同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:紗藤ましろ

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   ● (女体化・レズ)おもちゃ責め催眠~男女共用版~
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   ● 万引きJKのペットにされてしまった僕
   ● レイプ・サウンド・ガール♪


人間椅子催眠

サークル「ボイスワールド」さんの催眠音声作品。

本作品は人間の形をした椅子「人間椅子」にエッチな事をされる
なかなか珍しいシチュが楽しめます。
リアルの人間椅子はSMに使われる用語で
奴隷を四つん這いにして、ご主人様がその背中に座って楽しむそうです。
世の中には本当に色々な趣向がありますね…

作中ではこの人間椅子に抱きすくめられるような形で座ります。
椅子と言っても姿かたちは女性そのもの。
女性ならではの柔らかさ、温かさを感じながら心身の凝りをほぐしていきましょう。



女性に包まれる気持ちよさ
人間椅子とエッチな事をするお話。

「あなたは今 椅子あるいはベッドの上で 横たわっています」
ナレーターのお姉さんは淡々と話すかっこいい声の女性。
最初の7分ほどは彼女の進行によって
主人公がどういった形で人間椅子と出会うかが綴られています。
実際は出会うというか運ばれてくるわけですが。

「椅子専門の鍛冶職人 フェイカーさんに作られた 人間の姿をした椅子です」
人間椅子は言語を話せるし体温も持っているまさに人間そのものの椅子。
声はナレーターと同じで、主人公に早速座るようにと促してきます。

座る時の体勢は彼女が椅子に座っている姿勢になって
その上に主人公が座るような感じです。
人間椅子が空気椅子状態になるわけですが、椅子だから平気なのでしょう。

催眠はおよそ14分30秒。
まずは深呼吸をしながら人間椅子の柔らかさや温かさをイメージします。
お尻から伝わる太ももの感触や、背中に当たるおっぱいの弾力など
挿し絵のような肉感のある女性に、後ろから抱きしめられる感覚を思い浮かべましょう。

「いいですね 今から私が 体をゆっくりとほぐしていきます」
人間椅子は後ろから主人公の肩を揉み始めます。
「とんとん とんとん もみもみ」と擬音語を発しながら丹念に揉みほぐす声を聞きながら
電動マッサージチェアあたりに座っている感覚をイメージしてみてください。
イメージに浸れば浸るほど、体の凝りやストレスが少しずつ抜けていくはずです。

さて、心も体もリラックスしたし、催眠にかかる準備が整いました。
ですが、残念ながらここで催眠は終わってエッチに突入します。
催眠にとって肝心な暗示をかけてもらえないため、催眠効果はごくごくわずかでしょう。



背後から襲い掛かる快感
エッチシーンは18分30秒ほど。
プレイは登場順に皮むき、亀頭責め、耳舐め、オナニー、SEX(騎乗位)、手コキです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありとなしを選択できます。

本作品のエッチは最初の皮むき~オナニーが共通で
そこから騎乗位SEXと手コキのどちらか一方を聴き手が選択します。
時間は共通パートが11分、騎乗位が5分、手コキが2分30秒です。

「ご主人様 なんだかくねくねして とっても可愛いですよ」
勃起した主人公のおちんちんを慰めるために
人間椅子は後ろからそれに触り、一気に包皮を剥くと亀頭を刺激し始めます。

人間椅子に後ろから責められるシチュを利用して
ここでは見えない位置からの予測できない責めを意識させるように進めています。

「おちんちんシコシコされながら 耳をいっぱい舐められてるね」
特に耳を舐められるシーンは音が片方だけになりますから
右→左→右と適度に動く声にゾクゾクっとするかもしれません。

「そのビンビンになったあなたのペニスを 私のあそこに挿入します」
唯一の例外が騎乗位SEXで
ここだけは彼女を上に座らせて主人公が下から突き上げていきます。
人間椅子にも性感帯はあるらしく、甘く切ない喘ぎ声が興奮を盛り上げてくれます。

ちなみに、手コキシーンは主人公のオナニーに彼女が手を添える形ですから
プレイとしてはセルフに当たるでしょう。



催眠音声として見るには厳しい作品
前作「ヒプノスレーブ ~Mへの覚醒~」は割とまっとうな催眠だっただけに
今作の内容はただただ残念でなりません。

催眠はリラックスさせるところまでは良いと思うのですが…
以前別の作品でも書かせていただいたように、リラックスだけでは催眠にはなりません。
そこから術者が何らかの暗示をかけて、聴き手をそうなるように少しずつ誘導していく。
そこまでやってこそ初めて催眠音声として成り立つわけです。

このシチュだと例えば女性の柔らかさや温もりに包まれることで
心地よい気分に浸るように入念に誘導して、背後からの愛撫と耳舐めで感度を上昇。
そこから彼女に後ろから見られながらのオナニーに持っていったり
騎乗位や手コキでもうちょっと刺激を強くしてドライを狙うとか。
色々とやり方はあると思うのですが、とにかく流れが欲しいかなと。

エッチはフィニッシュを選択できるのがいいですね。
ドライとセルフを聴き手の気分で決めることができます。

人間椅子に半ば拘束されるような形になりますからややM向けですが
雰囲気はかなりあまあまで落ち着いて楽しめます。
個人的にSEX時のましろさんの喘ぎ声にはグッときました。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はごくわずかです。

総合的に見ると、催眠音声としてはうーん…な作品です。
人間椅子というテーマは素晴らしいと思います。

CV:紗藤ましろさん
総時間 導入…32:54 騎乗位編…10:58 手コキ編…8:09


オススメ度
■■□□□□□□□□ 2点


体験版はこちらにあります

WAVE

サークル「催眠音声研究所」さんの催眠音声作品。

本作品は海辺を舞台に打ち寄せる波の音を聴きながら心を鎮めていきます。
環境音は催眠音声でもそこそこ登場する作品が多く
主にリラックス効果を狙って使われています。

こういった音は人間の本能(=無意識)が心地よいと認識していますから
聴いているだけで勝手に心が落ち着いてきます。
催眠にとっては打ってつけの音ですね。

作中の大部分で流れ続ける波の音に包まれながら
優しいお姉さんがゆっくりと絶頂へと導いてくれます。
催眠のみならずヒーリング効果も高い作品と言えるでしょう。



ざぶーん すー
浜辺でお姉さんに気持ちよくしてもらうお話。

「これから あなたは 不思議な体験をします」
お姉さんは丁寧で優しい声の女性。
催眠を始める前に、この音声を聴く際の心構えなど
簡単な諸注意を説明してくれます。

催眠はおよそ33分間。
まずはお姉さんのお話を聴きながら心身をリラックスしていきます。

「海で食べるアイス とってもおいしいでしょうね」
イメージは夏の海の風景から始まります。
青い空、白い雲、浜辺で戯れる人々など
お姉さんが色々な情景を言葉にしてくれますから、それを頭に思い描いてみてください。
本編の内容と若干ずれていることを考えると、ここは準備運動みたいなものでしょう。

その後はいよいよ主人公自身が海へと向かいます。
向かう最中の周囲の風景もかなり細かく描写されているため
聴き手としてはかなりイメージしやすいほうだと思います。
海に近づくと本作品の売りである波の音が聞こえ始めます。

「あなたは 波の音を聞くだけで すっと 体中から力が抜けていきます」
波の音は単なるループ音には聞こえないほどリアルで変化に富んでおり
一定のリズムを刻みながら、水が泡立ったり打ち付けたりします。
実際に聴いてみると心が穏やかになっていくのを感じるでしょう。
気になった方は体験版で音を確認してみてください。

「ふわふわ ふわふわ 膝の上から浮かび上がって ゆっくりと上昇していきます」
後半は自分の体をとある物に変身させて、浮かび上がる感覚を養います。
おそらく波の音で相当リラックスできているでしょうから
そのままの心持で、お姉さんの言うとおりにイメージしてみてください。
私の場合、後頭部のあたりが盛り上がるような感覚を味わいました。

このように、イメージを主体にした催眠が繰り広げられます。
一般的な催眠音声の場合、初めに深呼吸や脱力でリラックスをするのですが
本作品ではそれらの大部分を波の音に任せています。
おかげでお姉さんは十分な時間をイメージに傾けることが可能となり
その結果、描写がかなり細かくわかりやすくなっています。

環境音をきちんと考慮した的確な作りだと思います。



動くちゅぱ音、重なるちゅぱ音
エッチシーンは32分30秒ほど。
プレイは息を吹きかけられる、全身舐め、フェラとなります。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「綺麗になったね 次は気持ちよくなろうか」
お姉さんの声と波の音で心の汚れを洗い流した主人公は
今度は息を吹きかけられながら回転することで、幸せな気分へとなっていきます。

ここでは主人公が回転していることを音声で再現するため
お姉さんの声が右へ左へとスライドしていくのが特徴です。
最近の作品だと「ヒプノマルチボイス」に近い感じでしょうか。
声を揺さぶることで聴き手の意識を振り回し、軽く頭を混乱させてきます。

「あなたは おちんちんになりました だから全身が性感帯」
メインとなるのは主人公がおちんちんになって全身を舐められるシーン。
ここでも先ほどのように「じるるるる っぽ」とやや控えめなちゅぱ音が
右へ左へと動きながら性的興奮を高めてくれます。

さらに後半になると彼女の声が重なるようになり
前後左右から2重3重にちゅぱ音が鳴るように変化します。
現在では割と見かけるようになった演出ですが
今から3年前の発売当時では画期的だったのではないかなと。

絶頂の回数は全部で2回、どちらもドライを目指すことになります。
最初の1回はややパワー不足に感じますが、後のはちゅぱ音まみれになりますから
性的興奮も高まっているおかげで目指しやすい方だと思います。



何もしなくてもリラックスさせてくれる作品
1時間以上もの長時間に渡って聞こえ続ける波の音がすべてを洗い流してくれます。
こちら側で特に何も努力しなくても、自然に心地よい気分になるでしょう。
環境音のヒーリング効果の高さを実感できます。

それ以外にもエッチシーンでは珍しいプレイが繰り広げられます。

「何か別の物に変化して、お姉さんに弄られる」
これをはっきりとイメージするのはなかなか難しいものの
気持ちいい感覚については、掴み取りやすいほうなのではないかなと。

声の立体感については、今のバイノーラル作品と比べるとさすがに厳しいですが
当時の技術の範囲内で色々と工夫されているのがよくわかりますし
実際頭が揺さぶられるような感覚も味わえます。
そのへんを割り切って聴く分には十分満足できるクオリティでしょう。

これで催眠音声研究所さんの作品はコンプリートできました。
普通サークルさんには色というか、ある一定の傾向が作品に見られるものなのですが
このサークルさんは4作品すべての作風がまったく違いました。
おそらく意図的にそうされたのでしょうけど
そのチャレンジ精神にはただただ頭が下がるばかりです。

CV:紗藤ましろさん
総時間 1:11:08


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2019年7月27日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/80517867.html

サークル「エロトランス」さんの無料の催眠音声作品。

最近、有名サークルさんの初期の作品を聴いて
現在の作品との違いを比較するのが趣味になりつつあります。
今回紹介するのは、現在催眠音声の最大手と言ってもいいくらいに人気のある
エロトランスさんの処女作です。

内容としては催眠の基本を追っていくような無難な作りで
無理な冒険はせずに、聴き手を催眠にかけることを第一としているように思われます。
ただイメージ部分は独特の表現がされており
初期の段階からその実力の一端を垣間見ることができます。



リラックスして落ちていくストレートな流れ
お姉さんに催眠をかけられて気持ちいい事をするお話。

「まずは体をリラックスさせて 催眠にかかりやすくしましょう」
お姉さんはがきはきと話すしっかりした声の女性。
事前に簡単な諸注意をした後、諸々の背景には一切触れずに
早速主人公を催眠の世界へ導き始めます。

催眠はおよそ15分間。
3回ほど深呼吸を行った後、全身をパーツごとに細かく分けて脱力していきます。

「瞼の力を抜くと 眠くなってくるかもしれません」
脱力の際には一部でイメージを添えることもあります。
それらを頭に入れながら脱力していく方が、より効果的に行えるでしょう。

「下に降りれば降りるほど とても気持ちがいい世界へ連れて行ってくれる階段です」
後半はとある場所へ移動し、そこにある階段を下りていきます。
カウントダウンを絡めて1段1段下りながら心を沈めていきましょう。
何度か繰り返すことで威力を上げているところがいいですね。

このように、今の作風と比べたらびっくりするほどオーソドックスな催眠です。
深呼吸と脱力で心身をリラックスして、階段を下りながら落ちていく。
余計な小細工は一切入れず、一直線に催眠へと導いてくれます。

ただ全体的にお姉さんの話すペースが非常に速いため
私は初心者にはあまり向いていないと考えています。



ピンクの部屋にいると心がムラムラしてくる
エッチシーンは7分間。
プレイはオナニーとフェラです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「さぁ まずは私に 一人でしてるところを見せなさい」
階段を下りた先にあるピンクの部屋にたどり着いた主人公は
そこの主であるお姉さんに軽い調教を受けることになります。

赤やピンクなどの暖色は人の心を興奮させます。
まずはピンク色に囲まれていることをイメージして
自分の心をそういう方向にもっていきましょう。

プレイは催眠音声らしくカウントを絡めながら進められています。
「5 6 6 6 7 7 7 8 8 88888888」
お姉さんはこのように焦らしに焦らすことで聴き手の心を煽ってきますから
催眠にかかっていればいるほど、とてももどかしい気分になることでしょう。
もちろん彼女の許可無しで射精することは許されません。

「私の唾液で ぐちょぐちょになったおちんちんを扱きなさい」
オナニー→フェラ→オナニーの順に進められる点がやや珍しいですね。
合間にわざとフェラを挟んで別の快感を与えることで
その後のオナニーで行う焦らしをより効果的にしています。



光るものを持っている作品
多くのサークルさんの処女作がそうであるように
無理をせず催眠音声としての枠組みに気を使っている作品ではありますが
イメージやエッチの部分できちんと独自性を打ち出しています。

催眠は分割弛緩法、イメージ誘導法、沈黙法といった
催眠における基本的な手法を繋げることで流れを作っています。
何をすればいいかがとても明確な万人向けの内容と言えます。
お姉さんのペースについていくことさえできれば、誰が聴いても大丈夫。

エッチもイメージ重視ですが、色を意識させたりカウントを絡めたりと
催眠音声らしい部分が色濃く出ています。
カウントを途中で止めたり、逆に早めたりすることで
聴き手の心を揺さぶろうとしている意図がうかがえます。
実際に聴いてみると軽く頭が混乱する場面にぶち当たるでしょう。
淫語とちゅぱ音が若干、喘ぎ声は皆無です。

ここからヒプノマルチボイスのような作品を作るためには
催眠に関する知識や技術に加えて、相当な発想力が必要と思われます。
本作品を聴く限りでは元々才能があったのでしょうが
それらを十分に発揮するための努力を怠らなかったからこそ
今のように多くの方から支持を受けているのではないでしょうか。

CV:紗藤ましろさん
総時間 23:59

ピンクの部屋
http://erotrance.blog.fc2.com/blog-entry-2.html

追記
個人的にはここからわずか9か月で
リミットマリオネットを作り上げていることに愕然としました。

2014年3月21日追記
本作品のリメイク作である新ピンクの部屋のレビューも掲載しました。
できればこちらもご覧ください。
「新ピンクの部屋」

【無料】(女体化・レズ)おもちゃ責め催眠~男女共用版~

催眠オナニー・同人音声の日記さんで配布されている、無料の催眠音声作品。

今月の頭に紹介させていただいた「ヴァーチャルSM催眠」は
現代催眠っぽいフリーダムな流れの作品でしたが
こちらはそれ以前に公開された、古典系催眠の色がかなり強い作品です。

同じ方が制作されたまったく別タイプの催眠であることに加えて
つい最近追加音声が公開されたため、今回選ばせていただきました。

プレイの方も作り手さんの趣味が色々と盛り込まれており
女性の姿に変えられてしまった主人公が
ローター、電マ、バイブの3種の器具で徹底的に責められます。
それぞれにきちんと別々のリアルな効果音を入れているなど
演出面もしっかりしていますから、感情移入しやすいと言えるでしょう。

今回はエロパート2および別途公開された追加音声を加えた
フルバージョンでのレビューとなります。



随所にひねりを加えた面白い催眠
お姉さんの催眠で女の子にされて、エッチな責めを受けるお話。

「あなたの心は あなたの体を離れて この不思議な物語の中に入っていきます」
お姉さんははきはきと話す落ち着いた声の女性。
主人公のことが大好きなんだけど、女の子も大好きな彼女は
その両方の条件を満たすために、まずは彼を女の子へと変身させます。

催眠は2パートに分かれており、合計でおよそ24分。
初めに運動で体に軽く疲労感と脱力感を与えた後は
深呼吸をしながら彼女の話を聴いていきます。

「私の言うとおりにすると 気持ちいいよね?」
お姉さんは序盤から声に対する印象をちょくちょく植え付けてきます。
事前に「彼女の言うことには従う」といった約束をしている手前
ここはあまり深く考えずに、前向きな姿勢で聴いてみてください。

「そうね ちょっとクイズをしましょう」
そんな中、お姉さんは突然とあるクイズを出してきます。
内容は数を当てるだけの非常に簡単なものですから
少し頭がぼんやりしている状態でもおそらく大丈夫でしょう。
そして、このシーンの最後で自分が催眠状態にあることを自覚することになります。

女体化はとある場面をイメージし、そこに登場する少女に自分を重ねていきます。
徐々に変化させていくのではなく、一気に変身するような女体化ですから
この手の経験が浅い方が聴くと「あれ?」と思ってしまうかもしれません。

催眠のタイプ自体は多くの作品で見かけるような古典催眠ですが
ところどころで微妙に変化を与えているのがよくわかります。
特にクイズをするシーンが非常に面白いですね。
わかりやすい間接暗示を使って、自分から催眠の世界に乗り込むようにさせています。

催眠をかけるのは術者ですが、かかるのは自分自身です。
術者の力によって催眠状態にさせられるより、自分からそうなりにいったほうが
ずっと深く、安定した催眠状態になると私は思います。



様々な振動音が頭と股間に響き渡る
エッチシーンは4パート46分30秒ほど。
プレイは登場順にローター責め、電マ責め、バイブ挿入、キス、手マン
クリトリス責め、写真撮影
となります。

それぞれの器具を使う際に別々のリアルな効果音が流れます。
セルフはありません。

「それじゃ 今日は何で遊ぼうか?」
大人しそうで少しオタクっぽいメガネっ娘に変えられた主人公は
お姉さんから一方的にとても激しい責めを受けることになります。

中心となるプレイがいずれも電動器具を使っているため
それらが動く際に流れる効果音で感じられるかがポイントになります。

空中で動作する際は「ブィーン」と空を切るような音
体に接触させている際は「ブブブゥゥン」とくぐもった音と
効果音をはっきり使い分けているのに加えて
お姉さんが状況をはっきり説明してくれますから
プレイの様子は非常にわかりやすいと言えるでしょう。

また、プレイ開始前の説明→カウント→追い立てるようなプレイ実況と
催眠を考えた作りのプレイによって、催眠状態を維持しやすくしています。

「変態 変態メス豚 あなたは変態メス豚」
もちろん精神的な責めも忘れてはいけません。
お姉さんは「変態」「メス豚」を適度にぶつけることで
主人公の劣情を煽っていきます。

「それじゃあメス豚ちゃん バイブを抜いてあげる けれど その前に記念撮影」
一番インパクトの強いプレイはやはり記念撮影でしょう。
わかる方はわかるでしょうから敢えて詳しくは書きません。
これを実際にできる人がいたら素直に尊敬します。



愛のある責めが味わえる作品
催眠もエッチも確固たる個性を持っている作品です。

この方の作品はプレイのインパクトがあまりにも強すぎるため
催眠の良さが隠れてしまうのですが
私は催眠の方にビビッっと来るものを感じました。
植え付ける暗示は最小限にとどめ、それをじっくり時間をかけて刷り込んでいきます。
その様子が「すごく聴き手のことを考えた催眠だな」と。
別にプレイがダメと言っているわけではないので、そのへんは誤解しないでください。

ただ女体化だけは賛否両論でしょう。
私は割と好きなのですが、もっと丁寧にやってほしいという声が出るのもわかります。

「あなたのことが 大好きだから」
エッチはバイブで処女を奪うなどハードなプレイに加えて
嫌というほど罵声を叩きつけてきます。
でも彼女は主人公のことを微塵も嫌っていません。
むしろ好きだからこそ、そこまでできるのです。

効果音についてはどれもかなり響く音を採用しているおかげで
やや人を選ぶように思えます。
モーター音などが苦手な方は、追加のエッチパートは無理に聴かないほうがいいでしょう。

「唇が被さります 私の舌が あなたの口に侵入し 舌と舌が絡み合います」
最近追加されたレズパートは名前の通りかなり甘いです。
プレイの様子は客観的な描写になっていますから
プレイそのものよりは、そこからイメージされる雰囲気を楽しむような作りですね。

プレイがちょっと受け付けないような方でも、催眠部分は是非聴いてみてください。
「催眠の感覚ってよくわからない」
そんな悩みに対していい刺激になるはずですから。

CV:紗藤ましろさん
総時間 1:19:41

(女体化・レズ)おもちゃ責め催眠~男女共用版~
http://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_053748zero/
おもちゃ責め催眠・追加音声(甘レズ)
http://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_063158zero/

リミットマリオネット

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。
今から3年半前と比較的初期に作られた作品です。

ドライオーガズムを目指す作品の場合
聴き手を立て続けに絶頂させようとするものがそれなりにあります。
本作品もそのようなタイプなのですが
ぶっ飛んでいると言えるほどに、プレイがとてつもなくハードです。
それこそタイトルの「リミット」を軽く突破してしまうほどに。

しかし、連続絶頂による快感を十分に得るためには
深い催眠状態に入らなければなりません。
その点もしっかりと考慮されており、長めの時間を使って少しずつ沈めてくれます。

今回は女性声(男性用)でのレビューになります。



湧きあがってくる感覚をうまくつかみ取ろう
お姉さんに人形にされて連続絶頂するお話。

「さぁ 今から 私の催眠が始まります」
お姉さんはやや厳かな佇まいを感じさせる、端正な声の女性。
「気持ちよくなりたい」そんな思いを抱く主人公の願いを叶えるために
ゆっくりと時間をかけて彼をお人形に変えていきます。

催眠は2パートに渡っており、合計でおよそ30分。
軽く深呼吸をした後、体の各部分にあるスイッチを切っていくことになります。

スイッチは首、肩、足など部位ごとに細かく設置されており
お姉さんが「切ってみましょう」と言うのに合わせて
力が抜けていくのをイメージしていきます。
基本的によくやる脱力とそれほど違いはありません。

お姉さんの声は穏やかというよりは無機質に近く
その口調は厳しいほどではないものの、何か抗い難いような力を感じます。
この声の性質を今のうちに心と体に叩き込んでおくと
後半の調教時に、体がより彼女の言うことに勝手に従うようになるでしょう。

「心地のいい温度 心地のいい揺れ 心地のいい音が 眠気を誘う」
後半は感覚をイメージすることに重点が置かれています。

自分が電車の席に座って、うとうとしているシーンをイメージするなど
表現が具体的かつ分かりやすくなっていますから
多くの方がやりやすいと感じるはずです。

彼女の言葉によってもたらされるイメージを感じ、うまく心につかみ取る。
それができればできるほど、より深く催眠に入ることができるでしょう。

大まかに言えばリラックスしてイメージする、それだけの催眠なのですが
合間合間に聴き手を納得させるような細かい描写や説明があるおかげで
一般的な作品よりもずっとすんなり頭に入ってきます。
人によっては途中で手足にピリピリするような感覚が走るでしょう。



まだ、イケるよね?
エッチシーンはおよそ22分間。
プレイは全身愛撫、乳首責め、言葉責め、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「全身をさわさわと 好きなように触ってみて」
全身を不思議な感覚に包まれた主人公は
お姉さんの言われる通りに、敏感になった全身をまさぐり始めます。

冒頭でも触れたとおり、本作品一番の特徴は
このエッチシーンにおける容赦のない連続絶頂です。

物語の途中にキーワードを設定し、それをトリガーとすることで
聴き手に更なる絶頂を促してくるのですが
とにかくいつまで経っても終わる様子がありません。
何度も、何度も、本当に何度も彼女は絶頂を求めてきます。

タイトルの通り、主人公は彼女のお人形にされてしまいます。

「さぁ 私のお人形 イキなさい イキなさい 何度でもイケ!」
お人形だから、人間じゃないから何度でもイケる、だからイカせる。
催眠にうまくかかっていれば、まるで彼女に操られているかのように
自分の意思に関わらず、体が勝手に何らかの反応を示すことになるでしょう。

そしてさらに追い打ちをかけるように
彼女は途中でおちんちんへ刺激を与えるのを絶対に許しません。
「気持ちいいんだけど、なんだかもどかしい」
そんな感覚を味わえる方がきっといるはずです。

私の場合は先の股間がもどかしくなる感覚から始まって
ピリピリするような感覚が股間に集まって熱くなり
その後おしっこを漏らしてしまったかのように
股間から生温かい感覚が全身へ広がっていきました。
いや、本当に漏らしたりとかしてませんからね…

とにかく、そんな複合的な面白い感覚を割と長時間に渡って味わえます。
私は聴いている間に3回絶頂できました。
何回も聴いていけばもっとイケるのではないでしょうか。



ドライオーガズムを嫌と言うほど味わわせてくれる名作
いい意味でとんでもない作品です。
これを聴いた後、10分ほど体を動かすことができませんでした。
股間を中心に色々な感覚が立て続けに走ったおかげで、非常に疲れたからです。
全身がガクガクするような感覚を、本当に体験できた作品です。

たぶんこれを読んでいる方は、表現が大げさだと思うでしょう。
私は普段ここまで大げさなことは書かないし、書きたくない主義なのですが
ちょっとこの作品に関しては書かざるを得ません。
それくらいに素晴らしい作品でした。
これを書いている今でも股間がジンジンしています。

催眠はどちらかというと深化に重点が置かれています。
深化パートでは沈む、ジンジンする、温かくなるなど
聴き手に感覚を誘発させることに力が入れられていますから
その感覚をうまく自分のものにできれば、その後のエッチがやりやすくなるかなと。
作り自体はそれほど難しくありませんから、誰にでも聴ける内容です。

エッチはドライオーガズムに特化しています。
お姉さんに鞭のような声を叩きつけられながら、ドライ特有の感覚に浸ってください。
ドライに慣れていればいるほどに楽しめるでしょう。
未経験者にはちょっとついていけないかもしれません。
もちろんM向けです。

一応最後の最後で射精もさせてはくれますが
個人的には無理に射精させる必要はないような…
時間もかなり短いですし、やっぱりドライがメインです。

価格については時間だけ見ればごくごく標準。
でもこのクオリティなら若干安く感じるくらいです。

「ヒプノドラッグレディ」以来、催眠では実に3か月ぶりの満点となりました。

CV:紗藤ましろさん(女性声)、かずみやさん(男性声)
総時間
女性声(男性用)…1:00:24
男性声(女性用)…48:16
女性声(男女共通)…1:00:19


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

2019年6月1日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/79922659.html

こちら白魔導師さんの癒し系催眠になります

サークル「フラワー症候群」さんの催眠音声作品。

ファンタジーの世界を舞台に設定し
魔法の力で人々を癒す「白魔導士」が、体だけでなく心も癒してくれる
そんなコンセプトの作品になります。

催眠を魔法に例える作品は他にも「魔女っ子催眠」あたりが挙げられますが
現実世界でも催眠はやや魔法じみたイメージを持たれているため
結構親和性が高いのかもしれません。
内容的にしっくりくる、というのは催眠では大事なことですから。

本作品は白魔導士らしく癒しに重点が置かれており
可愛い声の女の子が優しく導きながら心を解きほぐしてくれます。
「ゆったりとした気分に浸りたい」そんな方に向いている作品と言えるでしょう。



心のケアはとっても大事
白魔導士に魔法の力で癒してもらうお話。

「あっ ようこそ いらっしゃいませ 歓迎するね」
白魔導士は礼儀正しくかわいい声の女の子。
日頃戦士として戦場に赴く主人公の疲れを取るために
まずはこの施設がどんな場所なのかを説明してくれます。

「疲れをきれいさっぱり取りきって 元気になる
そんな不思議な魔法をかけてあげますから ね?」

登場人物が白魔導士、鎧を着た戦士と世界がファンタジー色に統一されており
催眠のことも魔法と表現するため、本編中に「催眠」という単語は一度も登場しません。
そのへんはかなり徹底されていますから、聴いていて違和感は感じにくいと思います。

催眠は時間にして26分30秒ほど。
まずは5分ほどかけてしっかりと深呼吸を行い
その後体が白い光に包まれていくのをイメージします。

「白い光」と一言で言われてもイメージしにくい方は
RPGの回復魔法の光を思い浮かべるのがいいでしょう。
人によっては体が暖かくなって、手足がピリピリしてくるかもしれません。

「思わずお昼寝してしまいそうな 心地よい陽気が 君を包み込んでいる」
準備が整った後は彼女に導かれながら、気持ちの良い場所でリラックス。
その場所の情景などを割と細かく説明してくれますから
比較的イメージはしやすい方だと思います。

白魔導士のやや抑えた柔らかい声も相まって
ここでは落ち着いた、心地よい気分に浸ることができるでしょう。

このように全体的にイメージを重視した催眠になっています。
聴き手が体を動かすようなシーンはほとんどありませんから
ただ彼女の声だけを意識して、心を楽にして聴いてみてください。



白魔導士の手のぬくもりや視線を感じよう
エッチシーンは21分ほど。
プレイは愛撫、オナニーとかなりソフトです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「官能的な気持ちよさを感じる世界 不思議な世界 そんな場所に行ってみようね」
主人公を心の芯から癒すために、彼女は先ほどとは別の場所
性的欲求を満たすことができる世界へと連れて行ってくれます。

「大丈夫 とっても甘やかして 蕩けさせてあげるから」
前半の愛撫はドライを目指すような形になっており
彼女の手から伝わる温もりや感覚を上手く感じ取ってみてください。
淫語はかなり少ないですから、ここもやはりイメージが重要になるでしょう。

…と、ここまでは非常にあまあまな展開なのですが
打って変わって後半のオナニーシーンでは
彼女に軽く罵られるプレイが待ち構えています。


正直最後は優しく見守られながら射精するんだろう、と思っていただけに
この展開は意外ではあります。

ただ白魔導士の口調はそれほど変わりませんし
扱いとしては奴隷よりはペットに近い感じですから
そこまで心が傷つくことはさすがにないでしょう。

「安心していいんだよ 私はそんな変態マゾさんが 大好きなんだよ」
このようなセリフを彼女が言うことから
本当の自分をさらけ出すことで、心を解放させる意図があったのかもしれません。



想像力をそれなりに要求される作品
催眠、エッチ共にイメージがかなり重要になります。

催眠での自分のいる場所から、プレイの状況までをイメージさせますから
それができるかによって感じ方に大きな差が生まれると思います。
そういう意味ではある程度経験を積んだ方向けと言えるでしょう。

物語の展開に彼女の声も加わって、作品の雰囲気はとても甘く暖かく
最後のオナニーシーンの手前までは誰でも安心して聴けるでしょう。
オナニーだけは「変態」となじられながら扱くため、Mでないと抵抗があるかも。
可愛い女の子に見られながら射精するのは興奮できるシチュとは思いますが。

物語の設定が病院での治療ということで
彼女の喘ぎ声やちゅぱ音は一切ありませんし、淫語も両手で数えられる程度と
エッチはとてもソフトです。

CV:紗藤ましろさん
総時間 1:02:42


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

ヒプノマルチボイス

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

「催眠巫女~憑依と浄霊~」と同時にコミックマーケット84で発売された
同サークルさんの最新作になります。

本作品は非催眠の方ではもはや主流となっている、バイノーラル録音が採用されており
タイトルの通り、登場するキャラが複数の声で語り掛けてくるのが特徴です。

複数の声が聞こえてくる音声の代表作と言えば
「双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」を挙げる方も多いでしょう。
サークルさんもその辺を意識されたのか、双子っぽい作風となっています。



お姉さんの声に心と体を預けよう
複数のお姉さんが声で快楽を与えてくれるお話。

「私は あなたを気持ちよくするために存在している 空想の人物」
お姉さんは柔らかく穏やかな声の女性。
最初は一人で登場し、主人公に対して
まずは彼女の言葉に身を任せ、従うようにと語り掛けてきます。

催眠導入はおよそ19分間。
軽く深呼吸を行った後、お姉さんが声を右へ左へと移動させながら
暗示を含めたお話をしてくれます。

本作品はバイノーラル録音のため、とにかく声が良く動きます。
ある時は右から、またある時は左からと
催眠音声としてはかなり頻繁に、声の位置を移動させながら進められます。

そして、「すぅー」と軽く息を吸う音が聞こえるほどに声が近い。
まるで耳元で囁かれているかのような臨場感を味わえることでしょう。

「今 この時だけは あなたはわがままでいい 好き嫌いをしてもいいのよ」
お姉さんは聴き手にとって都合のいい暗示だけを
心に染み込ませていくように教えてくれます。

お話の内容は作品の趣旨通り、声に関するもので
特に声のする方向へ意識を向けさせようとしてきます。

そして適度に声の位置を反転させ
不意を突くことで心に隙を生み出し、そこから意識をぼやけさせていく
そんな形の催眠が繰り広げられます。

詳しい理由は総評に回しますが
普段とは違った意味で初心者向けの内容と言えるでしょう。



声による寸止め地獄
エッチシーンは20分30秒ほど。
プレイは耳舐め、全身舐め、フェラと「舐め」に特化した構成です。

本作品はちゅぱ音の有無を選択できるようになっており
無しの場合、一番最初に右耳を舐められる際に鳴るちゅぱ音以外は
一切ちゅぱ音が鳴らなくなります。

またプレイ内容の通り、セルフはありません。

「これから始まることは 言葉によるレイプ」
いつの間にか複数に増えたお姉さんに裸にされ、押さえつけられた主人公は
右耳を舐められる一方で、左耳から暗示を受けることになります。
ちなみに、個々のお姉さんの声質にほとんど差はありません。

エッチでの最大の特徴は、複数のプレイを同時に味わえること。
最初の耳舐め+囁きに始まり、両耳を同時に舐められたり
さらに全身舐めが追加されるなど、後になるに従ってお姉さんが増えていき
ちゅぱ音有りの場合はちゅぱ音も増えていきます。

左右から別々のちゅぱ音が鳴る作品は
非催眠ではそこそこありますが、催眠では見たことがありません。
催眠を専門に聴いている方だと、ちょっとした驚きを味わえるのではないでしょうか。

音の位置取りもしっかりとしており
足の指を舐められている時は遠く小さく、胸のあたりになると近く大きくと
実際の体に即した音を聴けるのも魅力の一つです。

「さぁ あなたを言葉の海へ 放り投げてあげる」
エッチでの山場はカウントダウンを絡めての寸止めで
本当に何度も何度も、これでもかというくらいに寸止めをしてきます。

ちょっと普通の寸止めとは違う部分があるため
人によっては途中で達してしまうかもしれません。
そうならないためにも、お姉さんの声にしっかりと耳を傾け
できるだけ彼女の指示に従うようにしていきましょう。

催眠音声ではあまり無いタイプのエッチが楽しめるのは良いですね。
最後の絶頂シーンは複数のお姉さんに立て続けに語り掛けられる
まさにマルチボイスなフィニッシュを迎えることになります。



非催眠における流行要素を取り入れた作品
バイノーラル録音の利点を最大限に活用するため
声や音の位置にかなり気を配った作品です。

催眠音声ではバイノーラルの恩恵をあまり受けられないからか
採用されている作品はなかなかありません。
そういう意味では、こういった試みは非常に興味深く感じます。

催眠は非催眠の音声作品における初心者が
一番かかりやすいのではないか、と私は考えています。
つまり、催眠音声の経験はあまり関係ありません。

というのも、音の位置取りについては非催眠の方が進んでおり
本作品のように声が動き回る作品がそれなりにあります。
そのため、そちらの経験が豊富な方だと
最も大切な「驚き」を十分に得られないのではないかと思うのです。

今回、当サイトではやや厳しい点数とさせていただきました。
それは私自身が、非催眠をそれなりに聴いてしまっているからです。
おそらくごく一般的な方が聴いた場合、もっと良い作品だと評価するでしょう。

エッチは複数人による同時プレイの時点でレアシチュと言えます。
ちゅぱ音有りの場合は、最大3種類ほどが同時に聴けますから
まさにちゅぱ音の海に溺れるような感覚を味わえるでしょう。

ただサークルさん自身が初回は無しを推奨していますし
まずは純粋に声に浸るために、無しで聴いてみてください。

最後に、タイトルであるマルチボイスについて
複数の声が一気に襲い掛かるわけではなく
色々な位置から声を被せず、一人一人が畳みかけるように語り掛けてきます。
この使い方だと確かに双子テイストなのかなと。

CV:紗藤ましろさん
総時間 46:20(通常版) 46:53(ちゅぱ音有り版)


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
こういう形で催眠と非催眠の接点を見ることができたのは新鮮でした。
そのうち耳かき催眠とか出てくれないかな…
「耳かきをされるのは気持ちいい そうでしょ?」


2017年1月27日追記
再レビューを公開しました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/68877375.html

10分間らぶらぶえっち

サークル「ラブリリィ」さんの同人音声作品。
名前の通り、総時間およそ10分という非常に短い作品です。
当サイトで紹介した作品としては、本作品が最短かも。

シチュエーションなどは、作品説明文で補完するようにして
余計な前置きをほとんど切り捨てているおかげで
ほぼすべての時間がエッチシーンに割り当てられています。



兄のいるすぐそばで、乱れる妹
主人公が彼女の家でSEXをするお話。

「ねぇ ほんとにするの?」
彼女はちょっと甘えた感じな声の女の子。
隣の部屋に兄がいるにも関わらず
SEXをしたいと言い出す主人公に、戸惑ってしまいます。

物語のリアルさを出すために
彼女は基本的にやや声を抑えて話します。

紗藤ましろさんといえば、フルトラさんの催眠音声などを聴くとわかるように
張りのある声で演じられていることが多いです。
本作品ではそれらとは違って、ややかすれた感じの声が楽しめます。

また冒頭でも話したように、時間が超短時間であることを考えて
開始35秒で早速挿入を開始します。
手っ取り早く抜きたい方には、うってつけの作品と言えるでしょう。



良質な効果音とイキ声
エッチシーンはほぼ全編の9分間。
プレイ内容はキス、SEX(正常位、騎乗位、バック)と、時間の割に豊富です。

「ゆっくりしてね あんまり声出ちゃうと ばれちゃうから…」
彼女はやや気が乗らなそうではありますが
愛する彼のために、そのお願いを聞き届けてあげることにします。

そして、彼女自身もシチュエーションに興奮していたのか
前戯なしで挿入したにも関わらず
「ちゅるん」という水音を立てながら
おまんこで易々とおちんちんを飲み込んでしまいます。

本作品は、かなり効果音にこだわっているのが特徴です。

最初の挿入音はもちろん、SEX中の3つの体位においても効果音が流れ
かつ、騎乗位は「んぐちゅ ぬるにゅ」という粘液質の水音
正常位とバックは「パンパン」という肌のぶつかり合う音に混じって
若干の水音と、性質は同じながらも、ピストンのスピードが違うなど
それぞれに違った効果音が用意されています。

正常位とバックは体験版で聴くことができますから
気になった方はお試しください。

そして、シチュエーションからもたらされる
彼女の必死に快感に耐えようとする、抑えた感じの喘ぎ声も耳を惹きます。

特にイキ声が素晴らしくて、バックで絶頂する際には
「はぁぁぁぁぁぁぁん」という
ゆっくり息を吐き出しながら、そこに喘ぎ声を混ぜる感じの
珍しいタイプのイキ声を聞くことができます。



短時間ながらも、オリジナリティの凝縮された作品
たった10分間でありながら、十分に抜ける作品に仕上がっています。

制作者さん本人が、やりたかったと言われていることもあって
彼女の演技もとても生き生きとしており
それを効果音がうまくサポートしています。

「20分間電話でえっち」と同様にアドリブで演じられていながら
まったく淀んだ所もなく、ごく自然に物語が進められています。

そして値段が100円と、とっても良心的。
総合的に見てかなりの良作と言えます。

CV:紗藤ましろさん
総時間 10:01


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります
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万引きJKのペットにされてしまった僕

サークル「ネイティファス」さんの同人音声作品。
「背徳」を前面に押し出した作風で有名なネイティファスさんの
今回のテーマはJKです。

音声作品でJKモノというのは何故か少ないです。
色々と厳しくなっているご時世ですから、仕方がないのでしょうけど…
制服を着た女性の写真を掲載していたら
サイトごと削除されてしまうらしいですし。



万引きJKはとっても無邪気
コンビニ店員の主人公が、捕まえた万引きJKに言いくるめられ
最終的にはマゾペットにされてしまうお話。

JKは気の強そうな声の女の子で
「そんなこと わたし しませ~ん」
万引き現場を押さえられ
バッグから見つかった商品を突きつけられているにも関わらず
最後までしらを切ろうとします。

敢えて語尾をのばしたセリフや
若干バカっぽい言い回しがいかにもJKっぽいです。
声はフルトラさんの「双子」シリーズとほぼ同じです。

JKの印象としては、小悪魔というよりは無邪気と言った方がいいかなと。
確かに作為的に主人公を陥れてくるシーンがあるのですが
その声や行為自体にはあまり悪意を感じません。
自分の行っている事の重大さを、十分に認識できていないように見えます。



「お兄さん」から「マゾ豚」へ
エッチシーンは合計すると40分ほど。
プレイ内容はキス、足舐め、足コキ、オナニーです。
プレイ時の効果音はありません。

「ねぇ 脚フェチのお兄さん わたしの前に跪いて」
早くから主人公の脚フェチとマゾ体質を見抜いていたJKは
そこを突くことで窮地を脱し、逆に彼を従わせようとしてきます。

主人公の属性を生かして
「脚/足」に注目したプレイがあるのが本作品の特徴です。
服従の証としては定番となっている足舐めはもちろん
JKの踏み付けで射精してしまったり
おいしそうな太ももと、ちらりと見えるパンティを見ながらのオナニーなど
テーマをうまく絡めた演出が光ります。

格付けがついたあとは徹底的にペットとして扱われるため
主人公は彼女の体に触れる事すら許されません。
そういう意味ではかなりソフトなエッチではありますが
JKの脱ぎたてパンティを、自分が履いてオナニーするなど
数々の変態的な羞恥プレイが、M方向の興奮を掻き立ててくれます。

調教につきものの言葉攻めについては
ご主人様がJKということもあってか、そこまで厳しくはありません。

所々で「変態」や「マゾ豚」を連呼するシーンがあるものの
「ほら どんどんドキドキする JK様に心を支配されてる」
どちらかというと催眠をかけていくような感じで
主人公の心を屈服させようとしてきます。



シチュエーション重視の羞恥系作品
「JKに調教されて、ぶざまな醜態を晒しながら射精する」
Mにはたまらないシチュエーションを楽しめる作品です。

直接的な刺激よりは、羞恥心による精神攻撃に注力されています。
裏を返せば、これらに興味関心があるかどうかで
本作品に対する評価は大きく変わるでしょう。

後半のプレイは犯罪が絡んでくることによって
かなりの背徳感が演出できていると思います。
ただ、ちょっと展開がJKにとって都合よく進みすぎじゃないかな?と…
Jkの狡猾さよりも、主人公の迂闊さの方に目が行ってしまいます。

CV:紗藤ましろさん
総時間 53:08


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります



サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。
音モノとして非常に有名な作品で、「RSG」という略称でよく呼ばれています。

この作品によって「音で苛められ、イかされる」経験をした方は多いでしょう。
挿し絵のように踏みつけられることはありませんが
それなりに口汚く罵られることを覚悟して聴いてください。



音に特化した催眠導入
お姉さんに音による催眠をかけられ、調教されてしまうお話。

お姉さんは若干鼻にかかったような声の、はきはきとした女性。
最初はごく普通に、主人公を対等な相手として語り掛けてくれます。

催眠は2つのパートに分かれており、合計60分と非常に長時間。
最初に心と体をリラックスするよう誘導した後は
音を中心に据えた珍しい形の催眠を行っていきます。

特に前半のパートはクオリティが高く
聴いているだけで自然と意識が混濁し、眠くなってしまうことでしょう

「キミをもっと とろとろにしてくれる 心地よい音」
開始から7分程経つと、ギターの弦を弾くような低い音が流れ始めます。
ゆっくりと十分に間を置いた、一定のリズム。

心に、まるで水たまりに波紋が広がっていくような
ごく僅かながらもはっきりとした揺れを感じてしまいます。

「私の声と 私の鳴らす音だけを感じていれば それでいい」
体に音を染み込ませた後、さらに別の音と言葉を交えた暗示によって
お姉さんは主人公を絡め取ろうとしてきます。

後半の「暗示と調教」パートはイメージが中心となりますが
十分に時間がとられているおかげで、比較的ついていきやすく作られています。

一言でいうとかなり特殊ですね。
ちと長いので催眠状態を持続するのは結構大変。



追い詰められるような音に絶頂
エッチシーンは39分。
プレイは音にレイプされてのドライオーガズム、という表現が妥当なところでしょう。

「暗闇の世界で たっぷり悶えてね」
催眠によって、お姉さんの家畜に変えられてしまった主人公。
お姉さんの口調は一気にSっぽく変化し、様々な罵声を浴びせかけてきます。

エッチパートになると、音による刺激はさらにエスカレート。
新しい音が加わり、それらが複数同時に流されるようになります。
中盤以降どんどん音は激しくなり、頭の中を音によって支配される感じに。

「ほら さっさと泣けよ」
お姉さんの罵声も容赦ありません。
人間としてはもちろん、男としても見てもらえず
とうとうただのメス豚に成り下がってしまいます。

このように、音+言葉責めによって徹底的に聴き手を貶め
羞恥心に悶えさせながら絶頂を迎えることになります。



音モノの中では完成度の高い作品
催眠状態に入れるかどうかが、かなり重要な作品です。
入れたら様々な音の中で陶酔できるでしょうし
入れなかったら「え?なにこれ?」って思ってしまうかもしれません。

1回聴いただけでこの作品を十分感得できる方は
おそらく少ないんじゃないでしょうか。
何度も聴くことによって少しずつ耳を慣らして
その結果初めて良さが掴める、そう私は思います。

音モノというジャンル自体がかなりレアですし
聴く価値は十分にある作品でしょう。
ただ、それなりに経験を積んでからをお薦めします。
催眠音声を始めたばかりの段階で聴くにはハードルが高いかなと。

CV:紗藤ましろさん
総時間 1:49:35

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2020年8月13日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/83643139.html続きを読む

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