同人音声の部屋

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催眠音声-偽執事

サークル「帽子屋」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、主人公に密かな好意を抱いている礼儀正しい執事が
疲れた彼女の体を気持ちよくしながら自分の想いを打ち明けます。

長い時間を取って入念にマッサージをする導入部分
彼に抱かれて移動するシーンに暗示を絡めた深化など
作品の世界に催眠の技術を上手に織り交ぜ自然なリラックスを与えてくれます。

またシナリオを担当されたnitさんを初め、
総勢6名の声優さんのバージョンが同梱されているのも魅力です。
声質や演技など皆さんのお好みに合わせて選ぶとより楽しめるでしょう。
今回はヨハン・タチバナさんのバージョンでのレビューをお送りします。
執事としての最後のおもてなし
執事にマッサージをしながら催眠をかけられエッチするお話。

「失礼します お嬢様 少々よろしいでしょうか?」
執事は礼儀正しい端正な声のお兄さん。
晩餐会へ参加した次の日、主人公の部屋に訪れ昨日のことを褒めると
彼女へのご褒美にマッサージをしてあげます。

本作品はサークルさんが同じタイミングで販売された「催眠音声-偽彼氏」の続編にあたり
前作で恋人同士になる練習をした2人が、その後どういう関係に落ち着いたかが綴られています。

単品でも聴ける作りになっていますが前作の内容に触れる部分も若干あるため
基本的には前作→今作の順に聴くことをおすすめします。
サークルさんもその事情を踏まえて2作品をセットにしたバージョンを販売されています。
登場人物が同じなだけで催眠やエッチの内容は大きく異なります。

催眠は2パート25分ほど。
まずは疲れた彼女の体を癒すために彼が右腕をマッサージします。

「右手は主に 思考を司る左脳と繋がっていますから 右手を解すということは 意識を解すということ」
「右手が解れれば解れるほど お嬢様の意識もぼんやりと していきますよ」

実際のマッサージ音に近い水分控えめな効果音をゆっくり鳴らしながら
彼は右手の指の一本一本から肩に至るまでを11分もの時間をかけて丁寧に揉み解します。
そして同時に彼の揉んだ部分が温かくなったり力が抜ける暗示を軽めに入れます。

一般的な癒し系作品で行われるマッサージにかなり近い作りになっているおかげで
催眠抜きでも心がスッキリするとか、ホッとするものを感じます。
彼のセリフに合わせて効果音を鳴らしているところもリアルでいいですね。
合間に入る温感操作の暗示により右腕がぽかぽかするのを実感できます。
特に右腕が終わった直後は左腕との温度の違いがわかりやすいと思います。

「胸は…まだやめておきましょう」
お次は左腕、足、太もも、脇腹など大事な部分を敢えて避ける形でマッサージを続けます。
こちらは全部合わせて7分程度と右腕に比べてかなり簡略化されています。
他の部位まで入念にやると途中で寝てしまう、あるいは飽きる可能性を考慮したのだと思います。

右腕に生まれた熱を他の部分に広げていく感じで聴くといいでしょう。
暗示もしっかり入れてくれますし、適宜カウントと追い込み暗示を使って感覚を伝えてくれます。
私の場合は直後はそれほどでもなかったのですが
聴き進めていくうちにだんだんと全身がぽかぽかしてくる感じがしました。

「ゆらゆら揺れる 心も体も揺れ動く 階段を下りれば下りるほど お嬢様の意識は 深いところへと沈んでいく」
そして最後は今いる部屋だとエッチの時に声を出せないので
それができる彼の部屋へと挿し絵のように抱かれながら移動します。
廊下を歩いて階段を下りる様子に「体が揺れる」「沈む」といった深化に有効な暗示を盛り込み
それを繰り返す形で段階的に催眠状態を深めてくれます。

20分近く行ったマッサージの効果で十分に暗示を受け入れやすい状態になってますから
頭のぼやけがさらに強くなるとか、体が急に重くなる感覚がする人が普通にいるでしょうね。
セリフの表現がストーリーに沿っていて違和感なく催眠に入ることができます。

テーマのマッサージに催眠の技術を絡めたシンプルで効果的な催眠です。
聴き手にリラックスと体の火照りを感じてもらうことを目的に
マッサージの効果音を鳴らしてどこをどのように揉んでいるかを説明しながら
そのたびに「体が温かくなる」「気持ちいい」などの暗示を入れて徐々にそうなるよう導きます。
そして最後に別のイメージを使って落ちる感覚を伝えています。

この作品の面白いところは暗示の匙加減にあると私は考えています。
序盤の右腕をマッサージするシーンでは効果音をしっかり聴かせて純粋な癒しを与え
その後からは催眠に関連するキーワードの量をだんだんと増やしています。

作品の内容に合わせて技術を的確に行使しているところに最も感銘を受けました。
良い意味で催眠っぽさが薄れているから堅苦しさを感じることなく楽しめるでしょう。

まとめると、作品のテーマに対する親和性が高いハイレベルな催眠です。
ちょっぴり意地悪なシチュで感度アップ
エッチシーンは2パート14分30秒間。
プレイは羽ペン責め、キス、手マン、SEX(正常位)です。

手マン、SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフはありません。

「ご褒美の前に少しだけ その分のお仕置きをさせていただきますね」
執事に抱かれながら無事彼の部屋にたどり着くと
晩餐会で彼女の表情がやや硬かったことへのお仕置きとして
彼がその場にあった羽ペンを使って彼女の体を撫で始めます。

最初の「性感強化-羽根ペンと媚薬」パートは本番に向けての下準備的なプレイ。
羽ペンで肘、二の腕、肩、喉や顎を撫でてから
乳首やクリトリスといった敏感な部分を集中的に責め始めます。

「羽が通った後に くすぐったさと熱さが残り くすぐったさが消えると ジンジンとした熱さだけが残る」
ここでも先ほどのマッサージと同じく体に熱を感じさせる暗示が数多く登場し
催眠に入っていれば彼に言われた部分がカーッと熱を帯びるのを感じるかもしれません。
特にクリトリスは皮を剥いて媚薬効果つきのオイルを優しく塗ってから
短めのカウントを何度も何度も刻んで段階的に感度を強化してくれます。

「お嬢様 お嬢様 幸せです このままひとつに溶けて 混ざり合ってしまいたいくらいです」
そうやってすべての準備が整った後、いよいよ彼とひとつになります。
SEX自体の時間は3分程度と非常に短いのですが
熱っぽい声や荒い吐息を漏らす普段とはまるで違う彼の気持ちよさそうな姿や
ストレートな愛の言葉がプレイの雰囲気を盛り上げています。

このように、主従よりは恋人同士に近いちょっぴり意地悪なエッチが繰り広げられています。
心地いい気分に浸れる作品
時間配分と内容から癒しや催眠特有の感覚をより味わいやすい作品です。

献身的だけどちょっぴり嗜虐的なところもある執事が
マッサージを絡めた催眠とやや羞恥を感じるエッチで主人公を労います。
エッチよりも催眠により多くの時間を割いていること
本番前の感度強化に力を入れていることなど
催眠に入り、声で心を操作される快感を楽しんでもらいたいとするサークルさんの意図が窺えます。

暗示の種類がマッサージによる温かさ、彼に抱かれる温もり
敏感な部分をいじられて体が火照る、といった「熱」に関するものが非常に多く
物語を聴いていくうちになぜか妙に体が熱いとか、疼くといった感覚を抱く人がいると思われます。

催眠の技術も執事の性格に適したセリフの表現を常に心がけ
イメージを崩さないように気をつけながら正しく用いています。
私がそれなりの深さにまで入れたくらいですから
女性の皆さんならより深く、より心地いい感覚が得られるのではないでしょうか。
淫語とくちゅ音そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

前作に引き続き個性と完成度の両方において優れたものを持っている作品です。
おまけは執事と主人公の父親のやり取りです。

CV:nitさん zeroさん あ、きのこさん ダカットさん 夜櫻さん ヨハン・タチバナさん
総時間 本編…53:47 おまけ…3:17(いずれも声優さんによって多少前後します)


体験版はこちらにあります

追記
もうひとつのシリーズ作品「偽彼氏」とのセットも販売されています。
個別に買うより300円お得です。
「催眠音声-偽彼氏/偽執事セット」

催眠音声-偽彼氏

サークル「帽子屋」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、主に対して礼儀正しくあり続ける紳士的な執事が
男性に慣れる訓練として催眠を交えたエッチなご奉仕をします。

彼が手に持っているベルや部屋にある時計の音を使った珍しい催眠が行われており
初心者を強く意識した丁寧なアプローチも手伝って
催眠に入りにくく感じている人ほど普段とは違う感覚が味わいやすくなっています。

同じシナリオを6人もの声優さんが別々に読まれているのもポイント。
声質や演技の好みで選んだり、他の声優さんと聴き比べるなんて楽しみ方もできます
今回はヨハン・タチバナさんのバージョンでのレビューをお送りします。
本物のフィアンセになりきるために
執事に音を使った催眠をかけられてからエッチなことをするお話。

「失礼します 何か御用でしょうか?」
執事は礼儀正しい端正な声のお兄さん。
主人公から近々催される晩餐会に関する質問を受けると
他の男たちから彼女を守るために自分がフィアンセ役として同行することを告げます。

本作品は晩餐会で2人が本当の婚約者として振舞えるように
彼が催眠をかけながら男性に見られたり触れられることへの抵抗心を解いていきます。
タイトルの「偽彼氏」は彼が仮の恋人になってくれることから名づけられたのでしょう。

「申し訳ございません 少々長く(息を)止めすぎてしまいました お嬢様の我慢するお顔が可愛くて つい 意地悪をしてしまいました」
そんなわけで彼は基本的には執事らしくややへりくだった態度で接してくれます。
ですがところどころで男性として女性を気遣う優しさが見え隠れしており
終盤あたりにさしかかると恋人同士に近い雰囲気になるシーンもあります。
この微妙な距離感の取り具合が個人的には面白く感じます。

「周りが見えなくなるくらいに 何かに集中することや 眠くてボーっとしてしまうこと ありますよね? まったく別物に感じるかもしれませんが どちらもトランス状態なのですよ」
全体を通じて挙げられる特徴は初心者に配慮したセリフやアプローチが多いこと。
事前に催眠は人間なら誰しも日常的に体験していることを教えたり
心身のリラックスに十分な時間を取り入念に行ってくれています。

適度に現在の感覚を確認しながらゆっくりと進めてくれますから
催眠音声を聴き始めたばかりの方でも取り組みやすいと感じるでしょう。
催眠・エッチいずれも作りが丁寧な印象を受けました。

催眠は3パート27分間。
ベッドに仰向けに横になって目を瞑り、少しの間深呼吸をしてから
彼に言われた部位の力を入れたり意識したりして体を脱力します。

「じわーっと筋肉が緩んで 力の抜ける感じがしますよね? その感覚を 次は腕で感じてみましょう」
「お嬢様が今感じている重さは 力が抜け切った 腕の重さです 力が抜けて楽になった 腕の重さです」

序盤は顔や手に力を入れてから抜く漸進的弛緩法
それ以降の肩、首、背中、下半身は分割弛緩法とスタイルを微妙に切り替えながら
彼はところどころで現在の感覚を確認し、それを他の部位に伝えるよう誘導します。

部位ごとに仕切りなおして脱力するよりも
こういう風に現在ある感覚を伝えていくほうがやりやすいのではないでしょうか。
最中に入れられる暗示も表現・演技共にレベルが高く
後になるほど結構な脱力感や無気力感を感じることができます。

十分にリラックスできた後に登場する深化パートはとってもユニーク。
ここでは「ちりりん」という爽やかなベルの音と
「カチ カチ」「ボーン」という柱時計の音を上手に組み合わせ

さらなるリラックスをさせながら催眠の世界に導いてくれます。

「この(ベル)音がすると 安心しますよね 私が来て 何でも 解決するんですから」
「この(時計)音が小さくなっていくと お嬢様の意識も だんだん うすーくなっていきます」

もちろんただ意味も無くそれらを鳴らすわけではありません。
執事はそれぞれの音に安心感や意識がぼやける暗示をしっかりと入れ
それから音と暗示を交互に入れながら少しずつ慣らしていきます。

時計の音などはリズミカルですから結構な眠気を感じるでしょう。
そしてとどめの鐘の音で全身に心地よい痺れが走ります。
音と暗示のコンビネーションによって上手に催眠状態を深めてくれます。

しっかりリラックスさせてから音を使って落とす珍しいタイプの催眠です。
執事の言葉を違和感無く受け入れられる心になることを目的に
時間の半分近くを脱力に割いて暗示が入りやすい環境を作り
それから3種類の音に役割を持たせ、効果的に使い分けながら深化の暗示を入れています。

珍しいタイプといっても音に暗示を入れている点がそう感じるだけで
催眠としての根幹部分や技術の使い方は相当にしっかりしていると言えます。
タチバナさんの的確な演技も手伝ってとても良い気分に浸ることができました。
同姓でそう感じたのですから女性なら尚更でしょうね。

まとめると、あらゆる部分が洗練されている優しさに満ちた催眠です。
音で感度を高められる気持ちよさ
エッチシーンは4パート36分ほど。
プレイはベルによる感度上昇、全身愛撫、乳首責め、耳舐め、クリ責め、手マン、乳首オナニー、オナニーです。

手マンの際にリアルな効果音が鳴ります。
セルフは有りになります。

「この音を聴いているだけで お嬢様の体が 今よりも敏感な状態になっていきます」
様々な音を使って主人公を深い催眠状態へと導いた執事は
先ほどよりもトーンの高い別のベルを鳴らし
今度はそれを聴くと体の感度が上がると暗示を入れていきます。

エッチは最初にベルの音で適度に感度を高めてから
前半は彼に体を愛撫されたり舐められるドライを目的としたプレイ
後半は自分で胸やおまんこをいじるセルフプレイを楽しみます。

ここも催眠と同様にベルで心身の興奮を高めたり絶頂させる音重視の作りです。
ベルの音がやや大きいのでボリュームを多少絞ったほうが聴きやすいかもしれません。

前半は最初は手袋をはめたままの指で
その後は舌で右手、肘、肩、鎖骨、顎、耳などを優しく責め
感度が高まったところで素手になりおまんこの外や中を愛撫します。

「ネグリジェのボタンを外して 前を…はだけさせて 開放的な姿になりましたね とても素敵ですよ お嬢様」
「胸は いかがいたしましょうか? お嬢様の大切なところなので 気安く触れてもいいものなのか」

エッチに入っても執事の主人公を大事にする気持ちはいささかも変わりません。
大事な部分を見たり触れたりする際にはその都度必ず確認を取り
それからガラス細工を扱うような丁寧さで刺激を与えていきます。
催眠に比べると多少声が熱っぽくなりますが、基本的には紳士であり続けてくれます。

「擦れば擦るほど クリトリスがどんどん熱くなる 充血して 膨らんで熱くなる」
「くっ くっと押されるたびに 頭の中が痺れる 目の前が真っ白になるくらい気持ちいい」

そしてそれぞれのプレイを行いながら暗示を使って快感を伝えてくれます。
登場人物、責め方いずれも上品なので下品な淫語はそれほど言わず
しっとりとした雰囲気を維持しながら少しずつ絶頂を目指すスタイルが取られています。
ただし、おまんこを指でいじる際の「にちゃにちゃ」という効果音はかなりエロく感じます。

「中がぎゅっと締まって 背筋がビクビク 痙攣する 全身が痺れる 気持ちいい 気持ちいい!」
終盤の絶頂シーンに入るとベルの割合が一気に増え
やや激しいくちゅ音と暗示を同時に叩きつけて絶頂を促します。
暗示の入れ方や表現方法はしっかりしていますが
やはりベルに体がどう反応するかで快感の度合いが変わるように思えます。

続くセルフパートは彼がいじる部位やいじり方を指示するオナサポっぽいプレイ。
胸をいじって適度に感度を上げてからクリトリス→フリースタイルでのオナニーを行います。

「快感が溢れて 全身が痺れる 背筋が痙攣してしまうほど気持ちいい 気持ちいい」
自分で体をいじるプレイですからやりやすいでしょうし
うまく催眠に入っていれば普段よりも気持ちいいとか、余韻が大きいとか
良い意味で違った快感が得られるかもしれません。
彼は体に一切触れず暗示とベルの音だけでサポートしてくれます。

このように、音を上手に使った質の高いエッチが繰り広げられています。
隅から隅まで丁寧な作りの作品
執事としての分を弁えたサービスが光る作品です。

執事は主人公が自分を素直に受け入れられるための訓練として
まずは催眠を使って心の壁をできるだけ取り除き
それから彼女を楽しませることを第一に考えながらエッチをします。

タイトルから2人がどのへんまで恋人に近づくのかが気になっていたのですが
振り返ってみると主従の関係自体はきちんと維持されていると思います。
ただし、彼女の言うことに従いながらこれらを行うのではなく
彼が確認をし、それに対して彼女が許可を出す形で諸々を進めています。

実際に聴いてみて堅苦しさはそれほど感じないのではないでしょうか。
エッチについても指だけ侵入を許すといったギリギリのラインで留まっています。
個々の責め方が繊細で相手への思いやりに溢れています。
(あくまでSEXに比べればという意味です。十分アウトなのは私も承知しています)

作品のキーとなっている音については
特に催眠パートでの使い分け方や鳴らすタイミングの具合に感銘を受けました。
音だけじゃなく暗示がしっかりしているからイメージを持ちやすいです。
深化の時に鳴る鐘の音なんかは聴いた時に軽い振動が全身に走ります。

エッチはドライ・セルフ両方をかなりの完成度を維持しながら行っています。
セルフは性差の関係でどうしてもしっくりこなかったのですが
ドライは皮膚が敏感になるくらいの変化は実感できました。
淫語とくちゅ音そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

執事らしいきめ細かなおもてなしが楽しめる作品です。

CV:nitさん zeroさん あ、きのこさん ダカットさん 夜櫻さん ヨハン・タチバナさん
総時間 1:19:17(声優さんによって多少前後します)


体験版はこちらにあります

追記
もうひとつのシリーズ作品「偽執事」とのセットも販売されています。
個別に買うより300円お得です。
「催眠音声-偽彼氏/偽執事セット」

ツインズ

サークル「vivid.mp3」さんの催眠音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、とある珍しいお店を舞台に
2人の女の子が催眠を使ったエッチなサービスをしてくれます。

2人の術者が左右から交互に、あるいは同時に語り掛けてくる
催眠音声では非常に珍しいスタイルが一番の特徴で
質の異なる声が作り出す独特な空間に心地よさを感じながら
するすると催眠の世界に引きずり込まれる感覚が味わえます。

エッチも2人の役割を適度に切り替えながら徹底的に焦らすなど
作品の特徴を最大限に活かしたハードなプレイが繰り広げられます。



双子システムを使った個性的な催眠
結衣と結香に催眠をかけられて気持ちよくなるお話。

「本日はご指名いただき ありがとうございます」
結衣は優しくて落ち着いた声のお姉さん。
「だったら今日は たーっぷりサービスしてあげないとね」
結香は明るく可愛い声の女性。
催眠をかけてくれるお店で2人を同時に指名した主人公に軽い挨拶をすると
これから行うサービスの詳細を説明します。

作品の前にサークルさんの説明をさせていただきますと
vivid.mp3さんは主に男性向けで活躍されている紗藤ましろさんと
女性向けで活躍されているnitさんが組まれて結成されました。

お二方とも数々の催眠音声で活躍されている実力者ですから
「新規サークルだから品質はイマイチ」なんてことはまったくありません。
私もそのあまりのレベルの高さにびっくりしています。

話を戻しますと、このお店は催眠をかけてからエッチする変わったサービスを提供しており
普段は彼女たちがお客に1対1で催眠を施しているそうです。
しかし主人公は色々なものが溜まっていてそれだと満たされないから2人を指名した。
これが物語の大まかなあらすじです。

結香「あたしたちが左右から話しかけるから 声が2倍」
結衣「声が2倍なら 暗示も2倍」

そんなわけで本作品は全編を通じて2人が同時に催眠とエッチを行います。
2人の声質に違いがあり、交互に語り掛けてくるシーンが多いことから
ある種の音楽を聴いているかのような不思議な心地よさを感じるでしょう。
基本的には結衣が左側、結香が右側に陣取って語り掛けてきます。

有料・無料合わせて数百もの催眠音声が存在する現在においても
この手のスタイルが採られている作品は
「双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」など数えるほどしかありません。
ですから初心者はもちろん、催眠音声に慣れている方でも新鮮な気持ちで楽しめます。
私も双子系を結構聴いてますが、このスタイルはいつも驚きを与えてくれます。

催眠は2パート16分ほど。
最初はストレッチをして心身を軽くリラックスさせたり
2人の質問に答えて声に対する集中力を高めます。

結香「今伸びをしたみたいに 少し体に力を入れてから緩める方が たくさん力が抜けるんだよ」
結衣「催眠にかかるための近道でもありますし 気持ちよくなるためのコツですから」

主人公がお店を初めて利用する設定を踏まえて
2人はそれぞれを行いながら催眠の心構えも教えてくれます。
彼女たちの言うように多少強く、長く力を入れてから抜くと
前後の感覚の違いが大きくなり自然な脱力が行えます。

ためになるアドバイスを受け入れることも催眠を円滑に進める手助けとなります。
押し付けるのではなく聴き手が受け入れやすい形で
2人は聴き手の抵抗力を上手に解きほぐしていきます。

続く2番目のパートは体の脱力や深呼吸をしながら
彼女たちの暗示に耳を傾けて催眠をより深めます。

結香「だらーんと沈む」
結衣「すーっと入る」
結香「深く深く」
結衣「深くなる」

ここでは2人の術者を利用して左右から交互に暗示を入れてくるのがいいですね。
短時間で位置を切り替えながらリズミカルに聞こえてくる声が
心地よい感覚を少しずつ全身へと広げてくれます。
私はどちらかと言えば肩などの上半身により強い脱力感がありました。

結衣&結香「あたしはどっち?」
そして一番最後に本作品ならではのユニークな手法で深化を行います。
話すとつまらないだろうと思いまして詳細は敢えて伏せますが
頭の中がぐるぐるするような軽い混乱状態を味わいながら
ストンと一気に落ちる感じで催眠の世界へと引きずり込んでくれます。
とても不思議で面白い感覚が味わえました。

2人の術者が交互に、あるいは同時に暗示を入れる双子システムを活用した催眠です。
聴き手がこれを受け入れやすいようにまずは声への集中力をしっかり高め
それからリラックスをしながら最後の最後で一気に落とします。

最近は段階的に催眠を深めるタイプの作品が多いため
本作品のようなストンと来る催眠は多くの人が驚きを感じるのではないでしょうか。
博打要素のやや強い手法なのですが、今回は見事にハマってすんなり入れました。
暗示も2人で分厚く入れてくれるから言われた感覚が伝わりやすいです。

「声が二倍なら暗示も二倍」とサークルさんが言われている通り
16分の時間よりもずっと強力な催眠の感覚が味わえます。

スタイルも非常に個性的ですし、処女作とは思えないほどにレベルが高いです。
やや特殊なタイプなので当サイトではそこまで強く薦めませんが
興味があるなら初心者でも楽しめると思います。



徹底的に焦らしながらより高い快楽の世界へ
エッチシーンは3パート31分30秒。
プレイはカウントを使っての絶頂、耳舐め、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。

結香「ちゃーんといい子にできてたから 少しだけ ご褒美あげるね」
的確な技術と重厚な暗示で主人公を深い催眠へと導いた2人は
お店の規則に従いお触り無しで彼に2種類の快楽を与えます。

エッチは最初のドライ1パートが共通で
その後のドライ2とセルフの2パートはいずれか片方を選択します。
全部繋げて聴いてもいいと一応書かれていますが
基本的にはドライ2回かドライ1+セルフ1のどちらかにするのがいいでしょう。

そしてドライ、セルフの両方に共通して言えることは
2人が聴き手を徹底的に焦らしながらプレイを行っていることです。
所謂寸止めをする回数が多く心身にそれなりの負担がかかりますから
体力的に余裕がある時に聴いたほうが楽しみやすいです。
2人の声やキャラからは想像できないほどにきつめのプレイです。

一番最初に登場するドライ1パートは
囁き声での暗示と短めのカウントを使って段階的に感度を高めてから
10カウント→寸止めを何度も何度も行って
聴き手をイきたくてたまらない心理状態へと誘導します。

結香「10 9 8 7…」
結衣「数字が減ってくると イキたいという気持ちが膨らんでくる」

もちろんエッチに入っても双子システムは健在。
2人は最初は1カウントずつ交互に数えていたかと思えば
しばらくすると片方がカウント、もう片方が暗示を入れるようになるなど
役割を適度に切り替えながらひたすら寸止めを繰り返します。

最初のうちはそんなに気持ちよさを感じないかもしれませんが
回数を重ねていくうちに快感が蓄積されていくのを実感します。
私の場合は股間にムズムズするような熱やキリキリとした締め付けを感じました。
まさに「我慢するほど気持ちいい」を地で行くプレイが繰り広げられます。

結香「快感が溢れ出す」
結衣「快感が弾ける」
結香「全身が震えて ゾクゾクする」
結衣「気持ちいい」

そして一番最後に訪れる絶頂の瞬間も
スピーディーな暗示を交互に叩き込んで上手に快感を高めてくれます。
ここまで十分過ぎるほどに準備を整えていたもありますが
自分のすべてが解き放たれるかのような清々しい快感が全身を駆け巡りました。

こういう溜めに溜めてから放出するタイプのドライは
快感の度合いが大きく絶頂を実感しやすいと思います。
ですからドライ未経験者でも面白い感覚が味わえるのではないかなと。

対するセルフパートは事前に体の脱力を解除してから
片方がオナニー開始/停止の指示、もう片方が耳舐めを担当します。

結香「へぇ そこが好きなんだ あたしたちにもそこ いじられたいの?」
結衣「おちんちん触ってるところをこんな風に観察されて 恥ずかしいですよね」

ここでは2人に至近距離から見られている雰囲気を出すことで
羞恥心を煽ってくるのがポイント。
サービスですからそこまでどぎつい事を言われないものの
自分の恥ずかしい姿を女の子に見られるシチュにはそそるものがあります。

その反面暗示は射精の直前に少し入れるくらいですから
ドライパートに比べると催眠っぽさは薄いプレイと言えます。

このように、絶頂形式によってスタイルをガラリと切り替えるエッチが繰り広げられます。



双子の魅力を最大限に引き出している作品
催眠音声の中でも非常にレアなスタイルを用いるだけでなく
その長所を活かしながら催眠とエッチを進めている良作です。

姉と妹、声質の異なる2人の女の子が掛け合いながら
シーンごとに適切なタイミングとボリュームの暗示を叩きこんでくれます。
術者が1人の場合、息継ぎだけでなく演出的な意味でも
一定の時間内に入れられる暗示の質と量には限界があります。
ですが2人ならそれこそノンストップで暗示を入れ続けることも可能です。

特に深化時や絶頂時の追い込み暗示は
畳みかけるような速いペースで左右から短い暗示を何度も入れてきます。
この要所における暗示の重厚さが催眠の効果を時間以上に高め
さらにドライオーガズムで得られる快感を一段押し上げています。
双子の長所を活かした演出の最たるところでしょう。

私は作品を聴き始める前に総時間を自分なりのやり方で測定するのですが
正直なところ「この時間で深い催眠に入れるのか?」と疑っていました。
一般的な催眠音声だと16分での十分な深化は相当に困難です。
それこそ大手クラスの作者さんでないと形にすらなりません。
なったとしても比較的浅い催眠状態に留まるケースがほとんどです。
それを見事なまでにやってのけているところが一番の驚きでした。

対するエッチはプレイの内容をできるだけシンプルなもので揃え
カウントと暗示を使って操作をしながら絶頂感を高めます。
声だけでイかされる気持ちよさを味わってもらうために
作中では淫語はほとんどなくちゅぱ音が僅かに鳴る程度です。
でもなんだか妙にムラムラする心身の火照りを感じるでしょう。
それこそが彼女たちの施した催眠の結果なのです。

ただ個人的に気になる部分もありました。
それは絶頂後に快感の余韻に浸る時間があまり用意されていないことです。

例えばドライ1パートですとカウント0と同時に追い込み暗示が入るのですが
それが終了してから5秒後にはもう次のパートが始まってしまいます。
ドライ絶頂の場合、射精よりも快感が長く持続することが多いですから
そのへんを考慮してもう少し事後の時間を長く取った方がいいと思います。
淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

※2015年2月23日追記
現在はドライ後のインターバルが長くなった音声に差し替えられています。

短時間で効率よく深めてくれる催眠、言葉で快感をコントロールするエッチなど
双子システムだけでなく様々な美点を持っている作品です。
男性版・女性版の2パターンが同梱されているのもポイント。
性別を問わず声に犯される気持ちよさを味わってみたい人すべてにお薦めします。

CV:男性向け…紗藤ましろさん 女性向け…nitさん
総時間 男性向け…58:33 女性向け…54:35


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2023年8月10日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/91159172.html

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