同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:誠樹ふぁん

   ● 初めて用催眠
   ● 癒し系お姉さんメイドのサディスティックご奉仕
   ● 催眠ゲーム ~術師の挑戦~(再レビュー)
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   ● メイドさんのおくち ~旦那様専用口マ○コ~
   ● 双子催眠
   ● 彼女とイチャイチャラブラブ安眠音声


※2019年8月27日追記
この作品はもうダウンロードできません。


誠樹ふぁんの催眠音声置き場「催眠のやつ」さんで配布されている無料の催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、催眠にまだ慣れていない人を対象に
穏やかな声のお姉さんがゆっくりと催眠の世界へ案内します。

作品名にもなっている初心者にターゲットを絞った催眠を施しているのが特徴で
リラックスに十分な時間を割いて暗示を受け入れやすい環境を整えたり
シンプルな技術を使って段階的に催眠の感覚を強く自覚させてくれます。
催眠の気分を味わいやすい催眠
お姉さんに催眠をかけてもらい、その後自由にイメージするお話。

「これから あなたに簡単な催眠術をかけます」
お姉さんは穏やかで落ち着いた声の女性。
音声を聴く際の心構えを簡単に説明すると
早速主人公を催眠状態に導くための準備を始めます。

本作品は彼女がいくつかのオーソドックスな技法を用いて聴き手を催眠状態に誘導し
それから自分の行きたい場所ややりたいことを好きにイメージします。

催眠をかけた後に無音の時間が15分ほど用意されてますので
その間にボーっとするなり、自然と湧いてくるイメージを楽しむといったスタンスです。
癒しの要素が強い作品ですからそのまま寝てしまう人もいるでしょうね。

催眠およそ17分間。
まずは目を開けたまま深呼吸をしたり手足を順に脱力していきます。

「右腕に意識を傾けて 右手で拳を作り ぎゅーっと握ってください」
「動かそうとしても動かない 動かそうと思わない 右手、右足、左手、左足 どんどん力が溶け出していく」

こういったシーンは他の催眠音声でも結構見かけるものなのですが
彼女は催眠を始める前に「聞こえてくる声を自然体で受け止めてください」と簡単な心得を教え
脱力シーンでは具体的に何をすればいいのかを説明し
のんびりとした口調でタイミングよく暗示を入れる丁寧なリードをしてくれます。

全体的に彼女がセリフの間を長めに取って語りかけてくれるおかげで
その声を聴いているだけでも妙に心地いいとか、安心感を覚えると思います。
そしてその感覚は催眠に必要な信頼関係の構築やリラックスに繋がります。
催眠に不慣れな人でも無理なくついていける作りになっています。

体をリラックスさせた後は心のリラックス。
目線を遥か遠くへ向けながら彼女のカウントに合わせて目を閉じ
再度深呼吸をしてリラックス感をさらに膨らませます。

「だんだん目が閉じてくる 目が重い まぶたが重い それでも 目は閉じないで もう少し開けていてください」
ここまで目を開けたまま取り組んでいたおかげで
実際に聴いてみると瞼に重さを感じる人がかなりいると思われます。
そして閉じた瞬間、ものすごく大きな癒しを感じるでしょう。

直後の深呼吸も最初に行った時とは微妙に違った感覚がするはずです。
そうやって彼女は催眠に入りつつあることを自覚させてくれます。

私も催眠音声を聴き始めたばかりの方から主にメールで
「こういう体験をしたのですが催眠に入ってるんでしょうか?」というご意見をちょくちょくいただきます。
ですからこういったアプローチは有効なんじゃないかなと思います。

そして最後は目の前に長い廊下をイメージし
彼女のカウントに合わせてゆっくり進み、少し休むのを数回繰り返します。

「3,2,1,はい 目が閉じる 目が閉じると もっとふわふわになる」
長めのカウントを数え、直後に短いカウントで目を覚まし、また閉じるのを繰り返すのですが
後になるほど瞼を開けるのがちょっと辛く感じるとか
瞑ってるほうが安心する気分が強くなっていくかもしれません。

そしてこの行為は催眠と半覚醒状態を小まめに往復することになるため
結果的により深い催眠状態に入りやすくしてくれます。

しっかりとリラックスさせ、催眠状態を少しずつ丁寧に深めていく。
まさに初心者のために作られたと言っても過言ではない優しい催眠が繰り広げられています。
癒しにも訓練にも役立つ作品
不慣れな人が催眠の感覚を味わう本来の使い方はもちろん
短時間でのリラックスやリフレッシュにも使えるとっつきやすい作品です。

お姉さんは終始優しい口調と態度を維持しながら
聴き手に嫌悪感を与えないよう言葉を選んでゆっくりと催眠を進めます。
使われている技術も古典系の非常にオーソドックスなものばかりですし
適度に確認のセリフを投げかけて催眠の入り具合を実感させてもくれます。
シンプルかつコンパクトにまとまっている作品という印象を受けました。

深化後のイメージについては人によって内容が随分変わるでしょう。
ですが無音になる=自分の内面に目を向ける余裕が生まれることから
催眠の感覚を再認識しやすいひと時になるのは確かです。
お風呂に入っている、あるいは宙に浮かんでいるような不思議で心地よい感覚です。

催眠というものの存在をわかりやすく教えてくれる作品です。
催眠音声を聴き始めたばかりの人、なかなか入れないと感じている人には特におすすめします。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 33:44(うち15分間は無音)

誠樹ふぁんの催眠音声置き場「催眠のやつ」
http://phan.itigo.jp/yuuki_000/oheya/index.html
(ページ下部の画像からサイトに入り、左中ほど「全年齢対象」一番下の「初めて用催眠」が本作品です)

癒し系お姉さんメイドのサディスティックご奉仕

サークル「MASOINWASH」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、普段は温厚だけどエッチではSっ気を発揮する変わった性格のメイドが
愛するご主人様のためにエッチなご奉仕をします。

彼女がS、彼がMなことを利用したやや意地悪なプレイが行われており
耳舐めやおっぱいによる責めなど彼の性的嗜好ををしっかり捉えたプレイをしながら
軽い言葉責めをして気持ちいい射精へと巧みに導きます。
昼夜で関係が逆転する主従
メイドの「秋村しおり」に4種類のご奉仕をしてもらうお話。

「お休みの準備はできましたか? ご主人様」
しおりは甘く可愛い声のお姉さん。
ご主人様に今夜行うご奉仕の内容を確認すると
ベッドに潜り込み、耳元に口を近づけて優しく息を吹きかけます。

本作品は音声作品では既に定番とも言えるメイドがご主人様を責めるシチュ。
あるときは耳を舐め、またあるときは大きなおっぱいでおちんちんを包み込むなど
彼の弱点や嗜好を考慮したプレイをパートごとに切り替えながら行っています。

ここまでは割とよく見かける光景なのですが
本作品が他のメイド系作品と決定的に違う部分が一つあります。
それはご主人様の性的欲求を満たすために彼女がSっ気のある振る舞いや責めをしていることです。

「ご主人様がどんなに変態でも わたくしだけはご主人様の味方です。ご主人様の性癖は わたくしが 満たして差し上げますからね」
彼女はメイドとしてだけでなく女性としてもご主人様を相当に慕っており
彼の求めに応じて毎晩のように肌を重ねるほどの親密な関係にあります。
しかし彼が女性に責められる、いじめられることに快感を覚えるドMなため
ご奉仕する際は彼女が焦らしたり、連続で絶頂させるといった若干ハードなことをしています。

彼女が根っからのSではなく彼のためにSになった背景を踏まえて
最中は彼女が彼を気遣ったり優しい言葉をかけて甘やかすシーンが適度に登場します。
おかげでプレイの内容に比べるととても甘く温かい雰囲気が終始漂っています。

「愛のある意地悪」とでも言えばいいのでしょうか。
優しいメイドが一生懸命ご主人様を楽しませようとする姿に大きな癒しを感じます。
雰囲気が甘くプレイがややハードなことから、ややMあたりの人が一番楽しめると思います。
心のこもった意地悪の数々
エッチシーンは3パート51分ほど。
プレイは耳舐め、手コキ、パイズリ、フェラ、相互愛撫(しおりへの乳揉み/乳首責め/手マン、ご主人様へのぱふぱふ/手コキ)です。
エッチな効果音はありません。

「ご主人様の大好きな耳舐め 今晩はこれで… イジワルしちゃいますね」
ご主人様に「いつものご奉仕をして欲しい」と言われて了承すると
しおりは彼に密着し早速プレイを開始します。

エッチはご奉仕ということで彼女が彼のリクエストに応える形で行います。
最初のパートは普段の2人の様子を描いたプレイ。
彼女が彼の大好きな耳舐めをしながらおちんちんをゆっくりとしごいてあげます。

「わたくしのご主人様が 耳を舐められただけで女の子みたいに喘いじゃう変態さんだったなんて…ショックですわ」
「「ボクの変態おちんちんを シコシコしてください」 はいっ どうぞ」

本作品のエッチにおける大きな特徴は2人の仲の良さを感じさせるやり取り。
ただ単に耳やおちんちんを責めるだけでなく、それらをやや焦らすように刺激を与えたり
合間に彼が羞恥を感じる言葉責めをして心を高ぶらせようとします。

プレイだけを見ると確かに彼女が一方的に責めているのですが
彼女はそれらのすべてを彼が最も楽しめる、興奮できる形やタイミングで行っています。
この徹底したご奉仕っぷりがとても心地よく、女性に愛されている気分を感じさせてくれます。
簡単に言えばすごく雰囲気のいいエッチをしています。

プレイについては効果音が無いため手コキを「シコ シコ」とセリフで表現しているのが気になるものの
そのハンデを段階的にハードになる耳舐めでしっかりとカバーしています。
チロチロと舌を動かしたり、穴のあたりをコリコリする音が特徴的でエロいです。
そして射精後は優しい言葉をかけて安らぎを与えてくれます。

2番目のパートは彼女の大きな特徴であるおっぱいを使ったプレイが中心。
横になって腰を彼女の膝の上に乗せる膝上パイズリをしながら
はみ出た亀頭を口や舌で激しく責め、2回連続の絶頂へと追い込みます。

「こうして挟まれているだけでも心地いいでしょう? やわらかくて あったかくて なんだか幸せな気分になってきますよね」
「おちんちんの芯が おっぱいの柔らかさに溶けていきます。外側はがちがちのエッチなおちんちんですけど 中の方はとろんとろんに溶かされちゃってるんです」

ここではおっぱいで挟みこんだ後にしばらく動かさず
まずはその柔らかく温かい感触を楽しませるシーンを取り入れているのがいいですね。
この作品には効果音がありませんから、プレイの様子をどれだけイメージできるかが重要です。
そのために彼女が聴き手視点のセリフを投げかけ、おっぱいの感触を伝えようとしてくれます。
これも先ほど書いた「雰囲気の良さ」を感じる大きな要因の一つです。

しかしパイズリを始めた後は打って変わって一気にハードになります。
「ゆさ ゆさ」と言ってゆっくり動かし始めたかと思いきや
自分の唾液を垂らしてぬめりをよくすると一気にペースを上げ
さらには射精直後にさらなる刺激を与えて潮を噴かせるシーンまで登場します。

「あれあれぇ 躾けをしてるはずなのに… もっと大きな声で泣いちゃうなんて。ほんとにダメなマゾ犬さんだこと」
最中の彼女のセリフも嗜虐性を感じるものがそれなりにあり
ご主人様を楽しませるだけでなく彼女自身もこのプレイを楽しんでいるのがわかります。
彼女の中にあるSの部分が最もよく表れているパートです。

最後のパートは今までと違いお互いがお互いを責め合うプレイ。
「先にイったほうが負け」というルールを定め
序盤はご主人様が、中盤以降はしおりが相手の弱いところを刺激し絶頂させようとします。

「んっ んふっ ふぅ んっ ご主人様の手 あぁっ すごくやさしいです あんっ」
彼女がおっぱいを責められて乱れるシーンは今までになかった要素なだけに
勃起する人、射精したくなる人がきっといるでしょう。
勝負だからといって我慢をするようなことはなく、素直に感じてみせることから
2人がゲームに勝つよりもエッチを楽しむことを重視しているのがわかります。

主従という絶対的な関係にある男女が夜の間だけは対等、あるいは真逆の関係になる。
2人の人間関係や特質を活用した愛のあるエッチが繰り広げられています。
心をたっぷりと温めてくれる作品
Mな男性とSな女性がお互いの性的欲求を満たすエッチに
2人の仲の良さ、絆の強さを上手に組み込んでいる質の高い作品です。

世間的にはしっかりしているけど実は女性にいじめられるのが大好きなご主人様のために
世界で唯一それを知るしおりが様々な趣向を凝らして精一杯のご奉仕をします。
彼に気持ちよくなって欲しいから耳を舐める、喜んで欲しいから罵声を浴びせるなど
相手のことを第一に考えたややM向けのプレイが心と体を温めてくれます。

純粋なエロさだけを見るとそれほどでもないのですが
彼女に愛されていると感じられる言葉や演出の数々があるおかげで
とても良い気分に浸りながら物語を聴くことができます。
癒し・幸福感・充実感を得ながら抜くことができるでしょう。

「ご主人様は お一人じゃないんです わたくしは ご主人様をいつでもお守りしたいと思ってます」
そしてなんだかんだでSになりきれずにいるしおりが愛らしいです。
彼女は元々Mだったそうですから、彼に色々責められることを望む部分もあるはずです。
だけどそれだと彼を満足させることができない、だから頑張ってSの役目を務める。
プレイの最中に見せる意地悪さと、時折垣間見える優しさが彼女の魅力を引き出しています。
すごく献身的な女性だなと。

エッチはサディスティックと言うほどハードなプレイは登場しません。
意地悪レベルの比較的ソフトなものに留まっています。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

変わった形の主従愛を描いた作品です。
女性に大事にされたい、愛を感じながら抜きたい人には特におすすめします。

おまけは本編よりも大人びた声のメイドが相手をしてくれる音声(ほぼ非エロ)です。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 本編…1:09:07 おまけ…8:04

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

催眠ゲーム ~術師の挑戦~

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第2回目に紹介するこちらの作品は、優しいけどちょっぴり意地悪なところもあるお姉さんと
催眠に関する一風変わったゲームを楽しみます。

「力を抜かないで」「催眠に入らないで」など
一般的な催眠音声とは逆のことを言いながら物語を進めているのが特徴で
彼女は明らかに催眠から遠ざけるようなことを言っているのに
聴けば聴くほどなぜか催眠に入ってしまう不思議な体験が味わえます。
催眠に入らないように頑張れば頑張るほど…
お姉さんの言葉を聴きながら催眠に入らないよう頑張るお話。

「こんばんは 催眠音声が始まるよ」
お姉さんは甘く穏やかな声の女性。
自己紹介など前置きにあたる部分はすべて省略し
今回行う変わったゲームのルールを早速説明し始めます。

本作品は「催眠ゲーム」の名の通り、彼女ととあるゲームをする形で催眠を楽しみます。
一応言っておきますと催眠を題材としたゲームではなく音声作品です。
ゲームのルールは至ってシンプル。
彼女のお話を聴き続け、催眠に入ったり絶頂しなければ勝ちです。

「催眠って 力が抜けているほうがかかりやすいよね? だから 力を抜かないように意識しないといけないね」
そして彼女は彼ができるだけ頑張れるようにと
ほぼ全編を通じて催眠にかからないよう注意するセリフを何度も投げかけてきます。
催眠音声といえば聴き手を催眠状態に誘導するのが当たり前ですから
彼女のこれらのセリフに驚いたり戸惑ったりする人がきっといるでしょう。

でも心配はいりません。
以前催眠に入ったことのある人ならば彼女の言葉を聴いているうちにかなりの確率で催眠に入れます。
詳しい内容は追々説明していきますが、ここが本作品の非常に面白いところです。
正直なところ、人間である限りこのゲームに勝つのは相当に困難です。
ですから意地を張って無理に耐えるようなことはせず、流れに任せる感じで聴いてみてください。

催眠はおよそ17分間。
最初は彼女に言われたとおりに体の力を抜いたり深呼吸しないよう頑張ります。

「今まで私の声で催眠にかかったことがあるかな? その時のこと 思い出さないようにしないとね」
「ほら 呼吸に意識を向けて あんまり大きく吸ったり 大きく吐いたりしたら 催眠に入りやすいから 気をつけないとね?」

「催眠のことを思い出したらダメだよ」「深呼吸しすぎると催眠に入っちゃうよ?」
彼女の言っていることは確かに催眠から遠ざけようとしているように見て取れます。
しかし意に反して妙にリラックスするとか、意識がぼやけてくるのを感じるでしょう。

これこそが本作品の要とも言える要素です。
「人間の脳は否定形を処理できない」性質を利用し
遠まわしにそれらに注意を向け、イメージするよう促しているのです。


日常生活で家族や友人に「~を見ちゃダメだよ」と言われた時に
それがなんとなく気になったことはないでしょうか?
それは反射的に自分が対象を見ている様子をイメージしてしまっているからです。

本作品に当てはめると、彼女の「力を抜かないでね」は脱力の暗示とほぼ同意です。
そうやって彼女は聴き手に気づかれないように着々と催眠に入れる環境を整えていきます。
一見すると無茶苦茶なんだけど、やってることは極めて合理的なんです。

適度にリラックスさせた後は催眠により深く入るための深化です。
彼女は先ほどと同じく「~しないで」という言い回しを維持しながら
催眠に深く入っていくときや入った後の心地よい感覚を呼び起こそうとします。

「その頭の中の催眠の記憶を辿ると 気持ちよかったこと 幸せだったこと そのことを思い出してしまうかもしれないし 既にもう感じているかも…しれないね」
「深く入る そんなことにならないように…0 0 0」

ここでも彼女は「~かもしれないね」と語尾を上手にぼかし
これが暗示であることを徹底的に隠しながら進めています。
ですが終盤に登場するカウントダウンに合わせて頭が妙に重くなるのを感じるでしょう。
無意識に眠っている「0になると催眠が深まる」という情報を上手に活性化させているからです。

催眠に入らないよう呼びかけながら催眠に誘導している極めて個性的な催眠です。
お姉さんの暗示を受け入れやすい深い催眠状態に誘導することを目的に
彼女は最初から「催眠に入らないよう気をつけてね」と聴き手を励ますセリフを投げかけながら
実は聴き手がしっかりと催眠に入れるようにお話を進めています。

「運動支配なんてかからなくても 疲れるだけで 催眠に入りやすくなるかも…しれないからね」
「腕を曲げるときは 力瘤を作るときの 上腕二頭筋という筋肉を引っ張り 二の腕の部分 上腕三頭筋を 緩める」

そして催眠をより確実に成功させるために現代催眠の技術を駆使しています。
催眠に入ったときの感覚を連想させるセリフを投げかけて無意識から呼び起こす「喚起」
「~かもしれない」「~することでもできる」といった「許容暗示」
筋肉の動きを説明しながら「腕を曲げる」「緩める」と運動支配の暗示を入れる「散りばめ」などが挙げられます。

おそらく私の気づいてない部分でもっと高度なテクニックが使われているのでしょう。
テーマだけでなく技術面でもずば抜けたものを持っています。

私個人はお姉さん役に誠樹ふぁんさんを起用されたのも狙ってのことだと考えています。
彼女は有料・無料問わず数多くの催眠音声に出演されていますから
その声を聴いて催眠に入ったことのある人が多いだろうと見込んだのではないかなと。
考えればキリがないほど奥の深さを感じます。

まとめると、既存の作品ではまずお目にかかれない奇抜さと極めて高い完成度を併せ持つ催眠です。
エッチなことを考えちゃダメ
エッチシーンは12分ほど。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「もうちょっとだけ 頑張ってみようよ もう一勝負 してみましょ?」
逆転の発想に基づいた暗示の数々で主人公の心を幸せな気分で満たしたお姉さんは
追加のゲームをする形で今度は体の欲求を満たしてあげることにします。

エッチは予めおちんちんに手を添えるように言われ
竿をしごいたりはせずに彼女のお話に耳を傾けます。
ここでのルールも「射精したら負け」と至ってシンプル。
もちろん彼女は勝つつもりですから、言葉を使ってこちらの興奮を上手に煽ってきます。

「女の子の体の柔らかさや 胸の膨らみ そういうことは 想像しちゃダメ」
「意識を頑張って そらして あそこをおっきくしないように 注意しないと そのあそこを フェラされたり…ちゅぷっ」

女性の魅力を感じる部分を意図的に色っぽい声で言ったり
キスやフェラのイメージをさせながらエッチなちゅぱ音を鳴らすなど
ここでも聴き手が心の中に持っている性的快感の情報を引き出す形でプレイを進めます。

吐息やちゅぱ音がかなりエロいので、おちんちんをしごきたくなる人が結構いるでしょうね。
だけどゲームのルール上しごいて射精したら負けになってしまいます。
この両者の板ばさみによるもどかしい気分がフィニッシュの射精感をより高めてくれます。
ちょっと変わったスタイルの焦らしプレイが楽しめます。

このように、イメージを提示して聴き手を射精したい気分へと誘導するエッチが繰り広げられています。
至るところが凝っている作品
一般的な催眠音声とは真逆の方向から催眠やエッチを組み立てている奇抜な作品です。

お姉さんはゲーム開始から射精の瞬間まで
主人公に催眠に入らないでね、射精しないでねと注意を呼びかけ続けます。
すべての要素が催眠音声では有り得ないことばかりなので
「これで本当に催眠に入れるのだろうか?」と疑問に思う人がきっといるでしょう。

ですが実はゲームのルールから彼女のセリフ一つ一つに至るまでが
「聴き手を催眠状態に誘導し、射精させよう」という明確な意思や意図を持っており
そのためにあらゆる技術を極めて高いレベルで行使しています。

私も2年以上前に聴いたことがあるのでどんな展開かは覚えていたのですが
改めて聴いてみると「なんて素晴らしい作品なんだろう!」と感動しっぱなしでした。
催眠音声においてトップクラスの実力を持つエロトランスさんだからこそ形にできた作品です。

「うん いい子だね 私がぎゅーって抱きしめてあげる」
何より素晴らしいのがゲームを終えた後の彼女の態度です。
30分近くも主人公の脳に負担をかけさせたことへのお詫びとして
しっかり抱きしめ、甘やかしながら優しい言葉をかけてあげます。

内容が内容だけに真剣にやるほどこのゲームは主に精神が疲れます。
だからこそ最後はしっかりと安らぎを与えて元の世界に送り出しています。
聴き手に楽しんでもらうことを第一に考えた気配りの数々も本作品の魅力の一つと言えます。

エッチは具体的なプレイをするのではなく
彼女が提示したエロい要素をイメージして興奮を高めます。
雰囲気をエロくしてくれてるので抜くこと自体はそんなに難しくないです。
ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

レビューを締めくくる前にひとつだけ注意点があります。
できれば他の催眠音声を最低でも10本以上聴いてから本作品に挑戦してみてください。
これは彼女の暗示が催眠の感覚を呼び起こす、つまり催眠に入ったことがあるのを前提としているからです。
催眠を味わったことがない人ではいまいちピンとこないでしょうから
多少経験を積んでから聴くことを強くおすすめします。

ゲームの進め方、使われている技術など様々な部分が凝りに凝っている名作です。
このクオリティなら30分1000円でも大いに頷けます。
以上を踏まえて前回レビューした際は9点だったのですが、1点プラスし満点とさせていただきました。
男性声もありますので女性の方も是非お試しください。

CV:男性向け…誠樹ふぁんさん 女性向け…夜櫻さん
総時間 男性向け…34:36 女性向け…32:15

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
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ナースのいいなり~1172さんの病室~

サークル「みじんこ」さんの催眠音声作品。

過去に数多くの名作を世に送り出してきたみじんこさんの「いいなり」シリーズ。
その記念すべき10作目にあたる本作品は、声も態度もあまあまな優しいナースが
催眠そのものの気持ちよさをたっぷり味わわせながら性的絶頂へと導きます。

テーマの癒しに沿ったリラックス重視の催眠導入
セルフ・ドライ2種類のプレイを用意したエッチなど
できるだけ多くの聴き手が作品を楽しめるようにと様々な工夫が凝らされています。
優しいナースのエッチなお手伝い
ナースに催眠をかけられてから2種類のエッチをするお話。

「はーい おはようございます。お注射の時間ですよー」
ナースは明るくて甘い声のお姉さん。
入院中の主人公の部屋に注射を打ちに来たところ
嫌そうな顔をされたので怖さを感じなくするおまじないをかけてあげます。

本作品は「メイドのい・い・な・り~射精管理ボイス~」に始まるシリーズの一作品として
彼女が終始優しい言葉をかけて癒しながら射精やドライの快感を楽しませてくれます。
今回はシナリオ担当に「双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」を手がけられた四九八苦さんを迎え
今まで以上に質の高い催眠やエッチを繰り広げています。

この作品の特徴としてまず挙げられるのは「聴き手に十分なゆとりを与えている」ことです。
催眠パートに初回用と2回目用、エッチにセルフとドライの2パターンを用意しているのを初め
誰でもついていけるようにと全体的にゆっくりしたペースでサービスを行い
さらにはナースの言葉の一つ一つが思いやりに満ちています。

「それでは目をつぶって身体の力を抜いて…はいはい 不意打ちなんてしないから大丈夫ですよー」
優しいセリフと彼女の温かい声がマッチしているおかげで
聴き始めてしばらくすると落ち着きや心安らぐ気分が湧いてくるでしょう。
この後説明していきますが、特にセリフの表現にかなりの工夫が見られます。
女性の温もりに幸せを感じながら性的快感を楽しむことができる癒し系作品です。

催眠はおよそ22分間。
まずは冒頭にあった注射をしやすくするおまじないとして
深呼吸をしながら体全体を流す感じで脱力し
無事注射を終えた後に改めて今度は腕を中心にじっくりと脱力していきます。

「肩 腕 そして手の力がすーと抜けますよー。力が抜ける気持ちのいい感覚…実感できますよねー?」
やってることは他の催眠音声でも見られる割とよくあるものなのですが
彼女が「~ですよ」「~ですよね」とやや曖昧な表現で暗示を入れてくることが多いため
普通に会話をしているような柔らかい印象を抱く人が多いと思います。

良い意味で催眠っぽくないとでも言えばいいのでしょうか。
これが彼女の性格やテーマの癒しにマッチしていてリラックスしやすい雰囲気を作り上げています。

「あったかいお布団の中で まどろんでいるようなー。湯船に使って 体が温まっているようなー。日向ぼっこしながら うとうと…私の声が遠くから 子守唄のように聞こえるようなー。そんな とってもリラックスしている」
「さあ次は左手 左手の小指 薬指 中指 右手と同じように温かくて気持ちのいい心地よさ」

肝心の暗示についてもストレートに「力が抜けます」と言うだけでなく
誰でもイメージできる比喩を取り入れたり、生まれた感覚を他に移動させる形で上手に伝えています。

催眠は心で感じ取るものですから人によって有効な暗示のタイプも異なります。
だからこそ彼女は多種多様な暗示を駆使して脱力を進めているわけです。
結構入念にやってくれるおかげで腕にかなりの脱力感や無気力感を感じるでしょう。

暗示を素直に受け入れやすい心と体になった後は
いよいよ深い深い催眠状態へと落ちていきます。
ここでは彼女がとある数字をキーワードとして設定し、それを起点に催眠が深まる暗示を入れてから
セリフに上手に織り交ぜる形で何度も何度も投げかけてきます。

「もう一回。もっと深く 深くなる感覚が染みこんで行きますよー」
ここでも「キーワードを伝えます」と言ってからすぐさま発表せず
わざと少し遅らせて聴き手の「早く知りたい」という願望を適度に呼び起こしてから
発表し、入念な暗示を入れていく巧みなリードが光っています。

他の作品ではまずキーワードにならない数字ですし
最初は単なる数字として認識していたものが
聴き続けているほどにビクンと軽い電流が走るようになるかもしれません。
そしてキーワードに意識を向けながら「深い」などの暗示をしっかり入れて催眠を深めてもくれます。
私も日頃色々聴いてますが、ここまであっさりガッツリ入れたのは久しぶりです。

ナースに介護されているシチュに相応しい癒しに満ちた催眠です。
聴き手の心と体を全部彼女に預けられるようにすることを目的に
言葉や語尾の表現に注意しながら十分すぎるほどにリラックスさせ
それからキーワードを使った上手な深化でゆっくりと確実に導いていきます。

頭と体のリラックスに15分くらいの長い時間を割いていることもあり
リアルで疲れている人ほど心地よい感覚が強く味わえるでしょう。
そして「この人にならすべてを任せてもいいかな?」と思えるような安心感を彼女に感じるはずです。
もちろん自然にそうなったわけではなく、彼女が様々な技術を駆使してそうさせてくれているのです。

これを平然とやってのけているところが素晴らしいですね。
他にも言葉の美しさ、技術の的確さなど良い部分をいくつも挙げられるほどに優れています。

さらに素晴らしいのがそれぞれの行動にきちんとした意味や目的が込められていることです。
例えば先ほど腕を中心に脱力をしたのはエッチでそれを活用するためです。
深化の際にキーワードを定めたのはエッチで催眠状態を維持し、安定させるためです。
ただ単に催眠状態を深めるのではなく、先々のための布石を打っているんです。
セリフの裏に隠された部分の奥深さも本作品の質の高さを物語る要素と言えます。

まとめると、非の打ち所が一切無いほどに洗練されている催眠です。
2つのエッチで心も体もスッキリ
エッチシーンは3パート46分30秒ほど。
プレイはオナニー、イメージによる絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフ、ドライ両方の絶頂形式が登場します。

「今日はせっかく気持ちよく リラックスしてくださってるんだし ついでに性欲処理もしちゃいましょうねー」
的確な催眠によって主人公を自分の声の言いなりにしたナースは
入院中の彼の不満を解消するためにエッチなサービスをしてあげることにします。

エッチはセルフとドライのいずれか片方を選択して聴きます。
最初から言ってしまうとドライはややイメージ力を要求する部分があるため
催眠音声を聴き始めたばかりの人はセルフの方がずっと取り組みやすいし楽しめると思います。
ドライは多少慣れてる人の方がやりやすいかなと。

セルフパートは利き腕とは逆の手の脱力を解除し
彼女の声に従ってそれを胸→お腹→おちんちんへと移動させ、最後にしごきます。
そしてこれらを行うにあたって彼女は暗示を使って聴き手の腕や感覚を上手にコントロールします。
基本はオナニーなんだけど催眠色の強いプレイと思ってください。

「ゆっくりとお腹を撫でていると だんだん お腹が温かくなっていきますよー。暖かさはゆっ…くり広がって行って 胸も 股間もポカポカしてきます」
彼をいいなりにした後もナースの優しさはまったく変わりません。
不自由感を感じているであろう腕の力を取り戻す時間をしっかり与え
それからゆっくり動かしながらその部分に温もりやエッチな熱を感じさせます。
心を潤しながら射精する癒しに満ちたエッチが楽しめます。

「ふわふわした感覚が○○さんの頭をどんどん麻痺させていきますよー? 麻酔にかけられて 感覚がどこかに行っちゃうみたいに…○○さんの考える力がどんどん飛んでいきますよー」
そして彼女はそれらを行いながらしきりに「○○(キーワード)さん」と言ってきます。
先ほど書いたようにこのキーワードは聴けば聴くほど催眠が深まる暗示が入れられています。
つまりエッチをするのと同時に催眠を深めていくわけです。
意識的に投げかけてくれますから頭の中がどろどろに溶けていく感覚も得られるでしょう。

オナニーについては股間に手を持っていた後
まずはパンツ越しに軽く撫で、脱いでからはゆっくりとしごいて刺激を与えます。
素の状態だったらもどかしく感じるであろうこの快感も
十分な深さの催眠に入っていればそれほど不満には感じません。
むしろ長く快感を味わえることに喜びを感じるのではないでしょうか。
そうやってオナニーから得られる刹那的な快楽を充実したものへと作り変えています。

彼女がオナニーする手をわざわざ利き手と反対の手に指定しているのも
普段とは違う感覚でプレイを楽しんでもらいたかったのだと思います。

ちなみに射精はセルフパート自身には明確なタイミングを設けておらず
射精を指示してくれる追加パートが存在します。
自分のタイミングで出したければ前者を、決めて欲しければ後者を併せて聴くのがいいでしょう。

対するドライパートは物理的な接触を一切行わず
彼女の手に体の様々な部分をいじられている様子をイメージし、絶頂します。

「私の手が近づいていくと ○○さんが感じるむず痒さ 熱さ 切なさはじわじわと…強くなっていきますねー。ほぉら…強くなります」
「優しーく カリカリ…。指先で弾いてみちゃったりしてー まるで 直接快感に指先を刺しいれられて ぐるぐるドロドロにかき混ぜられてるような感覚」

しかし彼女は聴き手を縛りたくなかったのか、手コキなどの明確なプレイにはせず
「体の敏感な部分がいじられる」とやや曖昧な表現をしてきます。
一部で体の内部、前立腺などを刺激しているシーンも見られますし
幽体のような存在に体の内外を愛撫されているイメージをするのが妥当に思えます。

一般的なプレイに収まっていないところが「イメージ力を要求する」と言った理由です。
ですが感度の上昇などイかせるための準備はきっちりしてくれますから
催眠音声をある程度聴いている人ならドライイキは普通にできるのではないかなと。
特に体の熱の高まりははっきり実感できるレベルに感じることができます。

このように、タイプのまったく違う独特なプレイが繰り広げられています。
癒し重視の良作
全編を通じて伝わってくるナースの優しさ、温かさによる癒しだけでなく
催眠状態特有の心地よさや性的快感まで楽しむことができる総合力の高い作品です。

ナースは注射が嫌だったり欲求不満が色々溜まっている主人公へのサービスとして
リラックスを重視した催眠で心と体のリフレッシュを促し
それから仕上げにエッチで男性なら誰もが持っている性欲も発散させてあげます。

場合によってはMっ気のあるプレイに持っていけたにも関わらず
彼女は常に彼が癒され、気持ちよくなれることを第一に考えた行動をします。
その献身的な姿や心洗われる言葉の数々が心をしっかりと温めてくれるでしょう。
充実した気分で射精する快感もまた格別のものがあります。

そしてこれらを完成させるために様々な催眠の技術を活用しています。
一つ一つの言葉のかけ方、暗示の入れ方、指示の出し方に至るまで
すべてが聴き手に「なんとなくいいな」と感じさせるようにチューニングされています。

おかげで彼女の言いなりになっているのにちっとも嫌な気分がしません。
むしろそうしているほうが安心するような感覚さえ抱くようになります。
この作品を通じて催眠の持つ可能性や素晴らしさを改めて思い知らされました。
細かな技術を解説していったら今の3~5倍くらいの文字数が必要になるほど奥が深いです。

エッチはセルフは割とストレートに、ドライは聴き手にある程度任せる形で行っています。
個人的にはドライはもう少し具体的なアプローチでも良かったように思えるのですが
他の催眠音声よりも曖昧な分、好きに楽しめる自由度もあります。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

女性に何か何までしてもらいながら気持ちよくなれる作品です。
この内容とボリュームで700円とコスパも良好。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは2本目の満点とさせていただきました。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 初回…1:21:55 2回目以降…1:16:35

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

2025年10月16日追記
再レビューを公開しました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/96063952.html

(催眠音声)絶対幸福概念~天使達の福音~

サークル「キャットアイランド」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、心優しい天使たちに導かれて
様々な場所を経由し桃源郷へと向かうイメージをしながら心を癒します。

聴き手が心置きなく現実逃避し安らぎを得られるようにと
イメージの内容から一つ一つの言葉まで全てが心にプラスに働く要素で統一されています。
彼女たちの穏やかで落ち着いた声も相まって
聴いている間は特に心にぽかぽかしたものを感じるでしょう。
心優しい天使たちと癒しの世界へ
守護天使たちに癒しの催眠をかけてもらうお話。

「こんにちはー 聞こえるかな? こんにちはー」
守護天使は明るく穏やかな声の女性。
「うふふっ もうちょっとで繋がるよ」
もう一人の天使は明るくて元気な声の女の子。
主人公の脳に直接語りかけ、自分たちが何者なのかを説明すると
彼ともっと強く繋がるためのおまじないをかけてあげます。

本作品はサークルさんが「瞑想ドラマCD」と謳われているように
物語の中に様々な催眠の技術を織り交ぜることで
日常生活に疲れている人でも安心できるひと時を提供します。

キャットアイランドさん自体は今回が初の催眠音声になるのですが
催眠音声では老舗中の老舗であるキャットハウスさんがシナリオを監修されています。
今から11年前に発売された「赤いリボンのリコ」など数多くの名作を手がけている方です。

実際に聴いた私もその完成度の高さに驚きました。
最初から言ってしまうと処女作とは思えないほどにレベルの高い作品です。

本作品における最も大きな特徴は術者が常に2人いることです。
こう書くと最近流行っている双子系の作品をイメージするかもしれません。
しかし本作品の場合は守護天使がメインの語り手/術者を務め
それにもう一人の天使が相槌を打ったり追加の暗示を入れるスタイル
で行われています。

メインの術者とサブの術者がいると言えばわかっていただけるのではないでしょうか。
双子とはまったく違うかなり個性的な作風です。

催眠は2パート44分ほど。
最初の「導入(被暗示同調)」パートは催眠に入りやすくするための下準備として
守護天使が自分の体に手を触れているイメージをしながら深呼吸をし
言われた部位の力が抜けいくのを感じます。

「私の両手が あなたの両腕にそっと触れる 両腕の力がさらに抜けていく」
「私の両手が あなたの両手をそっと包み込む 安心感に包まれていく」

全身を一通りなぞるように行ってからいくつかの部位を再度重ねて行う2段構えの脱力や
天使のような穏やかな声で脱力感と同時に安らぎを感じさせようとする暗示によって
聴き始めてしばらくするとなんとなく体が温かくなっているのを感じるでしょう。

本作品の最終目的は心身の癒しやリフレッシュにありますから
こちらが嫌に感じる言葉を彼女が言ってくることは一切ありません。
それどころか「幸せ」「安心する」といった心にプラスに働く言葉を至るところで何度も投げかけてくれます。

催眠の技術についても前半は意識的に深呼吸を多くしていたりと
聴き手がリラックスし、イメージの世界にどっぷり浸かれるよう考えながら進めてくれています。
天使の声や言葉、イメージの内容などすべての要素が癒し一色ですから
雰囲気的にも温かいものをきっと感じるでしょうね。
幻想的なイメージと数多くの愛の言葉に包まれながら
続く「本編」パートはさらに心を落ち着け、催眠を深めながら幸福な場所の代名詞とも言える桃源郷を目指します。

「目を閉じた 綺麗な金色の蝶たち あなたを祝福する」
一番最初に登場するのは金色の蝶。
それらが放つ金色の光を体の中に取り入れるイメージをします。
並行して幻想的な効果音が鳴るなど雰囲気作りもしっかりしています。

「ゆっくり ゆっくり あなたの中へ ゆっくり ゆっくり 心の奥へ 流れるように満ちていく」
そして守護天使は「ゆっくり」「ゆったり」を意識的に多く織り交ぜながらそれら描いていきます。
まだ催眠が始まったばかりということでいきなり桃源郷には案内せず
リラックスを重視しながら段階的に誘導する丁寧な催眠が繰り広げられています。
本作品では多くのシーンでイメージの特徴を踏まえた癒しの暗示を的確に入れてきます。

2番目に訪れる場所は緑豊かで静かな湖畔。
周りに生い茂る木々を眺め、あたりに落ちている幸せの実を拾い
しばらく歩いた先にある木になっている桃を食べ、最後に近くにある小屋へと向かいます。

「拾い上げてみると 幸せの種は すーっと 心の中に染み込んでいく」
「浄化されていく」
自然に囲まれるイメージ自体が都会に暮らす人には癒しの対象になりますし
最中に紡がれる言葉もその気分を上手に後押ししています。
桃の実を食べるシーンは描写がしっかりしているので唾液が湧いてくる人がきっといるでしょう。
それと同時に手足の重さや意識のぼやけがだんだんと強くなるのも実感できます。

「近づいていくと だんだんと だんだんと そう だんだんと」
個人的に最も印象的だったのが小屋に歩いていくシーン。
「○メートル」と距離を伝える形でカウントダウンをしていくのですが
彼女は上のセリフのように近づくとどうなるかを敢えてギリギリまで言わずにおきます。

で、私の場合はここで一気に視界がぐらつく感覚が襲ってきました。
レビューでは非常に伝わりにくいところなんですけど
彼女は遠まわしに深い催眠に入るよう促してくれているんです。
聴き手にそう感じさせる雰囲気を見事に作り上げていることに正直驚きました。
ここだけは実際に聴いていただくのが一番わかりやすいです。

「とても前向きで素晴らしいあなた 毎日 あらゆる面で ますます良くなっていくあなた とっても魅力的なあなた」
「あなたのことを愛してる 愛してるよ とっても愛してる 世界中の誰よりも 深く 深く 愛してる」

無事小屋に到着した後はそこにいる主人公の恋人と愛を語らいます。
彼女の言葉も思いやりに溢れたものばかり。
作品を聴き終えた後も溌剌とした気分で毎日を過ごせるような暗示を入れてくれます。

本作品は最後に寝る形で終わりを迎えるので解除と呼べる音声が存在しません。
だからこそ聴いた後のことも見据えて暗示の表現を慎重に選んでいます。

「あなたは いつでも天使たちに守られていたことを実感することができる そしてこれからも とっても幸せ」
「幸せって文字を思い浮かべるたびに 君は幸せになれるね」

そうやって様々な場所で少しずつ癒しを得た後
最後の最後にようやく彼女たちの住む天国や桃源郷へと到着します。
幸せになるために来ただけあって「幸せ」を言うシーンがとても多く
言葉のイメージや雰囲気につられてよりいい気分になるのを実感するでしょう。

このように、癒しや安らぎに満ちた催眠が繰り広げられています。
心をとことんまで温めてくれる作品
最初から最後までどこを聴いても癒し一色な温かい作品です。

2人の天使がいくつかのイメージを語りながら
それぞれのシーンで雰囲気に合った暗示を的確に入れて催眠状態を少しずつ深めてくれます。
世間一般的な催眠音声とはかなり違ったスタイルでの誘導をしてくれますから
催眠音声を聴き始めた人はもちろん、百単位の作品を聴いている玄人も新鮮な気分で楽しめます。

「あなたの魂は 永遠の生命なのです」
「広がる生命 宇宙」
本作品において最も感銘を受けたのは彼女たちが紡ぐ言葉の美しさです。
どのシーンでもイメージに適した言葉を用意し
それにキーとなる暗示を上手に絡めて効果的に催眠を進めています。

要は催眠の技術や暗示にイメージを当てはめるのではなく
イメージに適合するようそれらをアレンジしているのです。
これは少なくとも新規のサークルさんにはそうそうできることではありません。
イメージと催眠がマッチしているから作品の世界に浸りやすいです。

天使役を務める誠樹ふぁんさんの演技も本作品の魅力を引き出しています。
各シーンにあるキーワードを特に気をつけながら思いを込めて語る演技は
やはり催眠を知っている方でないとできないことだと思います。
天使のイメージにぴったりな声や口調もテーマの癒しにしっかりマッチしています。

十分な個性を持ちつつ充実した癒しを与えてくれる作品です。
心身をリフレッシュしたい人、安眠を求めている人には特におすすめします。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 58:45

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

ルームサービスサキュバス~サキュバスに騙されてレベルを全部吸われちゃう勇者様~

サークル「有明ありす」さんの同人音声作品。

同サークルさんの処女作にあたるこちらは、2つの顔を持つお姉さんが
ルームサービスとしてマッサージやエッチをしながら勇者を少しずつ骨抜きにします。

マッサージやエッチにほんの少しですが催眠の要素を織り交ぜており
適度なリラックスや脱力する感覚、エッチで射精をストップさせられる感覚など
勇者が味わっている諸々の気分をより主観的に味わわせてくれます。
一見すると清楚な僧侶、その正体とは?
僧侶に扮したサキュバスに精液と経験値を搾り取られるお話。

「失礼いたします この度は ルームサービスをご利用いただき ありがとうございます」
僧侶は明るくお淑やかな声のお姉さん。
勇者からルームサービスの依頼を受けて部屋にやってくると
隣に座り服を脱がせて体をマッサージし始めます。

本作品はサークルみじんこさんが今年9月に発売された
「レベルドレインサキュバス~サキュバスに騙されてレベルを全部吸われちゃう勇者様~」のシリーズ作品にあたり
(DLsiteへのリンクです。当サイトにレビューはまだありません)
僧侶として勇者に近づいた彼女がマッサージやエッチなサービスをしながら
少しずつ本性を現していき、最終的には自分の僕へと作り変えてしまいます。

元の作品を聴いていないのではっきりとは言い切れないのですが
作中で専門用語や特別な設定が特に登場しないことから
単体で聴いても普通に楽しめると思います。
勇者や僧侶がいる一般的なファンタジーの世界が舞台のお話です。

「まぁ 一通りの職業を 経験していらっしゃるのですか? それはそれは 勇者様はとても努力家ですのね」
僧侶はこういうお仕事をしているのが不思議に思えるくらいに清純なキャラ。
魔王打倒のため一人で旅を続ける勇者の言葉にいちいち関心を示したり
マッサージの際には傷だらけの体を見て労わりの言葉をかけたりします。

しかしそれはあくまで仮の姿。
実際は高レベルな彼の精液と一緒に経験値をいただこうとするサキュバスです。
女性をあまり近づけようとしないお堅い彼を彼女がどのように篭絡し、心身を屈服させるのか。
このあたりが本作品における一番の聴きどころと言えます。

彼女が最初に行うマッサージはおよそ6分30秒間。
左腕、右腕、右足、左足、腰周りと疲れの溜まりやすい部分を
手や指を使って順番に揉みほぐしていきます。

「私が 左腕をなぞるたびに そこから力が抜けるように どんどん左腕が リラックスしていきます」
「まるで 私のマッサージが 力を吸い取ってるみたいに すーっと抜けていきます」

ここで面白いのが効果音を鳴らすのではなく
催眠における暗示に近いセリフを彼女が投げかけてくること。
部位ごとに「力が抜ける」「リラックスする」といったキーワードを意識的に織り交ぜ
それを聴き手が主観的に捉えられるような表現で言ってきます。

時間が短いのでまったく動かせなくなるレベルにまで脱力することはありませんが
それでも「なんとなく重く感じる」「体を動かすのがめんどくさい」など
催眠の初期に現れやすい感覚がそこそこ得られます。

催眠音声を多数読まれている誠樹ふぁんさんが僧侶役を務めているのもあります。
同人音声ではあまり見かけないタイプのマッサージですね。
そうやって彼女はエッチの最中に彼が逃げられない環境を作ろうとします。
少しずつ変化していく僧侶の態度
エッチシーンは3パート24分ほど。
プレイはキス、手コキ、耳舐め、フェラです。
エッチな効果音はありません。

「勇者様 私 パーティーには入れませんが 勇者様と 一夜を過ごしたいのです」
マッサージの際に見て、触った勇者の逞しい肉体にすっかり惚れこんだ僧侶は
自らエッチの相手を志願し、その手始めとして彼に甘いキスをします。

エッチはキス、耳舐め+手コキ、フェラとパートごとにメインのプレイを定め
それぞれを僧侶がご奉仕する形で行います。
そしてプレイを進めるにつれて彼女の僧侶としての仮面が少しずつ剥がれ落ち
サキュバスとしての本来の姿が浮き彫りになってきます。


最初の「僧侶に求められてキス」パートは恋人に近いあまあまなキスがメイン。
僧侶がおねだりしながら最初はソフトに、しばらくするとハードな口づけをします。

キスの具合やちゅぱ音の鳴らし方などはしっかりしているのですが
バイノーラル録音ではないため音質がやや残念に感じます。
本作品は密着して囁いたり耳を舐めたりするシーンが多いだけに
バイノーラルの方がきっと持ち味をより発揮できたでしょう。

最も長い時間が取られているのはその次の「手でご奉仕されていたら」パート。
およそ14分30秒に渡り彼女が手で亀頭やおちんちんを優しくしごき
同時に耳を舐めたり意識的にエッチなセリフを投げかけます。

「もうお汁が止まらなくなって おちんちん全体がビクビクってしてきていますわ」
「ほら おちんちんの感度がどんどん上がって もうパンパンになって膨れ上がりそう」

ここでは先ほどのマッサージの時と同じくプレイの様子を実況しながら
聴き手の性的興奮を高める暗示のようなセリフを言うシーンがちらほらあります。
手コキの効果音が無いハンデを補うためのテーマに則った演出でしょう。
その結果耳舐めをする純粋な時間が減り、エロさが弱まってしまっているように思えます。

「馬鹿ですね 私 僧侶なんかじゃなくて 本当はサキュバスなんですよ」
中盤以降に差し掛かったあたりで彼女が正体を明かすのもポイント。
僧侶に比べて口調が多少砕ける程度でそこまで大きな違いはないものの
サキュバスらしくエッチな魔法を使って徹底的に焦らし
勇者が自分から射精を懇願するよう追い込みます。
雰囲気はソフトなんだけど容赦しないあたりがサキュバスらしいですね。

そして最後の「サキュバスの濃厚な吸い取り」パートでいよいよ射精の瞬間が訪れます。
耳舐めとは違う「吸い」を中心とした水分高めの下品なちゅぱ音を鳴らしながら
自分に屈服し、精液を捧げるよう執拗な追い込みをかけます。

魔法を使って射精を制御する演出が割と多く
パート自体の時間も短いのでここもエロのパワーは控えめです。
純粋なエロよりも篭絡される背徳感を強く感じながら抜かせる作りです。
ですから多少なりともM性を持っている人の方が楽しみやすいと思います。

このように、彼女の2つの顔やファンタジー要素を絡めたエッチが繰り広げられています。
変わった要素を取り入れている作品
勇者がサキュバスに屈服させられる様子を独自の視点で描いている作品です。

僧侶は自分の正体や目的を悟られないよう気をつけながら勇者に近づき
最初は普通のルームサービスを、その後は特別サービスとしてエッチなご奉仕をします。
そしてその最中に催眠の要素をちょっぴり取り入れ
サキュバスの魔法にかかったような感覚を聴き手に与えようとしています。
ストーリーやキャラだけでなく没入感にも配慮した作りが面白いです。

しかし、先ほども触れたようにバイノーラル録音でないことや
エッチのすべてのプレイに効果音が入っていないのはかなり痛いです。
特に後者はメインのプレイとなる耳舐め+手コキをするシーンで
2つのプレイを同時にしているはずなのに、表現としては個別に行っている形になってしまっています。
耳舐めのちゅぱ音を鳴らし、その合間にプレイの様子を実況している感じです。

サキュバスのキャラを活かしてちゅぱ音を鳴らしながら
心に語りかける形で同時に実況する、なんてスタイルでもよかったのではないでしょうか。
演出、抜き両方の観点から引っかかるものを感じました。

もう一つ気になったのはマッサージの際に軽い催眠を施しているのに
最終パートで特にそれを解除していないことです。
催眠音声を聴かれている方ならわかるでしょうが
催眠をかけた場合は最後に必ず解除をするパートが用意されています。

サークルさんが作品説明文に「気持ち程度の催眠」と書かれていることから
わざわざ解除するほどのものでもないと思われたのかもしれません。
ですが私はどんな形であれ催眠をかけた以上は解除するべきだと考えています。
脱力感自体は1~2時間もすればすっかり消えるでしょう。

エッチは他のサキュバス系作品に比べるとエロさが控えめです。
射精は最後に1回のみ。
ちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

良いところもあるのだけどそれ以上に気になる部分が多く見られたことから
今回はやや厳しい点数とさせていただきました。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 41:14

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~

サークル「みじんこ」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その記念すべき第一回目となる本作品は、主人公を気持ちよくするのが大好きな双子が
左右からリズミカルに語りかけながら催眠特有の快感をプレゼントします。

催眠音声において絶大な人気を誇る双子形式の元祖にあたり
発売から既に6年以上経っているにもかかわらず
現在の作品にもまったく引けをとらない極めてハイレベルな催眠とエッチが繰り広げられています。
可愛い双子が催眠の世界へご案内
双子に催眠をかけられてからエッチな快感を楽しむお話。

「せ~のっ いらっしゃ~い」
双子は若干声質の違うどちらも可愛い女の子。
自分たちの部屋にやってきた主人公を嬉しそうに迎えると
彼を気持ちよくしてあげるための催眠を開始します。

本作品はListenable pharmacyさんで公開されている
「Synergism Duet」を源流とする双子シリーズ唯一の有料作品にあたり
2人が左右に分かれて時には交互に、時には思い思いに別々のセリフを投げかけてきます。

今年に入って本家とは別に数多くのサークルさんが双子系作品を作られているのですが
本家のシリーズは全体的にセリフのペースがやや速く
まるで歌や漫才を行っているかのようなテンポのいい掛け合いがされています。


催眠音声はゆっくり語り、セリフの間を長めに取る作品が多いだけに
この作品を聴いてみるとえらくスピーディーにお話が進んでいるように感じるでしょう。
また一部でセリフの最後をわざと重ねたり間を極端に短くすることで
聴き手に余計な考えを抱く余地を与えず、サクッと催眠に入れるようにしていたりもします。
熟練された知識や技術に基づいた流れるような催眠が行われています。

催眠はおよそ18分間。
仰向けになり目を瞑った状態でしばらく双子のお話を聞き
それから6分ほどの時間をかけてゆっくりと深呼吸をします。

左「あなたはどんな気持ちよさがお好みかしら?」
右「まるでスーっと落ちるような気持ちよさを感じるのもいいわよね」
お話の内容は具体的な例を挙げながらリラックスを促したり
2人の声に対する集中を呼びかける、といったものです。

催眠状態は簡単に言えばリラックスし、何か一つのことに集中している状態です。
そのことを遠まわしに教えることで聴き手を催眠に入りやすい環境へと自然に誘導しています。
他にもちょっとしたタイミングでフォローするセリフを投げかけたりと
初心者でも催眠を存分に楽しめるような配慮が随所にされています。

右「吸ってー 吐いてー」
左「吐きながら力を抜いて」
深呼吸の際も催眠者が2人いるのを活用し
片方は呼吸の合図を、もう片方がリラックスする暗示を入れる役を分担して行います。
ちなみに深呼吸は1セット7秒と9秒の2パターンが用意されています。
個人的には余裕を持ってできる9秒の方をおすすめします。

聴き手が息を吐いたときにだけ必ず暗示を入れていたり
途中で瞼の重さを感じさせて催眠に入りつつあるのを実感させたりと
このシーンだけでもサークルさんの技術の高さがわかるくらいにしっかりしています。
深呼吸自体がリラックスに有効ですし、早速手足の重さを感じる人もいるでしょうね。

次の深化シーンは短いカウントに合わせて目を開けたり瞑ったりします。
そしてここでは催眠音声では滅多に見られない個性的な技術が用いられています。
私の知る限り、こういうスタイルで落としてくれる作品は他に1つしかありません。

右「数が小さくなると 目が覚めるの」
あんまり話すとつまらないでしょうから具体的な内容は伏せますが
反復作業によって生まれる心理を逆手に取って一気に催眠を深めてくれます。

高層ビルの最上階からエレベーターで一気に下りるときに
体全体が軽く浮かび上がるような感覚を味わったことがないでしょうか?
それに近い感覚を多くの人が味わうと思います。
まさに「落ちる」と表現するのがふさわしいとっても不思議な感覚です。

左「気持のいい波はあなたの手足を浸し」
右「身体を背筋を駆け上る」
そして最後はエッチの下準備として声を聞くだけで気持ちよくなる暗示を入れてくれます。
2人の声自体が可愛いいですし、催眠の感覚も手伝って
普段とは別の世界にいるような浮遊感や幸福感が味わえるでしょう。

双子形式を最大限に活かしたハイレベルかつ濃厚な催眠です。
2人の声を素直に受け入れ、反応できる心と体に作り変えるのを目的に
長めの深呼吸やリズミカルな暗示で聴き手をしっかりとリラックスさせ
それから独特な技術と畳み掛けるような追い込み暗示を組み合わせて瞬間的に催眠状態を深めます。

先ほどぼかしたシーンでガクッと頭の中が揺れる感覚がありますから
「ああ、これが催眠に入る感覚なのか」とわかっていただけるのではないかなと思います。
当サイトの催眠オナニー講座で最初に聴いてほしい作品としてすすめているのも
催眠そのものの感覚を実感しやすいからというのが大きな理由です。
ここまで華麗に落としてくれる作品は本当に希少です。

まとめると、誰にでも親しみやすく個性もある最高ランクに位置する催眠です。
声だけでイかされる心地よさ
エッチシーンは7分30秒ほど。
プレイは全身愛撫のイメージ、声による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

右「深い深いところまで 落ちる事ができたあなたは」
左「直接快感を頭で感じる事ができるの」
巧みな技術で主人公を深い深い催眠状態へと導いた双子は
その感覚を維持しながら幸福感や性的快感を言葉で与え、絶頂へと追い込みます。

エッチはフェラやSEXといった一般的なプレイを一切行わず
催眠音声らしく感覚を操作する暗示を組み合わせてドライオーガズムを目指します。
2人と物理的な接触をするシーンがほぼ無いばかりか
最中はちゅぱ音や淫語すらほとんど登場しません。
でも彼女たちの声や言葉を聴いていると体の奥から温かい感覚がなぜかこみ上げて来ます。

右「スキになる事は気持いい」
左「愛している事は快感」
そうなる原因としてまず挙げられるのが
「好き」「気持ちいい」といったセリフを自分で復唱するシーンがあることです。
この2つの言葉は異性に対する愛情表現、あるいはエッチの最中に言うことが多く
間接的にそれらをイメージさせ、同様の感覚を呼び起こす効果があります。

しかも暗示は他人に入れられるより自分で入れた方がずっと強力です。
無意識に眠る情報を釣り上げる、まさに催眠そのもの象徴するかのようなプレイです。
ちっともエロくないのに聴いてる最中は妙に体が熱く感じるでしょうね。

右「コレで終わりじゃないよ?」
そうやって少しずつ快感を蓄積させた後に絶頂の瞬間が訪れます。
双子に体をいじられているイメージを交えてはいますがやはり主役は声と言葉。
何度も刻まれるカウントとひっきりなしに聞こえてくる暗示の数々が
脳や股間を中心に何かが弾けるような快感を引き起こしてくれます。

一応連続絶頂スタイルなのですが、おそらくは一番最後の1回に大きな波が来ます。
股間がカーッと熱くなる、心地よい電流が走る、頭の中が軽く爆発する、などなど
リアルではあまり味わえない独特な心地よい感覚が味わえると思います。

このように、催眠そのものを大事にした特殊なエッチが繰り広げられています。
不朽の名作
催眠音声の醍醐味がぎっしり詰まっている美しい作品です。

2人の女の子が代わる代わる語りかけながら
ゆっくりと確実に催眠の世界に連れて行ってくれます。
全体の流れから細かいセリフの表現方法・話すスピード・間・演技に至るまで
ありとあらゆる部分がこれ以上無いほどまでに研ぎ澄まされており
それらが絶妙なバランスを維持しながら組み合わさっています。

ここまで強烈な個性を持ち、なおかつ高い完成度を誇る作品はそうそうありません。
催眠の素晴らしさを聴き手に最大限にわかりやすく表現しています。

聴いてる最中は何度も唸ったし魂が震える思いがしました。

この作品は当サイトで一番最初にレビューを書いたものなのですが
当時は私に催眠に関する知識がほぼ無く、漠然とした凄さだけを感じていました。
しかしおよそ2年半に渡り400本近くの作品を聴いた上で改めて向き合うと
30分程度の短い時間の中に様々な技術が込められており
そのすべてが一分の隙も無いほどまで練りに練られていることがわかりました。

多くの人から支持されているのは双子形式による珍しさが大きな理由なのでしょうが
催眠音声としての質の面でも最近の作品に並ぶ、あるいは凌駕するものを未だに持っています。
「良い作品は長い年月が経ってもやっぱり良い作品なんだな」と改めて痛感しました。

エッチは敢えてストレートな要素を排した催眠重視の内容です。
射精のような快感よりも精神的な充実感や開放感を強く感じるでしょう。
心を十分に潤した後に絶頂させてくれています。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠音声を知るすべての人に一度は聴いてみて欲しいと言い切れる作品です。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 深呼吸7秒版…32:29 深呼吸9秒版…33:44

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


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メイドさんのおくち ~旦那様専用口マ○コ~

サークル「しらあえプロジェクト」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、主に忠実に仕える献身的なメイドが
自分のお口だけを使って日頃の疲れやストレスを取り除きます。

エッチシーンで行うプレイをフェラ1本に絞りこんでいるのが最大の特徴で
パートごとに責めのペース・強さ・舐め方を上手に切り替えながら
女性が生み出すエッチな音の数々をたっぷりと楽しませてくれます。
完璧系メイドの熟練した舌さばき
メイドにフェラのご奉仕を受けるお話。

「おかえりなさいませ 旦那様 本日もお疲れさまです」
メイドはややトーンの低い落ち着いた声の女性。
仕事で疲れの色が見える旦那様に優しい言葉をかけると
早速とあるご奉仕の準備に取り掛かります。

彼女は旦那様の性欲処理係として日常的にフェラをしており
作中でも普段の様子、罪を犯した彼への罰、酔っ払った勢いとシチュを変えながら
全編にわたってお口だけで精液を搾りだし、そのことごとくを飲み干します。
手コキなど別のプレイが一切登場しない、まさにフェラ好きのためだけに作られたかのような作品です。

フェラは音声作品における代表的なプレイとして数多くの作品に登場しますが
本作品では主に「吸い」と「すすり」を責めの中心に据え
パートのコンセプトや旦那様の興奮具合によってその比率を切り替えながら行っています。
全体的にペースがゆっくりな代わりに音が下品な印象を受けました。
メイドが旦那様に心を込めておしゃぶりする様子を音で上手に表現しています。

「私は 旦那様に仕えたときから 身も心も そのすべてが旦那様のものでございます」
今回お相手を務めるメイドは「完璧系」と呼ばれているように
旦那様に対して身を粉にして尽くす従順かつ献身的な女性。
プレイを通じて彼が性的欲求の解消だけでなく幸福感も得られるように
男の喜ぶツボを押さえながら的確な責めを加えます。

挿し絵を見る感じだと事務的あるいは無愛想なキャラに思えるかもしれませんが
実際の声や態度はこちらのことを常に思いやる優しさに満ちています。
パートによっては主従の立場が逆転したり、彼女が女の子の顔を見せたりもしますし
二人の絆の強さも感じられる内容に仕上がっています。
時には優しく、時には激しく
エッチシーンは3パート39分間。
プレイはフェラ、精飲です。
エッチな効果音はありません。

「私の口で 一日の疲れを癒し とろけるような快楽と 心地よい射精を 心行くまでお楽しみください」
旦那様に下を脱いだ状態で横になるように言うと
メイドは彼のおちんちんに顔を近づけ優しくキスをします。

エッチはすべてフェラということで彼女が終始責め続けます。
一番最初の「お疲れ様のご奉仕フェラチオ」パートは普段彼女が行っているご奉仕の風景。
おちんちんの各所に3分ほどキスをしてから舌を全体に這わせて汚れを舐め取り
その後フェラをして精液をたっぷり吐き出させてあげます。

このパートでは「吸い」による責めが特に多く
序盤はカウパーを吸い上げるために「ずろろろろー」とゆっくり音を鳴らしたり
本格的なフェラに入ると「じゅじゅじゅー ぶりゅっ」という下品な音がよく登場します。
疲れている旦那様に負担をかけないようペースを緩め
その分パワフルなバキュームで大きな快感を得てもらおうとしているように思えます。

「旦那様のチンカス チーズのように濃厚な味と 強烈なオスの匂いで 思考まで犯されるようです」
「旦那様のザーメン 私の口まんこに 中出し してくださいませ」

最中に彼女が言うセリフも大きなポイント。
「おちんぽ」「チンカス」などわざと下品な淫語を多めに交えて興奮を高めてくれます。
落ち着いた声で言ってくれるからこそ、そのギャップにグッとくるのではないでしょうか。
体だけでなく心もしっかりケアするメイドらしいご奉仕と言えます。

続く「旦那様へのお仕置きフェラチオ」パートは打って変わってハードな責めがメイン。
彼女に対してとある過ちを犯した彼への罰として
前のパートとはまるで違う無慈悲なフェラで連続射精へと追い込みます。

「ふふっ 泣きそうになるほど感じていただいてるのですね?」
前パートとは異なる唇での「すすり」を中心としたちゅぱ音
序盤からハイペースで責め上げるハードな展開
射精した直後にカリ首や尿道口を集中攻撃する容赦の無さなど
彼女の胸の内にある怒りがプレイの至るところに垣間見えます。

フェラも1回戦はおちんちん全体をまんべんなく
2回戦は弱点にクローズアップしながら舐めているのがいいですね。
1回1回のプレイに明確な違いを設けながらエロい音をたっぷり聞かせてくれています。

最後の「酔いどれラブラブフェラチオ」パートは二人の仲の良さを描いたシナリオ。
お酒の入ったジュースを偶然飲んですっかり酔っ払ってしまった彼女が
心配そうに見つめる彼には目もくれずそのままご奉仕を始めます。

「わたくしの旦那様はぁ おちんちんぺろぺろすると とっても可愛いらしい顔しゅるんですよぉ?」
「わたくしも そんな旦那しゃまを見ていると 興奮して おまんこ 濡れちゃうんですよぉ?」

いつもとは違う呂律の回らないセリフと甘い声で
プレイをしながら自分の気持ちをうっかり漏らしてしまうところがとても可愛く
彼女の女性としての魅力が最も良く表れています。

他の2パートに比べてセリフが多いことやプレイ時間が短いため
どちらかと言えば抜きよりもドラマとして楽しむところだと思います。

このように、フェラを中心としたエロくて温かいプレイが繰り広げられています。
フェラ好きに捧げる作品
エッチのほぼ100%を占めるフェラに魅力を感じる作品です。

メイドは旦那様の心身両面を癒すため、あるいは悪さをしたことへの罰として
自慢のお口を使っておちんちんのあらゆる部位を丹念に責め上げます。
単に時間いっぱいちゅぱ音を鳴らし続けるのではなく、プレイにきちんとした方向性を持たせ
それに適した音を使い分けることでプレイをリアルに演出しています。

唇の端から漏れる「ぶりゅっ」という下品な音を割と意識して多く鳴らしているので
ゆっくりとしたペースの割にはエロさを感じる人が多いのではないでしょうか。
射精が近づくとバキュームフェラの頻度が上がるところも魅力と言えます。
フェラで一番使われている「舐め」を敢えて避けながらプレイが組み立てられています。

「すごい量 それに…ものすごく濃厚です」
メイドについてはパートごとに若干の態度の違いがあるものの
基本的には旦那様の言うことにはきちんと従う従順なキャラで通っています。
フィニッシュ後の精液を愛おしそうに吸い上げ、飲み干すところにも愛の強さが感じられます。
女性に尽くしてもらうシチュが生み出す癒しの効果もなかなかのものです。

エッチはフェラがどれだけ好きかで評価が大きく分かれるでしょう。
個人的にはここまでしてくれるのなら玉舐めも欲しかったところです。
ちゅぱ音多め、淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

女性が生み出すエッチな音の魅力がぎっしり詰まった作品です。
フェラ好き、メイド好きには特におすすめします。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 57:43

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

双子催眠

サークル「わたがし家」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、男性をおもちゃにして遊ぶのが好きな双子が
左右に寄り添いながら催眠をかけたりエッチな責めをします。

催眠音声では既に一つのジャンルとして確立されている双子形式を採用しており
特にエッチシーンではエッチな音と暗示の役割分担を適度に切り替えながら
女性に耳を舐められている感覚やSEXの快感を主観的に伝えてくれます。
Sな双子のエッチな遊び
双子の姉妹「マイ」と「マキ」にエッチな催眠をかけられるお話。

「うふふっ こんにちは こういうところに来るの 好きなのね」
マイは上品で落ち着いた声のお姉さん。
「呼んだ? マイお姉ちゃん ってうわ変態さんだ」
マキは明るくて可愛い声の女の子。
自分たちの前に現れた主人公を興味深そうに観察すると
彼をおもちゃにして苛めるために催眠をかけてあげます。

本作品はMっ気のある彼を満足させるために
マイが右、マキが左に陣取り交互に語りかけながら催眠を施し
それから2人が一人ずつ、あるいは同時に責める形でノーハンドの射精を促します。

今年に入って様々なサークルさんが2人の術者が同時に話す双子形式を取り入れるようになりました。
その多くが2人のコンビネーションを大事にしているのに対し
本作品はひとつひとつのセリフを交互に話すことだけを考えながら進めています。

2人がセリフを同時に言うシーンはごくごく僅かですし
正反対の暗示を入れて混乱を誘う、といった演出も特にされていません。
双子のシステムをそれほど活用してないので純粋な双子とは違うものだと私は考えています。

催眠は11分30秒ほど。
部屋の暗さなど周りの環境を軽く確認してから横になって目を瞑り
まずはマキの声に合わせて深呼吸をしたり、自分のペースで深呼吸しながら脱力します。

マイ「肺の中にいっぱい酸素を溜めて それを循環させることで 嫌なことや不安な気持ちが すーっと 溶けていくの」
双子ということで深呼吸と同時にマイが暗示を入れてくるのですが
呼吸のタイミングに合わせたりはせず、ほぼ普通に話しているのは疑問です。
深呼吸は吐くのに合わせて暗示を入れられるほぼ唯一のシーンですし
効果的なリラックスを促すためにもそうしたほうがよかったと思います。

マイ「深呼吸するごとに 足の先から太ももが ぽかぽかしてくるのを感じるわよね?」
マキ「それは 陽だまりのように安心できる温もり」
その一方で暗示の表現方法はかなり優れています。
聴き手が主観的に感じられる言い回しが多くのシーンでされていますし
マキが同じ暗示を別の表現で言ったり、暗示の内容に同意を示すことで後押ししています。

脱力の時間が2分程度と短いため体の重さは感じにくいものの
手足や胸がほんのり温かくなる感覚はしました。
シーンごとにキーワードを定め、それを意識的に重ねながら話しかけてくれます。

マイ「階段を一段下りるごとに あなたの催眠状態はさらに深まって 気持ちよくなれるわ」
マキ「普段よりも体があったかくて敏感になっちゃうの」
次の深化シーンは暗い世界にある階段をイメージし
それをカウントに合わせて一段ずつ下りていきます。

催眠音声でよく使われているイメージですし、これを用いること自体は良いと思うのですが
0カウントの直後に手を叩くだけで終わらせ、追い込み暗示を一切入れていないのはまずいです。
残念ながら私は催眠に入った感覚がほとんどしませんでした。

マイ「友達と一緒に 元気に外で走り回ったあの日」
マキ「難しいことなど考えず どんなことでも笑えたあの日」
そして最後は彼女たちのおもちゃになるための準備として
昔の記憶を思い出し、心だけを少年の頃に戻していきます。
時間が2分程度しか取られていないことと思い出すよう言われるだけですから
退行催眠と呼ぶには色々と腑に落ちないところがあります。

双子がこの先のエッチで主人公が抵抗できなくするために退行させている背景を考えると
無理に退行を絡めず脱力を入念に行うほうがおもちゃ化に適していたと思います。
この理由のためにわざわざ退行を施す必要はないかなと。

古典系のメジャーな技術を組み合わせているシンプルな催眠です。
双子に対して従順な心になってもらうことを目的に
それぞれの技術を2人が常に交互に語りかけながら進めています。

一部のシーンで暗示の方向性を分けて役割分担していたり
重要な暗示を意識的に重ねるなど光る部分もそこそこ見られます。
ですが催眠として見た場合、先に挙げた息を吐くのに合わせて暗示を入れていないことや
カウントの扱いなど基本的な部分に問題があります。

処女作で双子に挑む心意気は大いに買うのですが
残念ながら手足が伴っていないと言わざるを得ません。
正直なところ催眠と呼ぶには非常に厳しいです。
襲い掛かるエッチな音と暗示の数々
エッチシーンは27分ほど。
プレイは耳舐め、おちんちんの踏みつけ、SEX(騎乗位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

マキ「こうして 息を吹きかけると その部分が熱くなるでしょ?」
催眠によって主人公の心を少年に戻した双子は
今まで以上に近くに寄り添い耳を舐めたり息を吹きかけ興奮を促し
それと同時に射精を制御してもどかしい気分を味わわせます。

エッチは前半は双子から同時に耳を責められ、後半はマキ→マイの順にSEXをします。
術者が2人いることを考えて片方が舐めている、あるいは繋がっている最中に
もう片方が暗示で感覚を操作するシーンが多いです。
このおかげで一般的な催眠音声に比べるとエロのパワーは高くなっています。

マイ「あなたは耳を舐められるごとに 気持ちよくなる でも 射精はできない もどかしくて気持ちいい感覚だけが膨れ上がる」
マイ「マキの舌が 竿の部分を這い回る おちんちんの周りに 柔らかな刺激が走る」

前半は催眠音声らしく暗示とイメージによる性感の上昇が中心。
マキが耳を舐めるのに合わせてマイが気持ちよくなる暗示を入れたり
ちゅぱ音の性質を利用して彼女にフェラされているイメージを実況してくれます。

催眠パートではかなりひどいことを言いましたが
エッチに関してはきちんと双子の長所を活かしています。
2人の役割分担がしっかりしているなと。

マイ「ほら 感じなさい あなたの足裏がおちんちんに触れている」
マキ「私の足裏も あなたのおちんちんも踏んでいる」
足踏みなんていうあまり見かけないプレイが登場するのもポイント。
主人公のM心を満たすために2人が同時におちんちんを踏み
その感触をセリフで上手に伝えてくれています。

他にも催眠からやや脱線するのですが「変態」と軽く罵ってくれるシーンがちらほらあります。
プレイや責めっぷりは優しいけどシチュはややM向けですね。
ここでは最後に1度ドライ絶頂をさせるシーンがあります。

対する後半は催眠よりも同人音声のエッチに近いプレイ。
すっかり発情したマキがまずおちんちんをおまんこで飲み込み
彼女がイった後は代わってマイが同じ体位で相手をしてくれます。

マイ「もっと気持ちよくなって もっとおちんちんを大きくするのよ これはお願いじゃない 命令よ」
マキ「柔らかな快楽に おちんちんが包まれる 気持ちいい」
SEXですから当然のように2人が色っぽい喘ぎ声を漏らしますし
一部のシーンでは同時に耳を舐める密度の高い責めを繰り出してきます。
2人のキャラを考えて喘ぎ声の質を変えてあるのもいいですね。

ちなみに最後はカウントに合わせて手を使わずに射精する指示が出ます。
この内容でノーハンド射精をするのは相当に難しいですから
無理にやろうとせずセルフでの絶頂を目指すことをおすすめします。

このように、2人の女性がいるのを活かしたエッチが繰り広げられています。
良いところもあるのだが…
どちらかと言えば催眠よりもエッチに魅力を感じる作品です。

双子は主人公のM心を見透かしているかのようにわざと射精をぎりぎりまで遅らせ
その最中にエッチな声や音と性感が高まる暗示でとことん追い詰めます。
終始ノーハンドなので寸止めほどのきつさやもどかしさはないものの
左右の至近距離に女性がいて、色々やってくれているシチュにはやはり熱くなるものがあります。
催眠音声なのに意識的にエロさを持たせている点も良いです。

しかし催眠音声はやはり催眠状態下でエッチを楽しむものですから
その根幹となる催眠部分がしっかりしていなければどうしようもありません。
残念ながら本作品のエッチを催眠に入りながら聴くのは難しいと私は考えています。

シナリオ担当の方が過去に同人音声をいくつか書かれている方らしく
セリフ周り、特に暗示の表現は割としっかりしています。
だけど技術の行使が…というのが率直なところです。

他にもエッチにそれほど関係ない退行要素を無理矢理組み込んでいたりと
聴いてみて疑問を感じる部分がいくつもありました。
聴き手に違和感や疑問を抱かせないことも催眠音声にとっては重要です。

双子についてはエッチを見据えてこのようにしたのかもしれません。
私が本家の大ファンだからというのもあるのでしょうが
少なくとも催眠に関しては双子を有効活用できているとは思えません。
おそらく使用している技法が1人でもできるものだからでしょう。
今後の作品ではそういったところの工夫にも期待したいです。

エッチは暗示を入れる役と舐める/喘ぐ役を上手に分けて行っています。
絶頂回数は前半にドライ1回、後半にウェット1回。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもそこそこです。

以上のことから今回は非常に厳しい点数とさせていただきました。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 47:27

オススメ度
■■■□□□□□□□ 3点


体験版はこちらにあります

追記
作品説明文にある「HQステレオサウンドによる、臨場感あふれる音声作品」は
聴いた限り一般的な音声との違いは特に感じられません。
バイノーラルみたいな立体感もないごくごく普通の音声です。

体験版のテキストに書いてある
「催眠音声の制作には、催眠音声の専門「おどく」氏にお力添えを頂いています。」について
私はこの方のお名前を今回初めて知りました。
催眠音声製作者なのか、それとも催眠音声の評論家なのかよくわかりません。

彼女とイチャイチャラブラブ安眠音声

サークル「みじんこ」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、素朴で恥ずかしがり屋な可愛い彼女が
添い寝をしながら穏やかな眠りへと導いてくれます。

恋人という特別な関係を意識した演出がふんだんに盛り込まれており
彼女は「大好きだよ」など心が浮き上がるセリフを何度も投げかけながら
抱きついたりキスをしたりして心と体の両方を温めてくれます。



彼女と2人で過ごす穏やかなひと時
彼女に添い寝されながら眠りにつくお話。

「おつかれさま 今日も一日 頑張ったね」
彼女は明るく温かい声のお姉さん。
毎日の生活を頑張っている主人公に添い寝をしながら
優しい言葉と肌の温もりで疲れた心と体を癒してあげます。

本作品は「エロ抜きのイチャラブ作品を」というファンからの要望を受けて
恋人同士の仲睦まじいやり取りを描きながら癒しを提供します。
作中では2人が胸を合わせるように抱き合ったりキスをするシーンもありますが
エッチな描写は一切なく、純粋に彼女の温もりだけを感じさせてくれます。

また彼女は全編にわたってゆっくりとしたペースで話し
セリフの間も意識して長く置きながら語りかけてくれています。
これが作品全体にのんびりとした雰囲気を与えています。

「いっぱい いっぱい 頑張ったね おつかれさま」
「私は あなたが頑張ってること知ってるから いっぱい いーっぱい褒めてあげる」

そして彼女は音声の冒頭から心身が疲れている主人公を気遣って
心にプラスに働く言葉をこれでもか、というほどたっぷり投げかけてきます。
もちろん乱発するのではなく、シーンに応じた優しい言葉をかけてくれますから
後になるほど心がほっこりするような温かい気分が沸いてくるでしょう。

音声が始まって3分ほど経つと、彼女が彼のベッドに潜り込んで添い寝をします。

「私の触れた部分が だんだん 温かくなってくるよ ゆっくり ゆーっくり 温かくなるよ」
右手、左手、そして胸をお互いに合わせながら
彼女は催眠音声における暗示のような表現で体の温かさを伝えてくれます。
こういうことにはあまり慣れていないのか、彼女が時折恥ずかしがるのもポイント。
自分のためだけに頑張ってくれているのが感じられ
それが彼女に対する安心感や信頼感を生み出しています。

一緒のベッドで密着して抱き合うこと自体が他人には絶対にできないことです。
こんな感じで本作品は恋人ならではの要素を数多く散りばめながら
彼女に寄りかかり、癒しが得られる心境へと導いてくれます。


添い寝を始めてからおよそ8分後、2人の体が十分に温まったところで
彼女は今度は心の中を温めようと愛の言葉を投げかけたりキスをします。

「だって 好きだもん 大好き 好き 好きだよ」
「あなたの 大切な時間の一部を私がもらって こうして 一緒に過ごせる ほんとに幸せ ありがとう」

大切な人だからこそ言えるストレートな言葉の数々
そして相手を癒せていることに幸せを感じている彼女の姿が微笑ましく
思わず頬が緩んでしまうほどのあまあまな雰囲気に満ち溢れています。

キスシーンでは彼女からキスをせがんでいるのがいいですね。
彼女に求められることは即ち自分が必要とされていることを意味します。
こちらが彼女に癒してもらい、その事実に彼女も幸せを感じている。
この対等な関係こそが恋人らしさを強烈に印象付けています。

このように、2人の関係を意識した効果的な癒しが繰り広げられます。



「ありのまま」に癒される作品
素朴な彼女が癒しながら心と体を委ねてくれる姿に癒しを感じる作品です。

彼女はこちらの疲れの原因を探るようなことは一切せず
自分の体を使って体を温めたり、優しい言葉をかけるだけを行ってくれます。
これらは癒し系のサービスとしてシンプル極まりないものなのですが
恋人にしか見せられない彼女の素顔が随所にあらわれ
それが彼女と自分が特別な関係にあることを感じさせてくれます。

本作品の最大の魅力は彼女が一切を偽らない、飾らないことにあると思います。

「私と同じ気持ち 同じ温度 お揃いって嬉しいよね?」
「一緒にいられる時間は ずっと一緒にいたいな」

作品のコンセプトを考えれば彼女が色々お世話するのが順当なのですが
彼女は主人公を癒しながら自分自身も同じく癒しを求めます。
要は適度に甘えてくるわけです。

女性に色々やってもらう、甘やかしてもらうことに癒しを感じる人もいれば
逆に女性に頼られることに安らぎを感じる人もいます。
この2つの要素をバランスよく配置しているからこそ
彼女との間に強い一体感が生まれ、より多くの人が癒しを感じられるのだと思います。
一見普通なのですが、内容は明らかに他の癒し系作品と違う部分を持っています。

恋人同士の「当たり前」をそのまま音声化したような作品です。
属性を問わず、癒しを求めるすべての人に強くお薦めします。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 本編…24:44 おまけコメント…7:56


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

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