同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:みるくやしき

   ● 【催眠ASMR】ヒプノ・メア マザーリー【KU100高音質】
   ● 【耳舐め催眠ASMR】ヒプノ・メア ヘヴンリー【KU100高音質】
   ● 【耳舐め催眠】ヒプノ・メモアール【KU100高音質・催眠特化倍音VOICE】




サークル「みるくやしき」さんの(一応)催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、おばけVtuberとして活躍中の優しい女の子が
幼児退行をテーマにしたサービスでたっぷり甘やかします。

軽い催眠をかけてから彼女がママになりきってお世話するのが特徴で
赤ちゃん、児童、大人と主人公が成長する様子を描きながら
色んな手段を使って愛情を注いで心身両面を温めます。
催眠は非常に弱いので、同人音声と同じ感覚で聴いたほうが楽しめるでしょう。
Vtuberの赤ちゃんになろう
なぃとめあさんに催眠をかけられ健全な幼児プレイをするお話。

「催眠術使いのお化けVtuber なぃとめあだよー」
めあさんは甘くて可愛い声の女の子。
主人公に自己紹介し、普段どんな活動をしてるか話すと
その中で特に人気があるサービスをしてあげます。

本作品はYoutubeで耳舐めやASMR動画を配信してる彼女が
催眠を交えた癒しのサービスでとことん甘やかします。
冒頭の10分間で軽い催眠をかけてから、彼が成長していく様子を描いて赤ちゃん気分を与えます。

作品名や説明文から催眠音声だと思う人が多いはずなので先に言ってしまうと
本作品の大部分は同人音声で催眠の要素は非常に薄いです。
全体を10とするなら催眠と呼べる部分は1~2程度に留まってます。
一般的な催眠音声と同じ感覚で聴いたらたぶん肩透かしを食らうでしょう。
仮に催眠に入ったとしてもこの構造なら途中で解ける可能性が高いです。

「ぎゅーーー めあのバブちゃーん ママの 抱っこでちゅよー」
ただし、同人音声と割り切って聴くならなかなか良いものを持ってます。
赤ちゃん、幼稚園、小学生、成人後と色んなシーンがありますし
彼女も彼の成長具合に応じた手段でお世話するから脳がとろけます。
ハグ、ソフトなキス、おむつ交換、授乳、一緒にお風呂へ入るなど
全年齢向けの中では踏み込んだことをするのも大きいです。

色んな行為に効果音が入ってて品質も軒並み良いから
幼児プレイをテーマにした癒し系ボイスドラマと考えれば十分楽しめます。
うちではこういう作品をあまり評価しないのですが
本作品の内容を理解して興味を持ったのなら普通におすすめします。
音や音楽を流すライトな催眠
催眠はおよそ7分間。
楽な姿勢で目を瞑り、まずはめあさんが赤ちゃんになる暗示を入れます。
それから「ないとベル」と呼ばれる鈴の音を鳴らす、深呼吸、軽い脱力をします。

「この鈴の音を聞いていると 次第に君は 赤ちゃんだった頃に戻ってしまう」
そして彼女は音と音楽を盛り込んで癒しと恍惚感を与えます。
催眠開始に合わせて穏やかな音楽が流れ始め、さらに「しゃらん」という涼やかな音も鳴らします。
そして終盤に差し掛かると鈴をガラガラに切り替えて赤ちゃん気分を膨らませます。
音に意識を向けさせながら暗示を入れるなど、本作品の催眠における大事な要素になってます。

時間がかなり短いし、やることの種類が多くてひとつひとつが軽くなってるので
もっと誘導時間を長く取って内容を絞ったほうが催眠に入りやすくなるでしょう。
脱力も右手→左手→右足→左足の順に少し力を入れて抜く軽いものです。

「最後に左足も ぐっと力を入れて? はいっ 力を抜いて 左足が赤ちゃんの足になってしまう」
あと暗示を入れる際に「~してしまう」を多用するのが気になりました。
この言い回しは人によってはややネガティブに受け取られるので
普通に「赤ちゃんの足になる」と言ったほうが回りくどくないし効果的だと思います。
初っ端から「赤ちゃんになる」と暗示を入れることも含めて、全体的にぎくしゃくしてる印象を受けました。

みるくやしきさんはこれが3作目なので以前よりも良くなってるだろうと期待してましたが
実際はお世辞にもそうとは言えない催眠で正直がっかりしました。
やることの順番が技術的におかしいですし(普通なら深化後に幼児退行の暗示を入れます)
個々の要素も非常に軽くて効果があるとは思えません。
音や音楽のおかげで癒しは感じるけど、催眠特有の感覚を得るのは難しいと見てます。

個人的に一番おかしいと思ったのは、作品のテーマと催眠の内容がズレてることです。
本作品は彼女と親子になって一緒の時間を過ごす仮想の記憶を聴き手に与えるわけですから
記憶支配の暗示が入る深いところまで誘導するのが望ましいです。
でも実際は催眠の深度がかなり浅く、記憶支配は到底無理なあたりに留まってます。

大手さんをはじめとする催眠音声サークルさんは
催眠をかけた後に何をするかを見据えて誘導します。
体を固めるだけなら時間を短めにしてその手の暗示を積極的に入れるとかです。
厳しい言い方になりますが、それをやってない本作品は同じ土俵に立ててないと思います。
ママに見守られながらゆっくり成長
催眠パートの後から始まる3パート41分間は小さい頃のお話。
「02 「バブバブ期」(約13分)」はハグ、洗体、授乳
「03 「はいはい期」(約14分)」は立って歩く練習と耳かき
「04 「幼稚園期」(約14分)」は幼稚園へ一緒に行ったりデパートで買い物します。

ここからは催眠にあたる要素がほとんどありません。
どのパートも冒頭の1分間で背景説明を行い、その際に催眠パートの音楽や鈴の音を鳴らすだけです。
それ以降は同人音声と同じセリフを言うから癒し系のボイスドラマになってます。
そのため普段よりも内容を簡略化して紹介します。

「わぁー すごいすごい 立派におっきできたね」
めあさんは主人公が赤ちゃん気分を満喫できるように思いっきり愛します。
おむつを交換する時は彼の股間が汚れてても嫌な顔ひとつせず綺麗にするし
03パートは彼が立ち上がっただけでべた褒めします。
しかし単に甘やかすだけじゃなく、徐々に距離を遠くする形で歩行の練習もします。
愛情をたっぷり注ぎながら母親の責務も果たすからテーマにすごく合ってます。

これらの最中に鳴る効果音も軒並み質が高いです。
ハグする時にも控えめな摩擦音を鳴らすところにこだわりを感じました。
催眠に関しては手厳しいことを書きましたが、同人音声として見るなら普通に良い作品です。

続く2パート34分間はさらに成長した後のお話。
「05 「学齢期」(約17分)」はいじめに遭った彼をマッサージとお風呂で慰め
「06 「成人期」(約17分)」は仕事で辛い思いをして引きこもる彼を再び赤ちゃんへ戻します。

「もう疲れたでしょ? 大人でい続けることに だから今だけは バブちゃんに戻って もう一度めあママの胸の中に 戻っておいで」
ここはどちらもシチュが暗いので、彼女も明るく振る舞いながら全肯定のセリフを投げかけます。
いじめられた時は彼に落ち度がまったくないことを教えるし
引きこもった時も自分に甘えてリフレッシュしようと言います。
それぞれの行為に対応した音を鳴らしたり、06パートでは明るい音楽も流しててなかなか凝ってます。

催眠の技術や暗示で癒すタイプの作品じゃないのは残念ですが
やってることはあまあまだし赤ちゃん気分に浸りやすいです。

このように、色んな時期に分けてお世話の内容を変える丁寧な幼児プレイが繰り広げられてます。
癒されるのだがうーん…な作品
催眠音声よりも「催眠を少し取り入れた同人音声」と呼ぶほうがしっくりくる作品です。

めあさんは大人になってなかなか甘えられない主人公を癒そうと
まずは短い催眠をかけて彼を一時的に赤ちゃんへ戻します。
そしてその後は彼の成長を見守る流れで色んなお世話をします。

おばけVtuberが幼児退行をテーマにした健全なサービスをするシチュ
同人音声とほぼ同じ表現で全年齢向けの色んな幼児プレイをする展開
それらの最中に鳴るリアルで優しい音の数々。
何度も言いますけど催眠抜きで考えれば十分優れた作品になってます。

サークルさんが催眠音声だとおっしゃってるので私もこちらで紹介しましたが
同人音声側に分類するほうが自然だし評価もされる作品だと思います。
最初の7分間だけ催眠をやって、その後は80分近くノータッチなのはさすがに厳しいです。
催眠は開始したら終わるまで無意識に働きかけ続けるのが原則ですから
次回も催眠音声を制作されるならまずはそこを強く意識して組み立てるのが良いでしょう。

以上を踏まえて今回は厳しい点数とさせていただきました。

CV:なぃとめあさん
総時間 1:31:19

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

追記
同人音声として見るなら8点です。

2023年6月26日まで30%OFFの1001円で販売されてます。



サークル「みるくやしき」さんの催眠音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、VTuberとして現在活躍中の世話好きなお化けが
その持ち味を活かしたやり方で主に心をリフレッシュします。

催眠暗示と音を組み合わせたASMR系のサービスをするのが特徴で
深呼吸や鈴の音に合わせてリラックスや深化を促す暗示を入れて彼女を受け入れやすい状況を作り
その後は数種類の耳マッサージ、耳舐め、幼児プレイなどを順にやって一体感と幸福感を膨らませます。
ガチの催眠音声とは少し違いますから、同人と催眠のハイブリッドと思って聴いたほうが満足できます。
お化けVTuberに内側から癒してもらおう
なぃとめあさんが合計5種類のASMRサービスをするお話。

なぃとめあさんは甘く可愛い声の女の子。
軽く自己紹介してから普段どういう活動をしてるか話すと
今日は特別に主人公を一対一で癒します。

本作品はお化けのイメージよりもずっと明るくて優しい性格をしてる彼女が
親しい関係にある彼をおよそ100分に渡ってじっくり癒します。
マッサージや耳舐めといった定番のサービスに加え
彼に憑依して内側から心を綺麗にする変わったシーンも登場します。
Youtubeのチャンネル登録者数が19万人いますから結構有名な方のようです。

そして彼女はこれらをするにあたって色んな音を鳴らします。
耳マッサージだけでも3種類の音を使い分けてますし
多くのシーンで「ぶぅぅぅん」という振動音(シンセパッド)を流して意識を小刻みに揺さぶります。
催眠をかける時も鈴の音を鳴らしててバリエーションが豊富です。

積極的にしゃべってもくるので音特化ではなくハイブリッド型と私は見てます。
VTuberが出演してるのにセリフが少ないと個性が出にくいですからこうするのが妥当です。
同じサービス内でも動かし方を適度に変えてあってサークルさんのこだわりを感じます。

催眠については全編に渡ってかけ続けるのではなく
序盤と一部のパートで暗示を入れる抑えた作りになってます。

古典催眠、現代催眠いずれの技法にも頼らず効果音と暗示だけで組み立ててました。
(一応古典催眠の音響法と言えなくもない動作はありますが、アプローチが軽いので効果があるかはなんとも…)

催眠をかけてるのは事実なので「音声を聴いたら眠くなるから催眠音声」みたいなまがい物ではありません。
ただし、この内容だと催眠のかかり具合は浅いところで留まる人が多いと見てます。
全体を10とするなら催眠の要素は2~3程度です。
シンプルで短い催眠
催眠はおよそ5分間。
楽な姿勢で目を瞑り、まずは深呼吸しながら彼女の声に耳を傾けます。

そして彼女は「しゃらん」という涼やかな鈴の音を長めの間隔で鳴らしながら
聴き手がリラックスしたり意識の力が弱まる暗示を入れます。
音と連動させて誘導するスタイルなので音モノの一種と呼ぶのが妥当でしょう。

深呼吸と暗示だけで構成されてる極めてシンプルな催眠です。
聴き手を2人だけの世界へ案内することを目的に
深呼吸はほぼ自由にやらせて鈴の音と暗示を入れることに専念します。

実はこれのふたつ後にあたる「「ASMRプレイ(2)」 君のナカにはいっていくよ♪ 催眠体内ASMR」では
およそ7分かけて催眠状態を深めるシーンがあります。
それ以降のパートでも暗示をちょこちょこ入れてきますから、本当にこれだけでおしまいではありません。
催眠をかけるシーンとそうでないシーンを交互に挟んで進めるおかげでイマイチかかりにくくなってます。

このへんをもっと上手く調整できてたら少なくとも今よりはずっと深く入れたでしょう。
わざとこうしたと考えるにしても技術的にメリットがあるとは思えません。
「やり方は割といいのにもったいないなぁ」というのが率直な感想です。
音で心をケアするサービス
軽く催眠をかけた後はいよいよ音を使って主人公を癒します。
最初の3パート34分間は色んなマッサージをするシーン。
「「ASMRプレイ(1)」 君をお掃除していくね♪ 次第にビンビン!? 過激ASMR」は
ティッシュっぽい乾燥した音→素手→オイルつきの手で耳のあたりを揉みほぐし
「「ASMRプレイ(2)」」は深化のアプローチをかけた後に心の内側を綺麗にします。

この2パートは同人と催眠の要素が混在しており
どちらも序盤は暗示を入れながら音を鳴らすスタイルを取ります。
耳マッサージは音の違いがはっきりしてて臨場感がありますし(質感も比較的良いと言えます)
心の内側を綺麗にするサービスもお化けの彼女だからできることです。
人間の女性には決してできないことをいくつもやって個性を出すのが本作品らしいなと。

「ASMRプレイ(2)」を聴いた時に意識が軽くぼやける感覚がしましたから
被暗示性が高い人なら多少は催眠に入れるかもしれません。
音と技術をもっと上手に絡めてればより良い催眠音声になったでしょうね。

続く3パート50分間はシチュ重視のサービス。
「「ASMRプレイ(3)」 君を赤ちゃんに戻しちゃう♪ めあママによるバブみ癒しASMR」は彼女がママになりきって甘やかし
「「ASMRプレイ(4)」 めあだけを愛して! ヤンデレめあちゃんの洗脳ASMR」はヤンデレ彼女の設定でヘッドマッサージをします。
そして「「ASMRプレイ(5)」 おばけの力で二人に分身♪ 両サイドからのデュアルASMR」は
彼女が分身して両耳からちゅぱ音と耳マッサージっぽい音を鳴らします。

ここでも状況に応じた効果音が色々出てきて癒されます。
幼児プレイは幼児退行の暗示を軽く入れてからガラガラを鳴らしますし
ヤンデレ彼女の時は指で頭皮を擦る音と炭酸マッサージの音が個別に鳴ります。
同じマッサージでもできるだけ違う音を使うことによってASMRとしての魅力を向上させてます。
音質がいかに良くても似た音ばかり鳴らしてたら普通は飽きますからね。

実際に聴いた感想ですが、最初の催眠パートを聴いた時点では
「ほぼ暗示だけで誘導するとは思い切ったことをやるなぁ」と思いました。
ですがその後のパートで催眠の要素がかなり少ないことに気づき
ちょっとこの内容では催眠音声として楽しむのは難しいと感じました。

大手さんの作品を見るとわかりやすいのですが、催眠は基本的に始めたら最後までかけ続けます。
一見するとまったく関係ないセリフや行為でも、実は無意識にちゃんと働きかけてるケースがよくあります。
でも本作品は暗示をちょろっと入れてから同人音声のサービスをするのを繰り返します。
他にも改善点は色々あるのですが、とりあえずここだけは何とかしなければまずいと見てます。

このように、催眠は添える程度に留めて音やシチュに力を入れたサービスが繰り広げられてます。
色んな音が楽しめる作品
パートごとにシチュやサービスを大きく変えてそれに合った音を鳴らすASMR系の作品です。

めあさんは自分にとって特別な存在である主人公を心の芯から癒そうと
まずはシンプルな催眠をかけて2人だけの世界へ案内し
そこで耳マッサージ、心の浄化、幼児プレイ、ヤンデレ彼女など色んなお世話をします。
そしてこれらすべてに専用の音を用意し、さらに背景音と組み合わせて臨場感と一体感を出します。

優しくて世話好きなお化けVTuberが男性をたっぷり癒す甘いシチュ
催眠はほんの少しやる程度に留め、それ以外はほぼ同人音声と同じサービスをする展開
多種多様かつ割とリアルな音をふんだんに盛り込んだ作り。
ASMR色を出したうえで催眠音声としての側面も少し持たせる感じに組み立ててます。

中でも3番目は音の種類をできるだけ多く用意する凝ったものです。
シンセパッドの音が鳴らないバージョンも入ってますから
彼女の声と音だけを楽しみたい方はそちらを選ぶといいでしょう。
ASMR作品として聴く分には良いところを持ってると思います。

催眠については暗示を少し入れただけで効果が出るとサークルさんが思われてるのかもしれません。
大手さんみたいに技量と威光の両方がある方ならそれでも通用する場合がありますけど
今回が2作目のみるくやしきさんがこの形式でやるのはまだ早いのではないでしょうか。
古典あるいは現代の技術を駆使して根気よくリードするのが順当だし効果的です。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:なぃとめあさん
総時間 1:39:11(「総再生時間3時間超え」はシンセパッドの音が鳴らないバージョンと合わせた場合)

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

追記
同人音声として見るなら7~8点です。



サークル「みるくやしき」さんの催眠音声作品。

今回紹介するサークルさんの処女作は、名前も素性もわからない可愛い女の子が
何らかの理由で記憶を失った男性のそれを催眠で蘇らせます。

彼女視点のセリフを多く盛り込みながらソフトにイチャイチャするのが特徴で
街中、夏の海、クリスマス、そして彼の自宅と場面を変えながら
遠回しに誘惑してやる気にさせたりややパワフルなちゅぱ音を鳴らして射精を応援します。

同人音声と催眠音声のハイブリッドみたいな作りになってるので
催眠にかかりにくい人でも楽しめると思います。
恋人との思い出を取り戻す旅
女の子に催眠をかけられ4つのシチュでエッチするお話。

女の子は明るくて可愛い声の女の子。
これから寝ようとしてた主人公に突然話しかけると
自分をすっかり忘れてる彼に昔深く愛し合ってたことを教えます。

本作品は付き合ってた恋人との思い出を蘇らせることを目的に
彼女がおよそ90分に渡って催眠をかけたりイチャラブ系のエッチをします。
音声開始から2分30秒後には早速催眠を始めるため、序盤は彼女のことがほとんどわかりません。
ですがその後のパートを聴けばどんな人物か、彼とどれくらい仲が良かったかが少しずつわかります。

最初に催眠をかけるので催眠音声なのは間違いないのですが
その後のエッチが催眠から大きく脱線しており
少なくとも私は同人音声と催眠音声のハイブリッド作品と見てます。
催眠に多少は入れるけどそれを最後まで維持するのが難しい感じです。

催眠はおよそ8分間。
横になって目を瞑り、3分くらい深呼吸を続けてから彼女が色んな暗示を入れます。
また催眠の開始に合わせて「ぶぅぅぅん」という振動音が左のほうで鳴り始めます。

深呼吸は彼女が実際に呼吸してペースをわかりやすく指示し
少し経つと呼吸音をバックで流しながら脱力する暗示を入れます。
みるくやしきさんが催眠音声を作るのはこれが1本目のはずですけど
事前に勉強されたのかセリフの表現方法がしっかりしてました。
シーンによって何を伝えるか決め、それに関する言葉を繰り返し入れるのが大きいです。

振動音については最初バイノーラルビートだと思ってたのですが
他の作品を聴いた時のように頭を小刻みに揺らされる感覚は特にしませんでした。
もしかしたら雰囲気作りをするための単なる振動音なのかもしれません。
音の質感も明らかに違いますし、この音を聴き続けたから催眠に入りやすくなる可能性は低いと思います。

次の暗示はタイトルについてる耳舐めが登場します。
耳舐めされるほど催眠状態が深くなる暗示を入れ
実際にソフトなちゅぱ音も鳴らしてそれに反応できるようにします。


催眠の段階で耳舐めするのは珍しいですね。
この後から始まるエッチも散発的に鳴らすシーンが何度も出てきます。

軽くリラックスさせてから深化とメインの暗示を同時に行うコンパクトな催眠です。
女の子の声と言葉へ釘付けにすることを目的に
深呼吸しながら脱力する暗示を入れる→ちゅぱ音を鳴らしながらそれに反応する暗示を入れると
時間がかなり短いことを考慮しほぼ一直線に進めます。

内容が軽いので深いところまで入るのは難しいですけど
私が聴いた時は意識が多少ぼやけて心地よかったです。
たぶん今の倍くらいの時間を割いてたらもっとしっかり誘導できたでしょう。

技術面で明らかにおかしいと感じるところもなかったです。
この時間で目的を達成するならこうするのが妥当かなと。
甘く切ないエッチ
エッチシーンは4パート55分間。
プレイはデートのイメージ、おちんちんを足で踏みつける、日焼け止めを塗られる、キス、オナニー、SEX(体位不明)、耳舐めです。

日焼け止めを塗られる際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありです。
途中で服を脱ぐ指示が出ることはありません。

催眠を使って主人公を普段よりも集中できるようにした女の子は
自分たちが過去に体験した楽しい思い出を順番に語ります。

エッチは彼女の物語を聴きながらイメージの中でイチャイチャします。
前半の2パート28分間は2人の日常風景。
「02「町中デートで思わずおっき?」(約13分)」はラーメン屋とカフェに出かける様子
「03「真夏の海でイケナイ遊び」(約15分)」は海でオイルを塗られたり
岩場で彼女に見られながらオナニーする様子を彼の視点で楽しみます。
ちなみにどのパートも射精する直前にカウントダウンします。

そしてここからは過去の彼女がメインの語り手になります(声質は現実の彼女と一緒)。
ラーメン屋で並んでる時は麺の硬さを尋ねるついでにフェラしたいことを伝え
その後のカフェでは周りにバレないよう足でおちんちんを擦る淫乱なところを見せます。

声のイメージよりも積極的に仕掛けてくるので多少のギャップを感じました。
公共の場でエッチするため02、03パートいずれも体を責める時間は約3分と短いです。
ノーマル向けの言葉責めで興奮させてからサクッと抜かせる流れになってます。

そしてここからは彼女視点のセリフが大幅に増えます。
催眠音声の場合、通常は聴き手視点のセリフを中心にして臨場感を出すのですが
本作品はそれと真逆のことをやっており、暗示にあたるセリフがほとんどありません。

同人音声のように出来事をそのまま伝えてるだけなので、残念ながら催眠音声のエッチと呼ぶのは難しいです。
射精シーンもカウントの後に「ぴゅー」と言うだけで、前後最中に追い込み暗示を入れてませんでした。

例えば02パートならラーメン屋やカフェの内装がどうなってるかや
周りにいるお客や従業員の様子を彼の視点で語ったり
彼女の足でおちんちんを責められた時にどう気持ちいいのかを伝えていれば随分違ったでしょう。
事前の催眠誘導が短いことも相まって、この内容なら視聴中に催眠状態が解けてしまうと思います。
これが前項で「同人音声と催眠音声のハイブリッド」と書いた主な理由です。

03パートは海で彼女に日焼け止めを塗ってもらってから
人気のない岩場へ移動し水着姿をオカズにオナニーします。
ここも主人公が何を思い、感じてるかを綿密に描いてたらずっと催眠音声になってたでしょう。

後半の2パート27分はさらに後のお話。
「04「クリスマスの夜、性なる時間」(約10分)」はクリスマスイブにキスとSEX
「05「ある夜の出来事、初めての魔法」(約17分)」は独特なプレイをします。

クリスマスは特別な日ということで彼女もエッチする気満々。
3分ほどキスを続けてから暖かい部屋へ移動し、そこでSEXして身も心もひとつになります。
実プレイ時間は短めですが雰囲気はとても甘くて他のパートよりも抜きやすく感じました。

最後の05パートは具体的に何をするか内緒にさせていただきます。
この4パートの中では一番催眠音声らしいプレイじゃないかなと。

このように、2人の仲の良さを前面に押し出した比較的ソフトなエッチが繰り広げられてます。
変わった切り口の作品
催眠音声よりも催眠の要素を取り入れたボイスドラマと呼ぶほうがしっくりくる作品です。

女の子は自分との思い出をすっかり忘れてしまった主人公にそれを疑似体験させようと
まずはコンパクトな催眠をかけてリラックスと集中力を高めます。
そしてエッチは街中デート、海水浴、クリスマス、別の日とパートごとにシチュを変え
それぞれに合ったノーマル向けの言葉責めや軽めのプレイで射精を応援します。

声は可愛いけど性格は割と淫乱な女の子が恋人だった男性の記憶を呼び起こす珍しいシチュ
深呼吸を挟んでから耳舐めに反応する暗示を入れる催眠
彼女視点のセリフを多く盛り込んでひたすらイチャイチャする恋人らしいエッチ。
催眠よりもエッチの比重を高くして甘い作品に仕上げてます。

中でもエッチはひたすら体を責め合うのではなく
彼をその気にさせたり彼女の心情を伝えるといった心の繋がりも感じられます。
記憶を失った彼と関係を取り戻そうとする展開も愛に溢れてますし
精神的に満たされながら抜くことを目指した内容になってます。

催眠に関してはこれまで書いてきたように色々疑問が残ります。
記憶支配がテーマなのに催眠誘導が軽いところが一番引っ掛かりました。
(記憶支配がわからない人は「催眠用語集」をご覧ください)

記憶支配は一般的に催眠状態が深いほうが暗示も入りやすいとされてます。
でも本作品は時間、内容いずれも深く誘導することを想定してるようには見えません。
この作品が1本目、つまりサークルとしての威光がまだないことも考えれば
むしろ通常より長く手厚く誘導するのが順当です。

要は作品が目指してることと実際にやってることが噛み合ってないんです。
エッチが全然催眠になってない点も十分まずいですけど
こちらも同じくらい気をつけたほうがいいんじゃないかと思います。

射精シーンは4回。
ちゅぱ音それなり、淫語と吐息そこそこ、くちゅ音と喘ぎ声ごく僅かです。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
コンセプトが面白かっただけに、それを形にする段階で躓いてしまったのが残念です。

CV:もっと(仮)さん
総時間 1:30:30

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

追記
2021年4月11日まで30%OFFの770円で販売されてます。
その場合の点数は5点です。

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