同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

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FOURSIS

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、男子校に勤めている心優しい保健医が
女の子っぽい生徒を本物の女性へと変えるために催眠を施します。

女装をテーマとした風変わりな女体化催眠を楽しめるのが特徴で
自分の好きな衣装を選び、それを身につけるイメージに催眠の技術を上手に絡めながら
より気持ちよくなれるようにと感度を上昇させる暗示を何度も入れてくれます。
女装男子から可愛い女の子へ
保健医の春香に催眠をかけられ女の子のエッチを楽しむお話。

「先生助けてください!」
あきらは女の子にとても近い可愛い声の男の子。
「どうしたの? あきら君 調子悪いの?」
春香はおっとりとした甘い声の女性。
クラスメイトにセーラー服を着せられ追い掛け回されていた彼が
保健室に逃げ込み、彼女に事情を説明するところから物語は始まります。

あきらが通っている学校は男子校、つまり年頃の女の子が一人もおらず
彼はその可愛い容姿や文化祭で女装コンテストに出た経緯もあり
クラスメイトたちから擬似的な性の対象として見られています。

彼は表面的には嫌がっているのですが、春香から見てもとても似合っていることから
催眠を使って女の子になる素晴らしさを教えてあげる、というのが大まかなあらすじです。
そしてあきらが最初から女の子の格好をしているシチュを利用し
「女装」をひとつのテーマとして掲げながら催眠を行っています。

催眠はおよそ22分間。
目を開けたままベッドに寝転び、カウントに合わせて体に力を入れたり抜いたりした後
天井にある蛍光灯を同じくカウントを数えている最中ずっと見つめ続けます。
ちなみに本作品は催眠・エッチ共にカウントを数えるシーン非常に多いです。

「目を逸らさないでね じっと見つめて そうすると だんだん目が疲れてくる」
長くゆっくりしていたカウントや、春香の瞼に重さを感じさせる暗示を聞いていると
人によっては後になるほど眠いとか、目を開けているのが辛く感じるでしょう。
また直後の目を瞑った瞬間に妙に落ち着く気分が湧いてきます。
KUKURIさんは多くの作品でこの凝視法を好んで使われる傾向が見られます。

お次は軽く深呼吸をしながら体をパーツごとに脱力し
それからカウントに耳を傾けながら軽い催眠状態へと入ります。

「深い眠りに入る ワンピース スクール水着」
ここではテーマの女装にちなんで彼女が様々な女物の衣装を用意し
それらの中から自分が実際に着たいものを探す珍しいイメージが用いられています。
その後も衣装に手を伸ばす形で腕浮揚をさせたり、それを抱きしめながらしばらく幸せな気分に浸らせるなど
女装するまでの一連の動作に催眠の技術を上手に絡め、徐々に深まるよう導いてくれます。

そして最後は衣装を着るのに合わせて体が女の子の体へと変化するのをイメージし
エッチの下準備として体の感度が上がる暗示に耳を傾けます。

「あきらちゃんの胸が大きくなっている 下半身も女の子とお・な・じ」
春香が「あきらちゃん」と意図的に女の子っぽい呼び方をしていたり
胸や股間といった女性の象徴的な部分の変化を重点的に実感させるなど
女の子になりきらせる最後の仕上げに相応しい言い回しが徹底されています。

しかし同時に行う感度上昇が短いカウントを何度も数えなおし
その都度「感度が上がっていく」と1回言うだけなのには大いに疑問を感じます。
本作品におけるカウントは回数が多いのに対し前後の暗示が質・量いずれも乏しく
その結果、変化がまったく実感できない人が出てくる可能性もあります。

せめてカウント自体に何らかの暗示を込めていれば違ったものになっていたのでしょうが
そういったところもありませんし、私には無闇に乱発しているように映りました。
カウントを数えること自体はいいのですが、もう少し大事に扱ってほしかったです。

少年が女装する様子を軸に催眠を深めていくテーマ性を持った催眠です。
女性としての快感を楽しめる心と体を得てもらうことを目的に、まずは古典系の手堅い技術である程度深め
それから女装のイメージを絡める形で徐々に女性になった気分にさせていきます。
KUKURIさんということで技術の運用や繋げ方もしっかりしてますし
女体化はともかくとして、ある程度の催眠状態には入れるものと思います。

あとカウントを用いる頻度については首を捻りますが数え方は上手です。
カウントごとの間、数えるペース、声のトーンをシーンに合わせて微妙に変化させています。
数字を聞いていると心が落ち着くと言われてますし、そちらの効果は見込めます。
女性に、男性に体をいじられる快感
エッチシーンは13分30秒ほど。
プレイは春香からの乳揉み、乳首責め、手マン、クンニ、男の子とのSEX(正常位?)、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは一応ありになります。

春香「服を脱がしてあげる 大きくなった乳房 優しく揉んであげるね」
催眠を使ってあきらを女の子へと作り変えた春香は
より女の子の素晴らしさを教えるために彼のおっぱいを刺激し始めます。

エッチは前半~中盤は春香とのレズプレイ、後半は見知らぬ男の子とのSEXをし
最後に自分のクリトリスをいじりながら絶頂します。
女体化作品でありながらセルフがあるところが大きなポイントです。

女体化の際に春香が「おちんちんがクリトリスへと変わる」と言っていたり
絶頂シーンでクリトリスをいじる指示を与えていることを考えると
暗におちんちんを直接いじるよう言ってるのかもしれません。
個人的にはイメージによるドライの方がイキやすいと思うのですが、捉え方は人それぞれです。

「乳首が乳房が熱くなる 熱い 熱い」
「割れ目を何度もなぞるよ? そのたびに快感が襲ってくる」

プレイの様子はと言うと、春香が直接責めるシーンはもちろん
男の子が登場した後も彼女が終始暗示を使ってプレイの快感を伝えてくれます。
どちらを相手にする場合も普通にエッチをする感じで陵辱っぽさはほとんどありません。

中でも催眠パートに引き続き感度を上昇させるシーンが非常に多く
後になるほど股間がムズムズするとか、妙に熱く感じる人がいるでしょう。
最後の絶頂に向けて少しずつ確実に気持ちを盛り上げてくれます。

春香「気持ちがいい おまんこから快感が湧き上がってくる」
あきら「ああっ いいっ いいのぉ」
春香たちの責めに合わせてあきらの喘ぎ声が流れるのもいいですね。
いくら暗示がしっかりしていると言ってもエッチな要素は大事ですし
その可愛い声も性的興奮を後押ししてくれます。
常にバックで流れるのではなく、春香のセリフに被らない形で喘いでくれます。

終盤は突然現れた男の子におまんこを貫かれ
その様子を描きながら短いカウントを何度も刻んで感度を上昇させ、絶頂へと導きます。
絶頂開始から終了までの時間が2分程度取られてますから
ドライ慣れしている人なら長めの快感が味わえると思います。

このように、男性・女性両方に責められるエッチが繰り広げられています。
小さくまとまっている作品
オーソドックスな作りの中に中性的なあきらのキャラを取り入れて個性を打ち出している作品です。

女装少年が心の底から女装を楽しめるように
春香は彼を実際の女性になりきらせることでストレートに抵抗心を削ごうとします。
催眠パートの技術運用やエッチでのプレイ運びは割と大人しいのですが
途中に女装するイメージを絡めたり、エッチの相手を男女両方用意するなど
あきらの性質や今後のクラスメイトへの接し方を踏まえているところに面白さがあります。
キャラやストーリーを活用したドラマ性のある催眠音声と言えます。

「指が動くたびに 初めての快感が何度も襲ってくる 頭の中も 一緒に犯されているような感覚になる」
個人的に最も印象的だったのがエッチシーンにおける春香の暗示の表現。
責める部位や責め方に応じて微妙に内容を変えながら快感を上手に伝えています。
あきらの喘ぎ声も合間に適度に流れる程度でそれほど邪魔になりませんし
どれくらい気持ちいいのかをセリフ以外の方向からストレートに教えてくれます。

そんな長所を持つ一方で、全編に渡って行われる異常なまでのカウント
それらに付随する暗示が淡白といった弱点もあります。
総時間が40分程度と短いので効率良く絶頂させたい気持ちもわかるのですが
本作品に関して言えばマイナスに働いているかなと。

催眠パートにおける深化シーンでの追い込み暗示の弱さが特に気になりました。
ここをうまくやらないと作品自体が破綻してしまう恐れもあるわけですから
もっと入念に行ってから女体化に進んだほうが、より多くの人が楽しみやすくなるのではないでしょうか。
喘ぎ声そこそこ、淫語ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

以上のことから今回は以下の点数とさせていただきました。
今から6年以上も前に出た古い作品というのもあるのでしょうけど
現在の作品に比べて色々な部分に違いを感じます。

CV:桃華れんさん
総時間 41:36

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

RE-PRIVATE LESSON~義姉調教~

サークル「KUKURI」さんの無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、血の繋がっていない弟がお姉ちゃんとの親睦を深めるために
催眠を交えたちょっぴり恥ずかしいエッチをします。

女体化音声でありながらセルフパートがあるのが最大の特徴で
彼は感度が上がる暗示を何度も入れながら、自分の前で痴態を晒す羞恥に快感を感じるよう誘導します。
全体的に内容が玄人向けなので、既にある程度の経験を積んでおり
その上で変わった女体化音声に挑戦してみたい人向けの作品と言えます。
素っ気無い弟からの珍しいお願い
弟のあきらに催眠をかけられ目の前でオナニーするお話。

「姉さん 暇そうだね」
あきらはややトーンの低い中性的な声の男の子。
友人との約束をキャンセルされて暇そうにしている姉のゆかりに声をかけると
最近勉強している催眠術の練習に付き合って欲しいと言います。

この二人は戸籍上は紛れもない姉弟なのですが
再婚した両親がそれぞれ連れ添ってきた子供にあたるため血が繋がっていません。
そのため同じ家に住んでいてもあまり話す機会がなくゆかりもそのことを気にかけていました。
そこへ珍しく彼が催眠の練習相手になって欲しいと言い、それに彼女も応えてあげます。

そんなわけで聴き手はゆかりになってあきらに催眠をかけられます。
男性が術者を担当するわけですが、彼の声や口調が少年あたりに留まってますから
一般的な催眠音声と同じ感覚で聴けます。

催眠は2パート13分ほど。
最初の女体化パートは彼のカウントを聞きながら自分がゆかりになった気分になります。

「ゆかり 自分の体を見てみて 女の子になってるのが わかるよね?」
パートの時間が約1分半、さらにカウントに合わせて暗示を入れるだけの極めてシンプルな女体化のため
ここだけで本当に女性になりきるのはさすがに難しいです。
ですがこの先のあきらのセリフがすべて女性に対するもので統一されていますから
ここでひとまず心の準備をして、それから女の子の気持ちを定着させる流れと考えるのがいいでしょう。

その後に始まる本格的な催眠パートは、最初に一点をしばらくじっと見つめてから目を閉じ
少しの深呼吸を挟んでから階段を下りるイメージを交えて何度もカウントを数えます。
KUKURIさんが好んで使われている凝視法を初めとした古典催眠の色が非常に強い内容です。

「目をそらさないでね じっと見つめて そうすると だんだん目が疲れてくる」
「僕の声を聞いていると あなたは 幸せな気持ちになる」

彼の低くぼんやりとした声が耳に心地よく、カウントも数に合わせて適度にトーンやスピードを変化させてくるおかげで
瞼の重さや眠くなる感覚は比較的味わいやすくなっています。

終盤のカウントもゆっくりと時間をかけながら数回行い
その都度合間に「落ちる」「眠くなる」といった暗示を何度も入れてくれます。
時間は短めですが作りが丁寧で落ち着きやすい雰囲気が漂っています。

一番最初に女体化の暗示を入れてから催眠状態を深める変則的な催眠です。
ゆかりになりきり、あきらの声に対して心地よさを感じさせることを目的に
催眠音声でもよく見られる定番の技法を上手に繋げながら段階的に深めていきます。

最近の作品ですと古典催眠+現代催眠のハイブリッド型が多いため
それらに比べると本作品のようなガチの古典催眠は堅苦しさを感じるかもしれません。
ですが技術の運用方法、声の使い方がいずれも優れてますので
催眠音声を既に30本くらい聴いている人ならある程度の深さまでいけると考えています。
その反面、最近聴き始めた初心者は避けたほうがいいかなと。
こういう古典型は人によってかかり具合に結構な差が出ます。

冒頭の女体化も催眠がある程度深まってから行うケースがほとんどですし
女体化音声に挑戦したい人や聴き始めた人にはやっぱり不向きです。
この後行うエッチの内容も考えると女体化音声上級者向けに位置づけるのが妥当です。
弟に体をいじられる快感
エッチシーンは28分間。
プレイは乳揉み、乳首オナニー、オナニー、擬似SEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「ちゃんと返事できたね いい子だ そうだ いい子にはご褒美をあげないとね」
催眠の最後で自分の言うことに従うよう呼びかけ、それを受け入れられたあきらは
ゆかりへのご褒美として目の前でオナニーする許可を出します。

エッチは二人が肉体的に接触するシーンは一切なく
彼が暗示を使って感度を上げながら彼女にオナニーする指示を与えます。
調教がテーマなのですが屈辱的なポーズをとらせるとか、服従のセリフを言うシーンは特にありません。
純粋に感覚を操作されながら気持ちよくなることのみを目指しています。

「乳首が感じる あなたの乳首が 快感に襲われる 乳首の感度が どんどん上がっている」
「弟にいじられて感じちゃう 乳首がビクビクしちゃっておかしくなりそう」

一番最初のプレイは乳揉み&乳首オナニー。
前半は自分で、後半はあきらにいじられていることをイメージしながらいじります。
彼を登場させているのは最後の擬似SEXへの準備でもあるし
他人にいじられたほうが精神的な興奮が高まりやすいからでしょう。
「男性にいじられている」事実を通じて自分が女性であることを遠まわしに自覚させているのもあります。

またプレイ中はカウントを交えながら体が熱くなる暗示を何度も入れてくれるおかげで
後になるほど股間を中心にエッチな熱が高まるのを感じるかもしれません。
淫語やエッチな声を漏らすシーンはほとんどなく技術のみで気持ちよくさせてくれます。

「あなたの腰がゾクっと震える 手が股間のあたりを触るたびにゾクゾクしてくる」
本作品のエッチで最も個性的なのがその後のシーン。
あきらは自分の股間に実際に触れ、性器を慰めるよう指示を与えます。

結論から言うと、このシーンで本当にいじるのは正直お薦めしません。
乳首をいじるだけに留めてその先はイメージで楽しむほうがずっとやりやすいです。
気になって調べてみたのですが女性向けというわけでもないようです。
ただこの内容だと女性の方がエッチをより楽しみやすいのではないかなと思います。

「あなたの頭の中は 快感に包まれる 考えられるものは 快感のことだけ もっと もっと もっと気持ちよく 指を動かすんだよ」
「あそこが 熱くなってくる 爆発しそうなくらい 気持ちよくなってくる」

最後の擬似SEXシーンは自分の指をあきらのおちんちんに見立てて挿入します。
イメージでいいと言った理由は暗示を聴いているだけでも結構股間が熱くなるからです。
フィニッシュも他のドライ系作品と同じくカウントに合わせて絶頂するスタイルですし
そういうプレイとして見る分には普通に楽しめる内容に仕上がっています。

このように、自分を慰める快感を女性視点で楽しむエッチが繰り広げられます。
女体化音声を聴き慣れているのなら
有料・無料どちらの女体化音声にも無いものを持っている個性的な作品です。

あきらは催眠の勉強をする名目でゆかりに近づき
それを行いながら少しずつ自分の声に感じ、従いたくなるよう導きます。
術者が男性、さらには女体化が変則的と癖のある部分もありますが
催眠やエッチの進め方は他の女体化音声とそれほど違いはなく
イメージプレイが主体のドライ系作品として楽しめる余地があります。

催眠もKUKURIさんの場合しゃべるスピードが速すぎる、進め方が強引に感じる作品も一部あるのですが
今回はそういったところも特に無く全編を通じて慎重かつ堅実に進められています。
中でもあきらの声の扱いが上手で催眠に入りやすい雰囲気があります。

ですが最初に女体化を持ってきているところだけはさすがに首を捻ります。
私が聴いている限り、こういうスタイルの女体化は本作品しか記憶に無いですし
実験的な要素があるからこそサークルさんがこの作品を無料にされたのかもしれません。

エッチは女体化でセルフ有りというのは他に無いのではないでしょうか。
イメージ以外だとオナホを用意してそれをいじる選択肢もあるにはあります。
でもドライ慣れしている人ならイメージだけでも楽しめるんじゃないかなと。
無料ですので実際にお試しいただくのが一番でしょう。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

非常に変わったスタイルの女体化作品です。
当サイトでは女体化音声を十分に経験している熟練者にのみお薦めします。

CV:狭霧京さん
総時間 49:38

KUKURI
http://b.dlsite.net/RG07897/archives/1463392.html

UTERUS

サークル「KUKURI」さんの無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、催眠を受けて女性へと生まれ変わった後に
以前仲良くしていていた謎の女の子と愛し合います。

生命のふるさとである海を舞台に、波の音などのリラックスに効果的な音を鳴らしながら
海の底に沈んで一度自分自身の存在をリセットし、女性として再構築するといった
UTERUS(子宮)の名前をそのまま反映したかのような催眠が繰り広げられています。

エッチはレズプレイの中でも相当にソフトな部類に留まっているものの
最中に感度強化を重点的に行ってくれるおかげで
エッチな熱が自然と湧き上がってくる体験がしやすいです。



母なる海に包まれながら
お姉さんの催眠で女の子になり、その後「みちる」とエッチするお話。

「月明かりに照らされた砂浜を歩く 月を眺めるために 砂浜に寝転がる」
お姉さんは明るくて優しい声の女の子。
昔一緒によく遊んでいたみちると月明かりに照らされた浜辺で偶然出会い
抱かれたりキスをされるところから物語は始まります。

本作品ではお姉さんが催眠誘導パートを
みちるがエッチパートのメインの語り手を担当する形で進められます。
みちるの声はお姉さんをちょっぴり幼くした程度の違いしかありませんから
たぶん聴いている最中は2人の違いを感じることはほとんどないでしょう。

催眠はおよそ17分30秒間。
まずは舞台となる夜の浜辺をイメージしながら
深呼吸をしたり、お姉さんに言われた部位を意識して脱力します。

「深呼吸が終わると 体の力が抜けて とてもリラックスした状態になります」
深呼吸による自然なリラックス、合間に入る彼女の暗示
そして音声の冒頭から流れる波の音やヒーリングミュージックのような音楽が
うまい具合に合わさって海に佇んでいる気分を感じさせてくれます。

声よりも音楽のほうがボリュームが大きいため
聴き始めた当初は声に集中しにくいかもしれませんが
催眠パートでは何らかの音が流れ続けますからそのうち慣れると思います。
聴いた限りですと上記以外にバイノーラルビートらしき振動音も混ぜていました。

適度にリラックスした後は水面に少しだけ浮かび
それから体が重くなる暗示を入れられながら海の底へと沈んでいきます。

「体が重たい 重たい 石のように重たい 体が重たい 重たい どんどん重たくなっていく」
右手・左手・両足・頭の中を順番に脱力していく定番の手法なのですが
最中のセリフに「重い」をかなり多く織り交ぜながら暗示を入れてくるおかげで
このあたりから体が重いとか、動かない感じがするのを実感し始めます。
彼女もそう感じてもらえるようトーンを下げた声で語りかけてくれます。

「お腹の中は とても温かくて ゆったりしてて 気持ちがいいの」
海の底に到達し、自分の体を泡に変えて一度存在を曖昧にしてから
最後に母親の胎内にいる様子をイメージし、同時に体に温かさを感じます。
ここまでとは違うゆったりとした調子のピアノBGMや環境音が登場し
今まで以上に安らげる思いがしました。

生命誕生の地である海を子宮に例え
そこに一度帰り、還元しながら心身をリフレッシュする催眠です。
KUKURIさんの作品では珍しく音楽や環境音を主軸に据えており
それらに感覚を操作する暗示を上手く合わせて催眠状態を深めていきます。

全体的にお姉さんのセリフのペースが速く間も短いため
催眠音声に不慣れな人だと慌しくて入りにくいかもしれません。
ですが多少場数を踏んでいる人なら音楽も含めてついて行けるのではないかなと。
暗示の内容から重感や温感をより強く感じる人が多いと思います。



とことんまで感度を高めていくエッチ
エッチシーンは41分ほど。
プレイはオイル塗り、全身舐め、キス、手マンです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「男の子から 女の子へ生まれ変わるんだよ?」
催眠によって一度赤ちゃんへと戻った主人公は
今度は女性として生まれ変わり
それから女の喜びを楽しむためにみちるとエッチをします。

エッチは最初の3分ほどを使って女体化の催眠を施した後
みちるに優しくリードされながら体の様々な部分を責められます。
ここからは環境音や音楽は一切流れません。

「適度な大きさの乳房と ピンク色の乳首 もちろん乳房の感度は抜群だよ」
「膣の中に何かが入ってきたら 気持よくて 仕方なくなっちゃう」

序盤の女体化は女性としてのおおまかな容姿と
象徴的な部位のみにスポットを当てたシンプルなタイプ。
本作品のエッチのテーマが「全身のおまんこ化」にあるだけに
そこを責められる快感に最も力が入れられています。

その後のみちるとのレズプレイは全身をいくつかのパーツに分けて
彼女に媚薬効果つきのオイルを塗りたくられたり体の隅々まで舐められます。
これだけを聞くとえらくソフトなプレイに思えるでしょうが
プレイ中は様々な手を使って何度も何度も感度を上昇させてきます。

「オイルを塗られた胸が かーっと熱くなる 熱い 熱い 熱くて仕方が無い」
実際のプレイの様子も感覚操作の暗示を入れてくるシーンが非常に多く
主人公自身になりきりながらプレイを聴きやすくなっています。
そして催眠パートの終盤で感じさせた温かさをエッチな熱へと変えていることから
顔や股間が火照ったり疼く感じがだんだんとしてくるはずです。

「体が触れ合うたびに全身を電気が走る ビクビクとして 快感の波が止まらない」
そうやって適度に感度を上げたところで
いよいよカウントを数えながらパーツごとに体をおまんこへと変えていきます。
あくまで例えですから本当にそうなるのではなく
とてつもなく敏感になるくらいに考えていただいくのが妥当です。
ですが肌がピリピリする感じは割と味わえました。

最後の絶頂シーンだけは2つのタイプがあり
通常版は心温まる言葉を何度もかけて幸せを感じさせながら
もうひとつのラスト違い版は引き続き全身を舐めてもう少し感度を上げてから
カウントを何度も数えて連続絶頂するようなフィニッシュを迎えます。

違いとなる部分の時間が7分程度とかなり短いため
どちらを聴いたとしても得られる快感の違いはほとんどありません。
ですから皆さんのお好きなほうをお選びください。
私個人は通常版のほうが優れていると思います。

このように、感じてもらうことを重視したあまあまなエッチが繰り広げられます。



催眠要素の強い作品
エッチをしながら言葉で感覚を操作される気分が味わいやすい作品です。

ボイスドラマ仕立ての作品が多いKUKURIさんの普段の作風とはかなり違い
お姉さんとみちるは運動操作や感覚操作の暗示を数多く交えながら
聴き手に重感、温感、エッチな気分の高まりを伝えます。
この内容なら正統派の催眠音声と言っても何ら問題はありません。
きめ細かい暗示を使って最初から最後まで上手に誘導しています。

ふたなりやペニバンも登場せずソフトなレズプレイをしていることから
サークルさんのファンだとエッチに物足りなさを感じるかもしれません。
ですが主人公が責めを受けてどう感じているかが把握しやすく
結果的には主人公自身になりやすいといったメリットもあります。
サークルさんもそれを狙って作られているように思えます。

催眠は得意とされている古典形の技術を
作品のテーマに合わせてアレンジしながら施しています。
女体化をもう少し重厚に行ってくれたら尚よかったです。

エッチは体の温かさをそのままエッチな熱へと変えています。
「カウントをするたびに感度が10倍になる」といった表現が大げさに感じますが
それ以外は至って丁寧に進めています。
どちらかというとエッチで思いっきり気持ちよくなるよりも
言葉で性的快感を操作される楽しさを味わうプレイだと思います。
ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

女性として女性に愛される喜びに浸りやすい作品です。
何度も言うようにエッチ自体は相当にソフトな部類に属します。
無料なので損はしませんが、これを理解した上でお聴きください。

CV:涼貴涼さん
総時間 導入…19:02 通常版…37:14 ラスト違い版…40:03

UTERUS
こちらからダウンロードできます

追記
リンク先のページがうまく表示されない場合は以下のリンクをお試しください。
http://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_054155zero/?i3_ref=search&i3_ord=1

※2026年8月30日追記
DLできなくなってるとのご連絡をいただきました(こちらでも確認済み)。
サークルさんが再アップされてる様子もないので現在は視聴できません。


初恋少女

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、清純な女の子と初めてするエッチを
催眠の技術を使って主人公になりきりながら楽しませてくれます。

テーマに合わせて催眠、エッチいずれも癒しを重視しながら行われており
彼女と時間を共有する喜びをしっかりと感じさせながら
綿密なイメージによって初体験の快感や幸福感をたっぷりと味わわせてくれます。
大人になり、社会に出てからの年月が長ければ長いほど
青春時代に体験したこの甘酸っぱい思いに心が満たされることでしょう。



聴き手に選択権を与えながら進める緩い催眠
お姉さんに催眠をかけられてから少女とエッチするお話。

「それは 意識を 天井に向けることから 始まります」
お姉さんはぼんやりとした穏やかな声の女性。
事前に音声を聴くにあたっての諸注意や必要物の説明をしてから
聴き手を催眠状態へと誘導し始めます。

本作品は「初恋の女性との初体験」をテーマに
彼女が様々な手段を使ってその一部始終を臨場感を持たせながら味わわせます。
KUKURIさんと言えば女体化して触手に陵辱されるなど
結構ハードなエッチで有名なサークルさんなのですが
今回はそういう要素一切無しにあまあま路線を徹底しています。

癒しや幸せを強く感じさせながら催眠とエッチを行いますから
心と体に潤いを求める人なら誰でも聴けるとっつきやすさもあります。
サークルさんの中ではかなり異色の作品ですね。

また本作を聴くにあたって以下のものを準備するようにも言われます。
1、抱き枕あるいは毛布
2、いい匂いのする香水

抱き枕が出てくる時点である程度わかると思いますが
作中ではそれを少女に見立てて実際にプレイするようお姉さんから言われます。
ですから香水はともかく毛布くらいは用意しておくのがいいでしょう。
社会的に死なないように周りの環境にもくれぐれもご注意ください。

催眠はおよそ23分間。
まずはしばらく天井の一点を凝視してから目を閉じ
自分のペースで深呼吸をしながらお姉さんの声に耳を傾けます。

「もし 瞼が開いていたとしても それはあなたが 瞼を開くという行動を 選んだということです」
「最終的に それを受け入れるかどうかを選択するのかは あなた自身なのですよ」

目を閉じた直後に目を開けてみるよう促されるシーンがあるのですが
彼女は目が開いた/閉じたままだったという結果はあまり気にせず
最終的に聴き手がリラックスできればそれでいいと言ってくれます。

他にも様々なシーンで複数の選択肢を用意しながら進めるなど
彼女は至るところで聴き手にある程度の自由を与えながら催眠を行っています。
おかげで聴いているとなんだかえらくゆったりとした心地がするでしょう。
それが初恋相手とのエッチを楽しむのに適した精神状態を生み出す下地になります。
きちんとテーマを見据えながら催眠を組み立てているのが実に見事です。

適度にリラックスした後は現在の自分の状態を確認しながら
彼女の言葉に従って少しずつ催眠状態を深めていきます。

「あなたはそれを楽しみ 面白く 感じるのです それと同時…に あなたの心は 深い深いまどろみ…の 世界に入っていきます」
「深い深い まどろ…みの世界 そこは穏やかで 安らぎに満ちた 静かな世界」

「深い」「安らぐ」など気分がさらにリラックスする単語を暗示に意識的に織り交ぜながら
区切る語句を意図的にずらす独特の言い回しに
体のバランスを軽く崩されたときのような不思議な感覚がすると思います。
でもそれに対してなんだか心地よさも感じるでしょう。
お姉さんは聴き手に催眠に入っていくのを自覚させるようなアプローチをしています。

「光が私の中に入っていく どんどんと 私の中に入っていく」
「光は私の内側へ入っていく 私の意識も内側へ…入っていく」

そして最後はおよそ7分もの時間をかけて彼女に言われたことを復唱していきます。
内容は体が脱力し温かさや心地よさを感じる、といったものなのですが
復唱=自己暗示のスタイルを取っているおかげで
彼女に似たようなことを言われた時よりも大きな変化が実感できるでしょう。

自分自身で催眠状態を深めていくスタイルにしているのも
彼女ができるだけ心にゆとりを持ちながら音声を楽しんで欲しいと思っているからです。
そんな真心がより良い信頼関係を築き、催眠に入りやすい雰囲気を作り上げています。

心地よさや幸福感を感じさせながら深めていく癒しのパワーに満ちた催眠です。
凝視法などの古典催眠の技術と現代催眠の技術がミックスされており
前者は主にリラックスや催眠を深めるのに
後者は聴き手が声に従いやすくなる雰囲気を持たせるのに役立っています。

技術の運用が適切ですし暗示の質やボリュームも十分優れていますから
多くの人がぬるま湯に浸かっているときのような幸せな気分を味わうと思います。
意識がぼんやりしたり眠気を催す可能性も非常に高いです。

サークルさんの過去作「MATERIAL DOLL IN TO THE DEEP」にかなり近い内容ですね。
催眠音声を聴き始めたばかりの方でも似たような感覚が味わえると思います。



初々しさが感じられるあまあまなエッチ
エッチシーンは26分間。
プレイはハグ、キス、乳揉み、乳首責め、手マン、手コキ、SEX(正常位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「あなたは手を引っ張り 少女を引き寄せる そして 優しく抱きしめる」
主人公を無事催眠状態へと誘導した後
お姉さんは挿し絵にある少女とのやり取りを描きながら
暗示を使ってその様子を聴き手に自分のことのように感じさせます。

エッチはこのパートから登場する少女と一緒のベッドで抱き合いながら
少しずつプレイをハードにしていき、最終的には結ばれます。
2人が初体験、しかも対等な立場にあることを考えて
プレイの客観描写、得られる快感の操作、彼女の反応をバランスよく描いていており
不慣れなりにも頑張っている彼らの様子がとてもイメージしやすくなっています。

「それでは 丸めた毛布か抱き枕を ぎゅっと抱きしめましょう」
「少女の体は とても柔らかい 少女から とてもいい匂いがする」

主人公の気分をより強く味わえる大きな要因が
先ほど書いた抱き枕/毛布を使いながらプレイを進めていることです。
素の状態だと恥ずかしいとか白けると思うでしょうが
催眠に入りイメージ力が強化されている状態ならそれほど気にはなりません。
むしろその温かさが彼女の温もりをより強く感じさせてくれます。

プレイについては最初の約18分がキスや愛撫といった前戯にあてられています。
しかし2人が少しずつ心と体を通い合わせていく様子がとても初々しく
自分が若い頃に味わった甘酸っぱい気持ちを十分以上に呼び起こしてくれます。

「そうです 揉むときは 優しく 優しくですよ?」
「あんっ そんなところ はうぅ」

特に少女の裸体に初めて触れるシーンは
女性の扱いに慣れていないのを想定してお姉さんがレクチャーし
その結果可愛い声の少女が恥ずかしがりながら感じる姿が楽しめます。

プレイ中は適度に彼女のエロ可愛い喘ぎ声も聴けますから
雰囲気的なエロさと合わさってかなり興奮できます。
私もキスシーンあたりから股間の勃起が止まりませんでした。
彼女の存在や温もりが強く感じられたからだと思います。

「ズズッとおちんちんが おまんこの中に入りだす ゆっくりと ゆっくりと 少女はあなたを受け入れる」
最も盛り上がるのは2人が初めて繋がるSEXシーン。
緊張気味の主人公を少女が笑顔でリードしながら
おちんちんを少しずつ自分の体内へと導きます。
そして痛みを感じている彼女を今度は彼が慰めながら腰を動かし始めます。

聴き手側はおちんちんを手で握って腰を動かすスタイルになるのですが
ドライ慣れしている人なら無理に合わせずイメージだけで絶頂を目指すのもいいでしょう。
お姉さんもそれらについては聴き手の自由にしていいと言ってくれます。

最中に何度もカウントを数えながらおちんちんの感度を高め
その後訪れる射精の瞬間で得られた快感は格別のものでした。
肉体的な刺激はそこまで強くなくても精神的にはずっと満たされていたからです。
大好きな人と一緒に味わう最高のひと時を見事に演出しています。

このように、幸せな気分の中で射精する充実したエッチが繰り広げられます。



表現力の高さが光る作品
とろけるような甘い心地に浸りながら気持よくなれる良作です。

作品の全編をとことんまで甘く優しい言葉で表現し
聴き手が悪い気分を捨て、初体験気分を味わえるように導いています。
聴いてる最中は脳がとろけるような幸せな気分に浸れましたし
エッチでも興奮状態を維持しながらすんなりと射精することができました。
そして事後は心地よい余韻をいつもより長く感じることができました。

「あなたの中に広がる 温もりと幸せ 広がる 広がる どんどんと 広がっていく 心と体が 幸せに満ちていく」
それはいわゆる後戯の時間がたっぷりと用意されているからです。
本作品はエッチの後におよそ30分の添い寝パートが存在し
そこでは少女の寝息を聴きながらゆっくりと眠りに落ちることができます。

お姉さんは合間に軽めの暗示を入れてくる程度なので
催眠としての意味合いはそれほど高くもないのですが
幸せな気分で音声を聴き終える重要な役割を果たしています。
こういった部分からも癒しのパワーを強烈に感じました。

作品を聴き終えて一番最初に感じたのが
戸惑いや恥じらいといったエッチではややマイナスに働きそうな要素を
敢えてプレイに取り入れ、しかも機能させている表現力の高さ
です。

KUKURIさんは人外系のアブノーマル路線で有名なサークルさんですから
こういう至ってノーマルな作品はそれほど得意ではないだろうとの予想をしていました。
しかし共に初体験の2人が適度に責め手を切り替えながら
お互いがお互いを思いやりつつ気持よくなる様子は極めてリアルで
作品の世界にスッと吸い込まれていくような魅力を持っています。

プレイも2人が何をしているのか、何を感じているのか
そして聴き手にどんな感覚を伝えたいのかが綿密に描かれているだけでなく
催眠音声としてきちんと成り立つレベルでバランスが取られています。
簡単に言えば結構難しいことに挑戦し、うまく成し遂げているということです。
この部分に老舗サークルさんが持つ底力を感じました。

催眠は今まで以上に現代寄りにしてあって十分な個性があります。
テーマを見据えてかける言葉を極力柔らかくしているから嫌な感じがせず
その結果催眠を受け入れやすい環境もできています。
声に従わされるのではなく自分から受け入れたくなる気分にさせてくれます。

エッチはプレイはかなりソフトなのですが雰囲気が飛びぬけていいです。
社会に出てから久しく失っていた異性に対する新鮮さを取り戻してくれたような思いです。
淫語と喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音ごく僅かです。

催眠音声としての完成度の高さ、テーマのレア性や大衆性を踏まえて
今回は以下の点数とさせていただきました。
初恋気分を味わいたい人、心に潤いを求めている人だけでなく
その作風からKUKURIさんの作品を今まで敬遠されていた人にも強くお薦めします。

CV:東めぐみさん
総時間 1:29:19


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点

初恋少女
体験版はこちらにあります

追記
本作品は現在DMMのみで取り扱っています。
そのうちDLsiteでも出ると思うのですがいつになるかはわかりません。

2015年4月26日追記
DMMの作品ページがうまく表示されない場合は当記事のコメントをご覧ください。

2015年4月27日追記
DLsiteでも発売開始しました。
「初恋少女」

2015年5月2日追記
サークルさんの事情によりDLsiteでの販売が終了しています。
期間限定販売だったそうですから今後はDMMのみになると思われます。

2017年2月14日追記
DLsiteでの販売が復活していたようです。

傀儡巫女~陵辱神楽歌~

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、魑魅魍魎と代々戦い続けている特殊な巫女が
触手型の物の怪に凌辱される様を彼女自身になりきって楽しみます。

リラックスを促しながら少しずつ物語の世界へと引き込んでいく催眠
人外相手でしか行えないハードで個性的なエッチと
数多くの女体化催眠音声を作られているサークルさんの実力が如何なく発揮されており
射精抜きの女性的な快感を比較的味わいやすくなっています。



和風テイストのイメージを織り交ぜた催眠
湍津(たぎつ)神社の戦巫女「天津 夏希(あまつ なつき)」になって触手や鬼に凌辱されるお話。

「こんにちは まずは私の声に耳を澄ませてください」
お姉さんは穏やかで温かい声の女性。
まずはこの音声の進行役を務める彼女の言葉に耳を傾けながら
深い催眠状態へと入るための準備を行います。

催眠は2パート27分ほど。
最初のパート(13分間)は主にリラックスするのを目的として
深呼吸をしたり、天井の一点を凝視したり、彼女に言われた部分を意識しながら脱力します。

「深呼吸をしていると 体が リラックスしていくのを感じます 体がぽかぽかしたのを感じ 全身の力が抜けていきます」
中でも脱力は体を20近くものパーツに細かく分けながら
その都度「力が抜けていきます」を何度も言って感覚を広げていきます。
直後にカウントを刻んだり今の心身の状況を確認したりもするおかげで
自分が音声を聴く前よりも明らかに落ち着いているのを実感できるでしょう。

「想像してください どこかの山の上に 小さな祠があります」
そしてそれらを行う合間に物語のキーとなるイメージも行います。
この時点では軽くするだけなのであまりピンと来ないでしょうが
後々で深い催眠に入るための重要なトリガーになります。
作品の雰囲気を感じさせながら催眠を深める面白いアプローチですね。

次のパートは夏希自身になりきるために
お姉さんが描く湍津神社の夏祭りの様子を思い浮かべながら
エッチの舞台となる裏山へと足を運びます。
もちろん情景を描くだけでなくカウントを使ってさらに脱力するよう働きかけてきますから
今までのこともあってえらく眠いような意識のぼやけを感じるでしょう。

「夏希の豊かな胸 漆黒の髪と 雪のように真っ白な肌 それが今のあなたです」
そして最後の最後、先ほどの小さな祠に到達したところで
とあるアイテムを使って夏希自身へと生まれ変わります。
体を部分ごとに変化させるのではなく、彼女自身と融合するような描写がされており
彼女の鼓動を感じながらその存在へと少しずつ自分を近づけていきます。
これの少し前に発売された「魔法少女☆リップル」に似たスタイルの女体化です。

「膣が クリトリスが 気持ちいいほど 全身に快感が何倍にもなって返ってきます」
女の子の体を馴染ませるため感覚の刷り込みも行われます。
エッチで重要になるおまんことクリトリスに焦点を絞り
それらが刺激を受けるととっても気持ちよくなる暗示を入れてくれますから
股間がなんとなく火照る感じがするかもしれません。

容姿だけの変化に留めていないところが
女体化音声メインのサークルさんらしい気配りを感じます。

凝視法、分割弛緩法、イメージによる深化などの古典的な技法を中心に据えつつ
合間に現代催眠特有の言い回しやアプローチを取り入れている催眠です。
聴き手にリラックスを促すことを目的としたシーンが非常に多く
ありとあらゆる手段を使って少しずつ効果的に心身の脱力感を強めていきます。

そして中盤からは物語のイメージを上手に催眠と絡めながら
更なるリラックス、催眠状態の強化、女体化を順を追って進めています。

聴き手を物語の世界に浸らせながら催眠を深めるのはなかなかに難しく
それを見事にやってのけているところに素晴らしさを感じました。

女体化は部分ごとの変化ではなく変身系にあたるため
私個人はある程度女体化催眠をこなした中級者以上に向いていると考えています。
元々の時間が短いのと一瞬で切り替わる流れを受け入れるには
女体化初心者だとさすがに抵抗があるのではないかなと。

それ以前の段階で自分が女性になることを自覚させる準備的なシーンがあれば
もう少し幅広く楽しめる女体化になったのかもしれません。
ここだけがいささか残念です。



心も体もハードに責め上げるエッチ
エッチシーンは1パート33分ほど。
プレイは触手による愛撫、乳揉み、乳首責め、クリ責め、SEX、アナルSEX、宿儺(すくな)とのSEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

楓「黄泉国(よもつくに)を支配する宿儺様の忠実な奴隷 それが私」
実の姉であり敵方へと寝返った天津楓の術で体の動きを封じられた夏希は
彼女の仲間「弥都波 千早(みずは ちはや)」と共に
スライムのような質感と無数の触手を持つ謎生物によって凌辱されます。

エッチは序盤~中盤がこの触手に体の穴という穴を一通り犯され
最後に敵方のボスにあたる宿儺とSEXし、中出しされます。
人外モノらしさを出すために同時責めなどハードなプレイをするシーンが多く
その様子を聴き手がイメージしやすいようにとても緻密に描写しています。


自然とのめり込めるような臨場感に溢れた表現、とでも言えばいいのでしょうか。
もしうまく催眠に入れなかったとしても十分楽しめるクオリティを持っていますから
夏希自身になりきれたらそれこそ言葉で言い表せないレベルの快感が味わえるでしょう。
私も聴いている最中はいくつものシーンでゾクゾクするものを感じました。

「ぬるぬるとした触手が 動くたびに背中がゾクゾクします」
「感度がぶわーっと高まります 乳首がジンジンしてたまりません 心とは裏腹に 乳首に触れて欲しくなります」

催眠音声の要とも言える暗示の存在も忘れてはいけません。
お姉さんは夏希が触手から受けている感覚を伝えるために
プレイの様子と並行して感覚を操作する系統の暗示を細かく入れてくれます。
適度にカウントを挟んで段階的に感度を高めるよう働きかけてくれますし
後になるほど胸や股間を中心に異常な熱を感じるに違いありません。

そして本作品が特に力を入れているのが「心への責め」。
楓は夏希を戦巫女から一匹のメスへと生まれ変わらせるために
2つの方向から彼女の心を突き崩そうとします。

1つ目はプレイの節目節目で相棒の千早が凌辱されているシーンを実況します。
彼女のほうが先に捕まったこともあり、一段階ハードなプレイをしているおかげで
これから先に自分自身が味わうプレイとその快感を予感させます。
そして自分の痴態も彼女に見られているのを感じさせ、羞恥心を煽っています。

「あなたは神聖な巫女なのに 触手に汚されて 快感を感じています」
2つ目は巫女である自分が汚されていくのを強烈に意識させてきます。
巫女と言うと多くの人が特別な存在、冒し難い存在と感じているでしょう。
その自分が得体の知れない生物に全身をまさぐられ、白濁液を塗りたくられ
最後にはおまんこだけでなくお尻の穴の処女まで奪われる。
このちょっぴりブラックなシチュが否が応にも興奮を掻き立てます。

プレイは全身を愛撫しながら媚薬効果のある液体を塗られ
おっぱい→クリトリス→おまんこ→アナルの順に責めが加わります。

「触手は躊躇なく おまんこに入ってきます 生温かい感覚に ゾクリとします」
心と体の両方が最も盛り上がるのはやはりSEXシーンでしょう。
成す術もなく触手が自分の一番大事な部分へと侵入し、処女膜を破る感覚を
敢えて痛みではなく気持ちよさを前面に押し出しながら体に伝えると同時に
彼氏ではなく触手に捧げてしまった口惜しさを心へと伝えます。
そして直後にアナルへも挿入して別方向からの快感を与えています。

心と体が十分に盛り上がるからこそ
最後に訪れる絶頂シーンで大きなオーガズムを感じることができるのです。
キャラ・シチュ・プレイなどあらゆる要素を上手に使って
お姉さんは聴き手にそうなるよう丁寧に導いています。

このように、他ではなかなか味わえない奇抜で背徳的なエッチが繰り広げられます。



汚される快感が楽しめる作品
ハードかつ個性的なエッチシーンが耳を惹く作品です。

女の子が触手に拘束されて犯される比較的シンプルな展開なのですが
責める部位を段階的に増やしながら感度を増幅させていくアプローチや
巫女というキャラを使った心の盛り上げ方が非常に優れています。

犯すのが躊躇われる子を犯すからいいんです。
ましてや自分がされる側に立ったら尚更そう思うでしょう。
実の姉に初めてを奪われたり友人を目の前に行うシチュも
興奮を誘う材料として十分すぎるほどに役立っています。

一方の催眠については今から4年以上前に出たのもありますが
今の作品に比べるとやや首をひねる点が見受けられます。

先ほど言った女体化の淡白さもそうですが
リラックスさせるべき序盤でお姉さんのセリフのペースが速く間が短かったり
シーンごとに古典と現代の技術を分けるように使っています。
後者は簡単に言えばセリフの言い回しがガラリと変わるため
聴いていると違和感を覚える可能性があります。
そんなわけで催眠に慣れている人向けの催眠だと思います。

エッチは触手の後に登場する宿儺とのSEXもなかなかにパワフル。
触手ではなかった中出しを絡めて凌辱感をより強めています。
時間に対して絶頂シーンが3回と丁度いいですし
きっちり催眠に入ることができればどのプレイも相当に楽しめると言えます。
淫語それなり、千早の喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音はありません。

催眠がやや人を選ぶものの、ハマればとことん楽しめる作品です。
他のサークルさんとは違ってボイスドラマ色が強いですから
一風変わったエッチな作品をお探しの人には特にお薦めします。

おまけは追加のエッチパートです。

CV:涼貴涼さん
総時間 本編…1:15:04 おまけ…14:28


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

ONE SELF

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、特殊な薬物を開発している研究所の職員に
薬を飲まされてからエッチする様子を催眠を使って主観的に楽しませてくれます。
催眠風ボイスドラマとして有名なサークルさんらしく、催眠らしさをややぼかしながら
短めの暗示を何度も何度も言って薬の効果を擦りこんできます。
後になるにつれてその感覚がどんどん強くなっていくのを感じることになるでしょう。

エッチは最初に女の子の気持ちよさを一通り実感させてから
男性におちんちんを挿入される喜びを味わわせてくれます。



研究中の特殊な薬品 その効果とは
製薬会社の主任研究員「川上なつき」に薬の力で女の子に変えられ
その後彼女や男性とエッチするお話。

「…説明は以上です 質問が無ければ始めますね」
なつきは滑らかで落ち着いた声の女性。
開発中の栄養ドリンクのテスターである主人公に実験の内容を簡単に説明してから
ピンク色の液体が入った小瓶を渡し、それを飲むように言います。

本作品は彼女が彼に催眠をかけるのではなく
彼が薬を飲んだ結果どういう感覚を得ているかを催眠の技術を使って感じさせてくれます。
ですが催眠の進め方は他の催眠音声とそれほど違いありません。
ストーリー性がある分、作品の世界を楽しみながら催眠に入っていけるでしょう。
ちなみにメインの術者はなつきとほぼ同じ声をしたナレーターが務めます。

催眠はおよそ16分30秒間。
最初は長めのカウントに合わせて瞼を閉じるてから
先ほど飲んだ薬の効果で体が熱くなるのを感じます。

「熱い 熱い 熱い 全身が燃えるように熱くなってくる」
本作品の催眠は「熱い」「重い」といった短い暗示を何度も何度も入れてくるのが特徴で
最初は何とも思わなかったのが、後になるにつれて
主に手足がなんだか言われた通りになったように感じられます。

ただ単に「体が熱くなる」と言われてもピンと来ないでしょうが
本作品には「薬を飲んだ結果体が熱くなる」という背景があります。
この明確なイメージが聴き手に感覚を掴みやすくする良い手助けになっています。
そして適度に熱さや重さを感じさせてから、最後にカウントを使って意識を沈めます。

「胸の周りがピリピリし始める」
女体化シーンはおよそ2分間。
女性の象徴である胸、膣、クリトリスの3つに的を絞って
それが物理的に変化していく様子をカウントを絡めながら描いています。

いじられた時の感覚に関する暗示がほとんどないのが残念ですが
サークルさんの中では比較的初期に作られた作品のため
このへんは仕方ないのかもしれません。
時間の短さも考えると聴き手の素養にかなり左右される女体化だと思います。

カウントを何度も数えながら重感や温感を伝えてくるやや珍しいタイプの催眠です。
事前に主人公が薬を飲むに至ったいきさつをドラマ形式で説明し
軽く物語の世界に引き込んでから催眠を施してくれるおかげで
彼女の声を違和感なく受け入れることができます。

体の熱さと重さの2つのうち、特に熱さをより強く実感することになるでしょう。
私の場合はお腹が最も熱くなりましたが、手足にそう感じるかもしれません。
実際に薬を飲んだ時のようにじわじわと感覚が広がっていきます。

しかしカウントを何度も数えるシーンがあるにも関わらず
その前後に入れる暗示が入念さに欠けるところが非常に残念です。
人間は数字を数えると自然にリラックスする性質があるらしいですから
そういう感覚を呼び起こす効果は見込めそうですが
催眠に入る感覚を引き出すにはもっとしっかりとした暗示を入れるのが妥当です。

催眠とテーマの親和性が高い反面
やや不親切な部分があること、女体化が簡素過ぎることを考えると
女体化音声を最低でも20本経験してから聴くのがいいでしょう。



入れる側から入れられる側へ
エッチシーンは24分ほど。
プレイは乳責め、ローター責め、クンニ、SEX(正常位、後背位)、フェラです。

エッチな効果音はありません、
セルフもありません。

「ここは実験室よ 早速今日の検査をするわよ 今日からが本番よ」
「本番って何ですか?」

薬の効果で女の子の姿へと変えられた主人公は
いよいよ本格的な実験として、まずはなつきに指やローターで責められます。

エッチは女体化薬がちゃんと機能しているかのテストを目的に行います。
彼女や後で参戦する男性に一方的に犯されることになるのですが
雰囲気は意外にほのぼのとした聴きやすいものになっています。
またここからはなつき以外に女の子になった主人公自身のセリフも加わり
プレイ中に何度も喘ぎ声を漏らして責めの気持ちよさを感覚的に伝えてくれます。

「今まで経験したことがない快感を味わう 胸を揉まれただけで とても気持ちがいい」
「全身が震えるくらいの快感 頭の中がぼーっとしてくる 体が火照ってくる」

最初のなつきとのプレイは女性の感覚を確かめるように
おっぱいやおまんこを比較的ソフトに責められます。
催眠音声らしくプレイの様子と感覚操作の暗示を同時に入れながら
彼がどう責められ、どう感じているかを聴き手にも主観的に感じさせてくれます。
喘ぎ声のボリュームが比較的多いですし、エッチな気分も高めやすいでしょう。

「感じて濡れていたあそこは 男のモノを簡単に受け入れる 我慢しようとしても 声が漏れてしまう」
そして後半でとうとう男性自身を体の中に迎え入れることになります。
暗示を使って体を動けなくしたり、カウントを使って段階的に感度を上げるなど
催眠に関する要素を上手に絡めながらプレイを進めているのが印象的でした。

「おちんちん気持ちいいの?」
「おちんちん気持ちいいですぅ」

最初は拒絶していた彼がだんだんと女の快感に目覚め
やがて自分から腰を振ってその気持ちよさに酔いしれる姿も
プレイがもたらす感覚をわかりやすく伝えてくれます。

彼が男性からメスへと堕落していく感覚を主観的に掴むことができれば
絶頂シーンでドライ特有の弾けるような感覚が得られるかもしれません。
主人公がしゃべる時点で正統派の催眠音声からややずれている部分もあるのですが
ドラマ性がもたらす没入感が作品をより楽しませる良い材料になっていると言えます。
絶頂回数は全部で3回です。

このように、女性の快感に目覚めていく気分を味わわせてくれるエッチが繰り広げられます。



ドラマ性重視の作品
珍しいテーマに催眠を適度に絡めた催眠風ボイスドラマです。

物語の背景を踏まえて催眠的な表現をぼかしながら
薬を飲んで女の子に変えられ、ソフトに凌辱される主人公の気分にさせてくれます。
なつきだけでなく女の子になった主人公の声まで取り入れているから
2人がどういったやり取りをしているか、彼がどう感じているかが手に取るようにわかります。
この2つの要素が作品にのめり込める環境を作り出しています。

聴き手に直接働きかけてくるタイプの作品ではないため
聴き手がどれだけ主人公に感情移入できるかがカギになるでしょう。
そのへんをボイスドラマとしての面白さが上手い具合にカバーしています。

一方催眠の技術面に関しては、KUKURIさんの他の作品に比べて厳しいと考えています。
理由は全体を通じて声のペースや抑揚がほぼ一定なことが挙げられます。
暗示を使って聴き手に何らかの感覚を伝えたい場合
催眠者は言葉だけでなく自分自身がそうなったかのように気持ちを込めるのが効果的です。

催眠誘導で「熱い」「重い」と言う際はそういった要素が感じられましたが
それ以降、主にエッチシーンでの気持ちよさを伝える時には
残念ながら非常に弱かったと言わざるを得ません。
またカウントについても絶頂時にプレーンな口調で0を連呼しています。
そういった細かいレベルで改善したほうが良いと思われる点がいくつか見られました。

エッチはブラックに見られがちなシチュを声の雰囲気で明るくしています。
催眠音声として見た場合に首を捻るところはあるのですが
プレイの客観的な描写や登場人物のセリフは生き生きとしています。
挿入と中出しシーンが最も盛り上がるでしょうね。
喘ぎ声そこそこ、淫語とちゅぱ音ごく僅かです。

催眠よりもボイスドラマ的な要素が強い作品です。
女体化催眠音声の経験をある程度積んだ方にのみお薦めします。

CV:霜月優さん
総時間 44:40


オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

アニマ~女体化体験~

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

今から約1年前に紹介した「アニマ2~女体化体験~」と同じシリーズにあたる本作品は
守護霊を名乗る不思議な女の子と幸せな世界に行き
そこで女性になって彼女とラブラブなエッチをします。

女性特有の快感を味わう女体化音声本来の目的だけでなく
聴き終えた後にいい気分で活動できるよう心身のリフレッシュもしてくれるのが特徴です。
天国という幸せな場所で彼女から愛のある責めを受けていると
心と体が自然にぽかぽか温かくなってくる人もいるでしょう。



心だけになって天へと舞い上がろう
謎の少女と一緒に天国に行って女の子同士のエッチをするお話。

「日曜日の午後 あなたは ベッドの上でまどろんでいる」
少女は明るく可愛い声の女の子。
守護霊として主人公の日常を見守っている彼女は
家でごろごろしている彼に幸せになってもらおうと遠い空から語り掛けます。

催眠はおよそ23分間。
最初は軽く深呼吸をしたり体が脱力する暗示を聞きながらリラックスします。

「音楽を聴いていると あなたの体中の力が すーっと抜けて リラックスしていきます」
本作品では深呼吸の直後から少女と物理的に接触するまでのおよそ13分間
やや幻想的で穏やかな音楽が流れ続けます。
暗示と音楽の2つの方向から催眠を深めるスタンスが面白いですね。

「感覚が無い右手 でも イメージの中の右手は すーっと上がっていく」
体がある程度リラックスできたところでいよいよ少女と一緒に天国を目指します。
天国は空の上にありますから生身の肉体では行くことができません。
ですから肉体を切り離して幽体になり、そのうえで体を天へと舞い上げます。
この段階である程度の催眠状態に入っていたならば
彼女の声に合わせて手が勝手に持ち上がる人もいるでしょう。

「熱い 熱い 胸が熱い すると 少しずつ 少しずつ 胸が大きくなっていく」
そして天国に無事到着し少女と会えた後、2分30秒ほどをかけて女体化を行います。
顔やスタイルなど大まかな容姿については聴き手に自由にイメージしてもらい
彼女はエッチで重要となるおっぱい・膣・クリトリスの変化にのみ暗示を入れてきます。
時間が短く表現もやや淡白なことから女体化音声経験者向けの女体化と言えます。

「体が重くなる」「体が温かくなる」といったリラックス系の暗示を入念に入れてから
イメージを交える形で深化や女体化を行う割とオーソドックスな催眠です。

シーンごとにテーマとなる暗示を定め、それを若干表現を変えながら念入りに入れてくるため
少しずつ体が重く、熱くなっていくのが実感できるでしょう。
深化についても作品のテーマに合わせて心を浮き上がらせながら
まばゆい光を交えたイメージによって意識をさらに深めようとしてきます。

しかし作品の特徴であるBGMについては、厳しい言い方をすると無い方が良いと思いました。
理由はBGMのボリュームが声とほぼ同じなため声に集中しにくいこと
BGMのテンポがやや早く、一部で重低音も鳴るため心を落ち着けにくいことが挙げられます。

リラックスできる曲調なのは間違いないのですが
少なくとも催眠音声の中で催眠者の声と一緒に聴くには不向きだと思います。



愛情をもって犯される感覚
エッチシーンは13分ほど。
プレイは乳首オナニー、少女による手マン、SEX(正常位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「乳首を触ってみて 体がゾクゾクする」
催眠によって主人公を女の子の姿へと変えた少女は
女性ならではの快感を教えるため、自分で乳首をいじるように言います。

エッチは彼女にリードされながら愛のあるプレイを行います。
ふたなりの彼女に犯される展開なのですが
事前に相思相愛であることを確認した2人なだけあって雰囲気はあまあまです。

「腰がゾクっと震える 私の手が 股間のあたりを触るたびに ゾクゾクしてくる」
プレイは催眠音声らしく行為の様子を描きながら感覚系の暗示を入れ
さらに責めを受けたタイミングで主人公が喘ぎ声を漏らします。
女の子らしいエロ可愛い喘ぎ声がちょっとした興奮を促してくれるでしょう。

声の質も苦しみではなく快感に酔いしれているものばかり。
主人公がこのプレイを純粋に楽しんでいるのが伝わってきます。

「少女のが 膣の中で動いている 動くたび 気持ちよくなっていく」
山場となるプレイはもちろん最後のSEXシーン。
ある程度指でおまんこを濡らした後、服を脱いでおちんちんを取り出した少女が
主人公の中に侵入してかき回す様子をこちらの視点でわかりやすく描いています。

ここでは段階的にカウントを刻んで感度を上昇させていくのですが
後になるにつれて主人公の声がアヘってくるのがポイント。
セリフだけでなく雰囲気によっても責めの激しさや快感の大きさが感じられます。
最後の絶頂シーンも彼の声に合わせて気持ちを高めてみてください。

このように、女性としての快感と幸福感を味わわせてくれるエッチが繰り広げられます。



気持ちよくリフレッシュさせてくれる作品
かなりスマートな作りの女体化催眠音声です。

40分強と催眠音声の中でも短い時間の中でやることをある程度絞り
そのうえで作品への没入感を持たせながらストレートに女体化へと持って行っています。
KUKURIさんらしくテーマに沿ったイメージを交えているところも見事です。
女体化が簡略化されている関係で初心者向けではないのですが
色々と聴いている人が新しく挑戦するには良い作品だと思います。

ただ「アニマ2~女体化体験~」を未経験の人はそちらを聴くことを強くお薦めします。
価格が同じなのに時間が倍近くあることや
作品としての完成度が段違いに高いことが主な理由です。

催眠は進め方やセリフの表現は問題ないのですがBGMが…うーん。
私はどうしても気になってうまく催眠に入ることができませんでした。
BGM無し版があれば随分見方も変わっていたでしょう。

「今から あなたの中に注ぎ込んであげるね 私の中から出るのは あなたを元気にしてくれるエネルギー」
エッチは気持ちよくなるのと一緒にリフレッシュを促しているところが特徴的です。
上のセリフのように少女は最後の絶頂シーンにおいて
主人公の膣内に精液ではなく元気になるエネルギーを注ぎ込むと言っています。

絶頂後から解除に進む際にも後催眠暗示を色々と入れてくれますし
聴く前よりちょっぴりスッキリした気分になる人もいるでしょう。
喘ぎ声それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音はありません。

一部でかなり厳しいことも言わせていただきましたが
コンパクトにまとまっている作品であるのは間違いありません。
良質な続編があること、コスパ等を踏まえて今回は以下の点数とさせていただきました。

CV:夕凪 音さん
総時間 41:55


オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

痴漢レッスン

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

こちらの作品は女の子になって電車の中で痴漢に遭う快感を味わいます。
電車の中にいる気分を味わいながら深めていく催眠が特徴的で
イメージしやすい描写とリズミカルな擬音語を効果的に交えながら
少しずつ確実に気持ちいい感覚を広げていきます。



電車に揺られて心地いい催眠の世界へ
幼馴染の北村奈美になって痴漢をされるお話。

「今から この音声を聴くための簡単な準備を始めます」
お姉さんは可愛いが淡々とした声の女性。
物語のナビゲーター兼催眠者を務める彼女は最初に簡単な心得を説明すると
早速痴漢を主観的に体験しやすい催眠状態へと導き始めます。

催眠は3パート34分ほど。
最初のパートは全身に力を入れてから脱力したり、天井の一点を凝視したり
深呼吸をして心身を適度にリラックスさせます。

彼女の声を聴き始めた直後に「えらく声の抑揚が少ないな」と感じるかもしれません。
催眠を施す場合、このような平坦な声で語り掛けたほうが有効とされています。
さらに話すペースものんびりとしており、声の雰囲気だけでも自然と心が落ち着いてきます。

「その目印を見つめていると だんだんと 目印の大きさや 形が変化していることに気づきます」
声の力を一番最初に実感しやすいのが天井を見つめるシーン。
1分程度の比較的短時間な凝視に過ぎないのですが
声を聞きながら行っていると視界がぼやけたりぶれてくるのがよくわかります。
そして目を閉じるとすーっと体が重くなっていくのが感じられます。

「カタンカタン あなたを乗せた電車が ゆっくりと動き始めます」
お次は場所を変えて自分が電車の中にいるのをイメージ。
他の乗客が誰もいない一人きりの車内で暖かい日差しを浴びながら
心地よい揺れを感じて心と体をさらに楽な状態へと持っていきます。
通勤で電車を利用している方ならイメージしやすいでしょうね。

ここではセリフの頭に「カタンカタン」という電車の走る音を置くことが非常に多く
無意識的に電車に乗っている感覚を呼び起こすだけでなく
音感的なリズムも生み出しています。

時々「ガタン」と音を鳴らして軽く目を覚まさせるシーンも登場し
催眠状態を何度も行ったり来たりさせてより深い催眠状態へと入る準備も行います。
電車で移動するイメージの中に催眠の技法を上手に溶け込ませているのがポイントです。

「女の子の胸 さらさらの髪の毛と すべすべとした白い肌 綺麗な声と 長い睫毛」
8分ほどのドラマパートで奈美の人物像や主人公との関係を描いた後 
いよいよ彼女になりきるための女体化を行います。
カウントを刻みながらその都度パーツごとに変えていく進め方で
胸や股間の変化や感度の上昇に力が入れられています。
時間的にも内容的にもやや簡略化された女体化かなと。

古典系の技法を作品のテーマに合わせてアレンジした催眠です。
全体を通じて聞こえ続ける声によってある程度の眠気を誘いながら
要所でカウントを刻んで段階的に催眠を深めてくれます。

後半の電車に揺られながら深化をするシーンが特に優れていて
ひなたぼっこをしているようなほんのりとした温かさを全身に感じました。
途中で一旦無音にしてから「はい」と声をかけてくるシーンがあるのですが
そこで一気に頭が重たくなる感覚も味わえました。

電車に揺られているイメージも都市部に住んでいる人なら容易でしょうし
私と同じ体験をする人がそれなりにいるのではないでしょうか。
ちょっとしたストーリーを描きながら催眠を深めていくところが
いかにもKUKURIさんらしくて大いに楽しめました。
催眠の進め方や暗示の入れ方も無難ですし、比較的初心者でも聴ける内容だと思います。



嫌がる気持ちから求める気持ちへ
エッチシーンはおよそ35分間。
プレイは電車内での痴漢行為(愛撫、乳揉み、乳首舐め、手マン、SEX)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「しばらくしたところで スカートをはいたお尻に 違和感を感じるようになります」
奈美の体へと生まれ変わった主人公が満員電車の中でそれを確認していると
不意に後ろから青年が手を伸ばし、スカートの上から彼女のお尻を撫で始めます。

エッチは電車の中で男性に体をまさぐられる痴漢に特化した作りです。
様々な男性やモンスターに犯される女体化音声がありますが
本作品のようにこっそりといじられるプレイは非常に珍しいです。
作中でも痴漢らしさを出すためにかなり慎重にプレイが進められています。

「耳元に息がかかります あなたの全身がぞくぞくして 体の力が抜けてしまいます」
「うなじを舐められたあなたは 全身がぞくりとして 体の力が抜けていきます」

序盤のプレイは雰囲気づくりを目的としたソフトなものが多く
布越しにお尻を触ったり、耳に優しく息をかけたりして抵抗力を奪ってきます。
数回に分けて脱力する暗示を入れてくるのがいいですね。
体に力が入らなることで自分が非力な女性になったことも暗に自覚させます。

「あなたも触ったことがない奈美の胸 それをまったく知らない青年に揉まれているのです」
また時折奈美ではなく主人公視点での描写がされているのもポイント。
彼は彼女に密かな恋心を抱いていますから
それを肉体だけとは言え見知らぬ男に弄ばれるのは相当に口惜しいはずです。

今回の女体化は敢えて肉体面のみの変化に留めてあって
主人公の精神と肉体の乖離をストーリーに上手に絡めています。

催眠風ボイスドラマとして面白い趣向と言えるでしょう。

しかし青年はそんな気持ちもお構いなしにどんどんプレイをエスカレートさせていきます。
小まめにカウント刻んで何度も感度を上げてくれるのもあって
後に進むほど体が熱くて仕方なくなるかもしれません。

「電車の中で男性に痴漢される それがこんなに気持ちいいなんて 思ってもいませんでした」
そして火照りを冷ましてくれる青年に自分から求めるように心を誘導してくれます。
「痴漢は嫌だけど早くこのもどかしさから解放されたい」
青年を受け入れるための口実をお姉さんは遠回しに提供してくれるわけです。

「青年の肉棒が膣内の肉壁を擦るたびに 体が震え 背筋に電気が走ります」
最後のSEXシーンでは暗示を使って特に重点的に感度を上昇させて
ドライオーガズムを得やすい環境をきちんと整えてくれます。
心の解放にも触れていますし、ある程度経験済みの方なら狙いやすい方でしょう。
私も脳と股間を中心に大きな快感の波を味わうことができました。

このように、シチュを最大限に活かした非常に珍しいプレイが繰り広げられます。



テーマはとても面白いのだが
テーマとの親和背が高い催眠誘導部分に光るものを感じる作品です。

視覚・聴覚・感覚の3つを利用して電車内にいる気分をリアルに味わわせてくれます。
視覚は「いつもの見慣れた風景」と表現して安心感を与えてくれていますし
「カタンカタン」のリズミカルで小気味良い音や穏やかな日光も同様の効果を持っています。
これらの中に沈黙法や揺さぶり法といった技術をさらりと入れて催眠を進める。
内容的にも面白いし催眠としても効果的です。

もう一つの柱であるエッチについては、序盤のねちねちとした責めは非常に良かったのですが
終盤で周囲の視線を一切顧みず堂々とSEXをしているところに疑問を感じます。
プレイを通じて両者が同意した結果そういう大胆な行動を取ったのでしょうけど
後ろからこっそり挿入するとかにしたほうがよりリアルさが出たように思えます。

他だとチームで痴漢をするシチュにして、周りを全員青年の味方にするとかでしょうか。
全体的な雰囲気が良かっただけにそこだけ浮いている感じがします。
でも催眠はしっかりしていますし、比較的感じ取りやすいプレイだと思います。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

シチュを大事にしながら心と体をバランスよく責めてくれる作品です。
今の作品に比べると時間に対するコスパが高く気軽に聴けるのもいいところ。
女体化の内容からある程度女体化に慣れている人にお薦めします。

おまけは旧痴漢レッスン(普通のボイスドラマ)と本編のオプションパートです。

CV:桃華れんさん
総時間 本編…1:32:12 おまけ…55:40


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は6点。
コスパがいいので+1してあります。

MATERIAL DOLL IN TO THE DEEP

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

こちらはマテリアルドールと呼ばれるとてもリアルな女の子の人形へ心を移し
女性ならではの快感を味わう作品です。
作品コンセプトに合わせてドールとのリンク率を少しずつ上げていきながら
だんだんとハードになっていく3種類のエッチを楽しみます。

催眠は今までのサークルさんの作風とはやや趣向が違って
聴き手にできるだけ自由を与えてゆったりと取り組めるようなスタンスで進められます。



女の子への欲望がついに現実化
精神をマテリアルドールに移して女の子を楽しむお話。

「ようこそ ドールショップアルケミストへ」
お姉さんは素朴で落ち着いた声の女性。
女の子になりたい願望を持って来店した主人公に対して
実際になりたい女の子の容姿や、やりたいプレイの詳細を尋ねます。

本作品に登場するドールは簡単に言うと人間そのものの姿や質感を持った人形で
人工物ですから当然心は空っぽです。
そこに内蔵されているコンピュータとクライアントの心をリンクさせて
その結果女の子そのものになって行動できるようになります。

通常の女体化と結果は同じなのですがシステムが大きく違うため
この先の催眠やエッチの方向性に個性が生まれるわけです。

催眠は3パート30分ほど。
最初は軽く深呼吸をして目を閉じたり全身を脱力してリラックスした状態を作ります。

「あなたは今 目を閉じましたよね? それは あなたが目を閉じるという行動を 自分で選んだということなのです」
お姉さんは聴き手に自分の意思をあまり押し付けようとせず
多くの場面で基本的にはこちらの自由に振る舞うことを許してくれます。
催眠と言うと「彼女の言う通りにしなければならない」と思っている方が多いでしょうし
実際に聴いてみるとかなりゆるーい印象を受けるはずです。
過去のKUKURIさんとは明らかに違う雰囲気の催眠ですね。

「例えば今が 何時なのか 例えばあなたの体の 温かさ 例えば 足のかかとに触れているものの 感触 例えば あなたの利き手の感覚」
ある程度リラックスが得られた後で現状を再確認するシーンも登場します。
深呼吸や脱力は催眠だと当たり前のように行う行為なのですが
それらをただ行うだけではなく、行った後に意識を自分の心と体に向けてみると
恐ろしくリラックスしていることに気づき、その結果さらに心地よい状態へと移行できます。
このように明確な形で聴き手の協力を求めながら催眠を進めているのも特徴です。

「まずは1周目 あなたの髪の毛が 今よりもさらさらになり すべすべとした白い肌になります」
女体化は真っ白な世界で出会った少女と一緒に螺旋階段を下りながら
同時に刻まれるカウントに合わせて少しずつ容姿を変えていきます。
具体的な容姿についてはこちらで決めていいそうですから
聴く前に予め画像などで女の子の容姿を定めておくのがいいでしょう。

「膣の中で異物が動き出し 粘膜に刺激を与えられると とても感じて 喘ぎ声が出ちゃいます」
一度容姿を変えてから改めてカウントを刻んで今度は感覚を刷り込んでくれるのがいいですね。
おっぱい、乳首、おまんこと女性の大事な部分をきっちり押さえて
この先のエッチをより楽しむための準備をしてくれます。

古典的な技法に若干現代的な要素を絡めながら
作品に合わせて内容をアレンジしている催眠です。
KUKURIさんと言えばストーリー性やエッチの奇抜さを売りとされているサークルさんで
催眠は深呼吸して凝視法や分割弛緩法へと繋ぎ、最後にカウントをするといった
コテコテの古典催眠が多いのですが、今回は催眠の側にも一つの変化が現れています。

「もちろん 実際に指を動かしてもいいですし イメージでも大丈夫です」
特に意識して許容的な表現を使っている点が非常に印象的でした。
現代催眠的なアプローチがある程度含まれているおかげで
それがいい感じに催眠をやりやすく、個性的なものに変化させています。
これがテーマである「心のリンク」に絶妙に噛みあっているなぁと。

女体化についてはカウントに合わせて変化させるオーソドックスなもので
それに螺旋階段を絡めて作品のコンセプトに合わせながら
「回る」を意図的に多く言って軽い混乱も誘ってきます。
導入と深化に十分な時間が割かれていますし、比較的やりやすいんじゃないかなと。
まったくの初心者でもない限りは普通についていける催眠と言えます。



徐々に本物の女の子へと近づいていく感覚
エッチシーンは6パート合わせておよそ45分30秒。
プレイは露出、オナニー、キス、乳揉み、手マン、SEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「気分はどうですか? ドールに入って最初のうちは 記憶が混濁することがあります」
催眠によってマテリアルドールへと心をリンクさせた主人公は
この先その体で3つのレッスンを受けることになります。
ちなみに上のセリフはグロリアという別の店員のもので
彼女はプレイの開始と終了時にのみ何度か声をかけてきます。
途中でメインの語り手が交代するわけではありません。

エッチはlesson1から3まであって内容はそれぞれ独立しています。
サークルさん的には1回につき1つのレッスンを聴いてもらうのを想定しているようですが
それぞれの開始前に軽く深化するシーンがあるため
推奨しませんが通しで聴くことも一応可能です。

またこれらのプレイを実際に行うか、それともイメージするかは聴き手の自由です。
例えばオナニーなら乳揉みくらいなら自分でもできますし
気分が盛り上がってやりたくなったらする、恥ずかしい人は妄想する
催眠から引き続きフリーダムな空気がエッチをやりやすく、より楽しめるようにしています。

「窓ガラスの向こうには 大きな並木道があるの 今日は休日だから 人通りが多いわね」
lesson1はドールの体に慣れるための準備運動のような位置づけで
とある喫茶店の窓際に座りながらスカートをたくし上げて
外の人達に太ももやショーツを見せつけます。
プレイはソフトなのですがフェチズムに溢れていてゾクゾクするシチュですね。
外の様子はどうだとか、どんな人が歩いてるかもわかりやすく教えてくれます。

「脚を開いて 空間が広がるたびに 背中に電気が走るの それは 甘美でたまらない気持ちよさ」
「見られながら 再びの絶頂へ 頭の中が真っ白になり 全身の力が 抜ける」

そして催眠音声らしくプレイに対する的確な暗示が臨場感を出してくれます。
このシーンに関して言えば実際に脚を開いてみたほうがより没入できるでしょう。
見られる快感に体が熱くなったり股間がむずむずする人がきっといるはずです。
最後も視線だけで絶頂させているところに大きなこだわりを感じました。

「ルカの舌が口の中全体を舐め上げる そのたびに 全身がぞくぞくとしていく」
lesson2で自分で自分を開発しながら十分にドールの体にも慣れた後
最後のlesson3でようやく女性の快感を味わいます。
ここではふたなりのドールに犯される様子を聴きながら
最中にかけられる暗示やカウントで少しずつ気持ちよさを実感することになるでしょう。

「女の子になって肉棒を味わう それがあなたの望んでいたこと」
プレイを通じて女性の肉体的な快感だけでなく
男性を受け入れることへの幸せを植え付けているのもポイント。
本作品では女体化パートを敢えて肉体的な部分の変化のみに留め
エッチを通じて精神的な女性化を目指すような方針が取られています。

これが他の一般的な女体化音声との大きな違いの一つです。

このように、プレイを徐々にハードにしながら女性を実感させてくれるエッチが繰り広げられます。



変わったスタイルの女体化作品
作品全体の雰囲気および催眠誘導に面白味を感じる作品です。

前者は聴き手にやりやすさを感じてもらえるように適度に余裕を作っており
おかげでこちらは窮屈さに程遠い精神状態で聴き続けることができます。
神経質な人ほど他とは大きな違いを感じるのではないでしょうか。
KUKURIさんの作品を色々聴いてきた私にはこれが一番の驚きでした。

催眠についても今までは割とぐいぐい引っ張っていくと言いますか
ちょっと経験の浅い人にはきついだろうなと思う内容の作品もちらほらあっただけに
今回のように聴き手に歩み寄りながら、時には立ち止まってこちらを見てくれるような催眠は
聴き手としても作品を薦める側としても非常にありがたく感じます。

「深い 深い まどろ みの世界」
催眠はスタイルや進め方以外にも音感的に落とそうとしてくるシーンがあります。
上のように通常とは明らかに違う区切り方で話しかけられると
拍子抜けして軽くストンと来る感覚が味わえるはずです。
従来の作品とはまったく違って随所で工夫の跡が見られます。

エッチは段階的に女性になりきることをテーマにしているだけあって
変態的、背徳的な要素をあまり交えず割とノーマルなプレイに留まっています。
KUKURIさんと言えば触手責めをはじめとするハードなプレイがメジャーなだけに
そういうのに慣れている人だとちょっと物足りなく感じるかもしれません。
裏を返せば今まで敬遠していた人にこそ聴いてみてほしい作品と言えます。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

ノーマル~ややMをターゲットにした正統派の女体化作品です。
催眠に入りやすい、プレイが比較的ノーマルの2つの理由から
女体化音声初心者に特にお薦めします。

CV:涼貴涼さん
総時間 1:43:54

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
ちなみにこの作品はDLsiteさんだとまだ発売されていません。
発売されると思うんですけどね…いつになるかはわかりませんけど。

2014/07/29更新
DLsiteでの販売も開始されました。

2024年11月21日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/94188309.html


innocent-color~彼女達のフォトグラフ~春の章

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

こちらはとある女学校の生徒になって友人の女の子と性的に愛し合います。
百合をテーマにしていることに加えて、キャラやストーリーにきちんと設定がされており
催眠音声でありながらドラマ的な要素も兼ね備えた様々な面白さを持っています。
登場する2人の女の子が相思相愛なだけあって雰囲気もあまあま。
そんな彼女たちがお互いを求め合う姿にエロさと幸福感の両方を感じることでしょう。



夕暮れの校舎で少女に出会う
紀代ノ森学園の生徒「七尾 里沙(ななおりさ 挿し絵左)」になって
友人の「久瀬 明日花(くぜあすか 挿し絵右)」と愛し合うお話。

「それでは 私の声に耳を澄ませてください」
お姉さんはややトーンの低い落ち着いた声の女性。
物語の案内役であり催眠者でもある彼女の声に従って
まずは里沙になりきるために催眠状態に入ります。

催眠はおよそ29分間。
事前にちょっとしたストレッチをしてから軽く深呼吸をして
その後どこでもいいので部屋の中の一点をじっと見つめ続けます。

「そうですね だんだんと目が疲れてきます 瞼がうとうとしてきて 重く感じて」
最中に彼女が「瞼が重い」などの暗示を入念に入れてくるおかげで
徐々にですが確実に目を閉じたくて仕方なくなってきます。
人間の生理現象を利用した、誰にでも効果のある手堅い手法です。

「あなたの心 筋肉 神経 そして細胞一つ一つまでが リラックスしていきます」
お次は腕・脚・胴体・頭部の順にパーツを指定しながら脱力感を全身に広げます。
先ほどの凝視で精神的に程よく疲れている分、普段よりも自然な脱力ができるでしょう。
直前にちょっとしたイメージを交えて物語の世界に引き込もうとしてくるのもいいですね。

「どうやら この学校を舞台にした 短編小説のようです タイトルは 彼女たちのフォトグラフ」
準備が整ったらいよいよ物語の舞台となる紀代ノ森学園へと足を踏み入れます。
中庭・教室・図書室・美術室と次々と場面を変えながら
青春の日々を送る少女たちの姿を描いていくのですが
全体的に描写がとても細かく、イメージとして何やら引き込まれるようなものを感じます。

途中で催眠音声としては珍しくピアノの伴奏も入ったりと
学生時代の懐かしい思い出を呼び起こす要素に溢れています。
最後の最後、階段を2回に分けて下りていくシーンを聴く頃には
催眠状態特有の体が重くなったり意識がぼやける感覚が全身を覆っているでしょう。

「その膣に何かが入ってきたら あなたの体はとても気持ちよくて 体がビクビクと反応します」
女体化シーンは4分ほどで主に性器を女性のものへと変えていきます。
エッチでより楽しめるように感覚に言及しているのはいいのですが
その他の部分、容姿や胸についてはさらりと触れるのみでやや淡白です。
ある程度女体化音声を経験した方向けの簡略化された女体化ですね。

サークルさんの別作品と同様に古典系の技法に物語のイメージを絡めた催眠です。
内容がとてもシンプルで多くの人が取り組みやすさを感じるでしょう。
進め方も十分にリラックスさせてからイメージ誘導で深化させる手堅さが光ります。
「ピアノの音を聴くほど懐かしさを感じる」と暗示を入れているシーンが印象的でした。

女体化はもしかしたら今までで最短かもしれないほどに色々と省略されています。
それなりのイメージ力が要求されることにご注意ください。
個人的にはこの先のプレイを見据えておっぱいにも感覚を刷り込んでほしかったです。
女体化音声を最低でも5本聴いた後で挑戦するのが望ましいです。



最愛の親友とようやく一つに
エッチシーンは2パート26分ほど。
プレイはオナニー、キス、相互愛撫、明日花のクンニ/手マン、貝合わせです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「私の名前は久瀬明日花 これからよろしくね」
催眠パート終了後は一転してボイスドラマ風に変わり
里沙になりきって明日花とのあまあまなひと時を過ごします。
エッチの直前と間に非エロのドラマパートがあって
そこで2人がどういった関係にあるかが自然にわかるようになっています。

最初のパートは部屋でのオナニー。
昼間明日花にちょっぴりエッチなアプローチをして興奮した里沙が
お風呂に浸かりながらおっぱいとおまんこを一心不乱に慰めます。

「この両手が 明日花のだと思って刺激していると ぞくぞくして 快感が高まります」
エッチはどちらのパートも催眠音声らしく客観描写+感覚系の暗示が中心で
プレイの様子を追いながら里沙が受けている気持ちよさをリアルに実感できます。
割と乳首をいじる/いじめるシーンが多いため、乳首開発済みの方がより楽しめるでしょう。
同性の友達をおかずに慰める、やや背徳的なシチュにもゾクゾクするものがあります。

「あなたは ベッドに乗って 明日花の横に座ります 明日花の手を 優しく握ります」
エッチのメインとなるのはその後のパート。
ちょっとしたすれ違いを経てお互いの想いを確認した2人が明日花の部屋で結ばれます。
甘いキスから始まって胸を揉み、生まれたままの姿を見られて恥ずかしがったりと
相思相愛の関係にふさわしいあまあまな展開が幸せな気分を呼び起こします。

「明日花が 自分の脚を絡めてきます 2人の秘所を合わせて ゆっくりと動かします」
プレイでは最後に登場する貝合わせが一番のポイント。
十分に濡れたおまんこを重ね合わせて一緒の絶頂を目指します。
ここまで適度にカウントを使った感度上昇の暗示を受け続けてきたこともあって
2人の乱れる様子を聴いて股間が熱くなったり軽く痙攣する方もいるでしょう。
何より彼女たちの幸せそうな姿が心を大いに温めてくれました。

このように、愛し合う女性同士のやり取りを主観的に楽しめるエッチが繰り広げられます。



ストレートに百合を描いた催眠風ボイスドラマ
女性として女性を愛する気分が味わえる、今までありそうでなかった作品です。

1年以上にも渡って想いを我慢し続けてきたこともあって
2人はそれを晴らすかのように深く積極的に相手を愛し続けます。
その様子や明日花の声が幸せに溢れていて、とても心満たされるものを感じました。

女体化音声自体は結構あるのですが、おちんちんやバイブをぶち込まれる展開が多く
こういうストレートな百合を描いた作品はそこまでありません。
だから女体化音声を色々聴いてきた人でも割と新鮮な気持ちで楽しめます。
女性になりきって女性を愛するのも、女体化音声の一つの楽しみ方ではないでしょうか。

催眠は前半は催眠状態に持っていくのに徹して
後半でイメージを絡めながら催眠と没入感を深めていきます。
序盤の凝視法を終えた段階である程度意識がぼやけているでしょうから
その後の脱力やイメージも違和感なく受け入れられると思います。
上で触れた女体化の条件さえクリアしていれば誰が聴いても大丈夫。

エッチはKUKURIさんの作品の中では時間が極端に短く
内容もプレイをダイジェスト風にお送りする雰囲気重視の作りです。
でも最後の貝合わせだけはしっかりとやってくれていますし
ドライの感覚はある程度味わえるのではないかなと。
淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

ノーマル~ちょいM向けのラブラブあまあまな作品です。

CV:胡桃れみさん
総時間 1:18:33


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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