同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

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   ● 【催眠音声】淫乱妖精の同化快楽
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お姉ちゃんとひみつのえっち催眠

サークル「サイクロンミント」さんの催眠音声作品。

前作「ヤンデレ後輩と入れ替わり催眠」からおよそ9か月ぶりの新作となる本作品は
甘い声のお姉ちゃんが疲れた弟をたっぷりと癒してくれます。
軽く頭を撫でてもらったり、赤ちゃん言葉で話しかけられるシーンがあるおかげで
一時的に童心に帰りたくなる衝動に駆られるかもしれません。

催眠の方はサークルさんとしては珍しく女体化しないタイプです。
一つ一つ段階を踏む形で進められるわかりやすい催眠ですから
自分の心と体が少しずつぼやけて溶けていく様子を実感しやすいでしょう。



頑張っているあなたへのご褒美
お姉ちゃんに催眠をかけてもらって気持ちのいいオナニーをするお話。

「お帰りなさい 今日も一日お疲れさま」
お姉ちゃんは母性を感じるおっとりした声の女性。
なんだかお疲れな様子の弟を元気づけるために
2人きりになって秘密のご褒美をあげることにします。

催眠はおよそ20分30秒。
まずは目をつぶって軽く深呼吸をしながら2人がいる場所をイメージします。
柔らかいお布団、瞼の裏の暗い闇、静かな空間。
そんないかにもリラックスできそうな場所に身を置いていると
自然と心が落ち着くのを感じるはずです。

「重い瞼を閉じると 意識がすーっと 静かに落ちていく」
お次は意識をぼやけさせるために一旦目を開けて部屋の一点を見つめます。
事前に軽くリラックスしているだけあって、なんだか眠くなってくるかもしれません。
でもお姉ちゃんの言う通りできるだけ我慢してみてください。
ぎりぎりまで耐えてから目をつぶることで、すとんと落ちるような感覚が味わえます。

「全身を包む温かい膜は ぴりぴりとかすかな刺激を与え 感覚が高まった意識は 私の言葉を 快楽へと変える」
その後は軽く体の方の脱力も行ってから
一度覚醒させて再び催眠に戻すことでさらに深い催眠状態へと落とします。
軽く意識がふわりと浮いて沈む、そんな不思議な感覚が味わえるかもしれません。

そして最後に彼女の声に従う暗示を入れることで
この後のエッチシーンでより気持ちよくなれる準備を整えます。

催眠におけるメジャーな手法を何種類も織り交ぜながら
ゆっくりと確実に聴き手を導いていく堅実味のある催眠です。
暗示の入れ方、カウントの使い方、間の取り方など
催眠音声にとって大切な部分をしっかりと考えながら作られていますし
このへんはさすがサイクロンミントさんだなと感心しました。

今回は目をつぶって深呼吸をさせた後に一旦目を開けて凝視させたり
意識をぼやけさせてから敢えて軽く体を動かすなど
一般的な催眠音声と少し手法の順番を変えているのが特徴です。
これは追加の工程を挟むことでより入念に行っているとも受け取れます。
効果についてはおそらく人それぞれでしょう。

ただ導入→深化の流れ自体はきちんと形作られていますし
個々の技術も優れていますから催眠効果は十分に期待できます。
体感での威力は中程度でしょうか。
比較的経験の浅い方が聴いても問題はありません。



お姉ちゃんの存在を近くに感じながら
エッチシーンは23分ほど。
プレイはお互いに見せ合う形での乳首オナニーとオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「それじゃそろそろ 気持ちいいこと してあげまちょうか」
催眠を使って弟を心地よい気分へと導いたお姉ちゃんは
彼の手に自分の手を重ねながら更なる快感を引き出していきます。

「君の目の前に 私のおっぱいがあるの」
お姉ちゃんは2人が一緒の布団に入っているシチュを利用して
お互いの距離の近さを言葉によって何度も意識させてきます。
彼女の暗示によって体に生まれる感覚とは別に
彼女の体の温かさや息遣いを意識できればより楽しめるでしょう。

目の前のおっぱいにはぁはぁ息を吐きかけたり、愛液の匂いをくんくんする
といった珍しいプレイも登場します。

プレイの時間は乳首オナニー9分、オナニー5分30秒。
乳首オナニーはドライ絶頂が無いのでオナニーへの助走のような位置づけです。
お姉ちゃんはそれなりに焦らす方向で快感を高めてくれます。

「おちんちんの快感が 私へと伝わり 私の声で 君はさらに興奮する」
オナニーは2人が感覚をリンクさせているように描かれています。
至近距離にいるお姉ちゃんがオナニーしている様子をイメージしながら
その乱れる様子を己の快感へ蓄積させていきましょう。
最後はカウントに合わせて2人同時に果てることになります。



意識する/感じる力が試される作品
甘い声のお姉ちゃんが甘い雰囲気で優しく導いてくれる作品です。

催眠が結構しっかりしているおかげで心地よい気分に浸ったまま
お姉ちゃんとの一体感を楽しめます。
2人の近さだとか密着感をかなり意識させて興奮を高めるような流れですから
お持ちの方は2次嫁の抱き枕を横に置いたりするとより没入できるかもしれません。

ただ結局お姉ちゃんの体には指一本触れられないまま終わることを考えると
作品説明にある「甘えさせてあげる」とは若干エッチの方向性が違うような…

私はてっきりぎゅっと抱きしめられるとか、おっぱいに顔を埋めるとか
そういう肌が密着するプレイを予想して聴いていたもので。
一応頭を撫でたり軽くキスをすることで密着するにはするのですが
この内容だと射精管理が最も近いように思えます。

もちろんプレイそのものを否定するつもりはありません。
触れそうで触れないぎりぎり感も十分に興奮できるシチュと言えます。

催眠は聴き手を飽きさせないようにと考えてか
手を変え品を変えながら少しずつ引きずり込んでくれます。
特に軽い沈黙→覚醒→カウントを刻みながらの催眠と続く深化部分が印象的で
私個人は非常に満足しています。

エッチは敢えて触れさせない部分にこだわりを感じます。
数センチという表現もあることから手を伸ばせばきっとお姉ちゃんの肌に触れるのでしょう。
だけど彼女はそれを感度の強化に利用して
弟には自分自身を慰める形で気持ちよくなってもらっています。
このへんがものすごくフェチズムに溢れたプレイだなと。
一方的に甘えるのではなく対等な立場で一緒に気持ちよくなっていくエッチです。
淫語そこそこ、喘ぎ声とちゅぱ音はごくわずかです。

総合的に見ると、癒しや甘えの成分に対して過度な期待をせずに聴くのならば
催眠音声として十分なクオリティを持つ作品と言えます。

CV:涼貴涼さん
総時間 55:16


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

2014年2月1日追記
誹謗中傷にとられると判断した一部の文章を削除しました。
申し訳ありません。気をつけます。

【催眠音声】淫乱妖精の同化快楽

サークル「びおらんて」さんの催眠音声作品。

同サークルさん2作目の催眠音声となるこちらは
妖精と同化してエッチな感覚を共有する珍しいプレイが繰り広げられます。
女体化ではなく同化する作品は正直他に聞いたことがありません。

挿し絵のように妖精は複数人登場し、様々な方向から語り掛けてきます。
右へ左へと飛び回る声を追っていくと
徐々に意識がぼんやりとしてくるのがわかるでしょう。



妖精たちの世界へ
妖精たちと同化してエッチな事をするお話。

「私たちは あなたたちの言葉で言うと そう 妖精」
妖精は幼さを感じる可愛い声の女の子。
主人公から大好物の精液をいただくために
彼を彼女たちの住む世界へと連れていきます。

妖精たちは最初3人いるようで
左右と中央から声の位置を頻繁に変えながら話しかけてきます。
声質がすべて同じであることと、セリフを重ねてくるケースがほとんどないため
双子形式とは違った声の使い方です。
ちなみに声にはすべて軽いエコーがかかっています。

催眠は2パート12分30秒。
最初の導入パートは深呼吸、脱力にちょっとしたイメージでリラックスします。

「心まで静かに 穏やかに だらーんと そう だらーん」
中央から呼吸の合図、左右から交互にイメージを投げかけてくる形で進められていますから
声の聞こえてくる位置に意識を向けながら聴くといいでしょう。
脱力は軽く運動をさせることで体に負荷をかけ、自然な脱力を促しています。

「今からあなたを 私たちの世界と繋げるの」
次の深化パートは暗い洞窟を抜けて妖精の世界へ行く様子が描かれています。
バックに吹き荒れる風の音を流して、出口に近づくたびに音を大きくするなど
イメージをなじませるための演出に力が入れられているのはいいですね。
そしてたどり着いた後は彼女たちの笑い声を聞きながら
自分の心をより幸せな感覚に満たしていきます。

複数人いることを利用して声の方向を適度に変えてきたり
音響効果や効果音を取り入れるなど演出面に特徴のある催眠です。
指示と暗示を同時に行うことで密度の上昇と時間の短縮が図られています。

ただ、深呼吸の際の暗示と間が長めで人によっては息が苦しくなったり
脱力部分がやや駆け足だったりと細かい部分で粗も見られます。
個人的にこの作りならもっと深呼吸の時間を長くして
深呼吸をしながら暗示で脱力させた方がいいと思うのですが…



心と心を繋ぎ合わせて
エッチシーンは2パートにわたっており、合計で17分ほど。
プレイは妖精と同化しながらの愛撫とオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「じゃあ そろそろあなたに 気持ちよくなってもらおうかな」
妖精の体は透明になっており、人間と直接肌を合わせることはできません。
そのため妖精の一人が主人公と同化することで感覚を共有し
そこからエネルギーをいただくことにします。

プレイは主人公とイチャイチャするのではなく、妖精がオナニーをするような感じで
彼女の感じる声などに合わせてこちらも快感を掴み取っていきます。
ファンタジーものらしい珍しいエッチと言えるでしょう。

ドライパートでは体に触れるたびに「カキーン」という音が鳴ったり
セルフパートではバックで妖精たちの喘ぎ声が響き渡るなど
ここでも音響効果がふんだんに使われているのが特徴です。
同化した際の妖精の声にも特有の音響効果をつけるなど、色々と工夫されています。

「すごい これが男の人の感覚」
ドライは首筋などを軽く触れる程度のかなりソフトな愛撫。
触れた際の艶めかしい喘ぎ声がやや興奮を誘います。
ただ「カキーン」の音がけたたましく鳴り続けるのはイマイチかなと…

「今から 私たちの言うとおりに動きなさい」
セルフは妖精たちが次々と同化していき
彼女たちの声に包まれながらオナニーをします。
色々な方向から様々な声に包まれ、快感を高めていきましょう。
最後はカウントではなく声に合わせての絶頂になります。

このように、他の作品では見たことのない独特なエッチが繰り広げられます。



オリジナリティは大いにあるのだが
うーん…色々と物珍しい点が見られる面白い作品なのですが
内容が聴き手をとても選ぶようにも思えます。

音響効果や効果音を数多く使用しているおかげで
一番肝心な妖精たちの声(=暗示)に聴き手が意識を向けにくくなっています。
結局催眠音声は術者の暗示が最も大切で、それ以外は脇役にすぎません。
本作品においてはその脇役が目立ちすぎている印象を受けました。

催眠は声の位置取りを頻繁に変えて軽くびっくりさせることで
徐々に意識をぼやけさせるように進められています。
元々の時間が短いためそこまで深い催眠に入ることはできませんが
頭がぽわぽわとする感覚を味わえる方もそれなりにいるでしょう。
深化部分前半の洞窟を抜けるシーンはストーリー性があって楽しめました。

エッチは感覚を共有するあまり見ることのできないプレイです。
発想自体は素晴らしいのですが、このようなプレイの場合
同化した際に生まれる感覚をもっと念入りに刷り込んでいかないと
十分な快感が得られないものと思われます。
この一点が残念でなりません。

あと催眠とエッチでマスターボリュームが違うのもなんとも。
やや叫ぶような喘ぎ声であることを考慮して小さくされたのでしょうが
こういった変化を気にする方は結構いますし
音量調節は聴き手に任せてボリュームは合わせたほうがいいと思います。

総合的に見るとオリジナリティに溢れてはいるのですが
催眠音声として形になり切れていない作品です。
この内容を聴き手に十分に感じ取らせるためには
かなりしっかりとした催眠をかける必要があるでしょう。
もっと催眠の時間を長く取っていれば、また違った感想になったのかもしれません。

おまけは作中で流れる妖精たちの喘ぎ声です。

CV:雨月紅羽さん
総時間 本編…35:39 おまけ…4:45


オススメ度
■■■□□□□□□□ 3点


体験版はこちらにあります

しまぱん!

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの催眠音声作品。
有料としては3作品目にあたります。

本作品は妹のパンツを盗んだことへのお仕置きとして、彼女に調教を受けます。
エッチの系統はきつめの射精管理。
年下の女の子に見下される形で延々と射精できない苦しみを味わいます。
途中でしまぱんを使った変態的なプレイが登場することから
M度が高いほどより楽しめると言えるでしょう。

変態的なプレイに没頭するためには催眠の力が不可欠です。
催眠は暗示を中心としたとても丁寧な作りで
導入・深化はもちろん、エッチの最中でも言葉を使って心を縛ってきます。
妹の命令に従う喜びを噛みしめながら
心身両方でいつもと違った快感を感じ取ってみてください。

今回は本編に追加配信された射精パートを加えたフルバージョンでのレビューとなります。



お兄ちゃんはしまぱんが大好き
妹に催眠をかけられてお仕置きを受けるお話。

「ねぇねぇお兄ちゃん ちょっといいかな? お話があるんだけど」
妹は幼さを感じる可愛い声の女の子。
お兄ちゃんが彼女の入浴中にしまぱんを漁っていたことに気づいて
過去にもパンツが紛失している事と合わせて詰問してきます。

催眠導入は10分30秒ほど。
軽く深呼吸をしてから目を開けたまま横になり、妹の声を聞いていきます。
時間が短いことを考えてリラックスには多くの時間を割かずに
割と序盤から暗示をかける形で進められています。

「お兄ちゃんが一番気になること それはお兄ちゃんが一番望むこと」
まずは彼女の声が気になるようにするところから。
他に気になるものがあったらそちらに意識を向けてもいいと言いつつ
さらりと声に対して「気持ちいい」とか「癒される」といったイメージを植え付けます。

「頭の中が ほわーり ほわーり 気持ちいい」
声に集中する姿勢ができたらお次は頭をぼんやりとさせていきます。
彼女の声は癒しの声、だから聞いていると気持ちよくなり体が勝手に脱力する。
よくある部分ごとに意識させるような脱力ではなく、暗示に織り交ぜて行うことで
自然な形で筋肉の弛緩を促すのと同時に時間の短縮にも成功しています。

「ずーんと落ちていく 心と体が 深いところへ落ちる」
そして目を開け続けるのが辛いだろう頃を見計らって
閉じる指示と同時に素早い暗示を入れて一気に落としてきます。
文字通り体全体が物理的に落ちていくような感覚が味わえるでしょう。

ほぼ暗示だけで催眠状態へと持っていく、いかにもすくりぷさんらしい催眠です。
文章だけだとリラックス部分が不十分に感じる方もいるでしょうが
事前に3分ほどのやり取りが行われているおかげで、お兄ちゃんに感情移入しやすく
その結果自然と妹の催眠を受け入れる環境が整えられています。

催眠音声を聴く場合、聴き手が主人公になり切れるかどうかは非常に大事です。
主人公になりきれた場合と、2人のやり取りを外から見る立場に立った場合では
前者の方が圧倒的に催眠に入りやすくなるからです。
だから聴いてみると10分という時間以上に深く催眠に入っていることに気づくはずです。



とてもとてももどかしい感覚
エッチシーンは3パート32分30秒。
プレイは登場順にオナニー、乳首オナニー、パンツ装着、フェラです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

一番最初のエロパートは29分ほどあるのですが
序盤は催眠の深化と性的感度の上昇にあてられていて、エッチシーンはその後始まります。

「お兄ちゃんが大好きな 私のパンツで いーっぱいいじめてあげる」
お兄ちゃんのオナニーが見たくて彼に催眠をかけた妹は
準備が整うと早速目の前でおちんちんをしごくように命令します。

コンセプトが罪を犯した兄へのお仕置きということで
妹に徹底的にいじめられる形でお話は進みます。
年下の女性にけなされる屈辱感を噛みしめながら興奮を高めていきましょう。

「奴隷は飼われる 私に飼われる 言うことを聞く 命令に従う それが気持ちいい」
プレイ中も催眠音声らしく数多くの暗示が登場します。
彼女の命令に従う喜びを感じ、彼女の言うとおり更に感度を高めていきながら
許可をもらえないおかげで絶対に射精できない。
そんな気持ちよくも非常にもどかしい感覚をずっと味わうことになります。

「こんなダメチンポは お仕置きが必要でちゅねー」
プレイで特徴的なのはパンツの装着。
変態系漫画のように頭にパンツをかぶった状態で
妹のフェラに耐え続けることになります。

実際用意する必要はありませんがイメージだけはしてみてください。
そうすれば背徳感がぐっと増して作品により没頭できるはずですから。



変 態の世界へ連れ込まれそうになる作品
性的快感より言いなりになる気持ちよさを楽しむ作品です。

全編を通じて常に暗示を入れ続けてくれるおかげで催眠状態を維持しやすく
その結果ややぶっ飛んだプレイに対しても前向きに取り組むことができます。
催眠がしっかりしているからこそエッチが充実する。
そんな催眠音声にとって大事なことを再認識させてくれました。

最初のやり取りを聴いた限りでは結構優しい調教なのかな?と思いきや
実際はかなり手厳しいプレイが繰り広げられます。
合間に軽く飛び出す赤ちゃん言葉も馬鹿にされているようでいいですね。
年下にいじめ抜かれたい願望のある方ならきっと満足できるでしょう。

催眠は導入だけでも結構な威力なのにエッチシーンでも嫌というほど暗示をかけてきます。
特にカウントや「ほら」の掛け声の後に続く暗示の
声のスピードや間が絶妙なおかげで吸い込まれるような感覚を味わえました。
それぞれの暗示に連続性があってするすると催眠に引き込んでくれます。

エッチは本編だけだと結局射精できません。
ただファンから要望があったのか、その後射精パートが追加されて
そこでようやく射精を迎えることができます。
作品のコンセプトに合ったややハードなプレイですから
体力に自信のある方は完遂に挑戦してみてください。
淫語とちゅぱ音少々、喘ぎ声はありません。

上の射精パートについて注意点。
このパートは体験版にのみ収録されていて、製品版には入っておりません。
だから本作品を聴く際は体験版も必ずダウンロードして
解除パートの直前に射精パートを入れてください。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 本編…56:26 射精パート…11:27


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

スンドメ

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

エロトランスさん最初の有料作品である本作品は
お姉さんの指示に従いながら寸止めオナニーをします。
しかしこちらは催眠音声ですからただの寸止めではありません。
彼女に体を支配されるような不思議な感覚を受けたり
なぜかすんなりと射精できないもどかしい思いをすることになります。

催眠が一般的な作品とはかなり違うスタイルなのもポイント。
「なんだかよくわからないけどいつの間にか催眠にかかっていた」
そんな面白い体験をすることになるでしょう。



催眠状態に導かれている…かもしれない
お姉さんに催眠をかけられた後オナニーをするお話。

「この催眠音声を聴いていると 自分の体に 変化が起きるかもしれません」
お姉さんは丁寧に話す甘い声の女性。
彼女自身の素性や主人公との関係などには一切触れずに
早速催眠に関するお話を始めます。

催眠はおよそ9分間。
「~のようになる」といった明確な暗示は使わずに
会話をするようなスタンスで進められます。

「普通の状態と 催眠状態との切り替わりが はっきりわかる人もいれば 気づいたら 催眠状態だった という人」
「ねむーく ねむーくなって 催眠い入る人や ジェットコースターのように すとーんと 落ちるように入る人」

最初は催眠状態に入ったことのある方を想定して
催眠に入る感覚や、催眠状態になった際の気分などを連想させてきます。
その際、上のセリフのように聴き手にどちらかを選択させるような形で語り掛けてきます。

催眠音声を聴いたことのある方は、実際に感じたものに近い感覚を
本作品が初めてな方の場合は自分の中にある催眠に対するイメージに
より近いと思われる方を選択しながら聴いてみてください。
クイズじゃないので当たりはずれはありません。
大事なのは「どちらかを選択する」行為そのものにあります。

「深く 深く すーっと 入っていく」
そして最後の最後で深呼吸をしながら
彼女の催眠状態へと入る暗示を受けていきます。
きちんとお話を聞いていればある程度頭がぼんやりしているでしょうから
ここですとーんと落ちる感覚が味わえるでしょう。

このように、一般的な催眠音声とは違ったフリーダムな催眠が繰り広げられます。
「こんなやり方で本当に催眠に入れるの?」と思うかもしれませんが、入れます。
少なくとも9分間のいつもの催眠音声よりは深く入れるはずです。
催眠をかけられているような気がしないのは
お姉さんが無意識に働きかけるような形で催眠を進めているからです。



手を動かしたくなる感覚、止めたくなくなる感覚
エッチシーンは7分ほど。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「期待に胸を膨らませ 快感を求めているあなたの体は もう理性ではどうにもならなく 手がひとりでに 動き出すでしょう」
深い催眠状態に入った主人公に軽くエッチな思い出をイメージさせた後
お姉さんは先ほどよりやや力強い声で彼にオナニーをするように指示します。

サークルさんが「運動支配系の内容にした」と言われているように
彼女の暗示によって体をコントロールされるような形で進められます。
催眠パートとは打って変わってこちらはわかりやすい形です。

「その手は 動きます おちんちんの快感を求め 動きます」
うまく催眠状態に入っていれば、彼女の言葉に抗いがたいものを感じることでしょう。
実際に手を動かすようにはならなかったとしても
「動かしてみるのもいいかな?」といった気持ちが湧く方は結構いるはずです。
それが前半で彼女が我々の無意識に働きかけた結果なのです。

彼女は途中でとある罠を仕掛けたことを明かします。
それがもし心に深く突き刺さっているようならば
普段よりちょっぴりもどかしく感じるオナニーを味わうかもしれません。
罠と言っても苦しいとか痛いとかのレベルのものではありませんから
最後は晴れやかな気分で射精を迎えられるはずです。

ちなみに、本作品の絶頂シーンは完全な任意で
カウントや言葉責めによってタイミングを合わせるものではありません。
暗示を埋め込んだ後にある程度無音の時間があって、その間にイクことになります。



とても挑戦的な作品
どちらかというとエロよりも催眠状態特有の心地よさを楽しむ作品です。

聴き手を催眠状態に誘導することを第一に考えており
エッチも頭がとろとろになった状態での性的快感を楽しませようとしています。
今から4年半前の発売当時はきっと多くの方がこの催眠に驚いたのでしょう。
現在でもあまり見られないタイプですし
最近始めたような方でも十分に聴く価値のある作品です。

催眠は普通にコミュニケーションを取るような形で進められる特殊なものです。
ただ、このスタイル自体は催眠の手法として確立されているものですから
かなりの催眠効果が期待できます。
被暗示性の低い方には特に聴いてみてほしいですね。
2作目以降に聴くのならば初心者でも問題はありません。

エッチは催眠らしく暗示で制限をかけながら行われます。
タイプががらりと変わるおかげで少し戸惑うかもしれませんが
時間がかなり短いですし、プレイの内容的にこれが最善だろうとも思えます。
淫語若干、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

大抵のサークルさんが初期は無難な作品を作る中で
有料1作目からこういうオリジナリティに溢れたものを作られているのが
エロトランスさんが現在多くの方から支持を受けている理由なのでしょう。

短時間ながらもまとまっているのは見事と言うほかありません。
価格が標準よりちょっぴりお高いですが、それでも十分に薦められる作品と言えます。

CV:紗藤ましろさん
総時間 21:36


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
FANZAの体験版はこちら

追記
当サイトは催眠初心者にもわかりやすいように
ダブルバインドなどの用語を極力使わずに記事を書いています。
ご了承ください。


2023年3月13日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/90165663.html

PNST.

サークル「Es_Lab」さんの催眠音声作品。
コミックマーケット85で発売された同サークルさんの最新作になります。

本作品はタイトルの通りパンストを使った変態的なプレイが体験できます。
過去にも朝倉催眠診療所で乳首やアナル特化の作品を作られていますし
中の人がこういった系統のプレイが好きなのかもしれません。
まさに催眠状態でないとできないようなプレイですから
一時的に心を開放して行うことでちょっとした達成感を味わえると思います。

本作品は完全にパンストを使うことを前提として作られていますので
聴く前に必ずパンストを用意してください。
今回は推奨ではなく必須です。
パンストが無いとおそらく本来の半分以下の楽しみしか得られません。
個数は最低でも1枚、できれば2枚ご用意ください。

他にあるといいものは抱き枕、コンドーム、香水などです。
ここではパンストのみを用意した形でのレビューをお送りします。



語尾を敢えて区切る面白い話し方
花表 愛莉(とりい あいり)という女の子に気持ちよくしてもらうお話。

「じゃあ 始める…かも」
愛莉はあまり感情を表に出さず淡々と話す女の子。
主人公との関係については特に語られることもないまま
催眠を始める前に軽く心を落ち着けるように言ってきます。

「体 あったかくなって 心地いい感じ ゆったりして 心地いい…よね?」
愛莉は「涼宮ハルヒの憂鬱」で登場する長門有希のような無感情少女で
話す際に声の抑揚がないのに加えて、とにかくセリフを区切って区切って話します。
「そう…ね」など語尾を意図的に切り離して言うケースが特に多く
その独特のテンポのセリフを聞いていると、なぜか心が落ち着きます。

催眠は2パートにわたっており合計で29分間。
最初はお馴染みの深呼吸を行いながら
手をお腹の上に乗せてお腹が温かくなるのをイメージしていきます。
Es_Labさんの作品にしては珍しく体を動かさずに行う催眠です。

お腹が温かくなるとなんだか心地よい気分になっているのがわかると思います。
その感覚に浸りながら愛莉の落ち着いた声を聞くことで
よりリラックスした状態を作り上げていきましょう。

「ぐるぐる ぐるぐる 下りていく」
後半はやや長めの時間を使って長い長い螺旋階段をゆっくり下りていきます。
この際愛莉のカウントする声が右へ左へと小まめにスライドするのが面白いですね。
主人公が回りながら下りていく様子を声によって演出しています。
ここを聴き終えると脱力の指示を特に受けてもいないのに
体がとても重たく感じるようになっているはずです。

暗示やイメージを中心に据えたオーソドックスでわかりやすい催眠です。
ストレッチなどを行うのが定番になっていただけにかえってびっくりしました。
初心者が聴いても普通に催眠に入れると思います。



パンストの感覚、温もり、匂いを感じながら
エッチシーンは4パート43分30秒ほど。
プレイはパンスト装着、クンニ、顔面騎乗、性器擦りあわせ、足舐め、足コキです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「聞いて これからあなたは 準備したパンストをかぶります」
催眠によって愛莉の声に従う心を植え付けられた主人公は
パンストを頭にかぶった状態で
同じくパンストを履いている彼女の股間に顔をうずめます。

こんな感じでプレイはすべてパンストありきで進められます。
愛莉はパンストの肌触りや匂いを常に意識させてきますから
手元にパンストがあるかどうかで感情移入の難度が大きく変わるわけです。
安いものなら100円で手に入りますのでとにかく入手してください。

というか男がパンストを買うという行為自体が立派なプレイです。
音声を聴く前から楽しませてくれる非常に珍しい作品と言えるでしょう。

「私の命令だけで おちんちんガチガチにしてる 変態」
プレイは愛莉の命令に従う形で行います。
どれも屈辱的なプレイばかりですから
M度が高ければ高いほどより興奮できるでしょう。
彼女もM心をくすぐるような言葉責めでサポートしてくれます。

絶頂形態はドライ1回、ウェット1回、セルフ1回の面白い構成。
いずれも催眠音声らしく愛莉のパンストを強くイメージしながら快感を高めていきます。
(ここでのウェットは手を使わずに射精することを意味します)

「女の子の甘酸っぱい汗の匂いと エッチな匂い もっと もっと感じていいよ」
ドライは愛莉のおまんこに鼻を密着させて深呼吸をします。
パンストの温かさを彼女の肌の温もりに
その匂いを彼女の汗や愛液の匂いにうまく脳内変換してみてください。

「ナイロンの生地が しゅりしゅり しゅりしゅり おちんちんを 擦れてる」
セルフは愛莉の足コキをイメージしながらパンストを手にはめてのオナニーです。
手と違った滑らかな生地によるオナニーは独特で
軽く火傷したかのような熱い感覚を股間に与えてくれました。
このへんは生地の厚さによって快感のタイプがかなり変わるでしょう。

またセルフだけは射精後の展開が2パターン用意されており
片方は無難な、もう片方は変態的な結末が待ち構えています。
後者はモルストさんの作品を平気で完遂できるような方ならおそらく大丈夫でしょう。

このように、パンストというアイテムを軸にして
その諸々の感覚からプレイの様子をイメージさせる
いかにも催眠音声らしいエッチが繰り広げられます。
ウェットの内容については今回敢えて伏せさせていただきました。
あとは聴いてのお楽しみということで。



身も心も変 態になれる作品
エッチのオリジナリティが抜群に光り輝いている作品です。

そもそもパンストを扱った作品自体がこれ以外にありませんし
プレイも徹底的にパンストを意識させるような流れで
一時的にせよ新しいフェチへの扉を押し開いてくれました。
素の状態なら理性が邪魔をして絶対にできないようなプレイを
催眠という特殊な状態の力を借りて見事実現させています。

催眠はエッチの方で結構体を動かすことを考えてか
今回は聴くことだけに集中させる無難な作りです。
催眠もエッチもぶっ飛んでたらこちらも余計疲れてしまいますし
これくらいの大人しさが丁度いいのではないでしょうか。
導入できちんと意識をぼやけさせ、深化できちんと落としてくれます。

エッチはまだまだ書けるほどに様々な特徴を持っています。
愛莉が思ってた以上にエロに積極的なのがいいですね。
普段が淡々としているからこそ、息が荒くなった際の艶めかしい声がたまりません。
すべてのプレイをパンスト越しに限定している点も作り手のこだわりを感じました。

ただドライパートだけはこの内容だと厳しさを感じます。
フィニッシュは連続絶頂を目指すのですが
キャラのおかげか言葉責めもきつくはありませんし、カウントもされません。
どのタイミングでイケばいいかがちょっとわかりにくいかなと。

一番印象的だったのはラストのオナニー。
今回は安物のパンストだったので、すごく気持ちいいとまではいかなかったのですが
もうちょっと品を選べば新しいオナニーライフが迎えられそうな魔力を感じます。
すべすべしてるんだけど程よい刺激も与えてくれる、そんな魅惑のアイテムです。
淫語そこそこ、喘ぎ声少々、ちゅぱ音はありません。

本作品にはプレイのイラストや解説が書かれた18ページの冊子データがついています。
内容はいい意味で変態性に溢れていますから
ノーマルな方はある程度覚悟をした上で読んでみてください。

CV:糸井サラさん
総時間 1:29:57


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品説明にもある通り、匂い付けもとっても重要です。
安物だと石油系の臭いがなかなか強いですから。

シリーズ3作品がセットになった「愛莉の催●シリーズ-CompletePack-」もあります。

幼児化あまあま催眠

サークル「ホワイトピンク」さんの催眠音声作品。

本作品はホワイトピンクさんとしては最初の催眠音声になるのですが
中の人が昨年夏に発売された「ヒプノリラクゼーション」を手掛けた方ですから
実質的には2作目にあたります。
ヒプノリラクゼーションは多くの方から高い支持を受けていましたし
WaPさんのお名前を覚えている方も多いのではないでしょうか。

内容の方は幼児化をテーマとしており
優しいお姉さんがいっぱいいっぱい可愛がってくれます。
昨年発売された「おゆうぎのじかん」でこのジャンルに目覚めた方もいるでしょうし
「女性にひたすら甘えたい」とか「日常のストレスから一時的に開放されたい」とか
精神的な疲れを感じている方には特に向いている作品と言えます。



あなたは無力な赤ちゃん
お姉さんの催眠で赤ちゃんにされて気持ちよくなるお話。

「ようこそ いらっしゃいました」
お姉さんは穏やかで清らかな声の女性。
気持ちよくなりたい願望を抱いている主人公のために
まずは催眠を使って彼を赤ちゃんへと変えていきます。

催眠は誘導25分、深化13分の合計38分間。
まずは心身をリラックスさせるために深呼吸と脱力を行っていきます。

催眠音声といえば横になって目を閉じて聴くのが定番ですが
本作品はお姉さんの指示があるまでは目を開けたままにします。
リラックスしてくると自然に瞼が重くなって目を閉じたくなるかもしれません。
でもなんとか我慢してみてください。
そうすれば目を閉じた際、軽く落ちるような感覚をきっと味わえますから。

「こうやってゆったりろ呼吸をしたり 体の力を抜いたりするだけで 
簡単に催眠状態に入りやすく あるいは 催眠状態に入ることができます」

お姉さんは深呼吸や脱力をしていく中で
催眠が決して難しいものではないことを教えてくれます。
催眠というと魔術みたいなイメージを持っている方が多いだけに
こういう形で聴き手の抵抗感を削いでいくことは非常に良いことだと思います。

「今あなたは ふわふわの揺りかごに 横になっています」
リラックスが完了し、目をつぶった後はイメージしていきます。
赤ちゃん用の小さな揺りかごで寝ている様子を想像しながら
よりゆったりとした気分に浸っていきましょう。
ここでは軽く鐘が鳴るような効果音が左右からイメージを助けてくれます。

「ぷにぷに ぷにぷに 可愛らしい赤ちゃんの腕へと変化していく」
実際に赤ちゃんになるのは深化パートから。
両手、両足、胴体をパーツごとにカウントを使ってゆっくりと変えていきます。
この際「赤ちゃんのような体つきになる」という暗示を入れるのと同時に
体が自由に動かせなくなる暗示も入れている
のがいいですね。

赤ちゃんは自分で立ったり歩いたりできないのが当たり前ですから
体を動かせなくすることで実際にその感覚を味わわせるのと一緒に
自分の無力さを心に焼き付け、彼女に依存したくなるように誘導しています。

「赤ちゃん=何もできない」を強く印象付けるために、3回に分けて脱力を行うなど
テーマに沿った非常に丁寧な進め方が光る催眠です。
お姉さんの声に一切トゲが無いおかげで心を穏やかにするのが簡単ですし
何もかも包み込んでくれるような優しい言葉を聴いていると、すべてを委ねたくなります。
催眠効果はかなり高いと言えるでしょう。

ヒプノリラクゼーションの際は「表現が一辺倒だ」みたいな指摘をさせていただきましたが
今回はそういった部分もほぼなく飽きずに聴くことができました。



優しく優しく絶頂へ
エッチシーンは3パートあり、合計で28分ほど。
プレイは全身愛撫、乳揉み、授乳、オナニー、放尿です。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「ぼくちゃんが感じてる姿 ママが見ててあげまちゅねー」
心身共に赤ちゃんになった主人公のママとして
お姉さんは彼を抱きかかえながら全身を撫でてくれます。

「えらいえらい いいこでちゅねー」
ここでの最大のポイントはやはりお姉さんが赤ちゃん言葉を使うことでしょう。
ことねさんの赤ちゃん言葉は破壊力抜群で、聴いているだけで心がとろけてしまいます。
彼女の作品は数多くありますが、赤ちゃん言葉を使う作品はちょっと記憶にありません。

プレイの方はおっぱいを吸いながら全身愛撫でのドライ絶頂が本編で
追加のセルフとおもらしはオプションに位置づけられています。
これらは入れても入れなくても構いません。

「ママがぼくちゃんを抱きしめて ママのおっぱいに お顔をうずめてあげる」
ドライパートはお姉さんの温かさ、柔らかさ、甘い匂いを間近に感じながら
幸福感で全身を満たしていくような形で果てます。

前立腺を刺激しない脳でのドライオーガズムの場合、私だと会陰部あたりに感覚が集まって
絶頂と同時にそれが全身に弾け飛ぶような感じなのですが
この作品の場合は脳に温かい感覚が集まって
それが絶頂と同時に体中にゆっくりと広がっていく感覚が味わえました。
どちらかというと体よりは心が満たされていくドライだと思います。

「おむつの中で しーしーって お漏らししちゃおうね」
プレイの中で珍しいのは放尿シーンでしょう。
ここでは彼女の「しーしー」に合わせて本当に用を足します。
聴く際は事前におむつを用意してください。

このように、とんでもなく甘い雰囲気の中
赤ちゃんならではのやや変態的なものまで含んだ面白いプレイが聴けます。



赤ちゃんになりきりやすい作品
かなり完成度の高い幼児化催眠音声作品です。

赤ちゃんになりきるために聴き手にどうなってもらえばいいかを第一に考え
そこまでをやや時間をかけてじっくりと進めてくれます。
最初は脱力だけを行って、その次はイメージと脱力を並行するなど
聴き手を飽きさせないための配慮もされていますし
幼児化もまず赤ちゃんになりやすい環境をきちんと整えてから行う親切設計です。

このジャンルは元々作品数自体が非常に少ないだけに
幼児化好きならきっと満足できるに違いありません。
催眠音声としての心を落ち着ける効果も非常に高いですから
ノーマルな方でも癒し目的で聴くのは大いに有りでしょう。

催眠はリラックス→イメージ→幼児化と流れは一直線ながらも
途中の心身のケアがとてもきめ細かく、作り手の心遣いが感じられます。
ヒプノリラクゼーションも催眠をかなり重視した作りだったのですが
今回はセリフの間がシーンによって変化したりと
催眠音声らしい流れを感じました。

特に誘導パート最後のカウント後の暗示を話すペースや
幼児化でパーツごとに変化させていく際の
「はい もう動かない」の間がとても印象に残りました。

エッチは赤ちゃん相手ということで全体的にソフトに仕上げられています。
日頃背負っている責任が重ければ重いほど
お姉さんに甘えた際の幸福感はより大きなものになるでしょう。
抜くよりは満たされることを目的としていますのでそこだけご注意ください。
放尿も赤ちゃんらしいプレイでとても良いです。

セルフパートは私は作品の趣旨にそぐわないのでいらないと思うのですが
任意で飛ばすこともできる作りですし、そのへんはお好みでお選びください。

総合的に見てかなりの良作と判断しました。
価格もこの時間で700円なら申し分なしです。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:21:45


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
この記事を書いている1月5日現在、体験版はありません。
作品説明にも準備中と書いてありますし、おそらく近日中に出るでしょう。

2014年1月7日追記
体験版アップされました。3パートで合計9分ほどです。

2021年01月12日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/84810498.html


ご主人様のお人形さん化催眠2

サークル「国屋敷」さんの催眠音声作品。

「お兄ちゃん調教催眠」から7か月ぶりとなる国屋敷さんの新作は
最近当サイトでも紹介をさせていただいた「ご主人様のお人形さん化催眠」の続編です。

本作品は前作でお人形になった心を呼び戻すような形で
再びご主人様に操られながら気持ちいいことをします。
「人形になるのは自由がなくなるのではなく、何もしなくていいようになること」
ご主人様は女神のような優しい声で、少しずつ聴き手の服従心を育てていきます。

いわゆる調教モノなのですが、厳しい行為は一切なく雰囲気はびっくりするほど穏やか。
比較的ノーマルな方でも十分に楽しめる作品と言えるでしょう。



人形であることを思い出しなさい
ご主人様の催眠で人形にされるお話。

「こんにちは また会えたね」
ご主人様は挿し絵のイメージとはまったく違う落ち着いた声の女性。
前作で人形になった主人公を再び操るために
まずは彼の人形としての記憶を呼び覚まそうとします。

催眠は導入16分、深化14分の合計30分。
最初は深呼吸をしながら彼女の脱力を促す暗示を聞いていきます。

「ご主人様のそばにいるだけで お人形さんは幸せになれます」
既に一旦主従の関係を結んでいることもあって
ご主人様は最初から主人公を「お人形さん」と呼んできます。
前作を聴いている方ならおそらく何か心に響くものがあるでしょう。
それは記憶の奥底にその時の記憶が眠っているからです。

「あなたの心が温かくなります 心が温かくて幸せ」
リラックスできたらお次はイメージ。
彼女の甘く温かい声を聞きながら、その温もりを感じてみましょう。
彼女は心が浮き上がる系統の言葉を投げかけてくれますから
あまり余計な事を考えようとせず、素直にその言葉を受け止めてみてください。
自然と嬉しい感情が湧きあがり、普段より体が熱くなるのを感じるはずです。

「あなたの心が お人形さんの心に変化していく」
深化パートはさらに深い催眠状態にするために
彼女のカウントに合わせて催眠と覚醒を何度も繰り返していきます。

本作品はカウントをする際にほぼ必ず同時に暗示を入れてくるのが特徴で
これによってカウント前後に入れた暗示を強くするのと共に、時間の短縮も図られています。
前作も同様のスタイルでしたから、前作経験者ならすんなり聴いていけるでしょう。
両方同時に聴くのはちと辛いと思った場合はどちらか片方に集中してみてください。
個人的にはカウントの方がいいと思います。

ご主人様自身がその前提で進めているように
前作を聴いている方向けに、前作よりは簡略化された催眠をかけてくれます。
催眠音声は基本的に1話完結だから聴いてなくても大丈夫だろうと思っていたのですが
進めていくうちに「ああ、これは前作を聴いてた方が絶対にいいな」と考えが変わりました。

理由は最初から関係が決まっていたり
自分が人形であったことを自覚させるような進め方をしているからです。
特に深化部分は前作を聴いているか否かで威力が変わるように思えます。
「ご主人様の声で人形にされる」と
「ご主人様の声をきっかけに、自分が人形だったことを思い出す」では
後者の方が遥かに主体性が高くなります。

催眠は術者から一方的にかけられるより
自分からかかっていったほうがずっと深く入れます。
そんなわけで、私は前作を聴いてから本作品を聴くことを強くお薦めします。



射精するところを見られる幸せ
エッチシーンは2パート14分間。
プレイは手コキとオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「いいよ 私がしてあげる あなたのおちんちん 気持ちよくしてあげる」
再び人形になってくれた主人公へのご褒美として
ご主人様は自らの手を使って彼のおちんちんを刺激してくれます。

エッチはドライ→セルフと続くいつもの国屋敷さんスタイルです。

「お人形さんはご主人様のもの だからおちんちんもご主人様の思い通りになる」
ドライは敢えてカウントを使わずに、言葉責めだけで絶頂を促してきます。
過去作のドライがすべてカウントによる絶頂だったことを考えると
ファンならちょっとした違いを感じるかもしれません。

声の調子は急き立てるような感じで緊迫感がありますし
絶頂の瞬間も普段よりは語気の強くなった言葉を叩きつけてくれます。
私は会陰部あたりにきゅいーんと締め付けられるような感覚が走りました。

「変態人形さんの精液出すところ 私が見てあげる」
セルフは無難にカウントを使って射精へと導いてくれます。
時折ご主人様が見ていることを意識させてきますから
自分の恥ずかしい姿を見られている様子をイメージして、興奮を高めていきましょう。

前作と比べてると人形として操られている感は薄まっていて
割と普通の調教モノっぽいプレイになっています。
彼女の命令に従うと喜びが湧きあがってくるような心になっていれば
それなりに充実した時間を送れることでしょう。



調 教モノとして安定感のある作品
全体的な枠組みは従来と同じですが、細かいところで新たな試みが見られる作品です。

続編として前作との繋がりが十分に感じられますし
催眠、エッチの両方で以前とはちょっと違った要素が盛り込まれています。
といってもそこまで冒険しているわけではありませんから
旧作からのファンならまず安心して聴けるでしょう。
次々回作あたりで何か大きな変化が現れるんじゃないかと私は予想しています。

催眠は脱力を深呼吸と同時に行うなどややスマートになっています。
暗示がしっかりしているので特に問題は感じません。
前作では再三登場した忠誠を確定させるための復唱もかなり減らしており
ある程度下地が整っているのを前提にしているように思えます。
前作を聴いているのならば、催眠音声の経験が浅い方でも大丈夫でしょう。

エッチはあまあまな雰囲気での調教を楽しめます。
ご主人様は調教をしているとはとても思えないほどに声が穏やかで
命令もきつい系統ではありませんから、そこまでM度の高くない方でもいけると思います。
痴態を見られたり、命令に従うのが好きな方には特に向いていると言えるでしょう。
淫語それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

CV:紅月ことねさん
総時間 51:41


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

(催眠CD)裏Trance voice fan 赤いリボンのリコ外伝[古典催眠編]-催眠調教vol.1-鋼ノ拘束-

サークル「キャットハウス」さんの催眠音声作品。
今から8年以上前に発売されたとても古い作品です。

当サイトでは9か月ぶりとなるキャットハウスさんの今回の作品は
催眠音声の礎とも言われている
「(催眠CD)裏Trance voice fan 赤いリボンのリコ1~ドリームチャット~烙印」の続編。
今回は古典催眠にスポットを当てた面白い催眠を聴かせてくれます。

※古典催眠とは
「あなたは~になる」といった暗示の組み立てによって
聴き手を催眠状態へと導いていく、テレビ番組などでもよく見るお馴染みの催眠。
催眠音声の多くはこのタイプで、他には現代催眠というものもあります。

催眠音声の分野を開拓したサークルさんなだけあって技術力は高く
最近の作品と比べても非常に秀でた部分を持っています。
また時間が解除音声も合わせて35分程度ととってもコンパクト。
日頃なかなか時間を取れないような方にはありがたい作りと言えます。



リコ再び
リコという名の女の子に催眠をかけてもらうお話。

「あぁ こんにちは そんなに硬くならなくていいのよ」
リコは明るく活発な声の女の子。
彼女の事が好きな主人公のデートの誘いに乗って
まずは2人でカップルバーへと行きます。

最初の6分ほどは諸注意とストーリーパートとして
2人がカップルバーへ行って催眠を始めるまでの簡単なやり取りがあります。
聴き手が主人公になりきった方が催眠にかかりやすくなると思いますので
これらの様子を頭に思い描いて物語の世界へ感情移入してみましょう。
内容はごく普通の男女のやり取りってところでしょうか。

催眠導入はおよそ16分間。
深呼吸をしながら彼女の言葉を聞いていくスタイルです。

「甘い 白い粉は 情熱的な液体の中で燃え上がり あなたはお砂糖みたい
とろとろに溶けて 甘えん坊 すぐ溶けてしまう」

催眠の前に2人がお酒を飲んでいたこともあって
暗示は最初お酒にまつわるイメージから始まります。
お酒、血液、水など具体的に存在するものに例えていることが多いおかげで
全体的にイメージはしやすい方と言えるでしょう。

ここでの特徴はリコがセリフの間を微妙に変化してリズムを作っていること。
時には急き立てるように早く間を短く、そして逆に意識的にゆっくりと間を長く取ったりと
話す調子を小まめに変化させることによって暗示にメリハリをつけています。
更にここでのリコはつぶやくようなぼんやりとした声で語り掛けてきますから
これらの相乗効果によって聴き手の頭は次第にぼんやりとしてくるでしょう。

「もう何もわからない あなたの頭は どんどん落ちていく」
そうして頭の中を滅茶苦茶にかき回された後、彼女の力でゆっくりと沈められます。
この際私は何かに押さえつけられているかのように体が重くなりました。
彼女の声は決して力強くないのになぜか確かな力を感じます。

「この瞳に すべてを吸い込まれる 私に嘘はつけない」
最後は彼女のマゾ犬になるべく心を変えていきます。
人によってはある部分に違和感があったり、痛みを感じるかもしれません。

暗示もオリジナリティに溢れているのですが
それ以上に声の質やリズムが非常に独特な催眠です。
通常の催眠音声は深呼吸をして、脱力してと一つ一つ順番に行うものが多いですが
この作品はそれらを暗示と並行して行っていきます。
並行して行うから話に切れ目がなくリズムが続く。
技術力があるからこそできる催眠だと思います。



快感と共にもたらされるかすかな痛み
エッチシーンは5分30秒ほど。
プレイは手コキと言葉責めです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「もっと私にはまりなさい 私に 全て委ねるの」
数々の暗示によって主人公の心と体を縛り付けたリコは
最後の仕上げをするために彼を射精へと追い込んでいきます。

レビューとして読みやすくするために敢えて催眠とエッチに分けましたが
本作品の場合催眠の一環としてエッチをすることになりますから
エッチシーンも催眠色が非常に強くなっています。

「我慢しようとしても 絶対もたない 止めようとしても あそこが痙攣して
精液が自然に出てしまう」

事前にとある暗示をかけているおかげで
聴いていると「射精したらまずいのでは」と思うかもしれません。
そういったこちらの心理を弄ぶように、リコは暗示の力で絶頂へと導いていきます。
このスリルを感じる展開はおそらくM度が高い方ほどより楽しめるでしょう。

最後は10カウントを刻んで絶頂を迎えます。
ちょっとした2段構えのようなスタイルになっていますから
スッキリしたんだけど何かがまだ残っている、そんな感覚を味わえると思います。



とても奥深い作品
短時間ながらも非常にハイレベルな作品です。
聴いている間は本当にリコに操られているような感覚を味わえました。
「被暗示性の高い方が聴いたら色々と後に残るかもしれない」
そう思えるほどに強力な催眠をかけてくれます。

絶頂の感覚をより高めるために催眠をかける現在の作品とは違って
催眠を完成させるために絶頂を促しているのは面白いですね。
暗示の内容も深層心理に付きまとうようなタイプのものが多く
まさに無意識に対して働きかけている感じがしました。

催眠はよくある決まりきったスタイルではなく、いきなりイメージから入ります。
でも誘導の仕方がしっかりしているおかげでそこまで苦になりません。
古典催眠なんだけど気づいたら頭の中がぼんやりしている、そんな感覚が味わえました。
経験の浅い方でもおそらく大丈夫でしょう。
前作同様2回目以降のためのキーワードが設定されていますし
何回も聴いて楽しめる作品です。

個人的にはマゾ犬化する際にあった3カウントからの
強力な追い込み暗示が印象に残りました。

※追い込み暗示とは
カウントなどの刺激の後に入れる暗示のことで
カウント前にかける暗示とセットで使うことで効果をより強力にします。
これがしっかりしているかどうかで催眠の威力が随分変わるとか。

そんな色々な部分が優れた本作品ですが、残念ながらお値段がなかなか…
37分で2200円はさすがに厳しいです。

内容は満点、価格はうーん…ということで以下の点数とさせていただきました。

CV:紅月ことねさん
総時間 37:57


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
己の未熟さを改めて痛感した作品。
おそらくまだこの作品のレビューを書くのは私には早いのだと思う。
今から1年後、色々と勉強した後で改めて聴いてリライトしたい。

価格については37分だと600円くらいが相場ですが
私は1200円あたりが適正価格だと思っています。
それくらいの価値は十分にある作品です。


2018年12月23日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/78500573.html

OFFICE SWEET PAIN~上司から受ける癒やし術~

サークル「招き★ネコ」さんの催眠音声作品。
声優の伊東もえさんの個人サークルでおよそ2年ぶりの新作になります。

本作品は「双子」シリーズをフリーで公開されている
四九発苦さんが台本を担当されたとのことで、個人的にもかなり期待していました。
有料作品だと「双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」が代表作です。

内容の方は上司のお姉さんが部下をリフレッシュさせるために
暗示を上手に使いながらとても丁寧に進めてくれます。
今回は一般的な催眠音声とはやや違ったタイプの暗示が登場するのが特徴で
心地よい感覚と共に軽くズキッとする痛みを味わうことになるでしょう。

人間は自分にとってマイナスに働く暗示を基本的には受け付けません。
「痛い」という感覚をお姉さんがどうやって主人公に刷り込んでいくか
そのへんがこの作品の聴きどころとなります。



とてもとても入念な催眠導入
会社の上司である神谷みちるさんに催眠をかけてもらうお話。

「あら 今終わったところなのね ごくろうさま」
みちるさんは落ち着いた感じで話す色っぽい声の女性。
仕事をやり終えた主人公の顔色が悪いのを見て心配した彼女は
自分が家で行っているリラックス法を彼にもしてあげることにします。

催眠導入は37分30秒とかなりの長時間。
まずはお馴染みの深呼吸や脱力で体をリラックスさせていきます。

リラックスはここだけで24分もの長い時間が取られており
普通に深呼吸と脱力を行うだけではなく、その後に重さや温かさを感じさせるなど
数回にわたって全身をパーツごとに分けて心地よい感覚に浸していきます。
(パーツごとに脱力→パーツごとに重さを感じる→パーツごとに温かさを感じる、こんな感じ)
ここまで入念な作品は他だと「ヒプノリラクゼーション」くらいしか思いつきません。

「自分でもつぶやくと もっと効果的よ 心の中だけでもいいから ね?」
ここで面白いのが聴き手にも「重くなる」などの暗示を復唱させていること。
うまく催眠に入るためには聴き手の協力が不可欠ですから
口に出さなくてもいいのでみちるさんの言葉をなぞっていきましょう。
そうすることで、ただ言葉を聴いているよりもずっとすんなりと催眠状態に移れます。

「再生には痛みを伴う 痛いということは 回復している証拠 あなたの体が元気になっていく証拠」
準備が整った後は自分の体の疲れている部分に軽い痛みをイメージさせます。
この痛みは体を苦しめるためではなく、リフレッシュするためのもの。
だから痛みを感じるのは幸せで、それを与えてくれるみちるさんは幸せをもたらす人。
そんな風に暗示を使って主人公の心を少しずつ屈服させていきます。

このように導入は無難ながらも深化の流れがやや珍しい催眠です。
基本的に催眠音声で聴き手にネガティブなイメージをさせるのは良くないと思うのですが
敢えてそういった方向に挑戦している点に作り手の剛毅さを感じます。
暗示は痛みそのものよりも、その先にある幸せに注目させているのはいいですね。

他には復唱させたり同意を促すなど聴き手に主体性を持たせているのが特徴です。
これはエッチシーンでも継続しますから
導入の時点である程度慣れておいた方がいいでしょう。
ただ聴くだけの作品よりは疲れますが、その労力に見合った効果が十分にあると思います。



焦らしに焦らして快感を高めていく
エッチシーンは2パートあり合計で25分30秒ほど。
プレイは乳首オナニーとオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。
(乳首オナニーがドライなので正確にはドライとセルフの両方があります)

「じゃ まず乳首からいじめてあげようかしら」
痛みという快楽を提供してくれるみちるさんに忠誠を誓った主人公は
彼女の指示に従う形でまずは乳首を自分で慰め始めます。

プレイ時間の内訳は乳首オナニー19分30秒、オナニー6分ですので
「ラビットストラテジー」や「朝倉催眠診療所 Vol.03」など
乳首特化の作品が好きな方だと比較的適性は高いと思います。
もちろん普通のオナニーもありますのでそうでなくても大丈夫。

「そのムズムズも もどかしさも 快感を増やすエッセンスよ」
乳首オナニーは最初触れるだけ、その後も軽くさする程度に留めたり
オナニーもゆっくりゆっくり擦って最後にスピードアップと
プレイはどちらも「焦らす」ことを徹底しています。
スッキリできなくてなんだかもどかしいと思う一方で
みちるさんの命令に従う心地よさを感じることでしょう。

「(指が乳首に)吸い寄せられる 吸い寄せられる ゆっくり吸い寄せられる」
みちるさんはエッチシーンでも数々の暗示を使って主人公の心を縛ってきます。
特に乳首オナニーシーンでは両手が勝手に動く感覚が味わえるかもしれません。
まさに彼女に操られている気分を存分に味わえる作りと言えます。

「上り詰めなさい 心も頭も全部射精と一緒に噴射して 空っぽになりなさい」
フィニッシュは乳首オナニーがカウントによるドライ
オナニーが声での合図とやや変則的です。

特にオナニーは射精を伴うおかげで
カウント無しだとやや合わせにくいところもありますが
射精の合図が出てから次に移るまでの時間がおよそ25秒と長めに取られていますので
事前にある程度快感を高めることができていれば十分可能だと思います。
射精中はみちるさんがやや語気を強めた声でしっかりと促してくれます。

このように、みちるさんの声に従い操られながら行う
実に催眠音声らしいエッチを楽しむことができます。



従う幸せを感じさせてくれる作品
聴く前から期待していた通り、シナリオが非常にしっかりとしている作品です。
催眠にはきっちりかかれるし、エッチも催眠状態だからこその感覚が味わえます。

暗示やエッチの内容はややM向けの色が強いものの
きつい言葉責めを与えたりはしませんし、射精後は穏やかな声で眠らせてくれるなど
主人公の心身をリフレッシュする方向でうまくまとめられています。
「一時的にいつもと違う自分になってスッキリしたい」
なんて思っている方には打ってつけの作品と言えるでしょう。

催眠はとにかく最初のリラックス部分が丁寧で
ここだけでも結構いい気分に浸ることができます。
ただ聴き終えた今になって考えると、あそこまで入念に行った理由は
その後に続く暗示が聴き手にやや抵抗感を与えるものだったからなのかなと。
たぶんよくある普通の導入から「体に痛みが走る」などと言われたら
今回ほどすんなりとは受け入れられなかったと思います。

エッチは暗示に従って行う、催眠状態を維持しやすい作りです。
みちるさんの指示に従う嬉しさがなんだかすごく湧きあがってきて
えらく前向きに取り組めたおかげで私は非常に楽しめました。
み「おちんちんいじりなさい!」私「はい!喜んで!」
こんな感覚が割と味わえると思います。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

「痛み」をどう捉えるかで評価がそれなりに分かれる作品と言えるでしょう。

CV:伊東もえさん
総時間 1:19:08


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
この記事を書いている12月29日現在、DLsiteに体験版はありません。
実は製品版には体験版が同梱されていまして(5分32秒のダイジェスト)
特に内容に問題もありませんし、おそらくかなり近い未来に公開されると思われます。 
価格が1200円と高めですから、とりあえずは体験版を待った方がいいでしょう。

2013年12月30日追記
体験版公開されました。


2017年12月29日追記
再レビューを公開しました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/74094361.html

ご主人様のお人形さん化催眠

サークル「国屋敷」さんの催眠音声作品。

国屋敷さんと言えば「マゾ犬ペット化催眠2」のような屈辱的なプレイで有名ですが
今回は至ってノーマルな万人向けの作品を紹介します。

本作品はお姉さんに導かれて心と体が空っぽの人形になります。
ここでのお姉さんはとてもとても優しい方で
変態的なプレイは一切行わず、人形になった聴き手を慈しむように絶頂させてくれます。
力でねじ伏せるのではなく説き伏せるような形での人形化ですから
こういうプレイに抵抗を感じる方でも比較的取り組みやすい作品だと思います。



シンプルでわかりやすい催眠
お姉さんの催眠で人形にされてイクお話。

「あなたは 気持ちよくなること 幸せになることは好きですか?」
お姉さんは丁寧で穏やかな声の女性。
オナニーをするのは気持ちいい、でも自分でやるのは結構大変
そんなデメリットを挙げながら彼女の人形になるように勧めてきます。

「人形」という言葉を聞くと、操られて好き放題される印象があるかもしれません。
本作品はそんな不安を丁寧な暗示で少しずつ取り除いていきます。
国屋敷さんの作品は優しい雰囲気でのド変態プレイが多いのですが
今回は初期の作品だからかプレイもかなりソフトです。

催眠は2パート37分30秒とやや長め。
深呼吸、脱力、暗示による深化の3つで構成された至ってシンプルな作りです。

「女の子の声に従って 深呼吸をするのは とても幸せなことです」
深呼吸の「吸ってー 吐いてー」やカウントと同時に暗示を入れてくるのが特徴で
これによって元々長く時間を取っているのにさらに密度も高めています。

暗示も「お姉さんの声に従って深呼吸をするのが気持ちいい」から始まり
彼女の声に従うことを当たり前の状況に持っていきながら、頭を空っぽにしていきます。
最初に敢えて「お姉さんの声に従って」と言っているのがポイント。
人間は誰でも深呼吸をすれば気持ちよくなるのですが
彼女の声をそれに結びつけることで「彼女の声=気持ちいい」に自然に誘導しています。

「あなたの体は 少しずつお人形さんへと変化していきます」
脱力は17分もの時間をかけて、8つの部位をそれぞれ20カウントしながら行います。
特に意識しなくても両手両足はかなりの確率で重さを感じることでしょう。
これもカウントと同時にそうなるような暗示をかけてくれるからです。

「最後の仕上げとして あなたの心を お人形さんの心に変化させましょう」
そして最後は長めのカウントを取って心の脱力をしていきます。
合間に聴き手に彼女への忠誠の言葉を復唱させたり
最後に念を押すように彼女の言うことに同意させたりと
本当に丁寧に服従心を刷り込んでいきます。
ここまでやられると強く拒絶しない限りは従えるようになっているはずです。

噛んで含めるような非常に親切な催眠です。
やることを少なくし、かつそれを入念に進めていくことで
聴き手の心を確実にとろけさせていきます。
特に初心者の方に向いている内容と言えるでしょう。



心も体も操られる感覚
エッチシーンは2パート合計で20分。
プレイは声による絶頂とオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「これからあなたは 私の声を聞いて 心で感じてしまうの」
心と体を完全に空っぽにされた主人公は
お姉さん改めご主人様の声に従って気持ちいい感覚を味わいます。

初めにドライでの絶頂、その後にオナニーでの射精が続くやや珍しいタイプです。
国屋敷さんはこれがデフォルトで、どちらかを選択するわけではありません。

「あなたの一番大好きな人に おちんちんを可愛がってもらえるなんて 幸せだね」
ご主人様になってもお姉さんの声はとても穏やか。
彼女の温かい声に包まれていると体が自然に温かくなってくるかもしれません。
たとえ温かくならなかったとしても、とりあえずフリだけはしてみてください。
そうすることで催眠がより安定し、彼女に従うことが快感へと繋がるようになります。

フィニッシュはどちらもカウントに合わせて行います。
自分の中で「イキたい」という感覚を蓄えながら、ご主人様の許可を待ちましょう。
どちらも絶頂シーンを長めに取っているおかげで合わせやすいはずです。

他にも聴き手に復唱を促すなど、かなり催眠を意識したエッチです。
調教モノとしてはとんでもなくソフトで罵倒もごくわずか。
ノーマルな方がMの心境を味わうのに丁度良いプレイだと思います。



かなり初心者 向けな作品
催眠部分がしっかりと作られているおかげで、催眠特有の感覚を割と楽に味わえます。
催眠もエッチもとにかく暗示にこだわってるなと感じました。

自分が他人の言う通りにさせられることを好む人はおそらく少ないでしょう。
それをわかっているからか、回り道をするようにごまかしながら
聴き手を少しずつ「何もしなくていいなら楽だな」と思わせるように誘導しています。
これが催眠の「流れ」というやつで、最も重要で最も作るのが難しい部分なのです。

国屋敷さんは割と暗示の組み立てが上手なサークルさんかなと思うのですが
本作品の暗示はその中でも特に優れています。

催眠は大きめのカウントを交えながら絶え間ない暗示で心を縛ってきます。
色々な作品を聴いている方にとってはやや新鮮味に欠けるかもしれませんが
催眠オナニーを始めたばかりの方には親しみやすい内容と言えます。
催眠の威力はそこそこ強い方ではないかなと。

エッチは催眠の流れを継続した形で
彼女に操られることに幸福を感じながら絶頂を目指します。
ご主人様に優しく見られているのを意識するのがいいでしょう。
淫語若干、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

こういうストレートな作品は基本に立ち返る大切さを教えてくれます。
メインターゲットはあくまで初心者ですが
「最近どうもかかれない」などのスランプに陥っている方が聴くのも良いと思います。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:05:34


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
体験版に入っている3つ目のファイル(5秒程度のやつ)は
絶頂シーンの抜粋で、いきなり開くとたぶんびっくりします。
聴く際は心の準備をしてから再生してください。


2020年12月10日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/84586821.html

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