サークル「Crescendo」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、良い意味で人外らしくないのほほんとした性格のお姉さんが
すっかり顔馴染みなお客に夢の中で耳かきとマッサージをします。

リアルで優しい音をふんだんに盛り込んだ個性的なサービスが行われており
下半身に生えてる触手を使うシーンを多めに盛り込み
そのすべてで弾力のある水音を鳴らして彼女にお世話されてる様子をわかりやすく表現します。
夢の中で極上の癒しを
出張癒し専門店ターコイズの店員ラーラが耳かきとマッサージをするお話。

「お客様ー お客様ー あ、気づきましたか? 出張癒し専門店ターコイズのラーラです」
ラーラはのんびり話す可愛い声のお姉さん。
寝ている主人公の夢の中に現れて話しかけると
彼が持ってるサービス券を受け取りに来たことを告げます。

本作品は「出張癒し専門店ターコイズ」「出張癒し専門店ターコイズ2本目」
「出張癒し専門店ターコイズ3本目」に続くシリーズ第4弾。
人外娘だけが所属してる癒し系専門店で働く彼女が
過去に何度もお世話した彼に今までとは一味違うサービスをします。

内容をほぼ耳かきとマッサージに絞り込み
パートごとにやり方を変えながら色んな音を鳴らして癒しを与えます。
ストーリー性はほとんどないので、2人が顔馴染みなことさえ理解してれば今作からでも大丈夫です。

「では お待ちかねの 足でお掃除しましょうか」
最大の特徴は器具と足(触手)を使い分けてお世話すること。
彼女は上半身が人間、下半身がタコのスキュラなため
人間がする一般的な耳かきやマッサージとは内容が随分違います。
ぬちゅぬちゅした弾力のある水音を耳元至近距離で鳴らしながら揉みほぐしたり
穴の中に入れて内側を優しく撫でる独特な責め方をします。

現実世界ではできないサービスなことを踏まえて
これらの一部始終をリアルな音を使ってわかりやすく表現します。
音の質感、位置、距離、動きが目まぐるしく変わりますから聴いてると生々しく感じるでしょう。
耳かき棒や綿棒といった通常の器具も一部で使い足との違いを鮮明にしてます。
音に強いCrescendoさんの持ち味が今回も十分に発揮されてます。

「いつもお風呂場でのサービスだったので たまには 違う場所でもいいかなーって こんな場所になりました」
過去3作と違う部分ももちろんあります。
主人公宅のお風呂場を舞台にしてた今までとは違い
今作は夢の中でお世話する設定にしてるので環境音が流れます。
川の流れる音や泡の弾ける音といった水に関するものが中心でした。
サービス開始後はセリフが一気に減るため音だけを楽しみやすくなってます。

スキュラの店員さんが器具と足を使い分けてお世話する展開とリアルで優しい音の数々。
シリーズの良い部分を持ち越したまま新しい要素を加えてる癒しの要素満載な作品です。
心地いい音で安らかな眠りに
3分程度の前置きを終えた後に始まる「02膝枕でマッサージ(約16分)」はラーラならではのサービス。
膝の上に頭を乗せてもらい頭皮、首筋、耳の外側を足で揉みほぐします。

頭皮は「じゅりっ」というざらつきのある音で手に近いですが
それ以降は粘性のある水音が近くで鳴るため随分違います。
ゆっくりペースで前後に撫でてたかと思えば、数多くある吸盤で吸いついたりと
人間には決してできないマッサージをして彼女らしさを表現します。

ターコイズシリーズを初めて聴いた人は驚くんじゃないでしょうか。
触手を使って健全に癒してくれる作品自体が珍しいですし
音作りをしっかりしたうえで個性的なサービスを繰り出します。

続く2パート65分間は耳かき。
「03細い綿棒と梵天(約32分)」は綿棒、耳かき棒、梵天を使い分ける王道のスタイル
「04触手耳かき(約33分)」は足だけを使って耳の内側や穴の中を責めるスタイルで行います。

前者はサークルさんの音に対するこだわりの強さが感じられます。
綿棒は「ずすー」という乾いててぱちぱちした音、耳かき棒は「すしゅっ」という細くて滑らかな音
梵天は面積広めで柔らかい音と器具ごとに明確な違いがあり
動きやリズムについても実際の耳かきに近くてものすごく癒されます。


前のパートが触手メインだったから余計安心するかもしれませんね。
基本的なサービスも高い水準でこなしてるから4作続くほどの人気を得てるのでしょう。
耳かき作品の中ではキワモノですけどどのパートも安定感があります。

「そして 耳の外を包み込んで もみもみと 耳をほぐします」
それに対して04パートは音の個性で勝負してます。
仮想プレイなので03よりも実況の量を多少増やし
耳元至近距離から粘り気のある水音やざらつきのある優しい摩擦音を鳴らします。
耳の穴に入った後は閉塞感が生まれて環境音が聞こえにくくなるなど本当に芸が細かいです。

微弱な刺激が断続的に伝わってきますから
耳がゾクゾクしたりこそばゆく感じる人がいるでしょう。
通常の耳かきと足耳かきをほぼ同じ時間やって両方とも楽しめるようにしてます。

最後の「05耳の中をマッサージ(約16分)」は音の密度が魅力。
これまでは片方ずつお世話してたのが両耳同時に切り替わり
さらに足の数を増やしてより面積の広い音を鳴らします。

「耳の奥と 耳の外と 一緒にやっちゃいますよ」
人間が器具を使わずに左右の耳の内外を同時にケアするのは不可能です。
だから彼女はそれを最後にやって彼の心をガッチリ掴みます。
音の途切れが以前よりも少なくなってて頭の中を音に包まれてるような感覚がしました。
終盤には吸盤で吸う音も加わったりと、これまでやってきたことを総動員して癒します。

このように、触手を使うシーンを多めに盛り込んだ個性的なサービスが繰り広げられてます。
高品質なASMR作品
変わったこともやるけどきちんと癒される作品です。

ラーラは自分を何度も指名してくれる主人公を普段と違うやり方で癒そうと
自宅のお風呂場ではなく夢の中へ出張し、そこで器具と触手を使い分けたサービスをします。
そしてその様子を多種多様な効果音と環境音を駆使してリアルにお届けします。

優しくてのんびりしたスキュラが夢の中で耳かきとマッサージをするノーマル向けのシチュ
器具よりも触手を使うシーンを多く用意した彼女らしい構成
セリフよりも音の量を増やしてそれらを表現するASMR色の強いサービス。
人外娘だからこそできる癒しを目指して作品を組み立ててます。

中でも音は現在活動されてるサークルさんの中でも最高クラスの品質を誇ります。
耳かきの時に使う器具はもちろん、足を使ったサービスも状況に合った音を鳴らしてて素晴らしいです。
圧迫感、閉塞感、微弱な刺激といった触覚に働きかける要素もそれなりにあります。
人間は五感で感知する生き物ですから、その数が増えるほどリアルに感じるようになります。

「まだすこーし 意識が残ってるみたい あなたが夢に帰るまで ここにいますね」
これらを行う彼女も場を和ませる重要な役割を果たします。
人外から連想される冷たさや残酷さは微塵も見られず
彼が無防備な姿や表情を見せるたびに微笑む世話好きなキャラに描かれてます。

最後の「06まどろみ」パートでは多少の会話もしますし
本シリーズの顔としてある程度の存在感を出せてます。
ASMR作品の時点で音が主役になるのは仕方ないですからこれで十分じゃないかなと。

以上を踏まえてサークルさんでは10本目の満点とさせていただきました。

CV:綿雪さん
総時間 1:49:45

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります