同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:環境音

   ● 風鈴催眠【彼女ver.】
   ● 東方入眠抄7 ~小傘ちゃんと雨の音に包まれて~
   ● 雨の音に抱かれて
   ● 催眠的な彼女6月号
   ● 【176khzハイレゾ】道草屋 すずしろ-雨の日【耳かき&マッサージ】
   ● 東方入眠抄4 ~解等苦~
   ● UTERUS
   ● ご耳愛部!~愛雪の章~
   ● 狼さんに(性的な意味で)食べられちゃう催眠音声
   ● 休日屋


黒子ごっこさんで配布されている無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、優しいお姉さんの夏に関するお話や
バックで鳴る風鈴や雨音を聴きながらゆっくりと眠りにつきます。

夏という暑い時期の中にある様々な「涼」をイメージさせたり
夏休みの宿題を解きながら催眠を深める、といった季節感を重視した催眠が特徴で
子供の頃に多くの人が体験した懐かしい思い出を活用しながら
リフレッシュや眠くなる感覚を上手に呼び起こしてくれます。
暑い季節にある涼しさを感じながら
お姉さんの催眠を受けながら眠るお話。

「はー 蒸し暑いねぇ」
お姉さんは素朴で優しい声の女性。
ここ最近のあまりの暑さにぐったりした様子で愚痴をこぼすと
暑い日でも元気に駆け回っていた子供の頃の思い出を語り始めます。

催眠はほぼ全編にあたる33分30秒ほど。
まずは彼女が語る夏に関するお話に耳を傾けます。

「午前中は学校のプールに出かけて くったくたになるまで遊んで」
「扇風機にむかって「あーー」なんてやりながら ぼけーっとしてみたり」

お話の内容は小学生くらいの子供が送る夏休みの日常風景。
午前中にプールで泳ぎ、家に帰ってお昼を食べ、その後宿題をする他愛もないものなのですが
日陰、扇風機、麦茶といった夏の中にある涼しい要素を上手にピックアップし
それらのイメージによって聴き手に清涼感を伝えようとします。


夏に学校や部活を終えて家に帰り、その直後に飲んだジュースに生き返る思いがした
そんな経験を誰でも過去に一度は味わっているのではないでしょうか?
夏に寝ようとすると気温や湿度の高さのせいでどうしても寝苦しさを感じるものです。
だから彼女はいきなり眠らせようとせず、まずは催眠の技術を使って涼しい気分にさせ
それから同じく夏の要素を使って深化や安眠へと導いていきます。

「するする さらさら なめらかにすべる音に あなたの意識はぼんやりとし始める」
「遊んだあとの疲れと昼食後の満腹感で あなたは眠気に襲われる 九問目に向かいながら まぶたが重くなってくるのを感じる」

中でも宿題をしたりその後寝転ぶシーンは脱力や深化の役割を担っており
彼女は十問の問題を解く風景を語りながら
「体が重い」「眠くなる」といった催眠が深まる類の言葉を意識的に多く投げかけます。

このあたりまでくると彼女の口調が最初に比べてえらくゆっくりになっているのに気づくはずです。
トーンが低くぼんやりとした声が耳に心地よく、それによって眠気を感じる人もいるでしょう。
イメージだけでなくシーンごとの演技にも気を遣いながら催眠を進めています。

「風鈴の音が聞こえるたび あなたの体はさあっと風が吹いたような 涼しさを感じる 涼やかな風を体に感じて ますますリラックスしていく」
そして最後は窓を開け、外で流れる風の音やタイトルにもなっている風鈴の音
さらには降りしきる雨音を聴きながらゆっくりと眠りにつきます。
安眠を目的としているだけあってどの音もとても柔らかく、特にぱらぱらと降る雨音に大きな癒しを感じます。

風鈴も主役だからといって執拗に鳴らすようなことはせず
10秒程度の間隔で軽くチリンと鳴るあたりに留めています。
その透き通った音も作品全体に涼やかな雰囲気を与えています。

このように、夏に潜む涼しい要素を活用してリフレッシュを促す珍しい催眠が繰り広げられています。
爽やかで心地よい作品
夏らしさを前面に押し出していながらちっとも暑苦しさを感じない不思議な作品です。

お姉さんは普通の思い出話をするように夏の一幕を語りながら
その中に様々なイメージや暗示を織り交ぜ感覚を伝えようとします。
催眠っぽさをぼかしてあるので、催眠音声を聴き慣れていない人だと普通のボイスドラマに思えるかもしれません。
ですがそのアプローチやセリフの表現方法は明らかに催眠の技術を用いており
聴き手の無意識に眠っている「涼しい」感覚を上手に活性化させています。

催眠音声における感覚操作と言えば温かさを伝えるケースが多く
その正反対にあたる涼しさをテーマとした催眠は非常に珍しいです。
どちらかというと冷えるのではなくスッキリする感じがするでしょう。
雨音や風鈴も涼を伝える効果がありますし、作品全体に統一感があります。

それ以外の感覚も中盤以降から体の重さ、意識のぼやけを促す暗示が数多く登場し
それにお姉さんの声が加わって頭の重さは割と感じやすいです。
kuroko.さんはスクリプターとして相当な腕前を持ってらっしゃるだけあって
トーン・ペース・間といった催眠に適した声の扱いにも長けています。
彼女の演技も本作品の魅力の一つと言えるでしょう。

暑い夏にもってこいな涼しさを与えてくれる作品です。
最近寝つきが悪いとか気分が落ち着かない人に特にお薦めします。

CV:kuroko.さん
総時間 本編…34:30 NG集…1:34

黒子ごっこ
http://kur0k0kk0.blog.fc2.com/blog-entry-62.html

追記
内容は全年齢なのですが製作者さんが18禁に指定されているため
当サイトでも全年齢指定をかけないようにしています。

東方入眠抄7 〜小傘ちゃんと雨の音に包まれて〜

サークル「Re:Volte」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、東方シリーズの愛されキャラ「多々良小傘」が
今の季節にぴったりな催眠で安眠へと導きます。

彼女のトレードマーク「傘」にちなんだ雨音を使った催眠が最大の特徴で
その柔らかく落ち着いた水音が自然なリラックスを与えてくれます。
それ以外にも一部でヘミシンクを鳴らすなど
「音」に着目した様々な癒しのギミックが散りばめられています。
愉快な妖怪からの優しい贈り物
多々良小傘の催眠を聴きながら眠りにつくお話。

「うらめしやー うっ うーらーめーしーやー」
小傘は素朴で明るい声の女の子。
眠れなくて散歩をしていた主人公を驚かしにやってくると
彼の事情を聞いてそのお手伝いをしてあげることにします。

東方シリーズを知らない人のために説明しますと
彼女は捨てられた傘から変化した妖怪で
普段は人々を驚かしてそのエネルギーを糧に生きています。
今回は癒しによる彼のリラックス気分をいただくために催眠をかけます。

特徴はオッドアイ(左右の色が違う目)と大きな傘。
特に後者は梅雨時につきものの雨と非常にマッチしていることもあり
催眠の中盤あたりから雨を降らして癒しを与えるシーンが登場します。
いわゆる音モノの色が強い作品と思ってください。
眠れないあなたに癒しの雨を
催眠はほぼ全編にあたる41分間。
まずは体をパーツごとに力を入れてから脱力したり、深呼吸して軽くリラックスします。

「どう? ちょっと疲れるかもしれないけど 気持ちいいでしょ?」
両手両足、お腹、首と顔などに一気に力を入れ、彼女の合図で力を抜くと
体の緊張が一気にほぐれて心地よさを感じるでしょう。
深呼吸も軽く我慢をさせてから息を吸わせる変則的なもので
落差が大きい分、事後のリラックス感がより鮮明に実感できます。
他の催眠音声でも見かける割とメジャーな手法です。

「青い髪の少女 右目は青く 左目は赤い もう君は その特徴的な瞳から 目をそらせない」
「落ちる 落ちる 眠りに落ちていく すーっと体が落ちていく」

お次は彼女の特徴的な目を見つめながら
カウントに合わせて軽い催眠状態へと入ります。
カウントが後になるに連れてペースが遅く、声が柔らかくなるのがいいですね。
その後にピアノBGMを流してリラックスを促すシーンなんかも用意されています。

催眠が始まってからおよそ15分後
いよいよ本作品の目玉である雨の音がバックで流れ始めます。

雨音は強すぎず弱すぎずといった丁度良い具合の雨量で
例えるなら小さめの川の水が流れる音に近いです。
おそらくアスファルトではなく土に降る雨を録音されたのでしょう。
雨が地面に落ちたときの音がリアルで聴くものに比べて柔らかく感じます。

「私の熱 感じるかな? 冷えた体に 温もりが気持ちいいでしょ?」
もちろん最中の小傘は黙っているわけではありません。
雨に濡れて体が冷えないように自分の傘で守ってあげます。
直接的に暗示を入れるのではなく
雰囲気でなんとなくそう感じさせる自然なアプローチがされています。

「雨の音 変わってきたの わかる?」
雨が降り始めてしばらくすると
「シュワーッ」という雨の道路を車が通り過ぎたときに鳴るような細い雨音へと変わります。
おそらくこれが作品説明文に書いてあるヘミシンクだと思われます。

ヘミシンクは左右から異なる周波数の音を聴かせることで特殊な脳波を発生させ
意識を特別な状態に誘導する技法。
長く聴いているほど、その差にあたる周波数へと脳波を徐々に変えてくれるそうです。
簡単に言えば聴いてるだけで癒しが得られる音です。
エロトランスさんの「まどろみ世界」あたりが有名ですね。

本作ではおよそ6分と短めの時間になっていますが
その何ともいえない不思議な音の数々が
現実世界から一時的に遠ざかったような気分にさせてくれます。
音を中心とした作品は雑音が聞こえなくなるので没入感が得やすいです。

「すーっと落ちていく感覚 眠りに落ちていく」
そして最後は先ほどよりも弱くなった雨音と彼女のカウントを聞きながら眠りにつきます。
柔らかい声と柔らかい音で形成された空間は安らぎに満ちており
ここまで聞いてきた諸々の音や音楽の効果も手伝って
まどろむような心地よい感覚を抱きながら眠れるでしょう。

このように、彼女のキャラを活かした独特な催眠が繰り広げられています。
音で癒してくれる作品
暗示に代表される「声」よりも効果音やBGMといった「音」を中心に据え
それらを上手に使って少しずつ眠気を膨らませている作品です。

小傘は初対面の主人公に人懐っこい態度で接しながら
彼が安眠できる準備としてまずはしっかりとリラックスさせ
それから最大の特徴である雨音をたっぷり聞かせます。

雨・風・波などの環境音は人間の本能に根付いた癒しの音ですから
催眠音声の経験に関係なく、多くの人が安らぐに違いありません。
ヘミシンクも雨音と混ぜて鳴らしているから違和感がないですし
作品の世界にどっぷりと浸かりながら音を楽しむことができます。

過去作「東方入眠抄4 ~解等苦~」と同様に
キャラや世界観を大事にしながら催眠を組み立てています。

しかし効果音や音を重視した結果、催眠の要とも言える暗示がやや少なくなっています。
ですから癒しや眠気は大いに感じるのですが
強い脱力感、全身がピリピリ痺れる感覚といった催眠特有の感覚は得にくいと思います。
本作の催眠の目的が安眠にあるので当たり前といえばその通りなんですけど
それらの要素を楽しみたくて催眠音声を聴いている人はご注意ください。
催眠そのものを否定するのではなくて、そういう作品ですよということです。

従来の催眠音声とは一線を画している独特な作品です。
小傘や東方ファンだけでなく癒されたい、変わった催眠音声が聴きたい人にもお薦めします。

おまけは作中で流れたアレンジBGM2種です

CV:不明
総時間 本編…44:13 おまけ…7:26


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はありません

追記
ふしぎラボ -Mystiska Lab-さんの
「ルミナスタジオによる シャボン玉に包まれるリラクゼーション」に近い作風です。

【無料】雨の音に抱かれて

サークル「黒月堂」さんの無料の同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介するこちらの作品は、とある雨の日を舞台に
恋人に近い関係のお姉さんが添い寝しながら眠りへと導きます。

全編を通じて常に流れ続ける雨の音、ゆっくりと静かに紡がれる彼女の声
そしてちょっぴりセンチメンタルな印象を受けるセリフなど
作品を構成するすべての要素が落ち着きを感じるもので統一されており
その独特な空間がリラックスしやすい雰囲気を生み出しています。



恋人未満な女性と過ごす雨のひと時
お姉さんにベッドで添い寝をされながらのんびり過ごすお話。

「あぁ すごい雨 ねぇ 君は 雨の音は嫌い?」
お姉さんはしっとりとした穏やかな声の女性。
ベッドで主人公の右手に寄り添いながら
外で降りしきる雨の音に耳を傾けるよう語りかけてきます。

本作品のテーマはタイトルにもなっている通り「雨の日」。
それにちなんで音声の開始から終了まで常に雨の音がバックで流れ続けます。

「しとしと」ではなく「ざーざー」とかなり強めに降ってる感じの音なのですが
元々の質感が柔らかいのもあって聴き続けていてもそれほど気にはなりません。
むしろ強いからこそ耳に心地よい微弱な刺激が感じられます。
音自体のクオリティも高く、ボリュームも声を邪魔しないレベルに調節されていて
物語の静かな雰囲気を演出する重要な役目を果たしています。

「だって 雨の歌は綺麗だけど どこか寂しい 切なくなる」
もちろん作品の主役とも言えるお姉さんの声も癒し特化。
一般的な音声作品よりも意識的に語句を区切って十分な間を取りながら
彼女は物語に適した詩的な表現を交えたセリフで語りかけてきます。

こういうことをするのだから恋人同士なのだろうと思いきや
作中でのやり取りを聴く限りそこまでの関係にはなっていないようです。
敢えて2人に距離を設けてちょっぴり物悲しい雰囲気を出したかったのかもしれません。

かなせさんと言えば明るく元気な女性を演じられる作品が多く
それらとはまったく正反対のキャラが余計に静けさを感じさせてくれます。
効果音・セリフ・演技などあらゆる要素が安眠にマッチしているのが一番の特徴です。



雨と声で構成された心休まる空間
物語は彼女が至近距離から語りかける形で進みます。
バイノーラル録音の効果で声の近さだけでなく
声が生み出す風圧までも微かに感じられるでしょう。

「ねぇ そばにいてね 一人ぼっちにしたら嫌だよ?」
しばらく雨の音に耳を傾けた後、彼女は切なそうな仕草を見せながら
こちらに甘えたりすがり付くセリフを言ってきます。

安眠系の作品ではお姉さんが包み込むような大らかな態度で
「大丈夫だよ」と言いながら頭を撫でてくれるシーンをよく見かけるのですが
本作品はそのまったく逆、女性に頼られるシチュで温もりを演出しています。
彼女の素直で可愛い姿に多くの人が癒しを感じるでしょうね。

「君は 雨みたいな人だね 私に興味なさそうで 何も訊かないけど でも 優しい」
また作品の舞台にちなんだ雨に関する描写も登場します。
雨の日はいつもに比べて静かだとか、幻想的な雰囲気を感じる人もいるはずです。
その様子を彼女は声と言葉を使って感じさせてくれます。

彼女のセリフを聴く限り、おそらく雨がやんだら2人は離れ離れになってしまうのでしょう。
だからこそ彼女が一緒にいられるこのひと時を貴重に思っているのが伝わってきます。
癒されるんだけどそこはかとない物悲しさもある。
雨というものが持つ温かさと冷たさの両方が音声という形で見事に表現されています。



短時間ながらも密度の高い作品
雨の音やお姉さんのキャラとセリフを上手に使って癒しを与えている作品です。

環境音の代表格とも言える雨の音が常に流れ続けるだけあって
これだけでも十分に心が落ち着いたり安らぐのを感じます。
そして雨の持つイメージが作品全体に静かな印象を与えています。

もう一つの柱とも言えるお姉さんも敢えて弱いところを見せながら
男性が本能的に持っている「女性を守りたい」という気持ちを適度に刺激します。
別に無茶な注文はしてこないのであざとさもありませんし
女性と一緒にいる雰囲気を出す丁度いいあたりで留まっています。
テーマを踏まえたかなせさんの落ち着いた演技もこれを上手に助けています。

「雨・・・ やっぱ雨は 寂しいね だから今日はずっと一緒にいようね 雨の音に抱かれながら」
聴いていて思ったのが、ストレートに癒すのではなく
寂しさをほんのり配合しているところがすごく面白いなと。
これが物語にドラマ性と個性を与えています。
聴き終えてからちょっとしんみりする人もいるでしょうね。

聴き手を眠らせる明確なシーンが無いため安眠特化ではないのですが
寝る直前に聴くと安眠効果が期待できる心休まる作品です。
短時間かつ無料ですので気になった方はどうぞお気軽にお試しください。

CV:かなせさん
総時間 10:52

【無料】雨の音に抱かれて
こちらからダウンロードできます

催眠的な彼女6月号

サークル「スマイル戦機」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、母性漂うあまあまな雰囲気の彼女が
幼児退行の催眠を使って聴き手に癒しを与えます。

本当の子供に語りかけるような彼女の優しい声や言葉
バックで流れ続ける水の揺れる音や弾ける音、など
赤ちゃんになる気分を味わわせるための様々な演出がされており
聴いてる最中はリアルを忘れてとても幸せな気分に浸ることができます。



彼女の赤ちゃんになって甘えよう
彼女に幼児退行の催眠をかけてもらうお話。

「今日も一日おつかれさま」
彼女は甘く優しい声の女の子。
家に帰ってきてすぐさまベッドに寝転ぶ主人公を心配そうに見ると
日頃の頑張りを労う様々な温かい言葉を投げかけます。

本作品のテーマは催眠音声で最近注目を浴びつつある「幼児化」。
現実世界のあれこれから一時的に離れ
彼女に甘やかされながら心身をリフレッシュします。

著しく癒しに傾倒した作りのため、エッチな要素は少ないものの
赤ちゃんでしか体験できないシチュがたっぷり用意されていますから
赤ちゃん気分を味わう分には問題なく楽しめると言えます。
簡単に言うと雰囲気作りが上手です。

今から4年近く前に出たにも関わらずバイノーラル録音が施されているのもポイント。
催眠の序盤から彼女はこちらの耳元へと近づき
時折位置を切り替えながら息遣いまで聞かせてくれます。
テーマがテーマですから彼女との一体感・密着感はとても重要です。
それを感じさせるための演出にもこだわりながら作られています。

催眠はおよそ25分間。
最初は布団の温かさを感じながら深呼吸や上半身の脱力を行います。

「指先の力を抜いて ゆーっくり 閉じて 開いて ほーら もう君の手は ふわーり ふわーり」
「ほら 体がかるーく かるーくなっていく」

彼女はそれらを行いながらしきりに体に軽さを感じさせようとします。
一般的な催眠音声だと脱力の際に重さを感じさせることが多いため
このシーンで逆に体が重たくなる人がいるかもしれません。

ですがそれはそれで脱力できていることを表しているわけですし
あまり気にせずそのまま聴き進めていくのがいいでしょう。
肝心なのはリラックスできているかどうかです。

「ゆらーり ゆらーり 波に揺られて 穏やかな 波に揺られて」
お次は更なる脱力として風・波など自然のイメージを交えながら
それらに揺られて心地よさを感じます。
このあたりから水の揺れる音や弾ける音がバックで流れ始め
実際にそれらに漂っている雰囲気を感覚的にも伝えてくれます。

環境音は人間なら誰にでも通用する癒しの音ですし
多くの人が自然に帰ったような安らぎを感じるでしょう。

「いま君が 赤ちゃんになったみたいに 自分では何もできない 何もできない 君」
また彼女は脱力を行いながら、今回のテーマである幼児退行にも触れ始めます。
赤ちゃんはお母さんにお世話してもらわないと何もできない存在です。
そして今の聴き手は体の自由を奪われた何もできない存在。
感覚のリンクによって遠まわしに幼児化を自覚させるわけです。

「君は今 私の中にいる 私のお腹の中で 私の鼓動を聞いている」
「ゆらり ゆらり あったかい羊水の中 私の胎盤は 君と繋がっている」

そして最後はこの後行うプレイの準備として
彼女のお腹の中にいる気分を膨らませていきます。
先ほどの波に漂う感覚を羊水に置き換え、彼女の鼓動も感じさせるなど
お話のつなぎ目に違和感がなく自然にイメージすることができます。

幼児化に向けて少しずつイメージをシフトさせていくスマートな催眠です。
いきなり赤ちゃんに関する描写を持ち出すようなことはせず
まずは十分にリラックスさせ、その心地よい感覚に浸らせながら
やや遠まわしに赤ちゃんならではのイメージを徐々に植えつけていきます。
中でも波間に漂う感覚を羊水に切り替えてくるアプローチは見事と言えます。

しかし、催眠音声にとって最も大事な技術が不足しているため
本作品を聴いて赤ちゃんになることはおろか
催眠状態に入る可能性すら皆無と私は考えています。

まず催眠を進めるにあたって確たる技術が使われていません。
深呼吸で呼吸に合わせて声をかけているところまでは良かったのですが
脱力では分割弛緩法と漸進的弛緩法の一部を抜粋したようなことをやられていますし
その後のイメージを絡めての深化シーンもカウントを普通に数えているだけです。
おかげで脱力に特化した催眠なのに、私はまったく体が重くも軽くもなりませんでした。

「私の声だけを…きく そのことにだけ 全神経を注いで 私の言うとおりに 体の力を抜いて欲しいの」
それ以上に致命的なのが暗示の表現方法とボリュームです。
彼女は暗示を入れる際、「~して」とお願いするような言い回しを何度も使用しています。
暗示を入れるべきところで指示を与えてしまっているわけです。
さらにイメージの描写に力を入れるあまり、感覚を操作する暗示が極端に少ないです。

催眠では術者が言ったことを聴き手が主観的に感じられるかが結構重要になります。
だから多くの催眠音声では「体が重くなる」と聴き手視点で語られているのです。
客観視点で表現していては暗示のパワーは当然弱くなります。
本作品のように暗示を散発的に入れているのなら尚更です。

まとめると、雰囲気作りや流れは良いのだけど技術が残念な催眠です。
彼女の声のおかげで癒しを感じたり眠気を催す人はいても
催眠特有の感覚は得にくいと思います。



彼女のお腹の中で過ごす心地よさ
続く2番目のパートは赤ちゃん気分を純粋に満喫するシーン。
彼女のお腹の中に漂いながら様々な愛の言葉を聞いて心を浄化します。

「君を守れることが ママは嬉しい こうやって 愛情を伝えられること とっても幸せ」
「ねーんねーんー ころーりーよー おこーろーりーよー」

引き続き環境音が流れる中、彼女は聴き手が羊水に漂っていること
その存在を自分も感じ、幸せに思っていることを伝えながら
「守ってあげるからね」と優しい言葉をかけたり子守唄を謳ってあげます。

ここでも彼女に抱かれているイメージの描写が中心となっているため
催眠音声特有の体や心を操作される感覚は味わいにくいのですが
雰囲気はしっかりしているので一定以上の癒しは得られます。
そして最後に彼女のいきむ声と共に再び外の世界に送り出されます。

エッチシーンはおよそ8分間。
プレイはキス、SEX(正常位?)です。
エッチな効果音、セルフ共にありません。

「ほら 見て? 君は ママのここから出てきたんだよ?」
赤ちゃんとして無事生まれてきた主人公に優しい言葉をかけると
彼女は自分のおまんこを見せつけながら、再びここに戻ってくるよう誘います。

エッチはここまでの流れを踏まえて彼女がリードしながら行います。
時間的にも内容的にも淡白に感じるかもしれませんが
様々な経緯を経た末に結ばれるだけあって強烈な愛を感じます。
彼女に愛されていることに幸せを感じながら抜くエッチですね。

「さぁ ママのここへ戻りまちょうね?」
また彼女は今までとは違い、赤ちゃん言葉でこちらに語りかけてきます。
最初に交わされるキスは優しくしゃぶるような粘性の高い舐め音を鳴らし
その後のSEXも切ない喘ぎ声を漏らす濃度の高いプレイが行われており
ここだけを聴いても1発抜けるくらいの十分なパワーを秘めています。

ちなみに本作品のエッチはドライ・セルフ・ウェットいずれにも該当しません。
彼女がイキ声を上げた直後に終了しています。
ここも催眠音声よりはエッチなボイスドラマに近い作りです。

このように、テーマに沿った癒しに溢れたエッチが繰り広げられています。



癒しは大いに感じるのだが
催眠っぽいことをしているエッチなボイスドラマです。

聴き手が赤ちゃんになった気分を十分味わえるように
彼女は終始優しい物腰で声を近くに寄せながら
赤ちゃんにちなんだ様々な要素をイメージとして描写し
それと並行して甘やかす言葉や励ます言葉を何度も何度もかけてくれます。

彼女の声が後になるほど母性を感じる丸みを帯びたものへと変化し
それが生み出す温かい空間に、すべてを忘れさせてくれるほどの癒しを感じました。
お話の展開やエッチの内容も作品の趣旨に沿ったもので統一されていますし
癒し系のボイスドラマとして見るならかなりの完成度を誇っていると言えます。

ですが催眠音声は催眠の技術を使って聴き手を誘導するものですから
本作品のようにイメージや雰囲気がしっかりしているだけでなく
主観的にそう感じさせるための効果的なアプローチが必要不可欠です。
残念ながらその最も大切な要素が本作品には不足しています。
この時点で催眠音声と呼ぶのは正直厳しいです。

エッチは暗示で聴き手の感度を上げたりすることはないのですが
声や音を意図的にエロくしているのでオカズとしてなら普通に使えます。
自分からおまんこの中まで見せつけておねだりするシーンが特にグッときました。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。

以上のことから今回は大変厳しい点数とさせていただきました。
しっかりとした技術を用いていれば名作になっていた可能性もあるだけに残念です。

CV:まきいづみさん
総時間 1:17:24


オススメ度
■■■□□□□□□□ 3点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は4点。
コスパがやや悪いので-1してあります。
幼児プレイを扱った癒し系の同人音声として見るなら5点です。

【176khzハイレゾ】道草屋 すずしろ-雨の日【耳かき&マッサージ】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、雨の降りしきる日を舞台に
人懐っこい女の子の店員さんが癒しのサービスをしてくれます。

雨の日にちなんだ様々な効果音や環境音が耳に心地よく
彼女の何気ない会話も加わって、まるで別世界にいるような心安らぐ気分が味わえます。
サークルさんでは珍しい18禁要素があるのもポイント。
至近距離から聞こえてくる生暖かい吐息と荒々しい責め音から彼女の興奮が感じ取れます。
雨の日に行われる静かなサービス
道草屋の店員「すずしろ」から耳かきやマッサージのサービスを受けるお話。

「お客様 こちらです 曲がり角の角です」
すずしろは素朴で可愛い声の女の子。
運悪く雨の日に来店したお客に丁寧な挨拶をすると
外に出られない退屈しのぎに縁側で耳かきをしてあげます。

本作品は大きく2つのシーンに分かれており
昼の部は縁側で膝枕をしながら耳かきを、夜の部はお部屋で全身をマッサージします。
エッチな表現が登場するのは夜の部の一部のみで、昼の部は完全な全年齢向けです。
そして雨の日らしく音声開始当初からバックで雨音が鳴り始めます。

道草屋シリーズは以前から環境音のクオリティがずば抜けて優れていることで有名です。
今作でもアスファルトに打ち付けるような「ピシッ」という音ではなく
土や草木に零れ落ちるような「ひたひた」という柔らかい音が使われています。
そしてお話が進むに連れて雨足が微妙に変化します。

さらに道草屋に立て掛けてある古時計の規則的な針の音
雨宿りをしている鳥の鳴き声など様々な効果音を鳴らすことで
田舎らしい静かで落ち着いた雰囲気をリアルに作り上げています。
そして音に包まれ続けるからこそ作品の世界に浸りやすくもなっています。

「雨天は 髪が湿気を吸ってしまい お客様にお見せするには 大変見苦しい格好となってまして…」
すずしろは店員よりも年齢相応の普通の女の子といった印象が強いキャラ。
お客とは既に3回も一緒に時間を過ごしていることもあって仲が良く
昼の部は雨で跳ね上がった髪の毛を見られないよう目隠しをお願いしたり
サービスの最中も終始打ち解けた様子で話しかけます。

諸々の音と彼女のキャラがどちらも癒しの方向でまとまっているからこそ
聴いててとても落ち着けるし心がほっこりするわけです。
癒し系にも色々あるのですが、道草屋シリーズは総合力が極めて高い作品と私は見ています。
すずしろの存在が感じられる耳かき
昼の部で行われる耳かきは31分30秒ほど。
膝枕の体勢で左耳→右耳の順に耳かき棒と綿棒を使って汚れを取り
そのあと指で軽く揉む比較的シンプルなものです。
ちなみに左耳だけ軽く息を吹きかけてくるシーンがあります。

耳かき棒は「じり ずずっ」と柔らかで若干ざらつきもある音
綿棒は「さらさら すっ」と耳かき棒より幅広くふんわりとした音が使われており
前者は耳の穴の入り口から徐々に奥へと進むように
後者は耳の壁をなぞるように軽く円を描きながら動きます。

効果音が柔らかい質感で揃えられているから雨音とマッチしてますし
意識してゆっくり、のんびりとしたペースで器具を動かしてもいます。
合間に鳴る耳かき棒についている鈴の音も清涼感があり
それぞれの音がバランスよく共存しているように感じられます。
まとめると、道草屋にいる雰囲気を大事にしながらサービスを行っています。

「羊も柴(犬)も 可愛いじゃないですか 芋は…うーんってなりますけど」
「優越感 ありますよね? 縁側 雨なのに お外に出てて 濡れないぞーって」

また耳かきをしている最中はすずしろが様々な話題を振ってきます。
内容は雨や蛙といったこの日にちなんだものばかり。
話しっぷりもお客ではなく年上の友達に対するような親しみを感じます。
彼女が楽しそうに童謡を歌い始めるシーンなんかもあります。

他にも耳かきを始める前に縁側に迷い込んだ蛙を追い出すシーンがあったりと
本作品ではサービスの合間に他愛もない要素を適度に織り交ぜています。
これが2人の仲の良さをやんわりと醸し出し、作品全体により大きな癒しを与えています。

耳かきをしているシーンなのですが、ここのメインは彼女とのやり取りだと私は考えています。
ですから耳かきそのものの質にこだわる人だとちょっと物足りないかも知れません。
サービス自体は割と大人しいので、やっぱり彼女ならではの部分がカギになっています。
耳かきとはまるで違う力強い責め
夜の部に行われるマッサージは32分ほど。
最初に肩を叩いてからローション状のお薬を手に取り
体の前→後ろの順にパーツを分けて丹念に揉みほぐしていきます。
また夜に入ると雨音は止み、その代わりに蛙の鳴き声がバックで聞こえ始めます。

肩叩きは「ぱす ぱす」と拳が交互に軽くぶつかる音
マッサージは「にゅるん ぬちゃ」と粘性の高い水音がいずれも左右で鳴り響き
体の部位に応じて音の距離や大きさが変わるなど、ここでもとてもリアルな音が楽しめます。

「お客様 次は お耳のツボ押しを予定しておりますが 手よりも こちらのほうがお好みでございましたよね?」
中でも中盤から登場する耳舐めは「素晴らしい」の一言。
今までよりもずっと声が近くなり、吐息にも微かな風圧が感じられます。
断続的におよそ18分間、彼女に密着されている気分が味わえるわけです。
そして距離が近いから彼女の興奮の高まりも手に取るようにわかります。

耳を舐め始めてからしばらく後に登場するエッチシーンは11分間。
プレイは耳を舐めながらの乳首責め、手コキです。
ローションプレイですから当然両方ともリアルな効果音が鳴ります。

「仕方がありませんので 手の届くところから マッサージいたしますね」
背中をマッサージするためにお客をうつ伏せにしようとしたところ
彼が勃起しているの確認したすずしろは
それぞ鎮めるために彼の乳首を指で執拗に責め始めます。

エッチはマッサージの延長として彼女が体をいじる形で進みます。
先ほどの耳かきではのほほんとしたやり取りをしていた彼女も
エッチにはまだまだ不慣れらしく荒い吐息を漏らしながら緩急をつけた激しい動きで責め上げます。
このキャラとプレイの大きなギャップが本作品のエッチにおける一番の持ち味でしょう。

「さっきから 指先にぽっちが当たるのですが 何なんですかね」
「仕方の無い旦那様ですね こんなことも お手伝いが必要なのですか?」

最中に彼女がかけてくる言葉もポイント。
女の子に一方的に責められる快感を煽るように、わざとこちらを少し見下したセリフをぶつけてきます。
口調が今まで通りなので心が傷つくほどでもないですし
エッチな興奮を盛り上げるスパイスとしていい感じに役立っていると言えます。

元々癒しのサービスから派生したプレイなのを踏まえて
ストレートな淫語はひとつも使わず、音とセリフが作り上げる雰囲気で抜かせようとしてきます。
エロエロな展開が好きな人には不向きな一方、彼女への感情移入がある程度できていれば十分に抜けるプレイです。

このように、音を使った静かで艶のあるエッチが繰り広げられています。
様々な音に癒される作品
エッチな描写が一部ありますが、基本的には癒しを目的として聴くのが望ましい作品です。

すずしろは遠路はるばるやってきたお客が雨で退屈しないようにと
自分なりに工夫してサービスを行いながら効果的に癒しを与えます。
田舎の女の子らしい飾らない態度や言葉、真っ直ぐなおもてなしっぷりが実に心地よく
バックで流れる雨音や生物の鳴き声も手伝って心身を大いにリフレッシュしてくれます。
調和の取れた環境音と人工の音に包まれるひと時は本当に心が安らぎます。

中でも環境音の扱いにサークルさんが一際心を砕いているように感じられます。
例えば耳かきで左耳から右耳へと切り替える際に体を反転させるわけですが
そこで今まで強かった雨音が一気に篭ったものへと変化します。
これは右を向いたときにすずしろのお腹を見るようになるため
体全体が外とは逆、つまり雨音が聞こえにくい体勢になるからです。
そんな何気ないところまでこだわりながらこの作品は作られています。

「てるてるぼうずー てるぼうずー あーしたてんきに しておくれ」
効果音と同じくらい大事な要素であるすずしろも
過去作以上に人懐っこく、それでいてサービス自体はレベルアップしていたりと
店員として、人間として成長している部分が窺えます。

実は今から1年以上前に出た「【耳なめ】道草屋 すずしろ 連夜【マッサージ】」という作品でも
彼女がお客に勢いで手を出すシーンがあったのですが
そのときに比べて責め方が上手だったり、事後の立ち直りが早くなっていたりします。
音を中心に据えていながらキャラもしっかり立たせているところが見事です。

エッチはそもそもの時間が短いことやくちゅ音メインなこともあって
他のシーンをしっかり聴いて、彼女のことをある程度理解するのが重要になります。
がっつくような激しい動きの合間に緩やかな責めを加えているのが印象的でした。
成り行きとはいえお客にできるだけ気持ちよく射精してもらい気持ちが篭っています。
くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、淫語はありません。

梅雨時の今にぴったりな癒し系作品です。
これだけの時間とクオリティで価格が800円なのも驚異的。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは4本目の満点とさせていただきました。

CV:餅よもぎさん
総時間 昼の部…42:17 夜の部…49:21 合計…1:31:38

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

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東方入眠抄4 ~解等苦~

サークル「Re:Volte」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、東方シリーズでお馴染みのキャラ「聖白蓮」が
催眠の技術を交えた会話で安らかな眠りへと導きます。

外来語などのカタカナ用語を一切使わなかったり真言を唱えるシーンがあるなど
彼女のキャラにふさわしい落ち着いた世界観が構築されており
シリーズファンでも疑念を抱かず楽しめるようになっています。



聖白蓮と一緒に眠りの世界へ
聖白蓮が眠らせてくれるお話。

「こんばんは あら その姿…あなたはこの世界の住人ではないんですね?」
白蓮は素朴で穏やかな声のお姉さん。
寝る途中、いつの間にか命蓮寺へと迷い込んでしまった主人公に声をかけると
彼が安らかな眠りを得られるようお手伝いします。

本作品はサークルさん自身が「催眠風入眠音声」と言われているように
世に数多く存在する正統派の催眠音声のように暗示で逐一誘導するのではなく
催眠の技術に小話やBGMといった癒しを感じる要素を取り入れ
彼女に眠らせてもらう雰囲気を持たせながら眠りへと導きます。
催眠音声とボイスドラマの中間あたりに位置する作品と思ってください。

ですが作中で使われている催眠の技術や暗示の表現力は十分なクオリティを持っており
聴き進めていくほど頭の中がぽわぽわする幸せな気分が広がっていきます。
元々の目的が安眠にあるのでガチガチに誘導する必要はありませんし
彼女らしさを出すためにわざとこういう作りにしているように思えます。

「体の疲れも 心の疲れも ここで ゆっくりと癒していってくださいね」
白蓮は初対面の相手にも親しく接する慈愛に満ちたキャラ。
主人公により安らかな眠りを提供するために
いきなり眠らせるのではなくまずは心の穢れを取り除こうとします。

他には僧侶らしく優しい言葉で諭したり真言を唱える独特なシーンも登場するなど
彼女のキャラをかなり強く意識しながら催眠を進めています。
世界観がしっかりしてますから熱中しながら楽しく聴けるでしょう。



キャラを活かした独特な安眠誘導
催眠はほぼ全編にあたる40分間。
まずは深呼吸をしたりカウントに合わせて脱力しながら
まっさらな自分になるために精神と肉体を切り離していきます。

「ふわふわ 宙に浮いているような感覚になっていきます」
「もう あなたの体は動きません じわじわと 全身が沈んでいきます」

序盤なこともあって内容は普通の催眠音声とほぼ変わらず
息を吐いた直後や数カウントごとに力が抜ける暗示を的確に入れてきます。
脱力後に改めて行う深呼吸のシーンでその効果を実感するでしょう。

心身の準備が整ったところで本格的な安眠誘導に入ります。
事前に遠い昔に生まれたとある兄妹のお話をしてから
自分の心の中にある苦しみを彼女の言葉に耳を傾けながら浄化します。

「おんあぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まにはんどま じんばらはらばりたやうん」
「たゆたうように 体が揺れているような感覚 じんわりと 温かい水に 体が浸されているよ」

カウントに合わせて海の中に体を沈めるイメージをしながら行うのですが
最中におまじないとしてマントラ(真言)を唱える仏教色を持たせたものになっています。
このへんが純粋な催眠音声と大きく異なるところですね。
催眠にとってプラスに働くとは思えませんが、世界観の構築を助けているのは確かです。

そして最後に長めの深呼吸をしたり
先ほど沈んだ海から今度は浮かび上がりながら眠りへと落ちます。
ここでは聴き手が落ち着いて眠れるようにと白蓮が敢えてセリフの量を減らし
リラックスを促すピアノBGMや自身の寝息を多めに聞かせてくれます。

十分にリラックスしてから静かに眠る。
安眠として王道的な内容に彼女らしさを取り入れた比較的手堅い安眠誘導と言えます。



東方ファン向けの作品
心身をリフレッシュしながら眠れる催眠風ボイスドラマです。

妖怪・人間分け隔てなく平等に接する白蓮のキャラを踏まえて
序盤からとてもフレンドリーに語りかけながら心にプラスに働く暗示を入れ
スッキリした気分にしたところで仕上げの眠りへと導きます。
その流れの中に仏教語に関する話や呪文を取り入れ
彼女が寝かせてくれている雰囲気を出しています。

彼女らしさを出す諸々の要素が催眠からやや脱線しているため
当サイトでは敢えて催眠風ボイスドラマと呼ばせていただきました。
ですが催眠の技術が使われている部分については
暗示が若干少ないことを除けば特に問題を感じません。
むしろこの2つの要素を本当にうまく融合させているなとさえ思えます。
作品としての完成度はかなり高いと言えます。

「私は すべてを愛していますが 誰かを愛することはありません」
作中で白蓮が時折見せるしんみりとした様子も心を潤します。
彼女は人間ではないので人間の苦しみを味わうことはありませんが
それができないことも一つの悲しみに繋がっているように見て取れます。

人として生きる以上、苦しみから完全に逃れることはできません。
だからこそ彼女なりのやり方でそれとの上手な付き合い方を示してくれています。

個性的だけど催眠音声としては首を捻る部分があることから
今回は以下の点数とさせていただきました。
良くも悪くも白蓮のキャラを前面に押し出した内容になってますので
基本的には彼女やシリーズが好きな人にお薦めします。

おまけは作中で流れたアレンジBGM2種と般若心経読み聞かせです。

CV:saoriさん
総時間 本編・・・41:39 おまけ・・・12:52


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は6点。
コスパがいいので+1してあります。

UTERUS

サークル「KUKURI」さんの無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、催眠を受けて女性へと生まれ変わった後に
以前仲良くしていていた謎の女の子と愛し合います。

生命のふるさとである海を舞台に、波の音などのリラックスに効果的な音を鳴らしながら
海の底に沈んで一度自分自身の存在をリセットし、女性として再構築するといった
UTERUS(子宮)の名前をそのまま反映したかのような催眠が繰り広げられています。

エッチはレズプレイの中でも相当にソフトな部類に留まっているものの
最中に感度強化を重点的に行ってくれるおかげで
エッチな熱が自然と湧き上がってくる体験がしやすいです。



母なる海に包まれながら
お姉さんの催眠で女の子になり、その後「みちる」とエッチするお話。

「月明かりに照らされた砂浜を歩く 月を眺めるために 砂浜に寝転がる」
お姉さんは明るくて優しい声の女の子。
昔一緒によく遊んでいたみちると月明かりに照らされた浜辺で偶然出会い
抱かれたりキスをされるところから物語は始まります。

本作品ではお姉さんが催眠誘導パートを
みちるがエッチパートのメインの語り手を担当する形で進められます。
みちるの声はお姉さんをちょっぴり幼くした程度の違いしかありませんから
たぶん聴いている最中は2人の違いを感じることはほとんどないでしょう。

催眠はおよそ17分30秒間。
まずは舞台となる夜の浜辺をイメージしながら
深呼吸をしたり、お姉さんに言われた部位を意識して脱力します。

「深呼吸が終わると 体の力が抜けて とてもリラックスした状態になります」
深呼吸による自然なリラックス、合間に入る彼女の暗示
そして音声の冒頭から流れる波の音やヒーリングミュージックのような音楽が
うまい具合に合わさって海に佇んでいる気分を感じさせてくれます。

声よりも音楽のほうがボリュームが大きいため
聴き始めた当初は声に集中しにくいかもしれませんが
催眠パートでは何らかの音が流れ続けますからそのうち慣れると思います。
聴いた限りですと上記以外にバイノーラルビートらしき振動音も混ぜていました。

適度にリラックスした後は水面に少しだけ浮かび
それから体が重くなる暗示を入れられながら海の底へと沈んでいきます。

「体が重たい 重たい 石のように重たい 体が重たい 重たい どんどん重たくなっていく」
右手・左手・両足・頭の中を順番に脱力していく定番の手法なのですが
最中のセリフに「重い」をかなり多く織り交ぜながら暗示を入れてくるおかげで
このあたりから体が重いとか、動かない感じがするのを実感し始めます。
彼女もそう感じてもらえるようトーンを下げた声で語りかけてくれます。

「お腹の中は とても温かくて ゆったりしてて 気持ちがいいの」
海の底に到達し、自分の体を泡に変えて一度存在を曖昧にしてから
最後に母親の胎内にいる様子をイメージし、同時に体に温かさを感じます。
ここまでとは違うゆったりとした調子のピアノBGMや環境音が登場し
今まで以上に安らげる思いがしました。

生命誕生の地である海を子宮に例え
そこに一度帰り、還元しながら心身をリフレッシュする催眠です。
KUKURIさんの作品では珍しく音楽や環境音を主軸に据えており
それらに感覚を操作する暗示を上手く合わせて催眠状態を深めていきます。

全体的にお姉さんのセリフのペースが速く間も短いため
催眠音声に不慣れな人だと慌しくて入りにくいかもしれません。
ですが多少場数を踏んでいる人なら音楽も含めてついて行けるのではないかなと。
暗示の内容から重感や温感をより強く感じる人が多いと思います。



とことんまで感度を高めていくエッチ
エッチシーンは41分ほど。
プレイはオイル塗り、全身舐め、キス、手マンです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「男の子から 女の子へ生まれ変わるんだよ?」
催眠によって一度赤ちゃんへと戻った主人公は
今度は女性として生まれ変わり
それから女の喜びを楽しむためにみちるとエッチをします。

エッチは最初の3分ほどを使って女体化の催眠を施した後
みちるに優しくリードされながら体の様々な部分を責められます。
ここからは環境音や音楽は一切流れません。

「適度な大きさの乳房と ピンク色の乳首 もちろん乳房の感度は抜群だよ」
「膣の中に何かが入ってきたら 気持よくて 仕方なくなっちゃう」

序盤の女体化は女性としてのおおまかな容姿と
象徴的な部位のみにスポットを当てたシンプルなタイプ。
本作品のエッチのテーマが「全身のおまんこ化」にあるだけに
そこを責められる快感に最も力が入れられています。

その後のみちるとのレズプレイは全身をいくつかのパーツに分けて
彼女に媚薬効果つきのオイルを塗りたくられたり体の隅々まで舐められます。
これだけを聞くとえらくソフトなプレイに思えるでしょうが
プレイ中は様々な手を使って何度も何度も感度を上昇させてきます。

「オイルを塗られた胸が かーっと熱くなる 熱い 熱い 熱くて仕方が無い」
実際のプレイの様子も感覚操作の暗示を入れてくるシーンが非常に多く
主人公自身になりきりながらプレイを聴きやすくなっています。
そして催眠パートの終盤で感じさせた温かさをエッチな熱へと変えていることから
顔や股間が火照ったり疼く感じがだんだんとしてくるはずです。

「体が触れ合うたびに全身を電気が走る ビクビクとして 快感の波が止まらない」
そうやって適度に感度を上げたところで
いよいよカウントを数えながらパーツごとに体をおまんこへと変えていきます。
あくまで例えですから本当にそうなるのではなく
とてつもなく敏感になるくらいに考えていただいくのが妥当です。
ですが肌がピリピリする感じは割と味わえました。

最後の絶頂シーンだけは2つのタイプがあり
通常版は心温まる言葉を何度もかけて幸せを感じさせながら
もうひとつのラスト違い版は引き続き全身を舐めてもう少し感度を上げてから
カウントを何度も数えて連続絶頂するようなフィニッシュを迎えます。

違いとなる部分の時間が7分程度とかなり短いため
どちらを聴いたとしても得られる快感の違いはほとんどありません。
ですから皆さんのお好きなほうをお選びください。
私個人は通常版のほうが優れていると思います。

このように、感じてもらうことを重視したあまあまなエッチが繰り広げられます。



催眠要素の強い作品
エッチをしながら言葉で感覚を操作される気分が味わいやすい作品です。

ボイスドラマ仕立ての作品が多いKUKURIさんの普段の作風とはかなり違い
お姉さんとみちるは運動操作や感覚操作の暗示を数多く交えながら
聴き手に重感、温感、エッチな気分の高まりを伝えます。
この内容なら正統派の催眠音声と言っても何ら問題はありません。
きめ細かい暗示を使って最初から最後まで上手に誘導しています。

ふたなりやペニバンも登場せずソフトなレズプレイをしていることから
サークルさんのファンだとエッチに物足りなさを感じるかもしれません。
ですが主人公が責めを受けてどう感じているかが把握しやすく
結果的には主人公自身になりやすいといったメリットもあります。
サークルさんもそれを狙って作られているように思えます。

催眠は得意とされている古典形の技術を
作品のテーマに合わせてアレンジしながら施しています。
女体化をもう少し重厚に行ってくれたら尚よかったです。

エッチは体の温かさをそのままエッチな熱へと変えています。
「カウントをするたびに感度が10倍になる」といった表現が大げさに感じますが
それ以外は至って丁寧に進めています。
どちらかというとエッチで思いっきり気持ちよくなるよりも
言葉で性的快感を操作される楽しさを味わうプレイだと思います。
ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

女性として女性に愛される喜びに浸りやすい作品です。
何度も言うようにエッチ自体は相当にソフトな部類に属します。
無料なので損はしませんが、これを理解した上でお聴きください。

CV:涼貴涼さん
総時間 導入…19:02 通常版…37:14 ラスト違い版…40:03

UTERUS
こちらからダウンロードできます

追記
リンク先のページがうまく表示されない場合は以下のリンクをお試しください。
http://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_054155zero/?i3_ref=search&i3_ord=1

※2026年8月30日追記
DLできなくなってるとのご連絡をいただきました(こちらでも確認済み)。
サークルさんが再アップされてる様子もないので現在は視聴できません。


ご耳愛部!~愛雪の章~

サークル「藤和工場」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

昨年4月に第1作が出て以来シリーズ3作目にあたる本作品は
旧校舎の保健室を舞台に明るく爽やかな女の子が
頭部のマッサージと耳かきで癒しを提供します。

春の訪れを感じさせる優しい風や鳥の鳴き声
そして彼女が語る雪に関するお話など
冬から春へと移り変わる季節感を重視しながらサービスを行っており
その静かで落ち着いた雰囲気が自然と心を解きほぐしてくれます。



麗らかな春の陽気に包まれて
ご耳愛部の部長「紬愛莉(つむぎあいり)」に癒してもらうお話。

「んんっ ああ…ご耳愛部へようこそ」
愛莉は明るくて優しい声の女の子。
旧校舎保健室のベッドでシーツに包まっているところを主人公に見られ
「これは雪原を泳いでいるのだ」と彼女が答えるところから物語は始まります。

シリーズ作品ですので背景を簡単に説明しますと
ご耳愛部は学校の正式な部ではないのですが
彼女を初めとする構成員たちが心に疲れを感じている人たちに対して
サービスで体を、勇気付けるような会話で心をリフレッシュさせています。

雰囲気は家庭と専門店の中間あたりに位置づけられる感じでしょうか。
家族や彼女ほどの親しさは無いのだけれど、お店のようなよそよそしさも無い
言うなれば友達くらいの親しさで愛莉は接してくれます。

そして今回は時期が春先ということもあって
作中の様々なシーンで季節を感じさせる演出を取り入れています。

例えば音声が始まった直後から風が緩やかに流れる音がしたり
ウグイス等この時期に見かける鳥の鳴き声が適度に聞こえてきます。
藤和工場さんは以前からそうなのですが、環境音の質が一際優れており
そのクリアでナチュラルな音の数々が爽やかな気分にさせてくれます。

「このご耳愛部は そういう翼がちょっと疲れたなぁって人が 羽を休める場所 渡り鳥が越冬する湖 そんな場所」
愛莉のセリフにも季節感を取り入れているのがいいですね。
「春だから~」みたいにストレートな表現をあまり使わず
「雪で遊びたかったけど今年は降らなかった」など
聴き手に連想させる言い回しが多いです。

こういった諸々の要素に統一感があり、そのすべてが柔らかいからこそ
作品全体に癒しに適した穏やかで落ち着ける空気が流れています。
この後登場するサービスの効果音も全体的に優しいもので揃えられています。



雰囲気を大事にしながら行われるサービス
本作で行われるサービスは大きく分けて2つ。
最初に登場する頭部マッサージ(約8分)は
専用のローションをまぶした指で側頭部・後頭部・耳・肩を優しく揉みます。
染み込んで乾くタイプらしいので洗い流すシーンはありません。

マッサージは頭部だと「シャク ジョリ」と若干ざらつきのある軽快な音
耳や肩ではが「こりゅ ぐりゅっ」と頭部よりも滑らかな音が使われており
最初はこめかみのあたりを左右交互に
しばらくすると後頭部を左右にゆっくりスライドするように、といった感じで
部位ごとに効果音の位置・ボリューム・質感を微妙に変化させながら行います。

髪のある頭部と肌を直接揉む場合できちんと別の効果音が用意されていますし
動かし方も理に適っていて比較的レベルの高いマッサージだと思います。
特に側頭部は耳に近いこともあって程よい刺激が感じられました。

「張りすぎた糸は ピンと 見た目はよくあるけれど 少しの傷から 突然切れることもあるから」
マッサージの最中は愛莉が適度にマッサージに関するお話や
ちょっぴり詩的な言い回しで肩の力を抜くよう働きかけてくるシーンもあります。
そもそもの時間が短いので、そこまで様々な話題が出るわけでもないのですが
作品の世界に浸る掴みとしての役割をきっちり果たしていると言えます。

その後に行うメインサービスの耳かきはおよそ21分間。
ベッドに横になりドーナツ型の枕に頭を乗せた状態で
右→左の順に耳かき棒で一通りお掃除してから梵天と息吹きで仕上げます。

耳かき棒は「ソリソリ ジョリ」と乾いた軽い音が使われており
全体的にやや速いペースで短いストロークを描きながら
耳の中から外へ掻き出すような動きを何度も繰り返します。

こうやって書くと乱暴な耳かきに思えてしまうかもしれませんが
ペースは速くても音そのものはかなり柔らかく設定されていますし
動かし方が1分くらいの短い間隔で変化する繊細な耳かきがされています。
主人公の耳質が乾燥系らしいので、リアルでもそういう人のほうがしっくりくるでしょうね。

「私が好きなのは 雪が降って積もったあと そこから覗く わずかな色よ それを作ってくれる雪がすき」
最中の愛莉は上のような春を感じるセリフを言うシーンが一部あるものの
マッサージに比べると会話量が一気に減り
軽く掛け声を上げるだけの時間がかなり長く取られています。

効果音と環境音だけが流れ続ける時間はとても静かで落ち着いており
そのまま眠ってしまいたくなるほど安らぐ思いがしました。
サービスはシンプルなのですが雰囲気作りがしっかりしているなと。

このように、季節を意識した爽やかで柔らかいサービスが繰り広げられています。



春らしさに溢れた作品
諸々のサービスによる純粋な癒しだけでなく
春という季節の良い部分を使った別方向の癒しも与えてくれる作品です。

冒頭の雪に関するお話を初め作中で交わされる愛莉との会話
全編を通じて流れ続ける春らしい環境音など
一般的な癒し系作品に比べて、春ならではの要素を意識的に多く盛り込んでいます。
しかもそれらが全部遠まわしに伝えてくれるように作られているおかげで
くどさがなく、聴いていると自然に感じられるあたりに留まっています。

中でもパートの終了時など丁度会話が途切れるところで
意図的にウグイスの鳴き声を鳴らす、といったように
環境音のクオリティやそれを鳴らすタイミングが絶妙に思えます。
サークルさんもこれらの演出にかなり気を遣われたのではないでしょうか。

サービスそのものについては全体的に内容が大人しく
ご耳愛部ならではの部分が特に見られなかったのが少々残念ですが
意識して力を抑えた諸々の効果音が作品のイメージにマッチしています。
耳かきのシーンで掃除をしていない側の耳に聞こえてくる環境音を
耳が軽く塞がれている時のようなこもったものにしていれば尚良かったです。

「愛しさだけ 胸に抱いて 行きなさい 今度は いつかの季節で 星空の海を一緒に泳ぎましょう」
愛莉は音声作品に登場する他の女の子に比べて詩的なセリフを言うことが多く
これも作品にちょっとしたアクセントを与えています。

寒さが消えて夏へと向かいつつあるこの時期にこそ聴いてみてほしい作品です。

おまけはさくら真咲さんのフリートークです。

CV:さくら真咲さん
総時間 本編…37:39 おまけ…3:23


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
サークルさんのサイトで本作品のエクストラパートが無料で公開されています。
臨場感のある囁きと耳舐めが楽しめますのでどうぞお聴きください。
http://factouwa.blog.fc2.com/blog-entry-46.html

狼さんに(性的な意味で)食べられちゃう催眠音声

サークル「HypnoLife」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、童話「赤ずきん」の赤ずきんちゃんになって
ワイルドだけどとっても優しいオオカミのお兄さんに食べられます。

童話を実際に読み聞かせるスタイルで進める催眠
獣だけが持つ尻尾を使ったプレイなど
あらゆる要素が童話の世界を強く意識しながら行われており
原作を知る人なら誰でもその不思議な世界に浸りながら気持ちよくなることができます。



赤ずきんちゃんを楽しみながら催眠の世界へ
「赤ずきん」のオオカミにエッチなことをされるお話。

「こんばんは 眠れないんですか?」
語り手は穏やかで落ち着いた声のお兄さん。
どうにも寝付けない主人公を眠らせるために
とある有名な童話の絵本を読んであげることにします。

本作品はこの語り手に催眠誘導をしてもらった後
赤ずきんちゃん自身になりきって物語に登場するオオカミとエッチを楽しみます。
原作だと途中で彼女がオオカミに捕食されてしまうわけですが
こちらではそういうグロい表現は一切なく
純粋に男性に責められることを「食べられる」という風に例えています。

催眠は2パート16分30秒ほど。
まずは催眠に入りやすい心身の状態を作り上げるために
深呼吸をしたり体をいくつかのパーツに分けながら脱力します。

「あなたが呼吸をするたび イメージした場所から ゆっくりと 力が抜けていきます」
脱力は足先から膝、腰、上半身と下から順にその部位をイメージするのですが
消え入るようなとても穏やかな語り手の声が耳に心地よく
比較的早い段階から特に足を中心に存在がなくなったかのように感覚が得られます。

それは彼が声のトーンやペースを適切に切り替えながら語りかけてくれるからです。
同姓でもそう感じるくらいですから、女性ならもっとリラックスできるのかもしれませんね。
全編にわたって催眠に適したレベルの高い演技がされています。

そして準備が整ったところでいよいよ「赤ずきん」を読み始めます。
ここでは実際のお話を追いながら催眠を深めていく個性的なアプローチがされています。

「森の空気を吸い込んでいると まるで自分が風になったかのような気がして 手足が軽くなっていきます」
「おいしい空気を吸って 優しい光に包まれて とても幸せな気分です」

お土産を持っておばあさんのお見舞いに行く赤ずきんちゃんが
その途中で通る森の風景を楽しんだり、新鮮な空気を吸い込む様子を
心地よさや幸福感を膨らませる暗示を絡めながら表現しているのがいいですね。

他にも「深い森の中にゆっくりと足を踏み入れる」など
やや表現をぼかしながら催眠を深める類の暗示を数多く入れてきますし
おそらくこのあたりから一気に意識がぼやけてくるのを実感すると思います。
原作の内容は誰でも知ってるでしょうからイメージがしやすいですし
バックに鳥のさえずる声を流して森の雰囲気を演出したりもしています。
(SE無し版ももちろん入っています)

「肺の中いっぱいに お花の芳しい 優しい香りで満たされる ふんわり ふんわり 甘くて とってもいい香り」
そして最後は寄り道として道端にある花を摘みながら
その匂いを嗅いで心と体を幸せな気分で満たします。

「甘い」「楽しい」「幸せ」など心を浮かび上がらせる数々のセリフや
後になるほどトーンを低くしながら数えていくカウントの効果も手伝って
頭や手足を中心にずーんと重くなる感覚が得られました。
まるで童話の世界に自分がいるかのような不思議で心地よい感覚です。

適度にリラックスさせてから「赤ずきん」を読む形で深化する面白い催眠です。
イメージをさせながらそれに適した暗示を入れていくのですが
両者に違和感がないから聴き手としても受け入れやすく
結果的に物語の世界にすんなり溶け込みながら催眠を深めることができます。
準備段階からイメージ力を高めるよう働きかけてくるのもあるのでしょう。

童話を読み聞かせるシーンも原作の流れを忠実に汲み取りながら
深化としてきちんと通用するレベルの暗示を入れているところが実に見事です。
そしてそれらのすべてが聴き手の心を浮かび上がらせる表現で統一されています。
おかげで聴いている最中はとても充実した気分でいられました。
現実逃避をしながら癒しも得られるハイレベルな催眠です。



野生的だが優しさに溢れたエッチ
エッチシーンは5パート38分間。
プレイは尻尾での愛撫、キス、クンニ、耳舐め、SEX(正常位)です。

SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可能)。
セルフはありません。

「なぜ 花畑に寄ったのを知ってるかって? お前がおばあさんの家に行くのを知って 後をつけてきたんだよ」
寄り道をしながら無事おばあさんの家に着いた赤ずきんちゃんは
そこに先回りしていたオオカミからエッチな責めを受けます。

エッチは処女な彼女をオオカミがリードしながら進めていきます。
メインの語り手がオオカミに切り替わったのがわかるように
ここからは先ほどの穏やかな声とは違うワイルドな声で語りかけます。

しかしワイルドな声に反して彼の責めはとてもとても優しく
こちらを無理矢理服従させたり犯したりは決してしません。

それどころか処女なこちらを気遣いながら極めて繊細なプレイを終始行ってくれます。

「自分の体温と 鼓動を強く はっきりと感じる 力の抜けた体の中心に 熱が灯るように 熱く 熱くなっていく」
一番最初の「しっぽで愛撫」とその次の「感度上昇」パートは
催眠の更なる深化と感度の上昇がメイン。
彼は先ほど彼女が摘んだ花の匂いを嗅がせながら
体が動かなくなったり皮膚が敏感になる暗示を入れてきます。

十分な催眠状態に入っていれば体は動かしたくなくなっているでしょうし
私の場合はそれに加えて手のひらや脇腹が熱でヒリヒリする感じがしました。

「尻尾の先の しなやかな先端の部分で 肌の表面を そーっと 撫でるように触れる」
平行して行う尻尾での愛撫もオオカミらしさを感じるプレイと言えます。
右半身→左半身の順に頬、首筋、脇腹、お尻など
上から下へなぞるように少しずつ撫でていきます。
この段階ではおっぱいやおまんこへの責めはありません。

ここではプレイの様子をそこまで直接的には描かずに
「するする ふわっ ふわっ」といった擬態語を多用することで
聴き手がある程度自由にプレイの様子をイメージできる余裕を設けています。
催眠パートで培ってきたイメージ力を活用したプレイですね。
敢えて大事な部分を避けているところにも彼の優しさが垣間見えます。

もう一つの特徴は右半身の愛撫を終えてから一度感度上昇を挟み
その後で改めて左半身を責めていく
こと。
これによって聴き手が実際どれだけ催眠に入れているかを再確認することができます。
その直後に行われる股間への責めや絶頂指示で特に実感できるのではないでしょうか。

「力を抜いて 俺に身を委ねな できるだけ 優しくする」
そして開始からおよそ30分後、たっぷりと準備を整えたところで
ようやくオオカミのおちんちんがおまんこへと挿入されます。
ここでもおちんちんを押し当てたまま少し間を置き
挿入後もいきなりは動かさずにしばらく耳を舐めるなど
聴き手の気持ちを第一に考えた繊細な責めを見せてくれます。

「中のモノが膨張して 質量が増すのを感じる 快感と共に絶頂の予感が高まっていく」
「お前も 中に 大量の精液がほとばしる感覚を感じるたびに イってしまう イってしまう!」

ピストン開始後からカウントを刻んで絶頂するまでの間にも
荒い吐息を漏らしながらSEXの快感を伝える暗示を何度も入れており
女性ならいい形でのフィニッシュを迎えられそうな雰囲気を感じます。
1回絶頂指示をしてから追加で連続絶頂を促すタイプなので
ここまでのプレイに物足りなさを感じた人でも気持よくなれるのではないかなと。

このように、オオカミらしさを絡めながら優しく責めてくれるプレイが繰り広げられます。



とろけるような幸せに浸れる作品
童話の世界を題材にして個性を打ち出しながら心身に癒しをもたらしてくれる作品です。

赤ずきんがおばあさんの家に行き、オオカミと出会う。
原作そのものの流れにオオカミのキャラを少しアレンジすることで
男性が優しく愛してくれるあまあまなストーリーへと変貌しています。

タイトルや挿し絵のイメージから「少し乱暴されるのかな?」と思っていたのですが
そんなことはなく常にこちらの気持ちを考えながら親身になって尽くしてくれます。
このスタイルが催眠の在り方に非常にマッチしていて
すごく没入感が得やすいし心身が満たされやすい空気ができあがっています。
キャラやエッチが個性的なだけでなく、催眠音声としても非常に優れていると言えます。

催眠は絵本を読み聞かせるスタイルから
「おゆうぎのじかん」のような現代型の誘導を予想していたのですが
本作はそれに比べると割とストレートに暗示を入れてきます。

ですが暗示のボリュームや密度がかなり高く
聴き進めていくほど頭の中がとろけるような心地よい感覚が強くなります。
セリフの表現もテーマに合わせてメルヘンチックなものを感じますし
「赤ずきん」の世界を催眠を絡めながら忠実に演出しています。

エッチは女性向けなのでさすがにドライとかは無理だったのですが
適度に体が熱を帯びるあたりまでは十分に実感できました。
催眠部分でも書いたようにオオカミ役の黒兵衛さんの演技が洗練されており
声につられてするすると押し上げられる人が普通にいると思います。
くちゅ音そこそこ、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声ごく僅かです。

難しいテーマをしっかりとまとめ上げている聴きごたえのある作品です。
珍しい作品を聴きたい人や純粋に癒しを求める人にお薦めします。

CV:黒兵衛さん
総時間 1:04:00



体験版はこちらにあります

追記
女性向けはしばらくの間点数をつけずにおきます。

休日屋

サークル「とみみ庵」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、とある田舎にあるお店を舞台に
可愛い女の子が様々なサービスをしながら癒しを与えてくれます。

耳かきやマッサージといった王道ものから食事などのあまり見みかけないものまで
ありとあらゆるシーンをリアルな効果音によって見事に演出しています。
合間に見せる彼女の言葉や仕草も店員よりは恋人に近い人懐っこさがあり
聴き進めていくほど心が落ち着いたり温まる気分が強くなります。



田舎で女の子と過ごす静かな一日
休日屋の店員「安土ひなた」からサービスを受けるお話。

「こんにちはー あれ…お客様ですよね?」
ひなたは明るくて柔らかい声の女の子。
お店の近くにある無人駅まで主人公を迎えに行くと
軽い挨拶をしてから早速案内します。

本作品は2人がとある休日をお店で過ごす様子を
全部で12ものシーンに分けてリアルに描いています。
とみみ庵さんといえば耳かきを中心とした高品質な音で有名なサークルさんなのですが
今回は効果音や環境音に加えてストーリーもしっかりと組み立てられており
作品の世界にどっぷりと浸かりながら癒しを得ることができます。

「手を引いてもらうほどじゃないんですけど でもせっかくなので このまま手を繋いで上がってもらえますか? えへへ」
お相手を務めるひなたも主人公が休日を満喫できるようにと
堅苦しい言葉遣いをせずとても親しい態度で接してくれます。
よくある専門店のように決まりきったサービスを淡々と行うのではなく
主人公のリクエストに応える形で進めていきますから
どちらかというと店員さんより友達とか恋人に近い印象を抱くでしょう。

実際に行うサービスも家庭的なものが多く
田舎のお家で普通に過ごすのんびりとした雰囲気が漂っています。



飾らないサービス、飾らない音、飾らないひなた
休日屋に着いた後に行うサービスは全部で7つ。
登場順に肩や首のマッサージ、昼寝&添い寝、食事、散歩、お風呂、爪切り&顔の保湿、耳かきです。
さすがに全部説明していくのは字数的に難しいので
今回は個人的に気になったサービスを抜粋して紹介します。

「それじゃあまずは… 電車と慣れない田舎道でお疲れでしょうから マッサージなんてどうですか?」
一番最初に行うマッサージはおよそ5分30秒。
主人公にうつぶせになってもらってから
肩のあたりを手のひらで擦ったり、拳で軽く叩いたりします。

擦るときは「サッサッ シュルー」と乾いた滑らかな音
叩くときは「ぺちぺち ぱたぱた」と肉が軽快にぶつかる音など
サークルさんの持ち味とも言えるハイレベルな効果音が序盤から数多く登場し
音だけでマッサージの様子をとてもわかりやすく伝えてくれます。

音の動かし方についても同じ音やリズムがほとんど無いほど変幻自在。
特に拳で叩くシーンでは耳の下あたりに心地よい振動が感じられます。
毎回聴いてる私がその都度「すげぇ」と思うくらいですから
サークルさんの作品を初めて聴く方はそのリアルさにきっと驚くはずです。

「少しずつ ほぐれてきたんじゃないです? せっかくのお休みなんですから 緊張したままじゃ損ですよ?」
合間に交わされるひなたとの会話も重要なポイント。
彼女はいつも都会で過ごしている彼が休日を存分に楽しめるよう
マッサージをしながら少し砕けた調子で語りかけます。
このフレンドリーな態度がいい意味で専門店らしくない雰囲気を出しており
それが自宅で過ごしているかのような寛いだ気分にさせてくれます。

サークルさんのいつもの作品だとサービス中はほんどしゃべることがないだけに
ファンの方はいつも以上に彼女の存在や温もりを強く感じるでしょう。
といっても常にべらべらしゃべるのではなくそれぞれを固めて聴かせてくれますから
従来どおりの音フェチ的な要素もかなり強く残っています。
セリフと効果音のメリハリを持たせながらサービスを行っているところがいいですね。

耳に最も心地よい刺激を与えてくれるのは中盤に登場するお風呂パート(約13分)。
ここでは水着姿になったひなたが背中を流したりシャンプーやトリートメントをかけます。
全年齢向けですのでエッチな描写は一切ありません。

「人に髪を洗ってもらうのって 私も好きなんですよ 気持ちよくって」
シャワーも無い旧式のお風呂なのがわかるように
その都度湯船から盥にお湯をすくって背中や頭にゆっくりとかけながら
背中を洗うときは「ぷすぷす しょわしょわ」とスポンジで泡立てるような音
シャンプーは「しゃくしゃく わしゃわしゃ」と柔らかく弾けるような音を
それぞれの部位に応じた動かし方や距離で鳴らします。

どちらもかなり特徴のある音なので刺激が伝わりやすく
とりわけシャンプーは音が耳に非常に近いことや動かし方がややハードなことから
耳の表面を軽く叩かれているような心地よい感覚がするでしょう。
今までいくつかシャンプーをかけてくれる作品を聴いていますが
これほどまでにパーフェクトなシャンプーは初めてです。

そして最も時間の長いサービスはもちろん耳かき(23分)。
最初に仰向けの状態で左右同時に保湿クリームを塗ってから
右→左耳の順に綿棒を使って耳の入り口や奥のほうを掃除し
仕上げに梵天で細かい汚れを落とします。
息吹きは左耳の時にほんの少しだけ行ってくれます。

綿棒は手前では「すりすり しゅるー」と面積が広く滑らかな音
奥に移ると手前に比べて低く篭った音へと変化し
いずれもやや力を込めてゆっくりと前後に、あるいは回転させるように動きます。
時間が長いこともあってそれぞれの音を十分に楽しめますし
音の質や動かし方も非の打ち所が無いほど優れているので多く人が癒しを感じるでしょう。
仕上げの梵天もふわふわとした質感と適度な圧迫感がありとてもリアルです。

このように、現実さながらのリアルなサービスをたっぷりと楽しむことができます。



心の汗を洗い流してくれる作品
様々な部分から癒しを与えてくれる総合力の極めて高い作品です。

「田舎で過ごす休日」のテーマに沿って専門店らしさを敢えてあまり出さずに
それぞれのサービスを素朴に、かつ心を込めて行っています。
機材の豪華さやサービスの奇抜さなどを見れば他の作品に分があるのですが
サービスそのものの表現力の高さやもたらされる癒しのパワーは
本作のほうが格段に優れています。

そう感じる最も大きな理由はサービス全体に流れがあるからだと私は考えています。

一番最初に行うマッサージは主人公が長旅で疲れているから
次の昼寝は心身が程よくほぐれて眠くなったから
その次のご飯もしばらく寝てお腹が空いたから、といったように
ひなたは常に主人公の心身の状態を観察しながら最適なサービスを提供します。

このおかげでサービス内容がまるで違うものになっても作品の雰囲気が損なわれず
聴き手としても「次はどんな展開が来るのかな?」という楽しみが湧いてきます。
癒し系作品でありながら全体としてのストーリーがきちんと出来上がっています。
これが本作品を聴いた時に感じた一番の驚きでした。

もちろんサービス自体も質の高い効果音や環境音を使ってリアルに表現しています。
中でも食事を用意するシーンはすべてを音だけで表現しているのに
何をやっているのかがきちんとわかるほど細かく描写されています。

そしてほとんどの部分を音だけで表現できるからこそ
ひなたのセリフをストーリーに関係のある自然なものだけにすることができています。
今まで培ってきた技術を活かして作品をより質の高いものへと昇華させています。

「もうちょっとだけ 一緒にお休みしたかったです」
また本作品には癒し以外にほろりと泣けるシーンも用意されています。
詳しいところは伏せますがちょっぴり切ない気分で聴き終えることになるでしょう。
こういう要素があるのも個性的でいいですね。

以上のことから今回も満点とさせていただきました。
良いところを挙げていったらキリがないほど様々な部分が優れています。
これだけの内容とボリュームで200円なのも本当に驚きです。
音声作品を知るすべての人にお薦めします。

おまけはひなたとお姉ちゃんのやり取りです。

CV:浅見ゆいさん、藤堂れんげさん(おまけにのみ登場)
総時間 本編…2:10:38 おまけ…4:40


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

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