
サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。
今回紹介する作品は、特殊な薬物を開発している研究所の職員に
薬を飲まされてからエッチする様子を催眠を使って主観的に楽しませてくれます。
催眠風ボイスドラマとして有名なサークルさんらしく、催眠らしさをややぼかしながら
短めの暗示を何度も何度も言って薬の効果を擦りこんできます。
後になるにつれてその感覚がどんどん強くなっていくのを感じることになるでしょう。
エッチは最初に女の子の気持ちよさを一通り実感させてから
男性におちんちんを挿入される喜びを味わわせてくれます。
研究中の特殊な薬品 その効果とは
その後彼女や男性とエッチするお話。
「…説明は以上です 質問が無ければ始めますね」
なつきは滑らかで落ち着いた声の女性。
開発中の栄養ドリンクのテスターである主人公に実験の内容を簡単に説明してから
ピンク色の液体が入った小瓶を渡し、それを飲むように言います。
本作品は彼女が彼に催眠をかけるのではなく
彼が薬を飲んだ結果どういう感覚を得ているかを催眠の技術を使って感じさせてくれます。
ですが催眠の進め方は他の催眠音声とそれほど違いありません。
ストーリー性がある分、作品の世界を楽しみながら催眠に入っていけるでしょう。
ちなみにメインの術者はなつきとほぼ同じ声をしたナレーターが務めます。
催眠はおよそ16分30秒間。
最初は長めのカウントに合わせて瞼を閉じるてから
先ほど飲んだ薬の効果で体が熱くなるのを感じます。
「熱い 熱い 熱い 全身が燃えるように熱くなってくる」
本作品の催眠は「熱い」「重い」といった短い暗示を何度も何度も入れてくるのが特徴で
最初は何とも思わなかったのが、後になるにつれて
主に手足がなんだか言われた通りになったように感じられます。
ただ単に「体が熱くなる」と言われてもピンと来ないでしょうが
本作品には「薬を飲んだ結果体が熱くなる」という背景があります。
この明確なイメージが聴き手に感覚を掴みやすくする良い手助けになっています。
そして適度に熱さや重さを感じさせてから、最後にカウントを使って意識を沈めます。
「胸の周りがピリピリし始める」
女体化シーンはおよそ2分間。
女性の象徴である胸、膣、クリトリスの3つに的を絞って
それが物理的に変化していく様子をカウントを絡めながら描いています。
いじられた時の感覚に関する暗示がほとんどないのが残念ですが
サークルさんの中では比較的初期に作られた作品のため
このへんは仕方ないのかもしれません。
時間の短さも考えると聴き手の素養にかなり左右される女体化だと思います。
カウントを何度も数えながら重感や温感を伝えてくるやや珍しいタイプの催眠です。
事前に主人公が薬を飲むに至ったいきさつをドラマ形式で説明し
軽く物語の世界に引き込んでから催眠を施してくれるおかげで
彼女の声を違和感なく受け入れることができます。
体の熱さと重さの2つのうち、特に熱さをより強く実感することになるでしょう。
私の場合はお腹が最も熱くなりましたが、手足にそう感じるかもしれません。
実際に薬を飲んだ時のようにじわじわと感覚が広がっていきます。
しかしカウントを何度も数えるシーンがあるにも関わらず
その前後に入れる暗示が入念さに欠けるところが非常に残念です。
人間は数字を数えると自然にリラックスする性質があるらしいですから
そういう感覚を呼び起こす効果は見込めそうですが
催眠に入る感覚を引き出すにはもっとしっかりとした暗示を入れるのが妥当です。
催眠とテーマの親和性が高い反面
やや不親切な部分があること、女体化が簡素過ぎることを考えると
女体化音声を最低でも20本経験してから聴くのがいいでしょう。
入れる側から入れられる側へ
プレイは乳責め、ローター責め、クンニ、SEX(正常位、後背位)、フェラです。
エッチな効果音はありません、
セルフもありません。
「ここは実験室よ 早速今日の検査をするわよ 今日からが本番よ」
「本番って何ですか?」
薬の効果で女の子の姿へと変えられた主人公は
いよいよ本格的な実験として、まずはなつきに指やローターで責められます。
エッチは女体化薬がちゃんと機能しているかのテストを目的に行います。
彼女や後で参戦する男性に一方的に犯されることになるのですが
雰囲気は意外にほのぼのとした聴きやすいものになっています。
またここからはなつき以外に女の子になった主人公自身のセリフも加わり
プレイ中に何度も喘ぎ声を漏らして責めの気持ちよさを感覚的に伝えてくれます。
「今まで経験したことがない快感を味わう 胸を揉まれただけで とても気持ちがいい」
「全身が震えるくらいの快感 頭の中がぼーっとしてくる 体が火照ってくる」
最初のなつきとのプレイは女性の感覚を確かめるように
おっぱいやおまんこを比較的ソフトに責められます。
催眠音声らしくプレイの様子と感覚操作の暗示を同時に入れながら
彼がどう責められ、どう感じているかを聴き手にも主観的に感じさせてくれます。
喘ぎ声のボリュームが比較的多いですし、エッチな気分も高めやすいでしょう。
「感じて濡れていたあそこは 男のモノを簡単に受け入れる 我慢しようとしても 声が漏れてしまう」
そして後半でとうとう男性自身を体の中に迎え入れることになります。
暗示を使って体を動けなくしたり、カウントを使って段階的に感度を上げるなど
催眠に関する要素を上手に絡めながらプレイを進めているのが印象的でした。
「おちんちん気持ちいいの?」
「おちんちん気持ちいいですぅ」
最初は拒絶していた彼がだんだんと女の快感に目覚め
やがて自分から腰を振ってその気持ちよさに酔いしれる姿も
プレイがもたらす感覚をわかりやすく伝えてくれます。
彼が男性からメスへと堕落していく感覚を主観的に掴むことができれば
絶頂シーンでドライ特有の弾けるような感覚が得られるかもしれません。
主人公がしゃべる時点で正統派の催眠音声からややずれている部分もあるのですが
ドラマ性がもたらす没入感が作品をより楽しませる良い材料になっていると言えます。
絶頂回数は全部で3回です。
このように、女性の快感に目覚めていく気分を味わわせてくれるエッチが繰り広げられます。
ドラマ性重視の作品
物語の背景を踏まえて催眠的な表現をぼかしながら
薬を飲んで女の子に変えられ、ソフトに凌辱される主人公の気分にさせてくれます。
なつきだけでなく女の子になった主人公の声まで取り入れているから
2人がどういったやり取りをしているか、彼がどう感じているかが手に取るようにわかります。
この2つの要素が作品にのめり込める環境を作り出しています。
聴き手に直接働きかけてくるタイプの作品ではないため
聴き手がどれだけ主人公に感情移入できるかがカギになるでしょう。
そのへんをボイスドラマとしての面白さが上手い具合にカバーしています。
一方催眠の技術面に関しては、KUKURIさんの他の作品に比べて厳しいと考えています。
理由は全体を通じて声のペースや抑揚がほぼ一定なことが挙げられます。
暗示を使って聴き手に何らかの感覚を伝えたい場合
催眠者は言葉だけでなく自分自身がそうなったかのように気持ちを込めるのが効果的です。
催眠誘導で「熱い」「重い」と言う際はそういった要素が感じられましたが
それ以降、主にエッチシーンでの気持ちよさを伝える時には
残念ながら非常に弱かったと言わざるを得ません。
またカウントについても絶頂時にプレーンな口調で0を連呼しています。
そういった細かいレベルで改善したほうが良いと思われる点がいくつか見られました。
エッチはブラックに見られがちなシチュを声の雰囲気で明るくしています。
催眠音声として見た場合に首を捻るところはあるのですが
プレイの客観的な描写や登場人物のセリフは生き生きとしています。
挿入と中出しシーンが最も盛り上がるでしょうね。
喘ぎ声そこそこ、淫語とちゅぱ音ごく僅かです。
催眠よりもボイスドラマ的な要素が強い作品です。
女体化催眠音声の経験をある程度積んだ方にのみお薦めします。
CV:霜月優さん
総時間 44:40
オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点

体験版はこちらにあります
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