同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

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大人の耳かき催眠専門店・青葉

サークル「カジハラエム」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、浴衣姿がよく似合う上品なお姉さんが
専門店ならではの丁寧なサービスで耳と心の汚れを取り除きます。

同人音声側で根強い人気を誇る耳かきに催眠の技術を絡めた独特な作りが特徴で
彼女は耳のマッサージをしながら暗示を入れてリラックスを促したり
エッチの際にはプレイの前に言葉を使って気持ちがより高まるよう導きます。

癒しにかなり偏っているため抜き目的で聴くにはやや不向きなのですが
催眠のおかげで一般的な耳かき音声よりも癒しの気分が得やすくなっています。
耳を癒されながら催眠の世界へ
大人の耳かき催眠専門店・青葉の店主「榊青葉(さかき あおば)」から癒しのサービスを受けるお話。

「本日は 大人の耳かき催眠専門店・青葉にお越しいただきまして 誠に有難うございます」
青葉は明るくお淑やかな声の女性。
浴衣の日にちなんで浴衣姿でお客に丁寧な挨拶をすると
十二畳ほどの広さの施術室に案内し、お茶とおしぼりを差し出します。

本作品はまず耳のマッサージをしながら催眠状態をある程度深め
その後に耳かき、耳舐め、エッチといったメインのサービスを行います。
耳かきは2013年にブームが巻き起こり、現在でも毎週1本は新作が出ているほどの人気ジャンルなのですが
催眠側ではエロトランスさんの「耳かき催眠」のみと縁遠い状態が続いています。

最初から言ってしまいますと、暗示を入念に入れながら耳かきをする耳かき催眠に対し
本作品は癒しのサービスを主軸に据え、その中に催眠を絡めるといった使われ方をしています。
癒しの効果を高めるサポート役に催眠を活用している感じですね。

部屋に移動してから最初に行うサービスは耳のマッサージ。
揉む、擦る、引っ張るの3つの動作を各2分程度の時間をかけて順番に行います。

耳を揉む際は「スリスリ コシュッ」と滑らかな音を左右交互に
擦る場合は「ススー サスサス」と揉むのに比べて大きなストロークを描きながら
引っ張るときは「スッ スッ」と若干力強い摩擦音を耳の内から外へと左右交互に動かす、といったように
それぞれで音の質感や動きを微妙に変えてサービスを演出しています。

カジハラさんは催眠音声以外に癒し系の作品も作られていますし
どのサービスでも一定以上のレベルの効果音をきちんと使い分けられています。
一切話さず効果音だけを鳴らし続けるシーンもあるなど、ある程度の音フェチ要素も持っています。
若干ノイズが入っているのが残念ですが全体的に音の動かし方はかなり優れています。

その後に始まる催眠はおよそ10分間。
引き続きバックで鳴る耳マッサージの音を聞きながら深呼吸や脱力を行います。

「深呼吸を続けていますと リラックスしていきます 全身の力が抜けていきます 吐く息と一緒にすぅ…っと 抜けていきます」
「全身の凝り固まった筋肉が 一本一本ほぐれていきます 余計な力がほぐれて 抜けていきます」

深呼吸は並行してリラックスを促す暗示を入れる
脱力は全身を一通り軽く意識させるだけのシンプルなものなのですが
事前に約8分近く耳マッサージを受けているおかげで結構なリラックス気分を実感できます。
効果音・深呼吸・青葉の優しい声や暗示など、癒しの要素がぎっしり詰まっています。

「意識が ふわふわして気持ちがいい 眠りに着く直前のように とても気持ちがいい」
「綺麗な風が吹き抜けていきます とても 気持ちがいい 爽やかな初夏の風」

その後はカウントと前後の暗示で催眠をさらに深め
初夏の香りを体に吸い込むイメージを交えながら再度深呼吸をします。
心や体の力を抜くことを重視した内容なので眠気を感じる人がいるでしょうね。

耳マッサージをしながら簡単な技術を使ってリラックスを促すシンプルな催眠です。
サービスの目的である癒しをより効果的に得てもらうことを目的に
効果音と暗示を上手に組み合わせて催眠状態を深めようとしています。

時間が短いことや深化が淡白なことから深い催眠状態に入るのはさすがに難しいのですが
眠気、安心感、清涼感といった癒しの感覚はある程度得られます。
これが先ほど「耳かきやマッサージがメイン、催眠はサブ」と言った理由のひとつです。
様々な音を使った耳のケア
エッチシーンは2パート24分間。
プレイは耳舐め、オナニーです。

オナニーの際に「すっ すっ」とリズミカルな摩擦音が鳴ります。
セルフはもちろん有りです。

「お耳の中を注意深く観察 耳垢の溜まり具合 状態を確かめましたら 虎斑(とらふ)竹から作られた耳かきを差し入れていきます」
お客の耳をマッサージして汚れを取りやすくした青葉は
いよいよ専用の耳かき棒を使って耳の中をお掃除し始めます。

エッチは左耳→右耳の順にまずは耳かき棒のみを使って各8分ほど耳かきを行い
その後耳を舐めたり息を吹きかけながらエッチな気分が高まる暗示を入れ
右耳のお掃除が終わったところで約3分間オナニーをします。
あくまで耳のケアがメインでエッチはオマケに近い位置づけです。

耳かきは「すりゅっ ぐぐっ」と乾いた軽い音が使われており
耳の奥から手前へと繰り返し掻き出すように動きます。
効果音のペースやストロークが1分程度の短い間隔で小まめに変化しますし
音に軽い引っ掛かりがあったり動かし方が慎重だったりとかなりレベルが高いです。
セリフが少ないおかげで効果音そのものを楽しみやすいところもいいですね。

「お耳を転がる度に 気持ちがいい 気持ちがよくて お耳が蕩けていきます 気持ちよさに蕩けていきます」
続く耳舐めも水分高めのちゅぱ音をゆっくりじっくり鳴らし、合間に軽めの暗示を入れる音重視の内容です。
一応耳舐めの後に「おちんちんが勃起する」「エッチな興奮が高まる」といった暗示を入れてもくるのですが
その前の耳かきや耳舐めシーンの暗示が少ない、つまり催眠が途切れてしまっていることから
声に感覚を操作される気分は味わいにくいかなと。

「金玉を揉み撫でるようにしてから おちんちんの竿を優しく握って下さい そうして 上下にピストン運動しましょう」
最後のオナニーは青葉の言うとおりにおちんちんをしばらくいじってから
カウントに合わせて射精します。
時間的に1~2日溜めておいたほうがタイミングよく抜きやすいでしょうね。

このように、耳かきをベースに催眠の要素を取り入れたサービスが繰り広げられます。
耳かき好きなら
耳かき重視の催眠風ボイスドラマです。

耳マッサージ、耳かき、耳舐め、頭部のマッサージなど
一連のサービスを様々な効果音を駆使してわかりやすく表現しています。
中でも耳かきは一線級のサークルさんにはさすがに及ばないものの
それに準ずるくらいのクオリティは十分に持っていると言えます。
そして音に包まれている時間が長いから作品の世界に浸りやすく、その結果癒される気分も得やすくなっています。

対する催眠の要素については個々の技術は特に問題無いのですが
ボリュームが少ない、各サービスとの絡め方がぎこちないといった弱点が見られます。
催眠音声である以上、耳かきの最中でも何らかの形で無意識に働きかけてくれるのが望ましいです。
しかし本作品ではそれぞれの要素を分けて行っているシーンが多いです。

これだけ効果音をたくさん使われているのですから
「この音を聞けば聞くほど催眠は深まり より心地良い感覚が頭の中に広がっていきます」とか
音そのものに暗示を込めていったほうがしっくりくるように思えます。
今後の作品で効果音が催眠により有効活用されることを期待したいです。

「お耳がこねられる度に 男性器がビクンと反応 気持ちがいい 気持ちがよくて おちんちんはビンビン 気持ちよくて全部が蕩けていきます」
オナニーの直前でこういう暗示を入れてくるシーンもあるにはあるのですが
この時点で既に耳舐めが終了しており、再開もされないことからあまり効果は無いかなと。
まずは催眠をある程度深め、その後に上記の暗示を入れてから耳舐めをするのがいいでしょう。
サークルさんもこのへんはまだ試行錯誤されているのかもしれません。

エッチは適度に耳を舐めてからオナニーする至ってシンプルな内容です。
ちゅぱ音そこそこ、淫語とくちゅ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

様々な効果音が耳を楽しませてくれる作品です。
耳かきが好きな人、変わったスタイルの癒し系作品が聴きたい人にお薦めします。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:17:40

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

RE-PRIVATE LESSON~義姉調教~

サークル「KUKURI」さんの無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、血の繋がっていない弟がお姉ちゃんとの親睦を深めるために
催眠を交えたちょっぴり恥ずかしいエッチをします。

女体化音声でありながらセルフパートがあるのが最大の特徴で
彼は感度が上がる暗示を何度も入れながら、自分の前で痴態を晒す羞恥に快感を感じるよう誘導します。
全体的に内容が玄人向けなので、既にある程度の経験を積んでおり
その上で変わった女体化音声に挑戦してみたい人向けの作品と言えます。
素っ気無い弟からの珍しいお願い
弟のあきらに催眠をかけられ目の前でオナニーするお話。

「姉さん 暇そうだね」
あきらはややトーンの低い中性的な声の男の子。
友人との約束をキャンセルされて暇そうにしている姉のゆかりに声をかけると
最近勉強している催眠術の練習に付き合って欲しいと言います。

この二人は戸籍上は紛れもない姉弟なのですが
再婚した両親がそれぞれ連れ添ってきた子供にあたるため血が繋がっていません。
そのため同じ家に住んでいてもあまり話す機会がなくゆかりもそのことを気にかけていました。
そこへ珍しく彼が催眠の練習相手になって欲しいと言い、それに彼女も応えてあげます。

そんなわけで聴き手はゆかりになってあきらに催眠をかけられます。
男性が術者を担当するわけですが、彼の声や口調が少年あたりに留まってますから
一般的な催眠音声と同じ感覚で聴けます。

催眠は2パート13分ほど。
最初の女体化パートは彼のカウントを聞きながら自分がゆかりになった気分になります。

「ゆかり 自分の体を見てみて 女の子になってるのが わかるよね?」
パートの時間が約1分半、さらにカウントに合わせて暗示を入れるだけの極めてシンプルな女体化のため
ここだけで本当に女性になりきるのはさすがに難しいです。
ですがこの先のあきらのセリフがすべて女性に対するもので統一されていますから
ここでひとまず心の準備をして、それから女の子の気持ちを定着させる流れと考えるのがいいでしょう。

その後に始まる本格的な催眠パートは、最初に一点をしばらくじっと見つめてから目を閉じ
少しの深呼吸を挟んでから階段を下りるイメージを交えて何度もカウントを数えます。
KUKURIさんが好んで使われている凝視法を初めとした古典催眠の色が非常に強い内容です。

「目をそらさないでね じっと見つめて そうすると だんだん目が疲れてくる」
「僕の声を聞いていると あなたは 幸せな気持ちになる」

彼の低くぼんやりとした声が耳に心地よく、カウントも数に合わせて適度にトーンやスピードを変化させてくるおかげで
瞼の重さや眠くなる感覚は比較的味わいやすくなっています。

終盤のカウントもゆっくりと時間をかけながら数回行い
その都度合間に「落ちる」「眠くなる」といった暗示を何度も入れてくれます。
時間は短めですが作りが丁寧で落ち着きやすい雰囲気が漂っています。

一番最初に女体化の暗示を入れてから催眠状態を深める変則的な催眠です。
ゆかりになりきり、あきらの声に対して心地よさを感じさせることを目的に
催眠音声でもよく見られる定番の技法を上手に繋げながら段階的に深めていきます。

最近の作品ですと古典催眠+現代催眠のハイブリッド型が多いため
それらに比べると本作品のようなガチの古典催眠は堅苦しさを感じるかもしれません。
ですが技術の運用方法、声の使い方がいずれも優れてますので
催眠音声を既に30本くらい聴いている人ならある程度の深さまでいけると考えています。
その反面、最近聴き始めた初心者は避けたほうがいいかなと。
こういう古典型は人によってかかり具合に結構な差が出ます。

冒頭の女体化も催眠がある程度深まってから行うケースがほとんどですし
女体化音声に挑戦したい人や聴き始めた人にはやっぱり不向きです。
この後行うエッチの内容も考えると女体化音声上級者向けに位置づけるのが妥当です。
弟に体をいじられる快感
エッチシーンは28分間。
プレイは乳揉み、乳首オナニー、オナニー、擬似SEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「ちゃんと返事できたね いい子だ そうだ いい子にはご褒美をあげないとね」
催眠の最後で自分の言うことに従うよう呼びかけ、それを受け入れられたあきらは
ゆかりへのご褒美として目の前でオナニーする許可を出します。

エッチは二人が肉体的に接触するシーンは一切なく
彼が暗示を使って感度を上げながら彼女にオナニーする指示を与えます。
調教がテーマなのですが屈辱的なポーズをとらせるとか、服従のセリフを言うシーンは特にありません。
純粋に感覚を操作されながら気持ちよくなることのみを目指しています。

「乳首が感じる あなたの乳首が 快感に襲われる 乳首の感度が どんどん上がっている」
「弟にいじられて感じちゃう 乳首がビクビクしちゃっておかしくなりそう」

一番最初のプレイは乳揉み&乳首オナニー。
前半は自分で、後半はあきらにいじられていることをイメージしながらいじります。
彼を登場させているのは最後の擬似SEXへの準備でもあるし
他人にいじられたほうが精神的な興奮が高まりやすいからでしょう。
「男性にいじられている」事実を通じて自分が女性であることを遠まわしに自覚させているのもあります。

またプレイ中はカウントを交えながら体が熱くなる暗示を何度も入れてくれるおかげで
後になるほど股間を中心にエッチな熱が高まるのを感じるかもしれません。
淫語やエッチな声を漏らすシーンはほとんどなく技術のみで気持ちよくさせてくれます。

「あなたの腰がゾクっと震える 手が股間のあたりを触るたびにゾクゾクしてくる」
本作品のエッチで最も個性的なのがその後のシーン。
あきらは自分の股間に実際に触れ、性器を慰めるよう指示を与えます。

結論から言うと、このシーンで本当にいじるのは正直お薦めしません。
乳首をいじるだけに留めてその先はイメージで楽しむほうがずっとやりやすいです。
気になって調べてみたのですが女性向けというわけでもないようです。
ただこの内容だと女性の方がエッチをより楽しみやすいのではないかなと思います。

「あなたの頭の中は 快感に包まれる 考えられるものは 快感のことだけ もっと もっと もっと気持ちよく 指を動かすんだよ」
「あそこが 熱くなってくる 爆発しそうなくらい 気持ちよくなってくる」

最後の擬似SEXシーンは自分の指をあきらのおちんちんに見立てて挿入します。
イメージでいいと言った理由は暗示を聴いているだけでも結構股間が熱くなるからです。
フィニッシュも他のドライ系作品と同じくカウントに合わせて絶頂するスタイルですし
そういうプレイとして見る分には普通に楽しめる内容に仕上がっています。

このように、自分を慰める快感を女性視点で楽しむエッチが繰り広げられます。
女体化音声を聴き慣れているのなら
有料・無料どちらの女体化音声にも無いものを持っている個性的な作品です。

あきらは催眠の勉強をする名目でゆかりに近づき
それを行いながら少しずつ自分の声に感じ、従いたくなるよう導きます。
術者が男性、さらには女体化が変則的と癖のある部分もありますが
催眠やエッチの進め方は他の女体化音声とそれほど違いはなく
イメージプレイが主体のドライ系作品として楽しめる余地があります。

催眠もKUKURIさんの場合しゃべるスピードが速すぎる、進め方が強引に感じる作品も一部あるのですが
今回はそういったところも特に無く全編を通じて慎重かつ堅実に進められています。
中でもあきらの声の扱いが上手で催眠に入りやすい雰囲気があります。

ですが最初に女体化を持ってきているところだけはさすがに首を捻ります。
私が聴いている限り、こういうスタイルの女体化は本作品しか記憶に無いですし
実験的な要素があるからこそサークルさんがこの作品を無料にされたのかもしれません。

エッチは女体化でセルフ有りというのは他に無いのではないでしょうか。
イメージ以外だとオナホを用意してそれをいじる選択肢もあるにはあります。
でもドライ慣れしている人ならイメージだけでも楽しめるんじゃないかなと。
無料ですので実際にお試しいただくのが一番でしょう。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

非常に変わったスタイルの女体化作品です。
当サイトでは女体化音声を十分に経験している熟練者にのみお薦めします。

CV:狭霧京さん
総時間 49:38

KUKURI
http://b.dlsite.net/RG07897/archives/1463392.html

お姉ちゃんの性奴隷にされちゃうくちゅちゅぱ催眠

サークル「パルプヒプノティズム」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、優しくてエッチなお姉ちゃんの催眠で性奴隷になった後
いくつかのプレイをしながら性的快感と従う喜びを楽しみます。

総時間のおよそ半分に渡るエッチシーンのみならず
催眠パートにおいてもちゅぱ音を適度に鳴らす変わった作りをしており
彼女はバイノーラル録音ならではのリアルな唾音を鳴らしながら
心と体に温もりやエッチな興奮を伝えようとします。
エッチなお姉ちゃんの性奴隷になろう
お姉ちゃんに催眠をかけられてからエッチな命令に従うお話。

「こんばんは ふふ 会っちゃったね 2人きりで…だね」
お姉ちゃんは明るくて優しい声のお姉さん。
事前の言いつけ通りにおちんちんを晒している主人公にちょっぴり興奮した様子で挨拶をすると
催眠を使ってとっても気持ちいいひと時をプレゼントしてあげます。

催眠は2パート34分ほど。
最初の導入パートは約7分じっくりと深呼吸をしてから
彼女とキスをして唇の温もりを感じます。

「触れる唇の感触で 近くにいるのを感じられる それはとっても心地よいあったかさ 柔らかな日差しを感じているような あったかさ」
タイトルの「くちゅちゅぱ催眠」の通り、本作品はちゅぱ音を鳴らすシーンが意識的に多く用意されており
彼女はこの後も耳を舐めたりキスをして、その都度やや下品な唾音を何度も鳴らします。

残念ながらこれらの音そのものに暗示を込めることがほとんどないため
催眠においてそれほど効果的に働いているわけではないのですが
音の近さや位置がしっかりしているおかげで彼女に寄り添われている雰囲気は十分出ています。

「指先から 手のひら 手首 ひじ 二の腕 右肩まで あったかさが広がっていく」
お次は腕、足、胸、体全体の順に先ほど生まれた温かさを広げていきます。
ここでも部分ごとに何度も「温かい」と暗示を入れており
合間合間に軽い深呼吸をすることもあってリラックスする気分は結構得やすいです。

「気持ち良さを貪欲に求めちゃってる とってもHで いやらしい Hなことばかり考えちゃう」
「お姉ちゃんに一方的に舐められて 感じてしまう キミはマゾ 性奴隷にふさわしい マゾ」

そして最後はここまで育ててきた温かさをエッチな熱へと変えていきます。
彼女が軽めの言葉責めをしてきたり、終盤に性奴隷の契約を結ぶシーンがあったりと
このあたりからだんだんと2人の上下関係が鮮明になっていきます。

ですが彼女の声や態度はテーマと正反対に終始甘く穏やかで
嫌な気分を抱く要素はほとんどありません。
あくまで気持ちいいエッチをするためのスパイスとして用いられています。

入念にリラックスしてから隷属の暗示を入れる比較的シンプルな催眠です。
全編にわたって至近距離から聞こえ続ける彼女の優しい声やリアルなちゅぱ音を活用し
それから連想される人の温もりをいくつかのシーンに分けて少しずつ伝えていきます。
深呼吸や脱力に十分な時間が取られているおかげで癒しの気分は得やすいです。
甘やかしながら奴隷に変えていくアプローチも珍しいです。

しかし催眠としての作りが不完全なことから本作品を聴いて催眠に入れる人は皆無でしょう。
序盤のリラックスや脱力させるシーンまでは割としっかりしているのですが
その後の深化パートにおいて催眠状態を深める技術が特に使われておらず
結果的に少し眠くなったくらいの気分でエッチを迎える可能性が非常に高いです。

エッチな気分を高めたり隷属化を迫る暗示も、結局のところ十分な催眠状態に入っていなければ意味がありません。
その最も大切な部分が破綻しているのが非常に残念です。
3つのプレイでたっぷりちゅぱちゅぱ
エッチシーンは3パート60分間。
プレイは耳舐め、フェラ、オナニー、キス、SEX(騎乗位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフとドライ両方のプレイが登場します。

「それじゃあ 性奴隷のキミへ命令 お姉ちゃんが出す水音をしっかりと聴いてね」
催眠を使って主人公を自分の性奴隷へと作り変えたお姉ちゃんは
その成果を確かめるために彼の耳やおちんちんを舐め始めます。

エッチはご主人様にあたる彼女の指示に従ったり責められる形で進みます。
最初のフェラパートを聴いた後、セルフパートとドライパートにプレイが分岐しており
聴き手はどちらか片方を選択することが推奨されています。
通しで聴くと2時間近くになりますし、無理せずどちらかに絞ったほうがいいでしょう。

ちなみにフェラパートは作品説明では深化パートの後半部分にあたり
最初の10分程度が深化、その後の26分がエッチという構成です。

「亀頭をしっかりと唇で咥えたまま 舌を動かしちゃう おちんちんの敏感な部分に お姉ちゃんのあったかくて蕩けるような舌が擦れる」
本作品のエッチ全体における特徴は客観描写を重視していること。
例えばフェラパートでは最初に6分ほどをかけてプレイの流れを描写し
それからカウントを刻みながら彼女の唇が近づいていく様子を強く意識させます。

舐めながら実況するタイプに比べてちゅぱ音のボリュームが減っているものの
イメージがしやすい分、彼女に舐められている気分は味わいやすくなっています。
イメージ力を重視する催眠音声らしいプレイですね。
そしてボリュームが不足する分、ちゅぱ音を意識的に下品なものにしています。

セルフパートは彼女に見られながらオナニーをします。
オナサポ系作品のように1コキまで縛るタイプではなく
開始と射精のタイミングだけを設定し、その間は彼女が気持ちを煽るセリフを投げかけてきます。

「快感に貪欲になるために 気持ちよさを我慢せずに緩めよう すると最後は すっごく気持ちいい射精が出来るよ」
「お姉ちゃんに精液をかけられるのが気持ちいいね 最低 変態 どうしようもない性奴隷だね」

煽ると言ってもお姉ちゃんはお姉ちゃんのままですから
気持ちよかったら声を出すよう呼びかけたり、軽くM心をくすぐる言葉責めをするくらいに留まっています。
感度上昇の暗示とかは入れてこないのですが
時間が約10分ありますし、その間は基本フリーなのでタイミングを合わせるのはそんなに難しくないはずです。
最後は10カウントに合わせて射精します。

もうひとつのドライパートはSEXがメイン。
お姉ちゃんが馬乗りになって腰を振りながら熱いキスをしてくれます。

「あったかくてぬるぬるのとおまんこに、おちんちん入ったら、絶対キミはおかしくなる」
「抜かれていくと 亀頭はおまんこの中でいっぱい擦れて気持ちいい」

ここでも他のパートと同様におまんこに入れたときの感覚や
抜き差ししたことによる気持ちよさを予め伝えてからゆっくりと腰を上下させます。
同時に交わされる貪るような激しいキス、ちょっぴり熱を帯びた声が艶かしく
奴隷に対する調教とは思えない温かな空気が流れています。
こちらも最後の10カウントに合わせて一回絶頂します。

このように、プレイを絞った密度の高いエッチが繰り広げられています。
甘やかしながら調教してくれる作品
テーマの奴隷化からは想像できないほど癒しの色が強い作品です。

お姉ちゃんは自分の言いなりになった主人公を決して痛めつけようとはせず
口やおまんこを使って一生懸命もてなします。
音声の最初から最後まで穏やかな態度、十分に間を取った口調が徹底されており
催眠パートはもちろん、エッチの最中ものんびりとした雰囲気が漂っています。
プレイ自体も普通の男女が行うものに留まっていますし調教要素はかなり薄いです。

そんな感じで雰囲気は良いのですが、先ほど説明したように催眠音声としては正直とても厳しいです。
表現力が及ばないとかならまだしも催眠として形になりきれていないのはさすがにまずいです。
深化パートがうまくいっていない結果、その先のエッチも主観的に楽しみにくくなってしまっています。
まず催眠がしっかりしていて、その先にエッチを積み上げてこそ初めて催眠音声は成り立つのです。

「お姉ちゃんに見られるのが気持ちいい 言葉で責められるのも気持ちいい 気持ちいい とっても 気持ちいい おちんちん 何度もビクビクして気持ちいい」
もうひとつ致命的な点を挙げさせていただきますと
エッチシーンにおける快感のほとんどを「気持ちいい」のみで表現しています。
例えば上のセリフの「見られる」「言葉責めの」「おちんちんの」気持ちよさは
言葉の上ではどれも同じだけど実際の感覚はまるで違うものです。

「視線を感じるたび恥ずかしさで全身が熱くなり、体中に心地よい電流が走る」
「蔑みの言葉を受けるたび股間に軽い衝撃が走り、ゾクゾクとした痺れが全身を襲う」
「おちんちんの根元がマグマのように熱くなり、先端に向かってジリジリとした熱と快感が込み上げてくる」

私は製作者じゃないのでこの程度の表現しか思いつかないのですが
それでもただ単に「気持ちいい」と言われるよりは違ったものを感じるはずです。
世に名作と言われる作品はこういったところをきちんと伝えてくれます。
まとめますと、サークルさんが暗示によって何を伝えたかったのかをもっと鮮明にして欲しかったです。
ちゅぱ音それなり、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上のことから今回は非常に厳しい点数とさせていただきました。

CV:水嶋せあさん
総時間 共通パート…1:08:16 セルフ…17:10 ドライ…33:41 合計…1:59:07

オススメ度
■■■□□□□□□□ 3点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は2点。
コスパがいいので+1してあります。

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの無料の催眠音声作品。

「父(乳)の日」にちなんで2011年からこの時期に毎年公開されている「ちちのひ」シリーズ。
その第5弾にあたる本作品は、穏やかなお姉さんが催眠とエッチで幸せなひと時を提供します。

催眠・エッチいずれも無料とは思えないほどの高いクオリティを持っており
彼女は様々な暗示で心に幸せな気分を湧き上がらせながら
乳首の感度を上昇させることで乳首オナニーの素晴らしさを教えてくれます。

本作品はプレイの最中で紐を体に巻きつける指示が出ます。
簡単なものでも構いませんのでできればご用意ください。
おっぱいをいじって幸せな気分になろう
お姉さんに催眠をかけてもらってから乳首オナニーを楽しむお話。

「お久しぶり 今日はあなたと気持ちいいこと と~っても気持ちいいこと しましょうね」
お姉さんは甘く穏やかな声の女性。
乳の日にちなんで主人公におっぱいに関するお話をすると
より気持ちいいプレイを楽しむために深い催眠状態へと導き始めます。

本作品はタイトルの通りおっぱいに焦点を当てた内容となっており
催眠誘導後に行うエッチは乳首オナニー一本に絞られています。
すくりぷさんは元々他の作品でも乳首オナニーを取り入れられていたサークルさんなのですが
ここまで乳首に寄った作りをしているのは「ちちのひ」シリーズくらいです。

同人・催眠の両方で乳首開発をテーマにした作品があるように
男性の乳首はいじり続けることで徐々に感度が増していきます。
そういう意味では開発している人の方が楽しみやすいわけですが
本作品ではプレイをしながら暗示を使って乳首の感度を何度も何度も上げてくれますので
むしろ未開発の人の方が快感の変化がより実感しやすい、といったところもあります。
乳首開発に挑戦する第一歩としても割とお薦めできる作品です。

催眠はおよそ17分間。
仰向けに寝転がり目を瞑った状態で、まずは彼女の声を聞きながら体の力を抜いていきます。

「腕と肩を だら~んとすることで とても心が落ち着いてきていますよ」
乳首をいじりながら幸せになることを作品のテーマにしているだけあって
最中のお姉さんの声は常に穏やか。
言葉を区切りながらゆっくりと投げかけられるセリフも柔らかい表現で統一されており
押さえつけられる感じがしない分、なんとなく受け入れやすさがあります。

「私の声がすーっと体の中に染み込む どんどん 染み込む 暖かく包み込まれているような 穏やかで 安心できる」
また彼女は催眠やエッチを進めながらしきりに自分の声に集中するよう呼びかけ
それと同時に暗示を使って声に対して良い印象を抱いてもらえるよう働きかけます。

催眠状態は何か一つのことに集中している状態ですから
それを聴き手に堅苦しさを感じさせない形で伝えているわけです。
といっても音声作品の性質上、聴いていれば自然と集中していくものですし
無理に集中しようとかは考えずに耳を傾けていれば大丈夫です。

「すーっと体が沈んでいくような感覚 意識がすーっと深いところに堕ちていく」
お次は最初の深化として彼女のカウントを聞きながら意識を沈めていきます。
多くの作品にあるような1回ビシッと数えるタイプではなく
短めのカウントを何度も数え、その合間に暗示を入れることで徐々に深めていきます。

すくりぷさんは一時期カウントを一切使わずに催眠を組み立てられていたこともありますし
こういうスタイルでの深化はちょっと珍しいです。
0のタイミングで意識がフッと消える感じがするかもしれません。
このあたりから彼女の言う「幸せな感覚」が心と体に少しずつ広がっていきます。

「さあ 用意していた聖なる紐を 体につけましょう」
「あなたは体を動かしていても 私の声が聴こえると この深い催眠状態を保ったままでいられます」

そして最後は先ほど用意した紐を下乳にくくりつけてから改めて深い催眠へと入っていきます。
ここでも彼女は声を聴くと気持ちいい、幸せになるといった暗示を入れてきます。
催眠状態に漂うことの気持ちよさと声に対する気持ちよさ。
この2つの感覚が合わさって頭の中がぽわぽわするような心地よさを感じました。

技術を駆使して催眠を深めながら声に対するイメージを植えつけるハイレベルな催眠です。
この先のエッチに没頭できる環境を構築することをテーマに
お姉さんは序盤から声に集中し、安らぎや幸せを感じてもらえるよう何度も呼びかけます。

いきなりそう感じてもらうのではなく感覚を徐々にシフトさせながら進めてくれますから
最初は単なる音と認識していた彼女の声に対し
後になるほど「妙に落ち着く」とか違った感覚を抱く人も普通にいるでしょうね。
聴き手をそう思わせるための暗示の表現方法や入れ方が卓越しています。

元々の時間がやや短いため、ここだけで十分な深さにまで入れないかもしれません。
ですがすくりぷさんはエッチをしながら催眠をさらに深める独特のプレイを行うサークルさんです。
本作でもその例に漏れず、プレイが進むほど頭の中がドロドロになるような感覚が強くなります。

まとめると個性があって的確さもある優れた催眠です。
乳首をいじりながらさらに深い催眠の世界へ
エッチシーンは26分ほど。
プレイは乳首オナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りですが射精はしません。

「おっぱいで気持ちよくなりましょうね」
催眠を使って主人公の心を幸せな気分で満たしたお姉さんは
乳首をいじらせながら更なる暗示で心と体を気持ちよくします。

エッチは彼女の声に従いながら自分の乳首を指でいじります。
催眠音声では運動操作の暗示を入れてオナニーそのものを制御する作品もあるのですが
本作品の場合は彼女が乳首の大まかないじり方を指示した後
乳首の感度を高める暗示を断続的に入れてイキやすい環境を整えます。
かなり入念に入れているところを見ると、サークルさんが未開発者でも楽しめる設定にされているようです。

「乳首をこねる指がくるり くるりと回るたび あなたの頭の中も一緒にくるり くるりと回り始めます まるで指で 頭の中をこねこね してるみたい」
そして前項で触れたプレイと並行して行う深化も大きなポイント。
彼女は乳首をいじる軌道や快感を起点にしながら
それを味わうほど更に催眠が深まると暗示を入れていきます。

そもそもある程度の催眠に入っていれば声に対する抵抗心が著しく低下していますし
表現もプレイと絡めているのでとても受け入れやすくなっています。
これによって催眠オナニーにとって重要な「催眠状態を維持しながらプレイする」ことが容易になり
声によって感覚を操作される不思議な体験が味わいやすくなっています。
ニッチなテーマを扱っている作品ですが進め方はかなり大衆向けです。

「紐を両手でゆっくりと持ち上げて おっぱいの表面をなぞるように」
「自分がえっちであることは恥ずかしいことじゃないの むしろ しあわせなこと しあわせを求める為にえっちになるのは当たり前だよね」

プレイが始まってから10分くらい経つと、今度は指ではなく例の紐で乳首をいじるよう言われます。
私は開発済みなので体が軽く跳ねるくらいの気持ちいい電流が走りました。
そしてお姉さんは乳首だけで感じているこちらを見下すことなく受け入れてくれます。
この甘やかしっぷりも幸せな気分でエッチを楽しむのには必要不可欠な要素です。

フィニッシュは彼女が出すトリガーに合わせて連続絶頂をします。
語気が弱めなのでドライの快感はやや小さくなるかもしれません。
私の場合は全身が小刻みに震える感じだったのですが
精神的な充足感がとても大きかったおかげで十分に満足できました。

このように、乳首だけに的を絞った奇抜なエッチが繰り広げられます。
心身が充実する作品
乳首特化による個性だけでなく、催眠音声としても非常にレベルの高い作品です。

「ちちのひ」の名に違わずエッチのすべてを乳首オナニーのみに絞り
いじり方に適度に変化をつけながら段階的に気持ち良さが増すようお姉さんは導きます。
乳首は意識していじらないとその気持ちよさに気づくのは難しいです。
だからこそ彼女はまず十分にいじる時間を用意し、その中で催眠音声らしく暗示を使って感覚を操作します。

未開発の人が一度聴いただけで目覚めることはさすがにないと思うのですが
「いじってみたら結構気持ちよくない?」と思う人もいるはずです。
そんな新しい扉を開くのに十分役立ってくれる作品です。
開発済みの人は言うまでもなくかなり楽しめます。
普段と同じいじり方でも得られる快感が段違いです。

そして乳首オナニーを存分に楽しめる環境作りに催眠の技術を活用しています。
進め方が全体的に丁寧で無理がなく、技術の運用方法も見事と言う他ありません。
乳首で得られる快感以上に脳の心地よさを強く感じるのではないでしょうか。
それはお姉さんの催眠がそれだけ優れていることを表しています。
なんだかんだで催眠重視の内容になっているところにもサークルさんらしさがあります。

「今日 今までの出来事は全く関係ないし 聴き終わってから明日の事も全く関係ないわ この今という時間を 心ゆくまで楽しんで」
個人的にはお姉さん役の月宮さんの演技が非常に印象的でした。
体調を崩されているのか、最近声のお仕事をあまりされていないらしいのですが
ブランクをまったく感じさせない安定した演技をされています。
あまあまな声質も作品のテーマとマッチしていて自然に幸せな気分にさせてくれます。

エッチは隅から隅まで乳首オナニーな潔い構成です。
オナサポとしての色は薄いのであまり堅苦しさを感じずに楽しめるでしょう。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

過去の4作にまったく引けを取らない素晴らしい作品です。
興味を持った方は無料ですので是非ともお試しください。

CV:月宮怜さん
総時間 54:59

すくりぷてっどこねくしょん
http://107baknyuata.blog.2nt.com/blog-entry-187.html

怪しい団体のマインドセッション催眠

サークル「F・A・S」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、とある怪しい団体に潜入取材を試みたライターが
その構成員たちの催眠によって操られてしまう様子を彼の立場になって楽しみます。

前作「サキュバスのエナジードレイン催眠」で好評だったアンビエントテクノに加えて
胡散臭さを匂わせるストーリー、数字に関する印象操作とそれを活用したエッチなど
催眠音声としての個性やクオリティがパワーアップしています。
怪しさ満載の団体を取材するつもりが…
フリーライターが謎の団体員の催眠とエッチによって破滅するお話。

「それではまず 催眠に入りやすくなる 簡単なリラックス運動をしましょう」
案内役のお姉さん(たぶん挿し絵左)はお淑やかで穏やかな声の女性。
音声を聴く際の注意や身の周りの環境などを確認した後
立った状態でちょっとした運動をするよう呼びかけます。

本編を始める前に本作品ではおよそ10分間の準備運動を行います。
内容は肩幅で立ち、左右の手を前後にブラブラさせるだけと至って簡単。
これによって肩や首の筋肉をほぐし、催眠により入りやすくするための環境を整えます。

また最中はバックで「ぶくぶく ぱしゃぱしゃ」と水が湧き上がって弾ける効果音が鳴り続けます。
他にも本編ではヒーリングCDにあるような癒しを感じる音楽がシーンに応じて変化しながら流れるなど
音や音楽を交えながら催眠を進めていく珍しい展開がとられています。
運動・音楽共に誰にでも通用するリフレッシュの手段ですし、かなりの癒し効果が見込める作品と言えます。

本編はフリーライターがたまたま新聞で見かけた広告に興味を持ち
自分の素性や目的を告げず電話で見学を申し込んだところから始まります。
一般的な催眠音声のようにいきなり催眠誘導をするのではなく
キャラやシチュといった背景部分を説明しながら進めるボイスドラマ性も持ち合わせています。

「数字があなたを幸せにする 奇跡の数字 6と0のスピリチュアルパワー 神聖惑星団体」
今回彼が取材を試みるのはこの団体。
数ある数字の中でこの2つを異常なほどに崇拝しているようです。
団体名やキャッチコピーを見た瞬間、妙な胡散臭さを感じた人もいるのではないでしょうか。
これから行う催眠は聴き手の疑念を解き、数字の力をわからせる方向で進められています。

催眠はおよそ28分30秒間。
ライターの最寄り駅で待ち合わせ、彼女の車に乗り込んだ後
例の音楽を聴きながらまずはカウントに合わせて全身の力を入れる/抜くを繰り返したり
窓の外に映る景色をイメージしながら体をパーツごとに脱力していきます。

「リラックスしてきたでしょう? 全身の筋肉がほぐれて 体が少し軽くなったような気がするかもしれません」
事前に長めの準備運動をしてきただけあって、この時点でもう体にうまく力が入らないかもしれません。
最中の彼女の暗示もややぼかした柔らかい表現で統一されており
音楽の効果も手伝ってリラックス状態にあるのが実感しやすいです。

「体に伝わってくる車の揺れや 音がとても心地いい そして 実際に体が揺れるのが気持ちいい」
続く脱力では現在の状況を利用し、車の揺れを感じさせながら行うところが印象的でした。
外の景色を実況する際も「うとうと」「ぼんやり」「ぼーっと」「眠い」などリラックスを促す単語を数多く散りばめており
言葉とイメージの両方から効果的に聴き手の力を奪っていきます。
私の場合は特に左足に強烈な重さを感じました。

そして準備が整ったところで最初の深化シーンへと突入します。
ここでは団体が崇めている数字の一つ「0」を持ち出し
その素晴らしさや力をわかりやすく説明しながらカウントを数える変わった手法が楽しめます。

「0という数字には 何かと掛け合わせるとき すべてを飲み込み 真っ白な空白にする力があるのです」
「ほら 全身からふっと疲れが消える 意識がストンと落ちる 一気に落ちる 落ちる 落ちていく」

催眠音声においてカウントを数える形で深化するケースは非常に多いのですが
「数字が減るにつれて催眠が深まる」と暗示を入れるそれらに対し
本作品は0という数字そのものにイメージを持たせ、その効果によって深化を促しています。

暗示を受け入れやすい精神状態が整っていれば
0を聴いた瞬間、体の中心に電流が走ったような感覚がするかもしれません。
作品のテーマにふさわしい特定の数字をトリガーにした催眠が繰り広げられています。

その後は団体の本拠地へと到着し、軽く催眠を解除してからとある部屋へと移動すると
より上位の構成員と思しき別のお姉さん(挿し絵右)が登場し
彼女がもう一つの数字「6」に関する説明をしながら催眠状態を更に深めていきます。

「あなたは今まで考えたこともないでしょうが 私たちの世界は 6という数字に支配されているのです」
「あなたは 6という数字を感じるたびに 浮遊感も感じることができるようになりました」
DNAや宇宙の構成など具体例を挙げながら6の重要性を語る彼女の言葉は自信に満ち溢れており
ただの数字にしか思えなかった6に対して、ちょっぴり違った印象を抱くようになるかもしれません。
案内役のお姉さんもそれを助けるように6をトリガーに反応を促す暗示を入れてきます。

2人が同時に、あるいは交互に語りかけてくる双子システムも耳に心地よく
頭の中がより一層ぼやける不思議な感覚が広がっていくのを感じるでしょう。

団体の活動拠点へと移動する風景を描きながら0と6の印象操作をしていく個性的な催眠です。
事前の準備運動に長めの時間を割いていることやBGMのおかげでリラックスがとてもしやすく
その後に登場する脱力や深化の暗示を受け入れやすい環境ができています。
肝心の数字も歴史や物質の構造といった事実を先に説明してから進めているため
「なるほど」と納得できるぶん、イメージを掴みやすくなっています。

中でも終盤に登場する「6をどうやって特別な数字に思い込ませるか」が一番の聴きどころです。
0は元々特別な数字ですし、催眠音声では決め手に使われることが多いのでなんとなくわかるのですが
6というある意味中途半端な数字の素晴らしさを尤もらしく語る姿が面白く
催眠がある程度の深さまで入っていれば、この後のエッチでその効果を思う存分実感できます。
結構挑戦的なんだけど印象操作の進め方が非常に上手です。

「右側には オープンカフェで新聞を読みながら うとうとしている人もいます 日も昇ってきて 温かいから眠くなるのも仕方ないですよね」
個人的に印象的だったのが序盤に登場する暗示の表現方法です。
上のセリフは窓の外に映る人々を実況するシーンで登場するものなのですが
他人の描写をする形で聴き手自身にもその感覚を伝えようとしています。

いわゆる現代催眠に登場するテクニックで過去の作品にはあまり見られなかったアプローチです。
以前の良い部分はきちんと押さえ、なおかつ新しい要素を取り入れていく。
サークルさんの製作に対する意欲や向上心の強さが垣間見えます。

まとめますと、王道的な部分をしっかり押さえつつ個性も持たせているレベルの高い催眠です。
暗示の質・ボリューム・表現方法・使い方もしっかりしてますし
催眠特有の脳がとろけるような心地よさを多くの人が感じるでしょう。
数字に心を揺さぶられる心地よさ
エッチシーンは23分ほど。
プレイはカウントに合わせての連続絶頂、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「6の存在を感じるたび あなたの体に快感が流れ込んでいき 蓄積されていくのです」
「あなたの体には 逃げ場のない快感が溜まっていきます そして最後には無の数字で あなたに蓄積した快感を 一気に開放してあげます」
言葉と音楽を駆使してライターを深い催眠状態へと誘導した2人は
その効果を確かめるためにカウントを使って彼を何度も絶頂へと追い込みます。

エッチは案内役のお姉さんが左、もう一人のお姉さんが右に陣取り
左右から別々に語りかけながら彼の心身を操作します。
前半の連続絶頂シーンは数字だけでイキ狂わせる珍しいプレイ。
100カウントを左右で数え上げる/数え下ろすと逆の形で刻んだり
6の倍数をカウントしながら徐々に感度を高め、ある程度溜まったところで0を数えて発散させます。

「送り出された快感は 60秒ごとに回り溶かしていく」
「頭の中にできた快感は ぐるぐると渦を巻き 強くなっていくでしょう?」
最中に繰り出される暗示も双子システムを利用しながら
6カウントごとに入れていくテーマを強く意識した内容です。
これだけ6を前面に押し出されると特別な数字に思わざるを得ません。
6を聴くたびに体がビクンと反応するようになるかもしれませんね。

その後の6の倍数を数えるシーンでは
6と0を上手に使い分けながらおよそ5分間に渡って断続的に絶頂を促してくれます。
これが催眠パートで2つの数字にイメージを持たせた一番の理由です。
絶頂タイミングが不意を突く感じに不規則に設定されていますから
暗示が効いていれば突然体が熱くなったり快感がこみ上げる不思議な感覚が味わえるでしょう。
エッチな要素を若干の淫語だけに留めた催眠音声らしいプレイです。

後半のオナニーは彼女たちに寄り添われながらおちんちんをしごくノーマルなスタイル。
…なのですが、射精した場合のペナルティが設定されているおかげで
射精したい願望とそれを我慢しようとする理性の狭間で葛藤しながら気持ちよくなることができます。

「あなたは自分から堕ちていくの 我慢なんてできず 自分から私たちのモノになっていく」
「気持ちいいことをやめたくない 破壊的な気持ちよさ イっちゃったら破滅しちゃう でもイキたい」
やってはいけないことを犯すのは背徳的だからこそ刺激的です。
その心理を掻きたてるように、そして見られていることを意識させるように
2人は今まで以上に声を近づけながら悪魔の囁きを繰り返します。

怪しい団体に探りを入れるつもりが、いつの間にか屈服させられている。
そんな展開を催眠の技術を使って違和感なく主観的に楽しめるよう演出されています。

このように、タイプのまったく違った2種類の心を堕とすプレイが繰り広げられています。
聴き進めるほど引き込まれていく作品
変わったテーマ、BGMを織り交ぜた催眠誘導、数字を使ったエッチなど数々の魅力を兼ね備えている作品です。

団体関係者の2人は自分たちに興味を持ったライターを確実に取り込むために
その真意を最後まで隠しながら様々な技術を使って徐々に抵抗力を削いでいきます。
聴き始めた段階では胡散臭さしか感じなかった彼女たちに対し
最後のほうになると「声を聞いているのが幸せ」とかいい印象を抱くようになるかもしれません。
声質やキャラに悪意が微塵も感じられないからこそ、その誘惑を断ち切るのは至難の業です。
聴き手が自らそう望むよう心を誘導しているのだから尚更です。

BGMについても同じ曲をだらだらと流し続けるのではなく
シーンに応じて微妙に曲調を変えてきたり、後半に入るとバイノーラルビートらしき振動音まで加わります。
声だけの作品に比べて雑音が聞こえにくいから作品の世界に没頭しやすく
リラックス、集中力という催眠にとって非常に重要な要素の両方をカバーしています。
聴き終えた後はスッキリとした気分を感じるのではないでしょうか。

そしてエッチはどちらも暗示で心を操作するものなのですが
前半は催眠パートで育ててきた数字に対する印象で
後半はそれをまったく使わず性的快感の誘惑と戦わせる形でプレイを進めています。
ドライ慣れしている人は前半、そうでない人は後半の方が楽しみやすいと思います。

私個人は前半の方が催眠音声ならではって感じがして好きですね。
数字というエッチとはほとんど関係ない要素でイカされる快感は格別です。
序盤のリラックスなども踏まえると、サークルさんができるだけ多くの人が楽しめるように
催眠やエッチを組み立てているように思えます。
変態的なプレイも特に登場しませんし、幅広い属性の方が楽しめるところも魅力です。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

一風変わったテーマに挑戦していながら安定したクオリティも持っている総合力の高い作品です。
他のサークルさんには無い個性を数多く持っていますから
作品の内容に少しでも興味を持った方は是非ともお試しください。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 1:14:24

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2020年5月7日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/82862135.html

瞳を覗けば熔かされる

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。

前作「おゆうぎのじかん」から実に1年7ヶ月ぶりの新作にあたるこちらは

魅力的な瞳を持つお姉さんを見つめたり、逆に見つめられながら催眠へと入り
その後エッチなゲームをしながらマゾへと堕ちる快感を楽しみます。

スライドショーを見ながら音声を聴く非常に珍しいスタイルが特徴で
彼女はしきりに自分の目を見るよう呼びかけながら巧みな暗示を叩き込むことで
こちらの心と体の両方をぐにゃぐにゃの状態へと導いていきます。

エッチも一見簡単そうなのですがM心をくすぐるものばかり。
自分で自分を貶め、彼女の言いなりになっていく気分がたっぷりと味わえます。
瞳を見れば見るほど催眠に落ちていく
お姉さんの催眠でマゾ心を開花させ、彼女の奴隷になるお話。

「こんにちは お兄さん これが何なのか わかった上で観てるんだよね?」
お姉さんは明るくて可愛い声の女の子。
彼女自身の自己紹介などはせずに準備が整っているかを確認すると
主人公に自分の目を見るよう呼びかけます。
chandleman












本作品は音声作品では珍しくMP4形式のファイルになっており
再生すると上の画像のような彼女の姿が映し出されます。
そしてセリフやシーンに応じて8パターンくらいに仕草が変化します。
催眠をかけてくれる術者と実際に対面しているような気分が味わえるわけです。

またタイトルからもなんとなく連想できると思うのですが
本作品は「見る/見られる」ことを強く意識させるシーンが随所に登場します。
催眠中は彼女が何度も紫色の瞳を見つめるように言いますし
エッチに入ると今度は彼女がこちらの痴態を見ていることを何度も言ってきます。
目を瞑って聴くことが当たり前な催眠音声ではまさに異例の作品です。

催眠は58分30秒とかなりの長時間。
まずは彼女のどちらかの瞳をじっと見つめながら声に耳を傾けます。
ちなみに本作品は座った状態で聴くのがデフォルトです。

「私の瞳の奥を覗き込むように じーっと見ていると 瞬きがだんだんと増えてくる」
「瞬きに揺さぶられるように 今度は頭までゆらゆらと揺れ始める」

瞳の不思議な彩りやぼんやりとした声が何やら妙に心地よく
瞼の重さや意識の揺れが割と早い段階から実感できるようになります。

「落ちこぼれの生徒みたいに 内容を理解するどころか 起きているだけで精一杯」
「ぽわーんてしてて ぼーんやりしてて ねむーくって とーっても気持ちいい」

また彼女はストレートに「頭が揺れる」と言うだけでなく
退屈な授業で眠くなったときのイメージを持ち出したり、擬声語を交えたりと
様々な方向から聴き手に感覚を伝える暗示を入れてきます。

相性が悪くてどうにも催眠に入りにくく感じた経験がある人ほど
やりやすさや入りやすさを感じるのではないでしょうか。
今まで数々の名作を世に送り出してきたキャンドルマンさんの実力が
今作でもあらゆるシーンで十分過ぎるほどに発揮されています。
全編を通じて暗示の入れ方や表現力がずば抜けて優れています。

お次は本格的な催眠状態へと入る動作として
お馴染みのカウントを数えるのに合わせて目を閉じ、再度のカウントでもう一段階催眠を深め
それから別のカウントで目を開ける動作を2度繰り返します。
目を閉じるのに合わせて画面もしっかり暗くなります。

「心地よい眠りにすーっと落ちていくような 心の奥底に すーっと降りていくような とーっても気持ちいい 不思議な感覚に沈んでいく」
催眠音声では色んな作品で使われている結構メジャーな手法なのですが
キャンドルマンさんなだけあって内容はとてもとても濃厚。
最初のカウントを数える前にはおよそ3分間にも渡る入念な前暗示を入れ
その後も1回目は体の脱力や温かさを感じさせるもの
2回目は体にエッチな熱を沸きあがらせる類の暗示を囁き声で入れ続けます。

「私が近くにいて 自分のことを見ながら 言葉をかけてくれている そう思うたびに そう感じるたびに なんだか胸のあたりに 不思議な温かさがこみ上げてくる」
ここで個人的に最も印象的だったのが1回目の体を温かくするシーン。
上の暗示を入れられた瞬間、胸のあたりに温かいお湯をかけられたときのような
生ぬるい温もりがぶわーっと湧き上がってきました。

言われた直後に実感できるレベルで感覚が大きく変化するのがとても面白いです。
彼女の催眠にかかり、操られているのを実感できた瞬間です。
脱力についてもうまく力が入らないふにゃふにゃな感覚が全身を覆います。

「性欲と羞恥心が また激しく葛藤を始める どちらも 普通の人にあって当たり前のもの」
「そう 君がマゾだから 屈辱に 堕落に 敗北に快感を覚える 卑しく浅ましい存在だから」

2回目は先に述べた熱以外にマゾ心の活性化にも力を入れており
その際一旦理性を活性化させ、エッチな欲求とせめぎ合わせるアプローチがされています。

理性を持った状態で堕ちたほうが普通に堕ちるよりもずっと背徳的です。
彼女は聴き手がマゾの扉を開き、その魅力の虜になるように
わざとそういったスパイスを用意してくれているわけです。

古典催眠の技法をベースに、濃厚な暗示で的確に誘導していく極めてレベルの高い催眠です。
聴き手のマゾ心を表面化させることを目的に、まずはしっかりと深い催眠状態へと導き
それから感覚を徐々にシフトさせる形で核心へと近づけていきます。
やってること自体は至ってシンプルなのですが、暗示のクオリティが桁外れに優れており
彼女に言われたとおりの感覚を実感する人が続出するでしょう。
私も催眠が持つ可能性の素晴らしさを改めて思い知らされました。

テーマとして掲げている「見る/見られる」ことについても
序盤は古典催眠では定番の凝視法を取り入れていますし
その後は瞳を見ることによる集中力の強化や
逆に見られる恥ずかしさによる感度の上昇へと繋げています。
イレギュラーなタイプだからこそ、彼女の存在をすごく近くに感じられました。

まとめると、言葉にできないほどの素晴らしさを持っている催眠です。
暗示の内容的に催眠に不慣れな方でも楽しめると思います。
マゾの世界へ少しずつ引きずり込んでいくエッチ
エッチシーンは36分30秒ほど。
プレイは玉揉み、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「私と精気をかけて ゲームをしない?」
催眠を使って主人公のマゾ気質を強化したお姉さんは
とある3つのエッチなゲームを提案し
それに1つでも勝ったらマゾ心を解消してあげるが
負けた場合は生死に影響を与えないレベルで精気をいただくと言います。

エッチは彼女の提案した3つ(厳密には4つ)のゲームをこなします。
催眠誘導の最後で目を開ける指示が出されるため
常に目を開けたままプレイに取り組むところが少し珍しいですが
かなり入念な催眠を施されていること、ゲーム中も暗示を入れ続けてくれることから
途中で催眠状態が解ける人はそこまでいないと思います。

最初に行うのは「握っちゃダメゲーム」。
名前の通り彼女が10カウントを数える間におちんちんを握らなければ勝ちです。
普通の精神状態なら誰でもクリアできる至って簡単な試練ですね。

しかし彼女は当然のようにカウントの合間に暗示を叩き込むことで
こちらがそれを達成できないような心理状態へと追い込みます。
シンプルながらも催眠らしさが非常に濃いプレイと言えます。

「握りたい気持ちが強くなるほど だんだんと指先の感覚が曖昧になっていく」
「舐め溶かすように指が絡みついて 内側にあるかたーい意思が やわらかーく くにゃくにゃとろとろに溶かされていく」

このゲームのポイントは「おちんちんさえ握らなければOK」なこと。
そのルールを見据えて彼女はまず気持ちが高まる暗示を入れ
それから太もも→金玉の順に優しく撫でる指示を与えます。

暗示ですから催眠に入っていればそれを拒むのはなかなかに困難です。
最後の10カウントで握った瞬間、生暖かい快感が全身に広がるのを感じました。

本作品のエッチは彼女が少しずつ上位の快感を与えるシーンが多く
わざと甘美な快楽を少しだけ与え、より多くを求めたくなるよう自然に心を誘導します。
最終的な決定権を聴き手に委ねているからこそ余計に悪辣に思えます。
サークルさんの過去作「Parasite ~寄生概念~」に似た部分を持っています。

彼女のスタイルが最も色濃く出ているのが2番目の「センズリ猿ゲーム」。
10カウント以内にオナニーを始めなければ勝ちの、これまた単純なゲームです。

「頑張るねぇ それじゃ1回だけ見逃してあげる」
彼女はわざと指定した回数だけおちんちんをしごくことを許し
それによってもっとしごきたくなる欲求を嫌と言うほどに刺激します。
ここまでずっと物理的な責めをしてこなかっただけに
1回擦った瞬間、えもいえない幸せな快感が湧き上がるはずです。
彼女は一見簡単そうなゲームをとても難しいものにすることに成功しています。

残り2つのゲームは言うまでも無くより大きな快感を孕んだプレイです。
快楽に溺れ、彼女のペットに成り下がるのを実感しながら射精する。
Mな人ならたまらない魅惑のひと時が味わえるでしょう。

このように、催眠の技術を使って上手に心を折るプレイが繰り広げられます。
Mであるほど楽しめる作品
催眠・エッチいずれもこの上なく洗練されている名作です。

お姉さんによる濃厚できめ細かな催眠で少しずつ心と体を侵され
気づいたときには自分ではどうしようもないほどまでに主導権を握られてしまいます。
催眠の後に続くエッチもその事実を実感させながら行われていくため
自分が調教され、彼女の言いなりに成り下がった気分がたっぷりと味わえます。

この作品の最も恐ろしいところは
彼女が何をしてくるのかがわかりきっているにも関わらず
それを回避したり乗り越えるのが非常に困難
なことです。

彼女は聴き手が絶対にそうならざるを得ない状況になるように
しかも自分からそう願いたくなるように様々な暗示を駆使して誘導し続けます。
そのキーとなる暗示の表現力がまさに芸術レベルとしか言いようがありません。
まるでサークルさん自身がこのプレイを実際に体験し
得られた諸々の感覚をそのまま言葉にしたかのような的確さを持っています。

聴いてる最中はそのあまりの素晴らしさに魂が震える思いがしました。
こんな体験ができる作品なんてそうそうありません。
キャンドルマンさんだからこそ形にできた作品と言えます。

催眠は処女作「催眠メルトダウン」で使われていた技法を一部取り入れながら
作品のテーマである「視線」を強烈に印象付けてきます。
エッチの内容も考えると、サークルさんがこの作品に原点回帰の思いを込めているのかもしれません。
しかし過去作で培われてきた技術をふんだんに用いているだけあって
催眠に入りやすく、感覚を操作される気分がとても味わいやすくなっています。

エッチはM向けではありますが変態と言うほどではありません。
聴き手の中に潜むマゾ心を吊り上げ、それを的確に膨らませていきます。
堕落する精神的な快楽がオナニーの快感を大きく助け
最後に訪れる射精の快感を普段よりもずっと質の高いものへと押し上げています。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

目を開けたまま聴く奇抜なスタイルによる個性のみならず
純粋な催眠音声としても極めて高い領域にある珠玉の作品です。
価格も2時間で1500円なら別段高いと言うほどでもありません。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは3本目の満点とさせていただきました。

CV:桃華れんさん
総時間 本編…1:43:01 解除…19:31

オススメ度

■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

2016年1月3日追記
昨年12月に画質を改良したバージョンがサークルさんのサイトに掲載されています。
購入者のみがわかるパスワードが必要となります。
http://candlemanhypnosis.blog16.fc2.com/blog-entry-34.html


2022年1月17日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/87548431.html

催眠触手  ~侵食快楽~

サークル「窓際クルセイダーズ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、森の奥に建つとある館を舞台に
優しい女の子が触手を使って普通では味わえない快感を提供します。

全身を拘束して性感帯を刺激する王道的なものではなく
耳の中に触手を入れて脳を直接舐めるという変わったプレイがされており
そのための準備としてテーマに合わせた催眠誘導をしてくれます。
それ以外にもマルチボイスを取り入れたシーンが登場したりと
サークルさんの過去作より一歩進んだ演出がされているのも魅力です。



触手娘の館に向かうイメージをしながら
触手娘の触手に脳を直接責められるお話。

「あらいらっしゃい こんな夜更けに人が尋ねてくるなんて」
触手娘は甘く可愛い声の女の子。
とある森にある彼女の館に迷い込んできた主人公に挨拶をすると
彼の疲れを取り除くために催眠をかけてあげます。

催眠は2パート17分ほど。
まずは下準備として彼女の声に合わせて深呼吸をします。

「疲れると 重りがついてるように 手足が重いですよね だから 動かさなくてもいいんですよ」
深呼吸をしながら体が重くなる暗示を入れてくるのですが
主人公が遠路はるばる歩いてきた背景を利用して
「体が疲れているから重い だから動かしたくなくなる」と言ってきます。

唐突に「体が重くなる」と言ってくる作品に比べて筋道が立っているから
彼女の言葉になんとなく受け入れやすさを感じるでしょう。
「~ですね?」と語尾を若干ぼかしているのもいいですね。
彼女は聴き手に嫌な感じを抱かせないよう、終始柔らかい物腰で働きかけてくれます。

軽くリラックスした後は、主人公がここに至るまでの道筋をイメージします。

「一歩 また一歩 踏み出すたびに 体力が奪われていく 体が 重くなっていく」
暗い森の中、ぬかるんだ地面をあてもなく歩き続けるのは
リアルでも相当に疲れるし不安にもなります。
そんな様子をシーンにぴったりな重苦しい声で描きながら
彼女は何度も何度も手足が重たくなる暗示を入れてくれます。

本作品の催眠は体の重感を操作する暗示が数多く登場しますから
後になるほど主に体の末端部分に重さを強く感じるでしょう。

またこのあたりから彼女以外に同じ声の別のキャラも登場し
左右から不規則に彼女の言ったセリフを一部復唱してきます。
催眠における効果はそれほど期待できるようには思えませんが
不意に聞こえてくる可愛い声が耳に心地よさをもたらします。
双子っぽいけどそれとはまったく違うタイプの演出です。

「そこには私がいる いらっしゃい とあなたを迎える 体からどっと力が抜ける 思考も安心感に支配される」
そして最後にようやく今いる彼女の館へと到着します。
不安な冒険の末にたどり着いたからこそ、そこには大きな安らぎがあり
主である彼女に対しても安心感を覚えます。
そうやって彼女は自然な形で自分に対し信頼を感じるよう巧みに誘導します。

作品の背景に古典系の催眠法を上手に組み込んだ比較的レベルの高い催眠です。
この先行う触手プレイを受け入れてもらいやすくするのを目的に
暗示の内容を手足の重さ、彼女に癒しや信頼を感じることの2点に絞っています。
技術の使い方や暗示の入れ方・表現方法が的確なおかげで
時間が短いにも関わらず体の重さは十分に感じ取ることができました。

サークルさんの過去作に比べて催眠とテーマに親和性があり
それが聴き手と主人公を重ねやすくさせています。
言葉遣いも以前は結構カッチリした、悪く言えば押し付けるような表現が多かったのですが
今回は「~ですよね?」など、やや婉曲な語尾を意識的に使っており
それと誠樹ふぁんさんさんの絶妙な演技が噛み合って
この後触手プレイが行われるとは思えないほどの穏やかな雰囲気が漂っています。

まとめると、今までのサークルさんの中で格別に優れている催眠です。
大手さんにはさすがに届かないけど、それに準ずるくらいのレベルは持っています。



頭の中をかき回される気持ちよさ
エッチシーンは2パート20分間。
プレイは全身舐め、耳舐め、触手責め(脳姦)、オナニーです。

触手が動く際にコリコリとした音の混じった水音が鳴ります。
セルフは有りになります。

「あなたの耳の穴 そこに私のコレを入れて ぐちゃぐちゃにしてしまいたいです」
催眠を使って主人公の手足の動きを封じた触手娘は
彼の美味しそうな耳を見ながら、その中に触手を入れたいと言い出します。

エッチは無抵抗な彼を彼女が触手と舌を使って責め上げます。
触手プレイと言えばKUKURIさんや風呂井戸ソフトさんが
全身を触手まみれにするハードなプレイを扱った作品を作られていますが
本作品は体の外側よりも内側を徹底的に責めます。
リアルでは絶対に味わえない、まさに催眠音声ならではのプレイです。

そして聴き手がこの架空のプレイをできるだけ主観的に味わえるようにと
彼女はいきなり耳に触手を突っ込むようなことをせず
ひとまず耳の外を触手と舌で舐めながら感度が上昇する暗示を入れます。

「快感がぐるぐる巡る 耳が性感帯になっていく 蕩けそうな快感」
催眠誘導の段階で体の感覚に関する準備が特にされていないため
プレイ開始序盤の段階では、それほどエッチな気分は沸いてこないかもしれません。
しかしバックで鳴り続けるちゅぱ音や触手音につられて
顔を中心にだんだんと体が熱くなるのを感じるでしょう。

「なんだか違和感がするでしょ? でも それは嫌な違和感じゃない むしろ あなたは期待に満ちている」
「私に脳みそくちゅくちゅされて 幸せ 気持ちいい」

そしていよいよ右耳から触手が頭の中へと入っていきます。
聴いた限りではグロい表現は一切盛り込んでおらず
ここでも彼女は聴き手の恐怖心を優しいセリフで取り除きながら
触手に犯される気持ちよさと幸福感を伝えてくれます。

ですが触手プレイの感覚を「気持ちいい」とだけ表現するシーンが多く
これだと今回のような架空のプレイがもたらす快感は得にくいようにも思えます。
私も頭ではなくなぜか股間がムズムズしてました。

できれば「頭の中にもやもやとした心地いい痺れが走る」とか
もう少し具体的にどう気持ちよくなるかを伝えて欲しかったです。
最後は短めのカウントを何度か刻んで連続絶頂を目指します。

※2015年5月17日追記
脳姦好きな方のお話によると十分楽しめるとのことです。
私の意見はあくまで属性を持っていない側のものとして捉えてください。


2番目のパートはドライでは物足りなかった人のために
約1分間こちらが自由におちんちんをしごきます。
合間に軽い言葉責めが入るだけで感覚操作は特に行われていません。
射精も明確なタイミングが設定されておらず、セルフパートとしては不完全に思えます。

このように、触手プレイをできるだけマイルドな雰囲気で描いたエッチが楽しめます。



心を開いてくれる作品
どちらかというとエッチよりも催眠誘導に光るものを感じる作品です。

ふとした事情でやってきた主人公に常に温かい態度で接しながら
触手娘は脳内に触手を這わせるというアブノーマルなプレイを
彼自身が受け入れたくなる心境になるよう時間をかけて少しずつ導きます。
深化後に手足が動かせない圧倒的に有利な立場に立ってからも
決して強引に事を運ばず、引き続き彼をもてなしながら己の欲求を満たします。

この全編にわたる優しさ、柔らかさがプレイのヤバさを見事に中和し
最後まで無理なく聴ける、楽しめる空気を作り上げています。
プレイがプレイなのでこういう雰囲気作りはとても大事です。

催眠の技術も以前に比べて明らかにパワーアップしているのがわかります。
おそらく現代催眠の勉強をされているのでしょう。
聴き手の心を解きほぐすのに効果的なテクニックがいくつか使われています。
時間が短いのを考えて目的をきちんと絞っているのも素晴らしいです。

対するエッチはもう一つ何かが欲しかったというのが正直なところです。
今回のプレイは架空なため、普段のプレイ以上に高いイメージ力が求められます。
触手娘は触手を脳内に受け入れる恐怖を取り除くことに力を入れたわけですが
その結果、感度の上昇やプレイそのものの時間が限られてしまっています。

何をやっているのかはわかるけど、それがどういう快感なのかが掴みきれませんでした。
プレイに至るまでの道筋がしっかりしていただけに、ちょっぴり残念です。
くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

催眠音声ではなかなかお目にかかれないプレイに挑戦した意欲作です。
催眠重視の作品が好き、触手好き、アブノーマルなプレイが好きな人にお薦めします。

おまけは両耳舐め3種、両耳舐め+触手音声3種です。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 本編…41:58 おまけ…18:00


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

お姉さんの甘々催眠~早漏、遅漏、どっちがいいの?~

サークル「ラビットラバー」さんの催眠音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、甘いけどちょっぴり意地悪でもあるお姉さんが
催眠をかけてから2種類のプレイで気持いい射精へと導きます。

催眠に関する諸々の感覚がやや得にくくなっている反面
エッチシーンを選択式にし、さらには丁寧なリードをするなど
一般的な催眠音声に比べてオナサポボイスとしての色が強いのが特徴です。



お姉さんの操り人形なって気持よくなろう
お姉さんに催眠をかけられてからオナニーするお話。

「あ いらっしゃーい うふふっ お姉さんに可愛がられに来てくれたんだ」
お姉さんは明るくて優しい声の女性。
気持よくなりたい願望を抱いてやってきた主人公を優しく迎えると
催眠を始める前にちょっとした小話をします。

催眠は2パート14分30秒ほど。
事前に音声を聴く際の環境などの確認をしてから
まずは催眠に入るための準備として深呼吸を行います。

「力が 抜けてくる 体が ぽかぽかしてくるよね」
最初は普通に、しばらくしたら力の入っている部分に意識を向けながら
6分近くに渡って繰り返し行うおかげで
後になるほど軽くまどろむような心地よい気分が沸いてくるでしょう。
お姉さんもそれを手伝うように短めの暗示を入れてくれます。

「君には お姉さんだけ お姉さんだけが 君の世界のすべてなの」
「体があったかい ぽかぽかして気持ちいい 頭がぼーっとしてる それは全部 お姉さんのおかげ」

またお姉さんは聴き手に深呼吸をさせながら
その気持よさは自分の声を聞いているから得られるとも言ってきます。
この後の深化やエッチで声により従いやすい環境を整えるわけです。

2番目の深化パートはいくつかの指示を与えながら
その都度暗示を入れたりご褒美をあげることで幸せな気分にさせてくれます。

「お姉さんの声を聞くたびに 体がピリピリ気持いい痺れに包まれる お姉さんの命令をきくたびに 体が熱くなってしまう」
ここでも先ほどと同様に浮遊感や心地よさを声に結び付けているのがいいですね。
彼女の声自体が優しくゆったりとしたいい印象のするものですし
それを上手に使って従うことへの喜びを教えてくれます。

奴隷とご主人様ではなく操り人形になるあたりに留まっていますし
M性の強い人じゃなくてもそんなに嫌な感じはしないでしょう。
最後に射精のトリガーとなるキーワードを用意しているところも面白いです。

軽くリラックスさせながら暗示を入れていくとてもシンプルな催眠です。
催眠の目的を聴き手の人形化に設定し
まずは深呼吸を長めに行いながら心身を適度にほぐし
その後容易な指示を与え実行させることで自然な関係を築いていきます。
全体的な流れも理に適っていて催眠音声らしさを感じます。

「お姉さんを受け入れて お姉さんに支配されると もっと気持よくなれる」
ですが催眠の割と序盤から「支配」「操る」など棘のある言葉を使っていたり
お姉さん本位のセリフが目立つことから催眠に入れる人はほとんどいないと思います。
私も頭が軽くぼんやりした程度で体の硬直は特になかったですし
催眠に入ったときのような感覚も得られませんでした。

催眠はイメージ的に術者が上位に思われがちですが実際はまったくの逆です。
聴き手が嫌な気持ちを抱かないよう言葉や声のかけ方に細心の注意を払いながら
的確な技術を用いることで初めて催眠状態に誘導することができます。
その大前提とも言える信頼関係の構築方法に対し大いに疑問があります。

技術面についてもまず全体的に暗示のボリュームが不足していること
深呼吸の時間が長いのに吐くタイミングに合わせて暗示を入れるシーンが少ないこと
深化パートでこれといった技術を用いていないこと
テーマが人形化なのに脱力をほとんど行わず、運動支配の暗示も入れてこないこと、など
催眠としての不完全な部分が数多く見られます。

以上のことから「非常に厳しい」というのが率直な感想です。



早漏、遅漏どちらも楽しめるエッチ
エッチシーンは2パート15分。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「そろそろ コ・コ 可愛がってあげないとね」
催眠を使って主人公を自分の声の虜にしたお姉さんは
彼を気持よくするためオナニーの指示を与え始めます。

エッチは終始彼女の声に従いながらおちんちんをいじります。
「早漏ver」「遅漏ver」と2つのパートの内容が完全に独立しており
聴き手はそのどちらかを選んでプレイを行います。

プレイがオナニーのみ、さらには細かい指示を与えてくれることから
オナサポ系の作品が好きな人ほど楽しめる内容と言えます。

また連続して聴けるようにと合間にループ用の音声を挟むこともできます。
カスタマイズ性を持っているところも珍しいですね。

早漏verは名前の通り刺激にとっても弱いおちんちんを持つ人に適したパート。
7分のうち5分は指で裏筋やカリを声に合わせてなぞるソフトなプレイを行い
その後カウントに合わせておちんちんをしごき射精を目指します。
物理的な刺激が弱く合間に淫語などをほとんど言ってきませんから
最低でも3日は溜めておいたほうが楽しみやすいと思います。

「はーい よく我慢できたね えらいぞー」
「うん 上手上手 お射精我慢できてえらいねー」

最中のお姉さんは一部で早漏を軽く貶すシーンがあるものの
こちらが無事射精を耐えたらその都度優しい声で褒めてくれます。
「手が勝手に動く」とか「おちんちんがむずむずしてくる」などの暗示はほぼありませんが
年上の女性に甘やかされながら気持よくなる気分は味わえます。
このあたりも催眠音声よりはオナサポボイスに近い作りです。

「じゃあ お姉さんが シコシコって言ってあげるから それと一緒に手を動かすんだよ?」
対する遅漏verは多少の刺激ではビクともしないおちんちんなのを踏まえて
最初から握り「シコシコ」の声に合わせてリズミカルにしごきます。
ところどころ休憩を挟みながら約8分間刺激を与え続けることから
早漏verの直後に聴くとかなりハードなプレイに感じるでしょう。

ここでは中盤以降に「シコシコ」と催眠の最後に定めたキーワードを
左右から別々に言いながら射精を促す変わった演出が登場します。
彼女にオナニーの一部始終を見られているのを意識しながら
この後出される射精の許可とカウントに向けて気持ちを高めていってください。

このように、同人音声におけるオナサポボイスに非常に近いエッチが繰り広げられます。



オナサポボイスとしてなら
普段よりもほんの少し気持よく射精するのを目的とした催眠風ボイスドラマです。

すぐ暴発するレベルの人から我慢できる人まで射精を楽しめるよう
2つの音声を用意し、その中で極端な違いを持たせたプレイをしています。
最中の指示も一線級のオナサポ作品に続くレベルを持っており
それに従いながらおちんちんをしごいているとある程度の射精感が沸いてきます。
催眠という要素抜きでも抜きやすいサポートがされています。

その反面、本作品を催眠音声として見た場合
処女作なのを考えても改善の余地が多々あると言わざるを得ません。
技術的な不足は製作の経験的に仕方のないことだと思うのですが
「お姉さんが主人公を従わせる」というアプローチは催眠と根本的に相反するものです。
このあたりを次回作以降でどう巻き返していくかに期待したいです。

エッチはぶっちゃけるとほぼオナサポボイスです。
暗示を使って手の動きや感度を操作するタイプのプレイではないので
催眠に入っていてもいなくても快感の違いはそんなにないです。
ループは連続射精できる人ならなんとかってところでしょうか。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上のことから今回は非常に厳しい点数とさせていただきました。

CV:ワカコさん
総時間 共通パート…22:22 早漏ver…9:02 遅漏ver…9:48


オススメ度
■■■□□□□□□□ 3点


体験版はこちらにあります

初恋少女

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、清純な女の子と初めてするエッチを
催眠の技術を使って主人公になりきりながら楽しませてくれます。

テーマに合わせて催眠、エッチいずれも癒しを重視しながら行われており
彼女と時間を共有する喜びをしっかりと感じさせながら
綿密なイメージによって初体験の快感や幸福感をたっぷりと味わわせてくれます。
大人になり、社会に出てからの年月が長ければ長いほど
青春時代に体験したこの甘酸っぱい思いに心が満たされることでしょう。



聴き手に選択権を与えながら進める緩い催眠
お姉さんに催眠をかけられてから少女とエッチするお話。

「それは 意識を 天井に向けることから 始まります」
お姉さんはぼんやりとした穏やかな声の女性。
事前に音声を聴くにあたっての諸注意や必要物の説明をしてから
聴き手を催眠状態へと誘導し始めます。

本作品は「初恋の女性との初体験」をテーマに
彼女が様々な手段を使ってその一部始終を臨場感を持たせながら味わわせます。
KUKURIさんと言えば女体化して触手に陵辱されるなど
結構ハードなエッチで有名なサークルさんなのですが
今回はそういう要素一切無しにあまあま路線を徹底しています。

癒しや幸せを強く感じさせながら催眠とエッチを行いますから
心と体に潤いを求める人なら誰でも聴けるとっつきやすさもあります。
サークルさんの中ではかなり異色の作品ですね。

また本作を聴くにあたって以下のものを準備するようにも言われます。
1、抱き枕あるいは毛布
2、いい匂いのする香水

抱き枕が出てくる時点である程度わかると思いますが
作中ではそれを少女に見立てて実際にプレイするようお姉さんから言われます。
ですから香水はともかく毛布くらいは用意しておくのがいいでしょう。
社会的に死なないように周りの環境にもくれぐれもご注意ください。

催眠はおよそ23分間。
まずはしばらく天井の一点を凝視してから目を閉じ
自分のペースで深呼吸をしながらお姉さんの声に耳を傾けます。

「もし 瞼が開いていたとしても それはあなたが 瞼を開くという行動を 選んだということです」
「最終的に それを受け入れるかどうかを選択するのかは あなた自身なのですよ」

目を閉じた直後に目を開けてみるよう促されるシーンがあるのですが
彼女は目が開いた/閉じたままだったという結果はあまり気にせず
最終的に聴き手がリラックスできればそれでいいと言ってくれます。

他にも様々なシーンで複数の選択肢を用意しながら進めるなど
彼女は至るところで聴き手にある程度の自由を与えながら催眠を行っています。
おかげで聴いているとなんだかえらくゆったりとした心地がするでしょう。
それが初恋相手とのエッチを楽しむのに適した精神状態を生み出す下地になります。
きちんとテーマを見据えながら催眠を組み立てているのが実に見事です。

適度にリラックスした後は現在の自分の状態を確認しながら
彼女の言葉に従って少しずつ催眠状態を深めていきます。

「あなたはそれを楽しみ 面白く 感じるのです それと同時…に あなたの心は 深い深いまどろみ…の 世界に入っていきます」
「深い深い まどろ…みの世界 そこは穏やかで 安らぎに満ちた 静かな世界」

「深い」「安らぐ」など気分がさらにリラックスする単語を暗示に意識的に織り交ぜながら
区切る語句を意図的にずらす独特の言い回しに
体のバランスを軽く崩されたときのような不思議な感覚がすると思います。
でもそれに対してなんだか心地よさも感じるでしょう。
お姉さんは聴き手に催眠に入っていくのを自覚させるようなアプローチをしています。

「光が私の中に入っていく どんどんと 私の中に入っていく」
「光は私の内側へ入っていく 私の意識も内側へ…入っていく」

そして最後はおよそ7分もの時間をかけて彼女に言われたことを復唱していきます。
内容は体が脱力し温かさや心地よさを感じる、といったものなのですが
復唱=自己暗示のスタイルを取っているおかげで
彼女に似たようなことを言われた時よりも大きな変化が実感できるでしょう。

自分自身で催眠状態を深めていくスタイルにしているのも
彼女ができるだけ心にゆとりを持ちながら音声を楽しんで欲しいと思っているからです。
そんな真心がより良い信頼関係を築き、催眠に入りやすい雰囲気を作り上げています。

心地よさや幸福感を感じさせながら深めていく癒しのパワーに満ちた催眠です。
凝視法などの古典催眠の技術と現代催眠の技術がミックスされており
前者は主にリラックスや催眠を深めるのに
後者は聴き手が声に従いやすくなる雰囲気を持たせるのに役立っています。

技術の運用が適切ですし暗示の質やボリュームも十分優れていますから
多くの人がぬるま湯に浸かっているときのような幸せな気分を味わうと思います。
意識がぼんやりしたり眠気を催す可能性も非常に高いです。

サークルさんの過去作「MATERIAL DOLL IN TO THE DEEP」にかなり近い内容ですね。
催眠音声を聴き始めたばかりの方でも似たような感覚が味わえると思います。



初々しさが感じられるあまあまなエッチ
エッチシーンは26分間。
プレイはハグ、キス、乳揉み、乳首責め、手マン、手コキ、SEX(正常位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「あなたは手を引っ張り 少女を引き寄せる そして 優しく抱きしめる」
主人公を無事催眠状態へと誘導した後
お姉さんは挿し絵にある少女とのやり取りを描きながら
暗示を使ってその様子を聴き手に自分のことのように感じさせます。

エッチはこのパートから登場する少女と一緒のベッドで抱き合いながら
少しずつプレイをハードにしていき、最終的には結ばれます。
2人が初体験、しかも対等な立場にあることを考えて
プレイの客観描写、得られる快感の操作、彼女の反応をバランスよく描いていており
不慣れなりにも頑張っている彼らの様子がとてもイメージしやすくなっています。

「それでは 丸めた毛布か抱き枕を ぎゅっと抱きしめましょう」
「少女の体は とても柔らかい 少女から とてもいい匂いがする」

主人公の気分をより強く味わえる大きな要因が
先ほど書いた抱き枕/毛布を使いながらプレイを進めていることです。
素の状態だと恥ずかしいとか白けると思うでしょうが
催眠に入りイメージ力が強化されている状態ならそれほど気にはなりません。
むしろその温かさが彼女の温もりをより強く感じさせてくれます。

プレイについては最初の約18分がキスや愛撫といった前戯にあてられています。
しかし2人が少しずつ心と体を通い合わせていく様子がとても初々しく
自分が若い頃に味わった甘酸っぱい気持ちを十分以上に呼び起こしてくれます。

「そうです 揉むときは 優しく 優しくですよ?」
「あんっ そんなところ はうぅ」

特に少女の裸体に初めて触れるシーンは
女性の扱いに慣れていないのを想定してお姉さんがレクチャーし
その結果可愛い声の少女が恥ずかしがりながら感じる姿が楽しめます。

プレイ中は適度に彼女のエロ可愛い喘ぎ声も聴けますから
雰囲気的なエロさと合わさってかなり興奮できます。
私もキスシーンあたりから股間の勃起が止まりませんでした。
彼女の存在や温もりが強く感じられたからだと思います。

「ズズッとおちんちんが おまんこの中に入りだす ゆっくりと ゆっくりと 少女はあなたを受け入れる」
最も盛り上がるのは2人が初めて繋がるSEXシーン。
緊張気味の主人公を少女が笑顔でリードしながら
おちんちんを少しずつ自分の体内へと導きます。
そして痛みを感じている彼女を今度は彼が慰めながら腰を動かし始めます。

聴き手側はおちんちんを手で握って腰を動かすスタイルになるのですが
ドライ慣れしている人なら無理に合わせずイメージだけで絶頂を目指すのもいいでしょう。
お姉さんもそれらについては聴き手の自由にしていいと言ってくれます。

最中に何度もカウントを数えながらおちんちんの感度を高め
その後訪れる射精の瞬間で得られた快感は格別のものでした。
肉体的な刺激はそこまで強くなくても精神的にはずっと満たされていたからです。
大好きな人と一緒に味わう最高のひと時を見事に演出しています。

このように、幸せな気分の中で射精する充実したエッチが繰り広げられます。



表現力の高さが光る作品
とろけるような甘い心地に浸りながら気持よくなれる良作です。

作品の全編をとことんまで甘く優しい言葉で表現し
聴き手が悪い気分を捨て、初体験気分を味わえるように導いています。
聴いてる最中は脳がとろけるような幸せな気分に浸れましたし
エッチでも興奮状態を維持しながらすんなりと射精することができました。
そして事後は心地よい余韻をいつもより長く感じることができました。

「あなたの中に広がる 温もりと幸せ 広がる 広がる どんどんと 広がっていく 心と体が 幸せに満ちていく」
それはいわゆる後戯の時間がたっぷりと用意されているからです。
本作品はエッチの後におよそ30分の添い寝パートが存在し
そこでは少女の寝息を聴きながらゆっくりと眠りに落ちることができます。

お姉さんは合間に軽めの暗示を入れてくる程度なので
催眠としての意味合いはそれほど高くもないのですが
幸せな気分で音声を聴き終える重要な役割を果たしています。
こういった部分からも癒しのパワーを強烈に感じました。

作品を聴き終えて一番最初に感じたのが
戸惑いや恥じらいといったエッチではややマイナスに働きそうな要素を
敢えてプレイに取り入れ、しかも機能させている表現力の高さ
です。

KUKURIさんは人外系のアブノーマル路線で有名なサークルさんですから
こういう至ってノーマルな作品はそれほど得意ではないだろうとの予想をしていました。
しかし共に初体験の2人が適度に責め手を切り替えながら
お互いがお互いを思いやりつつ気持よくなる様子は極めてリアルで
作品の世界にスッと吸い込まれていくような魅力を持っています。

プレイも2人が何をしているのか、何を感じているのか
そして聴き手にどんな感覚を伝えたいのかが綿密に描かれているだけでなく
催眠音声としてきちんと成り立つレベルでバランスが取られています。
簡単に言えば結構難しいことに挑戦し、うまく成し遂げているということです。
この部分に老舗サークルさんが持つ底力を感じました。

催眠は今まで以上に現代寄りにしてあって十分な個性があります。
テーマを見据えてかける言葉を極力柔らかくしているから嫌な感じがせず
その結果催眠を受け入れやすい環境もできています。
声に従わされるのではなく自分から受け入れたくなる気分にさせてくれます。

エッチはプレイはかなりソフトなのですが雰囲気が飛びぬけていいです。
社会に出てから久しく失っていた異性に対する新鮮さを取り戻してくれたような思いです。
淫語と喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音ごく僅かです。

催眠音声としての完成度の高さ、テーマのレア性や大衆性を踏まえて
今回は以下の点数とさせていただきました。
初恋気分を味わいたい人、心に潤いを求めている人だけでなく
その作風からKUKURIさんの作品を今まで敬遠されていた人にも強くお薦めします。

CV:東めぐみさん
総時間 1:29:19


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点

初恋少女
体験版はこちらにあります

追記
本作品は現在DMMのみで取り扱っています。
そのうちDLsiteでも出ると思うのですがいつになるかはわかりません。

2015年4月26日追記
DMMの作品ページがうまく表示されない場合は当記事のコメントをご覧ください。

2015年4月27日追記
DLsiteでも発売開始しました。
「初恋少女」

2015年5月2日追記
サークルさんの事情によりDLsiteでの販売が終了しています。
期間限定販売だったそうですから今後はDMMのみになると思われます。

2017年2月14日追記
DLsiteでの販売が復活していたようです。

幽霊さんといっしょ 第一部 標準語版

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、何らかの事情で幽霊になってしまった女の子が
主人公と一緒にデートをしたりエッチな事をします。

人間の体から幽霊へと変化していく過程や目的地に到着するまでの様子を
わかりやすく描きながら催眠状態を深めていく独特なスタイルの催眠を行っており
作品の世界に浸りながら体の重さや意識のぼやけが強くなるのを感じることができます。



幽霊になって2人だけの世界に
幽霊さんと2人でデートするお話。

「こんばんは …って言っても 聞こえないか」
幽霊さんは素朴で可愛い声の女の子。
普通の人間には感知できない自分の声に反応してくれた主人公に喜ぶと
そのお礼として気持ちよくなれるデートへと誘います。

この作品は以前紹介した「幽霊さんといっしょ 第一部 関西弁版」の姉妹作品で
タイトルの通り彼女が関西弁で語りかけていたあちらに対し
こちらはお馴染みの標準語で語りかけてきます。

方言で話す催眠音声がほんとんど無いのであちらのほうが個性的ではありますが
こちらは聴き慣れているぶん落ち着きやすい印象を受けます。
内容・価格・声優さんが同じですから皆さんのお好みで選ぶといいでしょう。
両方聴いた限りではやはり雰囲気に結構な違いが感じられます。

催眠はおよそ40分間。
最初は深呼吸をしたり体に力を入れてから脱力したり
手足を上下に動かしたりして体をリラックスさせます。

「手足を下げるとき ふぅ…っと力が抜けるのが 気持ちいいんだよ」
よくある言われた部分を意識するタイプの脱力に比べて
本作の脱力は実際に体を動かすぶん筋肉の解れを実感しやすく
合間に入る暗示も手伝って割と序盤から手足の重さが感じられます。

また彼女が「~しようね」みたいに普通の会話に近い口調で語りかけてくるおかげで
やらされている感じがあまりせず、その声に従いやすくなっています。
良い意味で催眠音声っぽさの無いボイスドラマ的な言い回しを終始心がけています。

体の準備ができた後は心の準備。
ここでは彼女が声をかけてくる位置に意識を向けるという
かなり珍しい方法で催眠を深めていきます。

「ぐるぐる ぐるぐる 声が回る ぐるぐる ぐるぐる 意識が回る」
「意識が ふわふわふわふわ 浮かんでいく 体が ずーんと沈みこんでいく」

左右と中央に小まめに位置を切り替え、スライドさせ、近づいたり遠ざかったりする様子は
さながら追いかけっこをしているように感じられます。
そして声を真面目に追いかけるほど頭の中がぐるぐるするような軽い混乱状態や
頭が妙に重くなる不思議な感覚を覚えるでしょう。
まさに幽体離脱したかのような精神と肉体が分離する感覚です。

そして無事彼女と同じ幽霊になったところで
月明かりの中、彼女に手を引かれながらとあるお花畑へと移動します。

「一歩一歩 足を進めるごとに ふんわりとした心地良さが広がっていく なんだか 開放的な気分 気持ちいい」
「体も 頭も とっても 気持ちいい ムズムズ とろとろ 気持ちいい」

イメージを描きながら「○歩」とカウントを刻んでいくオーソドックスな内容なのですが
セリフに「ぼんやり」「ふんわり」「気持ちいい」などの単語を数多く織り交ぜているため
多くの人が意識のぼやけが強くなるのを感じるでしょうね。

歩いて移動するからか私は追加で足だけが強烈に重くなるのを感じました。
このシーンで自分が催眠にどれだけ深く入れているかを実感できると思います。

幽霊さんと一緒に夜のお花畑に出かけながら催眠を施すレベルの高い催眠です。
古典系の技術を作品に合わせてアレンジし、さらには表現をややぼかすことで
彼女と普通に話しているかのようなボイスドラマに近い雰囲気が出来上がっています。

技術面についても誘導の流れや暗示の質・量共に申し分なく
先ほど説明した声を追いかけるシーンあたりから心と体に大きな変化が感じられます。
そして彼女の表裏の無い優しい声に癒しを感じるでしょう。
時間が長いのでかなりのリフレッシュ効果が得られると思います。
初心者から上級者まで誰が聴いても問題ありません。



幽霊の特性を活かしたエッチ
エッチシーンは20分ほど。
プレイは乳揉み、キス、幽霊さんによる乳首舐め、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「ちょっとだけなら 揉んでも いいよ そう 優しく…ね」
無事お花畑に到着し主人公にソフトなキスをすると
幽霊さんは意を決したように自分のおっぱいをいじるようおねだりします。

エッチは恋人同士に近い関係から責め手が適度に切り替わります。
彼女がエッチに関してそこまで貪欲なキャラではないためプレイはややソフトにし
その代わりに暗示を上手に使って得られる感覚をダイレクトに伝えてくれます。

「ほら もっと 揉んで? そしたら ほら 揉んでる手から 快感が 上がっていく」
「全身 さっきまで胸を揉んでいたときのムズムズに 包まれていく ムズムズが 気持ちいい 気持ちいいムズムズが どんどん広がっていく」

序盤の乳揉みや彼女からの乳首舐めは感度上昇の色が強いプレイ。
幽霊さんの声がエッチに入ると一気に熱っぽくなるのもあり
股間を中心に体が妙に熱くなるのを感じるでしょう。
合間に交わされるゆっくりとした濃厚なちゅぱ音によるキスも心をとろかします。
プレイはソフトなのに反して雰囲気は意外にエロいです。

最も個性的なプレイは一番最後に行うオナニー。
ここでは彼女が憑依しておちんちんをしごく変わったスタイルが採られています。

「最初は やさしーく 握ってー ゆーっくり ゆーっくり 上下に 擦る」
もちろん幽霊だからとりあえず憑依するわけではありません。
彼女は主に腕の動きを制御する類の暗示を入れながら
誰かに実際にしごかれているかのような気分を味わわせようとします。
十分な深さの催眠に入っていれば腕が勝手に動くところまではいかなくても
何かに釣り上げられてる感じとか、動かしていたほうが落ち着く気分がするはずです。

「あぁ なんなのコレ すごい気持ちいい 男の人って こんなに気持ちいいんだね」
初めて味わう男性の快感に酔いしれる彼女の仕草もポイント。
憑依しているということは感覚を共有していることになりますから
当然のように彼女も乱れ、より良い射精に必要な精神面への興奮を与えてくれます。

純粋にオナニーする時間が5分程度とやや短いのが残念ですが
ここまで段階的に気持ちを高めてくれているだけあって射精は十分可能です。
そして普段より1段階上の突き抜けるような気持よさが味わえました。
肉体と精神をバランスよく刺激してくれたからからだと思います。

このように、幽霊らしさを持たせたラブラブあまあまなエッチが繰り広げられます。



癒されるし気持よくもなれる作品
催眠重視なのですがエッチがセルフなおかげで性的快感も十分に得られる作品です。

幽霊さんと夜の散歩をしながら深めるストーリー性のある催眠
そして彼女自身の純真さや温かさが心を大いに潤します。
彼女は随分長い間誰にも相手をされなくて寂しい思いをしていたのでしょう。
主人公と一緒にいるこのひと時に幸せを感じているのが伝わってきます。

催眠自体も彼女の性格を反映するかのように柔らかで取り組みやすさを感じます。
一気に落としてくるタイプではないので催眠を実感しにくいところもあるのですが
後半部分の熱を感じさせる暗示やその後のエッチで得られる感覚など
入り具合を認識できるシーンがいくつも用意されています。
中でも意識のぼやけはかなり強烈に味わえるのではないかなと。

エッチは後半のセルフシーンが一番印象的でした。
やってることはオナニーなんだけどいつもと明らかに違う何かがあります。
それは手の軽さだったり熱だったり性的快感だったり色々あるでしょうが
どれにも言えることは「気持ちいい」ということです。
催眠に不慣れな人でもその変化が味わいやすいプレイだと思います。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。

しっかり催眠に入れて気持よくもなれる万人向けの作品です。
基本的には標準語版、関西弁版のいずれかをお好みで選ぶのがいいでしょう。
価格が500円と良心的なので本当に誰でも聴けます。

CV:星野ゆんさん
総時間 1:10:11


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
関西弁版と書いてる内容にかなりの違いがあるのは
催眠を本格的に勉強する前に書いたレビューだからです。
レビューの精度はこちらのほうがずっと上ですから
関西弁版に興味がある方もこちらを参考にしていただければと思います。

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