サークル「チームランドセル」さんの同人音声作品(R-15指定)。
今回紹介する作品は、現実とは随分違う世界観を持つ場所で
ミステリアスなお姉さんがちょっぴりエッチなサービスをします。
リアルで優しい音をいくつも鳴らしながらストーリーを少しずつ掘り下げていくのが特徴で
耳かき、耳舐め、川の音、水中の音、アンビエントBGMなど複数の音を組み合わせて雰囲気を作り
さらに彼女が何者か、ここがどういう世界かを語って没入感を与えます。
割とストーリー性がある作品ですからボイスドラマが好きな人に向いてます。
恋人なはずの女の子と
「ねぇ…。ねぇ…。起きてください」
サラは上品で穏やかな声の女性。
眠ってた主人公を起こして挨拶すると
耳かきや吐息責めをしながらこうなった経緯を話します。
本作品は優しくてからかい上手な彼女が
親しい関係にある彼をおよそ110分に渡りちょっぴりエッチに癒します。
耳かき、耳マッサージ、耳舐めとメインのサービスを切り替えながら
効果音、環境音、アンビエントBGMを同時に流して癒しの空間を作ります。
「ぐる…ぐる…ぐる…ぐる…ぐる…ぐる…。ふーわ…ふーわ…ふーわ…ふーわ…」
前半の2パートはセリフよりも「ぐるぐる」などの擬声語を多く言いますから
静かで落ち着く音の数々に心地よさや安らぎを感じるでしょう。
環境音は川の音、雨音、水中で泡が弾ける音と水に関するものが揃ってますし
アンビエントBGMも状況に応じて曲を変えて彼らの心情を表現します。
もうひとつの特徴はストーリー性。
彼女や彼が何者か、どうしてこれらのサービスをしてるのかが少しずつ明らかになります。
サークルさんが「ミステリー風SF」とおっしゃられてるだけあって
恋人がストレートにお世話する一般的な癒し系作品とは内容が随分違います。
タイトルの「何もかも忘れさせてくれる」が本作品のキーワードになります。
普通の作品だと現実逃避を意味することが多いですが
本作品ではそれ以外にも重要な役割を持たせて個性と深みを出してます。
多少シリアスな物語になってるので、明るいお話だけを聴きたい人にはやや合わないかなぁと思います。
でも聴き進める楽しさがあるし、2人のキャラも立ってて質は高いです。
後半は会話量が多めになってますからセリフと音をバランスよく楽しむ作品にあたります。
優しい音とサラの愛に包まれて
「1.水辺の恋人 耳かきボイス」は川でボートに乗りながら耳かき
「2.脳ほぐし耳マッサージ」は布団の中で雨音を聴きながら耳マッサージします。
「あなたはきっとお仕事で疲れてるだけです…。今は余計なことは考えず…二人だけの時間を楽しみましょう。ね…」
音声開始から1分後には早速耳かきを始めたり、擬声語の合間に優しい言葉をかけるなど
傍から見れば彼女の態度は恋人そのものです。
しかし主人公はこの事実に何やら違和感を覚えてます。
耳かきという王道のサービスに作品独自の要素を加えてミステリアスに仕上げてます。
そして様々な効果音と環境音が癒しを与えてくれます。
耳かきは「ぷすぷす」という乾いてて柔らかい音が使われており
耳の壁をゆっくりなぞるように動きます。
器具は明言されてませんが音の感じと擬声語(ふーわ…ふーわ)から綿棒と推測できます。
川のせせらぎやアンビエントBGMも相まって癒しのパワーが強いです。
「ほら、両耳を指でぐりぐりしちゃいますよ…」
次の耳マッサージは耳へのご奉仕も多彩になります。
耳舐め、指を使った耳責め、吐息責めを小まめに切り替えながら
バックの雨音も適度に強弱させる変化に富んだサービスです。
音にこだわってるサークルさんなだけあってこれらが違和感なく共存してます。
ストーリーの核心を突くセリフも出てきますから
このへんから本作品がただの癒し系作品ではないとわかりはじめるでしょう。
本当に少しずつ明らかになるおかげで最後まで集中して聴けます。
続く2パート68分間は耳舐めとセリフのバランス型。
「3.リセットの耳舐め」は片耳舐めと両耳舐め
「4.やすらぎのひととき」は彼女のおっぱいに顔を埋めながら耳舐めされます。
「あなたの身体は海の中へどんどん沈んでいく… そう…海です…」
3番目のパートはタイトルの「何もかも忘れさせてくれる」と密接に結びついてます。
最初は水分高めのややコリコリしたちゅぱ音を左右交互に鳴らしてたのが
後半に入ると「ぶくぶく」という泡の弾ける音が加わり海中にいる雰囲気を作ります。
海はすべての生命が生まれた場所ですから、そこへ一度帰ってリフレッシュするわけです。
海のシーンだけは彼女が2人に増えるなど、普段とは違う場所にいることをわかりやすく表現します。
「好きって言って…ニオイでもなんでもいい… わたしが「好き」だって言って欲しいの」
4番目のパートは物語の締めに当たるためストーリーに最も力を入れてます。
彼女のほうからおっぱいの匂いを嗅いでほしいと言い
少し恥ずかしそうな表情でそれを受け入れながら愛の言葉を求めます。
彼女の心情描写も結構あって一体感のあるサービスが味わえます。
そしてすべてを聴き終えた後は満足感と一緒に多少の切なさを感じるでしょう。
実際に聴いた感想ですが、予想以上にドラマ性が高くて驚きました。
チームランドセルさんだから音を駆使して癒すのかなーと思いきや
それは前半だけで後半はむしろ彼女たちの人物像、内面、物語の背景に力を入れてます。
販売ページの説明文にはそのへんがほとんど書いてなかったので
このレビューでもできるだけ伏せました。
本作品の場合は内容をあまり知らないほうが楽しめると思います。
世界観が独特な作品
サラは現在付き合ってる主人公をとことん癒そうと
パートごとに場所を変えながら耳かき、耳マッサージ、耳舐めをします。
そしてこれらの一部始終を効果音、環境音、アンビエントBGMで表現し
さらに独特なストーリーも絡めて癒しと没入感を与えます。
ミステリアスなお姉さんが恋人にちょっぴりエッチなサービスをするシチュ
複数の音と音楽を組み合わせて癒すサークルさんらしい作り
中盤以降はストーリー性を強化して物語の全貌を徐々に明らかにする演出。
音の良さだけじゃなくボイスドラマとしての面白さもある作品に仕上がってます。
中でも3番目はこの手の作品だと軽視しがちな要素なのですごく良かったです。
製品版には台本がついてるのですが、そこにはネタバレ要素が豊富に書いてあります。
だから先に音声を全部聴いてからそちらに目を通すことをおすすめします。
色んな設定が書いてあって「こだわってるなぁ」と思いました。
ボイスドラマ成分が高めの耳舐め作品が好きな人には特におすすめします。
CV:みやぢさん
総時間 1:51:03
オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点
体験版はこちらにあります









