同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

【二人で耳かき】道草屋-いね たび-おひる。【176khzハイレゾ】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、冬のとある晴れた日の午後を舞台に
ほぼ正反対の性格を持つ2人の女の子が癒しのサービスを提供します。

シリーズでは初の2人が同時にお世話してくれる展開
お客のいる場所や彼女たちとの距離に合わせて小まめに変化する声や音など
道草屋に実際にいる気分を味わわせてくれる要素がたっぷり詰まっています。
2人の女の子に囲まれながら過ごす癒しのひと時
道草屋の店員「いね」と「たびらこ」から3種類のサービスを受けるお話。

「あ… いらっしゃいませ お待ちしておりました」
いねは穏やかでのほほんとした声の女の子。
「すみません お部屋のご準備に少々手間取っておりました」
たびらこは明るくて清らかな声のお姉さん。
遠路はるばる道草屋へやってきたお客に2人揃って挨拶すると
荷物を持ってサービスを行う部屋へと案内します。

本作品は部屋に移ったあと冷えた体を足湯で温め
それから彼女たちにマッサージと耳かきをしてもらいます。
道草屋シリーズは今まで6人の店員さんが基本的にはお客と一対一でお世話をしていたのですが
今回は足湯を初めて行うため、特別に2人が一緒になって全部のサービスを行います。

終盤に登場する耳かきシーンでは左右から別々の効果音が同時に鳴る面白い演出も登場し
両手に花の気分に浸りながら耳に心地よい感触を楽しむことができます。
声や音に終始包まれ続ける癒しに満ちた空間が形成されています。

いね「旦那様 薄着ですねぇ」
たびらこ「そうですね 山間は平地より冷え込みますよ」
最中に交わされる彼女たちの会話も大きなポイント。
いねはのんびりマイペース、たびらこは世話好きなしっかり者と性格が大きく異なり
それぞれの持ち味を活かしたセリフや仕草で別方向から癒しを与えてくれます。

2人は小学校からの長い付き合いですから息もピッタリ。
彼女たちの何気ない言葉の数々から仲の良さが自然と伝わってきます。
専門店よりは友達の家にいるような和気藹々とした雰囲気が漂っています。

道草屋シリーズのもう一つの特徴である効果音も忘れてはいけません。
今回は過去作で培ってきた音質の高さに加えて位置や距離にこだわった演出が数多く盛り込まれています。
具体的にはお客のいる場所に合わせて周りの音が小まめに変化します。

それこそ秒単位で切り替わるくらい精密に作られているのが素晴らしいですね。
聴き手ができるだけお客になりきれるような配慮が随所にされています。
キャラと音を最大限に活用した質の高いサービス
部屋に移動してから最初に行うサービスは足湯。
縁側に予め用意しておいた専用の桶に足を浸し
いねが前から足を揉む係、たびらこが後ろから肩や手のひらを揉む係を担当します。

いね「(足指の間に)ビー玉とか 挟んだりしますよねー 浮かんでるゆずとか」
たびらこ「…挟めるの?」
ちゃぷちゃぷと水が揺れる足のマッサージ音だけでなく
拳でとんとんと叩く、手のひらでゆっくり擦る、指先で押す肩のマッサージ音もしっかり入っており
最中はそれらを行いながら2人が足湯に関する何気ない会話をします。

道草屋シリーズは元々専門店によくある堅苦しさが薄い作風だったのですが
今回はそれに輪をかけてほのぼのとした空気を感じます。
他にも一部のシーンで他の店員(芹とすずしろ)の話し声が遠くから聞こえたりと
道草屋で実際にのんびり過ごす様子をそのまま音声にしたような自然さがあります。

前項で説明した効果音に関する演出もこの「自然さ」を大いに助けています。
例えば部屋に入ったと同時に時計の振り子の音が鳴り始め
縁側に移動するシーンでは中央やや奥だったのが一気に左手至近距離に移動し、すぐさま遠ざかります。
ひとつひとつのシーンに対して最適な音を用意するきめ細かな作りが非常に印象的でした。

足湯を終えて少し休憩を挟んだ次に登場するのは背中や足のマッサージ。
うつ伏せになったお客にいねが足から、たびらこが首筋から手を使って丁寧に揉んでいきます。

いね「お店の人 みんなで揉んだら 楽しいかもですねぇ」
ここも2人いる長所を活かして別々の効果音を同時に鳴らし
さらには最終的にはいねが頭、たびらこが脹脛とお互いの位置が入れ替わるように進めます。
当然のように彼女たちの声の位置や具合も切り替わりますから
近づいたり遠ざかっていく感覚がとても味わいやすくなっています。
シンプルなサービスにちょっぴり変わった要素を取り入れて個性を生み出しています。

十分に体が温まったところで最後に登場する耳かきはおよそ30分30秒間。
横になったお客に2人が左右で添い寝し、耳をタオルで拭いてから耳かき棒と綿棒でお掃除
軽く息を拭きかけた後に甘噛みで優しくマッサージをします。

耳かき棒は「そりそり ずずっ」と乾いた軽い音
綿棒は「ぷすぷす しょり」とふんわりした柔らかい音が使われており
前者はゆっくり掻き出したり耳の壁を小刻みに優しく引っかく
後者は前後にゆっくり出し入れしたり回転させたりする動きをします。
寝ながら聴いても耳に響くこともないですし、かなりリアルな音と言えます。

何よりこれらを左右同時に行っているところが非常に面白いです。
実際にやったら危ないと思う人もいるかもしれませんが
「音を聞かせる」という意味では有効な手段ではないでしょうか。
左右から別々の刺激を感じるのはやはり心地いいものです。

たびらこ「ちゃんと 栄養を考えたお食事 してますか?」
いね「好きなのだけじゃ ダメなんですよー」
たびらこ「そうそう …いねさんもですよ?」
そして耳かきをしながら交わされる2人の何気ない会話も心を潤します。
道草屋シリーズは耳かき中の会話量が多い傾向を持っており
彼女たちの良さを引き出しながら上手に癒しを与えてくれます。

まったく違った特性を持つ2人の店員が登場し、それぞれのやり方でお客をもてなす。
その一部始終を様々な効果音を交えながらとてもリアルにお届けしています。
ほっこりしてくる作品
道草屋にいる気分が味わいやすい癒しに満ちた作品です。

いねとたびらこの性格を踏まえながらシーンごとに役割を切り替え
サービスや様々な会話によってリラックスさせてくれます。
従来の作品に比べて店員さんのセリフの途切れる時間が少なく
シーンごとに小まめに変化する音声の位置も相まって
聴いている間は別の場所にいるような感覚が自然に湧いてきます。

たびらこ「安心しちゃいますよね 隣に誰かいると」
この作品で特筆すべき点はやはり彼女たちのキャラにあると私は思います。
客と店員が一対一で接する場合、立場の違いからどうしても多少の距離が生まれます。
しかし本作品ではいねをお客と店員の中間あたりの位置に据えて
両者の橋渡しといいますか、関係をよりスムーズにしています。

彼女たちが個々にサービスをしてくれていたときよりも堅苦しさがなく
より安心して聴けるように感じられました。
サービス自体は従来とそこまで大きな違いはありませんが、雰囲気はパワーアップしているなと。
聴いていると自然に眠たくなる人がそれなりにいるでしょうね。

サービスについては足湯が珍しいものの
お湯が揺れる音が鳴るくらいなので音のインパクトは弱めです。
以前の作品にあった囲炉裏や鉄瓶の音が再登場しても良かったかもしれません。
耳かきは意識的にゆっくり動かして音の違いを楽しみやすくしています。

人の温もりが感じられる今の季節にぴったりな作品です。
総時間76分に対し価格が800円とコスパも良好。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは6本目の満点とさせていただきました。

CV:いね…真宮ひいろさん たびらこ…愛枝今日子さん 芹…雁庵うずめさん すずしろ…餅よもぎさん
(後の2人はバックでたまに声が聞こえるちょい役です)
総時間 1:16:39

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
FANZAの体験版はこちら

追記
作品自体の点数は9点。
コスパがいいので+1してあります。

【イヤホン必須】みみもと☆あだると放送局ver1【バイノーラル録音】

サークル「シロクマの嫁」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、ニコニコ動画などで行われている生放送形式をとりながら
声優の伊ヶ崎綾香さんが様々なエッチな話題を提供します。

視聴者たちが実際に観ていることを想定した演出や
パートごとに内容を切り替えながらプレイをする展開など
一般的な音声作品とは違った切り口でエッチな気分を盛り上げてくれます。
生放送気分をリアルにお届け
伊ヶ崎さんがネットでエッチな生放送をするお話。

「はいっ どもども 皆さんこんばんわでーす」
伊ヶ崎さんは明るくて可愛い声のお姉さん。
音声チェックをしてから「アダルト放送局」の開始を嬉しそうに宣言すると
第1回目に行う射精管理放送の内容について簡単な説明をします。

本作品は現在ネットで数多くの方々がやられている生放送をテーマに
彼女が合計2時間に渡り5つのエッチなテーマについて語ったり演技したりします。
彼女自身がニコニコ動画で定期的に生放送をしてますし
それをそのまま音声化したような作品と思ってください。
18禁ですからもちろんほぼ全部のパートにエッチな表現が登場します。

「お、お待たせしました? してない してないかな? どっちだろうね」
本作品が他の同人音声作品と決定的に異なる部分は細かな演出。
彼女が多くのシーンで普通に会話をするような口調で語りかけてきたり
マウスをクリックする音や体を動かした際に鳴る布の擦れる音が入っていたりと
実際の生放送にできるだけ近く感じられるような工夫が随所でされています。

シロクマさんは元々カッチリしたシナリオを書かずにアドリブでやられるサークルさんなので
最中の話しぶりやお話の進め方も違和感がなく安心して聴けます。
お話やプレイの内容も視聴者に楽しんでもらうことを想定したものばかり。
現在のネット事情を反映した珍しいテーマの作品としてかなりの完成度を誇ります。

もうひとつの大きな特徴は囁き声が非常に多いこと。
調べてみたところ2時間ある本編の中で約72分間彼女が囁き声で語りかけてくれます。
バイノーラル録音のおかげで軽く風圧を感じるほどのリアルさがあり
作品の臨場感を上げるのに大きく貢献しています。
パートごとにまったく違ったスタイルで行うエッチ
エッチシーンは4パート96分ほど。
プレイは擬似耳舐め、擬似フェラ、寸止めオナニー、エッチな質問、キス、乳首舐め、手マン、食べ物を舐めるです。
エッチな効果音はありません。

「すべては私の機嫌次第、となりますので 頑張ってね」
第1回目に行うプレイのルールを簡単に説明すると
伊ヶ崎さんは視聴者たちに普段のペースでオナニーを始めさせ
自分は左右両方から同時に耳を舐め始めます。

エッチはパートごとに掲げたテーマに沿って行われます。
第1回目の「射精管理放送」パートは彼女に射精のタイミングだけを指示してもらい
その合図が出るまでおちんちんをしごき続けるややM向けのプレイ。
設定的に物理的な接触ができないため、彼女は主にエッチなちゅぱ音で射精を後押しします。

「えっと… 「お気に入りの画像を見ながらでもいいですか?」 いいよ おっけー」
そして前項で説明した「生放送らしさ」を感じる演出が早速登場します。
例えばこのパートだとプレイ開始を宣言する前に2分ほど耳舐めをするとか
視聴者のコメントにその場で回答する、といったものです。

前者は放送開始直後だとまだ視聴者が少ないため
彼らが揃い、準備が整うまで待つのが主な目的と思われます。
無駄なシーンをわざと設けてリアルさを出しているわけです。

「気持ちいい? でもストップ おちんちんシコシコするのをストップ」
プレイの方は最初は普通に、しばらくするとやや速くしごく指示を出し
射精しそうになったところで手を離させたり根元を掴んで射精を食い止めさせます。
特に終盤はかなりハードですから途中で暴発する可能性がそれなりにあります。

彼女が鳴らす耳舐めやフェラ音もなかなかにエロく、射精したい欲求を掻き立ててくれます。
個人的には全編を通じて最も実用性の高いパートだと思います。

第2回の「何でも質問放送」パートは視聴から寄せられたエッチな質問に彼女が答えます。
何かプレイをするわけではないのですが、結構突っ込んだお話もされてますので
女性がエッチな独白をするシチュとして考えれば抜ける要素は十分にあります。

「いや ちょっと待ってこれさ むしろさ (ショタを)食わない人いるの? 逆に私が訊きたいんだけどさ」
質問の内容は異種姦、触手といったややニッチなものから
彼女がオナニーに使っているオカズや初オナニーの年齢といったプライベートなものまでさまざま。
それらのすべてに彼女が堂々と答えてくれます。
恥ずかしがらずに自分の好みを語るあたりが伊ヶ崎さんらしいですね。

第3回の「アドリブ放送回」は打って変わってエロボイス色の強い内容。
視聴者から寄せられたシチュのリクエストに応える形で
ヤンデレな彼女が彼氏を愛する様子をエッチにお届けします。
こんな感じで本作品はパートごとにプレイの内容や雰囲気をガラリと切り替えながら進めています。

「そのまま私のこと考えて 気持ちよーく射精してね」
プレイの内容は体を拘束された彼氏に彼女がちょっぴり意地悪な責めをします。
テーマはヤンデレですけどヤバイと感じるシーンはほとんどなく
こういったジャンルが余程苦手な方でもなければ普通に聴けるでしょう。

前半はキス、耳舐め、乳首舐めといったちゅぱ音を中心に
後半は彼の指をおまんこに入れて喘ぐ、精液を美味しそうに飲む息遣いを楽しませてくれます。
エッチする様子をそのまま演技してますからここも抜きどころです。

そして最後、4回目の「色々舐めてみた(意味深放送」は
2種類の食べ物をおちんちんに例えてエッチに舐める擬似プレイ。
当然のようにちゅぱ音を鳴らすシーンが非常に多く
彼女が舐めてくれているイメージを膨らませやすい環境が整っています。

「白くて甘い そして太いです」
具体的に何を舐めるかは伏せますが
どちらも食べ物なのでおちんちんやディルドを舐める音に比べると大人しいです。
本格的なフェラを期待するとやや物足りなく感じるかもしれません。
「コンセプトは面白いんだけどエロさはイマイチかな?」というのが個人的な感想です。

このように、パートごとにまったく別のテーマに取り組む個性的なエッチが繰り広げられています。
雰囲気を楽しむ作品
伊ヶ崎さんと一緒にエッチな時間を過ごす気分が味わえる作品です。

開始直後の挨拶や視聴者との簡単なやり取り、さらにはエッチな音を聞かせて興奮させるプレイなど
生放送という枠組みに沿ってすべてのプレイが組み立てられています。
一部でストレートなエロとはやや異なるプレイをしているシーンがあるものの
全体的に音の質が高く囁き声やちゅぱ音が好きな人なら普通に楽しめます。
特に第1回は3種類のちゅぱ音が同時に鳴る密度の高いプレイが登場します。

その一方で第2回のような伊ヶ崎さんの趣味全開なパートもあったりします。
彼女は声優さんの中でもかなりオープンな方なので
人によってはイメージが崩れるとか、幻滅する部分があるかもしれません。
それを考えるとやや大衆性に欠けようにも思えます。
中の人がやりたいことをそのまま形にしているような作品ですね。

エッチは第1回と第3回が抜きやすいです。
第2回と第4回はエッチな要素を交えているのだけど股間に響きにくいかなと。
明確な射精表現があるシーンは全部で2回。
ちゅぱ音多め、淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

生放送の持ち味を活かしながらエッチに繋げている面白い作品です。
2時間超で700円とコスパがいいのもポイント。
伊ヶ崎さんのファンな人、ちゅぱ音や囁き声が好きな人には特におすすめします。

おまけは「ぺろぺろ☆これくしょん!最新版」、NG集、次回作の体験版などです。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 本編…2:02:26 おまけ…34:15

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります


追記
作品自体の点数は8点。
コスパがいいので+1してあります。

※2019年8月27日追記
この作品はもうダウンロードできません。


誠樹ふぁんの催眠音声置き場「催眠のやつ」さんで配布されている無料の催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、催眠にまだ慣れていない人を対象に
穏やかな声のお姉さんがゆっくりと催眠の世界へ案内します。

作品名にもなっている初心者にターゲットを絞った催眠を施しているのが特徴で
リラックスに十分な時間を割いて暗示を受け入れやすい環境を整えたり
シンプルな技術を使って段階的に催眠の感覚を強く自覚させてくれます。
催眠の気分を味わいやすい催眠
お姉さんに催眠をかけてもらい、その後自由にイメージするお話。

「これから あなたに簡単な催眠術をかけます」
お姉さんは穏やかで落ち着いた声の女性。
音声を聴く際の心構えを簡単に説明すると
早速主人公を催眠状態に導くための準備を始めます。

本作品は彼女がいくつかのオーソドックスな技法を用いて聴き手を催眠状態に誘導し
それから自分の行きたい場所ややりたいことを好きにイメージします。

催眠をかけた後に無音の時間が15分ほど用意されてますので
その間にボーっとするなり、自然と湧いてくるイメージを楽しむといったスタンスです。
癒しの要素が強い作品ですからそのまま寝てしまう人もいるでしょうね。

催眠およそ17分間。
まずは目を開けたまま深呼吸をしたり手足を順に脱力していきます。

「右腕に意識を傾けて 右手で拳を作り ぎゅーっと握ってください」
「動かそうとしても動かない 動かそうと思わない 右手、右足、左手、左足 どんどん力が溶け出していく」

こういったシーンは他の催眠音声でも結構見かけるものなのですが
彼女は催眠を始める前に「聞こえてくる声を自然体で受け止めてください」と簡単な心得を教え
脱力シーンでは具体的に何をすればいいのかを説明し
のんびりとした口調でタイミングよく暗示を入れる丁寧なリードをしてくれます。

全体的に彼女がセリフの間を長めに取って語りかけてくれるおかげで
その声を聴いているだけでも妙に心地いいとか、安心感を覚えると思います。
そしてその感覚は催眠に必要な信頼関係の構築やリラックスに繋がります。
催眠に不慣れな人でも無理なくついていける作りになっています。

体をリラックスさせた後は心のリラックス。
目線を遥か遠くへ向けながら彼女のカウントに合わせて目を閉じ
再度深呼吸をしてリラックス感をさらに膨らませます。

「だんだん目が閉じてくる 目が重い まぶたが重い それでも 目は閉じないで もう少し開けていてください」
ここまで目を開けたまま取り組んでいたおかげで
実際に聴いてみると瞼に重さを感じる人がかなりいると思われます。
そして閉じた瞬間、ものすごく大きな癒しを感じるでしょう。

直後の深呼吸も最初に行った時とは微妙に違った感覚がするはずです。
そうやって彼女は催眠に入りつつあることを自覚させてくれます。

私も催眠音声を聴き始めたばかりの方から主にメールで
「こういう体験をしたのですが催眠に入ってるんでしょうか?」というご意見をちょくちょくいただきます。
ですからこういったアプローチは有効なんじゃないかなと思います。

そして最後は目の前に長い廊下をイメージし
彼女のカウントに合わせてゆっくり進み、少し休むのを数回繰り返します。

「3,2,1,はい 目が閉じる 目が閉じると もっとふわふわになる」
長めのカウントを数え、直後に短いカウントで目を覚まし、また閉じるのを繰り返すのですが
後になるほど瞼を開けるのがちょっと辛く感じるとか
瞑ってるほうが安心する気分が強くなっていくかもしれません。

そしてこの行為は催眠と半覚醒状態を小まめに往復することになるため
結果的により深い催眠状態に入りやすくしてくれます。

しっかりとリラックスさせ、催眠状態を少しずつ丁寧に深めていく。
まさに初心者のために作られたと言っても過言ではない優しい催眠が繰り広げられています。
癒しにも訓練にも役立つ作品
不慣れな人が催眠の感覚を味わう本来の使い方はもちろん
短時間でのリラックスやリフレッシュにも使えるとっつきやすい作品です。

お姉さんは終始優しい口調と態度を維持しながら
聴き手に嫌悪感を与えないよう言葉を選んでゆっくりと催眠を進めます。
使われている技術も古典系の非常にオーソドックスなものばかりですし
適度に確認のセリフを投げかけて催眠の入り具合を実感させてもくれます。
シンプルかつコンパクトにまとまっている作品という印象を受けました。

深化後のイメージについては人によって内容が随分変わるでしょう。
ですが無音になる=自分の内面に目を向ける余裕が生まれることから
催眠の感覚を再認識しやすいひと時になるのは確かです。
お風呂に入っている、あるいは宙に浮かんでいるような不思議で心地よい感覚です。

催眠というものの存在をわかりやすく教えてくれる作品です。
催眠音声を聴き始めたばかりの人、なかなか入れないと感じている人には特におすすめします。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 33:44(うち15分間は無音)

誠樹ふぁんの催眠音声置き場「催眠のやつ」
http://phan.itigo.jp/yuuki_000/oheya/index.html
(ページ下部の画像からサイトに入り、左中ほど「全年齢対象」一番下の「初めて用催眠」が本作品です)

(バイノーラル)ひそひそエッチ 修学旅行のどきどき初体験

サークル「風に塗るクレヨン」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、主人公に密かな恋心を抱いている恥ずかしがり屋の女の子が
修学旅行を通じて恋人同士になり、後日初めてのSEXをする様子が描かれています。

エッチよりも2人の心が少しずつ近づき、結ばれる過程を重視した内容となっており
最初はただの友達だった彼女がだんだんと彼に心を開き
やがて戸惑いながらもエッチを受け入れる初々しい姿が甘酸っぱい気分を呼び起こしてくれます。
修学旅行で結ばれる男女の物語
彼女と恋人同士になり、初めてのエッチをするお話。

「あっ! おーい いたいた」
彼女は明るくて素朴な声の女の子。
修学旅行先の京都でたまたま班のメンバーとはぐれてしまった彼女が
主人公と2人で探しながらお寺を巡るシーンから物語は始まります。

本作品は冒頭のシーンではまだ友達同士に過ぎなかった2人が
今回の旅行で起こったいくつかのイベントを経て恋人同士になり
その3ヵ月後に彼女の部屋でSEXをするまでの模様を描いたボイスドラマです。

18禁音声の場合、エッチでどんなプレイをしているかを中心に描く作品が多いのですが
本作品では総時間の半分近くを非エロのシーンに割き
その中で2人がどのように仲良くなっていくかをかなり細かく表現しています。


目的よりも過程を重視した作りになっているため、抜きに使うには不向きなのですが
彼女の心情変化が掴みやすく、作品の世界にどっぷりと浸かりながら音声を楽しむことができます。
2人とも未経験なだけあってエッチの内容や進め方はかなりソフトです。

最初の2パート15分間は2人が恋人として付き合い始めるまでのお話。
はぐれた仲間を探すために清水寺から高台寺に向かう最中
他愛もない会話をしてお互いの親睦を深めます。

「今日は清水寺の見学と聞いて 張り切りすぎてパパのカメラ持ってきちゃったのだ」
最初の段階では彼女はまだ旅行を楽しむことに熱中しており
彼のことを気になるクラスメイトあたりに思っているように見て取れます。
しかし途中で別の女友達に「お似合いのカップル」と茶化されたり
混雑している高台寺ではぐれないよう手を繋いだことから彼を異性として意識し始めます。

彼女は元々彼に気があったそうですから
自分の中でもその気持ちが大きくなっていくのを感じたのかもしれません。
人が減った後も手を繋ぎ続け、彼の突然の告白もモジモジしながら受け入れます。
彼女の態度が少しずつ変化していく様子が初々しく、聴いていると自然にニヤニヤしてしまいます。

続く「宿泊ホテルにて あまあま会話」パートはその日の夜のお話。
風呂上りでジュースを飲んでいた彼に偶然出会った彼女が
明日の予定を打ち合わせることを名目に彼を自分の部屋に招待します。

「湯上りにジュース飲んでるの? 一口? …うんっ」
ここでも彼女が彼のジュースを一口いただく=間接キスをしたり
記念に体を寄せ合ってツーショットの写真を撮るなど
不器用ながらも2人が少しずつ恋人らしい関係になっていく様子が描かれています。

人によっては展開の緩さにやきもきするかもしれませんが
私個人は青春時代の思い出が蘇ってくるように思えて心が温まりました。
失ったものを取り戻させてくれるような甘酸っぱい要素が随所に登場します。
静かでしっとりとした雰囲気のエッチ
エッチシーンは4パート28分30秒ほど。
プレイは相互愛撫、手コキ、キス、フェラ、クンニ、SEX(おそらく正常位)です。
彼女の体を愛撫する時のみリアルな効果音が鳴ります。

「どうしても? んもぅ 手で触るだけだよ?」
打ち合わせの最中、見回りに来た先生をやり過ごすために彼女の布団に入った主人公は
女性に密着して興奮したのか、その後彼女の体を触りたいと言い出します。

エッチは恋人らしくお互いが責め合う形で行います。
最初の「ひそひそエッチ」パートは修学旅行編最後のシーン。
他のルームメイトが帰ってくるまでの短い時間の中で
外に聞こえないよう2人がお互いの体の違いを確かめるように撫で回します。

「こんなに硬いの? どうすればいい? こうやって 撫でてればいいの?」
「なんかいっぱい出てる すごい… ビクン ビクンってなってるよ」

プレイ自体は彼女が彼のパンツに手を入れて直におちんちんをしごき
彼は服越しにお尻やおっぱいをいじるかなりソフトなものなのですが
彼女が彼にどうやって責めればいいかを訊ねたり
初めて触れるおちんちんの硬さや熱さ、精液の質感に驚いた表情を見せてくれます。
純粋なエロさよりも雰囲気を楽しむエッチですね。

その後の3パートは修学旅行から3ヶ月が経過し
すっかり打ち解けた2人がいよいよ初めてのSEXを経験します。

「こーら 汚い部屋に住んでるんじゃないの? 今度お掃除に行ってあげよっか」
修学旅行の時は彼に遠慮しているように見えた彼女も
随分大人びたと言いますか、接し方が自然になったように感じます。
こういう細かな部分にも気を配っているところがいいですね。

プレイについては軽いキスをしてから裸になり
お互いの体や性器を口で愛撫してから最後に繋がります。
ここも全体的に責めのペースが緩く、ちゅぱ音や喘ぎ声もエロさが抑えられています。
静かで落ち着いた雰囲気の中、2人がゆっくりと一線を越える感じです。

「私だって嬉しいよ 好きな人が 気持ちよさそうな顔してて」
「舐めるの? 待って 脱ぐから」

しかしエッチの最中に見せる彼女の態度は修学旅行の時とは明らかに違います。
以前は体に触れられることすら恥ずかしがっていたのが自ら進んで服を脱ぎ
彼のおちんちんをしゃぶってあげる積極的な姿を見せてくれます。
付き合い始めて彼のことをより好きになり、気持ちよくしてあげたいと思うようになったのでしょう。

最後に登場する「痛がる彼女とはじめてのセックス」パートは
処女な彼女ができるだけ痛みを感じないようゆっくりと挿入してから
段階的にペースを上げていく形で徐々に絶頂を目指します。

しかし、プレイ中は彼女のセリフがほとんどなく喘ぎ声だけが流れ続ける作りなため
2人がどのように体を動かし感じているのかを聴き手側でイメージする必要があります。
せめて効果音があればもう少しわかりやすかったのですが…。
ここまでの道筋がと丁寧で良かっただけに残念でなりません。

このように、プレイそのものよりも2人の心情を重視したエッチが繰り広げられています。
キャラやストーリーがしっかりしている作品
最初は友達同士だった主人公と彼女が徐々にお互いの良さを知り
やがて恋人として結ばれるまでの気持ちの変化が綿密に描かれている作品です。

彼のことが気になっていたのだけどなかなか想いを伝えられなかった彼女を
同じ気持ちを抱いていた彼が勇気を振り絞って告白し、その結果結ばれる展開や
彼をエッチだと思いながらも少しずつ受け入れていく彼女の態度など
単にエッチをして終わりではなく、シーンごとに2人のセリフや様子に微妙な違いがあります。
そして後になればなるほど2人の心の距離がより近く感じられます。

童貞と処女のエッチということでプレイだけを見るとエロのパワーはかなり弱いです。
しかし背景がしっかりしているから感情移入はとてもしやすいです。
主人公自身になりきれるから楽しめる、そんな作品です。

しかし、少なくとも私には最後のSEXシーンがどうしても納得できません。
初めてのSEXならお互いに思うところがあるはずです。
なのにそれらを一切語ることなく喘ぎ声を流すのに終始しています。

キャラやストーリーが立っている反面、エロが弱くなっているのは仕方ないことだと思います。
だからこそ山場のSEXはしっかり盛り上げ、抜ける気分にさせて欲しかったです。
SEXシーンだけ2人の心情にほとんど触れられていないのが引っかかりました。
「ひそひそエッチ」パートのほうが不得手なりに頑張る彼女の姿に興奮できます。

他には同じセリフを2回繰り返しているシーンがあったり
SEXでの喘ぎ声の最中にプレイとは関係ないと思われる早口の独り言が混じっていたりと
編集ミスらしき部分が見られたのも残念です。

エッチはここまで書いてきたように雰囲気で抜くタイプです。
射精シーンは全部で2回。
淫語、ちゅぱ音、喘ぎ声いずれもそこそこです。

キャラやストーリーは良いのだけど完成度に難があることを考慮し
今回はやや低い点数とさせていただきました。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 1:00:07

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

射精カウンセラーのお仕事

サークル「GREENWAY」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、真面目で献身的な新人カウンセラーが
相談者たちの心の病を治すためにとってもエッチな治療をします。

質問をしながら彼らの問題に真剣に取り組む献身的な部分と
適度な距離を取りながら責めていく事務的要素の両方を兼ね備えており
前者は女性の優しさや温かさを、後者は羞恥心などM向けの興奮を感じさせてくれます。
新人カウンセラーの初々しい診察
4人の男性が新人カウンセラーの治療を受けるお話。

「はい こちらにおかけになってくださいね」
カウンセラーは明るく穏やかな声のお姉さん。
仕事などでストレスを抱えている相談者の心を満たすために
まずは彼のおちんちんの状態をチェックします。

本作品は彼女の仕事をわかりやすく理解してもらうために
初めての患者、気落ちした患者、イライラしている患者、快方に向かっている患者と
ケースごとに彼女がどのような診察や治療を施しているかを描いています。
お話はどれもナレーターが大まかな背景を1分程度説明し
それから彼女と相談者が実際に話し合ったりエッチをする様子へと続きます。

「陰茎の機能低下が感じられるほどの症状でもないとのことですが 自慰行為の頻度は週にどれくらいです? あ、はい、マスターベーションのことですね」
そして聴き手が相談者の立場になってプレイを楽しめるように
彼女は多くのシーンで質問をしたりそれに受け応える形で語りかけてきます。
他にも彼らの話を聞いてカルテにメモを取るシーンがあったりと
実際の医療現場のようなリアルさを追求した演出がいくつも登場します。

GREENWAYさんと言えば多彩な淫語をたっぷり言う作風で有名なサークルさんなのですが
今回は違和感を出さないように淫語のボリュームをかなり抑え
その代わりにシチュ・ちゅぱ音・効果音といった別の要素を多く盛り込んでいます。
ですから聴いてて抜けないということは全然ないです。

本作品における最も特徴的な要素はカウンセラーの態度とプレイ。
相談者たちに最も効果的な癒しを提供するために、彼らが喜びそうなプレイを自ら進んで提供します。

「そうですね 女性が男性のプライドの源である精液を飲むということが 男性にとって自信回復という結果に繋がるためです」
「ええ そうですね 精液を私の顔にかける感じの流れになりますね 女性を汚すという行為が男性の支配欲求にもっとも働きかけますので」

中でも検査のためにビーカーで受け止める、口で受けてそのまま飲み込む
顔にぶっかけて塗りたくらせる、子宮で受け止めるなど
精液の扱いにこだわっている描写が多いです。

これがプレイによる肉体的な刺激に加えて心へのケアにも繋がっています。
見ず知らずの男性の精液を躊躇無く受け入れる彼女の態度は極めて献身的と言えます。

「それでは刺激が強すぎたりするところとかあったら言ってくださいね」
しかし、プレイの様子はと言うと結構事務的な雰囲気が漂っています。
彼女はSEXをする時以外は一切服を脱ぎませんし
責めてる最中も相手の様子を確認しながら淡々と刺激を与えていきます。

彼女が新人だからそういった部分にまで気が回らないのかもしれませんが
相手を興奮させるサービスとかは特にせず、巧みなテクニックだけで射精させています。
この「あくまで仕事としてプレイをしている」感じがちょっぴり突き放された気分にさせてくれます。

献身的な部分と事務的な部分を併せ持っているのが面白いですね。
人によって違った印象を受ける作品だと思います。
男が悦ぶツボを押さえたプレイ
エッチシーンは4パート41分ほど(おまけを合わせるともう少し増えます)。
プレイは触診、おちんちんの観察、オナニー、フェラ、手コキ、SEX(騎乗位)です。
触診、手コキ、SEXの際に効果音が鳴ります。

「現段階ですとやはり倦怠感の原因がはっきりしておりませんので 実際に触診してみますね」
性欲の具合、オナニーの頻度、精液の量など一通りの質問をすると
カウンセラーはさらに詳しく病状を確認しようとパンツ越しに相談者のおちんちんを触り始めます。

エッチはどのパートも軽い相談の後に触診を行い
おちんちんの勃起具合を見定めてからそれぞれに適したプレイをします。
最初の「初診(カウンセリング)」パートは相談者の病状がよくわからないということで
まずは彼にオナニーをしてもらい、彼女がその様子をじっくり観察します。

「ん、陰嚢の形も…指で刺激した感じも特に問題なさそうですね。左右のバランスもとれているみたいですし ん、問題なさそうですね」
「マスターベーションの時は包皮はいつもそのように 先端部分まで被せてからまた剥く感じですか?」

治療とはいえ会ったばかりの女性におちんちんだけでなくオナニーの一部始終まで披露する。
見られる快感、見せる快感を刺激するシチュ重視のプレイが繰り広げられています。
それらを冷静に観察する彼女の様子も羞恥心を掻き立ててくれます。

「それじゃ最後に マスターベーション時の陰茎の状況を調べていきますので ちょっと3センチくらいの距離で匂いの方も嗅がせていただきますね」
中でも射精が近づいてきた彼のおちんちんに彼女が一気に顔を近づけ
至近距離で匂いを嗅ぐ
シーンはとっても個性的。
実際に鼻を鳴らして男性の匂いを堪能しながらやや色っぽい声を漏らしてくれます。
ソフトなプレイに反してかなり抜ける要素の詰まったパートと言えるでしょう。

続く「落ち込んでいる相談者様への対処」パートは相談者を勇気付けるプレイとして
彼女がフェラでたっぷりご奉仕してくれます。
4つのパートの中で時間が最も長く、プレイ中はセリフが一気に減りますから
女性の口が生み出すちゅぱ音を集中的に楽しむことができます。

前のパートではシチュ、このパートはちゅぱ音、次のパートは効果音といったように
パートごとにメインのエロ要素を切り替えているのも本作品の特徴の一つです。

肝心のフェラについては彼女の口調や態度とは打って変わって激しいものが多く
序盤から速めのペースでおちんちんに吸い付いたり
終盤には「ぎゅっ っぽっ」とリズミカルにピストンするなど
まさに「むしゃぶりつく」と表現するのが妥当な責めを繰り出してきます。

射精後も喉を鳴らして精液を飲み込み、そのままお掃除フェラに移る至れり尽くせりなサービス。
彼女のカウンセラーとしての実力がよくわかるパートと言えます。

ちょっぴり違ったスタイルのプレイが登場するのは最後の「ご自宅訪問による最終経過チェック」パート。
これまで様々な治療を受けてすっかり良くなった相談者への最後の仕上げとして
彼女が彼の自宅に訪問し、生で騎乗位SEXをしてあげます。

「あなたの陰茎が私の膣内に張り付くように… はぁ… はぁ…」
今まで彼女が責めるプレイばかりだったからこそ
ピストンの合間に漏れる控えめな喘ぎ声が適度な興奮を誘ってくれます。
相手を気持ちよくしながら自分も適度に乱れて自信を与える。
治療のために自分のすべてを捧げる彼女の姿も心と体を潤します。

このように、心身をバランスよくケアする様々なプレイが繰り広げられています。
S、M両方の心をくすぐる作品
実際の医療風景に近いスタイルでのリアルさを感じるやり取りや
抜きのツボを押さえたエッチなど、魅力を感じる部分をいくつも持っている作品です。

カウンセラーは質問形式での会話や自分自身の体を使って
相談者たちが心に抱えている問題をいち早く発見し、解消していきます。
そして多くのプレイで男性が潜在的に持っている女性への征服欲を満たしてあげます。

精液を飲ませる、顔にかける、子宮に注ぎ込むあたりが最もわかりやすいシーンです。
彼女が親身になっておちんちんに奉仕する姿もS心を満たします。

その一方で心についてはそこまで深い繋がりがないことや
一部で羞恥心を煽るプレイが登場するなど、M向けの要素もそれなりに備わっています。
最初に登場する観察されながらオナニーするプレイはそのいい例です。
自分の最も恥ずかしい姿を女性にじっくりと見られるシチュに燃える人はきっといるでしょう。

それでいて実際に聴いてみた限り、中途半端な印象もそんなに感じないのが面白いです。
どちらかといえばS寄りな気がするのですが、ややMあたりの人でも普通に楽しめるかなと。
割と幅広い属性に対応できる作品だと思います。

気になった部分を強いて挙げるとするならフェラや手コキをする際の雰囲気です。
カウンセラーは相談者の状態を確認するセリフを投げかけはするものの
エッチな言葉を発したりしてこちらの興奮を煽ってはきません。
フェラはひたすら舐める、手コキはひたすらしごくのに終始しています。

くちゅ音やちゅぱ音自体は結構エロいのですが、心へのケアも見据えたプレイとして考えると
本作品のような責めでは物足りなく感じます。
せめて舐めてる最中に「おっきい」とか「美味しい」とかを色っぽく言って
満足させてくれるような演出が欲しかったです。
これも本作品をやや事務的と感じた要因だと思ってます。

エッチは淫語は全体に満遍なく配置し
くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声の比重をパートごとに大きく切り替えています。
射精シーンは各パート1回ずつの合計4回。
くちゅ音それなり、淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

珍しいテーマにエッチをしっかり適合させている完成度の高い作品です。
レビューを読んでピンときた方は体験版だけでも是非お試しください。

おまけは「恥垢除去および念入りケアの口淫施術(エッチ有り)」とPRボイスです。

CV:カウンセラー…輝月さくらさん ナレーター…みみ。さん
総時間 本編…59:37 おまけ…18:23 合計…1:18:00

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

パブロフの犬化催眠

※2017年5月28日追記
本作品は2017年4月に販売を終了しました。


サークル「Hypno life man」さんの催眠音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、優しくてペット思いの女の子が
催眠の技術を使って主人公を従順な犬へと作り変えます。

古典的な技術に様々なアレンジを加えた珍しいスタイルの催眠が行われており
過去に誰もが味わった体験やイメージを上手に思い浮かばせながら
的確な暗示を入れて少しずつ確実に催眠状態を深めてくれます。
声に反応するエッチな犬へ
女の子に催眠をかけられ2種類のエッチをするお話。

「君は催眠術の存在を信じますか? 信じませんか?」
女の子は明るくて穏やかな声の女の子。
音声を聴くにあたっての注意事項を簡単に説明すると
主人公に催眠をかけて気持ちよくしてあげます。

本作品は最初にしっかりとした催眠をかけた後
彼女の声に反応して我慢汁を垂らす犬としてエッチを楽しみます。
パブロフの犬にあてはめると彼女の声がベル、我慢汁が唾液になります。
エッチで犬扱いされるシーンがありますから属性的にはM向けです。

新規のサークルさんとなると催眠のクオリティに難がある印象を抱くかもしれませんが
Hypno life manさんは中の人が催眠を詳しく勉強している方らしく
催眠パートについては現時点でもかなりの水準にあります。
オーソドックスな技術や大衆性のあるイメージを用いるなど親しみやすい作りになっています。

私にはエッチよりも催眠を楽しみたい人に適した作品に映りました。
一応言っておきますと「ヒプノポリネシアン」などで有名なHypnoLifeforMENさんとは別のサークルさんです。

催眠はおよそ27分30秒間。
まずは仰向けに横になり天井を見つめたまま彼女の話を聞きます。

「体育の後の数学の授業 君は先生の口から唱えられる呪文を 淡々と聞いている」
「先生の声が まるで子守唄 聞いているけど 理解はできない」

お話の内容は日常生活における矛盾への対応や高校時代の思い出など。
そしてそれらを語りながら眠気を催す暗示をさらりと入れてきます。
高校時代にお昼を食べた後の授業で眠くなった人は結構いるのではないでしょうか?
そういった誰もが経験しているイメージを用いて上手にリラックスさせてくれます。

カウントに合わせて目を閉じた後はさらなるリラックス。
深呼吸をしたり体をパーツごとに分けて脱力するお馴染みの技法が登場します。

「右肩の力がすーっと抜けて 分解されていく すると 右腕全体の力がすーっと抜けて分解される」
「魂は分解できないので 移してしまいましょう 新しくできた君にね」

ここではもう一人の新しい自分を作り出すイメージを加え
そちらに魂を移す、といった変わったスタイルの脱力が行われています。
魂をあちらに移せば当然元の体は心が空っぽになり、彼女の言葉を受け入れやすくなります。
テーマに合わせて技術をちょっぴりアレンジしながら催眠を進めているところが面白いですね。

そして最後はさらに意識の力を弱め、彼女の声を受け入れやすくするために
カウントを何度も数えながら半覚醒状態と催眠状態を往復します。

「幸せだね 気持ちいいね 私が全部包み込んであげる」
「奴隷は私の言うことを 忠実に従う 従うこと それが気持ちいい」

ここまでくると頭の中がぽわぽわ、もやもやする気持ちいい気分が随分していると思います。
それを後押しするように彼女は優しい言葉をかけ、信頼関係をより強固にします。
そして最後の最後にエッチに必要な主従関係を結ぶ暗示を入れます。
とことんまで入念な準備をしてから目的を達成する堅実な流れがとても印象的でした。

しっかり催眠を深めながら声の依存心を膨らませていく安定感のある催眠です。
主人公の心と体を自分の声に素直に反応できるようにすることを目的に
古典系の技術に多少の工夫やイメージを交えて個性を持たせながら行っています。

対面でかけられるくらい知識と技術のある方らしいですし
一般的な新規サークルさんの処女作と比べて明らかに格上の催眠を施してるのも頷けます。
違和感を抱くことなくスッと催眠に入ることができました。
技術に女の子のお話やイメージを柔軟に活用している点もレベルの高さを感じます。

まとめると、シンプルで面白味もある取り組みやすい催眠です。
声に従う喜びを感じながら
エッチシーンは2パート35分30秒ほど。
プレイはPC筋に力を入れる、亀頭責め、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフとドライ両方の絶頂形式が登場します。

「今 君には魂がないから 新しい魂用意してあげたよ?」
催眠によって主人公を何も考えられない空っぽの心にした女の子は
代わりにパブロフの犬の魂を埋め込み、従順な犬へと作り変えます。

エッチは最初のドライパートが犬化とPC筋トレーニングによる絶頂
次のセルフパートは亀頭を指で擦った後におちんちんをしごきます。
どちらか一方を選択するのではなく通しで聴くのがデフォルトです。

「嬉しいことがあると 尻尾を振ってしまう犬のように 君は嬉しいことがあると おちんちん硬くしてしまう」
「従うことが気持ちいい 私の命令ならなんでも従う 命令されたい エッチな命令が欲しい」

エッチが始まっても彼女の丁寧なスタイルは変わりません。
犬になった彼に「変態」と軽く罵ってM心をくすぐりながら
さらなる暗示を入れて声に従う喜びを心に深く刻み付けます。

これらの準備に10分以上をかけているので実プレイ時間がやや短くなってますが
犬になりきりやすいことやシチュがやや恥ずかしいこともあって
勃起やおちんちんのムズムズ感はそれなりのレベルで味わえます。
どちらかというとシチュを重視しているエッチですね。

「どう? じーんとした快感が おちんちんを刺激するでしょ? まるで我慢汁をポンプのように押し出してるみたい」
PC筋の運動は彼女の「はい」に合わせて玉とアナルの間あたりの筋肉を収縮します。
実際にやってみると玉の付け根あたりにシュワシュワとした快感がありました。
ドライ系の催眠音声でよく行われる暗示でイかせるものとは少し違うタイプのドライです。
7分近く続けますので人によっては股間がちょっぴり筋肉痛になるかもしれません。

もう一つのセルフパートはパンツを脱いでから人差し指で亀頭を優しく擦り
しばらくしたところで100カウントが始まり、途中からは通常のオナニーに切り替えて0で射精します。
100から0まで数えるまでの約8分間ずっとしごき続ける感じです。

しかし残念ながらこのパートには音声作品における致命的なミスがあります。
具体的には声優さんの収録風景をそのまま音声にしてしまっています。

「それだっ…それだけは 覚えておいて欲しい…覚えておいて欲しいの」
「0って言っている間は 0って言っている間はイキ続けてね 0って言っている間はイキつっ…0って言ってい 0って言っている間はイキ続けてね」

こんな感じで声優さんがシーンに最適なセリフの言い方を模索する様子や
失敗して独り言を呟く、あるいは「飛行機…」と言って演技を中断するなど
音声作品制作の裏舞台が終盤のおそよ5分間に渡ってそのまま流れ続けます。

音声作品の中には編集ミスのあるものもそこそこありますが
それでも5秒程度のごくごく短い場合がほとんどです。
それをここまでの長さに渡って行うというのは前代未聞です。

はっきり言ってしまうと、このパートは音声作品と呼べる水準にすら達してません。
ここまでのシーンが良かっただけに非常に残念です。

このように、コンセプトは面白いのだけど完成度が非常に低いエッチが繰り広げられています。
未完成な作品
前半の催眠パートの質の高さが魅力の作品です。

女の子はドMな主人公の性的欲求を満たしてあげるために
まずは十分な深さの催眠状態にまで誘導し、その上で犬になる暗示を交えたエッチをします。
わざと難解な話をして混乱を誘ったり、眠気を催しやすい話題を提示するなど
手を変え品を変えながら少しずつ暗示を受け入れやすい精神状態に誘導してくれます。
技術はシンプルにしてアプローチで個性を打ち出しているあたりがとても面白いです。

「何度でもイけるよ だって君は パブロフの犬の魂が入った変態だから」
タイトルやテーマからどぎついエッチを連想する方もいるでしょうが
彼女は終始穏やかな口調で話しますし、プレイも比較的ソフトなものに抑えてあります。
ですからドMな方にはいささか物足りないかもしれません。
彼をもてなすためにわざと意地悪に振舞っているように見て取れます。

しかしそんな様々な良い部分をセルフパートの終盤部分がすべて台無しにしています。
サークルさんのミスなのか、それともこれが本来の音声なのかはよくわかりませんが
少なくとも私は到底聴けるものではないと考えています。

もしサークルさんがこの記事を読まれたのなら
今すぐ該当部分を修正し、差し替えることを強くおすすめします。
後日修正された場合はご連絡いただければ確認した後で本レビューの内容や点数も修正します。
淫語それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

ドライパートまでは割と良いのだけどその後がうーん…な作品です。
良質な素材をサークルさんがご自身の手でダメにしていること
それに対するアフターケアを今のところ何もしていないことを重く見て
今回はいまだかつてないレベルの厳しい点数とさせていただきました。

おまけは「はい」の掛け声3種と無音ファイル2本です。

CV:柑野ゆずさん
総時間 本編…1:11:35 おまけ…11:47

オススメ度
□□□□□□□□□□ 0点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は6点。
セルフパートの編集ミス&発売後の対応の悪さで-7、コスパで+1してあります。
この部分さえ改善されれば普通に聴ける作品です。

この作品を0点にした一番の理由は、これほど致命的なミスを犯したにも関わらず
サークルさんが今のところ何のアクションも起こしていないことにあります。
既に起こってしまった事実を覆すことはできません。
ですがtwitterやブログで謝罪し、修正を約束するなど事態の改善に向けて行動することはできます。
何故それすらしないのか私にはまったく理解できません。

方言を話す彼女はかわいい! ~大阪の年下彼女ちとせ~

サークル「からっかぜ」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する同サークルさんの処女作は
大阪弁を話す素朴な女の子が料理を振る舞ったり耳かきや添い寝をしてくれます。
ネイティブな声優さんならではのナチュラルな関西弁や
初々しく健気な彼女とのやり取りが心を少しずつ温めてくれます。



丁寧な関西弁を話す彼女
彼女の家で2人だけの一夜を過ごすお話。

「今日は楽しかったですねー こんなに遊びまわったん 私初めてかもしれないです」
彼女は素朴で可愛い声の女の子。
先輩とのデートで色々なところへ行って大満足した彼女は
その帰りに彼を自宅の夕食に招待します。

本作品はタイトルの通り彼女が全編にわたって大阪弁を話すのが最大の特徴です。
方言を扱った作品はここ1、2年の間にちょこちょこ増えてきているのですが
それでもまだまだレアなジャンルと言えます。
標準語に比べて言葉に柔らかさがある分、彼女に親しみを感じることでしょう。

また彼女はコテコテの大阪弁を使うキャラではなく
先輩に対して基本的には丁寧語で話します。
ですから字面だけを見るとそれほど大阪弁っぽく感じないかもしれません。
しかし実際に声を聴くと明らかな関西訛りがあります。
今時の若い女の子が使いそうなナチュラルな関西弁を心がけています。

「えっ エッチな事ですか? あっ あのその それは 時期とタイミングと勢いと覚悟が 水準をクリアした時に…」
ちなみに性格は手を握ったり体を寄せるだけでドキドキするほどの奥手。
作中で何度も見せる恥ずかしがる姿が可愛いです。
そんな彼女が今回のやり取りを通じてちょっぴり大人になるシーンもあったりと
2人の心の距離が更に縮まる様子も描かれています。



やや拙さを感じる初々しいサービス
「私ができることって すごく少ないけど よかったら 耳かきさせていただけませんか?」
夕食を済ませた直後に行う耳かきはおよそ7分間。
右→左の順に耳かき棒でお掃除してから梵天と息吹きをするシンプルなものです。

耳かき棒は「ズリ ジジッ」と細く尖った音を下から上へとかき出すように
梵天はふさふさとした柔らかくて軽い音を優しく回転させるように動きます。
効果音より声の方がボリュームが大きくて聞き取りにくいのが残念ですが
音や動かし方はきちんと考えられていて耳かきらしさが出ています。

「白熊がー 謎の病に倒れたー その日からー 町中 大騒ぎー」
また耳かき中は彼女が小まめに手を止めて話しかけたり小唄を唄い始めます。
ちょっぴり間の抜けた内容の歌詞を口ずさむその様子がとても嬉しそうで
彼女も先輩への耳かきを楽しんでいるのが窺えます。

元々の時間が非常に短かったり上記のようなシーンが登場することから
よくある耳かき音声のように効果音を楽しむタイプではなく
彼女に耳かきされている雰囲気を楽しむタイプだと思います。
純粋な耳かきのクオリティは少々厳しいかなと。

もう一つの柱である添い寝パートは15分ほど。
先輩に腕枕をされた彼女が今日の思い出を振り返ったり2つの小話をします。

「先輩 あの…その 今日はもう一歩だけ 進んでみてもいいですか?」
ストレートな愛の言葉をぶつけたり、ちょっとしたプレゼントをあげたりと
彼女が今日のデートを通じて先輩をより好きになったことが伝わってきます。
プレゼントは全年齢向けですからそこまでエロくはありません。
でも彼女の性格からすると相当な勇気が必要になる行為です。

「ここは闇の国です 一年中真っ暗で 明かりと言えば 月明かりと 星明りしかありません」
対する小話は恋愛要素抜きの癒しを重視した内容。
一つはとある王国を舞台にした和やかなお話
もう一つは大きなお魚が登場するちょっぴり幻想的なお話です。
そこまで壮大なストーリーや結末を設けず
寝物語としてリラックスしながら聴ける程よいところに落ち着いています。

このように、彼女と一緒にいる雰囲気を重視したサービスが行われています。



ほっこりする作品
奥手ながらも先輩に尽くそうとする彼女の姿に心が洗われる作品です。

彼女が生み出す独特のアクセントを持った声が
作品全体に穏やかな雰囲気を持たせています。
そして内容も他愛もないやり取りや癒し系では定番のサービスを用意するなど
聴き手がリラックスしやすい要素で統一されています。

総時間が寝息を除くと30分程度とコンパクトにまとまっていますし
少し時間に余裕がある時に休憩しながら聴くのもいいでしょう。
方言モノをいくつも聴いていますが、やはり標準語に比べて心休まるものを感じます。
彼女の素朴な性格にも非常にマッチしています。

耳かきや添い寝は競合作品が多いのもあってやや物足りなさを感じるのですが
処女作として見た場合、完成度はかなり高いと言えます。
現在はエッチな方言モノを製作中とのことですし、個人的には期待しています。

最近は効果音や環境音に力を入れる作品が増えている一方で
本作のようなキャラややり取りを大事にする作品は減りつつあります。
方言が一番の個性であるのは間違いないのですが
そういった要素を求めている方にもお薦めしたい作品です。

CV:ちなさん
総時間 40:47


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


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サキュバス彼女とラブラブ初体験 ~淫語囁き手コキ&騎乗位エナジードレイン~

サークル「甘辛ギネコクラシー」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、人間の父親とサキュバスの母親を持つ恥ずかしがり屋の女の子が
大好きなクラスメイトとあまあまラブラブなエッチをします。

人間の優しさとサキュバスの淫乱さ・貪欲さを兼ね備えたエッチが特徴で
彼女は「大好き」など愛の言葉をたっぷり投げかけながら
Mな彼が満足できるようにちょっぴり意地悪で激しい責めを繰り出します。
クラスのアイドルはハーフサキュバス
クラスメイトの姫宮あかりと濃厚なエッチをするお話。

「ごっ ごめんね 急に手紙で保健室なんかに呼び出したりして」
あかりは明るくお淑やかな声の女の子。
クラスメイトにあたる主人公を突然保健室に呼び出すと
恋人として付き合って欲しいと大胆な告白をします。

彼女は人間とサキュバス両方の血を受け継いでいるハーフ。
そのおかげもあって男性たちが自分をどういう目で見ているかや
彼らが最近1週間のうちに何回オナニーし、どんなオカズを使ったかを感知できます。

そこで密かな好意を寄せている主人公を調査したところ
彼も自分のことが相当に好きなことや
自分ではなく似た容姿のアイドルをオカズに使っていたことに感動し
今回の告白に至りその勢いでエッチする、これが本作品の大まかなストーリーです。

「私はその… エッチは本当に好きな人とじゃないと嫌だったから」
2人が相思相愛の関係、なおかつエッチ初体験なこともあり
最中は初々しさを感じるあまあまな雰囲気に満ちています。
「好き」などのストレートな愛の言葉を投げかけてくるシーンが割と多く
聴いていると自然に頬が緩んだり胸が温かくなるのを感じるでしょう。
プレイも少しずつステップアップしていくテーマに沿った展開です。

しかしあかりはエッチに貪欲なサキュバスの血も引いてますから
恋人同士の普通のエッチでは決して満たされません。
それを反映するかのように初めてらしからぬ下品なちゅぱ音を鳴らして責め立てたり
腰を激しく振って精液を搾り取ろうとするやや激しいシーンが一部で登場します。

ベースはあまあまなんだけどサキュバスらしさも持ち合わせている。
彼女の2つの性質を併せ持ったエッチをしているところが
本作品の最も大きな特徴であり魅力でもあると私は考えています。

雰囲気はノーマル、プレイはややMあたりに設定されてますから
比較的幅広い属性の方々に楽しんでいただけると思います。
Mな恋人をもてなすエッチ
エッチシーンは4パート49分ほど。
プレイはハグ、キス、手コキ、耳舐め、パイズリ、SEX(騎乗位)です。
手コキ、パイズリ、SEXの際に効果音が鳴ります。
クオリティは手コキはリアル、他の2つはいまいちに感じました。

「これが女の子の体だよ 男の子と違って柔らかいでしょ?」
お互いの気持ちを確かめこのままエッチをすることになった2人は
ベッドに移り抱き合ったりキスをして少しずつ気持ちを高めます。

エッチは主人公が受け身のスタイルを好むことを踏まえて彼女がリードする形で進みます。
最初の「ラブラブキス射精」パートはハグとキスだけをする極めてソフトなシーンなのですが
彼女の想いの強さや性に対する貪欲さが伺える演出が早速登場します。

「ロックって言っても ザーメンが出ないだけで 絶頂はするから安心して」
前者はキスをする前に彼女が魔法をかけて射精を制御するのが印象的でした。
彼女はサキュバスですからキスをしただけでも男性はすぐさま達してしまいます。
だからこそ射精による疲労を抑え、オーガズムだけを楽しめるようにしてあげる。
記念すべき初めてのエッチをとことん楽しんで欲しいという彼女の思いやりが強く表れています。

「あなたが世界で一番好き あなたとキスしてるだけで幸せなの」
そして人間の女の子らしい愛の言葉が心をとろかせてくれます。
サキュバスモノにありがちな調教・陵辱ではなく奉仕に近いリードを彼女は終始しています。

しかしキスの様子はというと、最初の1回は極めてソフトなリップ音を鳴らし
その後は貪るような荒々しいちゅぱ音で彼の唇を存分に味わいます。
この大きなギャップに興奮を覚える人がきっといるでしょうね。
恥ずかしがり屋な彼女が自分のためだけに痴態を晒してくれているシチュもグッときます。

続く「淫語囁き手コキ」パートはちょっぴりM性を感じるプレイ。
ベッドに横になり、添い寝をした彼女にパンツを脱がされ
おちんちんをしごかれながら淫語を囁かれたり耳を舐められます。

「童貞 包茎 短小 変態 冴えない 情けない 惨め 無様」
「ほら 想像して? あなたの包茎おちんぽが 私の処女おまんこに食べられちゃうとこ」

ここではMな彼をより興奮させるために彼女がわざとこちらを見下すセリフを言ったり
責められて精液を搾り取られるイメージを語りかけてくるのがいいですね。
彼女自身にSっ気は全然無いのですが、愛する彼を喜ばせるために敢えて意地悪に振舞います。

囁き声のおかげで手コキの効果音=責めっぷりが聞き取りやすいですし
終盤に魔法を解除して思いっきり射精させ、彼のイキ顔を「素敵だった」と褒め称えるなど
彼女が彼のことを第一に考えているのがとてもよくわかります。
そして事後に精液を美味しそうにいただく姿にサキュバスらしさも感じます。

2人が最も幸せな瞬間を迎えるのは最後の「騎乗位エナジードレイン」パート。
彼のリクエストに応えて自分の処女まんこを存分に見せつけてから
おちんちんにあてがいゆっくりと挿入します。

「大好きなあなたと繋がれて 何だかもう胸が一杯 私 人生で今が一番幸せだよ」
「私はそんな弱くて情けないあなたが好き だーい好き」

大好きな人と一つになれた喜びに打ち震える姿や
腰を自在に動かし彼を何度も射精へと追い込む様子は
彼女の持つ二面性を最も如実に表しているシーンと言えます。

時間が30分近くあることや最中の射精シーンが3回、しかもすべて中出しと
他のパートに比べて雰囲気もプレイの密度もずっと質の高いものを持っています。
サキュバスらしい変わった演出も登場しますから
女性に愛される気分と搾り取られる気分の両方が味わえるでしょう。

このように、恋人ならではの甘さとサキュバスのエロさを兼ね備えたエッチが繰り広げられています。
心がとても満たされる作品
癒しとエロの両方を持っているのですが
どちらかというと前者の要素の方をより強く感じる作品です。

男性と今まで一度もエッチをしたことがない純情な女の子が
自ら告白するだけでなく恋人のために一生懸命尽くすエッチをします。

サキュバス要素もあるためややMあたりの意地悪さを含んだプレイになってますが
それもすべて彼を満足させるためにしている背景を考えると彼女が愛らしく思えます。
かけられる言葉も温かさや思いやりを感じるものばかりでとてもいい気分になりました。

対するエロは淫語を連発したり意識的に下品な音を鳴らしてバランスを取っています。
ですが彼女に処女設定があるので行き過ぎに思える部分はそれほどなく
他のサキュバス系作品に比べると大人しい印象を受けました。
射精回数も最終パート以外は1回ずつに抑えられています。

ちなみに本作品の射精シーンはすべてカウントに合わせて行います。
射精中も効果音をゆっくり鳴らしたり優しいセリフをかけてくれますから
直後に襲ってくる賢者モードを多少なりとも和らげてくれるでしょう。
くちゅ音それなり、淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

「これで私たち 恋人を通り越して夫婦になっちゃったね 私 今人生最高に幸せだよ」
強いて気になった点を挙げるとするなら終わり方ですね。
この日初めて恋人になった2人が上のセリフから連想される関係に収まっています。
2人が相思相愛だから深い仲になるのはいいのですが
付き合い始めた当日にこうなるのは急展開過ぎるように思えます。

純情な男女の初々しいエッチにサキュバスを絡めた作品です。
女性の優しさや温かさに触れたい人、一風変わったサキュバスモノをお探しの人には特におすすめします。

CV:西浦のどかさん
総時間 1:13:55

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

(欝絶頂催眠)催眠STS(性転換)バーチャルレズ体験催眠被レイプ「リリーフレンズ」(女性化+バーチャルレズ+強欝系穢され洗脳精神レイプ)

サークル「キャットハウス」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、恋人の友達にあたる人懐っこい女の子が
女体化催眠を使って主人公の恋のお手伝いをしてあげます。

「恋人が他の女性に寝取られる」気分を恋人自身の立場で楽む珍しいプレイが繰り広げられており
女の子は巧みな催眠で彼女と彼の心と体を上手に繋ぎ合わせ
その状態をしっかり保ちながら得られる快感を暗示で的確に伝えてくれます。
恋人ともっと親密な関係になってもらいたいから
恋人の友人「亜美」に女体化催眠をかけられるお話。

「こんにちはー 私のこと覚えてます?」
亜美は明るくて爽やかな声の女の子。
友人「さやか」の恋人にあたる主人公に偶然出会ったので声をかけると
彼女たちが通っている学校のことなど世間話を始めます。

本作品はさやかから彼との関係がかなり淡白なことを聞いていた亜美が
なかなか手を出せない彼の勇気を奮い立たせるために
催眠の技術を使って女心と女性の体の気持ちよさを教えてあげます。
ちなみにさやかと亜美が通っているのは女子校で、彼とは入学前に付き合い始めました。

原作が女体化音声で有名なKUKURIさん、監修等をキャットハウスさんが務められているだけあって
登場人物たちの複雑な人間関係やキャラ作りやストーリーもしっかりしており
聴いているうちに自然と作品の世界に引き込まれていくような魅力を秘めています。

お話に熱中できる=集中力を高めやすいおかげで催眠状態を維持しやすくなっているのも魅力です。
最初から言ってしまうと相当にレベルの高いボイスドラマ風催眠音声です。

聴いた限りでは催眠はキャットハウスさん、エッチはKUKURIさんの作風を色濃く感じました。
ですからどちらのサークルさんが好きな方でも普通に楽しめるでしょう。

本作品のレベルの高さを窺わせる要素としてまず挙げられるのが亜美のキャラ設定。
彼女自身が終始親しげに語りかけてくるのに加えて
さやかの友達であること、相談に親身になって乗ってくれること、女性だから女心を知っていることなど
これから行う彼女の催眠を聴き手が受け入れやすく感じる部分を数多く持っています。

「ちゃんとした宣誓は 自分の心に聞かせるために とっても大事なんです」
さらには催眠を始めるにあたって3つの約束を提示し
そのすべてを声に出して復唱させ、聴き手の心にしっかりと焼き付けていたりもします。
そしてこれらを普通に会話をするような和やかな雰囲気で行っています。

音声開始からおよそ10分間をこれらの準備にあてていることからも
サークルさんが聴き手との信頼関係(ラポール)の構築に力を入れているのがよくわかります。
ドラマ性を持ちながら催眠自体もハイレベルなところが素晴らしいですね。
流れるような催眠
催眠はおよそ18分間。
まずは会話の最中、さやかに熱中している人物として登場した
生徒会長「宮永理恵」の画像を見つめるイメージをします。

「その髪 あでやかな瞳 とても綺麗な女性ですよね? 思わず見とれて ぼーっとしてしまうね」
「すべての男性も女性も 思考も体も 完全に痺れさせてしまう 甘美な匂いがする女性」

そして理恵の容姿を描きながら、亜美はセリフの中に意識がぼやける暗示を適度に散りばめます。
特に瞼に重さを感じさせる暗示が多いですから
ここまでの入念な準備も手伝って一気に重くなるのを感じるでしょう。
KUKURIさんが好んで使われている凝視法をキャットハウスさんがアレンジしています。

「そう だんだんと 目が疲れてきますね」
「さぁ 次の数字で あなたの体がどうなるのか もうわかっています」

個人的にすごく面白いと思ったのが瞼を実際に閉じさせるシーン。
20カウントを数えて合間に暗示を入れていくオーソドックスなものなのですが
敢えて「目が閉じる」とは言わず、後になるほど数を重くゆっくりと数えていくんです。

要は聴き手が自分から目を閉じたくなる雰囲気を作り上げているわけです。
相手にしっかり主導権を与えながら催眠を進めているところが素晴らしいですね。
「彼女の催眠をもっと聴きたい」という気分に自然にさせてくれます。
亜美がかける言葉の的確さ、美しさも本作品の大きな魅力の一つです。

軽く催眠に入った後は深化と今回の催眠の目的となる女体化です。
生まれたままの姿のさやかをイメージし
彼女と自分が触れ合う様子を思い描きながら心身を一体化させていきます。
さやかの容姿は自分の理想の女性をイメージしていいそうです。

「彼女(の鼓動)は あなたより ゆっくりみたい そのまま あなたもゆっくりになる 当たり前」
「眠る 落ちる 落ちた もう 落ちている まっくーら」

主人公とさやかが合わさり、ひとつになる様子を描写しながら
亜美は安心感を与えたりさらに意識が薄れる暗示を巧みに入れていきます。

多くの女体化作品のように自分の体が変化するのではなく
元々存在する女性の体にこちらの精神だけが移る描写がされているおかげで
女体化を受け入れやすく、さらにはこの後始まるエッチへの布石にもなっています。
催眠パートで行うのは取っ掛かりで、エッチを通じて女体化を定着させる変わったスタンスが取られています。

暗示を受け入れやすい精神状態にしてからイメージで女体化させる割とシンプルな催眠です。
主人公の心をさやかの体に移すことを目的に
古典と現代の技術を織り交ぜながら少しずつ着実に催眠を深めてくれます。
キャラや人間関係がしっかりしているから主人公自身になりきりやすく
亜美の誘導の的確さも相まって多くの人が催眠特有の心地よい感覚を得るでしょう。

「声を聞いていると 体の力が すーっと 抜けていきます」
中でも最も感銘を受けたのは亜美の演技です。
例えば上のセリフ、催眠音声だと割とよく聞くフレーズなんですが
一語一語の口調や間が微妙に変えられていてあっさり力が抜けてしまいます。

キーとなる暗示の言い方がかなり細かく練られてますし
ひとつひとつの言葉に細心の注意を払いながら催眠を進めているのがわかります。
それらがしっかりと心に響き、残り続けるからこそすんなり催眠に入れるのです。

まとめると、様々な美点を兼ね備えている極めてレベルの高い催眠です。
男の心のまま女に犯される快感
エッチシーンは37分ほど。
プレイは乳首オナニー、オナニー、理恵とのキス/乳首舐め/手マン/ディルドSEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフは一応ありますが射精表現はありません。

「女の子の体験 させてあげる」
主人公の心とさやかの体と同化させた亜美は
女の子の気持ちをより深く理解してもらおうとオナニーの指示を出します。

エッチは彼が催眠を受けている同じ時間に学校にいるさやかをイメージし
前半はオナニー、後半は理恵とのエッチを楽しみます。
ちなみにここからは亜美が彼のことを「さやか」と呼ぶようになります。

男性が一切登場しないレズプレイなのですが
彼とキスすらしたことのないさやかが他の女性からハードに責められる寝取られ展開が
女性の快感と背徳感の両方を執拗に高めてくれます。
これがタイトルについている「欝絶頂催眠」の正体です。

「乳房を大きく掴み 何度か揉んでみる その瞬間 背筋がゾクゾクして 気持ちよくなる」
「1、0 はいっ! 全身の感度が 今までより高くなるよ?」

前半のオナニーシーンは女体化のさらなる安定化と感度の強化がメイン。
さやかが自分のおっぱいやおまんこを慰める様子を描きながら
運動支配と感覚支配の暗示を絡めて聴き手にも主観的に楽しませ
さらにはカウントを数えて段階的に快感が大きくなるよう導きます。

女体化作品でセルフが登場する作品というのも珍しいですね。
イメージの中のさやかがエッチしているような描写ですし、頭の中で楽しむものなのでしょう。
ですが催眠の入り具合によっては手が勝手に動く可能性もあると思います。
私の場合は股間にオナニーしている時のような快感が継続的に感じられました。

「ほら 全部溶けるよ? 思考が とろっとろになってくる …あれ? ボクって誰だっけ? 俺って誰だっけ?」
また亜美はプレイの様子を語りながら適度に催眠が深まる暗示も入れてきます。
女体化催眠はまず催眠に入り続けていることが重要ですから
そのための気配りをしてくれているのは非常にありがたいです。
催眠に漂い続ける心地よさも感じながら気持ちよくなれます。

そうやって十分すぎるほどの準備を整えたところでいよいよ理恵が登場し
彼女が責める形でさやかと濃厚なレズプレイを繰り広げます。
熱いキスをしてから乳房を舐め、横になったさやかのおまんこを指でかき回し
さらにはディルドで貫く男女のものに近いプレイを
主に感覚支配の暗示を使って自分自身のことのように伝えてくれます。

「彼氏であるあなたが触ったことがない おまんこ そんなさやかのおまんこを お姉様の指が 念入りにかき回し始めたよ」
「これが さやかの処女を奪ったのよ? 今から それであなたを気持ちよくしてあげるよ」

そしてここでは亜美が事あるごとにこれが寝取られプレイであることを意識させるセリフを投げかけます。
女体化催眠ですので当然体は結構気持ちいいです。
でも心は男のままだからこのプレイを素直に受け入れられない。
この2つの相反する要素があるから余計に燃えるんです。
女体化音声でしか味わえない独創的なシチュが光っています。

ここまで何度も何度も感度を上昇させていたこともあって
最後の瞬間は股間や脳に突き抜けるような激しい快感がありました。
そして事後にちょっぴり後味が悪くも感じました。
寝取られ要素を精神的なスパイスとして上手に活用しています。

このように、女性同士のエッチに寝取られを織り交ぜた質の高いエッチが繰り広げられています。
複雑な気分を抱きながら気持ちよくなれる作品
キャラや人間関係、ストーリーが生み出すしっかりした世界観
恋人が寝取られる様子を主観的に味わうエッチなど、他には無いものをいくつも持っている名作です。

亜美は友人の彼氏の相談に乗ることを名目に彼をさやか自身になりきらせ
彼女の心が既に自分から離れていることをエッチをしながら思い知らせます。
プレイだけをみれば愛し合う女性同士のあまあまなエッチです。
しかしそれに恋人として参加するとそれなりに心が打ちのめされます。
この見事な着眼点が作品の個性を最大限に引き出しています。

そして複雑な人間関係に基づくエッチを催眠の技術を駆使してしっかりと表現しています。
どんなに素晴らしいアイデアでも形にできなければ意味がありません。
完成度の点でもここまでのものはなかなかないでしょう。
聴いてる間は時間を忘れるほどのめりこめましたし、十分すぎるほど気持ちよくもなれました。
「非の打ち所が無い作品」というのが私の正直な感想です。

催眠はここまで色々書いてきましたけど唸りっぱなしでした。
全体的な流れから細かい言葉の表現やかけ方に至るまでが練りに練られています。
特に冒頭の掴みと開始直後の瞼を閉じさせるまでが秀逸です。
最近の作品にもまったく引けを取らないクオリティを持っています。

エッチは最後に行う1回の絶頂に向けてひたすら気持ちを高めていきます。
暗示による快感や感度の上昇に加えて背徳的な気分がそれを後押ししています。
といっても寝取られる相手が女性ですからそこまでブラックではありません。
精神が余程弱い人でもなければ引きずることはないでしょう。
淫語それなり、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

…といった感じにベタ褒めしてきた本作品にも一つだけ残念なところがあります。
それは値段の高さ。
76分に対し2400円と最近の作品に比べてかなり割高です。
このクオリティなら仕方ないとも思うんですけどね…
発売からもう5年以上経ちますし、いつの日か廉価版が出てくれることを願っています。

コスパの面でやや難点があるものの、独創的なテーマや完成度の高さに敬意を表し
本作品をサークルさんでは2本目の満点とさせていただきました。

CV:川瀬ゆづきさん、紅月ことねさん(冒頭の諸注意のみ登場)
総時間 1:16:04

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

田舎の無感情保健委員長と早漏の特訓。

サークル「にこみどり」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、口調は事務的なんだけど態度はとっても献身的な女の子が
早漏改善をテーマに様々なプレイを行います。

主人公の早漏特性を踏まえて射精シーンを数多く用意し
処女な彼女が一生懸命ご奉仕する姿を効果音を微妙に変化させながらリアルに描いています。
途方もない早漏少年へのハードなトレーニング
保健委員長の「七草楓(ななくさかえで)」に早漏改善のトレーニングをしてもらうお話。

「…いる? 同じクラスの 七草」
楓は淡々と話す整った声の女の子。
寮内にある主人公の部屋にやってくると
彼の早漏を改善するためのトレーニングをすると言います。

本作品の大まかなストーリーを説明しますと
2人の通っている学校にはおちんちんの耐久度が成績に影響する変わったシステムがあり
彼は先日のテストでクラスでたった一人の赤点を取ってしまいました。
そのあまりの早漏っぷりに困り果てた保健の先生が彼女にトレーニングを依頼し
用意されたカリキュラムに沿って段階的に耐久度を上げていきます。

そして作中では彼の早漏具合がよくわかるように
およそ50分の実プレイ時間の中で14回もの射精シーンが登場します。
単純計算すると3分30秒ごとに1回射精する感じです。
しかもすべての射精に効果音が入っているだけでなく
プレイの内容=快感の大きさによって律動回数や時間まで微妙に変化します。

射精という最重要シーンの質・量どちらにもこだわっているのがいいですね。
他にもバックに木枯らしの環境音を流して季節感を出すなど
「音」に関する様々な演出が作品にリアリティを与えています。

「勃起してる 何か…いやらしいことでも考えた? 別にいいけど」
もう一つの大きな特徴は楓のキャラ。
彼のおちんちんや射精を見てもあまり感情を表に出さず
「無機質」と呼ぶのがぴったりな口調ですべてのプレイを行います。

こうやって書くと事務的系の作品に思われがちですが
彼女の場合は単に不器用なだけで冷たい印象はそれほど感じません。
彼が追試に合格したら彼女の内申点が上がる背景があったとしても
本当に冷たかったら彼のためにわざわざエッチのお手伝いをすることはないでしょう。

プレイ自体も一部で手厳しく思える部分があるものの、基本的には彼に合わせて行っています。
特に後半では自分の処女を犠牲にしてまで彼を育てようとする健気な姿も見せてくれます。
性に不慣れな女性が一生懸命尽くしてくれる姿には心温まるものを感じます。
テーマに沿ったややハードなエッチ
エッチシーンは5パート51分ほど。
プレイは手コキ、オナホコキ、フェラ、SEX(騎乗位)です。
手コキ、オナホコキ、SEX、射精の際にややリアルな効果音が鳴ります。

「この程度の散らかり具合 私の部屋と変わらない …下 脱いで」
主人公に事情を説明し今からトレーニングを開始することを告げた楓は
彼にズボンとパンツを脱いでもらい、既に勃起しているおちんちんを優しく握ります。

エッチはパートごとにメインのプレイを切り替えながら彼女がリードする形で行います。
エッチ全体を通じて挙げられる大きな特徴は3つ。
1つ目は彼女の責めに応じて効果音が鳴ること
2つ目は責めのペースが比較的緩くなっていること
3つ目はプレイをしている最中は彼女がセリフをほとんど言わなくなることです。

1つ目は一般的な音声作品だとバックで効果音を垂れ流す場合が多いのに対し
本作品は手コキ音やピストン音が彼女の息遣い=動きに合わせて鳴ります。
声と音の連携が取れているから実際のプレイにより近く感じられます。

2つ目は彼があまりに早漏なため、普通の刺激を与えたらすぐ達してしまうからです。
パート終盤の射精シーンでも他の作品での標準くらいのペースなのですが
射精シーンが多いおかげでだらだらとやっている印象は薄いです。
これも作品のテーマやキャラに合わせた細かな演出と言えるでしょう。

3つ目はそれぞれのプレイが本格的に始まった後は
彼が射精するまで彼女の息遣い・効果音・環境音だけが流れるようになります。
エッチな音に集中できる分、抜きやすく感じるでしょうね。
1回ごとの射精間隔が短いのを考慮してエロさを出すためにこうされたのだと思います。

一番最初の「特訓その1 手こき」パートはもちろん手コキがメイン。
とりあえずどれくらい早漏なのかを確認しようと楓がおちんちんに触れたところ
主人公は30秒も経たずにすぐさま射精し、少し休憩を挟んだ2回戦も2分でイク醜態を晒します。
普通の女性だったら「早すぎ」と呆れるのではないでしょうか。

「いい 握っただけで射精したさっきに比べれば 頑張ったほう」
しかし彼女は彼を貶すどころかあまり気にしてないと言い
さらには2回目の射精の後に褒めるほどの優しさを見せます。
「精液が制服にかかるから」と自ら下着姿になりサービスするなど
無機質な口調とは正反対に態度はとても温かいです。

それに対して2番目の「特訓その2 オナホール」パートはトレーニング色が強い内容。
手コキで1回射精させ、彼の精液を潤滑油代わりに使いながら
およそ8分間に渡ってオナホで責め続け彼を5回連続の射精へと追い込みます。
本作品の中で最も射精間隔の短いシーンです。

「苦しそうだったけど 大丈夫?」
彼女も後のほうになるとさすがに気遣う言葉をかけるのですが
彼の早漏を改善するために比較的緩いペースで責め続けます。
おかげでプレイのハードさに比べると雰囲気は和やかに感じました。
彼女の責任感の強さが良く出ているプレイだと思います。

トレーニングの甲斐もあって3番目のフェラは2回にまで射精を減らすことに成功した後
彼女は最後の仕上げに自らの処女を捧げて彼の奮起を促します。

「中に出したら妊娠する それは取り返しがつかない だから 絶対に出さないで …入れるから」
自分が処女であること、生理が来ているので中に出したら妊娠する可能性があることを告げつつ
自ら進んで生で彼と繋がる彼女の姿はとても美しく
初めての痛みに耐えながら腰を振る様子も生々しくてエロスがあります。

この彼女の決意に対して彼がどういう形で応えるのか。
SEXシーンとその後のやり取りは本作品の大きな聴きどころと言えます。

このように、無機質な彼女のキャラとはまるで違う熱いエッチが繰り広げられています。
濃いエッチが楽しめる作品
学校教育に早漏を絡めた珍しいテーマや楓の無機質なキャラ
射精回数や細かな動きにまでこだわったエッチなど様々な魅力を持っている作品です。

気持ちを伝えるのは苦手だけど責任感は人一倍強い女の子が
自分の体を使い精液まみれになりながら少しずつ彼の耐久度を上げていきます。
冒頭のやり取りを聴いた段階では彼女に無慈悲に射精させられるのだろうと思っていただけに
プレイの際に見せる健気さや細かな気配りが余計に温かく感じられました。

最後に処女を捧げ、中出しまで許してしまうところにもグッとくるものがあります。
相反する要素を併せ持つ彼女の存在なくしてこの作品の良さは決して語れません。
異性と接するのにあまり慣れていない可愛い女性に映りました。

そしてトレーニングの一部始終を変化に富んだ効果音を駆使してリアルに演出しています。
中でも動きに合わせて音を鳴らすのはGarden of pleasureさんの作品を初めごく僅かです。
無駄なセリフを挟まないのは音に自信があるからできることです。
我慢した後に来る射精はたくさん出ているように音を鳴らしているのも実に見事です。

エッチは各パートの時間を15分程度で揃え
後になるほど射精回数を減らすことで特訓の成果を表現しています。
くちゅ音多め、淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

ストーリー・キャラ・エッチのすべてに個性を持たせ、尚且つバランスも取れている総合力の高い作品です。
本レビューを読んでピンと来た方は是非ともお試しください。

CV:蝉サブレさん
総時間 1:28:46

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
最終パートの耳かきはエッチのおまけに近い内容です。
効果音が硬くリアルさに欠けるため、これ目当てで聴くのはおすすめできません。

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