同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

UTERUS

サークル「KUKURI」さんの無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、催眠を受けて女性へと生まれ変わった後に
以前仲良くしていていた謎の女の子と愛し合います。

生命のふるさとである海を舞台に、波の音などのリラックスに効果的な音を鳴らしながら
海の底に沈んで一度自分自身の存在をリセットし、女性として再構築するといった
UTERUS(子宮)の名前をそのまま反映したかのような催眠が繰り広げられています。

エッチはレズプレイの中でも相当にソフトな部類に留まっているものの
最中に感度強化を重点的に行ってくれるおかげで
エッチな熱が自然と湧き上がってくる体験がしやすいです。



母なる海に包まれながら
お姉さんの催眠で女の子になり、その後「みちる」とエッチするお話。

「月明かりに照らされた砂浜を歩く 月を眺めるために 砂浜に寝転がる」
お姉さんは明るくて優しい声の女の子。
昔一緒によく遊んでいたみちると月明かりに照らされた浜辺で偶然出会い
抱かれたりキスをされるところから物語は始まります。

本作品ではお姉さんが催眠誘導パートを
みちるがエッチパートのメインの語り手を担当する形で進められます。
みちるの声はお姉さんをちょっぴり幼くした程度の違いしかありませんから
たぶん聴いている最中は2人の違いを感じることはほとんどないでしょう。

催眠はおよそ17分30秒間。
まずは舞台となる夜の浜辺をイメージしながら
深呼吸をしたり、お姉さんに言われた部位を意識して脱力します。

「深呼吸が終わると 体の力が抜けて とてもリラックスした状態になります」
深呼吸による自然なリラックス、合間に入る彼女の暗示
そして音声の冒頭から流れる波の音やヒーリングミュージックのような音楽が
うまい具合に合わさって海に佇んでいる気分を感じさせてくれます。

声よりも音楽のほうがボリュームが大きいため
聴き始めた当初は声に集中しにくいかもしれませんが
催眠パートでは何らかの音が流れ続けますからそのうち慣れると思います。
聴いた限りですと上記以外にバイノーラルビートらしき振動音も混ぜていました。

適度にリラックスした後は水面に少しだけ浮かび
それから体が重くなる暗示を入れられながら海の底へと沈んでいきます。

「体が重たい 重たい 石のように重たい 体が重たい 重たい どんどん重たくなっていく」
右手・左手・両足・頭の中を順番に脱力していく定番の手法なのですが
最中のセリフに「重い」をかなり多く織り交ぜながら暗示を入れてくるおかげで
このあたりから体が重いとか、動かない感じがするのを実感し始めます。
彼女もそう感じてもらえるようトーンを下げた声で語りかけてくれます。

「お腹の中は とても温かくて ゆったりしてて 気持ちがいいの」
海の底に到達し、自分の体を泡に変えて一度存在を曖昧にしてから
最後に母親の胎内にいる様子をイメージし、同時に体に温かさを感じます。
ここまでとは違うゆったりとした調子のピアノBGMや環境音が登場し
今まで以上に安らげる思いがしました。

生命誕生の地である海を子宮に例え
そこに一度帰り、還元しながら心身をリフレッシュする催眠です。
KUKURIさんの作品では珍しく音楽や環境音を主軸に据えており
それらに感覚を操作する暗示を上手く合わせて催眠状態を深めていきます。

全体的にお姉さんのセリフのペースが速く間も短いため
催眠音声に不慣れな人だと慌しくて入りにくいかもしれません。
ですが多少場数を踏んでいる人なら音楽も含めてついて行けるのではないかなと。
暗示の内容から重感や温感をより強く感じる人が多いと思います。



とことんまで感度を高めていくエッチ
エッチシーンは41分ほど。
プレイはオイル塗り、全身舐め、キス、手マンです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「男の子から 女の子へ生まれ変わるんだよ?」
催眠によって一度赤ちゃんへと戻った主人公は
今度は女性として生まれ変わり
それから女の喜びを楽しむためにみちるとエッチをします。

エッチは最初の3分ほどを使って女体化の催眠を施した後
みちるに優しくリードされながら体の様々な部分を責められます。
ここからは環境音や音楽は一切流れません。

「適度な大きさの乳房と ピンク色の乳首 もちろん乳房の感度は抜群だよ」
「膣の中に何かが入ってきたら 気持よくて 仕方なくなっちゃう」

序盤の女体化は女性としてのおおまかな容姿と
象徴的な部位のみにスポットを当てたシンプルなタイプ。
本作品のエッチのテーマが「全身のおまんこ化」にあるだけに
そこを責められる快感に最も力が入れられています。

その後のみちるとのレズプレイは全身をいくつかのパーツに分けて
彼女に媚薬効果つきのオイルを塗りたくられたり体の隅々まで舐められます。
これだけを聞くとえらくソフトなプレイに思えるでしょうが
プレイ中は様々な手を使って何度も何度も感度を上昇させてきます。

「オイルを塗られた胸が かーっと熱くなる 熱い 熱い 熱くて仕方が無い」
実際のプレイの様子も感覚操作の暗示を入れてくるシーンが非常に多く
主人公自身になりきりながらプレイを聴きやすくなっています。
そして催眠パートの終盤で感じさせた温かさをエッチな熱へと変えていることから
顔や股間が火照ったり疼く感じがだんだんとしてくるはずです。

「体が触れ合うたびに全身を電気が走る ビクビクとして 快感の波が止まらない」
そうやって適度に感度を上げたところで
いよいよカウントを数えながらパーツごとに体をおまんこへと変えていきます。
あくまで例えですから本当にそうなるのではなく
とてつもなく敏感になるくらいに考えていただいくのが妥当です。
ですが肌がピリピリする感じは割と味わえました。

最後の絶頂シーンだけは2つのタイプがあり
通常版は心温まる言葉を何度もかけて幸せを感じさせながら
もうひとつのラスト違い版は引き続き全身を舐めてもう少し感度を上げてから
カウントを何度も数えて連続絶頂するようなフィニッシュを迎えます。

違いとなる部分の時間が7分程度とかなり短いため
どちらを聴いたとしても得られる快感の違いはほとんどありません。
ですから皆さんのお好きなほうをお選びください。
私個人は通常版のほうが優れていると思います。

このように、感じてもらうことを重視したあまあまなエッチが繰り広げられます。



催眠要素の強い作品
エッチをしながら言葉で感覚を操作される気分が味わいやすい作品です。

ボイスドラマ仕立ての作品が多いKUKURIさんの普段の作風とはかなり違い
お姉さんとみちるは運動操作や感覚操作の暗示を数多く交えながら
聴き手に重感、温感、エッチな気分の高まりを伝えます。
この内容なら正統派の催眠音声と言っても何ら問題はありません。
きめ細かい暗示を使って最初から最後まで上手に誘導しています。

ふたなりやペニバンも登場せずソフトなレズプレイをしていることから
サークルさんのファンだとエッチに物足りなさを感じるかもしれません。
ですが主人公が責めを受けてどう感じているかが把握しやすく
結果的には主人公自身になりやすいといったメリットもあります。
サークルさんもそれを狙って作られているように思えます。

催眠は得意とされている古典形の技術を
作品のテーマに合わせてアレンジしながら施しています。
女体化をもう少し重厚に行ってくれたら尚よかったです。

エッチは体の温かさをそのままエッチな熱へと変えています。
「カウントをするたびに感度が10倍になる」といった表現が大げさに感じますが
それ以外は至って丁寧に進めています。
どちらかというとエッチで思いっきり気持ちよくなるよりも
言葉で性的快感を操作される楽しさを味わうプレイだと思います。
ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

女性として女性に愛される喜びに浸りやすい作品です。
何度も言うようにエッチ自体は相当にソフトな部類に属します。
無料なので損はしませんが、これを理解した上でお聴きください。

CV:涼貴涼さん
総時間 導入…19:02 通常版…37:14 ラスト違い版…40:03

UTERUS
こちらからダウンロードできます

追記
リンク先のページがうまく表示されない場合は以下のリンクをお試しください。
http://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_054155zero/?i3_ref=search&i3_ord=1

※2026年8月30日追記
DLできなくなってるとのご連絡をいただきました(こちらでも確認済み)。
サークルさんが再アップされてる様子もないので現在は視聴できません。


後輩に告白したら……~パイズリで搾られまくる音声~

サークル「山田工房」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、Iカップの巨乳を持つ後輩が
おっぱい好きな先輩のために様々なパイズリのご奉仕をします。

オーソドックスな膝上パイズリから始まり
互い違いに動かすパイズリ、縦パイズリ、馬乗りパイズリなど
とことんまでパイズリにこだわったエッチが繰り広げられており
それらを行いながら彼女が軽めの言葉責めをして興奮を煽ってくれます。



おっぱい好きの先輩と巨乳な後輩
後輩が先輩にパイズリしまくるお話。

「せっ 先輩 屋上なんかに呼び出して何の用…ですか?」
後輩はちょっぴり間の抜けた雰囲気がする明るい声の女の子。
以前から好きだった先輩に学校の屋上へと呼び出され
告白された瞬間大喜びしながら自分の気持ちを打ち明けます。

本作品は相思相愛だった2人が晴れて恋人同士になり
そのままの勢いで激しいエッチをすることになります。
そして後輩がIカップという規格外のおっぱいを持っていることや
先輩がそれに対して前々から異常な執着を持っていたこともあり
作中にある全6回の射精シーンすべてがパイズリで行われています。

音声作品におけるパイズリは、最近徐々に脚光を浴び始めてきたものの
フェラやSEXに比べると相変わらずマイナーな印象が強く
だからこそ好きな人にはたまらない魅力を持ってもいます。
そういった人にはまず自身を持ってお薦めできる作品です。

さらに素晴らしいのが6回すべてで別タイプのパイズリをしていること。
膝上、縦、馬乗り、圧迫、波打ち、高速錐揉みの6種類のパイズリを用意し
それぞれで責めのペースや強さを適度に切り替えながら
合間にストップしておっぱいで圧迫したり言葉責めをしてくれます。
同じ効果音を延々垂れ流すシーンはほぼなく変化に富んでいます。

「もしかしたら、お、おおお、オナニーとか してるの、かなーなんて あううっ、は、恥ずかしい」
今回お相手を務める後輩はちょっぴり天然なところもあるけど献身的なキャラ。
自分のおっぱいが好きだと言ってくれた先輩に対して
恥ずかしがりながらもその気持ちをきっちり受け止め、満たしてあげます。

2人がたった今恋人になった背景もあって雰囲気はとってもあまあま。
プレイ中にお互いがお互いを気遣うシーンが随所に見られることもあって
精神的にも満たされながらプレイを楽しむことができます。
青春時代に味わった甘酸っぱい気分がそこそこ味わえると思います。



どこを聴いてもパイズリな突き抜けたエッチ
エッチシーンは3パート45分間。
プレイはキス、パイズリ、お掃除フェラです。
パイズリの際に比較的リアルな効果音が鳴ります。

「人間誰でも初めてはあるんですっ 男らしく受け入れてくださいよ先輩 お願いします!」
先輩の告白を受け入れ、その場でパイズリをすることになった後輩は
自分のブラを外す勇気が出ず、彼に外して欲しいとお願いします。

エッチは作品のコンセプト通り彼女が終始パイズリでご奉仕します。
一番最初のパートは初めて行うパイズリなこともあって
やり方を知らない彼女に彼がリクエストする形で指示を与えながら進めます。

「私も私で 先輩が感じてる顔を見ると 可愛いなぁってキュンキュンしちゃうんです」
おちんちんの見た目や匂いを確認してからおっぱいですっぽりと包み込み
唾液を垂らしてゆっくりと動かし始める姿はとても初々しく
合間に入る彼女の言葉も幸せに満ちています。

パイズリが一番の特徴なのは間違いないのですが
エッチをしながら2人の学生らしさもしっかりと感じることができます。
こちらの求めに応じた責めをしてくれるのもいいですね。

「じゃあ最後にトドメ刺しちゃいます おちんちん思いっきりおっぱいで潰してあげますから イク瞬間にいっちゃうっ って言ってくださいね」
しかしパートの後半に入るとパイズリが一気に速く、力強いものへと変化し
彼女も彼が気持ちいい射精ができるようにと
軽く「変態」と言ったりおっぱいの圧力を上げて心身を激しく責め立てます。

効果音はサークル「シロクマの嫁」さんの素材だそうで
やや筋っぽさのある水音が使われています。
各パイズリごとに大きな質感の違いは感じられないものの
責めの強さや速さについてはかなり細かく変化させています。

続く2番目の「いろんなパイズリ」パートは射精回数を2回に増やし
最初は膝立ちになった後輩に先輩が横から挿入する縦パイズリ
2回戦は寝た彼女に彼が覆いかぶさって腰を振る馬乗りパイズリを行います。
先ほどの膝立ちに比べるとちょっぴりアブノーマルなパイズリですね。

「私のおっぱいが先輩のおちんちんに犯されてます 好きなように扱われちゃってますぅ」
ここでは彼が腰を動かしながら刺激を与えていくこともあって
彼女がおっぱいを責められる快感に乱れる姿が興奮を誘います。

彼女は冒頭で彼に襲われるシチュをイメージしながらオナニーしてたと言ってましたし
こういう無理矢理犯されるプレイが好きなのかもしれません。
彼とのエッチやパイズリに徐々に慣れ始めている様子が伝わってきます。

「おっぱい揺らされるの好きなんですね? じゃあもっとしちゃいます 腰の動きも止めちゃ嫌ですよ? はーい ぷるぷるぷるぷるー」
それを強く印象付けるもう一つの要素が
彼の責めに合わせて彼女がアドリブで責めを加えるシーンが登場することです。
縦パイズリの時はおっぱいを揺らしたり締め付ける
馬乗りパイズリの時は亀頭に時折キスをして彼の射精を助けます。

彼が指示したとおりに彼女が動くだけだった2人の関係が
後になるほど対等になり、逆転していく
わけです。

一番最後の「終わらないパイズリ」パートは彼女が完全に主導権を握ります。
立て続けに3回射精してもう出せないと言い張る先輩に対し
すっかりスイッチが入ってしまった後輩が更なる射精へと追い込みます。

「あぁ 先輩 素敵です もっと もっと もっと先輩のミルクでおっぱい汚してください」
およそ7分30秒の間に3回連続で射精する展開に加えて
いずれも刺激が強くペースも速いと今まで以上にプレイはハード。
その容赦の無い責めにM度が強い人ほど心が高ぶると思います。
従順だった彼女がぶっ壊れる展開も面白いですね。

このように、パイズリを中心とした甘くハードなプレイが繰り広げられます。



パイズリ好きのための作品
全編に渡って聴ける大ボリュームのパイズリが魅力の作品です。

告白直後という最も幸せな瞬間の勢いに任せ
巨乳な後輩がおっぱい好きの先輩を徹底的に責め上げます。
多彩なバリエーションのパイズリに2人の人間関係の絡めながら
ノーマルだった雰囲気を徐々にMへとシフトさせているところも面白いです。
パイズリ自体が女性上位のプレイですし
こういうシチュがピッタリくる人ほどより楽しめると言えます。

作品を聴く前の時点で気になっていたパイズリのクオリティについても
さすがに個々の明確な違いまでは音だけで表現し切れてはいないのですが
プレイ序盤から終盤の各シーンできっちりと責め方を切り替えてますし
不満に感じる人はそこまでいないと思います。
プレイの客観描写をもう少し増やしてくれればイメージしやすくなったかもしれません。

気になったところを強いて挙げるとするなら話の終わり方です。
計6回の射精を終えた後、後輩が更に搾り取るセリフを言いながら終わりを迎えます。

「私のおっぱいは先輩のモノなら 先輩のおちんちんは 私のモノ あはっ 私のモノなんです」
告白する以前から相思相愛、さらにお互いの好みもマッチしている
かなりお似合いのカップルだっただけに
最終的に彼女が暴走する形で終えているのは後味が悪く思えます。

中盤までは恋人同士のあまあまなエッチが貫かれていますし
その雰囲気を維持したまま締めくくったほうが自然だったのではないでしょうか。
「あースッキリした」とはいかないところに引っかかりを感じます。
くちゅ音それなり、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声ごく僅かです。

パイズリフェラなどの派生プレイまでも取り除いた純粋なパイズリ作品です。
良くも悪くも尖った内容になってますので
基本的にはパイズリが好きな人にのみお薦めします。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:04:01


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

体感音声シリーズ「異星の侵略者」

サークル「Brain Junction」さんの同人音声作品。

サークルさんでは5作目にあたるこちらの作品は
とある宇宙交易商が仕事先で謎の異星人と遭遇し
一人、また一人と乗っ取られていく様子を描いたボイスドラマです。

「エイリアンとのエッチ」というかなり珍しいジャンルを扱っており
船員たちがどういう経緯で彼らと出会い、そして犯されていくのかを
様々な効果音を交えながらリアルに演出しています。

ややダークな内容なので人を選ぶ部分もありますが
物語に対する没入感はとても得やすく、好きな人ならとことんハマる魅力を持っています。



いつもの風景にある微かな異変
4人の宇宙交易商がエイリアンに体を乗っ取られるお話。

「地球を出発して 何日経っただろうか」
主人公はややトーンの低い落ち着いた声のお姉さん。
交易船「アルター号」の船長をしている彼の視点から
この物語の登場人物や背景を語り始めます。

本作品には他にも寡黙で腕っ節の強いブラック、ノリが軽く逃げ足の速いリドリー
そして唯一の女性クルーである船長の妻ステラなどが登場し
船長のナレーションに登場人物たちのセリフを交えながら
今回起こった事件をとてもわかりやすく聴き手に伝えてくれます。

一応キャラごとにトーンや口調を若干変えていますが
演じている声優さんは一人ですのでそれほど大きな違いはありません。

ストーリーを大まかに説明しますと
彼らは惑星ルストに物資を運ぶ仕事を請け負い
宇宙ステーション内にある取引先の部屋へとやってきたところ
そこで様々な異変や得体の知れない生物と出会います。
簡単に言えばエイリアンで、本作の場合はスライムのような形状をしているそうです。

「なんだ? どこかから音がする 雨の中 何かを引きずっているような…」
そして宇宙ステーションがどんな場所か、エイリアンがどんな質感をしているか
さらには船長たちが彼に遭遇した際に感じている切迫感などを
多彩な効果音を使ってリアルに演出しています。

Brain Junctionさんは設立当初から効果音にかなりこだわっているサークルさんですから
このあたりのクオリティは抜きん出たものを持っています。
そしてこれらが物語に対する没入感、熱中感をより高めてくれています。
音声作品では滅多に見られないテーマなのもあるのでしょうが
私もそれこそ時間を忘れるほどに楽しみながら聴くことができました。

「おい リドリー ステラ 戻ったぞ! 開けてくれ!」
エイリアンと出会い、その危険性をすぐさま察知した船長は
逃げる途中でブラックを失いながらもなんとか船へとたどり着き
出港準備のために先行させていたリドリーや
最初から船で待機していたステラと一緒に宇宙ステーションを脱出します。

…ここまでを読むと事態がひとまず収拾したように思えるかもしれません。
ですが彼らにとっての本当の地獄はここから始まります。
エイリアンが持つ驚異的な能力と残虐性が浮き彫りになり
彼らの体だけでなく心までも絶望の淵へと叩き落していくのです。



死と隣り合わせの快楽に悶える船長たち
エッチシーンはおよそ27分間。
プレイはステラへの消化液責め、触手責め、船長への手コキ、SEX(騎乗位?)です。
手コキ、SEX、射精の際にリアルな効果音が鳴ります。

船長「地球に戻ったら 事件として報告書にまとめねばならんな ブラックを殺した奴を 絶対に捕まえてやる!」
ステラ「あなた… それはできないわ」

船が軌道に乗ったところで船長がステラに事情を説明すると
彼女は彼とまるで正反対の意見を言いながら襲い掛かってきます。

エッチはステラと船長が個別にエイリアンに犯される形で進みます。
一般的な音声作品に見られる快楽を目的としたものとは違い
本作品では彼らの心と体を乗っ取る儀式としてエッチを行っています。
といってもダークなのは展開だけでグロい表現は特にありません。

最初の12分間は船長が船に到着する前のお話。
エイリアン扮するリドリーの切羽詰った様子を見てドアを開けた彼女が
突然のキスによって強烈な媚薬効果のある消化液を体に含んでしまい
快感に悶えながら少しずつ心と体を溶かされていきます。

「下半身を絞られるような強烈な快感が 時間を増すごとにどんどんひどくなり 脚を軽く動かすだけで私は 全身が崩れそうになるほど ひどい快楽を与えられ続けた」
体の中を流れる快感に思わず可愛い喘ぎ声を漏らしてしまう彼女ですが
それでも心は決して屈さず必死で我慢しようとします。
そんな無駄な努力をしばらく冷ややかな態度で見守った後
エイリアンは容赦なく彼女のおっぱいやおまんこへと責めを加えます。

「あぁぁぁぁん いぃぃぃぃ おぉぉぉぉん」
エイリアンによる責めが始まった直後の
頭のネジがぶっ飛んだようなステラの乱れっぷりがたまりません。
先ほどまでの我慢とは正反対の情けないアヘ声を漏らしながら快感に溺れていきます。
心を侵食されてしまった様子をエッチな声だけで見事に表現しています。

そんな彼女の消えていく様子を能力を使って船長に見せた後
エイリアンは最後の仕上げとして彼のすべてを奪いにかかります。

「粘液にまみれたそいつの右手が ペニスの竿の部分を掴み 左手が 亀頭の部分にぬちゅっと絡みつく」
こちらは先ほどとは違い人間同士のエッチに非常に近いスタイル。
両手で亀頭と竿をゆっくり、ねっとり刺激して一度射精へと追い込み
それからおまんこの形をした緑色の粘液でおちんちんを包み込みます。

エイリアン「あははっ 恥ずかしい 殺したいほど憎い相手に 屈服してお漏らししちゃうなんて」
ですが直前に妻の死に行く一部始終を見ていることや
相手を務めるエイリアンの容姿もあって
多くの人が絶望感や背徳感といったダークな感情を抱くはずです。

終盤に入ると船長の声が生気を失った無機質なものとなり
エイリアンも勝ち誇ったかのようなあざ笑う声を上げ始めます。
ただ命を奪うのではなく心をしっかりとへし折ってから追い込む。
人間をおもちゃとしか思っていない、エイリアンの残虐性が現れているプレイです。

このように、テーマを強く意識した容赦の無いエッチが繰り広げられます。



ダークを貫いている作品
4人が最終的に死に至る結末だけでなく
そこへの過程にもこだわり抜いたかなりダークな作品です。

乗っ取りの能力を持つ得体の知れないエイリアンに
彼らが抵抗しながら屈服していく様を
登場人物たちの心境や反応を中心に描いています。

こういう架空のお話では主人公自身への感情移入度が大きなカギを握ります。
彼らが味わっている恐怖や快感が主観的に表現されているからこそ
彼ら自身になりきった気分を抱きながら、作品の世界に浸ることができます。
特にエッチシーンで味わう絶望感はかなりのものです。

「私も地球人のメスが 壊れていく姿を見て 笑いがこみ上げてくるよ もっと私の前で笑いなさい」
そしてエイリアンは彼らを敢えてある程度泳がせ
その死に行く姿をとても楽しそうに眺めます。


ブラックやリドリーに対してはストレートな方法で殺害していたことから
他の2人にもやろうと思えば同じことができたはずです。
それを敢えて一人ずつ、しかも絶望を味わわせながら死に追いやるのは
少なくとも正常な心を持つ人間ができることではありません。
エイリアンが彼らを襲った目的を踏まえても、やはりえげつないと思う部分が強いです。
この容赦の無さが作品に強烈な個性を与えています。

エッチは死を絡めながら行っていることから
人によっては素直に抜けないところがあるかもしれません。
かといって死を匂わせないままエッチをするとエイリアンの気質が出ませんし
この作品にはこういうエッチがベストなんじゃないかなとも思います。
くちゅ音と喘ぎ声そこそこ、淫語とちゅぱ音ごく僅かです。

音声作品ではなかなかお目にかかれないテーマを扱ったシナリオ重視の作品です。
良くも悪くもダークな側に突き抜けた内容になってますので
そういう作風を受け入れられる人にのみお薦めします。

CV:長瀬ゆずはさん
総時間 1:00:11


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

あでぃくしょんさんで配布されている無料の催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、とあるリラクゼーション専門店を舞台に
優しい声の店員さんが催眠を使ったマッサージをしてくれます。
サークル「.␣」さんが書かれたシナリオをftnrさんが音声化されました。

実際に自分の足をマッサージしてから軽く催眠に入り
それから心にターゲットをシフトさせながら催眠を強化する、といったように
タイトルのpurge=「浄化、解放」に適した様々な癒しのサービスが行われています。

中でも催眠に入ったときに得られる感覚の一つ「体の痺れ」が実感しやすく
その独特な感覚に全身を包まれながら心地よい気分に浸ることができます。



手で体を、言葉で心を優しくマッサージ
癒し系専門店の店員さんにマッサージしてもらうお話。

「いらっしゃいませ 当店へようこそ」
店員さんはややトーンの低い落ち着いた声の女性。
癒しを求めてやってきた主人公に挨拶をすると
より効果的な癒しが得られる催眠状態へと早速誘導します。

催眠はほぼ全編にあたる4パート47分間。
まずは目を開けたまま脚を投げ出すようにして座り
振り子のように自分の頭が前後に揺れるイメージをします。

「イメージの振り子が 描く弧の動きとシンクロして 立ったまま寝ぼけている時のように あなたの意識が 前後に揺れ始める」
「かち かち ゆら ゆら」と言いながら、実際の振り子のタイミングに合わせて
リズミカルに語りかけてくる彼女の言葉が耳に心地よく
軽く眩暈がするような意識の揺れが割と早い段階から感じられます。

そして直後に刻まれる最初のカウントダウンで
催眠に入った瞬間の沈む、落ちる感覚が軽めですが得られるでしょう。
本作品は「カウントを数えるたびに催眠が深くなる」暗示を最初に入れてから
最中にカウントを適度に数えて少しずつ催眠状態へと導いてくれます。

エロトランスさんの「カンスト」あたりが好きな人に結構向いていると思います。

お次は座った状態で脚を軽く曲げ、それを両手で輪を作るように掴んでから
彼女のカウントに合わせて最初は足先へ、次は太ももへと滑らせます。
リアルでやるようなマッサージを聴き手自身が実際に行うわけです。

「落ちる そう カウントダウンの度に思考が止まって 意識が深いところに落ちていく」
「落ちる カウントダウンが気持ちいいから どこまでも落ちていく」

もちろんこの作品は催眠音声ですから、ただ単にマッサージするわけではありません。
カウントの直後にスピーディーかつ力強い暗示を必ず叩き込み
それによって心にも今まで以上の癒しをもたらします。

実際にやってみたところ、太ももから足先へとマッサージした直後に
足先にピリピリ、ジンジンとした心地よい痺れを感じることができました。
この感覚は他の催眠音声でもしばしば得られるのですが
本作品は物理的なマッサージで血行を良くする分、より感じやすくなっています。
長時間正座をした時に脚に生まれる感覚と結構近いです。



全身に痺れを感じながら安らかな眠りへ
音声開始からおよそ20分後、3番目のパートに入ったところで
横になって目をつぶり、彼女の声やカウントを聞きながら催眠をさらに深めます。

「ほら そのまま あなたの意識は あなたの内面にあるもの そう あなたの心の存在を感じながら 深い 深ーい所へ降りていく」
前のパートでそこそこの運動をしてきたこともあって
適度な疲れと共に意識が強烈に薄れていくのを感じるでしょう。
ここでも彼女はカウントを適度に交えながら
その都度効果的な追い込み暗示を入れて後押しをしてくれます。

「脚から 腰の辺りに意識を向けると 普段とは違う感覚が 腰までぶわーっと上がってくる」
また彼女は催眠状態を深めるのと平行して
こちらの体の痺れが全身へと広がる暗示も入れてきます。

私の場合は先に体が少しずつ温かくなっていってから
痺れが腰や脇腹に広がっていくのを感じました。
これはおそらく人によって変化の具合に差が出ると思います。
ですが心地いいとか、癒される気分は十分に味わえるはずです。

「余計なものがなくなった分 心が軽くなって ふわふわ ふわふわと 浮かぶような心地よさですね」
そして最後は店員さん自身が心のマッサージとして
疲れやストレスを取り除き、癒しや幸福感を与える暗示を入れてくれます。
これまで以上に穏やかになった彼女の声は女神のように温かく
「よし よし」と言いながら頭を撫でてくれるシチュも手伝って
きっと多くの人が心の中がぽかぽかしたり、逆にスッキリする気分を実感するはずです。

このように、マッサージという素材に催眠を上手く絡めながら
本当にゆっくりと確実に癒しの感覚を与えてくれます。



催眠特有の感覚が得やすい作品
催眠と物理的なマッサージによる心身のリフレッシュに加え
催眠に入ったときの気分も実感しやすい作品です。

店員さんはサービスによる癒しの効果を十分に楽しんでもらえるようにと
脚のマッサージについては敢えて聴き手に行ってもらい
自分は言葉を使ってリラックス効果の増強に努めています。

そして実際に行うからこそ、軽い摩擦や圧迫による体温および血流の変化が感じられ
それが後に行う「体の痺れ」に力を入れた深化を大いに助けています。
すべての行動が考え抜かれているからこそ、催眠に入りやすいし癒されるのです。

催眠音声を聴き始めたばかりの人は
作品を聴いても自分が催眠に入れたかどうかをいまいち実感しにくいものです。
そんな人には特に聴いてみて欲しい作品ですね。
手や足がパチパチ、シュワシュワと軽く麻痺する感じがとても味わいやすいです。
そして後日、他の作品を聴いた際に似たような感覚を覚えるでしょう。
こういうトレーニング的な側面を持っているのも大きな魅力です。

もう一つ、これは私の個人的な感想を大いに含んでいるのですが
店員さん役のftnrさんの演技が本当に素晴らしいです。
昨年11月にリリースされた「ritardando」の時に比べて
良い意味で演技らしさがないと言いますか、口調がとてもナチュラルになっています。

「そう ゼロになると手の動きが止まる 思考も止まる」
シーンごとに微妙に口調やペース、間を調節されていますし
カウント直後の暗示もメリハリがあって入りやすい雰囲気が出来上がっています。
シナリオが優れているのは間違いないのですが
彼女だからこそ、ここまで大きな癒しが感じられたのだと私は考えています。

ユニークかつ効果的な癒し系作品です。
純粋に癒しを求める人だけでなく、催眠の感覚により触れてみたい人にもお薦めします。

CV:ftnrさん
総時間 51:12

あでぃくしょん
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/44068508.html

ご耳愛部!~愛雪の章~

サークル「藤和工場」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

昨年4月に第1作が出て以来シリーズ3作目にあたる本作品は
旧校舎の保健室を舞台に明るく爽やかな女の子が
頭部のマッサージと耳かきで癒しを提供します。

春の訪れを感じさせる優しい風や鳥の鳴き声
そして彼女が語る雪に関するお話など
冬から春へと移り変わる季節感を重視しながらサービスを行っており
その静かで落ち着いた雰囲気が自然と心を解きほぐしてくれます。



麗らかな春の陽気に包まれて
ご耳愛部の部長「紬愛莉(つむぎあいり)」に癒してもらうお話。

「んんっ ああ…ご耳愛部へようこそ」
愛莉は明るくて優しい声の女の子。
旧校舎保健室のベッドでシーツに包まっているところを主人公に見られ
「これは雪原を泳いでいるのだ」と彼女が答えるところから物語は始まります。

シリーズ作品ですので背景を簡単に説明しますと
ご耳愛部は学校の正式な部ではないのですが
彼女を初めとする構成員たちが心に疲れを感じている人たちに対して
サービスで体を、勇気付けるような会話で心をリフレッシュさせています。

雰囲気は家庭と専門店の中間あたりに位置づけられる感じでしょうか。
家族や彼女ほどの親しさは無いのだけれど、お店のようなよそよそしさも無い
言うなれば友達くらいの親しさで愛莉は接してくれます。

そして今回は時期が春先ということもあって
作中の様々なシーンで季節を感じさせる演出を取り入れています。

例えば音声が始まった直後から風が緩やかに流れる音がしたり
ウグイス等この時期に見かける鳥の鳴き声が適度に聞こえてきます。
藤和工場さんは以前からそうなのですが、環境音の質が一際優れており
そのクリアでナチュラルな音の数々が爽やかな気分にさせてくれます。

「このご耳愛部は そういう翼がちょっと疲れたなぁって人が 羽を休める場所 渡り鳥が越冬する湖 そんな場所」
愛莉のセリフにも季節感を取り入れているのがいいですね。
「春だから~」みたいにストレートな表現をあまり使わず
「雪で遊びたかったけど今年は降らなかった」など
聴き手に連想させる言い回しが多いです。

こういった諸々の要素に統一感があり、そのすべてが柔らかいからこそ
作品全体に癒しに適した穏やかで落ち着ける空気が流れています。
この後登場するサービスの効果音も全体的に優しいもので揃えられています。



雰囲気を大事にしながら行われるサービス
本作で行われるサービスは大きく分けて2つ。
最初に登場する頭部マッサージ(約8分)は
専用のローションをまぶした指で側頭部・後頭部・耳・肩を優しく揉みます。
染み込んで乾くタイプらしいので洗い流すシーンはありません。

マッサージは頭部だと「シャク ジョリ」と若干ざらつきのある軽快な音
耳や肩ではが「こりゅ ぐりゅっ」と頭部よりも滑らかな音が使われており
最初はこめかみのあたりを左右交互に
しばらくすると後頭部を左右にゆっくりスライドするように、といった感じで
部位ごとに効果音の位置・ボリューム・質感を微妙に変化させながら行います。

髪のある頭部と肌を直接揉む場合できちんと別の効果音が用意されていますし
動かし方も理に適っていて比較的レベルの高いマッサージだと思います。
特に側頭部は耳に近いこともあって程よい刺激が感じられました。

「張りすぎた糸は ピンと 見た目はよくあるけれど 少しの傷から 突然切れることもあるから」
マッサージの最中は愛莉が適度にマッサージに関するお話や
ちょっぴり詩的な言い回しで肩の力を抜くよう働きかけてくるシーンもあります。
そもそもの時間が短いので、そこまで様々な話題が出るわけでもないのですが
作品の世界に浸る掴みとしての役割をきっちり果たしていると言えます。

その後に行うメインサービスの耳かきはおよそ21分間。
ベッドに横になりドーナツ型の枕に頭を乗せた状態で
右→左の順に耳かき棒で一通りお掃除してから梵天と息吹きで仕上げます。

耳かき棒は「ソリソリ ジョリ」と乾いた軽い音が使われており
全体的にやや速いペースで短いストロークを描きながら
耳の中から外へ掻き出すような動きを何度も繰り返します。

こうやって書くと乱暴な耳かきに思えてしまうかもしれませんが
ペースは速くても音そのものはかなり柔らかく設定されていますし
動かし方が1分くらいの短い間隔で変化する繊細な耳かきがされています。
主人公の耳質が乾燥系らしいので、リアルでもそういう人のほうがしっくりくるでしょうね。

「私が好きなのは 雪が降って積もったあと そこから覗く わずかな色よ それを作ってくれる雪がすき」
最中の愛莉は上のような春を感じるセリフを言うシーンが一部あるものの
マッサージに比べると会話量が一気に減り
軽く掛け声を上げるだけの時間がかなり長く取られています。

効果音と環境音だけが流れ続ける時間はとても静かで落ち着いており
そのまま眠ってしまいたくなるほど安らぐ思いがしました。
サービスはシンプルなのですが雰囲気作りがしっかりしているなと。

このように、季節を意識した爽やかで柔らかいサービスが繰り広げられています。



春らしさに溢れた作品
諸々のサービスによる純粋な癒しだけでなく
春という季節の良い部分を使った別方向の癒しも与えてくれる作品です。

冒頭の雪に関するお話を初め作中で交わされる愛莉との会話
全編を通じて流れ続ける春らしい環境音など
一般的な癒し系作品に比べて、春ならではの要素を意識的に多く盛り込んでいます。
しかもそれらが全部遠まわしに伝えてくれるように作られているおかげで
くどさがなく、聴いていると自然に感じられるあたりに留まっています。

中でもパートの終了時など丁度会話が途切れるところで
意図的にウグイスの鳴き声を鳴らす、といったように
環境音のクオリティやそれを鳴らすタイミングが絶妙に思えます。
サークルさんもこれらの演出にかなり気を遣われたのではないでしょうか。

サービスそのものについては全体的に内容が大人しく
ご耳愛部ならではの部分が特に見られなかったのが少々残念ですが
意識して力を抑えた諸々の効果音が作品のイメージにマッチしています。
耳かきのシーンで掃除をしていない側の耳に聞こえてくる環境音を
耳が軽く塞がれている時のようなこもったものにしていれば尚良かったです。

「愛しさだけ 胸に抱いて 行きなさい 今度は いつかの季節で 星空の海を一緒に泳ぎましょう」
愛莉は音声作品に登場する他の女の子に比べて詩的なセリフを言うことが多く
これも作品にちょっとしたアクセントを与えています。

寒さが消えて夏へと向かいつつあるこの時期にこそ聴いてみてほしい作品です。

おまけはさくら真咲さんのフリートークです。

CV:さくら真咲さん
総時間 本編…37:39 おまけ…3:23


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
サークルさんのサイトで本作品のエクストラパートが無料で公開されています。
臨場感のある囁きと耳舐めが楽しめますのでどうぞお聴きください。
http://factouwa.blog.fc2.com/blog-entry-46.html

姉の処女(はじめて)は、弟が奪うものなんだよ?

サークル「#define」さんの催眠?音声作品。

サークルさんとしてはおよそ11ヶ月ぶりの新作となるこちらの作品は
男性に対して心を開けないけど弟だけは大好きなお姉ちゃんが
催眠を使って自分の処女を奪ってもらえるよう誘導します。

世間一般的な催眠音声に比べてボイスドラマ的な要素が非常に強く
聴き手自身が催眠状態に入れる可能性が低い反面
2人が愛し合う様子に催眠を上手に絡めて性的興奮を促してくれます。



催眠を使って弟をエッチな気分にさせよう
お姉ちゃんが弟に催眠をかけてエッチするお話。

「あれ まだ起きてるの? 眠れないの?」
お姉ちゃんは明るくて優しい声のお姉さん。
どうにも寝付けない弟に最近の女性事情を尋ねてから
スッキリ眠れるようにと催眠をかけてあげることにします。

本作品ではサークルさんがAVGをメインにされているからか
導入から解除に至るまで、パートごとに違ったBGMが流れます。
無しのバージョンはありません。

多くの催眠音声がBGMを流さないため、最初は違和感を覚える人もいるかもしれませんが
ゆったりとした曲調の癒しを感じるもので統一されていますし
そこまで催眠の邪魔になっているとは思えません。
2人の間に流れる温かい雰囲気が音楽によって演出されています。

催眠はおよそ6分と短時間。
まずはお馴染みの深呼吸をしながら彼女の声に耳を傾けます。

「(心臓が)力強く 打ってるね それが 段々 落ちついてくるよ」
彼女はこちらができるだけリラックスできるようにと
長めに息を止めてから吐いたり、心臓の鼓動に合わせて呼吸をさせたりと
多少の変化をつけながら深呼吸をするよう言ってきます。

息を止めてから吐くまでに30秒近くかけているので
途中で苦しいと感じた場合は無理せず吐くのがいいでしょう。
緊張と弛緩の落差が大きいぶん、吐いた直後にリラックスを大きく感じます。

「力が抜けて どんどん 力が抜けていって 気持ちよく 気持ちよく 気持ちよーく 降りていく」
その後は上のセリフのようなさらにリラックスできる暗示を入れたり
短めのカウントを刻んで催眠状態を深めます。
最後に彼女の言葉に従うようになる暗示なんかも入れていました。

軽くリラックスしてから暗示を入れる極めて簡素な催眠です。
2人が肉親、つまり十分な信頼関係が構築されている設定を活かし
余計な部分を極力挟まずストレートに催眠を進めています。
最中の彼女の声が温かく慈愛に満ちていて癒しを感じました。

ですがそもそもの時間がとんでもなく短いこと
深呼吸や脱力を促す際の暗示のボリュームや入れ方に問題があることから
この音声を聴いて催眠状態に入れる人は皆無と私は考えています。

時間が短いのはそうとしか言いようがないので置いておくとして
深呼吸では実際にやったら苦しくなるほど長く息を止めさせていたり
心臓の鼓動に合わせて呼吸をする際、4拍ごとにするよう言われます。

人間は誰しも4拍ごとに自然と呼吸をしているらしいので、それ自体は問題ないのですが
「4拍ごとに呼吸してね」と「いつも通りに呼吸してね」では
少なくとも私は前者のほうが窮屈と言うか、難しいことを要求されているように思えます。
聴き手にそう感じさせることはリラックスを妨げるのではないでしょうか。
吐くのに合わせて声をかけていないところも疑問です。

その後の深化と思われるシーンにおいても
3カウントを数えた後にこれといった後追い暗示を入れずに
「あなたはお姉ちゃんの催眠術に深くかかりました」と断言していますし
技術的に改善したほうがいい部分がいくつも見られます。

以上のことから、催眠として非常に厳しいというのが率直な感想です。



初めての快感にたっぷり乱れるお姉ちゃん
エッチシーンは3パート25分。
プレイは手コキ、キス、パイズリ、お姉ちゃんへの乳責め、クンニ、SEX(騎乗位)です。

手コキ、クンニ、SEXの際に効果音が流れます。
セルフはありません。

「やった かかったわ これで もう 私の思い通りに ふふっ」
弟に催眠をかけて自分の言いなりにしたお姉ちゃんは
自分の欲望をかなえるために、彼の硬くなったおちんちんへと手を伸ばします。

エッチは最初のパートがお姉ちゃん、次は弟がリードし
最後は2人が一緒に気持ちよくなります。
ちなみに本作品のエッチはドライ・セルフ・ウェットいずれにも該当しません。
聴き手に対してそれらを指示するシーンが特に無いんです。
ですから聴きながら普通にオナニーするのが一番楽しめると思います。

最初のパートは事前に感度が上昇する暗示を軽く入れてから
手コキ、全身へのキス、パイズリを順に行います。
催眠音声らしくプレイ中も弟の感覚を操作する暗示が適度に登場し
彼が彼女に操られながらエッチをしている雰囲気がしっかりと出ています。

エッチのコンセプトが「お姉ちゃんの処女を奪ってもらう」ですから
彼女はもちろん、弟もエッチをするのはまったくの初めて。
それを踏まえてエッチではお姉ちゃんの初々しい反応がたっぷりと楽しめます。

「ほら 体の力を抜いて お姉ちゃんがおちんちんを擦ってあげる こすこす ほら とっても気持ちいい どんどん 気持ちよくなってく」
初めて触れる男性器の熱さに驚きながらも
最初は一生懸命刺激を与えていたお姉ちゃんなのですが…

「ふあ 熱いの おっぱいの間 擦れて…んんっ」
自分のおっぱいでそれを挟んだあたりから
体に走るエッチな刺激に早速エロ可愛い喘ぎ声を漏らし始めます。
その後登場する2つのパートも彼女の喘ぎ声のボリュームが多くなっており
催眠はともかくエッチな興奮はかなりのものが得られます。

それを最も実感しやすいのが2番目の彼女が責められるパート。
事前におっぱいが大好きになる暗示を入れてから目を開いた弟が
一心不乱に彼女のおっぱいやおまんこへとむしゃぶりつきます。

「はあ はあ 気持ちいい 乱暴におっぱいを揉まれると 感じちゃう あ ああっ」
「や だめっ そこ おしっこするところ だからぁ きたない 舐めちゃだめ んっ」

エッチの最中にこれといった理由もなく開眼の指示をしていたり
彼女がエッチな声を漏らして乱れる様子が主に描かれているため
残念ながら催眠音声からは完全に脱線してしまっているのですが
エロボイスとして見るのなら抜きやすいポイントと言えます。

そして最後はいよいよお待ちかねのSEXシーン。
「姉の処女は 弟が奪うものなんだよ?」と言いながら弟の上で腰を下ろします。

「はぁ はぁ セックスって こんなに 痛いんだね うっ はああ」
「あ… 催眠で おまんこの痛み 感じなくなる 気持ちいいだけ」

ここでは初めての挿入に痛みを感じるお姉ちゃんに
弟が催眠をかけて痛みを緩和する変わった演出を交えながら
女性が生み出すエッチな声をたっぷり聞かせてくれます。

普通なら絶対に結ばれることのなかった2人が
催眠というコミュニケーションツールを通じて愛のあるエッチを繰り広げる。
テーマとしての催眠を上手に活用したエッチが繰り広げられています。



ボイスドラマとしてなら
催眠音声ではなく催眠を題材としたエッチなボイスドラマです。

男性は苦手だけど弟にだけは密かな恋心を抱いているお姉ちゃんが
催眠を使った結果、彼を自分の思い通りに染め上げることに成功し
様々な暗示を入れながら少しずつ自分の欲望を満たしていきます。
そういうテーマのボイスドラマとして見るなら全体的に作りはしっかりしてますし
エッチな要素も豊富で十分抜きに使えるクオリティを持っています。

私がこの作品を催眠音声ではないと言う最大の理由は
催眠という技術を魔法の類として扱っているシーンがちらほら見られるからです。

「私の 目を見て ほら 催眠術にかかっちゃう 気持ちよくなっていくよ」
例えばエッチの最中にお姉ちゃんが目を見ただけで催眠に入ると言ってきたり
SEXシーンでは「ぽわーん」と短く効果音が鳴っただけで
彼女が弟の催眠にかかってしまう、といった特殊な演出がされています。

有料・無料問わず世に出ている催眠音声のほとんどは
様々な技術を使って聴き手自身がそうなるように誘導しています。
ですが残念ながら本作品の演出では弟しかそうなりません。
簡単に言えば催眠系AVGみたいなことをやられているんです。
これに照らし合わせれば催眠パートがあそこまで短いのも頷けます。

エッチは何度も言いますがお姉ちゃんの声や演技はかなりエロいです。
なのでボイスドラマとして割り切るのならそこそこ楽しめます。
絶頂回数はお姉ちゃん、弟ともに3回です。
喘ぎ声それなり、淫語とくちゅ音そこそこ、ちゅぱ音ごく僅かです。

今回は大変申し訳ありませんがかなり厳しいことを書かせていただきました。
処女作にあったピー音がなくなったおかげで聴きやすくはなったのですが…
ただただ残念でなりません。

CV:ヒマリさん
総時間 57:22


オススメ度
■■■□□□□□□□ 3点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は2点。
コスパがいいので+1してあります。
催眠モノの同人音声としてみるなら5点です。

勇者vs癒しのサキュバス ~お姉さんの甘い罠に誘われて…~

サークル「MASOINWASH」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、母性漂う落ち着いた声の占い師が
旅に疲れた勇者をエッチなサービスをしながら癒します。

変態的なプレイをとってもあまあまな雰囲気で行っているのが特徴で
彼女はMな彼の性欲だけでなく性癖までもきっちり満たしながら
耳舐めを軸とした物理的な責めと、ちょっぴり意地悪な言葉責めの両方を繰り出します。

サークルさんの持ち味として定着している「至近距離での囁き」も健在。
年上の女性に痴態を見られる恥ずかしさを感じながら気持ちよくなることができます。



勇者がたどり着いた心のオアシス
占い師のお姉さんに密着されながら優しく責められるお話。

「お兄さん そこのお兄さん」
占い師は大らかで落ち着いた声のお姉さん。
とある街で変装し夜遊びをしていた勇者に声をかけると
鬱屈している彼の心を晴らすために無料で占ってあげることにします。

本作の勇者は例によって魔王を倒すための旅をしているわけですが
仲間として雇った女戦士、女僧侶、女魔法使いがいずれも年上
さらには毎晩エッチの相手をさせられてるおかげで心身ともに非常に疲れています。
そんな中、立ち寄ったこの街で偶然彼女に出会い
自分のすべてを包み込んでくれる大らかな態度に惹かれ、溺れていきます。

「よいのです 勇者様 誰にでもそういうことは 心が折れそうになることはあるものですわ」
冒頭のパートでは彼女が占いによって勇者の生い立ちを言い当てながら
たくさんの苦労や悲しみを背負ってきた彼を早速温かい言葉で慰めます。
ここだけを見ると彼女はまさに女神と呼ぶにふさわしく
多くの人がホッとするとか、安らぐ感じをきっと受けるはずです。

全編バイノーラル録音、かつ密着しながら囁いてくれるシーンが非常に多く
ほんのり温もりを感じるほどのリアルで近い声が
彼女に見守られている、寄り添ってもらっている気分を出しています。
年上の女性に癒されながら気持ちよくなるのをテーマにしているだけあって
彼女の言動は常に温かく、作品全体にとても穏やかな空気が流れています。
これによって得られる癒しの効果はかなりのものです。

しかし彼女は100%善意で彼に近づいたわけではありません。
エッチで癒しと快楽を与える代わりに、彼のとても大事なものを奪っていきます。
彼女がどうやってそれを行うか、そして彼がどういう反応を見せるかも
本作品における一つのポイントと言えます。



耳と股間を徹底攻撃
エッチシーンは3パート55分ほど。
プレイは耳舐め、乳首責め、手コキ、アナル責め、パイズリです。
エッチな効果音はありません。

「ほら勇者様 もっと近くに来てくださいませ 肌と肌が 触れ合うほどに」
勇者を2階の自室に案内し全裸になってもらった後
占い師は一緒のベッドで添い寝をしながら彼の耳を舐め始めます。

エッチは終始彼女に責められる形で行います。
過去作でもそうだったのですが、MASOINWASHさんは耳舐めに大変力を入れており
プレイの開始から終了まで彼女は断続的に彼の耳を舐め続けます。
セリフを言ってる時以外はずっと舐めてるくらいに耳舐め尽くしです。

耳舐めは全体的にペースはゆっくりなのですが水分が高く
癒しとエッチな気分の両方を感じる、ねっとりと絡みつくようなちゅぱ音が鳴ります。
これも囁き声と同じくバイノーラルのおかげでとてもリアルです。

一番最初のパートは2人が出会ったばかりなこともあり
彼女は彼の体を指先でゆっくりと撫でながら
その都度耳を舐めたり息を吹きかけたりして弱点を探します。

「好きなんですね こうやって年上の女性に優しくいじめられるのが 勇者様は マゾなんですのね」
「勇者様がどんな性癖をお持ちであっても 私が全部受け止めてさしあげますから」

勇者にMの設定がされているおかげで時々軽い言葉責めが入るのですが
口調や表現が柔らかく、さらにそれを慰める言葉をかけてくれるため
ちょっぴり気恥ずかしさを感じながら心置きなく気持ちよくなることができます。
性癖を満たしながら甘やかす、まさに年上らしい包容力のある責めも魅力です。

しかし2番目のパートに入ると一気にM性が上がります。
勇者を四つんばいにさせるだけでなく、彼女自身が2人に分身し
左右から同時に耳を舐めながらおちんちんとアナルの両方を責め始めます。
この「パートが進むごとに彼女の人数が増える」のも本作品の大きな特徴です。
ちなみに声の位置が切り替わるだけで声質は全員同じです。

右「痛い? 痛いんですか? でも これがいいんですよね これが こうやっていじめられるの 大好きなんですよね」
左「これが前立腺ですよ ここを責められれば 男の子はもうどうしようもないくらい気持ちよくなってしまうんです」

乳首をつねったり、アナルに指を挿入して前立腺を圧迫したりと
変態的なプレイが随所に登場するものの、彼女自身は以前と変わらずとっても穏やか。
あくまでこちらの性欲を満たすために責めてくれる姿が心を潤します。
穏やかな雰囲気で変態的なプレイをするギャップが実に良いですね。

耳舐めについてもダブルで舐めてきたり
1人は耳舐め、もう一人は言葉責めと役割分担をしながら行ってくれているおかげで
最初のパートに比べてボリュームが増え、結果的にエッチの濃度も高まっています。
彼女も本性を現しませんし、最も安定した興奮が得られるパートだと思います。

最も背徳的な気分が味わいやすいのが一番最後のパート。
占い師がとうとう自分がサキュバスであることを暴露し
レベルドレインの効果ですっかり弱まった勇者を3人がかりで押さえつけながら
左右からは耳舐め、中央からはパイズリで彼のすべてを奪いにかかります。

中央「ほらほらほーら おちんちんしこしこしこ あぁん おちんちん あっつくて かたぁい」
右「敵に耳を責められておちんちん大きくしちゃうだなんて なんていやらしい勇者なのかしら」

意識的に淫語を多く織り交ぜたセリフを言いながら
彼女は敵である自分の前で勃起する彼に軽く蔑むような言葉を叩きつけます。
コンセプトが癒しなので彼女の口調は引き続き穏やかなのですが
この屈服されられているシチュがM心を適度にくすぐります。

今までと違って2回連続での射精をすることになりますし
M性の高い人はおそらくこのパートが最も満足度が高いでしょうね。
より多くの人が楽しめるように少しずつM度を上げてくれています。

このように、耳舐めとアブノーマルなプレイを軸にした珍しいエッチが繰り広げられます。



優しくいじめてくれる作品
癒されるし女性に意地悪される気分も味わえる作品です。

占い師は勇者が旅や人間関係に疲れていることを把握し
そのM心も満たしながら本当に優しく耳とおちんちんを責めてあげます。
彼女の目的は勇者の力を奪うことですから、もっと他にやり方があったはずです。
でも敢えて彼をきちんと癒しながら自分の責務を全うしています。

たぶん彼女の元々の性格が善良なのでしょう。
だからこそ、正体を明かした後もそれほど態度を豹変させず
プレイ自体もゴリ押ししないで彼を楽しませながら射精へと追い込んでいます。
この心遣いに多くの人がきっと癒しを感じるはずです。
私も最後まで聴いても彼女に嫌な気分をまったく抱きませんでした。

そして彼女は少しずつ彼のM度の強さを探りながら
彼が最も喜びそうなレベルの焦らしや意地悪を与えて性欲を満たします。
この「性癖に合わせた責めをする」ことも一つの癒しの形だと私は思います。

プレイを見ていただければわかるように、やってることは結構変態的です。
ですからややMくらいの人がおそらく最も楽しめます。
特に2~3番目のパートは耳舐めもパワーアップして尚更そう感じます。

エッチは耳舐めと言葉責めにどれだけ魅力を感じるかがカギです。
射精に直結するプレイ(手コキ、アナル責め、パイズリ)に効果音が無いのが残念ですが
雰囲気やシチュが良く十分なエロのパワーを持っています。
ちゅぱ音多め、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

MASOINWASHさんしかできないやり方で癒しを与えてくれる良作です。
耳舐め好き、年上に軽くいじめられるのが好きな人に特にお薦めします。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 1:12:00


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

気だるい悪の女幹部の虜にされて~生存END、愛でられる日々~

2021年2月14日追記
本作品は2020年11月21日に販売を終了しました。


サークル「マトリョウ鹿」さんの同人音声作品。

本作品は今から約1ヶ月前に発売された同サークルさんの作品
「気だるい悪の女幹部の虜にされて」のアナザーストーリーとして
ちょっぴり意地悪な女幹部が少年と甘く激しいエッチを繰り広げます。

前作を聴いたファンからの要望を受けて作られただけに
少年が苦しんだり死ぬようなブラックな要素は一切無く
表面上は上司と部下なのだけど、実際は恋人同士に近い親密な2人が
お互いがお互いを責め合う形で愛し合う様子をとってもエッチに描いています。



女幹部の忠実な部下になった少年のもう一つの物語
女幹部メリッサが少年と3つのシチュでエッチを楽しむお話。

「んふふ いい加減その身体に慣れたかしら?」
メリッサはおっとりとした色っぽい声の女性。
人間から悪魔へと生まれ変わり、自分に一生懸命尽くしてくれる主人公の少年を
優しく労いながらエッチなご褒美をあげます。

前作を聴いていない方のために背景を簡単に説明しますと
メリッサは勇者を抹殺する悪の組織の幹部として活動をしており
その最中、勇者が泊まった宿の管理をしていた彼を捕まえ
最初は体を拘束した状態で、しばらくするとそれを解いた状態で
様々なエッチな尋問やお仕置きをします。

開始当初、彼女の目的はあくまで情報収集にあったわけですが
彼の可愛い容姿と徐々に従順になっていく姿に心を揺さぶられ
最後のほうになると自ら彼の子を孕みたいと言うほどまでにデレます。
ハードなスタイルがだんだんとマイルドになっていくおねショタといった感じです。
そしてSEXの後で彼女と契約をし、彼は悪魔になる代わりに永遠の命を手に入れます。

しかし、最後の最後で少年がとある背信行為を犯し
それに激怒した彼女が搾精器を使いながら彼の命を奪ってしまいます。
あちらの記事で書いたように、正直なところ後味の悪い終わり方に思えました。

本作品は彼が死ぬひとつ手前のシーンまで時間を巻き戻し
エッチを通じて堅い絆で結ばれた2人がその後どうなったかを描いています。
結論から言うと、ところどころでブラックな部分が見え隠れしていた前作に対し
今作はどこを切ってもあまあまラブラブな作風に仕上がっています。
前作よりずっと正統派のおねショタ作品に近いです。

「だらしない男の子喘ぎしながら 存分に果てなさい」
ですが、雰囲気が甘いからといってプレイまでそうなってるわけではありません。
彼女はある時はご褒美、またある時はお仕置きとして
変態的な要素を絡めた様々なプレイで彼の精液を搾り取ります。

前作の大きな魅力だった必ず連続射精させるスタイルは健在ですし
プレイの内容や責め方についても彼女は決して容赦をしません。
むしろ前作以上に激しく彼を求め、彼もその要求に応えながらプレイを行っています。
主従から恋人同士に限りなく近い関係になっているわけです。
その結果、抜けるし精神的な幸福感も得られる質の高いエッチに生まれ変わっています。



野獣のようにお互いを貪り合う2人
エッチシーンは3パート30分30秒ほど。
プレイはキス、顔面騎乗、手コキ、クンニ、太ももコキ、パイズリ、フェラ、SEX(騎乗位)です。
手コキ、太ももコキ、パイズリ、SEX、射精の際に比較的リアルな効果音が鳴ります。

「太ももで 坊やの顔を挟んであげるわぁ ほぉら むにゅう」
悪魔としてすっかり立派な姿へと変わってしまった少年を
人間の時と同じく「坊や」と呼びキスをしてから
メリッサは彼の顔の上に跨り、既に勃起しているおちんちんを手で慰め始めます。

プレイは2人がほぼ対等な関係にあるからか
お互いがお互いを責め合いながら気持ちを高めるシーンが多いです。
既に強固な信頼関係が築かれているだけあって前置きはほとんど挟まず
音声のほぼ全部がエッチシーンな、抜きを非常に重視した作りになっています。

他にもくちゅ音+喘ぎ声、くちゅ音+ちゅぱ音といったように
どのパートもエッチな声や音を複数同時に鳴らすといった特徴も持っています。

一番最初の「太ももに挟まれながら手コキ」パートは
彼女が手コキ、彼がクンニをするちょっぴりアブノーマルなプレイ。
早い段階からハイペースで鳴り響く手コキ音と
おまんこを舐められて感じる彼女の艶かしい喘ぎ声が興奮を高めてくれます。

「一緒に気持ちよくなってるのよ? 坊やが射精するときに一緒にイくわ」
前作では少年が責めようとすると態度を豹変させていた彼女も
今回は拒絶することなく彼の意志にすべてを委ねています。
むしろ一緒に絶頂へと上り詰めていることに喜びを感じているようにすら思えます。

そして「気持ちいいなら素直に声を出してね」と彼に言い
自分自身も絶頂する際はすべてを隠さず大いに乱れます。
最も恥ずかしい部分を見せ合うなどなかなかできることではありません。
生の自分を曝け出しながら感じる2人の姿が心を潤してくれるでしょう。

「太ももシゴキ気持ちいいって言いなさい ほら! ほら! ほらぁ!!」
どのパートにも存在する連続射精の2回戦に入ると
メリッサが意識して責めをハードにしてくれるところもポイント。
射精直後は急激に性欲が落ちることを踏まえて
彼女は手コキから太ももコキへとプレイを切り替え
ちょっぴりSっ気のある言葉を交えながら再度の射精へと追い込みます。

といっても1回戦に比べてきつめになったくらいのものですから
ややMな人はもちろん、ノーマルでも聴けるくらいの雰囲気に留まっています。
連続射精するのが好きな彼へのサービスと表現するのが妥当なプレイです。

3つの中で最もM寄りなのが2番目の「パイズリフェラで搾られるような」パート。
お仕事の最中に自分のおっぱいを見て勃起していた少年へのお仕置きとして
メリッサが自慢のおっぱいと口を使っておちんちんを責め上げます。

「見られちゃうの いいのかしら? んふふふ おちんぽの先っぽから エッチ汁出すの見られたいの」
「きゅきゅー ぶりゅっ」と適度にバキューム音を交えながら鳴らす
全体的に水分が高くねっとりとしたちゅぱ音。
部屋の外だから誰かに見られるかもしれないことを意識させる言葉責め。
そして激しく責めながらなかなか射精を許可しない意地悪な展開、など
優しくいじめられることに興奮を覚える人にはたまらないプレイが楽しめます。

そして一番最後はお待ちかねのSEXパート。
少年のおちんちんを子宮口に届くくらいまでしっかりと咥えながら
1回戦はメリッサが、2回戦は彼が責める形で愛のあるプレイをします。

「全部 おまんこで飲み込んであげるわぁ 孕ませたいって思いながら射精するの いいわね?」
「ね メリッサ様を 私を 妊娠させたい? ねぇ? 坊やぁ 今度こそ 私を孕ませるように 奥に 射精ぃぃ」

激しく腰を動かしながらとろけるような甘い声で
しきりに自分を妊娠させてくれるようにおねだりする彼女の姿がたまりません。
以前は敵だった彼に異性としてすっかり惚れ込み
自分のすべてを捧げたいと願っている気持ちが強く伝わってきます。

そして少年も彼女の気持ちにしっかりと応えて中出しを決めています。
純粋なプレイ時間は3つの中で一番短いのですが
2人が本気で妊娠を考えながらプレイを行っていることや
メリッサが今まで以上に自分の気持ちをストレートに伝えていることから
精神的な興奮や幸福感が最も大きく得られると思います。

このように、一風変わったスタイルの濃厚なおねショタエッチが楽しめます。



心も体も満たしてくれる作品
メリッサが見せる女性としての様々な思いやりと愛の言葉が心を
お互いを気遣い、気持ちよくさせながら行うエッチが体を満たしてくれる作品です。

実際に何度も肌を重ね、その都度自分につき従ってくれた少年に対し
メリッサはその報いとして労ったり優しい言葉をかけるだけでなく
自分の気持ちをそのまま伝えるかのようなセリフを何度も言います。

「坊やは…やっぱり声が我慢できない ダメな坊やねぇ しょうがないわ」
何より彼女が最も大きく変わったと感じられた部分は
少年が自分の言いつけを破っても決して怒らなくなったことです。
前作ではそれこそ「逆らったら殺す」とまで言っていたのが
今作では「しょうがないわねぇ」と不出来な子供を優しく見守るような態度をします。

エッチに際してもお仕置きであるはずのパイズリフェラを
彼が射精を我慢できそうな時間に定めながら責めていたりと
彼女が常に彼の気持ちを考えながら行動しているのがよくわかります。
そしてそう感じられるからこそ、彼女に対してとてつもない安らぎを覚えます。

もう一つの柱であるエッチも、まず全体的にエッチな要素が濃いこと
必ず2回連続で射精し、かつその都度プレイを切り替えていること
どちらかが一方的に責めるのではなく彼女も痴態をしっかり見せてくれること、など
様々な部分が気分よく抜けるように設定されています。

特に前作でも印象的だったフェラのちゅぱ音と喘ぎ声が強力です。
優しく、それでいてきっちり抜けるようにリードしてくれています。
くちゅ音と喘ぎ声それなり、淫語とちゅぱ音そこそこです。

本作品に関して一つだけ注意点があります。
できれば前作を聴いてから聴いてみてください。

理由ですが、今作のエッチは前作の不満点を解消しながら進めているため
前作のバッドエンドを聴いていないとそこまで大きな感動は得られないと思うんです。
やってること自体はちょっと珍しいスタイルのおねショタプレイなので
決裂してしまった2人がハッピーエンドを迎えるという背景が重要になります。

もちろん単品でも聴ける作品ですから無理強いはしませんが
順番に聴いたほうがずっと楽しめると断言できます。

年上の女性にとことん甘やかされながら気持ちよくなれる作品です。
追加シナリオ扱いだからか、価格が200円と驚異的に安いのも魅力。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは初の満点とさせていただきました。

CV:大山チロルさん
総時間 44:56


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
前作を聴かずに聴く場合は9点です。

催眠触手  ~侵食快楽~

サークル「窓際クルセイダーズ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、森の奥に建つとある館を舞台に
優しい女の子が触手を使って普通では味わえない快感を提供します。

全身を拘束して性感帯を刺激する王道的なものではなく
耳の中に触手を入れて脳を直接舐めるという変わったプレイがされており
そのための準備としてテーマに合わせた催眠誘導をしてくれます。
それ以外にもマルチボイスを取り入れたシーンが登場したりと
サークルさんの過去作より一歩進んだ演出がされているのも魅力です。



触手娘の館に向かうイメージをしながら
触手娘の触手に脳を直接責められるお話。

「あらいらっしゃい こんな夜更けに人が尋ねてくるなんて」
触手娘は甘く可愛い声の女の子。
とある森にある彼女の館に迷い込んできた主人公に挨拶をすると
彼の疲れを取り除くために催眠をかけてあげます。

催眠は2パート17分ほど。
まずは下準備として彼女の声に合わせて深呼吸をします。

「疲れると 重りがついてるように 手足が重いですよね だから 動かさなくてもいいんですよ」
深呼吸をしながら体が重くなる暗示を入れてくるのですが
主人公が遠路はるばる歩いてきた背景を利用して
「体が疲れているから重い だから動かしたくなくなる」と言ってきます。

唐突に「体が重くなる」と言ってくる作品に比べて筋道が立っているから
彼女の言葉になんとなく受け入れやすさを感じるでしょう。
「~ですね?」と語尾を若干ぼかしているのもいいですね。
彼女は聴き手に嫌な感じを抱かせないよう、終始柔らかい物腰で働きかけてくれます。

軽くリラックスした後は、主人公がここに至るまでの道筋をイメージします。

「一歩 また一歩 踏み出すたびに 体力が奪われていく 体が 重くなっていく」
暗い森の中、ぬかるんだ地面をあてもなく歩き続けるのは
リアルでも相当に疲れるし不安にもなります。
そんな様子をシーンにぴったりな重苦しい声で描きながら
彼女は何度も何度も手足が重たくなる暗示を入れてくれます。

本作品の催眠は体の重感を操作する暗示が数多く登場しますから
後になるほど主に体の末端部分に重さを強く感じるでしょう。

またこのあたりから彼女以外に同じ声の別のキャラも登場し
左右から不規則に彼女の言ったセリフを一部復唱してきます。
催眠における効果はそれほど期待できるようには思えませんが
不意に聞こえてくる可愛い声が耳に心地よさをもたらします。
双子っぽいけどそれとはまったく違うタイプの演出です。

「そこには私がいる いらっしゃい とあなたを迎える 体からどっと力が抜ける 思考も安心感に支配される」
そして最後にようやく今いる彼女の館へと到着します。
不安な冒険の末にたどり着いたからこそ、そこには大きな安らぎがあり
主である彼女に対しても安心感を覚えます。
そうやって彼女は自然な形で自分に対し信頼を感じるよう巧みに誘導します。

作品の背景に古典系の催眠法を上手に組み込んだ比較的レベルの高い催眠です。
この先行う触手プレイを受け入れてもらいやすくするのを目的に
暗示の内容を手足の重さ、彼女に癒しや信頼を感じることの2点に絞っています。
技術の使い方や暗示の入れ方・表現方法が的確なおかげで
時間が短いにも関わらず体の重さは十分に感じ取ることができました。

サークルさんの過去作に比べて催眠とテーマに親和性があり
それが聴き手と主人公を重ねやすくさせています。
言葉遣いも以前は結構カッチリした、悪く言えば押し付けるような表現が多かったのですが
今回は「~ですよね?」など、やや婉曲な語尾を意識的に使っており
それと誠樹ふぁんさんさんの絶妙な演技が噛み合って
この後触手プレイが行われるとは思えないほどの穏やかな雰囲気が漂っています。

まとめると、今までのサークルさんの中で格別に優れている催眠です。
大手さんにはさすがに届かないけど、それに準ずるくらいのレベルは持っています。



頭の中をかき回される気持ちよさ
エッチシーンは2パート20分間。
プレイは全身舐め、耳舐め、触手責め(脳姦)、オナニーです。

触手が動く際にコリコリとした音の混じった水音が鳴ります。
セルフは有りになります。

「あなたの耳の穴 そこに私のコレを入れて ぐちゃぐちゃにしてしまいたいです」
催眠を使って主人公の手足の動きを封じた触手娘は
彼の美味しそうな耳を見ながら、その中に触手を入れたいと言い出します。

エッチは無抵抗な彼を彼女が触手と舌を使って責め上げます。
触手プレイと言えばKUKURIさんや風呂井戸ソフトさんが
全身を触手まみれにするハードなプレイを扱った作品を作られていますが
本作品は体の外側よりも内側を徹底的に責めます。
リアルでは絶対に味わえない、まさに催眠音声ならではのプレイです。

そして聴き手がこの架空のプレイをできるだけ主観的に味わえるようにと
彼女はいきなり耳に触手を突っ込むようなことをせず
ひとまず耳の外を触手と舌で舐めながら感度が上昇する暗示を入れます。

「快感がぐるぐる巡る 耳が性感帯になっていく 蕩けそうな快感」
催眠誘導の段階で体の感覚に関する準備が特にされていないため
プレイ開始序盤の段階では、それほどエッチな気分は沸いてこないかもしれません。
しかしバックで鳴り続けるちゅぱ音や触手音につられて
顔を中心にだんだんと体が熱くなるのを感じるでしょう。

「なんだか違和感がするでしょ? でも それは嫌な違和感じゃない むしろ あなたは期待に満ちている」
「私に脳みそくちゅくちゅされて 幸せ 気持ちいい」

そしていよいよ右耳から触手が頭の中へと入っていきます。
聴いた限りではグロい表現は一切盛り込んでおらず
ここでも彼女は聴き手の恐怖心を優しいセリフで取り除きながら
触手に犯される気持ちよさと幸福感を伝えてくれます。

ですが触手プレイの感覚を「気持ちいい」とだけ表現するシーンが多く
これだと今回のような架空のプレイがもたらす快感は得にくいようにも思えます。
私も頭ではなくなぜか股間がムズムズしてました。

できれば「頭の中にもやもやとした心地いい痺れが走る」とか
もう少し具体的にどう気持ちよくなるかを伝えて欲しかったです。
最後は短めのカウントを何度か刻んで連続絶頂を目指します。

※2015年5月17日追記
脳姦好きな方のお話によると十分楽しめるとのことです。
私の意見はあくまで属性を持っていない側のものとして捉えてください。


2番目のパートはドライでは物足りなかった人のために
約1分間こちらが自由におちんちんをしごきます。
合間に軽い言葉責めが入るだけで感覚操作は特に行われていません。
射精も明確なタイミングが設定されておらず、セルフパートとしては不完全に思えます。

このように、触手プレイをできるだけマイルドな雰囲気で描いたエッチが楽しめます。



心を開いてくれる作品
どちらかというとエッチよりも催眠誘導に光るものを感じる作品です。

ふとした事情でやってきた主人公に常に温かい態度で接しながら
触手娘は脳内に触手を這わせるというアブノーマルなプレイを
彼自身が受け入れたくなる心境になるよう時間をかけて少しずつ導きます。
深化後に手足が動かせない圧倒的に有利な立場に立ってからも
決して強引に事を運ばず、引き続き彼をもてなしながら己の欲求を満たします。

この全編にわたる優しさ、柔らかさがプレイのヤバさを見事に中和し
最後まで無理なく聴ける、楽しめる空気を作り上げています。
プレイがプレイなのでこういう雰囲気作りはとても大事です。

催眠の技術も以前に比べて明らかにパワーアップしているのがわかります。
おそらく現代催眠の勉強をされているのでしょう。
聴き手の心を解きほぐすのに効果的なテクニックがいくつか使われています。
時間が短いのを考えて目的をきちんと絞っているのも素晴らしいです。

対するエッチはもう一つ何かが欲しかったというのが正直なところです。
今回のプレイは架空なため、普段のプレイ以上に高いイメージ力が求められます。
触手娘は触手を脳内に受け入れる恐怖を取り除くことに力を入れたわけですが
その結果、感度の上昇やプレイそのものの時間が限られてしまっています。

何をやっているのかはわかるけど、それがどういう快感なのかが掴みきれませんでした。
プレイに至るまでの道筋がしっかりしていただけに、ちょっぴり残念です。
くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

催眠音声ではなかなかお目にかかれないプレイに挑戦した意欲作です。
催眠重視の作品が好き、触手好き、アブノーマルなプレイが好きな人にお薦めします。

おまけは両耳舐め3種、両耳舐め+触手音声3種です。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 本編…41:58 おまけ…18:00


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

男を思い通りに操る術、教えます。 第1章

「男を思い通りに操る術、教えます。 第1章 前編」に引き続いての後編です。

1日目で聴き手と肌を重ねながらいつの間にかマゾになる毒を盛ったお姉さんは
自分の声に従って変態的なプレイが行えるように
2日目、3日目と順を追って少しずつマゾの心を養っていきます。



羞恥心を煽りながらマゾの扉を開かせる2日目
2日目はおよそ25分と3日間では最も短いパート。
ここでは1日目と同じくベッドに寝ながらイメージを膨らませます。

今回イメージするのは大勢の目の前ではなくお姉さん一人を相手に
全裸の状態で舞台に上がりオナニーをする羞恥プレイ。
1日目で定めたキーワードを連呼して一気に気持ちを高ぶらせたり
マゾヒスティックなシチュやプレイに快楽を覚えるよう誘導します。
まだ射精をする日じゃないので肉体よりも精神への責めを重視しています。

「君はね 逆らえない人とか 命令してくれる人がいると 心の底から 安心するんだよ だって マゾだから」
「マゾだから命令されると嬉しい 命令されていると 何をすればいいか わかるから 安心できる」

しかし彼女は「マゾになれ!」みたいに強引なアプローチを決してしません。
マゾになれば他人に依存し、安心できるとメリットを強調しながら言ってきます。
聴き手のマゾ資質を開花させる重要なシーンだからか
1日目以上にとても慎重に事を進めているように思えます。

作品全体の大きな特徴である「飴と鞭」ももちろん登場します。
彼女は次におちんちんにリボンをつけて羞恥心を刺激しながら
それに手を触れたり口づけをしてこちらの心を解きほぐしていきます。

「疼いたあそこ リボンで飾られて 少しずつ プライドが傷ついていく」
催眠音声における暗示のような聴き手視点の描写を心がけているからか
プレイの様子がイメージしやすく、股間に熱を感じる人もいるでしょう。
そして彼女やこれらのプレイをそれほど強く拒絶する気にもならないはずです。

彼女は少しずつプレイをハードに、アブノーマルにすることで
聴き手がそういう気持ちを起こすのを防ぎながら調教を進めています。
オナニー自体が1分程度と非常に短いところが残念ですが
初心者向けの射精管理ということで、物理的な責めを敢えて控えているようにも思えます。



アイテムと儀式で一気に堕としにかかる3日目
そして迎えた最終日はここまで行ってきたことの総仕上げとして
お姉さんが今までで最も変態的なプレイをプレゼントしてくれます。

「君の首輪を用意した 皮の首輪 黒い犬の首輪」
この日に行うプレイは犬の首輪を装着しながらオナニーするといったもの。
あくまでイメージだけですが彼女の用意した首輪を装着し
短めのリードで繋がれながら四つんばいの体勢で刺激を与えます。
2日目までよりもシチュがハード、かつオナニーの時間も長いですから
ここまでのプレイを温いと感じていた人も楽しめると思います。

ですが実際の流れは今までと非常に似ており
まずは首輪の意味や役割をわかりやすく説明しながら
合間合間にそれを装着する喜びを伝えることで
こういうプレイに抵抗のある人でも取り組めるような心情へと導きます。

「幸せでしょ? 首輪で繋がれて 本当に幸せだよね?」
「君の首が 一瞬だけ締まる 呼吸すら 自由にならない恐怖 でも すべてを委ねている 幸福感のほうが 遥かに強い」

実際に首輪を装着するシーンも描写にかなり気を遣っており
首輪による苦しさや恐怖よりも、縛られる快感や幸福感を強く伝えてくれます。
個人的には3日目まできたらもっと刺激的な表現でも構わないと思うのですが
テーマの「マゾへの目覚め」を考えれば妥当なのかもしれません。

その後に行われる本格的なプレイの時間はおよそ16分。
内容はオナニーと精飲です。
エッチな効果音はありません。

「泣きながら 自分で出した精液 ちゃんと全部 舐めるんだよ?」
ここまで無事ついてこられたことへのご褒美として
お姉さんは10カウントを何度も数えながらオナニーさせるのと同時に
その後に自分の吐き出した精液を舐め取るように言いつけます。
イメージ中心だった今までとはまるで違う、かなりハードルの高いプレイですね。

しかし彼女は聴き手を絶対に逃がしません。
自分の意思で首輪をつけたのだからご主人様の指示に従わないといけない、とか
「精液を舐めます」と何度も言わせて自分自身に暗示を入れるなど
様々な手を使って精液を飲めるような精神状態へと追い込みます。
本当のマゾになれるかの試練を課しているのかもしれません。

3日間オナニーを禁止していたら当然十分な性欲が溜まってますから
オナニーによる快感は相当なものであるはずです。
そして直後には精液を舐めるというミッションも待ち構えている。
ちょっぴり複雑な心境で行う射精はやはり何かが違うように思えます。
ここでも射精の快感を飴に、精飲を鞭にしながらプレイを進めています。

このように、段階的にハードにしていく一風変わった射精管理が繰り広げられます。



優しくマゾへと変えてくれる作品
射精管理というドM御用達なプレイを
できるだけ多くの人が楽しめるよう、とてつもなくマイルドに仕上げている作品です。

お姉さんは全編を通じて女王様よりも優しいお姉さんに近い態度を取っており
囁くような声で語りかけながら本当に少しずつプレイをシフトさせていきます。
1日目は信頼関係の構築とこの先への布石、2日目はマゾ心の強化
3日目でようやく首輪を装着しながら変態的なプレイを行う、といったように
聴き手に射精管理をできるだけ受け入れてもらえるようなアプローチを徹底しています。

結果だけを見るとペットにされて精液を飲まされるかなりアレな展開なのですが
そこに至るまでの道が他の射精管理やM向け作品とは明らかに異なります。
簡単に言うと常に聴き手の興味を引きながらマゾ化を推し進めてるんです。

「明日は 泣きながら 毒を舐める姿 見せてくれるよね?」
例えば上のセリフは2日目の最後のほうに登場するのですが
3日目はもっと恥ずかしいプレイと、1日目より強力な毒を用意していると言ってきます。
こんな感じで彼女は多くのシーンで謎を含んだセリフを漏らし
「この先どうなるんだろう?」という聴き手の知的好奇心をくすぐります。

本作品の大きな特徴となっている催眠の技術については
1日目は確かに催眠誘導に近いことが行われているものの
2日目以降は明確な誘導もなく、ところどころ暗示が入るくらいなので
催眠状態のような意識がぼんやりする感覚はそれほど得られません。

マゾ化や首輪をつけることに良い印象を抱いてもらう、など
作中で行われるプレイを無理なく進める潤滑油として主に使用されています。
ですがその使い方はとても上手だと思います。

エッチは1~2日目はつけあわせ程度で、実際に気持ちよくなれるのは3日目のみです。
ハードなプレイを求める人にはおそらく物足りないでしょう。
そういう意味でもやはり初心者向けなのかなと。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

少しずつ着実にマゾへの抵抗心を取り除いてくれる緻密な作品です。
全体的に表現がかなり抑えられてますので
射精管理やM向けのプレイに興味はあるけど踏み出せなかった人に特にお薦めします。

CV:紅月ことねさん
総時間 1日目…55:51 2日目…25:09 3日目…46:03 合計…2:07:03

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
コスパがいいので+1してあります。

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