同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

カテゴリ:催眠音声(トランス/暗示ボイス) > 女性向け

   ● オネェが添い寝してくれる安眠音声
   ● 催眠ゲーム ~術師の挑戦~(再レビュー)
   ● 催眠音声-偽彼氏
   ● [Enquete]
   ● instance_of
   ● listening for commitment and ++
   ● ボクっ子催眠
   ● ヒプノポリネシアン~BlueHeaven~
   ● エイリアン・アブダクション《催眠音声》
   ● めるへん催眠シンデレラ(男性向け)


オネェが添い寝してくれる安眠音声

サークル「Tuberose kiss」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、変わった言葉使いをする面倒見のいい幼馴染が
一杯の飲み物と添い寝で安らかな眠りをプレゼントします。

「~ねぇ」「~わよ」などのオネェ言葉で話す彼のキャラや
飲み物にちなんだ感覚を暗示やイメージで伝える催眠など
作品のテーマに沿った完成度の高い作りが魅力です。

今回は「蜂蜜と生姜入りホットミルク編(黒兵衛さん)」バージョンでのレビューをお送りします。
優しくてオネェな幼馴染
幼馴染に添い寝してもらいながら眠りにつくお話。

「いらっしゃい あら そんな顔しちゃってどうしたの?」
幼馴染はトーンが低くしっとりとした声のお兄さん。
主人公が落ち込んだ様子で自分のお店にやってきたのを見ると
すぐさま店を閉めて彼女にとある飲み物を差し出します。

本作品は気落ちして寝つきが悪くなっている彼女のために
彼が蜂蜜と生姜入りホットミルクを飲ませ、その後に眠るまで添い寝をしてくれます。
最中お酒が登場するから18禁になっているだけでエッチな描写はありません。

また蜂蜜と生姜入りホットミルク編とモーツアルトミルク編の2(おまけも入れると3)パターンが存在し
さらには黒兵衛さんとskyさんのお二人が声を担当するなど
できるだけ多くの人が安眠できるような作りになっています。
飲むシーンでの描写に違いがありますが基本的な流れは同じです。
お酒を日常的に飲む人はモーツアルトミルク編のほうが楽しめると思います。

「お客? あぁいいのいいの アンタが落ち込んでる時くらいゆっくり付き合ってあげるわよ」
そして本作品における最も個性的な要素は幼馴染のキャラ。
オネェ言葉を使いながら彼女にとても親しげに語りかけます。

音声を聴いた限りだと2人は幼稚園あたりからの長い付き合いらしく
その独特な口調と態度も手伝って良い意味で男性っぽさが薄れています。
今回の目的が安眠だからあまり異性を意識させたくなかったのかもしれません。
少なくとも私には「頼れる友達」あたりの存在に感じられました。
ホッと一息ついてから安らかな眠りへ
主人公が幼馴染の部屋に移り、店じまいを終えた彼が戻ってきたところから催眠は始まります。
催眠の時間はほぼ全編にあたる21分30秒ほど。
まずは彼が淹れてくれた蜂蜜と生姜入りホットミルクに息を吹きかけて冷ましたり
それによって生まれた波紋を見つめて心を落ち着けます。

「大きく吸って ふぅーっと優しく吹きかけて」
「ミルクが飲みやすい温度になると共に心も落ち着いていく」

やってることは他の催眠音声でもよく登場する深呼吸なのですが
ミルクと蜂蜜には安眠の、生姜には代謝をよくする効果があることを事前に説明されていること
それぞれの素材が誰にでもイメージしやすいこともあり
聴いているとほのかに良い香りがするとか、口の中が甘くなるのを感じるかもしれません。

また幼馴染は彼女がより効果的にリラックスできるようにと
冒頭に比べてさらにトーンを下げ、意識的に間を長く取りながら緩やかな口調で語りかけてもくれます。
後に行くほど彼のセリフの間が長くなるのも本作品の催眠における大きな特徴と言えます。

「ほら 暖かなミルクが喉を通ってお腹の中に入っていく ミルクのぬくもりと生姜の成分がお腹の中を暖めて じんわりと じんわりと暖かくなっていく」
良い具合に温くなった後はいよいよホットミルクを口にします。
ここではミルクの温かさがお腹を中心に体全体へと広がる様子を
「ぽかぽか」などの擬声語を交えた暗示を使って上手に伝えています。

催眠において温感の変化は比較的感じ取りやすい部類ですし
特にお腹にぽかぽかとした感覚が湧いてくる人が多いのではないでしょうか。
そうやって彼は聴き手を眠りに適した心身の状態へと導きます。

温かいものを飲みホッと一息ついたところでいよいよ布団に入ります。
気持ちが落ち着く小話を挟んでから体の各部位にさらなる温かさや重さを感じ
最後は彼に背中をトントンと優しく叩いてもらう安眠特化の内容です。

「小さい頃 こうやってお母さんが背中をトントンしてくれたら 不思議と落ち着いていったのよね…」
特に終盤の背中をトントンしてもらうシーンでは
手が優しくぶつかる音がやや間を置きながらリズミカルに鳴り
幼馴染のセリフも一気に減ってとても静かで安らぐ雰囲気が漂っています。

人間は心地良いリズムを聞いているとトランスに入りやすいことを考えてこうされたのかもしれません。
彼のセリフや行動の中に様々な技術を組み込み
時間内にできるだけリラックスや眠気を感じるよう効果的な催眠を繰り広げています。
ぽかぽかした気分で眠れる作品
幼馴染の気さくで親しみを感じるキャラやイメージを活用した催眠など
聴いているだけで自然にリラックスできる要素がたっぷり詰まった作品です。

幼馴染は「主人公が安眠できないのは心に問題を抱えているからだ」と判断し
いきなり眠らせようとはせずまずは温かい飲み物を提供します。
息を吹きかけたときに生まれる小さな波紋、カップから手や体内に伝わる温かい感覚。
ホットミルクが持つ癒しの要素を催眠に取り入れリラックスを与えています。
そして仕上げに彼の存在を感じさせながらできるだけ静かに見守ります。

最中に使われている技術自体は結構シンプルです。
それを作品の雰囲気に合わせて表現し、使い分けているところが素晴らしいです。
どちらかというと古典寄りなのですが催眠っぽさを上手にぼかしています。
聴き手に堅苦しさを感じさせないことも安眠には重要です。

「嫌な事を思い出しそうになった時にはね 頭の中で楽しい歌を歌えばいいのよ 楽しそうならなんでもいいの メロディだけでも構わないわよ」
もうひとつの柱である幼馴染のキャラも強烈な個性を放っています。
催眠をかける以外のセリフにもリアルで役立つような知識を盛り込んでますし
変わっているけど友達思いな人物という印象を受けました。

寝る前に聴くのに適した長さと内容の作品です。
おまけは通常の口調で語りかけてくる幼馴染バージョンです。

CV:skyさん、黒兵衛さん
総時間
モーツァルトミルク編 skyさん…24:00 黒兵衛さん…25:17
蜂蜜と生姜入りホットミルク編 skyさん…24:27 黒兵衛さん…25:40
おまけ skyさん…25:29 黒兵衛さん…26:58


体験版はこちらにあります

催眠ゲーム ~術師の挑戦~

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第2回目に紹介するこちらの作品は、優しいけどちょっぴり意地悪なところもあるお姉さんと
催眠に関する一風変わったゲームを楽しみます。

「力を抜かないで」「催眠に入らないで」など
一般的な催眠音声とは逆のことを言いながら物語を進めているのが特徴で
彼女は明らかに催眠から遠ざけるようなことを言っているのに
聴けば聴くほどなぜか催眠に入ってしまう不思議な体験が味わえます。
催眠に入らないように頑張れば頑張るほど…
お姉さんの言葉を聴きながら催眠に入らないよう頑張るお話。

「こんばんは 催眠音声が始まるよ」
お姉さんは甘く穏やかな声の女性。
自己紹介など前置きにあたる部分はすべて省略し
今回行う変わったゲームのルールを早速説明し始めます。

本作品は「催眠ゲーム」の名の通り、彼女ととあるゲームをする形で催眠を楽しみます。
一応言っておきますと催眠を題材としたゲームではなく音声作品です。
ゲームのルールは至ってシンプル。
彼女のお話を聴き続け、催眠に入ったり絶頂しなければ勝ちです。

「催眠って 力が抜けているほうがかかりやすいよね? だから 力を抜かないように意識しないといけないね」
そして彼女は彼ができるだけ頑張れるようにと
ほぼ全編を通じて催眠にかからないよう注意するセリフを何度も投げかけてきます。
催眠音声といえば聴き手を催眠状態に誘導するのが当たり前ですから
彼女のこれらのセリフに驚いたり戸惑ったりする人がきっといるでしょう。

でも心配はいりません。
以前催眠に入ったことのある人ならば彼女の言葉を聴いているうちにかなりの確率で催眠に入れます。
詳しい内容は追々説明していきますが、ここが本作品の非常に面白いところです。
正直なところ、人間である限りこのゲームに勝つのは相当に困難です。
ですから意地を張って無理に耐えるようなことはせず、流れに任せる感じで聴いてみてください。

催眠はおよそ17分間。
最初は彼女に言われたとおりに体の力を抜いたり深呼吸しないよう頑張ります。

「今まで私の声で催眠にかかったことがあるかな? その時のこと 思い出さないようにしないとね」
「ほら 呼吸に意識を向けて あんまり大きく吸ったり 大きく吐いたりしたら 催眠に入りやすいから 気をつけないとね?」

「催眠のことを思い出したらダメだよ」「深呼吸しすぎると催眠に入っちゃうよ?」
彼女の言っていることは確かに催眠から遠ざけようとしているように見て取れます。
しかし意に反して妙にリラックスするとか、意識がぼやけてくるのを感じるでしょう。

これこそが本作品の要とも言える要素です。
「人間の脳は否定形を処理できない」性質を利用し
遠まわしにそれらに注意を向け、イメージするよう促しているのです。


日常生活で家族や友人に「~を見ちゃダメだよ」と言われた時に
それがなんとなく気になったことはないでしょうか?
それは反射的に自分が対象を見ている様子をイメージしてしまっているからです。

本作品に当てはめると、彼女の「力を抜かないでね」は脱力の暗示とほぼ同意です。
そうやって彼女は聴き手に気づかれないように着々と催眠に入れる環境を整えていきます。
一見すると無茶苦茶なんだけど、やってることは極めて合理的なんです。

適度にリラックスさせた後は催眠により深く入るための深化です。
彼女は先ほどと同じく「~しないで」という言い回しを維持しながら
催眠に深く入っていくときや入った後の心地よい感覚を呼び起こそうとします。

「その頭の中の催眠の記憶を辿ると 気持ちよかったこと 幸せだったこと そのことを思い出してしまうかもしれないし 既にもう感じているかも…しれないね」
「深く入る そんなことにならないように…0 0 0」

ここでも彼女は「~かもしれないね」と語尾を上手にぼかし
これが暗示であることを徹底的に隠しながら進めています。
ですが終盤に登場するカウントダウンに合わせて頭が妙に重くなるのを感じるでしょう。
無意識に眠っている「0になると催眠が深まる」という情報を上手に活性化させているからです。

催眠に入らないよう呼びかけながら催眠に誘導している極めて個性的な催眠です。
お姉さんの暗示を受け入れやすい深い催眠状態に誘導することを目的に
彼女は最初から「催眠に入らないよう気をつけてね」と聴き手を励ますセリフを投げかけながら
実は聴き手がしっかりと催眠に入れるようにお話を進めています。

「運動支配なんてかからなくても 疲れるだけで 催眠に入りやすくなるかも…しれないからね」
「腕を曲げるときは 力瘤を作るときの 上腕二頭筋という筋肉を引っ張り 二の腕の部分 上腕三頭筋を 緩める」

そして催眠をより確実に成功させるために現代催眠の技術を駆使しています。
催眠に入ったときの感覚を連想させるセリフを投げかけて無意識から呼び起こす「喚起」
「~かもしれない」「~することでもできる」といった「許容暗示」
筋肉の動きを説明しながら「腕を曲げる」「緩める」と運動支配の暗示を入れる「散りばめ」などが挙げられます。

おそらく私の気づいてない部分でもっと高度なテクニックが使われているのでしょう。
テーマだけでなく技術面でもずば抜けたものを持っています。

私個人はお姉さん役に誠樹ふぁんさんを起用されたのも狙ってのことだと考えています。
彼女は有料・無料問わず数多くの催眠音声に出演されていますから
その声を聴いて催眠に入ったことのある人が多いだろうと見込んだのではないかなと。
考えればキリがないほど奥の深さを感じます。

まとめると、既存の作品ではまずお目にかかれない奇抜さと極めて高い完成度を併せ持つ催眠です。
エッチなことを考えちゃダメ
エッチシーンは12分ほど。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「もうちょっとだけ 頑張ってみようよ もう一勝負 してみましょ?」
逆転の発想に基づいた暗示の数々で主人公の心を幸せな気分で満たしたお姉さんは
追加のゲームをする形で今度は体の欲求を満たしてあげることにします。

エッチは予めおちんちんに手を添えるように言われ
竿をしごいたりはせずに彼女のお話に耳を傾けます。
ここでのルールも「射精したら負け」と至ってシンプル。
もちろん彼女は勝つつもりですから、言葉を使ってこちらの興奮を上手に煽ってきます。

「女の子の体の柔らかさや 胸の膨らみ そういうことは 想像しちゃダメ」
「意識を頑張って そらして あそこをおっきくしないように 注意しないと そのあそこを フェラされたり…ちゅぷっ」

女性の魅力を感じる部分を意図的に色っぽい声で言ったり
キスやフェラのイメージをさせながらエッチなちゅぱ音を鳴らすなど
ここでも聴き手が心の中に持っている性的快感の情報を引き出す形でプレイを進めます。

吐息やちゅぱ音がかなりエロいので、おちんちんをしごきたくなる人が結構いるでしょうね。
だけどゲームのルール上しごいて射精したら負けになってしまいます。
この両者の板ばさみによるもどかしい気分がフィニッシュの射精感をより高めてくれます。
ちょっと変わったスタイルの焦らしプレイが楽しめます。

このように、イメージを提示して聴き手を射精したい気分へと誘導するエッチが繰り広げられています。
至るところが凝っている作品
一般的な催眠音声とは真逆の方向から催眠やエッチを組み立てている奇抜な作品です。

お姉さんはゲーム開始から射精の瞬間まで
主人公に催眠に入らないでね、射精しないでねと注意を呼びかけ続けます。
すべての要素が催眠音声では有り得ないことばかりなので
「これで本当に催眠に入れるのだろうか?」と疑問に思う人がきっといるでしょう。

ですが実はゲームのルールから彼女のセリフ一つ一つに至るまでが
「聴き手を催眠状態に誘導し、射精させよう」という明確な意思や意図を持っており
そのためにあらゆる技術を極めて高いレベルで行使しています。

私も2年以上前に聴いたことがあるのでどんな展開かは覚えていたのですが
改めて聴いてみると「なんて素晴らしい作品なんだろう!」と感動しっぱなしでした。
催眠音声においてトップクラスの実力を持つエロトランスさんだからこそ形にできた作品です。

「うん いい子だね 私がぎゅーって抱きしめてあげる」
何より素晴らしいのがゲームを終えた後の彼女の態度です。
30分近くも主人公の脳に負担をかけさせたことへのお詫びとして
しっかり抱きしめ、甘やかしながら優しい言葉をかけてあげます。

内容が内容だけに真剣にやるほどこのゲームは主に精神が疲れます。
だからこそ最後はしっかりと安らぎを与えて元の世界に送り出しています。
聴き手に楽しんでもらうことを第一に考えた気配りの数々も本作品の魅力の一つと言えます。

エッチは具体的なプレイをするのではなく
彼女が提示したエロい要素をイメージして興奮を高めます。
雰囲気をエロくしてくれてるので抜くこと自体はそんなに難しくないです。
ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

レビューを締めくくる前にひとつだけ注意点があります。
できれば他の催眠音声を最低でも10本以上聴いてから本作品に挑戦してみてください。
これは彼女の暗示が催眠の感覚を呼び起こす、つまり催眠に入ったことがあるのを前提としているからです。
催眠を味わったことがない人ではいまいちピンとこないでしょうから
多少経験を積んでから聴くことを強くおすすめします。

ゲームの進め方、使われている技術など様々な部分が凝りに凝っている名作です。
このクオリティなら30分1000円でも大いに頷けます。
以上を踏まえて前回レビューした際は9点だったのですが、1点プラスし満点とさせていただきました。
男性声もありますので女性の方も是非お試しください。

CV:男性向け…誠樹ふぁんさん 女性向け…夜櫻さん
総時間 男性向け…34:36 女性向け…32:15

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


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催眠音声-偽彼氏

サークル「帽子屋」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、主に対して礼儀正しくあり続ける紳士的な執事が
男性に慣れる訓練として催眠を交えたエッチなご奉仕をします。

彼が手に持っているベルや部屋にある時計の音を使った珍しい催眠が行われており
初心者を強く意識した丁寧なアプローチも手伝って
催眠に入りにくく感じている人ほど普段とは違う感覚が味わいやすくなっています。

同じシナリオを6人もの声優さんが別々に読まれているのもポイント。
声質や演技の好みで選んだり、他の声優さんと聴き比べるなんて楽しみ方もできます
今回はヨハン・タチバナさんのバージョンでのレビューをお送りします。
本物のフィアンセになりきるために
執事に音を使った催眠をかけられてからエッチなことをするお話。

「失礼します 何か御用でしょうか?」
執事は礼儀正しい端正な声のお兄さん。
主人公から近々催される晩餐会に関する質問を受けると
他の男たちから彼女を守るために自分がフィアンセ役として同行することを告げます。

本作品は晩餐会で2人が本当の婚約者として振舞えるように
彼が催眠をかけながら男性に見られたり触れられることへの抵抗心を解いていきます。
タイトルの「偽彼氏」は彼が仮の恋人になってくれることから名づけられたのでしょう。

「申し訳ございません 少々長く(息を)止めすぎてしまいました お嬢様の我慢するお顔が可愛くて つい 意地悪をしてしまいました」
そんなわけで彼は基本的には執事らしくややへりくだった態度で接してくれます。
ですがところどころで男性として女性を気遣う優しさが見え隠れしており
終盤あたりにさしかかると恋人同士に近い雰囲気になるシーンもあります。
この微妙な距離感の取り具合が個人的には面白く感じます。

「周りが見えなくなるくらいに 何かに集中することや 眠くてボーっとしてしまうこと ありますよね? まったく別物に感じるかもしれませんが どちらもトランス状態なのですよ」
全体を通じて挙げられる特徴は初心者に配慮したセリフやアプローチが多いこと。
事前に催眠は人間なら誰しも日常的に体験していることを教えたり
心身のリラックスに十分な時間を取り入念に行ってくれています。

適度に現在の感覚を確認しながらゆっくりと進めてくれますから
催眠音声を聴き始めたばかりの方でも取り組みやすいと感じるでしょう。
催眠・エッチいずれも作りが丁寧な印象を受けました。

催眠は3パート27分間。
ベッドに仰向けに横になって目を瞑り、少しの間深呼吸をしてから
彼に言われた部位の力を入れたり意識したりして体を脱力します。

「じわーっと筋肉が緩んで 力の抜ける感じがしますよね? その感覚を 次は腕で感じてみましょう」
「お嬢様が今感じている重さは 力が抜け切った 腕の重さです 力が抜けて楽になった 腕の重さです」

序盤は顔や手に力を入れてから抜く漸進的弛緩法
それ以降の肩、首、背中、下半身は分割弛緩法とスタイルを微妙に切り替えながら
彼はところどころで現在の感覚を確認し、それを他の部位に伝えるよう誘導します。

部位ごとに仕切りなおして脱力するよりも
こういう風に現在ある感覚を伝えていくほうがやりやすいのではないでしょうか。
最中に入れられる暗示も表現・演技共にレベルが高く
後になるほど結構な脱力感や無気力感を感じることができます。

十分にリラックスできた後に登場する深化パートはとってもユニーク。
ここでは「ちりりん」という爽やかなベルの音と
「カチ カチ」「ボーン」という柱時計の音を上手に組み合わせ

さらなるリラックスをさせながら催眠の世界に導いてくれます。

「この(ベル)音がすると 安心しますよね 私が来て 何でも 解決するんですから」
「この(時計)音が小さくなっていくと お嬢様の意識も だんだん うすーくなっていきます」

もちろんただ意味も無くそれらを鳴らすわけではありません。
執事はそれぞれの音に安心感や意識がぼやける暗示をしっかりと入れ
それから音と暗示を交互に入れながら少しずつ慣らしていきます。

時計の音などはリズミカルですから結構な眠気を感じるでしょう。
そしてとどめの鐘の音で全身に心地よい痺れが走ります。
音と暗示のコンビネーションによって上手に催眠状態を深めてくれます。

しっかりリラックスさせてから音を使って落とす珍しいタイプの催眠です。
執事の言葉を違和感無く受け入れられる心になることを目的に
時間の半分近くを脱力に割いて暗示が入りやすい環境を作り
それから3種類の音に役割を持たせ、効果的に使い分けながら深化の暗示を入れています。

珍しいタイプといっても音に暗示を入れている点がそう感じるだけで
催眠としての根幹部分や技術の使い方は相当にしっかりしていると言えます。
タチバナさんの的確な演技も手伝ってとても良い気分に浸ることができました。
同姓でそう感じたのですから女性なら尚更でしょうね。

まとめると、あらゆる部分が洗練されている優しさに満ちた催眠です。
音で感度を高められる気持ちよさ
エッチシーンは4パート36分ほど。
プレイはベルによる感度上昇、全身愛撫、乳首責め、耳舐め、クリ責め、手マン、乳首オナニー、オナニーです。

手マンの際にリアルな効果音が鳴ります。
セルフは有りになります。

「この音を聴いているだけで お嬢様の体が 今よりも敏感な状態になっていきます」
様々な音を使って主人公を深い催眠状態へと導いた執事は
先ほどよりもトーンの高い別のベルを鳴らし
今度はそれを聴くと体の感度が上がると暗示を入れていきます。

エッチは最初にベルの音で適度に感度を高めてから
前半は彼に体を愛撫されたり舐められるドライを目的としたプレイ
後半は自分で胸やおまんこをいじるセルフプレイを楽しみます。

ここも催眠と同様にベルで心身の興奮を高めたり絶頂させる音重視の作りです。
ベルの音がやや大きいのでボリュームを多少絞ったほうが聴きやすいかもしれません。

前半は最初は手袋をはめたままの指で
その後は舌で右手、肘、肩、鎖骨、顎、耳などを優しく責め
感度が高まったところで素手になりおまんこの外や中を愛撫します。

「ネグリジェのボタンを外して 前を…はだけさせて 開放的な姿になりましたね とても素敵ですよ お嬢様」
「胸は いかがいたしましょうか? お嬢様の大切なところなので 気安く触れてもいいものなのか」

エッチに入っても執事の主人公を大事にする気持ちはいささかも変わりません。
大事な部分を見たり触れたりする際にはその都度必ず確認を取り
それからガラス細工を扱うような丁寧さで刺激を与えていきます。
催眠に比べると多少声が熱っぽくなりますが、基本的には紳士であり続けてくれます。

「擦れば擦るほど クリトリスがどんどん熱くなる 充血して 膨らんで熱くなる」
「くっ くっと押されるたびに 頭の中が痺れる 目の前が真っ白になるくらい気持ちいい」

そしてそれぞれのプレイを行いながら暗示を使って快感を伝えてくれます。
登場人物、責め方いずれも上品なので下品な淫語はそれほど言わず
しっとりとした雰囲気を維持しながら少しずつ絶頂を目指すスタイルが取られています。
ただし、おまんこを指でいじる際の「にちゃにちゃ」という効果音はかなりエロく感じます。

「中がぎゅっと締まって 背筋がビクビク 痙攣する 全身が痺れる 気持ちいい 気持ちいい!」
終盤の絶頂シーンに入るとベルの割合が一気に増え
やや激しいくちゅ音と暗示を同時に叩きつけて絶頂を促します。
暗示の入れ方や表現方法はしっかりしていますが
やはりベルに体がどう反応するかで快感の度合いが変わるように思えます。

続くセルフパートは彼がいじる部位やいじり方を指示するオナサポっぽいプレイ。
胸をいじって適度に感度を上げてからクリトリス→フリースタイルでのオナニーを行います。

「快感が溢れて 全身が痺れる 背筋が痙攣してしまうほど気持ちいい 気持ちいい」
自分で体をいじるプレイですからやりやすいでしょうし
うまく催眠に入っていれば普段よりも気持ちいいとか、余韻が大きいとか
良い意味で違った快感が得られるかもしれません。
彼は体に一切触れず暗示とベルの音だけでサポートしてくれます。

このように、音を上手に使った質の高いエッチが繰り広げられています。
隅から隅まで丁寧な作りの作品
執事としての分を弁えたサービスが光る作品です。

執事は主人公が自分を素直に受け入れられるための訓練として
まずは催眠を使って心の壁をできるだけ取り除き
それから彼女を楽しませることを第一に考えながらエッチをします。

タイトルから2人がどのへんまで恋人に近づくのかが気になっていたのですが
振り返ってみると主従の関係自体はきちんと維持されていると思います。
ただし、彼女の言うことに従いながらこれらを行うのではなく
彼が確認をし、それに対して彼女が許可を出す形で諸々を進めています。

実際に聴いてみて堅苦しさはそれほど感じないのではないでしょうか。
エッチについても指だけ侵入を許すといったギリギリのラインで留まっています。
個々の責め方が繊細で相手への思いやりに溢れています。
(あくまでSEXに比べればという意味です。十分アウトなのは私も承知しています)

作品のキーとなっている音については
特に催眠パートでの使い分け方や鳴らすタイミングの具合に感銘を受けました。
音だけじゃなく暗示がしっかりしているからイメージを持ちやすいです。
深化の時に鳴る鐘の音なんかは聴いた時に軽い振動が全身に走ります。

エッチはドライ・セルフ両方をかなりの完成度を維持しながら行っています。
セルフは性差の関係でどうしてもしっくりこなかったのですが
ドライは皮膚が敏感になるくらいの変化は実感できました。
淫語とくちゅ音そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

執事らしいきめ細かなおもてなしが楽しめる作品です。

CV:nitさん zeroさん あ、きのこさん ダカットさん 夜櫻さん ヨハン・タチバナさん
総時間 1:19:17(声優さんによって多少前後します)


体験版はこちらにあります

追記
もうひとつのシリーズ作品「偽執事」とのセットも販売されています。
個別に買うより300円お得です。
「催眠音声-偽彼氏/偽執事セット」

Have a sweet time.さんで公開されている無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、街中で出会ったお姉さんのアンケートを受けながら
その声に従う喜びを感じたり絶頂する不思議な体験を楽しみます。

質問形式で催眠やエッチを進めていく変わったスタイルが取られており
彼女はすべての質問に「はい」「いいえ」のどちらかを同意させながら
催眠に入ったりエッチな熱が高まってくるよう巧みに誘導します。
アンケートに答えていたはずが…
お姉さんのアンケートに答えていくお話。

「あのー すみません よろしければ 今から簡単なアンケートにご協力頂けませんか?」
お姉さんは明るくてお淑やかな声の女の子。
たまたま近くにいた主人公に声をかけると
アンケートとしてイライラしたときにどうやって解消するかを質問します。

本作品は彼女が何らかの質問をしてくるシーンが多数盛り込まれており
そのすべてに対して「はい」か「いいえ」で答える形で物語が進んでいきます。


解除を除いた総時間47分に対し、質問は全部で100問。
およそ30秒に1問と言えば相当に多いのがわかっていただけるはずです。
まさに質問責めと呼ぶに相応しいテーマに沿った内容です。

「あなたは今、私に出会う前よりも落ち着いた気分になっていますか?」「はい」
ですがすべての質問に対し本当に自分で考えて答える必要はありません。
彼女の質問を聴き、その直後に言ってくる答えを頭の中でチェックするのが基本スタイルです。
いちいち考えていたらテンポが悪くなりますし、何より頭を空っぽにしにくいですからね。
そしてこの「質問(=暗示)に同意する」ことが催眠にとって非常にプラスに働きます。

催眠はおよそ20分間。
最初の質問「イライラしたときの解消法」への答えとして
まずは声に合わせてゆっくりと深呼吸をします。

「息を吐くと 緊張による余計な力や 中に溜まっていたイライラ モヤモヤした気持ちが 一緒に吐き出されて なんだか 落ち着いた気分になりますよね」
アンケートを始める前の準備運動的な位置づけなだけあって
彼女は明確な質問は敢えてせず、呼吸に合わせて同意を求める言葉を投げかけてきます。
「今日は暑いですよね?」と言われると「今日は暑いですか?」よりもなんとなく否定しくく感じないでしょうか?
そうやって彼女は少しずつ自分の質問を受け入れやすい環境を整えていきます。

手始めに彼女がしてくる質問は現在の状況確認。
深呼吸をして適度にリラックスしている今の感覚を確かめながら
聴き手が催眠に入りつつあることを遠まわしに自覚させます。

「もしかして 少し眠たくなってきましたか?」「はい」
「ほら 「はい」に向かって意識が広がって 頭の中を塗り潰していく その衝撃で頭がゆらゆらしてしまうような錯覚を覚える」

ここで面白いのがアンケートの問いや答えの直後に必ず念押しをしてくることです。
「あなたは眠くなってきている」という質問に対して同意する=自己暗示と
念押し=後追い暗示の2段構えの形式
を取ることで
彼女の言った通りの感覚へと効果的に誘導してくれています。

簡単に言えば同じ内容の暗示を方向性を切り替えながら重ねて入れてるわけです。
しかも表現を変えながら何度も質問をしてくるのだから効かないわけがありません。
このあたりから体の不自由感がだんだんと強くなってきます。

「つまり あなたは私に質問されただけで感じて悦ぶ 変態マゾなんですか?」「はい」
「そう 私に質問される事に快感を感じる 明らかに異常な変態」

そしてその後はこれから行うエッチの準備として
彼女の質問に答えることに快楽を覚える暗示を入れていきます。

本作品のエッチは質問責めですから、それをどう感じるかはとても重要です。
だからこそ彼女はキーとなる質問は繰り返し言ってそうなりやすくしています。
断りにくい言い回しの質問を使って徐々に聴き手の心を動かしていく。
他の作品ではまず見られない非常に個性的な催眠が繰り広げられています。

テーマに沿って質問と答えを提示しながら進めていく面白い催眠です。
お姉さんの言葉や質問を前向きに受け入れられる心を育てることを目的に
軽くリラックスさせてからは常に質問をしながら催眠が深まるよう誘導しています。

暗示の内容自体は催眠音声で割と見かけるものが多いのですが
そのすべてが質問形式で投げかけられていること
さらに聴き手に必ず回答=同意を求めている斬新な表現方法が光っています。

「こういうやり方があるのか!」と正直唸りました。
催眠としてきっちり成り立たせているのがさらに素晴らしいですね。
脱力する暗示はあまり入れてこないので、この時点ではいまいち実感できない人もいるかもしれません。
ですがこの後のエッチで妙にムラムラする面白い感覚が湧き上がってきます。
質問だけでイかされる心地よさ
エッチシーンは24分ほど。
プレイは質問責めです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「これから あなたをもっと質問責めにしてあげますから その快楽に溺れて 震える姿を見せて 私の事を愉しませて下さい」
度重なる質問で主人公を催眠状態へと導いたお姉さんは
ちょっぴりSっ気を見せながらさらなる質問で彼を快感に身悶えさせます。

エッチは引き続き質問形式で進められます。
ここまでで随分な数の質問に答えてきたように思えるでしょうが
実はこの時点での質問数はたったの20程度。
つまり催眠とほぼ同じ時間で約4倍の質問を彼女が繰り出してくるわけです。

「快感が溜まり続けて 爆発してしまいそうですか?」「はい」
「私に質問されただけで快楽を得るなんて 酷い性癖…」

序盤の質問はマゾ心の開花を促すものがメイン。
先ほどまでと同じく質問と回答をセットにし、それに対するコメントとして軽い言葉責めをしてきます。

ちなみに本作品では明確な性差を感じさせる表現は一切登場しません。
ですから男性にとってはやや温い印象を受けるでしょうが
裏を返せば暗示だけでイク催眠特有の感覚に特化していることを意味します。
「全然エロくないんだけどなぜかすごく気持ちいい」といった具合の不思議な感覚です。

「ほら またあなたの奥底から快感がぞわぞわ這い上がってきているの 感じちゃう?」「はい」
「全身埋め尽くされて滅茶苦茶にされちゃう?」「はい」

プレイ開始から10分ほど経過したあたりから彼女の責めがパワーアップします。
今まで必ず入れていた念押しのセリフを省き
質問責めと呼ぶに相応しい、ひたすら質問を重ね続けるスタイルへと変化します。

内容も性的快感が湧き上がってくるとか、イキたくなるなどドライオーガズムに関連したものばかり。
だけど彼女は絶頂する許可をなかなか与えてくれません。
そうやって焦らしながらドライに必要な快感の蓄積をしきりに促します。
ちょっぴり意地悪で効果的なアプローチだと思います。

「快感が一瞬で沸騰して ぼこぼこと体内を駆け巡って 質問責めで溜まった異常な快楽で全身ガクガク震えながら 意識ブッ飛ばして壊れちゃえ!」
そうして我慢に我慢を重ねた後でようやく絶頂の許可が下ります。
これまでとはまるで違う強い語気とスピーディーな追い込み暗示に釣られて
股間の熱やムズムズが一気にこみ上げてくるのを感じました。
正統派のドライを的確に誘発している質の高いフィニッシュと言えます。

このように、ひたすら質問しながら絶頂させる変わったエッチが繰り広げられています。
声や言葉が持つ力を思い知らせてくれる作品
すべてを質問に絡めながら行っている極めて斬新な作品です。

お姉さんは主人公に声だけでイかされる快感を味わわせるために
まずはアンケートに答えさせながらしっかりと催眠に落とし
それからやや嗜虐的な質問をぶつけ続けて心を高ぶらせようとします。

何をするにも必ず質問している非常に変わった展開もさることながら
催眠音声としても十分良いと言えるレベルの品質を持っていることに驚きました。
彼女の暗示を抵抗無く受け入れ、自分からそうなりたいと思えるように
質問する際の細かな言い回しがきちんと考えられていています。

個人的にすごく面白いと思うのがすべての質問に同意を求めていることです。
催眠では彼女の言葉を無意識的に受け入れる良い材料になってますし
エッチはドライの感覚を反射的に引き起こすトリガーとして有効に機能しています。

他にも催眠の序盤は「はい」と「いいえ」を交互に答えさせて意識を揺さぶってきたり
エッチの終盤は「はい」を答え続けさせて彼女の言いなりになった気分を味わわせてくれます。
質問の内容に加えて回答パターンも目的に合わせて変化させているところが素晴らしいです。

エッチは18禁と呼ぶのが躊躇われるほど表現がソフトです。
それに引っかかる要素は言葉責めの「変態」と絶頂時の「イク」くらいしかありません。
でもドライを多少なりとも経験している人なら割と普通にイケます。
淫語ごくごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

テーマ・進め方・プレイの内容などすべての要素が新鮮味に溢れている作品です。
作品としての面白さがずば抜けて優れてますから興味を持った方は是非ともお試しください。

CV:綾坂めろさん
総時間 49:02

Have a sweet time.
http://mero313n.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

kuroko.さんが読まれたバージョンもあります
http://kur0k0kk0.blog.fc2.com/blog-entry-68.html


2025年5月29日追記
再レビューを公開しました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/95065714.html

Man's Dreamさんで配布されている無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、優しいけどちょっぴり意地悪なところもあるお姉さんが
催眠を使って主人公を快感だけに反応するエッチな機械へと作り変えます。

「機械化」をテーマにした多種多様なスタイルのエッチを楽しめるのが特徴で
彼女は乳首だけに快感を蓄積させてイかせたり
敏感な部分だけを無慈悲に責めることで精神・肉体両方の性的欲求を満たします。

催眠についてもできるだけ多くの人が入れるよう親切丁寧に導いてくれますから
催眠特有の心地よい感覚や、声だけで気持ちが高ぶる不思議な感覚が味わいやすいです。
リソースの正しい使い方とは?
お姉さんに催眠をかけられ3種類のエッチを楽しむお話。

「人間は皆みんな 目には見えない 心の力というものを持っています」
お姉さんは淡々と話す穏やかな声の女性。
人間が持つ心のパワー(リソース)について簡単な説明をすると
自分が集中し充実している気分をいつでも引き出せるようお手伝いをしてあげます。

本作品は聴き手の無意識に眠っている力を活性化させることを目的に
彼女が機械化の催眠をかけてからテストとしてエッチな体験を味わわせてくれます。
(この場合の機械は彼女が命令した通りの動きをする操り人形に近い意味です。)

そしてテーマに合わせて彼女は序盤から「リソース」「プロセス」「タスク」といった単語を用い
その意味を簡単に説明しながら少しずつ機械になりきるための心構えを身につけさせます。
PCをいじっている方なら聞いたことのある用語なのではないでしょうか。
言葉そのものよりも雰囲気的な意味合いで使われているように思えます。

催眠は2パート21分30秒。
まずは深呼吸や部分ごとの脱力をして心身を適度にリラックスさせます。

「あと3つ 腕を支える筋肉を ゆっくりと ゆるめていきます」
「プロセスを止めて リソースを開放する こんな単純な事が とっても気持ちいいね」

脱力する際には個々のパーツに5つのスイッチがあるのをイメージし
「タンッ」という乾いた音をタイミングよく鳴らしながら力を抜いていきます。

スイッチを切るごとに入る丁寧な暗示を聞いていると
まるで言われた部分の電池が切れたような脱力感・無気力感が湧いてくるでしょう。
合間に聴き手に脱力具合を実感させるシーンもきっちり挟んでくれてますし
催眠に不慣れな人でも普段とは違う感覚が掴みやすいです。
いつも以上にゆっくりと語りかけてくるお姉さんの演技も脱力を後押ししています。

次の深化パートは心の脱力にスポットを当て
ここまでと同じくスイッチを切るイメージを交えながら的確な深化の暗示を入れてくれます。

「ほら スイッチを切ると 余計な意識や 思考が無くなって あなたの頭の回路は どんどん単純に 素直になっていく」
機械になりきるには彼女の声に従う素直な心が必要不可欠です。
そのために彼女は今まで以上に言葉を選びながら少しずつ丁寧に導いていきます。
脱力によるリラックスも相まって意識のぼやけをかなり感じるでしょうね。
海に漂っているかのような温かくて心地いい感覚です。

催眠音声ではお馴染みの分割弛緩法を中心に据えた堅実で質の高い催眠です。
聴き手をお姉さんの言うとおりに動く心と体へと作り変えることを目的に
機械的な用語やスイッチなどの要素を適度に織り交ぜながら
それぞれにしっかりとした暗示を入れて確実にそうなるよう誘導していきます。
世界観と催眠の技術・暗示の表現との親和性にとても気を遣いながら進めているのが印象的でした。

「機械はとっても単純 単純だと楽 素直だと幸せ 全部受け入れると とっても気持ちいい」
「機械化」と言われるとなんとなく抵抗を感じる人もいるかもしれませんが
彼女はあくまで聴き手を幸せにするために催眠を施してくれています。
その証拠に最中の彼女の声は終始穏やかで言葉も受け入れやすいものを選んでますし
機械についてもそれによるメリットを強調しながら暗示を入れてくれます。

実際に聴いてみるとテーマとはまるで違う温かい雰囲気が流れています。
入念に脱力させる流れもこの後のエッチを見据えてのことです。
シンプルながらも様々な部分が考え抜かれていて奥深さを感じました。

まとめると、催眠に不慣れな人でも変化を実感しやすいきめ細かな催眠です。
心と体を無慈悲に犯される心地よさ
エッチシーンは10パート44分間。
プレイはニプルファック、音責め、亀頭/クリトリス責めです。

ニプルファックの際にリアルな効果音が鳴ります。
セルフは有りになります。

「私がスイッチを入れると あなたの全身を覆う開放感が 全ていやらしい快感に 変わってしまいます」
催眠を使って主人公を自分の言うとおりに従う機械人形へと変えたお姉さんは
その性能を確かめるために3種類のテストを順に行います。

エッチは事前に5分ほどかけてある程度性感を高めてから
最初はイメージで、次は音で、最後は自分自身の手で絶頂へと上り詰めます。
プレイごとに責めの方向性がまったく違うため、それぞれを新鮮な気分を抱きながら楽しめるでしょう。

ちなみに本作品は男性、女性どちらでも楽しめるようにと
性差を感じさせる直接的な表現は一切登場しません。
ですから内容に抵抗がなければ女性の方でも聴いてみることをお薦めします。

一番最初のテストにあたるニプルファックパートは
追加で乳首の感度が上がる暗示を入念に入れてから
彼女が敏感なそこへ指を差し込みピストンします。
催眠音声では滅多に見かけないアブノーマルなプレイですね。

「胸の中が熱く火照ほてってくる 気持ちいいトロトロが グツグツ煮えたぎる シチューをかき混ぜるように 胸の中でグルグル回り始める」
この仮想的なプレイをできるだけイメージしやすくするために
彼女は上のセリフのような比喩を用いて気持ち良さを伝えてくれます。
本作品ではこれ以外にも様々なシーンで暗示に比喩が盛り込まれており
ストレートな表現だけでは伝わりにくい部分を上手にカバーしています。

実際に聴いてみた感じでは開発済みの乳首はかなりの熱と快感が感じられました。
もう片方がそれほどでもなかったのを考えると
普段からいじってる人の方が楽しみやすいのかもしれません。

「今からあなたの耳に ある音が聞こえてくるの その音はあなたの全身を包んで 性感帯を直接揺さぶって愛撫する」
続いて登場する音責めパートは名前の通り音でイかせるプレイ。
普段は「ブォーン」という軽い振動音、絶頂を促す際には「ブワンブワン」と全身を揺さぶられる音を鳴らし
それに合わせて暗示を入れながら少しずつドライへと追い込みます。

ニプルファックが純粋な性的快感を味わうことを重視していたのに対し
こちらは催眠特有の頭の中がどろどろになる感覚が味わいやすく
催眠そのものが好きな人ほどより楽しめると思います。
まったく違った方向からドライに誘導してくれる展開も実に面白いです。

そして一番最後はドライと対を成すセルフをターゲットにしたプレイ。
彼女に言われるままに手を性器に固定し
バックで鳴る時計の音に合わせてその先端(亀頭あるいはクリトリス)だけをリズミカルに刺激します。
男性の場合は亀頭責めになりますので結構ハードです。

「ほら 1つ針が動く度たびに あなたのその指が動く 指が 小さく動く 膨れてる場所を擦する 敏感な場所を責める」
もうひとつの大きな違いが暗示の方向性。
先の2つのプレイは主に感度強化の暗示を入れていたのですが
こちらは「指が動く」など運動操作の暗示を中心に進めています。

時計の音によって無意識的なリズムも作られていますから
それに合わせて自然に指が動いてしまう人も普通にいるでしょうね。
ペースも終盤になるとかなり速く、亀頭に焼けるような熱い快感が味わえました。

このように、個性的かつバラエティーに富んだプレイが繰り広げられています。
催眠音声の醍醐味が凝縮されている作品
催眠に入る感覚、漂う感覚、ドライ/セルフの快感など
催眠音声における様々な魅力が結集している作品です。

お姉さんは主人公がすべてを忘れて快感だけに集中できるように
まずは心と体の抵抗をじっくりと取り除き、それを強く実感させてから
機械化に沿った特徴的なプレイを行います。

催眠音声では多くの作品がドライ、セルフなどエッチのテーマをある程度統一し
一般的なプレイをしながらその都度暗示を入れて絶頂へと導いていくのですが
本作品はまるで違うスタイルのエッチを敢えて用意し、聴き手にその気持ちよさを味わってもらうことで
催眠音声の魅力に気づいてもらえるよう働きかけている
ように思えます。

私みたいに催眠に深く入り、漂うだけでも十分気持ちいいと思える聴き手がいる一方で
リアルでは味わえない変態的なプレイで自分を解き放ちたい
頭の中をとろとろにしながら強烈な射精を味わいたい、など
催眠音声に対する嗜好は人によって随分な違いがあると思います。
そういった要素をできるだけカバーできるようエッチを組み立ててくれているなと。

催眠についても技法自体はそこまで捻っているわけではないものの
細かな言葉遣いや演技が考え抜かれていてとても入りやすいです。
スイッチを切るイメージも機械・脱力どちらにも適していますし
本番のエッチをより楽しむための準備としてパーフェクトな内容と言えます。

エッチは個人的にはニプルファックが最も楽しめました。
物理的な刺激を一切与えてないのに乳首オナニーと同じ甘い痺れが走ります。
ただ未開発の人なら他の二つのほうが取り組みやすいようにも思えます。
淫語とくちゅ音ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

サークルさんの実力が遺憾なく発揮されているハイレベルな作品です。
プレイに抵抗を感じないなら男女を問わず誰にでもお薦めします。

おまけは恒例のなぞなぞです。

CV:ftnrさん
総時間 本編…1:28:40 おまけ…1:26

Man's Dream
http://mansdream.blog.2nt.com/blog-category-6.html

2016年10月3日に女性向けバージョンが公開されました
男性向けと同じページにあります。

listening for commitment and ++

サークル「Last remote island」さんの催眠音声作品。

前作「妙媛のサクバス」以来およそ2年ぶりの新作となるこちらは
パートナーと最高のSEXを楽しむことを目的に
お姉さんが催眠をかけながら心と体をじっくりと盛り上げてくれます。

序盤から自分の理想とすると異性をイメージし
二人一緒に催眠に入ったりエッチをする変わったアプローチがされており
最初は体を預け、次に心を開くことでSEXに最適な環境をしっかり整えてから
その両方がとろけて混ざり合ったような幸せなひと時を味わわせてくれます。
パートナーと心の通ったSEXを楽しもう
自分の理想のパートナーと気持ちいいSEXをするお話。

「この音声は パートナーとの最高に気持ちいいSEXを 疑似体験するためのプログラムです」
お姉さんは淡々と話す穏やかな声の女性。
最初に音声を聴く際の諸注意を3分ほど説明すると
パートナーとのSEXをより楽しむための催眠誘導を始めます。

本作品は彼女の誘導に従ってバーチャルなSEXを楽しむ「listening for commitment(以下オリジナル)」と
幼さの残る妹とオリジナルを聴く「listening for commitment++(以下++)の二作品が入っており
前者は純粋な催眠音声、後者はボイスドラマの色が強い内容になっています。

軽く聴いてみた限り++は内容の大部分がオリジナルと重複しており
お姉さんが説明や暗示を言うのに合わせて妹が反応したりエッチな声を漏らします。
なので今回はオリジナルを中心に紹介していきます。
ちなみにサークルさんのご好意によりオリジナルは全編が体験版に収録されています。

「心と体を 深くリラックスするのは パートナーに身を委ねるための第一歩です」
オリジナルにおける最大の目的は「充実したSEXを味わう」こと。
そのためにお姉さんは催眠誘導開始前から聴き手に自分の恋人、あるいは理想とする異性をイメージさせ
パートナーにすべてを委ねることを適度に意識させながら進めます。

エッチで仮想的な女性をイメージさせる作品はそこそこありますが
催眠の段階からというのは非常に珍しいです。
信頼できる異性と一緒にいる雰囲気がリラックスや性的興奮を高めてくれます。

催眠はおよそ30分間。
最初はパートナーと一緒に深呼吸するのをイメージしたり
お姉さんに言われたパートナーの部位に触れながら自分自身も脱力します。

「パートナーの呼吸に 意識を集中させていると 自分の呼吸も だんだんと 重なっていきます」
「パートナーのイメージするとおりに 右手から 力が抜けました」

催眠音声では聴き手が暗示を主観的に捉えられるよう暗示を入れることが多いため
最初のうちは戸惑う人がいるかもしれません。
ですがこれはパートナーの存在を意識させるための準備みたいなものですから
あまり深く考えず、素直にリラックスや脱力するのを感じればいいと思います。
脱力は10分以上もの時間をかけて部分ごとに行ってくれます。

お次はパートナーと指を絡めたりキスをしながらその温もりを強く感じます。

「もっと深く 触れ合って もっと深く 心を委ねあって 心地よさと 気持よさに 身を任せましょう」
「パートナーの体を隠す服 を脱がしていくことは パートナーの奥深くまで触れたいという あなた自身の心を曝け出していくということ」

やってることはエッチの序盤に行うソフトなプレイなのですが
お姉さんはその情景を描きながら催眠状態がより深まる暗示を入れたり
本格的なプレイにのめりこめるよう心の開放を促したりしてきます。

カウントを数えて落とす、みたいなストレートな技術は敢えて使わず
テーマに沿った形で深化を行っているところが面白いですね。
最初はいまいちピンとこなかったパートナーのイメージも
このあたりまで来ると割と鮮明になり、場合によってはその温もりも感じられるかもしれません。
聴き手にそう感じてもらえるよう言葉を使って上手に誘導してくれています。

パートナーとSEXの準備をする様子を描きながら深めていくやや珍しい催眠です。
パートナーと体だけでなく心もひとつになることを目的に
序盤は古典系の定番の技法を使って効果的なリラックスを促し
その後はパートナーの体温や感触を強く印象付けて
その人に体を預けたい、心を曝け出したい気分にさせてくれます。

Last remote islandさんと言えば30分程度の短い作品が多く
そのせいで催眠に入った感覚がどうも掴みにくかったのですが
本作品ではそれなりの脱力感と集中力・イメージ力の高まりを感じることができました。
他のサークルさんとは違う独自色の強い誘導です。
体だけでなく心も深く繋げるエッチ
エッチシーンは28分ほど。
プレイはキス、上半身・乳首・下腹部・性器の相互愛撫、SEX(体位不明)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「これから 裸になった心と体で 触れ合って お互いの体温 お互いの愛しさ お互いの気持よさを 伝え合っていきます」
催眠状態に入りパートナーとの強い絆が生まれたところで
お姉さんはSEXへの次なる準備としてその体を愛撫するよう言います。

エッチはお姉さんと何かをするシーンは一切無く
引き続きパートナーとお互いの体を同時に刺激しあいながら高みを目指します。
すべてのプレイで愛し合う一体感を重視したプレイです。

ちなみにオリジナルでは全編において明確な性描写がほとんどされていません。
相手の女性をパートナーと呼ぶことから始まり
おっぱいは「胸」、おちんちんやおまんこは「性器」とぼかした表現がされています。
男性向けのはずなのですが女性も聴くことを想定しているのかもしれません。

※2015年8月26日追記
サークルさんによると女性でも聴けることを想定した内容にされているそうです。

プレイの前半は性感の向上を目的とした愛撫が中心。
首から肩、胸、下腹部、性器の周囲と責める部位を下げていき
その状況を描きながら彼女がエッチな興奮が高まる暗示を入れてくれます。

「パートナーの快感を高めていけば 高めていくほど 自分の快感も 高まっていきます」
「下腹部を 優しく撫でられている その穏やかな快感が 広がっていって 性器まで伝わってきます」

エッチに入っても彼女は事あるごとにパートナーの存在を意識させ
その体に触れる喜びや触れられる快感を上手に伝えてくれます。

充実したSEXをするためには当然お互いが満たされていなければなりません。
だからこそ彼女は聴き手だけでなくパートナーの高ぶり具合も教えてくれるわけです。
肉体よりも精神面を重視したエッチが繰り広げられています。

「ほら! 性器を激しく愛撫されて 全身に満たされた絶頂感が一気に弾ける!」
そして性器以外をじっくり愛撫した後でようやくお互いの性器に触れ
それと同時に最初の絶頂指示が出ます。
ここまでそれなりに焦らされてきたこと、気持ちが十分に高まっていることもあり
ソフトなプレイにも関わらず股間や脳に強めの快感が湧き上がるのを感じました。

淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声といったエッチな要素がほぼゼロなのに
こういう快感が得られたのは雰囲気作りやイメージのさせ方が上手だからです。
大切な人と一緒に気持ちよくなる幸せな感覚を味わわせてくれます。

「心と心が 生で繋がりあうSEXは ただ性器を擦り合わせるのとは 比べ物にならないほどの 快感を味わうことができます」
後半のSEXシーンもプレイそのものの様子を描写しながら
パートナーに愛される幸福感、パートナーを気持ちよくする充足感を伝えてくれます。
獣のように貪りあうハードなSEXもそれはそれで魅力的ではありますが
心と体をすべて重ね合わせてじっくり行うSEXもいいものです。
そのことを強く感じながら迎えるドライオーガズムには格別のものがあります。

このように、二人の一体感を重視した濃厚なエッチが繰り広げられています。
上手に心を高ぶらせてくれる作品
エッチな要素がとても薄いのになぜか気持ちよくなれる不思議な作品です。

お姉さんは聴き手が充実したSEXを仮想的に味わえるように
催眠誘導の段階からパートナーがいること、そして「一緒に」催眠に取り組んでいることを意識させ
無意識的に心を許せる状況を作り上げてからエッチに持ち込んでいます。
催眠音声では催眠者もしくはエッチシーンで突然現れた女性とSEXするケースが多く
それらに比べると受け入れやすさがあり、結果的に快感が得やすくなっています。

お姉さんとエッチをする展開にしなかったのはパートナーのイメージを固めたくなかったのと
エッチシーンで誘導がおざなりになるのを避けたかったからでしょう。
好きな女性のタイプは人それですし、自由にイメージして欲しかったのだと思います。

催眠は以前からそうだったのですが特に深化が他のサークルさんと随分違います。
誘導を聴いた段階ではそこまで催眠に入った感じがしないかもしれません。
ですがエッチでなぜか妙にいい気分になったり体が疼いたりしてきます。
どちらかと言えば初心者より中上級者向けの内容かなと。

エッチは聴いてる間は幸せな気分でいっぱいでした。
好きな人とひとつになる最高のひと時を言葉だけで見事すぎるほど見事に演出しています。
絶頂も快感に悶えるよりは幸福感が爆発して果てるような感覚です。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

充実した気分でSEXを楽しませてくれる作品です。
先ほども言ったようにオリジナルだけなら無料で楽しめます。
ですから気になった方は是非お試しください。

おまけはオリジナルにエッチな要素を追加したバージョンです。

CV:山田じぇみ子さん
総時間 listening for commitment…1:11:48 listening for commitment++…1:05:17 おまけ…1:09:13

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

ボクっ子催眠

サークル「ホワイトピンク」さんの催眠音声作品。

先日のコミックマーケット88でサークルさんが出品されていたこちらの作品は
中性的な声の優しいボクっ子が催眠を使って気持ちいいひと時を提供します。

許容暗示を初めとする現代催眠の技術を織り交ぜながら行われる緩い催眠
色や女性の象徴的な部位といった一般的なイメージによって気持ちを盛り上げていくエッチ、など
聴き手に対してある程度の自由を与えながらサービスを行っているのが大きな特徴です。

特にエッチはストレートなエロ要素を極力排した催眠特有のプレイに挑戦されており
彼女の言葉につられてなぜか心と体が熱くなる不思議な感覚が味わいやすくなっています。
気持ちよくなりたいキモチが大事
ボクっ子の催眠で心身をリフレッシュするお話。

「こんばんは それとも こんにちは かな?」
ボクっ子は優しくて中性的な声の女の子。
気持ちよくなりたい願望を抱いてやってきた主人公を温かく出迎えると
催眠を使ったエッチな体験でそれを満たしてあげます。

本作品は男性・女性どちらでも楽しめるように
催眠パートはもちろん、エッチでも淫語などのストレートな表現はできるだけ使わず
色や物から連想される潜在的なイメージを使って心身を高ぶらせ
最終的にはドライオーガズムへと誘導する変わったプレイが行われています。

ごく一部で女性の性的な部分(おっぱいやお尻)を強く意識させたり
女性とのエッチを連想させて興奮を煽るシーンがありますが
それ以外の部分は男女どちらでも無理なく聴ける内容になっています。
ですから女性の方でも興味が湧いたのなら体験版を聴いてみることをお薦めします。

本作品のテーマはずばり「自由」。
ボクっ子は聴き手ができるだけ多くの束縛から解放され
いい気分に浸りながら自分のサービスを受けられるようにと
様々なシーンで選択肢を与えながら催眠やエッチを進めていきます。

「眠る体勢は 仰向けがいいかな お部屋の明るさは 真っ暗か 薄暗い感じがいいと思うよ」
例えば催眠を開始する直前に身の回りの環境を確認するシーンがあるのですが
彼女は上のセリフのように語尾の表現をやや曖昧にしながら
自分に合ったものを好きに選ぶよう呼びかけます。

人間は相手から決め付け、押し付けられると拒絶反応を示す一方で
複数の中から選ぶように言われると割と抵抗無くそれを受け入れることができます。
そうやって彼女はやや遠まわしに聴き手の心と体を誘導していくわけです。

催眠は2パート19分30秒ほど。
最初の誘導パートは彼女の暗示を受け入れやすくするために
深呼吸や脱力を行いながら心身をリラックスさせます。

「ぐっすり眠っていると 心が落ち着いて 気持ちいい 心が落ち着いて リラックスリラックス」
深呼吸を一通り終えた後に彼女が眠るときの心構えをレクチャーするシーンがあり
そこでは実際に眠ったときの感覚をイメージさせながら
「心が落ち着く」「気持ちいい」などの暗示を入れてよりリラックスした気分にさせてくれます。

本作品にはこういうインターバル部分にも様々な癒しのテクニックが潜んでおり
聴いているだけで自然にリラックスできるよう優しく導いてくれます。
普通に会話をするような言い回しばかりですから催眠っぽさをあまり感じないでしょうね。

「右腕からも 力がすーっと抜けていく 右腕全体から さらに力が抜けていく 風船の空気が抜けるように すーっと抜けていく」
続く脱力では右腕、左腕、右足、左足と体をいくつかのパーツに分けながら
その都度言われた部位を意識し、彼女の声に耳を傾けます。

よくある「力が抜ける」だけでなく簡単な比喩を取り入れているのがいいですね。
できるだけ多くの人が脱力感を得られるよう努めてくれています。
かなり初心者に配慮した作りをしていると言えます。

続く深化パートは雲の中のような周りがすべて真っ白な世界に場所を移し
そこで彼女が言うことを自分の好きなようにイメージします。

「一口に好きって言っても 色々あるかもしれないけれど 誰かを好きでいることは とっても幸せなんだってことは 変わらないね」
家族、友達、恋人、有名人など自分が好意を寄せいている人と一緒にいれば
誰だって自然に幸せな気分になるものです。
その心理を上手に活用し、彼女はその人と遊園地でデートをする様子をイメージさせながら
「楽しい」「幸せ」などの暗示を要所に交えて聴き手をより良い気分へと導きます。

終盤には遊園地ならではのアイテムを使って深化を促したりと
彼女がお話の流れに合わせながら催眠を進めてくれているのがよくわかります。
そういった違和感の無さが彼女の暗示に対して受け入れやすい気分にさせてくれるのです。

十分にリラックスさせてからイメージで深化するシンプルな作りながらも
その進め方や細部の言い回しなどが練りに練られているかなり個性的な催眠です。
ボクっ子の声を素直に受け入れる心を身につけてもらうことを目的に
序盤から選択肢を設けたり、小話を挟んで聴き手の興味を引いたり警戒心を解きながら
シーンに即した暗示を入れることで効果的に催眠状態を深めてくれます。

実際に聴いてみるとかなりゆるーい印象を受けるでしょうね。
暗示の表現方法・重ね方・使い方もしっかりしてますし
彼女の安らかな声にも大きな癒しを感じます。
私の場合は手足の脱力感が強かった反面、意識のぼやけはそれほどでもなかったのですが
技術的にそこまで問題があるとも思えませんし、逆あるいは両方の感覚を覚える人も普通にいるでしょう。

過去作との決定的な違いは現代催眠の技術をそれなりに取り入れていることにあります。
具体的には許容暗示、ダブルバインド、散りばめなどです。
これらを上手に使い分けながらリラックス→脱力→心地よさ→浮遊感と感覚をシフトさせ
ひとつの流れに沿う形で巧みに催眠状態を深めています。

ホワイトピンクさんといえば古典系の割と素直な催眠を今まで施されていただけに
良い意味で色々な部分が激変していて正直驚きました。
テーマである「自由」に合わせた技術を使われているところが素晴らしいです。

まとめると、大きな癒しを感じながら催眠に入れる比較的レベルの高い催眠です。
言葉のイメージだけでイカされる心地よさ
エッチシーンは3パート28分間。
プレイは声による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「今からこの真っ白な空間を とーってもいやらしい世界へと変えてあげる」
催眠を使って主人公を自分の声の虜に作り変えたボクっ子は
白い世界を少しずつピンク色に塗り替えながら彼のエッチな気分を高めていきます。

エッチは彼女の声や言葉で気持ちを高め、絶頂する催眠色の強いものです。
最初の2パート19分間は感度上昇がメイン。
ストレートに感度上昇の暗示を入れたり、エッチなイメージを用いながら
聴き手の股間にエッチな熱が集まるよう誘導します。

「おっぱい? それともお尻? むにむに ぎゅっぎゅーって押し付けられたり 甘い匂いを感じたり あるいは あそこを想像しちゃったり」
ここでも彼女の「聴き手に選ばせる」スタンスは健在。
特定のプレイを敢えて指定せず、性的に魅力を感じる部位や行為をリストアップすることで
こちらが無意識的に反応し、それらをイメージできるような環境を整えます。

例えばおっぱいが好きな人におっぱいの話をしたら
本人の意思に関わらずどうしてもそのイメージが頭をよぎるものです。
ピンクという色もエッチな気分を湧き上がらせるのによく使われますし
そういった無意識に眠っている「なんとなく興奮するもの」を呼び覚ましながら興奮を煽ってきます。
今までのホワイトピンクさんの作品とはまったく違うタイプのプレイです。

「ほら 一気に走り抜ける! 猛スピードで快楽の世界を走り抜ける! 快感が始める イクっ! イクっ!」
最後の絶頂もドライオーガズムへの道のりをとある乗り物に例え
高いところから駆け下りる様子とリンクさせながら暗示でイカせる独自性の強いものです。

催眠の入り具合によって得られる快感は変わるでしょうが
私の場合はおちんちんの根元から先っぽに向けてお湯が流れるように熱がこみ上げ
頭の方は軽く何かが爆発するような感覚がありました。
前者はややゆっくりと、後者は唐突に訪れる射精とは違ったタイプの快感です。

このように、言葉だけで感覚を操作し絶頂させる不思議なプレイが繰り広げられています。
あらゆる部分が挑戦的な作品
催眠・エッチいずれもサークルさんのならではの発想力をふんだんに盛り込んでいる意欲的な作品です。

「~かもしれないね」などの緩い言い回しを数多く交え
聴き手が自主的に催眠状態を深められるように誘導する催眠
エッチなシチュを選ばせながら気持ちを高めていくエッチなど
ボクっ子は聴き手が堅苦しさを感じないよう最大限の自由を与えながら
その心に眠っている諸々の情報をシーンに応じて引き出していきます。

彼女の穏やかな声が生み出す気配りの行き届いた言葉の数々はそれだけで十分に心地よく
それを聴いているだけでもぬるま湯に浸かっているようないい気分が湧いてきます。
良い印象を抱いている人物の言うことに従いたくなるのは当然の心理です。
その関係をできるだけ維持しながら彼女は最後のドライまで的確に心を操作します。
おかげで若干弱めではありますが十分に気持ち良いと言える快感が味わえました。

サークルさんのお名前にちなんだ色を有効活用しているところも面白いですね。
催眠パートではホワイトを使って意識の力が弱まっていく感覚を
エッチではピンクを使ってムラムラする気分を刺激しています。
色は他の催眠音声でも使われますし、素材としても有効だと思います。

エッチは幼児プレイや幼児化調教といった直接的なプレイではなく
間接的なイメージや暗示で段階的に絶頂へと追い込んでくれます。
過去2作とは随分と違うためファンの中でも好みが分かれるかもしれません。
催眠としては順当なのですが、そんなにエロくはないことだけご注意ください。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

癒しの気分や催眠特有の快楽が比較的味わいやすい作品です。
催眠そのものが好き、ドライオーガズムに挑戦したい人には特にお薦めします。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 57:44


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
コスパがいいので+1してあります。

2023年10月30日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/91646767.html

ヒプノポリネシアン~BlueHeaven~

サークル「HypnoLife」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、夏の海にやってきたカップルがより深く愛し合うために
催眠を絡めたポリネシアン・セックスをします。

舞台となっている海にちなんだ波の音や爽快なイメージ
実際のポリネシアン・セックスに合わせた5日間にも及ぶ濃厚なエッチなど
彼の恋人として愛される気分を十分満喫できる要素が数多く散りばめられています。
最高の快感を得るために
彼氏とポリネシアン・セックスを楽しむお話。

「はははは 待ってよー こいつー」
彼氏は明るくて爽やかな声のお兄さん。
恋人である主人公と一緒に来た旅行先の海を満喫している最中
宿泊先のホテルでポリネシアン・セックスをしようと持ちかけます。

本作品のテーマとなっているポリネシアン・セックスは、名前の通りポリネシア地方に伝わるSEXの方法。
5日間を1セットとし、最初の4日間は性器に一切触れず愛撫のみで感度を高め
5日目も長時間前戯をしたり挿入後もしばらく動かさなかったりと
性的興奮を極限まで高めることによって絶頂時の快感を爆発的なものにするそうです。
本作品の場合は日を分けず一気に聴くことになります。

私は以前これの男性向けバージョンを聴いたことがあるのですが
その際に最後の絶頂シーンでかなり強烈なドライオーガズムを味わったのをよく覚えています。
長時間に渡って焦らされるため道中はやきもきするかもしれません。
でも最後の瞬間にはそれを一気に吹き飛ばすような快感が女性向けでも味わえると思います。
ドライ系の中ではかなりレベルの高い作品です。

ちなみに催眠誘導、エッチ1日目・2日目・5日目には内容が若干異なる2種類の音声ファイルがあり
いずれか一方を選択して聴くことになります。

もうひとつの大きな特徴は主に催眠誘導のシーンで波の音が流れること。
ゆったりとしたペースで打ち寄せる優しい水音が自然な癒しを与えてくれます。
2人のいる場所が丁度浜辺のホテルということで雰囲気作りにも役立っていますし
聴き手を作品の世界に引き込む重要な役割も担っています。

催眠はおよそ23分間。
まずはふかふかのベッドの心地よさを感じながら彼の思い出話に耳を傾けます。

「見渡す限りの真っ白な砂浜と 深い青色をした 海の水面に 太陽の光が反射して きらきら きらきらしてるの」
彼が少年時代を過ごした家の近くの浜辺に関する話なのですが
海そのものだけでなく青い空、真っ白な浜辺、爽やかな風、そこに住む魚や鳥など
聴き手がイメージしやすいように海全体をシンプルかつわかりやすく描写しています。

2人がいるのは海ですから、まずはその場にいる気分に浸ってもらうのが大事です。
この先のエッチも含めて本作品はその場の雰囲気作りにかなり力を入れています。

「青い空に 重なるように見える 大きな入道雲は ふわふわしていて 真っ白」
「空の青に 海の青 目を閉じていても 瞼に感じる 心地よく照りつける日差し」

そして海のイメージを描写しながら彼は心地よさを感じる暗示を入れていきます。
よくある催眠音声のように深呼吸して、脱力するみたいなことを彼が行わないため
最初のうちは本当に催眠なのかよくわからないかもしれません。

ですが彼の言葉や話し方には聴き手をリラックスさせようとする明らかな意思があり
お話を聞いていくほどなぜか意識がぼんやりしたり、体を動かしたくなくなる気分が広がっていきます。
この催眠っぽさを適度にぼかした言い回しも大きな特徴と言えます。

「眉間に集まった意識が ずーんと重くなって 頭の中を すーっと通って 後頭部へ抜けて そのまま 海の中へ潜っていくような そんなイメージ」
「すーっと抜けていくと 代わりに とろんとした眠気が襲ってくる」

お次は波間にしばらく体を横たえ、意識だけを海底に沈んでいくイメージをします。
意識を沈める際にそれをビー玉に例えながらコツをレクチャーしたり
「深く」「沈む」といった深化に有効な暗示を数多く交えながら言葉をかけたりと
聴き手が無理なくじっくりと催眠状態を深められるよう様々な配慮がされています。

水に沈む感覚自体が比較的多くの人が掴みやすいですし
先ほどよりも意識的にゆっくり話す彼のセリフもそれを助けています。
私の場合は沼にずぶずぶと飲み込まれていくように少しずつ感覚が広がっていきました。

海辺にいることを活用し、海に関する諸々のイメージによって催眠を深めるテーマに即した催眠です。
彼氏の言葉に素直に従う心を身につけてもらうことを目的に
ほとんどのシーンでバックに波の音を鳴らしながら
最初は海そのものを、次は海に入っていく感覚をイメージさせながら暗示を入れていきます。

催眠の技術やイメージの内容に統一感があるおかげで彼の言うことを受け入れやすく
頭の中がぽわぽわするような心地よい感覚に浸ることができます。
リラックスの大部分を波の音に任せているのもポイント。
深呼吸や分割弛緩といった催眠らしいことをさせる必要がなくなり
彼に普通に語りかけられているような自然な気持ちで音声を聴くことができます。

まとめると、「自然さ」を重視した丁寧かつ洗練された催眠です。
ゆっくり、じっくり性感を高めるエッチ
エッチシーンは5パート45分30秒ほど。
プレイはキス、耳舐め、胸への愛撫、乳首舐め、手マン、クリ舐め、SEX(正常位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「今日は初日だからキスだけ 唇だけで気持ちよくしてあげるね」
主人公を深い催眠状態へと導いた後
彼はポリネシアン・セックスの手始めとして彼女に濃厚なキスをします。

エッチは終始彼がリードする形で進みます。
1日目はキスのみ、2日目は耳舐めのみ、3日目は胸への責め、4日目は胸&耳舐め
そして最後におまんこを含めた全身への責め、といった感じに
実際のポリネシアン・セックスに倣ってソフトなプレイを行う時間が非常に長くなっています。

「君の唇 好きなんだ ぷるぷるして 柔らかくて 形も綺麗 …大好き」
「好き 大好き 今すぐに…抱きたい」

つまり結構な具合で焦らされるわけですが
彼氏はそんなこちらの様子を見て自分も辛い思いをしていることを正直に伝え
励ましたり愛情を示す言葉を何度も投げかけます。

催眠音声におけるエッチは暗示を中心としてプレイを進めるケースが多いだけに
普通の会話を比較的多く取り入れているのは珍しいし面白いと思います。
恋人とエッチをしている雰囲気を重視してのことでしょう。
他にも耳舐めをする2日目はちゅぱ音をひたすら鳴らすシーンが長めに取られています。

「キスを重ねるたびに 愛しさと 興奮が高まってくる」
「快感で 頭の中が埋め尽くされていく ゾクゾク ゾクゾク」

暗示を入れるシーンももちろん登場します。
内容は体の熱を高めたり肌を敏感にするものが非常に多く
それらを1日ごとに重ねることで快感が徐々に高まるよう誘導します。
最後の瞬間に向けて少しずつ確実に気持ちを高めてくれるわけです。

「膣内が収縮して 張り詰めたペニスが 硬さが増すのを感じる 全身がビクビク ビクビクして 痺れるような 激しい快感が押し寄せてくる」
「気持ちいい波が押し寄せる! 押し寄せる! 体が引き上げられるような感覚 熱い! 熱い! 気持ちいい!」

最後に迎えた5日目も前戯にパートの半分以上もの時間をかけ
挿入後もおっぱいをいじったり首筋を舐めてギリギリまで溜めるのですが
その直後に彼の様子がガラリと変わり、強めの語気で絶頂を促す暗示を立て続けにぶつけてくれます。

今まで我慢し続けていたからこそ、この大きな落差につられてイク人もいるのではないでしょうか。
時間を長めに取った連続絶頂形式ですので、人によって得られる快感にそれなりの差が出ると思います。

このように、ポリネシアン・セックスをベースにした個性的なエッチが繰り広げられます。
ドライ系の良作
ドライオーガズムをとことん追求した魅力的な作品です。

彼氏と海辺のホテルで深く愛し合う気持ちよさ・心地よさを存分に楽しんでもらうために
まずは催眠誘導の段階で主人公になりきれる環境をしっかりと作り上げ
それから快感を蓄積させていく形でドライへの道筋を着々と整えていきます。
最中に投げかけられる彼の言葉も愛に溢れたものが多く
それと催眠暗示の効果の両方がドライしやすい精神状態の構築を手伝っています。

これはあくまで私の経験によるものなので女性の皆さんにも当てはまるかはわからないのですが
性感を重点的に蓄積させ、最後に解き放つスタイルはドライオーガズムにかなり適していると思います。
また心と体をバランスよく盛り上げることも割と重要です。
この2つの要素を兼備している点が「ドライ系の良作」と表現した大きな理由となっています。
個性的なテーマだけでなく実用面でも優れている作品と言えます。

催眠は古典寄りのタイプなんだけど古典っぽさを薄めているのが大きな特徴です。
すごく緩い催眠をかけてくれますから癒しや安眠目的に聴くのもいいでしょう。

エッチは催眠音声の中ではエッチな要素を多めに盛り込んだ作りをしています。
ちゅぱ音が好きな人ほど楽しめるのではないでしょうか。
ちゅぱ音それなり、淫語と喘ぎ声そこそこです。

催眠・エッチいずれも優れたものを持っている総合力の高い作品です。

CV:zeroさん
総時間 本編…1:36:50(選択するファイルにより多少前後します) おまけ(波音&寝息)…3:31


体験版はこちらにあります

エイリアン・アブダクション《催眠音声》

サークル「Hypnotic_Yanh」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、とある女の子が過去に味わったとされているエイリアンとのエッチな体験を
催眠の技術を駆使してその子自身になりきりながら楽しませてくれます。

サークルさんご自身が「催眠アニメ」と言われているように
アニメーションをふんだんに盛り込みながら催眠やエッチを進めているのが大きな特徴です。
催眠誘導の方法やエッチの演出が従来の催眠とはまったく違いますので
数多くの作品に触れてきた玄人でも新鮮な気分で聴くことができます。
女の子の無意識に眠るおぞましい体験の記憶
女の子になりきってエイリアンからエッチな生体実験を受けるお話。

「こんばんは いや こんにちは かしら? フフフ まあ どっちだっていいわね」
お姉さんは落ち着いた口調と色っぽい声の女性。
物語の案内役として作品を観る際の諸注意を簡単に説明すると
主人公を不思議な精神世界へと誘導するためのお話を始めます。

本作品は「虚偽記憶」をテーマに、とあるカウンセラーが女の子に対して退行催眠を施し
体験していないはずのエイリアンとの遭遇を事実だと思い込ませる様子が描かれています。
そして聴き手はそれを聴きながら少しずつ自分と女の子を重ね合わせていきます。
本作品におけるメインの催眠者はカウンセラーで、お姉さんはそのサポート役を務めます。

カテゴリとしては女体化に属するのですが、体が変化するなどの直接的な表現はせずに
流れに任せていれば自然に彼女になったように思えるアプローチがされています。
ですから女体化催眠に不慣れな人でも割とやりやすいほうだと思います。

カウンセラー「見えますか? 目の前に 丸ーい光がひとつ 現れましたね この光を 両方の目で じーっと 見つめて下さい」
そして本作品の全体を通じて最も大きな特徴はアニメーションしまくること。
冒頭ではヒプノディスクらしき渦巻きが画面に表示されてゆっくりと回転したり
上のセリフが出た際は画面上部に白い円が現れ、カウンセラーの声に合わせて左右に動いたりと
どのシーンでも視覚を最大限に駆使しながら催眠やエッチを行います。

実際に聴いてみると目を瞑って聴くのが当たり前な催眠音声とは随分違った印象を受けるでしょう。
今年5月に発売されたキャンドルマンさんの「瞳を覗けば熔かされる」のように画像をスライドさせるのではなく
特にエッチシーンでかなりきめ細かなアニメーションがされています。
具体的にどんなものかはDLsiteに掲載されている動画をご覧いただくのが早いです。

催眠は28分30秒ほど。
深呼吸と同時にカウンセラーに言われた部分を意識して全身を軽く脱力してから
画面を左右にスライドする白い円をぼんやりと見つめます。

「頭がクラクラと まるでお酒に酔ったかのように 気持ちよーく 揺れ始める 光の動きと 響く音の効果で あなたの心は ゆーらゆーら ゆーらゆーらと 揺れ続けます」
徐々にスピードを増していく円を見つめ、同時に鳴る鐘っぽい効果音や彼女の声を聞いていると
平衡感覚が崩れるような意識のぼやけを感じたり、瞼に強烈な重さを感じるかもしれません。
そして彼女に言われて目を閉じた瞬間、何とも言えない心地よい感覚が全身を覆います。
催眠音声ではあまり重要視されなかった「視覚」を活用しながらしっかりと催眠状態を深めてくれるわけです。

「このあとも この子と同じようにすれば ずっと ずっと 心地よくなれますよ」
そして催眠の合間にお姉さんが女の子と自分を同調させるよう語りかけてきます。
カウンセラーのセリフのほとんどが聴き手に対するもので統一されていますし
お姉さんに言われなくても自分が催眠を受けているように感じるでしょうね。
そうやって序盤から女の子と聴き手の心の距離を縮めていきます。

「あなたは 制服の女の子 夕暮れ 学校の帰りに このクリニックの看板を見つけて 立ち寄った そうでしたよね?」
「その前の日 さらに前の日と、遡っていって下さい そうやって どんどん どんどん 過去に戻っていくと あなたの意識は 今よりもさらに深くて 心地いい状態になっていきます」

お次は現在の状況を確認する形で自分が女の子であるのを自覚させてから
エイリアンに襲われた記憶をより鮮明にするための退行催眠を施します。
ここでは1週間、1ヶ月、1年と実際に時が戻る様子を描写しながら深化を促すところが面白いですね。
バックで流れる時計の音もきちんと反時計回りに動かしていたりと
目を瞑っていてもしっかりイメージできるような演出がされています。

「光の輪と共に あなたの意識が 真ん中の光に吸い込まれる感覚に 気づいて下さい ほら スーッ スーッと 吸い込まれる感じ」
そして最後は再び目を開け、画面中央に見える黄色い円と周りにある4重の輪を見ながら
カウンセラーの暗示に耳を傾けます。
一定のリズムで黄色い円へと吸い込まれていく輪に
自分自身も吸い込まれていくような不思議な感覚を抱く人もいるでしょう。
合間に入る的確な暗示やカウントも深化を大いに助けています。

女の子がエイリアンに襲われた記憶を辿る様子を描く形で進める独特な催眠です。
この先のプレイを存分に楽しめるよう彼女自身になりきることを目的に
視覚を利用するタイプの古典催眠の技法を的確に繋げて少しずつ確実に落していきます。

Hypnotic_Yanhさんと言えば現代催眠型の誘導もできる方なのですが
今回は細かな言い回しに使う程度で古典色のかなり強い内容になっています。
それでも的確な技術によって催眠に入った時の感覚が強く味わえました。
一切の隙が無い緻密でハイレベルな催眠という印象を受けています。

「あなたは目を開いても 今の心地いい 不思議な状態のまま ゆらゆら ふらふらした意識のままで 目を開ける事が出来ます」
最も面白いところは音声だけの催眠とは違う技法を中心としていることです。
目を開けている時間が比較的長いからこそ、瞑ったときの感覚の変化がより大きく実感できます。
再度目を開ける時にはきちんとフォローするセリフも入れていますし
集中力の低下など、目を開けることによるハンデを軽減することにも努めています。
イメージを実体化しやすい奇抜なエッチ
エッチシーンはおよそ35分間。
プレイはマニピュレーターによる愛撫、クリ責め、受精管挿入、尿道・アナル責め、出産です。
すべてのプレイでリアルな効果音が鳴ります。

「人間は 受精の前に 性的に興奮する事が必要だって事を だから 今からあなたは 思う存分 興奮し 欲情しなければなりません この 触手のようなマニピュレーターで ほうら!」
催眠によって女の子の過去の記憶を呼び起こすことに成功したカウンセラーは
その時の出来事をより鮮明に思い出してもらうために
エイリアンに成り代わって彼女の体を機械で責めるイメージを再現します。

エッチはエイリアンの宇宙船に拉致された彼女が
生体実験の材料として膣内に彼らの遺伝子を数回注ぎ込まれ
最後にその子供を出産するというかなりぶっ飛んだ内容です。

事前に約10分を使って宇宙船の内部の様子、エイリアンたちの容姿や生態、実験の目的を説明してくれますし
プレイの最中は画像やアニメーションをふんだんに駆使しながら進めてくれますから
少なくとも何をやってるのかさっぱりわからない、ということはまずないです。
また目を瞑っていたほうがプレイを楽しみやすいと感じる人への配慮として
基本的には目の開閉は自由とし、カウンセラーが言ったときだけ目を開けるという措置が取られています。

alien01

エッチが始まると上のような映像が画面に表示されます(画像はDLsiteのサンプルです)。
機械が彼女のどこを何で責めているのか、それによって彼女がどう感じ、どれくらい興奮しているのか
膣やアナルにどんなものが挿入され、どのように動き、何が注ぎ込まれているのかまでが
音声に合わせてリアルタイムに変化する非常に凝った作りをしています。

特に3番のオーガズムゲージと4番の断面図は
ドライのタイミングや体内の責めの様子が視覚的にわかる点で面白いと言えます。
ちなみに出産シーンだけは絵がちょっぴりグロいのでご注意ください。

「体が だんだん火照ってきます 全身の皮膚が むずがゆくなります 頭がぼーっとして 徐々に 徐々に 感情がエッチに変わっていきます」
プレイの様子はというと、上記の映像を流しながら女の子が責められている状況をセリフでも表現し
その合間に感覚操作の暗示を使って得ている快感を聴き手にも伝えていきます。

随分難しいことをやっているように思えるかもしれませんが
「断面図の受精管を見て下さい」とか映像によってイメージを膨らませてくるシーンがそれなりにあるため
一部始終を説明する必要がある従来の催眠音声に比べると結構あっさりしています。
映像と音声がお互いの長所と短所を支え合ってプレイに臨場感を与えているわけです。

中でも最もハードで背徳感溢れるシーンは1回射精した後の2~4回戦。
ここでは尿道やアナルに特殊な液体を注入して女の子に卵子を3つも生み出し
そこへすかさず膣に受精管を挿入し、立て続けに3度中出しする
責めが繰り広げられます。

「射精する そしてあなたも絶頂する さっきイったばかりなのに さっきよりも強く絶頂してしまう そして また1個 卵が受精した エイリアンの遺伝子と融合した」
ランプが点灯した後にエイリアンの精液が吐き出され、卵子と結合する様子が生々しく
Mな人ほど大きな快感がこみ上げてきそうなゾクゾクするものを感じます。
連続絶頂形式ということで脳内物質の分泌や心地よい股間の痙攣が比較的長く味わえました。

「おぞましいエイリアンの胎児が あなたの小さな股間から出てくる 気持ちいい それも気持ちいい 出産は気持ちいい あまりの快感に意識が飛びそうになる」
最後に登場する出産シーンも大きなポイント。
先ほどとは違いわざと絶頂を我慢させて快感を限界まで蓄積し
それから解き放つ別タイプのドライオーガズムが楽しめます。
かなり人を選ぶプレイなのですが、その描写や進め方はしっかりしていてレベルの高さを感じます。

このように、仮想的なプレイを最大限にイメージしやすくしたエッチが繰り広げられています。
新しい切り口の作品
エイリアンによる変態的なプレイ、視覚を最大限に活用した構成など様々な個性を持っている作品です。

カウンセラーは女の子がエイリアンから性的な仕打ちを受けたと実感させるために
的確な技術によって十分な深さにまで誘導してから年齢を逆行させ
そしてプレイの様子を映像を交えながら非常にわかりやすく描きます。
この手のプレイはイメージ力が重要になるため、人によってはなかなかついていけない部分があります。
そのハンデを視覚的な要素で見事に補っています。

催眠についても分割弛緩などの定番な技法を敢えて避け
「見る」ことで意識がぼやけたり催眠が深まっていくよう的確に誘導しています。
聴く前の段階では視覚をどれくらい活用するのか図りかねていたのですが
必要不可欠と言えるほどにまで寄った作りにしていることに正直驚きました。
挑戦的に見えてきちんと理に適った内容になっているバランス感覚も素晴らしいです。

イメージが視覚で明確に表現されているが故に
催眠音声を聴き慣れている人にとってはそれが逆に窮屈に感じるかもしれません。
私はどんなプレイでも割と頭の中で補完できてしまうので
本作品でも目を瞑っていたほうがエッチを楽しみやすく感じました。
そういう聴き手に配慮してエッチでは開眼を必須にしなかったのでしょう。

エッチは陵辱色を前面に押し出したかなり人を選ぶ内容です。
ですがプレイに反してカウンセラーの口調が明るく言葉遣いが繊細ですし
プレイ自体を受け入れられるのならば途中で投げ出すことはまずないです。
むしろこういうプレイだからこそ、言葉のかけ方に慎重さが見られます。
くちゅ音それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

エイリアンとの交合をリアルに楽しめる異色作です。
ニッチなテーマやプレイによるハンデを簡単に跳ね除ける完成度の高さと価格の安さを考慮し
今回は以下の点数とさせていただきました。
こういうプレイに興味や耐性のある方にのみお薦めします。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:26:28


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

ほわいとよーぐる。さんで配布されている無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、童話「シンデレラ」の主人公シンデレラが王子に愛される様子を
催眠の技術を使って主観的に楽しませてくれます。

テーマとなっているシンデレラの世界観を踏まえた催眠
王子との初々しさを匂わせたラブラブなエッチなど
タイトルにふさわしいメルヘンチックな要素を多分に含んでいるのが特徴です。
シンデレラになりきりながら催眠の世界へ
シンデレラになって王子とエッチするお話。

「遠い昔の物語 ヨーロッパのある王国に 母と三姉妹がおりました」
語り手のお姉さんは明るく透き通った声の女性。
今回の物語に登場する三姉妹の特徴などを説明してから
シンデレラ自身になりきるための催眠を施し始めます。

本作品は元々女性向けとして作られたシナリオを男性向けにアレンジしたもので
シンデレラの物語をそのまま描く形で催眠を深めていき
それからお城で王子とダンスやエッチな事をします。
男性向けの女体化は触手に陵辱される、苗床になるといったハードなものが結構多いのですが
それらに比べてノーマル志向の作りになっている分聴きやすさがあります。

本格的な催眠を始める前に簡単なあらすじも語ってくれますので
シンデレラのことをよく知らない、あるいは覚えていない人でも問題なくついていけます。

催眠はおよそ21分30秒。
最初はシンデレラの日常風景として朝の新鮮な空気を吸い込むイメージをしながら深呼吸をしたり
ベッドに体を預けながら主に両手両足を脱力します。

「力が抜けると 体は次第に重たくなる そして重力を感じるとともに 少しずつ 少しずつ 女性のものへと変化していく あなたの体」
「ますます沈む (女性らしい)細い右腕が沈む 力が抜けて 重たくなる」

やってることは他の催眠音声で見かける内容とそれほど大差ないのですが
彼女はそれらを行いながらしきりに自分の体が女性になったことを意識させます。
この催眠導入と女体化を並行して進めるところが本作品の大きな特徴のひとつです。

お次は本格的な女体化として髪・顔・肩口・胸と全身を上から下になぞりながら
パートごとに変化していく様子やその姿をイメージしていきます。

「髪に光がさします わずかな暖かさを感じます そして髪はみるみるうちに長くなる」
「あそこに 意識を集中 すると 下腹部が温かくなる 温かくなる 温かい 温かさに あなたの下腹部は軽くとろける 体の中に まず 子宮が作られる」

この先のエッチにあまりの関係のない部分は比較的手短にする一方で
胸や性器はできるだけ入念に行っているところが印象的でした。
精神的な女性化は敢えて切り捨てて肉体面の変化を充実させています

女体化作品のほとんどが十分に深化させてから女体化に取り掛かるため
人によっては戸惑うかもしれません。
ですが女体化に関する描写はしっかりしており、ある程度経験を積んでる人ならいけると考えています。
全然聴いたことがない人にはさすがに厳しいかなと。

そして最後は舞踏会の当日、カボチャの馬車に乗ってお城に向かう様子をイメージしながら
催眠状態をさらに深めていきます。

「かたん ことん かたん ことん 座席はぽかぽか ふんわりしたシートの感覚 とても気持ちがいい」
温かく柔らかいシートの感触、馬車がもたらす心地よい揺れ
そういった感覚を「かたん ことん」などの擬声語を交えて上手に伝えてくれます。

実際に聴いてみるとお姉さんのセリフの間やリズムが
丁度落ち着けるあたりに取られているのがわかるでしょう。
イメージ・暗示・声といった諸々の要素をうまく活用しながら
聴き手の意識の力を弱め、彼女の言葉を自然に受け入れられる状態へと導いています。

童話「シンデレラ」の前半部分に催眠の技術を絡めた面白味のある催眠です。
この先のエッチを違和感なく楽しめるようシンデレラ自身になりきらせることを目的に
物語のイメージに古典系の技法を溶け込ませ、シーンごとに最適な暗示を入れています。

女体化の進め方や織り交ぜ方に若干引っかかる部分もあるのですが
女性向けがベースの作品ですから多少齟齬が出るのも無理からぬことです。
元ネタが童話ということでイメージはとてもしやすいです。

そして聴き手に催眠を受け入れやすく感じてもらえるようにと
分割弛緩のシーンでは意識的にトーンを下げて緩やかに
最後の深化ではやや間を開けながら一定のタイミングで語りかける、といった感じで
お姉さんがシーンごとにかなり練られた演技をされています。
シナリオが奇抜なのはもちろんそうなのですが、私個人はこの演技力の高さにより感銘を受けました。

まとめると、シンデレラの世界に入りやすい雰囲気を持っている催眠です。
王子との秘めやかで熱いエッチ
エッチシーンは14分ほど。
プレイはキス、耳舐め、乳首責め、手マン、クンニ、SEX(体位不明)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

王子「君は 何と美しい女性なんだろう 実を言うと私は今 舞踏会からこっそりと抜け出してきたところなのだ」
無事お城へと到着し偶然王子と出会ったシンデレラは
彼に誘われ静かな場所でダンスを踊っている最中、不意にキスをされます。

エッチは王子にリードされながら乳首責めで1回、SEXで1回絶頂します。
プレイの一覧を見ていただければわかるように、作品の世界観を維持したラブラブなプレイが多く
それらによってもたらされる感覚を暗示の形でお姉さんが上手に伝えてくれます。

「唇と唇が触れ合う 軽いキス 瞬時に体が熱く火照ります 心臓はますます高鳴り 思わず続きを求めてしまう」
「深いキスとともに首筋を撫でられればもう 止められない疼きが 下腹部へ集まり始めます」

プレイの序盤はドライに向けての準備動作的な意味合いが強く
キスや愛撫をしながらしきりに体が熱くなったり性感が高まる暗示を入れてくれます。

エッチ全体で言えることなのですが、お姉さんの声が後になるほど熱っぽくなるおかげで
プレイの様子を聴いているとなんとなく心が高ぶるのを感じる人がいるでしょう。
男性向けとしては控えめなプレイを彼女の声や雰囲気が適度に補っています。

「王子に気付かれたらどうしよう その羞恥心は快感を助長し 秘められた場所からはさらに蜜が溢れます」
プレイ以外にシチュによって興奮を促すシーンも登場します。
お城、しかもパーティーの最中に初めて出会った男性とエッチをするわけですから
当然相手に対する遠慮もあるし、見られたらどうしようという不安もあります。
そういった「恥ずかしさ」を聴き手に感じさせ、エッチな熱へと変えています。

「媚薬のように甘美なキスに あなたの体はさらに感度を増します」
「子宮にドクドクと注がれているのは 王子の精液 流れ込む体温が熱くて気持ちよくてたまらない」

1回絶頂しおまんこが十分に解れた後はいよいよ本番のSEXです。
2人が繋がりお互いを求める様子を描きながら、更なる感度上昇の暗示を入れてくれます。
エッチシーン全編で何度も体の熱が高まる暗示を入れてくるだけあって
このあたりまで来ると股間を中心に妙な熱を感じるのではないでしょうか。

ラストも時間を長めに取ってカウントを数える取り組みやすい形式ですし
1回目よりもこちらの方がドライを狙いやすいと思います。

このように男性に優しく、そして熱っぽく責められるエッチが繰り広げられています。
世界観を大事にしている作品
「シンデレラ」という誰にでも親しめるテーマを上手に料理した作品です。

お姉さんは最初にシンデレラの物語を聞かせることで、聴き手にこれからの流れを予めイメージしてもらい
それから世界観をできるだけ崩さないよう気をつけながら催眠やエッチを進めます。
催眠はお城に向かうまでの様子を描いた深化シーンが特に原作に忠実ですし
エッチも比較的ソフトなプレイに留めながら王子の優しさ、想いの強さを感じさせてくれます。
聴き終えた今でも「やっぱりこのお話はシンデレラだったな」と思える内容にきちんと仕上がっています。

そしてこの個性的なシナリオの魅力をお姉さん役のCKさんが十二分に引き出しています。
シーンや催眠の目的に合わせて声のペース・トーン・間を適切に変化させ
言葉だけではどうしても伝えきれない部分を補っています。
初めてお声を聴く方だったので余計に驚いたのもあります。

催眠音声はシナリオがしっかりしているのが第一だと思っているのですが
それでも読み手によって印象が大きく変わってくるのも事実です。
本作品の場合はこの部分が非常に良い方向に影響しています。

エッチは男性がとことんまで優しくしてくれます。
男性向けの女体化作品は逆に手ひどく扱われるケースが多いため
その甘さや温かさに新鮮な気分を抱くのではないでしょうか。
ですが女性向けではこういう相手を常に気遣うプレイがよく見られます。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

メルヘンな雰囲気を大事にしながら楽しませてくれる珍しいタイプの作品です。
できれば女体化音声を10本くらい経験してから聴いてみることをお薦めします。

CV:CKさん
総時間 本編…44:47 睡眠移行…2:29

ほわいとよーぐる。
http://whiteyoghurt.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
女性向けはこちら
http://boushiya.net/work_f.html

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