サークル「竜宮の遣い」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、海底にある不思議な旅館を舞台に
そこの店員さんが男性客へ癒しとエッチなサービスをします。

全編で海中の音を流しながら非エロ重視のお世話をするのが特徴で
咀嚼音、歯磨き、耳かき、オノマトペとパートによってやることを変えながら
効果音、環境音、セリフを組み合わせて竜宮にいる気分をリアルに味わわせます。
エッチは時間、内容いずれも控えめですから癒しを求めてる人に向いてます。
海底にある癒しの楽園
癒し処 竜宮で乙姫のアオが耳かきやエッチをするお話。

「あら? いらっしゃいませ? あ、君は…」
アオは明るくて優しい声の女の子。
竜宮へやって来た主人公を意外そうな表情で迎えると
彼が状況を把握してないのでとりあえず中へ案内します。

本作品はおとぎ話に出てくる竜宮城のような旅館で
新人乙姫の彼女が偶然訪れた彼をおよそ200分に渡りじっくり癒します。
非エロ148分、エロ45分と前者の時間を非常に多く用意し
どのパートも長めの時間を割いてひとつずつ丁寧にお世話します。

最大の魅力は最初から最後まで水中にいる環境音が入ってること
「ごぽごぽ」というリアルで涼やかな音が控えめな音量で流れます。
川の音や波の音が流れる同人音声は結構ありますけど
海底は私の知る限り「海中ホテルで過ごすおっとりメイドさんとの癒しの時間」くらいでなかなかレアです。
雰囲気を出しつつ現実世界の雑音を遮断する重要な役割を果たします。

サービスについてはせんべいを食べる音を鳴らす、歯磨き、耳かき、オノマトペなど
言葉よりも音で癒すことを重視したものを色々取り揃えてます。
ただし無言になるシーンはあまりなく、彼女の会話を楽しみながら音を聴く形になります。
歯磨きやオノマトペは30分くらいやりますから、耳かき音声を数多く聴いてる人でも新鮮に感じるでしょう。
ひとつの音を幅広く表現することに力を入れててそれぞれをじっくり聴けます。
言葉、音、雰囲気で癒すサービス
主人公を部屋へ案内した後から始まる2パート47分間は日常生活に関する音。
「Track2.おもてなし、してあげる(約19分)」は氷入りのグラスにコーラを入れたりせんべいを食べる音
「Track3.食後の歯磨き(約28分)」は膝枕の状態で歯磨きをします。

「んっ んっ んっ 頭きーんって いたたたたぁ」
そして彼女は店員よりも友達に近い距離感であれこれお世話します。
Track2は彼だけじゃなく自分の分も用意して一緒に飲みますし
せんべいも耳元で食べて「ぽりぽり」という小気味よい音を鳴らします。

竜宮は旅館だと言ってたから彼女のこういう態度は意外でした。
しかし最後まで聴けばなぜこうするのかがなんとなくわかるようになってます。
背景がほとんどわからない状態から始まり、後になるほどそれが明らかになる流れです。
効果音も海底音に負けないくらいリアルでほのぼのしてました。

Track3は個人的に一番好きなパートです。
しゃくしゃくというブラシの音を鳴らすわけですが
音の位置や距離を小まめに変えて前歯と奥歯の違いを表現します。
動きも左右へ往復、上下へ往復を使い分けてますしかなりこだわったサービスと言えます。
音だけだとわかりにくい部分はちゃんと実況を挟んでくれるからイメージしやすいです。

続く2パート66分間は専門店らしいサービス。
「Track4.海中の音を聴きながら、まったり耳かき(約38分)」は耳かき棒と梵天を使った耳かき
「Track5.耳元で囁かれるの好き?(約28分)」は多種多様なオノマトペを耳元で囁きます。

「みぞの部分に 耳かき棒の匙の部分を 擦るように かき かき」
耳かきは単体で最も長い時間を割いてるサービスなので結構期待してました。
しかし肝心の耳かき音が小さいせいで残念ながら聴きにくくなってます。
本作品の場合、セリフと海底音に混ざって耳かき音が鳴るわけですから
音量が小さいとどうしても存在感が薄くなってしまいます。
また位置関係を考えれば音量は耳かき音>声となるのが自然です。

音の質感や動きはそんなに悪くないので音量バランスさえ調整すれば良くなるでしょう。
あるいは会話量をもう少し減らしてれば違ったのかもしれません。
ただし梵天(左右どちらも3分くらい)のほうは聞きやすかったです。

オノマトペは「かぷかぷ」「ころころ」といった擬声語を30秒くらいの間隔で切り替えます。
数種類言ってから軽く話すのを繰り返す流れになっててオノマトペのほうが量は多いです。
序盤~中盤と終盤で言葉の方向性を変える工夫もされてます。
30分まるまるオノマトペに費やす作品は非常に少ないですから本作品の魅力と言えます。

ここまでをまとめると、耳かき棒の音以外はおおむね良好といった感じです。
特に歯ブラシは他のサークルさんの作品と比べてもレベルが高くなってます。
私は会話量を全体的にもっと減らしたほうが音を聴きやすくなると思うのですが
サークルさんは音とキャラのバランスを大事にされてるのかもしれません。

時間に余裕があるのでしゃべる時とそうでない時をはっきり分けておけば
今よりも音を聴きやすくなったのではないかなと。
せっかく良い音を使ってるのにほぼずっとしゃべり続けるのはもったいないです。
ゆっくり盛り上げるエッチ
エッチシーンは2パート45分間。
プレイは吐息責め、耳舐め、オノマトペ、手コキ、亀頭責め、フェラです。
手コキ、亀頭責め、射精の際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「続きをする前に よっと これ 着けて?」
オノマトペの途中で主人公が興奮してることに気づいたアオは
彼に目隠しをつけさせてから耳とおちんちんを同時に気持ちよくします。

エッチはどちらも彼女が責め続けます。
最初の「Track6.大人のオノマトペ(約29分)」はバランス型のプレイ。
吐息責めから始まり軽い耳舐め、シコシコボイスを交えた手コキ、さらにソフトな言葉責めと
後になるほど心身両面の刺激が強くなるようにゆっくり進めます。

「私の手の中に 白い精液ぴゅっぴゅって出そ?」
そして彼女は非エロの時よりも多少エッチに振る舞って彼を興奮させます。
熱っぽい吐息を漏らしながら控えめな手コキ音を鳴らしたり
パート終盤は亀頭責めや射精をおねだりするセリフを投げかけます。

手コキ音は耳かき棒と同じく小さめですが
代わりにシコシコボイスを多く言ってくれるのでわかりやすいです。
サークルさんがオナサポを想定して作られたのかもしれませんね。
また射精後は彼女が精液を使ったエロい音を聴かせてくれます。

もうひとつの「Track7.お口で気持ちよく――。(約16分)」はフェラ特化のプレイ。
彼女が中央に移動し時間いっぱいおちんちんを舐めたりしゃぶります。

Track6よりも時間は短いですけど、そのぶん展開がスピーディーになっててエロいです。
サクッと抜きたい人はこちらを使ったほうがいいでしょう。
ちゅぱ音も彼女のイメージより激しくてギャップを感じます。

このように、パートによって方向性を変えて責める比較的スローなエッチが繰り広げられてます。
癒し重視の穏やかな作品
エロよりも非エロに力を入れてるノーマル向けの作品です。

アオはとある事情で竜宮へやって来た主人公を幸せにしてから送り出そうと
まずはせんべいを一緒に食べる、歯磨き、耳かき、オノマトペといった健全なサービスをします。
そして彼が興奮したらキャラを崩さないレベルでエロく振る舞って気持ちよく射精させます。

人懐っこい女の子が長時間に渡って癒しとエッチなサービスをするシチュ
どのパートも海底音をバックで流し、さらに素朴な会話やリアルな効果音と組み合わせて癒す非エロパート
最初は言葉と音のバランス型、次はちゅぱ音特化と割合を変えて射精へ導くエロパート。
音重視なんだけどキャラやセリフにも力を入れた作品に仕上がってます。

中でも2番目は各要素を上手く配合して癒しのパワーを上げてます。
海底音が流れ続けるならエロよりも非エロ重視にしたほうが効果的と言えます。
エッチ終了後にはセリフを大幅に減らした安眠パートも用意されてます。

エッチはここまでを読めばわかるように控えめな部類です。
45分あるので1回は抜けると思いますけど
純粋なエロさよりも彼女がお世話してくれてるシチュのほうが興奮度は高いです。
2人が初対面ならプレイもこのあたりに留めておくのが妥当でしょう。

射精シーンは2回。
ちゅぱ音それなり、くちゅ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:猫村ゆきさん
総時間 3:18:11

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2022年4月15日まで25%OFFの990円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。