に進めます。
おかげで心地よい気分が味わえたし、ノーハンドでもある程度の快感が得られました。

私はカジハラさんと言うと
催眠とエッチを割とバランスよくこなす印象を抱いていました。
それらと比べても本作品は色々と異なる部分を持っています。
催眠誘導に一定以上の技術を持っているサークルさんですので
その長所を活かしながら作品を組み立てている今作は非常に良いと思います。

エッチは女の子の部分から得られる気持ちよさに的を絞っています。
時間が短いため完璧な形のドライを決めるのには難があるのですが
催眠の効果で体が熱を帯びたり盛り上がる感覚は比較的得やすいです。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

一つだけ注意点を。
本作品には解除音声がついておりません。
ですから聴かれる際は無料作品などから必ず別途解除音声をご用意ください。
ふぁんさんなら無料も多いですしその中から選べば大丈夫です。

比較的安定感のある女体化作品と判断しました。
価格も600円とお手頃ですので興味のある方は是非お試しください。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 45:25


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
解除音声の分をマイナスしてあります。

あと聴かれる場合はエフェクト無しをお薦めします。

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