同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

【実験】単純な妹に睡眠薬と銘打った砂糖菓子を手渡して寝たふりを続けてみた一ヶ月のお話

サークル「妄想研究所」さんの同人音声作品。
昨年の5月から活動をされている比較的新しいサークルさんです。

本作品は純真無垢な妹に兄がとある思い込みをさせて
その後どうなるかを1か月にわたって見届ける様子が描かれています。
音声作品としてはボイスドラマに近い内容なのですが視点が斬新で面白いですね。

妹は兄に対してほのかな想いを寄せており
それが今回の実験を通して徐々に大きくなっていきます。
「自分の願望は叶えたいけど兄にだけは絶対に嫌われたくない」
2つの思いに挟まれて少し悩む彼女を彼がどう受け止めてあげるか。
そんな心の推移をほのぼのとした雰囲気で描いているのが特徴です。



いもうとの密かな願い、それは…
お菓子を睡眠薬と信じ込んだ妹の動向を観察するお話。

「あっ お兄ちゃん んもー 早く『でかでかドリルマン』のDVD返してよー」
妹はちょっぴり舌足らずな可愛い声の女の子。
主人公である兄のことが大好きで、何かにつけて彼にちょっかいを出してきます。

タイトルに「実験」とあるように、本作品には一つのテーマが設けられています。
それは「妹に錠剤型のお菓子を睡眠薬と思い込ませて渡したらどんな反応を示すか」。
実験の様子は1話あたり10~15分の8つのパートに分かれており
日が進むにつれて彼女がどのような行動に出るかを聴いて楽しみます。

「はずれってことは 当たりがあるの? もしかして 当たりが睡眠薬?」
妹はあまり疑うことを知らない性格に加えて、特に兄には絶大な信頼を寄せています。
最初のパートで「ただのお菓子じゃないか?」と若干疑うシーンがあるものの
お菓子と睡眠薬が混ざっていると説明した後に彼が飲んで寝たふりをすると
その後は一切疑問を感じることなく彼にそれを使って眠らせようとします。

なぜあれこれ手を尽くして兄を寝かせようとするのか。
彼女には「猫のようになって彼にとことん甘えたい」という願望があるからです。
面と向かって甘えさせてと言うのはさすがに恥ずかしい。
だから彼を意図的に眠らせてその間に楽しもう。
そんな軽い気持ちで始めた行為をきっかけに、彼女の想いはどんどん強くなっていきます。



少しずつエスカレートしていくプレイ
エッチシーンは8パート合計で52分ほど(1パートあたりのプレイ時間4~12分)。
プレイはパートごとに耳舐め、乳首舐め、キス、手マン/性器の擦りあわせ、手コキ、フェラ(舐め)、妹の乳揉み/フェラ(咥え)、フェラ/性器の擦りあわせ/SEX(騎乗位)です。
手コキや手マンなど音の鳴りそうなシーンでややリアルな効果音が流れます。

「今ならいたずらし放題 あー なんかワクワクしてきた」
睡眠薬という名のお菓子を口にして寝たふりを始めた兄に対して
妹は胸に秘めていた願望を叶えるためにエッチな事を始めます。

「にゃん にゃん にゃー ごろごろー」
妹は兄が寝ている間は「~にゃ」と語尾が猫っぽくなります。
元々のキャラも十分可愛いのですがやっぱり猫語の破壊力は抜群。
聴いていると悶えたくなるくらいに可愛いです。

エッチシーンのポイントはやはり妹の心の移り行くさまでしょう。

「さすがに唇はまずいかな しょうがない 今日はこっちで我慢だにゃー」
初日は軽く好奇心を満たす程度に留まっていた彼女が
「(唇の)端っこ 端っこなら (キスをしても)セーフだよね」
だんだんと己の欲望を抑えられなくなっていき
「お兄ちゃんに たくさんエッチな事 教えて 欲しいよ」
最後は兄と一緒に気持ちよくなることを願うようになります。

「これ…なんだろ? 白くて濁ってて どろってして 熱くて」
こうやって書くとやや背徳感のある作品のように思うかもしれませんが
妹の性に対する知識が皆無だったり、異性を好きになる感覚をよく知らないおかげで
単なるいたずらをしているようなぼのぼのとした雰囲気に描かれています。
寝ている兄を使って男の体を勉強するような感じですね。
ちなみに兄は7パート目までは終始寝たふりを通します。

「お兄ちゃん 起きてる…でしょ?」
そして最後のパートでようやく2人は結ばれます。
大好きな兄と一つになれたことを喜び、彼を気持ちよくできたことに幸せを感じながら
女として初めて味わう快感に浸っている様子が印象的でした。



ストーリーが秀逸な作品
どちらかというと抜くことよりもキャラやお話を楽しむことを目的として聴く作品です。

妹は本当に純真無垢で発想や行動が子供そのもの。
兄を眠らせるために考えるお菓子を食べさせる方法も稚拙なものが多く
それが逆に彼女の可愛さ、愛らしさをより引き立てています。
かなり放っておけないオーラに溢れた女の子と言えるでしょう。

兄もそれをわかっているのか彼女の思惑に自らはまったり
若干めんどくさそうに振る舞いながらもきちんと相手をしてあげたりと
肉親としての愛情をもって接しています。
一線を越えたことについてはさすがに計算外だったでしょうが
彼女の想いを踏みにじりたくないと思っていたのも事実でしょう。
その証拠に作中では彼が自発的に動く形でSEXが始まっています。

エッチは段階的にプレイをハードにしていくことで
妹の兄に対する心境の変化を表現しています。
「なんだかいけない事をしている気がする。でもやめられない。」
人を愛することをまだよく知らない女の子だからこそ
その感覚に驚きながらも欲望に忠実に行動しています。

途中までは「妹自身が楽しみたい・気持ちよくなりたい」と思っていたのが
終盤になると「兄を気持ちよくさせたい」に変化している
のもポイント。
兄に対する彼女の心が恋から愛に変化しているのを如実に表しています。

ただ残念ながら一部で何をしているのかを音声だけでは掴み切れないプレイがあります。
シナリオのテキストがついているのでそれを読めばわかるのですが
できればもう少し状況がわかるセリフを加えて欲しかったかなと。

前々から作品を聴こう聴こうと思っていたサークルさんだっただけに
期待通りテーマがしっかりとしていて非常に楽しめました。
時間が長い割に聴いていてダレなかったのは
作品の世界に没入できる光るものを持っていたからだと思います。

長時間の作品が多いため当サイトでまた記事を書けるかどうかはわかりませんが
今後のご活躍を期待しております。

おまけは本編の後日談です。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 本編…1:46:50 おまけ…18:42


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

ヤンデレメイドの監禁催眠

サークル「Ash」さんの催眠音声作品。
同人・催眠の両方で様々なシチュの作品を作られているサークルさんです。

本作品はご主人様のことが好きで好きで仕方ないとっても一途なメイドに
監禁され体の自由を奪われて一方的に愛を注ぎ込まれます。
ヤンデレ作品としては表現がかなりソフトで痛いシーンなどはありませんから
この手のジャンルが大嫌いな方でもなければ普通に聴けるでしょう。

催眠は冒頭に軽く誘導を行う至ってシンプルなものに留めて
その後のエッチシーンをたっぷり楽しんでもらうように作られています。
軽く意識をぼやけさせてからエッチな声を聴くことで
いつもよりちょっぴり気持ちいい感覚を味わえる方がいるかもしれません。



エッチを重視してシンプルにまとめられた催眠
ヤンデレメイドにエッチなご奉仕を受けるお話。

「おはようございます ご主人様」
メイドは幼さと儚さを感じる声の女の子。
土地の領主であり許嫁もいるご主人様を自分だけのものにするため
屋敷の地下にある隠し部屋に彼を監禁し、鎖で手足の自由を奪います。

…というのがメインストーリーなのですが
本作品ではその前に5分ほどの催眠をかけるパートが用意されています。
登場する女性の声や話し方がかなり違うことからおそらく別人なのでしょう。

催眠は軽く深呼吸をした後カウントの合間に入る暗示で脱力します。
その後1回ずつ覚醒と催眠を繰り返し、最後に少しだけイメージをして終了です。
時間が非常に短いことを考えれば十分まとまっていると思うのですが
ここだけを聴いて催眠状態に入る方はさすがに少数ではないでしょうか。
私は軽く意識がぼやけましたが、それはある程度場数を踏んでいるからだと思います。

「ご主人様の世界にはもう 私の声しか ないんです」
催眠パートが終わると冒頭のドラマパートへと移ります。
ここでは2人の関係やご主人様がいる場所、置かれている状況を
メイドが事細かに教えてくれます。
最後に声への服従心を軽く植え付けてくるあたりは
いかにも催眠音声らしいですね。



部屋に響き渡る甘く切ない喘ぎ声
エッチシーンは2パート32分30秒。
プレイはキス、乳首舐め、フェラ、SEX(騎乗位)です。

SEXの際にややリアルさに欠ける効果音が流れます。
セルフはありません。

「愛してます ご主人様 キス しますね」
ご主人様を独り占めにできる環境を整えたメイドは
彼の肉体をゆっくりと味わい始めます。

エッチシーンはメイドがご主人様の体を舐めて汗を拭ったり
愛おしそうにフェラをするなどボイスドラマに近い展開が繰り広げられます。
一部強引な部分もありますがメイドは基本的にとっても健気。
その一生懸命ご奉仕する姿には彼女の愛がひしひしと感じられました。

「この痛みが 私がご主人様のものとなった証」
「私の身も心も ご主人様だけのもの」

プレイのメインとなるのはもちろんSEXシーン。
ここではメイドが愛するご主人様のために自ら処女を捧げて激しく乱れます。
「独占するだけじゃなく独占してもらいたい」
そんなヤンデレ特有の想いの強さが垣間見えるシーンと言えます。

「あらひも あらいも あいひてまふぅ」
SEXシーンは喘ぎ声のボリュームがかなり多いおかげで
性的興奮はかなり盛り上げやすいでしょう。
特に後半はろれつが回らなくなるほどに乱れて喘ぎまくってくれますから
アヘ声が好きな方にはたまらないのではないでしょうか。

絶頂回数はメイド5回ご主人様2回。
彼女の4,5回目の絶頂に合わせて膣内で果てます。

このように、監禁や拘束されている点を除けば非常に愛に溢れたエッチが楽しめます。



ヤンデ レ入門用作品
純粋な催眠音声のように催眠状態になって術者に操られることを楽しむのではなく
軽く催眠に入っていつもとちょっと違ったエッチを楽しむ作品です。

催眠は景気づけといいますか、あくまでおまけ程度の位置づけになっていますから
催眠をどっぷり楽しみたい方が聴くとおそらく肩透かしを食らいます。
その反面ボイスドラマとしてのクオリティはかなり高く
エッチな声や雰囲気を目的として聴くのなら十分に楽しめると思います。
特に喘ぎ声の好きな方には適性が高いでしょう。

強いて言うなら催眠はもう少し脱力を入念にやってほしかったところです。
身動きが取れないシチュを十分に活用するには体の自由を奪うのが最も効果的。
しっかりと脱力させれば十分にその感覚を味わえるようになりますので
聴き手がストーリーによりのめり込めるのではないかなと。
主人公になりきることは催眠音声にとって大事なことですから。

「私だけの ご主人様 ずっと ずっと一緒にいましょうね」
メイドはヤンデレと呼ぶのが申し訳ないほどに可愛いキャラです。
確かにご主人様を監禁、拘束している時点でヤバいのは間違いないのですが
エッチは強引に落とそうとするのではなく自分の愛をストレートにぶつけてきます。
セリフもごく一部で軽く脅すシーンがあるのを除けば
「ご主人様を何とかして振り向かせたい」そんな切なさを強く感じました。

本作品には通常エンドとEXエンドの2種類のエンディングがあり
EXエンドは通常エンドの後に4分ほどのパートが追加されます。
そこではメイドのヤンデレらしい執念深さがさらに味わえるでしょう。
グロ成分とかはありませんので気楽な気持ちで聴いてみてください。
ちゅぱ音・喘ぎ声それなり、淫語そこそこです。

総合的に見ると催眠風ボイスドラマの色が強い作品です。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 共通パート…40:29 通常エンド…1:24 EXエンド…5:35


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
同人音声として見るなら8点。
本当のヤンデレとはちょっと肌色の違う作品ではありますが
キャラ、ストーリー、シチュがとてもしっかりしています。

田舎の幼馴染とすぴんおふ! -手とお口と耳掻きと-

サークル「にこみどり」さんの同人音声作品。

にこみどりさんの看板シリーズ「田舎の幼馴染」の最新作に当たるこちらは
性への興味に目覚めたばかりの素朴な少女が
肌を許さない範囲で精一杯のご奉仕をしてくれます。

今回は最後のパートに耳かきシーンを入れているおかげで
ややニッチな要素と大衆受けする要素を兼ね備えているのが魅力です。
過去作については無理に聴いておく必要はありません。
ただし作品説明文に書いてある内容だけは頭に入れて聴いたほうが
より作品の世界に没入できて良いでしょう。



田舎の民家にお泊まり
少女からエッチなご奉仕を受けるお話。

「ねぇ ねぇ もう寝た?」
少女はあどけなさの残る素朴な声の女の子。
用があって村へやってきたものの帰る交通手段がなくなった主人公は
彼女の家に泊めてもらって一夜を過ごすことになります。

お話は主人公と少女の幼馴染が一緒に寝ている部屋へ
彼女がやってきたところから始まります。

この幼馴染は過去作「田舎の幼馴染と一緒のおふとんで… -見せ合いっこ-」
では主人公に当たるキャラで、少女のことが大好き。
彼が寝ているすぐそばで、よそから来た男性に少女が性的なサービスをする。
そんな背徳感のあるシチュがこの作品の売りの一つでもあります。

また普通の作品では編集の際に取り除かれる
リップノイズ(話す際に生まれるかすかな唾液音など)を
本作品では敢えて残すことで少女の近さを演出しています。



たどたどしくも一生懸命さを感じる健気なエッチ
エッチシーンは2パート37分ほど。
プレイは手コキとフェラです。
手コキやおまんこをいじった際にリアルな効果音が流れます。

「その あたしでよかったら 手でしごいて出してあげる」
寝る前の様子で主人公の性欲が溜まっているのを感じ取った少女は
自分から進んで性欲処理のお手伝いを買って出ます。

エッチはどちらも少女が一方的に奉仕する形で進められます。
彼女もおかずになるため裸になるのですが
あくまで見せるだけで触るのは拒むなど、ライン引きはしっかりとしています。

「これってその 唾でぬるぬるにしてから するんだよね?」
少女がまだ性に未熟なことがよくわかるように
手コキ、フェラ共に主人公にやり方を確認しながらするところはいいですね。
フェラの際に時折咳き込んだりするのはちょっと気の毒にも思えましたが
たどたどしさがよく表現されているシーンと言えます。

「お布団とか シャツにつかないように あたしの体に かけていいよ」
また、少女がエッチの最中に漏らすセリフは思いやりにあふれており
「自分のできる範囲内で主人公を気持ちよくさせたい」といった健気さを感じます。
しかし中には上のセリフのような大胆なものもありますから
彼女の思いとは裏腹に興奮を覚える方もいるでしょう。
性に未熟だからこそ、その何気ないセリフがこちらの心に深く突き刺さるのです。

「うん いいよ 中身 見せてあげる」
個人的に印象に残ったシーンは、手コキ中に主人公が萎えることを言った少女が
そのお詫びとして自分からおまんこを広げて見せるところ。
開く時に同時に鳴る水音が余計にいやらしさを感じさせてくれました。

他にも手コキで少女が漏らす吐息と効果音を同時に鳴らすなど
色々な部分に気配りを感じるエッチが楽しめます。



キャラの個性を上手に引き出している作品
お相手を務める少女の幼さ、未熟さを前面に押し出すことで
聴き手を興奮させてくれる作品です。

少女は主人公に恋人のように一生懸命に尽くしたり、精液を飲んだりしてくれますが
口調がやや他人行儀だったり、キスは許さなかったりと一定の距離感も保っています。
そういう普通の女の子らしい部分に親しみを感じました。

エッチは隣に寝ている幼馴染が起きないようにと
声を潜めて静かな雰囲気の中行われます。
男を知りたい年頃だからか、主人公のおちんちんが勃起する様子を観察するなど
何気ない言動にエロさが漂っているのも魅力です。

「あ 耳かき 耳かきしてあげよっか?」
本作品にはエッチの後に耳かきをしてくれるパートもあります。
少女が裸のまま行うおかげでおまんこの匂いを意識させたり
濡れているからか時折水音が鳴るややエッチに傾倒した内容です。

使う道具は耳かき棒のみ。
「じゅり ぞり」とかなり滑らかで細い耳かき音に、ストロークは1方向
そして効果音のパターンが2種類ほどをループと
現在数多く出ている他の耳かき音声に比べると物足りなさを感じます。
どちらかと言うと耳かきそのものより雰囲気を楽しんだ方がいいでしょう。

体験版は10分ほどのダイジェストです。

CV:黒岡 奈々緒さん
総時間 1:06:43


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

Man's Dreamさんで配布されている、無料の催眠音声作品。

本作品は催眠音声では滅多に見ない「結婚」がテーマとなっており
催眠を使って心にちょっぴり寂しい思いを植え付けた後
エッチで心と体の空白を埋めることで幸せな気分にしてくれます。

今回登場する女性は聴き手の理想の女性と設定されていますから
2次元、3次元問わずそういう方がいる場合は
事前に頭に焼き付けてから聴くのがいいでしょう。



真っ白い海へ沈んでいく
メリーと結婚するお話。

「人生にはいつも ぽっかりと穴が空いているの」
メリーはとても可愛い声の女の子。
最初は自分の名前を主人公に知らせないまま
人間にとっての幸せについて語り始めます。

催眠はおよそ20分間。
「人生とはジグソーパズルであり、その穴を埋めることが幸せにつながる」
そんな話をする彼女に連れられて幸せのピースを探す旅へと出かけます。

「真っ白なミルクのお風呂は 人の肌のように温かくて ゆっくりと肌に吸い付くように 君の体に なじんでいく」
まずは真っ白いミルクのお風呂に入っているのをイメージ。
いつもお風呂に浸かっている時に感じる心地よさを思い浮かべて
合間に適度に流れる水滴の音を聞きながら心身をリラックスしていきます。

「すべての理性が ミルクの海に 飲まれそうで 飲まれない」
ミルクのお風呂は池→湖→海へと変化。
「幸せはこの海の底にある」そう言うメリーに導かれながら
白く深い海へと潜っていきます。
ある程度ぼんやりとした意識をさらに沈めることで
より深い催眠状態へと落ちていきましょう。

このように、ある程度の部分を聴き手にイメージさせる形で進められています。
ミルク、お風呂、海とどれも具体的なものを扱っているおかげで
経験の浅い方でもかなりイメージはしやすいと言えるでしょう。
時折明確な暗示を入れてくることもありますが
イメージから連想される感覚によっても意識をぼやけさせています。

私はイメージ重視の催眠にあまり適性がないので
それほど深い催眠状態には入れなかったのですが
聴いていて十分にリラックスはできましたし
イメージ好きな方ならかなり楽しめるのではないでしょうか。



体だけでなくすべてが一つになる
エッチシーンは3パート24分間。
プレイは抱擁、キス、乳揉み、乳首を責められる、SEXです。

後半で水滴が落ちる効果音が流れますがくちゃ音はありません。
セルフもありません。

「私と君が一つになれば きっと 今まで経験したことがない 最高の幸せが 完成するよ」
人生における幸せへの最後のピース、それはパートナー。
主人公にとって理想の容姿や性格を持った女性として現れたメリーは
彼と本当の意味で一つになるために熱く抱き合います。

女性の名前がメリー、そしてタイトルのmarryからもわかるように
本作品のエッチは結婚がテーマになっています。
ただ単にお互いの性欲を満たすための一時的な行為ではなく
2人がこれからの人生を共にするための儀式のような色が濃いですから
よく聴くエッチとはおそらく違った印象を受けると思います。

「焦らないで ゆっくりと愛を 確かめ合っていきましょう」
最初のパートは抱き合う形でお互いの感度を高め合います。
彼女の暗示とバックで流れる荒い吐息を聞きながら
女性が持つ温かさや柔らかさを意識してみてください。
プレイがとてもソフトなこともあって、何だかもどかしく感じる方もいるかもしれません。

「全部真っ白になる 体も 心も 理性も 意識も 私たちの世界も ぜーんぶ真っ白」
山場のSEXシーンでは結婚式のように誓いの言葉を言った後で繋がります。
序盤で登場したミルクのイメージも出てくることで
心が真っ白に溶けていく様子が上手に描かれています。

最後はキスを交わしながら絶頂を迎えます。
自分が理想とする女性と本当に結ばれていることを思い浮かべながら
幸せな感覚を体の中で爆発させてみてください。



夢を叶えてくれる作品
テーマに即した特徴的なエッチが魅力の作品です。

催眠によって聴き手にしっかりと「幸せになりたい」という欲求を抱かせ
それをエッチシーンで理想の女性へとぶつけさせることで
心と体を満たすように誘導しています。
自分には確かに欠けているものがあることを強調し
それを埋める者がメリーであることを印象付けることで
彼女に対する信頼感や依存心を抱かせている点もいいですね。

催眠は甘く温かいミルクを使って心を蕩かしてきます。
リアルで牛乳が嫌いな方でもなければ十分イメージに浸れるでしょう。
深化は沈む感覚に加えて、到達までの距離をカウントに置き換えて
それを刻みながら少しずつ暗示を入れてきます。
他のシーンでも暗示はそれなりに挟んできますが
イメージの奇抜さが強いですからやはりイメージ重視かなと。

エッチは肉体的な穴よりは心の空白を埋めることに力点が置かれています。
特にキスの使いどころにこだわりを感じました。
大詰めで心を真っ白にさせる際のスピーディーな暗示も聴きどころ。
「ああ、あの女性とこんな風になれたらなぁ」
というリアルでの渇きを少しは潤してくれるでしょう。
淫語・ちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごくわずかです。

Man's Dreamさんの作品は聴けば聴くほど個性を感じます。
他にも色々な作品を作られている方ですから
どれも無料ですしそちらも聴いてみてください。

おまけはちょっとHななぞなぞです。

CV:綾瀬 桂吾さん
総時間 本編…1:02:00 おまけ…1:03

Man's Dream
http://mansdream.blog89.fc2.com/blog-category-6.html

大っきいきつねっ娘と! ~もんすたー娘01~

サークル「S彼女」さんの同人音声作品。
催眠音声も含めた幅広いジャンルの作品を作られているサークルさんです。

本作品は大人の色気漂う狐娘が様々なプレイで精液をたっぷりと搾り取ってくれます。
といっても人外モノにしては珍しく愛に満ち満ちたエッチが繰り広げられますから
体はスッキリ、心は温かな気分が味わえるでしょう。

エッチは狐らしく尻尾を使ったプレイに加えて母乳も登場するなど
キャラの特性を生かした珍しいものがいくつも登場します。
総時間に対するエッチシーンの割合がかなり高く抜き場も多いおかげで
抜き目的で聴くのにかなり適した作品と言えます。



人の滅多に訪れない神秘的な社で
狐娘と濃厚なエッチをするお話。

「おやおや これは随分と騒がしい客のようじゃのう」
狐娘はゆったりと話す大人っぽい声の女性。
なんだかよくわからないまま彼女の住む社に迷い込んだ主人公に対して
まずは気持ちを落ち着かせるためにお茶を振る舞ってくれます。

狐娘は「~じゃ」「~だのう」を語尾につけるいわゆるババアキャラです。
同人音声では割とレアですが好きな方は結構いるのではないでしょうか。
どっしりとした声とセットになることで落ち着く感じを受けるでしょう。



獣のように交わる激しいエッチ
エッチシーンは4パート合わせて46分30秒ほど。
プレイは登場順にキス、耳舐め、尻尾での愛撫、手コキ、パイズリ、フェラ
クンニ、手マン、SEX(正常位、バック)、アナルSEX
と非常に多種多様です。
パイズリやSEXの際にややリアルな効果音が流れます。

「おお これはこれは 雄々しくそそり立ったよい摩羅じゃのう」
主人公が性的に興奮している様子を見てとった狐娘は
まずは前戯として彼の体を尻尾で丹念に愛撫し始めます。

エッチはどのパートも12分程度に揃えられており
前戯に1パート、挿入前に1パート、挿入後に2パートと
それぞれに十分な時間を取ってとても丁寧に進められています。
上にも書いてあるように本当にプレイのバリエーションが豊富ですから
様々な嗜好を持った方に対応している作品と言えるでしょう。

「母乳溢れる乳房の中に そなたの赤子汁を注ぎ込むがよい」
前半の2パートは狐娘が一方的に責める形で進められています。
その中でも母乳を出しながらのパイズリは非常に珍しいですね。
母乳が出る際に「ぶびゅっ」という効果音も鳴りますし、おちんちんにまぶしたり
射精後に精液とブレンドして飲み干すなどかなり効果的に使われています。

「わしはそこをぺろぺろされるのが大好きじゃから」
一方SEXシーンでは、一転して主人公が狐娘を滅茶苦茶に犯す様子が描かれています。
普段がとても落ち着いているキャラなだけに、乱れたときのギャップが余計たまりません。
こういう女性を征服するシチュにも男の欲望を満たしてくれるものを感じました。
本当に凌辱するようなエッチではなくて彼女が激しいプレイを求めていく流れですから
聴いていてブラックな気分になることはまず無いでしょう。

「せっかくわしのような狐とまぐわうのじゃ 人同士では味わえぬ官能を与えてやらねばならぬよなぁ」
そして極めつけは最後のパート。
ここではおちんちんをもう1本増やして、おまんことアナルの2穴同時責めをします。
他の同人音声では聴いたことがありません。

さらにただ同時に突っ込むだけではなくて、それぞれに別の感触をイメージさせたり
射精が別々に行われていたりと、聴き手に2本入れていることをきちんと意識させています。
狐娘が我を忘れて淫語を連発するのもポイント。
体位がバックなこともあってまさに獣になったかのようなSEXが繰り広げられます。

このように、キャラの特性を十分に活用した個性的なエッチが楽しめます。



熟れた女性の魅力がたっぷりと詰まった作品
狐娘の母性に溢れたキャラがとても印象的な作品です。

圧倒的に有利な状況を利用して自分だけが楽しむこともできたはずなのに
彼女は主人公を男としてきっちり盛り立てるようにエッチを組み立てています。

例えばおっぱいや尻尾を揉まれたら気持いいことをきちんと口や態度で伝えてくれますし
彼がやりたいと思うことに対してもすべて受け入れる姿勢を見せています。
それらの言動が実に包容力に溢れていて心満たされるものを感じました。
相手に対する思いやりを忘れない素晴らしい女性だと思います。

エッチについても大人の女性らしい濃厚なキスやフェラから生まれるちゅぱ音と
普段の声とは違った甘い喘ぎ声が興奮を掻き立ててくれます。
また自分から四つん這いになって2つの穴を見せつけながら挿入をせがむなど
男を興奮させるツボを心得ているシーンも数多く登場します。
エロのレベルはかなり高いと言えるでしょう。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれも多めです。

「もっと早くに聴いておけばよかった」そう思えたほどに優れた抜きボイスです。
一部で色々なエフェクトがかかっていて首をひねったパートもありましたが
効果音無しのバージョンも同梱されていますし問題ないでしょう。

体験版は11分間のダイジェストです。

CV:伊東サラさん
総時間 59:35


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

誘惑催眠ガール

2019年9月9日追記
本作品は現時点で販売を終了してます。


サークル「SHARPNELSOUND」さんの催眠音声作品。
東京を中心に活動する2次元ハードコアレイヴ・オーディオビジュアルヒプノティックユニットで
サークルさんとしての音声作品はこちらが2作目になります。

本作品は催眠風ボイスドラマと「誘惑のパルス」という曲がセットになっています。
同人音声ではテーマ曲を入れている作品もぼちぼちありますが
催眠音声ではこのサークルさん以外だとKUKURIさんくらいでほとんど見かけません。

そして「誘惑のパルス」ではなんとことねさんの歌声が聴けます。
これはファンにはたまらないのではないでしょうか。

催眠音声の方は仲のいいお姉さんの家で催眠とエッチを味わいます。
聴き手にイメージをさせるタイプの暗示がかなり多いですから
想像力だとか、妄想力に自信のある方なら特に楽しめるでしょう。



パルスが重なっていく
お姉さんの家で催眠をかけてもらうお話。

「ああもしもし? 突然なんだけど 今日の夜って空いてる?」
お姉さんは活発で元気そうな声の女の子。
家にあるパソコンがインターネットに繋がらないらしく
恋人ではないが親しい間柄の主人公に助けを求めます。

最初の6分ほどはドラマパートとして
催眠を開始するまでのやり取りが描かれています。
街中のガヤ音、電話で話す際のこもった声、外で降る雨の音など
効果音のレベルの高さにおそらく驚くでしょう。
さすが音楽を手掛けられているサークルさんですね。

催眠はおよそ20分間。
最初に軽い運動で体をほぐしてから横になって深呼吸を始めます。

「これは 特殊な周波数が脳に作用して リラックスできる効果が含まれてるの」
開始直後にゲームのダンジョンのBGMに使われるような
低いおどろおどろしい音が流れ始めます。
あくまでリラックスを助長する程度のものですから
あまりそちらには意識を向けずにお姉さんの声を聴いていってください。
ちなみに、ずっと流れ続けるのではなく10分ほど経過した時点で消えます。

「ゼロは 何もない世界 数字が減るごとに ゼロへと近づいていく」
深呼吸の後は軽くイメージをしてから
10のカウントに合わせて少しずつ意識を沈めていきます。
間に暗示を挟みながら何度も繰り返し行いますので
彼女の言うイメージを頭に思い浮かべながら取り組んでみてください。

本作品はイメージに抽象的な表現がやや多いため
人を選ぶ部分があるかもしれません。
ちょっとイメージするのが難しいなと感じた場合は
あまり無理をせずリラックスしたまま聞き流すのもいいでしょう。
それ以外にも催眠に入れそうなシーンはいくつもありますので。

「手のひらを通じて あなたの心臓の鼓動と 私の心臓の鼓動が 重なり始める」
最後は自分の胸に手を当てて鼓動を感じながら
お姉さんの鼓動とそれをリンクさせて意識を一つにします。
2人が一心同体になることで、彼女の言葉に従う環境を整えるわけです。

序盤に効果音を流してきたから音を使うのかと思いきや
「もやもやとした気体を吸い込むと体が重くなる」みたいに
イメージに付随する感覚を思い起こさせながら催眠にかけてきます。

それぞれの工程に個性があり、きちんとしたテーマが設けられているおかげで
順々にこなしていくことで少しずつぼんやりとした感覚に侵されていきます。
お姉さんが何でもやってくれるようなタイプの催眠ではありませんから
積極的にイメージしていく姿勢で取り組むのがいいでしょう。



彼女の体温を近くに感じながら
エッチシーンは25分ほど。
プレイはキス、乳首オナニー、お姉さんが手を添える形でのオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「ぬるぬるとした あそこに挿入したい ぐちゅぐちゅと音を立てて 激しく 突き立てたい」
催眠によって主人公の心を支配したお姉さんは
さらに色々とエッチな描写をしていくことで、今度は彼の感度を上げていきます。

エッチはお姉さんが主人公の上に四つん這いにまたがった状態で
彼女に指示を受けながら進められます。
彼女の柔らかさ、温かさがすぐ近くにあることを感じていきましょう。

「小さい乳首が 触れるたびに どんどんと 敏感になる」
実際のプレイも焦らして感度を上げていく流れになっており
お姉さんはおちんちんを意識させながらもずっと触らせないことで
こちらにとてももどかしい感覚を味わわせてくれます。
乳首オナニーのシーンでは乳首にピリッと電流が走るような感覚があるかもしれません。

「しょうがないね 触ってもいいよ 私も一緒に 手を動かしてあげる」
そして快感を溜めに溜めた後でようやくオナニーの許可が下ります。
暗示を絡めたカウントでゆっくりと追い詰めてくれますから
ゼロの瞬間に股間にちょっと弾けるような快感が訪れるはずです。



妄想力が試される作品
サークルさん自身が言われているように、催眠音声風ボイスドラマに近い作品です。

全体的に聴き手にイメージをさせる形で進められているため
その手の力の有無が気持ちよさにかなり影響するでしょう。
暗示も心を縛るほどのレベルではなく意識させる程度の強さで
聴き手の主体性にかなり任されている印象を受けました。

イメージはきちんと説明が行われているおかげで思い浮かべやすいです。
特にカウントを刻む際にカウントそのものにイメージを持たせているのが面白いですね。
カウントは催眠では触媒のような役割にまわることが多いので
ゼロという数字そのものに意味を持たせているところは新鮮でした。

エッチはあくまでプレイの描写がメインで暗示は軽く挟む程度です。
ただ感度を上げるためのエッチなイメージが盛りだくさんですから
性的な興奮が十分に感じ取れると思います。
実際のオナニーシーンは2分30秒と非常に短いながらも
そこまで入念に快感を蓄積してきたおかげで簡単に射精できました。
淫語・ちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごくわずかです。

正統派の催眠音声としてはやや物足りなく感じましたが
催眠風ボイスドラマとして見るなら十分に楽しめる作品と言えます。

CV:紅月ことねさん
総時間 本編…53:40 歌など…18:16


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
同人音楽の分野で色々と影響を与えている方らしいですし
ストレートに音を使った作品の方がより良いものを作れると思うのですが…
効果音の質や使い方は本当に素晴らしいです。

ささやき庵 琥珀

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品。

本作品は大人っぽいしっとりとしたお姉さんが高品質な夢とエッチを提供してくれます。
タイトルにもなっている囁き声はもちろん
バイノーラル音声ならではの立体的な声と音をたっぷりと楽しめます。

今回はストーリーの方にもこだわっていて、この女性が抱えている謎について
時折ほのめかしながら進められているのもポイント。
エッチで体をスッキリさせた後に語られる彼女の真相を知った時には
心の方にも満たされるものを感じることでしょう。



明るさの中にも陰のある女性
ささやき小町の琥珀にサービスを受けるお話。

「いらっしゃいませ ささやき庵へ ようこそ」
琥珀は優しくて艶っぽい声の女性。
わけあって2年ほどささやき小町を休んでいた彼女は
浴衣のデザインなどお店の小さな変化を色々と確かめながら主人公をもてなします。

本作品はエロと非エロが2パートずつの4パート構成。
売りである囁きはおよそ67分間とかなり長時間に渡って楽しめます。

しかも琥珀役はバイノーラル声優として有名な野上菜月さん。
囁き声が耳に届くたびにトントンと軽く叩かれるような感覚が味わえます。
声の臨場感はもちろん、位置の取り方も非常にしっかりしており
他のささやき庵以上にリアルさと立体感を感じることでしょう。

「ゆらゆら ゆらゆら ひらめいてるのは 光のカーテン オーロラです」
主人公を部屋へ案内すると、琥珀は早速彼を夢の世界へと案内します。
今回は彼女が実際に旅行で行ったとされるフィンランドのお話。
静かで暗い夜、鏡のように綺麗な湖の上に映るオーロラをイメージしながら
ゆっくりと深い眠りにつきます。
意識して擬音語を多用しているおかげで耳にリズミカルな感覚が伝わってくるでしょう。



圧巻のバキュームフェラ
エッチシーンは2パート合計で64分と長時間。
プレイは乳揉み、乳首責め、手コキ、耳舐め、手マン、SEX(騎乗位)、フェラです。
エッチな効果音はありません。

「それじゃあほら 琥珀のおっぱい 触ってみる?」
外にはオーロラ、中は龍涎香の香り漂う不思議な部屋へとたどり着いた主人公は
そこで琥珀にリードされながらしっとりとしたエッチをします。

ここでもバイノーラルの特性を活用した形のプレイが繰り広げられます。
耳元で聞こえる荒い吐息や切ない喘ぎ声が本当にたまりません。
特に耳舐めは音の近さを一番実感できるプレイと言えます。

「琥珀に教えて この太くて 硬いものは なぁに?」
琥珀が主人公に淫語を口に出して言わせて興奮を煽ったりと
わざとちょっぴり意地悪に振る舞うのもいいところ。
主人公もお返しに手マンをおねだりする琥珀に「おまんこ」と言わせるなど
淫語を効果的に性的興奮へと繋げている点が光ります。

「突いて もっと突いて 琥珀のおまんこ もっと突いて」
ささやき庵としては珍しくSEXシーンがあるのも魅力です。
時間は5分程度と短いながらも主人公に覆いかぶさるような体勢になって
耳元で喘ぎ声をたっぷりと聞かせてくれます。
イク時の「ん゛っ んんっ うっふうぅ うぐっ ふぅぅぅん」
という消え入るような声がとても艶めかしくて印象的でした。

「それじゃあ ここから たまたまちゃん ぺろぺろしますね」
お次のパートはシリーズお馴染みのお土産フェラ。
ここでは22分にも渡る濃厚なフェラが楽しめます。

内容も玉舐め→玉を頬張る→竿の根元を舐める→先の方を舐める→先端にキス
→咥えこんでピストン→バキュームと非常にバリエーションが豊富です。

しかも
玉舐めは「ぷぴるるる ぎゅぷる じるるるる」と口に含む感じのややこもった音
竿の根元を舐める際は「っばっばっば ふぃりりりる っぽ」とすすり中心のクリアな音
竿の先を舐める時は「ふぃぃゆ じゅゅゅう ぐっぽ」と舐め中心のリズミカルな音
といった感じで
舐める場所ごとにちゅぱ音を明確に使い分けているのが素晴らしいです。

特に咥えこんでからのピストンとバキュームフェラがとても強力。
意識的に粘性の高い音をまき散らしながら やや苦しそうな声を上げて
おちんちんを容赦なく責め上げてくれます。

バキュームの「ぶっ きゅゅゅゅぅぅ じゆゅるるるぅぅ」という音を聞いていると
実際やられたらきっと気持いいだろうなぁ、と主人公がちょっぴり羨ましくなりました。
声が上品なのにフェラ音が下品でエロいのもポイントです。

このように、前半は幻想的でしっとりとしたエッチ
後半はリアルでエロいハイレベルなエッチが楽しめます。



エロのバランスがとても良い作品
作品の半分以上を占めるエッチシーンに強烈な魅力を感じる作品です。

正直最後のフェラシーンを聴く前までは「いつものささやき庵か」って思ってました。
男心をくすぐるシーンが多少有る程度の、やや大人しい作品と判断していたのです。
それがフェラを聴いた途端一気に考えを改めさせられました。
「なんなんだこのフェラは! エロ過ぎるぞ!」そう口に出したくなるほどに素晴らしい。

そして前のパートをわざとソフトな雰囲気やプレイにしていたことに気づきました。
夢の世界でのエッチと現実世界でのエッチ。
その対比が非常に際立っている点がこの作品の魅力の一つと言えます。

「愛情を忘れてしまった人たちが ほんの一時 愛情を感じることができる場所」
そしてとどめがフェラの後の会話シーン。
ここでは琥珀がなぜ2年間お休みをもらっていたのかが語られています。

詳しい内容は伏せるとして、心にじんわりとした感覚が湧きあがってくる
非常にいいお話として〆られています。
ややしんみりとしながらも「ああ聴いてよかったなぁ」と
スッキリとした気分で聴き終えることができるでしょう。
射精後の虚無感を埋める役割が見事に果たされています。

エッチは前半も十分にエロいのですが後半が飛び抜けて優れています。
まさに抜けるフェラ。
オカズとしてここだけ聴くのも十分にありでしょう。
ちゅぱ音大量、淫語と喘ぎ声多めです。

2時間近くで1200円なら価格も文句なし。
本作品をVOICE LOVERさん3作目の満点とさせていただきました。

CV:野上菜月さん
総時間 1:50:13


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

お姉ちゃんとひみつのえっち催眠

サークル「サイクロンミント」さんの催眠音声作品。

前作「ヤンデレ後輩と入れ替わり催眠」からおよそ9か月ぶりの新作となる本作品は
甘い声のお姉ちゃんが疲れた弟をたっぷりと癒してくれます。
軽く頭を撫でてもらったり、赤ちゃん言葉で話しかけられるシーンがあるおかげで
一時的に童心に帰りたくなる衝動に駆られるかもしれません。

催眠の方はサークルさんとしては珍しく女体化しないタイプです。
一つ一つ段階を踏む形で進められるわかりやすい催眠ですから
自分の心と体が少しずつぼやけて溶けていく様子を実感しやすいでしょう。



頑張っているあなたへのご褒美
お姉ちゃんに催眠をかけてもらって気持ちのいいオナニーをするお話。

「お帰りなさい 今日も一日お疲れさま」
お姉ちゃんは母性を感じるおっとりした声の女性。
なんだかお疲れな様子の弟を元気づけるために
2人きりになって秘密のご褒美をあげることにします。

催眠はおよそ20分30秒。
まずは目をつぶって軽く深呼吸をしながら2人がいる場所をイメージします。
柔らかいお布団、瞼の裏の暗い闇、静かな空間。
そんないかにもリラックスできそうな場所に身を置いていると
自然と心が落ち着くのを感じるはずです。

「重い瞼を閉じると 意識がすーっと 静かに落ちていく」
お次は意識をぼやけさせるために一旦目を開けて部屋の一点を見つめます。
事前に軽くリラックスしているだけあって、なんだか眠くなってくるかもしれません。
でもお姉ちゃんの言う通りできるだけ我慢してみてください。
ぎりぎりまで耐えてから目をつぶることで、すとんと落ちるような感覚が味わえます。

「全身を包む温かい膜は ぴりぴりとかすかな刺激を与え 感覚が高まった意識は 私の言葉を 快楽へと変える」
その後は軽く体の方の脱力も行ってから
一度覚醒させて再び催眠に戻すことでさらに深い催眠状態へと落とします。
軽く意識がふわりと浮いて沈む、そんな不思議な感覚が味わえるかもしれません。

そして最後に彼女の声に従う暗示を入れることで
この後のエッチシーンでより気持ちよくなれる準備を整えます。

催眠におけるメジャーな手法を何種類も織り交ぜながら
ゆっくりと確実に聴き手を導いていく堅実味のある催眠です。
暗示の入れ方、カウントの使い方、間の取り方など
催眠音声にとって大切な部分をしっかりと考えながら作られていますし
このへんはさすがサイクロンミントさんだなと感心しました。

今回は目をつぶって深呼吸をさせた後に一旦目を開けて凝視させたり
意識をぼやけさせてから敢えて軽く体を動かすなど
一般的な催眠音声と少し手法の順番を変えているのが特徴です。
これは追加の工程を挟むことでより入念に行っているとも受け取れます。
効果についてはおそらく人それぞれでしょう。

ただ導入→深化の流れ自体はきちんと形作られていますし
個々の技術も優れていますから催眠効果は十分に期待できます。
体感での威力は中程度でしょうか。
比較的経験の浅い方が聴いても問題はありません。



お姉ちゃんの存在を近くに感じながら
エッチシーンは23分ほど。
プレイはお互いに見せ合う形での乳首オナニーとオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「それじゃそろそろ 気持ちいいこと してあげまちょうか」
催眠を使って弟を心地よい気分へと導いたお姉ちゃんは
彼の手に自分の手を重ねながら更なる快感を引き出していきます。

「君の目の前に 私のおっぱいがあるの」
お姉ちゃんは2人が一緒の布団に入っているシチュを利用して
お互いの距離の近さを言葉によって何度も意識させてきます。
彼女の暗示によって体に生まれる感覚とは別に
彼女の体の温かさや息遣いを意識できればより楽しめるでしょう。

目の前のおっぱいにはぁはぁ息を吐きかけたり、愛液の匂いをくんくんする
といった珍しいプレイも登場します。

プレイの時間は乳首オナニー9分、オナニー5分30秒。
乳首オナニーはドライ絶頂が無いのでオナニーへの助走のような位置づけです。
お姉ちゃんはそれなりに焦らす方向で快感を高めてくれます。

「おちんちんの快感が 私へと伝わり 私の声で 君はさらに興奮する」
オナニーは2人が感覚をリンクさせているように描かれています。
至近距離にいるお姉ちゃんがオナニーしている様子をイメージしながら
その乱れる様子を己の快感へ蓄積させていきましょう。
最後はカウントに合わせて2人同時に果てることになります。



意識する/感じる力が試される作品
甘い声のお姉ちゃんが甘い雰囲気で優しく導いてくれる作品です。

催眠が結構しっかりしているおかげで心地よい気分に浸ったまま
お姉ちゃんとの一体感を楽しめます。
2人の近さだとか密着感をかなり意識させて興奮を高めるような流れですから
お持ちの方は2次嫁の抱き枕を横に置いたりするとより没入できるかもしれません。

ただ結局お姉ちゃんの体には指一本触れられないまま終わることを考えると
作品説明にある「甘えさせてあげる」とは若干エッチの方向性が違うような…

私はてっきりぎゅっと抱きしめられるとか、おっぱいに顔を埋めるとか
そういう肌が密着するプレイを予想して聴いていたもので。
一応頭を撫でたり軽くキスをすることで密着するにはするのですが
この内容だと射精管理が最も近いように思えます。

もちろんプレイそのものを否定するつもりはありません。
触れそうで触れないぎりぎり感も十分に興奮できるシチュと言えます。

催眠は聴き手を飽きさせないようにと考えてか
手を変え品を変えながら少しずつ引きずり込んでくれます。
特に軽い沈黙→覚醒→カウントを刻みながらの催眠と続く深化部分が印象的で
私個人は非常に満足しています。

エッチは敢えて触れさせない部分にこだわりを感じます。
数センチという表現もあることから手を伸ばせばきっとお姉ちゃんの肌に触れるのでしょう。
だけど彼女はそれを感度の強化に利用して
弟には自分自身を慰める形で気持ちよくなってもらっています。
このへんがものすごくフェチズムに溢れたプレイだなと。
一方的に甘えるのではなく対等な立場で一緒に気持ちよくなっていくエッチです。
淫語そこそこ、喘ぎ声とちゅぱ音はごくわずかです。

総合的に見ると、癒しや甘えの成分に対して過度な期待をせずに聴くのならば
催眠音声として十分なクオリティを持つ作品と言えます。

CV:涼貴涼さん
総時間 55:16


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

2014年2月1日追記
誹謗中傷にとられると判断した一部の文章を削除しました。
申し訳ありません。気をつけます。

あでぃくしょんさんで配布されている無料の催眠音声作品。
主に女性向け催眠音声の読み手をやられているftnrさんが
ご自身で読まれた作品を置かれているサイトです。

本作品はサークル暗中模索さんが公開されている台本をftnrさんが読まれました。
「(男性向け)」とあるように女性向けのバージョンもあります。

内容の方は図書館で司書さんに催眠をかけてもらうというもの。
かけ方は一般的な古典催眠とほぼ同じなのですが
催眠に入る流れが普通の会話をするようになっているおかげで
ちょっぴり現代催眠っぽい要素も兼ね備えているのが特徴です。

司書さんは深呼吸や脱力を行った際の感覚を想起させるような形で進めてくれますから
催眠の経験があればあるほどより深い催眠状態に入りやすいでしょう。

※現代催眠とは
よくある「あなたは~になる」といった暗示を使わずに
普通に会話をするような形で被験者を催眠状態へと誘導していく催眠。
被暗示性の低い方でもかかれるのが最大の強み。
催眠音声だと「現代催眠風」が特に有名。



明確な区切りを設けない特徴的な催眠
司書さんに催眠をかけてもらうお話。

「あなたは 本を返しに来たんですね」
司書さんはとても柔らかい声の女性。
主人公はとある古い図書館で催眠に関する本を借りており
今日はその返却にやってきました。

最初の4分間は彼が向かう図書館の特徴や
本を返却した際の司書さんとのやり取りの様子が描かれています。
彼女も催眠が好きなので共通の話題に花を咲かせる、といった感じです。

催眠はおよそ17分間。
まずは司書さんが催眠にかかった際の感覚を口に出すことで
聴き手にもそれを意識させてきます。

「お腹の奥の方に 空気が流れ込んでいくかのような 深い呼吸をしていくと
体の内側から 綺麗になっていく感じがしませんか?」

本作品最大の特徴は、この会話と催眠の継ぎ目がとても曖昧なことです。
司書さんは「これから催眠を始めます」といった開始の合図を一切しません。
上のセリフのように自分が催眠にかかるとどういう感覚になるかを言うだけです。

「頭の奥が 重くなって ぐーっと沈んでいく ぐーっと 沈んでいく」
お話は深呼吸から脱力、そして意識をぼんやりさせる方向へと進められます。
彼女からこれといった指示を受けることはありませんから
催眠音声をいつも聴いている方はその時の様子を思い出しながら
彼女が自分自身の体験に基づいて口に出す感覚を
自分が暗示を受けているように置き換えて意識してみてください。

こうやって文字にするとかえって分かりにくく感じるかもしれませんが
やってることは本当にいつもの催眠で、言い回しが少し違うだけです。
だからあまり難しく考えずいつも通りに聴いてみてください。

「どこまでも深く沈んでしまいそうになるほど とても気持ちいい」
リラックスできた後はイメージ誘導です。
ここでは図書館の倉庫へと向かう際に下りる階段に合わせて
催眠状態をより深くしていきます。
形式はよくあるカウントと暗示を絡めたものですから取り組みやすいでしょう。
冷たさと温かさを併せてイメージさせているのも催眠らしさを感じます。

催眠の手法はとてもわかりやすい古典催眠ではありますが
会話を通じて催眠にかけていくスタイルは現代催眠っぽいです。
聴いているうちに自然と意識がぼやけていくのがわかるでしょう。
かけている時間以上の催眠効果が十分にあると言えます。



女性のシンボルに近い男性の器官とは
催眠の後はエッチの前準備として5分ほどをかけて女体化します。

「それなら アナルを膣にしてしまいましょうか」
女性の膣は股間にある筒状の器官ということで
男性にとって膣に最も近い似たような器官である
アナルを変化させていくのは面白いですね。
役割がまったく違う点は置いといて、イメージは比較的しやすいと思います。

女体化は10カウントを数えながら彼女の暗示を受け入れていきます。
今回は時間が非常に短いからか、変化させる部位を膣のみに絞っているのも特徴的。
お尻のあたりに熱い感覚を湧きあがらせていきましょう。

「マン汁だらだら流しちゃって はしたないおまんこですね」
エッチシーンは約4分とかなりの短時間で、プレイはディルド挿入のみ。
彼女のおまんこを責め上げる声を聞きながら感覚を高めていきます。
「おまんこ」を意識して連呼してくるおかげで興奮は高めやすいかなと。

エッチシーンが極端に短いのは
他作品のエッチシーンと差し替えて聴くことも想定しているからです。
何かお気に入りの女体化音声を持っている方は
本作品のエッチシーンではなくそちらを聞いてみるのもいいでしょう。



意識する力を磨ける作品
短時間ながらもかなりの深さまで入ることができる作品です。
明確な区切れがないおかげでとても自然に催眠状態に移行できました。

司書さんの声が元々眠気を誘うような声であるのに加えて
聴き手が自分の力で催眠に入りに行くように仕向けられた作りになっています。
催眠に対する抵抗心が低い方ほど、頭がとろとろになる感覚を味わいやすいでしょう。
私は解除音声をしっかり聞いた後も1時間くらいこの感覚が続いていました。

一方女体化とエッチは極めてシンプルに作られているため
この内容だと不満を感じる方がいるかもしれません。
でもこちらはあくまで無料の作品ですから、すべてを求めるのは酷な話です。
他の音声と差し替える選択肢もきちんと用意されていますし
作りに特に問題があるとは思えません。

ftnrさんの読みも催眠らしくぼんやりとしていて好印象でした。
催眠特有の感覚を簡単お手軽に楽しめる優秀な作品と言えます。

CV:ftnrさん
総時間 33:03

あでぃくしょん
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/35440287.html
司書催眠(女性向け)
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/34555148.html


現代催眠についての補足
「現代催眠風」は厳密に言うと現代催眠とはちょっと違うものです。
というのも、現代催眠自体に決まりきった型が無いといいますか
術者が被験者に合わせてリアルタイムにかける内容を変えていくのが現代催眠なのです。
もうまんま会話するようなものです。
催眠音声はシステム的に術者の話す内容を途中で変えられませんから
現代催眠を実現するのは不可能なのです。

癒し処耳かき店~耳撫屋~

サークル「音撫屋」さんの同人音声作品。

同サークルさん久々の全年齢向けとなる本作品は
耳かきの「音」そのものに焦点を当てた、耳かき好きにはたまらない作りが魅力です。
一般的な耳かき音声と比べて効果音のボリュームがかなり多くなっており
軽く体を動く際にもリアルな音が流れるなど、とにかく音にこだわっています。

サービスの方もまさに至れり尽くせり。
耳の洗浄、マッサージ、産毛剃り、耳かき、耳舐めと
あらゆる方向から耳を徹底的に癒してくれます。
全体的に静かで落ち着いた雰囲気の中進められますから
聴いている途中で眠気を催す方もきっといるでしょう。



随所に細かい気配りがみられる効果 音
耳撫屋であやねという店員にサービスを受けるお話。

「いらっしゃいませ ようこそお越しくださいました」
あやねは物腰柔らかな艶っぽい声の女性。
初めて来店した主人公にサービスの書かれた冊子を見せながら
まずは耳撫屋のシステムについて説明します。

作品説明文にも書いてあるように、本作品は効果音がとってもリアル。
加えてメインとなる耳かき音以外にも冊子のページをめくる音や
膝枕で頭の向きを変える際に生まれる布のこすれる音など
音の鳴りそうなほぼすべてのシーンに効果音が用意されているのも特徴です。

このように音だけであらゆるものを表現できる環境が整っているため
あやねがそこまで多くを話さなくても雰囲気を十分に感じ取ることができます。

「リンパをマッサージして 血行を良くしますよ」
部屋へ案内された後、最初に行うのはお耳の洗浄とマッサージ。
濡れたタオルで拭いたり泡をまぶしたりしてから
専用のオイルを手に垂らして指で揉み解してくれます。

タオルで拭く際は「シャー ススッ」と布が擦れるような音
泡をつける時は「ポポリ ポリリリ」と軽さと硬さを感じる音
マッサージは「スィユィ ピチッ」と何かをこねくり回すような滑らかな音
それぞれに用意されてい臨場感のある音が耳を楽しませてくれるでしょう。

特に耳の内部をマッサージする音が素晴らしく
本当に耳に何かを差し込まれているように思えるほど音が近づいたり遠ざかったりと
耳の部位によってきっちりと音の距離を感じることができました。

「お耳に生えた 細かい産毛を剃ることで お耳のごわごわをなくしたりしますよ」
前作「癒やしのサキュバス」でも登場した耳毛剃りも外せません。
「プスズズズッ ジジッ」と粗く摩擦感のある音が心地よい感覚を与えてくれます。
このサービスを取り入れている作品は今のところほとんどありませんから
気になった方はとりあえず体験版でご確認ください。



眠ってしまいそうになるほど静かで落ち着いた雰囲気
物語のメインとなる耳かきパートは左右あわせて29分30秒とかなりの長時間。
耳拭き→耳かき(手前)→耳かき(奥)→綿棒(手前)→綿棒(奥)→梵天+息吹きかけ
と専門店らしいきめ細かなお掃除をしてくれます。

リアルの器具から音を録ったと言うだけあってこちらもとてもとてもリアル。
耳かき棒のやや尖った音、綿棒のざらついた引っかかるような音
そして梵天の小刻みに揺れる軽い音が順番に耳を癒してくれます。
息を吹きかけられた際も軽くゾクッとする感覚が味わえるでしょう。

今回は工程を耳の手前と奥に分けているだけあって
手前はストロークの長いやや開けた音、奥は小刻みに動かすややこもった音と
耳の構造に即した音が別々に用意されているのが実に素晴らしいですね。
耳の奥を掃除した際の音が表現されている耳かき音声はそこまで多くありません。

「さあどうぞ ご遠慮なく頭を乗せてください」
また、耳かきの最中は反対側の耳に「プスプス」という音が聞こえてきます。
最初は「ノイズかな?」と思っていたのですが、そうではなくて
膝枕の体勢で頭が微妙に動く際にあやねの膝とこすれた音なのです。

あやねは耳かき中も何をするかを伝える程度であとは吐息くらいしか漏らしません。
耳かきとそれを取り巻く音をたっぷりと味わわせる作りだからこそ
このような細かい音が活きるわけです。
実際聴いてみると無いときに比べて結構違った印象を受けると思います。

「ありがとうございます 追加オプションの 耳舐めをご利用ですね」
最後のサービスはオプションとなる耳舐め。
全年齢向けを意識してか唾音の水分を控えめにしたり
吐息も熱っぽさ、艶めかしさを抑えた比較的健全なサービスに留めています。
おかげで股間よりも耳に意識を集中して音そのものを楽しめることでしょう。
ここでも耳の穴の中に舌を突っ込んだ際の音の近さが印象的でした。



効果 音主体の良作
前作までのキャラの個性を前面に押し出す作風から一転して
ストレートに耳かきのクオリティで勝負している意欲作です。

あやねはあくまで進行役のような位置に留めて
主役である効果音を存分に楽しめるようなスタイルに作られています。
セリフが少ない分効果音に非常にこだわっているのがよくわかりました。
おそらく作るのに色々と苦労されたのではないでしょうか。
でもそれに見合った結果は十分に出ていると言い切れます。

上で作風が変わったと言いましたが
サークルさんのテーマである「癒し」は微塵も損なわれていません。

あやねの声は慈愛に満ちていてそれだけでも癒されますし
効果音もノイズが一切なく本当に落ち着いて聴けます。
特に耳かきパートは目をつぶって聴いているとそのまま寝てしまう方もいるでしょう。
私も記事を書く目的がなかったらきっと寝てました。
時折聞こえるあやねの吐息や息を飲む音も静寂感を見事に引き立てています。

サービスも専門店らしく実に行き届いたおもてなしがされています。
各工程の合間にあやねが準備をしている音もきちんと入っていますし
本当にその場にいるような感覚がかなり味わいやすいと言えるでしょう。
個人的に産毛剃りと綿棒の効果音が特に秀逸に感じました。

耳かきというサービスを家にいながら実体験できるくらいにまで洗練された良作です。

CV:かの仔さん
総時間 1:07:18


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
そこにある/いる様子を効果音で表現しているのが見事。

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