同人音声の部屋

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タグ:ボイスドラマ

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ブラッドアイズ~聖女セレナ~

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、偉大な神に日々祈りを捧げる神聖な巫女が
とある出来事をきっかけに女性の快楽に目覚め溺れてゆきます。

清浄な女性が犯され、汚されるちょっぴり背徳的なシチュを主観的に楽しめるのが特徴で
総時間の半分近くの時間を使ってしっかり催眠をかけ、彼女になりきらせた後に
純粋な性的快感と汚される快感の両方を味わわせながら絶頂へと導きます。

今回は第一章を聴いてのレビューをお送りします。
神に最も近い女性を快楽の虜に
聖女セレナになりきり3種類のエッチをするお話。

「今から 物語の世界に入るための手続きをしていきます」
お姉さんはお淑やかで落ち着いた声の女性。
音声を聴く際の注意点や身の回りの環境について簡単に説明すると
早速主人公を催眠の世界に誘導し始めます。

本作品は術者であり案内役でもある彼女の声に従って催眠に入り
全三章からなる物語をセレナ自身の立場で楽しみます。
各章は内容が完全に独立しており、基本的には1回で一章ずつ聴く作りになってます。
つまり最低でも3回は楽しめるわけです(催眠・女体化・解除パートは各章共通)。

「全部通しで聴けばいいんじゃない?」と思う方もいるでしょうが
重複部分を除いた時間だけでも3時間30分ある大作ですから、催眠状態の維持を考えれば個別に聴くのが妥当です。
催眠を含めると一番短い一章でも90分、最も長い三章は120分と十分なボリュームです。

ストーリーを簡単に説明しますと、セレナはグラント大陸にある宗教国リムルにおいて
国内でたった4人しかいない神聖な巫女です。
太陽神コーラルと交信できる数少ない人間として日々祈りを捧げてるわけですが
ある日、神殿近くの小屋で男女がエッチしてる様子を見てしまい興味を持ち始めます。

コーラルの巫女は男女を問わず性的な関係を持つことが許されてません。
巫女の責任と女性の好奇心、2つの感情に悶々としていた彼女のもとにとある人物が現れ
結果的に彼女は快楽を貪るだけのメスへと堕ちていきます。

エッチとは無縁なはずの女性が犯され、汚される展開こそが本作品の大きな魅力です。
それを彼女自身になりきって楽しむのですから当然それなりの背徳感も味わえます。
お姉さんもより多くの聴き手がそう感じられるように時間をかけてじっくりお話を進めます。
リラックスを重視した手堅い催眠
催眠は2パート37分間。
仰向けに横になり、目を開けたまま天井の一点を見つめるところから始めます。

「じーっと見つめていると 瞼が重たくなるのを 感じます そして 目を開けているのが だんだんと億劫に感じてきます」
約1分半この状態を維持するだけの簡単な行為なのに
後になるほど瞼が無性に重くなったり眠気を感じるようになります。
それはお姉さんがそう感じさせる暗示を丁寧に入れるからです。
ぼんやりした口調でゆっくり語りかけてくれる点も効果を後押ししています。

その後はより深いリラックスを得るために軽く深呼吸したり
今の身の回りの状況や感覚を確認してから彼女の言葉をひとつひとつ復唱します。

「両足から力が抜けていく それがとても心地いい」
「光が 私(聴き手)の中に入っていく どんどんと 私の中に入っていく 光は 私の内側へ入っていく 私の意識も 内側へ 入っていく」

復唱する内容は手足の脱力から始まり
夢の世界に落ちる感覚や体に光が照らされ、それに温かさを感じるイメージなど。
どれも心身を落ち着け彼女の言葉を受け入れやすくすることを意識しています。

復唱形式にしたのは聴き手が自己暗示を入れるスタイルにしたかったからでしょう。
誰かに言われるよりも自分で言い聞かせたほうが暗示は入りやすいです。
リラックスに多くの時間を割いたのもこれの成功率を上げるためだと思います。
数多くの作品を世に送り出してきたKUKURIさんらしい流れるような誘導です。

続く女体化パートはセレナの住む世界へと移動した後
彼女と出会ってひとつになり、パーツごとに容姿や感覚を確認して馴染ませます。

「あなたは赤子を抱いていると とても気分が落ち着いてきます」
「これら(おまんこ)に少しでも刺激があると 体が反応するようになります」

彼女と一体化するシーンが結構唐突で人を選ぶ部分もありますが
その後の女体化を定着させるシーンは時間をかけて丁寧に行います。
赤ん坊を抱いてるイメージで安心感を与えるアプローチなどはいかにも女性的と言えます。
女体化音声をある程度聴いてる方ならついていけるのではないかなと。

体をパーツごとにリラックスさせてからテーマに沿った女体化をするシンプルな催眠です。
聴き手を聖女セレナになりきらせることを目的に
最初のパートは凝視法からの深呼吸や脱力といったリラックス重視の内容で進め
終盤の復唱形式による深化で意識の力を一気に弱めます。

そして女体化は軽いイメージの後に乳房、腰、肌、おまんこといった
女性の特徴的な部位にターゲットを絞り、カウントを交えながら変化の様子を描きます。
催眠パートが22分、女体化が14分と時間配分も丁度良く両方を手堅く行っています。
ただし、主人公がセレナと出会いひとつになるシーンだけはもう少し慎重に進めて欲しかったです。

ちなみに、これまで紹介してきた催眠はひとつ前に発売された「リリムの悪戯~贄少女~」とほぼ一緒です。
催眠パートの進め方や使われてる技法、女体化パート後半の部位ごとにカウントを数えるシーンが該当します。
中には両作品でまったく同じセリフを言うシーンもありました。

そのため前作を既に聴いてる人には新鮮味に欠けると思います。
エッチが売りの作品ですし、催眠にもちゃんと入れるので大した問題ではないのですがご注意ください。
巫女からメスに成り下がる快感
一章のエッチシーンは31分間。
プレイは乳首オナニー、オナニー、クロエとのキス/乳首責め/手マンです。

エッチな効果音はありません。
セルフは一応ありですがイメージでの代用が可能です(ドライもあります)。

「ふと考えます あれが 自分の中に入ってきたらどうなるのかと」
今日のお祈りを終えて部屋に戻ったセレナは
先日小屋で見た女性の気持ち良さそうな姿や男性のおちんちんを思い出し
あれを挿入された時のことを思い浮かべながら服越しにおっぱいを揉み始めます。

エッチはシーンによってプレイ内容や展開が大きく変化します。
最初の12分間は彼女が1人でオナニーを楽しむシーン。
服越し→地肌の順に乳房・乳首・おまんこを丹念にいじります。

「熱い 熱い どんどん熱くなっていく 体が熱くてたまらない」
「全身が敏感になり 少し触れただけでも感じるようになります」

そして最中はお姉さんがプレイの様子を実況しながら感度が上がる暗示を何度も入れます。
この時点ではまだ誰にも見られてないだけあって背徳感はあまりなく
魅力的な肢体を持つ女性が初めて性感を体験し、驚きながらも受け入れる様子が丁寧に描かれています。

お姉さんがここでのプレイスタイルを曖昧にしてるのも珍しいですね。
実際にいじってもいいし、オナニーの様子をイメージするだけでもいいと言ってくれます。
乳首なら男性がいじっても気持ちよくなれるのを踏まえてこうされたのでしょう。
ですがしばらく経つとおまんこをいじるシーンがありますし、いじらないほうがスムーズに楽しめると私は思います。
感度上昇暗示だけでもある程度の気持ちいい感覚が味わえます。

状況が一変するのはその後から。
気になって様子を見に来た見習い巫女のクロエに行為を目撃され
半ば脅迫される形で指や舌による責めを受け続けます。

クロエ「いいんですか? あまり変なことをすると 私 しゃべっちゃうかもしれませんよ?」
お姉さん「おまんこの中で 指先が肉壁をぐりぐりと抉る そのたびに 体がビクビクと反応する」
クロエも巫女ですからセレナの行為の意味はよくわかってます。
その上で敢えて禁を犯し、彼女を快楽の沼へ突き落とそうとします。
プレイだけを見るとソフトなレズなのに、この設定のおかげで多少ドロドロした雰囲気を感じます。
処女マンコに初めて他人の指を差し込まれイかされる展開もテーマの「聖女を汚す」に適しています。

オナニーの時よりも感度を上げる暗示がずっと多いですから
後になるほど脳や股間にエネルギーが蓄積されていくのを感じるでしょう。
フィニッシュの時も腰を中心にじんわりとした心地いい痺れがしばらく漂ってました。
1回の絶頂に向けて心を上手に盛り上げてくれます。

このように、清らかな巫女が他の女性によって堕落させられる背徳的なエッチが繰り広げられています。
ちょっぴりブラックな作品
プレイだけでなくキャラやストーリーにもこだわってるドラマ性の高い作品です。

神に仕える者として民衆の尊敬を受けている巫女が
ふとした気の緩みをきっかけにずるずると快楽へ溺れていきます。
彼女自身だけでなく周りの環境や他の登場人物の特徴まできちんと設定し
それらを複雑に絡め合わせて聴き手が作品の世界に自然に入れるよう誘導します。

巫女やシスターといった聖職者が汚される展開はエロだと定番になってますが
本作品の場合は無理矢理そうさせられるのではなく、彼女が自らそれを望む形でお話を進めます。
立場は彼女の方が上ですから、クロエとのエッチもきちんと拒絶すれば回避できたはずです。
ですが実際はおまんこへの侵入まで許してしまいます。
今までずっと押さえ込んできた性への欲求が爆発しかけてるのがよくわかります。

一章は彼女が堕落するきっかけに過ぎません。
作品説明文に書かれてるように二章では処女喪失、三章ではよりM向けのプレイが登場します。
時間的にも内容的にもエッチのほうがずっと充実してる作品です。

催眠については前作を視聴済みの私にとっては正直いまいちでした。
ですから前作をまだ聴いてない人にのみおすすめします。
せめて両作品に何らかの関連性があれば随分変わったのですが…。

一章の絶頂シーンは1回。
淫語それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

女性が堕落する様子を臨場感を持って描いた作品です。

CV:分倍河原シホさん
総時間 3:31:42(共通パート…44:45 一章…47:35 二章…48:18 三章…1:11:04)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は6点。
210分1200円とコスパがいいので+1してあります。
前作未視聴の人が聴く場合はもう1点プラスします。

田舎のバス停で雨宿り-都会デート編-

サークル「はーべすと」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、人間と狐の特性を併せ持つ愛らしい女の子が
夫になった人間の男性と都会でデートしたり濃厚なエッチをします。

2人の仲の良さを前面に押し出したあまあまラブラブなエッチが魅力で
お店やホテルで彼に何度求められてもすべて受け入れる健気な姿が癒しを
アヘ声交じりのエロ可愛い喘ぎ声を漏らし、精液を子宮で受け止め続ける姿が興奮を与えてくれます。
都会でのイチャラブデート
前藻 玉(まえも たま)と都会でデートやエッチをするお話。

「おーい! こっちこっち」
玉は明るくて可愛い声の女の子。
自宅のある田舎から都会へはるばるやって来た彼女が
彼と待ち合わせて洋服屋に行くところから物語は始まります。

本作品は「田舎のバス停で雨宿り」「田舎のバス停で雨宿り-その後-」に続く第3作目。
前作で久しぶりに出会った2人が激しいエッチの末に夫婦となり
今度は彼女が都会に出向いて彼と色んな場所を回ります。

タイトルと内容にほとんど関連性が無いと思う人もいるでしょうが
2人が初めて出会いエッチした場所に因んだシリーズ作品ですから問題はありません。
今作は舞台を大きく変えて新鮮味のあるやり取りを楽しませてくれます。

「それにしても…。ほんっ…とに人多いね! 都会の中枢って感じ…すごい!」
玉は人間の男性と狐の女性との間に生まれた妖怪っぽい存在。
普段はごく普通の女の子の姿をしてますが、感情が高ぶると獣の耳や尻尾が出てしまいます。
そして長い間田舎で暮らしてたこともあり、作中では初めて見る都会の風景やお店に新鮮な反応を示します。

エッチももちろん重要なポイントですが、この彼女の仕草が初々しくて可愛いです。
唯一の家族となった主人公との親しげなやり取りにも癒しを感じます。
「初めての都会デート」を強く意識した描写が数多く登場します。

また作中ではシーンや場所に応じて環境音が適度に変化します。
過去作では雨音や焚き火の音といった自然にまつわるものが中心でしたが
今回は場所が場所なのでエンジン音やガヤ音といった人工的なものが多いです。
声との音量バランスも丁度良く、現実世界のノイズを遮断し作品の世界へ自然に引き込んでくれます。
夫婦だからこそできる激しく濃厚なエッチ
エッチシーンは6パート40分30秒ほど。
プレイはフェラ、キス、クリ責め、SEX(騎乗位、立ちバック?、正常位)、耳舐めです。
クリ責め、SEX、射精の際に効果音が鳴ります。

「…店員さんにバレちゃう? そんな焦らなくても大丈夫だよ、静かに“して”あげるし」
洋服店での試着中、その可愛い姿に思わず勃起してしまった主人公を見て
玉はすかさず彼を試着室の中に誘いその場でフェラをしてあげます。

エッチはシーンによって責め手を切り替えながら行います。
一番最初の「興奮しちゃった?」パートは試着室でのプレイ。
序盤は舌で、それ以降は口に咥えておちんちんを執拗に刺激し射精へと追い込みます。

「もっともっと、気持ちよくさせちゃうんだから」
玉は可愛い声や幼さを感じる容姿を持ってますが一応人妻です。
エッチに入るとキャラよりもずっと上手に、かつ下品なちゅぱ音を鳴らします。
精液が服につかないよう口で一生懸命受け止める姿も健気でエロいです。
過去作でもかなり激しいエッチをしてましたし、都会に移動してもエッチは相変わらず濃い目です。

フェラ開始から射精までの時間が4分程度と短いのが残念ですが
この後のシーンが充実してるのを考えると、サークルさんが準備運動あたりの位置づけにしてるのかもしれません。
このシリーズは野外でのエッチをよくするから、というのもあります。
欲を言えば他人にばれるスリルを多少なりとも組み込んでもよかったかなと。

残りの5パート33分間はすべてラブホテルでのエッチ。
部屋に入るとすぐさま主人公が彼女を押し倒してキスするところから始まり
その後も部屋とお風呂場を舞台に様々な体位でお互いを激しく求め続けます。
キスや耳舐めは並行してやるスタイルですからプレイはほとんどSEXと思ってください。

「いいよ…中でいっぱい出しちゃおう。あなたの精液、んっ…はぁ、はぁ、私の中でいっぱい出して」
「そんな、獣の交尾みたいにっ、ひんっ…ふぁっ、んっ、んんっ! 激しい、よぉぉっ…」

彼は彼女と都会でデートできて余程嬉しかったのでしょう。
洋服店の時とは打って変わって終始積極的に責め続けます。
そして彼女も嫌な顔を一切見せずにすべてを受け止め、エロ可愛い喘ぎ声を漏らします。

6回ある射精シーンすべてで中出しを決めるのが良いですね。
彼が今回のデートで種付けを狙ってるように見えます。
人間よりも獣に近い荒々しさを感じるSEXです。

個人的に印象的だったのが「キスしよ? キス欲しいの……。」パート。
部屋→風呂場→部屋と3セットのSEXを終えてもまだまだ性欲の衰えない主人公が
再び彼女にキスをしながら腰を激しく打ちつけます。

「キスされながら、エッチするの、しゅきぃ…らいしゅきらの」
お互いを貪り合うような力強いキス音、合間に漏れるちょっぴりアヘった彼女の喘ぎ声など
大切な人だからこそ見せられる甘く恥ずかしい描写が2人の絆の強さを感じさせてくれます。
SEX開始以降にキスをする時間が全パート合わせて16分程度あるのも特徴的です。
単に激しいだけではなく、お互いを思いやる気持ちがしっかりと込められています。

このように、夫婦だからこそできるハードかつ愛のあるプレイが繰り広げられています。
隅から隅まで甘く温かい作品
仲のいい男女が普段とは別の場所で幸せなひと時を過ごす純愛色の強い作品です。

田舎で生まれ育ってきた素朴な女の子がまったく環境の違う場所へ行き新しい体験をします。
周囲を行き交う多くの人々、お洒落で魅力的なお店、変わった形をした美味しいデザート。
そのすべてに対して彼女は驚き、興味津々な様子で眺めたり体験します。
田舎が舞台だった過去2作に対しお話の展開が随分違います。

「また、いっぱい、種付けしちゃったね…。あなた、大好き…」
しかし周りの環境がどんなに違っても彼女のキャラや主人公との関係はまったく変わりません。
聴いてるこっちが恥ずかしくなるようなセリフを言ったり
エッチの最中はお互いの体を激しく求めて何度も何度も種付けします。

新しい要素を取り入れつつ、変わってはいけないものをきちんと残してるところがこの作品の魅力だと思います。
3作目となればシリーズのファンもそれなりにいるはずです。
同じ展開やエッチを続けていては彼らの期待に応えるのは難しいです。
だけど玉の純朴さや愛らしさをなくしてしまったら作品の良さが根本から崩れてしまいます。
シリーズ作品が陥りがちな問題をある程度上手くクリアしています。

エッチは以前の作品以上にSEXに寄せた構成になってます。
夫婦でお互いがその気なら中出しもガンガンできますし、繋がりを深くして恋人同士との違いを出してます。
ですが肝心のピストン音にもう少し重量感が欲しいとも思います。
腰同士よりも手を打ちつけてるような軽い感じの音が使われてます。

絶頂シーンは主人公が7回、玉は2回+α。
くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語と喘ぎ声そこそこです。

これまで培ってきた長所を伸ばし、さらに新しいことにも挑戦している作品です。
今作から入っても大丈夫ですが過去2作を聴いてるほうがずっと楽しめます。

CV:藍沢夏癒さん
総時間 1:10:33(本編…1:08:34 フリートーク…1:59)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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アクメノイド・イリア《催眠音声》

サークル「Hypnotic_Yanh」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、異星人の侵略を受けるようになった近未来を舞台に
地球のために戦う少女としてハードなエッチに挑戦します。

登場人物や背景を細かく設定し、それに沿って進めるドラマ性の高い催眠とエッチが魅力で
催眠の技術にストーリーを絡めて少しずつ少女へ変えていった後
テーマに即した様々な効果音と暗示によって驚くほど多い回数の絶頂へと導きます。
地球を守る唯一の方法、それは
アクメノイド・イリアになりミステロンと戦うお話。

「それでは、お聴きになる準備が出来ているか、一緒に確認していきましょう」
お姉さんは穏やかで落ち着いた声の女性。
催眠者兼案内役として音声を聴く際の諸注意や環境・心得を簡単に説明すると
主人公を物語の世界に誘導するための催眠を始めます。

本作品はサークルさん初の催眠ボイスドラマにあたり
女体化催眠をかけられて挿し絵右にいる発育途中の少女になりきり
その後隣にいる姉アヤと共に地球を脅かす異星人「ミステロン」と死闘を繰り広げます。

SFバトルっぽいお話なのですが、ミステロンを倒す方法がエッチと密接に繋がってるため
実際のところは機械に連続絶頂させられるハードなプレイがメインです。
サークルさんの過去作「機械は無慈悲な夜の女王」に似た作りになってますから
あちらを楽しめた人なら本作も相当に満足できると思います。

またストーリーを語りながら催眠やエッチを進めるドラマ性の強い作品なため
総時間がおよそ3時間と催眠音声ではかなり長くなっています。
ですが仕事でまとまった時間が取れない人や集中力を維持しにくい人でも無理なく聴けるようにと
途中で休憩を挟んだり3回に分けて聴くといった親切設計がされてます。

詳しい聴き方は付属のテキストに書いてありますので、長いからといって敬遠する必要はまったくないです。
私は通しで聴いてみましたが、催眠を維持するアプローチが適度に挟まれていたり
聴き手を作品の世界に浸りやすくする独特な演出もあってだれることなく最後まで楽しめました。
作りは随分違いますがサークルさんの過去作同様聴き手に配慮してる部分が非常に多いです。
物語を追いながら少しずつ催眠の世界に
催眠はおよそ46分間。
仰向けに横になって軽い脱力と深呼吸をした後
まずは物語の舞台となる2050年のお話に耳を傾けます。
(分割して聴く場合のために15分程度短いバージョンも用意されてます)

「苛烈さを増すミステロンの侵攻。それは、亜空間迎撃機、インターセプターと、そのパイロットである、アクメノイド、キリシマアヤの奮戦によって、辛うじて防ぐ事が出来ていました」
内容は地球がミステロンに侵略されつつあることや
それに対抗すべく結成された国際陽子技術機構(IPTO)と戦闘機インターセプターのことです。
インターセプターは通常のコクピットの後ろにもう1人分乗れるスペースがあり
2人が感覚をリンクさせることでプロトンビームを発射できるようになります。

そしてプロトンビームを発射するのに必要なエネルギーがアクメ、つまりオーガズムです。
これが戦闘モノなのにハードなエッチをすることになる理由です。
こんな感じで本作品には様々な独自設定があります。
詳細は作中できちんと教えてくれますし、より詳しい内容が書かれたテキストも入ってます。

「あなたの心が、物語の登場人物と、同化する。あなた自身が、物語の中の人物になる。そんな不思議な体験を、あなたは今からするんです」
本作品は催眠音声ですからもちろん聴き手を催眠に誘導するのも大事です。
それを踏まえてお姉さんはストーリーを断片的に語りながら催眠を施し
後になるほどイリア自身になりきれる暗示を入れる形で進めます。


催眠ボイスドラマというとKUKURIさんが有名ですが
催眠をかけてからドラマパートに移るあちらに対し、こちらは催眠・女体化・ストーリーを同時に進めます。
切れ目が無い分こちらのほうが女体化しやすいように私は感じました。

催眠のほうはと言うと、一旦目を開けて水晶を眺めるイメージをしたり
とあるキーワードをトリガーに特定の動作をさせることで
お姉さんの声に対する集中力を高め、暗示を受け入れやすい環境を整えます。

「スーッと、吸い込まれる。水晶玉に、吸い込まれる。あなたのイメージに、吸い込まれていく。深い、深い、意識の底に、吸い込まれる」
水晶のイメージは見つめながら瞼の重さを感じるところから始め
カウントを数えて直後に目を閉じ、それと同時に追い込み暗示を入れて堅実に催眠を深めます。
変則的な作りだからこそ個々の技術は洗練されていて
最後のほうになると頭の中がドロドロになるとか、手足がうまく動かせない不思議な感覚が味わえます。

イリアになりきるのはシーンの中盤あたりから。
物語の背景を説明し終えた後に始まるイリアがアクメノイドになる様子を描きながら
聴き手自身がイリアに心を重ね合わせられるセリフをお姉さんが投げかけます。

アヤ「お願い。このカプセルに入って、一緒に、アクメノイドとなって、戦いましょう。イリア…」
「そうやって、姉の問いかけに頷けは頷くほど、あなたの心は、より深い、深ーいところに、入っていく」
ここからはアヤも個別に話すようになりさらに没入感を高めてくれます。
双子みたいにお姉さんと同格の立場で話すのではなく、ストーリーで必要になった時にのみ話す感じです。
これも催眠ボイスドラマの大きな特徴と言えるでしょう。

「お姉ちゃんと同じスーツを着て、お姉ちゃんの乗っている機体に乗っている。それだけで、あなたは幸せ。嬉しい、とってもっても、嬉しい」
そして最後はインターセプターの後ろの席に乗り込み、パイロットであるアヤとのシンクロ率を高めます。
今までは「イリア」と呼んでたのを「あなた」に改め、アヤと一緒にいることに安心感を覚えるよう誘導します。
バックで流れ始める独特な振動音もその感覚を後押しします。

作品の世界に引き込みつつ催眠をかける極めて独特な催眠です。
聴き手をイリア自身になりきらせ、アヤとの信頼関係を深めることを目的に
重要部分となるストーリーをほんの少し語り、直後に催眠の技術を使って意識の力を弱め
またストーリーへと戻るのを繰り返して徐々に催眠状態を深めます。

現在出ている催眠音声とはかなり違う作りになってまして
すべてを語るとなると膨大な文字数が必要になってしまいます。
そのため今回は全体の流れを中心に大まかな説明のみさせていただきました。
各要素が複雑に絡み合っていてかなりレベルが高いです。

この催眠で最も印象的だったのはイリアとの同化を慎重に進めていることです。
他の女体化音声みたいに深化させてから女体化に移るのではなく
ストーリーを語りながら表現を微妙に変化させて自然とイリアに収まるように誘導しています。

お姉さんおよびアヤ役の井上果林さんも催眠音声初挑戦とは思えないほど演技が安定してます。
私が入りやすいからなのでしょうが、最序盤の脱力シーンで早速その手の感覚がしました。
作りが奇抜なだけでなく、催眠音声の機能面でも高いクオリティを持ってます。
絶え間なく襲い掛かるアクメに耐えながら
エッチシーンは5パート91分間。
プレイは機械姦、アヤとの乳首吸い/クンニです。

機械姦、クンニの際に多種多様な効果音が鳴ります。
セルフはありません。

アヤ「気分はどう?イリア…。早速だけど、敵が現れたみたい。出撃よ」
催眠によって無事イリアになりインターセプターに乗り込んだ主人公は
アヤの要請を受けて早速ミステロンがいる亜空間へと飛び立ちます。

エッチはストーリーに沿ってイリアがインターセプター内にある機械から様々な責めを受けます。
一番最初の「初陣」は初の戦闘=アクメを迎えるシーン。
催眠パートで子宮内に埋め込んだ水晶に電磁波を流してアヤと快感をリンクさせ
1回絶頂した後に発進し3機の敵を相手に戦います。

本作品のエッチはごく一部の例外を除きほとんどが機械姦です。
しかもバイブやローターといった現実世界にあるものとはやや違います。
言葉だけではなかなかイメージしにくいプレイであることを考慮し
最中は本当に様々な効果音を駆使して機械姦の様子を直感的に伝えてくれます。

例えばインターセプターに乗り込んだ時点でバックに振動音が流れ始め
ある程度プレイが進むと「ピュイーン ヴゥゥゥゥゥン」というパルス音っぽい音がリズミカルに鳴ります。
そして絶頂シーンに差しかかるとカウントが始まり、それに合わせてロボが起動する時のような競りあがる音が鳴り
0になった瞬間、それが軽く弾けて心臓の鼓動音だけが鳴るようになります。
正直なところ効果音の種類があまりに多すぎて説明しきれません。

「スーツ前面の半透明の部分が肌に張り付き、ジンジンとした快感がさらに研ぎ澄まされていきます」
「あなたの子宮の中の水晶玉が活性化し、あなたに、より大きな刺激を、疼きを、快感を与えます。とっても気持ちいい。大きな快感が、全身にひろがります」

もちろんお姉さんが感度強化や絶頂を促す暗示を入れてくれますが、やはり効果音の存在は大きいです。
音に連動してイかせる、所謂音モノの色が強いエッチです。

一般的な催眠音声のドライとはかなり違う独特なイかせ方なため
最初の1回でいきなりうまくいく人はそこまでいないんじゃないかと思います。
ですが本作品には絶頂シーンが30回もあり、そのほぼすべてが同様のスタイルで行います。
私の場合は中盤あたりから体が勝手に反応する面白い体験が味わえました。
聴き手の無意識に学習してもらうことを想定したプレイ展開です。

発進後の戦闘シーンもこれまで説明したスタイルを維持します。
敵が3機ということはビームを3回発射する必要があるわけで
最初のパートなのにいきなり3連続絶頂に挑戦することになります。

「何かが弾けたような凄まじい衝撃。あなたの快感が一気に爆発する。全身が痙攣しビクンビクンと跳ねる。そして、辛うじて保っていた意識も、真っ白に消えてしまう」
最初の2回はちょっぴり気持ちいいかな?くらいでしたが
最後の1回は股間がムズムズするところから始まって
射精するときのようにエネルギーがこみ上げ、0と同時に破裂する快感が得られました。
以前からドライ系の作品を得意とされてるサークルさんなだけあって、このへんのアプローチは実に見事です。

最もハードなプレイを楽しめるのは4番目の「暴走」パート。
無事戦闘を終えて基地に帰還したインターセプターに異常が発生し
中に取り残されたイリアがおよそ20分間に13回連続の絶頂へと追い込まれます。

「イく!アクメする。凄まじい快感の衝撃が全身を駆け巡る。まるで電気を流されたかのようにビクンビクンと痙攣し、心が、精神がとろけそうに沸騰する」
「永遠とも思える長い時間、あなたは快感とアクメを受け続けています。そして、もうあなたは、人としての理性を失いつつあります。自分が、アクメするだけの、マシーンになったような、気がしてきます」

これまでの戦うためにしてきたアクメとは違い、今回は機械に陵辱され続けるハードなものです。
短い間隔で絶え間なく襲い掛かるアクメの感覚に加え
人ではなく機械の一部になっていく空しさもお姉さんは伝えてくれます。
機械姦から連想される冷たさ、無慈悲さを最も強く感じるプレイと言えるでしょう。

私が実際に聴いたときもさすがに全部で絶頂できたわけではありませんが
最中は股間の筋肉が強く締まり続けてやや辛い思いをしました。
ですがそれと同時にじんわりと気持ちいい感覚があったのも事実です。
苦しいけど気持ちいい、2つの相反する感覚を同時に味わわせてくれるところも魅力です。

このように、機械に責められ続ける快感を言葉と音で表現した個性的なエッチが繰り広げられています。
壮大かつハードな作品
独特な世界観に浸りながら気持ちよくなれる作品です。

異星人の襲来を受けた地球を舞台に、まだ若い女性たちが性的絶頂を武器に戦いを挑みます。
現実離れした壮大かつぶっ飛んだストーリー、生体ユニット化し機械に犯され続けるエッチなど
催眠ボイスドラマならではの特徴的な部分が数多く盛り込まれており
それらを違和感なく組み合わせることで物語の世界に自然と引き込んでくれます。

こういう作品はイメージ力が重要になりますから
エッチを存分に楽しむには音声に没頭できる環境作りが必要です。
そのへんを独自の効果音を使って上手に表現し、同時に現実世界のノイズも遮断しています。
エッチシーンは何らかの音がずっと流れ続けてますからすごく音声に集中しやすいです。

エッチの土台となる催眠についても今までになかった部分が見られます。
中でもストーリーを語りながらちゃんと催眠誘導してくれる作りにサークルさんの実力の高さが表れています。
女体化もエッチを聴き進めていくうちにどんどんハマるようになってますから
テーマに興味を持った人が聴く分には催眠に入れるしドライも迎えられると思います。

エッチはプレイだけを見ると機械姦の色が強いのですが
イリアとアヤが戦う理由やパートごとの背景によって随分印象が変わります。
プレイやイかせ方は割とシンプルにして、その分ストーリーで個性を出してるエッチだなと。
終盤の2パートは特にその部分が強く出ています。

注意点を強いて挙げるなら悪堕ちが含まれてることでしょうか。
後に残るほどグロい描写は特にないものの、多少なりとも背徳感を抱く可能性があります。
本人にとってはハッピーエンドだとも思いますけどね。
あとは絶頂回数の多さから体力をかなり消耗することを覚悟しておいてください。

絶頂シーンは30回。
くちゅ音(機械音含む)超大量、淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

極めてハードな機械姦を臨場感たっぷりに味わえる作品です。
機械姦が好き、ドラマ性の強い作品が好きな人におすすめします。

CV:メインキャラクター…井上果林さん ナレーション(冒頭と最後のみ)/キリシマ博士…鷺沢萩さん
総時間 2:58:30

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

星の少女と絵本のお話

サークル「Transparent Chorion」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、とある事情で山奥に一人で住んでるぽわぽわした女の子が
偶然訪れた男性を様々なサービスとお話でもてなします。

星をテーマにした心温まるお話、緊張気味だった彼女が徐々に心を開いていく展開など
緑豊かな場所で彼らがのんびり過ごす様子をそのまま描いた癒しのストーリーが楽しめます。
星が綺麗な山奥で
謎の少女が住む家で一晩を過ごすお話。

「…誰? こんなところに人間が来るなんて 珍しい」
少女は温かくて可愛い声の女の子。
ある日、山奥にある自分の屋敷にやって来た主人公に声をかけると
彼が旅の途中に偶然ここを訪れたことを知り、星の写真を撮るのを手伝ってあげます。

本作品はとある事情があってここに一人で暮らしている彼女が
彼のために一晩の宿を提供し、あれこれお世話してあげる様子が描かれています。
専門店とは違うのでお茶を淹れたりシャンプーで髪を洗うなど家庭的なサービスが多く
彼女の堅苦しくない態度や最中のほのぼのしたお話が心を癒してくれます。

「人間はみんな ここをお化け屋敷って呼んでいるそうよ」
彼女は挿し絵のように薄緑色の髪と変わった角を持つ人とは違う存在。
人間に対して特に害意を抱くことはなく日々をのんびり過ごしてます。
しかし周辺の住民には気味悪がられていてちょっぴり寂しい思いをしてました。
作中ではそんな彼女が彼と少しずつ打ち解け、心の内を漏らすシーンがいくつも登場します。

登場人物同士の関係が徐々に変化していくドラマ性を持ったストーリーです。
最初はまったくわからなかった彼女の素性やここにいる目的も聴き進むにつれてわかるようになります。
演出面にも力が入れられていて物語の世界に自然と引き込まれていく感覚が味わえます。

この物語のテーマはずばり「星」。
彼が星を見にやって来たことや彼女が星に関する詳しい知識を持ってる背景を踏まえて
最中は星に関する様々なお話が登場します。

中には「音声だけだとイメージしにくいかな?」と思われる部分もありますが
都会だとなかなか見えないものですし、自然物ということでロマンチックな雰囲気が漂ってます。
ただし、恋愛要素は一切絡めず純粋な癒しを与えるスタイルで進めます。
後になるほど温かさが増す癒しのサービス
ここからは各サービスを個別に紹介していきます。

少女が主人公に最初に振舞うのは紅茶。
家の庭で育てた茶葉と屋敷に元からあった器具を使って手際よく淹れます。
カップを用意する音や紅茶を注ぐ音ももちろん鳴ります。

「夏に入る前の雨の季節はとても嫌いだわ ずっと天気が悪くて 空が見えないし じめじめするし」
「これは…カメラ? これが こういうので 本に載ってる写真を撮っているのね」

まだお互いをよく知らないこともあって、ここでは彼女が自分のことを語ったり
彼が持参してる器具についてあれこれ訊ねる会話をよくします。

カメラ・ランプ・非常食を興味深そうな表情で眺め、実際に試してみる彼女の姿がほのぼのしてて可愛いです。
彼女が彼を他の人間とは違う正当なお客と認識する大事なシーンです。

次に登場する「星空の案内」パートは本作品ならではのサービス。
夜が更けてきたのを見て彼を特別な部屋へと案内し
そこで一緒に横になりながら彼女が夜空に広がる夏の星座のことを丁寧に教えます。

「スプーンみたいな形に繋げるわ 柄杓とも言えるわね これが北斗七星」
内容は北斗七星や北極星を見つけるところから始まり
おおぐま座や夏の大三角(ベガ、デネブ、アルタイル)といったメジャーなものから
りょうけん座、かみのけ座などのややマイナーなものまで多種多様です。

プラネタリウムで行われる説明に近い割と本格的なものです。
小中学校あたりで習った天体に関する知識を持ってる人ならだいたいわかるはずです。
ですが実際に星図を見ながら聴いた方がずっとイメージしやすいでしょう。
お話を無理に追うよりは星を見ている雰囲気に浸ったほうが心が落ち着くとも思います。

彼女がなぜここまで星に詳しいのか疑問に思う人がいるかもしれません。
それについても物語を最後まで聴けばちゃんとわかるようになってます。

2人の関係が大きく変化するのがその後にある「一緒にお風呂」パート。
彼女が事前に沸かしておいたお風呂に一緒に入りお互いにシャンプーをしてあげます。
ここだけは彼女の声が若干反響します。
全年齢向けですのでエッチな描写は一切ありません。

彼が彼女に、彼女が彼にと順番に行うのですが
シャクシャクという泡交じりの水音が最初はやや遠くで、次は頭上やや近くで鳴り響きます。
手の動かし方も実際に録音されたのでしょうか、ループとは違う変化が見られます。
こういった細かな効果音の数々が作品全体にリアリティを与えています。
音フェチと言うほどではないものの効果音のレベルは結構高いです。

「なんだか不思議な感じする んー よくわからない でもすごく楽しいかも」
最中に見せる彼女の反応も大きなポイント。
普通の人から見れば他愛もない行為であっても、彼女にとってはなかなか体験できない貴重なひと時です。
冒頭のシーンよりもずっと柔らかい口調で彼のサービスを嬉しそうに受け入れます。
直後のお風呂に浸かるシーンでも可愛らしい仕草が楽しめます。

そうやってお互いのことをよく知った後、最後の最後に彼女がとある絵本を読み聞かせます。
このお話は物語のキーとなる部分ですので内容は聴いてのお楽しみとさせてください。
私が聴いたときは「あぁ そうだったのか」と納得したのと同時にしんみりした気分になりました。

このように、心の距離の変化に焦点を当てた個性的かつ家庭的なサービスが繰り広げられています。
人の温もりを教えてくれる作品
何気ないものから癒しを与えてくれる比較的ハイレベルなボイスドラマです。

とある目的を持って一人静かに屋敷で暮らし続けている少女が
自分を差別しない男性と出会い、誰かと同じ時を過ごす幸せな感覚を少しずつ思い出します。
彼女は泊める側ですから当然あれこれお世話してあげるのですが
後になるほど彼女が彼に何かをしてあげることに喜びを感じてるのがわかります。

サービス自体は星の説明を除けばシンプルなものばかりです。
でも彼女に隠されてる謎が明らかになっていく展開や
彼女の心情や態度の変化が自然と伝わってくるところが聴いてて非常に面白いです。
みもりあいのさんの独特な癒し系ボイスや可愛らしい仕草も心をたっぷり温めてくれます。
作中でほんの少しだけ鳴るオルゴールも雰囲気に合っていて実に良いです。

「きっと この家では誰かと誰かが暮らしていたんだわ こうやって 同じカップで 同じ飲み物を」
個人的に一番印象に残ったのは彼女が住む屋敷に関するお話がたびたび登場するところです。
山奥に建ってるにも関わらず色んな設備や本が置いてある場所らしく
彼女がここに元々住んでた人たちのことを予測の形で時々語ります。

私も最初は「彼女なりに気になってるんだろうな」程度に思ってたのですが
終盤あたりに差しかかるとその意図がわかってスッキリしました。
作品を構成する様々な要素が複雑に絡み合ってひとつの「答え」へと収束します。
ストーリーが練られてるので人によっては終盤に切なさを感じるでしょう。

キャラやストーリーがしっかりしている癒し系作品です。
耳かきやマッサージとは違う形で癒しを得たい人におすすめします。

CV:みもりあいのさん
総時間 1:05:45

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

貸し出し妻、満里奈の”ネトラセ”報告 ボイスドラマ ─満里奈と浩人の『ナイショエッチ』─

18禁PCゲームブランド「アトリエさくら」さんの音声作品。

今回紹介する作品は、夫の合意を得て大学生と日頃エッチしている人妻が
彼に内緒で2人だけのラブラブなSEXを楽しみます。

妻であり母でもある彼女が若い男の荒々しい責めに乱れ、心を少し許すNTRに近いエッチが行われており
プレイの様子だけでなく彼女の心情の推移も生々しく描いて臨場感を出しています。
寝取らせでは味わえない刺激と快楽を
東満里奈(あずま まりな)が大学生の中村浩人とエッチするお話。

「中村くんと貸し出しの関係になって数ヶ月。その日、あたしは中村くんと一緒に健二が来るのを待っていた」
満里奈は明るくて優しい声のお姉さん。
夫の健二と浩人の3人で寝取らせプレイをする約束をしたある日
健二が仕事の都合で遅れ、2人が駅前で立ち尽くしているところから物語は始まります。

本作品はサークルさんが過去に発売したAVGのボイスドラマバージョン。
寝取られ性癖を持つ健二に頼まれ浩人とエッチをしていた彼女が
この日は彼の都合でキャンセルとなり、その埋め合わせに後日浩人と2人きりで会ってエッチを楽しみます。

タイトルからもわかるようにNTRがテーマの作品なのですが
夫婦が合意の上でこういうプレイをしていること、浩人の性格が控えめかつピュアなことから
NTRから連想される背徳感やドロドロした雰囲気はかなり薄いです。
健二に見られながらするのとは若干違うシチュでエッチして2人がちょっぴり燃え上がります。
ちなみに音声開始後はシーンの雰囲気に合ったBGMが流れ続けます。

「『沢山楽しもうね♪』 あたしが耳元でそう囁くと、浩人が前屈みになったのがちょっと面白かった。」
最初の8分間は寝取らせプレイをする予定だった日の様子と、2人が内緒でエッチする日のホテルに行くまでのシーン。
満里奈のほうが10歳近く年上なこともあり、夫以外の男性とエッチする直前でも緊張の色はまったくなく
明らかに固くなってる浩人に冗談を言ったりリードするほどの余裕を見せます。

私が聴いた限りでは彼女に健二を裏切る気持ちは一切ありません。
先日時間を作ってくれただけでなくオナ禁までしてくれた浩人への感謝の印にエッチします。
この時点では2人の関係はセックスフレンドと呼ぶのが最も妥当です。
若い体に少しずつのめりこんでいく人妻
エッチシーンはおよそ11分間。
プレイはキス、フェラ、SEX(たぶん正常位)です。
SEXの際に効果音が鳴ります。

「…えっちしたくてたまらない匂い。」
ラブホテルの部屋に入った途端キスをしてきた浩人を受け入れると
満里奈はパンパンになった彼のズボンとパンツを脱がし、おちんちんを愛おしそうに舐め始めます。

エッチはプレイによって責め手を変えながら行います。
序盤のフェラ(約3分30秒)は彼女が激しく舐めて彼を1回目の射精へと追い込みます。
以前から何度もエッチしてる仲だけあって前置きなどはほぼなく
プレイの様子や彼女の心情を語りながらちゅぱ音を固めて鳴らします。

「いま…あたしは健二じゃない人のおちんちんを咥えてる。そして…その人の精液を飲み干してる。」
プレイ自体は他の作品でもよく見るごくごく普通のものなのですが
夫に内緒で初めてエッチするシチュに興奮している彼女の様子にNTRらしさを感じます。

時間が短いのでこれだけで射精するのは無理にしても勃起くらいは可能でしょう。
過去作ではセリフの合間にほんの少し鳴らす程度だったちゅぱ音も
音声作品における抜きやすさを意識して多少ボリュームが増えてます。

メインのプレイはその後に始まるSEX。
満里奈の許可を得て彼女をベッドに押し倒した浩人が
大学生らしいがっつくようなピストンでおまんこを責め上げます。

「ああっ、はぁああっ、だめ、あ、ああ、あっ…きちゃうっ…浩人っ…あぁっ、あぁっ…あっ…っ…!」
「たまにはいいねっ、ふたりだけのえっちっ… あぁっ…!」

夫とは違う荒々しいSEXに艶かしい喘ぎ声を漏らす彼女の姿がなかなかにエロく
エッチを始める前には見られなかった「浩人に心を許す」描写も背徳感を感じさせてくれます。
彼女が普段とは違う感覚に戸惑いつつ受け入れていくところがいいですね。
NTRと呼ぶにはパワー不足ですが、そのきっかけとなるプレイとして見るなら臨場感があると言えます。

このように、人妻が新しい刺激に目覚めていく様子を彼女の視点で描いたエッチが繰り広げられています。
ソフトなNTR作品
NTR作品の入門用と呼ぶのが相応しいあまあまな作品です。

今まで夫に頼まれて大学生に抱かれていた人妻が
初めて自分の意思で彼とエッチし、新鮮な感覚に驚きながら快楽にのめりこんでいきます。
元々が寝取らせの関係だったことや満里奈と浩人が悪人にはほど遠いキャラなおかげで
NTRの醍醐味とも言える「心と体の葛藤」についてはそこまでクローズアップされてません。
しかし彼女が本当のNTRに目覚める兆しみたいなものは窺えます。

「健二が粗相をしたときは、またお願いね♪」
事後のやり取りもさっぱりしていて健二と喧嘩になることもありません。
マンネリを感じていた寝取らせプレイに違った刺激を与えるあたりに留まっています。
ですからNTRに興味があるのだけどハードなものはまだ恐いと思ってる人に向いてます。
ガチなNTRを聴きたい人にはおそらく物足りないです。

ただし、この音声を聴いて抜けるかと言われると私は首を捻ります。
総時間が20分、しかもエッチが10分程度と非常に短いことや
バックで流れるBGMの音量が大きくて満里奈のセリフがやや聴き取りにくいのが理由です。
特にBGMは音声作品だとほとんど流れませんし気になる人が結構いると思います。
またエッチシーンの曲がとある過去作の使いまわしなのも気になります。

エッチは以前に比べると抜きを意識した演出が見られます。
でもアトリエさくらさんの作品として見るには正直物足りないです。
もっとディープかつハードなプレイをしてくれることを期待したいです。

絶頂シーンは満里奈・浩人共に2回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。

NTRが始まる直前あたりのエッチを描いた作品です。

CV:小波渡陸さん
総時間 20:25

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はありません

追記
作品自体の点数は6点。
20分で700円と割高なので-1してあります。

ワイルドお母さんとイチャラブえっちするボイスドラマ

サークル「Tears Of Mermaid / GHOST SHIP」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、男っぽい言葉使いをするかっこいいお母さんが
自分に好意を抱く息子とあまあまラブラブなエッチをします。

2人が母子から恋人になっていく過程を綿密に描いたドラマ性のあるエッチが魅力で
母として正しい道へ導こうとしていた彼女が彼の強い想いに打たれ
最終的には一人の女としてすべてを受け止め、乱れる姿が心と体をたっぷり温めてくれます。
乱暴だけどとっても優しいお母さんと
お母さんと甘く激しいエッチをするお話。

「たっだいまー ごめんごめん 遅くなっちゃって」
お母さんはやや乱暴な言葉使いをする元気な声の女性。
主人公に帰宅が遅れた事情を説明すると、彼が作った夕飯を美味しそうに食べながらあれこれお話します。

本作品はシングルマザーとして一人で息子を育て上げてきた彼女が
自分のパンツでオナニーしてる彼の姿を見たのをきっかけに
一組の男女として深く愛し合う様子が描かれています。

所謂母子相姦モノなのですが、2人がいきなりエッチに突入し恋人になるのではなく
それまでのいきさつや彼女の心情を描きながら少しずつ関係を変えていく
ため
背徳感よりも絆の強さのほうをずっと強く感じながら聴くことができます。
キャラやストーリーといった背景部分がしっかりしているドラマ性の高さが魅力の作品です。

「つうかさ あんたって そういう相手いるわけ?」
その部分が最もよくわかるのがお母さんのセリフ。
上のようにがさつと言いますか、男っぽい口調で終始語りかけてきます。
母親と言えば優しい口調のキャラが多いだけに彼女の存在は非常に個性的です。

しかし内面まで乱暴かと言われるとそうではありません。
自分が外で働いてる間、料理を含めた家事をきちんとこなし勉強も頑張る彼を誇りに思い
異性として好意を持たれてると知った時も彼が傷つかないよう言葉を選んで説得します。

私も最初はパワフルな女性の印象を抱いたのですが
しばらく聴いてるとむしろ繊細な女性と言ったほうが妥当に思えるほど優しいです。
言葉使いと性格のギャップが大きく、それが彼女の魅力を引き立てています。
エッチの際に漏らす可愛い喘ぎ声も普段の彼女とは違った良さがあります。

最初の2パート16分間は2人がエッチするまでのいきさつを描いたシーン。
仕事から帰った彼女がご飯を食べながら彼の恋愛事情を尋ねたり
別の日に普段よりも早く帰宅し、偶然彼のオナニーを見て戸惑う様子が楽しめます。

「恋愛だって 大事な人生経験なんだから チャンスがあったら作っといて損はないよ」
彼女は彼が多感な年頃なのに女性に興味をあまり持ってないのを心配してました。
彼からしてみれば好きな女性が目の前にいるのだから当たり前なのですが
それに気づかず詮索するあたりに彼女の母親らしさが窺えます。
父親がいないことを感じさせない円満な家庭といった印象です。

「さすがにそれはちょっと予想外だな… ちょっと待ってくれよ あたしもちょっと落ち着いて考えをまとめるから」
2番目のパートでも彼が自分のパンツをオカズにしてたことをまったく怒らず
まずは気持ちを落ち着け、事情を確認してからどう振舞うか考える冷静な態度を見せます。
そしてよく考えた上で彼の好意を受け入れることはできないと言います。

ここでの返答の理由も彼を異性として愛せないからではなく
自分と恋人同士になることでこの先色々な苦労をすることを心配したからです。
こういった細かなやり取りに母親としての愛が滲み出ていてとても満たされます。
気持ちの移り変わりを描きながら行う愛のあるエッチ
エッチシーンは4パート33分30秒ほど。
プレイは手コキ、キス、フェラ、パイズリ、乳責め、クンニ、SEX(正常位)です。
エッチな効果音はありません。

「ほら そうと決まったからには 恥ずかしがらなくていいから 隠さず見せてみなって」
一応は拒絶したものの、このままでは主人公の性欲が収まらないと判断したお母さんは
彼に落ち着いてもらおうとおちんちんに唾液を垂らし、手でゆっくりしごき始めます。

エッチは前半は彼女が、後半は彼が責める形で進みます。
一番最初の「息子に手コキ」パートで行うのはもちろん手コキ。
母親に恥ずかしい姿を見られて動転し萎んだおちんちんを優しく刺激して勃起させ
手だけでなく言葉による責めも加えて気持ちいい射精へと導きます。

「ほら あんたのチンポ あたしの唾液にまみれて 手で撫で回されて ぐちゅぐちゅって とってもいやらしい音立ててる」
この時点での彼女は母親としての色が非常に強く
「チンポ」など下品な言葉を多めに言って興奮させながら彼のおちんちんの立派さを称え
これなら他の女性を相手にエッチしても十分やっていけると励まします。
そして射精後に吐き出された精液もタオルで拭き取ります。

彼女は彼が単純に性欲を溜め込んでいて、その捌け口に自分を選んだと思ってるわけです。
でもそれが大きな勘違いだったことを直後に知ることになります。

2人の関係が大きく変化するのが次の「息子のをフェラ」パート。
普段の精神状態に戻った彼に彼女が改めて母親と付き合うことの困難さを説明し
それでも彼の気持ちがまったく動かないのを確認した上で受け入れることを決意します。

随分あっさり決まったなと思う人もいるでしょうが
彼女は彼の性格を知り尽くしており、意思の固さを見て説得は難しいと判断したのだと思います。
息子とはいえ男に激しく求められることに彼女が喜びを覚えたのもあります。
夫がいない環境が長く続いて心細い思いをしてたのかもしれません。

「別に恥ずかしがることも 焦ることもないよ あんたの目の前にいるのは あんたの女なんだよ?」
「見たいんだろ? あたしのおっぱい いいよ 見せたげる」

そしてプレイが始まると前のパートとは違った姿を見せてくれます。
女性経験がまったくない彼をリードしつつ、自分の体を好きなだけ味わわせてあげます。
そして再び元気になったおちんちんを口やおっぱいでたっぷりご奉仕します。
射精後の精液を口で受け止め飲み干すあたりにも気持ちの変化が窺えます。

セリフや態度の端々に距離の近さを感じます。
エッチを通じてこの微妙な変化も描いてるところが本作品の面白さと言えます。
雰囲気もとろけるように甘く、年上の女性の優しさや温かさが強く伝わってきます。

お母さんの女としての魅力がよく表れてるのが後半の2パート。
シャワーを浴びて汗を流した後、「息子の愛撫」パートでは主人公の乳責めとクンニが
「お母さんと…呼ぶんじゃねぇ!!」パートはお待ちかねのSEXが登場します。

「お願い あんたのチンポ おまんこに頂戴」
「お母さんじゃなくて 名前で呼んでよぉ」

中でも「お母さんと…呼ぶんじゃねぇ!!」パートはおまんこの位置を教えてあげたのに
クリトリスをおちんちんで擦られ続けてとうとう挿入のおねだりをしてしまったり
挿入後は快感に乱れながら自分の名前を呼んでほしいとお願いするなど
普段のかっこいい母親ではなく可愛い女性の顔を見せるシーンがいくつもあります。

喘ぎ声の音量が大きくて多少大袈裟に感じるのだけが残念ですが
彼女の持ち味であるギャップを活かした興奮しやすいプレイと言えます。
純粋なエロさだけでなく、ドラマ性の高さによる没入感や満足感も味わえます。
筆おろしのシーンで敢えて彼に主導権を与えてるのも彼を恋人として認めたからだと思います。

このように、2人の気持ちの変化にもスポットを当てた濃厚なエッチが繰り広げられています。
純愛系の母子相姦作品
母親の愛を感じながら抜ける充実した作品です。

お母さんは色々できるけど恋愛だけはあまり得意でない息子を心配し
食事しながらからかったり助言したりして彼の成長を密かに応援します。
そして彼が自分に女の魅力を感じてることを知ると当惑しつつ最終的にはきちんと受け入れます。
さらに受け入れた後は彼を性的に満足させようと全身を使って心を込めたご奉仕をします。

「いいよ あんたの好きなように動いて まんこ味わって…んぐぅっ」
この作品からまず伝わってくるのは彼女がすべてのシーンで彼のことを第一に考えてることです。
エッチするまでの経緯も多感な彼の心を傷つけないよう気を遣ってるし
開始後も彼の心と体の両方をケアし、願望を叶えながらリードします。

大切な人の幸せのために自分のすべてを投げ打つ姿はとても美しく
こういう女性に愛され、気持ちよくしてもらえることに幸せを感じます。

「母親とエッチする」だけでは語り切れない様々な要素を含んでいる作品です。

エッチは効果音が無いことや喘ぎ声がややオーバーなところが引っ掛かりますが
プレイの流れや内容はすごくしっかりしていて楽しめます。
セリフや接し方が後になるほど変わっていくおかげで熱中して聴けました。
私の好みもあるのでしょうが、年上の女性が時折見せる「可愛さ」がとても魅力的です。

絶頂シーンは主人公3回、お母さん2回。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもそこそこです。

特別な女性と愛し合う様子を臨場感を持って描いたボイスドラマです。

CV:井上果林さん
総時間 59:55

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2016年09月12日まで半額の350円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。

淫魔の交換条件

サークル「欲望の塔」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、愛らしい容姿を持つ上品な淫魔が
出合った勇者と濃密なエッチをしながら彼のすべてを少しずつ奪っていきます。

彼女のトレードマークとも言える敬語を使った上品な言葉責めと
それとは正反対のハードかつ無慈悲な責めが生み出す大きなギャップが魅力です。
悪魔と交わすエッチな取引
上級淫魔のフランボワーズ・マルガレーテに搾精されるお話。

「…もしかして、あなたが新しく派遣されてきた勇者様ですか?」
フランは明るくてお淑やかな声の女の子。
男性がまったいない村にやって来た勇者に声をかけると
突然の彼の攻撃をあっさり回避し、反撃を食らわせ実力の差を見せつけてあげます。

本作品は男性のエネルギーを日々吸い取ってる彼女が
巧みな話術や性的快感を使って彼の心を解きほぐし、最終的には命を奪う様子が描かれています。

「いい叫び声ですね。痛いですか? 私にはわかりませんけど」
淫魔(サキュバス)が男性とエッチするシチュは音声作品では既にお馴染みになってますが
フランはエッチだけが得意な彼女たちとは違って元々十分な力を持っており
冒頭では勇者であるはずの彼の攻撃をまったく寄せつけず逆に圧倒します。
その上で淑女らしい上品な言葉使いでとある契約を持ちかけます。

体験版を聴いてみると彼女に対して可憐な印象を受けるでしょうね。
エッチに入ってもキャラを崩さず様々な手を使って彼を屈服させようとします。
「変態」などを言ってくるシーンも一部ありますが、敬語で羞恥や敗北感を与えることのほうがずっと多いです。

じゃあプレイの方も上品かと言われるとそうではありません。
男を喜ばせることに特化した魅力的な体をほぼ全部使って彼を何度も何度も射精に追い込みます。
時間に対するプレイのバリエーションが多く、最中は足コキや尻尾コキといったM向けのプレイをよく行います。

敬語との落差を強く意識したプレイと言うのが相応しいです。
音が鳴るプレイには効果音がちゃんと用意されてますし、仮想的なプレイも比較的イメージしやすいです。
個々のプレイ時間が短いのが気になるものの
彼女に徐々に追い詰められ、大事なものを捧げてしまう展開にはゾクゾクするものを感じます。
全体的に責めのペースやパワーを上げて弱点をカバーしてもいます。
心と体をバランスよく責めるエッチ
エッチシーンは7パート34分間。
プレイはキス、足コキ、手コキ、乳首責め、尻尾コキ、SEX(正常位、騎乗位)です。
足コキ、手コキ、乳首責め、尻尾コキ、SEX、射精の際に効果音が鳴ります。

「これでしばらく動けないでしょう。たっぷりと可愛がってさしあげますわ」
強烈な反撃を受けて身動きが取れない勇者に近づくと
フランは彼と唇を重ねまずは心を開かせようとします。

エッチは終始彼女が責め続けます。
前半の3パート16分間は抵抗する彼を鎮めるシーン。
甘いけどパワフルなちゅぱ音を鳴らすキス、足コキ、手コキ、尻尾コキをしながら
プレイの様子を実況したり軽い言葉責めをして射精したくなる気分へと導きます。

「ゆっくり指先をはわせるだけでこんなに震えてる… もうすぐあなたの弱点が丸裸にされちゃいますね?」
「クスッ、左側が弱いんだ… こんなところを責められて感じてるのですね… 恥ずかしい…」

言葉責めはこちらの気持ちや弱い部分を見透かし弄ぶ感じのセリフを投げかけてくれます。
エッチに乗り気でない相手を従順にさせるには喜ばせるのが一番です。
射精シーンが一切ないのも淫魔の体の魅力を伝えつつもどかしい思いをさせたかったからでしょう。
男を知り尽くしている女性らしい巧妙な駆け引きがプレイの中に垣間見えます。

「気持ちいい? …被せちゃいますね? そっと優しく…トロトロの粘液で包み込んであげるぅ♪」
淫魔ならではのプレイと言えばやはり尻尾コキでしょう。
媚薬ですっかり濡れたオナホのような形状のものでおちんちんを優しく飲み込みます。
最中に鳴る激しい効果音もプレイに臨場感を与えています。

対する後半はいよいよ彼の精気を搾り取るシーン。
最初は正常位、少し経つと騎乗位で繋がりフランが激しく腰を打ちつけます。

「今からキスしてあげますから… すっかり快楽漬けにされてヒクついているペニスを、子宮口でピッタリと塞いでの吸引」
中でもチャプター5「陶酔~淫肉抱擁」に登場する子宮口でのキスは強烈。
人間の女性なら弱点にあたる部位すら武器にして彼の心と体をドロドロに溶かします。
その証拠にこれを行った直後に彼は最初の射精を迎え、以降立て続けに精液を吐き出し続けます。

「あら? 悔しそうですね? でも、もう手遅れ…ふふっ、あはははははは!」
後半に入ると彼女がこちらを嘲笑うシーンが増えるのポイントです。
単に性的快感を与え精液を奪うのではなく「彼女に負けた」ことを強く思い知らせます。
彼女の黒い部分を多少出して普段の上品なキャラとのギャップを持たせています。

このように、フランの特徴を前面に押し出したハードなエッチが繰り広げられています。
ちょっぴりブラックなボイスドラマ
少女に屈服させられる気分が楽しみやすいシチュ重視の作品です。

フランは村を訪れた勇者が自分にすべてを捧げたい気持ちになるように
全編を通じて上品な態度で彼に接し、喜ばせることを見据えた責めを繰り出します。
そして心と体の両方が淫魔の快楽に負けたと判断した後に方針を切り替え
今度は調教に近いハードなSEXで精根尽き果てるまで搾り取ります。

彼女は確かに序盤のシーンでタイトルにもなっている「交換条件」を提示します。
しかしそれが成立しにくいことも重々承知しており、直後から彼を誘惑する様々な手を打ち始めます。
そして最終的には交換条件をきちんと成立させています。
この展開やそれに至るまでの個々の過程を聴き手が勇者になりきって楽しめるように進めてます。

性的快感を餌に追い詰められていくちょっぴりスリリングな感覚が味わえるでしょう。
命を奪われるといっても痛い・苦しいシーンは一切なく快楽堕ちの延長として描かれています。
ですから一定以上のM性を持ってる人なら誰でも楽しめると思います。

エッチはもう少しプレイの切り替えを減らしたほうが抜きやすいかなぁと。
切り替わるたびに説明する必要が発生し、その結果純粋なプレイ時間がやや短くなってます。
彼女にすべてを吸い尽くされるストーリーが一番の抜き要素です。

絶頂シーンは主人公が4回+α(連続射精なので測定不可)、フラン1回。
くちゅ音そこそこ、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声ごく僅かです。

あまり見かけないタイプのサキュバスがとことん搾精してくれる作品です。
女性に負かされることに興奮を覚える人におすすめします。

CV:秋山はるるさん
総時間 44:17

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

寝取られ催眠 彼女とっておきの告白は衝撃の内容?

サークル「風花雪月」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、清純そうな見た目とは正反対の腹黒い心を持つ女の子が
恋人として付き合ってきた主人公とテーマに即した独特なエッチをします。

タイトルにもなっているNTR要素を多分に含んだエッチが特徴で
彼女は自律訓練法をベースとした催眠をかけて両手の熱やイメージ力を膨らませた後
様々なプレイを通じて自分の心と体が他の男のものになっていることを徹底的に思い知らせます。
彼女と初エッチするはずだったのに
彼女に催眠をかけられてから屈辱的なエッチをするお話。

「あっ いらっしゃい ずっと待ってたんだ」
彼女は明るくて可愛い声の女の子。
自宅にやって来た主人公を制服のまま迎えると
自室に案内し、たくさん置いてあるぬいぐるみを自慢します。

本作品は念願の初エッチを期待し胸を膨らませていた彼が
彼女にとある告白をされた後、エッチで心をズタズタに引き裂かれる様子を彼の視点で楽しみます。

寝取られる側に立つわけですからドMなのが望ましいです。
やり方がえげつないと言いますか、かなり心を抉ってくる言葉や表現が含まれてるため
普通の人だと途中で聴くのを投げ出したくなる可能性がそれなりにあります。

「私があなたに催眠をかけてね そしたらね 私がへたっぴでも あなたに気持ちよくなってもらえると思うの」
そして聴き手が彼に自分を重ね合わせやすくするために催眠をかけます。
20世紀にドイツの精神科医シュルツが考案した自律訓練法という自己催眠法をベースに
催眠1→エッチ1→催眠2→エッチ2、といった具合にそれぞれを分割して行います。

催眠音声ではあまり見かけない構成ですね。
本レビューでは催眠1と2→エッチ1と2の順に説明していきます。

催眠は2パート28分30秒ほど。
「催眠1」パートではリラックスや手足の脱力を目的に
仰向けに横になり目を瞑った状態で最初に2分ほど深呼吸をしてから
自律訓練法の流れに則って催眠状態を深めます。

「気持ちが とてーも落ち着いている 気持ちが とてーも落ち着いている」
内容は背景暗示にあたる気持ちがとても落ち着いている暗示や
第1公式の両手が重くなる暗示、第2公式の両手が温かくなる暗示を
上のようなシンプルな表現で彼女が何度も言ってきます。
頭の中で暗示を復唱してみるとより効果的です。

本作品の催眠パートは全体的に彼女の話すペースが速く、セリフの間も短いため
実際に聴いてみると慌しく感じる人がいるかもしれません。
そしてそれは自律訓練法の目的であるリラックスとは正反対の効果をもたらします。
各暗示を言う際も語気やトーン、ペースにほとんど違いは見られず
言った通りの感覚を聴き手に伝えるには色々な部分が不足しています。

「おちんちんのあたりが あったかーい」
「女の子のおっぱいが やわらかそーう 女の子のおっぱいが やわらかそーう」

先ほどの部分を一通り終えた後はエッチの下準備。
おちんちんが温かくなる暗示を入れてから目の前に女の子がいるのをイメージし
その子のおっぱいの柔らかさや股から見えるピンクのおまんこを確認します。
こちらも自律訓練法と同じく特定の暗示を繰り返し投げかけます。

「おちんちんの先っぽが おまんこに包まれていて あたたかーい おちんちんの先っぽが おまんこに包まれていて あたたかーい」
「おちんちんは気持ちいーい だけど イくことはできなーい おちんちんは気持ちいーい だけど イくことはできなーい」

エッチの前半が終わってから始まる「催眠2」パートは14分。
最初に「1、2」の声に合わせて深呼吸してから
両手が温かい、おちんちんが温かい、女の子のおまんこがピクピクしている
女の子のおまんこが温かい、気持ちいいといった暗示を何度も繰り返します。

つまるところ催眠1と催眠2の内容はほぼ同じです。
私はてっきり催眠1で導入を、催眠2で深化を仕掛けてくると思ってたのですが
残念ながら本作品に深化と呼べるシーンはありません。

このため彼女の催眠を聴いた結果、深い催眠状態に入る人は皆無でしょう。
私の場合も手のひらがほんのり温かくなったくらいで
他の作品で体験したような独特な感覚は特にありませんでした。

彼女が第6公式まである自律訓練法の第2公式までしか実行しておらず
冒頭では砕けた口調で話していたのが催眠が始まると急に丁寧になるなど
聴いてて純粋におかしいと思う部分が他にも多々あります。
完成された催眠法をわざわざ崩し効果を弱めているのは大いに疑問です。

個人的には2つのパートを1つにまとめてまずはしっかりと催眠をかけ
それを維持させながらエッチしたほうがずっと良かったと思います。
今の構成だと催眠に入りにくく維持もしにくいです。
2つに分けるとしても個々に明確な目標を定め、それに向かって技術を考えて行使して欲しかったです。

以上のことから大変厳しい催眠と私は考えています。
とことんまで心を傷つけられながら
エッチシーンは2パート66分30秒間。
プレイはキス、エッチな動画観賞、彼女のオナニー、擬似フェラ、擬似SEX、オナニーの見せ合いです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「これでもう あなたは私の言いなりだから 私の命令には全部従うし 従うことが気持ちいい」
催眠を使って主人公を自分の従順な奴隷に作り変えた彼女は
軽くキスをしてからスマホを取り出し、とある動画を見せてあげます。

エッチはどちらのパートも彼女の命令に従いながら行います。
前半の「行為1」パート(約32分30秒)は本作品のテーマとなっているNTR要素が極めて強いプレイ。
彼女がとある男性と嬉しそうにエッチしている動画を見せ
今日まで恋人同士と勘違いしていた彼に厳しい現実を思い知らせます。
ちなみに彼は催眠の効果で体が動かせない設定がされています。

「えっ? 彼氏(のおちんちん)? 知りませんよー 見たこともないですもん」
「えへへっ お顔にいっぱい ドロドロしたのもらっちゃいました」

普段の口調や態度がエッチとはほぼ無縁に感じるからこそ
動画内で相手のおちんちんをおねだりする姿や
精液を顔にかけられ、それを美味しそうに飲み干す姿は相当に残酷です。

本作品のエッチは催眠音声よりも同人音声のそれにとても近く
最中に彼女が催眠の技術を使って聴き手の心と体を操作するシーンはほとんどありません。
どちらのパートも催眠とはあまり関係の無いエッチをしてますから
催眠に入っているかどうかで得られる快感に差が出る可能性は低いです。

「だって 彼氏とエッチするなんて もう絶対ありえないですもん」
主人公に対する直接的な仕打ちも容赦ありません。
作中で彼女が彼の体に触れるシーンは一切無く
触れようとすると拒絶するセリフを公然と言い放ちます。
そして今回のエッチも相手の男性の命令で仕方なくやってあげてると告げます。

寝取られた事実を動画でわざわざ見せつけてくるのも
彼をとことん惨めな気持ちに追い込もうとする彼女なりの考えです。
こんな感じで聴き手の心を痛めつけようとする描写がいくつも登場します。

後半の「行為2」パート(約34分)は擬似プレイがメイン。
先ほど観賞したフェラ動画やSEX動画を流しながら
主人公がその男性になりきれるように彼女がプレイの様子を実況します。
そして残り8分頃に差し掛かったところでオナニーを見せ合います。

「根元から裏筋を カリをなぞるように また竿を舐めあげるように 右の玉を 左の玉を 玉の裏をなぞって そのまま裏筋を上って カリの裏を小刻みに」
「奥…そんないきなりゴンゴンしたら あうっ ダメっ ダメですっ」

多くのセリフを聴き手視点で言ってくるのでイメージはかなりしやすいです。
フェラの時に鳴るちゅぱ音やSEXでの切ない喘ぎ声もエロさがあり
催眠はともかくオナニーのオカズとしての実用性はあります。
そしてエッチがあまあまだからこそ、寝取られてる現実が余計に心を黒く染め上げます。

オナニーは彼女が10カウントダウンを刻み0になったら射精します。
これまで数々の仕打ちを受けてきたことや、カウントを何度も中断し焦らしてくることから
ドMな人なら射精は普通に可能だと思います。

このように、恋人が他の男のモノになったことを思い知らせるエッチが繰り広げられています。
テーマは面白いのだが…
催眠音声よりも催眠を扱ったボイスドラマの色がずっと強い作品です。

とある男性にすっかり惚れてしまった女の子が
形式的に付き合ってる主人公にすべてのことを赤裸々に語ります。
寝取られてることを告げるだけでなくその一部始終を動画で見せてあげたり
体に一切触れさせずお情けで相手をするなどきつめの描写が多いです。

私もダークな内容の作品をそれなりに聴いてきましたが
それらと比べて彼女の悪女っぷりや後味の悪さは一際強く感じました。
ここまで容赦のない仕打ちをしてくる作品は少ないです。
ハードなNTRを聴いてみたい人なら割と楽しめる部分を持っています。

しかし本作品を催眠音声として見た場合、引っかかる部分が多々あるのも事実です。
催眠が技術的に不完全なこと、催眠とほぼ無関係なエッチをしていること
両手の脱力をさせたのに解除せず動かすシーンが何度かあることなどが挙げられます。
催眠を2パートに分けているのも効果的とは言えません。

「できるよね? だって催眠で私の言いなりになってるんだもんね」
「恥ずかしいことした記憶があるでしょ? その記憶も 催眠術で消すから大丈夫」

個人的に最も気になったのが上のセリフにあるように
彼女が催眠を魔法や超能力と勘違いしている節が見られることです。

催眠にかかってるからといって術者の完全な言いなりにはなりませんし
最中の記憶を完全に消すこともできません。
催眠ではまずあり得ない事を前提に彼女はエッチを行っています。

また全編を通じて彼女に聴き手と信頼関係を築き、維持しようとする気持ちが微塵もありません。
「リリーフレンズ」のように快楽漬けにしてからやんわり伝えていればまた違ったのでしょうが…。
残念ながら本作品には催眠にとって必要な要素が根本的に欠けてます。

エッチはNTR系のドラマとして聴くなら結構面白いです。
ただしこれまで書いてきたように催眠にはまず入れませんから
他の催眠音声のように主人公になりきってエッチするのは難しいです。

射精シーンは最後に1回。
淫語それなり、ちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

以上のことから今回は大変厳しい点数とさせていただきました。

おまけは5種類の音声です。

CV:咲守翼さん
総時間 2:29:03(本編…1:55:27 おまけ…33:36)

オススメ度
■□□□□□□□□□ 1点


体験版はこちらにあります

健気な許嫁のほのあま耳かき

サークル「ドット*ハーフ」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、生まれたときから夫婦になることを運命づけられた一組の男女が
耳かきや散髪をしながら少しずつ心の距離を近づけていきます。

リアルな動きが持ち味の癒し系サービスだけでなく
それらを通じて最初はぎこちなかった2人がだんだんと打ち解け
夫婦として一生を過ごす自信をつける様子がわかりやすく描かれています。
旧家に生まれた男女の心温まる物語
許嫁の雪乃に耳かきと散髪をしてもらうお話。

「お久しゅうございます 雪乃でございます…」
雪乃は甘く穏やかな声の女性。
久しぶりに会った主人公に丁寧な挨拶をすると
これから彼の屋敷で花嫁修業に努めることを告げます。

2人は両家で代々婚姻を結んでいるほどの古い家の出身で
今回も両親に生まれたときから結婚することを決められていました。
そして結婚適齢期を迎えた彼女が彼の家に入り、1年間修行を積んだ後に正式な夫婦となります。
このお話は彼女がその修行を開始する直前の様子を描いています。

「不慣れゆえに 話し方がおぼつかないこともあるかと思いますが 努力してまいりますので 何卒 よろしくお願いいたします」
良家のお嬢様なので小さい頃から躾けられていたのでしょう。
彼女はいかにも大和撫子といった感じの古風な言葉使いで終始接してきます。
最初は他人行儀に感じるでしょうが、これが彼女の素だとわかると気にならなくなります。

また2人は子供の頃に少し遊んだくらいで今回会うのは10年くらいぶりです。
だから最初は彼女がどのように接していいか戸惑う仕草を見せます。
そこでまずは親睦を深めるために耳かき・散歩・散髪をするわけです。

一般的な癒し系作品に見られるサービスの内容を重視する作風とは違い
本作品ではサービスをしながら2人の心情の推移も描いています。
聴き始めた直後とエンディングで2人の仲が随分変わったように感じるでしょうね。
初々しい男女が織り成すやり取りも心を温めてくれます。
健気さが感じられる心のこもったサービス
雪乃が最初にしてくれるサービスは耳かき。
膝枕の体勢で右耳→左耳の順に耳かき棒と綿棒で汚れを取り
最後に強めの風圧で2~3回息を吹きかける家庭的なものです。

耳かき棒は「ごりっ ずずっ」とやや篭った硬い音
綿棒は「じじっ ざっ」と耳かき棒に比べると広く柔らかさのある音が使われており
どちらも耳の壁をゆっくりなぞるように動きます。

効果音の音質が最近の作品に比べるとクリアさに欠けていたり
耳の中を掃除している音にしては硬すぎるのが気になりますが
動きについては耳の形状や大きさに合わせたリアルなものになっています。

バイノーラル録音じゃないので耳かき音声好きにはやや物足りなく感じるかなと。
個人的には今の時代だとちょっと厳しいかなって思ってます。

「だいぶ慣れてまいりました それもこれも 若様のお耳の中が 取りやすい大きな汚ればかりだからでございます」
「不思議なことに ぼんやりと 幼い頃 若様と 遊んだ記憶が 蘇ってまいります」

最中の雪乃の様子はというと、開始直後は緊張しているように見えたのが
後になるにつれて主人公と何気ない会話をするほどにリラックスします。
そして彼も耳かき中に寝入るほどに癒された姿を見せます。

彼女はずっと会っていなかった彼に対して漠然とした不安を抱いていました。
子供の頃に優しくしてくれたとしても、それが大人になっても通用するとは限りません。
しかし実際に再会して彼が昔とまったく変わってなかったことに安心し
胸のうちを語りつつ彼に様々な気配りを見せるようになります。

この部分が耳かきに個性を与えています。
ストーリー性のある耳かきと言えばいいのでしょうか。
キャラを大事にしているあまり見かけないタイプです。

次に登場する散髪は耳かきの後に庭を散歩していたところ
首のあたりを気にしていた彼が彼女に切って欲しいとお願いします。
彼女も初めてやるので軽く切りそろえる程度の簡単なものです。

「シャキ シャク」という軽快な金属音が頭の後ろを中心に鳴り
それが左右や下へと微妙に移動します。
位置の変化に合わせてハサミの音が微妙に変化するのがいいですね。
散髪は音声作品だとまだまだレアなサービスですから個性もあります。

「若様 なんだか とっても楽しいですね」
雪乃も彼に満足してもらえるようにと多くを語らず黙々と取り組みます。
耳かきに比べると効果音の割合が増えているため静かに感じるでしょう。
そして事後は彼に満足してもらえて喜ぶ姿を見せてくれます。

恋を知らないまま結婚することになった若い男女が
不得手ながらも少しずつそれを学んでいく。
現代ではあまり見かけないシチュに癒しのサービスを上手に組み合わせています。
初々しい男女のやり取りが楽しめる作品
どちらかというとサービスそのものよりも2人のキャラややり取りが魅力的な作品です。

普通の女性とはかなり違う言葉使いをする雪乃が
夫となる男性のために心を込めてご奉仕します。
これだけを見れば割とよくある風景なのですが、2人がずっと会っていなかった背景や
物語の中で少しずつ仲良くなっていく様子に一層心が癒されます。

「こうして 若様のお願いをきくのも 楽しいものなのですね」
ここでのポイントは雪乃だけでなく主人公も自分を曝け出していることです。
彼女が一方的にご奉仕するだけでは彼女の優しさしか映りません。
しかし彼がそれに対してしっかり反応を見せることで心の繋がり具合がより伝わりやすくなっています。
音声作品ではとかく軽視されがちな主人公のキャラもきちんと定められているのが印象的でした。

サービスについては私が耳かきに関して辛口なところがあるため
本作品に対しても思ったことを包み隠さず書きました。
耳かき音声をあまり聴かない人ならまず満足できるクオリティを持っています。
散髪は時間が5分程度と短めです。

ボイスドラマに癒し系サービスを組み込んでいる作品です。
キャラ重視の耳かき音声が好きな人におすすめします。

CV:月宮怜さん
総時間 40:01

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

田舎のバス停で雨宿り-その後-

サークル「はーべすと」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、田舎のバス停でとある男性と出会い初体験をした女の子が
半年後に再び彼と出会い、濃厚なエッチをする様子を描いたボイスドラマです。

前作でもテーマにしていた「狐の嫁入り」に倣い
彼女が積極的に責め、乱れる愛に溢れたエッチが繰り広げられています。
不得手ながらも一生懸命ご奉仕する姿や一部のシーンで登場するアヘ声から
彼女の心の高ぶりや充実感が感じられ、性的興奮を掻き立ててくれます。
思い出の場所で再び出会う男女
前藻玉(まえも たま)と濃厚なエッチをするお話。

「おそいー ごめん、じゃないわよ… こんなに待たされるなんて 思ってもみなかったわ」
玉は甘く可愛い声の女の子。
半年振りに田舎のバス停へとやって来た主人公を迎えると
手を繋ぎ、以前狐がいたとされる洞窟へと向かいます。

本作品はサークルさんの代表作「田舎のバス停で雨宿り」の続編。
とある夏の日、里の伝承に関する調査をしていた彼がバス停で偶然彼女と出会い
彼女に促される形で処女を奪うことになります。
今回のお話はその半年後にあたり、思い出の場所を再び訪れた彼が
そこでずっと待っていた彼女と再会し別の場所でエッチをします。

音声作品ではそのほとんどが個別のお話になっているため
シリーズモノでも最初から通しで聴く必要のないものばかりです。
しかし本作品は前作を聴いていることを前提としたやり取りがされています。

具体的には2人の素性や出会ったいきさつが完全に端折られています。
ですから基本的には通しで聴くのを強くおすすめします。
たぶん背景をまったく知らずに本作から聴き始めるとわからない部分がいくつもあると思います。

「ほら… 普段は 隠してるんだけどね… この耳やしっぽは 本物だよ?」
この物語のテーマは「狐の嫁入り」。
人間の男性に女性の姿になった狐が嫁ぐお話なのですが
本作では行商人と狐の間に生まれた玉がその役を担います。

といっても耳と尻尾があるくらいでエッチの内容は人間同士のものと何ら変わりありません。
むしろ彼女がずっと寂しい思いをしていたからこそ
彼に対してその気持ちを叩きつけるかのような愛に溢れたプレイをしています。
しっかりしたストーリーや人間関係が生み出すあまあまな雰囲気も本作品の大きな魅力です。
甘さと激しさを感じるラブラブなエッチ
エッチシーンは3パート20分ほど。
プレイはフェラ、キス、SEX(対面側位、騎乗位)、乳揉みです。
SEX、射精の際に効果音が鳴ります。

「そうだ 前は手でしてあげたから… 今度は おくちでしてあげるねっ」
洞窟へ移動している最中、気持ちが高ぶり我慢できなくなった玉は
その場で彼のおちんちんを取り出し美味しそうにしゃぶり始めます。

エッチは基本的には彼女がご奉仕し、時折彼が責めて乱れるシーンが入ります。
最初の「おくちでしてあげるねっ」パートは5分ほどフェラをするシーン。
彼女がゆっくりしたペースで水分高めの上品なちゅぱ音を鳴らしてくれます。

前作では彼女が処女なこともあり「不得手さ」を活かしたエッチをしていたのですが
今回は半年経って成長したのか、割と慣れた感じでご奉仕をしてくれます。
ただし、意図的に下品な音を出したりはしないので年齢相応の責めに思えます。

「気持ち、いい? 私 ちゃんと 出来てるかな? ふふ ありがとう よかった… 気持ちよくできてるなら 嬉しいな」
「あなたのだから… あなたの おちんちん もっと気持ちよくなって欲しい、な…」

プレイの合間に彼女が漏らすセリフも心を温めてくれます。
その声や態度からはあどけなさだけでなく儚さも感じられ
聴いていると女の子に愛される幸福感や守ってあげたい気持ちが湧いてきます。
単に気持ちよくなるのではなく、心の繋がり具合も描きながらエッチを進めています。

その後の2パートは洞窟に場所を移し激しいSEXをします。
キスをしてから対面側位で1回、騎乗位でもう1回中出しするのですが
ここでは後になるほど玉がアヘ声を多く漏らすようになります。

「一番奥れ… らされちゃって… はぁ… はぁ… んっ」
「今 敏感になっちゃってりゅからぁ… あぅっ! らめっ らめなのぉ…」

これまでとは少し違うとろんとした声で呂律の回らないセリフを言う姿や
自分から激しく腰を打ちつけ、喘ぐ様子は
普段の少女からややかけ離れた野生的なエロさがあります。
アヘ声もわざとらしさがなく割と誰でも受け入れられるレベルに留まっています。

このように、心の通った者同士らしいあまあまラブラブなエッチが繰り広げられています。
ストーリー性のある甘い作品
バス停で偶然出会った男女が時を経て夫婦になる。
その様子をとことん甘く、そして適度なエロさを交えたエッチでわかりやすく描いた作品です。

人里離れた場所に住み、そこで初めて親以外の人の温もりを知った玉
成り行きとはいえ彼女の初めての相手になり、その記憶が忘れられず戻ってきた主人公。
半年という期間を経て、お互いに気持ちの強さを確認した上で再会しているからこそ
作中で行われるエッチも一際愛に溢れたものになっています。

そしてプレイの中に玉が女性として成長していることを臭わせる描写を交え
それによって前作以上のエロさを出しています。
具体的には自ら積極的にご奉仕しようとするスタンスやSEXにおける乱れっぷりです。
特に終盤のアヘ声は彼女の「狐」の部分を良い形で表現しています。

作中で鳴るいくつかの効果音や環境音も物語の雰囲気を盛り上げています。
ハイレゾ音源なので雪を踏みしめる音や洞窟内で鳴る焚き火の音がとてもリアルです。
その一方でエッチの効果音がややリアリティに欠けるのが残念です。

エッチはプレイ自体はキャラ相応で、背景を知っているからこそ抜ける部分があります。
アヘ声も彼女の素性とかを知らずに聴いたら戸惑うかなぁと。
射精シーンは全部で3回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもそこそこです。

人外娘との変わった恋愛模様を描いたボイスドラマです。
前作を聴いた上で興味を持った方にのみおすすめします。

CV:藍沢夏癒さん
総時間 35:10

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


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FANZAの体験版はこちら
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追記
作品自体の点数は8点。
前作を予め聴いておく必要があるとっつきにくさで-1してあります。

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