同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

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   ● りふれくどーる2
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   ● 双子の催眠彼女
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   ● 催眠吸血姫 ~わたくしの家畜になるがいいのだわ~
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りふれくどーる2

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの催眠音声作品。

今からおよそ6年前に発売された「りふれくどーる」の続編にあたる本作品は
温かな声と優しい佇まいを持つお姉さんが、癒しをテーマにした催眠とエッチを提供します。

催眠にゆっくり入る感覚、漂う感覚、催眠状態下で絶頂する快感など
催眠音声における醍醐味をじっくり、たっぷり味わわせてくれるのが特徴で
彼女は不慣れな人でもついて行けるようにと随所にこちらを気遣う言葉をかけながら
少しずつ感覚をシフトさせる形で声に包まれる気持ちよさを教えてくれます。

エッチも肉体的な刺激はほどほどにして頭でイクことを目指したプレイばかり。
声を聞いているだけでなぜか心が高ぶる不思議な感覚が味わいやすくなっています。
声を聞いているだけですべてが幸せ
お姉さんに催眠をかけられてから2種類のエッチを楽しむお話。

「ようこそ よくいらっしゃいました ここは リフレクソロジーエリアと呼ばれています」
お姉さんは穏やかで可愛い声のお姉さん。
事前に音声を聴く際の環境について軽くを説明すると
早速主人公に癒しを与えるための催眠誘導を開始します。

催眠はおよそ23分間。
まずは肩、指、足、お腹、背中など体全体をいくつかのパーツに分け
彼女に言われた部分の力が抜けていくのを感じます。

「抜こうとするのではなく ただ 楽にしてみてください」
「痒みが気になってしまったら 気にせず 痒いところを掻いてもらっても構いませんよ」

彼女はより多くの聴き手が自然に催眠に入れるようにと
ところどころで催眠に取り組む際の簡単な心構えを説明してくれます。

催眠というと言われた通りにしないといけないように思う方もいるかもしれませんが
そうすることでリラックスが妨げられ、逆に入りにくくなる場合もあります。
だから彼女はできるだけ楽をしながら音声を聞いてもらえるようなアドバイスをしています。
彼女の穏やかな声にも何やらホッとするものを感じるでしょうね。
最初から最後まで癒しに満ちた温かな空気が流れ続けています。

「力の抜けた腕が じんわりと 温かく感じます 温かい ぽかぽかと 温かい」
「温かさを感じ始めると 体がぼーっとしていきます 体が 心地よさに包まれていきます」

肝心の脱力についても「抜ける」を意図的に多く織り交ぜた暗示を入れたり
脱力感から温かさや心地よさへと感覚をシフトさせることで
リラックス感がより強く感じられるよう的確に誘導します。
そして暗示の内容に合わせて彼女の演技も細かく変化します。
声と言葉がしっかり噛み合ってますから当然かなりの脱力感が得られます。

「あなたの体は 自然に力を抜いてくれる ただ 私の声を聞いていればそれでいいの」
また彼女は催眠を進めながら自分の声に集中するよう適度に呼びかけます。
催眠状態は何かひとつのことに集中している状態のことですから
そのための準備として自分の声に興味を持ってもらえるよう働きかけてくれるわけです。
元々が癒し系のいい声ですし、聞いてて嫌に感じる人はまずいないでしょう。

お次は頭の脱力をしながら催眠を徐々に深めていきます。

「頭から 力が すーっと 抜けていく 抜けて…いく」
「だんだん 眠たーく なってくる 頭が ぽわーんとして気持ちいい」

ここまで十分すぎるほどに体がリラックスできているのもあり
声を聞くほど頭の中にぼんやり、ぽわぽわとした心地よい感覚が広がっていきました。
眠ってもいいとも言われますし、途中で寝てしまう人も普通にいるんじゃないでしょうか。
暗示の表現や入れ方も絶妙で催眠が深まっていくのが強く感じられます。

「気持ちいい声だから 反応したくなるのは当たり前 そうでしょ?」
そして最後はこの後のエッチの下準備として
彼女の声により従いたくなる暗示を丁寧に入れていきます。
先ほど説明した声に対する集中を利用し「彼女の声=気持ちいい」という図式を作り上げ
聴き手が自分からそう願いたくなるよう誘導する流れは見事と言う他ありません。

並行して更なる深化を促してくれることもあり
頭の中がどろどろに溶けていくような幸せな気分にどっぷり浸かることができます。

催眠音声ではお馴染みの分割弛緩法を軸とした比較的シンプルな催眠です。
お姉さんの声に素直に従える心を身につけてもらうことを目的に
序盤から癒しを感じる緩いセリフを柔らかい口調で投げかけながら
洗練された技術と暗示を上手に使って少しずつ確実に催眠の世界へと導いてくれます。

催眠法自体は本当にオーソドックスなものなのですが
テーマの「癒し」に合わせて言葉遣いと演技の両方が練りに練られており
他の作品に比べて密度の高さや深みを感じます。
それはつまりより多くの聴き手が催眠に入りやすく感じるであろうことも意味します。

他にも一番最初の肩や指先は時間をかけて丁寧に
後のお腹や背中はくどさを感じさせないようあっさりと、といった具合に
聴き手がリラックスし、集中しながら聞けるような心遣いが随所に見られます。
私自身がすくりぷさんの催眠が大好きなのもあるのでしょうけど
比較的早い段階から催眠特有の心地よい感覚を強烈に実感できました。

まとめると、すべての人に優しい極めてハイレベルな催眠です。
心へのアプローチを重視した珍しいエッチ
エッチシーンは25分ほど。
プレイは指による股間の愛撫、尻揉みです。

エッチな効果音はありません。
セルフは一応有りですが明確な射精表現はありません。

「ではお待ちかねの 性欲処理です」
催眠を使って主人公をとても幸せな気分にさせたお姉さんは
もっともっと幸せになってもらうために言葉や音を使って彼の性感を高めていきます。

エッチは体への刺激を少し与えながら彼女の声でイク催眠色の強いものです。
前半は6分ほど感度が上昇する暗示を聞いてからパンツ越しにおちんちんをいじるプレイ。
彼女が今までとは打って変わって小刻みなカウントや指パッチンを何度も行い
エッチな気分と催眠状態がさらに深まる気分の両方を同時に味わわせてくれます。

「頭の中がゾクっとして気持ちいいね 真っ白になった頭で どんどん感じてね」
すくりぷさんはエッチに入っても催眠を深める独特な展開を得意とされています。
おかげでカウントを聞くたびに頭の中がさらに沈んでいく感覚がしたり
指を鳴らすたびに体に心地いい電流が走る人がきっといるでしょう。

継続して催眠を深めてくれるおかげで催眠状態の維持がしやすく
結果的に催眠オナニー特有の快感が味わいやすくなっています。
このへんも催眠に不慣れな人に優しい本作品の良いところです。

プレイはおちんちんへの刺激を最小限に留めているため
肉体よりも精神面での快感がより強く味わえます。
直前の感度強化だけでも優しくオナニーしているくらいの気持ちよさはありましたし
その後の愛撫でも普段とは明らかに違う生暖かい快感が全身に走りました。
物理的な刺激が弱いからこそ、快感の違いを実感しやすいとも言えます。

「お尻をさすーりさすりしていると だんだん 頭の中がとろけてくるの」
もうひとつのお尻を揉むプレイはちょっぴり変態的。
うつ伏せの体勢になってお尻の部分だけパンツを脱ぎ、ゆっくりと揉みしだきます。

最中に彼女が適度にアナルに意識を向けさせることもあり
その部分がカーッと熱くなったりヒクヒクするちょっぴり恥ずかしい快感が味わえました。
Mな人なら彼女に見られていることをイメージするとさらに興奮できるでしょう。

「イク! 頭まーっしろになってイク!」
そうやって少しずつエッチな気分を蓄積させていった後に迎える絶頂の瞬間は
彼女の声による後押しもあって股間や脳内に弾けるような気持ちよさが押し寄せてきました。
ややマニアックなプレイなのですが心の高ぶらせ方がとても上手ですので
声に釣られて絶頂へと押し上げられる感覚は結構味わいやすいと思います。

このように、催眠状態でしか味わえない個性的なエッチが繰り広げられています。
催眠音声の魅力がぎっしり詰まった作品
催眠そのものの心地よさや催眠ならではのエッチを存分に楽しませてくれる良作です。

お姉さんは主人公が心も体もリフレッシュできるように
まずは入念な催眠を施し、それから一風変わったエッチで別の欲求も満たしてあげます。
それを行うにあたってのすべてが催眠そのものを重視しており
聴いているだけで自然に催眠に入り、心を操られる快感が味わえるようにできています。
癒しがテーマなだけあって激しいプレイをすることも一切無く
ぬるま湯に浸かっているような心地よさを常に感じながら気持ちよくなることができます。

催眠音声は今年に入って個性を重視した作品が作られる傾向が強く
催眠アニメという新しいジャンルが開拓されたりもしています。
本作品はそれらに比べれば割と大人しい内容になっているのですが
催眠音声にとって重要な催眠誘導がこの上なくしっかりしてますし
エッチも催眠という特殊な精神状態を活用したレベルの高いプレイをやられています。

簡単に言えばすごく基本を大事にしている作品だなと。
だからこそ幅広い人々に催眠オナニーを楽しんでもらえる環境が出来上がっています。
老舗サークルさんの実力の高さを改めて思い知らされました。

エッチは敢えて物理的な刺激を与えてドライへ持っていく流れが面白いです。
ノーハンドで絶頂させる一般的なドライ系作品に比べて肉体面での感度の違いが実感しやすく
自分が催眠に入っていることを楽しみながらプレイに取り組むことができます。
前半の股間を愛撫するシーンが若干射精を仄めかしてる風だったので一応セルフ有りとしました。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

名作の続編を名乗るに相応しい優れた作品です。
この内容とボリュームで価格がたったの500円とコスパも抜群。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは4本目となる満点とさせていただきました。

CV:三森愛乃さん
総時間 52:55


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

2025年11月27日追記
再レビューを公開しました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/96115890.html

保健室催眠

サークル「催眠音声研究所」さんの催眠音声作品。

サークルさんではおよそ4年ぶりの新作にあたるこちらの作品は
優しい保健の先生が自分自身の体を使って濃厚な性教育をしてくれます。

退行催眠をかけて作品の世界に浸らせてから脱力させる二段構えの催眠
実際の性教育に近い真面目だけどとってもエッチな教育&プレイなど
年上の女性から性の手ほどきを受ける幸せな気分を最大限に味わってもらうために
催眠の技術を上手に活用しながら進めています。
保健室で先生と二人きりの性教育
保健の先生から実戦込みの性教育を受けるお話。

「これから あなたに催眠術をかけていきます」
お姉さんはややトーンの低い穏やかな声の女性。
物語の案内役として音声を聴く際の諸注意を説明すると
自己紹介などはせず早速催眠誘導を開始します。

本作品は最初に彼女の誘導に従い催眠状態をある程度深めた後
保健の先生に男女両方の性器の仕組みや性行為のやり方を教わります。

一般的な催眠音声では催眠誘導をした後はエッチに専念するものなのですが
本作品では性教育の途中にも更なる深化を促すシーンがあるため
催眠に不慣れな人でも催眠状態が比較的維持しやすく
その結果催眠特有の心地よい気分も味わいやすくなっています。

最初の催眠はおよそ12分間。
まずはベッドに横になった状態で深呼吸をしたり、カウントに合わせて軽い催眠状態に入ります。

「深呼吸をしていると 体の力が抜けていきます」
「体が重力へ引き寄せられていく ゆっくり ゆっくり沈んでいく」

やってること自体は他の作品でもよく見られるお馴染みの技法なのですが
催眠に適したお姉さんの安らかな声やキーとなる単語を適度に重ねた的確な暗示によって
割と早い段階から眠くなるとか意識がぼやける感覚が湧いてきます。

長いブランクがあるといってもサークルさんの実力はいささかも衰えていません。
この後も聴き手が無理なく催眠に入り、楽しめるようきめ細かな誘導をしてくれています。

お次は目を瞑って長い廊下をイメージし
歩きながら横にある窓の中を一つ一つ覗いていきます。

「一番近くの窓は あなたのおへその高さにあります」
「廊下を歩いていると 奇妙なことに気がつきます 先ほどよりも 廊下の幅が広くなったようです」

窓の先に見える小さな机や黒板からここが学校であることを連想させながら
彼女は先に進むほど窓の位置が高くなったり、廊下が広く感じられる暗示を入れます。

本作のテーマは性教育ですから受けるのは当然小中学生あたりの子供です。
そのための準備としてまずは学校という打ってつけの舞台を用意し
そこを歩きながら遠まわしに自分の体が子供に戻ったように感じさせているわけです。
子供の頃の懐かしい記憶を思い出す人もいるのではないでしょうか。

軽くリラックスさせてから学校のイメージを使って深化するシンプルな催眠です。
聴き手の精神や肉体を性教育に適した年齢へと退行させることを目的に
催眠に適した演技、「沈んでいく」など催眠状態を深める暗示、テーマに合ったイメージを駆使して
短時間ながらもそれなりの深さにまできっちりと誘導してくれます。

この先説明する性教育や追加の催眠でもそうなのですが
サークルさんが暗示の表現方法や入れ方をしっかりと吟味し
お姉さん&先生役の誠樹ふぁんさんがその魅力を最大限に引き出す演技をされています。
簡単に言えば声と言葉のコンビネーションが絶妙です。

退行についても「子供になる」とかのストレートな表現を敢えて用いず
雰囲気で心と体が小さくなったように感じさせているアプローチが面白いです。
この段階で催眠のかかりが悪かったとしても後々きちんとカバーしてくれますし
聴き進めていくほど作品の世界にのめりこんでいくのではないでしょうか。

まとめると、違和感を抱かせずストレートに誘導している洗練された催眠です。
最初は資料で、次は体で
エッチシーンは4パート48分30秒間。
プレイは性教育、先生のオナニー、オナニー、フェラ、SEX(騎乗位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「こんにちは どこか怪我をしたの? それとも どこか具合が悪いのかな?」
保健の先生はお姉さんに比べて明るく母性を感じる声の女性。
性教育の日にたまたま学校を休んで保健室に補習を受けに来た少年の主人公に対し
二つの資料を見せながら男女の性の仕組みを優しくレクチャーします。
ちなみにここからは先生がメインの語り手を務め、お姉さんはそのサポート役にまわります。

「これは初めて見るかな? 男の子が持っている赤ちゃんの素を 精子と呼びます わかったかな?」
「卵子は先生のお腹にあって 精子はキミの金玉の中にあるよね? じゃあ 卵子のところまでどうやって精子を運べばいいんだろうね?」

一番最初の「真面目な性教育」パートは男女の性器、精子と卵子、受精の仕組みを教えるガチな内容。
それらを柔らかい口調で噛んで含めるように教えてくれます。
作品についてる2枚の画像を事前に見ておくとイメージしやすいでしょう。
教育色が強いのですが、睾丸をわざと金玉と呼んだりして適度なエロさを持たせています。

「キミは 精子がどこにあるのか なんとなくわかるような気がします でも それがどこだったか思い出せません」
そしてお姉さんが適度に健忘の暗示を入れることで
聴き手が性に未熟な子供心に戻れるようサポートします。
性教育に無理に催眠を絡めず、その場の雰囲気に浸ってもらうために使用しているわけです。

「両足のつま先から力が抜けていく 抜ける 抜ける 抜ける じわーっと染み出すように 力が抜けていく」
次の「誘導(作中誘導)」パートは本格的なエッチの準備として
体を15ものパーツに細かく分け、その都度脱力する暗示を入れていきます。

こちらも催眠音声でよく使われるオーソドックスな技法なのですが
囁き声で「抜ける」を何度も言ってくれることや、事前の性教育で十分な信頼関係が構築されているおかげで
体全体がベッドに吸い込まれていくような脱力感・無気力感が強烈に感じられます。
私の場合は追加で言われた部位にほのかな温かさも感じられました。

本格的なエッチが始まるのは中盤以降の30分間。
その最初に登場する「Hな性教育」パートは追加の補習として
先生が実際におまんこを見せたり主人公にオナニーをさせたります。

「こうやって 指で小陰唇を 優しく刺激したり…はぁ」
年上の女性が自ら股を開き、大事な部分を見せたりいじったりするシチュや
その際に漏れる普段とは違った艶かしい喘ぎ声が堪りません。
彼のおちんちんを見たときに舌なめずりをしているところを見ると
彼女も年下の男の子が相当に好きなのでしょう。
教育からはやや脱線したおねショタ系のエッチに近い雰囲気を持っています。

「キミの知らない手の動かし方を キミは知っています 必ずそうなります」
「キミは竿を手で握ります そして ゆっくりとピストン運動を始めます」

肝心の催眠はと言うと、こちらがオナニーする際に運動支配の暗示を入れて
自分の意思に関わらず勝手に手が動く不思議な体験をさせようとします。
直前に一度深化をしてから重要な暗示を入れる丁寧な進め方ですので
そうならなかったとしても、オナニーのペースが勝手に切り替わるくらいは普通にあると思います。

「何これ気持ちいいっ んんっ 若いチンポ最高」
一番最後のレッスンはお待ちかねのSEX。
最初はコンドームを着けた状態で、しばらくすると生で彼女と繋がります。
ここでは彼女が若いおちんちんの感触に歓喜の声を上げたり喘ぐシーンが非常に多く
催眠音声よりも同人音声に近いかなりエッチなプレイを楽しむことができます。

終盤で軽く感度を上げる暗示を入れてくるくらいで
おまんこの感触などを暗示で入れるといったシーンは特にありません。
サークルさんがこのパートをオプション扱いにされていることを考えると
ここまでのプレイでやや不足していた純粋なエロの成分を補いたかったのだと思います。
最初からそういう意図ならこの内容でも問題ないでしょう。

このように、性教育らしさを前面に押し出したあまあまなエッチが繰り広げられています。
実用性を重視した個性的な作品
テーマの性教育に催眠を上手に絡め、尚且つ抜きやすくもしているハイレベルな作品です。

聴き手が少年の気分で性教育を受けられる環境をお姉さんが整え
それから保健の先生が実際に教える形で徐々にプレイをエスカレートさせていきます。
子供に対するような慈愛に満ちた先生の口調がとろけるように甘く
そんな女性に優しくリードされながら童貞を卒業する幸せなひと時が味わえます。

本作品において個人的に最も感銘を受けたのが催眠の扱い方です。
催眠誘導や退行ではもちろん技術を用いているわけですが
その後の性教育ではそれほど交えず、少年の気分を維持することや
先生に手ほどきを受けている雰囲気を出すための補助的な役割に留めています。

所謂暗示責めみたいなことはされていません。
しかし全体を見渡すとすべての要素が「性教育」というテーマに収束しているので
作品の世界に浸りやすく、結果的に催眠状態を維持したまま快感を得やすくなっています。
「量より質にこだわった催眠」とでも言えばいいのでしょうか。
実力者である催眠音声研究所さんの持ち味が遺憾なく発揮されています。

「ここを刺激すると 女の子は気持ちよくなっちゃうの でも とっても敏感なところだから 刺激するときは優しくしないとダメだよ?」
あとはやはりふぁんさんの演技でしょうね。
最近だと大手のサークルさんにはあまり出演されていないのですが
古くから数多くの作品に携わっているだけあって優れた演技をされています。

本作品では催眠者と保健の先生という二つの役柄を演じ分ける必要があり
その両方を的確にこなされてるところに実力の高さが表れています。
特に先生は声の甘さと言葉の優しさがマッチしていてとても癒されました。

エッチは性教育で潜在的な興奮を煽り
それから催眠音声では代表的な2つのスタイルでイかせる実用性重視の作りです。
メインがセルフですからドライ未経験者でも普通に楽しめるでしょう。
私個人もセルフの方がプレイとして洗練されていると思います。
淫語それなり、喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音ごく僅かです。

催眠の世界にどっぷり浸かりながら抜ける作品です。
年上好き、エロい催眠音声が好きな人には特にお薦めします。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 1:04:49


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

双子の催眠彼女

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、主人公のことを同じくらい好きな可愛い双子が
左右から寄り添い囁きながら催眠やエッチをしてくれます。

耳への責めに特化した催眠音声では珍しいエッチを楽しめるのが特徴で
二人は至近距離から息吹き・甘噛み・耳舐めを行いながら
それを我慢して性感を蓄積させたり、あるいはもっと気持ちよくなるよう導いてくれます。

バイノーラル録音ということで音の質や距離感がしっかりしてますから
女の子がすぐ近くにいる幸せな気分が味わいやすいのもポイントです。
お互いのすべてを共有する双子
双子の姉妹に左右で密着されながら耳を責められるお話。

「あなたのお家って とても落ち着くよね」
妹は明るくて可愛い声の女の子。
「うんうん なんか匂いとか雰囲気とかね」
姉は上品で落ち着いた声のお姉さん。
とある休日、二人が恋人として付き合っている主人公の家で
この後の予定を相談しているところから物語は始まります。

本作品は催眠音声で絶大な人気を誇る双子形式が採られており
全編において妹が右、姉が左に陣取って二人が交互に、あるいは同時に語りかけてきます。
「双子のい・い・な・り」に代表される双子シリーズをお聴きになった方ならわかるでしょうが
左右から別々の声がリズミカルに聞こえてくる空間はそれだけで心地よく
現実とは違う場所にいるような幸せな気分が湧き上がってきます。

妹「じゃあ今日は いっぱい甘やかしてあげる はい こっちにおいで」
姉「あっ ずるい 私もぎゅってしたい」
本作はバイノーラル録音ですから音の臨場感も抜群。
最初の11分間は催眠の下準備として三人でイチャイチャするドラマパートがあり
双子が一人ずつ囁いたり甘噛みしてくる、といったサービスも登場します。

雰囲気作りの色が強いので催眠っぽさはほとんどなく
それだけに双子がすぐそばにいてくれる感覚を純粋に実感しやすくなっています。

もうひとつの大きな特徴は耳にターゲットを絞った催眠やエッチをしていること。
催眠では至近距離で囁きながら暗示を入れてくれますし
エッチではとことんまで耳を責め続ける他ではあまり見られないプレイが行われます。
当然のように耳舐めもたっぷり楽しめますから、好きな人ほどより大きな満足感が得られるでしょう。

催眠は2パート21分30秒ほど。
まずは自分の両耳に意識を向け、双子の言葉に集中しながらリラックスします。

姉「人の体温って 落ち着くよね?」
妹「そして 両肩の力を すーっと抜いていく」
至近距離から語りかけてくるリアルな声や脱力を促す暗示を聞いていると
不思議と体がぽかぽかしたり全身に心地よさを感じるかもしれません。
二人の暗示に「~するかもね?」というやや遠まわしな表現が割と多く使われており
その柔らかい口調も暗示を受け入れやすくしてくれています。

妹「あなたの心と 私たちの心が交わる」
姉「溶けて 交わって ひとつになって 幸福感で満たされる」
体が脱力できた後は心の脱力。
恋人らしく「好き」などのストレートな愛の言葉を投げかけながら
双子の気持ちを素直に受け入れ、こちらにも好意を持ってもらうよう呼びかけます。
至近距離から聞こえてくる甘い言葉に頭の中がとろける思いがするでしょうね。
そうやって双子は自分たちの言葉に自然と従いやすくなるよう導きます。

姉「これからは 私たちが何をしても いつも通りの落ち着いた寝顔でいてね?」
妹「表情をゆがめるのも 笑うのもダメ」
そして最後はこの後行うエッチをより楽しいものにするために
双子の責めに対して反応できなくなる暗示を入れてくれます。
我慢するということはそれだけエッチな感覚を蓄積させることを意味します。
最後の絶頂に向けてのちょっぴり意地悪だけど面白い下準備と言えるでしょう。

双子の存在を感じさせ、無意識的に寄りかかりたくなるよう心を誘導する珍しい催眠です。
双子が左右から寄り添っているシチュや声の近さを最大限に活用し
それに古典系の技術を少し織り交ぜながらリラックスや催眠が深まるのを実感させます。

暗示の表現がややぼかしてあるため、催眠に入ったかどうかを実感しにくい部分もあるのですが
エッチの前半最後あたりに再度の深化をするシーンもありますし
少なくとも双子に対して嫌な気分を抱く人はまずいないでしょう。

催眠開始前に催眠に入ったときの感覚を喚起するシーンがあるため
どちらかと言えば初心者よりも経験者の方が楽しみやすいと思います。
耳をひたすら責められる心地よさ
エッチシーンは2パート26分30秒間。
プレイは耳への息吹き、甘噛み、耳舐めです。

エッチな効果音はありません。
セルフは一応有りになります。

姉「じゃあ今度は 優しくお耳を はむはむしちゃうね」
妹「うわぁ そんなことされると ゾクゾクしちゃうよね?」
主人公を催眠状態へと誘導した双子は
左右の耳に執拗な責めを加えながらそれを我慢するよう適度に呼びかけます。

エッチは終始二人に責め続けられる形で進みます。
プレイ一覧を見ていただければわかるように本作品で行われるプレイは100%耳責めです。
耳を舐めながら手コキしてくれる、といったことは一切ありません。
しかも催眠者が二人いるおかげで耳舐め音の途切れるシーンが非常に少ないです。

これだけを聞くとそんなにエッチじゃないように思えるかもしれませんが
耳責めだけで絶頂できるよう様々なスパイスが用意されています。

姉「今も 右耳ちゅるちゅる舐められて 頭の中 大変なことになってるんだよね? なのに ピクリとも動けない」 妹「力を抜いて 意識を耳だけに集中した状態で 耳を舐められる 全身に鳥肌が立ちそうだよね?」
例えば最初のパートは催眠の終盤で施した反応できなくなる暗示を活用し
片方が耳を舐め、もう片方が快感がさらに高まる暗示を入れてきます。

最初はそれほどでもなかったとしても
後のほうになると妙に肌がピリピリしたり、股間がムズムズしてくるのではないでしょうか。
でも当然イクことはできない。
この生殺しの状態が性的快感を徐々に蓄積させてくれるわけです。
射精もそうですが溜めてから放出したほうが気持ちいいですからね。

姉「次に耳を舐められたら あなたの中で溜まっていたものが 溢れ出す」
妹「耳を舐められるだけで 自分の一番気持ちいいところが舐められているような感覚になる」
対する後半はと言うと、好きに声を出したり悶えてもいいと言われる代わりに
今度は耳責めに反応して耳以外の部分も興奮が高まる暗示を入れながら舐めます。

耳責め特化といっても二人がひたすら舐めまくるシーンはほとんどなく
暗示を上手に使い分けながら絶頂へと誘導していくあたりがエロトランスさんらしいです。
ちなみにこの段階でおちんちんを勝手にいじる暗示も登場しますので
人によってはセルフでのフィニッシュになる可能性もあります。
これがセルフを「一応有り」と説明した理由です。

絶頂シーンは最後に1回。
今までで最も激しい耳舐めを両方に受けながら果てる変わったスタイルです。

このように、耳への責めにとこんとこだわったプレイが繰り広げられています。
耳舐め好きにはたまらない作品
長時間に渡って行われる耳への責めに魅力を感じる作品です。

双子は自分たちが大好きな主人公を公平に愛せるようにと
フェラやSEXといったプレイをわざと避け
二つある耳だけに対して舐めたり、優しく噛んだり、息を吹きかけたりします。
この手のプレイが好きかどうかで評価が大きく分かれそうなのですが
声や音のクオリティや臨場感は申し分なく、リアルなプレイを楽しめるのは事実です。

双子形式については耳舐めで暗示を入れられないハンデを克服する使い方が中心で
本家のように左右からリズミカルに暗示を入れたり
正反対のことを言って混乱を誘うといったシーンはほとんど見られません。
双子なんですけど本家や他の双子系作品とは随分違う印象を受けました。

催眠はサークルさんが売りとして掲げられている禁止暗示が個性的なのですが
「催眠ゲーム 〜術師の挑戦〜」ほど強く意識付けるのではなく
適度に間を置きながら言って緩めに縛り付けるあたりに留めています。
調教系作品ではないですし、性感を高める素材として有効に活用されています。

エッチは最初はソフトに、後になるほどハードに耳を責めてくれます。
中でも終盤に登場する穴の中を舐めるシーンでは
普段とは違ったコリコリとする特徴的な音が楽しめます。
ちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

バイノーラルによる声や音の良さを活用している作品です。
エッチがやや人を選ぶこと、双子形式を催眠よりもエッチを見据えて利用しているように思えることから
当サイトでは以下の点数とさせていただきました。
耳舐め好きな人には点数以上の自信をもってお薦めします。

CV:かの仔さん
総時間 1:08:59


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
FANZAの体験版はこちら

追記
本レビューでは説明しやすくするために右が妹、左を姉としましたが
作中ではどちらが姉でどちらが妹なのか明確には語られていません。
本当は逆かもしれないのでその点はご了承ください。

Man's Dreamさんで配布されている無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、優しいけどちょっぴり意地悪なところもあるお姉さんが
催眠を使って主人公を快感だけに反応するエッチな機械へと作り変えます。

「機械化」をテーマにした多種多様なスタイルのエッチを楽しめるのが特徴で
彼女は乳首だけに快感を蓄積させてイかせたり
敏感な部分だけを無慈悲に責めることで精神・肉体両方の性的欲求を満たします。

催眠についてもできるだけ多くの人が入れるよう親切丁寧に導いてくれますから
催眠特有の心地よい感覚や、声だけで気持ちが高ぶる不思議な感覚が味わいやすいです。
リソースの正しい使い方とは?
お姉さんに催眠をかけられ3種類のエッチを楽しむお話。

「人間は皆みんな 目には見えない 心の力というものを持っています」
お姉さんは淡々と話す穏やかな声の女性。
人間が持つ心のパワー(リソース)について簡単な説明をすると
自分が集中し充実している気分をいつでも引き出せるようお手伝いをしてあげます。

本作品は聴き手の無意識に眠っている力を活性化させることを目的に
彼女が機械化の催眠をかけてからテストとしてエッチな体験を味わわせてくれます。
(この場合の機械は彼女が命令した通りの動きをする操り人形に近い意味です。)

そしてテーマに合わせて彼女は序盤から「リソース」「プロセス」「タスク」といった単語を用い
その意味を簡単に説明しながら少しずつ機械になりきるための心構えを身につけさせます。
PCをいじっている方なら聞いたことのある用語なのではないでしょうか。
言葉そのものよりも雰囲気的な意味合いで使われているように思えます。

催眠は2パート21分30秒。
まずは深呼吸や部分ごとの脱力をして心身を適度にリラックスさせます。

「あと3つ 腕を支える筋肉を ゆっくりと ゆるめていきます」
「プロセスを止めて リソースを開放する こんな単純な事が とっても気持ちいいね」

脱力する際には個々のパーツに5つのスイッチがあるのをイメージし
「タンッ」という乾いた音をタイミングよく鳴らしながら力を抜いていきます。

スイッチを切るごとに入る丁寧な暗示を聞いていると
まるで言われた部分の電池が切れたような脱力感・無気力感が湧いてくるでしょう。
合間に聴き手に脱力具合を実感させるシーンもきっちり挟んでくれてますし
催眠に不慣れな人でも普段とは違う感覚が掴みやすいです。
いつも以上にゆっくりと語りかけてくるお姉さんの演技も脱力を後押ししています。

次の深化パートは心の脱力にスポットを当て
ここまでと同じくスイッチを切るイメージを交えながら的確な深化の暗示を入れてくれます。

「ほら スイッチを切ると 余計な意識や 思考が無くなって あなたの頭の回路は どんどん単純に 素直になっていく」
機械になりきるには彼女の声に従う素直な心が必要不可欠です。
そのために彼女は今まで以上に言葉を選びながら少しずつ丁寧に導いていきます。
脱力によるリラックスも相まって意識のぼやけをかなり感じるでしょうね。
海に漂っているかのような温かくて心地いい感覚です。

催眠音声ではお馴染みの分割弛緩法を中心に据えた堅実で質の高い催眠です。
聴き手をお姉さんの言うとおりに動く心と体へと作り変えることを目的に
機械的な用語やスイッチなどの要素を適度に織り交ぜながら
それぞれにしっかりとした暗示を入れて確実にそうなるよう誘導していきます。
世界観と催眠の技術・暗示の表現との親和性にとても気を遣いながら進めているのが印象的でした。

「機械はとっても単純 単純だと楽 素直だと幸せ 全部受け入れると とっても気持ちいい」
「機械化」と言われるとなんとなく抵抗を感じる人もいるかもしれませんが
彼女はあくまで聴き手を幸せにするために催眠を施してくれています。
その証拠に最中の彼女の声は終始穏やかで言葉も受け入れやすいものを選んでますし
機械についてもそれによるメリットを強調しながら暗示を入れてくれます。

実際に聴いてみるとテーマとはまるで違う温かい雰囲気が流れています。
入念に脱力させる流れもこの後のエッチを見据えてのことです。
シンプルながらも様々な部分が考え抜かれていて奥深さを感じました。

まとめると、催眠に不慣れな人でも変化を実感しやすいきめ細かな催眠です。
心と体を無慈悲に犯される心地よさ
エッチシーンは10パート44分間。
プレイはニプルファック、音責め、亀頭/クリトリス責めです。

ニプルファックの際にリアルな効果音が鳴ります。
セルフは有りになります。

「私がスイッチを入れると あなたの全身を覆う開放感が 全ていやらしい快感に 変わってしまいます」
催眠を使って主人公を自分の言うとおりに従う機械人形へと変えたお姉さんは
その性能を確かめるために3種類のテストを順に行います。

エッチは事前に5分ほどかけてある程度性感を高めてから
最初はイメージで、次は音で、最後は自分自身の手で絶頂へと上り詰めます。
プレイごとに責めの方向性がまったく違うため、それぞれを新鮮な気分を抱きながら楽しめるでしょう。

ちなみに本作品は男性、女性どちらでも楽しめるようにと
性差を感じさせる直接的な表現は一切登場しません。
ですから内容に抵抗がなければ女性の方でも聴いてみることをお薦めします。

一番最初のテストにあたるニプルファックパートは
追加で乳首の感度が上がる暗示を入念に入れてから
彼女が敏感なそこへ指を差し込みピストンします。
催眠音声では滅多に見かけないアブノーマルなプレイですね。

「胸の中が熱く火照ほてってくる 気持ちいいトロトロが グツグツ煮えたぎる シチューをかき混ぜるように 胸の中でグルグル回り始める」
この仮想的なプレイをできるだけイメージしやすくするために
彼女は上のセリフのような比喩を用いて気持ち良さを伝えてくれます。
本作品ではこれ以外にも様々なシーンで暗示に比喩が盛り込まれており
ストレートな表現だけでは伝わりにくい部分を上手にカバーしています。

実際に聴いてみた感じでは開発済みの乳首はかなりの熱と快感が感じられました。
もう片方がそれほどでもなかったのを考えると
普段からいじってる人の方が楽しみやすいのかもしれません。

「今からあなたの耳に ある音が聞こえてくるの その音はあなたの全身を包んで 性感帯を直接揺さぶって愛撫する」
続いて登場する音責めパートは名前の通り音でイかせるプレイ。
普段は「ブォーン」という軽い振動音、絶頂を促す際には「ブワンブワン」と全身を揺さぶられる音を鳴らし
それに合わせて暗示を入れながら少しずつドライへと追い込みます。

ニプルファックが純粋な性的快感を味わうことを重視していたのに対し
こちらは催眠特有の頭の中がどろどろになる感覚が味わいやすく
催眠そのものが好きな人ほどより楽しめると思います。
まったく違った方向からドライに誘導してくれる展開も実に面白いです。

そして一番最後はドライと対を成すセルフをターゲットにしたプレイ。
彼女に言われるままに手を性器に固定し
バックで鳴る時計の音に合わせてその先端(亀頭あるいはクリトリス)だけをリズミカルに刺激します。
男性の場合は亀頭責めになりますので結構ハードです。

「ほら 1つ針が動く度たびに あなたのその指が動く 指が 小さく動く 膨れてる場所を擦する 敏感な場所を責める」
もうひとつの大きな違いが暗示の方向性。
先の2つのプレイは主に感度強化の暗示を入れていたのですが
こちらは「指が動く」など運動操作の暗示を中心に進めています。

時計の音によって無意識的なリズムも作られていますから
それに合わせて自然に指が動いてしまう人も普通にいるでしょうね。
ペースも終盤になるとかなり速く、亀頭に焼けるような熱い快感が味わえました。

このように、個性的かつバラエティーに富んだプレイが繰り広げられています。
催眠音声の醍醐味が凝縮されている作品
催眠に入る感覚、漂う感覚、ドライ/セルフの快感など
催眠音声における様々な魅力が結集している作品です。

お姉さんは主人公がすべてを忘れて快感だけに集中できるように
まずは心と体の抵抗をじっくりと取り除き、それを強く実感させてから
機械化に沿った特徴的なプレイを行います。

催眠音声では多くの作品がドライ、セルフなどエッチのテーマをある程度統一し
一般的なプレイをしながらその都度暗示を入れて絶頂へと導いていくのですが
本作品はまるで違うスタイルのエッチを敢えて用意し、聴き手にその気持ちよさを味わってもらうことで
催眠音声の魅力に気づいてもらえるよう働きかけている
ように思えます。

私みたいに催眠に深く入り、漂うだけでも十分気持ちいいと思える聴き手がいる一方で
リアルでは味わえない変態的なプレイで自分を解き放ちたい
頭の中をとろとろにしながら強烈な射精を味わいたい、など
催眠音声に対する嗜好は人によって随分な違いがあると思います。
そういった要素をできるだけカバーできるようエッチを組み立ててくれているなと。

催眠についても技法自体はそこまで捻っているわけではないものの
細かな言葉遣いや演技が考え抜かれていてとても入りやすいです。
スイッチを切るイメージも機械・脱力どちらにも適していますし
本番のエッチをより楽しむための準備としてパーフェクトな内容と言えます。

エッチは個人的にはニプルファックが最も楽しめました。
物理的な刺激を一切与えてないのに乳首オナニーと同じ甘い痺れが走ります。
ただ未開発の人なら他の二つのほうが取り組みやすいようにも思えます。
淫語とくちゅ音ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

サークルさんの実力が遺憾なく発揮されているハイレベルな作品です。
プレイに抵抗を感じないなら男女を問わず誰にでもお薦めします。

おまけは恒例のなぞなぞです。

CV:ftnrさん
総時間 本編…1:28:40 おまけ…1:26

Man's Dream
http://mansdream.blog.2nt.com/blog-category-6.html

2016年10月3日に女性向けバージョンが公開されました
男性向けと同じページにあります。

催眠吸血姫 ~わたくしの家畜になるがいいのだわ~

サークル「礼門屋」さんの催眠音声作品。
AVG、ACT、STGなど様々なジャンルを手がけるサークルさんです。

今回紹介するこちらの作品は、上品でちょっぴり高飛車な吸血鬼の女の子が
催眠を使って主人公を隷属させ血や精液を吸い取ります。

ドライパートで吸血のみに絞った珍しいプレイを行っており
彼女の肌や唇の温もりを暗示を使ってしっかり感じさせながら
部分ごとに吸い上げるちゅぱ音を鳴らしてその様子をリアルに伝えてくれます。
お嬢様吸血鬼の家畜になるために
吸血鬼「ユフォリア・リヒュタイン」の家畜になって精気を吸われるお話。

「人間 愚かな人間 あなたのことよ 下衆な人間の男」
ユフォリアはややトーンの低い声で淡々と話す女の子。
人間である主人公に見下すような態度で挨拶をすると
催眠を使って彼を自分の家畜へと作り変えようとします。

催眠は2パート15分30秒間。
まずは目を開けた状態で深呼吸をしながら彼女の言葉に耳を傾けます。

彼女が話す内容は催眠音声ではお馴染みの脱力を促す暗示。
息を吐くタイミングに合わせて最初の数分間は体全体が
その後は腕、肩、背中、足など体をパーツごとに分けて力が抜けるよう働きかけます。

「全身の力を 抜いて ゆっくり ゆっくりと 深呼吸しなさい リラックス するのよ ゆっくり ゆっくりと 深呼吸しなさい」
しかしセリフに「~しなさい」という命令口調を多用しているため
一般的な催眠音声に比べて力が抜ける、あるいは動かしたくなくなる可能性は低いです。
命令や懇願をする言い回しは主に意識がキャッチしてしまい
催眠にとって重要となる無意識に対してメッセージが届きにくいからです。

お次は彼女がこちらの背中に抱きついている様子をイメージしながら
カウントに合わせて催眠状態を深めます。

「からみつく肌が柔らかな快感となって 溶けていく 身体がとろけて あなたとひとつになってしまいそう」
「ぷにぷにして、みずみずしい 女の子の肌の感触 気持ちが良くて もう離れられない」

女性の肌や温もりは男性にとって魅力的であり心安らぐものでもあります。
そのことを利用し、彼女はこちらが自分から離れれらない状況を作り上げているわけです。
先ほどとは方向性の違う面白い脱力のアプローチですね。

深呼吸と並行して分割弛緩でリラックスさせ、カウントで深化するシンプルな催眠です。
主人公がユフォリアの命令に抵抗できないようにすることを目的に
心や体が脱力する暗示を適度に入れることで徐々に力を奪おうとします。
催眠の基本的な流れは問題なく出来上がっていると思います。

しかし、残念ながら本作品の催眠を聴いて深い催眠状態に入れる人は皆無でしょう。
そもそもの時間が短い、技術が簡略化されている
暗示の言い回しやボリュームにやや難があるなど細かい部分もそうですが
催眠の開始から深化の終了まで常に目を開けながら行っているのが最も痛いです。

催眠音声のほとんどで開始直後に閉眼の指示が出ることからもわかるように
目を閉じることによって催眠への入りやすさ、深まりやすさはそれなりに変わります。
それは催眠状態がリラックス+集中している精神状態であり
目を閉じるという行為がその両方にとってプラスに働くからです。

最近「催眠アニメ」という目を開けたまま聴く作品が俄かに出てきていますが
それらは目を開けること、何かを見つめることを利用した催眠の技術をきちんと使っています。
ですが本作品においてはそういった要素は特に無く
むしろ目を開けていることで催眠に入りにくい環境を作り上げてしまっています。

以上のことから非常に厳しいというのが正直な感想です。
血と精を吸われる快感
エッチシーンは2パート19分ほど。
プレイは吸血、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
ドライ、セルフ両方の絶頂形式が登場します。

「わたくしに血を吸われると あなたは心地好い刺激を得られる 血を吸われた個所から全身に 強い快感を味わうでしょう」
催眠によって主人公の心身のコントロールを奪うことに成功したユフォリアは
いよいよ彼の右腕に牙をつきたて、その血を吸い始めます。

エッチは吸血によるドライ、オナニーによるセルフとプレイをひとつに絞り
それぞれ暗示で操作しながら進めていきます。
最初の「ドライ吸血」パートは事前に目を閉じ右腕、左腕、首筋、右足、左足の順に
彼女が血を吸っていく様子を描きながらエッチな興奮を高めていきます。

「右腕が熱くなる 右腕が熱くなる 熱くなる とても熱い 右腕が熱い 右腕が熱い」
吸血という架空のプレイを聴き手に実感してもらうために
彼女は肌や唇が触れた際に熱を感じる暗示を何度も入れてきます。
残念ながら肝心の吸血による快感についてはあまり触れられてはいないのですが
女性に密着されているシチュから性的興奮を促しているのかもしれません。
ちなみに、血を吸う時には控えめなちゅぱ音がしっかり鳴ります。

「全身が灼熱に包まれる 最高の快感が襲ってくる 全身が快感で悶え狂う 意識が真っ白になる」
そして一通り行った後は体全体の血を吸いながらドライオーガズムへと導きます。
淫語や喘ぎ声といったエッチな要素をほとんど使っていないプレイですから
人によって感じ方に随分と差が出るのではないでしょうか。
100%吸血のみでイかせる面白いプレイです。

続く「セルフ搾精」パートはひたすらオナニーする正統派のプレイ。
催眠パートに引き続き目を開けたままおちんちんをしごき続け
彼女の許可が出るまでひたすら射精を我慢します。
プレイ時間が8分くらいなのでそこまでハードというわけではありません。

「ペニスから迸る気持ち良さが血管を駆け巡る からだ全体が熱くなって 沸騰しそうなほどに熱い」
「しこしこ しゅっしゅ ペニスが脈打つたびに からだ全体に快感が広がっていく」

こちらも吸血パートと同じく体にエッチな熱を感じさせたり
射精に向けて快感が高まっていくよう暗示を入れてくれます。
催眠パートで入れた弛緩の暗示を解かずにプレイを始めているのは疑問ですが
催眠音声らしい暗示重視のプレイを行っているところは良いですね。

絶頂はどちらも最後に1回ずつカウントに合わせて行います。
このように、吸血鬼らしさを前面に押し出したプレイが繰り広げられています。
ソフトに調教してくれる作品
吸血鬼による隷属とその儀式としての搾精に催眠を絡めている作品です。

ユフォリアは主人公に会った直後から彼を明らかな奴隷として見ており
半ば命令するような口調やスタイルで催眠誘導やエッチを進めます。

しかし彼が死なないよう血を吸う量をセーブしたり
性的快楽を与えながら精気を吸い取る気遣いもところどころで見られるため
彼女に対する抵抗感はそれほど強烈には湧いてきません。
家畜としてではありますが彼女は彼を必要とし、それ相応のご褒美も与えています。

ですが先ほども言ったように催眠に致命的な問題を抱えているため
これらのプレイを主観的に楽しむのは難しいだろうと私は考えています。
実際に聴いてみたところ意識のぼやけや体の脱力感は特に無く
エッチは普通のボイスドラマを聴いているような気分でした。
催眠音声である以上、一定以上の深さに誘導できる技術を行使して欲しいです。

エッチは催眠がしっかりしていればもっと楽しめたであろう可能性を感じました。
温感特化で感度上昇は少なめですが暗示の入れ方は結構しっかりしています。
だからこそ催眠に対してかなり厳しいことを言わせていただきました。
淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

テーマやエッチの内容が面白い反面、完成度に難があると判断し
今回は以下の点数とさせていただきました。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 50:43

オススメ度
■■□□□□□□□□ 2点


体験版はこちらにあります

追記
本作品は2015年09月02日まで半額の486円で販売されています。
その場合の点数は3点です。

お姉さんに寄生虫を入れられて虜になる催眠音声

サークル「あめいじんぐ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、いつもとは少し違う様子の幼馴染が
催眠を使って主人公に謎の触手生物を植え付け、そのしもべへと作り変えます。

「触手による洗脳」という催眠音声ではあまり見かけないテーマ
最初は優しかった彼女が次第に本性を現すホラーテイストな展開など
ちょっぴりブラックな要素を数多く交えて屈服させられる背徳感を味わわせてくれます。
突然現れた幼馴染の正体とは
幼馴染のお姉さんに催眠をかけられ寄生虫の宿主へと変えられるお話。

「ごめんねー 急に声かけちゃって」
お姉さんは甘く穏やかな声の女性。
主人公に急に会いたくなりやってきたことを申し訳なさそうに告げると
寝ようとしている彼にそのまま自分の話を聞くよう言います。

本作品はタイトル通り謎生物に寄生される快感を
催眠の技術によって聴き手に主観的に楽しませることを目的としています。
途中の展開はもちろん、結末もややバッドな感じになっているため
人を選ぶところもありますが好きならのめり込める魅力も持っています。
プレイをハードにするのではなく自分の行く末に絶望させることで背徳感を煽ってくれます。

催眠は2パート12分30秒間。
まずは仰向けに横になり、目を瞑って深呼吸をしながら
彼女の声に合わせて目を上下左右に動かします。

「なんだか頭が疲れてきたね 少しずつ 考えることもできなくなってきたかな?」
およそ4分30秒間断続的に目を動かし続けるため
後になるほど目の周辺に軽い痛みや疲労を感じるようになるでしょう。
そこへすかさず彼女はこちらの思考や体の自由を奪う暗示を入れてきます。

さすがにこれだけで彼女の言うとおりになる可能性はそんなに高くないのですが
催眠の序盤に用いる技法としては割と効果的だと思います。

お次は長めのカウントを聞きながら腕、胴体、脚、おちんちん、脳の脱力を行います。

「時間が進むほど あなたの肩 腕 手が動かなくなっていく」
ここでは先ほどまで明るかった彼女が本性を現し
意思の無い人形のような無機質な声で心身のコントロールを奪いにかかります。
技法自体は分割弛緩法という催眠音声では非常にメジャーなものなのですが
この演出があるおかげでひんやりとした緊張感が漂っています。

古典系の技法(おそらくは眼球運動法と分割弛緩法)を用いた極めてシンプルな催眠です。
寄生虫に心と体を乗っ取られた気分を味わわせることを目的に
まずは目の運動によって神経の適度な疲労を誘い
それからカウントを交える形で体の主要なパーツを少しずつ脱力させます。
短い時間の中でやることを絞り込み、それらをストレートに進めているところがいいですね。

しかし流れ自体は結構いいのですが最中の暗示がかなり少なく
結果的に体が言うことをきかない気分が味わえる人はそこまで多くないと私は考えています。

まず前半は「上 下 右 左」の指示を与えるところは頑張っているのですが
思考力を奪う暗示は最後のほうで少し言う程度に留まっています。
聴き手に目を動かしてもらうのは暗示を入れやすくするのが目的ですから
そこで暗示をあまり入れないのはそれこそ本末転倒です。

個人的には凝視法のほうが視神経の疲労も誘えるし、暗示も入れやすいので適していると思います。
目の運動にこだわるのならバックでメトロノームを鳴らし、それに合わせて目をゆっくり動かしてもらいながら
リズミカルに暗示を入れるといった方法もあります。

後半は毎回数えるカウントの前後で暗示をほぼ入れていないところが気になりました。
深化を目的としてカウントを数える場合、特にカウントの直後に追い込み暗示を入れるのが有効です。
例えば「腕の力が抜ける、どんどん抜ける、すーっと抜ける、抜ければ抜けるほど催眠が深くなる」などです。
しかし本作品ではカウント後に「乗っ取り完了」と事実を伝えるだけの場合が多いです。

「あなたのおちんちんが寄生虫のものになる 寄生虫の都合のいいように改造される」
あと深化パートにおけるお姉さんのセリフに彼女や寄生虫本位なものが多く
人によってはそれに対して抵抗感を抱くことがそれなりに予想されます。
催眠はお互いの信頼関係が第一ですから、聴き手に嫌な気分を抱かせないことはとても重要です。
それを深化という重要なシーンで彼女自身が自ら損なっているのは大いに疑問です。

まとめますと、全体の流れはいいのですが細部の作りに疑問が残る催眠です。
射精と共に断たれる「人間としての自分」
エッチシーンは3分30秒ほど。
プレイはオナニーのみです。

触手が蠢く際にリアルな効果音が鳴ります。
セルフは有りになります。

「宿主が最初にやることは 寄生虫のために生殖器を刺激して 性的快感を捧げること」
主人公の頭の中に触手を埋め込むことに成功したお姉さんは
その完全な下僕となるための儀式としてオナニーするよう命令します。

エッチはオナニー開始の合図が出てからしばらくしごき
終盤カウントに合わせて射精する至ってシンプルなものです。
しかしこのプレイは単なる射精ではなく寄生虫へのご奉仕。
それを反映して最中は服従のセリフを復唱するなどの行為が登場します。
挿し絵のように彼女とSEXするシーンはありません。

「さぁ 右手でおちんちんを触りなさい 脚は触りやすいように開きなさい」
催眠としては運動支配の暗示を入れてくることが多いのですが
「腕が勝手に動き出し、射精が終わるまで止まらない」とかではなく
上のセリフのように「~しなさい」とストレートに命令する言い回しがされています。
そういう意味では催眠ではなく調教・洗脳プレイと呼んだほうが妥当かなと。

このように、屈服させられたことをわからせるエッチが繰り広げられます。
コンセプトは面白いのだが
触手型の謎生物に自分のすべてを乗っ取られる展開が魅力の催眠風ボイスドラマです。

お姉さんは最初は普通の幼馴染、しばらくすると寄生虫の奴隷として
主人公を仲間に取り込むために催眠を絡めた独特なプレイを行います。
催眠音声と言えば良くも悪くも甘い、優しいテーマを扱った作品が多いだけに
こういう突き落とされる展開にはゾクゾクするものを感じます。
その路線を維持した結末もある種の潔さがあります。

ですがこの作品は催眠音声ですから、聴き手を一定以上の催眠状態へと導き
主人公が味わっている諸々の感覚を主観的に楽しませるのが望ましいです。
そのための道筋に技術的な問題があるのが残念でなりません。
全体的に見て暗示の表現方法やボリュームに難があります。

「あなたの快感は寄生虫のもの あなたが気持ちよくなるのはすべて寄生虫のため」
特に表現方法が聴き手のためではなく寄生虫のためであることを全面的に押し出しているので
ここを「寄生虫のために自分を捧げるのは幸せ」とか
聴き手がなんとなく良さそうに思えるような表現にしてみると
同じプレイでもまったく違った印象を抱く可能性があります。
このあたりは次回作以降でどうなっていくのかに期待したいです。

エッチは心身を支配されたことにどれだけ興奮できるかがカギです。
射精後にも心をさらに突き崩す演出があったりと方向性はしっかりしています。
淫語とくちゅ音ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

テーマ性はあるのだけど催眠音声としての機能面に難があることから
今回はかなり厳しい点数とさせていただきました。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 26:30

オススメ度
■■■□□□□□□□ 3点


体験版はこちらにあります

稲荷神のやすらぎ催眠

サークル「メロン100%」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、やや子供っぽい雰囲気を持つ心優しい神様が
催眠を使って主人公の悩みを取り除いたり性欲解消のお手伝いをします。

「やすらぎ催眠」の名の通り癒しをかなり重視した内容となっており
全編にわたってのんびりと話す彼女の可愛い声や
聴き手にある程度の選択肢を設けた催眠が心にゆとりを与え、リラックスした気分にさせてくれます。
迷い人に心の安らぎを
稲荷神(いなりのかみ)の催眠やエッチなサービスで心身をリフレッシュするお話。

「ん? 君は どうしたの? こんな夜更けにここに来るなんて」
稲荷神はのんびりと話す可愛い声の女の子。
心に安らぎを求めた人が来る場所へと迷い込んできた主人公に声をかけると
彼の悩みを取り除くお手伝いをしてあげます。

彼女は挿し絵の通り人間と狐の両方の特徴を持った容姿をしており
神様らしからぬ人懐っこい態度で常に接してくれます。
声の質が甘いのに加えて、意識して間を長く取りながら語りかけてくれるため
催眠抜きでもなんとなく落ち着くとか眠くなる気分がするでしょう。
テーマの癒しに適した穏やかな空気が終始漂っています。

「一言一言に意識を集中するように聴いてくれてもいいし 音楽を聞き流すように かるーく 耳に入れてくれてもいいんだよ」
また彼女は催眠やエッチを行う最中、至るところで聴き手にある程度の選択権を与えます。
何から何まで催眠者がやってくれるタイプの作品に比べて自由度があり
これも彼女の声に対する受け入れやすさやリラックスを助けています。
適度なゆるさのある催眠といった感じです。

催眠はおよそ31分間。
最初は深呼吸をしたり両手両足の脱力をして心身をリラックスさせます。

「肩の力を抜いて 鎖に釣られた全身を そっと 横たえるように 水の流れに身を任せるように」
「ほら 君の右手の鎖が 音も無く消えていく 消えていく すーっと 砂のように 淡く 淡く 儚く 雪のように」

やってることが至ってシンプルなのに加えて、彼女は聴き手が取り組みやすさを感じるようにと
これらを行う際にわかりやすい比喩を交えてコツを教えてくれます。
一通りやり終えた段階で現在の心身の状態を確認するよう呼びかけてもくれますし
催眠に不慣れな人に対する心遣いが随所に見られます。

お次は緑、青、白、黄など彼女が挙げるいくつかの色から好きなものを選び
それが持つ印象をイメージしながら心地よい気分を全身に広げていきます。

「見渡す限り 青々とした草原の中 心落ち着く色」
「どこまでも飛んでいける 君の心を軽くしてくれる 魔法の羽 不思議な 安心感を持った色」

色は信号など人間の日常生活に密接している要素ですから
皆さんも無意識的に何らかの感覚を抱いているはずです。
それを彼女は活用し、さらに心にプラスに働く感覚を強調することで
癒しの気分を効果的に膨らませようとしてくれます。
候補をいくつか用意しているのも本作品の特徴に沿っていて面白味があります。

「君の心に安らぎが戻りますように 嫌なことを全部忘れますように 包まれて 落ちていく 深く 深く 深いところまで」
そして最後は改めて深呼吸をしながら彼女の声に耳を傾けます。
囁くような優しい声でゆっくりと語りかけてくれる空間は癒しに満ちており
そのまま眠ってしまいたくなるほどの安らぎを感じる人もいるでしょう。

古典系の技法をとことんまでゆっくり施しているゆったりした催眠です。
聴き手の心を解きほぐしリラックスした気分を与えることを目的に
深呼吸や分割弛緩といった催眠音声ではお馴染みの要素を
ゆっくりとした口調で意識的に間を長く取りながら少しずつ進めていきます。

そして合間合間に小休止の意味も込めて聴き手に感覚を実感してもらう時間を設けたり
「~かもしれない」といった婉曲な表現を多めに用いたり
イメージをする際に複数の選択肢を設け、自由に選んでもらったりしています。

あらゆる要素をゆるいもので統一し、その印象によって癒しを与えているわけです。
このおかげでリラックスや眠いといった癒しの感覚がかなり強く得られます。

しかし、比喩やイメージの描写に力を入れるあまり
「力が抜ける」「重くなる」といった心身の変化を促す暗示が少なくなっており
眠くはなっても催眠特有の見えない力で押さえつけられるような不思議な感覚は味わいにくいです。
また〆にあたる深化も「深く」を数回言うだけの極めて淡白なものになっています。

序盤に深呼吸などをして聴き手をリラックスさせるのは
結局のところ暗示を受け入れやすい精神状態に誘導するためです。
その準備に力を入れ過ぎたあまり、肝心の深化が弱くなっているのは本末転倒ではないでしょうか。
最低でもカウントを絡めた前後の暗示でビシッと落とすシーンが1回は欲しいところです。

まとめますと、癒しは感じるけど催眠に入った感覚はいまいち実感しずらい催眠です。
自分のものではない手にしごかれる快感
エッチシーンは17分30秒ほど。
プレイはオナニー(擬似手コキ)のみです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「余計な力が入らないように 君の両手におまじないをかけちゃおうね」
じっくりと時間をかけて主人公に催眠を施した稲荷神は
その効き具合を確認しようと彼の両手にお札を貼り付けます。

エッチは先の脱力で両腕の自由を奪われた背景を利用し
彼女がこちらの両腕のコントロールを奪ってある程度好きに動かしながら
感覚操作の暗示や間接的なイメージによって興奮を促し、射精へと追い込みます。
淫語などのストレートなエロを控えめにした催眠色の強いプレイです。

「頭の中に気持よさが広がると同時に 少し汗ばんできた体 隣にいる私を 意識して 速まる胸の鼓動」
プレイの序盤はオナニーをより楽しむための下準備として
お札を貼られた腕を彼女の声に合わせて上下したり
主に熱や興奮が高まる暗示に耳を傾けます。

催眠パートに比べて時間がかなり短くなっていることもあり
人によっては慌しさを感じるかもしれません。
私の場合腕浮揚はさっぱりでしたが、温感操作は腕の裏あたりが軽くピリピリする感じがしました。

本格的なオナニーをする時間はおよそ8分間。
右手でおちんちんを、左手で別の性感帯を好きにいじらせながら言葉で気持ちを煽ります。

「AV? エッチな本? ゲーム? エッチなサイト? 誰でもいいから ひとつ思い浮かべてみて? そのときの興奮を思い出して欲しいなぁ」
ここでは聴き手が過去に体験した印象的なオナニーをイメージさせ
その時使っていたオカズによって興奮させる変わったアプローチが登場します。
彼女におちんちんをいじられてることを意識させるとか、言葉責めをしてくることはなく
あくまで聴き手が自分自身で気持ちよくなれる環境を整えることに徹しています。

このように、他人に操られている気分を重視したエッチが繰り広げられています。
適度に癒される作品
全体に漂う様々な癒しの要素に魅力を感じる作品です。

稲荷神は主人公を心身共にスッキリした気分で送り出すために
終始優しい面持ちでのんびりと語りかけながら催眠とエッチを進めます。
時間に対してやることが意外に少ないおかげで、文字通り頭を空っぽにしながら取り組める気楽さがあり
慌しい日常生活を送っている人ほどいつもと違ったいい気分が味わえます。

「ゆらゆらと ふわふわと 一緒に眠ろう?」
何より稲荷神自身のほんわかとした佇まいが非常に印象的でした。
エッチのごく一部でちょっぴり意地悪な素振りをするところもありますが
基本的にはこちらが安心できるよう気配りしながら優しい言葉をかけてくれます。
神様なんだけど動物に見られるような子供っぽい側面を持つ愛らしいキャラです。

しかし本作品は催眠音声ですから、癒しの感覚だけでなく催眠状態にきちんと誘導し
それでしか味わえないタイプのエッチを楽しませることも大事です。
その観点で見た場合、いささか難があるというのが正直な感想です。

やはり一番のキーは深化でしょうね。
ここをもっとしっかり行っていれば後のエッチが随分違うものになっていたはずです。
そこに至るまでの過程はしっかりしていたので尚更惜しく思います。
まだ活動を開始されたばかりのサークルさんですから今後に大いに期待したいです。

エッチについては腕のコントロールを奪っていたので運動操作主体でいくのかと思いきや
実際は自由にしごかせて感覚操作やイメージでの感度上昇を促していたところが気になります。
数回寸止めさせてから射精させる流れの方が自然だし抜きやすいんじゃないかなと。
テーマの癒しを重視するなら腕の力を戻して自由にしごかせるのも有りです。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

タイトル通り十分な安らぎを与えてくれる作品です。
仕事で嫌なことがあったなど、リアルに疲れている人には特にお薦めします。

CV:餅よもぎさん
総時間 1:04:15

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は5点。
コスパがいいので+1してあります。

あと本作品の解除音声はそのまま寝る流れになっています。
直後に出かける用事がある人は無料作品などから解除音声を用意し、聴いてください。

2021年4月1日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/85353273.html

催眠音声-ハニーベル

サークル「帽子屋」さんの催眠音声作品。

同サークルさん初の男性向けとなるこちらの作品は
あまあまな声のメイドが長時間に渡る催眠を施してから
ドライ・セルフ両方の要素を交えたエッチでスッキリさせてくれます。

マッサージをしながら催眠誘導を行ったり、ベルの音に暗示を込めて感覚を操作するなど
タイトルを強く意識した個性的な催眠が繰り広げられているのが特徴です。
全編を通じて彼女が至近距離から語りかけてくるシーンが多いのもポイント。
バイノーラル録音ならではの臨場感満点な声や息遣いが安らぎと興奮を与えてくれます。
音を使った癒しのプレゼント
メイドに催眠をかけられてから2種類のエッチを楽しむお話。

「失礼します ご主人様 まだ起きていらっしゃいますか?」
メイドは明るくお淑やかな声のお姉さん。
依頼されていたベルの修理が終わったことをご主人様に告げると
お疲れな様子の彼を気遣って催眠術をかけてあげます。

作品の前にサークルさんについての説明をさせていただきますと
帽子屋さんは主に女性向けで活躍されており、現在のところあちらでは2作品がリリースされています。
そして中の人は今年2月に発売された「ツインズ」を手がけた方ですから
男性向け処女作だからと言ってクオリティが低いといったことはまったくありません。
少なくとも私は大手のサークルさんたちと肩を並べる実力を持っていると考えています。
無料だと「ヤンデレ後輩催眠2」が有名ですね。

本作品はメイドがご主人様に癒しを提供するのを目的に
セリフ以外の要素、具体的にはマッサージと効果音を織り交ぜながら催眠やエッチを進めています。
いわゆる音モノ作品の側面をそれなりに持っており
心地よい音の数々を聴きながらゆっくりと催眠に入っていく感覚が味わえます。

催眠は3パート43分間と長め。
まずはメイドが全身をいくつものパーツ分けてマッサージをしていきます。

最初に行う右腕は手の甲、手のひら、小指から親指にかけて、それから徐々に肩へと
およそ13分もの時間をかけて本当にゆっくりとマッサージをしてくれます。
マッサージらしさを出すために彼女が手を動かす際には水分控えめの水音が鳴るなど
癒し系の同人音声に近い演出がされているのも特徴です。

「右手が解れて 気持ちよくなっていくと 意識もだんだん ぼーんやりしてきますよ」
そして彼女は節目節目で体が温かくなったり心地よさを感じる暗示を入れます。
ここはまだ準備段階なので暗示のボリュームはそこそこに、リラックスを重視している感じなのですが
彼女の声の近さや温かさにも触発されて体が次第にぽかぽかしてくるのを感じます。
右腕が終わった直後に左腕との体温の差を実感するでしょうね。

十分すぎるほどリラックスできた後はいよいよ催眠状態を深めていきます。
ここではタイトルにもなっているベル以外にも時計の秒針や鐘の音が登場し
それぞれをしっかりと聞かせながら言葉を交えてイメージを心に焼き付けていきます。

「ベルが鳴ると 安心する 安心すると だんだん穏やかな気分になってくる この音を聞いているのは心地いい 私の声を聞いているのも 心地いい」
「カチ コチ カチ コチ 少しずつ 小さくなる カチ コチ カチ コチ 意識も うすくーくなっていく」

「チリリン」と風鈴っぽいベルの涼やかな音、「カチ コチ」とリズミカルに刻まれる針の音
そして「ボーン」と懐かしさを感じる鐘の響き渡る音。
どの音も耳に優しく、マッサージの効果も手伝って途中で眠ってしまいたくなるほどに安らぎます。

終盤に差し掛かるとメイドのセリフが一気に減り
これらの音だけで半覚醒状態と催眠状態を往復させる変わったシーンもあったりと
「音」を最大限に活用しながら催眠を深めてくれます。

前半をほぼマッサージ一本に絞り十分すぎるほどのリラックスを味わわせた後
テーマの音に暗示を絡めて催眠を深めるシンプルながらも個性的な催眠です。
ご主人様に癒しの気分を得てもらうのを目的に、まずは催眠っぽさを控えた形で体全体を脱力してから
少しずつ暗示のボリュームを増やすことで聴き手がより深い催眠状態に入れるよう導きます。

おそらく前半は体の火照りや眠気が湧き、後半はそれに加えて体の重さを感じるようになるでしょう。
短時間で一気に転げ落ちるように深化させていたツインズに対し
本作品は催眠に不慣れな人でもついていけるようにとゆっくり、じっくり進めています。
音についてもそれぞれが元から持っている性質を活用しながら使い分けてますし
特に鐘の音を聴いた際に全身に軽い電流が走るのを感じるのではないでしょうか。

まとめますと、大きな癒しを感じながら結構な深さの催眠状態に入れる催眠です。
雰囲気もあまあまで本当に誰でも聴けるとっつきやすさがあります。

ちなみにこの催眠は体験版にまるまる収録されています。
興味を持った方はここだけでも是非聴いてみてください。
音に感度を操作される快感
エッチシーンは3パート39分間。
プレイは乳首責め、耳舐め、手コキ、フェラ、SEX(騎乗位)、キス、オナニーです。

手コキとSEXの際に比較的リアルな効果音が鳴ります。
セルフ・ドライ両方の絶頂形式が登場します。

「今のご主人様は 特別な状態ですから 私の言うことを すべて受け入れられますよ それを 今から体験していただきますね」
ご主人様をエッチに没頭できる深い催眠状態へと導いたメイドは
その確認として新しいベルの音を鳴らしながら彼の感度を上昇させます。

エッチは最初の「性感強化-特別なベルの音」パートで感度を上昇させてから
彼女のリードでドライ→セルフの順にプレイを行います。
ドライとセルフはどちらか片方を聴くのがデフォルトですが繋げてもいいそうです。

「肌の表面がピリピリ痺れたり じわーっと温かくなるような そんな感覚が 広がっていきます」
「性感強化-特別なベルの音」パートで使われている音は、先ほどのベルを豪華にした感じの効果音。
それをセリフの合間に鳴らしながら体の熱が高まる暗示を入れていきます。
催眠パートで生まれた熱をそのまま活用しているだけに
体にヒリヒリ、ピリピリとした熱さを感じるかもしれません。
私の場合は背中でしたが、湧いてくる場所はおそらく人によってまちまちです。

続くドライパートは2部構成。
1回戦は手コキをしながら感度上昇のベルを使って
2回戦は純粋に彼女とSEXをしながらドライオーガズムを目指します。

「今ご主人様を気持ちよくできるのは 私だけですから いーっぱい気持ちよくなってくださいね」
ドライ・セルフ両パートに共通して言えるのはメイドの声が非常に近いこと。
引き続き優しい態度で密着しながら熱っぽい声で暗示を入れたり
SEXの際は一緒になって荒い吐息を漏らします。

野上さんのバイノーラルは現在においてトップクラスのクオリティを持っており
興奮した際の荒い息遣いは生暖かさまで感じられるほどにリアルです。
催眠音声なのでストレートなエロ要素はやや控えめなのですが
彼女の声が生み出す温もりや一体感がそれを十分以上に補っています。
簡単に言えば雰囲気がエロいってことです。

「背筋が痙攣して全身が痺れる! 頭が真っ白になるくらい気持ちいい」
1回戦は正統派の催眠音声に近いプレイ。
中央やや離れた場所で手コキ音を鳴り響かせながら
至近距離で囁いたり、耳を舐めたり、ベルの音を鳴らして更なる感度上昇を促します。
中でも終盤に鳴り始めるベルの音が強烈で、股間が急激に熱くなるのを感じるでしょう。
音でイかされる不思議な体験が味わいやすいプレイです。

「私が舐める音で 頭の中がいっぱいになって 意識が全部塗りつぶされて 気持ちいいっ」
対する2回戦は同人音声におけるエッチに近い内容。
軽いフェラでおちんちんを湿らせてから彼女と一つになります。
ベルの音が一切鳴らない代わりに彼女の激しい乱れっぷりが楽しめますから
先ほど説明した密着感を楽しみたい人には一番お薦めできるシーンです。
フェラ・耳舐め・キスのちゅぱ音も艶があり彼女の愛を感じます。

「なぞるたびに 触れた部分が甘く痺れて その快感が少しずつ 乳首に向かって集まってくる」
「もどかしい 手を動かしたい いじりたくて堪らない」

最後のセルフパートは彼女の指示に従いながらオナニーするオナサポ色の強いプレイ。
カウントを刻みながら感度が高まる暗示を入れたりベルの音を鳴らしながら
適度に休憩を挟む形で少しずつ射精感を高めていきます。

ドライパートに比べると彼女が若干意地悪に振舞ってくれますし
ややMくらいの人が一番楽しめるんじゃないかなと。
といっても寸止めや言葉責めは無く軽く焦らす程度のソフトなものです。

このように、シーンごとに違った特徴を持つプレイが繰り広げられています。
幸せを感じながら気持ちよくなれる作品
全編を通じて感じられる彼女の優しさに心も体も大いに癒される作品です。

メイドは仕事で疲れたご主人様を癒すための手段として
まずは入念にマッサージをしてから本格的な催眠を施し始めます。
マッサージをベースに軽い暗示を入れてリラックスを促してくれるため自然な癒しが得やすく
聴き手がより暗示の受け入れやすい環境を無理なく作り上げています。

その後の深化についても音を織り交ぜている分、暗示だけの時よりも柔らかさがあります。
催眠の目的を考え、それに適した素材選びがされているからこそ癒されるのです。

「お休みなさいませ ご主人様 大好きですよ」
そして何より癒しを感じるのはやはりメイドの存在です。
彼女は相当に付き合いが長いのか、ご主人様に対してもそれほど堅苦しい態度を取らず
親しい友人に対するように柔らかい物腰で接します。

声そのものの柔らかさと温かさ、かける言葉の優しさ、慈しむような親しみを込めた態度。
これらが生み出す雰囲気にもとても落ち着くものがあります。
バイノーラル録音の長所を活かした距離の近さや声のリアルさも手伝って
人恋しい思いをしている人ほどホッとする気分がするのではないでしょうか。
すべての要素が良い形で癒しに収束している作品です。

催眠は序盤のマッサージの入念さが最も印象的でした。
多くの催眠音声では深呼吸や分割弛緩と言うと準備運動的な意味合いが強いのですが
本作品ではそこに十分すぎるほどの時間を割いて心身をしっかりと解きほぐしてくれます。
内容もリアルな効果音を交えた本格的なものですし
最中に入れる暗示のボリュームを減らす反面、方向性を統一して上手に感覚を操作しています。

エッチは個人的にはドライの1回戦目が最も楽しめました。
作品のテーマとも言える「音」を使ってじりじりとエッチな気分を押し上げてくれます。
耳舐めは全パート合わせて15分くらいです。
くちゅ音それなり、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこです。

女性に優しくされる幸せに浸りながら気持ちよくなれる作品です。
癒しを求める人、変わった催眠を聴いてみたい人に特にお薦めします。

CV:野上菜月さん
総時間 1:36:50

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
コスパのよさを考えて+1してあります。

2015年7月11日現在、DLsiteの体験版はchobitのみです。
ダウンロードを希望される場合はサークルさんのサイトからご利用ください。
http://boushiya.net/top.html

2015年7月12日追記
DLsiteでも体験版がダウンロードできるようになりました。

2020年7月27日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/83515431.html

ヒプノホスピタル

サークル「偽薬」さんの催眠音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、一風変わった病院を舞台に
Sっ気たっぷりな女医さんが催眠を交えた奇抜な治療を施します。

純粋な催眠音声よりもドM向けボイスドラマの色が強く
特にエッチシーンでは様々な罵声がこちらの心を抉ります。
女性に見下され、変態的なプレイをしながら射精する屈辱感や背徳感が
リアルではなかなか解消できない精神的な欲求を満たしてくれるでしょう。
心に蓄積しているMな部分を開放するために
お姉さんの催眠を受けてから女医さんにエッチな命令をされるお話。

「それではゆっくり目を閉じて 軽く深呼吸を繰り返します」
物語の進行役を務めるお姉さんは甘く穏やかな声の女性。
音声を聴く際の注意事項を軽く説明した後
自己紹介などの前置きは飛ばして早速催眠誘導を開始します。

催眠はおよそ15分間。
最初は軽く深呼吸を行ってから物語の舞台となる病院をイメージします。

「初めまして そして お待ちしていました」
「あなたはベッドに横になると 病院まで歩いてきたせいか 全身がすごく気だるくなってくる」
ここではお姉さんよりちょっぴりトーンの高い女医さんも登場し
簡単な診察を行ったり、体調改善に効く薬を飲むシーンも登場します。
そしてそれらを描きながら体がリラックスする暗示も入れてきます。

もう少しリラックスを入念に行った後でイメージに持っていったほうが良いとも思えるのですが
病院の様子や女医さんとのやり取りはとてもわかりやすく
お姉さんの穏やかな声の効果もあって心安らぐ気分が湧いてきます。

「両腕は ずっしりとベッドに沈んでいるのがわかる 足もとっても重い」
お次は改めて深呼吸をしながら全身をいくつかのパーツに分け
それぞれに重さを感じさせたり、逆に軽さを感じさせる暗示を入れてきます。
暗示を入れる回数が各1回程度と少ないため、そこまで強烈な脱力感は実感できないものの
入れるタイミングや表現は処女作とは思えないほどしっかりしています。

「すーっと気持ちよくなる 体だけじゃなく 頭の中も中に浮かんでいるように ぷかぷかしていく」
そして最後はお馴染みのカウントを使って催眠状態をさらに深めます。
女医さんの女神のように安らかな声が耳に心地よく
そのまま眠ってしまいたくなるような癒しを感じました。

深呼吸をしてから軽めの脱力へと繋ぎ、最後にカウントで落とすシンプルな催眠です。
聴き手のマゾ心の開放をテーマに、序盤から舞台となる病院のイメージを交え
作品の世界観に浸らせながらリラックスと催眠状態の強化を進めます。

個々の暗示の表現はいいのですが重ね方が少ないこと
催眠の要とも言えるマゾ化の時間やボリュームが少ないことから
残念ながら癒しは感じても、彼女の目的どおりの感覚が得られる人は少ないと思います。

しかし基礎的な部分は結構しっかりしている印象を受けました。
声のかけ方や表現方法がナチュラルで暗示に受け入れやすさを感じます。
製作の経験を積み重ねていくことで、この先化ける可能性を十分に秘めています。

まとめると、軽い眠気はするけど催眠の感覚は得にくいと私は考えています。
M心を執拗に刺激する罵声の数々
エッチシーンは17分ほど。
プレイはオナニー、顔踏み、足舐め、手コキです。

エッチな効果音はありません。
セルフは一応有りになります。

「今日は私が あなたのMの部分だけを 引っ張り出してあげる」
主人公を催眠状態へと導き終えた女医さんは
彼を自分のおもちゃにするための準備として更なるマゾ化の暗示を入れてから
心の準備ができたかどうかを改めて確認します。

エッチからはメインの語り手がお姉さんから女医さんへと変わり
彼女の命令に終始従う形で進められます。
催眠において術者を途中で切り替えるのはあまり良くないことなのですが
声優さんも声質もほぼ同じなので違和感を感じる人はほとんどいないでしょう。

そして今回の治療の目的が「マゾ心の開放と発散」にあるのを踏まえて
ここからは女医さんの態度が一気にSっ気たっぷりの女王様へと変化し
プレイの命令を与えながら様々などぎつい罵声を浴びせかけてきます。


「そうだよね? そうだよねって訊いてるんだよ ほんっと どうしようもないクズだな!」
「ったく 命令なんだからさっさとしろ! このウスノロが トロいんだよほんとに」

怒鳴るような強い語気で汚いセリフを吐きかける姿はまさしくドSそのもの。
M度が高ければ高いほど背筋がゾクゾクする思いがするに違いありません。
ここまで手厳しい罵声をぶつけてくる作品は他だと「ヒプノスレーブ ~Mへの覚醒~」くらいなものです。
優しいお姉さんを演じることが多い伊ヶ崎さんがやられているのも大きなポイントです。

「お前みたいな変態には足で十分なんだよ! ほら 舌全体を使え! もっと丁寧にしろ!」
彼女が繰り出す命令の内容も過激なものばかり。
中でも一旦顔を踏みつけてから足を口に突っ込んで舐めさせるシーンは
足蹴にされている体勢もあって羞恥心や屈辱感を嫌と言うほど煽ってくれます。
Mじゃないと絶対にできないプレイをしてM心をさらに開いていくわけです。

プレイは最初の命令でオナニーを開始し、並行して言葉責めを受けたり足を舐めさせられてから
最後に彼女の手コキに切り替わり、10カウントで射精します。
ノーハンドで射精するのは相当に難しいですし、オナニーを続けるのが妥当でしょう。
プレイの最中に暗示を入れることはなく罵声を浴びせかけるだけですので
おそらくほとんどの人がエッチの最中に催眠が解けていると思います。

このように、罵声を中心としたパワフルで変態的なエッチが繰り広げられます。
ドM御用達の作品
ドMをターゲットにした催眠風ボイスドラマです。

お姉さんと女医さんは主人公が潜在的に持っているマゾの欲求を満たすために
催眠をかけた後にわざときつい言葉責めをしたり屈辱的な命令をします。
とんでもなく突き抜けた内容ですから生半可なMでは到底ついていけません。
しかしモルモットストリップさんあたりの作品が大好きな筋金入りのMならば
むしろ喜び勇んで命令を受け入れたくなるほどのパワーや魅力を秘めています。

「変態が一般人のSEXみたいにマンコの中で慰めてもらえると思ってんのか? するわけねーだろカス!」
多くの作品が詰るような遠まわしな言葉責めをするのに対し
本作品は鈍器で殴りつけるようなストレートな描写を心がけています。
おかげできついセリフなんだけど清清しさがあり、そんなに嫌な気分はしません。
むしろリアルでは滅多に味わえない体験ができたと思う人もいるでしょう。

しかし、本作品を催眠音声として見た場合
これらの罵声は残念ながら催眠にとってマイナスに働いていると言わざるをえません。
ドM心を満たすといってもそれ相応の言い回しやアプローチの方法がありますし
聴いた限りではエッチで催眠の技術を使っていると思われるシーンはほとんどありませんでした。
要は催眠をかけたのにそれをエッチで活かしきれていないのです。
あくまでドM向けのボイスドラマとしてのプレイに留まってしまっています。

「あの薬を飲んだ時点でお前はもう私のペットになってんだよ」
また冒頭に飲んだ薬を催眠そっちのけでプレイに組み込んでいるのも疑問です。
薬を飲んだ結果得られる感覚を、催眠の技術を使って聴き手に伝えてこその催眠音声ではないでしょうか。
テーマは面白いのに形にできていない部分があるのは非常にもったいないです。

催眠は多くの新規サークルさんが使われている技法に病院のイメージを絡めています。
もう少し順序立てて進めていけばもっと深く誘導することも可能だったでしょう。
今回は少々残念でしたが将来に期待が持てるサークルさんだと思ってます。

エッチは罵声にどれだけ魅力を感じるかがすべてです。
催眠に入っている/いないに関わらず好きな人ならとことんハマるでしょうね。
音声作品としてはとってもレアな過激な言葉責めが楽しめます。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

個性的な内容なのですが、催眠音声としての完成度に首を捻る部分があることから
今回は以下の点数とさせていただきました。
何度も言うように罵声のクオリティは本当に高いので
この要素に興味を持った方はとりあえず体験版をお試しください。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 40:07

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

ヒプノアドベンチャー

サークル「.␣ [Dot-Space]」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、催眠をかけられてファンタジー世界の勇者になりきり
その後サキュバスに様々なエッチな攻撃を受ける快感を楽しみます。

混乱・眠り・毒・麻痺などRPGの世界ではお馴染みの状態変化を
効果音を絡めた感覚操作の暗示によって伝えたり、エッチシーンではちゅぱ音を効果的に使うなど
作品の世界を様々な「音」を使って演出しているのが特徴です。

今回は最も時間の長いバージョンでのレビューをお送りします。
勇者になってエッチな責めを味わおう
RPGの世界に入り込んでサキュバスにエッチな攻撃をされるお話。

「ようこそ、ヒプノアドベンチャーの世界へ」
ナビゲーターは明るく穏やかな声のお姉さん。
女性型モンスターにいやらしく弄ばれたい欲求を抱く主人公の望みを叶えるため
催眠を使ってよりリアルにその感覚を味わわせてあげます。

本作品は聴き手にバーチャルな体験を味わってもらうことを目的に
催眠を使って勇者になった後、その世界に住むサキュバスを相手にエッチな戦いを繰り広げます。
「もんむす・くえすと」などで行われているプレイを具現化したと言えばわかりやすいでしょう。
それを反映するかのように作中では彼女が様々な攻撃を繰り出してきます。

催眠はおよそ27分間。
最初は深呼吸や脱力をしてリラックスしながら軽い催眠状態へと入ります。

「息を吐くときは 空気と一緒に身体の余計な力を吐き出して 身体の外に拡散させるイメージ」
主人公がこのサービスを初めて受けることを想定し
彼女は何をするにも簡単なイメージを交えながらわかりやすく心構えを教えてくれます。
深呼吸もただなんとなくするより意識しながら行うほうがずっと効果的です。

「もしかすると今のあなたには 感じられているかもしれませんね ほら おでこの辺りにある 何だかいつもとは違う感覚」
「意識の流れができたから 頭にあるふわふわが ほっぺたの方に流れ込んでいって ぽーっと ほのかに温かくなってくるかもしれません」

その次に行う脱力もまずは深呼吸で得られたリラックス感を頭の中に実感させ
それを顔→首→右肩→右腕→右手と徐々に広げる形で進めています。
言い回しも「~してください」と言いつけるのではなく「~かもしれません」と柔らかい表現が多く
それらが作品全体に穏やかで落ち着ける雰囲気を持たせています。

催眠に不慣れな人でもついていけるよう配慮がされているのがいいですね。
今回紹介したバージョン以外に2回目以降のショートバージョンも用意されていますし
より多くの人に作品を楽しんでもらえるための工夫が随所に見られます。

お次は作品世界の勇者になるための準備として
耳に装着したデバイスから頭の中にデータを流し込む様子を描きながら催眠を更に深めます。
ここからは本作品の重要な要素のひとつ「音」が耳を楽しませてくれます。

「そう これはあなたをさらに深い催眠状態に誘う 不思議な揺らぎをもった音」
一番最初に登場するのはデータを流し込む音。
お湯が沸いている時に鳴る「こぽこぽ」という音に近い音がバックで流れ始め
それのボリュームを微妙に変化させながら催眠が深まる暗示やカウントを入れていきます。
この音には脳波をリラックス状態に誘導するヘミシンクが混じっているらしく、適度な刺激が耳に心地いいです。

「あなたの目の前に現れたのは 柔らかくて今にもこぼれそうな 大きな胸とお尻をもった 美しい女性の姿をしたモンスター」
そして最後は今回のお相手を務めるサキュバスの容姿をイメージし
その声や指示に従いたくなるよう心を誘導します。
ここでもRPGで鳴るような短い魔法の詠唱音を鳴らしながら
それを聞くほど快感が湧いたり催眠が深くなる暗示を入れていくなど
仮想世界での出来事を音を使ってよりわかりやすく聴き手に伝えようとしています。

古典的な技法を作品のテーマに合わせてアレンジしている比較的堅実な催眠です。
専用のデバイスを使ってファンタジーな世界に赴く様子を描きながら
そのひとつひとつに催眠の技術を絡めて徐々に催眠が深まるように誘導しています。
全体的に進め方がゆっくり丁寧であること、ヘミシンク等の効果音を使っていることから現実逃避感が得やすく
それもテーマの勇者化に適しています。

ごく一部、具体的にはデータを流し込むシーンでボリュームを強弱させるところが
差がわかりにくく意図した結果が得にくいように感じることや
エッチシーンのキーとなる魔法の詠唱音に対する暗示の入れ具合が弱いようにも思えるのですが
それ以外の催眠の流れや組み立て方はしっかりしています。
何よりテーマと催眠の親和性・融合度が非常に高く感じました。
様々な魔法で心と体をドロドロに
エッチシーンは7パート43分30秒ほど。
プレイは混乱・眠り・毒・麻痺・魅了の魔法をかけられる、オナニー、SEX(騎乗位)、キス、乳首舐めです。

SEXの挿入時にのみゴムが擦れ合うような効果音が鳴ります。
セルフとドライ両方の絶頂形式があります。

「いろんな魔法でたーっぷり 可愛がってあ・げ・る」
サキュバスは明るく色っぽい声の女性。
催眠の世界にたどり着いた後はナビゲーターから彼女にバトンタッチし
主人公に様々なエッチな魔法をかけてあげます。
ちなみに彼女の声には常に軽いエフェクトがかかっており、何かをする際には例の魔法詠唱音が度々鳴ります。

エッチは彼の願望どおり終始彼女が責め続けます。
最初の4パート17分間は混乱・眠り・毒・麻痺の魔法をかけていくプレイ。
エッチな表現はほぼ無しに、催眠の技術を使ってそれぞれの感覚を伝えようとします。
内容的に作品の世界に浸りながらより催眠を深めるのを目的としているように思えます。

「追いかけるうちに頭がくるくると回って 混乱してくる そう 私の声を聞いていると 頭の中が回る 回る」
中でも一番最初の混乱は彼女の声が小まめに移動したり重なったりすることで
こちらの意識に揺さぶりをかけ、頭の中をぐにゃぐにゃにしてくれます。
声を追えば追うほど平衡感覚を失ったかのように頭の中がぐらついてくるのを感じるでしょう。

他の3つについても眠りは白い光の球を使って安らぎを与える
毒は色っぽい吐息を吹きかけながら力が抜ける暗示を入れる
麻痺は頭を撫でながら体の自由を奪っていく、といったように
それぞれで違うアプローチをしながらその都度暗示を入れてきます。

この4パートはオプション扱いなのでエッチを優先したいのなら飛ばしてもいいですし
催眠の入りが浅いとか、催眠そのものを楽しみたい人はお好みで入れてみるといいでしょう。
個人的には気になったものを1~2個が丁度いいと思ってます。

本格的なエッチが楽しめるのはその後の「魅了」「操り自傷~カウントダウン」「生命吸収」パート。
順番に見つめ合ってからのキス、オナニー、SEXしながらのキス&乳首舐めとなっています。

「私に命令されるというのは 私に愛されているということ とても幸せなこと 私の言う通りにすれば もっと幸せになれる」
「あなたの頭の中のハートから どくん どくんって 絶えず快感が送り込まれて 興奮がさらに高まっていく」

「操り自傷~カウントダウン」パートはオナニーの開始とフィニッシュのタイミングを設定し
その間は彼女が暗示を使って興奮を高める催眠重視のプレイ。
聴き手に声で操作される感覚を味わってもらうためにストレートな淫語をできるだけ避け
バックで「くちゅくちゅ」というセリフを流しながら声に犯される快感を伝えてくれます。

オナニーによる肉体的な快感と意識が混濁している時のようなふわふわした感覚。
この2つの快感を同時に味わいながら射精へと向かうことになるでしょう。
感度上昇の暗示をそこまで入れてこないので射精感はそれほど強烈でもないのですが
精神的な幸福感に浸りながらする分、事後の余韻の長さは結構違います。

「キスの音を聞くたびに 身も心もとろけちゃう キスされるたびに あなたの力が奪われていく」
対する「生命吸収」パートの絶頂形式はドライ。
こちらの上に跨り、挿入した状態でサキュバスが唇・首筋・乳首を舐めまくります。

メインのプレイがSEXでありながらちゅぱ音をかなり重視しており
バックで常にちゅぱ音を鳴らしながらちゅぱ音を聞くほど気持ちよくなる暗示を入れたり
彼女自身がキスをしてエッチな興奮を高めてくれます。
セルフに比べるとエッチな要素を多めにしたプレイですね。
こちらもセルフと同じく最後は10カウントに合わせて絶頂します。

このように、サキュバスの魔法を催眠に例えた一風変わったエッチが繰り広げられています。
世界観がしっかりしている作品
エロよりも催眠の感覚を重視している作品です。

ナビゲーターとサキュバスは仮想世界でのエッチな体験を聴き手が主観的に楽しめるように
まずはしっかりと催眠を深め、それから個々の感覚を暗示や音を使って生み出そうとします。

サキュバスとのエッチと言うと精液をとことん搾り取るハードなプレイが多いのですが
本作品はそれよりも精神的な快楽を追求する傾向が強く
状態変化を通じて彼女に心を操られる気持ちよさを味わわせたり
本番のエッチでもストレートな表現を避けながらイメージによる絶頂を促します。

エロエロな展開を期待して聴くと肩透かしを食らうかもしれません。
しかし催眠の醍醐味とも言える催眠状態に漂う感覚は得やすく
それが肉体面での快楽の不足を十分に補っています。
特に音をトリガーに感覚を呼び起こすアプローチは最近あまり見かけなくなっていますし
作品の舞台になっている仮想世界の雰囲気を出すのにも役立っています。

ただし、催眠部分の最後でも少し書きましたが
エッチシーンにおいて魔法の詠唱音を鳴らしすぎているところだけは引っかかりました。
私はてっきり絶頂シーンなどの肝心なところで使うものと思っていたのですが
何かの行動を開始する/切り替える際などに割とバンバン鳴らしてきます。

音自体がやや甲高いこと、鳴るタイミングが予測不可能なことから
人によってはびっくりするんじゃないかと危惧しています。
そして使用頻度が高い割には音に対するイメージの刷り込みが甘いため
催眠の補助よりも演出としての意味合いが強くなってしまっているように思えます。
使う場所を絞る、あるいはもう少し入念に音への暗示を入れたほうが効果的かなと。

エッチはセルフで擬声語、ドライではちゅぱ音をバックで鳴らし、それと暗示によって気持ちを高めていきます。
かなり独特なプレイなので催眠にどれだけ入れているかで得られる感覚が随分変わるでしょう。
ちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

催眠音声らしい夢を具現化したプレイが楽しめる作品です。
催眠好きな人、女性に弄ばれるのが好きな人にお薦めします。

CV:彩音まりかさん
総時間 1:31:22(最長バージョンの場合。組み合わせによって短くなります)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
コスパがいいので+1してあります。

2024年12月11日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/94325005.html

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