同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

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催眠音声-ハニーベル

サークル「帽子屋」さんの催眠音声作品。

同サークルさん初の男性向けとなるこちらの作品は
あまあまな声のメイドが長時間に渡る催眠を施してから
ドライ・セルフ両方の要素を交えたエッチでスッキリさせてくれます。

マッサージをしながら催眠誘導を行ったり、ベルの音に暗示を込めて感覚を操作するなど
タイトルを強く意識した個性的な催眠が繰り広げられているのが特徴です。
全編を通じて彼女が至近距離から語りかけてくるシーンが多いのもポイント。
バイノーラル録音ならではの臨場感満点な声や息遣いが安らぎと興奮を与えてくれます。
音を使った癒しのプレゼント
メイドに催眠をかけられてから2種類のエッチを楽しむお話。

「失礼します ご主人様 まだ起きていらっしゃいますか?」
メイドは明るくお淑やかな声のお姉さん。
依頼されていたベルの修理が終わったことをご主人様に告げると
お疲れな様子の彼を気遣って催眠術をかけてあげます。

作品の前にサークルさんについての説明をさせていただきますと
帽子屋さんは主に女性向けで活躍されており、現在のところあちらでは2作品がリリースされています。
そして中の人は今年2月に発売された「ツインズ」を手がけた方ですから
男性向け処女作だからと言ってクオリティが低いといったことはまったくありません。
少なくとも私は大手のサークルさんたちと肩を並べる実力を持っていると考えています。
無料だと「ヤンデレ後輩催眠2」が有名ですね。

本作品はメイドがご主人様に癒しを提供するのを目的に
セリフ以外の要素、具体的にはマッサージと効果音を織り交ぜながら催眠やエッチを進めています。
いわゆる音モノ作品の側面をそれなりに持っており
心地よい音の数々を聴きながらゆっくりと催眠に入っていく感覚が味わえます。

催眠は3パート43分間と長め。
まずはメイドが全身をいくつものパーツ分けてマッサージをしていきます。

最初に行う右腕は手の甲、手のひら、小指から親指にかけて、それから徐々に肩へと
およそ13分もの時間をかけて本当にゆっくりとマッサージをしてくれます。
マッサージらしさを出すために彼女が手を動かす際には水分控えめの水音が鳴るなど
癒し系の同人音声に近い演出がされているのも特徴です。

「右手が解れて 気持ちよくなっていくと 意識もだんだん ぼーんやりしてきますよ」
そして彼女は節目節目で体が温かくなったり心地よさを感じる暗示を入れます。
ここはまだ準備段階なので暗示のボリュームはそこそこに、リラックスを重視している感じなのですが
彼女の声の近さや温かさにも触発されて体が次第にぽかぽかしてくるのを感じます。
右腕が終わった直後に左腕との体温の差を実感するでしょうね。

十分すぎるほどリラックスできた後はいよいよ催眠状態を深めていきます。
ここではタイトルにもなっているベル以外にも時計の秒針や鐘の音が登場し
それぞれをしっかりと聞かせながら言葉を交えてイメージを心に焼き付けていきます。

「ベルが鳴ると 安心する 安心すると だんだん穏やかな気分になってくる この音を聞いているのは心地いい 私の声を聞いているのも 心地いい」
「カチ コチ カチ コチ 少しずつ 小さくなる カチ コチ カチ コチ 意識も うすくーくなっていく」

「チリリン」と風鈴っぽいベルの涼やかな音、「カチ コチ」とリズミカルに刻まれる針の音
そして「ボーン」と懐かしさを感じる鐘の響き渡る音。
どの音も耳に優しく、マッサージの効果も手伝って途中で眠ってしまいたくなるほどに安らぎます。

終盤に差し掛かるとメイドのセリフが一気に減り
これらの音だけで半覚醒状態と催眠状態を往復させる変わったシーンもあったりと
「音」を最大限に活用しながら催眠を深めてくれます。

前半をほぼマッサージ一本に絞り十分すぎるほどのリラックスを味わわせた後
テーマの音に暗示を絡めて催眠を深めるシンプルながらも個性的な催眠です。
ご主人様に癒しの気分を得てもらうのを目的に、まずは催眠っぽさを控えた形で体全体を脱力してから
少しずつ暗示のボリュームを増やすことで聴き手がより深い催眠状態に入れるよう導きます。

おそらく前半は体の火照りや眠気が湧き、後半はそれに加えて体の重さを感じるようになるでしょう。
短時間で一気に転げ落ちるように深化させていたツインズに対し
本作品は催眠に不慣れな人でもついていけるようにとゆっくり、じっくり進めています。
音についてもそれぞれが元から持っている性質を活用しながら使い分けてますし
特に鐘の音を聴いた際に全身に軽い電流が走るのを感じるのではないでしょうか。

まとめますと、大きな癒しを感じながら結構な深さの催眠状態に入れる催眠です。
雰囲気もあまあまで本当に誰でも聴けるとっつきやすさがあります。

ちなみにこの催眠は体験版にまるまる収録されています。
興味を持った方はここだけでも是非聴いてみてください。
音に感度を操作される快感
エッチシーンは3パート39分間。
プレイは乳首責め、耳舐め、手コキ、フェラ、SEX(騎乗位)、キス、オナニーです。

手コキとSEXの際に比較的リアルな効果音が鳴ります。
セルフ・ドライ両方の絶頂形式が登場します。

「今のご主人様は 特別な状態ですから 私の言うことを すべて受け入れられますよ それを 今から体験していただきますね」
ご主人様をエッチに没頭できる深い催眠状態へと導いたメイドは
その確認として新しいベルの音を鳴らしながら彼の感度を上昇させます。

エッチは最初の「性感強化-特別なベルの音」パートで感度を上昇させてから
彼女のリードでドライ→セルフの順にプレイを行います。
ドライとセルフはどちらか片方を聴くのがデフォルトですが繋げてもいいそうです。

「肌の表面がピリピリ痺れたり じわーっと温かくなるような そんな感覚が 広がっていきます」
「性感強化-特別なベルの音」パートで使われている音は、先ほどのベルを豪華にした感じの効果音。
それをセリフの合間に鳴らしながら体の熱が高まる暗示を入れていきます。
催眠パートで生まれた熱をそのまま活用しているだけに
体にヒリヒリ、ピリピリとした熱さを感じるかもしれません。
私の場合は背中でしたが、湧いてくる場所はおそらく人によってまちまちです。

続くドライパートは2部構成。
1回戦は手コキをしながら感度上昇のベルを使って
2回戦は純粋に彼女とSEXをしながらドライオーガズムを目指します。

「今ご主人様を気持ちよくできるのは 私だけですから いーっぱい気持ちよくなってくださいね」
ドライ・セルフ両パートに共通して言えるのはメイドの声が非常に近いこと。
引き続き優しい態度で密着しながら熱っぽい声で暗示を入れたり
SEXの際は一緒になって荒い吐息を漏らします。

野上さんのバイノーラルは現在においてトップクラスのクオリティを持っており
興奮した際の荒い息遣いは生暖かさまで感じられるほどにリアルです。
催眠音声なのでストレートなエロ要素はやや控えめなのですが
彼女の声が生み出す温もりや一体感がそれを十分以上に補っています。
簡単に言えば雰囲気がエロいってことです。

「背筋が痙攣して全身が痺れる! 頭が真っ白になるくらい気持ちいい」
1回戦は正統派の催眠音声に近いプレイ。
中央やや離れた場所で手コキ音を鳴り響かせながら
至近距離で囁いたり、耳を舐めたり、ベルの音を鳴らして更なる感度上昇を促します。
中でも終盤に鳴り始めるベルの音が強烈で、股間が急激に熱くなるのを感じるでしょう。
音でイかされる不思議な体験が味わいやすいプレイです。

「私が舐める音で 頭の中がいっぱいになって 意識が全部塗りつぶされて 気持ちいいっ」
対する2回戦は同人音声におけるエッチに近い内容。
軽いフェラでおちんちんを湿らせてから彼女と一つになります。
ベルの音が一切鳴らない代わりに彼女の激しい乱れっぷりが楽しめますから
先ほど説明した密着感を楽しみたい人には一番お薦めできるシーンです。
フェラ・耳舐め・キスのちゅぱ音も艶があり彼女の愛を感じます。

「なぞるたびに 触れた部分が甘く痺れて その快感が少しずつ 乳首に向かって集まってくる」
「もどかしい 手を動かしたい いじりたくて堪らない」

最後のセルフパートは彼女の指示に従いながらオナニーするオナサポ色の強いプレイ。
カウントを刻みながら感度が高まる暗示を入れたりベルの音を鳴らしながら
適度に休憩を挟む形で少しずつ射精感を高めていきます。

ドライパートに比べると彼女が若干意地悪に振舞ってくれますし
ややMくらいの人が一番楽しめるんじゃないかなと。
といっても寸止めや言葉責めは無く軽く焦らす程度のソフトなものです。

このように、シーンごとに違った特徴を持つプレイが繰り広げられています。
幸せを感じながら気持ちよくなれる作品
全編を通じて感じられる彼女の優しさに心も体も大いに癒される作品です。

メイドは仕事で疲れたご主人様を癒すための手段として
まずは入念にマッサージをしてから本格的な催眠を施し始めます。
マッサージをベースに軽い暗示を入れてリラックスを促してくれるため自然な癒しが得やすく
聴き手がより暗示の受け入れやすい環境を無理なく作り上げています。

その後の深化についても音を織り交ぜている分、暗示だけの時よりも柔らかさがあります。
催眠の目的を考え、それに適した素材選びがされているからこそ癒されるのです。

「お休みなさいませ ご主人様 大好きですよ」
そして何より癒しを感じるのはやはりメイドの存在です。
彼女は相当に付き合いが長いのか、ご主人様に対してもそれほど堅苦しい態度を取らず
親しい友人に対するように柔らかい物腰で接します。

声そのものの柔らかさと温かさ、かける言葉の優しさ、慈しむような親しみを込めた態度。
これらが生み出す雰囲気にもとても落ち着くものがあります。
バイノーラル録音の長所を活かした距離の近さや声のリアルさも手伝って
人恋しい思いをしている人ほどホッとする気分がするのではないでしょうか。
すべての要素が良い形で癒しに収束している作品です。

催眠は序盤のマッサージの入念さが最も印象的でした。
多くの催眠音声では深呼吸や分割弛緩と言うと準備運動的な意味合いが強いのですが
本作品ではそこに十分すぎるほどの時間を割いて心身をしっかりと解きほぐしてくれます。
内容もリアルな効果音を交えた本格的なものですし
最中に入れる暗示のボリュームを減らす反面、方向性を統一して上手に感覚を操作しています。

エッチは個人的にはドライの1回戦目が最も楽しめました。
作品のテーマとも言える「音」を使ってじりじりとエッチな気分を押し上げてくれます。
耳舐めは全パート合わせて15分くらいです。
くちゅ音それなり、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこです。

女性に優しくされる幸せに浸りながら気持ちよくなれる作品です。
癒しを求める人、変わった催眠を聴いてみたい人に特にお薦めします。

CV:野上菜月さん
総時間 1:36:50

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
コスパのよさを考えて+1してあります。

2015年7月11日現在、DLsiteの体験版はchobitのみです。
ダウンロードを希望される場合はサークルさんのサイトからご利用ください。
http://boushiya.net/top.html

2015年7月12日追記
DLsiteでも体験版がダウンロードできるようになりました。

2020年7月27日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/83515431.html

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの無料の催眠音声作品。

「父(乳)の日」にちなんで2011年からこの時期に毎年公開されている「ちちのひ」シリーズ。
その第5弾にあたる本作品は、穏やかなお姉さんが催眠とエッチで幸せなひと時を提供します。

催眠・エッチいずれも無料とは思えないほどの高いクオリティを持っており
彼女は様々な暗示で心に幸せな気分を湧き上がらせながら
乳首の感度を上昇させることで乳首オナニーの素晴らしさを教えてくれます。

本作品はプレイの最中で紐を体に巻きつける指示が出ます。
簡単なものでも構いませんのでできればご用意ください。
おっぱいをいじって幸せな気分になろう
お姉さんに催眠をかけてもらってから乳首オナニーを楽しむお話。

「お久しぶり 今日はあなたと気持ちいいこと と~っても気持ちいいこと しましょうね」
お姉さんは甘く穏やかな声の女性。
乳の日にちなんで主人公におっぱいに関するお話をすると
より気持ちいいプレイを楽しむために深い催眠状態へと導き始めます。

本作品はタイトルの通りおっぱいに焦点を当てた内容となっており
催眠誘導後に行うエッチは乳首オナニー一本に絞られています。
すくりぷさんは元々他の作品でも乳首オナニーを取り入れられていたサークルさんなのですが
ここまで乳首に寄った作りをしているのは「ちちのひ」シリーズくらいです。

同人・催眠の両方で乳首開発をテーマにした作品があるように
男性の乳首はいじり続けることで徐々に感度が増していきます。
そういう意味では開発している人の方が楽しみやすいわけですが
本作品ではプレイをしながら暗示を使って乳首の感度を何度も何度も上げてくれますので
むしろ未開発の人の方が快感の変化がより実感しやすい、といったところもあります。
乳首開発に挑戦する第一歩としても割とお薦めできる作品です。

催眠はおよそ17分間。
仰向けに寝転がり目を瞑った状態で、まずは彼女の声を聞きながら体の力を抜いていきます。

「腕と肩を だら~んとすることで とても心が落ち着いてきていますよ」
乳首をいじりながら幸せになることを作品のテーマにしているだけあって
最中のお姉さんの声は常に穏やか。
言葉を区切りながらゆっくりと投げかけられるセリフも柔らかい表現で統一されており
押さえつけられる感じがしない分、なんとなく受け入れやすさがあります。

「私の声がすーっと体の中に染み込む どんどん 染み込む 暖かく包み込まれているような 穏やかで 安心できる」
また彼女は催眠やエッチを進めながらしきりに自分の声に集中するよう呼びかけ
それと同時に暗示を使って声に対して良い印象を抱いてもらえるよう働きかけます。

催眠状態は何か一つのことに集中している状態ですから
それを聴き手に堅苦しさを感じさせない形で伝えているわけです。
といっても音声作品の性質上、聴いていれば自然と集中していくものですし
無理に集中しようとかは考えずに耳を傾けていれば大丈夫です。

「すーっと体が沈んでいくような感覚 意識がすーっと深いところに堕ちていく」
お次は最初の深化として彼女のカウントを聞きながら意識を沈めていきます。
多くの作品にあるような1回ビシッと数えるタイプではなく
短めのカウントを何度も数え、その合間に暗示を入れることで徐々に深めていきます。

すくりぷさんは一時期カウントを一切使わずに催眠を組み立てられていたこともありますし
こういうスタイルでの深化はちょっと珍しいです。
0のタイミングで意識がフッと消える感じがするかもしれません。
このあたりから彼女の言う「幸せな感覚」が心と体に少しずつ広がっていきます。

「さあ 用意していた聖なる紐を 体につけましょう」
「あなたは体を動かしていても 私の声が聴こえると この深い催眠状態を保ったままでいられます」

そして最後は先ほど用意した紐を下乳にくくりつけてから改めて深い催眠へと入っていきます。
ここでも彼女は声を聴くと気持ちいい、幸せになるといった暗示を入れてきます。
催眠状態に漂うことの気持ちよさと声に対する気持ちよさ。
この2つの感覚が合わさって頭の中がぽわぽわするような心地よさを感じました。

技術を駆使して催眠を深めながら声に対するイメージを植えつけるハイレベルな催眠です。
この先のエッチに没頭できる環境を構築することをテーマに
お姉さんは序盤から声に集中し、安らぎや幸せを感じてもらえるよう何度も呼びかけます。

いきなりそう感じてもらうのではなく感覚を徐々にシフトさせながら進めてくれますから
最初は単なる音と認識していた彼女の声に対し
後になるほど「妙に落ち着く」とか違った感覚を抱く人も普通にいるでしょうね。
聴き手をそう思わせるための暗示の表現方法や入れ方が卓越しています。

元々の時間がやや短いため、ここだけで十分な深さにまで入れないかもしれません。
ですがすくりぷさんはエッチをしながら催眠をさらに深める独特のプレイを行うサークルさんです。
本作でもその例に漏れず、プレイが進むほど頭の中がドロドロになるような感覚が強くなります。

まとめると個性があって的確さもある優れた催眠です。
乳首をいじりながらさらに深い催眠の世界へ
エッチシーンは26分ほど。
プレイは乳首オナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りですが射精はしません。

「おっぱいで気持ちよくなりましょうね」
催眠を使って主人公の心を幸せな気分で満たしたお姉さんは
乳首をいじらせながら更なる暗示で心と体を気持ちよくします。

エッチは彼女の声に従いながら自分の乳首を指でいじります。
催眠音声では運動操作の暗示を入れてオナニーそのものを制御する作品もあるのですが
本作品の場合は彼女が乳首の大まかないじり方を指示した後
乳首の感度を高める暗示を断続的に入れてイキやすい環境を整えます。
かなり入念に入れているところを見ると、サークルさんが未開発者でも楽しめる設定にされているようです。

「乳首をこねる指がくるり くるりと回るたび あなたの頭の中も一緒にくるり くるりと回り始めます まるで指で 頭の中をこねこね してるみたい」
そして前項で触れたプレイと並行して行う深化も大きなポイント。
彼女は乳首をいじる軌道や快感を起点にしながら
それを味わうほど更に催眠が深まると暗示を入れていきます。

そもそもある程度の催眠に入っていれば声に対する抵抗心が著しく低下していますし
表現もプレイと絡めているのでとても受け入れやすくなっています。
これによって催眠オナニーにとって重要な「催眠状態を維持しながらプレイする」ことが容易になり
声によって感覚を操作される不思議な体験が味わいやすくなっています。
ニッチなテーマを扱っている作品ですが進め方はかなり大衆向けです。

「紐を両手でゆっくりと持ち上げて おっぱいの表面をなぞるように」
「自分がえっちであることは恥ずかしいことじゃないの むしろ しあわせなこと しあわせを求める為にえっちになるのは当たり前だよね」

プレイが始まってから10分くらい経つと、今度は指ではなく例の紐で乳首をいじるよう言われます。
私は開発済みなので体が軽く跳ねるくらいの気持ちいい電流が走りました。
そしてお姉さんは乳首だけで感じているこちらを見下すことなく受け入れてくれます。
この甘やかしっぷりも幸せな気分でエッチを楽しむのには必要不可欠な要素です。

フィニッシュは彼女が出すトリガーに合わせて連続絶頂をします。
語気が弱めなのでドライの快感はやや小さくなるかもしれません。
私の場合は全身が小刻みに震える感じだったのですが
精神的な充足感がとても大きかったおかげで十分に満足できました。

このように、乳首だけに的を絞った奇抜なエッチが繰り広げられます。
心身が充実する作品
乳首特化による個性だけでなく、催眠音声としても非常にレベルの高い作品です。

「ちちのひ」の名に違わずエッチのすべてを乳首オナニーのみに絞り
いじり方に適度に変化をつけながら段階的に気持ち良さが増すようお姉さんは導きます。
乳首は意識していじらないとその気持ちよさに気づくのは難しいです。
だからこそ彼女はまず十分にいじる時間を用意し、その中で催眠音声らしく暗示を使って感覚を操作します。

未開発の人が一度聴いただけで目覚めることはさすがにないと思うのですが
「いじってみたら結構気持ちよくない?」と思う人もいるはずです。
そんな新しい扉を開くのに十分役立ってくれる作品です。
開発済みの人は言うまでもなくかなり楽しめます。
普段と同じいじり方でも得られる快感が段違いです。

そして乳首オナニーを存分に楽しめる環境作りに催眠の技術を活用しています。
進め方が全体的に丁寧で無理がなく、技術の運用方法も見事と言う他ありません。
乳首で得られる快感以上に脳の心地よさを強く感じるのではないでしょうか。
それはお姉さんの催眠がそれだけ優れていることを表しています。
なんだかんだで催眠重視の内容になっているところにもサークルさんらしさがあります。

「今日 今までの出来事は全く関係ないし 聴き終わってから明日の事も全く関係ないわ この今という時間を 心ゆくまで楽しんで」
個人的にはお姉さん役の月宮さんの演技が非常に印象的でした。
体調を崩されているのか、最近声のお仕事をあまりされていないらしいのですが
ブランクをまったく感じさせない安定した演技をされています。
あまあまな声質も作品のテーマとマッチしていて自然に幸せな気分にさせてくれます。

エッチは隅から隅まで乳首オナニーな潔い構成です。
オナサポとしての色は薄いのであまり堅苦しさを感じずに楽しめるでしょう。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

過去の4作にまったく引けを取らない素晴らしい作品です。
興味を持った方は無料ですので是非ともお試しください。

CV:月宮怜さん
総時間 54:59

すくりぷてっどこねくしょん
http://107baknyuata.blog.2nt.com/blog-entry-187.html

サークル「ftnr×kuroko.ぷろじぇくと」さんの無料の催眠音声作品(全年齢向け)。

サークルさんの活動開始1周年を記念して製作されたこちらの作品は
声質の違う2人の姉妹が交互に、あるいは同時に語りかけながら催眠をかけてくれます。

催眠音声における最初の関門である「催眠に入る」ことをできるだけ多くの人がクリアできるように
事前の準備から最中にかけられる一つ一つの言葉に至るまで
すべての要素が親切丁寧に作られているのが特徴です。

催眠そのものについても比較的誰でも感覚が掴めるものを題材にし
それを2種類の違ったパターンで段階的に実感させながら進めています。
今回はサークルさんが初回用に推奨されているA-typeのレビューをお送りします。
2人の声に包まれながら少しずつ催眠の世界へ
姉と妹の2人から同時に催眠をかけられるお話。

姉「いらっしゃーい …って 何であんたが来たの?!」
姉は穏やかで落ち着いた声のお姉さん。
妹「いらっしゃーい …って 何でおにーちゃんが来たの?!」
妹は素朴で可愛い声の女の子。
2人が勤めている催眠のお店を探し当ててやってきた主人公にちょっぴり驚くと
そのご褒美として心地よい催眠をかけてあげます。

本作品は名作「双子のいいなり」に代表される双子システムが取り入れられており
物語の最初から最後まで2人が交互に、あるいは同時に語りかけながら催眠を行います。
2人の声の担当が別の人なので声質にはっきりとした違いがあり
音の微妙な差や左右に小まめに意識を揺さぶられる感覚が実に心地いいです。
慣れている人なら本格的な催眠が始まる前から頭がぼんやりしてくるのを感じるでしょう。

もう一つの大きな特徴は初心者を強く意識しながら催眠を進めていること。
姉妹は主人公が催眠状態そのものの心地よさを存分に味わえるようにと
最中に鼻が痒くなったら掻いてもいい、催眠が解けそうになったら深呼吸をしてここまでのことを思い出す、など
催眠を開始する前の段階から簡単な心構えを説明してくれます。

こうやって書くと勉強みたいな堅苦しいものに思えるかもしれませんが
実際は催眠を進めながら砕けた口調でちょこちょこ説明する場合が多いです。
催眠誘導の方法そのものを初心者向けにセッティングしている感じです。

また今回紹介するA-type以外にB-typeが用意されているパートもあり
A-typeを聴いてもあまり実感できなかった場合はそちらに差し替える案内がされています。
本当に誰でも催眠を楽しめることを目指した親切設計が魅力です。
聴き手の潜在能力を引き出していく極めて丁寧な催眠
催眠はほぼ全編にあたる8パート76分間。
一番最初の予備暗示パートは本格的な催眠を始める前の準備運動として
自分の心にある無意識を手でこね回すイメージをします。

姉「モヤモヤとした無意識を               両手で       くにくにしてみて       」
妹「               散らばっている無意識を    手のひらで          捏ねてみて」
こんな風に声が被らないよう間をあけながら語りかけてくる姉妹の声を聞きながら
無意識を自分の好きな形で思い描き、パンを作るように動かしてみましょう。
姉妹も無意識の形状を軽い当たりをつける程度の曖昧な表現に留めています。

何のためにやっているかよくわからない行為に見えるでしょうが
これは催眠において重要となるイメージ力や集中力を高めるのが目的と思われます。
また無意識をこね終わった後にそれを姉妹に手渡すシーンがあり
それはこれから行う催眠を受け入れることの証と言えます。
催眠は平たく言うと聴き手の無意識に働きかける行為だからです。
こんな感じで姉妹は催眠を進めながら催眠に入りやすくなる環境を着々と整えていきます。

次のパートから始まる本格的な催眠の手始めは深呼吸。
事前に体の中に溜まっている疲労をこねくり回すイメージをしてから
それらが呼吸に合わせて血管を通って体外に吐き出されていくのを感じます。

姉「息を吸うことで血管の中を酸素が巡っていく 脈に合わせて 酸素が体中を進んでいく」
妹「息を吸うことで酸素が血管の中を巡っていく 理科の教科書で見たような球体が血管の中を進んでいく」
深呼吸も1回ごとにとてもわかりやすい表現を、息が苦しくならないよう間を考えながら言ってくれます。
また直前の疲労をこねくり回すイメージは前パートで行った無意識に対するものと酷似しており
聴き手が経験したものをそのまま活用するわかりやすいアプローチが取られています。
これが本作品を初心者向けと言う大きな理由の一つです。

姉「準備運動って言ったけど まぁ 催眠に慣れてる人はこれだけでも十分 トランス状態になっちゃってるかもね」
妹「ぼーっとしてる状態 そう 今みたいに ちょっとだけ 意識レベルが下がっている状態 これが トランス状態です 正確にはトランスの入り口なんだけどね」
初心者向けなところをもう一つ紹介しますと、姉妹は各パートの冒頭で必ず現在の精神状態を確認します。
こういうインターバル部分がないと自分を省みる機会がないため
聴いている最中に自分がどれくらい催眠に入れているかが認識しにくいものです。
催眠をかけるのは2人ですが催眠状態に入るのは聴き手自身です。
だから心身の感覚を自覚させる時間が適度に設けられています。

心身のリラックスができたところで姉妹はいよいよ暗示を使ってこちらの感覚を操作し始めます。
本作品で扱っている題材は重感と温感。
具体的に言うと体が重くなる感覚や体が温かくなる感覚を楽しみます。
催眠において多くの人が体験しやすい初心者向けの感覚ですね。

姉「関節に錘を付けられたみたいに             重い     沈んでいく   」
妹「                    腕全体が鉛のように   ぐーっと       重い」
いつも以上に重くゆっくりとした口調で左右から交互に聞こえてくる「重い」「沈む」といった暗示によって
体にうまく力が入らない、入れたくなくなる気分が徐々に広がっていくのを感じます。
利き手→反対の手→両足の順に生まれた感覚をコピーしていくだけですから
最初さえうまくいけば徐々に心地よい脱力感が広がっていくのを実感できるでしょう。

続く温感についてもお風呂に入るイメージを使ったごくごく簡単なものです。
特に手のひら、足の裏、お腹のあたりにじんわりとした温かさが感じられました。
姉妹が少し無言になってこの感覚を楽しむ時間が設けられていたりと
あらゆる部分が聴き手に催眠の感覚を掴んでもらうところへ集約しています。
一瞬で催眠状態へと戻る心地よさ
催眠状態特有の感覚をそれなりに味わったところで
最後の仕上げに姉妹は主人公を深い催眠状態へと導き始めます。

姉「更に沈んでいく       そう 奥深くまで         着実に      沈んでいく」
妹「          奥深くまで          止まることなく     緩やかに沈んでいく」
湖や海といった大きな水の中に沈んでいくイメージをしながら2人の暗示に耳を傾けていると
ここまであった重さ、温かさ、心地よさ以外に
頭の中が地面へと吸い寄せられるような不思議な感覚がするかもしれません。
「すーっと落ちる」「ずーんと沈む」と表現される、催眠が深まった時に味わえる感覚です。
姉妹も深化をしながら現在の心と体の状態を確認するセリフを投げかけてくれます。

本作品の深化はこれだけではありません。
一度深い催眠状態に誘導した後わざと一旦覚醒させ
それからとあるキーワードやカウントを使って一気に催眠に入る感覚を味わわせます。
姉妹が作中でも言っている通り、これらを往復することで催眠がより深くなるからです。

ここまで来ると音声を聴く前に比べて催眠に随分慣れているでしょうから
キーワードを聴いた瞬間、体の中心に軽い電流が走るのを感じたり
カウントに合わせて全身が布団に吸い込まれていく感じがする人もいるでしょう。
そして直後に行う再度の脱力シーンで先ほど以上の脱力感や無気力感を感じるはずです。
姉妹は催眠の入り具合によって得られる感覚の違いも教えてくれるわけです。

姉「私が喋る度       私が誘導する度          意識が左右に振られる             」
妹「       私が喋る度          私が誘導する度              意識がぐらぐらしてくる」
それ以外にも2人の声に妙な心地よさを感じるでしょう。
2人を信頼し、様々な技術を受けながら徐々に催眠を深めていった結果
その声だけで自分の心がドロドロに溶かされていく思いがしました。
でもそれは決して嫌な気分じゃなく、むしろとても幸せなものです。
この感覚も催眠音声における醍醐味の一つと言えるでしょう。

このように、とことんまで初心者を意識した極めて丁寧な催眠が繰り広げられています。
超初心者向けの作品
催眠音声初心者から数百本聴いている玄人まで誰でも楽しめる作品です。

催眠音声をまったく聴いたことのない人でも無理なくついていけるように
姉妹は催眠の最初から最後まで常に聴き手に気を配りながら
できるだけ平易なイメージや技術を使って催眠状態を深めます。
この手の作品と言えばListenable pharmacyさんの「Powerful Drug」や「Tablet Case」が有名ですが
「初心者向け」という点で本作品はこれらに勝ると私は考えています。

その理由はイメージとアプローチが極めて初心者向けだからです。

まずイメージはお風呂や湖といった誰にでも想像できるもので統一し
水面の色、周りにいる動物たち、風の強さなど周りの環境までイメージするよう働きかけています。
湖ひとつを取っても地域や季節によって様々な違いがあるわけで
それらをより鮮明にしていったほうが入った感覚や沈んでいく感覚がイメージしやすくなります。
お風呂や湖そのものではなく空間全体を視野に入れているところが新鮮に思えました。

もう一つのアプローチは感覚の吊り上げ方と伝播のさせ方が絶妙です。
具体的な例を挙げると、重感のパートで脱力感を湧き上がらせる際に
姉妹は右手、左手と特定せずわざと利き手が重くなると言っています。
これは利き手の方が普段からよく使っているぶん感覚の変化が掴みやすいからです。
催眠とは直接的に関係の無い、人間が持つ習慣を考慮しながら催眠を組み立てています。

そして反対側の手を脱力する時も利き手の感覚をそのままトレースさせています。
一度得られた感覚を移動させるのは新規に別の感覚を得るよりもずっと簡単です。
「経験」という無意識にある素材をそのまま活用しているからやりやすく感じるのです。
重感と温感はかなりの人が実感できるのではないでしょうか。

姉「ぐるぐる     なんてしないよ  頭の中      真っ白     じゃないよね」
妹「     ぐるぐるなんてしないよ       頭の中は     真っ白じゃないよね」
双子システム特有の左右から繰り出される暗示も一切隙が無く
表現や間が練りに練られたセリフによってとても幸せな気分が味わえます。
姉と妹で暗示の性質が微妙に違うから聴いてて面白味があり
催眠音声としての個性や魅力も十分以上に持っています。

聴いた限りですとA-typeだけでも十分入りやすくなっていますので
よほど被暗示性が低かったり相性の悪い人でもなければB-typeを聴くことにはならないと思います。
ここまで丁寧な作りをしているのに更なる保険を用意しているところも素晴らしいです。

全年齢なのを差し引いてもすべての人に一度は聴いてみて欲しいと言える作品です。
夏にはエロ有りの続編を予定されているようですし
サークルさんの今後のご活躍にも大いに期待したいです。

CV:姉…ftnrさん 妹…kuroko.さん
総時間 A-type…1:27:24 B-type…1:29:37 NG集…4:39 音声の合計時間…2:12:25

ダウンロードはこちら
https://ci-en.dlsite.com/creator/11285/article/539397

瞳を覗けば熔かされる

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。

前作「おゆうぎのじかん」から実に1年7ヶ月ぶりの新作にあたるこちらは

魅力的な瞳を持つお姉さんを見つめたり、逆に見つめられながら催眠へと入り
その後エッチなゲームをしながらマゾへと堕ちる快感を楽しみます。

スライドショーを見ながら音声を聴く非常に珍しいスタイルが特徴で
彼女はしきりに自分の目を見るよう呼びかけながら巧みな暗示を叩き込むことで
こちらの心と体の両方をぐにゃぐにゃの状態へと導いていきます。

エッチも一見簡単そうなのですがM心をくすぐるものばかり。
自分で自分を貶め、彼女の言いなりになっていく気分がたっぷりと味わえます。
瞳を見れば見るほど催眠に落ちていく
お姉さんの催眠でマゾ心を開花させ、彼女の奴隷になるお話。

「こんにちは お兄さん これが何なのか わかった上で観てるんだよね?」
お姉さんは明るくて可愛い声の女の子。
彼女自身の自己紹介などはせずに準備が整っているかを確認すると
主人公に自分の目を見るよう呼びかけます。
chandleman












本作品は音声作品では珍しくMP4形式のファイルになっており
再生すると上の画像のような彼女の姿が映し出されます。
そしてセリフやシーンに応じて8パターンくらいに仕草が変化します。
催眠をかけてくれる術者と実際に対面しているような気分が味わえるわけです。

またタイトルからもなんとなく連想できると思うのですが
本作品は「見る/見られる」ことを強く意識させるシーンが随所に登場します。
催眠中は彼女が何度も紫色の瞳を見つめるように言いますし
エッチに入ると今度は彼女がこちらの痴態を見ていることを何度も言ってきます。
目を瞑って聴くことが当たり前な催眠音声ではまさに異例の作品です。

催眠は58分30秒とかなりの長時間。
まずは彼女のどちらかの瞳をじっと見つめながら声に耳を傾けます。
ちなみに本作品は座った状態で聴くのがデフォルトです。

「私の瞳の奥を覗き込むように じーっと見ていると 瞬きがだんだんと増えてくる」
「瞬きに揺さぶられるように 今度は頭までゆらゆらと揺れ始める」

瞳の不思議な彩りやぼんやりとした声が何やら妙に心地よく
瞼の重さや意識の揺れが割と早い段階から実感できるようになります。

「落ちこぼれの生徒みたいに 内容を理解するどころか 起きているだけで精一杯」
「ぽわーんてしてて ぼーんやりしてて ねむーくって とーっても気持ちいい」

また彼女はストレートに「頭が揺れる」と言うだけでなく
退屈な授業で眠くなったときのイメージを持ち出したり、擬声語を交えたりと
様々な方向から聴き手に感覚を伝える暗示を入れてきます。

相性が悪くてどうにも催眠に入りにくく感じた経験がある人ほど
やりやすさや入りやすさを感じるのではないでしょうか。
今まで数々の名作を世に送り出してきたキャンドルマンさんの実力が
今作でもあらゆるシーンで十分過ぎるほどに発揮されています。
全編を通じて暗示の入れ方や表現力がずば抜けて優れています。

お次は本格的な催眠状態へと入る動作として
お馴染みのカウントを数えるのに合わせて目を閉じ、再度のカウントでもう一段階催眠を深め
それから別のカウントで目を開ける動作を2度繰り返します。
目を閉じるのに合わせて画面もしっかり暗くなります。

「心地よい眠りにすーっと落ちていくような 心の奥底に すーっと降りていくような とーっても気持ちいい 不思議な感覚に沈んでいく」
催眠音声では色んな作品で使われている結構メジャーな手法なのですが
キャンドルマンさんなだけあって内容はとてもとても濃厚。
最初のカウントを数える前にはおよそ3分間にも渡る入念な前暗示を入れ
その後も1回目は体の脱力や温かさを感じさせるもの
2回目は体にエッチな熱を沸きあがらせる類の暗示を囁き声で入れ続けます。

「私が近くにいて 自分のことを見ながら 言葉をかけてくれている そう思うたびに そう感じるたびに なんだか胸のあたりに 不思議な温かさがこみ上げてくる」
ここで個人的に最も印象的だったのが1回目の体を温かくするシーン。
上の暗示を入れられた瞬間、胸のあたりに温かいお湯をかけられたときのような
生ぬるい温もりがぶわーっと湧き上がってきました。

言われた直後に実感できるレベルで感覚が大きく変化するのがとても面白いです。
彼女の催眠にかかり、操られているのを実感できた瞬間です。
脱力についてもうまく力が入らないふにゃふにゃな感覚が全身を覆います。

「性欲と羞恥心が また激しく葛藤を始める どちらも 普通の人にあって当たり前のもの」
「そう 君がマゾだから 屈辱に 堕落に 敗北に快感を覚える 卑しく浅ましい存在だから」

2回目は先に述べた熱以外にマゾ心の活性化にも力を入れており
その際一旦理性を活性化させ、エッチな欲求とせめぎ合わせるアプローチがされています。

理性を持った状態で堕ちたほうが普通に堕ちるよりもずっと背徳的です。
彼女は聴き手がマゾの扉を開き、その魅力の虜になるように
わざとそういったスパイスを用意してくれているわけです。

古典催眠の技法をベースに、濃厚な暗示で的確に誘導していく極めてレベルの高い催眠です。
聴き手のマゾ心を表面化させることを目的に、まずはしっかりと深い催眠状態へと導き
それから感覚を徐々にシフトさせる形で核心へと近づけていきます。
やってること自体は至ってシンプルなのですが、暗示のクオリティが桁外れに優れており
彼女に言われたとおりの感覚を実感する人が続出するでしょう。
私も催眠が持つ可能性の素晴らしさを改めて思い知らされました。

テーマとして掲げている「見る/見られる」ことについても
序盤は古典催眠では定番の凝視法を取り入れていますし
その後は瞳を見ることによる集中力の強化や
逆に見られる恥ずかしさによる感度の上昇へと繋げています。
イレギュラーなタイプだからこそ、彼女の存在をすごく近くに感じられました。

まとめると、言葉にできないほどの素晴らしさを持っている催眠です。
暗示の内容的に催眠に不慣れな方でも楽しめると思います。
マゾの世界へ少しずつ引きずり込んでいくエッチ
エッチシーンは36分30秒ほど。
プレイは玉揉み、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「私と精気をかけて ゲームをしない?」
催眠を使って主人公のマゾ気質を強化したお姉さんは
とある3つのエッチなゲームを提案し
それに1つでも勝ったらマゾ心を解消してあげるが
負けた場合は生死に影響を与えないレベルで精気をいただくと言います。

エッチは彼女の提案した3つ(厳密には4つ)のゲームをこなします。
催眠誘導の最後で目を開ける指示が出されるため
常に目を開けたままプレイに取り組むところが少し珍しいですが
かなり入念な催眠を施されていること、ゲーム中も暗示を入れ続けてくれることから
途中で催眠状態が解ける人はそこまでいないと思います。

最初に行うのは「握っちゃダメゲーム」。
名前の通り彼女が10カウントを数える間におちんちんを握らなければ勝ちです。
普通の精神状態なら誰でもクリアできる至って簡単な試練ですね。

しかし彼女は当然のようにカウントの合間に暗示を叩き込むことで
こちらがそれを達成できないような心理状態へと追い込みます。
シンプルながらも催眠らしさが非常に濃いプレイと言えます。

「握りたい気持ちが強くなるほど だんだんと指先の感覚が曖昧になっていく」
「舐め溶かすように指が絡みついて 内側にあるかたーい意思が やわらかーく くにゃくにゃとろとろに溶かされていく」

このゲームのポイントは「おちんちんさえ握らなければOK」なこと。
そのルールを見据えて彼女はまず気持ちが高まる暗示を入れ
それから太もも→金玉の順に優しく撫でる指示を与えます。

暗示ですから催眠に入っていればそれを拒むのはなかなかに困難です。
最後の10カウントで握った瞬間、生暖かい快感が全身に広がるのを感じました。

本作品のエッチは彼女が少しずつ上位の快感を与えるシーンが多く
わざと甘美な快楽を少しだけ与え、より多くを求めたくなるよう自然に心を誘導します。
最終的な決定権を聴き手に委ねているからこそ余計に悪辣に思えます。
サークルさんの過去作「Parasite ~寄生概念~」に似た部分を持っています。

彼女のスタイルが最も色濃く出ているのが2番目の「センズリ猿ゲーム」。
10カウント以内にオナニーを始めなければ勝ちの、これまた単純なゲームです。

「頑張るねぇ それじゃ1回だけ見逃してあげる」
彼女はわざと指定した回数だけおちんちんをしごくことを許し
それによってもっとしごきたくなる欲求を嫌と言うほどに刺激します。
ここまでずっと物理的な責めをしてこなかっただけに
1回擦った瞬間、えもいえない幸せな快感が湧き上がるはずです。
彼女は一見簡単そうなゲームをとても難しいものにすることに成功しています。

残り2つのゲームは言うまでも無くより大きな快感を孕んだプレイです。
快楽に溺れ、彼女のペットに成り下がるのを実感しながら射精する。
Mな人ならたまらない魅惑のひと時が味わえるでしょう。

このように、催眠の技術を使って上手に心を折るプレイが繰り広げられます。
Mであるほど楽しめる作品
催眠・エッチいずれもこの上なく洗練されている名作です。

お姉さんによる濃厚できめ細かな催眠で少しずつ心と体を侵され
気づいたときには自分ではどうしようもないほどまでに主導権を握られてしまいます。
催眠の後に続くエッチもその事実を実感させながら行われていくため
自分が調教され、彼女の言いなりに成り下がった気分がたっぷりと味わえます。

この作品の最も恐ろしいところは
彼女が何をしてくるのかがわかりきっているにも関わらず
それを回避したり乗り越えるのが非常に困難
なことです。

彼女は聴き手が絶対にそうならざるを得ない状況になるように
しかも自分からそう願いたくなるように様々な暗示を駆使して誘導し続けます。
そのキーとなる暗示の表現力がまさに芸術レベルとしか言いようがありません。
まるでサークルさん自身がこのプレイを実際に体験し
得られた諸々の感覚をそのまま言葉にしたかのような的確さを持っています。

聴いてる最中はそのあまりの素晴らしさに魂が震える思いがしました。
こんな体験ができる作品なんてそうそうありません。
キャンドルマンさんだからこそ形にできた作品と言えます。

催眠は処女作「催眠メルトダウン」で使われていた技法を一部取り入れながら
作品のテーマである「視線」を強烈に印象付けてきます。
エッチの内容も考えると、サークルさんがこの作品に原点回帰の思いを込めているのかもしれません。
しかし過去作で培われてきた技術をふんだんに用いているだけあって
催眠に入りやすく、感覚を操作される気分がとても味わいやすくなっています。

エッチはM向けではありますが変態と言うほどではありません。
聴き手の中に潜むマゾ心を吊り上げ、それを的確に膨らませていきます。
堕落する精神的な快楽がオナニーの快感を大きく助け
最後に訪れる射精の快感を普段よりもずっと質の高いものへと押し上げています。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

目を開けたまま聴く奇抜なスタイルによる個性のみならず
純粋な催眠音声としても極めて高い領域にある珠玉の作品です。
価格も2時間で1500円なら別段高いと言うほどでもありません。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは3本目の満点とさせていただきました。

CV:桃華れんさん
総時間 本編…1:43:01 解除…19:31

オススメ度

■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

2016年1月3日追記
昨年12月に画質を改良したバージョンがサークルさんのサイトに掲載されています。
購入者のみがわかるパスワードが必要となります。
http://candlemanhypnosis.blog16.fc2.com/blog-entry-34.html


2022年1月17日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/87548431.html

サークル「催眠日記」さんの無料の催眠音声作品(全年齢向け)。

無料では「ヒプノリモコン」以来1年1ヶ月ぶりの新作となるこちらは
眠りの精を名乗る優しい声の女の子が安眠へと導いてくれます。

「催眠に入る気持よさを味わいながら眠ってもらう」ことをテーマに
いきなり眠らせるのではなくゆっくりと確実に催眠状態を深めながら
心地いい気分や幸せな気分をたっぷりと味わわせてくれます。



眠りの精が作り出す落ち着いた雰囲気に浸りながら
眠りの精の催眠を聴きながら眠るお話。

「初めまして 私は眠りの精 いきなりでごめんね」
眠りの精は温かくて可愛い声の女の子。
これから寝ようとしている主人公に
より良い睡眠を提供するための催眠をかけてあげます。

本作品は全年齢向け、かつ安眠特化なだけあって
ほぼ全編を催眠誘導に費やし、その中でのんびりとした会話を挟みながら
様々な技術を使って段階的にリラックスや催眠の感覚を強めていってくれます。

催眠日記さんは催眠音声のお手本とも言えるくらいにどの作品もレベルが高く
とりわけ初心者に対する配慮を意識しながら催眠をかけてくれるサークルさんです。
今作も催眠音声を聴く際の心構えを優しく教えてくれるシーンがいくつもありますから
催眠に不慣れな人にも自信を持ってお薦めします。

「こうすると 私の声がよりいっそう強く聞こえると思う まるで私がすぐそばにいるみたいに」
本作品のもう一つの特徴は
眠りの精が催眠の最中ほぼずっと耳元で囁きかけてくれることです。
その耳に障らないレベルの柔らかい声がとても心地よく
作品の最終目的となる安眠がしやすい雰囲気を作り上げています。
技術で無理矢理眠らせるのではなく聴き手が眠りたくなるよう導いてくれます。



あらゆるところまで目の行き届いたきめ細かい催眠
催眠はおよそ30分間。
まずは自分の好きなペースで深呼吸をしたり脱力しながらリラックスします。

「特に無理やり意識する必要はないから ただ 力が抜けていく そう考えることに意味があるの」
眠りの精はどのシーンにおいても聴き手がそれらを無理なく行えるように
十分な時間を割いてどんな風に聴けばいいかを丁寧に教えてくれます。

催眠音声では「~してください」と言われる作品をそれなりに見かけますが
本作ではそういった表現はまったくと言っていいほど使われておらず
「無理しなくていいよ」とか「好きにやっていいよ」など
聴き手にある程度の自由を与えながら催眠を進めています。
この全編を通じて感じられる緩さがテーマの安眠とすごくマッチしています。

「あなたは余計なこと気にする必要ないよ ただ私の声を聞いているだけでいいから あなたは声を聞いているだけでいいから」
また彼女は催眠を進めながらあまりくどさを感じないレベルで
自分の声に耳を傾けるよう呼びかけてきます。
催眠にうまく入るためには彼女の声に集中することが一番の近道です。
そのことを「声を聞くだけでいい」と容易に感じるような表現で教えてくれます。

「足首のちから 膝の力 ふとももの力が あなたの足先から 呼吸するたび 抜けていく 自然と抜けていく」
肝心の催眠についても脱力を促すシーンでは
キーとなる「力が抜ける」を様々なセリフに数多く織り交ぜながら
同時に部位を指定することで意識的に脱力感を強めてくれます。

やってること自体はカウントを刻みながら脱力していくシンプルなものなのですが
その前後の暗示が非常に重厚かつ強力なおかげで
タイミングに合わせてなぜか力が入らないとか、頭がぼんやりするといった
催眠の初期に生まれる感覚が比較的鮮明に味わえます。

特に最後に行う頭の脱力では軽くストンと落ちる不思議な感覚がするでしょう。
催眠に入る感覚、漂う感覚、深まる感覚を楽しみながら聴くことができます。

「一つ 一つと階段を降りている 心の階段を一つ降りるたびに あなたの催眠の深度はより深くなり より気持ちのいい場所へさらに降りて行くことができるの」
催眠に軽く入った後に行う深化シーンの最初は
自分が長い階段を上から下へ降りていくイメージをします。

催眠音声ではもはや定番とも言える手法なのですが
事前にしっかり暗示を入れて十分過ぎるほどに感覚を馴染ませてから
最後にとどめのカウント+追い込み暗示で一気に落としてくれることもあり
私の場合は特に頭が強烈に重くなる感覚が味わえました。
カウントの数え方や追い込み暗示の入れ方もスピーディーで隙がなく
まさに階段を駆け下りるような急激な催眠の深まりを感じることができます。

「あなたの心と頭に幸福が満ちていく まるで温かい太陽に照らされているように 幸せな光を浴びているみたいに とても とても満ち足りていく」
そして最後の最後により良い気分で眠れるよう幸せな気分を増幅させていきます。
事前に自分が実際に幸せに感じるシチュをイメージさせたり
数回に分けてカウントを刻みながら気持ちを膨らませていくなど
ここでも催眠に不慣れな人でもついていけるような配慮が随所に見られます。

「幸せが全身を覆う感覚」を言葉で表現するのはなかなか難しいのですが
映画を観ている最中、とあるシーンに感動して全身が熱くなったり震えたことはないでしょうか?
それに似たような感覚が私にはありました。
全身を気持ちのいい痺れが駆け巡るなんとも不思議で心地よい感覚です。

このように、誰にでも楽しめるゆったりとした寛げる催眠が繰り広げられます。



催眠を楽しみながら眠れる作品
催眠に関する様々な感覚を味わわせてくれる良作です。

聴き手を縛り付けないよう考え抜かれたセリフや暗示の数々
事前の説明や事後の確認に力を入れている初心者に親しみやすい進め方
そして眠りの精が持つ柔らかい雰囲気や温かい声など
様々な要素が聴き手が自然にリラックスし、眠れる環境づくりへと集約しています。

おかげで作品としての統一感、テーマと催眠技術の融和性がしっかりしており
聴いていてすごく催眠に入りやすく、漂いやすい気分がします。
催眠音声を聴き始めた人、聴いてるけどいまいち実感できていない人でも
いつもとはちょっぴり違った妙に心地よい感覚が味わえると思います。

「落ちて 頭の力が抜けて 思考の力が抜けて あなたは 催眠の世界へ入っていく」
本作品の面白いところは安眠をテーマに掲げているにも関わらず
終盤のシーンに至るまで敢えて眠くなる暗示を入れずに
まずは催眠が深まる感覚をしっかりと楽しませようとしている
ことです。

この作品以外にも安眠系の作品は結構ありますが
それらは催眠を深めながら直接的、あるいは間接的に眠くなる暗示を入れて
聴き手がそのまま寝落ちするよう誘導するケースが多いです。
具体的には布団の温かさを感じさせるとか、眠ったときの感覚を呼び起こすとかです。

ですがこの作品はまず古典系のしっかりとした技術で催眠を段階的に深め
それと平行して「気持よくなる」「頭が真っ白になる」「幸せになる」など
眠るのに適した精神状態を作り上げることに注力しています。
そして最後の最後にカウントを使ってようやく眠らせます。

だから催眠に入ったこと、入っていることを聴き手が実感しやすいわけです。
これが私が本作品を初心者に強く薦める大きな理由です。
眠れるし催眠の経験にもプラスに働く作品だなと。

実用的でありサークルさんらしさも感じられるハイレベルな作品です。
誰でも聴ける内容、さらには無料と人を選ぶ要素がまったくありません。
ですから気になった方は属性や性別を問わず是非お試しください。

CV:三森愛乃さん
総時間 32:48

音催眠日記
http://432hypno.blog.2nt.com/blog-entry-75.html

サークル「催眠日記」さんの無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、自分の気持ちを素直に伝えられないツンデレな女の子が
催眠を使って心を掴みながらエッチなオナニーをさせます。

全体の半分以上にも及ぶ長い時間をかける催眠誘導や
エッチに入っても暗示を使って体や心を制御する、といったいように
催眠に不慣れな人でもその感覚が味わいやすい作りが魅力です。



ツンデレ少女の一風変わった想いの伝え方
ツンデレな女の子に催眠をかけられ、その後オナニーするお話。

「あっ おかえりなさいっ」
女の子は明るくて元気な声の女の子。
主人公の帰りを密かにずっと待っていた彼女は
たまたまテレビで観た催眠術の相手をするようお願いします。

「…べっ 別に あなたが帰ってくるのをずーっと待ってたわけじゃないんだから」
本作品はタイトルにあるように彼女のツンデレっぷりが一つの特徴です。
冒頭で交わされるちょっとした会話にも、彼女の素直になれない性格が滲み出ています。
といっても催眠中はそこまでツンデレをアピールしてきませんので
一般的な催眠音声にちょっぴりそういう要素が加わった作品と思ってください。
最初から言ってしまうとかなりレベルの高い作品です。

催眠はおよそ27分30秒間。
軽く深呼吸をしてから体をいくつかのパーツに分け
最初は下から上へ、次は上から下へと脱力していきます。

「あなたの足先を意識して? 足先の力が 抜けていく」
「もし できなくても 私の言葉を聞いているだけで 力が抜けていく」

それぞれの部位に対して意識的に多く「抜けていく」を交えた暗示を聴いていると
だんだん体に力が入らなくなってくるのを実感するでしょう。
冒頭ではハイテンションだった女の子の声もここでは一気に穏やかになり
聴き手が自然に脱力できるよう何度も何度も働きかけてくれます。

「あなたは今 自分の力が抜けているのを 感じることができるね? そして それを感じれば感じるほど 催眠に入っていけるから」
また彼女は時折脱力を中断し
聴き手に現在の感覚を確認させるようなセリフを投げかけます。
これによって先ほどと今の感覚の違いを聴き手自身が把握できるわけです。

催眠に入っていく感覚を聴き手に実感させながら進めているのがいいですね。
催眠音声を聴き始めたばかりの人でも楽しみやすくなっています。

「あなたは ずーっとこのままでいたいかもしれないけど 私の言う通りにしたら もっと もっと 深く入れるようになれるから 気持ちよくなれるから」
十分にリラックスできた後は催眠状態を更に深めます。
短めのカウントで半覚醒、その後キーワードに合わせて催眠に戻る
この動作を何度も何度も繰り返します。

最初の時点では「少し眠いかな?」くらいに思っていたのが
後になると何も考えられなくなるほど頭がとろとろになります。
彼女が作中で言っている通り、重力がなくなったかのようなふわふわとした感覚です。
事前の準備が非常にしっかりしてますから、がっつり落ちる感覚が味わえるでしょうね。

「両腕が下りていくにつれて あなたも どんどん深く入っていく 私の言葉を 受け入れていく」
そして最後は目の前に全身が映るくらいの大きな鏡をイメージし
催眠の入り具合を確認するために腕を持ち上げたり下ろしたりします。
彼女の声に合わせて腕が自然と持ち上がるかは人それぞれでしょうが
腕が上に引っ張られるような感覚は割と実感できると思います。

体が勝手に動くタイプの暗示は比較的ハードルが低いですし
初心者をある程度意識した確認方法と言えます。

分割弛緩法、沈黙法、揺さぶり法など古典催眠の王道的な技法を使った堅実な催眠です。
それぞれのシーンにおいて何をするかをきちんと定め
「力が抜ける」「深く落ちる」などの暗示を何度も入れて確実に催眠状態を強めてくれます。
時間に余裕があることもあり、全体的にかなりゆっくりとしたペースで行ってくれますので
心に余裕を持ちながら段階的に催眠に入っていくのが実感できます。

この催眠の最も優れている部分は前暗示の重厚さです。
彼女は何かをする際に必ず長めの時間を取って
これから何をするのか、それによって聴き手にどういう感覚が生まれるのか
そしてどういったことをイメージすればいいのかを本当にわかりやすく教えてくれます。

聴き手としては彼女が何を求めているのかがわかりやすく
その結果心が通じ合い、お互いの信頼関係が強化されます。
彼女としても自分の意図したとおりの結果が得られる=催眠がはかどる、と
双方にとって良い結果を生み出す材料になっています。
おかげで聴いていてとてもやりやすく感じました。

簡単に言えば誰にでも楽しめる懇切丁寧な催眠です。
初心者にも胸を張ってお薦めします。



鏡の自分を自分に重ね合わせながら
エッチシーンは16分ほど。
プレイはオナニー、亀頭責めです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「鏡の中のあなたが ズボンを脱ぎはじめました ゆっくりと しかし 確実に ズボンを脱いでいます」
催眠を使って主人公の心と体をコントロールできるようになった女の子は
鏡に映った彼の服を脱がし、おちんちんを刺激させ始めます。

エッチは催眠音声らしく終始彼女の指示に従いながら行います。
催眠音声のエッチは感度を上げてからプレイをするケースが多いのですが
本作品では序盤からオナニーを始め
その後体の行動を制御する類の暗示を入れながら射精へと導きます。

催眠誘導の最後に腕を動かすシーンがあるのはこのための練習です。
そしてうまくいけば自分の意思に反して手が勝手に動く不思議な体験ができます。

「左手は空中に止まったまま 右手はゆっくりと降下をし始め あなたのおちんちんを ゆっくりと握りました」
「唾を塗りたくった左手を 鏡の中のあなたは おちんちんの前に 持って行きました」

具体的なプレイの様子はと言うと、彼女は主人公自身ではなく
鏡に映った彼の体が動く様子を描く形で暗示を入れてきます。
「~しなさい」みたいに直接命令するタイプではないので嫌な感じがせず
それでいてなんとなくその通りにしなければならない気分が湧いてきます。
うまく口では言えないのですが、本当にそう思えてくるのが面白いところです。

「あなたは 上下にしごけばしごくほど 深く催眠に入っていきます」
さらに彼女はプレイをしながらもっと催眠が深くなるよう働きかけてもきます。
これのおかげで催眠状態を維持しやすく
頭はトロトロ、股間はビクビクと2つの気持ちよさを同時に味わえます。
腕を中心に体を動かすことを考えて、解けないようにしてくれているのが素晴らしいです。

そして一番最後に射精の瞬間を迎えるわけですが
ここではとあるキーワードに合わせて何度も射精を促されます。
連続射精を扱う作品は非常に少ないですから
そういうプレイに興味のある方は是非挑戦してみてください。

普通の人は気持ちが十分に高まったタイミングで1回出せば十分でしょう。
オナニーする時間が長めですし、後半では感度の上がる暗示も入れてくれます。
ですから1発だけでもいつもよりずっと気持ちいい射精感が味わえるはずです。

このように、他人に体を操られながらオナニーする変わったプレイが繰り広げられます。



催眠の醍醐味が凝縮されている作品
催眠をしっかりかけ、催眠状態でしかできないエッチを行う。
催眠という特殊な精神状態を心身両面で楽しめる作品です。

プレイの内容を考えていつもよりも入念に催眠を深めてくれます。
段階的に落としてくるタイプなので、人によっては実感しにくいかもしれませんが
ふとした瞬間に自分の心と体の状況を確認してみると
普段よりもずっとリラックスしていたり、妙な熱さに包まれているのがわかります。
催眠特有の感覚を多くの人が体験できるのではないでしょうか。

私も途中は寝落ちしそうになるほど意識が薄くなり、体が重くなりましたし
エッチの最後も突き抜けるような大きな快感を味わうことができました。
催眠状態での射精は明らかに違うものがあります。
これを味わってみたい人には特に聴いてみてほしいです。

催眠は古典系の催眠をかける数多くのサークルさんの中でもずば抜けて優れています。
催眠の進め方、暗示の質と量、セリフの表現方法など
あらゆる部分が練り込まれていてまったく隙がありません。
聴いてみると「なんとなくやりやすいな」と思う程度なのですが
その「なんとなく」を引き出すための様々な工夫がされています。

エッチは催眠の気分を味わってもらうためにかなりシンプルにしています。
それでも心身の変化を感じながら行うわけですから十分楽しめます。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

サークルさんの他作品と同様に催眠をたっぷり楽しめるハイレベルな作品です。
催眠の丁寧さとセルフスタイルのエッチから初心者に強くお薦めします。

CV:口谷亜夜さん
総時間 47:25

音催眠日記
http://432hypno.blog.2nt.com/blog-entry-23.html

妹催眠2-Little Sister Hypnosis-

サークル「Es_Lab」さんの催眠音声作品。

今からおよそ2年前に発売された「妹催眠」の続編にあたる本作品は
お兄ちゃんに密かな恋心を抱く妹が、幸せたっぷりなあまあまの催眠をかけてくれます。

声を聴いてるだけでも活力が湧いてくる妹のキャラ
体を十分にほぐしてから心を段階的に落してくれる綿密な催眠
王道的なプレイとアブノーマルなものを併せ持つ個性的なエッチなど
作品に込められている様々な要素が絶大な幸福感を与えてくれます。

今回はサークルさんが初回に推奨されているエフェクト無しVerでのレビューとなります。



催眠でお兄ちゃんをモノにしちゃおう
妹に催眠をかけられて気持ちよくなるお話。

「こんな時間にどうしたの? お兄ちゃん」
妹は明るくて可愛い声の女の子。
自分の部屋へ突然やってきたお兄ちゃんに
最近勉強している催眠術の実験台になるようお願いします。

本作品は彼に密かな想いを抱く彼女がその願望を叶えるために
自分のことを好きになる催眠をかける、というのが大まかな内容です。
2とあるように続編的な位置づけなのですが、聴いてなくもまったく問題ありません。
以前彼女が彼に催眠をかけたことがある背景があるのみです。

またEs_Labさんと言えば「朝倉催眠診療所」シリーズに見られるように
割と変態的なシチュやプレイを好まれるサークルさんなのですが
今回はそういった要素もほぼなくストレートに愛してくれますので
属性を問わずに楽しめるとっつきやすさを持っています。

「催眠術の勉強して お兄ちゃんを私のものにっ! な~んて夢にも思ってないから安心して」
そして何より本作品の一番の特徴は妹そのものにあります。
明るい声、人懐っこい口調、純真な性格など様々な魅力を持っており
それらが催眠にとって大切な信頼関係の構築を大いに助けています。

最初のやり取りを聴いただけでも心が和んだりホッとするでしょうね。
堅苦しさを感じず自然に催眠に入りやすい環境を整えてくれます。



妹に密着されながら催眠の世界へ
催眠は3パート27分30秒ほど。
最初はベッドに座った状態で簡単なストレッチを行います。

「お腹ちょっとぷるぷるした …うっ 運動不足じゃないからねっ」
それぞれの運動を2セットずつゆっくりと行っていく最中
妹はお兄ちゃんの背中に抱き着き
右の耳元で語り掛けながら自分も一緒に行います。
おかげでやらされている感じがなく楽しい気分で取り組めるでしょう。
ストレッチ自体も自然なリラックスをするのに大いに役立ちます。

「ほら 手の温かさが 腕に広がっていくね」
ストレッチの最後にその成果を確認するシーンがあるのですが
特にお腹のあたりにもやもやとした温かさが感じられました。
実際に体を動かすわけですから、被暗示性に関係なく多くの人が実感できると思います。

十分にリラックスできた後は目を瞑り
暗闇の中にロウソクの炎が揺らめいているのをイメージします。

「目の前に近づいた炎を見ていると 眉間のあたりから 温かさがじんわりと広がって すごくリラックスしてくる」
「その炎を見てると 眉間がじんわり温かくなって なんだか頭がぼーっとしてくる」

短めのカウントに合わせて炎を消す→再び灯す、を何度も繰り返す中
彼女が段階的に暗示の内容をシフトさせていくのがいいですね。
先ほどのストレッチで得られた温かさをそのまま利用し
さらにロウソクの炎と意識をリンクさせながら催眠を確実に深めてくれます。
私は3回目くらいで一気に頭が重たくなったり意識がぐらぐらと揺れる感じがしました。

そして最後はこの後行うエッチを存分に楽しむために
彼女の声を聞くと幸せになる暗示に耳を傾けます。

「お兄ちゃんの心から 寂しさがすーっと消えていき 幸せな気持ちがじんわり溢れてくる」
途中で彼女が定めるキーワードを聴いていると
胸のあたりにお湯が湧き出てきたような温かさを感じるでしょう。
それは彼女の言葉に無意識がうまく反応しているからです。
彼女に心を操られているのが実感しやすいシーンと言えます。

体の脱力、心の脱力、深化を順を追って行うシンプルながらも奥深い催眠です。

パートごとにやることを明確に定め、それぞれを本当に丁寧に行ってくれます。
過去作でもそうでしたが事前のストレッチをしっかり行うからリラックスしやすいですし
その後の誘導や深化も誰にでもわかるイメージを使って徐々に催眠を深めます。
中盤以降は体がまったく動かせなくなるほどの強烈な催眠の感覚が得られました。
今まで聴いてきた作品の中でもかなり強力な部類に属すると言えます。

そして常に耳元から聞こえる妹の声もとてもリアルで温もりが伝わってきます。
サークルさんが肉親同士にある心の近さ、一体感に力を入れながら
催眠を組み立てられているように思えます。
その甲斐もあって催眠中はずっと幸せな気分に浸ることができました。

技巧面を見るとサークルさんの中では比較的シンプルな内容です。
しかし感覚やイメージの絡め方が絶妙でまったく隙がありません。
シンプルだからこそ細かいところまで練りに練られています。
そのあまりに洗練された作りに何度も唸りました。

まとめると初心者にも取り組みやすくがっつり入れるハイレベルな催眠です。



自分の太ももを足に見立てながら
エッチシーンは2パート33分間。
プレイは耳舐め、乳首オナニー、疑似足コキです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「これから私と気持ちいいこと いっぱいしようね お兄ちゃん」
お兄ちゃんを深い深い催眠状態に導くことに成功した妹は
日頃抱いていた願望を叶えるためにエッチなご奉仕を始めます。

プレイは最初のパートが耳舐め+乳首オナニーでのドライ絶頂
次が疑似足コキによるウェット(ノーハンドの射精)となります。
ウェットを目指す作品自体はそこそこあるのですが
本作品のプレイはガチに射精させようとしてくる本格的なものです。

「ほら 耳が性感帯になったみたいに 舐められるたび 体がビクビクしちゃう」
最初に登場するドライパートはバイノーラルの特徴を活かして
妹が左右個別、あるいは同時に舐めながら暗示を使って気持ちを高めます。
本作品のエッチは耳舐めのボリュームが半端なく多く
調べたところ30分近くも断続的に耳を舐め続けてくれます。
エッチの総時間が33分ですからほとんど舐めてるってことですね。

ちゅぱ音も最初はゆっくりだけど水分高め、後になるほどハイペースといったように
全体的にかなりエッチな雰囲気の音で統一されています。
ある程度固めて舐めてから同じくらいのボリュームの暗示を入れてきますので
催眠状態をしっかりと維持しながらエッチな気分を高めることができます。

「いいよ 乳首いじって気持ちよくなってるお兄ちゃん とっても素敵」
また妹は耳を舐められ乳首オナニーまでしている情けないお兄ちゃんを
貶すどころかむしろ励まし、更には自分も喘ぎ声を漏らして興奮を促します。
このあまあまラブラブっぷりによる幸福感も
ドライを目指すにあたってきっといい方向に作用するでしょう。

続く2番目のパートはとある方法を使って自分のおちんちんを刺激しながら
それを妹の足に見立てて射精感を高めていきます。
具体的な方法は敢えて伏せますが、特殊な道具を使うわけではありません。

「いいよ イキたかったらイってもいいし まだ我慢できるなら我慢してもいいよ でもね 射精だけは絶対できない」
ここではやや特殊な射精方法なのを踏まえて
妹がかなり焦らしながらプレイを進めてくれます。
足で踏まれながら可愛い声で「変態」と言われるシチュや
終盤に行われるカウントを使った寸止めはちょっぴり辛いかもしれません。

ですが彼女自身は今までと同じくとっても優しい声で接してくれます。
射精をするためにはある程度の刺激が必要になりますから
そのためにわざと意地悪をしている、といったところでしょうか。
今まで通り幸せを感じながら股間に熱が蓄積されていくでしょう。
射精の瞬間も可愛いイキ声でばっちりサポートしてくれます。

このように、王道的なプレイとイレギュラーなプレイを織り交ぜたエッチが繰り広げられます。



隅から隅まであまあまな作品
絶大なレベルの幸福感を長時間に渡って味わえる名作です。

作品全体を包み込む妹のあまあまなキャラと
温かさや幸せな気持ちを増幅させる催眠が心をとてつもなく温めてくれます。
そしてエッチも密着感を大事にしながら一緒に気持ちよくなります。
すべてのシーンを2人で協力しながら行うスタンスが自然な信頼関係を生み出し
その結果彼女に言われた通り幸せな気分に浸れるのです。
サークルさんがテーマとされているイチャラブっぷりが物語の至る所に滲み出ています。

聴いている最中はもちろん、この記事を書いている今も
胸のあたりが冬とは思えないほどぽかぽかと温かく感じます。
「あぁ この作品を聴いてよかった」と心の底から思いました。
聴き手にそう思わせるための雰囲気作りがずば抜けて優れています。

「お兄ちゃんは 私のこと好き? 私は お兄ちゃんのこと大好きだよ」
そのすべての源はやはり妹にあります。
彼女の気さくな態度、飾らない性格が自然に心を解きほぐし
催眠にとって大事な要素となるリラックス感を生み出します。

催眠は技術を使ってそれこそ理詰めで誘導する部分もあるのですが
それが上手くいくための下地作りも非常に大事です。
個性を持たせながら全編に渡りそれをさらりとやってのけているところも
本作品を名作と呼ぶにふさわしい理由と言えます。

…何やら「雰囲気がいいよ」みたいなことばかり言ってしまっていますが
技術面も相当に優れています。
私は作品を聴き終えた段階で疑問点や問題点を一度洗い出すのですが
本作品には特に指摘するところがありません。
催眠への入りやすさもかなりのものです。

さらにエッチの後半を始めるにあたって一度再深化してくれます。
元々かなりの深さに入れるのであまりかけ直す必要を感じないのですが
できるだけ多くの人がプレイを満喫できるようにと
サークルさんがきっちり催眠状態を維持できる環境を整えてくれています。
まさに痒いところに手が届く催眠を施してくれます。

エッチは後半のプレイが1回目だとさすがに射精は難しそうなのですが
数回やればイケるだろうと思えるくらいに股間が熱く盛り上がりました。
ここ最近の作品のように特殊なアイテムを用意する必要もありませんし
違ったスタイルのオナニーとして十分有りじゃないかなと。
他の催眠音声と比べてかなりエロ要素が濃いのもポイントです。
ちゅぱ音多め、淫語それなり、喘ぎ声そこそこです。

総合的に見て、様々な部分が優れているパーフェクトな作品と判断しました。
妹に優しく愛されるシチュですからどんな属性の人でも大丈夫。
心が渇いている人、荒んでいる人が聴けばきっと力が湧いてくるでしょう。

CV:いちるさん
総時間 1:13:05


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

2021年7月5日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/86212995.html

Listenable pharmacyさんで配布されている無料の催眠音声作品。

2014年の最後を飾る今回の作品は
お姉さんの入念な催眠で深い催眠状態に入ってから
乳首やおちんちんをいじって大きな快感に酔いしれます。

「Powerful Drug」と同じく初心者をかなり意識した作りをしており
音声を聴く際の心構えや最中のセリフの細かい表現方法など
聴き手のことを第一に考えた親切さが催眠への入りやすさを感じさせてくれます。



すべてを許容し受け入れる大らかな催眠
お姉さんに催眠をかけてもらってからオナニーを楽しむお話。

「リラックスするために ちょっと 肩や首をほぐしてみましょう」
お姉さんはややトーンの低い穏やかな声の女性。
最初に2分ほど作品を聴く際の心得などを説明してから
催眠に深く入るための準備を始めます。

催眠は5パート31分ほど。
最初はリラックスと被暗示性のテストを兼ねて腕を前ならえのように伸ばし
それから目を瞑って別の両腕をイメージします。
ちなみに本作品は仰向けに寝るのではなく座った状態で聴きます。

「閉じられた瞼の向こう側で イメージの両腕が あなたの本当の両腕を 左右に開いていく」
彼女の声に従って架空の腕が本物の腕を押し広げるイメージをしていると
腕の内側にプルプルするような圧迫感があるかもしれません。
彼女も「外へ」「開く」を何度も言ってそうなるように後押ししてくれます。

「たとえ開かなかったとしても あなたは自分の体がしっかり制御できる 素晴らしい素質を持っています」
催眠に不慣れだったり被暗示性の低い人はそうならない場合もあるでしょう。
でも彼女はそういう人を決して見捨てたりせず
むしろこの先の催眠でそれが有利に働くことを説明して励ましてくれます。
こんな感じで彼女は聴き手のすべてを受け入れながら催眠を進めています。

お次はお馴染みの深呼吸や全身の脱力をしてさらにリラックスします。
深呼吸は一緒に呼吸をしながら心身をスポンジに例えてイメージしやすくし
脱力は体を上から下、下から上と何度も往復するように言われた部位に意識を向けます。

「(目を閉じるのを)我慢すればするほど 目を閉じた時に気持ちよく ふかーい催眠状態に入っていくことができます」
深呼吸の最後の方でしばらく瞼を閉じるのを我慢させるシーンがあり
十分にリラックスしていた場合はきっと瞼がとても重く感じるでしょう。
そして彼女の合図に合わせて目を閉じた瞬間
文字通り高いところから飛び降りているような落下感が全身を襲います。
いわゆる「催眠に入る」感覚を実感しやすいシーンと言えます。

軽く催眠に入った後はその状態をより強めるために
カウントを交えながら目を覚ました状態と催眠状態を何度も往復します。
直前に催眠に入る感覚を体験しているだけに
2つの状態に明らかな違いがあるのを実感しやすいのではないでしょうか。

「さっきまでの深い催眠状態を思い出します 思い出すとともに ゆっくり感覚が蘇ってきます」
それを後押しするかのように
彼女は先ほど味わった感覚を反射的に呼び起こすようなアプローチをしてくれます。
無意識を有効活用した実に催眠らしいセリフですね。

「その幸せな感覚に浸るだけがすべて その気持ちいい感覚に沈むことだけがすべて」
そして最後の最後は今まで培ってきた心地よい感覚にどっぷり浸ります。
この時点で相当頭はぼんやり、体はぐったりしてるでしょうから
彼女の「ゆらゆら」の声に合わせて体が勝手に左右に動くかもしれません。
意識はあるのだけど眠っている最中のように気持ちいい
そんな催眠特有の感覚が心と体を癒してくれます。

大まかな進め方は古典催眠、細かい言い回しやアプローチは現代催眠を意識した
ハイブリッドなタイプの催眠です。

冒頭の諸注意やストレッチで心と体の凝りをほぐしてから
パートごとに明確な目的を定めて段階的に催眠を深めてくれます。
作りがオーソドックスなのに加えて進め方が非常に丁寧ですし
多くの人が取り組みやすいと感じることでしょう。

深呼吸をしてから分割弛緩→揺さぶり→イメージ誘導へと繋ぐ展開は
他の催眠音声でもそれなりに見かける比較的ありふれたものです。
しかし個々の進め方や暗示の入れ方・内容はオリジナリティに溢れています。
ですから多くの作品を聴いてきた強者でもきっと新鮮味を感じながら聴けます。

「自然にかるーく 目を開けていてください …はい よろしいですか?」
そしてお姉さんのセリフが実際に対面しているかのように生き生きとしています。
催眠音声はシステムの関係上一方的に話しかけるスタンスになることから
文語的と言いますか、余計に感じるセリフを省く傾向が見られます。
しかし催眠は基本的に被験者と催眠者が面と向かって行うものです。
その雰囲気、つまり彼女が目の前にいる感じをセリフで見事に醸し出しています。

催眠にがっつり入れるし面白さもある極めてハイレベルな催眠です。



集中しているからこそ得られる一段上の快感
エッチシーンは3パート18分間。
プレイは乳首オナニーとオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「気持ちいいことがすべて 気持ちいいことだけに集中すればするほど 催眠が深くなり 快感が研ぎ澄まされていきます」
入念な催眠によって主人公を深い催眠状態へと導いたお姉さんは
暗示を使って気持ちを高めながら彼にオナニーするよう指示します。

エッチは最初に感度を高めてから乳首→おちんちんの順にいじります。
時間が短いためそこまで凝ったプレイを行うわけではありませんが
催眠が深ければ深いほどいつもとはまったく違った快感が味わえます。

「ほら あなたの中にどんどん どんどん 溜まってきた快感が 今溢れ出してきます」
一番最初の感度上昇はストレートな淫語を敢えて言わずに
彼女が暗示の力だけで心身にエッチな火照りを与えます。
さすがにフル勃起するほどまでは興奮できないかもしれませんが
股間に先ほどとは違った熱が湧きあがるのを感じる人は結構いるはずです。

その後に行われるプレイも催眠を非常に重視したものばかり。
ここでは冒頭でイメージしたもう一つの両手を再度登場させ
聴き手にリアル/イメージどちらの手で刺激してもよいと選択権を与えています。
上手くいった人もしくはドライでイケる人はイメージ
腕が動かなかった人やセルフが好きな人はリアルに刺激を与えるのがいいでしょう。

「乳首気持ちいい 前立腺がゾクゾクする 脳がどんどん快感を受け入れて ただそれだけに集中する」
もちろんプレイの最中も感覚支配の暗示でより気持ちを高めてくれます。
乳首未開発の人はそう感じるかわかりませんが
私は乳首に軽く指を触れただけでピリッとした気持ちよさが全身を駆け巡りました。
ここまでの準備の甲斐あって時間の割にはかなりの満足感が得られます。

「(初めて勃起したときの事を)思い出すと あなたのおちんちんは その時の快感を思い出します」
一番最後のオナニーはこちらの自由におちんちんをしごきながら
自分が初めてオナニーした時の様子をイメージします。

男性ならいくつになっても初射精の体験を鮮明に覚えているのではないでしょうか。
その時味わった新鮮で強烈な快感を思い起こしながらオナニーすることで
いつもとは違った充実した快感が得られるに違いありません。
私も脳にモヤモヤ、股間にピリピリとした十分な気持ちよさが味わえました。

このように、無意識の力を活かして気持ちを高めるハイセンスなプレイが繰り広げられます。



催眠の楽しさを教えてくれる作品
「Powerful Drug」よりもさらに洗練されている印象を受けた初心者向けの名作です。

聴き手を常に気遣いながらゆっくりと丁寧に進めてくれる催眠
催眠状態下で発揮される集中力を上手に活用したコンパクトなエッチ
いずれも催眠音声としてこの上なく優れており
催眠の経験が浅い人でもリラックスや感覚の変化を体感しやすいと思います。
私も聴いている時間があっという間に感じられるほど音声に集中できました。

今回は「イメージの力」をテーマにイメージによる感覚の変化に挑戦されています。
こう言われると難しく感じるかもしれませんが、やってる事は至ってシンプル。
ただ彼女の声に従って聴き進めているだけで不思議な感覚が勝手に湧いてきます。
要所で何をすれば、何を考えればいいのかをきっちり教えてくれますから
妙に落ち着くとか、やりやすいといった安心感を覚えるでしょう。

「あなたが望むなら あなたは自分の頭の中を 真っ白にすることができるでしょう」
それはお姉さんが聴き手に適度に委ねながら催眠を進めているからです。
催眠と言うと彼女の言った通りに体を操られるようなイメージを抱きがちですが
本来は被験者の無意識に眠っている力を活性化させる行為に過ぎません。
本作品を通じて催眠という行為のあり方を改めて思い知らされました。

催眠は双子シリーズに比べると奇抜さに欠けるものの
作者さんらしい独特なアプローチが個性を生み出しています。
1本目として聴いてもおそらく大丈夫でしょう。

エッチは暗示による感覚の変化を感じさせながら気持ちよくなります。
捉え方によってセルフ/ドライどちらとも取れるプレイですから
皆さんのお好きなスタイルで取り組んでみてください。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠音声を知るすべての人に一度は聴いてみて欲しい作品です。
序盤のシーンが特に優れていて思わず涙がこぼれるほどに感動しました。
まだ聴いたことのない方は是非お試しください。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 1:08:51

Listenable pharmacy
http://www.nct9.ne.jp/d3online/
(画面左側、上から6番目の「Tablet Case」が本作品になります)

見習いサンタからのクリスマスプレゼントfor men

サークル「Tuberose kiss」さんの無料の催眠音声作品。

本日紹介するこちらの作品は、現在修行中の見習いサンタのお姉さんが
クリスマスに催眠とエッチなサービスをプレゼントしてくれます。
オーソドックスながらも冬の寒い日にちなんだ温かさを重点的に感じさせる催眠
大人な主人公にぴったりなおもちゃを使ったプレイなど
テーマ色を出しながらしっかり催眠オナニーを楽しませてくれる作りが魅力です。

合計3名の声優さんが思い思いの演技をされているのもポイント。
好みの声優さんを選ぶのもいいですし、全部を聴き比べるのもいいでしょう。
今回は最も時間の長い綾瀬桂吾さんのバージョンを紹介します。



一緒の布団で温まりながら催眠の世界へ
見習いサンタに催眠を扱ったクリスマスプレゼントをもらうお話。

「メリークリスマース! …って あら? 折角プレゼント持ってきたのに まだ寝てないの?」
見習いサンタは明るく可愛い声の女の子。
子供ではなく大人な主人公にプレゼントを渡しにやってきた彼女は
その儀式を正しく行うために彼を催眠を使って眠らせようとします。

「んー… 悪いんだけど ちょっと眠ってくれない? あっ フリだけでいいのよ フリだけで」
今回お相手を務める見習いサンタは結構ハイテンションなノリの軽いキャラ。
初対面の主人公に対してもかなり砕けた口調で親しげに語り掛けます。
何かをする際に「んしょ」とか「よいしょ」と軽い掛け声を出すのも可愛らしいです。

聴き始めた時は「催眠にやや不向きな声かな?」とも思ったのですが
催眠が始まるときちんとリラックスできる落ち着いた声に変化します。

催眠はおよそ24分間。
最初の5分間は彼女の「すってー はいてー」の声に合わせて深呼吸をします。

「体中に新鮮な酸素が行き渡って血行が良くなる 血行が良くなると手足の指先からじんわりとした温かさを感じるようになる」
「温かさが心地よくてぼぉーっとしてくる 体中がぽかぽかして気持ちがいい」

深呼吸の最中に時々彼女が声をかけてくるシーンがあるのですが
上のセリフのように主に体の温かさに意識を向けるアプローチがされています。

寒い季節であることや、直前に彼女がこちらの布団に潜り込み
温かそうに寛ぐシーンがあるのも手伝って
聴き進めていくうちにだんだんと手足の先がじんわりするのを感じるでしょう。
ストレートにクリスマスのイメージを絡めるのではなく
その時期の雰囲気を盛り込んだ催眠を行ってくれます。

「温まった指先の体温が血管を通って じーんわりと手のひら 肘、二の腕を通って肩の方まで広がっていくのを感じる」
お次は体を右腕、左腕、右脚、左脚、胴体の5つのパーツに分けて
それぞれに更なる温かさを感じさせながら脱力を促します。

先ほど生まれた感覚を流用するから温かさが実感しやすいですし
どのパーツも意図的に暗示の言い回しを同じにして
頭を空っぽにしたまま声に集中できるようにしてくれています。
私は言われた部位がリアルタイムではなく1つ遅れたタイミングで
温かさが少しずつ広がり、その後妙に体が重くなるのを感じました。

「ただぼぉーっとしながら沈んでいく 沈めば沈むほど体の力は抜けて 力が抜けるほど意識は深く沈んでいく」
そして最後は「沈む」を意識的に多く織り交ぜたセリフで更に催眠状態を深めます。
深呼吸と脱力におよそ20分もの時間を費やしたこともあって
心も体も十分に暗示を受け入れやすいリラックス状態になっていると思います。

そんな中彼女の声を聴いていると
布団に自分の体が吸い込まれていくような感覚がするかもしれません。
すとーんと落ちるのではなくずぶずぶと沈む形で催眠に入ることになるでしょう。

プレゼントあげるために眠らせることを目的に掲げ
分割弛緩法を中心にしっかり催眠を深めてくれる安定感のある催眠です。
やること自体が至ってシンプル、かつ体を動かすシーンも一切ありませんし
寝たまま声を聴いているだけで勝手に体がぽかぽかしたり意識がぼんやりしてきます。

リラックス重視の内容ですから途中で寝落ちする人もきっといるでしょうね。
それくらいにとても落ち着いた気分で気持ちよく取り組むことができます。

カウントなど明確なトリガーが無いことから「深化がやや弱いかな?」とも思ったのですが
実はエッチの序盤に催眠に入る感覚がガッツリ味わえるシーンが用意されています。
そういった2段構えの体勢にも、より多くの聴き手に催眠を楽しんでほしいという
作者さんのきめ細かな心遣いを感じます。

季節モノとしての面白さもありますし、初心者にも自信をもってお薦めします。



大人のおもちゃで快感の世界へ
エッチシーンは25分ほど。
プレイはローター責め、乳首舐め、オナホコキです。

ローター責めの時に控えめなボリュームの振動音
オナホコキではくちゅ音が鳴ります。(効果音無しも選択可能)
セルフはありません。

「それじゃ 今からいい事して遊ぼっか」
丁寧な催眠によって主人公を深い催眠状態へと導いた見習いサンタは
プレゼントの大人のおもちゃの使い方を教えると称して彼を責め始めます。

エッチは彼女に2種類の器具を使って全身を責められます。
最終的には3個以上のローターとオナホを同時に使う結構ハードなプレイなのですが
彼女の声が相変わらず明るいことや、プレイのレベルを段階的に上げる流れから
ノーマル~ややM向けの雰囲気に留まっています。

一番最初に登場するのはローター責め。
その独特の鈍い音を響かせながら首、鎖骨、乳首、そして股間に
序盤はパジャマやパンツ越しに、しばらくすると直接押し当てます。

ローター音のボリュームが小さいと思う方がいるかもしれませんが
作者さんが催眠状態の維持にやや不適な音と判断し、わざとそうされたのでしょう。
私もこれくらいのボリュームが丁度いいと思います。

「乳首 気持ちいいよね ローターの振動を感じる度に ゾクゾク快感が込み上がってくるの 乳首が気持ちいい 気持ちいい」
そしてバックでローター音を鳴らしながら
見習いサンタは感覚操作の暗示を使って気持ちよさをダイレクトに心に刻み付けます。
乳首は開発度合いで感度に大きな差が出るためその効果は保証できかねますが
妙に熱さが集まってくる、みたいな感覚の変化は比較的掴み取りやすいと思います。

「乳首と会陰に与えられている振動が急激に強くなる 強制的に快感が高められて抑えきれなくなる」
中盤で登場する会陰責めも珍しくて面白いプレイです。
(会陰…おちんちんの付け根と肛門の間あたりのこと)
会陰オナニー経験済みな私は声に合わせて会陰のあたりがきゅんきゅんしました。
男性の場合前立腺に近いのもあって、軽く圧迫するだけでも結構気持ちよくなれます。

「全身へ広がった快感が膨らんで高まって また頭の中は快感でいっぱい 全身が快感で満たされる 気持ちがいい」
一番盛り上がるのはもちろん最後のオナホコキシーン。
中に触手がたっぷり詰まっている特注オナホと刺激を強めたローターの振動
さらにやや語気を強めた見習いサンタの声が一体となって心と体を責め立てます。

彼女が意図的にエッチな声に変えてこないからこそ
暗示だけで感覚を操られる気分がかなり味わいやすくなっています。
射精の直前に来るような、体の中から熱いものがせり上がってくる感覚でした。
じっくり時間をかけて気持ちを高めてくれますし、比較的ドライは狙いやすいと思います。

このように、大人のおもちゃを使った催眠重視のプレイが繰り広げられます。



体の熱さを感じやすい作品
催眠音声ではあまり見かけない季節ネタを絡めたドライ系の良作です。

見習いサンタというクリスマスならではのキャラを使って雰囲気を出しながら
サークルさんらしい古典系のしっかりした催眠をかけてくれます。
こういう系統の作品だと無理矢理クリスマスネタを当てはめる場合もあるのですが
催眠音声にとって大事な「しっかり落とし、気持ちよくする」ことを守りながら
作品を組み立てているところに大きな感銘を受けました。

エッチは子供へのプレゼント=おもちゃを大人に当てはめ
それらを前面に押し出しプレイの様子を描きながらしっかり暗示を入れてくれます。
催眠パートで温かさを重点的に伝えてくれることもあって
それがそのままエッチな熱へと変わっていくのが感じられました。
プレイについてもローター責めや会陰責めで十分な個性を打ち出しています。
くちゅ音そこそこ、淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

作品を聴き終えた直後の最初の感想は「作りがえらく丁寧だなぁ」でした。
記事を書くにあたって付属の台本を読んでみたら
「深呼吸の吸う息の間隔を4秒、吐く息は6秒にする」とまできちんと書かれています。

なんで吐く時の方が長いのかを説明すると脱線するので省略しますが
そういったかなり細かい部分にまで気を配りながら作品が作られています。
そしてそのすべてが理に適っているからこそ催眠に入りやすく感じるのです。

季節ネタだからといって手を抜いている部分は一切ありません。
ガチで催眠に入れるし気持ちよくなれるハイレベルな作品です。
若干過ぎてしまいましたが寒い時期ならいつでも楽しめますので是非一度お試しください。

CV:綾瀬桂吾さん、三森愛乃さん、ふくぱんさん
総時間 綾瀬さんver…1:00:46 三森さんver…50:51 ふくぱんさんver…56:40

あのん・Lyricism・
http://anosis.blog.fc2.com/blog-entry-80.html
女性向けもあります
http://anosis.blog.fc2.com/blog-entry-78.html

Hypno parallel room~ヒプノパラレルルーム~

サークル「HypnoLifeforMEN」さんの催眠音声作品。

今年に入って4作目と精力的に活動されている同サークルさんの今回の作品は
現実とは違う不思議な世界に住むお姉さんに導かれて心身をリフレッシュします。
仮想世界での出来事を想定してイメージを作品の根幹に置き
聴き手がイメージしやすい環境を整えながらゆっくりと作品の世界に引き込んでくれます。

催眠音声ではあまり見かけない被暗示性のテストなども行ってくれますから
催眠に不慣れだったり自分の被暗示性を確かめたい人に特に向いています。



現実と虚構の狭間にある不思議な世界で
お姉さんに催眠をかけてもらってから一緒に気持ちよくなるお話。

「お目覚めですか? 急に起き上がらない方がいいと思いますよ」
お姉さんは可愛くてお淑やかな声の女性。
彼女の住む不思議な世界へと迷い込んできた主人公に対して
現在の状況やここがどんな場所なのかを説明してあげます。

本作品の舞台は彼女曰く「現実世界と虚構の世界の狭間にある空間」。
普通はたどり着くことのできない場所なのですが
仕事のストレスなど心身に何らかの問題を抱えている場合に迷い込んでしまうそうです。
そして今回の主人公はそれだけでなく性的な欲求も溜まっているため
それを開放するために彼女が催眠でリラックスさせてから相手をしてくれます。

催眠は3パート33分ほど。
まずは被暗示性のチェックとして2つの洗面器のような容器をイメージします。

「じわじわ じわじわと 左手が どんどん温かく 温かくなっていく」
「冷たい 冷たい 呼吸するたびに どんどん右手が冷えて 冷えて じんじん 痺れて 感覚がなくなっていく」

左の容器には温かいお湯、右は冷たい氷水が入っており
それぞれに手を浸しながら彼女に言われた通りの感覚をイメージしてみてください。
左手の方が妙に温かくなったような感覚を受けるでしょう。
今のような寒い時期だとジンジンとした痺れも感じるかもしれません。

イメージすれば感覚が変わることを聴き手に実感させることで
催眠をより受け入れやすい環境を作り上げてくれるわけです。
もちろん左手が全然温かくならなかったとしても気にすることはありません。
彼女の声に従って何かを実践するだけでも催眠にとってはプラスに働きます。

被暗示性チェックの直後に7分にも渡って全身のストレッチをするなど
催眠を本格的に行う前の下準備を入念に行ってくれるのが本作品の大きな特徴です。
催眠音声初心者をかなり意識した進め方ですね。

本格的な導入と深化はおよそ20分間。
目を瞑って呼吸に意識を向けながら彼女の声に耳を傾けます。

「ふわり ふわり ゆら ゆら 体が軽くなって 風船のように そのまま浮かんでいきそうなイメージ」
体の下の方から爽やかな風が通り過ぎるのをイメージしながら
心と体の両方の力をさらに抜いていきましょう。
被暗示性チェックやストレッチで体の方は適度にほぐれているでしょうから
その心地よさも手伝って頭の中がぼんやりする感覚が強くなってきます。

「ふわり」「ゆらゆら」などの擬態語を使ってセリフにリズムを作り上げているのもポイント。
彼女の声そのものに対しても気持ちよさを感じさせながら
この先の暗示をより受け入れやすくする準備を進めてくれています。

「深く 深く 深く 深く 入っていく 入っていく 入っていく」
「ゆらゆら ゆらゆら 自然に どんどん 深く入っていく」

そして最後はお馴染みのカウントを数えながら
「深い」「沈む」などの暗示を何度も何度も重ねてさらに深い催眠状態へと導きます。
数回に分けて段階的に進めてくれるタイプなので一気に落ちる感じはしにくいのですが
底なし沼にずぶずぶと飲み込まれていくような不思議な感覚が味わえます。
特に頭が後になるほど猛烈に重たく感じるようになるでしょう。

事前の準備で十分なリラックスと彼女との信頼関係を築いてから
主にイメージを絡めた暗示で少しずつ催眠を深めてくれる堅実な催眠です。
一番最初に催眠を行う目的や動機づけをはっきりとさせ
それから催眠とはどんなものかを実際に体験してもらう時間を設けるなど
聴き手にできるだけ催眠を楽しんでもらおうとする心遣いに溢れています。

他の作品の場合、本催眠がイメージ誘導のみだとパワー不足に感じるものなのですが
本作品に関してはこの入念な準備のおかげで割とあっさり催眠に入れます。
体を動かしたくなくなり、意識がぼやける感覚が少しずつ自然に広がっていきます。
初心者でも日常生活とは違った感覚を味わいやすいと思います。



エッチな音をたっぷり聴かせてくれるエッチ
エッチシーンは3パート合わせておよそ35分。
プレイはオナニー、キス、乳首舐め、性器の擦りあわせ、SEX(騎乗位)です。

性器を擦りあわせる時とSEXの際にリアルな効果音が鳴ります。(無しも選択可)
セルフ指示がありますが射精は行いません。

「それでは あなたの望みを 叶えさせていただきます」
丁寧な催眠で主人公を自分の声の虜にしたお姉さんは
彼の欲求不満を解消するために布団をはだけてその裸体を眺め始めます。

エッチは最初に暗示で感度を上昇させてから
オナニーを絡めたドライ連続絶頂や彼女とのSEXをします。
ちなみに本編は連続絶頂まででSEXはオプション扱いになっています。
(なぜオプションなのかは作中で彼女が教えてくれます)

「ぞくぞく ぞくぞく 頬が熱くなる 体が熱くなる 甘い 甘い熱に侵され いやらしいことしか考えられない」
一番最初の感度上昇パートは彼女の視線を感じながら
暗示を聴いて全身に少しずつエッチな熱を広げていきます。

彼女が敢えてストレートな淫語を使ってこないのでエロさはそれほどでもないのですが
催眠パートとはまったく違った力強い声とちょっとしたトリガーを聴いていると
私のように自然と勃起してくる不思議な体験をする人もいるでしょう。
トリガーに合わせて勝手におちんちんがピクピク反応することもありました。
エッチの下準備をしながら催眠の入り具合も確認できる面白いシーンです。

「私の声で 硬く勃起してしまった 恥ずかしい場所を 自分の好きなように 好きなだけいじって 感じてる顔を見せてください」
その後に行われる本格的なエッチは彼女に股を開いておちんちんを見せつけながら
自分の好きな強さ、好きなペースでオナニーを楽しみます。

ここでは先ほどまでの暗示重視だった展開とは打って変わって
彼女がキスや乳首舐めをしながらちゅぱ音をたっぷり聴かせてくれるのがいいですね。
上品さを漂わせながらもねっとりとした音が自然な興奮を誘ってくれます。
淫語を意識的に減らしているハンデをこちらで見事に補っています。

「脳が 快感で埋め尽くされる 体中が 快感で満たされる 快感でとろける とろとろにとろける」
そして途中で彼女にオナニーを停止する指示を受けてから
最後はお互いの性器を擦りあわせるプレイでドライ絶頂を目指します。
セルフで物理的な刺激を与えてからドライに移行する流れには疑問を感じるのですが
軽い連続絶頂を促すタイプである分、不慣れな人でも狙いやすいと思います。

このように、催眠と純粋なエッチの要素を併せ持つ濃密なエッチが繰り広げられます。



イメージの力を思い知らされる作品
仮想的な世界という素材を意識してイメージを大事にしながら
主に催眠的な感覚を楽しませてくれる作品です。

一番最初の被暗示性テストから始まり、催眠誘導やエッチにおいても
お姉さんは常にイメージすることの大切さやその効果を教えてくれます。
そういう意味では聴き手の素養に左右されそうな内容なのですが
イメージ力を膨らませるための準備やサポートを彼女がしっかりしてくれますし
イメージする内容もわかりやすいものばかりが選ばれています。
だから少なくとも何をすればいいのかがわからなくなることは無いと言えます。

中でも被暗示性のテストとストレッチのパートが非常に印象的でした。
正反対の感覚を交互に入れてその違いを実感させながら
「私も催眠にかかることができるのか!」という自信をつけさせてくれます。
ストレッチもただ単に体を伸ばすだけでなくヨガのポーズを取り入れたりと
聴き手が効果的にリラックスできるような工夫がされています。

そういった催眠誘導でのきめ細かさが光る作品なのですが
後半のエッチはやや残念と言いますか、消化不良に感じます。
先ほど触れた途中までセルフなのにドライ絶頂するのがその最たるところです。

催眠の内容が初心者向けであることを考えても
比較的簡単に催眠オナニーを楽しめるセルフでのフィニッシュが妥当です。
すぐ後にドライ絶頂できる挿入パートが控えているなら尚更です。
射精してからドライに持って行くのは難しいと考えたのかもしれませんが
挿入パートはオプション扱いですから聴かない選択も可能です。

「私もっ イきますね んっ イクっ はうぅぅぅん」
ちなみにSEXは誓いのキスを交わしてからゆっくりと挿入し
ピストンをしながらお姉さんのエロ可愛い喘ぎ声が聴ける愛に溢れたプレイです。
割とオーソドックスですが要所できっちり感度が上がる暗示を入れてくれますし
絶頂のトリガーもカウントなのでドライ絶頂しやすいと言えます。
ちゅぱ音それなり、くちゅ音とそこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

首をひねる部分もありますが、催眠音声として優れたものを持っている作品です。
無料系をある程度聴き終えて有料にも挑戦してみようと思っている方や
ある程度聴いたけど自分の被暗示性に疑問を抱いている人などに特にお薦めします。

CV:分倍河原シホ(彩瀬ゆり)さん
総時間 共通パート…1:08:06 挿入パート…13:23


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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