同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:添い寝

   ● 風鈴催眠【彼女ver.】
   ● 勇者vs癒しのサキュバス ~お姉さんの甘い罠に誘われて…~
   ● 妹マッサージ
   ● 立体音響 同級生のあまあま耳かき
   ● ささやき庵 珠喜
   ● 安眠添い寝ロリータ
   ● 初恋少女
   ● シストラ!
   ● 【バイノーラルマイク収録】囁き・耳かき・添い寝・隠れ宿 夢見亭 葵
   ● 世話好きな彼女。


黒子ごっこさんで配布されている無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、優しいお姉さんの夏に関するお話や
バックで鳴る風鈴や雨音を聴きながらゆっくりと眠りにつきます。

夏という暑い時期の中にある様々な「涼」をイメージさせたり
夏休みの宿題を解きながら催眠を深める、といった季節感を重視した催眠が特徴で
子供の頃に多くの人が体験した懐かしい思い出を活用しながら
リフレッシュや眠くなる感覚を上手に呼び起こしてくれます。
暑い季節にある涼しさを感じながら
お姉さんの催眠を受けながら眠るお話。

「はー 蒸し暑いねぇ」
お姉さんは素朴で優しい声の女性。
ここ最近のあまりの暑さにぐったりした様子で愚痴をこぼすと
暑い日でも元気に駆け回っていた子供の頃の思い出を語り始めます。

催眠はほぼ全編にあたる33分30秒ほど。
まずは彼女が語る夏に関するお話に耳を傾けます。

「午前中は学校のプールに出かけて くったくたになるまで遊んで」
「扇風機にむかって「あーー」なんてやりながら ぼけーっとしてみたり」

お話の内容は小学生くらいの子供が送る夏休みの日常風景。
午前中にプールで泳ぎ、家に帰ってお昼を食べ、その後宿題をする他愛もないものなのですが
日陰、扇風機、麦茶といった夏の中にある涼しい要素を上手にピックアップし
それらのイメージによって聴き手に清涼感を伝えようとします。


夏に学校や部活を終えて家に帰り、その直後に飲んだジュースに生き返る思いがした
そんな経験を誰でも過去に一度は味わっているのではないでしょうか?
夏に寝ようとすると気温や湿度の高さのせいでどうしても寝苦しさを感じるものです。
だから彼女はいきなり眠らせようとせず、まずは催眠の技術を使って涼しい気分にさせ
それから同じく夏の要素を使って深化や安眠へと導いていきます。

「するする さらさら なめらかにすべる音に あなたの意識はぼんやりとし始める」
「遊んだあとの疲れと昼食後の満腹感で あなたは眠気に襲われる 九問目に向かいながら まぶたが重くなってくるのを感じる」

中でも宿題をしたりその後寝転ぶシーンは脱力や深化の役割を担っており
彼女は十問の問題を解く風景を語りながら
「体が重い」「眠くなる」といった催眠が深まる類の言葉を意識的に多く投げかけます。

このあたりまでくると彼女の口調が最初に比べてえらくゆっくりになっているのに気づくはずです。
トーンが低くぼんやりとした声が耳に心地よく、それによって眠気を感じる人もいるでしょう。
イメージだけでなくシーンごとの演技にも気を遣いながら催眠を進めています。

「風鈴の音が聞こえるたび あなたの体はさあっと風が吹いたような 涼しさを感じる 涼やかな風を体に感じて ますますリラックスしていく」
そして最後は窓を開け、外で流れる風の音やタイトルにもなっている風鈴の音
さらには降りしきる雨音を聴きながらゆっくりと眠りにつきます。
安眠を目的としているだけあってどの音もとても柔らかく、特にぱらぱらと降る雨音に大きな癒しを感じます。

風鈴も主役だからといって執拗に鳴らすようなことはせず
10秒程度の間隔で軽くチリンと鳴るあたりに留めています。
その透き通った音も作品全体に涼やかな雰囲気を与えています。

このように、夏に潜む涼しい要素を活用してリフレッシュを促す珍しい催眠が繰り広げられています。
爽やかで心地よい作品
夏らしさを前面に押し出していながらちっとも暑苦しさを感じない不思議な作品です。

お姉さんは普通の思い出話をするように夏の一幕を語りながら
その中に様々なイメージや暗示を織り交ぜ感覚を伝えようとします。
催眠っぽさをぼかしてあるので、催眠音声を聴き慣れていない人だと普通のボイスドラマに思えるかもしれません。
ですがそのアプローチやセリフの表現方法は明らかに催眠の技術を用いており
聴き手の無意識に眠っている「涼しい」感覚を上手に活性化させています。

催眠音声における感覚操作と言えば温かさを伝えるケースが多く
その正反対にあたる涼しさをテーマとした催眠は非常に珍しいです。
どちらかというと冷えるのではなくスッキリする感じがするでしょう。
雨音や風鈴も涼を伝える効果がありますし、作品全体に統一感があります。

それ以外の感覚も中盤以降から体の重さ、意識のぼやけを促す暗示が数多く登場し
それにお姉さんの声が加わって頭の重さは割と感じやすいです。
kuroko.さんはスクリプターとして相当な腕前を持ってらっしゃるだけあって
トーン・ペース・間といった催眠に適した声の扱いにも長けています。
彼女の演技も本作品の魅力の一つと言えるでしょう。

暑い夏にもってこいな涼しさを与えてくれる作品です。
最近寝つきが悪いとか気分が落ち着かない人に特にお薦めします。

CV:kuroko.さん
総時間 本編…34:30 NG集…1:34

黒子ごっこ
http://kur0k0kk0.blog.fc2.com/blog-entry-62.html

追記
内容は全年齢なのですが製作者さんが18禁に指定されているため
当サイトでも全年齢指定をかけないようにしています。

勇者vs癒しのサキュバス ~お姉さんの甘い罠に誘われて…~

サークル「MASOINWASH」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、母性漂う落ち着いた声の占い師が
旅に疲れた勇者をエッチなサービスをしながら癒します。

変態的なプレイをとってもあまあまな雰囲気で行っているのが特徴で
彼女はMな彼の性欲だけでなく性癖までもきっちり満たしながら
耳舐めを軸とした物理的な責めと、ちょっぴり意地悪な言葉責めの両方を繰り出します。

サークルさんの持ち味として定着している「至近距離での囁き」も健在。
年上の女性に痴態を見られる恥ずかしさを感じながら気持ちよくなることができます。



勇者がたどり着いた心のオアシス
占い師のお姉さんに密着されながら優しく責められるお話。

「お兄さん そこのお兄さん」
占い師は大らかで落ち着いた声のお姉さん。
とある街で変装し夜遊びをしていた勇者に声をかけると
鬱屈している彼の心を晴らすために無料で占ってあげることにします。

本作の勇者は例によって魔王を倒すための旅をしているわけですが
仲間として雇った女戦士、女僧侶、女魔法使いがいずれも年上
さらには毎晩エッチの相手をさせられてるおかげで心身ともに非常に疲れています。
そんな中、立ち寄ったこの街で偶然彼女に出会い
自分のすべてを包み込んでくれる大らかな態度に惹かれ、溺れていきます。

「よいのです 勇者様 誰にでもそういうことは 心が折れそうになることはあるものですわ」
冒頭のパートでは彼女が占いによって勇者の生い立ちを言い当てながら
たくさんの苦労や悲しみを背負ってきた彼を早速温かい言葉で慰めます。
ここだけを見ると彼女はまさに女神と呼ぶにふさわしく
多くの人がホッとするとか、安らぐ感じをきっと受けるはずです。

全編バイノーラル録音、かつ密着しながら囁いてくれるシーンが非常に多く
ほんのり温もりを感じるほどのリアルで近い声が
彼女に見守られている、寄り添ってもらっている気分を出しています。
年上の女性に癒されながら気持ちよくなるのをテーマにしているだけあって
彼女の言動は常に温かく、作品全体にとても穏やかな空気が流れています。
これによって得られる癒しの効果はかなりのものです。

しかし彼女は100%善意で彼に近づいたわけではありません。
エッチで癒しと快楽を与える代わりに、彼のとても大事なものを奪っていきます。
彼女がどうやってそれを行うか、そして彼がどういう反応を見せるかも
本作品における一つのポイントと言えます。



耳と股間を徹底攻撃
エッチシーンは3パート55分ほど。
プレイは耳舐め、乳首責め、手コキ、アナル責め、パイズリです。
エッチな効果音はありません。

「ほら勇者様 もっと近くに来てくださいませ 肌と肌が 触れ合うほどに」
勇者を2階の自室に案内し全裸になってもらった後
占い師は一緒のベッドで添い寝をしながら彼の耳を舐め始めます。

エッチは終始彼女に責められる形で行います。
過去作でもそうだったのですが、MASOINWASHさんは耳舐めに大変力を入れており
プレイの開始から終了まで彼女は断続的に彼の耳を舐め続けます。
セリフを言ってる時以外はずっと舐めてるくらいに耳舐め尽くしです。

耳舐めは全体的にペースはゆっくりなのですが水分が高く
癒しとエッチな気分の両方を感じる、ねっとりと絡みつくようなちゅぱ音が鳴ります。
これも囁き声と同じくバイノーラルのおかげでとてもリアルです。

一番最初のパートは2人が出会ったばかりなこともあり
彼女は彼の体を指先でゆっくりと撫でながら
その都度耳を舐めたり息を吹きかけたりして弱点を探します。

「好きなんですね こうやって年上の女性に優しくいじめられるのが 勇者様は マゾなんですのね」
「勇者様がどんな性癖をお持ちであっても 私が全部受け止めてさしあげますから」

勇者にMの設定がされているおかげで時々軽い言葉責めが入るのですが
口調や表現が柔らかく、さらにそれを慰める言葉をかけてくれるため
ちょっぴり気恥ずかしさを感じながら心置きなく気持ちよくなることができます。
性癖を満たしながら甘やかす、まさに年上らしい包容力のある責めも魅力です。

しかし2番目のパートに入ると一気にM性が上がります。
勇者を四つんばいにさせるだけでなく、彼女自身が2人に分身し
左右から同時に耳を舐めながらおちんちんとアナルの両方を責め始めます。
この「パートが進むごとに彼女の人数が増える」のも本作品の大きな特徴です。
ちなみに声の位置が切り替わるだけで声質は全員同じです。

右「痛い? 痛いんですか? でも これがいいんですよね これが こうやっていじめられるの 大好きなんですよね」
左「これが前立腺ですよ ここを責められれば 男の子はもうどうしようもないくらい気持ちよくなってしまうんです」

乳首をつねったり、アナルに指を挿入して前立腺を圧迫したりと
変態的なプレイが随所に登場するものの、彼女自身は以前と変わらずとっても穏やか。
あくまでこちらの性欲を満たすために責めてくれる姿が心を潤します。
穏やかな雰囲気で変態的なプレイをするギャップが実に良いですね。

耳舐めについてもダブルで舐めてきたり
1人は耳舐め、もう一人は言葉責めと役割分担をしながら行ってくれているおかげで
最初のパートに比べてボリュームが増え、結果的にエッチの濃度も高まっています。
彼女も本性を現しませんし、最も安定した興奮が得られるパートだと思います。

最も背徳的な気分が味わいやすいのが一番最後のパート。
占い師がとうとう自分がサキュバスであることを暴露し
レベルドレインの効果ですっかり弱まった勇者を3人がかりで押さえつけながら
左右からは耳舐め、中央からはパイズリで彼のすべてを奪いにかかります。

中央「ほらほらほーら おちんちんしこしこしこ あぁん おちんちん あっつくて かたぁい」
右「敵に耳を責められておちんちん大きくしちゃうだなんて なんていやらしい勇者なのかしら」

意識的に淫語を多く織り交ぜたセリフを言いながら
彼女は敵である自分の前で勃起する彼に軽く蔑むような言葉を叩きつけます。
コンセプトが癒しなので彼女の口調は引き続き穏やかなのですが
この屈服されられているシチュがM心を適度にくすぐります。

今までと違って2回連続での射精をすることになりますし
M性の高い人はおそらくこのパートが最も満足度が高いでしょうね。
より多くの人が楽しめるように少しずつM度を上げてくれています。

このように、耳舐めとアブノーマルなプレイを軸にした珍しいエッチが繰り広げられます。



優しくいじめてくれる作品
癒されるし女性に意地悪される気分も味わえる作品です。

占い師は勇者が旅や人間関係に疲れていることを把握し
そのM心も満たしながら本当に優しく耳とおちんちんを責めてあげます。
彼女の目的は勇者の力を奪うことですから、もっと他にやり方があったはずです。
でも敢えて彼をきちんと癒しながら自分の責務を全うしています。

たぶん彼女の元々の性格が善良なのでしょう。
だからこそ、正体を明かした後もそれほど態度を豹変させず
プレイ自体もゴリ押ししないで彼を楽しませながら射精へと追い込んでいます。
この心遣いに多くの人がきっと癒しを感じるはずです。
私も最後まで聴いても彼女に嫌な気分をまったく抱きませんでした。

そして彼女は少しずつ彼のM度の強さを探りながら
彼が最も喜びそうなレベルの焦らしや意地悪を与えて性欲を満たします。
この「性癖に合わせた責めをする」ことも一つの癒しの形だと私は思います。

プレイを見ていただければわかるように、やってることは結構変態的です。
ですからややMくらいの人がおそらく最も楽しめます。
特に2~3番目のパートは耳舐めもパワーアップして尚更そう感じます。

エッチは耳舐めと言葉責めにどれだけ魅力を感じるかがカギです。
射精に直結するプレイ(手コキ、アナル責め、パイズリ)に効果音が無いのが残念ですが
雰囲気やシチュが良く十分なエロのパワーを持っています。
ちゅぱ音多め、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

MASOINWASHさんしかできないやり方で癒しを与えてくれる良作です。
耳舐め好き、年上に軽くいじめられるのが好きな人に特にお薦めします。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 1:12:00


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

※2019年9月24日追記
現時点で既に公開は終了しており視聴できません。


Transparent Chorionさんで配布されている無料の催眠音声作品(全年齢向け)。

こちらはサークル暗中模索さんの台本を三森さんが音声化された作品で
人懐っこい妹がマッサージをしながら眠りに導いてくれます。

総時間17分弱とかなり短いながらも十分な癒しのパワーを持っており
彼女は年齢相応のちょっぴり幼い仕草を見せながら
マッサージによって得られる感覚を暗示という形で上手に伝えていきます。
温かい雰囲気と心洗われる様々な優しい言葉に安らぎを感じるでしょう。



寂しがり屋の妹による献身的なマッサージ
妹と一緒のベッドで寝ながらマッサージしてもらうお話。

「おーにーいーちゃーん お? 寝てるねー」
妹は無邪気で可愛い声の女の子。
枕投げをしにお兄ちゃんの部屋へやってきたところ
眠いと言われて断念し、一緒に寝ることにします。

「お兄ちゃん狭いー もっとそっちいってよぉ えぇー? いいじゃん お兄ちゃんと寝たいの」
本作に登場する妹はいかにも女の子、といったとっても人懐っこいキャラで
本格的な催眠を開始する前に行われるやり取りでは
砕けた口調で甘えてきたり、ちょっとした茶番を演じたりします。

この和気藹々とした雰囲気が肩の力を適度に解してくれるでしょう。
短時間なのに敢えてこういうシーンを事前に挟んでいるのは
聴き手にできるだけリラックスしながら聴いて欲しかったからだと思います。
三森さんも堅苦しくならないようにと普通の会話に近い演技をされています。

催眠は14分30秒ほど。
まずは仰向けに寝た状態で深呼吸をしながら彼女のマッサージを受けます。
マッサージ中に効果音が鳴ることはありません。

「自分じゃない人の指と手の平って ちょっとだけ体温がちがく感じるよね? なんていうか じんわりとあったかい感じ」
「肩揉まれて 気持ちよくて うっとりしてきちゃってるでしょ? マッサージって 気持ち良くて うっとりとしてきちゃうよね」

妹は実際のマッサージの様子を聴き手が実感しやすいようにと
上のセリフのようなやや遠まわしな表現を使いながら
手の温かさや揉まれる心地よさを伝えてきます。

冒頭ではとっても元気だった彼女の声が一気にゆっくり、ぼんやりとしたものとなり
そのトーンの違いや適度に間を取りながら語りかけられるセリフを聴いていると
妙に落ち着いたり安らぐ気分がするでしょう。
声と暗示の性質がマッチしていて本当に癒されます。

「目の周りから 目の奥も 気持ちいいリラックスが広がって行く 目の奥がじわじわムズムズして気持ちいい」
肩を一通り終えた後は首のマッサージ。
ここには目の疲れに効くツボがあることを利用して
彼女は首だけでなく目や頭の中が気持ちよくなる暗示を入れてきます。

特に頭の中をマッサージするシーンでは
聴いたら多くの人が幸せを感じる言葉を何度も言ってくれますから
適度にリラックスしているのも相まってとてもいい気分が湧き上がってくるでしょう。
心も体もぽわぽわとした気持ちいい状態で眠りにつくことができます。

このように、マッサージの感覚を楽しみながら眠る
癒しに満ちた催眠が繰り広げられます。



短時間でのリフレッシュが見込める作品
時間分以上の癒しが得られる、お手頃かつ効果的な作品です。

事前のやり取りで適度に作品の世界に引き込んでから
肩や首をマッサージしていく至ってシンプルな内容なのですが
そこに散りばめられている暗示の濃度が非常に高く洗練されているおかげで
聴き進めていくほど体がえらくぽかぽかする感じが強くなっていきます。
それと合わせて心がスッキリしたような心地もしてきます。

「ぐにぐに むにむに 目の疲れも取れていくよ 緊張していた目の周りの筋肉が解れていく ムズムズじわじわして気持ちいいの」
個人的に気になっていた催眠とマッサージをどう融合させるかについても
客観描写はどこをどう揉んでいるかあたりに留めて
マッサージされている感覚をかなり重視しながら暗示を入れています。

まさに「言葉による心のマッサージ」とでも言えばいいのでしょうか。
効果音無しでもそれに近い感覚が得られるようにきちんと作られています。
妹の可愛くて人懐っこいキャラも癒しに大いに貢献しています。

時間的にも内容的にも寝る直前に聴くのに適した作品です。
最近寝つきが悪い、心に潤いが欲しいといった悩みを抱えている人にお薦めします。

CV:三森愛乃さん
総時間 16:51

Transparent Chorion
http://chorion.sub.jp/?page_id=11

立体音響 同級生のあまあま耳かき

サークル「風に塗るクレヨン」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、明るく気さくな同い年の幼馴染が
耳かきやエッチをしながら甘やかしてくれます。

癒しのサービスやエッチの様子と並行して彼女の心の推移も描いているのが特徴で
最初は友達に対するように振る舞っていた彼女が
男性として成長しつつある主人公の魅力に気付き
やがて押さえていた気持ちを開いていく様子が鮮明に描かれています。

年齢的に2人とも性に疎いおかげでエッチは比較的ソフトなのですが
その初々しい仕草と可愛い喘ぎ声が甘酸っぱい思いを呼び起こしてくれます。



以前よりも成長した姿で再開した一組の男女
幼馴染に耳かき、添い寝、エッチのサービスをしてもらうお話。

「あっ おかえりなさーい うふふっ びっくりした?」
幼馴染は明るく穏やかな声の女の子。
別の学校に通っている主人公と彼の家で久々に再会すると
以前と変わらずとても親しげな様子で耳かきをしてあげます。

本作品は3つのパートで構成されており
最初の耳かきパートでは普通の幼馴染として接していた2人が
次の告白パートで晴れて恋人同士の関係になり
最後のエッチパートで大人の階段を1歩だけ上る、といった感じに
諸々の行為を通じて2人の心が近づき、成長していく様子が描かれています。

ボイスドラマ的な要素がやや強い作品と思ってください。
ちなみに最初の2パートの冒頭では会話が始まるまでの間ピアノBGMが流れます。

「だっ 男子はみんな こんなの好きなの? まあ…知ってるけど」
「ふぅん 女の子にも 少しは興味あるんだ」

中でもお相手を務める幼馴染の心情の変化がとてもわかりやすく
序盤に彼の部屋でエロ本を見つけた時にわざと興味の無いフリをしながら
彼の自分に対する興味の度合いを探ってみたり
耳の汚れを確認して自ら耳かきを志願するなど
彼に対して懐かしさ以上の何かを抱いているのが感じられます。

明らかに気になっているのにどうしても素直になれない彼女の様子に
青春時代に味わった甘酸っぱい思いを抱く人もいるでしょう。
この人間としての未熟さが彼女の魅力を大いに引き出しています。

最初に行う耳かきはおよそ5分間。
膝枕の体勢で左→右の順に耳かき棒のみを使って汚れを取り
仕上げに数回息吹きをするシンプルなタイプです。

耳かき棒は「ずりずり すすっ」と硬さのある滑らかな音が使われており
耳の壁を優しく撫でるように何度もかき出す動きをします。
かき出す際に軽く引っかかるおかげで耳に心地よい刺激を感じるでしょう。

「あっ ほらまだあった ほーう おっきいおっきい」
また耳かき中は幼馴染がその様子を彼女らしい口調で実況します。
ここまでは他の耳かき音声でも割と見かけるのですが
彼女が耳かきの手を止めるときっちり効果音が鳴り止んだり
大きな耳かきを取る際には耳かき棒の動きが一段階遅くなるなど
シーンに応じて効果音を小まめに変化させるハイレベルな演出がされています。

風に塗るクレヨンさんの作品を聴いたのは今回が初めてなのですが
聴く前の予想をいい意味で大きく裏切られてかなり驚きました。
時間が非常に短いため耳かきを存分に楽しむまでには至らないものの
耳かきに関する表現力はかなりのレベルを持っていると言えます。

そして耳かきからしばらくしたある日たまたま2人はバス停で再開し
会話などを経た後ようやく恋人として結ばれます。

「好き 大好き」
主人公の優しさに触れて徐々に自分の気持ちを押さえきれなくなり
最後の最後に自ら告白するときの彼女の姿がたまらなく愛おしいです。
あって当然のものが無くなった時、人はその大切さを身に染みて実感します。
そのことを彼女は言葉と行為の両面から我々に伝えてくれているように感じられました。



戸惑いながらも女の快感に目覚めていく幼馴染
エッチシーンは8分ほど。
プレイはハグ、キス、手マン、手コキです。
エッチな効果音はありません。

「…キスしちゃった もう一回? いいよ」
後日、今度は幼馴染の家へとお邪魔した主人公は
彼女の部屋のソファーベッドで一緒に横になりながら
彼女にハグやキスをし始めます。

エッチは彼女の両親がいないのをいいことに
彼が男の欲望を押さえきれなくなって暴走していくのを
彼女がなんとか食い止めようとする形で進められます。

…といってもプレイ一覧を見ればわかるように、最後の一線を越えることはありません。
2人が次の段階に進んだのを印象付ける一幕としてちょっぴりハードに描かれています。
そしてここでも彼女の心の推移にスポットを当てながらプレイを行っています。

「あっ ダメっ パンツの中はダメだって やだっ 恥ずかしいよぉ」
プレイが始まりキスをした直後に彼がお尻を触り始めると
彼女は男性に初めて体を触られることに戸惑い、僅かですが抵抗を見せます。
幼馴染とはいえ恋人としてはまだ付き合い始めたばかりですし
もう少しお互いのことを理解してから前に進みたかったのかもしれません。
ですが完全には拒絶しないあたりに優しさが見られます。

しかしやられっぱなしなのは良くないと判断したのか
ある程度時間が経つと今度は自分から彼のパンツに手を差し入れ
おちんちんやたまたまを擦ったり揉み始めます。
お互いがお互いの性器をいじり合うプレイへと発展するわけです。

「あっ おっきくなってる… こんなに硬いの?」
「玉のほうも触る? もっと奥の方まで手を入れちゃうね」

初めて触れる男性器の大きさ・硬さ・熱さに驚いたり
どこが気持ちいいのかを確認しながら刺激を与える姿がとても初々しく
性に不得手な女性に奉仕されているシチュが心を大いに盛り上げてくれます。

「ううん 嫌じゃないよ 嬉しい」
フィニッシュを迎えた後の彼女もとってもあまあま。
自分の手に吐き出された精液の量に驚きながらも
嫌な顔一つせず彼の全てを受け止めてあげます。

ごくごく短い時間の中で彼女が女性としてほんの少し成長するのを
仕草やセリフなどを使って上手に表現しています。
そしてこれらがプレイのソフトさを十分すぎるほどに補っています。



青春の日々に帰れる作品
思春期特有の異性に対する不器用さを持った登場人物たちが
彼らなりの方法で少しずつ歩み寄っていく様子を緻密に描いている作品です。

当初は以前のように幼馴染として付き合っていくつもりだった彼女が
彼の容姿や振る舞いに異性としての魅力を感じ
自分の心に素直になっていくのが聴いていて手に取るようにわかります。
そして彼も耳かきで甘えるような仕草をして彼女の反応を窺いながら
適度に優しさを見せて彼女が心を開くのを手助けします。

彼女が彼に一定以上の好意を抱いていたのは間違いありませんが
再会後のやり取りが付き合う決定打になったのも事実です。
時が経ち、子供から大人になっていく中でも決して変わらないものがある。
諸々のやり取りを通じてそれを感じたからこういう結果になったのだと思います。

…といった感じに考察できるくらい登場人物のキャラが立っています。
これが他の耳かき音声にはあまり無い本作品ならではの部分です。
青春時代に味わった甘酸っぱい気分に浸ることができます。

個々のサービスやエッチについてはいずれも短時間なのですが
大まかな流れ、効果音、責め方やそれに対する反応など
細かい部分がしっかりしていて時間以上の密度を持っています。
中でも耳かきが秀逸ですね。
現在の大手さんに準ずるくらいの十分なクオリティを持っています。

エッチはシチュや彼女の反応に萌えられるかがカギになるでしょう。
でも前の2パートを聴いていれば十分に感情移入できますから
ソフトなプレイの割には興奮できるのではないかなと。
喘ぎ声そこそこ、淫語とちゅぱ音ごく僅かです。

一組の男女の営みを初々しく描いたある種珍しい作品です。
大人になると忘れてしまいがちな感情を呼び覚ましてくれることから
心に潤いを求めている人に最もお薦めします。

CV:佐藤みるくさん
総時間 27:40


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

ささやき庵 珠喜

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、Hカップの巨乳を持つ母性にあふれた小町が
お客を徹底的に甘やかしながら気持ちよくします。

従来のささやき庵シリーズに比べてエロに寄った作りをしており
彼女はその自慢のおっぱいを使って十分にスッキリさせてから眠りに導きます。
その柔らかく温かい声と熟練の技による巧みなエッチが
心と体の両方をバランスよく刺激し、幸せな気分にさせてくれます。



夢を見せるよりもエッチのほうが好きな小町
ささやき庵の小町「珠喜(たまき)」にエッチなサービスをしてもらうお話。

「おこんばんはー ささやき庵へようこそ」
珠喜は甘く穏やかな声のお姉さん。
お相手に優しいお姉さんを希望したお客に温かい挨拶をすると
プレイの準備として早速服を脱がせ始めます。

ささやき庵シリーズは専門店形式をとっていることもあって
多くの作品では小町が心に一定の距離をとりながらサービスを行っています。
それに対して本作品はお客の要望や珠喜のキャラを踏まえて
彼女がお客を終始甘やかしながらプレイを行います。

「はぁーい ボク 脱いだものはお姉さんにちょうだい」
例えば彼女は最初からお客のことを「ボク」、自分を「お姉ちゃん」と呼び
服を脱がせるときは靴下までちゃんと脱ぐよう注意したり
浴衣を着せるときもいつも以上に時間をかけてゆっくり丁寧に行います。
実の姉弟に近いやや砕けた口調で話しかけてくれますから
年上の女性にべったり甘える幸せな気分がとても味わいやすくなっています。

もう一つの特徴は全体的な作りがかなりエッチ寄りなことです。
ささやき庵は夢を見せながら気持ちよくするのをコンセプトにしていることもあり
一般的にはまず小話などの非エロ要素で眠らせてから
少しずつハードにしていく形でエッチをするケースをよく見かけます。

しかし今回お相手を務める珠喜はエッチが大好き。
だからひとまず濃厚なエッチをしてしっかり性的な満足感を与えてから
眠らせ、またエッチをする独特のサービスが繰り広げられています。
具体的に言うと総時間100分のうち70分強がエッチに割かれています。
プレイの内容も彼女の個性を活かしたものが数多く登場します。

あまあまに癒されながらたっぷり抜いてもくれるこのバランスのよさが
本作品が持つ最大の魅力と言えるでしょう。
ささやき庵の売りである囁き声もおよそ51分間とかなりのボリュームを誇っています。



自慢のおっぱいを中心とした濃厚なエッチ
エッチシーンは3パート72分30秒ほど。
プレイはハグ、耳舐め、玉揉み、オナニー、珠喜への乳首舐め、おっぱいビンタ、手コキ、パイズリ、珠喜のオナニー、フェラ、玉舐めです。
おっぱいビンタ、パイズリ、珠喜のオナニー、手コキの際にリアルな効果音が鳴ります。

「お姉さんのおっぱい 好きにしていいんだよ?」
着替えを終えたお客と一緒の布団に入った珠喜は
彼の冷えた体を温めようと自慢のおっぱいで顔を包み込みます。

エッチはおよそ40分をかけて1回射精してから就寝し
起床後にささやき庵恒例のおみやげフェラをします。
プレイの一覧を見ていただければわかるようにバリエーションが非常に多く
中でもおっぱいを使った多彩なプレイが楽しめるのが大きな特徴です。

「可愛い 可愛いね おっきなおっぱい 好きなんだね」
一番最初のパートはそれを象徴するかのようなおっぱい尽くしのプレイ。
お客をおっぱいで抱きしめたり、揉ませたり、乳首を舐めさせたりと
彼の甘えたい願望をしっかり満たしながら耳やおちんちんを責め上げます。
プレイ中のセリフも「可愛い」を意識的に多く言うあまあまなものばかり。
心が蕩けそうになるほどの甘く幸せな空間が形成されています。

「このギンギンに勃起したおちんちん 最後はお姉さんのおっぱいまんこで イかせてあげる」
彼女のおっぱいが最も活躍するのはもちろんパイズリ。
およそ30分間他のプレイをしながら性感を高めた後
最後の最後に挟み込んでくれます。

「にちゃ くちゅ」という水分控えめの効果音、彼女の荒い息遣い
そしてやや下品な淫語の数々に一気に興奮を高まるのを感じました。
射精を促すとどめのプレイなだけにエッチな成分が非常に濃厚です。

「どう? おっぱいでビンタされるのは初めて?」
おそらく皆さんが気にされているであろうおっぱいビンタは
肉が優しくぶつかるような効果音を鳴らしながらおっぱいで顔をぺしぺしします。
プレイ自体は非常に個性的ですし音もリアルなのですが
時間が約1分と短いため、これ目当てで聴くのは正直お薦めしません。

起床後に行われるおみやげフェラは名前のとおりフェラ中心。
およそ26分もの時間を使っておちんちんと金玉を口で丹念に愛します。
ちなみにおみやげフェラはプレイの様子を録音してお客に渡すサービスのことですから
プレイ自体は普通のフェラとほぼ同じです。

「ほら (尿道の)穴の中に舌をねじ込むように ちろちろしてあげる」
珠喜は最初から咥え込んで全体を舐めたり、包皮と亀頭の間に舌を差し入れたり
根元・裏筋・尿道口を個別に舐めるなど
およそ考えられうる限りのありとあらゆる手段でおちんちんを刺激し
さらにはそのすべてで別々のちゅぱ音を鳴らします。


セリフをどこをどうやって舐めるかの説明だけに留め
最中はほぼちゅぱ音だけを楽しませてくれるのがいいですね。
ちゅぱ音好きなら聴いて損はしないハイレベルな責めが繰り広げられます。

「今度は お口ダイソン お姉さんの吸引力は ささやき庵最強だよ」
中でも中盤あたりに登場するバキュームフェラはとっても強力。
「ぶぼぼぼー びりゅぶっ」というかなり下品な音をたっぷり撒き散らしながら
まさしく掃除機のようにおちんちんを吸い上げます。

バキュームフェラというと「きゅー」って感じの高い音を鳴らすケースが多いのですが
本作品では意識的に唇に隙間を作って「ぶりゅっ」と空気を鳴らしながら責めています。
「腰ごと持っていかれるようなパワフルな音」と表現するのが妥当でしょう。

このように、キャラの個性を活かしたエッチな要素満載のプレイが繰り広げられます。



身も心も包み込まれながら抜ける作品
年上の女性が持つあまあまな雰囲気に癒しを感じながら抜ける作品です。

珠喜はお店の中で比較的ベテランなだけあって男性の扱いにも慣れており
言葉と態度の両方でお客を常に甘やかしながら
意識的に淫語を多くしたり下品なちゅぱ音を鳴らして興奮させようとします。

雰囲気が甘いとエッチも自然にソフト目になる傾向が強いのですが
本作品ではそれを防ぐためにわざとエロさを強調しながらプレイしています。
だからこそこのように癒されるし抜けもする作風に仕上がったのでしょう。
一部で非エロパートがありますが抜き目的にもかなり使えます。

「入った 入っちゃった いっぱい突いて お姉さんのおまんこ いっぱい突いて」
ここまで紹介してきた以外に珠喜自身がオカズになるシーンも存在します。
それはパイズリで射精した後のパート。
お客が寝ているのをいいことに彼女がオナニーに耽ります。

時間が約6分と短いパートなのですが
クリトリスをいじって十分に中を湿らせてから指を差し入れ
その後1本ずつ増やしていく様子はとても生々しく
責め方によって変化する効果音や震えるような喘ぎ声も手伝って
これだけでも十分抜けると言えるほどの強烈なパワーを持っています。
こういう繋ぎのプレイにまでこだわっているところが素晴らしいですね。

エッチはまだまだ書けるほどに様々な美点や長所がぎっしり詰まっています。
彼女の名前にちなんで金玉を揉んだり舐めたりするプレイも登場しますし
おっぱい好きな人でも新しい性的嗜好の扉が開ける可能性を秘めています。
射精シーンは寝る前にパイズリで1回、起きた後にフェラ+手コキで1回です。
ちゅぱ音大量、淫語多め、くちゅ音それなり、喘ぎ声そこそこです。

心も体もスッキリできる総合力の高い作品です。
年上好き、おっぱい好き、ちゅぱ音好きなど
作品の特徴に一つでも興味を持った人すべてにお薦めします。

CV:霜月優さん
総時間 1:38:39


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

安眠添い寝ロリータ

サークル「夜のひつじ」さんの同人音声作品。

主にノベルやAVGを製作されている同サークルさんの音声処女作は
幼さを感じる可愛い女の子が安眠とエッチで癒してくれます。

1周り以上も年下な彼女が大人な主人公を甘やかすシチュが特徴で
膝枕をしたり、頭を撫でたり、溢れんばかりの愛の言葉を投げかけたりと
恋人をリフレッシュさせるために自分なりのやり方で頑張る彼女の姿が微笑ましく
その甘い声や可愛い仕草も相まって自然と心が落ち着くのを感じます。



年下に甘やかされる心地よさを抱きながら
恋人の「まこ」に寝かしつけてもらったりエッチなサービスをしてもらうお話。

「お帰りなさい 今日も一日 頑張った?」
まこはとっても幼くて優しい声の女の子。
仕事を終えて帰ってきた主人公を温かく出迎えると
膝枕をしながら眠らせてあげます。

本作品は今からおよそ3ヶ月前に発売されたデジタルノベル
「相思相愛ロリータ」の姉妹作品として
前半はエッチな要素抜きで安眠を、後半は添い寝しながらオナニーをサポートします。
相当に年の離れた2人がどういう形でくっついたのかは特に語らず
今回はそのイチャイチャっぷりに焦点を絞って描いています。

そして最も特徴的なのが2人の立ち位置。
年齢から明らかに主人公がリードするように思われそうなのですが
本作品ではまこが彼を徹底的に甘やかし続けます。

「もう明かりはついてないよ? だからたくさん甘えん坊さんしてもいいんだよ?」
大人になると世間体が気になって特に男性はなかなか甘えられなくなるものです。
それを踏まえて彼女はここが2人きり、つまり自分にしか見られないことを伝えながら
母親が子供に語りかけるような可愛い言葉で甘えるように言ってきます。

年下の女性に甘えることはリアルだとまずできませんし
こういう可愛い女の子にそれができるだけでも十分に幸せを感じるはずです。
しかも彼女は恋人らしい心のこもったサービスもきちんとしてくれます。
癒しや幸福感がかなり得やすい作品と言えるでしょう。

前半の「ひざまくら」パートは彼女に膝枕をされがら
言われたとおりのことをしたり、様々なお話を聞いたりして眠りにつきます。
終盤でエッチな表現が少し登場するくらいのほぼ非エロな内容です。

「息をすーって吸ったら ふわーってして 気持ちいいよね?」
「ふーって吐いたら 力が抜けて 嫌なことや 疲れがいないいないするんだよ」

サークルさんが「催眠音声風の演出を多少取り入れています」と言われているように
ここではまこが話をしながら適度に深呼吸をするよう求めてきます。
簡単なイメージを交えながら行っていくのでその通りにやってみると
なんとなく肩の力が抜けたり意識がぼんやりしてくるかもしれません。

「しゅわーってして 抜けていくね ピリピリがなくなって とろーんってする」
また後半に入ると同じく催眠音声で見られるような
顔や体の筋肉をパーツごとに脱力するシーンも登場します。
「しゅわー」「ピリピリ」など彼女がちょっぴり幼稚な表現をするのもいいですね。
聴き手に堅苦しさを感じさせず、さらに作品らしさを出しながら安眠へと導いてくれます。

「いつも 今も まこの声 聞いてくれてありがとう 何度でも大好きって言うから」
「楽しい日も 辛い日も 一緒にお休みしたら 毎日同じ好きで 違う好き たくさん幸せ」

深呼吸や脱力の合間に話す彼女のセリフもとってもあまあま。
大好きな人にできるだけ幸せを感じてもらえるようにと
「好き」「幸せ」などの心にプラスに働く言葉を何度も何度もぶつけてくれます。

人間なら誰にでも通用するリラックス法である深呼吸や脱力
そして年下の恋人が紡ぐ様々な愛の言葉。
2つの要素がうまい具合にかみ合ってより癒され、眠れる雰囲気を作り上げています。
催眠音声ではないので催眠に入ったときのような不思議な感覚は得られませんが
頭がぽわぽわ、とろとろする心地よい気分がする人は多いと思います。



添い寝しながら優しくオナサポ
続く後半のエッチシーンは39分ほど。
プレイはキス、オナニー、乳首舐め、耳舐めです。
手コキの際にプラスチックの棒を擦るようなややリアルさに欠ける効果音が鳴ります。

「キス…していいかな? するね」
先のパートで主人公を眠らせることに成功したまこは
「もし起きていたとしてもここは夢の中だから」と念押しした後
彼のおちんちんに手を添えながらその体をゆっくりと舐め始めます。

エッチは基本的には彼女に色んなところを舐められるのですが
聴き手にも楽しんでもらえるようにと序盤からおちんちんに手を伸ばし
オナニーするよう指示を出します。
プレイの様子を聴きながらオナニーするオナサポっぽい作りです。

ただし彼女が指示をするのは開始・停止・終了くらいですから
本格的なオナサポボイスとは違うかなり緩いスタイルと思ってください。
途中の休憩も含めて34分程度と結構長い時間しごき続けることになります。

「そっかぁ ゆっくりよしよししながら ぺろぺろされるのがいいんだね」
「ふふっ ぷにぷにしてる 大人の人でも 力を抜いていると(お腹は)柔らかいんだ」

プレイ中のまこは主人公が寝ているのをいいことに
男性の体、特に性感帯を確認するかのような責めをしてきます。
彼女は結構大人びてますが性の知識は年齢相応みたいですから
好きな人により気持よくなってもらえるための勉強をしたかったのでしょう。

ちゅぱ音がどれもゆっくりで水分控えめとソフトな感じになっていますし
彼女が好きな人のために頑張っているシチュにも満たされます。
エッチパートに入っても引き続き癒しを重視しながらプレイを進めています。

「手 速くしちゃダメ ごめんね もっとたくさん したくなってきたから」
ですがこちらがオナニーのスピードを上げようとすると制止してきたり
途中で2回ほど休憩を挟んで射精感を遠ざけるなど
射精についてはとことんまで焦らしてきます。

特に終盤で行うカウントダウンでは2回連続で寸止めを行いますから
これまでずっとおちんちんに刺激を与え続けていたのもあって
もどかしいとか切ない気分が一気に高まるでしょう。

「もう出なくなるまで まこの中にいていいですからねー」
そしてここまで頑張ってくれたお礼として
まこは射精の瞬間に自分のおまんこにおちんちんを受け入れ
精液をすべて受け止めてくれます。

射精シーンが2分程度と長いおかげで彼女と一つになっている気分が味わいやすく
性的快感と精神的な幸福感の両方をゆっくり楽しむことができます。
ちょっぴり意地悪ですが基本的にはあまあま路線ですね。

このように、彼女の愛を感じながら気持よくなれるエッチが繰り広げられます。



雰囲気がとても良い作品
年下の女の子が尽くしてくれるだけでなく甘えさせてもくれる。
このイレギュラーなシチュとそれを行うまこのキャラに癒しを感じる作品です。

彼女は主人公の仕事の悩みなどには敢えて触れず
彼が安らげるよう体を密着させながらひたすら優しい言葉をかけ続けます。
大人の女性だったらアドバイスをするとかもっと違う励まし方をするのでしょうが
彼女はその年齢から難しいことはそんなにわかりません。
だからこそ自分の考えたことを本当にストレートに実行しています。
この彼女の飾らないところが逆にホッとするし和みます。

サービスについても彼女のイメージを崩さないようにと
全体的にエロさを控えめにしながらそれぞれを行っています。
エロエロな展開のほうが確かに抜きやすいのですが
そうすると作品の個性が薄れてしまいますし、これでいいのではないかなと。
「満たされながら抜く」ことを強く意思している作品だと思います。
作品の雰囲気自体はどこを切っても甘く統一感があります。

「我慢しなくていいよ ほら いい子だから 我慢しないで」
ひざまくらパートは全体的な流れはいいと思うのですが
まこのセリフに「(ネガティブな内容を)しないで」という表現が割と多く登場します。

これらは適度に言う分にはそれほど問題ないのですが
過度に言うと逆に相手をそうさせてしまう可能性が出てきます。
例えば「我慢しないで」は「楽にしていいよ」とかポジティブな言い回しに変えるだけでも
聴き手に与える印象はそこそこ変わるのではないでしょうか。

エッチはちゅぱ音をもう少し固めて鳴らしたほうが抜きやすいかもしれません。
5~10秒程度軽く舐めてそれ以上の時間話すシーンが多く
音声として聴いた場合に舐められてる感じがどうにも薄れてしまっています。
ですがセリフのボリュームが多いおかげでプレイの様子は掴みやすいです。
効果音は次回作以降に期待したいです。
くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

年下の女性に甘えさせてもらう気分が味わいやすい作品です。
どちらかというとエロよりは癒しに傾倒した内容になってますから
女性に癒されたい、甘えたい願望を抱く人に特にお薦めします。

おまけは目覚ましボイス3種と原作のサントラです。

CV:紫乃小文さん
総時間 本編…1:24:00 おまけ…42:08


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

初恋少女

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、清純な女の子と初めてするエッチを
催眠の技術を使って主人公になりきりながら楽しませてくれます。

テーマに合わせて催眠、エッチいずれも癒しを重視しながら行われており
彼女と時間を共有する喜びをしっかりと感じさせながら
綿密なイメージによって初体験の快感や幸福感をたっぷりと味わわせてくれます。
大人になり、社会に出てからの年月が長ければ長いほど
青春時代に体験したこの甘酸っぱい思いに心が満たされることでしょう。



聴き手に選択権を与えながら進める緩い催眠
お姉さんに催眠をかけられてから少女とエッチするお話。

「それは 意識を 天井に向けることから 始まります」
お姉さんはぼんやりとした穏やかな声の女性。
事前に音声を聴くにあたっての諸注意や必要物の説明をしてから
聴き手を催眠状態へと誘導し始めます。

本作品は「初恋の女性との初体験」をテーマに
彼女が様々な手段を使ってその一部始終を臨場感を持たせながら味わわせます。
KUKURIさんと言えば女体化して触手に陵辱されるなど
結構ハードなエッチで有名なサークルさんなのですが
今回はそういう要素一切無しにあまあま路線を徹底しています。

癒しや幸せを強く感じさせながら催眠とエッチを行いますから
心と体に潤いを求める人なら誰でも聴けるとっつきやすさもあります。
サークルさんの中ではかなり異色の作品ですね。

また本作を聴くにあたって以下のものを準備するようにも言われます。
1、抱き枕あるいは毛布
2、いい匂いのする香水

抱き枕が出てくる時点である程度わかると思いますが
作中ではそれを少女に見立てて実際にプレイするようお姉さんから言われます。
ですから香水はともかく毛布くらいは用意しておくのがいいでしょう。
社会的に死なないように周りの環境にもくれぐれもご注意ください。

催眠はおよそ23分間。
まずはしばらく天井の一点を凝視してから目を閉じ
自分のペースで深呼吸をしながらお姉さんの声に耳を傾けます。

「もし 瞼が開いていたとしても それはあなたが 瞼を開くという行動を 選んだということです」
「最終的に それを受け入れるかどうかを選択するのかは あなた自身なのですよ」

目を閉じた直後に目を開けてみるよう促されるシーンがあるのですが
彼女は目が開いた/閉じたままだったという結果はあまり気にせず
最終的に聴き手がリラックスできればそれでいいと言ってくれます。

他にも様々なシーンで複数の選択肢を用意しながら進めるなど
彼女は至るところで聴き手にある程度の自由を与えながら催眠を行っています。
おかげで聴いているとなんだかえらくゆったりとした心地がするでしょう。
それが初恋相手とのエッチを楽しむのに適した精神状態を生み出す下地になります。
きちんとテーマを見据えながら催眠を組み立てているのが実に見事です。

適度にリラックスした後は現在の自分の状態を確認しながら
彼女の言葉に従って少しずつ催眠状態を深めていきます。

「あなたはそれを楽しみ 面白く 感じるのです それと同時…に あなたの心は 深い深いまどろみ…の 世界に入っていきます」
「深い深い まどろ…みの世界 そこは穏やかで 安らぎに満ちた 静かな世界」

「深い」「安らぐ」など気分がさらにリラックスする単語を暗示に意識的に織り交ぜながら
区切る語句を意図的にずらす独特の言い回しに
体のバランスを軽く崩されたときのような不思議な感覚がすると思います。
でもそれに対してなんだか心地よさも感じるでしょう。
お姉さんは聴き手に催眠に入っていくのを自覚させるようなアプローチをしています。

「光が私の中に入っていく どんどんと 私の中に入っていく」
「光は私の内側へ入っていく 私の意識も内側へ…入っていく」

そして最後はおよそ7分もの時間をかけて彼女に言われたことを復唱していきます。
内容は体が脱力し温かさや心地よさを感じる、といったものなのですが
復唱=自己暗示のスタイルを取っているおかげで
彼女に似たようなことを言われた時よりも大きな変化が実感できるでしょう。

自分自身で催眠状態を深めていくスタイルにしているのも
彼女ができるだけ心にゆとりを持ちながら音声を楽しんで欲しいと思っているからです。
そんな真心がより良い信頼関係を築き、催眠に入りやすい雰囲気を作り上げています。

心地よさや幸福感を感じさせながら深めていく癒しのパワーに満ちた催眠です。
凝視法などの古典催眠の技術と現代催眠の技術がミックスされており
前者は主にリラックスや催眠を深めるのに
後者は聴き手が声に従いやすくなる雰囲気を持たせるのに役立っています。

技術の運用が適切ですし暗示の質やボリュームも十分優れていますから
多くの人がぬるま湯に浸かっているときのような幸せな気分を味わうと思います。
意識がぼんやりしたり眠気を催す可能性も非常に高いです。

サークルさんの過去作「MATERIAL DOLL IN TO THE DEEP」にかなり近い内容ですね。
催眠音声を聴き始めたばかりの方でも似たような感覚が味わえると思います。



初々しさが感じられるあまあまなエッチ
エッチシーンは26分間。
プレイはハグ、キス、乳揉み、乳首責め、手マン、手コキ、SEX(正常位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「あなたは手を引っ張り 少女を引き寄せる そして 優しく抱きしめる」
主人公を無事催眠状態へと誘導した後
お姉さんは挿し絵にある少女とのやり取りを描きながら
暗示を使ってその様子を聴き手に自分のことのように感じさせます。

エッチはこのパートから登場する少女と一緒のベッドで抱き合いながら
少しずつプレイをハードにしていき、最終的には結ばれます。
2人が初体験、しかも対等な立場にあることを考えて
プレイの客観描写、得られる快感の操作、彼女の反応をバランスよく描いていており
不慣れなりにも頑張っている彼らの様子がとてもイメージしやすくなっています。

「それでは 丸めた毛布か抱き枕を ぎゅっと抱きしめましょう」
「少女の体は とても柔らかい 少女から とてもいい匂いがする」

主人公の気分をより強く味わえる大きな要因が
先ほど書いた抱き枕/毛布を使いながらプレイを進めていることです。
素の状態だと恥ずかしいとか白けると思うでしょうが
催眠に入りイメージ力が強化されている状態ならそれほど気にはなりません。
むしろその温かさが彼女の温もりをより強く感じさせてくれます。

プレイについては最初の約18分がキスや愛撫といった前戯にあてられています。
しかし2人が少しずつ心と体を通い合わせていく様子がとても初々しく
自分が若い頃に味わった甘酸っぱい気持ちを十分以上に呼び起こしてくれます。

「そうです 揉むときは 優しく 優しくですよ?」
「あんっ そんなところ はうぅ」

特に少女の裸体に初めて触れるシーンは
女性の扱いに慣れていないのを想定してお姉さんがレクチャーし
その結果可愛い声の少女が恥ずかしがりながら感じる姿が楽しめます。

プレイ中は適度に彼女のエロ可愛い喘ぎ声も聴けますから
雰囲気的なエロさと合わさってかなり興奮できます。
私もキスシーンあたりから股間の勃起が止まりませんでした。
彼女の存在や温もりが強く感じられたからだと思います。

「ズズッとおちんちんが おまんこの中に入りだす ゆっくりと ゆっくりと 少女はあなたを受け入れる」
最も盛り上がるのは2人が初めて繋がるSEXシーン。
緊張気味の主人公を少女が笑顔でリードしながら
おちんちんを少しずつ自分の体内へと導きます。
そして痛みを感じている彼女を今度は彼が慰めながら腰を動かし始めます。

聴き手側はおちんちんを手で握って腰を動かすスタイルになるのですが
ドライ慣れしている人なら無理に合わせずイメージだけで絶頂を目指すのもいいでしょう。
お姉さんもそれらについては聴き手の自由にしていいと言ってくれます。

最中に何度もカウントを数えながらおちんちんの感度を高め
その後訪れる射精の瞬間で得られた快感は格別のものでした。
肉体的な刺激はそこまで強くなくても精神的にはずっと満たされていたからです。
大好きな人と一緒に味わう最高のひと時を見事に演出しています。

このように、幸せな気分の中で射精する充実したエッチが繰り広げられます。



表現力の高さが光る作品
とろけるような甘い心地に浸りながら気持よくなれる良作です。

作品の全編をとことんまで甘く優しい言葉で表現し
聴き手が悪い気分を捨て、初体験気分を味わえるように導いています。
聴いてる最中は脳がとろけるような幸せな気分に浸れましたし
エッチでも興奮状態を維持しながらすんなりと射精することができました。
そして事後は心地よい余韻をいつもより長く感じることができました。

「あなたの中に広がる 温もりと幸せ 広がる 広がる どんどんと 広がっていく 心と体が 幸せに満ちていく」
それはいわゆる後戯の時間がたっぷりと用意されているからです。
本作品はエッチの後におよそ30分の添い寝パートが存在し
そこでは少女の寝息を聴きながらゆっくりと眠りに落ちることができます。

お姉さんは合間に軽めの暗示を入れてくる程度なので
催眠としての意味合いはそれほど高くもないのですが
幸せな気分で音声を聴き終える重要な役割を果たしています。
こういった部分からも癒しのパワーを強烈に感じました。

作品を聴き終えて一番最初に感じたのが
戸惑いや恥じらいといったエッチではややマイナスに働きそうな要素を
敢えてプレイに取り入れ、しかも機能させている表現力の高さ
です。

KUKURIさんは人外系のアブノーマル路線で有名なサークルさんですから
こういう至ってノーマルな作品はそれほど得意ではないだろうとの予想をしていました。
しかし共に初体験の2人が適度に責め手を切り替えながら
お互いがお互いを思いやりつつ気持よくなる様子は極めてリアルで
作品の世界にスッと吸い込まれていくような魅力を持っています。

プレイも2人が何をしているのか、何を感じているのか
そして聴き手にどんな感覚を伝えたいのかが綿密に描かれているだけでなく
催眠音声としてきちんと成り立つレベルでバランスが取られています。
簡単に言えば結構難しいことに挑戦し、うまく成し遂げているということです。
この部分に老舗サークルさんが持つ底力を感じました。

催眠は今まで以上に現代寄りにしてあって十分な個性があります。
テーマを見据えてかける言葉を極力柔らかくしているから嫌な感じがせず
その結果催眠を受け入れやすい環境もできています。
声に従わされるのではなく自分から受け入れたくなる気分にさせてくれます。

エッチはプレイはかなりソフトなのですが雰囲気が飛びぬけていいです。
社会に出てから久しく失っていた異性に対する新鮮さを取り戻してくれたような思いです。
淫語と喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音ごく僅かです。

催眠音声としての完成度の高さ、テーマのレア性や大衆性を踏まえて
今回は以下の点数とさせていただきました。
初恋気分を味わいたい人、心に潤いを求めている人だけでなく
その作風からKUKURIさんの作品を今まで敬遠されていた人にも強くお薦めします。

CV:東めぐみさん
総時間 1:29:19


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点

初恋少女
体験版はこちらにあります

追記
本作品は現在DMMのみで取り扱っています。
そのうちDLsiteでも出ると思うのですがいつになるかはわかりません。

2015年4月26日追記
DMMの作品ページがうまく表示されない場合は当記事のコメントをご覧ください。

2015年4月27日追記
DLsiteでも発売開始しました。
「初恋少女」

2015年5月2日追記
サークルさんの事情によりDLsiteでの販売が終了しています。
期間限定販売だったそうですから今後はDMMのみになると思われます。

2017年2月14日追記
DLsiteでの販売が復活していたようです。

シストラ!

サークル「フラワー症候群」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、お兄ちゃんに密かな恋心を抱いている妹が
催眠を使って彼を癒しながら自分の想いをぶつけます。

「今までとは違った催眠音声」をテーマに、2人の共感覚性を重視しながら
彼女はこちらにも積極的な協力を求める形で催眠をかけてくれます。
また初心者でも催眠をより楽しめるようにと
冒頭に十分な時間を取って催眠のレクチャーをする、といった特徴も持っています。



大好きなお兄ちゃんを癒すために
妹に催眠をかけられてからラブラブなSEXをするお話。

「こんばんは お兄ちゃん」
妹は明るくて可愛い声の女の子。
日々の生活を頑張っているお兄ちゃんに優しい言葉をかけると
彼の心身を癒すために催眠をかけ始めます。

フラワー症候群さんは様々なテーマや催眠の手段を持つサークルさんなのですが
その作品の多くは女性主導で催眠やエッチをするスタイルで統一されています。
しかし本作品は彼女とのSEXをよりリアルに味わってもらうために
彼女と様々な部分を共有しながら一緒に絶頂を目指すよう作られています。

具体的には彼女の気持ちを暗示を使ってこちらへそのまま伝えてきたり
主にエッチシーンで一緒に声を上げる、といった感じです。
いわゆるシチュへの没入感を重視している作品ですから
多少の声を出しても大丈夫な環境で聴くのが最も望ましいです。

本作品のもう一つの大きな特徴は初心者を非常に強く意識していること。
それを反映するかのように、妹は本格的な催眠を始める前のおよそ10分間を
催眠そのものの説明や音声を聴く際の心得にあてています。


「ダイエットしようって心に決めた でも 三日坊主で終わっちゃう それは 無意識である潜在意識が『別にダイエットなんてしなくていいじゃない』って思ってるからなんだよ」
今回のお話のテーマは「意識と無意識」。
人間の心の9割を占めると言われている無意識の強さを
具体的な例を挙げながら説明するとともに
それを改善する一つの手段として催眠が存在することを教えてくれます。

催眠の入門書に書かれているような割と真面目な内容ですので
催眠自体に興味の無い人にはちょっと難しく感じるかもしれません。
しかし催眠を知ることで催眠に入りやすくなる、といったメリットがあるのも事実です。
聴き手が催眠を受け入れる心の準備をするのにも役立っています。

その後に行われる本格的な催眠はおよそ23分間。
3分程度深呼吸をした後、自分が森の中にある湖に浮かんでいるのをイメージし
彼女が数えるカウントに合わせて少しずつ湖底へと沈んでいきます。

「数を数えれば数えるほど お兄ちゃんの意識は沈んでいく 力が抜けていく」
だいたい5カウントごとに軽めの暗示を入れてくるのですが
事前のお話と適度な深呼吸によってある程度リラックスしていることもあり
なんだか眠くなるような気分が湧いてくるかもしれません。

催眠音声では「沈む」「力が抜ける」「体が重い」みたいな暗示を
催眠法に合わせて意識的に繰り返しながら入れてくるケースが多い中
本作品は全編を通じて様々な暗示を散発的に入れてくる傾向が見られます。
ですから聴いた結果得られる感覚に結構な差が出るでしょう。
私の場合は主に眠気で体の脱力感はそれほどありませんでした。

「私はお兄ちゃんが好き お兄ちゃんは 私が好き 私はお兄ちゃんを愛してる お兄ちゃんは私を愛してる」
そして適度な深さの催眠に入ったところで
彼女は自分の心の内に秘めていた彼への想いをストレートに伝えながら
聴き手にもそう感じてもらえるよう同意を求める形で語りかけてきます。

「好き」「愛してる」などの心が浮かぶ言葉を浴びるほど言ってくれますから
それだけでも自然にいい気分になるのを実感するに違いありません。
彼女に従って小さくでもいいから口ずさんでみるとより強く実感できるでしょう。

彼女の言いなりになるのではなく、より多くの感覚を2人で共有する。
作品のテーマに沿った催眠が繰り広げられています。

冒頭でのラポール(信頼関係)の構築にかなり力を入れ
そこから先は古典的な催眠法を中心に使用しながら催眠状態を深めてくれます。
深呼吸を適度に挟んでリラックスしやすい環境を作り上げたり
湖に沈むイメージに物理的な深さを絡めたカウントを刻むなど
聴き手が催眠に入りやすくなるよう考えられているところが非常に印象的でした。

ですが例えば序盤に行う深呼吸のシーンでは
聴き手が息を吐くのに合わせて暗示を入れたほうが効果的なのに
なぜか吸う時にのみ入れていたり
シーンごとのカウントの数え方に違いが見られなかったりと
技術的に改善したほうが良いと思われる部分もちらほらあります。

先ほど述べた「暗示の入れ方が散発的」という点も合わせると
人によってかかり具合にそれなりの差が出るものと思われます。
どちらかというと催眠慣れしている人のほうが楽しみやすいでしょう。
それでも深い催眠状態まで入れる人はあまりいないと思います。



手を動かさない珍しいスタイルで行うエッチ
エッチシーンは20分ほど。
プレイは全身舐め、キス、SEX(騎乗位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフは一応有りになります。

「じゃあ 私が言葉の前戯してあげるね」
催眠を使ってお兄ちゃんを自分の虜にした妹は
もっと幸せになってもらおうと彼の全身を舐め始めます。

エッチは最初の7分ほどを全身舐めのイメージによる感度強化に費やし
その後彼女とのSEXへと移ります。
ここでも2人の幸福感や快感を一緒に味わうシーンが多いですから
一方的に指示されるM向けのシチュに抵抗を感じていた人でも無理なく楽しめます。

「お兄ちゃんの乳首が勃起して硬くなっている 興奮している証拠 舌の先で突くと 背筋がゾクゾクしてくる」
全身舐めは乳首、首筋、脇の下、唇など比較的敏感な部位を
敢えてちゅぱ音を鳴らさず声だけで感じさせようとしてきます。
そんなわけであんまりエロくはないのですが
甘い声やあまあまな雰囲気でなんとなく体が火照る人もいるでしょう。

「好きが唇から伝わってくる 好きが体を震え上がらせる 好きが体を興奮させる キスは唇から 好きは全身に」
そして彼女はここでも自分の好意をストレートな言葉で伝えてきます。
可愛い声で何度も「好き」と言われて悪い気がする人はいません。
その気持ちが知らず知らずのうちに伝わり、心に温かさをもたらします。

メインのプレイとなるSEXは事前におちんちんを手で握り
彼女の「1、2」の掛け声に合わせて腰を突き上げる
珍しいスタイルです。
そんなに激しく動かしませんが多少は体力を消耗するでしょうね。

「お兄ちゃんは 私を犯す喜びに全身が火照っていく セックスの気持ちよさに 病みつきになってくる」
もちろん妹も主に声を使って射精を応援してくれます。
物理的な刺激、暗示による気持ちの高まり、そして実の妹を犯しているシチュ。
様々な要素が絡み合って射精しやすい環境を作り上げています。

催眠音声なので無意味に喘ぎまくったりはしないのですが
腰の動かし方に気をつければ射精するのはそんなに難しくはありません。
快感の度合いについても普段よりは多少気持ちいいくらいに感じられました。

このように、妹との一体感を重視したエッチが繰り広げられます。



幸せを感じながら気持よくなれる作品
妹に犯されるのではなく一緒に気持よくなるシチュと
彼女が放つ様々な愛の言葉が心と体を幸せにしてくれる作品です。

彼女は元々自分が持っていた「好き」という感情を
催眠を使って聴き手にも伝播するよう働きかけてきます。
おかげで最初は赤の他人だった彼女に対して
エッチシーンに入るころにはそれなりに良い印象を抱いているでしょう。
そして好きな相手だからこそエッチでより盛り上がりやすくなります。

「好き好き 大好き 本当に好き 誰よりも好き 世界で誰よりも好き」
作中で彼女自身の気持ちや感覚を描写しているシーンが比較的多いのも
この共感覚性を楽しんでもらうための配慮なのでしょう。
催眠音声は聴き手視点で描写したほうが楽しみやすかったりもするのですが
この作品は奉仕や調教ではなく愛し合うことをコンセプトとしていますし
彼女側の視点に立つことも重要だと思います。

そんな色々と考えられている作品なのですが、催眠が・・・うーん。
先ほど挙げた箇所以外にも改善したほうが良いと思われる部分がいくつもあります。
骨組みはいいんだけど細かい気遣いが及ばなくて入りにくくなってる感じです。
私がそこそこの深さだったので、皆さんだともう少し浅くなるかもしれません。
他の催眠音声以上にかかり具合にムラがありそうです。

エッチはプレイをほぼSEXに絞込み濃度を上げています。
近親相姦モノなのですが愛情や気持よさを前面に押し出しているため
ブラックな気分や背徳感はそんなに湧いてこないでしょう。
淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

テーマの奇抜さ・面白さと催眠音声としての実用性を考えた結果
今回は以下の点数とさせていただきました。
兄妹愛を描いた誰でも聴ける雰囲気の作品ですので
癒しを得たい人やハードなプレイに疲れた人にお薦めします。

CV:東雲沙紗さん
総時間 1:00:38


オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

【バイノーラルマイク収録】囁き・耳かき・添い寝・隠れ宿 夢見亭 葵

サークル「ristorante」さんの同人音声作品。

エロよりも癒しに特化したサービスを楽しませてくれる専門店「夢見亭」。
その第3作目は上品で献身的な小町がおよそ2時間に渡り
耳かき、添い寝、エッチなどの様々なサービスをお届けします。

作風通り非エロのサービスに1時間以上もの時間が割かれており
その中で王道的なものからあまり見かけないものまで
それぞれに十分な時間を取りながらゆっくりと丁寧に行い癒しを与えます。



礼儀正しいけど積極的な小町
夢見亭の小町「葵(あおい)」から様々なサービスを受けるお話。

「本日は 遠路はるばるお越しいただきいたしまして 誠にありがとうございます」
葵は上品で優しい声の女の子。
お店にやってきた主人公に丁寧な言葉遣いで挨拶すると
緊張気味の彼を解きほぐすために近づいて優しい言葉を囁きます。

本作品は大きく2つのシーンに分かれており
前半はこういうお店に慣れていない主人公との親密度を上げようと
葵がエッチなサービスや耳かきをする様子
後半はすっかり打ち解けた2人がお風呂でのんびり過ごした後
より濃厚なエッチをしてから一緒に眠りにつく様子が描かれています。

エロと非エロのパートが混在している珍しい作りをしているため
当サイトでも作品の流れに従いながら紹介をしていきます。

内容の方は41分程度のエロに対し、非エロが64分といった感じに
癒しのウェイトをやや重くしています。
エッチについてもハードに抜くのではなく少しずつ気持よくなるプレイが多いため
女性に奉仕される幸せに浸るリフレッシュ的な色が強いです。
ですので基本的には癒しを求める人にかなり向いている作品と言えます。

「心も体も 硬くなってる部分は 私が 優しくほぐして差し上げますから」
今回お相手を務める葵はお嬢様のような気品を感じる女性。
全編を通じて非常に丁寧な言葉遣いを心がけながら
主人公のリクエストに応える形で誠心誠意尽くそうとします。

声や言い回しが上品なので最初のうちはよそよそしさを感じるかもしれません。
ですがお話が進むにつれてだんだんと彼女自身も肩の力が抜け
悪乗りしたりつい本音を漏らす女の子らしい部分も見せるようになります。
この物語の進行に伴う2人の親密度の変化も癒しを与えてくれます。



耳かきを中心に心身を解きほぐしてくれる前半
前半部分は3パート44分ほど。
最初に手コキからのフェラで1回射精してから耳かきに移り
仕上げに耳を舐めながらもう一度手コキで抜きます。
エッチ単体での時間は約17分。
手コキの際にややリアルな効果音が鳴ります。

「どうでしょう? この後私に何をされても もう あまり恥ずかしいことはないでしょう?」
いきなりエッチが来るのはかなり珍しいと思われるでしょうが
葵としては主人公がここまで緊張している状態だと
この先のサービスを行ったとしても十分に癒されないだろうと判断してのことです。
その証拠に彼女はプレイをしながら自分にすべてを委ねるよう呼びかけてきます。
お淑やかだけど積極的な彼女らしさが窺えるパートと言えるでしょう。

プレイについては掴みなこともあってあまりエロエロには振舞わず
比較的ゆっくりとした音を鳴らしながら責めてくれます。
耳かき後に行う手コキパートも抜きに使うにはパワー不足に感じますし
あくまで親密になるための手段あたりに留まっています。

メインのサービスである耳かきは16分ほど。
膝枕の体勢で右→左耳の順に耳かき棒のみを使って
耳の外、穴の入り口、穴の奥をお掃除します。
仕上げに息を吹きかけることはありません。

耳かき棒は耳の外では「ずりー ぞぞっ」と乾いた軽い音
穴の中では「ぞりっ ずずっ」と入り口に比べて低く力強い音
穴の奥になると「すりすり くしゅ」と再び軽めの音になる、といったように
お掃除する部位に応じて効果音がきっちりと変化します。

他のサークルさんの素材を使用しているおかげで効果音の質も高く
中でも穴の中を掃除するときは耳のあたりにこそばゆい刺激が感じられます。
動かし方についても奥に行くほど小さくゆっくりと掻き出すようになりますし
様々な部分がリアルな質の高い耳かきと言えます。

「お客様の大きいの 私が抜いて差し上げますから… 気持ちよく抜いてしまいましょうね」
耳かき中の葵は手を動かしながら語りかけてくることが多く
その声の近さから彼女に実際にされているような温もりが感じられます。
上のセリフのようにちょっぴりエッチな言い回しをしてくるシーンもあったりと
2人の心の距離が少しずつ近づきつつあるのもわかります。

よく話すといっても囁くような弱めの声がほとんどですから
聴いててそこまでうるさく感じることはないでしょう。
私も聴いてる最中このパートは特に眠くなるのを感じました。
彼女なりのやり方できちんとリフレッシュを促してくれています。



葵が安らげる存在に感じられる後半
後半部分は4パート67分間。
露天風呂に入って寛いだ後部屋に戻ってSEXをし、最後に眠りにつきます。
エッチ単体での時間は約24分。
SEXの際にややリアルな効果音が鳴ります。

「うふふっ どうでしょうか? 部屋に常設されている 個室露天風呂にしては なかなかいいものでしょう?」
露天風呂での最初のサービスはシャンプー。
「ぱちぱち ぷすぷす」と泡を撫でるような音を左右別々に鳴らしながら
およそ6分間に渡って洗った後、水で流します。
2人とも裸になっているようですがエッチな表現は特にありません。
ちなみにお風呂のシーンはバックで常にお湯の流れる音が鳴り続けます。

音自体は比較的リアルかな?とも思えるのですが
時間が短いのに加えて結構ノイズが入っているため
耳かきに比べると品質はイマイチというのが正直な感想です。
効果音もループで位置が大きく移動することもありません。

どちらかというと露天風呂のメインはその後の晩酌パートでしょう。
ここではすっかり打ち解けた2人が月を見ながらのんびり語らいます。

「こうして ぴったりと肩を寄せ合いながら 心も委ねあって なんて心地のいい時間なのでしょう」
2人で一緒の湯船に入りお互いの杯にお酒を注ぐ様子は
冒頭の緊張しきっていた2人とはまったく異なり親密そのもの。
お話の内容も他愛も無いものが多く落ち着ける雰囲気が漂っています。
最初は自分がリードしようと頑張っていた葵が
主人公を信頼し、逆に寄りかかるように変化していくところも面白いです。

そして様々な準備が整ったところでようやく2人は結ばれます。
プレイ自体は最初から騎乗位で繋がるオーソドックスなものなのですが
最中は葵がずっとキスをしながら腰を打ち付けるおかげで雰囲気がとても甘く
まるで恋人同士になったかのような幸せな気分が味わえます。

「今度は こうして ぎゅーっと お互いの体の温もりを感じながらいたしましょうか」
今までは割と控えめだった彼女もここだけはとっても積極的。
「ぱん ぱん」と肉のぶつかり合うような音をリズミカルに鳴らしながら
甘い言葉を囁いたり何度も唇を重ねてくるのに加えて
主人公が一度射精を迎えた後もそのままプレイを続行し、再度の射精を促します。

連続射精を目指す比較的ハードなプレイなのですが
彼女が強引に追い込むのではなく彼の求めに応じてやっているだけですから
本作の癒しの雰囲気を損なうものではありません。
2回戦は彼女の喘ぎ声が多くなって1回戦よりずっと興奮できます。

このように、親密度に応じて内容が変化するきめ細かいサービスが繰り広げられます。



癒しのパワーに満ちた作品
ここまで何度も書いてきたようにかなりの癒し効果が見込める作品です。

落ち着いた上品な言葉遣いや佇まいの葵、十分な時間を取った様々なサービスなど
作品を構成する主要な要素がどれも癒しやリフレッシュに収束しています。
耳かきや一番最後に登場する添い寝はいずれも長い時間が取られていますし
癒し系の王道的なサービスを好む人ならまず満足できるクオリティを持っています。
シャンプーや露天風呂については効果音の関係で難しいところもあるのですが
泊り込みの専門店ならではの個性に繋がっているとは思います。

「よしよし いいこいいこ うふふっ 可愛いですわね」
ちなみに前項で説明できなかった添い寝パートは
葵が左手に寄り添って抱き寄せながら頭を撫でてくれます。
ここだけは他に比べて彼女の態度が一気に砕けたものになりますから
彼女の女性としての魅力を感じながら眠ることができるでしょう。
眠りを妨げない囁き声も耳に心地いいです。

対するエッチに関しては全体的にプレイ内容がソフトなことや
淫語と喘ぎ声のボリュームが少ないことからやや押しに欠けます。
一応効果音+ちゅぱ音など複数のエッチな音を鳴らして頑張られてはいるのですが
雰囲気的なエロスが足りなく感じるため
サークルさんの他の系列作品のようなエロさを期待すると肩透かしを食らうでしょう。

中でも最も盛り上がるSEXシーンで前戯一切無しに挿入していること
挿入シーンが短い&ループ音なこと、1回戦の最中葵がほとんど乱れないことなど
純粋な抜きを意識した場合に首を捻る部分がいくつかあります。
ここに持っていくまでのストーリーがしっかりしていただけに
ちょっともったいないと言いますか、消化不良な印象を受けました。
くちゅ音それなり、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこです。

専門店ならではの静かで落ち着ける雰囲気が漂っている作品です。
約2時間で1000円とコスパに優れていますし
耳かきなどの癒し系作品を好む方なら十分な満足度が得られると思います。

CV:小粋さん
総時間 本編…1:56:27 おまけの寝息ループ…12:27


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
コスパで+1してあります。

世話好きな彼女。

サークル「添音亭」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

前作「Fall in dream」からおよそ3ヶ月半ぶりの新作となるこちらは
風邪を引いた主人公を彼女が優しく看病する様子が描かれています。

サークルさんの一番の持ち味とも言えるハイクオリティな効果音を使いながら
彼女が身の回りのお世話をする様子を必要最小限のセリフのみで演出しています。
また今回はパートごとに彼の体調が回復していく時間の概念も取り入れており
心配そうにしていた彼女が次第に安心し、いつもの姿に戻っていく様子も癒しを与えます。



不摂生な彼氏を看病する家庭的な彼女
彼女に風邪の看病をしてもらうお話。

「あ もしもし 具合どう? 大丈夫?」
彼女は明るくて穏やかな声のお姉さん。
病気で寝込んでいる主人公の家にお見舞いにやってくると
泊り込みで食事など身の回りのお世話をします。

本作品は起きることもできない彼に
彼女が心配そうに声をかけたりご飯を食べさせてあげる初日と
その次の日、病気が快方に向かっている彼と一緒にご飯を食べたり
耳かきや添い寝のサービスをしてあげる2日目に分かれています。

内容が一部重複しているところもあるのですが
主人公の容態に大きな違いがあるおかげで
サービスのスタイルや彼女の態度・セリフも大きく変化します。
癒し系作品でありながら時間の流れを取り入れているところが大きな特徴です。

もちろんサークルさんが創設以来こだわられている効果音や環境音も健在。
今作では全編を通じて時計の音をバックに絶えず流しながら
諸々の行為を効果音のみで表現するシーンがいくつも登場します。

音の質だけでなく位置や距離についてもきっちり考えられていますから
まるで彼女が実際にそばにいてくれているかのような体験が味わいやすいです。
また総時間に対するセリフのボリュームがかなり少ないことを考えると
安眠特化であり音フェチ向けでもある作品と言えます。
その静かで落ち着いた雰囲気が自然な安らぎを与えてくれるでしょう。



時が経つにつれて変化していく情景と彼女の様子
初日のシーンは2パート16分間。
事前に電話をかけて主人公の様子を確認してから
彼女は泊まりの道具と料理の材料を揃えてやってきます。

ここでは台所で水枕や卵粥を作る様子がすべて効果音で演出されており
右手のやや遠い位置から水を流したり卵をかき混ぜる音が聞こえてきます。
時間が夜なこともあって家の周りもとっても静か。
おかげで今だけ時間がゆっくり流れているかのような感覚が湧いてきます。

「しょうがないな・・・ 今日は体調悪いから 特別だからね はい あーん」
彼女は彼とは長い付き合いのようで、日ごろの不摂生ぶりを心配しながら
お粥を1杯ずつふーふーしながら食べさせてあげます。
男性からすれば恥ずかしくもあり嬉しくもあるシチュですね。
自分のことを親身になってお世話してくれるその姿が心を潤します。

続く2日目は3パート67分間。
昼過ぎまで熟睡してすっかり体調が良くなった主人公と
彼女が今度は同じテーブルで向かい合いながらうどんをすすったり
リンゴをその場で切って差し出したりします。
ちなみにここでは時計の音以外に鳥の鳴く声などの環境音がほのかに流れます。

「お礼なんていいよ 好きでしてるんだし ずっとここにいるから 安心して休んでて」
食事中に食生活に関する注意をするシーンがあるものの
彼女は昨日と同じくとってもあまあま。
元々家庭的な女性のようで病気が治りつつあることに安心しながら
大好きな人と2人きりでいるこの瞬間を心から喜んでいる節が窺えます。
少しずつ普段の態度に戻っていくこの変化が面白いですね。

食事の後に行う耳かきは17分ほど。
膝枕の体勢で耳かき棒のみを使い、右→左の順にお掃除
最後に1回ずつ息を吹きかけるシンプルなものです。

耳かき棒は「ズリー ジッジッ」っとやや尖った軽い音が使われており
下から上へ、あるいはその逆に短いストロークを描きながら掻き出していきます。
耳の外側とか穴の奥といった部位の違いを設けていないところが少々残念ですが
音や動き自体は十分にリアルと言えるでしょう。

特に耳かき音をゴリゴリとした耳に響くものにせず
軽くくすぐる程度の刺激の少ないものにしているのがいいですね。
本作品は聴きながら眠ることを強く意識した作りになっていますから
眠りを妨げないようにとかなり優しい音で統一されています。

「やっぱり ご飯を美味しく食べられるのって 幸せだと思うんだよね」
また最中の彼女は緩やかな呼吸音を漏らしていることが多いのですが
普段の恋人同士が交わす他愛も無いやり取りも時折入ります。
それは彼女が彼の体調に対して一定以上に安心していることを意味します。
状況の変化に応じてセリフの質を少しずつシフトさせている演出も見事です。

「やっぱり来てよかった」
そして最後のパートは彼女に右に寄り添われながら眠りにつきます。
サークルさんの過去作同様ほとんどセリフが無く彼女の寝息だけが聞こえ続けます。
完全に寝るために聴くパートですからこういう演出も十分ありでしょう。

このように、音・サービス・セリフを上手に使いながら看病の様子をリアルに描いています。



優しさが心に染み入る作品
聴いてるだけで胸のあたりにぽっと明かりが灯る温かい作品です。

彼女が料理を作ったりそばにいてくれる様子を
バイノーラル録音による多種多様な音を使って感じさせてくれます。
そして合間に入る彼女の心配そうな、あるいは安心したセリフが
作品全体の雰囲気をより温かいものへと変化させています。

実際に聴いてみると他の作品に比べて無言の時間が結構多いです。
ですが彼女に存在感が無いとはちっとも思いません。
それは諸々の音を発しているのが彼女自身だからです。

そして音声作品の弱点とも言える説明的なセリフを排しているからこそ
物語の世界がいつも以上にリアルに感じます。
桃色CODEさんなどの音に強いサークルさんだからこそできる特徴的な演出です。

「寝込んでるときって なんとなく心細くなるもんね ずっとここにいるよ」
さらに作中で発せられるセリフが少ないからこそ
1つ1つに重みと言いますか、彼女の素直な気持ちがにじみ出ています。
彼女は滅多に病気にならない彼が倒れたことを心から心配しており
看病の最中は彼を安心させようとする言葉を何度も投げかけます。
その温かい声も相まって心がじんわりと温かくなるような思いがしました。

安眠効果については最後の2パートが効果音のウェイトを特に重くしてますから
それらを聴きながら眠るのがいいでしょう。
一番最後のおやすみパートは本当に心安らかに眠ることができます。

癒しに関する様々な要素をバランスを取りながら組み合わせている作品です。
安眠特化な仕様ですのでそれ目的で聴くのが一番なのですが
リアルで辛いことがあったなど、心に潤いを求めている人にもお薦めします。

CV:浅見ゆいさん
総時間 1:24:17


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

↑このページのトップヘ