同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:添い寝

   ● 雨恋女の子守唄
   ● 深層世界で癒される安眠音声
   ● 癒し家水無月。水無月そよか
   ● ささやき庵 牡丹
   ● 癒姉妹-遙花
   ● 【田舎耳かき】道草屋 すずしろ-縁側 【あまがみ】
   ● 癒姉妹-亜凛2
   ● 雨の音と彼女に癒される安眠音声
   ● 【甘がみ】道草屋 すずな-ひろいもの-【マッサージ】
   ● 癒し系専属ナースの七海さんに 優しくケアされたりイチャイチャしちゃうバイノーラル


雨恋女の子守唄

サークル「Atelier Honey*」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

こちらは雨の日にのみ現れるとっても優しい女性が
物語や耳かきで心安らぐひと時を提供してくれます。
全編を通じて流れ続ける雨音をはじめとする諸々の効果音で雰囲気を演出するだけでなく
女性のキャラや主人公との人間関係といったストーリー面もしっかりと練られており
癒しはもちろん、ちょっとした感動も得られる総合力の高さが一番の魅力です。



雨の日は特別な日
雨の降る日に優雨(ゆう)と一緒に過ごすお話。

「あら おかえり ぼっちゃん」
優雨はおっとり優しい声の女性。
主人公の家にずっと昔から住んでいて、雨の日にだけ姿を現す彼女は
慌ただしく帰宅した彼をゆったりとした様子で迎えます。

本作品は雨の日の物語なこともあって
開始から終了直前までのほぼ全編で雨音が鳴ります。
最近効果音が注目されているのと時期的な理由で雨や水を扱った作品が多いのですが
本作品での雨音は「ピシッ」とアスファルトに叩きつけるようなものではなく
「ぱら ほと」と葉っぱや土に雨が当たる比較的柔らかいタイプの雨音が使われています。


「ぼっちゃんのお祖父さんとも遊んだし ぼっちゃんのお父さんともお話したし ぼっちゃんとも こんなに長く 一緒にいてる」
また優雨は関西の生まれなようで、そっち方面のやや訛った言葉遣いをします。
言い回しが標準語よりもずっと親しげなのと、元々の声の柔らかさもあって
知らず知らずのうちにホッと肩の力が抜けていくのが感じられるでしょう。
効果音、声、セリフといった全ての要素が聴き手を癒す方向でセッティングされています。

お話は最初に雨に濡れた服を脱いで浴衣に着替えてから
彼女に膝枕をされながらお話を聞いて心身をリラックスさせます。

「あれは 雨宿りをしている 鳥の声 雀かな? 何の鳥さんかな? 遠くで 鳴いてる」
膝枕のシーンでは雨音に混じって時折蛙や鳥の鳴き声も聞こえてくるのがいいですね。
自然な音はそれ自体に十分なリラックス効果がありますし
2人のいる空間が静かであることの演出にも役立っています。
それぞれの音が耳に心地よい刺激を与えてもくれました。

そんな雰囲気の中、後半からぽつりぽつりと優雨が昔話を語ってくれます。

「ぼっちゃんにとって 雨は 優しいもんなんだなって 思ったんよ それがとっても嬉しかったなぁ」
生まれた頃から彼を見続けている彼女に深い愛情があるのはもちろんですが
彼の側でも名前の無かった彼女に「優雨」と命名してあげた過去があったりと
2人が家族のような深い絆で結ばれているのが伝わってきます。
そういったやり取りが心を大いに温めてくれるでしょう。



眠りを妨げない優しい耳かきと子守唄
物語で軽く夢心地を味わった後は
手拭いによる体拭き、耳かき、そして耳舐めで体の表面を綺麗にします。

事前に洗う部位を言ってから「ぴちゃ ぴちゅ」と控えめな水音を鳴らすわけですが
その部位を洗っているのがわかるように、きちんと音の位置を移動させてくれています。
特に耳や頬の時は一気に音が近づいてちょっぴり冷たく感じるかもしれません。
合間に適度に水を絞るシーンを入れて臨場感を演出しているところもいいですね。

耳かきは左右合わせておよそ8分間。
耳かき棒のみを使ってお掃除した後息吹きをする家庭的なものです。
ちなみに膝枕ではなく、仰向けに寝ているこちらを横からお掃除しています。

耳かき音は「ジョリ ジー」とやや尖った、ざらついた音が使われており
耳を傷つけないように比較的ゆっくりとしたペースで
あまり大きくは動かさず短いストロークで何度も往復させたり
あるいは縦方向に1本長く動かしたりしながら進められます。
音質はリアルですが耳の中が乾燥している人向けの音だと思います。

「ぼっちゃんの顔見てると 私もなんだか 気持ちようなってくるなぁ」
耳かき中の優雨は前のパートとは打って変わって無口になり
おかげで耳かき音と雨音だけを存分に楽しむことができます。
合間にこぼれるセリフもあまり大きな意味を持たないものばかりで
彼女自身もこの静かな時間を楽しんでいるのがよくわかります。

先ほどよりも一層静かでリラックスできるパートなだけに
ここでそのまま寝落ちする人もそれなりにいるでしょう。



心が洗われる作品
耳かきや添い寝といったサービスも十分に優れているのですが
それ以上に優雨のキャラやストーリー面に光り輝くものを感じる作品です。

歳をとらない自分をよそにどんどん成長していく主人公に喜びを感じる一方で
大人になった彼に自分の存在を忘れられるのではないか、という一抹の不安。
そんな複雑な気持ちを抱いているからこそ、彼女がこの時間をとても貴重なものに思い
心を込めて彼を癒そうとしているのがひしひしと伝わってきました。
特に声が慈愛に満ちていてそれだけでも本当に癒されます。

「ぼっちゃん またね また雨が降って ぼっちゃんが私のこと覚えてたら また会える」
ストーリーについても彼女どういった存在でなぜ彼に癒しを与えているのかが
聴いていくうちに少しずつ明らかになるように作られています。
一番最後の子守唄を唄うパートで唄を唄い終り、雨が止もうとしている中
彼女が名残惜しそうに別れを告げるシーンがとても印象的でした。
正直音声作品でここまで泣けたのはこの作品が初めてです。

効果音については雨音がややぼやけているような、自然な音が使われています。
合間の生き物の鳴き声もただループさせるのではなく適度に間隔を入れて休ませていますし
細かい演出にもかなり気を遣われているように思えます。
耳かき音も申し分ありません。

癒しに加えてほろりと泣けるシーンもある作品です。
雨と彼女の優しさが心の中にあるもやもやを綺麗さっぱり洗い流してくれるでしょう。

CV:野上菜月さん
総時間 1:20:19


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

深層世界で癒される安眠音声

サークル「添音亭」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

こちらはとある幻想的な世界でお姉さんに3種の癒しを受ける作品です。
前作「雨の音と彼女に癒される安眠音声」では雨の音を聞かせてくれましたが
今回は違ったタイプの水の音をバックに流すことで自然なリラックスをもたらしてくれます。
お姉さんの声やサービスも癒し一色で聴いていて嫌になる表現は一切ありません。
聴いているだけで簡単に眠りにつける、そんな実用性を重視した作りになっています。



幻想的な世界に住む不思議な女性
睡蓮という名の女性に耳かきや添い寝をしてもらうお話。

「あら? ここへ誰かが訪ねてくるなんて 珍しいこともあるものですね」
睡蓮は優しくて清らかな声の女性。
深層世界の主として、ここへ迷い込んできた主人公を快く迎えます。

本作品はこの仮想世界で彼女に耳かき・耳舐め・添い寝の3つのサービスを受けます。
前作に引き続き安眠に特化した作りで
耳かき+耳舐めのおよそ2倍の時間が添い寝に充てられています。
実際に聴きながら寝てみるとかなりの安眠効果が見込めるでしょう。

またこの世界には来訪者が最も癒しを感じ音が流れ続ける性質があって
音声の開始から終了まで、泉から水が湧き出すような音や泡の音が聞こえ続けます。
聴いていてリラックスできる音であるのに加えて
深層世界をより幻想的に仕立てあげるための雰囲気作りにも一役買っています。
とってもクリアでリアルな音ですから体験版で是非お試しください。

最初の耳かきは14分30秒ほど。
右→左の順に1種類の器具を使って掃除し、最後に1回息吹きをします。
器具は音質が綿棒、動かし方が耳かき棒に近いためそのどちらかでしょう。

「ズズッ ジーッ」とざらつきのある音が使われており
それが軽く引っかくような短めのストロークを描きます。
音がかなりリアルで耳に程よい刺激を与えてくれるでしょう。
前作のごりごり引っかく音に比べるとかなりソフトになって
より本物の耳かきらしい音になったと思います。

「睡蓮の名前の由来は 花が日中に開いて 夜になると 閉じることから 人と同じサイクルで生活する 睡眠する蓮 ということで 睡蓮と言うそうです」
また耳かき中は時折睡蓮がちょっとしたお話をしてくれます。
意識してのんびりと、言葉を区切って話す彼女の穏やかな声によっても
心身が大いにリラックスしてくるのを感じるはずです。

といっても右を掃除する時にそこそこ話す程度で
基本的には耳かき音や環境音をメインに楽しませるような作りです。
彼女がべらべらしゃべると作品の雰囲気が崩れてしまいますし
これくらいの会話量が丁度いいのではないかなと。



ゆっくりと静かに時間が流れるひと時
「では いたずら させていただきますね」
2番目の耳舐めは約7分。
今度は左→右の順で事前に部位を言ってからゆっくりと舐めてくれます。

ちゅぱ音は全年齢向けを考慮した唾液量の少ない健全なタイプで
抜くのには向きませんが温かさは感じます。
ノーマルだと水の音が大きすぎてちゅぱ音が聞き取れませんので
水の音控えめのバージョンが一番楽しめると思います。

あと一応これだと物足りない人向けにもう少し激しいバージョンがおまけでありますから
皆さんの好みによって好きなものをお選びください。
具体的には一部で若干ペースが速かったり水分が多かったりします。

「さて だいぶ時間も過ぎましたね あまり遅いと 明日困りますから そろそろ寝ましょうか」
2つの癒しのサービスを受けて十分にリラックスした後は
睡蓮が添い寝をしながらゆっくりと眠りに誘ってくれます。

他のサークルさんの安眠系作品だと、結構お姉さんがしゃべることが多いのですが
添音亭さんの場合はあくまで音を中心に聴かせる実用性重視の安眠音声です。
そのため45分の中で彼女が話す時間は8分程度と極端に短くなっています。

そして彼女の寝息と水の音だけが聞こえ続ける空間はとても静かで落ち着いており
いつもより時間の流れが緩やかに感じられるに違いありません。
正直聴いている最中は眠気を我慢するのに苦労しました。

「うまく 寝付けませんか? うーん 快眠のコツを 一つ お教えしますね」
ごく稀に聞こえてくる睡蓮のセリフも聴き手を安心させるものばかり。
こちらの眠りを妨げない範囲でできる限りのサポートをしてくれます。
音声作品であまり話さないのはマイナスに捉えられがちなのですが
本作品に限って言えば一つの演出として十分にありではないでしょうか。



これからの季節にぴったりな作品
とことんまで安眠を重視した、ある種個性的な作りの作品です。

作中で常に流れ続ける水の音を聴いているだけで自然と心がすっきりします。
夏になると暑くて寝付けない日々が続きますし
水そのものが持っている冷たい雰囲気もきっとプラスに働いてくれるでしょう。
環境音はどんなに人にも確実に癒しの効果をもたらす万能の音です。

添い寝については、私は前作を聴いたときは割と批判的で
「やっぱり音声作品は女性の声と演技があってなんぼ」と思っていました。
でも考えてみれば寝ようとしているのに横で話しかけられ続けるのもおかしいわけで
こういう敢えて話さないというのも一つの演出なのかなと今は思ってます。

完全な無音ではなく環境音が常に流れ続けてくれていますし
そういった諸々の音によって表現するタイプの作品と言えるでしょう。

耳かきは前作に比べて大幅にパワーアップしました。
一線級のサークルさんにはさすがにまだ及びませんが
それに準じるくらいのクオリティを持っています。

右耳が寝そべった状態、左耳は膝枕をされながら行うのもやや珍しいですね。
強いて言うなら左耳の際に、膝に耳を塞がれている状況の演出として
右から聞こえてくる水の音のボリュームをもう少し小さくするか
あるいは籠らせてくれていれば尚良かったです。

心を効果的にリラックス&クールダウンさせてくれる作品です。
リアルで色々あって心がざわつくとか、むかむかしているような人にとっては
きっと心への一服の清涼剤になってくれることでしょう。

おまけは水の音のみが流れる音声とちょっと過激な耳舐めです。

CV:藤堂れんげさん
総時間 本編…1:11:16 おまけ…23:04


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
コスパで+1してあります。

癒し家水無月。水無月そよか

2017年7月15日追記
本作品は2017年06月30日にDLsiteでの販売を終了しました。

DMMでは引き続き販売中です。(販売ページ)

サークル「癒し家」さんの同人音声作品(全年齢向け)。
今年の4月から活動を開始された新しいサークルさんです。

本作品は雨の日にだけ営業する変わったお店で
しっとりとした声の女性が様々なタイプの癒しを提供します。
しとしとと降る雨の音を始め、鉄瓶のお湯が沸騰する音、囲炉裏の炭が燃える音など
定番のものからちょっと変わったものまで多彩な効果音が登場し
聴き手を心の芯までリラックスさせてくれます。



雨の日限定の変わったお店
癒し家水無月の店主「水無月そよか」から癒しのサービスを受けるお話。

「あの お迎えに上がりました 私が 癒し家水無月の主 水無月そよかと申します」
そよかはゆったりと話す上品な声の女性。
来店した主人公を優しく出迎えてから、まずは店内にある庭園を一緒に散歩します。

本作品は効果音のみならず雰囲気作りにもかなりこだわっており
シーンに合わせて背景音を小まめに変化させながらお話が進みます。

例えば冒頭の2人が出会うシーンと次の散歩では静かに降る雨の音だったのが
その次では一気に雨脚が強くなって雷が鳴り始めます。
さらにしばらく経つと雷の勢いが徐々に弱まっていったり、など
作品の世界を演出するための細かい工夫がされています。

全編を通じて環境音を鳴らす作品が最近増えてきていますが
こういうタイプの作品はまだまだ少ないです。
音質も実際に録ったとしか思えないほどにリアルですから
おそらくシーンごとにちょっとした驚きを感じることでしょう。

特に雨音は降り方は普通ですが雨粒が大きいため
雨が傘に当たるたびに耳と頭に程よい感覚を伝えてくれます。

「タオルでお拭き致しますので 上がり框で 腰をお掛けになって お待ちください」
散策を終えて店内に入った後、最初に受けるサービスは頭のマッサージ。
濡れた頭をタオルで拭いてから手で入念に揉みほぐします。

タオルの音は「ズーザー ジジー」とざらつきのある音
マッサージは「スリスリ ジョリズリ」とやや尖った音と別々の効果音が用意されており
それぞれが左右で別々の動きをしながら前後に、あるいは上下に往復します。

音を動かす長さ・速さ・強さがかなり小まめに変化するところがリアルでいいですね。
マッサージ音が髪を擦っている音によく似ていて
耳の後ろあたりを小刻みに擦られた時が特に気持ちいいです。

「改めまして この囲炉裏庵でも、お癒やしをさせていただきたく思いますが その前に 一服致しましょうか」
体の表面を軽くお掃除した後は、内面を綺麗にするためにお茶を飲んだり
囲炉裏で炭が焼ける音をのんびりと楽しみます。

ここもお茶を飲むときは鉄瓶のお湯が煮えたぎる音
囲炉裏はぱちぱち、ちりちりと炭が燃える音が背景音として流れ続けます。
どちらも音声作品では滅多に聴けないタイプの音で
炭の焼ける音は寝る前に聴いておくときっと安眠効果をもたらすでしょう。
そよかも邪魔にならないようにとほとんど話しませんので
ただただ効果音のみを楽しむとても静かで落ち着いたひと時が過ごせます。



落ち着いた耳かきと激しい耳舐め
メインのサービスとなる耳かきは左29分、右40分の合計69分。
事前に指でマッサージをしてから耳かき棒と梵天でお掃除
そして仕上げに強めに数回息を吹きかける比較的シンプルなものです。
ちなみにここは店の縁側で行うため、雨音が再度背景音として登場します。

耳マッサージは「ススッ ズズズ」とやや滑らかな音
耳かき音は「ズリュー ジジー」と耳かき棒らしい硬く尖った音
梵天は「ススッ スリリッ」と滑らかな音が使われており
いずれもリアルと言えるほどのクオリティを持っています。

また、耳かき棒はややゆっくりと長めに這わせてから最後にかき出す動作を繰り返したり
時には張り付いた耳垢をはがすようにやや強く小刻みに動かす、といったように
音だけでなく動かし方にも気を遣われているのがよくわかります。

そよかがどこを掃除しているかを一切言わなかったり
音に耳の外/穴の入り口付近/穴の奥の概念がないのが残念ではありますが
それでも十分に耳かき音声らしい雰囲気を持っていると言えます。
雨の音との相乗効果で多くの人が癒しを感じることでしょう。

「お詫びに あなたをもう一度 上のお癒しへ お連れ致しましょう」
そして後半の右耳だけは追加サービスをしてくれるのもポイント。
耳掃除を終えてちょっと高揚した彼女がノリノリな様子で耳を舐めてくれます。

全年齢向けの耳舐めというと、割とおとなしくて水分の少ないものが多いのですが
ここでは彼女のキャラとは正反対の、貪るような激しい舐めを披露してくれます。
全体的にペースが速くて唾液量も多く、合間に漏れる吐息も熱っぽくて艶めかしいですし
舐め方も吸ったり、舐めまわしたり、咥えこんだりを頻繁に変えながら
聴き手を飽きさせないようにとかなり太っ腹なサービスをしてくれます。

簡単に言うとアダルト作品でも十分通用するレベルのエロい舐めです。
「よくこれで全年齢の審査通ったなぁ」と正直びっくりしました。
時間も16分と長めですし、オナニーのおかずとして役立ってくれるでしょう。

「寝ている今だからこそできる 素敵な 体験に興味はございませんか?」
そんな風に心と体をスッキリさせた後、彼女に添い寝されながら眠りにつきます。
子守唄はそのままなので省略するとして、一番最後の「夢@水中海月」は
夢の中らしく水中にいるようなブクブク音を背景に
彼女のゆったりとした声が自然な眠りを誘ってくれます。

ネタバレすると時間は60分ありますが、オリジナルのセリフは最初の5分30秒だけで
あとは「ぷかぷか ふわふわ」のセリフが時折聞こえてくる作りです。
物語をしてくれるとかいったものではなく、純粋に眠るためのパートですね。



効果音を楽しむ作品
主人公になりきってサービスを楽しむよりも
サービスの最中に生まれる諸々の効果音を聴いて楽しむ作品です。

現在の耳かき音声の多くは「主人公=聴き手」をコンセプトにしており
いかに聴き手に違和感を持たせないようにしながら
リアルにサービスを演出するかを考えて作られています。
しかし、本作品は音の鳴らし方と鳴らす時間においてややリアリティを下げており
その結果効果音のボリュームを増すことに成功しています。


おそらくわかりにくいでしょうからもっと具体的に言いますと
音の鳴らし方については2人でお茶を飲む際に
そよかがお茶を啜って飲む音があるのですが
1回飲むたびに音の位置を左右と中央に小まめに移動させて
それを3分程度の間流し続けています。

これを効果音の聞かせ方として考える分には問題ない、むしろ面白いのですが
リアリティを求める場合どうしても腑に落ちない部分があります。
鳴らす時間についても左耳の梵天をおよそ5分間流していたりします。

私はこれはサークルさんがわざとそのようにされているのだと考えています。
だから悪いとはまったく思いません。
ただ、耳かき音声の現在の主流とは若干違った趣向を持っているため
皆さんが勘違いをされないように書かせていただきました。
おかげで効果音を浴びるほど聴けますし、これはこれで有りじゃないかなと。

また効果音主体の作品なため、そよかのセリフは時間に比べて少なめです。
あくまで主役は効果音で、彼女はそのサポートに徹しているように思われます。
ただし耳舐めは本当に頑張ってくれています。

耳かきは専門店形式にしてはシンプル過ぎかな?と正直思います。
時間的にも余裕がありますし、器具を途中で切り替えるなどの変化が欲しいところです。
このへんはまだ2作目ですので今後に期待しています。
効果音のレベルは高いですし、そちらも頑張ってくれたらもっともっと良くなります。

ちょっと変わった切り口で作られている興味深い作品です。
キャラよりも効果音を集中的に楽しみたい人には打ってつけと言えるでしょう。
2作目とは思えないほどにレベルが高くて、今後の活躍が楽しみなサークルさんです。

CV:柚木桃香さん
総時間 3:19:32


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
コスパを考えて+1してあります。

ささやき庵 牡丹

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品。

本作品は過去に紹介した「ささやき庵 雅」と同様に夢を見せないサービスを体験します。
お相手を務めるのは大人の色気たっぷりなベテランの小町さん。
今まで培ってきた様々なおもてなしのテクニックを駆使して
聴き手の心と体の両方を少しずつ幸せとエッチな気分で満たしていきます。



勤続8年の夢女
ささやき小町の牡丹からエッチなサービスを受けるお話。

「はーい どうぞ さ どうぞ お入りくださいな」
牡丹は大人の魅力漂う色っぽい声の女性。
部屋に入ってきた主人公を煙管を吸いながら余裕たっぷりの表情で迎えます。

ささやき庵と言えば小町が出迎えて一緒に部屋へ移動し
浴衣に着替えさせてもらってからサービス開始といったセオリーがあるのですが
今回登場する牡丹は特に出迎えもせず「浴衣に着替える必要は無い」と言うなど
あらゆる面で既存の小町とはまったく違った態度を見せてくれます。
といってもサービスがいい加減なわけではありませんのでそのへんはご心配なく。

「ささやき庵の小町が みーんな夢を見せると思ったら 大間違い あたしゃ この体と この声だけで勝負してますからね」
そして彼女はささやき庵に在籍していながら夢を見せることができません。
おかげで随分と長く勤めていながらランクは一番下の夢女(ゆめ)のままです。

シリーズ未経験者向けに「夢を見せる」というのが何かを説明すると
ささやき庵では最初の段階で小町に合ったイメージを見せて眠りについた後
その夢の中でお話やエッチをするスタイルがとられています。
例えば「ささやき庵 添い寝屋本舗 流撫」では名前にちなんだ月に関するお話。
最近発売された「ささやき庵 琥珀 弐」は4月にちなんで夜桜を楽しむといった具合です。

これらが無いということはつまり彼女はキャラとテクニックだけで頑張っているわけです。
でも彼女は夢を見せる以外は何でもできる器用さを持っていて
癒しとエッチの両方で優れたサービスを提供してくれます。

「よーし それじゃ お耳 こちょこちょしてあげますよ」
最初に行う非エロのサービスは耳かき(約18分30秒)。
両耳を手で揉みほぐしてからウェットティッシュで表面の汚れを落とし
耳かき棒のみを使って左→右の順で中をお掃除します。
仕上げの息吹きはありません。

耳マッサージは「サッ スッ」と若干ざらついた音
耳かき棒は「スリッ ズズッ」とやや滑らかな音、など個々に専用の効果音が用意されており
4パターン程度のバリエーションの音を小まめに切り替えながら繰り広げられます。
今の耳かき音声と比べるとさすがに厳しいのですが
1年半前にリリースされた作品であることを考えればクオリティは高いと言えます。

「知ってますか? 本来耳は 自浄作用があるので 耳かきの必要はないんです」
また耳かき中は牡丹が結構小まめに話しかけてきます。
内容は健康知識や耳かきの精神面への効用などためになるものが中心で
それをまるで母親のように素朴な雰囲気を漂わせながら優しい口調で教えてくれます。
お話そのものよりもこの彼女の佇まいが母性に溢れていてとっても癒されました。
一時童心に帰って女性に甘えることで心洗われる気分が味わえるでしょう。



男を惑わす震えるような喘ぎ声
エッチシーンは2パート58分ほど。
プレイは乳揉み、乳舐め、耳舐め、亀頭責め、手マン、手コキ、フェラです。
エッチな効果音はありません。

「ここからが牡丹の本領発揮ですよ こっちのサービスの方が 得意ですから」
耳かきで眠りについた主人公が目覚めたのを確認した牡丹は
早速メインのエッチなサービスを開始します。
シリーズの売りである囁きは最初のパートでのみ登場します。

エッチは最初のパートが添い寝されながらの相互愛撫
後はシリーズお馴染みのお土産フェラです。
お土産フェラは家に帰っても楽しめるようにちゅぱ音を録音するサービスで
プレイ自体は普通のフェラとほぼ違いありません。

「おっぱいに吸い付く姿なんて 赤ちゃんそのものね」
エッチでも引き続き牡丹はお姉さんよりもお母さんっぽい態度を取るシーンが多く
軽く甘やかすような態度を取りながら個々のプレイを時間をかけて行うことで
心と体を少しずつ幸せな方向へと導いてくれます。

こういうキャラだとがっつくような激しいプレイを想像する方もいるでしょうが
シリーズ全体のコンセプトが癒しにあるため今回もその方向で進めている感じでした。
キャラは特殊でも作風は従来通りといったところです。

「ね? どこ? お客さんの口から ちゃんと聞かせて?」
また途中で牡丹がちょっぴり意地悪になってこちらに淫語を言わせるシーンも登場します。
明らかに理解しているのに訊くのはこちらにもっと興奮してほしいから。
実際に口に出して彼女のペースに乗ってみると作品の世界により浸れるようになるでしょう。
こういう相手を意識したサービスを提供するところはさすがベテランといったところでしょうか。

「そうっ そこがいい いいの もっと来て」
もちろん彼女自身がおかずになることも忘れてはいません。
パンツの上からクリトリスを撫でると一気に吐息が熱くなり
声を震わせながら感じていることをアピールしてきます。

囁き声なこともあってやや声量が抑えられており、余計に吐息が艶めかしく感じられました。
主人公の責めに「イク」を連呼しながら果てる姿にも
大いに興奮を掻き立てられるものがあります。

「夢を見せられないけど これだけは 他の小町に 負けてませんよ?」
続くお土産フェラは本当にフェラのみのパート。
前のパートのラストで射精を迎えて萎えたおちんちんを復活させるところから始まって
竿だけでなくたまたまも愛おしそうにしゃぶってくれます。

ちゅぱ音は全体的におとなしくペースもゆっくりとしており
ここでも貪るよりも慈しむような彼女の優しさが伝わってきます。
射精したばかりだから負担をかけたくない気遣いもあるのでしょう。
後半に「ちるちる ききゅー っぱ」と鳴るバキュームフェラがなかなかにエロいです。

このように、妖艶なキャラのイメージとは若干違う慈愛に満ちたエッチが繰り広げられます。



心身をゆっくりと熱くしてくれる作品
エロよりは癒しの方に重点を置いている作品です。

癒し系定番の耳かきはもちろん、エッチにおいても牡丹は意識してゆっくりと語り掛けることで
聴き手が落ち着いて作品を聴けるように心をほぐしてくれます。
そして刹那的なものではなく充足した快感を得てもらうために
あまり一気に熱を加えず温めていくような感じで体の方を刺激していきます。
しかし聴いていて焦らされるような印象はそれほどありません。
このへんのさじ加減がベテランらしく絶妙なバランスがとられています。

最初のやり取りの時点では鷹揚で癖のあるキャラに感じた牡丹のイメージも
聴き終える頃には素直に甘えたくなる穏やかで優しい女性へと考えが変わりました。
彼女は夢を見せられない分、多少ひねくれているところもあるのかもしれません。
でもそれを補って余りあるほどに小町としても女性としても魅力的です。

サービスについては耳かき、エッチの両方でおとなしい印象を受けました。
作品説明文に「大人のエロス漂う」と書いてありますし、挿し絵の容姿もあって
私がちょっと期待しすぎていたのかな?とも思うわけですが・・・
獣のように交わるタイプのエッチでないことだけご注意ください。

エッチは夢を見せない時点で本番は無いだろうと予想していて
その不足分をどのような形で補っていくかに期待していたわけですが
ここまでソフトだと人によっては最後に抜けきれないかもしれません。
プレイがソフトなのに加えてくちゅ音が鳴らないところが大きいです。
イメージや雰囲気で抜くタイプのエッチと言えばいいのでしょうか。
淫語、ちゅぱ音、喘ぎ声いずれもそこそこです。

精神的な幸福感や充足感がかなり得やすい作品です。
牡丹は年上好きにはきっとたまらないキャラに映るに違いありません。

CV:小粋さん
総時間 1:39:52


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

癒姉妹-遙花

サークル「ディーブルスト」さんの同人音声作品。

こちらは三姉妹の末妹が甘えながら主に耳と股間を癒してくれる作品です。
既に長女の亜凛が登場する作品が2本リリースされており
いずれも人気があるため気になっていた方は結構いるのではないでしょうか。

あちらのお姉ちゃんキャラとは立ち位置が正反対ながらも癒し路線は相変わらずで
彼女は常にこちらを気遣いながら誠心誠意サービスしてくれます。
その健気な姿に徐々に心がホッとしたり温まるのを感じることでしょう。



姉に対抗するための秘密兵器
妹の「遙花(はるか)」から耳かきやエッチなご奉仕を受けるお話。

「あっ お帰りお兄ちゃん 今日も遅くまでお疲れさま」
遙花はちょっぴり大人しくて可愛い声の女の子。
仕事が終わって帰宅した兄を笑顔で出迎えながら
ご飯・お風呂・遙花のどれにするかを選ぶようにと迫ります。

「えへへっ お兄ちゃんの頭なでなで 久しぶりー」
遙花は彼のために家事をこなす一方でただいまのキスをせがんだりと
やや子供っぽい部分も見せるとっても素直なキャラです。
癒し系の作品と言うと年上の女性が何でもしてくれる展開が定番なのですが
年下の女性に甘えられるのもこれはこれで心満たされるものがあります。

遙花役がどちらかというと年上を演じることが多い伊ヶ崎さんなのもポイント。
彼女に甘い声で慕われたいと願っている人にはもってこいの作品と言えます。

一番最初に行う耳かきは35分ほど。
予め左→右の順に耳マッサージをして血行をよくしてから同じ順で綿棒を使ってお掃除
最後に強めの息吹きをする家庭的なタイプです。

耳マッサージは専用の効果音が用意されており
「ズズーッ」とざらついた音が2段階のスピードで耳のあたりを何度も往復します。
音質が皮膚を擦っている割には粗いかな?とも思うのですが
その分耳に音がしっかりと伝わって程よい心地よさを与えてくれます。
耳マッサージは今回が初めてですし、今後少しずつ改良されていくものと思われます。

続く耳かきは外側では「ズリ ジョリ」とやや力強いざらつきのある音
穴の中では外側よりも低くて重みのある音が使われており
外側では直線的なストロークを大小細かく変化させながら動かし
中では軽く円を描くように動かす、といったように耳の部位に合わせて動きが変わります。
サークルさんの前作「癒姉妹-亜凛2」に比べると全体的に音がクリアになりました。
音もそうなのですが動かし方がとってもリアルで耳かき気分を存分に味わえます。

「今度は 波型になってる 反対側の綿棒で 耳穴をきれいきれいに掃除してあげるね」
そして今回は通常の綿棒に加えて、先が波型になった特殊な綿棒が登場します。
調べてみたら実在するらしくて名前の通り毛の部分が波のようにくねくねしていました。
「ズゾー ジー」と通常よりも尖った、ザリっとした音が使われており
耳の穴あたりにかなりしっかりとした感覚が伝わってくれます。

あと実際に聴いてみると通常の綿棒に比べて音に凹凸があると言いますか
両端が強くて中央がやや弱いといった音の部分的な強弱が感じられます。
耳かき音は沢山聴いていますがこういう感覚は初めてです。

「お耳の皮膚が自分で耳垢を外に出そう出そうってしてるのを 私がちょっとお手伝いしてあげてるだけ」
耳かき中の遙花はそこまで多くを話さず
「くーるくる くるくるー」と擬音語を発して綿棒の動く様子をわかりやすく演出しています。
亜凛に比べて口数が少ないのは今回の耳かきに実験的な部分があることと
彼女自身がやや慎重な性格をしているからかもしれません。
兄に癒しを提供するのを最優先する彼女らしい気配りが感じられました。



ゆっくりと射精に追い詰められていく感覚
エッチシーンは39分ほど。
プレイはキス、耳舐め、手コキ、フェラです。
手コキの際にややリアルなくちゅ音が鳴ります。

「これだけ熟睡してるんだし ちょっとくらい 大丈夫だよね」
耳かきの後2人で一緒の布団で寝た次の朝
遙花は寝ている兄に気づかれないようにエッチな悪戯を始めます。

エッチは兄が最後まで寝ていることもあって遙花が終始一方的に責めます。
プレイの内容を見ていただければわかるように
ちゅぱ音を存分に楽しめるシーンとなっています。

「そうだ お姉ちゃんたちがやってるっていう 耳舐めもしてみよう」
キスの後に続く耳舐めは彼女が初めて体験するだけあってややたどたどしく
割とゆっくりとしたペースで右→左の順にじっくりと舐めまわします。
しかしその一方で唾液量は多く音はかなりの粘液質。
おかげでねっとりとまとわりつくようないやらしいプレイとなっています。
エロ可愛いちゅぱ音と言えばいいのでしょうか。

メインとなる20分近くに及ぶフェラシーンも抜き場に最適。
ここでは興奮して息の荒くなった遙花が舐め・咥え・吸いを駆使しながら
本当にゆっくりと、少しずつ兄を射精へと追い込んでいきます。

「硬くて太いのが お口の中でいっぱいなの」
特におちんちんのあまりの大きさに苦しそうな声を上げながらも
一生懸命喉奥まで咥えこもうとするシーンがたまりません。
彼女が兄を体の芯までスッキリさせてあげたいと願っているのがよくわかります。

荒々しい、貪るようなものではなくしっとりとした慈しむようなちゅぱ音が多く
やはりここでもサークルさんの根幹にある「癒し」の精神が垣間見えます。
オナニーは一気に上り詰めるよりじっくり興奮を育てた方がずっと気持ちよくなれますし
そういった体だけでなく心の方も充足できるエッチを目指したのでしょう。
やや下品な程度に抑えたちゅぱ音も遙花のキャラに合っていると言えます。

このように、女の子が愛をこめて舐めつくしてくれるあまあまなエッチが繰り広げられます。



別方向からの癒しが楽しめる作品
作品全編を通じて徹底的に癒しを貫いている作品です。

遙花の世話好きで甘えん坊なキャラから始まって、耳かき・添い寝・ご奉仕と
聴き手を満たすためのあらゆるプレイが癒しで統一されています。
今回は相手の女性が年下なこともあって一方的に世話を焼いてくるのではなく
ある程度こちらを頼ってくれているのがいいですね。
人に慕われるというのはそれだけでも心に一定の活力を与えてくれます。

同じシリーズの亜凛と比べながら聴いていたのですが
基本的な路線はあまり変えずに細かい部分でキャラの特性を活かしています。
具体的には上で触れた子供っぽさやエッチにおける若干の手際の悪さです。
この年齢の女の子がテクニシャンだったら不自然この上ないですし
上手く咥えきれずに軽くむせてくれる方がたどたどしくていいんじゃないかなと。
むしろそういう子が一生懸命やってくれることに満たされる人もきっといるでしょう。

耳かきは前作で一気に上がったクオリティを維持しています。
かなりパワフルな効果音で耳にいい感じに音が伝わってくるでしょう。
遙花が効果音を邪魔しないように囁くような抑えた声量で話してくれたりと丁寧な作りです。
波型綿棒の音がもうちょっと籠っていれば尚良かったです。

エッチは子供らしくちょっぴり悪戯しながら責めてくれます。
射精を最後の最後に1回のみ行う溜め続けるタイプですので途中の暴発にご注意ください。
ちゅぱ音多め、淫語それなり、喘ぎ声ごく僅かです。

全体的に手堅くまとめられた安定感のある作品です。
特に耳かきが優れてますので耳かき好きなら安心して聴けるでしょう。

おまけは伊ヶ崎さんによるPRボイスとフリートークです。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 本編…1:44:15 おまけ…7:16


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
効果音はバージョンアップ後のものを聴いてレビューしています。

【田舎耳かき】道草屋 すずしろ-縁側 【あまがみ】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

道草屋シリーズでは8作目、すずしろ単体では3作目にあたるこちらは
癒し系作品では定番となった耳かきと耳マッサージのサービスをしてくれます。
効果音に定評のあるサークルさんらしく今回も力が入れられており
特に目まぐるしく変化する背景音に大きな癒しを感じることでしょう。



虫や蛙の鳴き声を聴きながら
道草屋の店員「すずしろ」に耳かきとマッサージをしてもらうお話。

「いらっしゃいませ お待ちしておりました」
すずしろは明るくて可愛い声の女の子。
過去2回指名を受けているだけあって主人公を親しげに出迎えてから
今回の耳かき&睡眠コースを行うためのお部屋へと案内します。

本作品は初日が耳かき&睡眠サービス、二日目は縁側でやり取りをする2部構成。
過去作同様作品の雰囲気を演出するために随所でリアルな効果音が登場します。
今回は「田舎らしさ」を音を使って表現するのをテーマに掲げており
背景音として虫や蛙の鳴き声が常に流れ続けるのが大きな特徴となっています。

しかもただ同じ音を流し続けるのではなく、虫の声が大きいシーンがあったかと思えば
今度は蛙の声が大きくなっていったりと適度に細かい変化が訪れて
作品にとって必要な「自然さ」を上手く表現するのに一役買っています。
音量も聴いていて邪魔にならないレベルに抑えられていて実に心地よいひと時が送れました。
また今回はバイノーラル録音に切り替わっており声のクオリティも上がっています。

「それでは まずは いつも通り 温かい おしぼりで お耳を拭き拭き させていただきますね」
サービスは耳かきをやりやすくするための耳拭きから始まります。
「ゾゾゾゾー」とややごわついた籠った音が軽く円を描くようにゆっくりと動き続けるのですが
実際に耳を撫でられているかのように音の感じがとてもよく耳に伝わってきます。
おそらく多くの人が耳にゾクゾク、ゾワゾワとしたこそばゆい感覚を受けるでしょう。

メインの耳かきは左右合わせて4パート38分間。
右耳かき→右耳舐め→左耳舐め→左耳かきの順に
耳かき棒と綿棒と舌でお掃除してから最後に2回ずつ長めの息拭きをしてくれます。

耳かき棒は「ザリ ジョリ」と乾いた軽い音
綿棒は「ススー ズッ」とやや引っ掛かりのあるざらついた音が使われており
それらがあまり動き回らずに短いストロークを不規則に描き続けます。
動かし方自体は十分耳かきらしいのですが、どちらも音の力が控えめなため
耳をくすぐられているような感覚はちょっと味わいにくいかなと…
直前の耳拭きがガツンと来るタイプの音だったから余計にそう感じたのかもしれません。

「移し 移されて お客様が 眠ったら 私も 眠ってしまうかも しれませんね」
また耳かき中のすずしろは右耳の時は「かり かり」と擬音語を呟くことが多く
反対に左耳では小話をしたり鼻歌を歌ったりと役割を変化させながら接してきます。
効果音中心の作品ではありますが彼女の温かさも感じられるでしょう。
耳舐めはあまり唾液をまぶさないソフトなちゅぱ音でペースはゆっくり。
エロさは控えめながらも彼女との距離の近さを実感できる魅力的なシーンです。



ちょっぴり砕けたすずしろさん
「豚さん線香 そろそろ蚊も出始めますからね こんなところで寝ていたら 食われちゃいますよ」
二日目は主人公が初日のサービス後に寝すぎた結果最終バスに乗り遅れて
引き続き道草屋に泊まることになった時のお話。
ここではサービスではなく半ばプライベートですずしろと過ごしながら
彼女に耳マッサージと耳舐めをしてもらいます。

初日は虫と蛙が鳴き続けていた背景音も切り替わり
今度は「こぽこぽ」と水の流れる音や時折ホトトギスの鳴く声が聞こえるようになります。
これはこれでまた違った安らぎを感じることでしょう。
蚊取り線香を置いて火をつけるシーンを効果音のみで表現する細かい演出も見事です。

「お客様 お耳のマッサージって ご存知ですか?」
耳マッサージは8分程度と時間は短いのですが
リズミカルに鳴る「すぃゆぅぅぅ ふぃいっ」という不思議な音が両耳を楽しませてくれます。
耳の後ろあたりを軽くくすぐられる感じと言えばいいのでしょうか。
色々な作品を聴いてきましたけどこういう音は本当に初めてです。
体験版でも聴けますので気になった方はお試しください。

「なんだかダメですね いつもと感じが違うと お仕事って なかなかなれないです」
二日目のメインとなるのはすずしろとの心温まるやり取り。
初日に比べてずっとリラックスした様子の彼女がとても親しげに語り掛けてくれます。

途中で呼称をお客様から「◯◯様」へと切り替えるのを皮切りに
初日よりもずっとハイペースで荒々しい耳舐めをしてくれたりと
彼女が主人公にお客以上の淡い感情を抱いているのが見て取れるシーンが登場します。
特に一番最後の左耳を舐める様子が「調子に乗る」彼女を表していてとても印象的でした。

このように、初日の効果音重視から打って変わってキャラ重視のお話が繰り広げられます。



一時的に田舎にいる気分が味わえる作品
効果音のみならず、すずしろの魅力も十分以上に引き出しているハイレベルな作品です。

過去作で培ってきた布の擦れる音や布団を動かす音といった細かい部分の効果音に加えて
今回は最近力を入れ始めている背景音にもきめ細かい気配りがされています。
この手の音は雰囲気づくりのためにとりあえずループさせておく作品が多いだけに
シーンによって細かく切り替えている今回の作りは見事と言う他ありません。
音自体も実録されたに違いないと言えるほどにとてもとてもリアルです。

対するすずしろは初日では効果音を楽しませるための案内役のような役割に留めて
二日目で彼女の売りである優しさや可愛さが発揮されています。
さすがにお客と店員の関係を崩すには至っていませんが
友達同士に近いような心の距離の近さを感じることができました。

前作の「【耳なめ】道草屋 すずしろ 連夜【マッサージ】」でちょっぴりエッチな事もしていますし
今後の展開によってはもっと親しい間柄になるのかもしれません。
そんな展望も匂わせるようなものが会話の様子から漂っています。

耳かきについては他の効果音のレベルが高すぎる分残念に感じるだけであって
他の一般的な耳かき音声と十分に渡り合えるくらいのレベルを持っています。
が、このサークルさんならもっと素晴らしい音を出せるに違いないと期待しているのも事実です。
作品を重ねるにつれて確実にパワーアップしていますし
数作後には更にリアルな音をきっと聴かせてくれると私は信じています。

聴いていると自然に寝てしまうほどの強い癒しのオーラを持った作品です。
コスパも1時間40分で800円と非常にお手頃。
諸々の効果音から生まれる穏やかな雰囲気が心を大いに落ち着けてくれるでしょう。

CV:餅よもぎさん
総時間 初日…1:02:02 二日目…37:22


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
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【期間限定価格】癒姉妹-亜凛2

サークル「ディーブルスト」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

同サークルさん初の全年齢向け作品となるこちらは
今年一月に発売された人気作品「癒姉妹-亜凛-」の続編として
弟を溺愛しているあまあまなお姉ちゃんが前作同様とことん癒してくれます。

今回はもはや定番となっている耳かきに加えて
歯磨き、爪切りといった他では聴けない新しい要素も登場します。
実際の様子を忠実に再現したリアルでクリアな音の数々を聴いていると
自然と心がリラックスして眠くなってくることでしょう。



お姉ちゃんはお世話が大好き
姉の亜凛(ありん)から様々な癒しのサービスを受けるお話。

「こんばんはー 愛しの亜凛お姉ちゃんだぞ おじゃましまーす」
亜凛は明るくて優しい声の女性。
実家を離れて一人暮らしをしている弟のことが心配でたまらない彼女は
きちんと生活できているかをチェックするために彼のアパートへとやってきました。

「これからお姉ちゃんがシンクの洗い方を教えてあげるから ちゃーんと見てるのよ」
亜凛は弟の身の回りの世話をするためにちょくちょく顔を出すほどのブラコンで
本作品でも部屋が片付いているかとか、台所を綺麗にしているかなどを確認して
問題のある箇所については掃除法を実践しながら教えてくれます。

最初の方のやり取りを聴いていると姉よりは母親っぽさを感じるかもしれません。
でも叱るシーンなどは一切なく全編を通してとっても優しく接してくれますから
煩わしさを感じるようなことはまずないでしょう。

本作品は耳かき・歯磨き・爪切り・添い寝の4つのパートに分かれています。
歯磨きと爪切りをプレイとして取り入れている作品は正直初めて聴きました。
他に思い当たる作品もありませんし、おそらく音声作品では初なのだと思います。

最初の耳かきは左右合わせて42分ほど。
綿棒のみを使って左耳は外側→穴の中、右耳はその逆の順番に掃除し
最後に数回息を吹きかけるシンプルで家庭的な耳かきです。

耳かき音は「ジョリジョリ ズズッ」と若干ざらつきのある乾いた音が使われており
それが小刻みなストロークを刻みながら一定方向に何度も動きます。
耳かき棒のように尖った音ではなく平べったさがあって実に綿棒らしいリアルな質感です。

また今回は音だけでなく綿棒の動かし方にもかなりのこだわりがあって
外側を掃除する際は長めの真っ直ぐなストロークのクリアな音
穴の中では綿棒を回転させているのがわかるように音が籠って円を描くようにと
亜凛が掃除する部位に合わせて音質や動きが小まめに変化します。

「今度は 角度を変えてくるくるってしながら 耳垢をかき出していくよ」
特にこびりついた頑固な汚れを取るシーンで綿棒に角度をつけているのがわかるように
音がぐぐっと一気に力強くなるのが印象的でした。
音の強弱に非常に気を遣って作られていますから
その変化によって耳にもたらされる感覚の違いを存分に楽しめるでしょう。
かなりハイレベルな耳かきと言えます。



隅から隅までシャクシャク、パチパチ
続いて登場するのは本作品のもう一つの目玉である歯磨きと爪切りです。
こちらも専用の効果音でプレイの雰囲気を楽しみながら
亜凛との仲睦まじいやり取りが心を温めてくれます。

歯磨きは上の左側の表面から右に向かって進んだ後に裏側
その次に下の歯を磨くとても丁寧な進め方で
歯磨きらしい「ジョリジョリ」とやや硬さを感じる軽い音がタイミングよく鳴ります。
こちらもただ音をループさせるのではなく小まめに磨く速度を変化させたり
奥歯は横に、前歯は縦に歯ブラシを動かすとてもきめ細かい作り。

音の位置も磨いている部位に合わせて微妙に移動させていますし
亜凛に歯を磨かれている感覚を味わってもらおうとする作り手の心遣いが伝わってきます。
十分に歯磨きらしい音と言えるでしょう。

「ほら お姉ちゃんが爪切りで切ってあげるから じっとしてなさい」
爪切りも「パチン プチッ」と音を鳴らしながら足の爪だけを亜凛が切ってくれます。
こちらは耳かきや歯磨きに比べると効果音の鳴る頻度がやや減るのですが
実際の爪切りを考えても足だけなら多くて20回程度で済むわけで
無暗やたらに鳴らしていないところに逆にリアルさを感じました。

「食後すぐに磨いたりするのはダメだよ 食べた後は お口が酸性になってるとかなんとかで その状態で磨いたら 歯にダメージを与えることになるの」
また耳かき中はそれほど話さなかった亜凛がここではためになる豆知識を披露してくれます。
彼女が色々言うのも結局は弟のことを大事に思っているからです。
諸々のサービスに加えてその話しぶりからも彼女の愛が強く伝わってきます。



徹底的に甘やかしてくれる作品
様々な効果音を静かな雰囲気で聴かせてくれる作りと
亜凛の温かく柔らかい声や雰囲気が溶け合って大きな癒しを生み出しています。

前者は音そのもののリアルさだけでなく
シーンに合った音を鳴らすことへの気配りがあります。
前作から大幅にパワーアップしたことからきっと色々と研究されたのでしょう。
その成果が作品の中で如何なく発揮されています。
前作も十分にリアルだったのですが短期間でここまで劇的に変わるとは思いませんでした。
正直びっくりしました。

後者は彼女が元々持っている甘い声とのんびりした佇まいに
程よいレベルの過保護っぷりが合わさってキャラに個性が生まれています。
野上さんの作品を今まで色々と聴いてまいりましたが
この亜凛はささやき庵の琥珀と並んでかなりのハマり役だと私は思ってます。
弟への愛に溢れた癒し系のお姉ちゃんキャラです。

「今日は いっぱい君のお世話で来て とっても幸せだったよ」
物語は基本的に亜凛が一方的にお世話してくれる流れなのですが
それらを通じて彼女自身が満たされていく様子も感じることができます。
最後の添い寝シーンで弟に添い寝をねだるような子供っぽい部分を持っているのも
彼女の魅力の1つなのだと思います。
弟が彼女に頼りっきりなように見えて実は彼女も弟をとても頼っている。
そんな2人の絆の強さが聴いていてひしひしと感じられました。

効果音とストーリーの両方をバランスよく楽しめるレベルの高い作品です。

ディーブルストさんはキャラやシチュで個性を出すタイプのサークルさんと認識していましたが
ここにきて効果音の方でもかなり実力をつけてきた印象を受けています。
今後も色々な作品の製作を予定されているようですし
どういった持ち味を見せてくれるのかが非常に楽しみなサークルさんです。

おまけは野上さんのRPボイスとフリートークです。

CV:野上菜月さん
総時間 本編…1:53:41 おまけ…9:27


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
耳かきの効果音はバージョンアップ後の修正版を聴いてレビューしています。

雨の音と彼女に癒される安眠音声

サークル「添音亭」さんの同人音声作品(全年齢向け)。
今回が処女作となる新規のサークルさんです。

本作品は優しい雰囲気の彼女が耳かきと添い寝で癒してくれます。
いずれも癒しの要素としてメジャーではありますが
それ故に類似作の多い競争率の高いジャンルとしても有名です。
そこでこの作品ではタイトルにある雨の音を織り交ぜることで
物語の世界観を得やすくするのと同時に作品としての個性と打ち出しています。

雨音、川の水が流れる音、木々の揺れる音などの環境音は人間の本能に根付いた音です。
聴いているだけで多くの人がきっと心安らぐものを感じることでしょう。



飲み物と彼女の声でほっと一息
彼女に耳かきと添い寝をしてもらうお話。

「はい ホットミルク作ったよ 蜂蜜を少し入れてみたから ほんのり甘くておいしいと思うんだけど」
彼女は柔らかく優しい声の女の子。
主人公とは既に同棲しているほど仲の良い間柄で
まずは仕事帰りの彼を飲み物と言葉で労わってあげます。

本作品は大きく耳かきと添い寝の2つのパートに分かれており
添い寝に耳かきの2倍強とかなり長い時間が取られているのが特徴です。
耳かき音声よりも安眠音声と呼んだ方が妥当な作品でしょう。
ちなみに目玉要素の雨音は添い寝パートにのみ登場します。

最初に行う耳かきは18分30秒ほど。
彼女らしく膝枕をしながら右→左の順に耳かき棒でお掃除し
最後に息を吹きかけるとてもシンプルなものです。

耳かき音は「ズズッ ジョー」とざらつきのある力強い音が使われており
それが耳かきらしい短めのストロークを刻みながら終始流れ続けます。
かなり耳の中をゴリゴリされるので感覚が耳に伝わりやすい音と言えるでしょう。
ただここれだとリアルでやられたらさすがに痛そうだなとも思います。

「私 同棲始めるまで あんまり料理しなかったから まだ慣れてなくって」
また耳かき中の彼女はちょっぴり話しかけてくる程度で
会話の内容も恋人らしい何気ないものがほとんどです。
相手が疲れているのを気遣って敢えてそうしたのかもしれません。
効果音と彼女の吐息だけが聞こえ続ける落ち着いた空間では
時間がゆっくりと流れているようで徐々に心が落ち着いてくるのを感じました。



激しくも優しい雨音
耳掃除を終えた後は最初彼女に膝枕されたままで
しばらくすると眠くなった彼女に添い寝される形で眠りにつきます。

「…雨 降ってきたみたい」
ここではタイトルにもなっている雨音が開始直後からずっと流れ続けるのがポイント。
環境音はすべての人間に対して癒しの感覚を与える万能の音ですから
聴いている時間が長くなるほどきっと眠くなるでしょう。

雨音は「しとしと」と「ざーざー」の中間くらいで
最初弱めだった雨足がしばらく経つと一段階強いものに変化します。
音質が実録だよね?と思えるほどにリアルですし
外で雨が降っている雰囲気が十二分に演出されていると思います。

「ごめん 私も眠くなってきちゃった 隣 寝るね」
ここでの彼女のセリフも耳かき同様雰囲気づくりの色が強く
添い寝中は穏やかな寝息をたてながら一緒に寝てくれます。
雨音と吐息だけが流れる時間が非常に長くセリフに集中する必要がないため
これらが耳にもたらす心地よい感覚だけをたっぷりと楽しめるでしょう。



心を洗い流してくれる作品
雨音や耳かき音といった効果音をメインで楽しむ作品です。

彼女のセリフは最低限に留めてこれらの効果音をたっぷり聞かせてくれます。
そういう意味では彼女の役割がやや薄くなっている部分もあるのですが
諸々のサービスを通じて感じられる彼女との密着感や一体感が
その不足分をある程度補ってくれています。

特に後半の添い寝パートは本当に頭を空っぽにして聴けます。
終始静かで落ち着いた雰囲気が漂っていますし
気にならないのなら流したまま寝てしまってもいいほどです。
雨音は若干ボリュームが大きいのですが聴いていてうるささをまったく感じません。
やはり環境音の癒しのパワーは絶大です。

ただ本当に雨音と寝息だけが流れ続けるシーンばかりなので
もう少しひねりが欲しいとも思いました。
具体的には寝物語や子守唄あたりを入れても良かったのではないかなと。
添い寝パートが20分程度ならこの構成でも気にならなかったのですが…

耳かきは処女作として見ればレベルが高いです。
一線級のサークルさんのものと比べるとさすがに厳しいのですが
まだ始まったばかりのサークルさんですし、現時点でどうこう言うのは控えたいです。
今後作品を重ねていく度にもっともっと良くなることを期待しています。

サークル名を見る限り今後も音を重視した作品を作られるのでしょう。
最近環境音を取り入れた癒し系作品がちらほら出始めてきてますし
それらに対抗してどういった個性を見せてくれるかがとても楽しみです。

CV:浅見ゆいさん
総時間 1:07:07


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

【甘がみ】道草屋 すずな-ひろいもの-【マッサージ】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品。

お馴染み道草屋シリーズの7作目にあたるこちらの作品は
全年齢向けだった「【耳かき】耳かき安眠店 道草屋 すずな【甘がみ】」の18禁版として
エッチな要素の混じったマッサージをしてくれます。

後ろから抱き着かれるようなスタイルで行うエッチでは
まだ男を知らない好奇心旺盛な女の子が時には無邪気に
時にはちょっぴり意地悪になって体を弄びます。
可愛い声とはまったく違った荒々しい責めを披露してくれますから
その激しいギャップにきっと股間が熱くなるのを感じることでしょう。



あんまに初挑戦
道草屋の店員「すずな」からマッサージのサービスを受けるお話。

「遠路はるばる ありがとうございます」
すずなは可憐で繊細な声の女の子。
バスに乗ってやってきた主人公をバス停まで出迎えて
彼女の案内でお店に向かうところから物語は始まります。

道草屋と言えば効果音にこだわっている作品として有名ですが
今回も過去作で培ってきた音へのこだわりは健在。
足音や諸々の動作にいちいちリアルで立体的な音が用意されていますので
聴いているうちに作品の世界にどっぷりとはまることができます。

また今作ではサービスの直前ですずながエロ本を拾って読んでいる設定があり
学校で性教育を受けた程度の未熟な彼女がマッサージを通じて
ちょっぴり男に詳しくなる様子も描かれています。
彼女がどういった流れでエッチに持っていき、どんなプレイを見せてくれるかも
作品の大きな聴きどころのひとつと言えるでしょう。

「お肩から解してゆきますので まずは座った状態のままで」
今回受けるサービスはあんまと添い寝。
浴衣に着替えた主人公にアイマスクをしてからまずは肩をマッサージします。
握り拳で「トントン」と左右交互に肩を叩いた後
手のひらを重ね合わせてゆっくりスライドさせながら叩き
生薬を配合したオイルを塗り込む専門店らしいきめ細やかなマッサージです。
施術中は雰囲気を存分に楽しんでもらうためにセリフをあまり挟まないのもいいですね。

「温泉の素 あるじゃないですか 私 浸かりながら 袋を読むのが好きなのですけど…」
もちろんまったくの無言では味気ないですから多少はすずなのセリフが入ります。
内容はあまりサービスとは関係のないものが多いですが
そんな何気ない会話がかえってよりリラックスできるように感じられました。
すずなが軽く鼻歌を歌うところも彼女がマッサージを楽しんでいるのが伝わってきます。



お客を使って性の勉強
エッチシーンは2パート20分30秒。
プレイは耳舐め、乳首責め、手コキです。
乳首責めと手コキの際にリアルな効果音が流れます。

「ちょっとだけ ちょっとだけです ちょっと触るだけですので」
続く胸のマッサージをしている最中に主人公の乳首をさぐり当てたすずなは
エッチな本に書いてあった男に関する情報を確認するために指でいじり始めます。

エッチはマッサージの延長という形ですずなが一方的に責めます。
彼女が事前にちょっとした性の知識を仕入れて調子に乗っていることもあって
ここでは普段とは違う小悪魔的な彼女を垣間見ることができます。

プレイは乳首責めや手コキに耳舐めが加わるスタイル。
耳元からちゅぱ音が、中央からくちゅ音が同時に鳴り続けることで
聴き手の興奮を少しずつ高めていきます。
特にシーンによってくちゅ音の動かし方やペースを小まめに変化させているのがすごくいいですね。
話している時はゆっくりと優しく、責めている時は速く激しく音が鳴り響き
彼女に実際に責められているような感覚を呼び起こしてくれます。

耳舐めも小刻みに舌を動かしながら速いペースで行うエロい舐めで
これだけでも十分に気持ちを高められるパワーを持っていると言えます。

「ここ くにくにすると 旦那様興奮するんです 覚えましたよ」
プレイ中のすずなの興味津々な様子も興奮を掻き立ててくれます。
可愛い声とは裏腹に胸もおちんちんも責めるときはとても荒々しく
まさに男の体を貪るような激しい動きが非常に印象的でした。
処女に一方的に体を弄ばれるシチュも背徳的でたまりません。

「これ これ あれ…ですよね 赤ちゃん 作るやつですよね」
個人的には吐き出された精液をすずなが観察するシーンにゾクゾクするものを感じました。
手に取って感触を確かめたり、生臭い匂いに顔をしかめたりと反応がリアルで
自分のすべてを見られているような恥ずかしさと
彼女を精液で汚して征服している気分が同時に味わえます。

このように、キャラの印象とはまったく違ったハードなプレイが楽しめます。



ちょっぴりいけない気分が味わえる作品
十分な癒し効果を持っていながら抜き場もきちんと用意されている作品です。

マッサージは肩、胸、背中と上半身を中心に十分な時間をとって行ってくれます。
オイルを塗りたくる音がリアルなのに加えて左右で微妙に違うため
耳に別々の刺激が与えられて心地よい気分が得られます。
すずなの声が肩や背中の時はやや遠く、胸の時は近くに設定されていて
彼女との距離を感じられる点にも作り手の気配りが感じられました。

エッチに入る前には割と和やかな雰囲気に包まれていたのが
プレイが始まるとがらりと変わって一気に生々しくなります。
耳元から聞こえてくる彼女の熱を帯びた甘く可愛い吐息と
股間のあたりから響き渡るくちゅ音との落差がびっくりするほどに激しく
それが彼女の若さゆえの余裕の無さを存分に物語ってくれています。
そしてそんな未熟な女性に体を蹂躙されているシチュが聴き手を激しく興奮させてくれます。
最終的にこの件についてすずなが謝罪しなかったのも彼女の未熟さ故なのでしょう。

エッチは正直かなり練り込まれてるなって思いました。
全年齢版ではとても大人しいキャラだったのでエッチもそうなのだろうと思いきや
まったく逆のアプローチをしてきた発想が見事です。
それでいて性教育っぽい側面を出して彼女ならではの部分も作り上げている。
色々と考えた上でのシチュやプレイであるのがよくわかります。
くちゅ音それなり、ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

癒しとエッチのバランスが取れた良作と判断しました。

本作品にはエッチ部分を取り除いた睡眠用のファイルも同梱されています。
内容は胸とおちんちんのマッサージシーンを外した以外ほぼ同じなのですが
一番最後の添い寝シーンで追加で子守唄を歌ってくれるところだけが違います。

CV:藤堂れんげさん
総時間 大人用…1:01:49 睡眠用…38:52


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

癒し系専属ナースの七海さんに 優しくケアされたりイチャイチャしちゃうバイノーラル

サークル「ya-ho-games」さんの同人音声作品。
過去に2本RPGを出されているサークルさんで音声作品は今回が初となります。

本作品は癒しのオーラ溢れるナースさんが病院はもちろん
退院後も自宅で隅から隅までケアしてくれます。
こちらの要求を何でも受け入れてくれるとっても包容力のある女性ですから
性的にスッキリするのはもちろん、女性に甘える幸福感も得ることができます。

エッチの方はセリフをかなり絞ってちゅぱ音や喘ぎ声をたっぷりと聞かせてくれます。
おちんちんを彼女の口で柔らかく包み込まれているのをイメージしながら
ゆっくりと性感を高めて気持ちのいい射精を目指しましょう。



とってもあまあまな専属ナ ースさん
ナースの七海(ななみ)にエッチなお世話をしてもらうお話。

「こんにちはー 今日から専属ナースとしてお世話させていただきます 七海と申します」
七海はおっとりあまあまな声の女性。
入院中の主人公の専属ナースとして体を拭こうとしたところ
おちんちんが勃起しているのを見て先にケアしてあげることにします。

「これからはいつでも 七海がこうしてお世話をさせてあげますから ご安心くださいね」
七海はナースなこともあってお世話をするのが大好き。
患者である主人公の心と体を健康に保つために
普通のこともエッチなことも一生懸命に取り組んでくれます。
彼女の穏やかな声や仕草に安らぎを感じる方も多いでしょう。

本作品は本編6パート2時間20分、追加シーン3パート40分ととんでもなく大ボリュームで
そのうちのほとんどがエッチシーンとかなり抜きに特化しています。

各パートは20分程度と割と手頃に区切られているし内容もほぼ独立しているので
少しずつ暇を見つけて聴き進めるのがいいでしょう。
ちなみにエッチのあるパートにはすべて射精シーンが1~2つあります。

エッチに入る前にまず非エロパートの添い寝と耳かきから説明します。
これらはいずれも追加シーン内に収録されています。

「今から 気持ちが安らかになるにつれて 親指と小指が ゆーっくり 離れていきます」
添い寝は文字通り安眠できるまで七海が添い寝をしてくれます。
22分と長めの時間を利用してセリフの間を十分に長く取りながら
のんびりとした口調とセリフでゆっくりと眠りへと導いてくれます。

後半は「ふわーり」「ねむーい」「ふかーい」といった
それほど意味のない、やや間延びしたセリフが中心になるので
頭の中をゆったり、のんびりした気分で満たすことができるでしょう。
とても実用的な安眠誘導ボイスだと思います。

「はぁーい お耳掃除のお時間ですよ」
耳かきはおよそ9分間で片方の耳のみを綿棒でお掃除します。
(音声を左右反転させたバージョンも同梱されています)
綿棒は「ジョリリ ショショリ」と若干ざらつきのある音で音自体はリアルなのですが
かなり大きなノイズが入っているのと音を鳴らす間隔がとても短く耳かきっぽさに欠けるため
(音をループさせる際のループごとの間が極端に短いという意味です)
耳かき音声として考えるには正直厳しいです。

さすがにこの作品を耳かき目当てで聴く人はいないと思うのですが
あくまでもおまけ的なパートと思ってください。



特大ボリュームのちゅぱ音
エッチシーンは7パート148分と長時間。
プレイはキス、フェラ、玉舐め、SEX(騎乗位、バック)、手コキです。
手コキシーンにのみリアルな効果音が流れます。

「君の切なそうな顔見ていたら 七海 この ビンビンになったおちんちん お口で綺麗にしてあげたくなっちゃいました」
主人公の欲求不満を解消するために七海は自分から恥垢まみれのおちんちんを
口を使って皮を剥いてから舌で丁寧にお掃除していきます。

エッチはフェラ4パート、SEXが2パート、手コキ1パートの構成で
フェラシーンに1時間30分と十分すぎるほどの時間が取られています。
しかもフェラをするとき七海はほとんどセリフを挟まず一心不乱に舐め続けてくれますから
ちゅぱ音のみをたっぷりと楽しむことができるでしょう。
ここまでちゅぱ音特化な作品はそうそうありません。

フェラは全体的にややゆっくりとしたペースで進められていて
七海が柔らかく包み込むような甘い唾音を鳴らしながら
気持ちよく射精できるように少しずつ快感を高めてくれます。

舐め方も聴き手を飽きさせないように舐めから入っておちんちんを咥えこみ
口の中で揉み解したり舌を亀頭に這わせたり強烈に吸い付いたりと非常に多彩。
実際のプレイをしているのと同じように徐々に激しいプレイへとシフトさせていきます。
特に後半の「ききゅきゅー」と吸い上げるようなバキューム音がたまりません。

「味も匂いも クセになっちゃいそうです」
また主人公に包茎設定がされているおかげで
皮を剥いて裏にこびりついている恥垢を舐め取るシーンも登場します。
汚い部分を少しも嫌がらず愛おしそうに舐めてくれる彼女の姿に強い愛を感じました。

「声出さないように気をつけるから おちんちん 入れてほしい…です」
ちゅぱ音以外では喘ぎ声を大いに堪能できるのもポイントです。
こちらもセリフは少な目にして七海が感じている姿を可愛い声で表現しています。
初めて繋がる病室では外に気づかれないように声を押し殺しながら行うのがいいですね。
耳元で荒い吐息を漏らしながら我慢していた彼女が興奮してくると
今度は喘ぎ声を口を塞いで必死に堪えるようになる様子がたまらなくエロいです。

「七海の手に撫でられて 擦られて きもちよーくなって いいんですよ」
追加シーン唯一の手コキパートは
七海に労わられながら手でゆっくりと射精へと導かれます。
作者が癒しを重視したプレイと言われているだけあって励ますようなセリフが多く
体を興奮させながら心に満たされるものを感じることでしょう。
射精後もゆっくりとおちんちんをしごき続けて心地いい余韻に浸らせてくれます。

ちなみにここだけは3段階のペースで変動する効果音が流れます。
七海の声がすごく癒しに満ちている一方この音がなかなかに下品で
それらの対比に一層そそられる方も多いと思います。
個人的にはかなり抜けるパートと考えています。

このように、あまあまな雰囲気ながらもかなり抜ける充実したエッチが楽しめます。



ちゅぱ音と喘ぎ声に溺れる作品
女性の口から発せられるエッチな声や音を存分に楽しめる作品です。

七海のふわふわとした温かいキャラとちゅぱ音のギャップが激しく
それが大きな性的興奮を呼び起こしてくれます。
あまりエッチそうに見えない女性がエロエロに振る舞うからいいんです。
しかも本当に嬉しそうに、幸せそうに取り組んでくれるからこっちも幸せになれます。
おかげで心身バランスよく満足できるのではないでしょうか。

エッチのメインはちゅぱ音と喘ぎ声だと言いましたが
彼女のさりげない仕草にもグッとくるものがあります。
例えば主人公が精液を吐き出した瞬間に彼女は「うふっ」と幸せそうな声を上げてくれます。
それは彼女自身が幸せを感じているからこそ出る声だと思うんです。
そんな細かい要素が積み重なって作品全体に温かい雰囲気を与えているのだと思います。

エッチはとにかくちゅぱ音のボリュームがとんでもなく多いです。
ちゅぱ音が得意な野上さんが演じられていることもあってとことん抜けます。
1パートだけ七海以外のキャラがフェラをするシーンがあって
そちらは舐め方をきちんと変えているのがいいですね。
貪りつくようなやや下品なフェラが別の性的興奮を誘ってくれます。
ちゅぱ音超大量、淫語と喘ぎ声多めです。

かなり優秀な抜きボイスと判断しました。
価格もこのボリュームで900円と非常にお手頃。
(2014年4月30日現在は割引セール中で600円)
優しく射精させてもらいたい人にとってはまさに打ってつけの作品と言えます。

本作品には早期購入特典として
柚木朱莉さんがナースを演じる15分ほどの音声がついてきます。
こちらは本編の最初のパートを声の担当だけ変えた感じで
「活発ナース春香さんのれろれろフェラ」の名の通り舌をれろれろさせるフェラが楽しめます。
野上さんとはまた別のタイプのちゅぱ音ですので
これらを聴き比べて楽しむ、なんてのもいいかもしれません。

CV:野上菜月さん、柚木朱莉さん(早期購入特典にのみ登場)
総時間 本編…2:21:25 追加シーン…43:50 早期購入特典…15:26


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

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