同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

休日屋 ━丹の家━

サークル「とみみ庵」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今年4月に発売された大人気作品「休日屋」の続編にあたる本作品は
可愛い女の子と一緒に過ごす田舎の休日を隅から隅までお届けします。

専門店よりは家庭に近いのんびり、まったりしたサービスを行ってくれるのが特徴で
耳かきやマッサージはもちろん、お散歩や花火といった何気ないものも取り入れながら癒しを与えてくれます。
都会を離れて田舎でのんびり
休日屋の店員「安土日向(あづちひなた)」と一日を過ごすお話。

「あっ! こんにちはー こっち こっちですよー」
日向は明るくて優しい声の女の子。
とある夏の日、休日屋にやってきたお客を駅まで迎えに行くと
一緒の日傘に入りながら歩いてお店に向かいます。

休日屋は都会で忙しい日々を送っている人々に個別に手紙を送り
来てくれた人には無料で様々なサービスをしている変わった専門店です。
サービスの内容は汗拭き、かき氷、マッサージ、お散歩、花火、お風呂での洗浄、耳かき、添い寝、朝食など
専門店では定番のものからあまり見かけないものまで多種多様。
まさに休日を丸々切り取ったかのような充実したひと時が味わえます。

総時間が3時間30分(おまけも合わせると約4時間)と大ボリュームなため
今回は個人的に気になったサービスをいくつかピックアップしながら紹介します。
価格がたったの200円とコスパが驚異的に良いですから興味を持った人が聴く分には100%損はしません。
ですから残りの部分は聴いてのお楽しみとさせてください。

作品全体における大きな特徴はリアルな効果音や環境音が効果的に使われていること。
冒頭のお客が乗った電車が到着するシーンでは
電車の音はもちろん、ドアが開くのと同時にセミや鳥の鳴き声が聞こえ始めるなど
その場の様子を細かな変化も見逃さずに音だけでリアルに表現しています。

日向や彼女の姉の安土日登魅(あづちひとみ)もそれなりにしゃべるのですが
聴いた限りではやはり音を中心に構成されている印象を受けます。
特に今回は場所や時刻の変化による環境音の移り変わりに力を入れることで
夏のとある一日の様子を臨場感たっぷりに演出しています。
定番のものから変わったものまで
ここからは本作品ならではのサービスの中からかき氷とお散歩を
他の作品にもある定番のサービスとしてお風呂と耳かきを個別に紹介していきます。

日向がかき氷を振舞ってくれるのは4番目の「夏といえば!」パート(約9分間)。
お店の縁側で彼女が手動のかき氷機でかき氷を作り、日登魅を含めた三人で食べます。

日登魅「あっ 私メロンがいいわ メロンー」
日向「はいはい 自分でかけてくださいねー」
氷を削る際に鳴る「シャリ シャリ」という小気味のいい音が耳に心地よく
姉妹のテンポのいいやり取りやかき氷につきものの頭がキーンとなるシーンなど
夏らしさを押さえながら癒しも感じるほのぼのとした一幕が楽しめます。

本作品における日登魅は日向がいない間にお客にちょっかいを出したり
逆に二人がより親密になれるよう密かにサポートするゲストキャラみたいな位置づけです。
専門店といえばお客と店員が一対一であれこれすることが多いだけに
彼女の存在がちょっとしたアクセントになっています。

そして先ほど説明した「環境音の移り変わり」が最も如実に表れているのが6番目の「お散歩」パート。
13分ほどをかけて近所の川辺まで歩きお店に戻ってくる至ってシンプルな内容なのですが
1分ほど経つとセミが止まっている木を通り過ぎたのか、鳴き声が徐々に近づいてから遠ざかっていったり
しばらくすると今度は鳥が鳴くようになり、それに合わせて川のせせらぎが少しずつ近づいてくるなど
二人が移動している様子がほとんど音だけで見事に表現されています。

こういう環境音がリアルタイムで変化する作品は、他のサークルさんで1作出ているくらいで非常に少ないです。
音質自体も極めてリアルですし、すべてが自然だから聴いていてとても落ち着けます。
本作品の音の良さがよく表れているパートと言えます。

対する後半に登場する定番のサービスはいずれも20分前後と時間が長く
質の高い音の数々を落ち着いた雰囲気でたっぷりと楽しませてくれます。
中でもサークルさんが最も得意とされている耳かきは2パート55分(おまけも合わせればさらに増えます)もあり
そのまま寝てしまいたくなるほどの大きな癒しのパワーを秘めています。

その前に紹介するお風呂での洗浄が登場するのは9番目の「夏のお風呂!」パート。
水着姿の彼女に背中を流しシャンプーとトリートメントをかけてもらってから一緒に湯船に入ります。

「次に シャンプーなんですけど じゃーん 冷やしシャンプー!」
ここでは夏に合わせて冷やしシャンプーを使っているのがいいですね。
「ぽしゅ しゅくっ」という独特な効果音を左右別々の位置やペースで鳴らして洗い
それからしばらく放置してパチパチと泡が弾ける音を楽しみます。
シャンプー音が耳に与える心地よい刺激が癖になる人もいるでしょう。
水着姿を見られてちょっぴり恥ずかしがる日向の姿も初々しくて可愛いです。

そして本作品では最も長い時間が取られている日向の耳かきは31分間。
耳の外側を蒸しタオルで拭き、膝枕の体勢で右耳→左耳の順に耳かき棒と綿棒を使って汚れを取り
仕上げに梵天をかけながら数回息を吹きかける丁寧なスタイルです。
ちなみにもうひとつのパートは後日お客の自宅で日登魅がしてくれます。

耳かき棒は「すり ぞり」と比較的滑らかで乾いた音
綿棒は「すすっ ちり」と軽い圧迫感のある柔らかいとした音が使われており
前者は耳の壁を奥から手前に優しく引っかくようにゆっくりと
後者は軸をゆっくり回転させて汚れを絡め取っていくように動きます。
サークルさんの過去作同様極めて質の高い耳かきと言えます。

「気持ちいいです? 癒されてますか? 私も あなたにする耳かき 幸せですよー」
どの音も力加減が弱められているので30分聴き続けたとしても耳が痛くなる可能性は低く
日向の微かな吐息や幸せそうなセリフも心を温めてくれます。
ここまで来るとバックでは控えめな鈴虫の声が鳴るようになり
前半とはまるで違う静かな夜の雰囲気を醸し出しています。

このように、明るい癒しと落ち着いた癒しの両方が味わえる濃ゆいサービスが繰り広げられています。
季節感を大事にしている作品
夏という題材を様々な部分に織り交ぜながら癒してくれる作品です。

本作品ならではのものから王道的なものまで数多くあるサービスを
時間や場所の変化を意識しながら上手に繋げて夏の一日を演出しています。
専門店におけるサービスは個々が独立している場合が多いのですが
本作品には内容はまったく違ってもサービスごとにきちんとした関連性があります。
例えばお店に来るまでに汗をかいたからタオルで拭き、それから涼を取るためにかき氷を食べるといった感じです。

サービスの内容も夏の中にある涼を感じさせるものが多く
それをバックで流れるセミの鳴き声や風鈴の音が盛り上げます。
効果音と環境音のレベルが高く扱いにも長けているサークルさんだからこそ作れる作品です。

「私もこの一日を ずーっと忘れません」
それらを行ってくれる日向の存在も忘れていけません。
田舎の子らしい純真で献身的なキャラが癒しを与えてくれます。
前作では効果音が圧倒的に強く影が薄い印象を受けたのですが
今作では日登魅とのやり取りも交えつつ彼女らしさをしっかりアピールしています。

今の季節にぴったりな癒し系作品です。
サービスのクオリティの高さ、ボリュームの多さ、それに対する価格の安さを考慮し
本作品をサークルさんでは5本目の満点とさせていただきました。

おまけは「ある日の休日屋」です。

CV:日向…浅見ゆいさん 日登魅…藤堂れんげさん
総時間 本編…3:28:20 おまけ…32:17

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
おまけの「ある日の休日屋」はニコニコ動画に投稿されている「声付き耳かき音を作ってみた20」と同じです。
購入を迷われている方は参考に聴いてみてください。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm26778548

淫乱痴女のねっとり催眠

サークル「トランスフロー」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、男性を性的に食べるのが大好きなお姉さんが
童貞の少年を相手にねっとりとした筆おろしをします。

エッチの時間に50分近くの長い時間を取っているのに加えて
催眠の最中にもちょっぴりエッチな要素を絡めていたりと
全編に渡って彼女の痴女っぷりを意識したプレイが繰り広げられているのが特徴です。
女性と密着しながら催眠の世界へ
痴女のお姉さんに催眠をかけられてからエッチするお話。

「あなた だぁれ? いきなり声なんてかけてきて」
お姉さんは明るいけどちょっぴり気の強そうな声の女性。
自分にいきなり声をかけてきた主人公にその理由を尋ねると
きちんと言えたご褒美としてエッチなサービスをしてあげます。

彼女は本屋で堂々とエロ本を立ち読みするほどにエッチが大好きな痴女。
ネットでも声をかけるとエッチの相手をしてくれるとの噂が立っています。
彼も自分の童貞卒業をかけて彼女にアタックし、無事男子トイレに連れ込まれるわけですが
初めての経験だからかすぐにも射精してしまいそうなほど心が高ぶってしまいます。

そんな彼を一旦落ち着け、より良い形の筆おろしをするために催眠をかける。
これが本作品の大まかなあらすじです。
ちなみに主人公が便器に座っている状態なので、おそらく座って聴く作品なのだと思います。

催眠はおよそ29分間。
最初は深呼吸をするのに合わせて目を中央に寄せたり元に戻したりを繰り返します。

「はい 息を吐いていく 吐きながら目を中心に寄せる」
催眠音声ではあまり見かけない行為だからか、彼女は聴き手が無理なくついていけるように
何をするにもタイミングよく的確な指示を与えてくれます。
また冒頭ではちょっぴり近寄りがたい雰囲気を感じた声も柔らかいものへと変化し
催眠に入りやすいリラックスした気分を膨らませるのを手伝っています。

本作品は全編を通じてお姉さん役の誠樹ふぁんさんの演技が光っています。
数々の催眠音声を経験されているだけあって、シーンに合わせた声の切り替えが非常に上手です。

お次は目を開けたまま自分の頭の中で200カウントを数え
同時に聞こえてくる彼女の声に耳を傾けます。

「右腕から力が抜けていく ぐんぐん抜けていく 右腕からすーっと抜ける どんどん抜け続ける」
最中に語りかけてくる彼女のセリフは主に手足の脱力を促す暗示なのですが
並行して数を数えている、つまり2つの事を同時に処理しているおかげで
人によっては軽く眩暈がするような平衡感覚の崩れを感じるかもしれません。
暗示の重ね方や表現方法も催眠の本に出てくるようなしっかりした言い回しがされています。

ただしここで目を開けさせているのは正直疑問を感じます。
手足の脱力をするのだから目を開けている必要は特にありませんし
目を瞑った状態の方がリラックスしやすく、その結果得られる脱力感も大きくなります。
前の段階で目の運動をさせていることも考えるとさすがに目を酷使し過ぎかなと。

「抱きつかれてあったかい おっぱいがとても温かい 全身が温かくなる 頭がぼーっとするほどに熱くなる」
「おちんちんが破裂しそうなくらい力が入る お尻がガチガチに硬く おちんちんが硬くなるほどむずむずする」

そして最後は短いカウントを絡めながら彼女が抱きついたりアナルに指を挿入し
その都度体の熱が高まる、おちんちんが気持ちよくなるといった暗示を入れます。
催眠誘導の段階からストレートなエッチを登場させているところに
本作品のテーマである「痴女とのエッチ」らしさが見られます。

深呼吸する機会を多めに設けて一定以上のリラックス感を得てもらいながら
分割弛緩法など古典系の技術を使って催眠状態を深めていく割とシンプルな催眠です。

エッチでお姉さんに気後れせず気持ちよくなれることを目的に
まずは複数の動作を並行して行うことで心身に適度な疲労を与え
それから暗示にカウントを絡めながらパーツごとに脱力したり
エッチの準備運動として少し感度を高めたりします。

「息を楽にして 全身から力を抜いて ゆっくりと落ち着いて」
序盤から暗示ではなく指示を与えるような言い回しをしていることや
先ほど言ったように意味も無く目を開けさせている時間が長いことなど
催眠として見た場合に首を捻る部分が色々と見られる一方で
特に分割弛緩のシーンにおける暗示の入れ方や表現方法は十分な水準に達しており
目を瞑った状態で聴く分にはそれなりの脱力感が得られます。

サークルさんの中ではまだ2作目ということで色々試行錯誤されている段階でしょうし
それを考えればそれなりのレベルを持っていると言えます。

しかし、深化にあたる行為が目を閉じるのに合わせて軽い暗示を入れるだけだったりと
催眠状態の強化という意味ではいささかパワー不足な感があるのが残念です。
作品のコンセプトに合った催眠を施すことはもちろん大事なことなのですが
それもより多くの人が催眠に入れるよう技術を効果的に行使する大前提があってのことです。

私がごくごく浅い催眠状態止まりだったことを考えると
被暗示性の低い人だと催眠の感覚がまったく得られない可能性すらあります。

以上のことから、催眠としてはやや厳しいというのが正直な感想です。
少しずつ興奮を高めていく粘着質なエッチ
エッチシーンは45分ほど。
プレイは乳首舐め、玉揉み、胸を合わせる、フェラ、パイズリフェラ、素股、SEX(騎乗位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「まずは童貞さんのあなたの体に SEXで楽しめるのは おっぱいとおまんこ以外ににもあるんだって 教えてあげるわ」
催眠を使って主人公をエッチに臨める精神状態へと誘導したお姉さんは
女の素晴らしさを教えるために、まずは口や手を使って彼の体を刺激し始めます。

エッチは終始彼女がリードしながらパイズリフェラで1回、SEXで1回絶頂します。
DLsiteの作品説明文にはセルフがあるようなことが書かれていますが
本作品でおちんちんを実際に握って射精するシーンはありません。
セルフ無し、射精表現ありのスタイルなのでウェットと呼ぶのが妥当です。

全体の流れはどのプレイも責める前に彼女が3カウントを数え
0になったら開始し、客観描写をしながら感覚操作の暗示を入れていきます。
痴女とのプレイからちゅぱ音や喘ぎ声が満載なイメージを持たれる方もいるでしょうが
実際は暗示を使って誘導していく催眠らしいプレイが行われています。

「あなたの乳首に 私の舌先が触れるたびに くすぐったさが背中に走る」
「柔らかいおっぱいが あなたの胸を滑るたびに 背筋が温かくなって気持ちいい」

一発目に至るまでの前半は比較的ソフトな責めが中心。
口・指・おっぱいを使ってまずは乳首を執拗に刺激し
それからフェラ→パイズリフェラの流れで最初の射精へと追い込みます。

痴女だからがっつくような責めをするのだろうと思いきや
射精したい気持ちを十分に煽ってからわざと責めを一旦止めるシーンがあるなど
彼女は彼を適度に焦らすことで最後の快感をより大きなものにしようと働きかけます。
時間の長さからもわかるようにじっくりと責めてくれますから
最中は股間がむずむずしたり熱くなったりするもどかしい思いをするでしょうね。

対する後半は自分からおまんこを開いてその構造をレクチャーしたり
挿入前には素股の形でその柔らかさを感じさせたり
挿入後は敢えて動かさずに膣の気持ちよさを味わってもらったりと
童貞卒業の瞬間を楽しんでもらえるよう様々なサービスをしてくれます。
焦らすスタイルには変わりないのですが、前半に比べると甘い雰囲気が漂っています。

「尖ってる硬いクリトリスが おちんちんのカリ首に擦れると 腰から力が抜けちゃうぐらいに背筋がゾクゾクしちゃうでしょう?」
「どう? おちんちんの先っちょに コリコリした 赤ちゃんの部屋 感じるでしょう?」

暗示の言い回しが「~になる」という堅苦しいものから
上のセリフのような同意を求める砕けた感じになるのもいいですね。
合間に艶かしい喘ぎ声をもらしてくれますし、彼女もこのプレイを楽しんでくれているのが伝わってきます。

射精はどちらも10カウントと直後の彼女のセリフに合わせて行います。
ノーハンドでの射精は難しいですからドライを目指すのが無難でしょう。
どちらかといえば後に行うSEXの方がイキやすいと思います。

このように、ちょっぴり意地悪な部分も含んだ落ち着いたエッチが繰り広げられています。
今一歩な作品
良くも悪くも催眠らしさを強く意識しながらテーマを反映させている作品です。

お姉さんは主人公にいい形で記憶に残る初体験をプレゼントするために
まずは催眠を使って一旦落ち着け、それから手順を踏んで少しずつ彼を大人にしていきます。
「痴女」という単語からくる淫乱さ、性に対する見境の無さはやや影を潜めている代わりに
女性にちょっぴり意地悪されながらリードされる気分が味わいやすくなっています。
男を隅から隅まで味わおうとする粘着質の責めが印象的でした。

個々のプレイについても催眠音声の基本形を徹底的に遵守し
エッチな要素よりも暗示によって快感を与えようと働きかけてくれます。
新規のサークルさんだと催眠とまったく関係ないエッチをしていたり
ひたすら淫語を連発するだけの作品もありますし、こういう作風が既にできているのは素晴らしいと思います。

しかし、その弊害として痴女を相手にしているのにあんまりエッチじゃないとか
プレイの描写に堅さがあるといった弱点も見られます。
フェラをしているのにほとんどちゅぱ音を鳴らしませんし、SEXにおける喘ぎ声もかなり淡白です。

「私は こんなに感じている顔している男の子を放っておけません 私はあなたのおちんちんに顔を近づけて 口をあんぐりと大きく開いていきました」
最も気になったのが前半のパイズリフェラをするまでのプレイ風景を描写する際
会話ではなく官能小説に出てくるような表現が彼女のセリフに多く見られることです。

催眠音声は本ではありませんから、彼女のセリフは会話に近い表現にしたほうが自然です。
聴き手に状況を伝えることを重視するあまりボイスドラマらしさが薄れてしまっているように思えます。
ただしその後のSEXシーンは表現が話し言葉中心に切り替わっています。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声ごく僅かです。

催眠音声としての形はできているのですが完成度に難があると判断し
今回は以下の点数とさせていただきました。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 1:21:21

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

お兄ちゃんは妹のスク水奴隷~スク水コキ編~

サークル「妹すたー」さんの同人音声作品。

今まで妹がオナホを使っていじめてくれる作品を専門に作られていた妹すたーさん。
それとは違う新シリーズ第一弾にあたる本作品は
同じく妹がスク水を使ったエッチな調教を施してくれます。

実際のスク水による効果音を用意し、それをシーンに応じて適度に変化させるなど
オナホの時と同様にレアなプレイを最大限に楽しんでもらうためのリアルな演出がされています。
スク水好きの残念なお兄ちゃんのために
妹にスク水コキをしてもらうお話。

「お待たせお兄ちゃん そろそろかなぁって思って 来てあげたよ?」
妹は甲高くて可愛い声の女の子。
お兄ちゃんの部屋にスク水姿でやってくると
彼の性欲を満たすためにそれを使っておちんちんをしごいてあげます。

本作品はタイトル通りスク水コキをメインのプレイに据えており
事前に勃起させたり潤滑油をまぶしてからおちんちんを胸のあたりに差し込み
彼女のおっぱいとスク水の感触を楽しみながら射精へと登り詰めます。

毎日のように新作が発売され続けている現在においても
スク水コキを取り入れている音声作品はほぼ皆無です。
催眠ではスク水を扱った有名な作品があるのですが、同人側だと私は他に聴いたことがありません。
この希少性だけでも相当な個性を秘めていると言い切れます。

そして妹すたーさんは過去に出されたオナホ系作品において
リアルな効果音をシーンに合わせて上手に変化させる巧みな演出をされています。
本作品もその例に漏れず、音の質感や動かし方に徹底的にこだわることで
スク水コキという難しいプレイを忠実に再現されています。

サークルさんがお持ちのスク水を使って音を自作されたとのことで
スク水コキの効果音は確かに実際のものとほぼ同じクオリティを誇っています。
…なんでお持ちなのかは敢えて触れずにおきます。

「お兄ちゃんは欲望に負けて あたしに屈服しちゃったマゾ犬さんなんだから」
今回お相手を務める妹は既にお兄ちゃんを調教済みらしく
最初から上下関係を匂わせるセリフをストレートにぶつけてきます。
ですが声質や口調が年齢相応の可愛い女の子のままですし
彼女のセリフで心が傷つく人はほとんどいないでしょう。

お兄ちゃんの性癖を満たすために言葉責めをしてあげているように思えます。
プレイは変態的なんだけど雰囲気はかなりのあまあまです。
リアルな音を駆使した奇抜なエッチ
エッチシーンは9分30秒ほど。
プレイは腋・胸見せ、ローション・唾液をおちんちんにまぶす、スク水コキです。
ローションをまぶす、スク水コキの際にリアルな効果音が鳴ります。

「もう片方の手でぇ スク水の胸のところを横からぁ~ くぱぁ」
スク水姿の自分を見てお兄ちゃんがやる気になったのを確認すると
妹はおちんちんを奮い立たせるために自分の脇や発育途中のおっぱいを見せてあげます。

エッチはおちんちんの準備を整えてからスク水に挿入し、しごく至ってシンプルな内容です。
途中でおちんちんにローションをまぶすバージョン、唾液をまぶすバージョン
どちらもまぶさずにスク水コキに突入するバージョンの3つが用意されています。
まぶすシーンがどちらも2分程度なのでオプション的な位置づけと思ってください。

エッチにおける大きな特徴は効果音のリアルさ。
ローションをまぶす際は「くりゅ きしゅ」と粘性の高い水音
スク水コキでは「ざり ずり」とやや摩擦感のある音が鳴りプレイに臨場感を与えます。

中でも最も大事なスク水コキの効果音が実に絶妙です。
布の擦れるような音なのですが適度な粗さがあり、それがスク水の質感にマッチしています。
動かし方もスク水越しに手でおちんちんを包み込んで上下にしごく感じが表現されています。
そしてしっかり射精できるよう後になるほどペースが速くなります。

「ほとんどアヘ顔状態だよ? 見られるのも気持ちいいんだよね? このぉ…変態さん」
プレイ中の妹はというとプレイの様子を実況したり、軽めの言葉責めをしたり
ちょっぴり恥ずかしいセリフを復唱するよう促したりします。
特に最後の復唱は他人に聞かれると社会的に死ぬ可能性もありますので
聴く際の環境にはくれぐれもご注意ください。

このように、スク水コキに絞った奇抜なプレイが楽しめます。
スク水好きにはたまらない作品
スク水コキというレアなプレイが魅力の作品です。

妹は開幕からお兄ちゃんが大好きなスク水姿で登場し
スク水をずらしておっぱいを見せつけながら誘惑します。
その後のスク水コキについてもリアルな音をプレイに適したペースで鳴らし
同時に言葉でおちんちんがスク水とおっぱいに挟まれていることを意識させたり
ちょっぴり変態的なプレイで気持ちよくなっていることを軽く蔑んだりします。

2人の間に上下関係があるのは間違いないのですが
妹のキャラが終始明るいおかげでむしろ彼女にご奉仕されているような気分で聴くことができます。
この良い意味で調教っぽくないほのぼのとした雰囲気にも心地よさを感じます。
スク水コキというアブノーマルなプレイをいい気分で楽しむことができる作品です。

エッチはほぼすべてをスク水に絡めて行う突き抜けた内容です。
スク水ありきでプレイが組み立てられていますから、これが好きかどうかで満足度に大きな違いが出るでしょう。
個人的には妹をことねさんが演じていらっしゃるところにも注目して欲しいです。
女王様とかお姉さんとはまったく違う、彼女のあどけない声が聴けます。
くちゅ音そこそこ、淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

サークルさんのスク水に対する愛情が込められている異色の作品です。
価格が100円とコスパに優れているのですがかなり人を選ぶ内容のため
基本的にはスク水好きな人にのみお薦めします。

CV:紅月ことねさん
総時間 スク水コキ…10:24 スク水コキ(唾液)…12:12 スク水コキ(ローション)…12:15
合計…14:00程度(重複部分を除く)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

援交JKツインズ! ~閉所密着濃厚エッチ~

サークル「カモネギちゃんねる」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、現役JKが相手をしてくれる風俗店を舞台に
二人の女の子がそれぞれの個性を活かした濃厚な筆おろしをしてくれます。

姉妹が至近距離から交互に、あるいは同時に語りかけながら責める密着感を意識したエッチが特徴で
彼女たちは童貞なお客の痴態をじっくりと観察しながら
妹は激しく貪るように、姉は優しく包み込むようにとまったく違った責めで興奮を煽ります。
現役JKが左右で密着しながら射精をサポート
JKの姉妹からエッチなサービスを受けるお話。

「現役JKの お下品でエロエロなドスケベ援交のご利用 ありがとうございまーす」
姉(挿し絵左)はのんびりと話す穏やかな声のお姉さん。
「あたし達のサービスは他とはちょっと違っててぇ ほーら この大きめのロッカーにお兄さんとあたし達二人で入るの」
妹(挿し絵右)は明るくてやや甲高い声の女の子。
お店にやってきたお客に自己紹介やサービスのコンセプトを説明すると
姉が左、妹が右に陣取る形で狭いロッカーに一緒に入ります。

本作品はこの二人が全編に渡って同時に語りかけながら合計8回も彼を射精へと追い込みます。
「閉所での密着プレイ」というちょっぴり変わったシチュを聴き手によりリアルに感じてもらうために
彼女たちは多くのシーンで比較的近い位置からこちらのすべてを見ているセリフを投げかけます。

バイノーラル録音なこともあって音の臨場感もかなり高く
実際に彼女たちに寄り添われている気分が味わいやすいです。
ロッカー内ということでプレイを手コキとSEXの2つに絞り込んでいるのもポイントです。

姉「ほーら 体をぴったり密着させてあげる 足をお兄さんの体に絡めたりぃ 胸を押し付けたり」
妹「私は恋人みたいに腕におっぱい押し付けながら抱きついてあげる~」
もうひとつの特徴は姉と妹で責め方にそれなりの違いがあること。
姉は大人の女性に近い色っぽい声でお客を気遣いながら基本的には優しく
妹は自分の欲望を前面に押し出したパワフルな責めを繰り出します。

序盤~中盤の手コキシーンは二人が同時に相手をするのですが
終盤の筆おろしをするシーンはどちらか好きなほうを選ぶシステムになってますから
自分の中で「いいな」と思ったほうを先に聴くのもいいでしょう。
年上・年下どちらが好きな人でも楽しめる守備範囲の広さも魅力です。
最初は意地悪に、最後は優しく
エッチシーンはほぼ全編にあたる5パート46分間。
プレイは手コキ、亀頭責め、SEX(対面立位?)です。
手コキ、SEXの際にリアルな効果音が鳴ります。

妹「さ お兄さんっ お手々でおちんぽぶっこいてあげる~ おちんぽ握るね?」
姉「それじゃあ私は先っぽの方を責めて どうしようもないぐらい興奮させてあげる」
二人の女性に密着されてすっかり勃起したお客のおちんちんを確認すると
姉妹は役割分担しながら手を使って刺激を与え始めます。

エッチは童貞な彼を二人がリードする形で進められます。
最初の3パートは手コキ、残り2パートはSEXとメインのプレイをひとつに絞りこみ
シーンごとに担当者や責め方を切り替える濃厚なプレイを行います。

妹「年下の女の子にエッチな事で手玉に取られちゃう だらしな~い みっともな~い おちんちん扱かれて恥ずかしい所丸出し」
姉「現役JKのお手々を臭くてきたな~い汁で汚しちゃうなんて いけないお兄さん」
一番最初に登場する「手コキ編」は妹→姉の順に1発ずつ抜くパート。
ここでは童貞、しかも包茎なお客のおちんちんのみすぼらしさや
すぐに我慢汁を漏らして射精しそうになる弱さを軽く貶すセリフを何度も投げかけます。

お店のサービスですから怒鳴ったり冷たくあしらうようなことはしませんし
あくまで見られる恥ずかしさや快感を盛り上げるスパイスとしての色が強いです。
比較的速いペースでストレートに責める1回戦、ゆっくり目でじわじわと追い込む2回戦と
2人のエッチに対するアプローチの違いが早速出ています。

続く2番目の「手コキゲーム編」は最後のSEXの相手を決めるパート。
手コキでお客を射精させたほうが彼の童貞を奪えることを条件に
姉妹が実時間1分程度の間隔で小まめに責め手を交代しながらおちんちんをしごきます。
ちなみにこのパートは音声ファイルが2つ存在し
終盤の射精シーンで姉/妹が射精させてくれるバージョンに分岐します。

妹「ほらほらぁ あたしと濃厚で激しいセックス しようよ~ ね? ね?」
姉「だめよ? だーめっ 我慢っ ぴゅっぴゅだーめ お漏らしだめぇ」
ここでのポイントは責めてる側が射精を促すのに対し
もう片方はそれを阻止しようとまったく正反対のセリフを言ってくること。
短い時間で担当が切り替わる=インターバルの入る頻度が高いこともあり
射精したくてもできないちょっとした寸止め状態を味わうことになります。


勝負をしているように見せて実はお客にもどかしい思いをさせるのを目的としているのが面白いですね。
エッチに積極的かつちょっぴり意地悪な二人の性格がよく出ているプレイと言えます。

そして一番最後はようやく姉妹のどちらかに筆おろしをしてもらいます。
ここでは姉妹の態度がこれまでとは打って変わった優しいものへと変化し
妹は可愛い、姉は色っぽい喘ぎ声を漏らしながらどちらも2回の中出しを許します。

「大丈夫よ お兄さんがどんなにみっともなくて だらしな~い独りよがりなセックスでも優しくしてあげるから」
「いいよっ いいよっ 大好きっ 大好きなのっ あっあっあっ」

中でも姉とSEXをする「左の子とセックス編」はとってもあまあま。
不慣れなりにも一生懸命腰を振るお客を励ましたり
一時的に恋人同士の関係になって愛の言葉を何度も何度も投げかけます。

ここまでがM向けっぽいプレイをしていただけに
甘やかされる気分が余計に強くなってとても心が満たされました。
童貞卒業という人生において貴重な体験をできるだけいい形で迎えてもらおうという優しさがあります。

姉妹「どぴゅどぴゅどぴゅ~~ びゅるびゅるびゅる~~ イクイク ぴゅっぴゅ ぴゅぅ~~」
ちなみに射精する際はすべてで姉妹がその様子をセリフで実況してくれます。
最近の作品では滅多に見られなくなった演出なのですが
一番恥ずかしい瞬間を観察されている気分がして私個人はかなり好きです。

このように前半は意地悪に、後半は優しく責める多彩なプレイが楽しめます。
心への責めっぷりが巧みな作品
二人が同時に語りかけてくるシチュと男心をくすぐるセリフの数々に魅力を感じる作品です。

姉妹は現役JKとのエッチというリアルではほぼ不可能な体験をお客に楽しんでもらうために
それぞれの性格に応じた様々な責めを行います。
相手が一人の時よりもセリフのボリュームが多いおかげでどのプレイも密度が高く
声の臨場感も相まって二人の存在を無意識的に実感することができます。

そして妹は年下らしく思ったことを包み隠さずストレートに
姉は年上らしく男の興奮するツボを突くセリフを投げかけます。
最初は見下すような言葉責めが結構多いのですが
筆おろしをする時は経験者として未熟な彼を傷つけないようしっかりと引っ張っています。
キャラの違いだけでなく展開によってもセリフの質が変化していくところが非常に印象的でした。

正反対の属性を持つ女性が同時に語りかけるスタイルから
皆さんの女性の好みによってエッチに対する印象が随分と変わるでしょう。
私個人は姉の優しさや包容力、蠱惑的な仕草や責めにゾクゾクしたのですが
妹の可愛さ、幼さに魅力を感じる人もきっといるはずです。
それを踏まえて童貞を卒業する相手を聴き手自身が選べるようになっています。

エッチは1回1回のプレイに明確な違いを設けています。
例えば先ほど紹介できなかった妹とのSEXシーンでは、1回目は普通に筆おろしをしていたのに
2回戦に入ると逆にお客が彼女を責める、といった立場逆転的な要素も登場します。

残念なところを強いて挙げるなら耳舐めが無いところでしょうか。
密着感を演出する手軽で有効な手段ですしできれば欲しかったです。
くちゅ音それなり、淫語と喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音ごく僅かです。

JKとのエッチを抜きを意識しながら明るく描いた作品です。
女性に見られながらイクのが好きな人、複数の女性が相手をしてくれるプレイが好きな人には特にお薦めします。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 55:54

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

ヒプノポリネシアン~BlueHeaven~

サークル「HypnoLife」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、夏の海にやってきたカップルがより深く愛し合うために
催眠を絡めたポリネシアン・セックスをします。

舞台となっている海にちなんだ波の音や爽快なイメージ
実際のポリネシアン・セックスに合わせた5日間にも及ぶ濃厚なエッチなど
彼の恋人として愛される気分を十分満喫できる要素が数多く散りばめられています。
最高の快感を得るために
彼氏とポリネシアン・セックスを楽しむお話。

「はははは 待ってよー こいつー」
彼氏は明るくて爽やかな声のお兄さん。
恋人である主人公と一緒に来た旅行先の海を満喫している最中
宿泊先のホテルでポリネシアン・セックスをしようと持ちかけます。

本作品のテーマとなっているポリネシアン・セックスは、名前の通りポリネシア地方に伝わるSEXの方法。
5日間を1セットとし、最初の4日間は性器に一切触れず愛撫のみで感度を高め
5日目も長時間前戯をしたり挿入後もしばらく動かさなかったりと
性的興奮を極限まで高めることによって絶頂時の快感を爆発的なものにするそうです。
本作品の場合は日を分けず一気に聴くことになります。

私は以前これの男性向けバージョンを聴いたことがあるのですが
その際に最後の絶頂シーンでかなり強烈なドライオーガズムを味わったのをよく覚えています。
長時間に渡って焦らされるため道中はやきもきするかもしれません。
でも最後の瞬間にはそれを一気に吹き飛ばすような快感が女性向けでも味わえると思います。
ドライ系の中ではかなりレベルの高い作品です。

ちなみに催眠誘導、エッチ1日目・2日目・5日目には内容が若干異なる2種類の音声ファイルがあり
いずれか一方を選択して聴くことになります。

もうひとつの大きな特徴は主に催眠誘導のシーンで波の音が流れること。
ゆったりとしたペースで打ち寄せる優しい水音が自然な癒しを与えてくれます。
2人のいる場所が丁度浜辺のホテルということで雰囲気作りにも役立っていますし
聴き手を作品の世界に引き込む重要な役割も担っています。

催眠はおよそ23分間。
まずはふかふかのベッドの心地よさを感じながら彼の思い出話に耳を傾けます。

「見渡す限りの真っ白な砂浜と 深い青色をした 海の水面に 太陽の光が反射して きらきら きらきらしてるの」
彼が少年時代を過ごした家の近くの浜辺に関する話なのですが
海そのものだけでなく青い空、真っ白な浜辺、爽やかな風、そこに住む魚や鳥など
聴き手がイメージしやすいように海全体をシンプルかつわかりやすく描写しています。

2人がいるのは海ですから、まずはその場にいる気分に浸ってもらうのが大事です。
この先のエッチも含めて本作品はその場の雰囲気作りにかなり力を入れています。

「青い空に 重なるように見える 大きな入道雲は ふわふわしていて 真っ白」
「空の青に 海の青 目を閉じていても 瞼に感じる 心地よく照りつける日差し」

そして海のイメージを描写しながら彼は心地よさを感じる暗示を入れていきます。
よくある催眠音声のように深呼吸して、脱力するみたいなことを彼が行わないため
最初のうちは本当に催眠なのかよくわからないかもしれません。

ですが彼の言葉や話し方には聴き手をリラックスさせようとする明らかな意思があり
お話を聞いていくほどなぜか意識がぼんやりしたり、体を動かしたくなくなる気分が広がっていきます。
この催眠っぽさを適度にぼかした言い回しも大きな特徴と言えます。

「眉間に集まった意識が ずーんと重くなって 頭の中を すーっと通って 後頭部へ抜けて そのまま 海の中へ潜っていくような そんなイメージ」
「すーっと抜けていくと 代わりに とろんとした眠気が襲ってくる」

お次は波間にしばらく体を横たえ、意識だけを海底に沈んでいくイメージをします。
意識を沈める際にそれをビー玉に例えながらコツをレクチャーしたり
「深く」「沈む」といった深化に有効な暗示を数多く交えながら言葉をかけたりと
聴き手が無理なくじっくりと催眠状態を深められるよう様々な配慮がされています。

水に沈む感覚自体が比較的多くの人が掴みやすいですし
先ほどよりも意識的にゆっくり話す彼のセリフもそれを助けています。
私の場合は沼にずぶずぶと飲み込まれていくように少しずつ感覚が広がっていきました。

海辺にいることを活用し、海に関する諸々のイメージによって催眠を深めるテーマに即した催眠です。
彼氏の言葉に素直に従う心を身につけてもらうことを目的に
ほとんどのシーンでバックに波の音を鳴らしながら
最初は海そのものを、次は海に入っていく感覚をイメージさせながら暗示を入れていきます。

催眠の技術やイメージの内容に統一感があるおかげで彼の言うことを受け入れやすく
頭の中がぽわぽわするような心地よい感覚に浸ることができます。
リラックスの大部分を波の音に任せているのもポイント。
深呼吸や分割弛緩といった催眠らしいことをさせる必要がなくなり
彼に普通に語りかけられているような自然な気持ちで音声を聴くことができます。

まとめると、「自然さ」を重視した丁寧かつ洗練された催眠です。
ゆっくり、じっくり性感を高めるエッチ
エッチシーンは5パート45分30秒ほど。
プレイはキス、耳舐め、胸への愛撫、乳首舐め、手マン、クリ舐め、SEX(正常位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「今日は初日だからキスだけ 唇だけで気持ちよくしてあげるね」
主人公を深い催眠状態へと導いた後
彼はポリネシアン・セックスの手始めとして彼女に濃厚なキスをします。

エッチは終始彼がリードする形で進みます。
1日目はキスのみ、2日目は耳舐めのみ、3日目は胸への責め、4日目は胸&耳舐め
そして最後におまんこを含めた全身への責め、といった感じに
実際のポリネシアン・セックスに倣ってソフトなプレイを行う時間が非常に長くなっています。

「君の唇 好きなんだ ぷるぷるして 柔らかくて 形も綺麗 …大好き」
「好き 大好き 今すぐに…抱きたい」

つまり結構な具合で焦らされるわけですが
彼氏はそんなこちらの様子を見て自分も辛い思いをしていることを正直に伝え
励ましたり愛情を示す言葉を何度も投げかけます。

催眠音声におけるエッチは暗示を中心としてプレイを進めるケースが多いだけに
普通の会話を比較的多く取り入れているのは珍しいし面白いと思います。
恋人とエッチをしている雰囲気を重視してのことでしょう。
他にも耳舐めをする2日目はちゅぱ音をひたすら鳴らすシーンが長めに取られています。

「キスを重ねるたびに 愛しさと 興奮が高まってくる」
「快感で 頭の中が埋め尽くされていく ゾクゾク ゾクゾク」

暗示を入れるシーンももちろん登場します。
内容は体の熱を高めたり肌を敏感にするものが非常に多く
それらを1日ごとに重ねることで快感が徐々に高まるよう誘導します。
最後の瞬間に向けて少しずつ確実に気持ちを高めてくれるわけです。

「膣内が収縮して 張り詰めたペニスが 硬さが増すのを感じる 全身がビクビク ビクビクして 痺れるような 激しい快感が押し寄せてくる」
「気持ちいい波が押し寄せる! 押し寄せる! 体が引き上げられるような感覚 熱い! 熱い! 気持ちいい!」

最後に迎えた5日目も前戯にパートの半分以上もの時間をかけ
挿入後もおっぱいをいじったり首筋を舐めてギリギリまで溜めるのですが
その直後に彼の様子がガラリと変わり、強めの語気で絶頂を促す暗示を立て続けにぶつけてくれます。

今まで我慢し続けていたからこそ、この大きな落差につられてイク人もいるのではないでしょうか。
時間を長めに取った連続絶頂形式ですので、人によって得られる快感にそれなりの差が出ると思います。

このように、ポリネシアン・セックスをベースにした個性的なエッチが繰り広げられます。
ドライ系の良作
ドライオーガズムをとことん追求した魅力的な作品です。

彼氏と海辺のホテルで深く愛し合う気持ちよさ・心地よさを存分に楽しんでもらうために
まずは催眠誘導の段階で主人公になりきれる環境をしっかりと作り上げ
それから快感を蓄積させていく形でドライへの道筋を着々と整えていきます。
最中に投げかけられる彼の言葉も愛に溢れたものが多く
それと催眠暗示の効果の両方がドライしやすい精神状態の構築を手伝っています。

これはあくまで私の経験によるものなので女性の皆さんにも当てはまるかはわからないのですが
性感を重点的に蓄積させ、最後に解き放つスタイルはドライオーガズムにかなり適していると思います。
また心と体をバランスよく盛り上げることも割と重要です。
この2つの要素を兼備している点が「ドライ系の良作」と表現した大きな理由となっています。
個性的なテーマだけでなく実用面でも優れている作品と言えます。

催眠は古典寄りのタイプなんだけど古典っぽさを薄めているのが大きな特徴です。
すごく緩い催眠をかけてくれますから癒しや安眠目的に聴くのもいいでしょう。

エッチは催眠音声の中ではエッチな要素を多めに盛り込んだ作りをしています。
ちゅぱ音が好きな人ほど楽しめるのではないでしょうか。
ちゅぱ音それなり、淫語と喘ぎ声そこそこです。

催眠・エッチいずれも優れたものを持っている総合力の高い作品です。

CV:zeroさん
総時間 本編…1:36:50(選択するファイルにより多少前後します) おまけ(波音&寝息)…3:31


体験版はこちらにあります

エイリアン・アブダクション《催眠音声》

サークル「Hypnotic_Yanh」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、とある女の子が過去に味わったとされているエイリアンとのエッチな体験を
催眠の技術を駆使してその子自身になりきりながら楽しませてくれます。

サークルさんご自身が「催眠アニメ」と言われているように
アニメーションをふんだんに盛り込みながら催眠やエッチを進めているのが大きな特徴です。
催眠誘導の方法やエッチの演出が従来の催眠とはまったく違いますので
数多くの作品に触れてきた玄人でも新鮮な気分で聴くことができます。
女の子の無意識に眠るおぞましい体験の記憶
女の子になりきってエイリアンからエッチな生体実験を受けるお話。

「こんばんは いや こんにちは かしら? フフフ まあ どっちだっていいわね」
お姉さんは落ち着いた口調と色っぽい声の女性。
物語の案内役として作品を観る際の諸注意を簡単に説明すると
主人公を不思議な精神世界へと誘導するためのお話を始めます。

本作品は「虚偽記憶」をテーマに、とあるカウンセラーが女の子に対して退行催眠を施し
体験していないはずのエイリアンとの遭遇を事実だと思い込ませる様子が描かれています。
そして聴き手はそれを聴きながら少しずつ自分と女の子を重ね合わせていきます。
本作品におけるメインの催眠者はカウンセラーで、お姉さんはそのサポート役を務めます。

カテゴリとしては女体化に属するのですが、体が変化するなどの直接的な表現はせずに
流れに任せていれば自然に彼女になったように思えるアプローチがされています。
ですから女体化催眠に不慣れな人でも割とやりやすいほうだと思います。

カウンセラー「見えますか? 目の前に 丸ーい光がひとつ 現れましたね この光を 両方の目で じーっと 見つめて下さい」
そして本作品の全体を通じて最も大きな特徴はアニメーションしまくること。
冒頭ではヒプノディスクらしき渦巻きが画面に表示されてゆっくりと回転したり
上のセリフが出た際は画面上部に白い円が現れ、カウンセラーの声に合わせて左右に動いたりと
どのシーンでも視覚を最大限に駆使しながら催眠やエッチを行います。

実際に聴いてみると目を瞑って聴くのが当たり前な催眠音声とは随分違った印象を受けるでしょう。
今年5月に発売されたキャンドルマンさんの「瞳を覗けば熔かされる」のように画像をスライドさせるのではなく
特にエッチシーンでかなりきめ細かなアニメーションがされています。
具体的にどんなものかはDLsiteに掲載されている動画をご覧いただくのが早いです。

催眠は28分30秒ほど。
深呼吸と同時にカウンセラーに言われた部分を意識して全身を軽く脱力してから
画面を左右にスライドする白い円をぼんやりと見つめます。

「頭がクラクラと まるでお酒に酔ったかのように 気持ちよーく 揺れ始める 光の動きと 響く音の効果で あなたの心は ゆーらゆーら ゆーらゆーらと 揺れ続けます」
徐々にスピードを増していく円を見つめ、同時に鳴る鐘っぽい効果音や彼女の声を聞いていると
平衡感覚が崩れるような意識のぼやけを感じたり、瞼に強烈な重さを感じるかもしれません。
そして彼女に言われて目を閉じた瞬間、何とも言えない心地よい感覚が全身を覆います。
催眠音声ではあまり重要視されなかった「視覚」を活用しながらしっかりと催眠状態を深めてくれるわけです。

「このあとも この子と同じようにすれば ずっと ずっと 心地よくなれますよ」
そして催眠の合間にお姉さんが女の子と自分を同調させるよう語りかけてきます。
カウンセラーのセリフのほとんどが聴き手に対するもので統一されていますし
お姉さんに言われなくても自分が催眠を受けているように感じるでしょうね。
そうやって序盤から女の子と聴き手の心の距離を縮めていきます。

「あなたは 制服の女の子 夕暮れ 学校の帰りに このクリニックの看板を見つけて 立ち寄った そうでしたよね?」
「その前の日 さらに前の日と、遡っていって下さい そうやって どんどん どんどん 過去に戻っていくと あなたの意識は 今よりもさらに深くて 心地いい状態になっていきます」

お次は現在の状況を確認する形で自分が女の子であるのを自覚させてから
エイリアンに襲われた記憶をより鮮明にするための退行催眠を施します。
ここでは1週間、1ヶ月、1年と実際に時が戻る様子を描写しながら深化を促すところが面白いですね。
バックで流れる時計の音もきちんと反時計回りに動かしていたりと
目を瞑っていてもしっかりイメージできるような演出がされています。

「光の輪と共に あなたの意識が 真ん中の光に吸い込まれる感覚に 気づいて下さい ほら スーッ スーッと 吸い込まれる感じ」
そして最後は再び目を開け、画面中央に見える黄色い円と周りにある4重の輪を見ながら
カウンセラーの暗示に耳を傾けます。
一定のリズムで黄色い円へと吸い込まれていく輪に
自分自身も吸い込まれていくような不思議な感覚を抱く人もいるでしょう。
合間に入る的確な暗示やカウントも深化を大いに助けています。

女の子がエイリアンに襲われた記憶を辿る様子を描く形で進める独特な催眠です。
この先のプレイを存分に楽しめるよう彼女自身になりきることを目的に
視覚を利用するタイプの古典催眠の技法を的確に繋げて少しずつ確実に落していきます。

Hypnotic_Yanhさんと言えば現代催眠型の誘導もできる方なのですが
今回は細かな言い回しに使う程度で古典色のかなり強い内容になっています。
それでも的確な技術によって催眠に入った時の感覚が強く味わえました。
一切の隙が無い緻密でハイレベルな催眠という印象を受けています。

「あなたは目を開いても 今の心地いい 不思議な状態のまま ゆらゆら ふらふらした意識のままで 目を開ける事が出来ます」
最も面白いところは音声だけの催眠とは違う技法を中心としていることです。
目を開けている時間が比較的長いからこそ、瞑ったときの感覚の変化がより大きく実感できます。
再度目を開ける時にはきちんとフォローするセリフも入れていますし
集中力の低下など、目を開けることによるハンデを軽減することにも努めています。
イメージを実体化しやすい奇抜なエッチ
エッチシーンはおよそ35分間。
プレイはマニピュレーターによる愛撫、クリ責め、受精管挿入、尿道・アナル責め、出産です。
すべてのプレイでリアルな効果音が鳴ります。

「人間は 受精の前に 性的に興奮する事が必要だって事を だから 今からあなたは 思う存分 興奮し 欲情しなければなりません この 触手のようなマニピュレーターで ほうら!」
催眠によって女の子の過去の記憶を呼び起こすことに成功したカウンセラーは
その時の出来事をより鮮明に思い出してもらうために
エイリアンに成り代わって彼女の体を機械で責めるイメージを再現します。

エッチはエイリアンの宇宙船に拉致された彼女が
生体実験の材料として膣内に彼らの遺伝子を数回注ぎ込まれ
最後にその子供を出産するというかなりぶっ飛んだ内容です。

事前に約10分を使って宇宙船の内部の様子、エイリアンたちの容姿や生態、実験の目的を説明してくれますし
プレイの最中は画像やアニメーションをふんだんに駆使しながら進めてくれますから
少なくとも何をやってるのかさっぱりわからない、ということはまずないです。
また目を瞑っていたほうがプレイを楽しみやすいと感じる人への配慮として
基本的には目の開閉は自由とし、カウンセラーが言ったときだけ目を開けるという措置が取られています。

alien01

エッチが始まると上のような映像が画面に表示されます(画像はDLsiteのサンプルです)。
機械が彼女のどこを何で責めているのか、それによって彼女がどう感じ、どれくらい興奮しているのか
膣やアナルにどんなものが挿入され、どのように動き、何が注ぎ込まれているのかまでが
音声に合わせてリアルタイムに変化する非常に凝った作りをしています。

特に3番のオーガズムゲージと4番の断面図は
ドライのタイミングや体内の責めの様子が視覚的にわかる点で面白いと言えます。
ちなみに出産シーンだけは絵がちょっぴりグロいのでご注意ください。

「体が だんだん火照ってきます 全身の皮膚が むずがゆくなります 頭がぼーっとして 徐々に 徐々に 感情がエッチに変わっていきます」
プレイの様子はというと、上記の映像を流しながら女の子が責められている状況をセリフでも表現し
その合間に感覚操作の暗示を使って得ている快感を聴き手にも伝えていきます。

随分難しいことをやっているように思えるかもしれませんが
「断面図の受精管を見て下さい」とか映像によってイメージを膨らませてくるシーンがそれなりにあるため
一部始終を説明する必要がある従来の催眠音声に比べると結構あっさりしています。
映像と音声がお互いの長所と短所を支え合ってプレイに臨場感を与えているわけです。

中でも最もハードで背徳感溢れるシーンは1回射精した後の2~4回戦。
ここでは尿道やアナルに特殊な液体を注入して女の子に卵子を3つも生み出し
そこへすかさず膣に受精管を挿入し、立て続けに3度中出しする
責めが繰り広げられます。

「射精する そしてあなたも絶頂する さっきイったばかりなのに さっきよりも強く絶頂してしまう そして また1個 卵が受精した エイリアンの遺伝子と融合した」
ランプが点灯した後にエイリアンの精液が吐き出され、卵子と結合する様子が生々しく
Mな人ほど大きな快感がこみ上げてきそうなゾクゾクするものを感じます。
連続絶頂形式ということで脳内物質の分泌や心地よい股間の痙攣が比較的長く味わえました。

「おぞましいエイリアンの胎児が あなたの小さな股間から出てくる 気持ちいい それも気持ちいい 出産は気持ちいい あまりの快感に意識が飛びそうになる」
最後に登場する出産シーンも大きなポイント。
先ほどとは違いわざと絶頂を我慢させて快感を限界まで蓄積し
それから解き放つ別タイプのドライオーガズムが楽しめます。
かなり人を選ぶプレイなのですが、その描写や進め方はしっかりしていてレベルの高さを感じます。

このように、仮想的なプレイを最大限にイメージしやすくしたエッチが繰り広げられています。
新しい切り口の作品
エイリアンによる変態的なプレイ、視覚を最大限に活用した構成など様々な個性を持っている作品です。

カウンセラーは女の子がエイリアンから性的な仕打ちを受けたと実感させるために
的確な技術によって十分な深さにまで誘導してから年齢を逆行させ
そしてプレイの様子を映像を交えながら非常にわかりやすく描きます。
この手のプレイはイメージ力が重要になるため、人によってはなかなかついていけない部分があります。
そのハンデを視覚的な要素で見事に補っています。

催眠についても分割弛緩などの定番な技法を敢えて避け
「見る」ことで意識がぼやけたり催眠が深まっていくよう的確に誘導しています。
聴く前の段階では視覚をどれくらい活用するのか図りかねていたのですが
必要不可欠と言えるほどにまで寄った作りにしていることに正直驚きました。
挑戦的に見えてきちんと理に適った内容になっているバランス感覚も素晴らしいです。

イメージが視覚で明確に表現されているが故に
催眠音声を聴き慣れている人にとってはそれが逆に窮屈に感じるかもしれません。
私はどんなプレイでも割と頭の中で補完できてしまうので
本作品でも目を瞑っていたほうがエッチを楽しみやすく感じました。
そういう聴き手に配慮してエッチでは開眼を必須にしなかったのでしょう。

エッチは陵辱色を前面に押し出したかなり人を選ぶ内容です。
ですがプレイに反してカウンセラーの口調が明るく言葉遣いが繊細ですし
プレイ自体を受け入れられるのならば途中で投げ出すことはまずないです。
むしろこういうプレイだからこそ、言葉のかけ方に慎重さが見られます。
くちゅ音それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

エイリアンとの交合をリアルに楽しめる異色作です。
ニッチなテーマやプレイによるハンデを簡単に跳ね除ける完成度の高さと価格の安さを考慮し
今回は以下の点数とさせていただきました。
こういうプレイに興味や耐性のある方にのみお薦めします。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:26:28


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

恐怖の搾精人形はユルサナイ

サークル「B-bishop」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、とある男性が珍しい人形に出会い
それに精液を根こそぎ搾り取られる様子を主に聴き手の視点で描いています。

最初は性欲処理として扱っていた人形が次第に本性を現し
最終的には彼を屈服させてしまうホラーテイストの展開が最大の魅力で
性的興奮だけでなく追い詰められるスリルも味わいながらプレイを楽しむことができます。
精液を搾り取るためだけに作られた人形
搾精人形にとことんまで精液を搾り取られるお話。

「それは人を模した細工 人の形をしていながら 人ではない存在」
ナレーターはややトーンの低い落ち着いた声の女性。
物語の案内役として古来より存在する様々な曰くつきの人形のことや
主人公の目の前にある不思議な人形について語り始めます。

本作品は彼女が直接エッチの相手をするのではなく
とある男性が搾精人形に偶然出会い、おちんちんが壊れるまで刺激を与え続けられる様子を
臨場感を持たせながら描いているホラー系のボイスドラマです。

通常版、狂気アッパー系、狂気ダウナー系の3パターンがあり
通常版はお姉さんが淡々と、狂気アッパー系は頭のネジがぶっ飛んだような声で
狂気ダウナー系は無機質な声で人形がしゃべったり笑ったりします。
同じシナリオを人形の口調だけ変えて作っている感じです。

中でも狂気アッパー系は声優さんがかなりぶっ飛んだ演技をされており
ホラーに耐性の無い人が聴いたら夢に出てくる可能性があるほどの怖さがあります。

狂気ダウナー系を一通り聴いてからそちらにも軽く手を出してみたのですが
1~2分聴いたあたりで辛くなって再生を停止しました。
ちなみに人形がしゃべるのは終盤の10分程度と短めです。

「その全身に見合わないとても大きな性器 人間のそれよりも小さいが ペニスを挿入することはギリギリ可能だと思わせる大きさ」
この人形は白い肌、黒い髪、赤い目とちょっぴり異様な外見をしているのに加えて
なぜか股間には人間の女性器さながらの魅力的な穴や突起がついています。
人間相手ならもちろん躊躇うでしょうが、相手は抵抗するはずのない人形。
性欲だけでなく好奇心をも満たすために主人公は挿入し、破滅への階段を上り始めます。

「この箱を開けてはならない」と言われると人間は余計に開けたくなるものです。
本作品ではこの「危険に近づく喜び・スリル」をテーマに、いくつかのシーンで彼女が軽い警告を与え
それを踏み越えてみたいという好奇心を適度にくすぐります。
このおかげで聴いていくほど作品の世界に引き込まれていくような感覚が味わえます。
次第に本性を現し始める人形
エッチシーンはおよそ30分間。
プレイは搾精人形への手マン、SEX(背面座位)です。
どちらのプレイも最中にリアルな効果音が鳴ります。

「貴方は魅入られたように指を入れてみる にゅるっと奥まで入っていってしまった」
搾精人形の股間に指を挿入し、そのリアルな感触により強い興味を示した主人公は
抱きかかえるような体勢でそれをおちんちんへと被せ、一心不乱に上下させ始めます。

エッチは最初に3分程度手マンをした後にSEXを開始し
そのまま抜かずに4回連続で中出しをします。
1回1回のプレイに対する主人公の心理に大きな違いがあるため
同じプレイでもかなり違った印象を抱きながら聴くことができます。

1回目の射精に至るまでの8分間は主人公によるオナニーの色が強いプレイ。
彼がちょっぴり怖さを感じながら人形のおまんこに挿入し、螺旋状の膣内の感触を楽しみ
瞬く間に射精へと追い込まれる様子をブラックな要素抜きで描いています。

「挿入を繰り返すたびにペニスの弱い部分 カリ首が螺旋のだんだんにこりこりとひっかかりまくる」
本作品のエッチにおける大きな特徴はプレイのほとんどが聴き手視点で表現されていること。
これによって聴き手が主人公自身になりきりやすく
人形とのエッチを自分のことのように捉えながら楽しむことができます。

ナレーターも人形の膣内の形状や感触を細かく表現し、聴き手がイメージを膨らませるのを助けています。
実際に聴いてみるとプレイが妙にリアルに感じるでしょうね。

しかし、この射精が取り返しのつかない結末へのトリガーとなります。
性欲を発散したことや人形に射精してしまったことへの後悔で我に返った主人公に
人形は股間を固定し逃げられないようにしてから、おちんちんへ執拗な刺激を与え始めます。
先ほどとまったく同じプレイなのに今度はこちらが責められる番に回るわけです。

「根元をぐるぐるを執拗に磨かれてる カリ首の溝に寄り添うように沿って螺旋が責め立てる これをぎっちりくわえ込んだ状態で 悲痛すぎる責めの動作が脳に流れ込む」
「萎えることも許されない肉の檻の中で惨めにのたうつ その度に肉が敏感なペニスのあらゆるところに食い込み 劇的な快楽を叩き込まれる」

快楽よりも苦しみを強く感じさせるセリフ、バックで流れる激しい効果音
そして語気を強めたナレーターの声がプレイに切迫した雰囲気を与えています。
自分の一番大事な部分を人質に取られ、成すすべも無く射精へと追い込まれてしまう。
心無い人形だからこそできる無慈悲な責めが性的興奮と背徳感の両方を高めてくれます。

人形「精液 たくさん もっとちょうだい?」
中でも4回目のプレイではここまで無言だった人形がしゃべりだし
ピストンしながらずっとあざ笑ったり、首を後ろに倒してこちらを見つめ続けるなど
より一層ホラー色が強くなります。

といっても狂気アッパー系以外はそこまで恐怖心を煽ってはきませんし
背徳感や屈辱感にまみれながら射精できるあたりに留まっています。

このように、人形に心を追い込まれながら精液を搾り取られるハードなエッチが繰り広げられています。
心を打ちひしがれながら抜ける作品
ストーリー・プレイ・ナレーターや人形の演技などあらゆる部分が適度な恐怖をはらんでいる作品です。

異質な見た目をした呪いの搾精人形が男性から精液を搾り取り、死に至らしめる様子を
全編に渡ってひんやりとした雰囲気を漂わせながらお届けしています。
人形などの無機質な存在がエッチの相手をする作品はそれなりにあるのですが
それらがプレイそのものを徹底的にハードにしているのに対し
この作品は同時に追い詰められる気分を聴き手に抱かせながらエッチを行っています。

「涙がこぼれるほどの快感に脳みそを焼かれながらの射精 しかし 回転は止まらない 射精中でも責めは止まらない この人形は許してくれない」
そう感じる大きな理由は搾精人形に特殊な設定がされていることや
シーンごとに主人公の心境がわかりやすく描かれていることにあります。

最初は力づくで逃げようとしていた彼も
射精するごとに元気になっていく搾精人形を見て徐々に恐怖の色が濃くなり、最終的には絶望します。
初めから助かる目が無いよりも、希望が薄れ消えていく展開の方が心へのダメージは大きいです。
そして最後の最後で搾精人形が勝ち誇ったような笑い声を上げる。
聴き手をどん底へと突き落とす数々のギミックが光っています。

個人的にはシーンごとに変化していくナレーターの演技も印象的でした。
ホラー系作品ではお決まりの淡々とした口調に加え
エッチの要所では鬼気迫る声で主人公の追い詰められ具合を伝えてくれています。
本作品にとって大事な雰囲気作りをとても意識されている演技です。

エッチはブラックな気分を抱きながら抜くドM向けの内容です。
ナレーターが色っぽい声を上げたりはしませんから
この手のシチュが好きかどうかで満足度に大きな差が出るでしょう。
淫語とくちゅ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

ホラーとエロを上手に融合させた今の時期にぴったりな作品です。
ホラーものが好き、心を責められながら抜くのが好きな人には特にお薦めします。

CV:ナレーター…大山チロルさん 搾精人形…七凪るとろさん
総時間 通常…39:25 狂気アッパー系…39:27 狂気ダウナー系…39:27


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
FANZAの体験版はこちら

追記
人を選ぶジャンルのため若干点数を引いています。
好きな人なら問題なく楽しめるレベルのクオリティを持っています。

ほわいとよーぐる。さんで配布されている無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、童話「シンデレラ」の主人公シンデレラが王子に愛される様子を
催眠の技術を使って主観的に楽しませてくれます。

テーマとなっているシンデレラの世界観を踏まえた催眠
王子との初々しさを匂わせたラブラブなエッチなど
タイトルにふさわしいメルヘンチックな要素を多分に含んでいるのが特徴です。
シンデレラになりきりながら催眠の世界へ
シンデレラになって王子とエッチするお話。

「遠い昔の物語 ヨーロッパのある王国に 母と三姉妹がおりました」
語り手のお姉さんは明るく透き通った声の女性。
今回の物語に登場する三姉妹の特徴などを説明してから
シンデレラ自身になりきるための催眠を施し始めます。

本作品は元々女性向けとして作られたシナリオを男性向けにアレンジしたもので
シンデレラの物語をそのまま描く形で催眠を深めていき
それからお城で王子とダンスやエッチな事をします。
男性向けの女体化は触手に陵辱される、苗床になるといったハードなものが結構多いのですが
それらに比べてノーマル志向の作りになっている分聴きやすさがあります。

本格的な催眠を始める前に簡単なあらすじも語ってくれますので
シンデレラのことをよく知らない、あるいは覚えていない人でも問題なくついていけます。

催眠はおよそ21分30秒。
最初はシンデレラの日常風景として朝の新鮮な空気を吸い込むイメージをしながら深呼吸をしたり
ベッドに体を預けながら主に両手両足を脱力します。

「力が抜けると 体は次第に重たくなる そして重力を感じるとともに 少しずつ 少しずつ 女性のものへと変化していく あなたの体」
「ますます沈む (女性らしい)細い右腕が沈む 力が抜けて 重たくなる」

やってることは他の催眠音声で見かける内容とそれほど大差ないのですが
彼女はそれらを行いながらしきりに自分の体が女性になったことを意識させます。
この催眠導入と女体化を並行して進めるところが本作品の大きな特徴のひとつです。

お次は本格的な女体化として髪・顔・肩口・胸と全身を上から下になぞりながら
パートごとに変化していく様子やその姿をイメージしていきます。

「髪に光がさします わずかな暖かさを感じます そして髪はみるみるうちに長くなる」
「あそこに 意識を集中 すると 下腹部が温かくなる 温かくなる 温かい 温かさに あなたの下腹部は軽くとろける 体の中に まず 子宮が作られる」

この先のエッチにあまりの関係のない部分は比較的手短にする一方で
胸や性器はできるだけ入念に行っているところが印象的でした。
精神的な女性化は敢えて切り捨てて肉体面の変化を充実させています

女体化作品のほとんどが十分に深化させてから女体化に取り掛かるため
人によっては戸惑うかもしれません。
ですが女体化に関する描写はしっかりしており、ある程度経験を積んでる人ならいけると考えています。
全然聴いたことがない人にはさすがに厳しいかなと。

そして最後は舞踏会の当日、カボチャの馬車に乗ってお城に向かう様子をイメージしながら
催眠状態をさらに深めていきます。

「かたん ことん かたん ことん 座席はぽかぽか ふんわりしたシートの感覚 とても気持ちがいい」
温かく柔らかいシートの感触、馬車がもたらす心地よい揺れ
そういった感覚を「かたん ことん」などの擬声語を交えて上手に伝えてくれます。

実際に聴いてみるとお姉さんのセリフの間やリズムが
丁度落ち着けるあたりに取られているのがわかるでしょう。
イメージ・暗示・声といった諸々の要素をうまく活用しながら
聴き手の意識の力を弱め、彼女の言葉を自然に受け入れられる状態へと導いています。

童話「シンデレラ」の前半部分に催眠の技術を絡めた面白味のある催眠です。
この先のエッチを違和感なく楽しめるようシンデレラ自身になりきらせることを目的に
物語のイメージに古典系の技法を溶け込ませ、シーンごとに最適な暗示を入れています。

女体化の進め方や織り交ぜ方に若干引っかかる部分もあるのですが
女性向けがベースの作品ですから多少齟齬が出るのも無理からぬことです。
元ネタが童話ということでイメージはとてもしやすいです。

そして聴き手に催眠を受け入れやすく感じてもらえるようにと
分割弛緩のシーンでは意識的にトーンを下げて緩やかに
最後の深化ではやや間を開けながら一定のタイミングで語りかける、といった感じで
お姉さんがシーンごとにかなり練られた演技をされています。
シナリオが奇抜なのはもちろんそうなのですが、私個人はこの演技力の高さにより感銘を受けました。

まとめると、シンデレラの世界に入りやすい雰囲気を持っている催眠です。
王子との秘めやかで熱いエッチ
エッチシーンは14分ほど。
プレイはキス、耳舐め、乳首責め、手マン、クンニ、SEX(体位不明)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

王子「君は 何と美しい女性なんだろう 実を言うと私は今 舞踏会からこっそりと抜け出してきたところなのだ」
無事お城へと到着し偶然王子と出会ったシンデレラは
彼に誘われ静かな場所でダンスを踊っている最中、不意にキスをされます。

エッチは王子にリードされながら乳首責めで1回、SEXで1回絶頂します。
プレイの一覧を見ていただければわかるように、作品の世界観を維持したラブラブなプレイが多く
それらによってもたらされる感覚を暗示の形でお姉さんが上手に伝えてくれます。

「唇と唇が触れ合う 軽いキス 瞬時に体が熱く火照ります 心臓はますます高鳴り 思わず続きを求めてしまう」
「深いキスとともに首筋を撫でられればもう 止められない疼きが 下腹部へ集まり始めます」

プレイの序盤はドライに向けての準備動作的な意味合いが強く
キスや愛撫をしながらしきりに体が熱くなったり性感が高まる暗示を入れてくれます。

エッチ全体で言えることなのですが、お姉さんの声が後になるほど熱っぽくなるおかげで
プレイの様子を聴いているとなんとなく心が高ぶるのを感じる人がいるでしょう。
男性向けとしては控えめなプレイを彼女の声や雰囲気が適度に補っています。

「王子に気付かれたらどうしよう その羞恥心は快感を助長し 秘められた場所からはさらに蜜が溢れます」
プレイ以外にシチュによって興奮を促すシーンも登場します。
お城、しかもパーティーの最中に初めて出会った男性とエッチをするわけですから
当然相手に対する遠慮もあるし、見られたらどうしようという不安もあります。
そういった「恥ずかしさ」を聴き手に感じさせ、エッチな熱へと変えています。

「媚薬のように甘美なキスに あなたの体はさらに感度を増します」
「子宮にドクドクと注がれているのは 王子の精液 流れ込む体温が熱くて気持ちよくてたまらない」

1回絶頂しおまんこが十分に解れた後はいよいよ本番のSEXです。
2人が繋がりお互いを求める様子を描きながら、更なる感度上昇の暗示を入れてくれます。
エッチシーン全編で何度も体の熱が高まる暗示を入れてくるだけあって
このあたりまで来ると股間を中心に妙な熱を感じるのではないでしょうか。

ラストも時間を長めに取ってカウントを数える取り組みやすい形式ですし
1回目よりもこちらの方がドライを狙いやすいと思います。

このように男性に優しく、そして熱っぽく責められるエッチが繰り広げられています。
世界観を大事にしている作品
「シンデレラ」という誰にでも親しめるテーマを上手に料理した作品です。

お姉さんは最初にシンデレラの物語を聞かせることで、聴き手にこれからの流れを予めイメージしてもらい
それから世界観をできるだけ崩さないよう気をつけながら催眠やエッチを進めます。
催眠はお城に向かうまでの様子を描いた深化シーンが特に原作に忠実ですし
エッチも比較的ソフトなプレイに留めながら王子の優しさ、想いの強さを感じさせてくれます。
聴き終えた今でも「やっぱりこのお話はシンデレラだったな」と思える内容にきちんと仕上がっています。

そしてこの個性的なシナリオの魅力をお姉さん役のCKさんが十二分に引き出しています。
シーンや催眠の目的に合わせて声のペース・トーン・間を適切に変化させ
言葉だけではどうしても伝えきれない部分を補っています。
初めてお声を聴く方だったので余計に驚いたのもあります。

催眠音声はシナリオがしっかりしているのが第一だと思っているのですが
それでも読み手によって印象が大きく変わってくるのも事実です。
本作品の場合はこの部分が非常に良い方向に影響しています。

エッチは男性がとことんまで優しくしてくれます。
男性向けの女体化作品は逆に手ひどく扱われるケースが多いため
その甘さや温かさに新鮮な気分を抱くのではないでしょうか。
ですが女性向けではこういう相手を常に気遣うプレイがよく見られます。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

メルヘンな雰囲気を大事にしながら楽しませてくれる珍しいタイプの作品です。
できれば女体化音声を10本くらい経験してから聴いてみることをお薦めします。

CV:CKさん
総時間 本編…44:47 睡眠移行…2:29

ほわいとよーぐる。
http://whiteyoghurt.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
女性向けはこちら
http://boushiya.net/work_f.html

甘やかされorモルモット入院生活!

サークル「シロクマの嫁」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、仕事に疲れて入院している患者に対し
看護師さんが時には優しく、時には意地悪に接しながら様々なサービスを行います。

全編を通じて効果音のクオリティや使い方が優れているのが特徴で
耳かきやシャンプーといった定番のサービスのみならず
音声作品ではマイナーな剃毛プレイに至るまでをクリアでリアルな音で表現し
彼女にされている気分を臨場感たっぷりに伝えてくれます。
看護師さんと過ごす幸せな入院生活
看護師のお姉さんに隅から隅までお世話してもらうお話。

「おはようございます 検温のお時間です」
看護師は明るくて可愛いお姉さん。
過労で入院中の主人公に検温や血圧の確認をすると
彼がこっそり仕事しないよう監視しながら色々なお世話をしてあげます。

本作品は彼女がストレートに癒しと性欲発散のお手伝いをしてくれる「甘やかされ入院生活」
下着を盗んだことがばれて意地悪な仕打ちを受ける「モルモット入院生活」
別のお姉さんが飼っている犬になりきる「のんびりまったり☆いぬらいふ!」
処女作「立体音響耳かきボイス(女医さんver)アナザーストーリー」のリメイクバージョン
サークルさんではお馴染みの「ぺろぺろこれくしょん!」など、数多くのお話で構成されています。

おまけも合わせて3時間50分近くもの大ボリュームでありながら
価格がたった700円と抜群のコスパを誇ります。

これだけでも相当に良心的な作品であるのがわかっていただけるのではないでしょうか。

もちろん各コンテンツも音声作品として十分以上のクオリティを持っています。
シロクマの嫁さんと言えば耳かきやマッサージなどの癒し系サービスで有名なのですが
今回は中の人の趣味全開な変態プレイも一部で登場したりします。
様々な属性や性癖を持つ聴き手に対応できる守備範囲の広さも大きな魅力です。

全体的な特徴として最も耳を惹くのは「声と効果音のリアルさ」。
看護師やお姉さんは大部分のシーンでこちらに密着し、囁きながら
おちんちんを手でしごいたり、耳を舐めたり、亀頭を責めたりと多種多様なプレイを行います。
伊ヶ崎さんのバイノーラルと言えばこの界隈では高い評価を得てますし
効果音についても実際のプレイに非常に近い生々しいものを数多く取り揃えています。

彼女たちのセリフも結構多いのですが、私個人は音フェチ要素の強い作品と捉えています。
献身的な看護師による心のこもったサービス
ここから先は各コンテンツごとに詳しく説明していきます。
女医さんverのリメイクは既にオリジナルのレビューを掲載してますし
「ぺろぺろこれくしょん!」は舐め音のみということで今回は省略します。

一番最初の「甘やかされ入院生活」は、主人公に密かな好意を抱いている看護師が
耳かきや2種類のエッチをしながら自分の気持ちを伝えます。

このお話における一番の特徴は囁き声のボリュームが多いこと。
調べてみたところ総時間66分の中でおよそ60分30秒間、彼女は囁き声で語りかけてくれます。
「甘やかされ」の名の通り彼女の口調や態度は終始優しく
サービス自体の性質も相まって女性に甘やかされる気分がとても味わいやすくなっています。

ひとつめのサービスにあたる耳かきは11分30秒ほど。
膝枕の体勢で左耳→右耳の順に耳かき棒を使って大きな汚れを取り
その後梵天で細かな汚れを巻き込みながら息を吹きかけます。
どちらかと言えば専門店よりも家庭での耳かきに近い内容です。

耳かき棒は「ずりっ ずずっ」とざらつきのある軽い音
梵天は「すすー しゅりっ」と滑らかでふわふわした音が使われており
前者は穴の奥から手前に掻き出すようにゆっくりと
後者は細かい汚れを巻き込むように同じくゆっくり回転するように動きます。

以前のシロクマさんの作品に比べると耳かき棒の摩擦感が若干上がったようにも思えるのですが
力をあまり入れずに動かしているため、耳に響いて痛い思いをする可能性は低いです。
耳の外、穴の入り口、奥といった位置の違いが無いことだけが引っかかるものの
音のクオリティや動かし方のリアルさは今まで通りかなりの高水準にあると言えます。

「あ・な・た 今日もお仕事おつかれさまです」
最中の看護師さんは新婚夫婦を意識したセリフを時折言うくらいで
それ以外は基本的に黙々と耳かきに励みます。
優しい音だけが鳴り続ける静かな空間には心安らぐものを感じます。

その後に始まるエッチシーンは4パート45分30秒間。
プレイはキス、耳舐め、手コキ、フェラ、SEX(騎乗位)です。
手コキ、SEXの際にリアルな効果音が鳴ります。

「えと… 少しくらい 大丈夫…だよね」
耳かきされてすっかりリラックスし、寝入った主人公を見つめていた看護師さんは
ちょっとくらいならばれないだろうと思い彼にキスをします。

エッチは2回ある射精シーンで手コキとSEXをメインのプレイに据え
それに耳舐めやキスを絡めて複数種類のエッチな音を同時にたっぷりと鳴らします。
中でも耳舐めはコリコリとした質感や舐めっぷりが臨場感抜群。
熱っぽい息遣いや喘ぎ声も加わり彼女との近さをしっかりと感じさせてくれます。

個人的に最もエロのパワーを感じたのが2番目に登場する「お昼寝の後は」パート。
しばらく耳舐めをしてからパンツ越しにおちんちんを軽くしごき
それから直に唾液をまぶして最初はゆっくり、終盤は激しいペースで責め上げます。

ちなみにこのパートだけは録音環境が異なる2つのバージョンが存在します。
新機材制作版の方が声と音の両方がややクリアに感じました。

「溜まっちゃってるもの ぜーんぶ 出しちゃっていいですよ」
先ほど言ったリアルな耳舐めをプレイ中ずっと楽しめるのに加えて
終盤から鳴り始める手コキ音の質感やリズムが異様に生々しく興奮を掻き立てられます。
貪るような舐めっぷりと搾り取るようなしごき具合もとってもパワフル。
上品な彼女がそんなプレイを行ってくれているシチュにもグッとくるものがあります。

このように、自分の気持ちを素直に込めたあまあまラブラブなエッチが繰り広げられます。
心を抉り、羞恥心を燃え上がらせる変態的なプレイ
続く「モルモット入院生活」は同じく入院している主人公が看護師にあれこれされるお話。
しかし冒頭に彼が彼女の機嫌を損なう行為をしたことがばれてしまい
先ほどとはまるで正反対の惨めな仕打ちを受けることになります。
最初から言ってしまうとこの後の2話は変態向けの内容です。

「実は 剃毛の練習をさせて欲しいんです ここ 下半身の」
特に剃毛されるパートとその直後の全身を拭くパートは
ジョリジョリという音を鳴らしておちんちんの毛を綺麗に剃り落とし
別の看護師にそれを見られてしまうというかなり恥ずかしいシーンが登場します。

射精シーンは無いのですが音声作品ではかなりレアなプレイですし
そういう性癖を持つ人には堪らないのではないでしょうか。
看護師のセリフもこちら見下したり貶すものが多いです。

本格的なエッチシーンは15分30秒ほど。
プレイは拘束、亀頭責め、手コキ、オナホコキです。
亀頭責め、手コキ、オナホコキ、放尿の際にリアルな効果音が鳴ります。

このお話におけるプレイは手足を拘束された状態でひたすら亀頭を責められる、といったもの。
逃げる手段を奪われ、最も弱い部分をひたすら責められ続ける行為は
まさにモルモットに対する実験のような過酷さが漂っています。
休憩がてらに手コキをするシーンも一応ありますがメインはあくまで亀頭責めです。

「適度に飴と鞭を使い分けて お漏らしするまで徹底的に いじめて差し上げますね」
とりわけハードに感じるのが亀頭専用のオナホを使っての責め。
「くりゅん ぐにゅっ」という水分高めのくちゅ音を鳴り響かせながら
精液以外のお汁が出るまで執拗にしごき続けます。
「甘やかされ入院生活」から続けて聴いた場合は余計にハードに感じるでしょうね。

そして最後に登場する「のんびりまったり☆いぬらいふ!」 は舞台をお姉さんの家へと移し
飼われている犬の「ポチ」になりきって彼女にご奉仕されたり逆に奉仕したりします。

ここでの犬が本物の犬か、それとも犬扱いされている人間なのかは明確には語られていません。
ですがドッグフードを食べさせる音が鳴ったり「ドッグカフェに行こう」と言うシーンがあることから
普通に考えれば本物の犬の可能性が高いです。
サークルさんが「成犬向け」と言われているように結構本格的な犬扱いをされます。

このお話で最も個性的なのはエッチシーン。
およそ8分と短いのですがポチが彼女のおまんこを舐め、そのお返しに彼女が足でおちんしんをしごいてあげます。
いわゆるバター犬プレイというやつですね。

「もっとそこ 激しく ペロペロして? …んんっ」
「しょうがいなぁ ご褒美に ご主人様の足に擦りつけて射精していいよ」

しかしプレイの内容は変態的でも雰囲気は至ってあまあま。
お姉さんがポチの責めに対してエロ可愛い喘ぎ声を漏らしたり
逆に一生懸命腰を振る様子を嬉しそうに見守りながら優しい言葉をかけたりと
ご主人様と忠実な下僕の関係を維持しながら愛のあるプレイが行われています。

看護師のお話とは違ったスタイルの甘やかしっぷりが楽しめるわけです。
このように、音声作品では滅多に見かけない個性的なプレイが繰り広げられています。
癒しにもエロにも役立つ作品
女性に優しく、あるいは厳しく躾けてもらうことをテーマにした抜き重視の作品です。

看護師さんやお姉さんは患者とポチに対して基本的には優しく接し
エッチなサービスについてもそれぞれの立場なりに心を込めて行います。
エッチシーンの時間が長く、プレイのバリエーションも多彩なことから純粋にエロいのは間違いないのですが
「女性に甘やかしてもらう」という部分がしっかりしているので精神的にも満たされます。
様々な音が楽しめることもあってスッキリした気分で聴き終えることができました。

そしてエッチは定番のものからアブノーマルなものまで幅広く押さえ
それらをお話の流れに合わせて上手に組み合わせながら行っていてます。
耳舐め+手コキなど複数のプレイを同時に行う、つまり複数のエッチな音が同時に鳴るシーンが多く
どのプレイも時間以上の密度の高さを感じます。

サークルさんの武器である「音」を最大限に活用しながらエッチを組み立てています。

「さっきのことを思い出しながら早速オナニーですか? 本当に情けないですね」
ただし「モルモット入院生活」だけは人によって好みに大きな差が出ると思われます。
プレイが変態的だったり苛烈なのに加えて彼女の言葉遣いが結構きついのが大きな理由です。
女性に冷たくされたい人以外はドン引きする可能性もあるかなと。

エッチは手コキ音のクオリティの高さが最も印象的でした。
ローションではなく唾液をまぶしているかのような程よい水っぽさがあります。
そして竿は長めに、亀頭は短くと対象の形状に応じてストロークをきちんと切り替えています。
くちゅ音とちゅぱ音大量、淫語と喘ぎ声それなりです。

ナースから連想されるあらゆる欲求を詰め込んだ作品です。
お話の面白さ、エッチの抜きやすさ、コスパの良さなど多くの美点を兼ね備えていることを考慮して
本作品をサークルさんでは7本目の満点とさせていただきました。

CV:伊ヶ崎綾香さん、柚木桃香さん(ごく一部でのみ登場)
総時間 甘やかされ入院生活…1:06:40 モルモット入院生活…38:32 のんびりまったり☆いぬらいふ!…31:18
女医さんverリメイク…18:28 ぺろぺろこれくしょん!…40:13 おまけ…32:30 合計…3:47:41

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

巨乳な専属メイドにたっぷりご奉仕されちゃうドラマCD。

サークル「フヅキ堂。」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、大きなおっぱいを持つご献身的なメイドが
お部屋やお風呂で様々なエッチなご奉仕をします。

ご主人様とメイドよりは恋人同士に近い温かく和やかな雰囲気の中
多くのパートで連続射精をするハードなエッチを繰り広げており
メイドモノにありがちなよそよそしさを感じることなく抜きに専念することができます。
専属メイドと過ごす甘くエッチな日々
メイドの華耶(かや)にエッチなご奉仕をしてもらうお話。

「ご主人様 お久しぶりです メイドの華耶です!」
華耶は明るくお淑やかな声の女の子。
進学してから一人暮らしをしている主人公の家にやってくると
彼の父親に住み込みで身の回りのお世話をするよう言いつけられたことを告げます。

音声作品におけるメイドはもはや定番とも言えるくらいにメジャーなジャンルなのですが
事務的にエッチをこなす者、ご主人様の性奴隷になる者、逆に女王様として振舞う者など
現在では聴き手のニーズに応じた様々なタイプが存在します。

「あぁ ほら 言ったそばからですか そそっかしいんですから ご主人様は」
本作品に登場する華耶は全体的に砕けた調子で語りかけてきたり
淹れたお茶が熱くて飲めないときには息を吹きかけて冷ましてあげるなど
世話好きな近所のお姉さん、もしくは年上の恋人に近い女性として描かれています。
良い意味でメイドっぽくないと言いますか、気さくな女性といった印象です。

エッチの際にもご奉仕らしく彼を責め続けるシーンがある一方で
逆に責められて彼女が乱れるシーンがあったりと
2人を割と対等な立場に置きながらプレイを行っています。
主従関係からイメージされる心の隔たりを極力薄めたラブラブあまあまなエッチです。

じゃあ「たっぷりご奉仕」されている気分が味わえないのかと言うとそうでもありません。
彼女は彼をとことん満足させるために自分の体のすべてを使って何度も射精へと追い込みます。
エッチシーンの4パート中3パートで連続射精をさせていると言えばなんとなくわかるのではないでしょうか。
このシチュの甘さとプレイのハードさのギャップも大きな魅力と言えます。
経験の乏しさを気持ちで補う愛のあるご奉仕
エッチシーンは4パート51分30秒ほど。
プレイは手コキ、耳舐め、玉揉み、素股、フェラ、パイズリ、キス、SEX(騎乗位、バック)です。
手コキ、素股、パイズリ、SEX、射精の際にややリアルな効果音が鳴ります。

「ここは華耶に任せてください このオチンチンも ちゃぁんとマッサージしてあげますからね」
後日、帰宅した主人公の疲れを取ろうとマッサージをしている最中
おちんちんの勃起を確認すると、華耶は手を使ってそちらのお世話に取り掛かります。

エッチは各パートでメインのプレイを手コキ・素股・フェラ・SEXと1つ定め
1回戦はそのプレイをストレートに、2回戦は他のプレイを取り入れて別方向からの刺激を与えてくれます。
一番最初の「えっちなマッサージはいかがですか?」パートは華耶が囁き声で語りかけながら
手コキ、耳舐め、玉揉みを上手に使い分けて主人公を2回連続の射精へと追い込みます。

「もしオチンチンが勃たなくなったのなら 華耶がまた勃起させてあげます 確か 男の人って玉々を触られるのも気持ちいいんですよね?」
メイドがエッチなご奉仕をする場合、大抵は性に習熟しているキャラなわけですが
彼女はおちんちんの逞しい姿やたまたまの柔らかさに驚くくらい性に不得手な処女。
それを反映して最中は軽く試行錯誤しながらエッチをしているシーンが見られます。

といっても責めっぷりは一般的な作品を多少ソフトにしたくらいですから
聴いててそこまで下手に感じることはないでしょう。
不得手さを前面に押し出すと今度は抜きにくくなってしまいますし
エロボイスとしての機能性を重視してこのようにされたのだと思います。

ちょっと変わったご奉仕が登場するのはその次の「お風呂でご奉仕しちゃいます」パート。
先ほどの続きとして場所をお風呂に移し、背中やお尻をオイルでマッサージしてから
自分のお股に挟み込んでおちんちんを擦ります。

「はぁぁぁ お オチンチンがアソコに擦れてぇ 感じちゃいますぅ」
ここではご奉仕している華耶自身も体に刺激を受けているおかげで
プレイをしながら喘ぎ声を多めに漏らしてくれるのがいいですね。
素股に入る前に主人公の背中に乳首を擦りつけて絶頂するシーンもありますし
彼女もこのご奉仕を楽しんでいるのが伝わってきます。

最も盛り上がるのはもちろん一番最後の「本気のご奉仕、見せちゃいますね」パート。
これまで合計5回射精させたのにまだまだ元気な彼のおちんちんを鎮めるために
彼女が騎乗位の体勢で己の処女を捧げます。

「ちょっと痛いですけど これくらいなんてこと ないです そ それに ご主人様に 初めてをあげられたんですから 華耶は 幸せなんです」
表面上はメイドのお仕事としてプレイを行っていた今までに対し
ここでは華耶が自分の胸に秘めていた想いを伝え、主人公がそれに応えるやり取りもあり
2人の関係が主従から恋人へと一気に近づきます。
「自らの意思で処女を捧げる」という行為も彼女の気持ちの強さがよく表れています。

「ご主人様の極太勃起巨根チンポ最高っ! 華耶のナカをゴリゴリ擦って 蹂躙してますぅ!」
プレイ自体も甘さ・エロのパワーの両方が充実しており
最中はおまんこやおっぱいを責められて大いに乱れる姿に加えて
2回戦に入ると上のセリフのようなはしたない淫語を連発するシーンまで登場します。
割と上品なキャラだからこそ、こういうセリフにはやはりグッとくるものがあります。

このように、尽くすだけでなく捧げる要素も取り入れた愛のあるエッチが繰り広げられています。
明るい雰囲気の作品
華耶の終始明るく献身的なキャラが心を、彼女が行うご奉仕が体を温めてくれる作品です。

華耶は進学で離れ離れになってしまった主人公への想いを遂げるために
一緒の家で身の回りのお世話をしながら自分のすべてを使って彼に安らぎを与えようとします。
エッチのスタイルが連続射精中心となると過酷に思える人もいるかもしれません。
ですが実際は彼の旺盛な性欲を彼女がなんとかして鎮める、といった色が強いです。
彼の要望にもきちんと応えてますし、ご奉仕と考えるのが妥当な行為です。

ご奉仕の内容についてもパートごとにプレイの方向性を明確に切り替え
序盤は疲労を取り除くマッサージを絡めながら、後半は純粋に性欲を発散させるために行っています。
フヅキ堂。さんの作品を聴くのは初めてだったので色々と不安もあったのですが
効果音・ちゅぱ音・喘ぎ声といったエッチな要素をきちんと使い分けられているのがとても良いです。
中でもご奉仕がテーマなのに華耶をしっかり乱れさせているのが印象的でした。

そんな魅力を持っている本作品なのですが、残念ながらどうしても腑に落ちない点があります。
それは華耶が巨乳であるにも関わらず、おっぱいを扱ったプレイがほとんどないことです。

「巨乳な専属メイド」とタイトルにもなってますし、挿し絵のおっぱいの強調具合からいって
作品概要を見た人は巨乳を活かしたプレイに期待するのではないでしょうか?
ですが実際は「ご主人様の熱いの、飲ませてください」パートにパイズリが約4分あるくらいです。
お風呂やSEXでおっぱいを押し付けたり揉んだりするシーンも一応はあるものの
射精に直結するプレイではないため要素としては弱いです。

本作品がたまたまそうだっただけなのかもしれませんが
キャラの特徴を引き立てるエッチを組み込んだほうが聴き手の満足度は上がると思います。
パイズリに1パート割くくらいでも良かったのではないかなと。
射精シーンは全部7回あります。
くちゅ音と喘ぎ声それなり、淫語とちゅぱ音そこそこです。

メイドにありがちな人間関係の壁を敢えて取っ払っている作品です。
キャラの特徴とプレイにズレがあることを考えて、当サイトでは点数をやや下げさせていただきました。
あまあまなメイドモノが好きな人ならかなり楽しめるでしょう。

CV:柚木桃香さん
総時間 本編…1:10:31 フリートーク…2:25

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

↑このページのトップヘ