同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:胡桃れみ

   ● innocent-color~彼女達のフォトグラフ~春の章
   ● はらぺこ吸精姫~Succubus princess~
   ● FEELS
   ● 幸せ催眠 ~幸せな世界~
   ● 第3弾


innocent-color~彼女達のフォトグラフ~春の章

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

こちらはとある女学校の生徒になって友人の女の子と性的に愛し合います。
百合をテーマにしていることに加えて、キャラやストーリーにきちんと設定がされており
催眠音声でありながらドラマ的な要素も兼ね備えた様々な面白さを持っています。
登場する2人の女の子が相思相愛なだけあって雰囲気もあまあま。
そんな彼女たちがお互いを求め合う姿にエロさと幸福感の両方を感じることでしょう。



夕暮れの校舎で少女に出会う
紀代ノ森学園の生徒「七尾 里沙(ななおりさ 挿し絵左)」になって
友人の「久瀬 明日花(くぜあすか 挿し絵右)」と愛し合うお話。

「それでは 私の声に耳を澄ませてください」
お姉さんはややトーンの低い落ち着いた声の女性。
物語の案内役であり催眠者でもある彼女の声に従って
まずは里沙になりきるために催眠状態に入ります。

催眠はおよそ29分間。
事前にちょっとしたストレッチをしてから軽く深呼吸をして
その後どこでもいいので部屋の中の一点をじっと見つめ続けます。

「そうですね だんだんと目が疲れてきます 瞼がうとうとしてきて 重く感じて」
最中に彼女が「瞼が重い」などの暗示を入念に入れてくるおかげで
徐々にですが確実に目を閉じたくて仕方なくなってきます。
人間の生理現象を利用した、誰にでも効果のある手堅い手法です。

「あなたの心 筋肉 神経 そして細胞一つ一つまでが リラックスしていきます」
お次は腕・脚・胴体・頭部の順にパーツを指定しながら脱力感を全身に広げます。
先ほどの凝視で精神的に程よく疲れている分、普段よりも自然な脱力ができるでしょう。
直前にちょっとしたイメージを交えて物語の世界に引き込もうとしてくるのもいいですね。

「どうやら この学校を舞台にした 短編小説のようです タイトルは 彼女たちのフォトグラフ」
準備が整ったらいよいよ物語の舞台となる紀代ノ森学園へと足を踏み入れます。
中庭・教室・図書室・美術室と次々と場面を変えながら
青春の日々を送る少女たちの姿を描いていくのですが
全体的に描写がとても細かく、イメージとして何やら引き込まれるようなものを感じます。

途中で催眠音声としては珍しくピアノの伴奏も入ったりと
学生時代の懐かしい思い出を呼び起こす要素に溢れています。
最後の最後、階段を2回に分けて下りていくシーンを聴く頃には
催眠状態特有の体が重くなったり意識がぼやける感覚が全身を覆っているでしょう。

「その膣に何かが入ってきたら あなたの体はとても気持ちよくて 体がビクビクと反応します」
女体化シーンは4分ほどで主に性器を女性のものへと変えていきます。
エッチでより楽しめるように感覚に言及しているのはいいのですが
その他の部分、容姿や胸についてはさらりと触れるのみでやや淡白です。
ある程度女体化音声を経験した方向けの簡略化された女体化ですね。

サークルさんの別作品と同様に古典系の技法に物語のイメージを絡めた催眠です。
内容がとてもシンプルで多くの人が取り組みやすさを感じるでしょう。
進め方も十分にリラックスさせてからイメージ誘導で深化させる手堅さが光ります。
「ピアノの音を聴くほど懐かしさを感じる」と暗示を入れているシーンが印象的でした。

女体化はもしかしたら今までで最短かもしれないほどに色々と省略されています。
それなりのイメージ力が要求されることにご注意ください。
個人的にはこの先のプレイを見据えておっぱいにも感覚を刷り込んでほしかったです。
女体化音声を最低でも5本聴いた後で挑戦するのが望ましいです。



最愛の親友とようやく一つに
エッチシーンは2パート26分ほど。
プレイはオナニー、キス、相互愛撫、明日花のクンニ/手マン、貝合わせです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「私の名前は久瀬明日花 これからよろしくね」
催眠パート終了後は一転してボイスドラマ風に変わり
里沙になりきって明日花とのあまあまなひと時を過ごします。
エッチの直前と間に非エロのドラマパートがあって
そこで2人がどういった関係にあるかが自然にわかるようになっています。

最初のパートは部屋でのオナニー。
昼間明日花にちょっぴりエッチなアプローチをして興奮した里沙が
お風呂に浸かりながらおっぱいとおまんこを一心不乱に慰めます。

「この両手が 明日花のだと思って刺激していると ぞくぞくして 快感が高まります」
エッチはどちらのパートも催眠音声らしく客観描写+感覚系の暗示が中心で
プレイの様子を追いながら里沙が受けている気持ちよさをリアルに実感できます。
割と乳首をいじる/いじめるシーンが多いため、乳首開発済みの方がより楽しめるでしょう。
同性の友達をおかずに慰める、やや背徳的なシチュにもゾクゾクするものがあります。

「あなたは ベッドに乗って 明日花の横に座ります 明日花の手を 優しく握ります」
エッチのメインとなるのはその後のパート。
ちょっとしたすれ違いを経てお互いの想いを確認した2人が明日花の部屋で結ばれます。
甘いキスから始まって胸を揉み、生まれたままの姿を見られて恥ずかしがったりと
相思相愛の関係にふさわしいあまあまな展開が幸せな気分を呼び起こします。

「明日花が 自分の脚を絡めてきます 2人の秘所を合わせて ゆっくりと動かします」
プレイでは最後に登場する貝合わせが一番のポイント。
十分に濡れたおまんこを重ね合わせて一緒の絶頂を目指します。
ここまで適度にカウントを使った感度上昇の暗示を受け続けてきたこともあって
2人の乱れる様子を聴いて股間が熱くなったり軽く痙攣する方もいるでしょう。
何より彼女たちの幸せそうな姿が心を大いに温めてくれました。

このように、愛し合う女性同士のやり取りを主観的に楽しめるエッチが繰り広げられます。



ストレートに百合を描いた催眠風ボイスドラマ
女性として女性を愛する気分が味わえる、今までありそうでなかった作品です。

1年以上にも渡って想いを我慢し続けてきたこともあって
2人はそれを晴らすかのように深く積極的に相手を愛し続けます。
その様子や明日花の声が幸せに溢れていて、とても心満たされるものを感じました。

女体化音声自体は結構あるのですが、おちんちんやバイブをぶち込まれる展開が多く
こういうストレートな百合を描いた作品はそこまでありません。
だから女体化音声を色々聴いてきた人でも割と新鮮な気持ちで楽しめます。
女性になりきって女性を愛するのも、女体化音声の一つの楽しみ方ではないでしょうか。

催眠は前半は催眠状態に持っていくのに徹して
後半でイメージを絡めながら催眠と没入感を深めていきます。
序盤の凝視法を終えた段階である程度意識がぼやけているでしょうから
その後の脱力やイメージも違和感なく受け入れられると思います。
上で触れた女体化の条件さえクリアしていれば誰が聴いても大丈夫。

エッチはKUKURIさんの作品の中では時間が極端に短く
内容もプレイをダイジェスト風にお送りする雰囲気重視の作りです。
でも最後の貝合わせだけはしっかりとやってくれていますし
ドライの感覚はある程度味わえるのではないかなと。
淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

ノーマル~ちょいM向けのラブラブあまあまな作品です。

CV:胡桃れみさん
総時間 1:18:33


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

はらぺこ吸精姫~Succubus princess~

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。

こちらはのんびりとした口調の癒し系サキュバスがじっくり時間をかけて搾精してくれます。
エッチの時間が催眠の4倍近くとエッチシーンにとても力が入れられているのが特徴で
乳首責めやフェラといった通常のプレイに加えて、尻尾での責めや尿道責めなど
このキャラでしかできないようなユニークなプレイも登場します。

催眠音声らしく特殊なプレイは特に念入りに暗示を入れたうえで行われます。
股間がむずむずしたりちょっぴり痛むような不思議な感覚が生まれてくるでしょう。



寂しい思いをする男の味方
吸精姫に精液を吸い取られるお話。

「ねぇ お兄さん 一人で寝るの 寂しくないですか?」
吸精姫はのんびりと話す可愛い声の女の子。
寝ている主人公を自分のモノして精液をいただくために早速説得を始めます。

「吸精姫はいいとして はらぺこっていうのは 何だか間抜けで嫌なんですけれど」
吸精姫は精液をもらう男に条件を設けていたり、その際のスタイルにこだわっていたりと
淫魔らしくプライドの高い部分も持ち合わせているのですが
声の方は非常におっとりとしていて聴いていて癒しを感じます。

いきなり力ずくで襲ったりせずまず主人公を説得しようとしているところにも
彼女が日頃相手の気持ちをある程度尊重しながら搾精しているのがわかります。
素朴で人当たりの良いサキュバスと言えばいいのでしょうか。

催眠はおよそ15分間。
最初は深呼吸をしたり手足を脱力しながらリラックスすることで
彼女の暗示を受け入れやすい状態を作ります。

「お風呂に入って じーんわりと 体が温まっていくような そんな感覚」
意識して言葉を区切ったり間を開けてかけられる彼女の声を聞いていると
だんだんと手足がぽかぽかしたり、意識がふわりと浮かび上がる感覚を受けるでしょう。
与えられる指示や暗示だけでなく声の雰囲気によっても彼女は安らぎを与えてくれます。

「ぞくん ぞくん もやが入り込むと 頭の中が ピンク色に 染められていく」
そして最後はピンク色のもやに包まれながら心と体を彼女一色に染め上げます。
ピンク色のいやらしいイメージと彼女の暗示が合わさることで
体が一気にかーっと熱を帯びてくるかもしれません。
それはつまり自分が彼女の声によって操作される存在になりつつあることを表します。

この先のプレイを主人公の視点で楽しませることを目的とした簡素な催眠です。
おそらく他のサークルさんの色々な催眠を経験されている方がこれを聴くと
「え?これで終わりなの?」と意外に思うでしょう。

でも今回のエッチはガチガチに縛って心身を操作されるようなものとは違うため
彼女の言うことに違和感なく従えるくらいに心を誘導すればそれでいいのです。
エッチである程度暗示を織り交ぜて催眠を強化してくれるからというのもありますが。
目的に合わせて適切な催眠を行うのも催眠音声においては大切なことです。
入念に行うとなるとどうしても時間がかかりますしね。

誰得さんは「にゃんこといっしょ」あたりがわかりやすいのですが
目的に適した催眠を施すことにかなり気を使われていて、そのさじ加減が優れています。
短時間の催眠ですが意識がぼんやりとして心地よくなる感覚は大いに得られます。



おちんちんを内と外から同時に刺激
エッチシーンは4パート合わせて55分ほど。
プレイは首筋/耳/乳首舐め、フェラ、尻尾での責め、尿道責めと珍しいものが登場します。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「心も 体も いーっぱい 犯してあげますからね」
催眠を使って主人公の心を掴むことに成功した吸精姫は
彼に極上の快楽を、自分に極上の精液を与えるために責めを開始します。

エッチは無抵抗状態の主人公を彼女が終始責め続けます。
内容はそれなりにハードですが彼女の声のおかげで雰囲気はとっても穏やか。
催眠特有のまどろむような頭がぽわぽわした状態を長時間に渡って堪能できるでしょう。

最初の2パートにあたる乳首責めとフェラはどちらかというとエロボイスに近い作りで
彼女が彼の体の匂いを嗅いだりおちんちんを丹念に舐めまわす様子が
わかりやすい客観描写を中心に描かれています。

「あらあら このおちんちん 我慢できなくて、涎なんて垂らしてますね」
フェラシーンでは亀頭を軽く舐めるところから始まって
にじみ出たカウパーを掬い取ったりたまたまに吸い付きながら
その都度おちんちんがどのようになっているかを彼女は意識的に伝えてきます。
感覚を操作する系統の暗示はあまり入れずにそちらに力を入れたのは
まずは主人公になりきってプレイの雰囲気に浸ってもらいたかったからかもしれません。

「射精が できない できない できない ただただ 快感だけが 暴走する」
それが後半の尻尾責めや尿道責めに入ると比率が逆転して
吸精姫は主人公の感覚を変化させるために様々なタイプの暗示を入れてきます。
聴いてみるとこちらの方がずっと催眠音声らしく感じるでしょう。
これは2つともリアルでは体験できない疑似的なプレイで、想像力がカギになるからです。

「本命は そんな危ないおまんこなんかじゃなくて これ ですよ 悪魔の尻尾」
特に挿し絵のオナホ型尻尾におちんちんを挿入する際には
およそ9分もの時間をかけてゆっくりとイメージと期待感を刷り込んでくれます。
ここまで一切絶頂できない状態が続いていたこともあって
股間のあたりにむずむずとしたもどかしい感覚がさらに強くなるのを感じました。

「おちんちんが ぐちゅぐちゅ ぐちゅぐちゅされるたびに 体全体から 快感が膨れ上がる」
そして最後の尿道責めパートでは先の尻尾に加えて
肉のストローのようなものを尿道に挿入して前立腺を直接刺激してくれます。
男でありながら女性のように体の中を犯される感覚が味わえるわけです。

私の場合は挿入の瞬間に軽く亀頭が熱くなったり痛みが走ったのですが
これは誰得さんの他の作品で似たようなプレイを既に経験していたからかもしれません。
ここにまででどれだけ作品に没頭できているかによって得られる感覚は変わるでしょう。

絶頂回数は尻尾で1回、尿道責め5回と結構偏りがあります。
尿道責めは連続絶頂を狙う感じで立て続けにカウントを刻んできますから
うまく波に乗れていれば少しずつ快感が大きくなっていくのを感じるはずです。

このように、現実/非現実の両方のプレイを織り交ぜた独特なエッチが楽しめます。



癒しもエッチも楽しめる作品
ある程度催眠風ボイスドラマっぽさを持った催眠音声です。

誘導後の2パートを聴いている時は催眠音声らしさが薄くて不安だったのですが
後半の2パートはしっかりとこちらに働きかけながら進めてくれる安心できる作りでした。
最終的にドライの感覚もある程度得られますし、催眠音声として十分楽しめると思います。

吸精姫はちょっぴり間の抜けた癒し系のキャラでなんだかとっても和みます。
エッチもちょっぴり意地悪をする程度で基本的には優しいですし
彼女に対して心身を預けることに抵抗を感じにくい良いオーラが漂っています。
聴き終えた時に幸福感や充足感を感じる方がそれなりにいるのではないでしょうか。

催眠は導入部分は最低限のことだけを行って
その後のエッチを通じて信頼関係と催眠を徐々に強くしていくように進められています。
導入の時点て物足りなく感じた人も最後まで聴いたら納得していただけるかなと。
プレイに抵抗がなければ初心者が聴いても大丈夫。

エッチは後半の2パートが最大の肝であり山場です。
これらをどれくらい主人公になりきって、彼女の暗示を受け入れて楽しめるかによって
本作品に対する満足度は大きく変わります。
私は女体化より感じ取りやすいと思うんですけどね。
一番最初と最後の絶頂シーンで脳が軽く爆発するような気持ちいい感覚が得られました。
淫語それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声そこそこです。

ちょっと変わったプレイを体験したい方に聴いてみていただきたい作品です。

CV:胡桃れみさん
総時間 1:40:23


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2021年12月16日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/87360717.html

FEELS

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの催眠音声作品。

本作品は挿し絵とはちょっとイメージの違う癒し系のお姉さんが
催眠状態特有の脳がとろけるような気持ちのいい感覚を味わわせてくれます。
びっくりするくらい催眠に傾倒した作品ですから
日頃催眠にかかりにくいと思っている方には効果的かもしれません。

エッチは温かい雰囲気の中彼女に操られながら絶頂を目指します。
言われた通りの感覚が心と体に湧きあがることにちょっぴり驚きを覚えながら
いつもより少し気持ちのいい射精感を味わうことになるでしょう。



少しずつ丁寧に心を作り変えていく
お姉さんの催眠で心を操られ、気持ちのいいオナニーをするお話。

「目を閉じてみましょう」
お姉さんは穏やかな声の女性。
彼女自身の紹介などは特に行わず、音声開始早々から催眠を始めます。

催眠は2パート53分と長時間。
最初は18分ほどをかけて深呼吸と脱力をじっくりと行います。

「自分のペースで ただ呼吸だけに意識を向けて」
お姉さんは一番最初に深呼吸を行う際のイメージと
常にそれらに意識を向けるように言ってきます。
呼吸は普段は無意識的に行っていますが、意識して行うこともできる行為です。
そして意識して深呼吸したほうがずっとリラックスを感じるはずです。

「気持ちのいい電流が 胸から 背中へ じんわり じんわりと痺れていきます」
脱力は両肩から始まり胸、背中などの上半身
そして下半身をパーツごとに分けて行う丁寧なスタイル。
お姉さんが表現を小まめに変えながら「力が抜ける」と言うのと並行して
その結果湧きあがる感覚まで伝えてくれる
おかげで非常にやりやすいです。

特に手足にじんじん、ぴりぴりとした感覚が湧く方が多いでしょう。
感じなかった方は軽くそうなったフリをしてみてください。
そうすることで実際に感じることもあるでしょうし
感じなかったとしてもお姉さんの声に従う姿勢が無意識的に身に付きますので
この先の催眠がやりやすくなります。

「(お姉さんの声に)身を任せれば 安心感が 体を癒してくれます」
体が十分にリラックスできた後は心のリラックス。
頭をぼんやりとさせながらお姉さんの声に集中することで
声に対して気持ちのいいイメージを育てていきます。

実際お姉さんの声はただ聞いているだけでも眠くなるほどですので
ここまでの時点でなんとなく頭に気持ちいい感覚が湧いていると思います。
彼女の声を聞いていると気持ちがいい、だからもっと聞きたくなる
そして彼女の言うことにも従いたくなる。
声の持つイメージと暗示を巧みに利用して、聴き手を声の奴隷にしていくわけです。

十分な時間を取ってじっくりと暗示を入れてくれますから
頭の中がとろとろになるような気持ちのいい感覚を味わえるでしょう。
まさに催眠状態ならではの感覚です。

「じんわり じんわりと 快感のエネルギーが 体中を熱くしています」
2番目のパートはエッチで気持ちよくなるための準備として
主に感度の強化を行っていきます。
彼女の声を聞き、指示に従っていくだけで体が火照るとか
股間がもやもやと温かく気持ちのいい感覚に満たされるのを感じることでしょう。

聴き手に声に従う姿勢と気持ちよさを感じさせることを目的として
長い時間をかけて何度も繰り返し暗示を入れながら徐々に導いていくきめ細かい催眠です。

何をすればいいのか、何を感じればいいのかをお姉さんが手とり足とり教えてくれますから
こちらはただ声を聞いてその通りに感じてみるだけで自然と気持ちよくなれます。
そしてこれらを終えたとき、自然に声に従う心構えも身に付いているわけです。
女神のように穏やかで安心感のある彼女の声もそれらをうまく助けています。

途中でとあるキーワードを定めて
重要な内容の暗示では必ず文頭にそれをつけて言ってくれるのもいいところ。
彼女が何をより強く伝えたいのかがよくわかりますし
聴き手側の心にも残りやすくなる役割を果たしています。

無意識的に誘導されていく催眠ならではの面白さが味わえるでしょう。



もっともっと気持ちよくなるために
エッチシーンは12分間。
プレイは床オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフもなしですが射精はありです。

「大好きな私のために すべてを捧げなさい」
聴き手を声で操ることができるようになったお姉さんは
オナニーをさせる前に更なる暗示で気持ちよさを増幅させます。

エッチは催眠音声らしく暗示を入れられながら行うスタイル。
まずは彼女に恥ずかしい姿を見られることを思い浮かべながら興奮を高めます。

ここまで来ると思考力や判断力がかなり鈍っているおかげで
「もう見られてもいいや」とか「むしろ見てほしい」といった
彼女の指示に対して前向きに受け止められる気持ちが生まれてくるかもしれません。
少なくとも「嫌だなぁ」みたいなマイナスの感情が湧く可能性はかなり減っているはずです。

「そろそろ おちんちんオナニー 始めましょうか」
実際にオナニーをする時間は7分30秒間。
ベッドにうつ伏せになって股間を擦りつける珍しいタイプのオナニーです。
手を使う指示が一切ないのでフリーハンドが望ましいのですが
慣れないと苦しかったり体を痛めることもありますので
手でおちんちんを握って腰を振るのもありだと思います。

お姉さんが少しずつカウントを数え上げるのに合わせて
己の快感をより高めて射精へと導いていきましょう。
射精のタイミングは基本的に任意で、一定のカウントに合わせる必要はありません。
ただそれだとわかりにくいだろうってことで一応〆のカウントは設けてあります。
皆さんの心と体に合ったタイミングで果ててください。

私は最初から結構高まっていたので序盤で発射して
その後は声が終わるまでゆっくりと動きながら余韻を楽しんでいました。



心の赴くままに気持ちよくなれる作品
サークルさんが作品説明で言われている作品コンセプトの通り
催眠状態特有の心地よさがたっぷりと味わえる作品です。

まずリラックス部分に十分すぎるほどの時間を割いているおかげで
多くの方がお姉さんの暗示を受け入れやすい状態になれます。
暗示を受け入れやすいということはそれだけ催眠に深く、長く浸れることを表します。
そして入れる暗示のテーマを数個に絞って手を変え品を変えながら入れています。
被暗示性の高い方なら本当に脳みそがとろけるような感覚が味わえるでしょうし
低めの方でもいつもとは少し違った、まどろむような感覚が味わえるかもしれません。

そして本作品の何より素晴らしい点は
お姉さんがほぼ100%聴き手の立場に立ってセリフを言っていることです。
入れる暗示がすべて「我々が」どう感じるかで表現されているからやりやすいんです。

同人音声と催眠音声の大きな違いの一つはここにあります。
「あなたのおちんちん気持ちいい」じゃなくて
「私のおまんこあったかくてぬるぬるで気持ちいいでしょ?」なんです。
後者の方がなんとなく感情移入しやすいと思いませんか?
そう思わせることが催眠音声にとっては結構重要なことなのです。

催眠はまず声に対する安心感を与えるところから始め
少しずつ言いなりになるように仕向けています。
言いなり、と表現すると棘を感じる方もいるでしょうが
本作品においては言いなりになっても気持ちよくなるだけで損はありません。
暗示が見事なのもありますが作品に漂う雰囲気にも
「従ってもいいかな」と感じさせるようなものが流れています。
経験の浅い方が聴いても催眠的な感覚は味わいやすいでしょう。

エッチはサークルさん自身がおまけと言われている通りややソフトです。
しかしここまで育ててきた感覚のおかげで
いつもよりは気持ちのいい射精が味わえると思います。
お姉さんも興奮して濡れたおまんこを見せてくれますし
一緒に登りつめて果てるような感じのオナニーです。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

総合的に見て催眠重視の良作と言えます。
頭がぽわぽわとか、股間がもやもやする感覚が存分に味わえるでしょう。
エッチな感覚をとことん味わうタイプの作品ではない事だけご注意ください。

CV:胡桃れみさん
総時間 1:24:46


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2019年10月22日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/81251784.html

幸せ催眠 ~幸せな世界~

サークル「国屋敷」さんの催眠音声作品。

同サークルさんの有料処女作となるこちらは
優しい声のお姉さんが愛で包んで幸せにしてくれます。
棘のあるセリフ一切無しのとってもあまあまは雰囲気ですから
ただ聴いているだけで自然と心が穏やかになるのを感じると思います。

エッチはドライとセルフの2本立てとマルチな作り。
どちらも彼女の幸せな言葉を噛みしめながら絶頂を目指します。
特に日頃心に負担を抱えているような方には
いつもよりも満たされる絶頂感が味わえることでしょう。



幸せが心と体に湧いてくる
お姉さんと一緒に幸せな世界に行くお話。

「あなたは 幸せを得るために 私に会いに来ました」
お姉さんはのんびり話す穏やかな声の女性。
主人公を幸せにするためにやってきた彼女は
早速催眠を使って彼を幸せな世界へと案内します。

催眠は導入・深化合わせて47分間。
導入では深呼吸や脱力を行うことで彼女の暗示を受け入れやすい状態を作ります。

「あなたの体は 静かな水の上に ゆらゆらと浮かんでいます」
本作品は湖が舞台となっており物語の序盤から登場します。
水の上にぷかぷかと浮かんでいる様子をイメージさせてきますから
プールやお風呂に入った時の心地よい感覚を思い浮かべながら脱力しましょう。

「私の声は あなたの心に 直接語り掛けています」
またお姉さんは優しい声で語り掛けながら
暗示で少しずつ声への抵抗心を解きほぐしていきます。
彼女が意識して連呼する「幸せ」を聴いているうちに
胸のあたりにほんのり温かい感覚が湧いてくるかもしれません。

続く深化パートでは催眠状態を強化するのと同時に
彼女の声をより受け入れやすくするために心を開放していきます。

「水面から 美しい太陽の光が 差し込んでくる」
水面に浮かんでいた体を水中へとゆっくり沈めながら
カウントに合わせてリアルでの嫌な事を一時的に捨てて心の扉を開きましょう。
穏やかな水、温かく降り注ぐ日差しとイメージはどれも柔らかいものばかり。
それに彼女のほんわかとした声が加わることで自然といい気分に浸れます。

「全身が 心のすべてが 私の愛に包み込まれる」
最後はゆっくりと刻まれるカウントを聞きながら湖の底へと向かい
お姉さんと2人だけの幸せな世界へと到達することで
開放された心を愛で満たしてくれます。
本当に心が温かくなる言葉だけをかけられるおかげで
心が軽く盛り上がるような感覚を味わう方もいるでしょう。

聴き手を幸せな気分で満たすことを目的に設定し
そこまでを主に幻想的なイメージを描きながら進めるテーマに即した催眠です。
かける言葉やイメージがすべて柔らかいもので統一されているため
雰囲気に浸っていれば自然と心が穏やかになっていきます。

元々の時間に余裕があるおかげでお姉さんが常に間を長く取って話してくれますし
心にゆとりをもって催眠に臨めるのもいいところ。
セリフ以外の部分から漂ってくる空気も精神の安定を助けてくれています。
催眠効果は中の下くらいでしょうか。



もっと気持ちよくなりたい
エッチシーンは2パート合計で31分ほど。
プレイは声に合わせてのドライ絶頂とオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「穏やかな気持ちよさもいいけれど もっと激しい気持ちよさも味わいたい」
お姉さんは幸せに満たされた主人公をもっと幸せにするために
今度は彼の心をエッチな気分で満たしていきます。

最初のパートはドライ絶頂。
前の深化パートで刻んだカウントをそのまま継承するような流れで
湖のさらに底へと沈むと水の色がピンクになり、性欲が湧いてくるのをイメージします。
そして50カウントまで進んだところで今度は下げおろし、0で絶頂を迎えます。

「頭の中は 快感を得ることでいっぱい 他には何も考えられない」
カウントの合間に入れられる彼女の暗示を聴きながら
0に備えて少しずつ熱いものを蓄積させていきましょう。
淫語をぶつけて興奮させるのではなくイメージによって高めていくタイプですから
催眠音声の経験が浅い方にはちょっと難しい絶頂かもしれません。
残念ながらあんまりエロくはないです。

「これからあなたは 自分から快楽を求めて オナニーをします」
続くパートは聴き手の自由なスタイルで
彼女に暗示で応援されながらオナニーをします。
催眠で色々と刷り込んでもらったおかげで
余計な事をあまり考えずオナニーに没頭しやすい気持ちになっていると思います。
そういうことは言われないのですが彼女に見られているのをイメージするのもいいですね。
最後は心を解放感や幸福感で満たされながらの射精が味わえます。

このように、催眠の雰囲気を引き継いだ和やかな雰囲気のエッチが楽しめます。



心が温かくなる作品
どちらかというとエロよりは心の充足感に重きを置いている作品です。

普段オカズを使ってオナニーをする際に、明日の仕事のことが気になるとか
何か心に引っかかるものがあって行為に没頭できなかったり
賢者タイムにとてつもない寂しさに襲われる方がいると思います。
本作品は世間のしがらみだとか不安を一時的に取り除き
まっさらな気持ちでドライ絶頂やオナニーを楽しめる、そんなツールです。

上記以外にも色々と悩みを抱えている方には
ちょっとした肩代わりをする役目を果たしてくれるかもしれません。
聴いていて気持ちがホッとするのは確かです。

催眠は作品全体を通して使われる湖のイメージを中心に
水中で体を預けている感覚を染み込ませながら
同時に彼女の声への依存心も育て、最後にその声で幸せへと導きます。

国屋敷さんはどの作品も暗示をとても重視していて
それらを関連付けながら聴き手を催眠状態へと導くのを得意としています。
今回は処女作のため、最近の作品に比べるとそこまで洗練されてはいないのですが
イメージや投げかける言葉の持つ雰囲気を穏やかなもので統一するなど
聴き手が作品の世界に浸りやすいようにする配慮がみられます。

私はこれよりも後に出ている作品のほうが完成度は高いと思ってるので
初心者にはあまりお薦めしません。

エッチは催眠同様柔らかい表現と雰囲気です。
たぶんドライよりセルフパートの方が楽しめる方は多いでしょう。
幸せな気持ちに浸りながらの射精はいつもよりもきっと気持ちよくなれます。
そして気持ちいい射精感は後にくる虚無感を少しは和らげてくれるはずです。
心の充足感を前提としたエッチですね。
淫語少々、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

CV:胡桃れみさん
総時間 1:26:37


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

すくりぷてっどこねくしょんさんで配布されている、無料の催眠音声作品。
既に有料作品の方でも、お名前を紹介をさせていただいていますが
無料の作品も大量に制作されています。

ちなみに、第3弾という作品名は正式名称です。
他にも第4弾とか第12弾もありまして
それぞれ内容的には完全に独立している作品となっています。

本作品は「ヘミシンク音」という
催眠に関する特殊な効果音を聴けるのが特徴です。
有料作品だと「【音責め】あまラブ堕天使のH昇天トランス!【催眠】」にも登場しており
簡単に言えば、催眠状態に入りやすくしてくれる音です。
音そのものは微妙に揺れる電子音、といったところでしょうか。

このヘミシンク音を取り入れつつ
カウントダウンを織り交ぜた様々な暗示で
聴き手の頭をとろとろにしてくれます。



催眠にかかるのは気持ちいい そうでしょ?
お姉さんに催眠をかけてもらって、色々なタイプの絶頂を味わうお話。

「いらっしゃい あなたは今日の疲れを癒すために ここにやってきました」
お姉さんは落ち着いた声の女性。
前置きもそこそこに、開始から30秒ほど経つと
例のヘミシンク音で、主人公を催眠の世界へと引きずり込みます。

催眠導入の時間はおよそ17分。
ヘミシンク音を適度に聴きながら深呼吸をすることで
まずは催眠に入りやすい環境を整えていきます。

「私の声は気持ちいい 従うことは気持ちいい」
本作品はカウントダウンを絡めての暗示がとても多く
それを何度も繰り返しながら、お姉さんの声に対する印象を植え付けていきます。
といっても、お姉さんの言うことを1から10まで記憶しておく必要はありません。

催眠状態というのは無意識、つまり頭を空っぽにしている状態ですから
彼女の声にただ身を任せて、意識をぼんやりとしていきましょう。
ヘミシンク音を聴いていれば、それだけでもぼんやりしてくるはずです。

カウントダウン、ヘミシンク音、イメージ誘導など
多彩な方法で聴き手を楽しませてくれます。
ややお姉さんのセリフが駆け足だったり
暗示の内容が強引に感じたりするかもしれませんが
あまり深くは考えず、彼女の声や効果音に耳を傾けていきましょう。



ドライオーガズムを追求していく
エッチシーンはおよそ22分間。
プレイの内容は声による絶頂、アナルへのバイブ挿入、疑似おまんこへの挿入
女体化してのバイブ被挿入
と、かなり異質なラインナップです。

エッチな効果音は、おまんこに挿入した時に
ローションを手にたらして、それを擦り合わせているような音が流れます。
セルフ(自分でおちんちんを扱いて射精すること)はありません。

また、エッチシーンに入っても催眠は続きます。
ここのパートは「エッチな要素を含んだ催眠」といった感じです。

「天国にやってきたあなたに 今からご褒美をあげます」
催眠をかけた後、お姉さんは声だけで
主人公に様々な快楽を与えてくれます。

本作品は女性の喘ぎ声や、フェラをしたときに出るちゅぱ音といった
直接的なエロの要素で、聴き手をイかせるタイプのエッチではなく
「自分が肉体的/精神的に、こういう状況にある」ことを頭の中でイメージさせ
それによって精神的にイかせる、催眠音声ならではの快感を目的としています。

いわゆるドライオーガズムというやつで
射精を伴わない形で、性的な満足感を得ることを目的としています。
そのため、お姉さんにおちんちんを扱くように指示されることはありません。

また女体化という、これまた催眠音声ならではの要素も登場します。
これは「自分が女性になったら」を想像して
女性になった気持ちでプレイを楽しむことを表します。

本作品の場合、女体化はおまけ的な位置づけになっているため
催眠初心者が聴いても、うまくなりきるのは難しいと思います。

有料作品だと女体化だけで40分間使うような作品もあったりと
かなりハードルの高い分野になりますから
とりあえずは「女体化プレイというものがあるんだよ」というのを
本作品を通じて知るだけでも十分です。



催眠に関する色々な体験ができる作品
催眠の手法やエッチのプレイが様々で、割と欲張りな作品と言えます。

催眠はヘミシンク音のサポートもあってか
かなり入りやすい内容だと思います。
お姉さんの声に耳を傾けてさえいれば
自然といつもとは違った感覚がしていることに気づくでしょう。

エッチはダイジェスト風味と言いますか
時間の割にプレイが多種多様で、かつ抽象的な表現も出てきますから
あまり初心者向きではないかもしれません。

ただ、催眠音声を知ってもらうには十分な内容ですから
射精とはちょっと違った「気持ちいい」感覚を
少しでも味わうことができれば幸いです。

無料かつそれなりに昔に作られた作品のため
全編を通じてかなりノイズがあります。
ただ無料である以上これは仕方ないことです。
今の有料作品で、ここまでノイズのあるものはほぼありません。

CV:胡桃れみさん
総時間 41:36

すくりぷてっどこねくしょん
http://107baknyuata.blog.2nt.com/blog-date-200712.html
(上から2番目「第3弾(cv胡桃れみ)」が本作品になります)


うーん、今回も作品紹介というよりは
催眠に関するノウハウが中心になってしまった気がする。
やっぱりこういうのは別にコーナーを設けて
そちらでみっちりやるべきなのかもしれませんね…

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