同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:セルフ

   ● 仮面屋さいみん
   ● 机の角。
   ● さいみん13000~深海に潜むもの~
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   ● (欝絶頂催眠)催眠STS(性転換)バーチャルレズ体験催眠被レイプ「リリーフレンズ」
   ● 第10弾
   ● 恋人催眠 妄想彼女


仮面屋さいみん

サークル「窓際クルセイダーズ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、心を塗り替えられる特殊な仮面を扱うお店を舞台に
店員さんがそれらを使った非日常的なエッチを提供します。

主人公がつけている「自分」という仮面を外して心を開放したり
動物の仮面をつけてちょっぴり恥ずかしいオナニーをするなど
仮面の特徴に合わせた様々なプレイが登場します。
心の仮面を外してくれるお店
仮面屋の店員さんに催眠をかけられ、その後2種類のエッチを楽しむお話。

「あら いらっしゃいませ 今日は何かお探しですか?」
店員は上品でおっとりした声の女性。
仮面屋に偶然迷い込んできた主人公に丁寧な挨拶をすると
早速ベッドに横になり目を閉じるように言います。

このお店は名前の通り数多くの仮面を扱っており
それらは顔につけるだけで絵柄通りの人格に心が塗り替えられる特殊な力を持っています。
リアルでも仕事とプライベートでまったく違う顔を見せる人がいると思います。
その感覚を仮面に例え、いつもとは違った自分を体験してもらうのが目的です。

最初から言ってしまうと催眠、エッチいずれもイメージ力を重視しています。
ですからそういうのが苦手な人だと楽しみにくいかもしれません。
イメージ自体は誰にでもできる簡単なものばかりです。

催眠は3パート28分30秒間。
ベッドに横になり目を瞑った状態で軽く深呼吸をした後
地下へと続く階段を下りていくイメージをします。

「すとん、と 小さな浮遊感を感じながら あなたは 一段一段ゆっくりと下りていく」
「温かい光が周りを囲んでいて 安心感がじんわりと広がっていきますね」

階段を下りる際に得られる僅かな浮遊感
そしてレンガ作りの壁にかけてある温かな光。
そういった心に安らぎを感じる描写を数多く取り入れながら彼女は語りかけてきます。

催眠において階段を下りるイメージは多くの作品で登場しますし
誰にでもイメージできることから催眠音声経験者はこれだけでも軽くトランスに入るかもしれません。
母性を感じる柔らかさに満ちた店員の声や口調にも癒しを感じます。

「歩いていくうちに 肩から手の先まで すとん、と力が抜けて ぼやけていきます」
しばらくすると彼女はよりリラックスできるように体を脱力させる暗示を入れ始めます。
階段を下りながら脱力するというのも奇妙に思えるでしょうが
力が入らなくなる、というより階段を下りる以外のことをしたくなくなる表現がされています。
階段を下りることに集中・没頭させ、その結果リラックスを促すといったアプローチです。

続く深化パートは階段を下りた先にある仮面屋に入り
彼女の手に引かれて奥にある仮面置き場へと移動します。

「深く深く 下りていった まっさらな世界 少し暗くて だけど 確かな明かりがあるから とても心地いい」
やってることは前のパートにかなり近いのですが
カウントや深化の暗示が増えているため意識のぼやけが強くなるかもしれません。
心と体の状態を一旦リセットし、新しい自分に生まれ変わりやすい環境を整えてくれます。

「常識 理性 あなたが快感を得るのに邪魔なものすべて 外してあげます」
「体がそのまま性感帯になったみたい 外気より 鮮明に感じる 気持ちいい 気持ちいい」

そして最後の暗示パートで自分が今つけている仮面を取り外すイメージをします。
リアルで色々抱えている人ほど聴いたときにスッキリするでしょうね。
仮面を心の足かせに例え、イメージを使ってそれを解きほぐしています。

仮面屋にたどり着き仮面を外すまでの様子に技術を絡めたシンプルな催眠です。
聴き手を他の仮面をつけられるまっさらな心と体にするのを目的に
階段を下りる、仮面を外すイメージに催眠が深まる暗示を絡めて語りかけています。

「力が抜けるということは 頑張る必要がないこと それって とっても安らかで 気持ちいいですよね」
特定の暗示を重ねるのではなく、イメージの中に込めて言う散りばめ式の入れ方をしているため
最後のほうになって気づいたら催眠に入っていた感覚がすると思います。
私の場合は途中から右腕だけが妙に重たくなりました。
サークルさんの過去作に比べると暗示の表現力がパワーアップします。

まとめると、わかりやすいイメージを主体にした取り組みやすい催眠です。
他の仮面をつけてなりきりながら
エッチシーンは2パート41分ほど。
プレイは全身愛撫、キス、全身舐め、乳首オナニー、擬似交尾、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「つんつん つんつん うふふっ 気持ちいいですか?」
催眠を使って主人公を心だけのまっさらな存在に作り変えた店員は
まずは敢えて仮面をつけずにその体を触ったり舐めたりします。

エッチは最初がドライ、次がセルフと絶頂形式を切り替え
その中にテーマの仮面を絡めたプレイがいくつも登場します。
一般的な催眠音声と大きく異なるのはプレイごとに聴き手の姿が変わることです。
それらの生き物になりきって楽しむ風変わりなエッチをしています。

ドライパートは仮面が無い状態ということで
聴き手は魂のような真っ白な球体の姿をしており
彼女が抱きついたり舐めたりしてソフトな刺激を与えます。
仮想的なプレイなのでやはりイメージ力が重要になります。

「白い球体の中に 私の舌がするっと入って 一番感じるところを舐め回すんです」
催眠音声を色々聴いている人ならどんなプレイか掴めそうではありますが
パートで投げかけられる彼女のセリフの多くが状況説明に費やされており
それらをされるとどう気持ちいいのかを伝える暗示がかなり少ないです。

そのためイメージはできても実際に感じられる人は少ないと私は考えています。
この後のセルフパートも含めてイメージさせることに力を入れるあまり
肝心の快感を聴き手に伝えられていないのが非常に残念です。
少なくとも私はドライパートで快感が高まる気分がまったくしませんでした。
純粋なエロ要素が極端に少ないのも気持ちを高めにくい理由だと考えています。

続くセルフパートは30分近くの長い時間に渡り
女の子は乳首オナニー、猫は床うつ伏せで腰を動かす擬似交尾、犬は普通のオナニーといったように
別の仮面を順に装着しプレイを楽しみます。
女体化はともかく本物の猫や犬になってエッチする作品は珍しいです。

「なぞったり擦ったり 触れば触るほど 擦れば擦るほど 自分の敏感さを感じることができますね」
ですが残念ながらこちらも色々な問題を抱えています。
女の子の仮面は実際に乳首をいじることになるため
男性の体を思い出し催眠が解ける危険性をはらんでいます。

例えば「心なしかいつもより胸が大きくなった気がする/柔らかくなった気がする」など
多少なりともフォローするセリフが入っていれば違ったのかもしれません。
正直なところ、この内容なら無理に女体化を絡めず敏感な体になる仮面に変えて
純粋な乳首の気持ちよさを楽しませたほうがすんなりいったと思います。
簡単に言うと女体化させたことによるメリットよりデメリットの方が遥かに大きいプレイをしています。

「あなたは 猫…ですよ?」
「意識すると 心も体も塗り変わる あなたは犬 マゾ犬」

続く猫や犬も彼女がそれらになったことを軽く告げ、オナニーの指示を出すのに終始しています。
最中で動物のように鳴くシーンもありますが、これだけで猫や犬になりきれるかと言われれば首を捻ります。
オナニーは猫の時にうつ伏せになって腰を動かす動物らしいプレイが登場します。

このように、なりきるイメージを中心に据えたプレイが繰り広げられています。
催眠は良いのだが…
どちらかといえば催眠パートのほうに魅力を感じる作品です。

店員は主人公が仮面屋に来た気分に浸れるように、そして心の仮面を違和感なく取り外せるように
主に階段を下りるイメージに暗示を絡めて少しずつ確実に催眠を深めます。
階段自体は催眠音声だとかなりメジャーなイメージです。
しかし本作品における使い方は他の作品と明らかに違います。

それは催眠の最後のほうで説明した暗示の入れ方です。
移動する様子を普通に会話するのに近い表現で描写し
その至るところに「気持ちいい」とか「安心する」といった催眠にプラスに働く単語を組み込んでいます。

サークルさんが前作「催眠吸精 ~絶望快楽~」で現代催眠の技術を取り入れていたところを見ると
その後さらに本を読んだり大手さんの作品を聴いて勉強されたのだと思います。
催眠においては以前に比べて明らかに進化しているのが窺えます。

しかし総時間の大部分を占めるエッチの完成度に難があります。
ドライパートの開始時点で主人公が突然白い球体に変化していると告げられたり
猫化や犬化をごくごく軽いセリフで済ませエッチをしていることなど
聴いてて「あれ?」と思う要素があまりにも多すぎます。

発想自体はすごく面白いです。
だからこそ「どうしてこうなったの?」と思えてなりません。
催眠がある程度良かっただけにエッチの作りの甘さがどうしても気になりました。
ちゃんとそれらになりきらせてからプレイをして欲しかったです。
もっと仮面やプレイのバリエーションを絞り、その分暗示を充実させたほうが良いプレイになったと思います。

絶頂はドライが1回、セルフが1回の合計2回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上のことから今回はかなり厳しい点数とさせていただきました。

CV:伊東もえさん
総時間 1:22:33

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

追記
催眠が7点、エッチが1点、足して2で割って4点としました。

机の角。

サークル「俺だけが得する音声工房」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、誰もが以前は毎日通っていた学校の教室を舞台に
お姉さんが催眠を使って非日常的な体験を提供します。

「教室にある机になり、女の子の角オナを観察する」という極めて個性的なエッチが行われており
彼女は催眠の段階から学校のイメージを取り入れて物語の世界を構築し
そのうえで机になりきった感覚を暗示で丁寧に伝えてくれます。
女性のオナニーを間近で観察できたら?
誘導役のお姉さんに催眠をかけられ、クラスメイトの女の子のオナニーを観賞するお話。

「ねぇ 今日は寝る前に 私と一緒にちょっと不思議な体験 してみない?」
誘導役は明るくて穏やかな声のお姉さん。
これから寝ようとしている主人公に声をかけると
催眠を使って普段とは違う自分になり、面白い体験をさせてあげると言います。

本作品は冒頭にも書いたように催眠を経て教室の机になりきり
その角でオナニーする女の子の様子を至近距離で眺めたり、体の一部で感じます。
催眠音声は女体化など現実世界では実現不可能なシチュを取り入れたものがよくあります。
しかし物体になってエッチを楽しむ、というコンセプトの作品は極めて稀です。

そしてこのなかなかに難しいテーマを丁寧な催眠で上手にリードしています。
学校の教室は具体的なイメージこそ違えど、誰もが生徒として必ず訪れる場所です。
だからこそまずは無意識に眠っているそれらの情報を引き出し
その上で同じくイメージで机に変化させるわかりやすいアプローチがされています。
結構無茶苦茶なことに挑戦しているんですけど、やってることはかなり現実的だと私は思います。

催眠はおよそ26分間。
まずはお馴染みの深呼吸をしながら彼女に言われた部位を意識し脱力します。

「深呼吸をしていると なんだか頭の中が空っぽに 真っ白になる」
「頭の中はもう 真っ白になってる まるで 新しいノートのように 頭の中が真っ白」

他の作品でもよく見られるオーソドックスな行為なのですが
彼女は早速こちらの心を勉強に使うノートに例え
その白さを利用しリラックスや催眠が深まる暗示を入れます。
これ以外にも彼女は舞台となる「学校」を強く意識しながら催眠を進めています。

お次は自分が以前通っていた学校の様子をイメージします。
どうやって通っていたのか、どんな道を通ったのか、道中どんな人たちと出会ったか
学校でどんな会話をしたか、どんな授業を受けたかなど様々な言葉を投げかけてくれますから
あまり深く考えずぼんやりとした気持ちで思い浮かべてみましょう。
彼女もイメージしやすいよう具体的な描写を極力避けています。

「夜更かしした次の日の1時限目 ちょっと寝不足で受ける朝の授業 お昼休みにご飯を食べて お腹いっぱいで受ける午後の講義」
「眠い 眠い とっても眠い ペンを手に持っているのも 黒板を見るのもつらいくらい 眠い」

また彼女は学校で過ごす一日の様子を簡単に語りながら
その中で眠気を感じるシーンをピックアップし、さらなるリラックスを促します。

月曜日の朝などは学校に着いても全然やる気が出なかったのではないでしょうか?
そんな誰もが経験する要素を使って効果的に催眠を深めてくれます。
実際に聴いてみると結構眠くなります。

そして最後は眠気によって生まれた感覚の曖昧さを利用し
心と体を一時的に切り離してから体だけを机へと作り変えます。
体が氷のように溶け、それを彼女が粘土をこねるように形作るイメージがされています。
彼女が体を動かせなくなる暗示を入れてきますので
少なくとも体の不自由感はある程度実感できるのではないかなと。

学校から連想されるイメージと感覚からトランスを深める丁寧な催眠です。
聴き手を教室の机に作り変えることを目的に
まずは学生時代の思い出からその生徒になった気分を膨らませ
それから眠気を強くしたり自分の体が机になるイメージへと繋げています。
大衆性のある内容なのでとっつきやすく、催眠自体も比較的深めやすいです。

「ほら 周りを見てみて? みーんなうとうとしていたり 机に伏せて寝ちゃってるよ?」
特に中盤に登場する眠気を誘うシーンがとても印象的でした。
先ほど説明した授業中に催す眠気に加え、周りの皆も眠そうにしていることを教えたり
隣に座っているクラスメイトが「後でノートを貸してあげるね」と言って安心させてくれます。
学校生活によくある風景を本当に上手く催眠に活用しています。

しかし、深化を促すシーンで既に目を閉じているはずなのに再び「瞼が閉じる」と暗示を入れるとか
彼女の話すペースがどのシーンもほぼ一定だったりと
一部で首を捻るシーンも見られました。
特に話すペースは暗示の内容に合わせて変化させたほうが入りやすいと思います。

まとめると、完成度に若干難があるもののテーマ性や流れはしっかりしている催眠です。
秘密の行為を間近で見る快感
エッチシーンは21分ほど。
プレイは女の子の角オナニー、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

女の子「はぁ…もう 我慢 できないぃ…」
誘導役「あなたの視界には 女の子のパンツと股間だけ そして ちょうどあなたの顔に 女の子のパンツが…触れる」
お姉さんの催眠で机の姿になった主人公は
その日の夕方、どういうわけか教室へと戻ってきたクラスメイトの女の子が
その角を使ってオナニーに耽る様子を間近で観察することになります。

エッチは女の子がオナニーする様子を机の視点で楽しみます。
彼女は彼が机になってることなどもちろん知りません。
だからプレイ中は一心不乱におまんこを擦りつけ、気持ちよさそうな可愛い喘ぎ声を漏らします。
ちなみに彼女のオナニーが始まるとほぼずっと喘ぎ声が流れます。

「パンツ越しに 女の子の体温を感じる もしかしたら 少し息苦しいかもしれない 息を吸う度に広がる 女の子の股間の匂い」
「下されたパンツと女の子の股間の間には うっすらと白い糸が引いている」

プレイの前半は机の角がこちらの顔にあたる状態で楽しみます。
擬似的な顔面騎乗になるためおまんこの温もりや独特の匂いを伝える暗示が多く
女性の秘密の行為を至近距離で堂々と見ているシチュも手伝ってかなり興奮できます。

本作品は催眠音声では珍しく感度を上昇させるシーンがほとんどありません。
その代わりプレイの様子を事細かに実況し、イメージによって心を高ぶらせてくれます。

対する後半は机の角をおちんちんに見立てた擬似素股。
同時に誘導役がオナニーするよう指示を出してきます。
個人的にはこのシチュならセルフではなくドライの方が違和感なく楽しめると思うのですが
サークルさんがより多くの人が楽しめるスタイルを優先されたのかもしれません。

「ズリズリズリズリ くちゅくちゅくちゅくちゅ 君のパンパンに膨らんだオチンポに オマンコで愛液を塗り付けて まるで動物がマーキングするように 君のオチンポにいっぱい擦り付けて」
何も知らない女の子のおまんこにおちんちんを擦りつけ、射精する。
魅力的かつちょっぴり背徳的なプレイが快感の質を高めています。
絶頂が近づくにつれて女の子の喘ぎ声がだんだん激しくなるのもいいですね。
非現実的なシチュを使って抜きやすい環境を作り上げています。

このように、リアルでは絶対味わえないプレイを臨場感を持たせながら描いています。
男の夢を叶えてくれる作品
机になりきり女性のオナニーを観察するプレイを比較的高いレベルで実現させている作品です。

誘導役は主人公が不思議な体験をできるだけ味わいやすいように
学校という誰でもイメージできる舞台を用意し、そこにある素材を使って徐々に眠気を膨らませます。
そして暗示を十分に受け入れやすい精神状態に導いたところで
同じくわかりやすいイメージで机へと変身させます。

催眠・エッチいずれも「イメージさせる」ことに力を入れ
そのために彼女が親切丁寧なサポートをしています。

ぶっ飛んだ展開に反して多くの人が取り組みやすく感じるでしょうね。
そしてそれなりの眠気とちょっぴり懐かしい気持ちを抱くことになります。

ですがところどころで「おや?」と思う部分があるのも事実です。
催眠は先ほど書いた部分は是非改善して欲しいと思いますし
エッチはフィニッシュをセルフに持って行ったところが最も引っかかります。
他にはエッチで誘導役と女の子の声の音量を同じにしているのも疑問です。

催眠音声の場合、くちゅ音や喘ぎ声はノイズとして邪魔に感じる人がいます。
今回の場合は喘ぎ声の音量を意識的に下げ、誘導役の声に集中しやすくしたほうがいいです。
あるいは喘ぎ声無しのバージョンを入れておいてもよかったでしょう。
今後はそういった細かな部分にも気を使っていただけることを期待します。

エッチは今まで聴いたことのない極めてユニークなものです。
射精回数は最後の最後に1回。
喘ぎ声それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音はありません。

男性が密かに憧れている女性のオナニー観賞を独自の視点で実現させている作品です。
M性はほとんどないので興味を持った方は誰でもお試しください。

CV:誘導役…西浦のどかさん 女の子…佐月ユーリさん
総時間 54:53

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

さいみん13000~深海に潜むもの~

サークル「F・A・S」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、特殊な潜水艇による海底散歩をテーマに
深い深い海の底に潜りながら催眠状態に入った後
そこに潜伏していた異星人に捕まり快楽漬けにされる感覚を楽しみます。

サークルさんの持ち味として既に定着しているリアルなBGMと環境音
海底に潜っていく様子やそこに住む生物たちを利用した暗示を駆使し
聴いているだけで自然と主人公自身になりきれる雰囲気を作り上げています。
潜水艇に乗って未知の世界へ
新型海底探査船「さいみん13000」に乗り深い海の底に行くお話。

「新型海底探査船 さいみん13000へようこそ」
ナビゲーターはややトーンの低い落ち着いた声の女性。
一人乗りの潜水艇「さいみん13000」に搭乗した主人公に挨拶すると
これから行う深海への旅に関するいくつかの説明をします。

この船は深い海の底でリラックスするネイチャーアトラクションに使われており
タイトルにもなっている水深13000mまで潜ることができます。
現実世界にあるマリアナ海溝よりもさらに深い場所へと潜る感覚を
催眠の技術を使って聴き手にも味わってもらう、というのが本作品のコンセプトです。

F・A・Sさんの催眠音声といえば前々作「4ジゲントリップ催眠」に代表される
音や音楽を使った催眠とエッチが大きな魅力です。
今作でも海に潜るシーンでは水の弾ける音と幻想的なBGMが流れ
エッチに入ると「ブォンブォン」という軽い振動音を鳴らすなど
今まで培ってきた持ち味を活かして物語を進めています。

4ジゲントリップ催眠に比べると音の要素は多少弱まっていますが
ほぼ全編に渡ってリアルな音に包まれ続けるおかげで
聴いてる最中はリアルを離れ、別の世界にいるような気分が味わいやすいです。

催眠は2パート35分間。
最初のパートは本編開始前の準備として
立ったまま足を肩幅に開き、両腕をブラブラと前後に動かします。
サークルさんによるとこれはスワイショウという気孔の準備運動だそうです。

先ほど説明した水の音がバックで流れる中、およそ10分間運動をしていると
筋肉が適度にほぐれて催眠に入りやすくなります。
セリフも一切ないですし、無心になって腕を好きに動かしてみるのがいいでしょう。

その後はさいみん13000に関する説明を軽く行い
運動の休憩がてら体をパーツごとに脱力し、リラックス気分をさらに膨らませます。

「両足のつま先から力が抜ける つま先から力が抜ける 抜けていく」
内容は「力が抜ける」を小まめにいうオーソドックスな分割弛緩なのですが
事前に運動をしているおかげで脱力感が実感しやすいです。
本作品の大きな特徴のひとつがこの暗示の入念さ。
ひとつの感覚を手を変え品を変えながら上手に暗示の形で入れ、少しずつ確実に伝えてくれます。

「重い とても重い 重くなる」みたいにキーワードを重ねるのではなく
海底の様子やそこに住む生物が持つイメージから感覚を操作するシーンが多いです。
催眠っぽさが適度にぼかしてあるため暗示を受け入れやすく
聴いているといつの間にか意識がぼんやりしているとか、体が妙に重くなる感覚が味わえます。
海に潜る物語に催眠の技術や暗示を上手に紛れ込ませています。

諸々の準備が整ったところでいよいよ海底へと潜り始めます。
水深をカウント形式で刻みながら、ちょくちょく止まって外の様子を彼女が教えてくれます。
ここからは水の音に加えてBGMやソナー音も流れ始めます。

「ふさふさしたそれは 水の流れに揺られ ゆらゆらと 左右に揺れている 気持ちよさそうに漂っている姿は まるで綿毛のよう」
「沈むたびに 心がさらに深いリラックス状態に落ちていく 柔らかい海の底へ どんどん沈んでいく」

クリスマスツリーのような不思議な物体、虹色の鱗を持った魚、光り輝くクラゲなど
普通の海とは少し違う特殊な生物がいくつも登場します。
そしてそれらのすべてにリラックスや深化を促す暗示が込められています。

20分近くをかけてゆっくり潜っていくので
催眠に入った時の不思議な感覚が後になるほど少しずつ強くなっていくのを感じるでしょう。
海に潜るイメージ自体が催眠に適しているのもあります。
まるで海底に漂っているかのようなとても心地よい感覚です。

十分にリラックスしてから海底に潜るイメージで深化させる比較的シンプルな催眠です。
海の深い底に行く気分を味わってもらうことを目的に
軽い運動や脱力で心身の力を自然に解きほぐし
それからわかりやすいイメージに暗示を織り交ぜて催眠の感覚を徐々に強めていきます。

常にバックで流れる水の音やBGMだけでもかなりの癒しを感じます。
海に潜り、珍しい生物たちと触れ合うイメージもいいリフレッシュになります。
途中でそのまま寝てしまう人もそれなりにいるのではないでしょうか。
自然が人間にもたらすプラスの効果を催眠を使って上手に伝えています。

まとめると、癒されるし催眠にもばっちり入れる質の高い催眠です。
左右から声に犯される快感
エッチシーンは29分ほど。
プレイは言葉による絶頂、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフ、ドライ両方の絶頂形式が登場します。

「私たちの言葉は ちゃんと伝わりますか?」
海底11000mを越えたあたりで謎の光に包まれた主人公は
地球侵略を計画している異星人たちの施設へと移され
そこで彼女たちにエッチな実験を受けます。

エッチは最初にチューブを使って脳やアナルに特殊な媚薬を流し込み
その後ドライで1回、セルフで1回絶頂します。
彼女たちは侵略者といっても野蛮な性格は持っておらず
快楽を使って人間たちをコントロールすることを目論んでいます。
おかげで最中はグロいと感じる表現は特になく純粋にエッチを楽しめます。

左「ジンジンとした気持ちよさが おちんちんに広がってくる」
右「気持ちいい感覚に身を任せていると 快感もじわじわ大きくなってくる」

ちなみに侵略者は2人いて左右から交互に、あるいは同時に語りかけてきます。
催眠音声ではお馴染みの双子形式にとても近いスタイルです。
声の違いはほとんどありません。

最初のドライは声と言葉でイかせる催眠音声らしいプレイ。
媚薬を注入した後感度が高まる暗示を入れたり
とある単語をキーワードに設定し、それを適度に投げかけて性的興奮を誘います。

淫語と呼べるものが「おちんちん」くらいしか登場しないため純粋なエロさは控えめです。
それにも関わらず彼女たちの声を聴いていると自然と股間が熱くなり、おちんちんがピクついてきます。
聴き手がそう感じられるように時間をかけて暗示を入念に入れてくれるからです。
術者が2人いるから声の途切れる時間も短く、まさに声に犯される感覚が味わえます。

左「我慢させられて 行き場をなくした快感が おちんちんの中で渦を巻く」
さらに面白いのが絶頂する直前のシーン。
片方がカウント、もう片方が気持ちを高める暗示を入れながら
わざと数回直前で止めてイキたい欲求を執拗に煽ります。


簡単に言えばドライでの寸止めです。
なかなか難しいプレイなのですが、事前の感度上昇が入念だったり
2人の役割を小まめに切り替えたりしているおかげで脳や股間のムズムズが一気に強くなります。
直後のフィニッシュも追い込み暗示やキーワードを力強く叩きつけるイキやすいリードをしています。
かなりやりやすいドライだと思います。

続くセルフは事前に腕の脱力を解除し
彼女たちの許可が出るまで自分の好きなペースでしごくスタイル。
先ほどと同じく感度が高まる暗示を入れる一方で
痴態を見られている恥ずかしさを意識させたり、屈辱的セリフを言わせて別方向からエッチな気分を盛り上げます。
正統派のエッチに近いややMのプレイですね。

右「ほらイけっ! おちんちんが甘くとろける 溶けていく 気持ちよーく溶ける!」
左「全身の毛穴から快感が溢れ出す 体全体で射精しているような気持ち」

プレイ時間が約10分とドライに比べてやや短くなっているものの
これまで何度も何度も繰り返し感度を上げてきたおかげで時間内の射精は十分に可能です。
女性に見られたい、見せつけたい願望を持っている人ほど興奮できるでしょう。
ドライと違いカウントを使わずセリフをトリガーにしている点だけご注意ください。

このように、暗示を使って心と体を盛り上げるエッチが繰り広げられています。
癒しとエロのバランスがいい作品
物語の世界にどっぷり浸かって気持ちよくなれる作品です。

海に潜る様子に数多くの暗示を織り交ぜて徐々にトランスを深める催眠
その状態を維持しつつ侵略者たちに言葉でイかされるエッチ
いずれも作品のテーマに催眠をきっちりアレンジして行っています。

世界観がしっかりしているから主人公になりきりやすく、集中して音声を楽しめます。
バックで流れ続ける環境音やBGMも耳と心に心地よく
常にリラックスした状態で音声を聴くことができます。
催眠にとって重要な「集中」と「リラックス」を自然な形で提供しています。

「ストロボのように 断続的に七色の光を発する姿は ふわふわと浮かぶシャボン玉のように思える」
「強まったり 弱まったりするその光に 意識が さらにトロトロとかき混ぜられていく」

個人的に最も印象的だったのが導入・深化パートにおける暗示の数々です。
最中に出てくるありとあらゆる情景や生物にスポットを当て
そのすべてを催眠にとって効果的に表現しています。

海底に沈むイメージで深化させている点を見れば古典催眠がベースなのですが
細かな暗示の表現は現代催眠っぽさを感じます。
2種類の催眠を今まで以上に高いレベルで融合させている点も大きな魅力です。

エッチは暗示をかなり厚くして少しずつ確実に絶頂へと追い込んでいます。
双子にしたのもその成功率を上げたかったからでしょう。
時間の長さやプレイの内容を考えると最初のドライの方が優れていると思います。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

ストーリー性を持った万人向けの作品です。
癒されたい人、ドライオーガズムに興味のある人には特におすすめします。

CV:野上菜月さん
総時間 1:15:02

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2022年7月21日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/88631379.html

リアル術師の通話催眠体験

サークル「メロン100%」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、ネット通話で催眠を施すサービスをしているお姉さんが
催眠初心者を相手に巧みなテクニックでその面白さを教えてあげます。

40分近くの時間を割き、普通に話しかけるスタイルで催眠を施すリアルな展開
ショー的要素を交えながら様々な技術を使って確実に催眠を深める重厚な作りなど
催眠に不慣れな人でも問題なく楽しめる親切設計が最大の魅力です。
通話形式での変わった催眠をあなたに
ウェブ催眠術師を名乗る女性にエッチな催眠をかけてもらうお話。

「ん… もしもーし 聞こえます?」
ウェブ催眠術師は甘く可愛い声のお姉さん。
催眠を体験したいという主人公に電話越しに挨拶すると
早速催眠体験コースの準備を開始します。

本作品は現実世界で行われている通話形式の催眠を味わってもらうことを目的に
彼女が実際の施術に近いスタイルで催眠を進めます。
催眠音声といえば女の子になって触手責めを受けるとか、音で犯されるなど
非現実的な要素を取り入れた作品が数多く見られます。
しかしこの作品はそういったものよりリアリティを追求した手堅い内容になっています。

催眠そのものを楽しむことを目的とした作品ですね。
催眠の流れがしっかりしてますし、最中に使われている技術も多種多様で聴いてて面白いです。
主人公の素性を踏まえて初心者向けにもなっていますから
催眠にうまくかかれない人がトレーニング目的で聴くとか、自分の被暗示性を確認するのにも役立つでしょう。
エロパートは男女両方のバージョンがあり女性の方でも普通に楽しめます。

催眠は2パート36分ほど。
まずはベッドに仰向けに横になって目を閉じ
彼女の声に合わせて眼球を右→左→下→上の順にゆっくり動かします。

「ぐっと額を押される 目があかない あけようとしてもまぶたがプルプル震えるばかり ひきつってひらかない」
上を向かせた時に彼女が短いカウントと瞼が開かなくなる暗示を入れてくるのですが
ここでほとんどの人が彼女に言われたとおりの体験をするでしょう。
彼女も畳み掛けるような素早い暗示でそうなるようにしっかりサポートしてくれます。
催眠への興味を引き、被暗示性を高めるのが目的と思われます。

お次はお馴染みの深呼吸をしてから自分が砂浜に寝そべっている様子をイメージします。

「寄せて返す波の音は あなたの考えていたことを浚っていく 砂のお城が崩れて流されるように 何を考えていたのかわからなくなっていく」
「あなたの下半身全体が 大きな砂山に埋まっている じわー…っと温かくて、とっても気持ちがいい」

澄み渡った青い空、降り注ぐ暖かな日差し、打ち寄せる波の音、背中に感じる砂の感触。
誰にでも簡単にイメージできる要素を使ってさらなるリラックスを提供します。
効果音は流れないのですが「ざざーん」「さらさら」などの擬声語をセリフに多く盛り込むことで
雰囲気を出しながら暗示にリズムを持たせてもいます。

「脚を動かそうとは思わないよね だって そんなことをしたらこの せっかくの気持ちいい砂の山が崩れてしまうから」
暗示についても「体が動かなくなる」ではなく「動かしたくなくなる」と表現し
聴き手が自分から催眠に入ろうとするのを手伝うスタンスを取っています。

やらされている感じがまったくしないから今の感覚を素直に受け入れられるし
彼女の声に対しても自然に良い印象をいだくのではないでしょうか。
それはこの先の催眠をよりスムーズに進める大きな手助けになります。
催眠を深めつつ、お互いの信頼関係をしっかりと強める巧みな誘導が光ります。

続く深化パートはカウントを数えて半覚醒と催眠状態を何度も往復させながら
ショー的要素を交えたいくつもの暗示で少しずつ確実に催眠を深めます。

「ふふ、何かおかしい? 数えられましたか? もしかして 指が一本余っちゃったんじゃないですか?」
「おなかの奥からムズムズと楽しい気持ちがわいてきて 笑顔になる 笑えてくる あはは おかしいね すっごく面白い 笑いが止まらない くふふっ あははははっ 面白いねー」

登場するのは腕が固まって動かなくなる、特定の数字を忘れる、笑いが止まらなくなるなど。
どの暗示も手順を踏んで丁寧に入れてくれますから
実際にそうなる人が当然いるでしょうし、そうならない人もいるかもしれません。

催眠の深度によって入る暗示と入らない暗示があります。
だから自分がどれくらいの深さに入っているのか=被暗示性を把握できると思います。
この3つの中だと数字を忘れる暗示が最も入りにくいはずです。
逆に腕が固まる感覚は結構多くの人が体験できるんじゃないかなと。
進め方や暗示の入れ方はどれもすごく上手です。

実際の施術に近い流れや手法で進めているリアルな催眠です。
聴き手を暗示を受け入れやすい空っぽの心と体にすることを目的に
被暗示性のテストから始まりイメージを使った導入、珍しい要素を交えた深化と
聴いてて面白いと感じるネタをしっかり提供しつつ催眠の世界に導きます。

正直なところ、使われている技術や要素があまりに多すぎて
それらをすべてを説明するのは非常に困難です。
他にもまだまだ色んなギミックが潜んでいると思ってください。

そしてそれらのすべてにきちんとした意図や目的が備わっています。
これだけ多種多様なテクニックを盛り込んでいながらバランスをしっかり保っているのが実に見事です。
被暗示性の高い人はもちろん、低い人でも催眠特有の感覚が味わいやすいと思います。

まとめると、初心者でも無理なくついていけるユニークかつ堅実な作りの催眠です。
抵抗することによって得られる快感
エッチシーンは2パート23分間。
プレイは脳のマッサージ、脳舐め、乳首オナニー、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「これからあなたを とっても優秀なお人形にするために わたしの指であなたの中を弄ってあげる」
催眠を使って主人公の心と体を空っぽにしたウェブ催眠術師は
彼の頭の中に指を入れてマッサージする、あるいは脳を舐めるイメージで
彼にリアルでは味わえない特別な快感を提供します。

エッチは彼女との直接的なプレイはせず
引き続き言葉に操られながら快感を蓄積させたりオナニーを楽しみます。
最初の「乳首オナニー、バイノーラル脳ちゅぱ」パートは脳への快感を重視したプレイ。
所謂脳姦っぽいプレイを少ししてから乳首をいじり、次のパートでより気持ちよく射精できる環境を整えます。

「くちゅっ… ぐりゅ ぷちゅ ぷちゅっ」
脳責めは人によっては受け付けない部分もあるプレイなのですが
そのへんを考えて具体的な描写はできるだけ避けています。
脳をいじっている様子は擬音語が中心ですし
脳舐めは耳元でちゅぱ音を鳴らす耳舐めとほぼ同じ演出がされています。

「空っぽの頭の中に バニラの香りの甘いミルクが とくとく 注がれる 甘い 甘い 気持ちいい」
それよりも直後に登場する乳首オナニーの方がより大きな快感が得られます。
多少乳首を開発している人なら温かくて甘い痺れが走るでしょうね。
深い催眠に入っているおかげで頭の中も心地よく、とてもいい気分でプレイに没頭できます。
ドライ絶頂を指示する描写はありません。

続く「セルフ、寸止め、そして抵抗」パートはセルフによる射精がメイン。
彼女の合図で射精を開始し10カウントで射精するオーソドックスな展開なのですが
事前に彼女が聴き手に抵抗させる暗示を入れるおかげで
生殺し感覚といいますか、ちょっぴり複雑な気分を抱きながらおちんちんをしごくことになります。

ちなみにこのパートだけは男性用と女性用の2パターンが存在します。
違いは「おちんちん」を「おまんこ」と言い換えてるくらいでプレイの流れはほぼ同じです。

「だめ だめって言われると したい オナニーしちゃだめ オナニーしたい」
「気持ちいい イきたい イきたい イけないなんて 思い通りになんてならない 最後までしたい」

詳しい内容は伏せますが、2つのキーワードを設定し
それらを要所要所で投げかけてオナニーを制御する変わったプレイです。
多少の寸止め要素があるおかげで射精時の快感は当然大きくなりますし
同時に彼女の呪縛から解放された爽快感も味わうことになるでしょう。
どちらのパートも催眠を強く意識しながらプレイが組み立てられています。

このように、催眠状態下でしか味わうことのできない変わったプレイが繰り広げられています。
催眠の面白さを教えてくれる作品
全編に渡って行われるきめ細かな催眠が一際耳を惹く作品です。

ウェブ催眠術師は初めて催眠を体験する主人公にその素晴らしさを存分に味わってもらおうと
最初から最後まで本当に丁寧かつ取り組みやすいアプローチで誘導します。
使われている技術の内容や使用する順序が的確ですし
最中に投げかけられる暗示の種類・入れ方・演技も非の打ち所が無いほどに優れています。
そして聴き手が楽しんで音声を聴けるような遊び心もしっかり盛り込んであります。

中でも2番目に登場する深化パートが最も個性的です。
催眠音声はテーマ性を重視する作品が多く
それに合わせた技術を使用するため、本作品に登場するような暗示はあまり見かけません。
だからこそ真新しさがあるし、内容的に自分の催眠の適性を知る良い材料にもなります。

シナリオ担当が通話形式の催眠をガチで施している方らしいので
進め方に淀みがなくすんなりと催眠に入ることができます。
シンプルかつ効果的な隙の無い催眠ですね。
感銘を受ける部分が多々あって聴いてる最中は何度も唸らされました。

エッチも言葉で心や体を操作する催眠色の強いものになっています。
オーソドックスなプレイに若干の捻りを加えて面白く演出しています。
セルフかつM要素低めとこちらもかなり大衆性を意識した内容です。
催眠にどっぷり浸かった中で迎える射精はやはり普段とは違う気持ちよさがあります。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

しっかり催眠を楽しませながら性的快感も味わわせてくれる良作です。
その緻密さ、素晴らしさに敬意を表し本作品を催眠音声では18本目の満点とさせていただきました。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 男性用…1:10:28 女性用…1:10:16

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

2024年5月23日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/92963900.html

催眠術を勉強したので! 妹に読ませてみた!!

サークル「催眠音声研究所」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、催眠に関するあらゆる勉強をしてきたお兄ちゃんが
妹に自作の台本を読ませ、エッチする様子を彼の視点で楽しみます。

「催眠術の台本を生で読んでもらったら?」をテーマに
事前に台本を読んでから音声を聴く変わったシステムが採られていたり
エッチではブルマを前面に押し出したプレイがされていたりと
男性が持つ欲求を発散させてくれる様々な工夫がされています。
妹に催眠の台本を読んでもらおう
妹に自作の催眠音声の台本を読んでもらうお話。

「男の夢…といえば何でしょうか?」
ことねさんは明るくて穏やかな声の女性。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
作品のコンセプトや主人公の現在の状況を詳しく話し始めます。

本作品は聴き手が催眠をマスターしているお兄ちゃんになりきり
被暗示性の高い妹に催眠をかけてから自分が書いた催眠の台本を読ませ
その様子を聴いて催眠やエッチを楽しむ
、という変わった趣向を持っています。

といっても我々がやることはいつも通りベッドに寝て目を閉じ音声を聴くだけです。
作品に個性を持たせ、辻褄を合わせるためにこういった設定がされています。

催眠音声といえば登場する女性が術者な場合がほとんどですが
今回はこちらがすべてのシナリオを組み立てる役です。
だから当然のように催眠がどのように進んでいくかもわかっています。

その状況を聴き手にもしっかりと味わってもらえるように
本作品は同梱されている台本のテキストを予め読んでから聴くことになります。
台本がついている催眠音声は数あれど、音声を聴く前に読ませる作品はこれが初めてです。

こう書くとネタバレによる面白さの減衰を危惧する方もいるでしょう。
しかしこのテキストは催眠の導入と深化の部分に限定されていて
エッチでどういったプレイをするのかは一切わかりません。

また妹は被暗示性が高いものの催眠に詳しいわけではないことを考慮し
最中で使われている技法は極めてシンプルなもので統一されています。
驚愕法のように種がわかると効果が薄れるタイプのものは特に登場しません。

むしろ催眠の流れを事前に知っているおかげで心の準備がしやすく
催眠に安定して入ることができる人ならそれを読んだだけでも意識が多少ぼやけるでしょう。
催眠の感覚を予め喚起する予備催眠みたいな役割も狙っているように思えます。

催眠は2パート15分30秒ほど。
舞台をお兄ちゃんの部屋へと移し、お金に困っている妹が
彼にお小遣いをもらうために催眠の台本を読むところから始まります。
ちなみにこの時点で妹は既に催眠にかかっている設定です。

「右手から力が抜けていきます すーっと力が抜けていきます 力が抜けて とても気持ちがよくなってきます」
「ほら 抜けていく! どんどん抜けていく 止めようとしても止まらない 止める必要もない」

最初に登場するのは催眠音声では定番となっている分割弛緩法。
右手、左手、右足、左足と脱力する部位を分け
それぞれにカウントを数えながら脱力する暗示を丁寧に入れます。

催眠に入っているのがわかる彼女のとろんとした声と
「力が抜ける」を適度に重ねて入れる暗示のおかげか
割と早い段階から特に意識のぼやけが強く実感できました。
彼女が何をするかがわかっているから無意識が自然にそれに合わせてくれたのかもしれません。
技術の行使もしっかりしていてとても入りやすいです。

続く深化は彼女の独り言に耳を傾け、心地よい気分をさらに膨らませてから
2種類のカウントで半覚醒と催眠を往復し、より深い催眠状態へと入ります。
これも「揺さぶり」という催眠音声ではよく見かける技法です。

「お兄ちゃんが気持ちいいと 真由も気持ちいい お兄ちゃんが気持ちよくなると 真由も気持ちよくなる」
「お兄ちゃんの意識は完全にふかーぃ所へ沈んでいきました 完全にふかーぃ所へ沈んでしまったので どんな暗示でもかかることができます」

ここでも「気持ちいい」「深い」など深化に関係のある単語を意識的に多く盛り込み
意識の力をさらに弱め、暗示を受け入れやすい精神状態へと上手に導いてくれます。

終盤には台本に書かれていない演出も登場したりと
現在の設定を逆手に取って効果的に催眠を深めようともします。
意識が軽く飛ぶくらいの感覚はするのではないでしょうか。

事前に読んだ台本にほぼ沿って行われる珍しいスタイルの催眠です。
お兄ちゃんの頭の中を真っ白にすることを目的に
主に古典系の技法を順序立てて正確に施し、少しずつ確実に深めてくれます。

サークルさんの以前の作品に比べるとやや大人しい印象を受けるのですが
催眠をよく知らない妹が施すのを考えるとこれくらいシンプルなほうが妥当とも思えます。
妹がわざと下手に読んだりしませんし、催眠自体はしっかり入れます。
事前に台本を読んでいるのがすごく効いてますね。

まとめると、新しい要素を交えたシンプルかつ効果的な催眠です。
ブルマの魅力がたっぷり詰まったエッチ
エッチシーンはおよそ16分間。
プレイはブルマコキのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「お兄ちゃんが今日して欲しいのは ブルマでおちんちんをシコシコする ブルマコキでしょ?」
お兄ちゃんの用意した台本を読み彼を深い催眠に落とした妹は
彼が好きで好きでたまらないブルマを穿いていることを告げ
それを見せる代わりにズボンを脱いでおちんちんを見せて欲しいと言います。

エッチは彼女が穿いているブルマを見せ
目の前で脱いでみせた後に彼のおちんちんに被せてしごきます。
隅から隅までブルマ尽くしのプレイですから
多少人を選ぶものの、好きな人ならかなりハマれる魅力を秘めています。

「あぁ 太ももこんなに見えちゃってる これ以上上げたら 中まで見えちゃう…」
「昔はこのブルマを穿いて 体育の授業を受けてたんだよね? 考えられないよね セクハラだよね」

プレイの序盤は妹がスカートをたくし上げてブルマを見せるシーン。
物理的な接触を行わない極めてソフトなプレイではありますが
太ももが強調される独特の形状や、恥ずかしそうに振舞う彼女の可愛さが
エッチにとって重要な心の高ぶりを誘ってくれます。
純粋なエロさは控えめで、シチュをイメージして抜くタイプのエッチですね。

「お兄ちゃん知ってた? ブルマはね ナイロン100%なんだよ? だからすごくサラサラしてて 触り心地がいいの」
「ブルマでおちんちんを ぎゅーっと縛っちゃいます ぎゅーっ」

ブルマコキが始まってからも妹はブルマが持つすべすべの感触や
その特性を活かした責めでお兄ちゃんをリードします。

事前に何かを用意するようには書いてありませんが
何か滑らかな布をおちんちんに巻いてオナニーするほうが気分が出るかもしれません。
効果音は無いのでどれだけイメージできるかがカギになります。
フィニッシュは10カウントに合わせて1回行うオーソドックスなものです。

このように、ブルマの魅力を前面に押し出したエッチが繰り広げられています。
変わった催眠が楽しめる作品
どちらかというとエッチよりも催眠に光るものを感じる作品です。

催眠にかかりやすい妹がお兄ちゃんの欲望を満たすために
用意された台本を読んだりブルマでのエッチなサービスをしてあげます。
特に催眠は一般的にはタブーとされている事前のネタバレを敢えて行い
その上で催眠に入りやすくなるよう的確なリードをしています。

私が催眠に入りやすいからなのもあるのでしょうが
普段聴いてる作品以上にあっさり催眠に入ることができました。
具体的には催眠開始から5分後にはそれを強く実感できたほどです。
暗示の入れ方や重ね方がしっかりしているのが大きいです。
技法が大衆向けのものばかりですし、似たような感覚がする人は結構いるんじゃないでしょうか。

対するエッチはすべてにブルマを絡めている点や
シチュをイメージしやすい反面暗示が少なくなっているおかげで
ややとっつきにくい印象を受けました。
ブルマの質感や得られる快感をもっと綿密に伝えてくれていたらまた違ったのかもしれません。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

聴き手を催眠者に立たせて行う珍しい趣向の作品です。
エッチがブルマ一色なのでブルマ好きな人に最もおすすめします。

CV:紅月ことねさん
総時間 46:08

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

大好きな女性になれちゃう!催眠音声

サークル「風呂井戸ソフト」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、催眠療法士のお姉さんに自分の理想の女性になりきる催眠をかけられ
その後オナニーやレズプレイをしながら女性の快感を楽しみます。

過去作のリメイクということで大まかな流れはそのままに
追加のプレイを用意してドライオーガズムを味わいやすくしています。
一部でM向けの表現があるものの基本的にはあまあまな路線ですから
精神的な充実感や幸福感も感じながらイクことができるでしょう。
往年の名作再び
催眠療法士のエルザにエッチな女体化催眠をかけてもらうお話。

「こんにちは 私 催眠カウンセラーの エルザと言います」
エルザは穏やかで落ち着いた声の女性。
主人公に簡単な挨拶をすると、仰向けに横になって手足を軽く開き
目を瞑って自分の声に集中するよう呼びかけます。

本作品は今から5年以上前に発売された処女作「催眠にょナニー(女体化催眠)」のリメイクにあたり
担当声優さんやエッチシーンに変更が加えられています。
それ以外の部分、催眠パートやエッチの前半はオリジナルとほぼ同じですから
新規に聴く方のほうがずっと楽しめるでしょう。

ただし、エッチの終盤にはかなり面白いプレイが登場しますので
本レビューを読んで興味を持ったのなら
オリジナルを既に体験済みの方も改めて聴く価値は十分にあります。
サークルさんなりのやり方で一段階上のドライオーガズムを追求している作品です。

催眠は4パート18分30秒ほど。
まずはエルザの声に合わせてゆっくりと腹式呼吸をしたり
自分の中にある余計なものを脱ぎ捨てるイメージをして心と体を浮かび上がらせます。

「私の声を聞いていると とてもリラックスします 私の声だけに意識を向けてね」
「こうやって声を聞いていると 頭の中は真っ白になってくる 意識がとろとろと 溶けていく」

エルザは序盤から自分の声に対して良い印象を抱くよう小まめに働きかけてきます。
声自体がすごく聞き取りやすいですし催眠に必要な集中力の向上にも繋がります。
深呼吸を終えたあたりから頭の中にぽわぽわした感覚が湧いてきました。

「余計な思いを捨てるたび あなたは空っぽの存在になっていく どんどん体が軽くなる そしてどんどん体が上にのぼっていく」
続く深化も理性や世間体といった普段の自分にあるものを捨てる様子と
心や体が軽くなる感覚を上手にリンクさせています。
これからのエッチに没頭するのに効果的なアプローチと言えるでしょう。
そして最後にさらりと男を捨てさせ女体化を受け入れやすくもしています。

「あなたの体の境界線がどこだかわからない 繋いでる両手の感覚も なくなっていく」
一通りの準備が整ったところでいよいよ本作品のキーとなる女体化が始まります。
もやのかかった世界で自分が理想とする女性と出会い
彼女とひとつになる形で体を変化させる様子をわかりやすく描いています。

本作品における女体化後の自分の姿は完全なフリースタイル。
エルザが与えてくれる少しの時間の間に聴き手が好きにイメージします。
2次元でも3次元でも構わないのでパッと思い浮かんだ女性像を膨らませてみましょう。

適度にリラックスし、催眠を深めてから女体化に持ち込むシンプルな催眠です。
聴き手を自分の理想の女性の姿に変えることを目的に
余計な前置きなどはすべて省いてスムーズかつストレートに誘導しています。

この催眠の良いところは深化の際に今の自分を一度リセットさせている点にあります。
女体化は性別自体を切り替えるわけですから、男の自分を引きずっていてはうまくいきません。
だからこそ心の重荷を下ろして心を爽快にし、そのついでに男も捨てさせています。

女体化については部分ごとの変化ではなく一気に変身する描写がされています。
そしてこの先のエッチをしながら自分が女性になったことを少しずつ定着させます。
プレイや言葉の表現にも気を使いながら進めてくれていますし
エッチを聴くにつれて少なくとも自分が男であることは忘れていくと思います。

まとめると、エッチに向けての準備として申し分ないコンパクトな催眠です。
女性と愛し合う喜びを感じながら
エッチシーンは11パート44分間。
プレイは乳揉み、乳首オナニー、エルザの手マン、理想の女性とのキス/貝合わせ/ハグです。

エッチな効果音はありません。
セルフは一部でありますが射精表現はありません。

「あなたは 両手で自分の胸を掴みます そして ゆっくりと揉みだします」
催眠を使って彼を理想の女性へと変えたエルザは
まずは自分の胸や乳首をいじらせて女性の快感を味わわせます。

エッチは前半が乳首オナニーとエルザに手マンされているイメージ
後半はもう一人の理想の女性が登場し、その子とあまあまなレズプレイをします。
この後半部分が今回新たに追加されたシーンです。

「胸のあたりから あまーい快感が 波のように全身に広がっていく」
乳首オナニーは自分の好きなスタイルでいじりながら
エルザが適度に感度強化の暗示を入れてくれるセルフスタイル。
おっぱいなら大きさは違っても男女共通の部位ですし
乳首を既に開発済みな方ほど心地よい痺れを強く感じることができます。

「くちゅ じゅぷ ぬちゅ …入ったよ 股間に指 入っちゃってるよ?」
「快感のレベルが 上がる どんどん高ぶっていく 愛液が次から次へと溢れてくる」

その後の手マンはエルザがちょっぴり意地悪に振舞いながら
同じくドライに向けて心と体をさらに煽り立てます。

聴き手に股間までいじらせたら女体化が一気に解けてしまいますから
そうならないようにわざと彼女に責められるプレイをしているわけです。
こんな風にプレイの細かなところで女体化の維持や強化に繋がる要素がいくつも登場します。

手マンで一度ドライ絶頂した後に始まる理想の女性とのエッチは
舌を絡めたり唾液交換をする濃厚なキスから始まり
女性同士でしかできない貝合わせやハグをしながら迎える連続絶頂など
甘さを持たせつつ強めのドライも味わえる充実したプレイが繰り広げられています。

「可愛いアヘ顔ね こんな色っぽくていやらしい顔 AV女優でもなかなかできないわ ったく あなたって本当にいやらしいメス犬ね」
「ね? 女同士っていいでしょ? あなたが女だから この快楽を味わえるんだよ?」

そしてエッチの様子を言葉で伝えながら
エルザは主人公が完全な女性になったことを遠まわしに自覚させます。
女体化催眠は自分が女性になりきった上でエッチを楽しまないと魅力が半減してしまいます。
そのための環境作りをエッチと並行してきっちり行っているところが実に素晴らしいです。

「イってる 絶頂感があなたを包み込む 全身ガクガク震わせながら 目は見開いているはずなのに 何も見えない」
ここで最も個性的なプレイは一番最後に登場する絶頂シーン。
エルザが短いカウントを数えた後、およそ4分間に渡って0をバックで連呼し
中央からはもう一つの声が畳み掛けるような追い込み暗示を入れ続けます。


簡単に言えばロングタイムのドライオーガズムを目指すわけです。
ここに至るまでの雰囲気作りや暗示の入れ方がしっかりしているおかげで
普段よりも長く脳や股間に快感を味わうことができました。
私の場合はずっとではなく断続的に絶頂の波が押し寄せる感じです。
うまくいった場合は事後にそれなりの疲労も感じるでしょう。

このように、女性の快感や女性同士の愛をテーマにしたエッチが繰り広げられています。
甘く激しい快感が味わえる作品
女性同士のエッチが生み出す甘く愛に満ちた雰囲気が心を
中盤以降に登場するややハードな絶頂シーンが体を満たしてくれる作品です。

エルザは主人公に敢えて明確な女性像を示さず
彼の好きにイメージさせながら諸々のプレイを行います。
そして前半はオナニーを絡めたオーソドックスなエッチ
後半はもう一人の自分との魂が焼けるようなエッチと
プレイスタイルを切り替えて別方向からドライオーガズムへと導きます。

言葉で表現すれば前半も後半も同じドライオーガズムです。
ですが実際に味わってみると両者に多少なりとも違いがあるように思えます。
精神面での充実度の違い、とでも言えばいいのでしょうか。
後半の方が相手との繋がりが強い分より大きな快感を味わえます。

そう感じさせてくれるのに大きく貢献しているのが
最後の絶頂パートの直前にある「抱き合う・対流」というパートです。

「安心 安心 もうずっとこうしていたい」
「あなたは快楽そのものになる 女の快楽 メスの快楽そのものになる」

貝合わせでドライ絶頂した後に小休止をしているシーンなのですが
抱き合って心と体をより深く繋げることで最後への準備をしっかり整えてくれます。
精神面を非常に大事にしながらエッチしているからドライしやすいのかなと。

一方残念だった点を挙げるとするなら音質です。
作中で頻繁に登場するパン振り(音の定位を切り替える)の際にノイズがそこそこ入ります。

5年前ならこの程度のノイズは無視していいレベルです。
しかしバイノーラルの登場により音質が格段にアップしている現在ではどうしても気になります。
リメイク作品ならば音にももっとこだわって欲しかったです。

絶頂回数は全部で3回(すべて連続絶頂形式)。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

過去の名作に新たな要素を加えた安定感のある作品です。
期待していたよりも変更点が少なかったこと、音質にやや難があることから
今回は以下の点数とさせていただきました。
オリジナルをまだ聴いていない人なら点数以上の満足感が得られるでしょう。

おまけは別タイプの絶頂パートです。

CV:夏深さん
総時間 本編…1:08:55 おまけ…2:07

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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パブロフの犬化催眠

※2017年5月28日追記
本作品は2017年4月に販売を終了しました。


サークル「Hypno life man」さんの催眠音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、優しくてペット思いの女の子が
催眠の技術を使って主人公を従順な犬へと作り変えます。

古典的な技術に様々なアレンジを加えた珍しいスタイルの催眠が行われており
過去に誰もが味わった体験やイメージを上手に思い浮かばせながら
的確な暗示を入れて少しずつ確実に催眠状態を深めてくれます。
声に反応するエッチな犬へ
女の子に催眠をかけられ2種類のエッチをするお話。

「君は催眠術の存在を信じますか? 信じませんか?」
女の子は明るくて穏やかな声の女の子。
音声を聴くにあたっての注意事項を簡単に説明すると
主人公に催眠をかけて気持ちよくしてあげます。

本作品は最初にしっかりとした催眠をかけた後
彼女の声に反応して我慢汁を垂らす犬としてエッチを楽しみます。
パブロフの犬にあてはめると彼女の声がベル、我慢汁が唾液になります。
エッチで犬扱いされるシーンがありますから属性的にはM向けです。

新規のサークルさんとなると催眠のクオリティに難がある印象を抱くかもしれませんが
Hypno life manさんは中の人が催眠を詳しく勉強している方らしく
催眠パートについては現時点でもかなりの水準にあります。
オーソドックスな技術や大衆性のあるイメージを用いるなど親しみやすい作りになっています。

私にはエッチよりも催眠を楽しみたい人に適した作品に映りました。
一応言っておきますと「ヒプノポリネシアン」などで有名なHypnoLifeforMENさんとは別のサークルさんです。

催眠はおよそ27分30秒間。
まずは仰向けに横になり天井を見つめたまま彼女の話を聞きます。

「体育の後の数学の授業 君は先生の口から唱えられる呪文を 淡々と聞いている」
「先生の声が まるで子守唄 聞いているけど 理解はできない」

お話の内容は日常生活における矛盾への対応や高校時代の思い出など。
そしてそれらを語りながら眠気を催す暗示をさらりと入れてきます。
高校時代にお昼を食べた後の授業で眠くなった人は結構いるのではないでしょうか?
そういった誰もが経験しているイメージを用いて上手にリラックスさせてくれます。

カウントに合わせて目を閉じた後はさらなるリラックス。
深呼吸をしたり体をパーツごとに分けて脱力するお馴染みの技法が登場します。

「右肩の力がすーっと抜けて 分解されていく すると 右腕全体の力がすーっと抜けて分解される」
「魂は分解できないので 移してしまいましょう 新しくできた君にね」

ここではもう一人の新しい自分を作り出すイメージを加え
そちらに魂を移す、といった変わったスタイルの脱力が行われています。
魂をあちらに移せば当然元の体は心が空っぽになり、彼女の言葉を受け入れやすくなります。
テーマに合わせて技術をちょっぴりアレンジしながら催眠を進めているところが面白いですね。

そして最後はさらに意識の力を弱め、彼女の声を受け入れやすくするために
カウントを何度も数えながら半覚醒状態と催眠状態を往復します。

「幸せだね 気持ちいいね 私が全部包み込んであげる」
「奴隷は私の言うことを 忠実に従う 従うこと それが気持ちいい」

ここまでくると頭の中がぽわぽわ、もやもやする気持ちいい気分が随分していると思います。
それを後押しするように彼女は優しい言葉をかけ、信頼関係をより強固にします。
そして最後の最後にエッチに必要な主従関係を結ぶ暗示を入れます。
とことんまで入念な準備をしてから目的を達成する堅実な流れがとても印象的でした。

しっかり催眠を深めながら声の依存心を膨らませていく安定感のある催眠です。
主人公の心と体を自分の声に素直に反応できるようにすることを目的に
古典系の技術に多少の工夫やイメージを交えて個性を持たせながら行っています。

対面でかけられるくらい知識と技術のある方らしいですし
一般的な新規サークルさんの処女作と比べて明らかに格上の催眠を施してるのも頷けます。
違和感を抱くことなくスッと催眠に入ることができました。
技術に女の子のお話やイメージを柔軟に活用している点もレベルの高さを感じます。

まとめると、シンプルで面白味もある取り組みやすい催眠です。
声に従う喜びを感じながら
エッチシーンは2パート35分30秒ほど。
プレイはPC筋に力を入れる、亀頭責め、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフとドライ両方の絶頂形式が登場します。

「今 君には魂がないから 新しい魂用意してあげたよ?」
催眠によって主人公を何も考えられない空っぽの心にした女の子は
代わりにパブロフの犬の魂を埋め込み、従順な犬へと作り変えます。

エッチは最初のドライパートが犬化とPC筋トレーニングによる絶頂
次のセルフパートは亀頭を指で擦った後におちんちんをしごきます。
どちらか一方を選択するのではなく通しで聴くのがデフォルトです。

「嬉しいことがあると 尻尾を振ってしまう犬のように 君は嬉しいことがあると おちんちん硬くしてしまう」
「従うことが気持ちいい 私の命令ならなんでも従う 命令されたい エッチな命令が欲しい」

エッチが始まっても彼女の丁寧なスタイルは変わりません。
犬になった彼に「変態」と軽く罵ってM心をくすぐりながら
さらなる暗示を入れて声に従う喜びを心に深く刻み付けます。

これらの準備に10分以上をかけているので実プレイ時間がやや短くなってますが
犬になりきりやすいことやシチュがやや恥ずかしいこともあって
勃起やおちんちんのムズムズ感はそれなりのレベルで味わえます。
どちらかというとシチュを重視しているエッチですね。

「どう? じーんとした快感が おちんちんを刺激するでしょ? まるで我慢汁をポンプのように押し出してるみたい」
PC筋の運動は彼女の「はい」に合わせて玉とアナルの間あたりの筋肉を収縮します。
実際にやってみると玉の付け根あたりにシュワシュワとした快感がありました。
ドライ系の催眠音声でよく行われる暗示でイかせるものとは少し違うタイプのドライです。
7分近く続けますので人によっては股間がちょっぴり筋肉痛になるかもしれません。

もう一つのセルフパートはパンツを脱いでから人差し指で亀頭を優しく擦り
しばらくしたところで100カウントが始まり、途中からは通常のオナニーに切り替えて0で射精します。
100から0まで数えるまでの約8分間ずっとしごき続ける感じです。

しかし残念ながらこのパートには音声作品における致命的なミスがあります。
具体的には声優さんの収録風景をそのまま音声にしてしまっています。

「それだっ…それだけは 覚えておいて欲しい…覚えておいて欲しいの」
「0って言っている間は 0って言っている間はイキ続けてね 0って言っている間はイキつっ…0って言ってい 0って言っている間はイキ続けてね」

こんな感じで声優さんがシーンに最適なセリフの言い方を模索する様子や
失敗して独り言を呟く、あるいは「飛行機…」と言って演技を中断するなど
音声作品制作の裏舞台が終盤のおそよ5分間に渡ってそのまま流れ続けます。

音声作品の中には編集ミスのあるものもそこそこありますが
それでも5秒程度のごくごく短い場合がほとんどです。
それをここまでの長さに渡って行うというのは前代未聞です。

はっきり言ってしまうと、このパートは音声作品と呼べる水準にすら達してません。
ここまでのシーンが良かっただけに非常に残念です。

このように、コンセプトは面白いのだけど完成度が非常に低いエッチが繰り広げられています。
未完成な作品
前半の催眠パートの質の高さが魅力の作品です。

女の子はドMな主人公の性的欲求を満たしてあげるために
まずは十分な深さの催眠状態にまで誘導し、その上で犬になる暗示を交えたエッチをします。
わざと難解な話をして混乱を誘ったり、眠気を催しやすい話題を提示するなど
手を変え品を変えながら少しずつ暗示を受け入れやすい精神状態に誘導してくれます。
技術はシンプルにしてアプローチで個性を打ち出しているあたりがとても面白いです。

「何度でもイけるよ だって君は パブロフの犬の魂が入った変態だから」
タイトルやテーマからどぎついエッチを連想する方もいるでしょうが
彼女は終始穏やかな口調で話しますし、プレイも比較的ソフトなものに抑えてあります。
ですからドMな方にはいささか物足りないかもしれません。
彼をもてなすためにわざと意地悪に振舞っているように見て取れます。

しかしそんな様々な良い部分をセルフパートの終盤部分がすべて台無しにしています。
サークルさんのミスなのか、それともこれが本来の音声なのかはよくわかりませんが
少なくとも私は到底聴けるものではないと考えています。

もしサークルさんがこの記事を読まれたのなら
今すぐ該当部分を修正し、差し替えることを強くおすすめします。
後日修正された場合はご連絡いただければ確認した後で本レビューの内容や点数も修正します。
淫語それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

ドライパートまでは割と良いのだけどその後がうーん…な作品です。
良質な素材をサークルさんがご自身の手でダメにしていること
それに対するアフターケアを今のところ何もしていないことを重く見て
今回はいまだかつてないレベルの厳しい点数とさせていただきました。

おまけは「はい」の掛け声3種と無音ファイル2本です。

CV:柑野ゆずさん
総時間 本編…1:11:35 おまけ…11:47

オススメ度
□□□□□□□□□□ 0点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は6点。
セルフパートの編集ミス&発売後の対応の悪さで-7、コスパで+1してあります。
この部分さえ改善されれば普通に聴ける作品です。

この作品を0点にした一番の理由は、これほど致命的なミスを犯したにも関わらず
サークルさんが今のところ何のアクションも起こしていないことにあります。
既に起こってしまった事実を覆すことはできません。
ですがtwitterやブログで謝罪し、修正を約束するなど事態の改善に向けて行動することはできます。
何故それすらしないのか私にはまったく理解できません。

(欝絶頂催眠)催眠STS(性転換)バーチャルレズ体験催眠被レイプ「リリーフレンズ」(女性化+バーチャルレズ+強欝系穢され洗脳精神レイプ)

サークル「キャットハウス」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、恋人の友達にあたる人懐っこい女の子が
女体化催眠を使って主人公の恋のお手伝いをしてあげます。

「恋人が他の女性に寝取られる」気分を恋人自身の立場で楽む珍しいプレイが繰り広げられており
女の子は巧みな催眠で彼女と彼の心と体を上手に繋ぎ合わせ
その状態をしっかり保ちながら得られる快感を暗示で的確に伝えてくれます。
恋人ともっと親密な関係になってもらいたいから
恋人の友人「亜美」に女体化催眠をかけられるお話。

「こんにちはー 私のこと覚えてます?」
亜美は明るくて爽やかな声の女の子。
友人「さやか」の恋人にあたる主人公に偶然出会ったので声をかけると
彼女たちが通っている学校のことなど世間話を始めます。

本作品はさやかから彼との関係がかなり淡白なことを聞いていた亜美が
なかなか手を出せない彼の勇気を奮い立たせるために
催眠の技術を使って女心と女性の体の気持ちよさを教えてあげます。
ちなみにさやかと亜美が通っているのは女子校で、彼とは入学前に付き合い始めました。

原作が女体化音声で有名なKUKURIさん、監修等をキャットハウスさんが務められているだけあって
登場人物たちの複雑な人間関係やキャラ作りやストーリーもしっかりしており
聴いているうちに自然と作品の世界に引き込まれていくような魅力を秘めています。

お話に熱中できる=集中力を高めやすいおかげで催眠状態を維持しやすくなっているのも魅力です。
最初から言ってしまうと相当にレベルの高いボイスドラマ風催眠音声です。

聴いた限りでは催眠はキャットハウスさん、エッチはKUKURIさんの作風を色濃く感じました。
ですからどちらのサークルさんが好きな方でも普通に楽しめるでしょう。

本作品のレベルの高さを窺わせる要素としてまず挙げられるのが亜美のキャラ設定。
彼女自身が終始親しげに語りかけてくるのに加えて
さやかの友達であること、相談に親身になって乗ってくれること、女性だから女心を知っていることなど
これから行う彼女の催眠を聴き手が受け入れやすく感じる部分を数多く持っています。

「ちゃんとした宣誓は 自分の心に聞かせるために とっても大事なんです」
さらには催眠を始めるにあたって3つの約束を提示し
そのすべてを声に出して復唱させ、聴き手の心にしっかりと焼き付けていたりもします。
そしてこれらを普通に会話をするような和やかな雰囲気で行っています。

音声開始からおよそ10分間をこれらの準備にあてていることからも
サークルさんが聴き手との信頼関係(ラポール)の構築に力を入れているのがよくわかります。
ドラマ性を持ちながら催眠自体もハイレベルなところが素晴らしいですね。
流れるような催眠
催眠はおよそ18分間。
まずは会話の最中、さやかに熱中している人物として登場した
生徒会長「宮永理恵」の画像を見つめるイメージをします。

「その髪 あでやかな瞳 とても綺麗な女性ですよね? 思わず見とれて ぼーっとしてしまうね」
「すべての男性も女性も 思考も体も 完全に痺れさせてしまう 甘美な匂いがする女性」

そして理恵の容姿を描きながら、亜美はセリフの中に意識がぼやける暗示を適度に散りばめます。
特に瞼に重さを感じさせる暗示が多いですから
ここまでの入念な準備も手伝って一気に重くなるのを感じるでしょう。
KUKURIさんが好んで使われている凝視法をキャットハウスさんがアレンジしています。

「そう だんだんと 目が疲れてきますね」
「さぁ 次の数字で あなたの体がどうなるのか もうわかっています」

個人的にすごく面白いと思ったのが瞼を実際に閉じさせるシーン。
20カウントを数えて合間に暗示を入れていくオーソドックスなものなのですが
敢えて「目が閉じる」とは言わず、後になるほど数を重くゆっくりと数えていくんです。

要は聴き手が自分から目を閉じたくなる雰囲気を作り上げているわけです。
相手にしっかり主導権を与えながら催眠を進めているところが素晴らしいですね。
「彼女の催眠をもっと聴きたい」という気分に自然にさせてくれます。
亜美がかける言葉の的確さ、美しさも本作品の大きな魅力の一つです。

軽く催眠に入った後は深化と今回の催眠の目的となる女体化です。
生まれたままの姿のさやかをイメージし
彼女と自分が触れ合う様子を思い描きながら心身を一体化させていきます。
さやかの容姿は自分の理想の女性をイメージしていいそうです。

「彼女(の鼓動)は あなたより ゆっくりみたい そのまま あなたもゆっくりになる 当たり前」
「眠る 落ちる 落ちた もう 落ちている まっくーら」

主人公とさやかが合わさり、ひとつになる様子を描写しながら
亜美は安心感を与えたりさらに意識が薄れる暗示を巧みに入れていきます。

多くの女体化作品のように自分の体が変化するのではなく
元々存在する女性の体にこちらの精神だけが移る描写がされているおかげで
女体化を受け入れやすく、さらにはこの後始まるエッチへの布石にもなっています。
催眠パートで行うのは取っ掛かりで、エッチを通じて女体化を定着させる変わったスタンスが取られています。

暗示を受け入れやすい精神状態にしてからイメージで女体化させる割とシンプルな催眠です。
主人公の心をさやかの体に移すことを目的に
古典と現代の技術を織り交ぜながら少しずつ着実に催眠を深めてくれます。
キャラや人間関係がしっかりしているから主人公自身になりきりやすく
亜美の誘導の的確さも相まって多くの人が催眠特有の心地よい感覚を得るでしょう。

「声を聞いていると 体の力が すーっと 抜けていきます」
中でも最も感銘を受けたのは亜美の演技です。
例えば上のセリフ、催眠音声だと割とよく聞くフレーズなんですが
一語一語の口調や間が微妙に変えられていてあっさり力が抜けてしまいます。

キーとなる暗示の言い方がかなり細かく練られてますし
ひとつひとつの言葉に細心の注意を払いながら催眠を進めているのがわかります。
それらがしっかりと心に響き、残り続けるからこそすんなり催眠に入れるのです。

まとめると、様々な美点を兼ね備えている極めてレベルの高い催眠です。
男の心のまま女に犯される快感
エッチシーンは37分ほど。
プレイは乳首オナニー、オナニー、理恵とのキス/乳首舐め/手マン/ディルドSEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフは一応ありますが射精表現はありません。

「女の子の体験 させてあげる」
主人公の心とさやかの体と同化させた亜美は
女の子の気持ちをより深く理解してもらおうとオナニーの指示を出します。

エッチは彼が催眠を受けている同じ時間に学校にいるさやかをイメージし
前半はオナニー、後半は理恵とのエッチを楽しみます。
ちなみにここからは亜美が彼のことを「さやか」と呼ぶようになります。

男性が一切登場しないレズプレイなのですが
彼とキスすらしたことのないさやかが他の女性からハードに責められる寝取られ展開が
女性の快感と背徳感の両方を執拗に高めてくれます。
これがタイトルについている「欝絶頂催眠」の正体です。

「乳房を大きく掴み 何度か揉んでみる その瞬間 背筋がゾクゾクして 気持ちよくなる」
「1、0 はいっ! 全身の感度が 今までより高くなるよ?」

前半のオナニーシーンは女体化のさらなる安定化と感度の強化がメイン。
さやかが自分のおっぱいやおまんこを慰める様子を描きながら
運動支配と感覚支配の暗示を絡めて聴き手にも主観的に楽しませ
さらにはカウントを数えて段階的に快感が大きくなるよう導きます。

女体化作品でセルフが登場する作品というのも珍しいですね。
イメージの中のさやかがエッチしているような描写ですし、頭の中で楽しむものなのでしょう。
ですが催眠の入り具合によっては手が勝手に動く可能性もあると思います。
私の場合は股間にオナニーしている時のような快感が継続的に感じられました。

「ほら 全部溶けるよ? 思考が とろっとろになってくる …あれ? ボクって誰だっけ? 俺って誰だっけ?」
また亜美はプレイの様子を語りながら適度に催眠が深まる暗示も入れてきます。
女体化催眠はまず催眠に入り続けていることが重要ですから
そのための気配りをしてくれているのは非常にありがたいです。
催眠に漂い続ける心地よさも感じながら気持ちよくなれます。

そうやって十分すぎるほどの準備を整えたところでいよいよ理恵が登場し
彼女が責める形でさやかと濃厚なレズプレイを繰り広げます。
熱いキスをしてから乳房を舐め、横になったさやかのおまんこを指でかき回し
さらにはディルドで貫く男女のものに近いプレイを
主に感覚支配の暗示を使って自分自身のことのように伝えてくれます。

「彼氏であるあなたが触ったことがない おまんこ そんなさやかのおまんこを お姉様の指が 念入りにかき回し始めたよ」
「これが さやかの処女を奪ったのよ? 今から それであなたを気持ちよくしてあげるよ」

そしてここでは亜美が事あるごとにこれが寝取られプレイであることを意識させるセリフを投げかけます。
女体化催眠ですので当然体は結構気持ちいいです。
でも心は男のままだからこのプレイを素直に受け入れられない。
この2つの相反する要素があるから余計に燃えるんです。
女体化音声でしか味わえない独創的なシチュが光っています。

ここまで何度も何度も感度を上昇させていたこともあって
最後の瞬間は股間や脳に突き抜けるような激しい快感がありました。
そして事後にちょっぴり後味が悪くも感じました。
寝取られ要素を精神的なスパイスとして上手に活用しています。

このように、女性同士のエッチに寝取られを織り交ぜた質の高いエッチが繰り広げられています。
複雑な気分を抱きながら気持ちよくなれる作品
キャラや人間関係、ストーリーが生み出すしっかりした世界観
恋人が寝取られる様子を主観的に味わうエッチなど、他には無いものをいくつも持っている名作です。

亜美は友人の彼氏の相談に乗ることを名目に彼をさやか自身になりきらせ
彼女の心が既に自分から離れていることをエッチをしながら思い知らせます。
プレイだけをみれば愛し合う女性同士のあまあまなエッチです。
しかしそれに恋人として参加するとそれなりに心が打ちのめされます。
この見事な着眼点が作品の個性を最大限に引き出しています。

そして複雑な人間関係に基づくエッチを催眠の技術を駆使してしっかりと表現しています。
どんなに素晴らしいアイデアでも形にできなければ意味がありません。
完成度の点でもここまでのものはなかなかないでしょう。
聴いてる間は時間を忘れるほどのめりこめましたし、十分すぎるほど気持ちよくもなれました。
「非の打ち所が無い作品」というのが私の正直な感想です。

催眠はここまで色々書いてきましたけど唸りっぱなしでした。
全体的な流れから細かい言葉の表現やかけ方に至るまでが練りに練られています。
特に冒頭の掴みと開始直後の瞼を閉じさせるまでが秀逸です。
最近の作品にもまったく引けを取らないクオリティを持っています。

エッチは最後に行う1回の絶頂に向けてひたすら気持ちを高めていきます。
暗示による快感や感度の上昇に加えて背徳的な気分がそれを後押ししています。
といっても寝取られる相手が女性ですからそこまでブラックではありません。
精神が余程弱い人でもなければ引きずることはないでしょう。
淫語それなり、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

…といった感じにベタ褒めしてきた本作品にも一つだけ残念なところがあります。
それは値段の高さ。
76分に対し2400円と最近の作品に比べてかなり割高です。
このクオリティなら仕方ないとも思うんですけどね…
発売からもう5年以上経ちますし、いつの日か廉価版が出てくれることを願っています。

コスパの面でやや難点があるものの、独創的なテーマや完成度の高さに敬意を表し
本作品をサークルさんでは2本目の満点とさせていただきました。

CV:川瀬ゆづきさん、紅月ことねさん(冒頭の諸注意のみ登場)
総時間 1:16:04

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかなお姉さんの催眠によって気持ちよくなれる楽園へと向かい
そこで男性とは違う快楽をたっぷりと味わいます。

敢えて精神だけを女性化してオナニーさせる変わったエッチが行われており
彼女は催眠を施しながら自分の声に対する興味や集中力をしっかりと高め
その上で言葉だけを使って興奮させたり絶頂へと導いてくれます。
2人だけの幸せな世界へ
お姉さんと楽園に行き、そこで女性のオナニーを楽しむお話。

「準備はできましたか? …はい わかりました では 始めていきましょう」
お姉さんは明るく穏やかな声の女性。
音声を聴く際の諸注意や準備を簡単に説明すると
これから主人公と2人で向かう夢の国に関するお話を始めます。

本作品は彼女と夢の国に向かうイメージをしながら催眠に入り
その後女の子の心になってオナニーをします。
催眠音声では女体化をしてからエッチに進む作品がそれなりにありますが
本作品の場合、主人公の体が変化するのではなく生まれ変わる描写がされているため
まずは心を変化させ、その後に体の変化を実感させるアプローチが取られています。

これだけを読んでもあまりピンとこないでしょうが
作者がすくりぷさんということで、ここに至るまでの道筋はとてもしっかりしています。
ですから彼女の言葉を素直に受け入れる心さえ身につけることができれば
自然に体が熱くなるとか、股間がピクピク震えるといった変わった快感が味わえるでしょう。
しっかり催眠を深めてからほぼイメージだけでイかせる感じです。

催眠はおよそ34分間。
まずは彼女の言葉を聴きながらこれから向かう楽園のイメージをします。

「夢の世界では あなたにとっていいものを集めた場所があります その場所では、全ての嫌なことを忘れ あなたの心を癒してくれるの」
楽園と言っても人によって細かなイメージは随分異なるでしょう。
ですが誰でもそこは自分にとって「良い場所」と思っているはずです。
彼女はそこに行けば性的な事を含めた様々な欲求を満たすことができることを告げ
これからの催眠に聴き手が前向きに取り組める気分になれるよう誘導します。

続く楽園へと向かう第一歩はリラックス。
催眠音声ではお馴染みの深呼吸をしたり
主に両腕に脱力感や温かくなる感覚を実感します。

「肩が楽になった すると腕が すこーし重たくなる 肩が支えていた腕が 力を抜くことで、だら~んとする」
「腕が暖かくなると少し 汗がにじんできます その汗は あなたの体に溜まった疲れを一緒に放出してくれるわ そして腕からもっと力が抜けていく…」

肩の力が抜ける暗示を入れ、その感覚を腕や手に伝播させたり
腕の温かさを活用してさらなる脱力を促すなど
お姉さんは聴き手が簡単にリラックスできるよう感覚をリンクさせる形で催眠を進めます。

「~をして、次に…をする」みたいな一つ一つを区切るスタイルではなく
それぞれの要素や工程に関連性を持たせ、それらの相乗効果で催眠を深めていくわけです。
すくりぷさんらしい流れるような催眠が繰り広げられています。

「あなたの心に眠っていたうれしい気分 幸せな気分が溢れてくる 此処にいるだけで 私といるだけで、とてもいい気分…」
また彼女はこれらを行いながらしきりに自分の声や言葉に良い印象を持たせようとします。
催眠に入りやすくなるには彼女の言葉を素直に受け入れられる心が大事です。
だからこそ彼女はリラックスによって生まれた心地よさを自分の声と結びつけ
声への抵抗心を削ぎ、依存心を高めるよう小まめに働きかけます。

リラックスと声への集中力。
催眠にとって重要な要素の両方を上手に高めているところも
本作品の催眠が優れていると言える大きな理由の一つです。

十分に準備が整った後はいよいよ楽園へと向かいます。
ここではどこかに移動するのではなく主人公の心と体をお姉さんの胎内に一旦収め
新しい生命として生まれ変わる変わった深化が行われています。

「どんどん どんどん暖かくなる いつもよりぽかぽかして 心地いい 私の中 とても暖かいでしょ…」
「生まれ変わる時 あなたは私の言う通りになれる 無意識にやりたいと思うようになる 全て私の思うままに…」

ここでも先ほど生まれ体の温かさを彼女の胎内にいる感覚に置き換え
彼女の体から生まれる=彼女のモノになるイメージから
彼女の指示や暗示により反応しやすい心と体になるよう巧みに誘導しています。
人間なら誰でも母親から生まれるわけですからイメージもとてもしやすいです。

おそらくこのあたりまで来ると体の重さや温かさに加え
意識のぼやけもそれなりに感じていると思います。
頭の中がどろどろに溶けたような不思議で心地よい感覚です。

「あなたは… そう 女の子に憧れていて本当は女の子になりたかった そうでしょ?」
「女の子の感覚 女の子のカラダ… えっちな女の子の体を あなたは求めているの そうでしょ?」

そして最後はこれから行うエッチの下準備として
先ほど生まれ変わった際に自分が女性になったことを受け入れます。

随分唐突に感じるでしょうが、これだけで本作品の女体化が終わるわけではありません。
まずは女性になったことを告げて軽くその気にさせ
それからエッチを実際にしながら女性の快感を膨らませていきます。
おっぱいやおまんこができておしまい、とかではなく心を重視している点が面白いですね。

楽園に行く様子に催眠と心の女性化を絡めている非常に変わった催眠です。
お姉さんの言葉を受け入れ、女性の気分になることを目的に
序盤は2人の信頼関係の構築、中盤はリラックスと声への集中力の向上
終盤は深化&心の女性化とシーンごとに明確なテーマを設け
それらに関連性を持たせながら少しずつ慎重に進めています。

一般的な催眠音声とは随分と作りが違うのですが
全体的な流れや各シーンの意図や目的、催眠の技術や暗示の入れ方など
すべての要素がしっかりしていて結構あっさりと催眠に入ることができます。

特に彼女の声に良いイメージを持たせるセリフが多いですから
声を聴いていると妙に安心するとか、心地いいと感じる人がきっといるでしょう。
サークルさんの他作品と同じく、催眠の世界にどっぷり浸かれる作りになっています。

最後の女体化についてはこの段階だとあまりピンとこないと思います。
ですがエッチの内容が女性の快感をテーマにしたものばかりですので
女性になりきりやすい雰囲気は出来上がっています。

まとめると、個性的であり効果的でもある面白い催眠です。
じっくりと感度を高める丁寧なエッチ
エッチシーンは34分ほど。
プレイはバイブオナニーのイメージ、女の子のオナニー観賞、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフとドライ両方の絶頂形式が登場します。

「エッチな事 いっぱいしましょう」
女の子の体になってお姉さんと無事楽園に到着した主人公は
より幸せになるためにおまんこにバイブを挿入されているイメージをし
彼女の言葉で少しずつエッチな快感を高めていきます。

エッチは彼女の言葉だけで快感を操作される催眠音声ならではのものです。
序盤は女体化の延長として自分がバイブオナニーしている様子をイメージし
彼女の感度上昇の暗示を聞いて自分が女性になったことをより強く自覚します。

「バイブは小刻みに震え あなたの体を感じさせる オマンコの振動とともに あなたの体は感じて震える どんどん感じていく せつない気分」
「あなたのえっちなオマンコが バイブをおいしそうに咥え込んでるの よーく見えちゃう…」

カウントを数えながら股間がムズムズする暗示を入れたり
股間にバイブが入り、中で振動している様子や感覚をイメージしていると
股間の筋肉が引き締まってピクついてくるのを感じるかもしれません。
彼女も主人公が女性に変化したのではなく、最初からそうだったように思わせるセリフを投げかけます。

彼女の感度強化はまだまだ終わりません。
次は気持ちよくなりたい女の子がいっぱいいる部屋へと移動し
そこでオナニーに耽っている女の子を見ながらさらにエッチな気分を高めます。
ちなみにここからはバックで女の子たちの喘ぎ声が流れ始めます。

「ほら 股を広げて自分のクリ触ってるでしょ? 爪を短く切って 傷つけないように気をつけながら 白くて小さい指でくーりくり くーりくりこねくり回すの」
「ぞくっとした快感が 体中に広がる いやらしい声を聴くだけで エッチな気分になる」

周りがみんなオナニーしているのなら自分がオナニーしてもそれほど恥ずかしくはありません。
また女の子のオナニーのイメージは自分がする時の良い材料になります。
女の子しかいない部屋にいるのも自分が女性になったことを遠まわしに自覚させます。
しっかりと女性の気分になりきらせてからオーガズムに導く丁寧な流れです。

そうやって嫌と言うほど気持ちを高めて後にようやくオナニーが始まります。
自分のおちんちんを股間に突き刺さっているバイブに見立て
それを激しく擦って射精するセルフに近いスタイルです。

「びくんびくん 体がはじける 全ての液体を体から放出しなさい びゅるびゅる… 白い液体が 体中にまみれる」
私個人はこの流れならストレートにドライでいいと思うのですが
おまんこのバイブを前後ではなく上下に動かす指示を出していることや
絶頂時に上のセリフを投げかけているのを見るとセルフによる射精を狙っているのだと思います。
道中は女性の快感を、最後だけは男性の快感を得させている変則的なエッチです。

このように、女性の気分をたっぷり味わわせながら行う変わったエッチが繰り広げられています。
色んな意味で気持ちよくなれる作品
癒しを重視した入念な催眠、女性になりきらせながら行うエッチなど
現実逃避感を味わいやすい要素が色々と詰まっている作品です。

お姉さんは主人公が本当の楽園に行った気分を味わえるように
まずは様々な技術を使って十分な深さの催眠状態へと誘導し
それから女性でしか味わえないタイプのエッチや快感を提供します。

「狂っちゃいなさい オナニー好きの快楽奴隷になりなさい みんなにいやらしいとこ いっぱい見せてあげなさい」
「見られて感じてしまう変態 変態 オナニーことだけ 快感のことだけ 全身がくがく震えて…」

「楽園に行く」というテーマから癒し系の作品に思われるでしょうが
エッチにおける彼女の態度はご主人様っぽさがそれなりに漂っています。
これも非現実的な快感を味わってもらうためのスパイスなのかなと。
彼女に直接責められるのではなく、軽く見下されて快感を高める感じです。

催眠は序盤から女体化に差し掛かるまでの流れが非常に印象的でした。
彼女の声に集中し、言葉を受け入れさせるための工夫が随所に見られます。
お腹に一旦収まって新しい自分に生まれ変わるイメージも
心身をリフレッシュするのに有効と言えます。

それに対して女体化やエッチは人によって良し悪しが分かれそうに思えます。
他の女体化作品とは違って心の変化に焦点を当てていること
あとはフィニッシュで敢えてセルフに持っていってるあたりが主な要因です。
淫語と喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音ごく僅かです。

他のサークルさんではまずお目にかかれない変わったタイプの女体化系作品です。
テーマ的に女体化作品をある程度経験している人の方が楽しみやすいです。

CV:分倍河原シホ(彩瀬ゆり)さん
総時間 1:17:29

すくりぷてっどこねくしょん
http://107baknyuata.blog.2nt.com/blog-entry-53.html
(ページ中ほど「第10弾(cv彩瀬ゆり)」が本作品になります)

恋人催眠 妄想彼女

サークル「メルティービーンズ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、理想の女性とのあまあまラブラブなエッチをテーマに
お姉さんが主人公の妄想を膨らませるためのお手伝いをします。

催眠音声としての要素は極めて薄いものの、雰囲気作りやオカズの面はしっかりしており
特にエッチシーンではバイノーラル録音ならではのエッチな声やちゅぱ音をたっぷり鳴らし
気持ちよく射精できる環境づくりに努めています。
理想の女性と楽しむ幸せなひと時
恋人のお姉さんと甘いエッチをするお話。

「ようこそ お待ちしてました ここは妄想の世界」
お姉さんは明るくてお淑やかな声のお姉さん。
ここが主人公と自分の妄想が生み出した世界であることを告げると
彼の理想の姿になってたっぷり気持ちよくしてあげます。

この世界はリアルとは違うイメージによって作り上げられた空間で
最初の時点では彼女の容姿は一切定まっていません。
そこで彼女が催眠を使って聴き手を妄想しやすい精神状態へと誘導し
より自分の理想に近い女性とのエッチを実現させる、というのが本作品の趣旨です。

簡単に言えば音声を使ってバーチャルSEXの感覚を楽しもうということですね。
全編バイノーラル録音なおかげで声や息遣いが生々しく
彼女がすぐ近くにいる気分がとても味わいやすいです。

催眠は3パート19分ほど。
最初から裸になり、横になった状態でまずは深呼吸や脱力をします。

「何も考えず この音を聴いてください」
ここではメトロノームの音を鳴らし、それに合わせて深呼吸をする凝った演出がされています。
「コツ コツ」とやや遅いペースでリズミカルに鳴り響く効果音を聴いているだけでも
なんとなく落ち着くとか、癒される気分を感じるでしょうね。
恋人とのエッチに相応しい暖かな空気が常に流れています。

多少リラックスした後はエッチに向けての下準備。
彼女の体を手、足、体のライン、おまんこといくつかの部位に分け
それらを軽くイメージさせてからそれぞれにカウントを刻みます。

「触ると柔らかい? 手 温かい? あなたに触れる指は どんな指?」
「ここからが重要よ? いっぱい考えて いっぱい妄想して」

聴き手が自由に妄想できるように具体的な描写を避けている点は良いのですが
それらを思い浮かべるのではなく考えるように呼びかけているのは疑問です。

催眠は無意識に働きかける行為ですから、無意識が受け取りやすい言葉を投げかけるのが有効です。
ですが「考える」という行為は意識が司っています。
つまり彼女のセリフは催眠にとって逆効果になってしまっているのです。

そもそも事前に軽い深呼吸をさせた程度では深い催眠にそうそう入れません。
その状態で「妄想して」と言っても催眠者の狙った結果はまず得られないでしょう。
それ以前に本作品には暗示と呼べるセリフがほとんどありません。
催眠にとって必要不可欠な要素が決定的に不足しているのです。
これが私が冒頭で「催眠音声としての要素は極めて薄い」と言った理由の一つです。

「好き 好き 好き 好き あなたが好き あなたがだーいすき」
そして最後は深化として彼女が耳元で「好き」を何度も囁きます。
これも催眠の技術から完全に離れているアプローチですので
残念ながら深化としての効果は皆無です。
催眠を施すにあたっての基本的な枠組みを無視した行為をしてしまっています。

軽くリラックスさせてから妄想するシンプルな催眠です。
お姉さんの容姿をより鮮明に妄想できる心にすることを目的に
メトロノームの音を鳴らしたり、部位ごとにイメージするゆとりを与えるなど
良い雰囲気を維持しながら彼女が優しく働きかけてくれます。
声の温かさやリアルさのおかげで癒しを感じる人がそれなりにいると思われます。

ですが催眠は技術ですから、正しい知識に基づき的確に行使しなければなりません。
その大前提とも言える部分が完全に崩壊しているというのが正直なところです。
この音声を聴いて催眠状態に入れる人はまずいないでしょう。
先ほど挙げた部分以外にも改善したほうがいいと思う点が数多く見られます。

せめてしっかり深化させた後に妄想する展開ならよかったのですが…。
まとめると、テーマに沿っているのだけど実用度は極めて低い催眠です。
エッチな要素がたっぷり詰まったエッチ
エッチシーンは2パート48分間。
プレイは乳首オナニー、オナニー、耳舐め、乳首舐め、フェラです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「それじゃあ 始めるね 気持ちいいこと」
催眠によって主人公の理想の姿へと生まれ変わったお姉さんは
もっと幸せな気分を味わってもらおうと彼に寄り添い、乳首オナニーをするよう指示します。

エッチは彼女に言われた部分を自分でいじったり、彼女にいじられたりします。
最初の「まずはあなたから、私は耳舐め」パートはセルフプレイがメイン。
乳首や胸→おちんちんの順にいじりながら
彼女の息遣いや耳舐めが生み出すちゅぱ音を聴いて興奮を高めます。

本作品のエッチは催眠音声のような暗示で心身を操作するものではなく
彼女のエッチな声や音を聴いて楽しむエロボイスに近い作りです。

そんなわけでこちらも催眠から脱線してしまっているのですが
純粋なエロさがかなりあるのでオナニーのオカズとしての実用性は結構高いです。
同人音声で行われているエッチとほぼ同じ感じと思ってください。

「いいよ 触って でも 最初はゆっくり 優しくね」
そして心も体も満たされる最高のエッチを演出するために
お姉さんはエッチをする際しきりにゆっくり、じっくり体をいじるよう言います。
どちらのパートも20分以上と長めの時間を取っていることからも
刹那的な快楽ではなく深く繋がったプレイを楽しみたいとするのがよくわかります。
多少焦らしてしっかり性感を高めてから最後に勢いよく射精するスタンスです。

このパートのポイントは終盤に登場する耳舐め。
「こりこり ぴちゅっ」という特徴的なちゅぱ音が耳の至近距離で鳴り響きます。
お姉さん役が耳舐めにこだわりを持ってらっしゃる伊ヶ崎綾香さんということで
生暖かさすら感じられるほどにリアルな音を楽しめます。
ちゅぱ音のクオリティは極めて高く、ボリュームも豊富です。

「私はあなたの妄想なの だから こんなこともできるのよ?」
「こんなこともできるのよ?」
もうひとつの「こんなことも出来るのよ」パートもちゅぱ音尽くし。
開始直後にやや大人っぽい声の別のお姉さんが登場し
左右の乳首を舐めた後、おちんちんをじっくり愛する濃厚なフェラが登場します。
当然のように乳首舐めは左右で別々のちゅぱ音が鳴り響きます。

もう1人のお姉さんが5分程度で退場してしまうのは残念ですが
「ずびびびっ びりゅっ」とやや下品なちゅぱ音をたっぷり鳴らして責めるフェラは絶品。
前半は全体を舐め、後半は咥えてしごくなどちゅぱ音の質も上手に変化させながら
合間に熱っぽい吐息を漏らして彼女の興奮具合もたっぷりアピールしてくれます。
恋人同士のエッチですから2人が一緒に上り詰めていく雰囲気はとても大事です。

このように、質の高いちゅぱ音をふんだんに駆使した抜きやすいエッチが繰り広げられています。
同人音声としての色が濃い作品
催眠音声ではなく催眠っぽいことをしているエッチなボイスドラマです。

お姉さんは2人だけで愛し合うこの空間を主人公にたっぷり感じてもらうために
リラックスさせてから自分の体をたっぷり妄想させ
その上で自分がご奉仕する形のエッチをじっくりと行います。

エッチの時間が50分近くと非常に長く、その多くでちゅぱ音を鳴らす抜き重視の作りから
この音声を聴いて興奮する、射精したいと思う人はかなりいると思います。
純粋なエロさだけを見ればかなりのものです。

一方催眠音声として見る場合は問題が多々あると言わざるを得ません。
古典・現代いずれにも属さないオリジナルの催眠を施していること
聴き手の無意識を揺り動かすための暗示を入れていないことが特に痛いです。

大手のサークルさんになると自由度のかなり高い催眠を施されている場合がありますが
それらもじっくり読み解けばきちんと催眠のルールや技術に則っています。
催眠と感じさせないために言葉使いや表現を工夫されてもいます。
ですが本作品には残念ながらそういった意図は特に見られませんでした。

エッチはバイノーラル録音の長所を十分以上に活用しています。
催眠パートを聴かずにここだけ楽しむのも大いに有りです。
射精シーンは各パート1回ずつの合計2回。
ちゅぱ音多め、淫語それなり、喘ぎ声そこそこです。

以上のことから当サイトでは非常に厳しい点数とさせていただきました。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 1:18:07

オススメ度
■■□□□□□□□□ 2点


体験版はこちらにあります

追記
同人音声として見るなら6点です

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